JPH10218631A - ガラス物品の徐冷方法及びその装置 - Google Patents
ガラス物品の徐冷方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH10218631A JPH10218631A JP9019170A JP1917097A JPH10218631A JP H10218631 A JPH10218631 A JP H10218631A JP 9019170 A JP9019170 A JP 9019170A JP 1917097 A JP1917097 A JP 1917097A JP H10218631 A JPH10218631 A JP H10218631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mesh
- glass article
- mesh belt
- fine mesh
- fine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B25/00—Annealing glass products
- C03B25/04—Annealing glass products in a continuous way
- C03B25/06—Annealing glass products in a continuous way with horizontal displacement of the glass products
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B27/00—Tempering or quenching glass products
- C03B27/004—Tempering or quenching glass products by bringing the hot glass product in contact with a solid cooling surface, e.g. sand grains
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B25/00—Annealing glass products
- C03B25/04—Annealing glass products in a continuous way
- C03B25/06—Annealing glass products in a continuous way with horizontal displacement of the glass products
- C03B25/08—Annealing glass products in a continuous way with horizontal displacement of the glass products of glass sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B29/00—Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins
- C03B29/04—Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a continuous way
- C03B29/06—Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a continuous way with horizontal displacement of the products
- C03B29/08—Glass sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B35/00—Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
- C03B35/04—Transporting of hot hollow or semi-hollow glass products
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B35/00—Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
- C03B35/14—Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/50—Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
- Y02P40/57—Improving the yield, e-g- reduction of reject rates
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】徐冷するガラス物品を徐冷炉のメッシュベルト
に載置するときの衝撃傷を防止する。 【解決手段】徐冷炉のメッシュベルト1に、耐熱金属線
を編網した弾力性と通気性を有するファインメッシュ2
を、メッシュベルトの進行方向に列状にかつその幅方向
に所定の間隔をおいて複数列取付け固定する。また、ロ
ール10に凹溝を設けて、ファインメッシュがロールと
接触しないようにする。
に載置するときの衝撃傷を防止する。 【解決手段】徐冷炉のメッシュベルト1に、耐熱金属線
を編網した弾力性と通気性を有するファインメッシュ2
を、メッシュベルトの進行方向に列状にかつその幅方向
に所定の間隔をおいて複数列取付け固定する。また、ロ
ール10に凹溝を設けて、ファインメッシュがロールと
接触しないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温ガラス物品を
通気性を有する金属線メッシュベルトのコンベヤにより
徐冷炉内を移送させて徐冷するガラス物品の徐冷に関す
る。詳しくはガラス物品を金属線メッシュベルトに載置
する際に、金属材との接触により生じる高温ガラス物品
の熱的要因に基づく傷、及びガラス物品をメッシュベル
ト上に載せるときの衝撃と徐冷炉内を通過する際に生じ
る微振動等の機械的要因による傷の発生を防止するガラ
ス物品の徐冷に関する。
通気性を有する金属線メッシュベルトのコンベヤにより
徐冷炉内を移送させて徐冷するガラス物品の徐冷に関す
る。詳しくはガラス物品を金属線メッシュベルトに載置
する際に、金属材との接触により生じる高温ガラス物品
の熱的要因に基づく傷、及びガラス物品をメッシュベル
ト上に載せるときの衝撃と徐冷炉内を通過する際に生じ
る微振動等の機械的要因による傷の発生を防止するガラ
ス物品の徐冷に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に溶融ガラスから成形されたガラス
物品は、その冷却過程で生じた応力を緩和するために徐
冷炉を用いて徐冷し、常温又は室温まで冷却される。こ
の徐冷炉では、ガラス物品を連続して炉内を通過させる
ため、金属線のメッシュベルトコンベヤが用いられてい
る。このメッシュベルトは、ガラス物品の重さ及び搬送
時の張力に耐えられる機械的強度を満足するように、通
常太さ2.0〜4.0mmの耐熱金属線を編んだ金網で
構成されている。
物品は、その冷却過程で生じた応力を緩和するために徐
冷炉を用いて徐冷し、常温又は室温まで冷却される。こ
の徐冷炉では、ガラス物品を連続して炉内を通過させる
ため、金属線のメッシュベルトコンベヤが用いられてい
る。このメッシュベルトは、ガラス物品の重さ及び搬送
時の張力に耐えられる機械的強度を満足するように、通
常太さ2.0〜4.0mmの耐熱金属線を編んだ金網で
構成されている。
【0003】このようなメッシュベルトの上に高温ガラ
ス物品を載せると、金属線との温度差による傷や両者が
接触するときの機械衝撃による傷をガラス物品のメッシ
ュベルトとの接触面に発生させたり、金属線の錆がこの
接触面に付着したりする。ガラス表面に傷を発生させる
要素として、これ以外にも徐冷炉内の移動中に生じるメ
ッシュベルトの振動がある。このような傷を有するガラ
ス物品は、傷を除去するための研磨工程の負担が非常に
大きくなり、生産効率上、好ましくない。
ス物品を載せると、金属線との温度差による傷や両者が
接触するときの機械衝撃による傷をガラス物品のメッシ
ュベルトとの接触面に発生させたり、金属線の錆がこの
接触面に付着したりする。ガラス表面に傷を発生させる
要素として、これ以外にも徐冷炉内の移動中に生じるメ
ッシュベルトの振動がある。このような傷を有するガラ
ス物品は、傷を除去するための研磨工程の負担が非常に
大きくなり、生産効率上、好ましくない。
【0004】前述のガラス物品の傷を防止する手段とし
て、メッシュベルト上に高温ガラス物品を載せる敷台を
設ける方法も知られている(例えば特開昭55−327
73)。しかし、この方法では、大量に連続してガラス
物品を製造する設備においては、この敷台の供給、回収
のために多大な負担が強いられる。すなわち、この作業
を機械的に行う場合には、複雑な敷台の供給、回収設備
が必要となり、人手で行う場合は、多大な労力を準備す
る必要が生じる。
て、メッシュベルト上に高温ガラス物品を載せる敷台を
設ける方法も知られている(例えば特開昭55−327
73)。しかし、この方法では、大量に連続してガラス
物品を製造する設備においては、この敷台の供給、回収
のために多大な負担が強いられる。すなわち、この作業
を機械的に行う場合には、複雑な敷台の供給、回収設備
が必要となり、人手で行う場合は、多大な労力を準備す
る必要が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術ではどうしても避けられないかかるガラス物品のメ
ッシュベルトとの温度差から生じる傷、及び機械衝撃も
しくは振動による傷を軽減もしくは解消し、これら傷を
除去するために行う研磨工程の負担を軽減できるガラス
物品の徐冷方法を提供することである。
技術ではどうしても避けられないかかるガラス物品のメ
ッシュベルトとの温度差から生じる傷、及び機械衝撃も
しくは振動による傷を軽減もしくは解消し、これら傷を
除去するために行う研磨工程の負担を軽減できるガラス
物品の徐冷方法を提供することである。
【0006】本発明の他の目的は、ガラス物品に傷を生
じさせずに載置できる乗載部をメッシュベルト上に確保
し、かつシンプルで長期間の継続使用に耐えられる徐冷
装置を提供することである。
じさせずに載置できる乗載部をメッシュベルト上に確保
し、かつシンプルで長期間の継続使用に耐えられる徐冷
装置を提供することである。
【0007】
【発明を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、徐冷炉内に張架したコンベヤ用メッシュ
ベルトに装着されたファインメッシュ上に、平面部又は
わずかに凸状もしくは凹状の曲面部を有するガラス物品
を、前記平面部又は曲面部を下方向に向けた状態で載置
し、徐冷炉内を通過させ徐冷することを特徴とするガラ
ス物品の徐冷方法を提供する。
成するために、徐冷炉内に張架したコンベヤ用メッシュ
ベルトに装着されたファインメッシュ上に、平面部又は
わずかに凸状もしくは凹状の曲面部を有するガラス物品
を、前記平面部又は曲面部を下方向に向けた状態で載置
し、徐冷炉内を通過させ徐冷することを特徴とするガラ
ス物品の徐冷方法を提供する。
【0008】本発明の他の特徴は、徐冷中のガラス物品
を熱的及び物理的に安定して保持できる通気性のファイ
ンメッシュを提供するものであり、該ファインメッシュ
をガラス物品を載せるときの衝撃を吸収できる弾力性を
有する耐熱金属線の編網体で形成することである。
を熱的及び物理的に安定して保持できる通気性のファイ
ンメッシュを提供するものであり、該ファインメッシュ
をガラス物品を載せるときの衝撃を吸収できる弾力性を
有する耐熱金属線の編網体で形成することである。
【0009】さらに、本発明は、このファインメッシュ
の少なくともガラス物品と接触する表面部を、ガラス物
品を載せるときの衝撃を吸収できる弾力性を有し、かつ
徐冷炉内の高温雰囲気中での劣化に耐えられる太さ0.
2〜0.6mmの耐熱金属単線、又は太さ0.2mmよ
り細い耐熱金属単線を数本撚った複線を、5〜20メッ
シュに編みこんだ金網で構成し、ガラス物品を熱的にも
機械的にも優しい状態で保持し徐冷することを特徴とす
るガラス物品の徐冷方法を提供する。
の少なくともガラス物品と接触する表面部を、ガラス物
品を載せるときの衝撃を吸収できる弾力性を有し、かつ
徐冷炉内の高温雰囲気中での劣化に耐えられる太さ0.
2〜0.6mmの耐熱金属単線、又は太さ0.2mmよ
り細い耐熱金属単線を数本撚った複線を、5〜20メッ
シュに編みこんだ金網で構成し、ガラス物品を熱的にも
機械的にも優しい状態で保持し徐冷することを特徴とす
るガラス物品の徐冷方法を提供する。
【0010】さらに、本発明は、徐冷炉内に張架された
コンベヤ用メッシュベルトと、メッシュベルトのガラス
物品載置面側に装着されたファインメッシュと、メッシ
ュベルトを搬送駆動するための駆動ロールと、メッシュ
ベルトを張架保持するためのロールとを具備しており、
前記ファインメッシュはメッシュベルトの進行方向に列
状をなして、メッシュベルトの幅方向に所定の間隔をお
いて複数列配設されており、メッシュベルトのガラス物
品載置面側と接触するロールの外周部に凹溝を設けて、
ファインメッシュをこの凹溝内に収容できるようにし、
支持ロール面がファインメッシュに接触しないように構
成したガラス物品の徐冷装置を提供する。
コンベヤ用メッシュベルトと、メッシュベルトのガラス
物品載置面側に装着されたファインメッシュと、メッシ
ュベルトを搬送駆動するための駆動ロールと、メッシュ
ベルトを張架保持するためのロールとを具備しており、
前記ファインメッシュはメッシュベルトの進行方向に列
状をなして、メッシュベルトの幅方向に所定の間隔をお
いて複数列配設されており、メッシュベルトのガラス物
品載置面側と接触するロールの外周部に凹溝を設けて、
ファインメッシュをこの凹溝内に収容できるようにし、
支持ロール面がファインメッシュに接触しないように構
成したガラス物品の徐冷装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明におけるガラス物品は、平
面部又はわずかに凸状もしくは凹状の曲面部を有し、こ
れらの面を下にした状態で徐冷される。このガラス物品
の形状及び大きさ等は限定されない。通常は徐冷炉のコ
ンベヤ用メッシュベルト上に直接載置すると金属線との
温度差による傷や接触時の機械的衝撃による傷が生じや
すいガラス物品が対象となる。なかでもTVブラウン管
パネルのように重くかつその形状が箱状の中空体で、光
学的特性及び強度が強く求められるものが代表例として
挙げられる。
面部又はわずかに凸状もしくは凹状の曲面部を有し、こ
れらの面を下にした状態で徐冷される。このガラス物品
の形状及び大きさ等は限定されない。通常は徐冷炉のコ
ンベヤ用メッシュベルト上に直接載置すると金属線との
温度差による傷や接触時の機械的衝撃による傷が生じや
すいガラス物品が対象となる。なかでもTVブラウン管
パネルのように重くかつその形状が箱状の中空体で、光
学的特性及び強度が強く求められるものが代表例として
挙げられる。
【0012】本発明では、メッシュベルトに装着したフ
ァインメッシュ上にガラス物品を載置して徐冷する。こ
のファインメッシュはコンベヤ用メッシュベルトに取り
付け固定されており、連続して使用できる。一回の徐冷
作業毎に徐冷炉の入口部でメッシュベルト上に供給し、
徐冷されたガラス物品を取り出すメッシュベルトの終部
で回収する従来の敷台とは、この点で本質的に異なる。
ァインメッシュ上にガラス物品を載置して徐冷する。こ
のファインメッシュはコンベヤ用メッシュベルトに取り
付け固定されており、連続して使用できる。一回の徐冷
作業毎に徐冷炉の入口部でメッシュベルト上に供給し、
徐冷されたガラス物品を取り出すメッシュベルトの終部
で回収する従来の敷台とは、この点で本質的に異なる。
【0013】このファインメッシュは通気性とガラス物
品を載せるときの衝撃を吸収又は緩和できる弾力性を有
している。ファインメッシュが良好な通気性を有してい
ないと、徐冷炉内において気流や熱がこのファインメッ
シュに遮られ、ガラス物品を均一に徐冷できない。
品を載せるときの衝撃を吸収又は緩和できる弾力性を有
している。ファインメッシュが良好な通気性を有してい
ないと、徐冷炉内において気流や熱がこのファインメッ
シュに遮られ、ガラス物品を均一に徐冷できない。
【0014】本発明において、このように通気性と適度
の弾力性を有するファインメッシュは、耐熱金属線を編
網して得られる。弾力性は金属線が有する固有の弾性に
よっても得られる。この金属線としては、高温の徐冷炉
での繰返し使用に耐えられる、例えば耐熱鋼、ステンレ
ス鋼が好適である。かかる金属線でファインメッシュを
形成する場合、金属線としては単線又は複数の細い線を
撚った複線を用いる。
の弾力性を有するファインメッシュは、耐熱金属線を編
網して得られる。弾力性は金属線が有する固有の弾性に
よっても得られる。この金属線としては、高温の徐冷炉
での繰返し使用に耐えられる、例えば耐熱鋼、ステンレ
ス鋼が好適である。かかる金属線でファインメッシュを
形成する場合、金属線としては単線又は複数の細い線を
撚った複線を用いる。
【0015】金属線の太さは、高温雰囲気中での劣化に
対する耐久性と、ガラス物品に対する衝撃を緩和できる
弾力性が得られるように適宜選択する。単線で使用する
場合には0.2〜0.6mm、複線で使用する場合には
0.2mmより細い、特に0.1mm以下のものが望ま
しい。また、金属線は高温のガラス物品と接触したと
き、迅速に温度が同化するように比較的熱容量が小さい
ことが重要である。
対する耐久性と、ガラス物品に対する衝撃を緩和できる
弾力性が得られるように適宜選択する。単線で使用する
場合には0.2〜0.6mm、複線で使用する場合には
0.2mmより細い、特に0.1mm以下のものが望ま
しい。また、金属線は高温のガラス物品と接触したと
き、迅速に温度が同化するように比較的熱容量が小さい
ことが重要である。
【0016】このファインメッシュは、かかる耐熱金属
線をメッシュ状又は不織布状の帯状体に編網することに
より形成できる。メッシュ状の場合には、通常複数枚の
金網を重ね合わせて使う。また、メッシュ状のものと不
織布状のものを組み合わてもよい。この場合には、例え
ば不織布状のものを心材にしてその外側又は外面をメッ
シュ状のもので包囲するとよい。特に、ガラス物品を載
置する少なくとも表面部は、傷防止と安定した支持面を
保つために5〜20メッシュの金網で形成するのが望ま
しい。ファインメッシュの幅は徐冷するガラス物品の大
きさ、形状等により決める。
線をメッシュ状又は不織布状の帯状体に編網することに
より形成できる。メッシュ状の場合には、通常複数枚の
金網を重ね合わせて使う。また、メッシュ状のものと不
織布状のものを組み合わてもよい。この場合には、例え
ば不織布状のものを心材にしてその外側又は外面をメッ
シュ状のもので包囲するとよい。特に、ガラス物品を載
置する少なくとも表面部は、傷防止と安定した支持面を
保つために5〜20メッシュの金網で形成するのが望ま
しい。ファインメッシュの幅は徐冷するガラス物品の大
きさ、形状等により決める。
【0017】上記ファインメッシュは、コンベヤ用メッ
シュベルトと一体となって繰り返し使用できるように、
メッシュベルトのガラス物品載置面側に取り付けられ
る。この取り付けには、通常、耐熱針金を用いる。この
場合、帯状のファインメッシュをメッシュベルトの進行
方向に列状に、さらに正確には直線状に装着する。メッ
シュベルトは通常200〜500cm程度の幅があるの
で、複数列のファインメッシュをその幅方向に所定の間
隔をおいて配設する。
シュベルトと一体となって繰り返し使用できるように、
メッシュベルトのガラス物品載置面側に取り付けられ
る。この取り付けには、通常、耐熱針金を用いる。この
場合、帯状のファインメッシュをメッシュベルトの進行
方向に列状に、さらに正確には直線状に装着する。メッ
シュベルトは通常200〜500cm程度の幅があるの
で、複数列のファインメッシュをその幅方向に所定の間
隔をおいて配設する。
【0018】なお、ファインメッシュはメッシュベルト
の進行方向に対し連続した帯状体として設ける他に、1
個又は複数個のガラス物品を載せられる長さに分割して
設けてもよい。この場合にも、これらのファインメッシ
ュは後述する装置的な面から、メッシュベルトの進行方
向に沿って直線状に配設される。
の進行方向に対し連続した帯状体として設ける他に、1
個又は複数個のガラス物品を載せられる長さに分割して
設けてもよい。この場合にも、これらのファインメッシ
ュは後述する装置的な面から、メッシュベルトの進行方
向に沿って直線状に配設される。
【0019】本発明は、メッシュベルトに装着したファ
インメッシュを常に弾力に富んだ好ましい状態に維持で
きる新規な工夫をしている。コンベヤ用メッシュベルト
を用いた徐冷炉では、メッシュベルトは複数のロールに
よりエンドレスベルト状に張架され、このメッシュベル
トの一部に組み込まれた駆動ロールにより搬送駆動され
る。このとき、徐冷炉内のメッシュベルトはその下部に
設けたレール状又は板状の支持部材により平坦状に支持
されている。
インメッシュを常に弾力に富んだ好ましい状態に維持で
きる新規な工夫をしている。コンベヤ用メッシュベルト
を用いた徐冷炉では、メッシュベルトは複数のロールに
よりエンドレスベルト状に張架され、このメッシュベル
トの一部に組み込まれた駆動ロールにより搬送駆動され
る。このとき、徐冷炉内のメッシュベルトはその下部に
設けたレール状又は板状の支持部材により平坦状に支持
されている。
【0020】上記ロールのうち徐冷炉の下部に配置され
るいくつかは、メッシュベルトのガラス物品載置面側と
接触する。本発明におけるメッシュベルトは、この面に
ファインメッシュが装着されている。これまでのロール
では、メッシュベルトから突出しているファインメッシ
ュにロール面が接触し、ファインメッシュはこのロール
により押圧される。その結果、ファインメッシュは弾力
性が損なわれるだけでなく、ガラス物品を載せる面の形
状が変形したり、ときには破損をひきおこして使用不可
能となる。
るいくつかは、メッシュベルトのガラス物品載置面側と
接触する。本発明におけるメッシュベルトは、この面に
ファインメッシュが装着されている。これまでのロール
では、メッシュベルトから突出しているファインメッシ
ュにロール面が接触し、ファインメッシュはこのロール
により押圧される。その結果、ファインメッシュは弾力
性が損なわれるだけでなく、ガラス物品を載せる面の形
状が変形したり、ときには破損をひきおこして使用不可
能となる。
【0021】そこで、本発明では、ファインメッシュと
接触するロールの、ちょうどファインメッシュが当たる
外周部分に連続した輪状の凹溝を設け、ファインメッシ
ュをこの凹溝内に収容してロール面に接触しないように
している。この凹溝は、ロール面の切削又はロールに突
起を設けることなどにより、容易に得られる。凹溝の幅
はファインメッシュの幅、深さはファインメッシュの高
さに合わせて決める。
接触するロールの、ちょうどファインメッシュが当たる
外周部分に連続した輪状の凹溝を設け、ファインメッシ
ュをこの凹溝内に収容してロール面に接触しないように
している。この凹溝は、ロール面の切削又はロールに突
起を設けることなどにより、容易に得られる。凹溝の幅
はファインメッシュの幅、深さはファインメッシュの高
さに合わせて決める。
【0022】
【発明の実態の形態】以下本発明の実施例を図面に従っ
て説明する。図1は、例えば肉厚が厚く表面が平らなガ
ラス物品4の例を示す。ガラス物品4の搬送手段となる
メッシュベルト1の上に、ファインメッシュ2が約1m
mの耐熱針金で取り付けられている。この例は、ガラス
物品4の幅W1がファインメッシュの幅W2の寸法より
小さい場合である。
て説明する。図1は、例えば肉厚が厚く表面が平らなガ
ラス物品4の例を示す。ガラス物品4の搬送手段となる
メッシュベルト1の上に、ファインメッシュ2が約1m
mの耐熱針金で取り付けられている。この例は、ガラス
物品4の幅W1がファインメッシュの幅W2の寸法より
小さい場合である。
【0023】ガラス物品4の幅がファインメッシュ2の
幅より広い場合は、図2のように中央部に複層に重ね合
わせた複層ファインメッシュ5を設け、その上にファイ
ンメッシュ5を包むように広幅のファインメッシュ2を
重ねて、該ファインメッシュの両側をメッシュベルト1
に取り付ける。こうすれば、ガラス物品4が取り付け用
針金に接触するのを防止できる。
幅より広い場合は、図2のように中央部に複層に重ね合
わせた複層ファインメッシュ5を設け、その上にファイ
ンメッシュ5を包むように広幅のファインメッシュ2を
重ねて、該ファインメッシュの両側をメッシュベルト1
に取り付ける。こうすれば、ガラス物品4が取り付け用
針金に接触するのを防止できる。
【0024】図3は、わずかに凸状の曲面部を有するガ
ラス物品6、例えばTVブラウン管パネル、の例を示
す。この場合には、曲面部の中心部だけがファインメッ
シュ2と接触するので、ファインメッシュの幅を前述の
ようにガラス物品より広くする必要はない。また、ファ
インメッシュ2を複層構造にすることにより、より一層
適当な弾力が得られる。このファインメッシュの弾力効
果は、ガラス物品6を載せるときの落下衝撃を緩和し、
さらに徐冷炉内を進行中のメッシュベルト又はガラス物
品に発生する振動を吸収する機能を生ぜしめ、ガラス物
品6に衝撃傷や滑り傷が発生するのを防止する。
ラス物品6、例えばTVブラウン管パネル、の例を示
す。この場合には、曲面部の中心部だけがファインメッ
シュ2と接触するので、ファインメッシュの幅を前述の
ようにガラス物品より広くする必要はない。また、ファ
インメッシュ2を複層構造にすることにより、より一層
適当な弾力が得られる。このファインメッシュの弾力効
果は、ガラス物品6を載せるときの落下衝撃を緩和し、
さらに徐冷炉内を進行中のメッシュベルト又はガラス物
品に発生する振動を吸収する機能を生ぜしめ、ガラス物
品6に衝撃傷や滑り傷が発生するのを防止する。
【0025】図4は本発明に係る徐冷炉の入口部9を示
す。メッシュベルト1の上に、太さ0.35mmのステ
ンレス線を袋状に編んで4層にした帯状のファインメッ
シュ2を、メッシュベルト1の進行方向に直線状に配置
し、その両側を太さ1mmのステンレス線で取り付け固
定した例である。本例では、メッシュベルトの幅方向に
4列のファインメッシュ2を帯状に装着している。10
は溝付きロールであり、その詳細は後述する。
す。メッシュベルト1の上に、太さ0.35mmのステ
ンレス線を袋状に編んで4層にした帯状のファインメッ
シュ2を、メッシュベルト1の進行方向に直線状に配置
し、その両側を太さ1mmのステンレス線で取り付け固
定した例である。本例では、メッシュベルトの幅方向に
4列のファインメッシュ2を帯状に装着している。10
は溝付きロールであり、その詳細は後述する。
【0026】徐冷炉に挿入される例えばTVブラウン管
パネル(図示省略)は、搬送装置によって凸曲面を下向
きにして徐冷炉の入口部まで搬送され、約10mmの高
さからファインメッシュ2の上に落下され、ファインメ
ッシュ2の上に載置される。この状態でメッシュベルト
2とともに徐冷炉内を通過させて徐冷する。上記落下時
の衝撃力は、メッシュベルト1に直接落下するときに比
べ、ファインメッシュ2を用いることで6分の1程度に
減少させうる。
パネル(図示省略)は、搬送装置によって凸曲面を下向
きにして徐冷炉の入口部まで搬送され、約10mmの高
さからファインメッシュ2の上に落下され、ファインメ
ッシュ2の上に載置される。この状態でメッシュベルト
2とともに徐冷炉内を通過させて徐冷する。上記落下時
の衝撃力は、メッシュベルト1に直接落下するときに比
べ、ファインメッシュ2を用いることで6分の1程度に
減少させうる。
【0027】重量5kgのTVブラウン管パネルの例で
感圧紙を用いた実験では、ファインメッシュなしでは、
落下衝撃が30kgf/cm2 であったものが、4層重
ねのファインメッシュ2を用いることで約5kgf/c
m2 に減少する結果が得られている。
感圧紙を用いた実験では、ファインメッシュなしでは、
落下衝撃が30kgf/cm2 であったものが、4層重
ねのファインメッシュ2を用いることで約5kgf/c
m2 に減少する結果が得られている。
【0028】図5は、徐冷炉のメッシュベルトの駆動形
態を示す。徐冷するガラス物品6は、炉の入口部の支持
ロール11側から供給され、支持ロール13部分で取り
出される。この間に、徐冷炉本体19を通過して徐冷さ
れる。メッシュベルト1は、駆動ロール12により連続
的に送り出されて徐冷炉内を循環する。このようなメッ
シュベルト駆動方式では、徐冷炉の下部に配置されるロ
ール14、15、16、10群は、ファインメッシュ2
を装着したメッシュベルト1の表面と接触する。このた
めこれらのロールに、凹溝を設けた溝付きロールを使用
して、ファインメッシュ2がロール面に接触しない構造
になっている。
態を示す。徐冷するガラス物品6は、炉の入口部の支持
ロール11側から供給され、支持ロール13部分で取り
出される。この間に、徐冷炉本体19を通過して徐冷さ
れる。メッシュベルト1は、駆動ロール12により連続
的に送り出されて徐冷炉内を循環する。このようなメッ
シュベルト駆動方式では、徐冷炉の下部に配置されるロ
ール14、15、16、10群は、ファインメッシュ2
を装着したメッシュベルト1の表面と接触する。このた
めこれらのロールに、凹溝を設けた溝付きロールを使用
して、ファインメッシュ2がロール面に接触しない構造
になっている。
【0029】図6は、ロール10群の一つとして使われ
ている溝付きロールとメッシュベルト1との接触部を示
す。他の溝付きロールも実質的にこれと同じである。こ
の溝付きロール10は、例えば硬質ゴムで凸部7を形成
することにより凹溝3が設けられている。凹溝3は、ロ
ール面の切削又はその他の方法でも形成できる。
ている溝付きロールとメッシュベルト1との接触部を示
す。他の溝付きロールも実質的にこれと同じである。こ
の溝付きロール10は、例えば硬質ゴムで凸部7を形成
することにより凹溝3が設けられている。凹溝3は、ロ
ール面の切削又はその他の方法でも形成できる。
【0030】メッシュベルト1に装着されているファイ
ンメッシュ2は、メッシュベルトの駆動中も凹溝3の空
間部に継続的に収容されるので、ロール10のロール面
には接触しない。この場合、凹溝3の幅は、メッシュベ
ルト1が蛇行してもファインメッシュ2が凸部7に接触
しない充分な余裕寸法を確保する必要がある。図6で
は、W3がファインメッシュ2の幅を表し、W4が凹溝
3の幅を表す。
ンメッシュ2は、メッシュベルトの駆動中も凹溝3の空
間部に継続的に収容されるので、ロール10のロール面
には接触しない。この場合、凹溝3の幅は、メッシュベ
ルト1が蛇行してもファインメッシュ2が凸部7に接触
しない充分な余裕寸法を確保する必要がある。図6で
は、W3がファインメッシュ2の幅を表し、W4が凹溝
3の幅を表す。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、メッシュベルトに装着
したファインメッシュが適度の弾力性を有しているの
で、ガラス物品をファインメッシュに載置するときの衝
撃及び徐冷中に発生するメッシュベルトの微振動を、こ
のファインメッシュが吸収又は緩和する。これにより徐
冷工程におけるガラス物品はファインメッシュとの接触
による傷の発生を減少させうるので、その後の傷除去の
ための研磨工程の負担が軽減される。さらに、ファイン
メッシュの熱容量を小さくすることで、徐冷又は冷却過
程におけるガラス物品との温度差が縮小し、徐冷炉内の
冷却速度が上げられるので、徐冷時間を大幅に短縮でき
るという効果も得られる。
したファインメッシュが適度の弾力性を有しているの
で、ガラス物品をファインメッシュに載置するときの衝
撃及び徐冷中に発生するメッシュベルトの微振動を、こ
のファインメッシュが吸収又は緩和する。これにより徐
冷工程におけるガラス物品はファインメッシュとの接触
による傷の発生を減少させうるので、その後の傷除去の
ための研磨工程の負担が軽減される。さらに、ファイン
メッシュの熱容量を小さくすることで、徐冷又は冷却過
程におけるガラス物品との温度差が縮小し、徐冷炉内の
冷却速度が上げられるので、徐冷時間を大幅に短縮でき
るという効果も得られる。
【0032】また、ファインメッシュはメッシュベルト
に取り付け固定されているので、メッシュベルトと一体
してそのまま繰り返し使用でき、しかもこのファインメ
ッシュは、金属線のメッシュ状又は不織布状の編網構造
により適度の通気性を有するので、ガラス物品を均一に
徐冷、冷却できる。
に取り付け固定されているので、メッシュベルトと一体
してそのまま繰り返し使用でき、しかもこのファインメ
ッシュは、金属線のメッシュ状又は不織布状の編網構造
により適度の通気性を有するので、ガラス物品を均一に
徐冷、冷却できる。
【0033】さらに、ファインメッシュを装着した側の
メッシュベルトと接触するロール面に凹溝を設け、ファ
インメッシュをこの溝空間部に収容して、ロール面がフ
ァインメッシュに接触しないようにしているので、ファ
インメッシュの弾力又は形状が損なわれることなく、常
に良好な状態に維持できる。
メッシュベルトと接触するロール面に凹溝を設け、ファ
インメッシュをこの溝空間部に収容して、ロール面がフ
ァインメッシュに接触しないようにしているので、ファ
インメッシュの弾力又は形状が損なわれることなく、常
に良好な状態に維持できる。
【図1】本発明を用いた表面が平らなガラス物品の実施
例の断面図。
例の断面図。
【図2】本発明を用いた表面が平らなガラス物品の他の
実施例の断面図。
実施例の断面図。
【図3】本発明を用いたTVブラウン管パネルの場合の
断面図。
断面図。
【図4】本発明の実施例に係わる徐冷炉の入口部を示す
鳥瞰図。
鳥瞰図。
【図5】本発明の徐冷炉のコンベヤー形態を示す模式
図。
図。
【図6】本発明におけるメッシュベルトと溝付きロール
との接触部を示す断面図。
との接触部を示す断面図。
1:メッシュベルト 2:ファインメッシュ 3:凹溝 4、6:ガラス物品 5:複層ファインメッシュ 7:ロール凸部 10:ロール 12:駆動ロール 19:徐冷炉本体
Claims (3)
- 【請求項1】徐冷炉内に張架したコンベヤ用メッシュベ
ルトに、耐熱金属線の編網体からなり、通気性とガラス
物品を載せるときの衝撃を吸収できる弾力性とを有する
ファインメッシュを装着し、平面部又はわずかに凸状も
しくは凹状の曲面部を有するガラス物品を、該ファイン
メッシュ上に前記平面部又は曲面部を下方向に向けた状
態で載置し、徐冷炉内を通過させて徐冷することを特徴
とするガラス物品の徐冷方法。 - 【請求項2】ファインメッシュの少なくともガラス物品
と接触する表面部が、ガラス物品を載せるときの衝撃を
吸収できる弾力性を有し、かつ徐冷炉内の高温雰囲気中
での劣化に耐えられる太さ0.2〜0.6mmの耐熱金
属単線、又は太さ0.2mmより細い耐熱金属単線を数
本撚った複線を、5〜20メッシュに編みこんだ金網で
ある、請求項1記載のガラス物品の徐冷方法。 - 【請求項3】徐冷炉内に張架されたコンベヤ用メッシュ
ベルトと、メッシュベルトのガラス物品載置面側に装着
されたファインメッシュと、メッシュベルトを搬送駆動
するための駆動ロールと、メッシュベルトを張架保持す
るためのロールとを具備しており、前記ファインメッシ
ュはメッシュベルトの進行方向に列状をなして、メッシ
ュベルトの幅方向に所定の間隔をおいて複数列配設され
ており、メッシュベルトのガラス物品載置面側と接触す
るロールの外周部に凹溝を設けて、ファインメッシュを
この凹溝内に収容できるようにし、ロール面がファイン
メッシュに接触しないように構成したガラス物品の徐冷
装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9019170A JPH10218631A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | ガラス物品の徐冷方法及びその装置 |
KR1019980001878A KR19980070709A (ko) | 1997-01-31 | 1998-01-22 | 유리제품의 어닐링 방법과 유리제품의 어닐링 장치 |
MYPI98000284A MY114936A (en) | 1997-01-31 | 1998-01-23 | Method of annealing a glass product and annealing apparatus for a glass product |
CNB981037194A CN1176865C (zh) | 1997-01-31 | 1998-01-26 | 玻璃产品的退火方法和退火设备 |
US09/013,907 US5888263A (en) | 1997-01-13 | 1998-01-27 | Method of annealing a glass product and annealing apparatus for a glass product |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9019170A JPH10218631A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | ガラス物品の徐冷方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10218631A true JPH10218631A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=11991894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9019170A Withdrawn JPH10218631A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-31 | ガラス物品の徐冷方法及びその装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5888263A (ja) |
JP (1) | JPH10218631A (ja) |
KR (1) | KR19980070709A (ja) |
CN (1) | CN1176865C (ja) |
MY (1) | MY114936A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040000125A (ko) * | 2002-06-24 | 2004-01-03 | 권영태 | 공병 재생장치 및 재생방법 |
KR100444132B1 (ko) * | 2002-01-19 | 2004-08-16 | 이동근 | 유리제품 라벨 제거장치 |
KR100444129B1 (ko) * | 2002-01-19 | 2004-08-16 | 이동근 | 유리제품 라벨 제거방법 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6796146B2 (en) * | 2000-06-02 | 2004-09-28 | Guardian Industries Corp. | Method for manufacturing patterned glass products |
US6372327B1 (en) | 2000-06-02 | 2002-04-16 | Guardian Industries Corp. | Method and apparatus for manufacturing patterned glass products which simulate glue chipped glass |
DE102004040307A1 (de) * | 2004-08-19 | 2006-02-23 | Walter Frank | Schaumglaskühlstrecke |
EP2596638A4 (en) * | 2010-07-21 | 2014-10-15 | Ericsson Telefon Ab L M | SLICING MANAGEMENT |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US564526A (en) * | 1896-07-21 | Leer-pan | ||
GB189502362A (en) * | 1895-02-02 | 1895-12-07 | John Ciceri Smith | Improvements in or relating to Wire Cloth Kiln Bedding for Drying Barley, Oats, Wheat, and other Grain. |
US829867A (en) * | 1905-11-27 | 1906-08-28 | Leonhard J Hohl | Armored conveyer-belt. |
US1769818A (en) * | 1927-02-16 | 1930-07-01 | John C Anderson | Endless conveyer |
US1992883A (en) * | 1934-01-15 | 1935-02-26 | Clarence E Pink | Fabric |
US2123893A (en) * | 1935-12-10 | 1938-07-19 | Audubon Wire Cloth Corp | Wire fabric |
US2371747A (en) * | 1943-04-24 | 1945-03-20 | Nat Automotive Fibres Inc | Conveyer structure |
US3526207A (en) * | 1965-07-23 | 1970-09-01 | Samuel Nadelson | Endless conveyor |
FR2621906B1 (fr) * | 1987-10-14 | 1990-01-26 | Saint Gobain Vitrage | Amelioration de la trempe du verre |
DE3908644C1 (ja) * | 1989-03-16 | 1990-03-29 | Vegla Vereinigte Glaswerke Gmbh, 5100 Aachen, De |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP9019170A patent/JPH10218631A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-01-22 KR KR1019980001878A patent/KR19980070709A/ko not_active Application Discontinuation
- 1998-01-23 MY MYPI98000284A patent/MY114936A/en unknown
- 1998-01-26 CN CNB981037194A patent/CN1176865C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1998-01-27 US US09/013,907 patent/US5888263A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100444132B1 (ko) * | 2002-01-19 | 2004-08-16 | 이동근 | 유리제품 라벨 제거장치 |
KR100444129B1 (ko) * | 2002-01-19 | 2004-08-16 | 이동근 | 유리제품 라벨 제거방법 |
KR20040000125A (ko) * | 2002-06-24 | 2004-01-03 | 권영태 | 공병 재생장치 및 재생방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5888263A (en) | 1999-03-30 |
KR19980070709A (ko) | 1998-10-26 |
MY114936A (en) | 2003-02-28 |
CN1193611A (zh) | 1998-09-23 |
CN1176865C (zh) | 2004-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3853526A (en) | High temperature roller with high silica fabric sleeve | |
JPH10218631A (ja) | ガラス物品の徐冷方法及びその装置 | |
JPH026341A (ja) | ガラスの接触強化用材料 | |
US20090001140A1 (en) | Method for Soldering Interconnector to Photovoltaic Cell | |
US3776712A (en) | Treatment of glass sheet | |
US4776071A (en) | Conveyor roller for roller conveyor in glass sheet processing system | |
KR100554074B1 (ko) | 굽힘 강화 유리판 제조 방법과 제조 장치 | |
JP2003048733A (ja) | ガラス板用ホルダー | |
EP0646550A1 (en) | Apparatus for supporting a glass sheet during a tempering process | |
US5127932A (en) | Method for toughening glass sheet | |
JP2020511385A (ja) | 2つの支持体を含む装置 | |
KR100424428B1 (ko) | 종형로 및 종형로용 웨이퍼보트 | |
US6578385B1 (en) | Frame for supporting glass plate during tempering | |
JP3941209B2 (ja) | 焼鈍炉の鋼帯コイル支持装置 | |
JP2003247023A (ja) | 熱処理用棒鋼収納台 | |
JP3836652B2 (ja) | 強化ガラス製造装置 | |
JP3742585B2 (ja) | 線材コイル集積治具 | |
JP2014047973A (ja) | 熱処理用セッター及びそれを用いた熱処理方法 | |
JP2002246449A (ja) | ウェハ支持部材、ウェハ保持具およびウェハ保持装置 | |
JPH08232021A (ja) | 方向性電磁鋼板の仕上焼鈍方法 | |
JPH0637173A (ja) | 熱処理治具 | |
EP0887317A2 (en) | Improvements relating to glass sheet firing | |
JPS60216453A (ja) | アルカリ電池用導電芯体の製造法 | |
JPH08302429A (ja) | 帯板材の連続熱処理方法 | |
JPS5830069A (ja) | アルカリ電池用導電芯体の製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060118 |