JPH10201680A - 水槽掃除器具 - Google Patents
水槽掃除器具Info
- Publication number
- JPH10201680A JPH10201680A JP9048357A JP4835797A JPH10201680A JP H10201680 A JPH10201680 A JP H10201680A JP 9048357 A JP9048357 A JP 9048357A JP 4835797 A JP4835797 A JP 4835797A JP H10201680 A JPH10201680 A JP H10201680A
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- JP
- Japan
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- wall
- rear wall
- diameter part
- water flow
- stones
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水槽、池内のゴミを吸引不能の原因の濾材
(石等)を細管部まで吸い上げないように 完全にゴミ
のみを吸い取る目的をもつ。 【構成】 吸い込み口は 石がすぐはさみ込まり目づま
りの原因となる細い小孔を取り去り、目づまり防止を第
一義とし後方へ行くにつれ 太径部吸引部はさらに太く
する等の工夫をこらした。後方壁は水流に対して略直角
から直角以上にして小石をはじき返す壁を設けた。吸引
房室を1〜2以上設ける方法をとった。これにより 水
を淀ませ、吸って困る小石等を細径部パイプ部に移動さ
せないようにして 能率よくゴミのみを吸引する形にな
るようにした。吸引排出は圧力やモーターのエネルギー
を利用可能にジョイント部を設けた。
(石等)を細管部まで吸い上げないように 完全にゴミ
のみを吸い取る目的をもつ。 【構成】 吸い込み口は 石がすぐはさみ込まり目づま
りの原因となる細い小孔を取り去り、目づまり防止を第
一義とし後方へ行くにつれ 太径部吸引部はさらに太く
する等の工夫をこらした。後方壁は水流に対して略直角
から直角以上にして小石をはじき返す壁を設けた。吸引
房室を1〜2以上設ける方法をとった。これにより 水
を淀ませ、吸って困る小石等を細径部パイプ部に移動さ
せないようにして 能率よくゴミのみを吸引する形にな
るようにした。吸引排出は圧力やモーターのエネルギー
を利用可能にジョイント部を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鑑賞 魚活魚飼育、水草
育成における水槽、池等の掃除に関するものであり詳細
には圧力等を利用し 小石等の目づまりしやすいものを
貫通孔の細い部までこないように物理的原理を考え、吸
引器太径部に小石等が入りにくい略直角の急カーブを取
り入れることにより 水槽や池の小石等を掃除器具細管
部に入れないようにして 水槽、池内の掃除の能率を上
げる。
育成における水槽、池等の掃除に関するものであり詳細
には圧力等を利用し 小石等の目づまりしやすいものを
貫通孔の細い部までこないように物理的原理を考え、吸
引器太径部に小石等が入りにくい略直角の急カーブを取
り入れることにより 水槽や池の小石等を掃除器具細管
部に入れないようにして 水槽、池内の掃除の能率を上
げる。
【0002】
【従来の技術】小石をゴミの比重の差を利用して、吸引
部は太径にしてあるが 自然に入ってくる水流に対して
直角よりはるかに弱いゆるいカーブの後壁で受けている
ので小石等も細径部に入ってきてしまい、目づまりによ
り能率が上がらなかった。
部は太径にしてあるが 自然に入ってくる水流に対して
直角よりはるかに弱いゆるいカーブの後壁で受けている
ので小石等も細径部に入ってきてしまい、目づまりによ
り能率が上がらなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】小石が入ってこないよ
うにするには、太径だけでばゴミと小石の比重差を利用
しきれず ジョイント細径部に小石も入ってきてしまい
目づまりとなる。石が入ってこない目づまり防止等が必
要である。
うにするには、太径だけでばゴミと小石の比重差を利用
しきれず ジョイント細径部に小石も入ってきてしまい
目づまりとなる。石が入ってこない目づまり防止等が必
要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は従来の欠点を
鑑み、吸引部太径部水流を直角に近い状態すなわち急カ
ーブで受ける防御壁を施して比重差で軽いゴミを吸いつ
つ小石等を細径部まで吸い上げないような内部形態を取
り入れた。これを後壁と言う(水流の後方にある壁とい
う意味である。)
鑑み、吸引部太径部水流を直角に近い状態すなわち急カ
ーブで受ける防御壁を施して比重差で軽いゴミを吸いつ
つ小石等を細径部まで吸い上げないような内部形態を取
り入れた。これを後壁と言う(水流の後方にある壁とい
う意味である。)
【0005】
【第一実施例】図1に示す。(a)左側面図、(b)平
面図、(c)逆さにした左側面図。説明上内壁を点線で
示した。太径部1の後壁3が側面内壁7、底面内壁8に
対して略直角に設定する。これにより自然に入ってきた
水流6に運ばれた小石9は略直角後壁3にあたって物理
的に細径部10に行かなくなる。高さ11があり その
効果は増す。前方より後方が広い部屋になるので水流も
弱まり、比重の軽いゴミだけがうまく吸われる。略直角
と部屋の大きさがうまく相乗効果を起こし、石が10に
まで吸われることがない。また底面内壁にたまった石は
上下に振動(揺する)を与えてゴミをさらに浮かすのに
後壁の高いことが役立つ。吸い込み口2は広い間口のた
め、小孔を有する従来のもののように最先端で石がつま
ってしまうこともない。図(c)に室内の石等を逆さに
すれば簡単に出てくる設計にしてあることを示した。
面図、(c)逆さにした左側面図。説明上内壁を点線で
示した。太径部1の後壁3が側面内壁7、底面内壁8に
対して略直角に設定する。これにより自然に入ってきた
水流6に運ばれた小石9は略直角後壁3にあたって物理
的に細径部10に行かなくなる。高さ11があり その
効果は増す。前方より後方が広い部屋になるので水流も
弱まり、比重の軽いゴミだけがうまく吸われる。略直角
と部屋の大きさがうまく相乗効果を起こし、石が10に
まで吸われることがない。また底面内壁にたまった石は
上下に振動(揺する)を与えてゴミをさらに浮かすのに
後壁の高いことが役立つ。吸い込み口2は広い間口のた
め、小孔を有する従来のもののように最先端で石がつま
ってしまうこともない。図(c)に室内の石等を逆さに
すれば簡単に出てくる設計にしてあることを示した。
【0006】[従来のものについて述べる]
【図3】 従来のものを図3に示した。吸い込み口2か
ら後壁3に至るまで径(13,14)が同じなので太径
部1にもかかわらず水流が一定していて、細径部10ま
で小石9が運ばれてしまい、不都合が多かった。また
その原因は水流の一定により淀みがないことと 入り口
2に対する後壁3がゆるいカーブであったため、物理学
的に細径部10まで行きやすかったのである。ここ(1
0)の目づまりで能率の悪さが強く感じられていた。入
り口から細径部10の間に充分な最大径部 つまり水の
よどみを作る房(室)を施すべきであった。また後壁3
を側面内壁7に略直角にすべきであった。このような欠
点を持っていた。また 上下にゆすってゴミのみ浮かす
方法もとれなかった。上下にゆすれる形をしていないの
である。
ら後壁3に至るまで径(13,14)が同じなので太径
部1にもかかわらず水流が一定していて、細径部10ま
で小石9が運ばれてしまい、不都合が多かった。また
その原因は水流の一定により淀みがないことと 入り口
2に対する後壁3がゆるいカーブであったため、物理学
的に細径部10まで行きやすかったのである。ここ(1
0)の目づまりで能率の悪さが強く感じられていた。入
り口から細径部10の間に充分な最大径部 つまり水の
よどみを作る房(室)を施すべきであった。また後壁3
を側面内壁7に略直角にすべきであった。このような欠
点を持っていた。また 上下にゆすってゴミのみ浮かす
方法もとれなかった。上下にゆすれる形をしていないの
である。
【0007】
【第二実施例】図2に示した。房(くびれによりできる
室)12内に入った小石は逆さにすればすぐ出せること
については 第一実施例と同様なので割愛する。くびれ
(凹部)17は平らな面でも良い。以下の実施例におい
ても17はあってもなくても良い。実施例は一例のみで
省略するが、17があってもなくても本特許に含まれる
ものとする。くびれ(凹部)16の効果で充分と言え
る。各実施例とも左側面を中心にあらわした。内壁を点
線であらわした。なお図2第二実施例において(b)
(c)(d)については同様なことなので平面図は省略
する。第二実施例の特徴は 水流に対して直角に近い状
態で受ける壁3,18,19,20,21がが二つ以上
であることに特徴がある。その他の利点については第一
実施例に述べたことと同様のことなので説明は省略す
る。第二実施例のもう一つの大きな特徴は 大きな房室
12が複数あることに特徴がある。これにより さらに
細径部10まで小石が行くことは非常に少ない状態にな
るのである。後壁の数が増え 入ってきた小石の防御は
より完全となる。水流によって移動される小石が後壁
(3,18,19,20,21)にあたって下方へ落下
して細径部10にまで行かない様子を矢印であらわし
た。このように後壁の設置によりいったん勢いを失った
小石は下に落ちてくれるが 後壁がなければ勢いのつい
た小石は以外と10まで行ってしまい目づまりするので
ある。第一実施例、第二実施例とも取り付け部4にホー
スジョイントやホースを接続してモーターや圧力(サイ
フォン)等を利用してゴミを吸引排出するものである。
なお 小石を受けて排除する後壁はくびれにより作成す
るもの、突起として外表面はくびれない一体成型のもの
も本特許に含まれる。
室)12内に入った小石は逆さにすればすぐ出せること
については 第一実施例と同様なので割愛する。くびれ
(凹部)17は平らな面でも良い。以下の実施例におい
ても17はあってもなくても良い。実施例は一例のみで
省略するが、17があってもなくても本特許に含まれる
ものとする。くびれ(凹部)16の効果で充分と言え
る。各実施例とも左側面を中心にあらわした。内壁を点
線であらわした。なお図2第二実施例において(b)
(c)(d)については同様なことなので平面図は省略
する。第二実施例の特徴は 水流に対して直角に近い状
態で受ける壁3,18,19,20,21がが二つ以上
であることに特徴がある。その他の利点については第一
実施例に述べたことと同様のことなので説明は省略す
る。第二実施例のもう一つの大きな特徴は 大きな房室
12が複数あることに特徴がある。これにより さらに
細径部10まで小石が行くことは非常に少ない状態にな
るのである。後壁の数が増え 入ってきた小石の防御は
より完全となる。水流によって移動される小石が後壁
(3,18,19,20,21)にあたって下方へ落下
して細径部10にまで行かない様子を矢印であらわし
た。このように後壁の設置によりいったん勢いを失った
小石は下に落ちてくれるが 後壁がなければ勢いのつい
た小石は以外と10まで行ってしまい目づまりするので
ある。第一実施例、第二実施例とも取り付け部4にホー
スジョイントやホースを接続してモーターや圧力(サイ
フォン)等を利用してゴミを吸引排出するものである。
なお 小石を受けて排除する後壁はくびれにより作成す
るもの、突起として外表面はくびれない一体成型のもの
も本特許に含まれる。
【0008】
【第三実施例】図4に示した。(a)は側面図、(b)
は平面図である。内壁を点線であらわした。第一実施例
〜第二実施例(数パターン)に示したことと同様、三重
にも及ぶ 略直角から直角より急激な角度の後壁(2
4,25,26)で水流を受けるので、後壁にあたった
石(9)は外側に行って下へ落ちる。最上団の房室12
に行くのは 軽い、吸い出す目的のゴミのみになる構成
である。なお 上に行った石は簡単に下へ戻るように後
壁の角度を設定している。(矢印27)第一〜第三実施
例いずれも 排出のエネルギーはジョイントに接続して
モーター、圧力、サイフォンに求める。
は平面図である。内壁を点線であらわした。第一実施例
〜第二実施例(数パターン)に示したことと同様、三重
にも及ぶ 略直角から直角より急激な角度の後壁(2
4,25,26)で水流を受けるので、後壁にあたった
石(9)は外側に行って下へ落ちる。最上団の房室12
に行くのは 軽い、吸い出す目的のゴミのみになる構成
である。なお 上に行った石は簡単に下へ戻るように後
壁の角度を設定している。(矢印27)第一〜第三実施
例いずれも 排出のエネルギーはジョイントに接続して
モーター、圧力、サイフォンに求める。
【0009】
【第四実施例】図5に第四実施例を示す。吸引口(2)
のまわりに4本の支柱を設置した。この吸引口は31と
する。この4カ所の吸引口(31)はまだ充分な広さが
あり、10の目づまりはおこらない間口をもっている。
従来のものは底面28にたくさんの小孔があいている製
品が多く、水の吸引や水槽底を清掃しているとき押しつ
ける力等でたちまち小孔が小石9でふさがり 吸引不能
になり不便が多かったが、この吸引口(31)の大きさ
があると石がつまることはない。その他のことは第一〜
第三実施例において説明済なので説明は省略する。特徴
は先端の球状(球に限定するものではないが丸みのある
ものという意味である。)突起(30)はひっかかり等
が少なく 石の下に敷かれた網等わ破ることがなく安全
である。この突起(30)により石をかきまわし、作業
開始と同時に軽いゴミを浮かせて吸引口28からいきな
り吸ってしまうのに役立つ。
のまわりに4本の支柱を設置した。この吸引口は31と
する。この4カ所の吸引口(31)はまだ充分な広さが
あり、10の目づまりはおこらない間口をもっている。
従来のものは底面28にたくさんの小孔があいている製
品が多く、水の吸引や水槽底を清掃しているとき押しつ
ける力等でたちまち小孔が小石9でふさがり 吸引不能
になり不便が多かったが、この吸引口(31)の大きさ
があると石がつまることはない。その他のことは第一〜
第三実施例において説明済なので説明は省略する。特徴
は先端の球状(球に限定するものではないが丸みのある
ものという意味である。)突起(30)はひっかかり等
が少なく 石の下に敷かれた網等わ破ることがなく安全
である。この突起(30)により石をかきまわし、作業
開始と同時に軽いゴミを浮かせて吸引口28からいきな
り吸ってしまうのに役立つ。
【0010】
【第五実施例】図6は第五実施例の(ア)左側面図、
(イ)はその底面図である。(ウ)は奥に入っている石
(排水細径部10まで行っていない石)を出す方法を説
明した図である。(エ)は断面39を矢印40の方向か
ら見た断面図である。図(イ)において径差14,15
をあらわしている。中央部を太径にして水流を弱くして
水をよどませて 軽いゴミ(ア)38のみを細径パイプ
内10にもってゆき小石をこの部に行かせないようにし
ている。第三、第四、第六実施例もこの方法をとりいれ
る場合もある。各実施例は一例を挙げたもので、利点の
あるものは他の実施例にも応用するものである。本実施
例の略直角かそれ以上の角度で小石を防御する後壁は本
実施例ではどのようになっているかというと、例えば
後壁33について述べると この部の断面(39断面を
矢印40から見た断面図)図(エ)に示すように、略半
円が通路41、半円が後壁33となっている。この後壁
33(後壁とは水流の後方の壁という意味でこう呼ぶ)
に重い石は下を転がってくるので、この壁で止めて細径
パイプ部(10)に行かないようにする。従来この部に
石がつまって清掃不可となることが多かった。軽いゴミ
は浮遊して上半分(ア)10(エ)41を通過して行
く。図(ア)を見ると 水槽底をすべりやすくするため
清掃器具の底が平らになっているのがわかる。この器具
は流線型を成し砂利等にもぐることも可能にしてある。
先端の球状突起30は砂利をバラすのに有効である。砂
利が大量に吸引口2より入ってくるが 第一の後壁33
で止まる。
(イ)はその底面図である。(ウ)は奥に入っている石
(排水細径部10まで行っていない石)を出す方法を説
明した図である。(エ)は断面39を矢印40の方向か
ら見た断面図である。図(イ)において径差14,15
をあらわしている。中央部を太径にして水流を弱くして
水をよどませて 軽いゴミ(ア)38のみを細径パイプ
内10にもってゆき小石をこの部に行かせないようにし
ている。第三、第四、第六実施例もこの方法をとりいれ
る場合もある。各実施例は一例を挙げたもので、利点の
あるものは他の実施例にも応用するものである。本実施
例の略直角かそれ以上の角度で小石を防御する後壁は本
実施例ではどのようになっているかというと、例えば
後壁33について述べると この部の断面(39断面を
矢印40から見た断面図)図(エ)に示すように、略半
円が通路41、半円が後壁33となっている。この後壁
33(後壁とは水流の後方の壁という意味でこう呼ぶ)
に重い石は下を転がってくるので、この壁で止めて細径
パイプ部(10)に行かないようにする。従来この部に
石がつまって清掃不可となることが多かった。軽いゴミ
は浮遊して上半分(ア)10(エ)41を通過して行
く。図(ア)を見ると 水槽底をすべりやすくするため
清掃器具の底が平らになっているのがわかる。この器具
は流線型を成し砂利等にもぐることも可能にしてある。
先端の球状突起30は砂利をバラすのに有効である。砂
利が大量に吸引口2より入ってくるが 第一の後壁33
で止まる。
【0011】この時、この壁がないと かなりの量が水
流6の力で細管入り口10部まで行ってしまい目づまり
の原因になる。この後壁33をわずかの石9が この部
を突破しても力は弱まっているからそのまま 33の反
対面を転がって外への貫通孔42に落ち外へ出る。この
時水槽底に本器具はピタッとすべっているから、ここに
中への吸い込みエネルギーは働いていない。故に外に出
せるのである。勢いの衰えた石は重力で下へ行くのであ
る。かなり軽い石が後壁34まで行ったとしても、この
部は房室12も広く水流に勢いがないから後壁34で完
全に防御できるから孔42から外へ出るか もしくはこ
この窪みに入って静止する。後で時間がたったら 外へ
この孔42より出せば良い。後方を持ち上げて図(ウ)
のように器具内の小石全部を吸い出す時、吸い込み水流
が強くて 万一最後方の後壁36に軽い石が行っても後
壁35に後からあたって下へ落ちる。結局2,42から
出せる。このような石の動きは 透明な容器を利用して
試作し、研究もしている。このように何段階も工夫を凝
らすと 従来型(図3)のように簡単に10部まで行っ
てしまうことはまずない。この工夫の有効性は大であ
る。図(ア)の後方の矢印43はハンドル(図ウ37)
操作により 作業中自由に上下できることを示してい
る。
流6の力で細管入り口10部まで行ってしまい目づまり
の原因になる。この後壁33をわずかの石9が この部
を突破しても力は弱まっているからそのまま 33の反
対面を転がって外への貫通孔42に落ち外へ出る。この
時水槽底に本器具はピタッとすべっているから、ここに
中への吸い込みエネルギーは働いていない。故に外に出
せるのである。勢いの衰えた石は重力で下へ行くのであ
る。かなり軽い石が後壁34まで行ったとしても、この
部は房室12も広く水流に勢いがないから後壁34で完
全に防御できるから孔42から外へ出るか もしくはこ
この窪みに入って静止する。後で時間がたったら 外へ
この孔42より出せば良い。後方を持ち上げて図(ウ)
のように器具内の小石全部を吸い出す時、吸い込み水流
が強くて 万一最後方の後壁36に軽い石が行っても後
壁35に後からあたって下へ落ちる。結局2,42から
出せる。このような石の動きは 透明な容器を利用して
試作し、研究もしている。このように何段階も工夫を凝
らすと 従来型(図3)のように簡単に10部まで行っ
てしまうことはまずない。この工夫の有効性は大であ
る。図(ア)の後方の矢印43はハンドル(図ウ37)
操作により 作業中自由に上下できることを示してい
る。
【0012】にごった水の動き(吸引口2の付近)の様
子から器具内の石の量がわかる。石が多量に中にあれば
外のゴミの吸い込みが悪くなる。吸い込みが悪くなっ
たら動き43を行なえば良い。図(ウ)のように排出す
る。このような機構により、汚れたゴミ(図ウ38)の
みを細パイプ部10に送り込めるのである。以上の説明
は大部分が第一〜第四実施例についても共通のことであ
る。各実施例は一例を示したもので 上記のことを応用
することもある。この水槽、池掃除器具も従来安易な発
想のもとに開発されたものが多く研究の足りないものが
多い。細パイプ部4にジョイントが挿入されることを図
(ア)13で示したが、この後に続く吸引エネルギーに
ついては 現在、優秀なものが多いが、肝心の先端吸引
部は現在困っている状態と行っても過言ではないので、
本発明をしたのである。なお 後壁の数に限定はない。
大水槽(大池)か小水槽かにより考慮すべきことであ
る。重要なのは底面の内壁や側面内壁に対して 略直角
の角度で水流を迎えるというところにある。
子から器具内の石の量がわかる。石が多量に中にあれば
外のゴミの吸い込みが悪くなる。吸い込みが悪くなっ
たら動き43を行なえば良い。図(ウ)のように排出す
る。このような機構により、汚れたゴミ(図ウ38)の
みを細パイプ部10に送り込めるのである。以上の説明
は大部分が第一〜第四実施例についても共通のことであ
る。各実施例は一例を示したもので 上記のことを応用
することもある。この水槽、池掃除器具も従来安易な発
想のもとに開発されたものが多く研究の足りないものが
多い。細パイプ部4にジョイントが挿入されることを図
(ア)13で示したが、この後に続く吸引エネルギーに
ついては 現在、優秀なものが多いが、肝心の先端吸引
部は現在困っている状態と行っても過言ではないので、
本発明をしたのである。なお 後壁の数に限定はない。
大水槽(大池)か小水槽かにより考慮すべきことであ
る。重要なのは底面の内壁や側面内壁に対して 略直角
の角度で水流を迎えるというところにある。
【0013】
【第六実施例】図7に示した。第二実施例[図2]、第
三実施例[図4]においては、後壁(水流の後方にある
という意味でこの言葉を使ったのである。水流の中心軸
に対して略直角に相対して入ってくる小石等が 最終細
パイプ部10に入り込んで目づまりをおこさないために
途中で受け止める壁を言う)が、くびれ(図4の16)
により作られているものと、第一実施例(図1)、第四
実施例(図5)、第五実施例(図6)、第六実施例(図
7)のようにくびれのないものとがあるが、各実施例と
も一例を示したもので くびれがあるないは 本発明の
重要なところではない。重要なのは後壁があるというこ
とである。第一、第四、第五、第六実施例の場合は図
1,5,6,7に示すようにくびれはない。くびれのな
い場合図1,5,6,7はラケット状の後壁(図7ウの
44のように支え47によって後壁を吸引房室の中心部
にもってくることもできる。この壁も図7の石の流れ方
の説明でわかるように有効な壁である。水流は自然には
矢印(50)への方向づけがあるが、そこにある壁は非
常に有効である。すなわち後壁44の壁がこれを受け
る。左右にずれても次の壁45が今度は外側を防御す
る。なお第八実施例、第六実施例において各実施例に使
用した後壁は互換性のあるものであって、実施例によっ
て限定るものではない図7(イ)は断面指示線48によ
ってできる平面断面図である。ドーナツ状の後壁とな
る。(ウ)は断面指示線49の平面第メンズである。こ
の壁44を設けると この中心をはずれる石は次の壁4
5で受け止められるといった具合である。つまりジグザ
グに受け止めることが可能となる。水流を考えさらに研
究すれば、石等が細径部入り口(10)にまったく行か
なくなる清掃も可能となるはずである。
三実施例[図4]においては、後壁(水流の後方にある
という意味でこの言葉を使ったのである。水流の中心軸
に対して略直角に相対して入ってくる小石等が 最終細
パイプ部10に入り込んで目づまりをおこさないために
途中で受け止める壁を言う)が、くびれ(図4の16)
により作られているものと、第一実施例(図1)、第四
実施例(図5)、第五実施例(図6)、第六実施例(図
7)のようにくびれのないものとがあるが、各実施例と
も一例を示したもので くびれがあるないは 本発明の
重要なところではない。重要なのは後壁があるというこ
とである。第一、第四、第五、第六実施例の場合は図
1,5,6,7に示すようにくびれはない。くびれのな
い場合図1,5,6,7はラケット状の後壁(図7ウの
44のように支え47によって後壁を吸引房室の中心部
にもってくることもできる。この壁も図7の石の流れ方
の説明でわかるように有効な壁である。水流は自然には
矢印(50)への方向づけがあるが、そこにある壁は非
常に有効である。すなわち後壁44の壁がこれを受け
る。左右にずれても次の壁45が今度は外側を防御す
る。なお第八実施例、第六実施例において各実施例に使
用した後壁は互換性のあるものであって、実施例によっ
て限定るものではない図7(イ)は断面指示線48によ
ってできる平面断面図である。ドーナツ状の後壁とな
る。(ウ)は断面指示線49の平面第メンズである。こ
の壁44を設けると この中心をはずれる石は次の壁4
5で受け止められるといった具合である。つまりジグザ
グに受け止めることが可能となる。水流を考えさらに研
究すれば、石等が細径部入り口(10)にまったく行か
なくなる清掃も可能となるはずである。
【0014】第一実施例〜第六実施例まで さまざまな
方法をとってきたが、このようにゴミのみを吸引排出す
るのは大変難しく、細い管であるホースジョイント部あ
たりにすぐ小石が吸い込まれ 目づまりで作業中断とな
るのである。簡単に考えると、吸引部の先端に小孔等を
設ければ良いかもしれないとちょっと思うが、これがそ
んなことではまったくうまく行かないのである。何十年
と魚を飼ってみてやっと実感することなのである。小孔
はちょうど径の合う石がたちまちこの小孔にはさみ込ま
れて完全に目づまりしてしまうのである。それに比べて
本発明のように後壁(隔壁)があると、水に充分な淀
みをおこさせ、石等が細管にまで行くことはまったくと
言って良いほどなくなったのである。
方法をとってきたが、このようにゴミのみを吸引排出す
るのは大変難しく、細い管であるホースジョイント部あ
たりにすぐ小石が吸い込まれ 目づまりで作業中断とな
るのである。簡単に考えると、吸引部の先端に小孔等を
設ければ良いかもしれないとちょっと思うが、これがそ
んなことではまったくうまく行かないのである。何十年
と魚を飼ってみてやっと実感することなのである。小孔
はちょうど径の合う石がたちまちこの小孔にはさみ込ま
れて完全に目づまりしてしまうのである。それに比べて
本発明のように後壁(隔壁)があると、水に充分な淀
みをおこさせ、石等が細管にまで行くことはまったくと
言って良いほどなくなったのである。
【0015】
【発明の効果】太径部の効果において 後方の径を増し
さらに水流に淀みの変化を与えた、水流を受ける後方壁
を 直角に近い状態かそれ以上の角度にした。水流を好
都合に弱める後壁(隔壁)設置した。これにより 小石
を細径部10に近づけることなく快適に、魚に有害とな
るゴミ(ヘドロ)を水槽、池外に出せるようになった。
誰しもが、吸引口の先端に網あるいは小孔をつければ小
石等は入ってこないと簡単に考えるが、これがそのよう
には行かないのである。何十年と魚飼育をしてみないと
このことが実感できないのである。このことを鑑みて本
発明は生まれたのである。その効果は充分と言える。水
流に淀みを与える後壁の考えがゴミのみを排除して 小
石等はホース等の細い部に吸い込むことなく目づまりの
ない快適な掃除が可能となったのである。
さらに水流に淀みの変化を与えた、水流を受ける後方壁
を 直角に近い状態かそれ以上の角度にした。水流を好
都合に弱める後壁(隔壁)設置した。これにより 小石
を細径部10に近づけることなく快適に、魚に有害とな
るゴミ(ヘドロ)を水槽、池外に出せるようになった。
誰しもが、吸引口の先端に網あるいは小孔をつければ小
石等は入ってこないと簡単に考えるが、これがそのよう
には行かないのである。何十年と魚飼育をしてみないと
このことが実感できないのである。このことを鑑みて本
発明は生まれたのである。その効果は充分と言える。水
流に淀みを与える後壁の考えがゴミのみを排除して 小
石等はホース等の細い部に吸い込むことなく目づまりの
ない快適な掃除が可能となったのである。
【図1】(a)本発明の第一実施例の左側面図 (b)本発明の第一実施例の平面図 (c)逆さにした時の左側面図
【図2】(a)〜(e)は第二実施例における各実施例
を示した。二つ以上設けた房室に工夫をこらした様子を
図示したものである。
を示した。二つ以上設けた房室に工夫をこらした様子を
図示したものである。
【図3】従来の構成を図示した。
【図4】本発明の第三実施例の側面図をあらわす。
【図5】(a)本発明の第四実施例の側面図 (b)本発明の第四実施例の底面図
【図6】本発明の第五実施例をあらわす。
【図7】本発明の第六実施例をあらわす。
1.比重によりゴミを選別する太径吸引部 2.吸引口 3.後壁(水流の後という意味) 4.ホースジョイント部 5.吸引細径部 6.水流 7.側面内壁 8.底面内壁 9.吸引された小石 10.吸引細径部先端 11.後壁の高いことを表現している。 12.大房室 13.吸引ホースジョイントを取り付ける様子をあらわ
す矢印(ホースの後方にモーター、圧力が存在する。) 14.15.後方に行くほど 太径になることをあらわ
している。 16.房室と房室の間のくびれ 17.平面から見たくびれ(これはある場合とない場合
と二通りある。いづれも本特許請求に含まれる。) 18〜21.第二実施例の後壁をあらわす 22.太径吸引部 23.太径部 24〜26.第三実施例の後壁 27.石が落ちやすくした施術 28.第三実施例の底面 29.第三実施例の側面 30.球体突起 31.吸入口 32.球体突起支柱 33.34.35.36.第五実施例の小石を防御する
後壁 37.ジョイント 38.ゴミ 39.断面指示線 40.39の断面を見る方向 41.水の通路側 42.石の一部を外に出す孔 43.上下に振動を与えたり、上下に動かす時の様子を
あらわす矢印 44.45.46.第六実施例の後壁 47.吸引部内の中央にある後壁を支える支柱(柄) 48.図(イ)の断面指示線 49.図(ウ)の断面指示線 50.後壁がない場合の自然の水流をあらわす
す矢印(ホースの後方にモーター、圧力が存在する。) 14.15.後方に行くほど 太径になることをあらわ
している。 16.房室と房室の間のくびれ 17.平面から見たくびれ(これはある場合とない場合
と二通りある。いづれも本特許請求に含まれる。) 18〜21.第二実施例の後壁をあらわす 22.太径吸引部 23.太径部 24〜26.第三実施例の後壁 27.石が落ちやすくした施術 28.第三実施例の底面 29.第三実施例の側面 30.球体突起 31.吸入口 32.球体突起支柱 33.34.35.36.第五実施例の小石を防御する
後壁 37.ジョイント 38.ゴミ 39.断面指示線 40.39の断面を見る方向 41.水の通路側 42.石の一部を外に出す孔 43.上下に振動を与えたり、上下に動かす時の様子を
あらわす矢印 44.45.46.第六実施例の後壁 47.吸引部内の中央にある後壁を支える支柱(柄) 48.図(イ)の断面指示線 49.図(ウ)の断面指示線 50.後壁がない場合の自然の水流をあらわす
Claims (3)
- 【請求項1】モーターや圧力やサイフォン等のエネルギ
ーを利用して、水槽や池に用いる砂利掃除機器の先端に
ある吸引部において、その吸引部の内房に水流に対して
略垂直に相対した壁を一段から数段設定したことを特徴
とする砂利掃除機器先端の吸引部 - 【請求項2】吸引部最先端より長い先端球体突起を取り
付けたことを特徴とする請求項1記載の砂利掃除機器先
端の吸引部 - 【請求項3】吸引部内にゴミより比重の重い石等を排除
する小孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の砂利
掃除機器先端の吸引部
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9048357A JPH10201680A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 水槽掃除器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9048357A JPH10201680A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 水槽掃除器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10201680A true JPH10201680A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=12801112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9048357A Pending JPH10201680A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 水槽掃除器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10201680A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1764443A1 (fr) * | 2005-09-16 | 2007-03-21 | Speno International S.A. | Dispositif de reprofilage des rails de chemins de fer avec captage des déchets |
JP2018153637A (ja) * | 2017-03-20 | 2018-10-04 | ハーコ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHako GmbH | 床洗浄機用の吸引ベース |
CN109394149A (zh) * | 2016-08-30 | 2019-03-01 | 陆敏 | 主柱动力式可摇动出风头的清理装置 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP9048357A patent/JPH10201680A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1764443A1 (fr) * | 2005-09-16 | 2007-03-21 | Speno International S.A. | Dispositif de reprofilage des rails de chemins de fer avec captage des déchets |
JP2007083393A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-04-05 | Speno Internatl Sa | 屑を捕捉する鉄道レールの再成形装置 |
US7322879B2 (en) | 2005-09-16 | 2008-01-29 | Speno International S.A. | Reprofiling device for the rails of railroads that captures waste |
CN109394149A (zh) * | 2016-08-30 | 2019-03-01 | 陆敏 | 主柱动力式可摇动出风头的清理装置 |
JP2018153637A (ja) * | 2017-03-20 | 2018-10-04 | ハーコ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHako GmbH | 床洗浄機用の吸引ベース |
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