[go: up one dir, main page]

JPH10214507A - 反射器及び反射器を備えた照明器具 - Google Patents

反射器及び反射器を備えた照明器具

Info

Publication number
JPH10214507A
JPH10214507A JP10021440A JP2144098A JPH10214507A JP H10214507 A JPH10214507 A JP H10214507A JP 10021440 A JP10021440 A JP 10021440A JP 2144098 A JP2144098 A JP 2144098A JP H10214507 A JPH10214507 A JP H10214507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
involute
light source
legs
branch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10021440A
Other languages
English (en)
Inventor
Dieter Dr Hofmann
ホフマン デイーター
Ulrich Binder
ビンダー ウルリツヒ
Lothar Dr Hitzschke
ヒツシユケ ロタール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osram GmbH
Original Assignee
Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH filed Critical Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH
Publication of JPH10214507A publication Critical patent/JPH10214507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S8/00Lighting devices intended for fixed installation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/005Reflectors for light sources with an elongated shape to cooperate with linear light sources
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/0058Reflectors for light sources adapted to cooperate with light sources of shapes different from point-like or linear, e.g. circular light sources
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2103/00Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes
    • F21Y2103/30Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes curved
    • F21Y2103/37U-shaped

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの脚を有する長く延びた光源の場合にも
全ての光が光源の傍を通り過ぎて反射されるような反射
器を提供する。 【解決手段】 2脚形ランプ52用の反射器51の輪郭
は4つのインボリュート枝辺21a〜21dから構成さ
れ、それぞれ2つのインボリュート枝辺21a、21b
がランプの1つの脚56に所属し、対になっている2つ
のインボリュート枝辺21a、21b間の頂点S1 は2
つのランプ脚54、56間に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの脚を有する
長く延びた光源又は環形光源のための反射器であって、
反射器の輪郭が少なくとも部分的にインボリュートのセ
クションから形成され、2つのセクションが頂点で接触
する反射器に関する。
【0002】本発明においては特に広大な光源、特に多
脚形又は環形蛍光ランプ又は類似に形成された無電極式
マイクロ波励起ランプ(ドイツ連邦共和国特許出願公開
第2601666号明細書参照)のような長く延びた光
源のための反射器が対象とされる。光源なる概念には以
下においては赤外線又は紫外線を放出する放射源をも含
むものとする。
【0003】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第275
5253号明細書によって長く延びた直管形光源、特に
蛍光ランプ用に用いられ、切断線が部分的に2つの隣接
するインボリュート(下記参照)から形成されたトラフ
形反射器が既に知られている。2つのインボリュート枝
辺は互いに全く接触せず、そして光源上で、厳密に言え
ば光源の背後の光出射口で終了するか、又は(光出射口
に関して)光源の背後で光源から或る一定の距離をもっ
て接触する。2つのインボリュートのこの交点は以下に
おいては頂点という。
【0004】ヨーロッパ特許出願公開第442246号
明細書によって、直管形光源用に用いられ、切断線が2
つの鏡面対称形インボリュート枝辺を形成し、その頂点
が同様に光源の背後でしかも光出射口に対する法線上に
正確に位置する完全に類似した反射器が知られている。
インボリュートは光出射口へ向かって放物線状枝辺に移
行する。
【0005】しかしながら、単脚形光源に適するような
この種の技術は2つの脚を有する長く延びた光源には適
しない。何故ならば、この種の反射器は全ての光をもは
や光源の傍を通り過ぎて反射することができないからで
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、2つ
の脚を有する長く延びた光源の場合にも全ての光を光源
の傍を通り過ぎて反射するような冒頭で述べた種類の反
射器を提供することにある。本発明の他の課題はこの種
の反射器を備えた照明器具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題は、輪郭
が全部で4つのインボリュートセクションを有し、その
内それぞれ2つの逆方向へ向けられたインボリュートは
それぞれ光源の1つの脚に所属し、その配置は回転対称
又は両脚間の中心を通る対称軸線に関して軸対称であ
り、頂点は脚の中心を結ぶ直線上にほぼ位置し、それに
よりそれぞれ1つの長いインボリュートセクション(枝
辺)及び1つの短いインボリュートセクション(枝辺)
が1つの脚に所属する反射器によって解決される。
【0008】反射器に関する特に有利な構成は請求項2
乃至9に記載されている。
【0009】また上述の後者の課題は、ガラス球が2つ
の平行な脚を有しかつ反射器が2つの長い側面及び2つ
の短い側面を持つトラフ形反射器であるランプから光源
を構成した照明器具によって解決される。
【0010】広がった光源から放出された放射が光源上
へ反射されて戻される場合、一般にその放射の一部分は
吸収によって失われる。以下においては、円形又は楕円
形又は類似の断面を持つ2つの脚を有する放射源(例え
ば、コンパクト形又はU形蛍光ランプ)用に使われ、全
ての光を光源の傍を通り過ぎて反射し従って自己吸収に
よる損失を回避する反射器について述べる。最も簡単な
場合、放射を光源へ反射により戻さないという要求を除
いて、他の条件は考慮されない。この場合、反射器は出
来得る限り小さい寸法を有するという特色を持ってい
る。特に、放射強度の角度分布(インディカトリック
ス)は開かれ続ける。この角度分布は上述の反射器プロ
フィルからの適切なずれによって調整することができ
る。即ち、ここで説明する計算原理は実際にその都度の
利用目的に整合し得る限界曲線を提供し、その場合効率
及び/又は反射器サイズに関しては妥協することができ
る。光出射口の近辺では反射器の切断輪郭は例えば放物
線又は斜めの平面によって描くことができる。
【0011】本発明をより良く理解するために、最初に
インボリュート反射器の特性の詳細な説明を行う必要が
ある。
【0012】基本的な考え方は既に前から知られている
ので、図1に基づいて説明する。放射源1は半径Rの円
形断面を有している。この放射源1から放出された放射
は、反射器の切断線がインボリュートである場合、完全
に放射源の傍を通り過ぎて反射される(この螺旋状曲線
の簡単な導出は例えば刊行物「The Lihting
Journal」に掲載されたK.ゼーレンゼン著
「発光体のための光学系の設計(Design of
Optical Systems for Lumin
aires)」に示されている)。インボリュートは反
射器の各部分に当てはまる条件を満たしている。光源1
の表面上の点Kから接線方向に任意の反射器点Lの方向
へ放出された限界光線は光源の傍を右に反射されなけれ
ばならない。そのために、光源から点Lへ向かって放出
された他の全ての光線は、光源の反対側に位置する限界
点Mに至るまで、この限界点Mから放射された限界光線
(破線で示されている)を含めて、最初に光源の傍を右
に反射される。出来得る限り小さい反射器形状を提供す
る極端な場合、光線KLは自身へ反射される。図1によ
ればこのことからこの限界曲線の数学的定義は次の微分
形で与えられる。
【0013】
【数1】 dφ=〔(1/R)2 −(1/r)2 1/2 dr
【0014】なお、φ、rは反射器曲線の曲座標であ
る。出来得る限り小さい反射器曲線自身は数1の図形的
又は数学的積分によって得られる。この解は閉鎖形状で
与えられる。
【0015】
【数2】Φ(r)=Φ0 ±{〔(r/R)2 −1〕1/2
+arccos(R/r)}
【0016】Φ0 によって光源の表面におけるインボリ
ュートの出発点が与えられる。上述の考察のために、ラ
ンプ軸線は座標原点(r=0)に位置すると仮定されて
いる。大きさΦ0 は以下においては回転角と称される。
【0017】最も簡単な場合に光源表面(点B)から放
射状に出発する螺旋(図1参照)が与えられる。この螺
旋は専門家の間ではインボリュートと称されている。こ
のインボリュートはランプ横断面の周囲に、従って一般
にその半径Rに明らかに所属する。
【0018】一般に、最小寸法より大きな寸法を持つ反
射器も使用することができる。
【0019】
【数3】 dφ≦〔(1/R)2 −(1/r)2 1/2 dr
【0020】上述のインボリュートに関しては原理的に
任意のセクションを反射器として選定することができ
る。特に光源の表面に当たらないセクションを使用する
ことができる。鏡像を、即ち逆方向へ開くインボリュー
トを補助的に使用することもできる。
【0021】単脚形光源の公知の例のために、図1は例
として、円形断面を持つ光源1用に用いられ切断線3が
上述の条件を満たしている反射器2を示す。2つの逆方
向に延びるインボリュート枝辺3a、3bの内、曲線部
分AB、BFが使用される。光出射口4(点A、Fを結
ぶ平面)はランプ下側縁部の高さに位置している。それ
ゆえ、このような装置は下側の半空間内のみへ放射す
る。両インボリュート枝辺は、この両インボリュート枝
辺が頂点即ち共通の点Bでランプ表面からスタートする
ように結合された。このような装置は理論的にかかる反
射器の幅b、高さhの最小寸法即ちb=6.3R、h=
2.5Rを提供する。
【0022】実際には、頂点が光源の表面の上方に配置
された2つの逆方向に延びるインボリュート枝辺が使用
される。
【0023】本発明によれば、適当に変えることによっ
て上述の原理を、2つの脚を持つランプにも適用するこ
とができる。
【0024】2つの脚にも拘わらず光が光源へ逆戻りし
ないようにするために、反射器の切断面は全部で4つの
インボリュート枝辺から構成される。各2つのインボリ
ュート枝辺が光源の1つの脚に所属する。他の脚に対す
る配置は軸対称であり、軸線は脚間の中心を延びる。
【0025】1つの脚に所属する2つのインボリュート
枝辺の頂点は従来のように光源の背後に配置されている
のではなく(即ち、光出射口の平面から見てほぼその法
線上に位置している)、それに対して90°だけ回転さ
せられ第2の脚に向いている。ここでも、大きさが上記
で定義された角直径にほぼ一致するある遊びが許され
る。頂点は従って両脚間に位置する。両インボリュート
枝辺の長さはこの装置においては非常に様々である。長
い方のインボリュート枝辺の開き角度は180°以上で
あり、短い方のインボリュート枝辺の開き角度は明らか
に90°以下である。特に短い方のインボリュート枝辺
は放射が第1の脚から第2の脚へ当たらないように配慮
されている。
【0026】本発明によれば、反射器は、2つの脚を有
する長く延びた光源又は環形光源のための反射器であっ
て、反射器の輪郭が少なくとも部分的にインボリュート
のセクションから形成された反射器である。その場合、
2つのセクションは頂点で接触する。輪郭は全部で4つ
のインボリュートセクションを有し、その内それぞれ2
つの逆方向へ向けられたインボリュートがそれぞれ光源
の1つの脚に所属する。装置は回転対称(環形ランプの
場合)又は両脚間の中心を通る軸線に関して軸対称(長
く延びた光源の場合)であり、その場合頂点は脚の中心
を結ぶ直線上にほぼ位置し、それによりそれぞれ1つの
長い方のインボリュートセクション(枝辺)及び1つの
短い方のインボリュートセクション(枝辺)が1つの脚
に所属する。
【0027】頂点Sは結合直線に対して若干ずらされ得
る。この頂点は一般に角度ε=10°〜20°ずらすこ
とができる。なお、εは直線SO(頂点−原点)と脚間
の結合直線との間の角度である。
【0028】2つの長い方のインボリュート枝辺ならび
に2つの短い方のインボリュート枝辺は通常2つの脚間
で接触する。両接触点は反射器の対称軸線を表す(仮
想)直線を形成する。
【0029】反射器の輪郭は、外側へ放出された放射の
インディカトリックスが所望の目標により一層合うよう
にする別のセクションを持つことができる。特に1つの
別のセクションは長い方のインボリュート枝辺に続けら
れ、特に放物線形状を有するか又は斜めの平面として実
施することができる。
【0030】反射器において2つの脚間に支持壁もしく
は分離壁が実施されると好ましい。この分離壁は特にイ
ンボリュートの両接触点(図2のB、D参照)間を延び
ることができる。
【0031】分離壁の形成には多くの可能性がある。1
つの実施形態において、分離壁は輪郭として少なくとも
短い方の両インボリュート枝辺を有する。特に、分離壁
は輪郭として長い方のインボリュートの頂点近くの範囲
を含むことができる。しかしながら、短い方のインボリ
ュート枝辺の一部分はなくすことができ、特にこの短い
方のインボリュート枝辺は完全になくすこともできる。
【0032】しばしば分離壁はインボリュートに比べて
簡単にした輪郭ねたとえば斜めの又は真っ直ぐな壁を有
する。
【0033】本発明による反射器は、ガラス球が2つの
平行な脚を有しているランプから光源を構成した照明器
具用のトラフ形反射器として使用することができる。そ
の場合、ランプは閉鎖されたガラス球を持つ無電極式ラ
ンプを対象とすることができ、その場合ガラス球は平面
図では楕円形の又はほぼ矩形の形状を持つ管とすること
ができる。それとは異なり、U形の湾曲管を持つ従来の
蛍光ランプ、又は他の光源を使用することもできる。
【0034】実際にはもちろん脚間の分離壁の複雑な構
成が悪い照明効率に有利になるように簡単化されるか否
か十分に検討するべきである。例えば短い方のインボリ
ュート枝辺の一部分はなくすことができる。又は、分離
領域では反射器輪郭は簡単化されるか又は直線状分離条
帯としてのみ実施される。
【0035】光源としては、特にランプ管の両脚が両端
で互いに結合されそれにより閉鎖管を形成する環形又は
2脚形無電極式のランプを使用することもできる。閉鎖
管が楕円形又は面取りされた矩形であると好ましい。こ
の種のランプは例えばPCT/EP96/03180に
記載されている。しかしながら、原理的には2つの脚を
有する他の如何なる放射源も同様に適する。
【0036】勿論、この種の複数の反射器装置を並置す
ることができ、その場合原理的に4つ又はそれ以上の脚
を有するランプを並べて使用することもできる。
【0037】
【発明の実施の形態】次に、本発明を幾つかの実施例に
基づいて詳細に説明する。
【0038】図1は既に上記において詳細に説明した。
【0039】図2は、ガラス球が長く延びた第1の脚6
a及び第2の脚6bを有するランプのための本発明によ
る反射器5を示す。反射器輪郭は全体として4個のイン
ボリュート枝辺7a〜7dから構成されており、その
内、逆方向へ向けられた2つのインボリュートセクショ
ン7a、7bは光源の第1の脚6aに所属し、一方逆方
向へ向けられた2つのインボリュートセクション7c、
7dは光源の第2の脚6bに所属している。
【0040】インボリュート枝辺の配置は、両脚6a、
6b間の中央を通る一平面Zに関して軸対称である。光
源の第1の脚6aに所属し逆方向へ向けられた2つのイ
ンボリュートセクション7a、7bは共通の頂点Cを有
しており、この頂点Cは両脚6a、6bの中心を結ぶ直
線X上に位置し、それゆえ長い方のインボリュートセク
ション(枝辺)7a及び短い方のインボリュートセクシ
ョン(枝辺)7bはそれぞれ第1の脚6aに所属してい
る。同様に、しかしながら鏡面対称的に、逆方向へ向け
られた2つのインボリュートセクション7c、7dは光
源の第2の脚6bに所属し、長い方のインボリュート枝
辺7cと短い方のインボリュート枝辺7dは直線X上に
共通の頂点Eを有している。
【0041】このような配置において、両脚6a、6b
間の間隔aはa=2.1R、反射器全体の幅bはb=1
4.4R、高さhはh=4.6Rである。
【0042】反射器輪郭はここでは部分曲線AB、B
C、CD、DE、EB及びBFから構成されている。こ
れらの部分曲線は放射が光源へ戻らないように実施され
ている。
【0043】しかしながら、部分曲線CD、DE、BC
及びEBはその上一方の脚の放射が他方の脚へ当たらな
いようにもしている。当然のことながら、個々のケース
では、ここで複雑にされた反射器形状がどの程度の光量
を提供するかを調査しなければならない。
【0044】2つの下側反射器部分CD、DE及び場合
によっては上側反射器部分BC、EBは、放射を断念す
るという前提の下に、少なくとも部分的に廃止すること
ができる。
【0045】図3は図2の反射器にほぼ一致する反射器
を示す。しかしながら、第1の脚11aに所属するイン
ボリュート枝辺10a、10bは回転角の他のより小さ
い差に相応してガラス球表面上に別の出発点を有してい
る。注目すべきことは寸法a、b、h(=脚間隔、反射
器の幅、高さ)が小さくなることである。この場合、a
=1.35R、b=12.9R、h=4.2Rである。
即ちaが最も大きく減少している。即ち、点C、Eがガ
ラス球表面に近づけば近づく程、放射がランプへ反射さ
れることなく、脚間隔aを小さくすることができる。
【0046】図2及び図3で挙げられた寸法a、b、h
は物理的な反射器壁厚dを考慮していない計算値であ
る。実際にはdもしくは2dが加算されるべきである。
分離壁(下記参照)の厚みも考慮されていない。
【0047】図4には、長い方のインボリュート枝辺1
4aが頂点Cから出発して光出射口(点A)にまで達す
るのではなく点T1 までしか達しないように変更された
反射器が示されている。T1 からAまで反射器輪郭セク
ションは放物線14cとして(又は、図4に破線で示さ
れているように斜めの平面14dとして)実施されてい
る。両脚15a、15b間には分離帯16が設けられて
おり、その輪郭は長い方のインボリュート枝辺の部分曲
線BC、BE及び短い方のインボリュート枝辺14bの
一部分即ち部分曲線CD、EDへ続いている。短い方の
インボリュート枝辺14bの残りの部分はなくされてい
る。
【0048】図5には回転対称形又は軸対称形反射器の
他の実施例が示されており、頂点S1 、S2 は結合線X
に対して約10°上方へ傾いた直線上で、しかも環の両
切断円間もしくはU形ガラス球の両脚22a、22b間
に位置している。分離壁20は長い方のインボリュート
枝辺21aのセクションBS1 ならびに短い方のインボ
リュート枝辺の代用輪郭即ち斜線21bを含む輪郭を有
している。断面において、反射器の切断面の右半部は左
半部に対して回転対称形もしくは鏡像形に実施されてい
る。
【0049】図6aにはガラス球22を備えた環形コン
パクト形無電極式蛍光ランプ31に対して光出射口から
見た照明器具30の概略平面図が示されている。図6b
はトラフ形反射器と、結合湾曲部41(破線で示されて
いる)及び口金42をそれぞれフード43によって覆っ
たU形蛍光ランプ44とを備えた類似の照明器具40を
示す。
【0050】図7は、図8(又は同様に例えば図4又は
図5)において以下で説明するようなトラフ形反射器5
1と無電極式蛍光ランプ52とから構成された照明器具
50を光出射口から見た平面図を示す。この照明器具は
2つの長い側面53と2つの短い側面55とを有する容
器から構成されている。蛍光ランプ52はこの容器内の
中心に取付けられている。この蛍光ランプ52は、2つ
の長脚54、56と2つの短い結合部58、60とから
構成された閉ループを形成する直管形放電管から構成さ
れている。結合部58、60は巻線を備えた変圧器フェ
ライトコア62、64によってそれぞれ包囲されてお
り、ランプはその変圧器フェライトコア62、64によ
って反射器内に固定されている。長脚54、56はトラ
フ形反射器51の軸線に対して軸平行に配置されてい
る。
【0051】反射器の短い側面55は鏡面化されてい
る。反射器輪郭は頂線S1 から点Aを含むラインのとこ
ろの開口部まで延びる長い方のインボリュート枝辺から
構成されている。短い方のインボリュート枝辺は両脚5
4、56間に位置し、頂点S1から光出射口のところの
終点Dを含むラインまで延びている。短い方のインボリ
ュート枝辺の代わりに、簡単な曲線形状(例えば図5に
示されているような斜線)を使用することもできる。
【0052】図8には2つの脚54、56を備えた無電
極式蛍光ランプ52のための反射器51が断面図で示さ
れている。脚54、56は少なくとも1つのフェライト
コア62を備えた結合部58、60(60は図示されて
いない)によって結合されている。コア62は支持部品
65によって容器に固定されている。
【0053】具体的な実現例では、ランプとして、脚が
約52mmの管直径を有し、従って従来の蛍光ランプよ
り著しく太い150Wの電力を持つ無電極式蛍光ランプ
が使用される。完全に4つのインボリュート枝辺から形
成されたトラフ形反射器において、このランプは従来の
トラフ形反射器の場合の約70%に比べてほぼ90%の
照明効率を達成する。反射器容器は約350mmの幅と
110mmの高さを有している。ランプ脚の間隔Tは約
33mmである。反射器51は、頂点(もしくは本来は
頂線)S1 、S2 が結合直線X上に位置して脚に直接載
っている最小反射器である。反射器輪郭はそれぞれ2つ
の短いインボリュート枝辺及び長いインボリュート枝辺
59a、59b及び61a、61bから構成されてい
る。図示されているデカルト座標系は照明器具の大きさ
を表している(単位:mm)。
【0054】光分布を改善するために外側へ斜めに向い
た平面(又は放物線)を使用すると、ほぼ余弦状の光分
布を持つ照明器具が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インボリュートの基本原理を示す概略図であ
る。
【図2】2脚形ランプ用の反射器の第1の実施例を示す
概略断面図である。
【図3】反射器の第2の実施例を示す概略図である。
【図4】反射器の第3の実施例を示す概略図である。
【図5】反射器の第4の実施例を示す概略図である。
【図6】反射器を備えた照明器具の第1の実施例を示す
概略図である。
【図7】反射器を備えた照明器具の第2の実施例を示す
概略図である。
【図8】反射器の第5の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
5 反射器 6a、6b 長く延びた脚 7a〜7d インボリュート枝辺 10a、10b インボリュート枝辺 11a 脚 14a 長いインボリュート枝辺 14b 短いインボリュート枝辺 14c 放物線 14d 斜めの平面 15a、15b 脚 16 分離帯 20 分離壁 21a 長いインボリュート枝辺 21b 短いインボリュート枝辺 22 ガラス球 22a、22b 脚 30 照明器具 31 蛍光ランプ 40 照明器具 41 結合湾曲部 42 口金 43 フード 44 U形蛍光ランプ 50 照明器具 51 トラフ形反射器 52 無電極式蛍光ランプ 53 長い側面 54、56 脚 55 短い側面 58、60 結合部 59a、61a 長いインボリュート枝辺 59b、61b 短いインボリュート枝辺 62、64 変圧器フェライトコア 65 支持部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイーター ホフマン ドイツ連邦共和国 86165 アウグスブル ク ベーリンガーシユトラーセ 23 (72)発明者 ウルリツヒ ビンダー ドイツ連邦共和国 80803 ミユンヘン ヘルツオークシユトラーセ 46 (72)発明者 ロタール ヒツシユケ ドイツ連邦共和国 81737 ミユンヘン テオドール‐アルト‐シユトラーセ 6

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの脚を有する長く延びた光源又は環
    形光源のための反射器であって、反射器の輪郭が少なく
    とも部分的にインボリュートのセクションから形成さ
    れ、2つのセクションが頂点で接触する反射器におい
    て、輪郭は全部で4つのインボリュートセクション(2
    1a〜21d)を有し、その内それぞれ2つの逆方向へ
    向けられたインボリュート(21a、21b)はそれぞ
    れ光源の1つの脚(22a)に所属し、その配置は回転
    対称又は両脚(22a、22b)間の中心を通る対称軸
    線(Z)に関して軸対称であり、頂点(S1 )は脚の中
    心を結ぶ直線(X)上にほぼ位置し、それによりそれぞ
    れ1つの長いインボリュートセクション(枝辺)(21
    a)及び1つの短いインボリュートセクション(枝辺)
    (21b)が1つの脚(22a)に所属することを特徴
    とする反射器。
  2. 【請求項2】 頂点(S1 )は結合直線(X)に対して
    原点(O)から見て約±20°まで傾いた直線上に位置
    することを特徴とする請求項1記載の反射器。
  3. 【請求項3】 反射器の輪郭は放射の一様性を改善する
    別のセクション(14c)を有することを特徴とする請
    求項1記載の反射器。
  4. 【請求項4】 別のセクションは長い方のインボリュー
    ト枝辺に続き、特に放物線形状を有することを特徴とす
    る請求項3記載の反射器。
  5. 【請求項5】 2つの脚間には部分的に対称軸線を含む
    分離壁(20)が配設されていることを特徴とする請求
    項1記載の反射器。
  6. 【請求項6】 分離壁は輪郭として少なくとも短い方の
    両インボリュート枝辺を有することを特徴とする請求項
    5記載の反射器。
  7. 【請求項7】 分離壁は短い方のインボリュート枝辺の
    領域が一部又は全部なくなっていることを特徴とする請
    求項5記載の反射器。
  8. 【請求項8】 分離壁はインボリュートに比べて簡単に
    された輪郭(21b)を有することを特徴とする請求項
    5記載の反射器。
  9. 【請求項9】 分離壁は輪郭として長い方のインボリュ
    ートの頂点近くの範囲を含むことを特徴とする請求項5
    記載の反射器。
  10. 【請求項10】 光源は、そのガラス球が2つの平行な
    脚(54、56)を有しかつその反射器が2つの長い側
    面(53)及び2つの短い側面(55)を持つトラフ形
    反射器(51)であるランプ(52)から構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の反射器と光源とを備えた
    照明器具(50)。
JP10021440A 1997-01-20 1998-01-19 反射器及び反射器を備えた照明器具 Pending JPH10214507A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19701793.2 1997-01-20
DE19701793A DE19701793A1 (de) 1997-01-20 1997-01-20 Reflektor und Leuchte mit einem derartigen Reflektor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10214507A true JPH10214507A (ja) 1998-08-11

Family

ID=7817815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10021440A Pending JPH10214507A (ja) 1997-01-20 1998-01-19 反射器及び反射器を備えた照明器具

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0854317A3 (ja)
JP (1) JPH10214507A (ja)
CA (1) CA2227347A1 (ja)
DE (1) DE19701793A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010517320A (ja) * 2007-01-30 2010-05-20 ソルインドラ,インコーポレーテッド インボリュート系集光器を用いる細長い光起電力デバイスを有する光起電力装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19819221A1 (de) * 1998-04-29 1999-11-11 Siteco Beleuchtungstech Gmbh Leuchte für eine elektrodenlose Leuchtstofflampe
DE19850865A1 (de) * 1998-11-04 2000-05-11 Industrieservis Ges Fuer Innov Lampen- und Reflektoranordnung

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR949146A (fr) * 1947-06-30 1949-08-22 Saunier Anciens Ets Sources lumineuses de grandes dimensions
US3064123A (en) * 1956-02-29 1962-11-13 Westinghouse Electric Corp Luminaire
DE2601666B2 (de) 1975-01-20 1979-11-08 General Electric Co., Schenectady, N.Y. (V.St.A.) Elektrodenlose Leuchtstofflampe
DK145207C (da) 1976-12-21 1983-02-28 Poulsen Louis & Co A S Belysningsarmatur med en spejlende reflektor
AU4387279A (en) * 1978-02-01 1979-08-09 University Of Sydney, The Linking reflector
IT1238880B (it) 1990-02-16 1993-09-04 Targetti Sankey Spa Riflettore ottico a profilo misto per illuminazione.
ATE100187T1 (de) * 1991-01-31 1994-01-15 Siemens Ag Spiegelleuchte.
JPH06302209A (ja) * 1993-04-15 1994-10-28 Keikoo Kk 列設放射源用インボリュート形反射板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010517320A (ja) * 2007-01-30 2010-05-20 ソルインドラ,インコーポレーテッド インボリュート系集光器を用いる細長い光起電力デバイスを有する光起電力装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0854317A3 (de) 1999-07-28
CA2227347A1 (en) 1998-07-20
EP0854317A2 (de) 1998-07-22
DE19701793A1 (de) 1998-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6522807B2 (en) High efficiency reflector for directing collimated light into light guides
US5556191A (en) Electric reflector lamp
US5378965A (en) Luminaire including an electrodeless discharge lamp as a light source
US4947292A (en) Lighting system
JPH06119805A (ja) レフレクタ−及びレフレクタ−用断面曲線の設計方法
JP2003503828A (ja) 縦列パラボラリフレクタを用いる集光光学システム
JPS62252062A (ja) 集束損失を減少させた改良された反射器形式のランプ
US5199787A (en) Reflector lamp having improved lens
JPH10214507A (ja) 反射器及び反射器を備えた照明器具
JPS6046483B2 (ja) 照明器具
JP2001519586A (ja) 蛍光灯
US8356918B2 (en) Compact beam former for induction HID lamp
US4656386A (en) R lamp having an improved dome portion for increasing the useful light output
AU2005220205A1 (en) Electrodeless lamp with incorporated reflector
JPH0364850A (ja) 反射電球
JP2002063869A (ja) 高効率照明システムで使用するための白熱電球
CN110762484A (zh) 点光源分体式过渡聚光组件及其灯具
JP4277580B2 (ja) 反射板及び照明器具
RU2089780C1 (ru) Защищенный светильник
JPH05303960A (ja) 高光度放電ランプ
JPH049687Y2 (ja)
JP4394404B2 (ja) 照明器具
KR20020016414A (ko) 프로젝션 디스플레이용 광원램프의 리플렉터
JPH06302209A (ja) 列設放射源用インボリュート形反射板
JPH04267047A (ja) 電球形蛍光灯