JPH10196197A - 浴室ドア - Google Patents
浴室ドアInfo
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- JPH10196197A JPH10196197A JP507597A JP507597A JPH10196197A JP H10196197 A JPH10196197 A JP H10196197A JP 507597 A JP507597 A JP 507597A JP 507597 A JP507597 A JP 507597A JP H10196197 A JPH10196197 A JP H10196197A
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- bathroom
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で、しかもドア本体全体を外し
て、浴室内に倒れている人を素早く救出できる。 【解決手段】 浴室の開口枠1の一端部の上下に設けた
軸受け部2にドア本体3の一端部の上下端面から突出し
た支軸4をはめ込んでドア本体3を支軸4を中心に回動
自在とした浴室ドアである。少なくとも上下の支軸4の
うちの一方を上下移動自在とし、該支軸4を上下移動す
るための操作つまみ5を設ける。
て、浴室内に倒れている人を素早く救出できる。 【解決手段】 浴室の開口枠1の一端部の上下に設けた
軸受け部2にドア本体3の一端部の上下端面から突出し
た支軸4をはめ込んでドア本体3を支軸4を中心に回動
自在とした浴室ドアである。少なくとも上下の支軸4の
うちの一方を上下移動自在とし、該支軸4を上下移動す
るための操作つまみ5を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室ドアに関
し、詳しくは浴室内で倒れた人物を浴室外部から救出で
きるようにした浴室ドアの構造に関するものである。
し、詳しくは浴室内で倒れた人物を浴室外部から救出で
きるようにした浴室ドアの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、浴室の開口枠にドア本体を、
ドア本体の一端部の上下に突出した支軸を中心に回動自
在とした浴室ドアが知られている。この従来例にあって
はドア本体はドアに付着した水等が脱衣室側に落下しな
いように、ドア本体を開いた際にドア本体が浴室側に突
出するようになっている。
ドア本体の一端部の上下に突出した支軸を中心に回動自
在とした浴室ドアが知られている。この従来例にあって
はドア本体はドアに付着した水等が脱衣室側に落下しな
いように、ドア本体を開いた際にドア本体が浴室側に突
出するようになっている。
【0003】ところが、浴室内で人が倒れている場合、
倒れた人が邪魔になってドア本体を開くことができなく
なり、浴室内で倒れている人を救出できなくなる。そこ
で、特に高齢者対応型の浴室ユニット(ユニットバスル
ーム)においては、浴室内で事故が発生した際には浴室
外(脱衣室側)から救出できる配慮が必要である。
倒れた人が邪魔になってドア本体を開くことができなく
なり、浴室内で倒れている人を救出できなくなる。そこ
で、特に高齢者対応型の浴室ユニット(ユニットバスル
ーム)においては、浴室内で事故が発生した際には浴室
外(脱衣室側)から救出できる配慮が必要である。
【0004】このような緊急時の対応を考えた浴室ドア
として、従来より、ドア本体の下部に救出用の開口部を
設け、この開口部に緊急救出扉を着脱可能に嵌め込み、
緊急時には脱衣室側から緊急救出扉を手前側に開いてド
ア本体から取外し、開口部から浴室内に倒れている人物
を浴室ドアが開けられる位置まで一旦移動させ、その
後、浴室ドアを開いて入室して救助している。
として、従来より、ドア本体の下部に救出用の開口部を
設け、この開口部に緊急救出扉を着脱可能に嵌め込み、
緊急時には脱衣室側から緊急救出扉を手前側に開いてド
ア本体から取外し、開口部から浴室内に倒れている人物
を浴室ドアが開けられる位置まで一旦移動させ、その
後、浴室ドアを開いて入室して救助している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の浴室
ドアにあっては、ドア本体の一部に救出用の開口部を設
け、この開口部に緊急救出扉を着脱可能に嵌め込んだ構
造となっているため、通常の浴室ドアと比較して価格的
に高価になるという問題がある。しかも、ドア本体全体
を開くのではなく、ドア本体の一部に設けた救出用の開
口部を開いてここから浴室内に倒れている人を救出する
ことになるので、救出用の開口部がどうしても小さく、
救出作業がしにくく、迅速な救出ができないという問題
がある。
ドアにあっては、ドア本体の一部に救出用の開口部を設
け、この開口部に緊急救出扉を着脱可能に嵌め込んだ構
造となっているため、通常の浴室ドアと比較して価格的
に高価になるという問題がある。しかも、ドア本体全体
を開くのではなく、ドア本体の一部に設けた救出用の開
口部を開いてここから浴室内に倒れている人を救出する
ことになるので、救出用の開口部がどうしても小さく、
救出作業がしにくく、迅速な救出ができないという問題
がある。
【0006】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、簡単な構造で、しかもドア本体全体を外して、浴
室内に倒れている人を素早く救出することができるよう
にした浴室ドアを提供することを課題とする。
ので、簡単な構造で、しかもドア本体全体を外して、浴
室内に倒れている人を素早く救出することができるよう
にした浴室ドアを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の浴室ドアは、浴室の開口枠1の一端部の上
下に設けた軸受け部2にドア本体3の一端部の上下端面
から突出した支軸4をはめ込んでドア本体3を支軸4を
中心に回動自在とした浴室ドアであって、少なくとも上
下の支軸4のうちの一方を上下移動自在とし、該支軸4
を上下移動するための操作つまみ5を設けて成ることを
特徴とするものである。このような構成とすることで、
浴室内で人が倒れた場合には、脱衣室側において操作つ
まみ5を操作して支軸4を後退させて軸受け部2から外
してドア本体3を取り外すことで開口枠1をオープン状
態とし、浴室内に倒れている人を救出することができる
ものである。
に、本発明の浴室ドアは、浴室の開口枠1の一端部の上
下に設けた軸受け部2にドア本体3の一端部の上下端面
から突出した支軸4をはめ込んでドア本体3を支軸4を
中心に回動自在とした浴室ドアであって、少なくとも上
下の支軸4のうちの一方を上下移動自在とし、該支軸4
を上下移動するための操作つまみ5を設けて成ることを
特徴とするものである。このような構成とすることで、
浴室内で人が倒れた場合には、脱衣室側において操作つ
まみ5を操作して支軸4を後退させて軸受け部2から外
してドア本体3を取り外すことで開口枠1をオープン状
態とし、浴室内に倒れている人を救出することができる
ものである。
【0008】また、単一の操作つまみ5操作に連動して
上下の支軸4を同時に上下移動自在とすることも好まし
い。単一の操作つまみ5の操作で上下の支軸4を同時に
操作して迅速にドア本体3を開口枠1から取り外すこと
ができることになる。また、ドア本体3の一側部に上下
の支軸4を上下移動自在とするための操作つまみ5を設
け、ドア本体3の他側部にドア開閉用の開閉操作ハンド
ル6を設け、ドア本体3に設けた操作つまみ5の取付け
部7と開閉操作ハンドル6の取付け部8とを左右対称の
位置に設けると共に両取付け部7、8を共通化して成る
ことも好ましい。このような構成とすることで、ドア本
体3の左右勝手を逆にする場合に操作つまみ5と開閉操
作ハンドル6との取付けを左右逆にすることで対応でき
ることになる。
上下の支軸4を同時に上下移動自在とすることも好まし
い。単一の操作つまみ5の操作で上下の支軸4を同時に
操作して迅速にドア本体3を開口枠1から取り外すこと
ができることになる。また、ドア本体3の一側部に上下
の支軸4を上下移動自在とするための操作つまみ5を設
け、ドア本体3の他側部にドア開閉用の開閉操作ハンド
ル6を設け、ドア本体3に設けた操作つまみ5の取付け
部7と開閉操作ハンドル6の取付け部8とを左右対称の
位置に設けると共に両取付け部7、8を共通化して成る
ことも好ましい。このような構成とすることで、ドア本
体3の左右勝手を逆にする場合に操作つまみ5と開閉操
作ハンドル6との取付けを左右逆にすることで対応でき
ることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。浴室の出入口には開口枠1が取付けてある。
この開口枠1の上下枠の一端部には軸受け部2が設けて
ある。ドア本体3の一端部の上下端面には支軸4が突出
しており、この上下の支軸4が上記開口枠1の一端部の
上下に設けた軸受け部2に回動自在にはめ込んであっ
て、このことにより、ドア本体3が開口枠1に開閉自在
に取付けてある。ここでドア本体3を開く場合にはドア
本体3が支軸4を中心に回動して浴室内側に突出するよ
うにして開くものである。
説明する。浴室の出入口には開口枠1が取付けてある。
この開口枠1の上下枠の一端部には軸受け部2が設けて
ある。ドア本体3の一端部の上下端面には支軸4が突出
しており、この上下の支軸4が上記開口枠1の一端部の
上下に設けた軸受け部2に回動自在にはめ込んであっ
て、このことにより、ドア本体3が開口枠1に開閉自在
に取付けてある。ここでドア本体3を開く場合にはドア
本体3が支軸4を中心に回動して浴室内側に突出するよ
うにして開くものである。
【0010】本発明においては、上記ドア本体3の一端
部の上下端面から突出した支軸4は上下移動自在となっ
ていて、支軸4がドア本体3の上端面または下端面から
突出する状態とドア本体3内に没入する状態とを選択で
きるようになっている。図1乃至図4に示す実施形態に
おいては、上下の支軸4がいずれも上下移動自在となっ
たもので、この上下の支軸4は後述のように操作つまみ
5を操作することにより、同時にドア本体3の上下端面
から突出させたり、あるいは同時にドア本体3内に没入
させたりするようになっている。
部の上下端面から突出した支軸4は上下移動自在となっ
ていて、支軸4がドア本体3の上端面または下端面から
突出する状態とドア本体3内に没入する状態とを選択で
きるようになっている。図1乃至図4に示す実施形態に
おいては、上下の支軸4がいずれも上下移動自在となっ
たもので、この上下の支軸4は後述のように操作つまみ
5を操作することにより、同時にドア本体3の上下端面
から突出させたり、あるいは同時にドア本体3内に没入
させたりするようになっている。
【0011】すなわち、ドア本体3の左右方向の一方の
端部の上下方向の略中央部に操作つまみ5が回動自在に
取付けてある。操作つまみ5は少なくともドア本体3の
脱衣室側に面する面に露出するようにする。上下の支軸
4にはそれぞれロッド9の一端部が固着してあり、ロッ
ド9の他端部側にラック部10を設け、該両ラック部1
0を操作つまみ5に同軸に固定した歯車部11の両側に
それぞれ噛合してあり、操作つまみ5を回転すること
で、歯車部11が回転し、歯車部11の回転に伴って両
ラック部10が互いに逆方向に移動し、これにより、操
作つまみ5を一方側に回転すると上下の支軸4が同時に
ドア本体3の上下端面から突出し、また、操作つまみ5
を他方側に回転すると上下の支軸4が同時にドア本体3
内に没入するように後退するようになっている。
端部の上下方向の略中央部に操作つまみ5が回動自在に
取付けてある。操作つまみ5は少なくともドア本体3の
脱衣室側に面する面に露出するようにする。上下の支軸
4にはそれぞれロッド9の一端部が固着してあり、ロッ
ド9の他端部側にラック部10を設け、該両ラック部1
0を操作つまみ5に同軸に固定した歯車部11の両側に
それぞれ噛合してあり、操作つまみ5を回転すること
で、歯車部11が回転し、歯車部11の回転に伴って両
ラック部10が互いに逆方向に移動し、これにより、操
作つまみ5を一方側に回転すると上下の支軸4が同時に
ドア本体3の上下端面から突出し、また、操作つまみ5
を他方側に回転すると上下の支軸4が同時にドア本体3
内に没入するように後退するようになっている。
【0012】したがって、通常は、上下の支軸4をドア
本体3から突出させて開口枠1に設けた軸受け部2には
め込んで、支軸4を中心にドア本体3を回動すること
で、開口枠1を開閉するという、通常の浴室ドアとして
使用するものである。しかして、浴室内で人が倒れた場
合などの緊急の場合には、脱衣室側において操作つまみ
5を回転して上下の支軸4をドア本体3内に後退させる
ことで、支軸4を開口枠1に設けた軸受け部2から外
し、その後、ドア本体3を開口枠1から外して開口枠1
を完全にオープンの状態とし、この状態で浴室内に倒れ
ている人を救出するものである。
本体3から突出させて開口枠1に設けた軸受け部2には
め込んで、支軸4を中心にドア本体3を回動すること
で、開口枠1を開閉するという、通常の浴室ドアとして
使用するものである。しかして、浴室内で人が倒れた場
合などの緊急の場合には、脱衣室側において操作つまみ
5を回転して上下の支軸4をドア本体3内に後退させる
ことで、支軸4を開口枠1に設けた軸受け部2から外
し、その後、ドア本体3を開口枠1から外して開口枠1
を完全にオープンの状態とし、この状態で浴室内に倒れ
ている人を救出するものである。
【0013】ところで、ドア本体3には開閉操作ハンド
ル6が取付けてあり、開閉操作ハンドル6により操作さ
せるラッチ(図示せず)が開口枠1に設けたラッチ受け
(図示せず)に嵌まり込んでドア本体3の閉じた状態を
保持するようになっている。そして、本発明において
は、図4に示すように、ドア本体3に上記操作つまみ5
の取付け部7と開閉操作ハンドル6の取付け部8とをド
ア本体3の左右対称な位置に設けてあり、しかも、この
操作つまみ5の取付け部7と開閉操作ハンドル6の取付
け部8とは共通化しており、いずれの取付け部7、8に
も操作つまみ5、開閉操作ハンドル6が取付けることが
できるようになっている。
ル6が取付けてあり、開閉操作ハンドル6により操作さ
せるラッチ(図示せず)が開口枠1に設けたラッチ受け
(図示せず)に嵌まり込んでドア本体3の閉じた状態を
保持するようになっている。そして、本発明において
は、図4に示すように、ドア本体3に上記操作つまみ5
の取付け部7と開閉操作ハンドル6の取付け部8とをド
ア本体3の左右対称な位置に設けてあり、しかも、この
操作つまみ5の取付け部7と開閉操作ハンドル6の取付
け部8とは共通化しており、いずれの取付け部7、8に
も操作つまみ5、開閉操作ハンドル6が取付けることが
できるようになっている。
【0014】したがって、ドア本体3の左右の縦枠とし
ては、同じ位置に同じ形状の取付け部7(または8)を
設けた共通の縦枠を使用することができて、いずれか一
方の縦枠側の取付け部に操作つまみ5を取付け、他方の
縦枠側の取付け部に開閉操作ハンドル6を取付けるので
あるが、操作つまみ5と開閉操作ハンドル6との取付け
を逆とすることで、ドア本体3の開き方向が左右逆とな
る左右勝手の変更ができるものである。
ては、同じ位置に同じ形状の取付け部7(または8)を
設けた共通の縦枠を使用することができて、いずれか一
方の縦枠側の取付け部に操作つまみ5を取付け、他方の
縦枠側の取付け部に開閉操作ハンドル6を取付けるので
あるが、操作つまみ5と開閉操作ハンドル6との取付け
を逆とすることで、ドア本体3の開き方向が左右逆とな
る左右勝手の変更ができるものである。
【0015】上記実施形態においては、上下の支軸4を
操作つまみ5の操作により上下移動自在とした例を示し
たが、本発明においては、必ずしも上下の支軸4の両方
を上下移動自在とするものにのみ限定されないものであ
る。すなわち、図5にはドア本体3の一端部の上下端面
に突出した支軸4のうち上の支軸4のみを上下移動自在
とし、下の支軸4は上下移動しないように固定した支軸
4とした例を示している。
操作つまみ5の操作により上下移動自在とした例を示し
たが、本発明においては、必ずしも上下の支軸4の両方
を上下移動自在とするものにのみ限定されないものであ
る。すなわち、図5にはドア本体3の一端部の上下端面
に突出した支軸4のうち上の支軸4のみを上下移動自在
とし、下の支軸4は上下移動しないように固定した支軸
4とした例を示している。
【0016】本実施形態においてはドア本体3の一端部
の上部付近に操作つまみ5が設けてあり、操作つまみ5
を回転操作することで、上の支軸4を上下移動するよう
になっている。すなわち、操作つまみ5はドア本体3に
回転自在に取付けてあり、図5(b)に示すように該操
作つまみ5に同軸に歯車部11を固定し、上の支軸4に
設けたラック部10を上記歯車部11に噛合させてあ
り、操作つまみ5を一方向に回転すると上の支軸4をド
ア本体3の上端面から突出させ、逆に操作つまみ5を他
方向に回転すると上の支軸4をドア本体3内に後退させ
るようになっている。
の上部付近に操作つまみ5が設けてあり、操作つまみ5
を回転操作することで、上の支軸4を上下移動するよう
になっている。すなわち、操作つまみ5はドア本体3に
回転自在に取付けてあり、図5(b)に示すように該操
作つまみ5に同軸に歯車部11を固定し、上の支軸4に
設けたラック部10を上記歯車部11に噛合させてあ
り、操作つまみ5を一方向に回転すると上の支軸4をド
ア本体3の上端面から突出させ、逆に操作つまみ5を他
方向に回転すると上の支軸4をドア本体3内に後退させ
るようになっている。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、浴室の開口枠の一端部の上下に設け
た軸受け部にドア本体の一端部の上下端面から突出した
支軸をはめ込んでドア本体を支軸を中心に回動自在とし
た浴室ドアであって、少なくとも上下の支軸のうちの一
方を上下移動自在とし、該支軸を上下移動するための操
作つまみを設けてあるので、浴室内において人が倒れた
ような緊急時には、操作つまみを操作して支軸を軸受け
部から外して、ドア本体を全体として開口枠から取り外
して、開口枠を完全にオープンにでき、浴室内に倒れて
いる人を迅速に救出することができるものである。
項1記載の発明は、浴室の開口枠の一端部の上下に設け
た軸受け部にドア本体の一端部の上下端面から突出した
支軸をはめ込んでドア本体を支軸を中心に回動自在とし
た浴室ドアであって、少なくとも上下の支軸のうちの一
方を上下移動自在とし、該支軸を上下移動するための操
作つまみを設けてあるので、浴室内において人が倒れた
ような緊急時には、操作つまみを操作して支軸を軸受け
部から外して、ドア本体を全体として開口枠から取り外
して、開口枠を完全にオープンにでき、浴室内に倒れて
いる人を迅速に救出することができるものである。
【0018】また、本発明の請求項2記載の発明にあっ
ては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、単一の
操作つまみ操作に連動して上下の支軸を同時に上下移動
自在としてあるので、単一の操作つまみを操作すること
で簡単且つ迅速に上下の支軸を後退させて軸受け部から
脱離させることができるものであって、よりいっそうド
ア本体を取り外すのが容易に行えるものである。
ては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、単一の
操作つまみ操作に連動して上下の支軸を同時に上下移動
自在としてあるので、単一の操作つまみを操作すること
で簡単且つ迅速に上下の支軸を後退させて軸受け部から
脱離させることができるものであって、よりいっそうド
ア本体を取り外すのが容易に行えるものである。
【0019】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、ド
ア本体の一側部に上下の支軸を上下移動自在とするため
の操作つまみを設け、ドア本体の他側部にドア開閉用の
開閉操作ハンドルを設け、ドア本体に設けた操作つまみ
の取付け部と開閉操作ハンドルの取付け部とを左右対称
の位置に設けると共に両取付け部を共通化してあるの
で、ドア本体の左右勝手を逆にする場合に操作つまみと
開閉操作ハンドルとの取付けを左右逆にすることで簡単
に対応できるものである。
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、ド
ア本体の一側部に上下の支軸を上下移動自在とするため
の操作つまみを設け、ドア本体の他側部にドア開閉用の
開閉操作ハンドルを設け、ドア本体に設けた操作つまみ
の取付け部と開閉操作ハンドルの取付け部とを左右対称
の位置に設けると共に両取付け部を共通化してあるの
で、ドア本体の左右勝手を逆にする場合に操作つまみと
開閉操作ハンドルとの取付けを左右逆にすることで簡単
に対応できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図である。
【図2】同上のドア体の正面図である。
【図3】(a)は同上の上下の支軸を上下するための機
構を示す説明図であり、(b)は該機構の原理図であ
る。
構を示す説明図であり、(b)は該機構の原理図であ
る。
【図4】同上に用いるドア体に操作つまみ、開閉操作ハ
ンドルを取付ける前の正面図である。
ンドルを取付ける前の正面図である。
【図5】(a)は本発明の他の実施形態の要部正面図で
あり、(b)は同上の支軸を上下する機構の原理図であ
る。
あり、(b)は同上の支軸を上下する機構の原理図であ
る。
1 開口枠 2 軸受け部 3 ドア本体 4 支軸 5 操作つまみ 6 開閉操作ハンドル 7 取付け部 8 取付け部
Claims (3)
- 【請求項1】 浴室の開口枠の一端部の上下に設けた軸
受け部にドア本体の一端部の上下端面から突出した支軸
をはめ込んでドア本体を支軸を中心に回動自在とした浴
室ドアであって、少なくとも上下の支軸のうちの一方を
上下移動自在とし、該支軸を上下移動するための操作つ
まみを設けて成ることを特徴とする浴室ドア。 - 【請求項2】 単一の操作つまみ操作に連動して上下の
支軸を同時に上下移動自在として成ることを特徴とする
請求項1記載の浴室ドア。 - 【請求項3】 ドア本体の一側部に上下の支軸を上下移
動自在とするための操作つまみを設け、ドア本体の他側
部にドア開閉用の開閉操作ハンドルを設け、ドア本体に
設けた操作つまみの取付け部と開閉操作ハンドルの取付
け部とを左右対称の位置に設けると共に両取付け部を共
通化して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の浴室ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP507597A JPH10196197A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 浴室ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP507597A JPH10196197A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 浴室ドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10196197A true JPH10196197A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11601278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP507597A Withdrawn JPH10196197A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 浴室ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10196197A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001355370A (ja) * | 2000-01-11 | 2001-12-26 | Osaka Kanagu Kk | 蝶 番 |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP507597A patent/JPH10196197A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001355370A (ja) * | 2000-01-11 | 2001-12-26 | Osaka Kanagu Kk | 蝶 番 |
JP4699600B2 (ja) * | 2000-01-11 | 2011-06-15 | 大阪金具株式会社 | 蝶番 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |