JPH10203250A - 車両用小物収納構造 - Google Patents
車両用小物収納構造Info
- Publication number
- JPH10203250A JPH10203250A JP9014860A JP1486097A JPH10203250A JP H10203250 A JPH10203250 A JP H10203250A JP 9014860 A JP9014860 A JP 9014860A JP 1486097 A JP1486097 A JP 1486097A JP H10203250 A JPH10203250 A JP H10203250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- partition plate
- hinge
- opened
- glove box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 21
- 244000144985 peep Species 0.000 abstract 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リッドを開いたときにも、ヒンジや、グロー
ブボックスよりも奥にある配線類や空調装置などの構造
物が見えない構造を提供する。 【解決手段】 リッド4の内側には、仕切板9を一体で
設けたリッドインナー6が固定されていることを特徴と
する。
ブボックスよりも奥にある配線類や空調装置などの構造
物が見えない構造を提供する。 【解決手段】 リッド4の内側には、仕切板9を一体で
設けたリッドインナー6が固定されていることを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】インストルメントパネルに設
けられたグローブボックスなどの車両用小物収納構造に
関する。
けられたグローブボックスなどの車両用小物収納構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の小物収納構造は、図6、図7、
特開平6ー87382号公報、及び特開平7ー2057
28号公報に開示されている。図6、図7は、インスト
ルメントパネル15に設けられたグローブボックス16
の断面を示すものであって、開口時にリッド17が上方
に開く構造をしている。該リッド17の開閉には、ヒン
ジ18を用いている。該ヒンジ18は、一端はグローブ
ボックス本体19にスクリュー20により固定され、他
端はリッドアウター21にリッドインナー22ととも
に、スクリュー23により固定されている。該リッドア
ウター21に設けられたノブ24を押し、上記グローブ
ボックス本体19とのロックを解除すると、上記ヒンジ
18により、上記リッド17を上方に開くことができ
る。しかし、上記構造では、上記リッド17を上方に開
いたときに、上記グローブボックス本体19上端と、上
記リッドインナー22の一端との間に隙間Aができてし
まう。このため、車両のユーザーなどが図7のX方向か
ら覗いた場合に、該隙間Aを通して、上記ヒンジやさら
にその奥にある図示しない配線類や空調装置が見えてし
まい、見栄えが非常に悪く、商品性も劣っていた。
特開平6ー87382号公報、及び特開平7ー2057
28号公報に開示されている。図6、図7は、インスト
ルメントパネル15に設けられたグローブボックス16
の断面を示すものであって、開口時にリッド17が上方
に開く構造をしている。該リッド17の開閉には、ヒン
ジ18を用いている。該ヒンジ18は、一端はグローブ
ボックス本体19にスクリュー20により固定され、他
端はリッドアウター21にリッドインナー22ととも
に、スクリュー23により固定されている。該リッドア
ウター21に設けられたノブ24を押し、上記グローブ
ボックス本体19とのロックを解除すると、上記ヒンジ
18により、上記リッド17を上方に開くことができ
る。しかし、上記構造では、上記リッド17を上方に開
いたときに、上記グローブボックス本体19上端と、上
記リッドインナー22の一端との間に隙間Aができてし
まう。このため、車両のユーザーなどが図7のX方向か
ら覗いた場合に、該隙間Aを通して、上記ヒンジやさら
にその奥にある図示しない配線類や空調装置が見えてし
まい、見栄えが非常に悪く、商品性も劣っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、リッドを
開いたときにも、ヒンジや、グローブボックスよりも奥
にある配線類や空調装置などの構造物が見えない構造を
提供する。
開いたときにも、ヒンジや、グローブボックスよりも奥
にある配線類や空調装置などの構造物が見えない構造を
提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、リッドの内側には、仕切板を一体で設
けたリッドインナーが固定されていることを特徴とす
る。
に、本発明では、リッドの内側には、仕切板を一体で設
けたリッドインナーが固定されていることを特徴とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を利用した
インストルメントパネルの斜視図、図2は、図1のII-I
I 線における断面図にリッド開放時を追加した図、図3
は、図2のリッドを閉じた状態を取りだした要部断面
図、図4は、図2のリッドが開放された状態を取りだし
た要部断面図である。車両のインストルメントパネル1
には、小物などを収納するためにグローブボックス2、
3が設けられている。該グローブボックス2には、蓋の
役目をするリッド4が備えられている。上記リッド4
は、リッドアウター5とリッドインナー6とで構成され
ている。該リッドアウター5は、リッドが閉じられてい
るときには、グローブボックス本体7と嵌合している爪
部8aを持ったノブ8を備えている。前記リッドインナ
ー6は、前記リッドアウター5の内側に固定されてい
て、一端には、折り畳み可能で先端部に突起10を備え
た仕切板9が一体で設けられている。ヒンジ11は、一
端11aが前記リッドアウター5に前記リッドインナー
6と共締めされ、他端11bが前記ボックス本体7に固
定されている。また、該ヒンジの他端11b近傍には、
前記仕切板9の突起10と係合する孔12が設けられて
いる。上記仕切板9は、前記突起10と前記孔12とを
係合させた後に、該ヒンジの他端11bと前記ボックス
本体7とを、スクリュー13により締め付けることによ
り固定させている。なお、該仕切板9には、折り畳みが
容易で、リッド開放時には簡単に広がるように、複数の
肉厚の薄い部分9aが設けられており、さらに材質にポ
リプロピレンを用いると効果的である。
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を利用した
インストルメントパネルの斜視図、図2は、図1のII-I
I 線における断面図にリッド開放時を追加した図、図3
は、図2のリッドを閉じた状態を取りだした要部断面
図、図4は、図2のリッドが開放された状態を取りだし
た要部断面図である。車両のインストルメントパネル1
には、小物などを収納するためにグローブボックス2、
3が設けられている。該グローブボックス2には、蓋の
役目をするリッド4が備えられている。上記リッド4
は、リッドアウター5とリッドインナー6とで構成され
ている。該リッドアウター5は、リッドが閉じられてい
るときには、グローブボックス本体7と嵌合している爪
部8aを持ったノブ8を備えている。前記リッドインナ
ー6は、前記リッドアウター5の内側に固定されてい
て、一端には、折り畳み可能で先端部に突起10を備え
た仕切板9が一体で設けられている。ヒンジ11は、一
端11aが前記リッドアウター5に前記リッドインナー
6と共締めされ、他端11bが前記ボックス本体7に固
定されている。また、該ヒンジの他端11b近傍には、
前記仕切板9の突起10と係合する孔12が設けられて
いる。上記仕切板9は、前記突起10と前記孔12とを
係合させた後に、該ヒンジの他端11bと前記ボックス
本体7とを、スクリュー13により締め付けることによ
り固定させている。なお、該仕切板9には、折り畳みが
容易で、リッド開放時には簡単に広がるように、複数の
肉厚の薄い部分9aが設けられており、さらに材質にポ
リプロピレンを用いると効果的である。
【0006】上記構成からなる小物収納構造は、上記リ
ッド4が、閉じられているとき(図2では、実線にて表
示)には、上記グローブボックス本体7と上記ノブ8の
爪部8aが嵌合しているので、上記ヒンジ11は閉じら
れ、上記仕切板9は折り畳まれている。逆に、上記リッ
ド4を開くとき(図2では、二点鎖線にて表示)には、
まず前記ノブ8を押して、前記嵌合をはずす。これによ
り、前記ヒンジ11によって、該リッド4は開かれるこ
とになる。この時、折り畳まれていた該仕切板9は広が
るので、図4のY方向から、ユーザーなどが覗いても、
該ヒンジ11や図示しないワイヤーハーネスなどの配線
類や空調装置等が見えることはない。
ッド4が、閉じられているとき(図2では、実線にて表
示)には、上記グローブボックス本体7と上記ノブ8の
爪部8aが嵌合しているので、上記ヒンジ11は閉じら
れ、上記仕切板9は折り畳まれている。逆に、上記リッ
ド4を開くとき(図2では、二点鎖線にて表示)には、
まず前記ノブ8を押して、前記嵌合をはずす。これによ
り、前記ヒンジ11によって、該リッド4は開かれるこ
とになる。この時、折り畳まれていた該仕切板9は広が
るので、図4のY方向から、ユーザーなどが覗いても、
該ヒンジ11や図示しないワイヤーハーネスなどの配線
類や空調装置等が見えることはない。
【0007】上記仕切板9の代わりに、図5に示したよ
うに、上記リッドインナー6に一端を接着したゴムなど
でできたカバー14を設けても、同様の効果が得られ
る。
うに、上記リッドインナー6に一端を接着したゴムなど
でできたカバー14を設けても、同様の効果が得られ
る。
【0008】
【発明の効果】リッドを開いたままで、ユーザーがグロ
ーブボックス内を覗いても、ヒンジや配線類や空調装置
等が見えることがないので、見栄えが良くなり、商品性
向上にも貢献できる。仕切板は、リッドインナーに一体
で設けたため、部品点数が増加したり、組み付け工数が
増加することはない。仕切板に複数の肉厚の薄い部分を
設けたため、折り畳んだり広がったりすることが容易に
できるので、リッドの開閉機能の妨げにはならない。仕
切板の突起とヒンジの孔とを嵌合させ、さらにヒンジと
グローブボックス本体とで仕切板を挟み込むように固定
したため、リッドを開いても仕切板がはずれることはな
い。
ーブボックス内を覗いても、ヒンジや配線類や空調装置
等が見えることがないので、見栄えが良くなり、商品性
向上にも貢献できる。仕切板は、リッドインナーに一体
で設けたため、部品点数が増加したり、組み付け工数が
増加することはない。仕切板に複数の肉厚の薄い部分を
設けたため、折り畳んだり広がったりすることが容易に
できるので、リッドの開閉機能の妨げにはならない。仕
切板の突起とヒンジの孔とを嵌合させ、さらにヒンジと
グローブボックス本体とで仕切板を挟み込むように固定
したため、リッドを開いても仕切板がはずれることはな
い。
【図1】本発明を利用したインストルメントパネルの斜
視図である。
視図である。
【図2】図1のII-II 線における断面図にリッド開放時
を追加した図である。
を追加した図である。
【図3】図2のリッドを閉じた状態を取りだした要部断
面図である。
面図である。
【図4】図2のリッドが開放された状態を取りだした要
部断面図である。
部断面図である。
【図5】本発明の別の実施例でリッドが開放された状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】従来のリッドが閉じられた状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】従来のリッドが開放された状態を示す断面図で
ある。
ある。
1 インストルメントパネル 2 グローブボックス 3 グローブボックス 4 リッド 5 リッドアウター 6 リッドインナー 7 グローブボックス本体 8 ノブ 9 仕切板 10 突起 11 ヒンジ 12 孔
Claims (3)
- 【請求項1】 インストルメントパネルに設けられ、開
閉可能なリッドを備えた車両用小物収納構造において、
該リッドの内側には、仕切板を一体で設けたリッドイン
ナーが固定されていることを特徴とする車両用小物収納
構造。 - 【請求項2】 上記仕切板は、上記リッドが閉じられる
ときには折り畳まれるように構成され、かつ該仕切板の
一端は、グローブボックス本体に固定されたことを特徴
とする請求項1記載の車両用小物収納構造。 - 【請求項3】 上記仕切板の一端には、突起を設け、ヒ
ンジには該突起と係合する孔を設けたことを特徴とする
請求項1記載の車両用小物収納構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9014860A JPH10203250A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 車両用小物収納構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9014860A JPH10203250A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 車両用小物収納構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10203250A true JPH10203250A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11872791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9014860A Pending JPH10203250A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 車両用小物収納構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10203250A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7188871B2 (en) | 2004-01-15 | 2007-03-13 | Nifco Inc. | Door lock mechanism and door lock unit |
CN103909872A (zh) * | 2013-01-09 | 2014-07-09 | 铃木株式会社 | 车辆用收纳结构 |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP9014860A patent/JPH10203250A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7188871B2 (en) | 2004-01-15 | 2007-03-13 | Nifco Inc. | Door lock mechanism and door lock unit |
CN1329610C (zh) * | 2004-01-15 | 2007-08-01 | 马自达汽车株式会社 | 门用锁定机构及门用锁定单元 |
DE102005001607B4 (de) * | 2004-01-15 | 2018-02-15 | Daikyonishikawa Corp. | Türverriegelungseinrichtung, Tür und Türverriegelungseinheit |
DE102005001607B8 (de) * | 2004-01-15 | 2018-05-17 | Daikyonishikawa Corp. | Türverriegelungseinrichtung, Tür und Türverriegelungseinheit |
CN103909872A (zh) * | 2013-01-09 | 2014-07-09 | 铃木株式会社 | 车辆用收纳结构 |
JP2014133460A (ja) * | 2013-01-09 | 2014-07-24 | Suzuki Motor Corp | 車両用収納構造 |
CN103909872B (zh) * | 2013-01-09 | 2016-01-20 | 铃木株式会社 | 车辆用收纳结构 |
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