[go: up one dir, main page]

JPH10198897A - 車両用運転状況監視装置 - Google Patents

車両用運転状況監視装置

Info

Publication number
JPH10198897A
JPH10198897A JP1327197A JP1327197A JPH10198897A JP H10198897 A JPH10198897 A JP H10198897A JP 1327197 A JP1327197 A JP 1327197A JP 1327197 A JP1327197 A JP 1327197A JP H10198897 A JPH10198897 A JP H10198897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
amount
lateral displacement
reference line
lateral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1327197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yoshikawa
賢治 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP1327197A priority Critical patent/JPH10198897A/ja
Publication of JPH10198897A publication Critical patent/JPH10198897A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な演算処理を必要とすることなく、運転
者の運転状況の適否を簡易に判定することができる車両
用運転状況監視装置を提供する。 【解決手段】 T1秒間のヨーレートYR及び車速Vを
取り込み(ステップS11)、基準線の算出、横変位微
分量DYKの算出及び基準線の修正を経て(ステップS
12〜S14)、一定期間における横変位微分量DYK
のデータの波形から、極値の総数である横変位微分量極
値数PDYKを算出し(ステップS15)、この横変位
微分量極値数PDYKが所定値PDREFより大きい否
かを判別して(ステップS16)、PDYK>PDRE
Fであるときは、ウインカが操作されているか否かを判
別する(ステップS17)。その結果、PDYK>PD
REFであってウインカが操作されていないときは、運
転状況が異常であると判定して、警報を発する(ステッ
プS18)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の運転者の運
転状況を監視し、必要に応じて警告を発する車両用運転
状況監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のステアリングの操舵量及び車速に
基づいて、運転者の応答遅れ時間及び車両位置と走行車
線との偏差量を推定し、該推定した応答遅れ時間及び偏
差量と正常状態における応答遅れ時間及び偏差量とを比
較して、運転者の運転状況(例えば運転者の居眠りや疲
労による運転能力の低下による異常な操舵状態)を判定
するようにした運転状況監視装置が、従来より知られて
いる(特開平5−85221号公報)。
【0003】また、ヨーレート等の車両の挙動量の変化
から挙動基準を設定し、上記挙動量、挙動基準及び車速
から車両の横変位挙動量を演算して、この横変位挙動量
に基づいて運転者の運転状況をより精度良く判定するよ
うにした運転状況監視装置も既に提案されている(特願
平7−211383号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の監視装置では、演算した横変位挙動量から運転状況
を判定する際、偏差量なるパラメータを用いており、こ
の偏差量を得るには、上記横変位挙動量のデータ波形の
面積(絶対値の時間積分値)や、上記横変位挙動量の標
準偏差等を求める必要があったため、演算処理が複雑で
あるという問題があった。
【0005】本発明はこの点に着目してなされたもので
あり、複雑な演算処理を必要とすることなく、運転者の
運転状況の適否を簡易に判定することができる車両用運
転状況監視装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1の車両用運転状況監視装置は、車両の
運転者の運転状況を監視する車両用運転状況監視装置に
おいて、前記車両の横挙動量を検出する横挙動量検出手
段と、前記横挙動量検出手段により検出された横挙動量
を表すデータの波形に基づいて前記運転者の運転状況が
適正か否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴と
する。
【0007】ここで前記横挙動量は、前記車両の横変位
微分量、横変位量、ヨーレート及びヨー角のいずれか1
つであることが望ましい。
【0008】また、前記判定は、前記データの波形にお
ける変曲点の発生頻度に基づいて行われるようにしても
よい。あるいは、前記判定は、前記データの波形におけ
る極大値及び極小値の少なくとも一方の発生頻度に基づ
いて行われるようにしてもよい。
【0009】請求項1記載の車両用運転状況監視装置に
よれば、前記車両の横挙動量が検出され、前記検出され
た横挙動量を表すデータの波形に基づいて前記運転者の
運転状況が適正か否かが判定されるので、複雑な演算処
理を必要とすることなく、運転者の運転状況の適否を簡
易に判定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0011】(実施の第1形態)図1は本発明の実施の
第1形態にかかる車両用運転状況監視装置の構成を示す
ブロック図であり、本装置は内燃エンジンや電動モータ
等の原動機で駆動され、ステアリングを有する車両に搭
載されている。同図において、マイクロコンピュータ1
の入力側には、当該車両のヨーレートを検出するヨーレ
ートセンサ10と、当該車両の走行速度を検出する車速
センサ12及び当該車両の運転者の車線変更の意志を検
出するためのウインカスイッチ11が接続されている。
また、マイクロコンピュータ1の出力側には、運転者の
運転状況の監視中において必要に応じて警報を発する警
報部24が接続されている。この警報部24は、例えば
ランプ、ブザー、音声発生器などで構成される。
【0012】マイクロコンピュータ1の信号メモリ部1
4、基準線推定部16、横変位量微分量算出部18、波
形認識部20及び判断部22は、マイクロコンピュータ
1が有する機能をブロックとして示したものである。
【0013】信号メモリ部14は前記センサ10、12
及びスイッチ11からの入力信号を記憶し、現在から過
去T1秒間(例えば30秒間)のヨーレートデータ及び
車速データをT2秒(例えば10秒)毎に更新して、基
準線算出部16に出力する。
【0014】基準線算出部16は、入力されたヨーレー
トYR(図2(a)参照)を時間積分して、ヨー角YA
(同図(b)参照)に変換し、さらにこのヨー角YAの
データに基づいて基準線(同図(b)の破線参照)を算
出する。この算出は具体的には以下のように周知の最小
自乗法を用いて行う。
【0015】例えば、時刻t1,t2,t3においてヨ
ー角YA1,YA2,YA3というデータ得られたとす
ると、基準線を1次式で近似する場合は、 YA1=b1+b2t1+e1 YA2=b1+b2t2+e2 YA3=b1+b2t3+e3 とする。ここで、e1〜e3は残差であり、これら残差
の自乗和が最小となるように、b1,b2を決定する。
また、2次式で近似する場合は、
【0016】
【数1】YA1=b1+b2t1+b3t12 +e1 YA2=b1+b2t2+b3t22 +e2 YA3=b1+b2t3+b3t32 +e3 として、残差の自乗和が最小となるようにb1〜b3を
決定する。また、3次式で近似する場合は、
【0017】
【数2】YA1=b1+b2t1+b3t12 +b4
t13 +e1 YA2=b1+b2t2+b3t22 +b4t23
e2 YA3=b1+b2t3+b3t32 +b4t33
e3 として、残差の自乗和が最小となるようにb1〜b4を
決定する。
【0018】なお、データの数が多い場合には同様にし
てさらに次数を上げて近似を行う。
【0019】本実施の第1形態では、先ず1次式で基準
線を求め、ヨー角YAから基準線に対応する基準ヨー角
を差し引いて修正ヨー角YAM(図2(c)参照)を算
出して、横変位微分量算出部18に出力する。
【0020】横変位量微分量算出部18は、修正ヨー角
YAM及び車速Vを下記式に適用して横変位微分量DY
K(図2(d)参照)を算出する。
【0021】DYK=V×sin(YAM) そしてこの横変位微分量DYKの最大値DYKMAXと
最小値DYKMINとの差が所定値α1以上のときは、
前記基準線の近似次数を上げて再度基準線を求めて、横
変位微分量DYKを算出し、これを(DYKMAX−D
YKMIN)<α1が成立するまで繰り返す。
【0022】なお、(DYKMAX−DYKMIN)≧
α1であっても、基準線の近似次数が所定次数に達した
ときに基準線の算出を終了するようにしてもよい。
【0023】波形認識部20は、横変位微分量DYKの
データの波形を認識し、一定期間におけるこの波形の極
大値(山)及び極小値(谷)の総数(以下「横変位微分
量極値数PDYK」という)を算出して、これを判断部
22に出力する。ここで上記一定期間は、直前の蛇行運
転等の異常状態が有意に判定することができるに十分な
期間に設定し、例えば上記した現在から過去T1秒間に
設定する。
【0024】判断部22は、横変位微分量極値数PDY
Kが所定値PDREF(例えば6)より大きいときであ
って、ウインカが操作されていないときは、運転者が車
線変更を意図していないにも拘わらず、車両位置が基準
線から大きくずれたことを意味するので運転状態が異常
と判定し、警報部24に警報を発するよう指令する信号
を出力する。
【0025】図3はマイクロコンピュータ1における処
理の手順を示すフローチャートであり、上述した基準線
推定部16、横変位量微分量算出部18、波形認識部2
0及び判断部22の機能は、具体的にはマイクロコンピ
ュータ1のCPUにおける図3の処理により実現され
る。
【0026】先ずステップS11では、T1秒間のヨー
レートYR及び車速VをT2秒毎に取り込み、次いで基
準線の算出(ステップS12)及び横変位微分量DYK
の算出を行う(ステップS13)。そして、横変位微分
量DYKの最大値DYKMAXと最小値DYKMINと
の差が所定値α1より小さいか否かを判別し、(DYK
MAX−DYKMIN)≧α1であるときは、ステップ
S12に戻り、基準線の近似の次数を1次上げて再度基
準線の算出を行い、ステップS14の答が肯定(YE
S)となるまで繰り返す。
【0027】なお、上述したように近似次数が所定次数
に達したとき、基準線算出を終了するようにしてもよ
い。
【0028】ステップS14で(DYKMAX−DYK
MIN)<α1となると、ステップS15に進み、横変
位微分量極値数PDYKを算出して、次いでこの横変位
微分量極値数PDYKが所定値PDREFより大きい否
かを判別し(ステップS16)。そしてPDYK>PD
REFであるときは、ウインカが操作されているか否か
を判別する(ステップS17)。その結果、PDYK≦
PDREFであるとき、またはウインカが操作されてい
るときは、直ちに本処理を終了する一方、PDYK>P
DREFであってウインカが操作されていないときは、
運転状況が異常であると判定して、警報を発するよう指
令する信号を警報部24に出力し(ステップS18)、
本処理を終了する。
【0029】以上のように本実施の第1形態では、検出
したヨー角YAに基づいて基準線を算出し、この基準線
からのずれを表す横変位微分量DYKのデータ波形の極
値の発生頻度に基づいて運転状況を判定するので、複雑
な演算処理をすることなく簡易に判定することができ
る。
【0030】(実施の第2形態)図4は、本発明の実施
の第2形態にかかる車両用運転状況監視装置の構成を示
す図であり、本実施の第2形態の監視装置は、実施の第
1形態の横変位微分量算出部18に代えて横変位量算出
部19を備えており、波形認識部20は、横変位微分量
極値数PDYKではなく後述する横変位量極値数PYK
に基づいて運転状況を判定する。なお、この横変位量極
値数PYKは横変位微分量DYKではなく横変位量YK
に基づいて算出される。これ以外の点は実施の第1形態
と同一である。
【0031】図5は、本実施の第2形態のマイクロコン
ピュータ1で実行される処理の手順を示すフローチャー
トであり、これを参照して本実施の第2形態の監視装置
の動作を説明する。
【0032】先ずステップS21、S22では、図3の
ステップS11、S12と同様にデータを取り込み、基
準線の算出を行う。ステップS23では、修正ヨー角Y
AM及び車速Vから横変位微分量DYKを算出し、さら
にDYK値を時間積分することにより横変位量YKを算
出する(図2(e)参照)。
【0033】次に横変位量YKの最大値YKMAXと最
小値YKMINとの差が所定値α2より小さいか否かを
判別し(ステップS24)、(YKMAX−YKMI
N)≧α2であるときは、ステップS22に戻り、基準
線の近似の次数を1次上げて再度基準線の算出を行い、
ステップS24の答が肯定(YES)となるまで繰り返
す。
【0034】なお、(YKMAX−YKMIN)≧α2
であっても近似次数が所定次数に達したときは基準線の
算出を終了するようにしてもよい。
【0035】ステップS24で(YKMAX−YKMI
N)<α2となると、横変位量極値数PYKを算出する
(ステップS25)。ここで横変位量極値数PYKは、
波形認識部20により横変位量YKのデータの波形を認
識し、一定期間(現在から過去T1秒間)におけるこの
波形の極大値(山)及び極小値(谷)の総数を算出する
ことにより算出される。
【0036】次いでこの横変位量極値数PYKが所定値
PREF(例えば6)より大きい否かを判別し(ステッ
プS26)、そしてPYK>PREFであるときは、ウ
インカが操作されているか否かを判別する(ステップS
27)。その結果、PYK≦PREFであるとき、また
はウインカが操作されているときは、直ちに本処理を終
了する一方、PYK>PREFであってウインカが操作
されていないときは、運転状況が異常であると判定し
て、警報を発するよう指令する信号を警報部24に出力
し(ステップS28)、本処理を終了する。
【0037】以上のように本実施の第2形態では、検出
したヨー角YAに基づいて基準線を算出し、この基準線
からのずれを表す横変位量YKのデータ波形の極値の数
(発生頻度)に基づいて運転状況を判定するので、実施
の第1形態と同様の効果を得ることができる。
【0038】(実施の第3形態)次に本発明の実施の第
3形態を図6及び図7を参照して説明する。
【0039】図6は図3のステップS17をステップS
17aに変更したものであり、これ以外の点は実施の第
1形態と同一である。
【0040】図6のステップS17aでは車線変更が行
われたか否かを判別する。そして、車線変更がおこわれ
ときは直ちに本処理を終了し、車線変更が行われていな
いときは、運転状況が異常であると判定して、警報を発
するよう指令する信号を警報部24に出力する。
【0041】ここで車線変更が行われたか否かの判別
は、以下のように行う。すなわち、車線変更が行われた
場合には、ヨーレートYRは図7に示すような変化をす
ることがわかっているので、ヨーレートYRが一方向
(例えば右方向)のピークを示す時点から他方向(例え
ば左方向)のピークを示す時点までの時間Tと、それら
のピーク値の差(ヨーレートの振幅)aとを計測する。
そして、時間Tが所定時間T1,T2(T1>T2)範
囲内にあり、且つ振幅aが所定値Aより大きいとき、車
線変更が行われたと判定する。
【0042】この実施の形態によれば、例えば運転者が
ウインカ操作せずに車線変更した場合でも、誤判定する
ことがなく、判定精度を向上させることができる。
【0043】なお、図6のステップS17aでは車線変
更後所定時間TARC内か否かを判別し、所定時間TA
RC内であれば直ちに処理を終了し、所定時間TARC
経過した後に、警報を発するようにしてもよい。
【0044】なお、図5のステップS27においても、
上述したステップS17aと同様の判別を行うようにし
てもよい。
【0045】なお、上述した実施の第1、第2形態にお
いて、ウィンカが操作されたか否かの判別(図3のステ
ップS17、図5のステップS27)は、ヨーレートY
R及び車速Vのデータ取得処理(図3のステップS1
1、図5のステップS21)の直後に行うようにし、ウ
ィンカ操作がされたときは、基準線算出等の処理を行う
ことなく直ちに処理終了するようにしてもよい。また、
実施の第3形態においても同様に、車線変更がさたか否
かの判別を図6のステップS11の直後に行うように
し、車線変更がされたときは、基準線算出等の処理を行
うことなく直ちに処理終了するようにしてもよい。
【0046】なお、上述した実施の第1〜第3形態で
は、運転者への警告は、運転者の視覚又は聴覚に訴える
ものを使用したが、これに限るものではなく、運転者に
直接作用する方法、例えばシートを振動させたり、シー
トベルトに張力を加えたり、あるいは特定の香りを車室
内に放出したり、空調装置の作動状態を変更したりする
ようにしてもよい。これにより、運転状況の悪化をより
確実に運転者に知らせることができる。
【0047】なお、上述した実施の第1〜第3形態で
は、ヨーレートセンサ10によりヨーレートを検出した
が、これに代えて、車輪速センサ及び車速センサの出
力、又はステアリングの操舵角を検出する操舵角センサ
及び横方向加速度センサの出力等を用いてヨーレートを
算出するようにしてもよい。
【0048】なお、上述した実施の第1〜第3形態で
は、ヨー角YAに基づいて基準線を推定したが、ヨーレ
ートYR、又は横変位量YKに基づいて基準線を推定し
てもよい。
【0049】なお、実施の第1、第3形態では横変位微
分量DYKに基づいて、実施の第2形態では横変位量Y
Kに基づいて、それぞれ運転状況を判定するようにした
が、これらに限るものでなく、車両の横挙動量を表すデ
ータであれば他のデータを用いてもよい。例えばヨーレ
ートやヨー角等を用いれば、より簡易に判定することが
できる。
【0050】なお、実施の第1〜第3形態ではデータ波
形の極値の総数(横変位微分量極値数PDYK、横変位
量極値数PYK)から運転状況を判定するようにした
が、極大値または極小値のいずれか一方を用いるように
してもよい。また、これらに限るものでなく、車両の横
挙動量を表すデータの波形に基づくパラメータであれば
他のものを用いて判定するようにしてもよい。例えば、
データ波形における変曲点の数(発生頻度)を用いても
同様の効果を得られる。あるいは、蛇行運転等に特有の
波形パターンを予め設定しておき、この波形パターンに
該当した場合に運転状況が異常であると判別するように
してもよい。なお、これらの変曲点等のパラメータは、
ヨーレートやヨー角等のデータに基づく運転状況の判定
に対しても同様に適用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の車両
用運転状況監視装置によれば、前記車両の横挙動量が検
出され、前記検出された横挙動量を表すデータの波形に
基づいて前記運転者の運転状況が適正か否かが判定され
るので、複雑な演算処理を必要とすることなく、運転者
の運転状況の適否を簡易に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態にかかる車両用運転状
況監視装置の構成を示すブロック図である。
【図2】検出データ及び検出データに基づいて算出され
るパラメータの推移を示す図である。
【図3】図1のマイクロコンピュータで実行される処理
の手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の第2形態にかかる車両用運転状
況監視装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図4のマイクロコンピュータで実行される処理
の手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の第3形態における、図3の処理
の一部を変更した処理のフローチャートである。
【図7】車線変更の判定手法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ(横挙動量検出手段、判定手
段) 10 ヨーレートセンサ 11 ウインカスイッチ 12 車速センサ 18 横変位微分量算出部 19 横変位量算出部 20 波形認識部 24 警報部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転者の運転状況を監視する車両
    用運転状況監視装置において、 前記車両の横挙動量を検出する横挙動量検出手段と、 前記横挙動量検出手段により検出された横挙動量を表す
    データの波形に基づいて前記運転者の運転状況が適正か
    否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする車
    両用運転状況監視装置。
  2. 【請求項2】 前記横挙動量は、前記車両の横変位微分
    量、横変位量、ヨーレート及びヨー角のいずれか1つで
    あることを特徴とする請求項1記載の車両用運転状況監
    視装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段による判定は、前記データ
    の波形における変曲点の発生頻度に基づいて行われるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の車両用運転状況
    監視装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段による判定は、前記データ
    の波形における極大値及び極小値の少なくとも一方の発
    生頻度に基づいて行われることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の車両用運転状況監視装置。
JP1327197A 1997-01-09 1997-01-09 車両用運転状況監視装置 Pending JPH10198897A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1327197A JPH10198897A (ja) 1997-01-09 1997-01-09 車両用運転状況監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1327197A JPH10198897A (ja) 1997-01-09 1997-01-09 車両用運転状況監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10198897A true JPH10198897A (ja) 1998-07-31

Family

ID=11828562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1327197A Pending JPH10198897A (ja) 1997-01-09 1997-01-09 車両用運転状況監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10198897A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010508611A (ja) * 2006-11-03 2010-03-18 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 運転手の状態を識別するための方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010508611A (ja) * 2006-11-03 2010-03-18 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 運転手の状態を識別するための方法および装置
JP2013140605A (ja) * 2006-11-03 2013-07-18 Robert Bosch Gmbh 運転手の状態を識別するための方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5815070A (en) Driving state-monitoring apparatus for automotive vehicles
US6278362B1 (en) Driving state-monitoring apparatus for automotive vehicles
JP3482166B2 (ja) 車両用運転状況監視装置
JPH09132052A (ja) 車両用運転状況監視装置
JPH05288850A (ja) ドップラ式対地車速検出装置
JP3372810B2 (ja) 車両用運転状況監視装置
US6487475B1 (en) Driving state monitoring apparatus for vehicles
JPH10198876A (ja) 車両用運転状況監視装置
JP3841853B2 (ja) 車両用運転状況監視装置
JP3393322B2 (ja) 車両用運転状況監視装置
US6965304B2 (en) Tire information obtaining device, method for obtaining tire information and tire information obtaining program
JP3646501B2 (ja) 車両の危険運転判定装置
JPH079879A (ja) 車両用覚醒度検出装置
JPH10198897A (ja) 車両用運転状況監視装置
JP4318342B2 (ja) 車両の危険運転判定装置
JPH10166891A (ja) 運転異常検出装置及び運転警報装置
JP2869927B2 (ja) 車両用運転状況監視装置
JP3411460B2 (ja) 車両用運転状況監視装置
JP3492963B2 (ja) 車両用運転状況監視装置
JP3393324B2 (ja) 車両用運転状況監視装置
JP3914482B2 (ja) エレベータのドア制御装置
JP3289318B2 (ja) タイヤ空気圧検知装置
JPH11227489A (ja) 車両の危険運転判定装置
JPH10198900A (ja) 車両用運転状況監視装置
JP3870640B2 (ja) 車両の危険運転判定装置