JPH10217968A - 列車混雑度表示方法及びその表示システム - Google Patents
列車混雑度表示方法及びその表示システムInfo
- Publication number
- JPH10217968A JPH10217968A JP2652797A JP2652797A JPH10217968A JP H10217968 A JPH10217968 A JP H10217968A JP 2652797 A JP2652797 A JP 2652797A JP 2652797 A JP2652797 A JP 2652797A JP H10217968 A JPH10217968 A JP H10217968A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passengers
- station
- train
- vehicle
- passenger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駅15のホーム16で次の列車11を待って
いる乗客に対して到着列車の各車両12のより正確な混
雑状況の情報を提供する。 【解決手段】 列車11が各駅15に到着してから該当
駅を出発するまでの計測期間Tにおける各車両毎の乗客
重量を連続測定し、この連続測定された各車両の計測期
間における最小重量に対応する降車後乗客数Naij と計
測期終了時の重量に対応する乗車後乗客数Nbij とを求
め、この求められた現在駅の乗車後乗客数から、過去の
実績降車客数にて得られる次駅の予測降車客数Bij+1を
減算して、次駅における各車両の残留乗客数Cij+1を算
出し、この算出された各車両の残留乗客数を各車両の混
雑状況Dij+1として次駅の表示装置17に表示出力す
る。
いる乗客に対して到着列車の各車両12のより正確な混
雑状況の情報を提供する。 【解決手段】 列車11が各駅15に到着してから該当
駅を出発するまでの計測期間Tにおける各車両毎の乗客
重量を連続測定し、この連続測定された各車両の計測期
間における最小重量に対応する降車後乗客数Naij と計
測期終了時の重量に対応する乗車後乗客数Nbij とを求
め、この求められた現在駅の乗車後乗客数から、過去の
実績降車客数にて得られる次駅の予測降車客数Bij+1を
減算して、次駅における各車両の残留乗客数Cij+1を算
出し、この算出された各車両の残留乗客数を各車両の混
雑状況Dij+1として次駅の表示装置17に表示出力す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道機関におい
て、各駅のホームで列車を待つ乗客に対して次に到着す
る列車の混雑状況を表示装置に表示する列車混雑度表示
方法及びこの方法を採用した列車混雑度表示システムに
関する。
て、各駅のホームで列車を待つ乗客に対して次に到着す
る列車の混雑状況を表示装置に表示する列車混雑度表示
方法及びこの方法を採用した列車混雑度表示システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】都市近郊の通勤列車等においては、例え
ば、列車がホームに停車した場合におけるホームの出口
近傍や入口近傍に停車する車両には多くの乗客が乗車し
て乗車率が高くなり、ホームの中間に位置する車両は少
ない乗客しか乗車しない。
ば、列車がホームに停車した場合におけるホームの出口
近傍や入口近傍に停車する車両には多くの乗客が乗車し
て乗車率が高くなり、ホームの中間に位置する車両は少
ない乗客しか乗車しない。
【0003】その結果、列車の一部の車両の混雑度のみ
が高くなり、鉄道会社にとって、乗客の輸送効率が低下
するのみならず、乗客にとっても不快な通勤を強いられ
ることになる。
が高くなり、鉄道会社にとって、乗客の輸送効率が低下
するのみならず、乗客にとっても不快な通勤を強いられ
ることになる。
【0004】このような不都合を解消するために、次に
到着する列車における各車両の混雑度(乗車率)を測定
して例えばホームや改札口の上方位置に取付けられた電
光表示器に各車両毎の混雑度(乗車率)を表示して、乗
客に混んだ車両を避けて空いた車両に乗車するように注
意を促す案が提唱されている(特開平2−133278
号公報)。
到着する列車における各車両の混雑度(乗車率)を測定
して例えばホームや改札口の上方位置に取付けられた電
光表示器に各車両毎の混雑度(乗車率)を表示して、乗
客に混んだ車両を避けて空いた車両に乗車するように注
意を促す案が提唱されている(特開平2−133278
号公報)。
【0005】すなわち、図8(a)に示すように、複数
の車両2からなる列車1が駅のホームに停車する場合、
ホームにおける各車両2の停止位置は予め定められてい
るので、レール3における各車両2の停止位置に荷重検
出器4を取付け、この各荷検出器4で得られた車両の重
量を測定する。そして、演算制御器5で各車両2の乗車
客数を算出して、さらに、この乗車客数を車両の定員で
除算して各車両毎の乗車率(混雑度)を算出する。そし
て、算出された各車両毎の乗車率(混雑度)を次駅へ送
信する。
の車両2からなる列車1が駅のホームに停車する場合、
ホームにおける各車両2の停止位置は予め定められてい
るので、レール3における各車両2の停止位置に荷重検
出器4を取付け、この各荷検出器4で得られた車両の重
量を測定する。そして、演算制御器5で各車両2の乗車
客数を算出して、さらに、この乗車客数を車両の定員で
除算して各車両毎の乗車率(混雑度)を算出する。そし
て、算出された各車両毎の乗車率(混雑度)を次駅へ送
信する。
【0006】次駅では、一つ前の駅から受信した次にホ
ームに到着する列車の各車両の乗車率(混雑度)を図8
(b)に示すように、ホームや改札口の上方位置の電光
表示器7に表示する。
ームに到着する列車の各車両の乗車率(混雑度)を図8
(b)に示すように、ホームや改札口の上方位置の電光
表示器7に表示する。
【0007】したがって、ホームの乗客又は改札口から
ホームに入る乗客は次にホームに到着する列車において
どの車両が混んでいるかを即座に判断でき、空いた車両
が停車する位置へ移動することが可能である。
ホームに入る乗客は次にホームに到着する列車において
どの車両が混んでいるかを即座に判断でき、空いた車両
が停車する位置へ移動することが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図8に示
す列車の各車両の混雑度の表示手法においても、まだ改
良すべき次のような課題があった。すなわち、乗換え駅
や大きな駅においては、列車の降車客が多くて、この駅
を通過する列車においては、この駅を発車する時点で各
車両の乗客が大幅に減少して、ホームで該当列車に乗車
する客に対して、乗車車両の変更を促す図8(b)に示
す各車両毎の乗車率(混雑度)を表示することが無意味
になる場合もある。一方、客にとっては、特にホームを
移動する必要がないのに、移動を結果的に強制されるこ
とになり、乗客に対するサービスが逆効果となる懸念が
ある。
す列車の各車両の混雑度の表示手法においても、まだ改
良すべき次のような課題があった。すなわち、乗換え駅
や大きな駅においては、列車の降車客が多くて、この駅
を通過する列車においては、この駅を発車する時点で各
車両の乗客が大幅に減少して、ホームで該当列車に乗車
する客に対して、乗車車両の変更を促す図8(b)に示
す各車両毎の乗車率(混雑度)を表示することが無意味
になる場合もある。一方、客にとっては、特にホームを
移動する必要がないのに、移動を結果的に強制されるこ
とになり、乗客に対するサービスが逆効果となる懸念が
ある。
【0009】その結果、一つの列車における各車両相互
間の乗車率の偏在がさらに拡大して、乗客の降り乗りに
要する時間が増加し、鉄道運送業務全体の輸送効率が低
下する懸念がある。
間の乗車率の偏在がさらに拡大して、乗客の降り乗りに
要する時間が増加し、鉄道運送業務全体の輸送効率が低
下する懸念がある。
【0010】また、例えば乗換え駅における他の線路に
対する乗換え通路がホームのある特定位置に存在する場
合は、この乗換え通路近傍に停止する車両の乗車率(混
雑度)が極端に高いが、該当駅でこの車両のほとんどの
乗客が降車して、この駅を発車する時点においては、該
当車両の乗車率(混雑度)が極端に低下する場合もあ
る。
対する乗換え通路がホームのある特定位置に存在する場
合は、この乗換え通路近傍に停止する車両の乗車率(混
雑度)が極端に高いが、該当駅でこの車両のほとんどの
乗客が降車して、この駅を発車する時点においては、該
当車両の乗車率(混雑度)が極端に低下する場合もあ
る。
【0011】このような場合においては、ホームの乗客
はこの空いた車両に乗車することが好ましい。しかし、
表示案内には該当車両の乗車率(混雑度)が極端に高い
と表示される。したかって、結果的にホームの乗客を誤
った位置へ導く懸念がある。
はこの空いた車両に乗車することが好ましい。しかし、
表示案内には該当車両の乗車率(混雑度)が極端に高い
と表示される。したかって、結果的にホームの乗客を誤
った位置へ導く懸念がある。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各車両の乗客重量を連続測定することによ
って、次駅における各車両から乗客が降りた後の残留乗
客数を予測でき、この残留乗客数を混雑状況として表示
でき、駅のホームにいる列車待ちの客に対してより有用
な情報を提供でき、かつ1列車内における各車両相互間
の乗車率を均一化でき、全体としての輸送効率を向上で
きる列車混雑度表示方法及び列車混雑度表示システムを
提供することを目的とする。
ものであり、各車両の乗客重量を連続測定することによ
って、次駅における各車両から乗客が降りた後の残留乗
客数を予測でき、この残留乗客数を混雑状況として表示
でき、駅のホームにいる列車待ちの客に対してより有用
な情報を提供でき、かつ1列車内における各車両相互間
の乗車率を均一化でき、全体としての輸送効率を向上で
きる列車混雑度表示方法及び列車混雑度表示システムを
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明の列車混雑度表示方法においては、列車が各駅
に到着してから該当駅を出発するまでの計測期間におけ
る各車両毎の乗客重量を連続測定し、この連続測定され
た各車両の計測期間における最小重量に対応する降車後
乗客数と計測期終了時の重量に対応する乗車後乗客数と
を求め、この求められた現在駅の乗車後乗客数から、過
去の実績降車客数にて得られる次駅の予測降車客数を減
算して、次駅における各車両の残留乗客数を算出し、こ
の算出された各車両の残留乗客数を各車両の混雑状況と
して次駅の表示装置に表示出力するようにしている。
に本発明の列車混雑度表示方法においては、列車が各駅
に到着してから該当駅を出発するまでの計測期間におけ
る各車両毎の乗客重量を連続測定し、この連続測定され
た各車両の計測期間における最小重量に対応する降車後
乗客数と計測期終了時の重量に対応する乗車後乗客数と
を求め、この求められた現在駅の乗車後乗客数から、過
去の実績降車客数にて得られる次駅の予測降車客数を減
算して、次駅における各車両の残留乗客数を算出し、こ
の算出された各車両の残留乗客数を各車両の混雑状況と
して次駅の表示装置に表示出力するようにしている。
【0014】また、本発明の列車混雑度表示システムに
おいては、列車が各駅に到着してから該当駅を出発する
までの計測期間における各車両毎の乗客重量を連続測定
する乗客重量測定装置と、乗客重量測定装置にて連続測
定された各車両の計測期間における最小重量に対応する
降車後乗客数と計測期終了時の重量に対応する乗車後乗
客数とを求める乗客数抽出手段と、列車が任意駅の一つ
前の駅に到着した時に乗客数抽出手段で得られる前駅の
乗車後乗客数から任意駅に到着した時に乗客数抽出手段
で得られる任意駅の降車後乗客人数を減算して任意駅に
おける各車両の実績降車客数を算出する実績降車客数算
出手段と、各駅毎に算出される各車両の実績降車客数を
記憶する実績降車客数メモリと、乗客数抽出手段で求め
られた現在駅の乗車後乗客数から、実績降車客数メモリ
に記憶された次駅の実績降車客数から得られる次駅の予
測降車客数を減算して、次駅における各車両の残留乗客
数を算出する残留乗客数算出手段と、この算出された各
車両の残留乗客数を各車両の混雑状況として次駅の表示
装置に表示出力する表示制御手段とを備えている。
おいては、列車が各駅に到着してから該当駅を出発する
までの計測期間における各車両毎の乗客重量を連続測定
する乗客重量測定装置と、乗客重量測定装置にて連続測
定された各車両の計測期間における最小重量に対応する
降車後乗客数と計測期終了時の重量に対応する乗車後乗
客数とを求める乗客数抽出手段と、列車が任意駅の一つ
前の駅に到着した時に乗客数抽出手段で得られる前駅の
乗車後乗客数から任意駅に到着した時に乗客数抽出手段
で得られる任意駅の降車後乗客人数を減算して任意駅に
おける各車両の実績降車客数を算出する実績降車客数算
出手段と、各駅毎に算出される各車両の実績降車客数を
記憶する実績降車客数メモリと、乗客数抽出手段で求め
られた現在駅の乗車後乗客数から、実績降車客数メモリ
に記憶された次駅の実績降車客数から得られる次駅の予
測降車客数を減算して、次駅における各車両の残留乗客
数を算出する残留乗客数算出手段と、この算出された各
車両の残留乗客数を各車両の混雑状況として次駅の表示
装置に表示出力する表示制御手段とを備えている。
【0015】このように構成された列車混雑度表示方法
及びその表示システムの各駅における到着列車の混雑度
の算出原理を説明する。列車が一つの駅に到着して車両
の扉が開くと当駅で下車する乗客が車両から降りるの
で、該当車両の乗客重量は一旦低下する。そして、当駅
で下車する乗客が全て降車すると、次に当駅から乗車す
る客が該当車両に乗車するので、乗客重量は上昇する。
そして、扉が閉じて列車が当駅を発車する時点において
は、乗客重量は一定になる。
及びその表示システムの各駅における到着列車の混雑度
の算出原理を説明する。列車が一つの駅に到着して車両
の扉が開くと当駅で下車する乗客が車両から降りるの
で、該当車両の乗客重量は一旦低下する。そして、当駅
で下車する乗客が全て降車すると、次に当駅から乗車す
る客が該当車両に乗車するので、乗客重量は上昇する。
そして、扉が閉じて列車が当駅を発車する時点において
は、乗客重量は一定になる。
【0016】列車が駅に到着してから該当駅を出発する
までの計測期間における最小重量から降車後乗客数を求
め、計測期終了時の重量から乗車後乗客数を求めること
ができる。よって、一つ前の駅の乗車後乗客数から当駅
の降車後乗客数を減算することによって、当駅の各車両
の降車乗客数を算出できる。このように、各駅における
各車両の降車乗客数を過去の実績データとして蓄積する
ことが可能である。
までの計測期間における最小重量から降車後乗客数を求
め、計測期終了時の重量から乗車後乗客数を求めること
ができる。よって、一つ前の駅の乗車後乗客数から当駅
の降車後乗客数を減算することによって、当駅の各車両
の降車乗客数を算出できる。このように、各駅における
各車両の降車乗客数を過去の実績データとして蓄積する
ことが可能である。
【0017】そして、現在駅で得られた各車両における
乗車後乗客数から次駅の予測降車客数を減算して、次駅
における各車両の残留乗客数が予測できる。この残留乗
客数が次駅において、乗客が各車両から降りた時点にお
ける実際の混雑度となる。
乗車後乗客数から次駅の予測降車客数を減算して、次駅
における各車両の残留乗客数が予測できる。この残留乗
客数が次駅において、乗客が各車両から降りた時点にお
ける実際の混雑度となる。
【0018】したがって、たとえ現在駅で特定車両の乗
車率(混雑度)が高かったとしても、次の駅で該当車両
からの降車乗客数が多いと過去の実績に基づいて予想さ
れる場合は、次駅において該当車両の混雑度は低いと表
示される。逆に、予測降車乗客数が少ない場合は、表示
される混雑度は高いまま維持される。このように、ホー
ムで列車を待つ乗客にとって、自己がこれから乗車しよ
うとする車両の正しい乗車率(混雑度)を確認できる。
車率(混雑度)が高かったとしても、次の駅で該当車両
からの降車乗客数が多いと過去の実績に基づいて予想さ
れる場合は、次駅において該当車両の混雑度は低いと表
示される。逆に、予測降車乗客数が少ない場合は、表示
される混雑度は高いまま維持される。このように、ホー
ムで列車を待つ乗客にとって、自己がこれから乗車しよ
うとする車両の正しい乗車率(混雑度)を確認できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は実施形態の列車混雑度表示方法
が採用された列車混雑度表示システムの概略構成を示す
模式図である。
用いて説明する。図1は実施形態の列車混雑度表示方法
が採用された列車混雑度表示システムの概略構成を示す
模式図である。
【0020】鉄道線路のレール10上を走行する列車1
1は例えば10両を越える複数の車両12で編成されて
いる。なお、各車両12には先頭から順番に車両番号i
(i=1,2,3,4,…)が付されている。そして、
各車両12の床下には、該当車両12の重量を計測する
重量計13が設置されている。乗客が全く乗っていない
状態の車両重量は予め測定されており、重量計13は測
定重量から車両重量を減算した乗客のみの乗客重量Wi
(i=1,2,3,4.…)を出力する。各車両12の各重量計1
3から出力される各車両12の乗客重量Wi (i=1,2,3,
4.…)は先頭の車両12の送信データ作成部14へ伝送
される。
1は例えば10両を越える複数の車両12で編成されて
いる。なお、各車両12には先頭から順番に車両番号i
(i=1,2,3,4,…)が付されている。そして、
各車両12の床下には、該当車両12の重量を計測する
重量計13が設置されている。乗客が全く乗っていない
状態の車両重量は予め測定されており、重量計13は測
定重量から車両重量を減算した乗客のみの乗客重量Wi
(i=1,2,3,4.…)を出力する。各車両12の各重量計1
3から出力される各車両12の乗客重量Wi (i=1,2,3,
4.…)は先頭の車両12の送信データ作成部14へ伝送
される。
【0021】受信データ作成部14は各重量計13から
乗客重量Wi を受領すると、各乗客重量Wi に対して所
定のデータ処理を行って、データ処理結果をデータ送信
装置18へ送出する。データ送信装置18は受信データ
作成部14から受領したデータ処理結果をアンテナ19
から電波出力する。
乗客重量Wi を受領すると、各乗客重量Wi に対して所
定のデータ処理を行って、データ処理結果をデータ送信
装置18へ送出する。データ送信装置18は受信データ
作成部14から受領したデータ処理結果をアンテナ19
から電波出力する。
【0022】各列車11から電波出力されたデータ処理
結果は鉄道線路に沿って敷設されたアンテナ20を介し
て例えば鉄道会社の本社に設置された管理センタ21の
データ受信装置22で受信される。データ受信装置22
は各列車11から受信したデータ処理結果をデータ処理
装置23へ送出する。データ処理装置23はデータ処理
結果をデータベース24及びバッファメモリ25の記憶
内容を用いてデータ処理を実施する。
結果は鉄道線路に沿って敷設されたアンテナ20を介し
て例えば鉄道会社の本社に設置された管理センタ21の
データ受信装置22で受信される。データ受信装置22
は各列車11から受信したデータ処理結果をデータ処理
装置23へ送出する。データ処理装置23はデータ処理
結果をデータベース24及びバッファメモリ25の記憶
内容を用いてデータ処理を実施する。
【0023】一方、鉄道線路に沿って始発駅から終着駅
までの複数の駅15が配設されている。各駅15には、
列車11の走行方向に沿って始発駅から終着駅魔で順番
に駅番号j(j=1,2,3,4,…)が付されてい
る。そして、図2に示すように、各駅15のホーム16
の各ホーム入口の上方位置には電光表示板で構成された
表示器17が取付けられている。
までの複数の駅15が配設されている。各駅15には、
列車11の走行方向に沿って始発駅から終着駅魔で順番
に駅番号j(j=1,2,3,4,…)が付されてい
る。そして、図2に示すように、各駅15のホーム16
の各ホーム入口の上方位置には電光表示板で構成された
表示器17が取付けられている。
【0024】各表示器17には、図3で示すように、列
車の各進行方向に対応する2種類の列車パターン26,
27が表示される。各列車パターン26,27は先頭車
両から末尾車両までの複数の車両パターン26a,27
bで構成されている。そして、各車両パターン26a,
26bはそれぞれ次にこのホーム16に到着する列車1
1の各車両12の混雑度に応じた色で表示される。例え
ば[緑色]は混雑でない通常状態を示し、[黄色]は混
雑を示し、[赤色]は大混雑を示す。
車の各進行方向に対応する2種類の列車パターン26,
27が表示される。各列車パターン26,27は先頭車
両から末尾車両までの複数の車両パターン26a,27
bで構成されている。そして、各車両パターン26a,
26bはそれぞれ次にこのホーム16に到着する列車1
1の各車両12の混雑度に応じた色で表示される。例え
ば[緑色]は混雑でない通常状態を示し、[黄色]は混
雑を示し、[赤色]は大混雑を示す。
【0025】次に、各部における詳細動作を順番に説明
する。図4は、列車11が駅15のホーム16に到着し
てから該当駅15を発車するまでの期間(計測期間T)
における各車両12の乗客重量Wi (i=1,2,3,4.…)の
変化を示す図である。列車11が駅15のホーム16に
到着して扉が開くと、乗客が降車するので乗客重量Wi
は低下し、全ての降車客が降りた時点で、乗客重量Wi
は最小値を示す。この最小値を該当駅15(駅番号j)
における該当車両12(車両番号i)の降車後乗客重量
Waij と定義する。また、全ての降車客が降りた後に、
該当駅15のホーム16で待っていた客がこの車両12
に乗込むと乗客重量Wi が上昇する。そして、全ての客
が乗車して、扉が閉じて、列車11が該当駅15(駅番
号j)を発車した時点における乗客重量Wi を乗車後乗
客重量Wbij と定義する。
する。図4は、列車11が駅15のホーム16に到着し
てから該当駅15を発車するまでの期間(計測期間T)
における各車両12の乗客重量Wi (i=1,2,3,4.…)の
変化を示す図である。列車11が駅15のホーム16に
到着して扉が開くと、乗客が降車するので乗客重量Wi
は低下し、全ての降車客が降りた時点で、乗客重量Wi
は最小値を示す。この最小値を該当駅15(駅番号j)
における該当車両12(車両番号i)の降車後乗客重量
Waij と定義する。また、全ての降車客が降りた後に、
該当駅15のホーム16で待っていた客がこの車両12
に乗込むと乗客重量Wi が上昇する。そして、全ての客
が乗車して、扉が閉じて、列車11が該当駅15(駅番
号j)を発車した時点における乗客重量Wi を乗車後乗
客重量Wbij と定義する。
【0026】したがって、一つ前の駅15(駅番号j−
1)の乗車後乗客重量Wbij-1 が既知の場合、該当駅1
5(駅番号j)で降車した降車乗客重量Wcij が演算に
より求まる。
1)の乗車後乗客重量Wbij-1 が既知の場合、該当駅1
5(駅番号j)で降車した降車乗客重量Wcij が演算に
より求まる。
【0027】各車両12の各重量計13は速度計等から
列車11の停止期間に対応する計測期間Tを検出して、
この計測期間Tにおける乗客重量Wi を連続して計測し
て、送信データ作成部14へ送出する。
列車11の停止期間に対応する計測期間Tを検出して、
この計測期間Tにおける乗客重量Wi を連続して計測し
て、送信データ作成部14へ送出する。
【0028】各列車11の送信データ作成部14は自己
の列車11の走行位置を常時監視しており、該当列車1
1が駅15のホーム16に到着すると該当駅15の駅番
号jを把握できる。
の列車11の走行位置を常時監視しており、該当列車1
1が駅15のホーム16に到着すると該当駅15の駅番
号jを把握できる。
【0029】そして、送信データ作成部14は図6に示
す流れ図に従ってデータ処理を実行する。S(ステッ
プ)1において、該当列車11がj番目の駅15のホー
ム16に到着すると、各車両12の各重量計13から計
測期間Tにおける連続した乗客重量Wij(i=1,2,3,4,
…)を受信する(S2)。次に、各連続乗客重量Wijか
ら各車両12における降車後乗客重量Waij (i=1,2,3,
4,…)を検出し(S3)、さらに、乗車後乗客重量W
bij (i=1,2,3,4,…)を検出する(S4)。そして、自
己の列車11を特定する列車番号と検出した降車後乗客
重量Waij (i=1,2,3,4,…)と乗車後乗客重量Wbij
(i=1,2,3,4,…)とをデータ送信装置18を介して、管
理センタ21へ送信する(S5)。
す流れ図に従ってデータ処理を実行する。S(ステッ
プ)1において、該当列車11がj番目の駅15のホー
ム16に到着すると、各車両12の各重量計13から計
測期間Tにおける連続した乗客重量Wij(i=1,2,3,4,
…)を受信する(S2)。次に、各連続乗客重量Wijか
ら各車両12における降車後乗客重量Waij (i=1,2,3,
4,…)を検出し(S3)、さらに、乗車後乗客重量W
bij (i=1,2,3,4,…)を検出する(S4)。そして、自
己の列車11を特定する列車番号と検出した降車後乗客
重量Waij (i=1,2,3,4,…)と乗車後乗客重量Wbij
(i=1,2,3,4,…)とをデータ送信装置18を介して、管
理センタ21へ送信する(S5)。
【0030】管理センタ21のデータ受信装置22は各
列車11から受信した列車番号と降車後乗客重量Waij
と乗車後乗客重量Wbij とをデータ処理装置23へ送付
する。
列車11から受信した列車番号と降車後乗客重量Waij
と乗車後乗客重量Wbij とをデータ処理装置23へ送付
する。
【0031】デー処理装置23のデータベース24に
は、図5に示すように実績降車客数メモリ28、実績乗
車客数メモリ29及び列車運行情報メモリ30が形成さ
れている。
は、図5に示すように実績降車客数メモリ28、実績乗
車客数メモリ29及び列車運行情報メモリ30が形成さ
れている。
【0032】実績降車客数メモリ28内には、各駅15
(駅番号j=1,2,3,4,…)における各車両12
(車両番号i=1,2,3,4,…)の過去の実績の降
車客数が記憶されている。同様に、実績乗車客数メモリ
29内には、各駅15における各車両12の過去の実績
の乗車客数が記憶されている。また、列車運行情報メモ
リ30内には、各列車番号毎に、該当列車11の各駅1
5における到着ホーム(停車番線)、到着時刻、発車時
刻等の列車運行に関する運行ダイヤが記憶されている。
(駅番号j=1,2,3,4,…)における各車両12
(車両番号i=1,2,3,4,…)の過去の実績の降
車客数が記憶されている。同様に、実績乗車客数メモリ
29内には、各駅15における各車両12の過去の実績
の乗車客数が記憶されている。また、列車運行情報メモ
リ30内には、各列車番号毎に、該当列車11の各駅1
5における到着ホーム(停車番線)、到着時刻、発車時
刻等の列車運行に関する運行ダイヤが記憶されている。
【0033】バッファメモリ25内には、各列車11か
ら受領した現在駅15(駅番号j)及び一つ前の駅15
(駅番号j−1)における降車後乗客重量Waij ,W
aij-1と乗車後乗客重量Wbij ,Wbij-1 とを記憶保持
する。
ら受領した現在駅15(駅番号j)及び一つ前の駅15
(駅番号j−1)における降車後乗客重量Waij ,W
aij-1と乗車後乗客重量Wbij ,Wbij-1 とを記憶保持
する。
【0034】そして、データ処理装置23は図7の流れ
図に従ってデータ処理を実行する。先ず、Q1にて、デ
ータ処理部23は一つの列車11からj番目の駅15を
発車した直後に該当駅15における列車番号と降車後乗
客重量Waij と乗車後乗客重量Wbij とを受信すると、
データベース24の列車運行情報メモリ30を検索して
(Q2)、該当列車11の次駅15(駅番号j+1)及
び次駅15における停車番線(停車ホーム)を決定する
(Q3)。
図に従ってデータ処理を実行する。先ず、Q1にて、デ
ータ処理部23は一つの列車11からj番目の駅15を
発車した直後に該当駅15における列車番号と降車後乗
客重量Waij と乗車後乗客重量Wbij とを受信すると、
データベース24の列車運行情報メモリ30を検索して
(Q2)、該当列車11の次駅15(駅番号j+1)及
び次駅15における停車番線(停車ホーム)を決定する
(Q3)。
【0035】次に、乗客一人当りの平均重量は例えば6
0Kg等の予め統計的に求まっているので、降車後乗客
重量Waij と乗車後乗客重量Wbij とからj番目の駅1
5における降車後乗客数Naij (i=1,2,3,4,…)と乗車
後乗客数Nbij (i=1,2,3,4,…)を算出する(Q4)。
この求めた降車後乗客数Naij と乗車後乗客数Nbijと
をバッファメモリ25に記憶保持しておく(Q5)。
0Kg等の予め統計的に求まっているので、降車後乗客
重量Waij と乗車後乗客重量Wbij とからj番目の駅1
5における降車後乗客数Naij (i=1,2,3,4,…)と乗車
後乗客数Nbij (i=1,2,3,4,…)を算出する(Q4)。
この求めた降車後乗客数Naij と乗車後乗客数Nbijと
をバッファメモリ25に記憶保持しておく(Q5)。
【0036】次に、データベース24の実績降車客数メ
モリ28から次駅15(駅番号j+1)における各車両
12(車両番号i=1,2,3,4,…)の実績降車客数Eij+1を
読出して(Q6)、この読出した実績降車客数Eij+1を
次駅15(駅番号j+1)での予測降車客数Bij+1(i=
1,2,3,4,…)とする(Q7)。そして、この予測降車客
数Bij+1を用いて次駅15(駅番号j+1)における該
当列車11における各車両12の予測残留乗客数Cij+1
(i=1,2,3,4,…)を下式を用いて算出する(Q8)。
モリ28から次駅15(駅番号j+1)における各車両
12(車両番号i=1,2,3,4,…)の実績降車客数Eij+1を
読出して(Q6)、この読出した実績降車客数Eij+1を
次駅15(駅番号j+1)での予測降車客数Bij+1(i=
1,2,3,4,…)とする(Q7)。そして、この予測降車客
数Bij+1を用いて次駅15(駅番号j+1)における該
当列車11における各車両12の予測残留乗客数Cij+1
(i=1,2,3,4,…)を下式を用いて算出する(Q8)。
【0037】Cij+1=Nbij −Bij+1 i=1,2,
3,4,… 次駅15(駅番号j+1)における予測残留乗客数C
ij+1が求まると、この予測残留乗客数Cij+1を各車両1
2の定員で除算して、次駅15(駅番号j+1)におけ
る各車両12(i=1,2,3,4,…)における乗客の乗車前の
混雑度(乗車率%)Dij+1(i=1,2,3,4,…)を算出する
(Q9)。
3,4,… 次駅15(駅番号j+1)における予測残留乗客数C
ij+1が求まると、この予測残留乗客数Cij+1を各車両1
2の定員で除算して、次駅15(駅番号j+1)におけ
る各車両12(i=1,2,3,4,…)における乗客の乗車前の
混雑度(乗車率%)Dij+1(i=1,2,3,4,…)を算出する
(Q9)。
【0038】Dij+1=Cij+1÷定員×100 (%) 算出した各車両12の乗車前の混雑度Dij+1(i=1,2,3,
4,…)を次駅15(駅番号j+1)へ列車番号と共に送
信する(Q10)。
4,…)を次駅15(駅番号j+1)へ列車番号と共に送
信する(Q10)。
【0039】次に、現在駅15(駅番号j)における各
車両12の実績降車客数Eij(i=1,2,3,4,…)をバッフ
ァメモリ25に保存されている一つ前の駅15(駅番号
j−1)における乗車後乗客数Nbij-1 と現在駅15
(駅番号j)の降車後乗客数Naij を用いて下式で算出
する(Q11)。
車両12の実績降車客数Eij(i=1,2,3,4,…)をバッフ
ァメモリ25に保存されている一つ前の駅15(駅番号
j−1)における乗車後乗客数Nbij-1 と現在駅15
(駅番号j)の降車後乗客数Naij を用いて下式で算出
する(Q11)。
【0040】 Eij=Nbij-1 −Naij i=1,2,3,4,… そして、Q12にて、この算出された実績降車客数Eij
に対して補正を加える。すなわち、車両12が混雑して
いる場合は、列車11がホーム16に到着して各車両1
2の扉が開くと、扉近傍の客が自己がこの駅15で下車
しない場合においても、一旦ホーム16へ降車し、降車
客が全て降車したのち再度同一車両12へ乗車する。こ
のような場合、測定された降車後乗客数Naij が実際よ
り少なくなる。その結果、算出された実績降車客数Eij
が実際より多くなる。この一旦ホーム16へ降車する乗
客数は、前駅15における発車後の各車両12の混み程
度を示す乗車後乗客数Nbij-1 に応じて、経験的にほぼ
一定値に定まるので、算出された実績降車客数Eijから
この乗客数を減算する。
に対して補正を加える。すなわち、車両12が混雑して
いる場合は、列車11がホーム16に到着して各車両1
2の扉が開くと、扉近傍の客が自己がこの駅15で下車
しない場合においても、一旦ホーム16へ降車し、降車
客が全て降車したのち再度同一車両12へ乗車する。こ
のような場合、測定された降車後乗客数Naij が実際よ
り少なくなる。その結果、算出された実績降車客数Eij
が実際より多くなる。この一旦ホーム16へ降車する乗
客数は、前駅15における発車後の各車両12の混み程
度を示す乗車後乗客数Nbij-1 に応じて、経験的にほぼ
一定値に定まるので、算出された実績降車客数Eijから
この乗客数を減算する。
【0041】そして、補正された後の実績降車客数Eij
(i=1,2,3,4,…)をデータベース24の実績降車客数メ
モリ28へ登録する(Q13)。具体的には、実績降車
客数メモリ28の対応する平均的な客数を該当実績降車
客数Eijで学習して、さらに正確な値に更新する。
(i=1,2,3,4,…)をデータベース24の実績降車客数メ
モリ28へ登録する(Q13)。具体的には、実績降車
客数メモリ28の対応する平均的な客数を該当実績降車
客数Eijで学習して、さらに正確な値に更新する。
【0042】次に、現在駅15(駅番号j)における各
車両12の実績乗車客数Fij(i=1,2,3,4,…)をバッフ
ァメモリ25に保存されている降車後乗客数Naij と乗
車後乗客数Nbij とを用いて算出する(Q14)。
車両12の実績乗車客数Fij(i=1,2,3,4,…)をバッフ
ァメモリ25に保存されている降車後乗客数Naij と乗
車後乗客数Nbij とを用いて算出する(Q14)。
【0043】 Fij=Nbij −Naij i=1,2,3,4,… この求めた実績乗車客数Fijをデータベース24の実績
乗車客数メモリ29へ登録する(Q15)。
乗車客数メモリ29へ登録する(Q15)。
【0044】なお、この実績乗車客数メモリ29に登録
された各駅15,各車両12の実績乗車客数Fijは後日
該当鉄道会社における列車ダイヤ編成や駅舎建設の参考
データに使用される。
された各駅15,各車両12の実績乗車客数Fijは後日
該当鉄道会社における列車ダイヤ編成や駅舎建設の参考
データに使用される。
【0045】以上で、一つの列車11が一つの駅15
(駅番号j)を発車した時における次駅15(駅番号j
+1)での各車両12の乗車前の混雑度Dij+1の算出処
理が終了したので、駅番号jを更新して(Q16)、Q
1へ戻り、次の駅15からのデータ受信を待つ。
(駅番号j)を発車した時における次駅15(駅番号j
+1)での各車両12の乗車前の混雑度Dij+1の算出処
理が終了したので、駅番号jを更新して(Q16)、Q
1へ戻り、次の駅15からのデータ受信を待つ。
【0046】管理センタ21のデータ処理装置23から
列車番号と各車両12の乗車前の混雑度Dij+1(i=1,2,
3,4,…)を受信した次の駅15(駅番号j+1)のデー
タ受信装置31は、乗車前の混雑度Dij+1(i=1,2,3,4,
…)を該当列車11が到着するホーム16の表示器17
に図3に示すように各車両12の各車両パターン26
a,27b毎に色別表示する。
列車番号と各車両12の乗車前の混雑度Dij+1(i=1,2,
3,4,…)を受信した次の駅15(駅番号j+1)のデー
タ受信装置31は、乗車前の混雑度Dij+1(i=1,2,3,4,
…)を該当列車11が到着するホーム16の表示器17
に図3に示すように各車両12の各車両パターン26
a,27b毎に色別表示する。
【0047】例えば[緑色]は混雑でない通常状態を示
し、[黄色]は混雑を示し、[赤色]は大混雑を示す。
この各車両パターン26a,27bを[緑色],[黄
色],[赤色]に色別表示する場合における混雑度D
ij+1の各境界値(表示範囲)は各鉄道会社が過去の実績
に基づいて決定する。
し、[黄色]は混雑を示し、[赤色]は大混雑を示す。
この各車両パターン26a,27bを[緑色],[黄
色],[赤色]に色別表示する場合における混雑度D
ij+1の各境界値(表示範囲)は各鉄道会社が過去の実績
に基づいて決定する。
【0048】このように構成された列車混雑度表示方法
が採用された列車混雑度表示システムにおいては、各駅
15のホーム16の上方位置の表示器17に表示される
次にこのホーム17に到着する列車11の各車両12の
混雑度Dijは一つ前の駅15で測定された乗車後乗客重
量Wbij-1 から得られた乗車後乗客数Nbij-1 から当駅
15で該当車両12から降車する予測降車客数Bijを減
算した当駅での予測残留乗客数Cijから求めている。
が採用された列車混雑度表示システムにおいては、各駅
15のホーム16の上方位置の表示器17に表示される
次にこのホーム17に到着する列車11の各車両12の
混雑度Dijは一つ前の駅15で測定された乗車後乗客重
量Wbij-1 から得られた乗車後乗客数Nbij-1 から当駅
15で該当車両12から降車する予測降車客数Bijを減
算した当駅での予測残留乗客数Cijから求めている。
【0049】したがって、ホーム16で列車11の到着
を待っている乗客にとっては、ホーム16に到着してま
だ当駅15で降車予定の乗客が乗車した状態の混雑度で
はなくて、当駅15で降車客が各車両12から降車した
後の混雑度Dijが表示される。したがって、これから、
乗車しようとする車両12の正確な混雑度が把握でき、
当駅15を発車する列車11の各車両12相互間の混雑
度がより一層均一化できる。
を待っている乗客にとっては、ホーム16に到着してま
だ当駅15で降車予定の乗客が乗車した状態の混雑度で
はなくて、当駅15で降車客が各車両12から降車した
後の混雑度Dijが表示される。したがって、これから、
乗車しようとする車両12の正確な混雑度が把握でき、
当駅15を発車する列車11の各車両12相互間の混雑
度がより一層均一化できる。
【0050】その結果、乗客にとって不快な通勤を少し
でも回避でき、鉄道会社にとっても、各列車11におけ
る乗客の降乗りの所要時間を短縮でき、全体の輸送効率
を向上できる。
でも回避でき、鉄道会社にとっても、各列車11におけ
る乗客の降乗りの所要時間を短縮でき、全体の輸送効率
を向上できる。
【0051】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものてはない。例えば管理センタ21のデータ処理
装置23や列車11の送信デーテ作成装置14における
各データ処理を実行する制御プログラムは例えばFD
(フロッピーディスク)やCD−R0M等の記録媒体か
ら供給することも可能である。
れるものてはない。例えば管理センタ21のデータ処理
装置23や列車11の送信デーテ作成装置14における
各データ処理を実行する制御プログラムは例えばFD
(フロッピーディスク)やCD−R0M等の記録媒体か
ら供給することも可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の列車混雑度
表示方法及び列車混雑度表示システムにおいては、現在
駅における各車両の乗客重量を連続測定して、次駅にお
ける各車両から乗客が降りた後の残留乗客数を予測し、
この残留乗客数を混雑状況として次駅に表示している。
表示方法及び列車混雑度表示システムにおいては、現在
駅における各車両の乗客重量を連続測定して、次駅にお
ける各車両から乗客が降りた後の残留乗客数を予測し、
この残留乗客数を混雑状況として次駅に表示している。
【0053】したがって、次駅のホームにいる列車待ち
の客に対して、これから乗車しようとする車両の乗車時
点における正確な混雑状況を把握できるより有用な情報
を提供でき、かつ鉄道会社にとっても1列車内における
各車両相互間の乗車率を均一化でき、全体としての輸送
効率を向上できる。
の客に対して、これから乗車しようとする車両の乗車時
点における正確な混雑状況を把握できるより有用な情報
を提供でき、かつ鉄道会社にとっても1列車内における
各車両相互間の乗車率を均一化でき、全体としての輸送
効率を向上できる。
【図1】 本発明の一実施形態の列車混雑度表示方法が
採用された列車混雑度表示システムの概略構成を示す模
式図
採用された列車混雑度表示システムの概略構成を示す模
式図
【図2】 同実施形態システムにおける駅のホームに対
する表示器の配設位置を示す図
する表示器の配設位置を示す図
【図3】 同表示器の表示内容を示す図
【図4】 各列車の駅に到着してから出発するまでの各
車両の乗客重量特性図
車両の乗客重量特性図
【図5】 同実施形態システムのデータベースの記憶内
容を示す図
容を示す図
【図6】 同実施形態システムの列車における送信デー
タ作成装置の動作を示す流れ図
タ作成装置の動作を示す流れ図
【図7】 同実施形態システムの管理センタにおけるデ
ータ処理装置の動作を示す流れ図
ータ処理装置の動作を示す流れ図
【図8】 従来の各車両の混雑度表示手法を示す図
11…列車 12…車両 13…重量計 14…送信データ作成装置 15…駅 16…ホーム 17…表示器 21…管理センタ 23…データ処理装置 24…データベース 28…実績降車客数メモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 列車が各駅に到着してから該当駅を出発
するまでの計測期間における各車両毎の乗客重量を連続
測定し、 この連続測定された各車両の計測期間における最小重量
に対応する降車後乗客数と計測期終了時の重量に対応す
る乗車後乗客数とを求め、 この求められた現在駅の乗車後乗客数から、過去の実績
降車客数にて得られる次駅の予測降車客数を減算して、
次駅における各車両の残留乗客数を算出し、 この算出された各車両の残留乗客数を各車両の混雑状況
として次駅の表示装置に表示出力することを特徴とする
列車混雑度表示方法。 - 【請求項2】 列車が各駅に到着してから該当駅を出発
するまでの計測期間における各車両毎の乗客重量を連続
測定する乗客重量測定装置と、 この乗客重量測定装置にて連続測定された各車両の計測
期間における最小重量に対応する降車後乗客数と計測期
終了時の重量に対応する乗車後乗客数とを求める乗客数
抽出手段と、 列車が任意駅の一つ前の駅に到着した時に前記乗客数抽
出手段で得られる前駅の乗車後乗客数から任意駅に到着
した時に前記乗客数抽出手段で得られる任意駅の降車後
乗客人数を減算して任意駅における各車両の実績降車客
数を算出する実績降車客数算出手段と、 各駅毎に算出される各車両の実績降車客数を記憶する実
績降車客数メモリと、 前記乗客数抽出手段で求められた現在駅の乗車後乗客数
から、前記実績降車客数メモリに記憶された次駅の実績
降車客数から得られる次駅の予測降車客数を減算して、
次駅における各車両の残留乗客数を算出する残留乗客数
算出手段と、 この算出された各車両の残留乗客数を各車両の混雑状況
として次駅の表示装置に表示出力する表示制御手段とを
備えた列車混雑度表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2652797A JPH10217968A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 列車混雑度表示方法及びその表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2652797A JPH10217968A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 列車混雑度表示方法及びその表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10217968A true JPH10217968A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12195961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2652797A Pending JPH10217968A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 列車混雑度表示方法及びその表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10217968A (ja) |
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000190847A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Mitsubishi Electric Corp | 混雑状況通知システム |
JP2003285637A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-07 | Toshiba Corp | 車両用空調制御方法 |
JP2004243791A (ja) * | 2003-02-10 | 2004-09-02 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | 車両別乗車状況把握・表示方法及びシステム |
JP2007249277A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Nec Corp | 車両混雑状況予測システム及び方法、プログラム |
JP2009521902A (ja) * | 2005-12-23 | 2009-06-04 | エーエスエフ−キーストーン インコーポレイテッド | 列車監視システム |
JP2012101640A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Mitsubishi Electric Corp | 列車混雑情報サービスシステム |
JP2012118790A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Hitachi Ltd | 混雑度推定装置 |
JP2015009604A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 株式会社日立製作所 | 列車混雑度予測システム、及び列車混雑度予測方法 |
US9365223B2 (en) | 2010-08-23 | 2016-06-14 | Amsted Rail Company, Inc. | System and method for monitoring railcar performance |
JP2016168876A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 株式会社東芝 | 混雑予測装置及び混雑予測方法 |
JP2017522679A (ja) * | 2014-07-14 | 2017-08-10 | ベーム,ゲリット | 公共輸送車両の収容能力予測 |
JP2018058493A (ja) * | 2016-10-05 | 2018-04-12 | 富士通株式会社 | 駅案内システム、駅案内プログラム、及び駅案内方法 |
US10137915B2 (en) | 2013-12-24 | 2018-11-27 | Amsted Rail Company, Inc. | System and method for detecting operational anomalies in train consists and railcars |
JP2019089417A (ja) * | 2017-11-14 | 2019-06-13 | 株式会社日立製作所 | 車両情報表示システム、車両情報表示方法、および、車両情報表示のためのサーバ装置 |
JP2019171887A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-10 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ | 乗客重量均一化支援装置、及び乗客重量均一化支援方法 |
JPWO2018155031A1 (ja) * | 2017-02-24 | 2019-12-19 | 株式会社日立製作所 | 管理システム、管理装置、及び、管理方法 |
EP3690843A4 (en) * | 2017-09-29 | 2020-08-12 | Fujitsu Limited | ESTIMATE PROGRAM, ESTIMATION SYSTEM AND ESTIMATE PROCESS |
US10850755B2 (en) | 2015-05-27 | 2020-12-01 | Amsted Rail Company, Inc. | System and method for building and managing a train consist |
CN113665636A (zh) * | 2021-09-02 | 2021-11-19 | 中铁第一勘察设计院集团有限公司 | 地铁智能旅客引导系统 |
US11180170B2 (en) | 2018-01-24 | 2021-11-23 | Amsted Rail Company, Inc. | Discharge gate sensing method, system and assembly |
CN114187698A (zh) * | 2020-08-25 | 2022-03-15 | 刘健 | 一种控制站台乘车区闸门的数据库系统 |
US11312350B2 (en) | 2018-07-12 | 2022-04-26 | Amsted Rail Company, Inc. | Brake monitoring systems for railcars |
KR20220129813A (ko) * | 2021-03-17 | 2022-09-26 | 주식회사 와이엠씨 | 무인 주차장의 데이터 베이스 구축 및 그 이용방법 |
US11595256B2 (en) | 2018-04-17 | 2023-02-28 | Amsted Rail Company, Inc. | Autonomous optimization of intra-train communication network |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP2652797A patent/JPH10217968A/ja active Pending
Cited By (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000190847A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Mitsubishi Electric Corp | 混雑状況通知システム |
JP2003285637A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-07 | Toshiba Corp | 車両用空調制御方法 |
JP2004243791A (ja) * | 2003-02-10 | 2004-09-02 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | 車両別乗車状況把握・表示方法及びシステム |
JP2009521902A (ja) * | 2005-12-23 | 2009-06-04 | エーエスエフ−キーストーン インコーポレイテッド | 列車監視システム |
US8212685B2 (en) | 2005-12-23 | 2012-07-03 | Amsted Rail Company, Inc. | Railroad train monitoring system |
JP2007249277A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Nec Corp | 車両混雑状況予測システム及び方法、プログラム |
US9981673B2 (en) | 2010-08-23 | 2018-05-29 | Amsted Rail Company, Inc. | System and method for monitoring railcar performance |
US9365223B2 (en) | 2010-08-23 | 2016-06-14 | Amsted Rail Company, Inc. | System and method for monitoring railcar performance |
JP2012101640A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Mitsubishi Electric Corp | 列車混雑情報サービスシステム |
JP2012118790A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Hitachi Ltd | 混雑度推定装置 |
JP2015009604A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 株式会社日立製作所 | 列車混雑度予測システム、及び列車混雑度予測方法 |
US10137915B2 (en) | 2013-12-24 | 2018-11-27 | Amsted Rail Company, Inc. | System and method for detecting operational anomalies in train consists and railcars |
JP2017522679A (ja) * | 2014-07-14 | 2017-08-10 | ベーム,ゲリット | 公共輸送車両の収容能力予測 |
JP2016168876A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 株式会社東芝 | 混雑予測装置及び混雑予測方法 |
US10850755B2 (en) | 2015-05-27 | 2020-12-01 | Amsted Rail Company, Inc. | System and method for building and managing a train consist |
JP2018058493A (ja) * | 2016-10-05 | 2018-04-12 | 富士通株式会社 | 駅案内システム、駅案内プログラム、及び駅案内方法 |
JPWO2018155031A1 (ja) * | 2017-02-24 | 2019-12-19 | 株式会社日立製作所 | 管理システム、管理装置、及び、管理方法 |
US11462102B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-10-04 | Fujitsu Limited | Storage medium, estimation device, and estimation method |
EP3690843A4 (en) * | 2017-09-29 | 2020-08-12 | Fujitsu Limited | ESTIMATE PROGRAM, ESTIMATION SYSTEM AND ESTIMATE PROCESS |
JP2019089417A (ja) * | 2017-11-14 | 2019-06-13 | 株式会社日立製作所 | 車両情報表示システム、車両情報表示方法、および、車両情報表示のためのサーバ装置 |
US11180170B2 (en) | 2018-01-24 | 2021-11-23 | Amsted Rail Company, Inc. | Discharge gate sensing method, system and assembly |
JP2019171887A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-10 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ | 乗客重量均一化支援装置、及び乗客重量均一化支援方法 |
US12021687B2 (en) | 2018-04-17 | 2024-06-25 | Amsted Rail Company, Inc. | Autonomous optimization of intra-train communication network |
US11595256B2 (en) | 2018-04-17 | 2023-02-28 | Amsted Rail Company, Inc. | Autonomous optimization of intra-train communication network |
US11312350B2 (en) | 2018-07-12 | 2022-04-26 | Amsted Rail Company, Inc. | Brake monitoring systems for railcars |
US11993235B2 (en) | 2018-07-12 | 2024-05-28 | Amsted Rail Company, Inc. | Brake monitoring systems for railcars |
CN114187698A (zh) * | 2020-08-25 | 2022-03-15 | 刘健 | 一种控制站台乘车区闸门的数据库系统 |
KR20220129813A (ko) * | 2021-03-17 | 2022-09-26 | 주식회사 와이엠씨 | 무인 주차장의 데이터 베이스 구축 및 그 이용방법 |
CN113665636A (zh) * | 2021-09-02 | 2021-11-19 | 中铁第一勘察设计院集团有限公司 | 地铁智能旅客引导系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10217968A (ja) | 列車混雑度表示方法及びその表示システム | |
US20240310840A1 (en) | Transportation system | |
EP2923913B1 (en) | Automatic train operation system | |
EP2738060A1 (en) | Passenger guidance system for guidance of passengers within a public transportation vehicle | |
CN112214873B (zh) | 一种轨道交通故障下的客流分布仿真评估方法及系统 | |
CN104240529B (zh) | 一种预测公交到站时间的方法及系统 | |
JP2001055145A (ja) | 動的環境下における列車乗客数の推定方法及びそれを用いた運転整理支援システム | |
Al-Mudhaffar et al. | Bus stop and bus terminal capacity | |
CN111401643B (zh) | 一种城市轨道交通客流回路自适应的智能列车调度方法 | |
JP2017124646A (ja) | 運行管理システムおよび運行管理方法 | |
US12272241B2 (en) | Artificial intelligence for responsive operation for vehicle fleet management and method thereof | |
JPH09156507A (ja) | 列車運行管理装置 | |
CN116542404B (zh) | 一种客运枢纽场站抵站旅客接续换乘时间的预测方法 | |
CN114707709A (zh) | 铁路综合客运枢纽安全预警方法及系统 | |
JP4892581B2 (ja) | バス乗車誘導システムおよびバス乗車誘導方法 | |
JPH11192948A (ja) | 鉄道制御装置 | |
JP5810510B2 (ja) | 列車混雑情報サービスシステム | |
Li et al. | Real-time scheduling on a transit bus route | |
CN106408946A (zh) | 一种合用站台的常规公交车辆到达率上限确定方法 | |
JPS60259567A (ja) | 列車運行管理システム | |
Reilly et al. | Public transport capacity analysis procedures for developing cities | |
JP2023503265A (ja) | 輸送サービスにおいて乗客が利用可能なスペースを知らせるためのシステム | |
JP7425680B2 (ja) | ナビゲーション装置、及びナビゲーション方法 | |
JP7454578B2 (ja) | 交通広告配信システム、交通広告配信プログラム、および交通広告配信方法 | |
Vojtek et al. | Methodology for calculation of minimum transfer time in the transport hub |