JPH10206508A - 半導体集積回路装置及びそのテスト方法 - Google Patents
半導体集積回路装置及びそのテスト方法Info
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- JPH10206508A JPH10206508A JP9007749A JP774997A JPH10206508A JP H10206508 A JPH10206508 A JP H10206508A JP 9007749 A JP9007749 A JP 9007749A JP 774997 A JP774997 A JP 774997A JP H10206508 A JPH10206508 A JP H10206508A
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 54
- 238000010998 test method Methods 0.000 claims description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 23
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/3181—Functional testing
- G01R31/3185—Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
- G01R31/318522—Test of Sequential circuits
- G01R31/318527—Test of counters
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路活性化率の高いテスト回路を有する半導
体集積回路装置の回路規模をコンパクトにする。 【解決手段】 動作テスト時には、カウンタ回路10を
第1カウンタ回路10aと第2カウンタ回路10bと
に、テスト回路20で分割する。これらの第1及び第2
カウンタ回路10a、10bのそれぞれに、入力カウン
トクロックCKを並列に入力する。そして、第1カウン
タ回路10aの出力信号Aと第2カウンタ回路10bの
出力信号Bとを比較し、両信号が一致しているか否かに
より、カウンタ回路10が正常に動作しているか否かを
判断する。
体集積回路装置の回路規模をコンパクトにする。 【解決手段】 動作テスト時には、カウンタ回路10を
第1カウンタ回路10aと第2カウンタ回路10bと
に、テスト回路20で分割する。これらの第1及び第2
カウンタ回路10a、10bのそれぞれに、入力カウン
トクロックCKを並列に入力する。そして、第1カウン
タ回路10aの出力信号Aと第2カウンタ回路10bの
出力信号Bとを比較し、両信号が一致しているか否かに
より、カウンタ回路10が正常に動作しているか否かを
判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置及びそのテスト方法に関し、特にカウンタ回路と、そ
のテスト回路とを備えた半導体集積回路装置及びそのテ
スト方法に関する。
置及びそのテスト方法に関し、特にカウンタ回路と、そ
のテスト回路とを備えた半導体集積回路装置及びそのテ
スト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の半導体集積回路装置の
回路図を示す図である。この半導体集積回路装置は、カ
ウンタ回路30を有している。このカウンタ回路30
は、(n+3)段のフリップフロップにより構成されて
いる。これらのフリップフロップのうち、(n+1)段
目のフリップフロップと、(n+2)段目のフリップフ
ロップとの間には、3つのインバータ40a乃至40c
を有するテスト回路40が設けられている。これらのイ
ンバータのうちのインバータ40a、40cは制御信号
TEST、バーTESTによって状態切替可能、つま
り、オン、オフ可能なインバータで、残りのインバータ
40bは通常のインバータである。すなわち、このテス
ト回路40は、この半導体集積回路装置を、制御信号T
EST、バーTESTによって、インバータ40a、4
0cのオン、オフを切り替えて、通常動作モードと動作
テストモードの2つのモードを切り替える機能を備えて
いる。
回路図を示す図である。この半導体集積回路装置は、カ
ウンタ回路30を有している。このカウンタ回路30
は、(n+3)段のフリップフロップにより構成されて
いる。これらのフリップフロップのうち、(n+1)段
目のフリップフロップと、(n+2)段目のフリップフ
ロップとの間には、3つのインバータ40a乃至40c
を有するテスト回路40が設けられている。これらのイ
ンバータのうちのインバータ40a、40cは制御信号
TEST、バーTESTによって状態切替可能、つま
り、オン、オフ可能なインバータで、残りのインバータ
40bは通常のインバータである。すなわち、このテス
ト回路40は、この半導体集積回路装置を、制御信号T
EST、バーTESTによって、インバータ40a、4
0cのオン、オフを切り替えて、通常動作モードと動作
テストモードの2つのモードを切り替える機能を備えて
いる。
【0003】次に、この図12に示す半導体集積回路装
置の動作を説明する。
置の動作を説明する。
【0004】制御信号がバーTESTである通常動作時
には、インバータ40aがオン、インバータ40cがオ
フする。これにより、テスト回路40のインバータ40
a、40bを介して、カウンタ回路30の(n+1)段
目のフリップフロップと(n+2)段目のフリップフロ
ップが実質的に直結される。このため、カウンタ回路3
0には、図中左側の1段目のフリップフロップから、入
力カウントクロックCKが入力されて、図中右側の(n
+3)段目のフリップフロップから信号が出力される。
つまり、この半導体集積回路装置は、全体として(n+
3)段のフリップフロップを有するカウンタ回路として
機能する。
には、インバータ40aがオン、インバータ40cがオ
フする。これにより、テスト回路40のインバータ40
a、40bを介して、カウンタ回路30の(n+1)段
目のフリップフロップと(n+2)段目のフリップフロ
ップが実質的に直結される。このため、カウンタ回路3
0には、図中左側の1段目のフリップフロップから、入
力カウントクロックCKが入力されて、図中右側の(n
+3)段目のフリップフロップから信号が出力される。
つまり、この半導体集積回路装置は、全体として(n+
3)段のフリップフロップを有するカウンタ回路として
機能する。
【0005】一方、制御信号がTESTである動作テス
ト時には、インバータ40aがオフし、インバータ40
cがオンする。これにより、入力カウントクロック信号
CKが、テスト回路40のインバータ40c、40bを
介して、カウンタ回路30の途中である(n+2)段目
のフリップフロップに直接的に入力される。すなわち、
後半の第2カウンタ回路30bにのみ入力カウントクロ
ックCKが入力され、前半の第1カウンタ回路30aに
は入力カウントクロックCKが入力されない。そして、
この第2カウンタ回路30bの(n+3)段目のフリッ
プフロップから信号が出力され、この出力された信号は
出力側において図示しない各種の回路に取り込まれる。
これらの各種の回路のうちの検出回路で、カウンタ回路
30から所定の信号が出力されているか否かを判断する
ことにより、このカウンタ回路30の動作が正常である
か否かを判断する。
ト時には、インバータ40aがオフし、インバータ40
cがオンする。これにより、入力カウントクロック信号
CKが、テスト回路40のインバータ40c、40bを
介して、カウンタ回路30の途中である(n+2)段目
のフリップフロップに直接的に入力される。すなわち、
後半の第2カウンタ回路30bにのみ入力カウントクロ
ックCKが入力され、前半の第1カウンタ回路30aに
は入力カウントクロックCKが入力されない。そして、
この第2カウンタ回路30bの(n+3)段目のフリッ
プフロップから信号が出力され、この出力された信号は
出力側において図示しない各種の回路に取り込まれる。
これらの各種の回路のうちの検出回路で、カウンタ回路
30から所定の信号が出力されているか否かを判断する
ことにより、このカウンタ回路30の動作が正常である
か否かを判断する。
【0006】以上のように、図12に示す半導体集積回
路装置では、カウンタ回路30の動作テストをこのよう
に行うことにより、動作テストに要する時間の短縮を図
っている。
路装置では、カウンタ回路30の動作テストをこのよう
に行うことにより、動作テストに要する時間の短縮を図
っている。
【0007】図13は、特開昭63−186167号公
報に示されている半導体集積回路装置の回路図を示す図
である。この半導体集積回路装置は、カウンタ回路32
を有している。このカウンタ回路32は、8段のフリッ
プフロップにより構成されている。すなわち、このカウ
ンタ回路32は、前半の4段のフリップフロップからな
る第1カウンタ回路32aと、後半の4段のフリップフ
ロップからなる第2カウンタ回路32bとで構成されて
いる。この第1及び第2カウンタ回路32a、32b
は、カウンタ回路32をテスト回路42の分割回路42
bで分割したものである。このテスト回路42は、この
半導体集積回路装置を、通常動作モードと動作テストモ
ードの2つのモードのいずれかに切り替える機能を備え
ている。
報に示されている半導体集積回路装置の回路図を示す図
である。この半導体集積回路装置は、カウンタ回路32
を有している。このカウンタ回路32は、8段のフリッ
プフロップにより構成されている。すなわち、このカウ
ンタ回路32は、前半の4段のフリップフロップからな
る第1カウンタ回路32aと、後半の4段のフリップフ
ロップからなる第2カウンタ回路32bとで構成されて
いる。この第1及び第2カウンタ回路32a、32b
は、カウンタ回路32をテスト回路42の分割回路42
bで分割したものである。このテスト回路42は、この
半導体集積回路装置を、通常動作モードと動作テストモ
ードの2つのモードのいずれかに切り替える機能を備え
ている。
【0008】次に、この図13に示す半導体集積回路装
置の動作を説明する。通常動作時には、前半の第1カウ
ンタ回路32aと、後半の第2カウンタ回路32bと
が、分割回路42bを介して接続される。このため、入
力カウントクロックCKを前半の第1カウンタ回路32
aから入力し、後半の第2カウンタ回路32bから信号
を出力する。つまり、この半導体集積回路装置は、全体
として8段のフリップフロップを有するカウンタ回路3
2として機能する。
置の動作を説明する。通常動作時には、前半の第1カウ
ンタ回路32aと、後半の第2カウンタ回路32bと
が、分割回路42bを介して接続される。このため、入
力カウントクロックCKを前半の第1カウンタ回路32
aから入力し、後半の第2カウンタ回路32bから信号
を出力する。つまり、この半導体集積回路装置は、全体
として8段のフリップフロップを有するカウンタ回路3
2として機能する。
【0009】一方、動作テスト時には、カウンタ回路3
2を、前半の第1カウンタ回路32aと、後半の第2カ
ウンタ回路32bとに切り離し、分割する。そして、こ
れら第1及び第2カウンタ回路32a、32bのそれぞ
れに同時に入力カウントクロックCKを入力する。この
第1及び第2カウンタ回路32a、32bの各フリップ
フロップの出力を、各クロック毎に、比較回路42aで
正しい真理値と比較する。この正しい真理値は、図中左
上のCD1乃至CD4から入力される。そして、全部の
フリップフロップの出力がこの正しい真理値と一致して
いるか否かにより、このカウンタ回路32が正常に動作
しているか否かを判断する。
2を、前半の第1カウンタ回路32aと、後半の第2カ
ウンタ回路32bとに切り離し、分割する。そして、こ
れら第1及び第2カウンタ回路32a、32bのそれぞ
れに同時に入力カウントクロックCKを入力する。この
第1及び第2カウンタ回路32a、32bの各フリップ
フロップの出力を、各クロック毎に、比較回路42aで
正しい真理値と比較する。この正しい真理値は、図中左
上のCD1乃至CD4から入力される。そして、全部の
フリップフロップの出力がこの正しい真理値と一致して
いるか否かにより、このカウンタ回路32が正常に動作
しているか否かを判断する。
【0010】以上のように、図13に示す半導体集積回
路装置では、カウンタ回路32の動作テストをこのよう
に行うことより、動作テストに要する時間の短縮を図っ
ている。
路装置では、カウンタ回路32の動作テストをこのよう
に行うことより、動作テストに要する時間の短縮を図っ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図12の半導体集積回
路装置は、動作テスト時に、カウンタ回路30のすべて
のフリップフロップを動作させているものではない。す
なわち、後半の第2カウンタ回路30bを構成するフリ
ップフロップは動作させているが、前半の第1カウンタ
回路30aを構成するフリップフロップは動作させてい
ない。つまり、カウンタ回路30自体の回路活性化率が
低い。このため、第1カウンタ回路30aを構成するフ
リップフロップのいずれかに故障があった場合には、そ
の故障を発見できない。
路装置は、動作テスト時に、カウンタ回路30のすべて
のフリップフロップを動作させているものではない。す
なわち、後半の第2カウンタ回路30bを構成するフリ
ップフロップは動作させているが、前半の第1カウンタ
回路30aを構成するフリップフロップは動作させてい
ない。つまり、カウンタ回路30自体の回路活性化率が
低い。このため、第1カウンタ回路30aを構成するフ
リップフロップのいずれかに故障があった場合には、そ
の故障を発見できない。
【0012】一方、図13の半導体集積回路装置では、
すべてのフリップフロップを動作させているので、回路
活性化率は高い。しかし、その動作テストのためには、
入力カウントクロックCKの各クロック毎に、比較回路
42aにおいて、各フリップフロップの出力と正しい真
理値とを比較しなければならない。このため、大規模な
比較回路42aが必要となり、半導体集積回路装置全体
の回路規模が大きくなるので、全体のコストアップを招
く。さらに、外部から正しい真理値を入力するための端
子CD1乃至CD4を設ける必要があり、端子製造のた
めの工程数の増加が避けられない。
すべてのフリップフロップを動作させているので、回路
活性化率は高い。しかし、その動作テストのためには、
入力カウントクロックCKの各クロック毎に、比較回路
42aにおいて、各フリップフロップの出力と正しい真
理値とを比較しなければならない。このため、大規模な
比較回路42aが必要となり、半導体集積回路装置全体
の回路規模が大きくなるので、全体のコストアップを招
く。さらに、外部から正しい真理値を入力するための端
子CD1乃至CD4を設ける必要があり、端子製造のた
めの工程数の増加が避けられない。
【0013】そこで、本発明は、カウンタ回路とそのテ
スト回路を備えた半導体集積回路装置において、動作テ
ストに要する時間の短縮を図りつつ、回路活性化率を高
くするとともに、回路規模のコンパクト化を図ることを
目的とする。
スト回路を備えた半導体集積回路装置において、動作テ
ストに要する時間の短縮を図りつつ、回路活性化率を高
くするとともに、回路規模のコンパクト化を図ることを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体集積
回路装置は、直列的に接続された複数のフリップフロッ
プからなるカウンタ回路を備えた半導体集積回路装置に
おいて、動作テスト時には、このカウンタ回路を複数の
カウンタ回路ユニットに分割し、前記各カウンタ回路ユ
ニットのそれぞれに入力された入力カウントクロックを
カウントしたそれぞれの出力信号が一致しているか否か
を検出するようにしたことを特徴とするものである。
回路装置は、直列的に接続された複数のフリップフロッ
プからなるカウンタ回路を備えた半導体集積回路装置に
おいて、動作テスト時には、このカウンタ回路を複数の
カウンタ回路ユニットに分割し、前記各カウンタ回路ユ
ニットのそれぞれに入力された入力カウントクロックを
カウントしたそれぞれの出力信号が一致しているか否か
を検出するようにしたことを特徴とするものである。
【0015】より詳しくは、入力端子から入力されたク
ロックをカウントし、出力端子から出力する、複数のフ
リップフロップを直列的に接続したカウンタ回路を有す
る半導体集積回路装置において、動作テスト時には、こ
のカウンタ回路を、複数のフリップフロップからなる複
数のカウンタ回路ユニットに分割し、隣り合う2つのカ
ウンタ回路ユニットの間には、通常動作時には、これら
の2つの前記カウンタ回路ユニットを接続し、動作テス
ト時には、前記カウンタ回路ユニットを切り離し、後段
側の前記カウンタ回路ユニットに入力カウントクロック
を入力するセレクタ回路が接続されており、前記各カウ
ンタ回路ユニットの出力側は、前記各カウンタ回路ユニ
ットの出力信号が一致しているか否かを検出するための
一致回路に接続されている、ことを特徴とするものであ
る。
ロックをカウントし、出力端子から出力する、複数のフ
リップフロップを直列的に接続したカウンタ回路を有す
る半導体集積回路装置において、動作テスト時には、こ
のカウンタ回路を、複数のフリップフロップからなる複
数のカウンタ回路ユニットに分割し、隣り合う2つのカ
ウンタ回路ユニットの間には、通常動作時には、これら
の2つの前記カウンタ回路ユニットを接続し、動作テス
ト時には、前記カウンタ回路ユニットを切り離し、後段
側の前記カウンタ回路ユニットに入力カウントクロック
を入力するセレクタ回路が接続されており、前記各カウ
ンタ回路ユニットの出力側は、前記各カウンタ回路ユニ
ットの出力信号が一致しているか否かを検出するための
一致回路に接続されている、ことを特徴とするものであ
る。
【0016】また、通常動作時には、n個のフリップフ
ロップからなるカウンタ回路と、動作テスト時には、前
記n個のフリップフロップからなるカウンタ回路を、a
個のフリップフロップからなるm個のカウンタ回路ユニ
ットに分割する分割手段と、分割された前記m個のカウ
ンタ回路ユニットのそれぞれに入力カウントクロックを
実質的に同時に入力するための入力手段と、前記m個の
カウンタ回路ユニットのそれぞれの出力信号同士を比較
する比較手段とを備えたことを特徴とするものである。
但し、上記n、a、mはn=a×m、m>2を満足する
正の整数である。
ロップからなるカウンタ回路と、動作テスト時には、前
記n個のフリップフロップからなるカウンタ回路を、a
個のフリップフロップからなるm個のカウンタ回路ユニ
ットに分割する分割手段と、分割された前記m個のカウ
ンタ回路ユニットのそれぞれに入力カウントクロックを
実質的に同時に入力するための入力手段と、前記m個の
カウンタ回路ユニットのそれぞれの出力信号同士を比較
する比較手段とを備えたことを特徴とするものである。
但し、上記n、a、mはn=a×m、m>2を満足する
正の整数である。
【0017】
【発明の実施の形態】図2は第1実施形態に係る半導体
集積回路装置のブロック図、図1は図2の半導体集積回
路装置の回路の一例を示す図、図3は第1及び第2セレ
クタ回路の動作テストモード又は通常動作モードの各モ
ードにおける信号切替の状態を示す図表である。
集積回路装置のブロック図、図1は図2の半導体集積回
路装置の回路の一例を示す図、図3は第1及び第2セレ
クタ回路の動作テストモード又は通常動作モードの各モ
ードにおける信号切替の状態を示す図表である。
【0018】図2に基づいて第1実施形態の全体的な構
成を簡単に説明する。この第1実施形態の半導体集積回
路装置は、フリップフロップが全8段からなるカウンタ
回路10と、このカウンタ回路10の動作テストを行う
ためのテスト回路20とから構成される。このカウンタ
回路10は、前半4段のカウンタ回路ユニットである第
1カウンタ回路10aと、後半4段のカウンタ回路ユニ
ットである第2カウンタ回路10bとの間に、第1セレ
クタ回路22を有する。図中左側には入力カウントクロ
ックCKが入力される入力端子INが設けられている。
この入力端子INは第1カウンタ回路10aと第1セレ
クタ回路22に接続されている。第1カウンタ回路10
aからの出力線はこの第1セレクタ回路22と一致回路
24に接続されている。この第1セレクタ回路22は、
制御信号に応じて、2つの入力のうちのいずれかを選択
して出力する回路である。この第1セレクタ回路22か
らの出力線は第2カウンタ回路10bに接続されてい
る。この第2カウンタ回路10bからの出力線は一致回
路24と第2セレクタ回路28に接続されている。この
一致回路24からの出力線はOR回路26に接続されて
いる。このOR回路26には入力カウントクロックCK
も入力されており、2つの信号のORをとって出力信号
として出力する。このOR回路26からの出力線は、第
2セレクタ回路28に接続されている。この第2セレク
タ回路28は、第1セレクタ回路22と同様に、制御信
号の入力に応じて、2つの入力のうちのいずれかを選択
して出力する回路である。この第2セレクタ回路28か
らの出力線は、出力端子OUTに接続されている。
成を簡単に説明する。この第1実施形態の半導体集積回
路装置は、フリップフロップが全8段からなるカウンタ
回路10と、このカウンタ回路10の動作テストを行う
ためのテスト回路20とから構成される。このカウンタ
回路10は、前半4段のカウンタ回路ユニットである第
1カウンタ回路10aと、後半4段のカウンタ回路ユニ
ットである第2カウンタ回路10bとの間に、第1セレ
クタ回路22を有する。図中左側には入力カウントクロ
ックCKが入力される入力端子INが設けられている。
この入力端子INは第1カウンタ回路10aと第1セレ
クタ回路22に接続されている。第1カウンタ回路10
aからの出力線はこの第1セレクタ回路22と一致回路
24に接続されている。この第1セレクタ回路22は、
制御信号に応じて、2つの入力のうちのいずれかを選択
して出力する回路である。この第1セレクタ回路22か
らの出力線は第2カウンタ回路10bに接続されてい
る。この第2カウンタ回路10bからの出力線は一致回
路24と第2セレクタ回路28に接続されている。この
一致回路24からの出力線はOR回路26に接続されて
いる。このOR回路26には入力カウントクロックCK
も入力されており、2つの信号のORをとって出力信号
として出力する。このOR回路26からの出力線は、第
2セレクタ回路28に接続されている。この第2セレク
タ回路28は、第1セレクタ回路22と同様に、制御信
号の入力に応じて、2つの入力のうちのいずれかを選択
して出力する回路である。この第2セレクタ回路28か
らの出力線は、出力端子OUTに接続されている。
【0019】次に図1に基づいて、半導体集積回路装置
の構成をより詳しく説明する。
の構成をより詳しく説明する。
【0020】前記カウンタ回路10には、図中左側に示
す入力端子INからの入力カウントクロックCKが入力
される。このカウンタ回路10は、動作テスト時には、
前半の第1カウンタ回路10aと、この前半と同数のフ
リップフロップからなる後半の第2カウンタ回路10b
とに、テスト回路20によって分割される。すなわち、
第1カウンタ回路10aは、1段目から4段目までの4
つのフリップフロップから構成され、第2カウンタ回路
10bは、5段目から8段目までの4つのフリップフロ
ップから構成される。
す入力端子INからの入力カウントクロックCKが入力
される。このカウンタ回路10は、動作テスト時には、
前半の第1カウンタ回路10aと、この前半と同数のフ
リップフロップからなる後半の第2カウンタ回路10b
とに、テスト回路20によって分割される。すなわち、
第1カウンタ回路10aは、1段目から4段目までの4
つのフリップフロップから構成され、第2カウンタ回路
10bは、5段目から8段目までの4つのフリップフロ
ップから構成される。
【0021】前述のように、カウンタ回路10はテスト
回路20によって分割されるが、この分割はより詳しく
は、テスト回路20に設けられた第1セレクタ回路22
によって行われる。この第1セレクタ回路22はインバ
ータ22a、22b、22cから構成される。インバー
タ22aには、第1カウンタ回路10aからの出力線が
接続され、インバータ22bには、接続点1で分岐され
た入力カウントクロックCKからの信号線が接続され
る。これらのインバータ22a、22bは第1セレクタ
回路22のモード設定をするための素子である。すなわ
ち、動作テスト時にはインバータ22bが選択され、イ
ンバータ22aからの出力信号は止められる。通常動作
時にはインバータ22aが選択され、インバータ22b
からの出力信号は止められる。これらインバータ22
a、22bの出力線は接続点3で結合され、インバータ
22cに接続される。このインバータ22cからの出力
線は後半のカウンタ回路ユニットである第2カウンタ回
路10bに接続される。
回路20によって分割されるが、この分割はより詳しく
は、テスト回路20に設けられた第1セレクタ回路22
によって行われる。この第1セレクタ回路22はインバ
ータ22a、22b、22cから構成される。インバー
タ22aには、第1カウンタ回路10aからの出力線が
接続され、インバータ22bには、接続点1で分岐され
た入力カウントクロックCKからの信号線が接続され
る。これらのインバータ22a、22bは第1セレクタ
回路22のモード設定をするための素子である。すなわ
ち、動作テスト時にはインバータ22bが選択され、イ
ンバータ22aからの出力信号は止められる。通常動作
時にはインバータ22aが選択され、インバータ22b
からの出力信号は止められる。これらインバータ22
a、22bの出力線は接続点3で結合され、インバータ
22cに接続される。このインバータ22cからの出力
線は後半のカウンタ回路ユニットである第2カウンタ回
路10bに接続される。
【0022】この第2カウンタ回路10bは、前述のよ
うに、4段のフリップフロップから構成され、出力信号
Bが出力される。この第2カウンタ回路10bの出力線
は一致回路24に接続される。
うに、4段のフリップフロップから構成され、出力信号
Bが出力される。この第2カウンタ回路10bの出力線
は一致回路24に接続される。
【0023】この一致回路24は、本実施形態における
比較手段であり、排他的論理和素子24cから構成され
る。この排他的論理和素子24cには、接続点2から分
岐した出力線も接続されており、第1カウンタ回路10
aの出力信号Aと第2カウンタ回路10bの出力信号B
との排他的論理和である出力信号Cを出力するようにな
っている。排他的論理和素子24cからの出力線はOR
素子26に接続されている。
比較手段であり、排他的論理和素子24cから構成され
る。この排他的論理和素子24cには、接続点2から分
岐した出力線も接続されており、第1カウンタ回路10
aの出力信号Aと第2カウンタ回路10bの出力信号B
との排他的論理和である出力信号Cを出力するようにな
っている。排他的論理和素子24cからの出力線はOR
素子26に接続されている。
【0024】このOR素子26には入力カウントクロッ
クCKからの信号線も接続されており、この入力カウン
トクロックCKと出力信号CとのOR信号を出力するよ
うになっている。このOR素子26の出力線は、第2セ
レクタ回路28に接続されている。なお、OR素子26
のかわりに、入力カウントクロックCKに応じた信号と
出力信号Cとが入力されてその論理をとる他の論理回路
を適宜用いることも可能である。
クCKからの信号線も接続されており、この入力カウン
トクロックCKと出力信号CとのOR信号を出力するよ
うになっている。このOR素子26の出力線は、第2セ
レクタ回路28に接続されている。なお、OR素子26
のかわりに、入力カウントクロックCKに応じた信号と
出力信号Cとが入力されてその論理をとる他の論理回路
を適宜用いることも可能である。
【0025】この第2セレクタ回路28は、インバータ
28a、28b、28cから構成されており、前述の第
1セレクタ回路22と同一の構造である。すなわち、イ
ンバータ28aには、OR素子26からの出力線が接続
されており、インバータ22bには、接続点4から分岐
した第2カウンタ回路10bからの出力線が接続されて
いる。これらのインバータ28a、28bは第2セレク
タ回路28のモード設定をするための素子である。すな
わち、動作テスト時にはインバータ28aが選択され、
インバータ28bからの出力信号は止められる。通常動
作時にはインバータ28bが選択され、インバータ28
aからの出力信号は止められる。これらインバータ28
a、28bの出力線は接続点5で結合され、インバータ
28cに接続される。このインバータ28cからは出力
信号Dが出力され、その出力線は図示しない各種の回路
に接続される。
28a、28b、28cから構成されており、前述の第
1セレクタ回路22と同一の構造である。すなわち、イ
ンバータ28aには、OR素子26からの出力線が接続
されており、インバータ22bには、接続点4から分岐
した第2カウンタ回路10bからの出力線が接続されて
いる。これらのインバータ28a、28bは第2セレク
タ回路28のモード設定をするための素子である。すな
わち、動作テスト時にはインバータ28aが選択され、
インバータ28bからの出力信号は止められる。通常動
作時にはインバータ28bが選択され、インバータ28
aからの出力信号は止められる。これらインバータ28
a、28bの出力線は接続点5で結合され、インバータ
28cに接続される。このインバータ28cからは出力
信号Dが出力され、その出力線は図示しない各種の回路
に接続される。
【0026】図6は、上述のフリップフロップの1段だ
け取り出して示す図である。この図6からわかるよう
に、このフリップフロップはD型フリップフロップ11
から構成されている。このD型フリップフロップ11の
端子Cには、入力カウントクロックCK又は前段のフリ
ップフロップからの出力信号が入力されるようになって
いる。端子Dには、端子バーQからの信号が入力される
ようになっている。端子Qからの信号は、カウンタ回路
10a、10bの出力信号として出力されるか、又は、
次段のD型フリップフロップ11の端子Cに入力される
ようになっている。
け取り出して示す図である。この図6からわかるよう
に、このフリップフロップはD型フリップフロップ11
から構成されている。このD型フリップフロップ11の
端子Cには、入力カウントクロックCK又は前段のフリ
ップフロップからの出力信号が入力されるようになって
いる。端子Dには、端子バーQからの信号が入力される
ようになっている。端子Qからの信号は、カウンタ回路
10a、10bの出力信号として出力されるか、又は、
次段のD型フリップフロップ11の端子Cに入力される
ようになっている。
【0027】図7は、このD型フリップフロップ11の
具体的な回路構成の一例を示す図である。この図7から
わかるように、D型フリップフロップ11は、インバー
タ11a乃至11eとNOR回路11f、11gとを備
えて構成されている。これらのインバータ11a乃至1
1eのうち、インバータ11b、11cとインバータ1
1a、11dは、このD型フリップフロップ11の端子
Cへの入力信号に応じて、いずれか一方のみが信号を伝
達するようになっている。すなわち、インバータ11
b、11cが信号を伝達するときは、インバータ11
a、11dの信号の伝達は止められる。一方、インバー
タ11a、11dが信号を伝達するときは、インバータ
11b、11cの信号の伝達は止められる。このような
信号の制御が入力信号に応じて交互になされるのであ
る。これにより、図7に示す回路は、D型フリップフロ
ップ回路として機能する。
具体的な回路構成の一例を示す図である。この図7から
わかるように、D型フリップフロップ11は、インバー
タ11a乃至11eとNOR回路11f、11gとを備
えて構成されている。これらのインバータ11a乃至1
1eのうち、インバータ11b、11cとインバータ1
1a、11dは、このD型フリップフロップ11の端子
Cへの入力信号に応じて、いずれか一方のみが信号を伝
達するようになっている。すなわち、インバータ11
b、11cが信号を伝達するときは、インバータ11
a、11dの信号の伝達は止められる。一方、インバー
タ11a、11dが信号を伝達するときは、インバータ
11b、11cの信号の伝達は止められる。このような
信号の制御が入力信号に応じて交互になされるのであ
る。これにより、図7に示す回路は、D型フリップフロ
ップ回路として機能する。
【0028】(通常動作)次に、以上の半導体集積回路
装置の動作を説明する。まず、図1及び図3に基づい
て、通常動作時における動作を説明する。
装置の動作を説明する。まず、図1及び図3に基づい
て、通常動作時における動作を説明する。
【0029】特に図1からわかるように、カウンタ回路
10の第1カウンタ回路10aに、入力カウントクロッ
クCKが入力される。すると、第1カウンタ回路10a
は、上述のように4段のフリップフロップで構成されて
いるため、入力カウントクロックCKが16カウントす
ると、出力信号AのレベルHとレベルLが入れ替わる。
10の第1カウンタ回路10aに、入力カウントクロッ
クCKが入力される。すると、第1カウンタ回路10a
は、上述のように4段のフリップフロップで構成されて
いるため、入力カウントクロックCKが16カウントす
ると、出力信号AのレベルHとレベルLが入れ替わる。
【0030】このとき、図3からわかるように、モード
設定は通常動作であるゆえ、第1セレクタ回路22は、
出力信号Aを選択する状態にある。すると、図1からわ
かるように、この出力信号Aは、2つのインバータ22
a、22bを通過するので、2度反転して元通りの信号
となり、第2カウンタ回路10bに入力される。
設定は通常動作であるゆえ、第1セレクタ回路22は、
出力信号Aを選択する状態にある。すると、図1からわ
かるように、この出力信号Aは、2つのインバータ22
a、22bを通過するので、2度反転して元通りの信号
となり、第2カウンタ回路10bに入力される。
【0031】この第2カウンタ回路10bは、上述のよ
うに4段のフリップフロップで構成されているため、出
力信号Aが16カウントすると、出力信号BのレベルH
とレベルLが入れ替わる。
うに4段のフリップフロップで構成されているため、出
力信号Aが16カウントすると、出力信号BのレベルH
とレベルLが入れ替わる。
【0032】このとき、図3からわかるように、モード
設定は通常動作であるゆえ、第2セレクタ回路28は出
力信号Bを選択する状態にある。このため、図1からわ
かるように、出力信号Bは接続点4から分岐した出力線
を経由して、インバータ28b、接続点5、インバータ
28cを通過する。このようにインバータ28b、28
cの2つのインバータを通過するので、出力信号Bは2
度反転して元通りの信号となる。そして、出力信号Dと
して、この半導体集積回路装置から出力される。
設定は通常動作であるゆえ、第2セレクタ回路28は出
力信号Bを選択する状態にある。このため、図1からわ
かるように、出力信号Bは接続点4から分岐した出力線
を経由して、インバータ28b、接続点5、インバータ
28cを通過する。このようにインバータ28b、28
cの2つのインバータを通過するので、出力信号Bは2
度反転して元通りの信号となる。そして、出力信号Dと
して、この半導体集積回路装置から出力される。
【0033】このように、この半導体集積回路装置は、
通常動作時には全部で8段のフリップフロップからなる
カウンタ回路10として機能する。
通常動作時には全部で8段のフリップフロップからなる
カウンタ回路10として機能する。
【0034】(動作テスト:正常動作)次に、図1、図
3及び図4に基づいて、この半導体集積回路装置が動作
テスト時に正常に動作した場合を説明する。
3及び図4に基づいて、この半導体集積回路装置が動作
テスト時に正常に動作した場合を説明する。
【0035】まず、図1からわかるように、カウンタ回
路10の第1カウント回路10aに、入力カウントクロ
ックCKが入力される。図4からわかるように、この第
1カウント回路10aは上述のように4段のフリップフ
ロップから構成されているので、入力カウントクロック
CKが16カウントすると、出力信号AのレベルHとレ
ベルLが入れ替わる。
路10の第1カウント回路10aに、入力カウントクロ
ックCKが入力される。図4からわかるように、この第
1カウント回路10aは上述のように4段のフリップフ
ロップから構成されているので、入力カウントクロック
CKが16カウントすると、出力信号AのレベルHとレ
ベルLが入れ替わる。
【0036】このとき、図3からわかるように、モード
設定は動作テストであるゆえ、第1セレクタ回路22
は、入力カウントクロックCKを選択する状態にある。
このため、図1からわかるように、第2カウンタ回路1
0bにも、接続点1、インバータ22b、接続点3、イ
ンバータ22cを経由して、直接、入力カウントクロッ
クCKが入力される。これにより、図4からわかるよう
に、第2カウント回路10bの5段目のフリップフロッ
プは、この入力カウントクロックCKにより直接駆動さ
れる。すなわち、第1カウンタ回路10aの1段目のフ
リップフロップと同じ動作をする。これと同様に、第2
カウンタ回路10bの6段目、7段目、8段目のフリッ
プフロップは、それぞれ、第1カウント回路10aの2
段目、3段目、4段目のフリップフロップと同じ動作を
する。
設定は動作テストであるゆえ、第1セレクタ回路22
は、入力カウントクロックCKを選択する状態にある。
このため、図1からわかるように、第2カウンタ回路1
0bにも、接続点1、インバータ22b、接続点3、イ
ンバータ22cを経由して、直接、入力カウントクロッ
クCKが入力される。これにより、図4からわかるよう
に、第2カウント回路10bの5段目のフリップフロッ
プは、この入力カウントクロックCKにより直接駆動さ
れる。すなわち、第1カウンタ回路10aの1段目のフ
リップフロップと同じ動作をする。これと同様に、第2
カウンタ回路10bの6段目、7段目、8段目のフリッ
プフロップは、それぞれ、第1カウント回路10aの2
段目、3段目、4段目のフリップフロップと同じ動作を
する。
【0037】したがって、第1カウンタ回路10aの出
力信号Aと、第2カウンタ回路の出力信号Bは、それぞ
れのカウンタ回路が正しく動作している限り一致する。
この2つの出力信号A、Bを一致回路24で比較をす
る。この一致回路24は上述のように排他的論理和素子
から構成されているので、図4からわかるように、2つ
の出力信号A、Bが一致している場合は、この一致回路
24からの出力信号CはレベルLを維持する。
力信号Aと、第2カウンタ回路の出力信号Bは、それぞ
れのカウンタ回路が正しく動作している限り一致する。
この2つの出力信号A、Bを一致回路24で比較をす
る。この一致回路24は上述のように排他的論理和素子
から構成されているので、図4からわかるように、2つ
の出力信号A、Bが一致している場合は、この一致回路
24からの出力信号CはレベルLを維持する。
【0038】この出力信号Cを取り込んだOR素子26
では、出力信号CがレベルLを維持している限りは、入
力カウントクロックCKのカウント信号がそのまま第2
セレクタ回路28に出力される。
では、出力信号CがレベルLを維持している限りは、入
力カウントクロックCKのカウント信号がそのまま第2
セレクタ回路28に出力される。
【0039】このとき、図3からわかるように、この第
2セレクタ回路28のモード設定は、動作テスト時であ
るゆえ、第2セレクタ回路28は、OR素子26からの
出力を選択する状態にある。このため図1からわかるよ
うに、OR素子26から出力されたカウント信号はイン
バータ28a、接続点5、インバータ28cを経由して
出力信号Dとして出力される。このように2つのインバ
ータ28a、28cを通過することから、OR素子26
からのカウント信号は2度反転して、元通りの信号で出
力される。このため、図4からもわかるように、出力信
号Dは入力カウントクロックCKと同一周期の信号とな
る。
2セレクタ回路28のモード設定は、動作テスト時であ
るゆえ、第2セレクタ回路28は、OR素子26からの
出力を選択する状態にある。このため図1からわかるよ
うに、OR素子26から出力されたカウント信号はイン
バータ28a、接続点5、インバータ28cを経由して
出力信号Dとして出力される。このように2つのインバ
ータ28a、28cを通過することから、OR素子26
からのカウント信号は2度反転して、元通りの信号で出
力される。このため、図4からもわかるように、出力信
号Dは入力カウントクロックCKと同一周期の信号とな
る。
【0040】この半導体集積回路装置からの出力信号D
は、図示しない各種の回路へ入力される。そして、その
回路を介して出力信号Dを外部端子からそのまま出力す
るか、又は、この出力信号Dを他のシフトレジスタ回路
に入力して、このシフトレジスタ回路からの出力信号を
外部端子から出力する。この外部端子からの出力信号
が、期待通りの波形であるか否かにより、正常にこの半
導体集積回路装置が動作したか否かの判断を行う。
は、図示しない各種の回路へ入力される。そして、その
回路を介して出力信号Dを外部端子からそのまま出力す
るか、又は、この出力信号Dを他のシフトレジスタ回路
に入力して、このシフトレジスタ回路からの出力信号を
外部端子から出力する。この外部端子からの出力信号
が、期待通りの波形であるか否かにより、正常にこの半
導体集積回路装置が動作したか否かの判断を行う。
【0041】(動作テスト:非正常動作)次に、図1、
図3及び図5に基づいて、この半導体集積回路装置が動
作テスト時に正常に動作しなかった場合を説明する。な
お、一例として、第2カウンタ回路10bにある6段目
のフリップフロップに不具合がある場合を説明する。
図3及び図5に基づいて、この半導体集積回路装置が動
作テスト時に正常に動作しなかった場合を説明する。な
お、一例として、第2カウンタ回路10bにある6段目
のフリップフロップに不具合がある場合を説明する。
【0042】図1からわかるように、第1カウンタ回路
10aに入力カウントクロックCKが入力される。この
第1カウンタ回路10aは上述のように、入力カウント
クロックCKが16カウントすると、出力信号Aのレベ
ルHとレベルLが入れ替わる。
10aに入力カウントクロックCKが入力される。この
第1カウンタ回路10aは上述のように、入力カウント
クロックCKが16カウントすると、出力信号Aのレベ
ルHとレベルLが入れ替わる。
【0043】一方、上述のように、第1セレクタ回路の
モード設定は動作テストであるゆえ、第1セレクタ回路
22は入力カウントクロックCKを選択する状態になっ
ている。このため、第2カウンタ回路10bにも直接入
力カウントクロックCKが入力される。このとき、上述
のように、第2カウンタ回路の6段目のフリップフロッ
プに不具合が生じている。したがって、図5からわかる
ように、第2カウンタ回路10bの出力信号Bは、入力
カウントクロックCKが8カウントすると、出力信号B
のレベルHとレベルLが入れ替わる。
モード設定は動作テストであるゆえ、第1セレクタ回路
22は入力カウントクロックCKを選択する状態になっ
ている。このため、第2カウンタ回路10bにも直接入
力カウントクロックCKが入力される。このとき、上述
のように、第2カウンタ回路の6段目のフリップフロッ
プに不具合が生じている。したがって、図5からわかる
ように、第2カウンタ回路10bの出力信号Bは、入力
カウントクロックCKが8カウントすると、出力信号B
のレベルHとレベルLが入れ替わる。
【0044】図1からわかるように、これらの出力信号
A、Bは一致回路24に取り込まれる。そして、図5か
らわかるように、時刻t1から時刻t3の間、出力信号
Aと出力信号Bとが不一致となるので、一致回路24の
出力信号CのレベルLが維持できなくなり、レベルHと
なる。すると、図1に示すOR素子26の出力信号は、
時刻t1から時刻t3の間はレベルHとなる。図1から
わかるように、このOR素子26の出力信号は、第2セ
レクタ回路28に入力される。このとき、第2セレクタ
回路28のモード設定は動作テストであるゆえ、第2セ
レクタ回路28はOR素子26からの出力を選択する状
態になっている。このため、OR素子26の出力信号
が、出力信号Dとなって出力される。この出力信号D
は、図5の時刻t1から時刻t3に示すように、出力信
号Aと出力信号Bとが不一致の間は、レベルHを出力し
続けることとなる。
A、Bは一致回路24に取り込まれる。そして、図5か
らわかるように、時刻t1から時刻t3の間、出力信号
Aと出力信号Bとが不一致となるので、一致回路24の
出力信号CのレベルLが維持できなくなり、レベルHと
なる。すると、図1に示すOR素子26の出力信号は、
時刻t1から時刻t3の間はレベルHとなる。図1から
わかるように、このOR素子26の出力信号は、第2セ
レクタ回路28に入力される。このとき、第2セレクタ
回路28のモード設定は動作テストであるゆえ、第2セ
レクタ回路28はOR素子26からの出力を選択する状
態になっている。このため、OR素子26の出力信号
が、出力信号Dとなって出力される。この出力信号D
は、図5の時刻t1から時刻t3に示すように、出力信
号Aと出力信号Bとが不一致の間は、レベルHを出力し
続けることとなる。
【0045】この出力信号Dは図示しない各種の回路に
接続され、上述したように、そのまま外部端子から出力
されるか、又は、シフトレジスタ回路を介して出力端子
から出力される。そして、この出力端子から期待通りの
波形の信号が出力されていないことにより、出力信号D
がレベルHを継続して維持していることを検知して、こ
の半導体集積回路装置の故障を検出する。
接続され、上述したように、そのまま外部端子から出力
されるか、又は、シフトレジスタ回路を介して出力端子
から出力される。そして、この出力端子から期待通りの
波形の信号が出力されていないことにより、出力信号D
がレベルHを継続して維持していることを検知して、こ
の半導体集積回路装置の故障を検出する。
【0046】以上のように本実施形態の半導体集積回路
装置によれば、カウンタ回路10を第1カウンタ回路1
0aと第2カウンタ回路10bとに2分割した。このた
め、通常であれば、全8段のフリップフロップからなる
カウンタ回路10の動作テストに必要なパターンは、2
の8乗=256パターンであるが、本実施形態では2の
4乗=16パターンに削減することができる。しかも、
1段目から8段目までのすべてのフリップフロップを動
作させていることから、回路活性化率を高く維持するこ
とができる。
装置によれば、カウンタ回路10を第1カウンタ回路1
0aと第2カウンタ回路10bとに2分割した。このた
め、通常であれば、全8段のフリップフロップからなる
カウンタ回路10の動作テストに必要なパターンは、2
の8乗=256パターンであるが、本実施形態では2の
4乗=16パターンに削減することができる。しかも、
1段目から8段目までのすべてのフリップフロップを動
作させていることから、回路活性化率を高く維持するこ
とができる。
【0047】例えば、1MHzの入力カウントクロック
CKを用いて、カウンタ回路10を2分割せずに動作テ
ストをする場合と比較すると、2分割せずに動作テスト
をする場合は1μs×256=256μsかかるのに対
し、2分割して動作テストをする場合は1μs×16=
16μsとなる。つまり、全体として約16分の1のテ
スト時間に短縮されたこととなる。
CKを用いて、カウンタ回路10を2分割せずに動作テ
ストをする場合と比較すると、2分割せずに動作テスト
をする場合は1μs×256=256μsかかるのに対
し、2分割して動作テストをする場合は1μs×16=
16μsとなる。つまり、全体として約16分の1のテ
スト時間に短縮されたこととなる。
【0048】さらに、本実施形態では、第1カウンタ回
路10aと第2カウンタ回路10bが正常に動作してい
るか否かの判別手段として、第1カウンタ回路10aと
第2カウンタ回路10bの出力信号A、Bを用いて、両
出力信号が一致しているか否かにより、動作の正当性を
判断することとした。このため、従来のように全フリッ
プフロップの出力を正しい真理値と比較するための比較
回路を設ける必要がなくなり、半導体集積回路装置の回
路規模をコンパクトにすることができ、コストの低減を
図ることができる。しかも、外部から正しい真理値を入
力するための端子を設ける必要がなくなり、製造工数の
削減を図ることができる。
路10aと第2カウンタ回路10bが正常に動作してい
るか否かの判別手段として、第1カウンタ回路10aと
第2カウンタ回路10bの出力信号A、Bを用いて、両
出力信号が一致しているか否かにより、動作の正当性を
判断することとした。このため、従来のように全フリッ
プフロップの出力を正しい真理値と比較するための比較
回路を設ける必要がなくなり、半導体集積回路装置の回
路規模をコンパクトにすることができ、コストの低減を
図ることができる。しかも、外部から正しい真理値を入
力するための端子を設ける必要がなくなり、製造工数の
削減を図ることができる。
【0049】次に、図8に基づいて、第2実施形態を説
明する。この図8は第2実施形態に係る半導体集積回路
装置の回路図である。この第2実施形態は、カウンタ回
路12が全部で20段のフリップフロップから構成され
ている点を除いては、第1実施形態と同一であるので、
実質的に同一部分には、同一符号を用いて示している。
明する。この図8は第2実施形態に係る半導体集積回路
装置の回路図である。この第2実施形態は、カウンタ回
路12が全部で20段のフリップフロップから構成され
ている点を除いては、第1実施形態と同一であるので、
実質的に同一部分には、同一符号を用いて示している。
【0050】このような半導体集積回路装置によれば、
全部で20段のフリップフロップからなるカウンタ回路
12を、前半の10段のフリップフロップからなる第1
カウンタ回路12aと、この前半と同数の後半の10段
のフリップフロップからなる第2カウンタ回路12bと
に分割した。このため、通常であれば、全部で20段の
フリップフロップからなるカウンタ回路12の故障検出
に必要なパターンは、2の20乗=1048576パタ
ーンであるが、本実施形態では2の10乗=1024パ
ターンに削減することができる。
全部で20段のフリップフロップからなるカウンタ回路
12を、前半の10段のフリップフロップからなる第1
カウンタ回路12aと、この前半と同数の後半の10段
のフリップフロップからなる第2カウンタ回路12bと
に分割した。このため、通常であれば、全部で20段の
フリップフロップからなるカウンタ回路12の故障検出
に必要なパターンは、2の20乗=1048576パタ
ーンであるが、本実施形態では2の10乗=1024パ
ターンに削減することができる。
【0051】例えば、1MHzの入力カウントクロック
CKを用いて、カウンタ回路12を2分割せずに動作テ
ストをする場合と比較すると、2分割せずに動作テスト
をする場合は1μs×1048576=1.049sか
かるのに対し、2分割して動作テストをする場合は1μ
s×1024=1.024msとなる。つまり、全体と
して約1000分の1のテスト時間に短縮されたことと
なる。
CKを用いて、カウンタ回路12を2分割せずに動作テ
ストをする場合と比較すると、2分割せずに動作テスト
をする場合は1μs×1048576=1.049sか
かるのに対し、2分割して動作テストをする場合は1μ
s×1024=1.024msとなる。つまり、全体と
して約1000分の1のテスト時間に短縮されたことと
なる。
【0052】さらに、第1実施形態と同様に、第1カウ
ンタ回路12aと第2カウンタ回路12bが正常に動作
しているか否かの判別手段として、第1カウンタ回路1
2aと第2カウンタ回路12bの出力信号A、Bを用い
て、両出力信号が一致しているか否かにより、動作の正
当性を判断することとした。このため、従来のように全
フリップフロップの出力を正しい真理値と比較するため
の比較回路を設ける必要がなくなり、半導体集積回路装
置の回路規模をコンパクトにすることができ、コストの
低減を図ることができる。しかも、外部から正しい真理
値を入力するための端子を設ける必要がなくなり、製造
工数の削減を図ることができる。
ンタ回路12aと第2カウンタ回路12bが正常に動作
しているか否かの判別手段として、第1カウンタ回路1
2aと第2カウンタ回路12bの出力信号A、Bを用い
て、両出力信号が一致しているか否かにより、動作の正
当性を判断することとした。このため、従来のように全
フリップフロップの出力を正しい真理値と比較するため
の比較回路を設ける必要がなくなり、半導体集積回路装
置の回路規模をコンパクトにすることができ、コストの
低減を図ることができる。しかも、外部から正しい真理
値を入力するための端子を設ける必要がなくなり、製造
工数の削減を図ることができる。
【0053】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々の変形が可能である。例えば、カウンタ回路を2分
割するのではなく、3分割、4分割等にすることもでき
る。図9乃至図11はカウンタ回路10を4分割した場
合を示す図である。すなわち、図9はカウンタ回路10
を4分割した場合の半導体集積回路装置のブロック図で
あり、第1実施形態の図2に相当する図である。図10
は各セレクタ回路の動作テストモード又は通常動作モー
ドの各モードにおける信号切替の状態を示す図表、図1
1は各所のパルス波形を示す図である。図9からわかる
ように、この半導体集積回路装置のカウンタ回路10
は、第1カウンタ回路10a、第2カウンタ回路10
b、第3カウンタ回路10c、第4カウンタ回路10d
の4つに分割されている。また、これら第1カウンタ回
路10aと第2カウンタ回路10bとの間には第1セレ
クタ回路(a)22aが設けられており、第2カウンタ
回路10bと第3カウンタ回路10cとの間には第1セ
レクタ回路(b)22bが設けられており、第3カウン
タ回路と第4カウンタ回路との間には第1セレクタ回路
(c)22cが設けられている。つまり、都合3つの第
1セレクタ回路22a乃至22cが設けられている。こ
れらの点を除いては、図9に示す半導体集積回路装置
は、上述した第1及び第2実施形態と実質的に同一構造
であり、同等の動作をするので、ここではその詳しい説
明は省略する。
種々の変形が可能である。例えば、カウンタ回路を2分
割するのではなく、3分割、4分割等にすることもでき
る。図9乃至図11はカウンタ回路10を4分割した場
合を示す図である。すなわち、図9はカウンタ回路10
を4分割した場合の半導体集積回路装置のブロック図で
あり、第1実施形態の図2に相当する図である。図10
は各セレクタ回路の動作テストモード又は通常動作モー
ドの各モードにおける信号切替の状態を示す図表、図1
1は各所のパルス波形を示す図である。図9からわかる
ように、この半導体集積回路装置のカウンタ回路10
は、第1カウンタ回路10a、第2カウンタ回路10
b、第3カウンタ回路10c、第4カウンタ回路10d
の4つに分割されている。また、これら第1カウンタ回
路10aと第2カウンタ回路10bとの間には第1セレ
クタ回路(a)22aが設けられており、第2カウンタ
回路10bと第3カウンタ回路10cとの間には第1セ
レクタ回路(b)22bが設けられており、第3カウン
タ回路と第4カウンタ回路との間には第1セレクタ回路
(c)22cが設けられている。つまり、都合3つの第
1セレクタ回路22a乃至22cが設けられている。こ
れらの点を除いては、図9に示す半導体集積回路装置
は、上述した第1及び第2実施形態と実質的に同一構造
であり、同等の動作をするので、ここではその詳しい説
明は省略する。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、通常動作時には、複数
のフリップフロップからなるカウンタ回路を、動作テス
ト時には、2個以上のカウンタ回路ユニットに分割し、
分割された前記2個以上のカウンタ回路ユニットのそれ
ぞれに入力カウントクロックを同時に入力し、前記2個
以上のカウンタ回路ユニットのそれぞれの出力信号同士
を比較することにより、正常に動作しているか否かを判
断することとした。このため、動作テストに要する時間
の短縮を図りつつ、回路活性化率を高くするとともに、
回路規模をコンパクトにすることができる。
のフリップフロップからなるカウンタ回路を、動作テス
ト時には、2個以上のカウンタ回路ユニットに分割し、
分割された前記2個以上のカウンタ回路ユニットのそれ
ぞれに入力カウントクロックを同時に入力し、前記2個
以上のカウンタ回路ユニットのそれぞれの出力信号同士
を比較することにより、正常に動作しているか否かを判
断することとした。このため、動作テストに要する時間
の短縮を図りつつ、回路活性化率を高くするとともに、
回路規模をコンパクトにすることができる。
【図1】本発明の第1実施形態における半導体集積回路
装置の回路図
装置の回路図
【図2】同ブロック図
【図3】セレクタ回路のモード設定を示す図
【図4】動作テスト時において正常に動作した場合の各
所のパルス波形を示す図
所のパルス波形を示す図
【図5】動作テスト時において非正常に動作した場合の
各所のパルス波形を示す図
各所のパルス波形を示す図
【図6】フリップフロップの1段だけを取り出して示す
図
図
【図7】図6に示すフリップフロップの回路構成の一例
を示す図
を示す図
【図8】本発明の第2実施形態における半導体集積回路
装置の回路図
装置の回路図
【図9】さらに別の変形例の半導体集積回路装置のブロ
ック図
ック図
【図10】セレクタ回路のモード設定を示す図
【図11】動作テスト時において正常に動作した場合の
各所のパルス波形を示す図
各所のパルス波形を示す図
【図12】従来の半導体集積回路装置の回路図
【図13】別の従来の半導体集積回路装置の回路図
10 カウンタ回路 10a 第1カウンタ回路 10b 第2カウンタ回路 20 テスト回路 22 第1セレクタ回路 24 一致回路 28 第2セレクタ回路
Claims (6)
- 【請求項1】直列的に接続された複数のフリップフロッ
プからなるカウンタ回路を備えた半導体集積回路装置に
おいて、 動作テスト時には、このカウンタ回路を複数のカウンタ
回路ユニットに分割し、前記各カウンタ回路ユニットの
それぞれに入力された入力カウントクロックをカウント
したそれぞれの出力信号が一致しているか否かを検出す
るようにしたことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】入力端子から入力されたクロックをカウン
トし、出力端子から出力する、複数のフリップフロップ
を直列的に接続したカウンタ回路を有する半導体集積回
路装置において、 動作テスト時には、このカウンタ回路を、複数のフリッ
プフロップからなる複数のカウンタ回路ユニットに分割
し、 隣り合う2つのカウンタ回路ユニットの間には、通常動
作時には、これらの2つの前記カウンタ回路ユニットを
接続し、動作テスト時には、前記カウンタ回路ユニット
を切り離し、後段側の前記カウンタ回路ユニットに入力
カウントクロックを入力するセレクタ回路が接続されて
おり、 前記各カウンタ回路ユニットの出力側は、前記各カウン
タ回路ユニットの出力信号が一致しているか否かを検出
するための一致回路に接続されている、 ことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項3】一致回路からの出力信号が一方の入力端子
に入力され、入力カウントクロックに応じた信号が他方
の入力端子に入力される論理回路を備えていることを特
徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項4】通常動作時には、n個のフリップフロップ
からなるカウンタ回路と、 動作テスト時には、前記n個のフリップフロップからな
るカウンタ回路を、a個のフリップフロップからなるm
個のカウンタ回路ユニットに分割する分割手段と、 分割された前記m個のカウンタ回路ユニットのそれぞれ
に入力カウントクロックを実質的に同時に入力するため
の入力手段と、 前記m個のカウンタ回路ユニットのそれぞれの出力信号
同士を比較する比較手段とを備え、 上記n、a、mはn=a×m、m>2を満足する正の整
数である、 ことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項5】通常動作と動作テストとを切り替えるため
のセレクタ回路を備えていることを特徴とする請求項4
に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項6】通常動作時にはカウンタ回路として動作す
るn個のフリップフロップからなるカウンタ回路を、動
作テスト時にはa個のフリップフロップからなるm個の
カウンタ回路ユニットに分割し、 前記m個のカウンタ回路ユニットのそれぞれに入力カウ
ントクロックを実質的に同時に入力し、 前記m個のカウンタ回路ユニットのそれぞれの出力信号
同士を比較することにより、カウンタ回路の動作テスト
を行うとともに、 上記n、a、mはn=a×m、m>2を満足する正の整
数である、 ことを特徴とする半導体集積回路装置のテスト方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9007749A JPH10206508A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 半導体集積回路装置及びそのテスト方法 |
US09/009,257 US5991906A (en) | 1997-01-20 | 1998-01-20 | Semiconductor integrated circuit device and its test method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9007749A JPH10206508A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 半導体集積回路装置及びそのテスト方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10206508A true JPH10206508A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11674354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9007749A Pending JPH10206508A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 半導体集積回路装置及びそのテスト方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5991906A (ja) |
JP (1) | JPH10206508A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9904587B1 (en) | 2015-12-18 | 2018-02-27 | Amazon Technologies, Inc. | Detecting anomalous behavior in an electronic environment using hardware-based information |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63186167A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-01 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 半導体集積回路 |
JPH04192624A (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アナログ信号処理装置を駆動する駆動回路に用いる計数回路 |
JPH07177130A (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-14 | Fujitsu Ltd | エラーカウント回路 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP9007749A patent/JPH10206508A/ja active Pending
-
1998
- 1998-01-20 US US09/009,257 patent/US5991906A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5991906A (en) | 1999-11-23 |
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