JPH1019220A - ロータリキルン - Google Patents
ロータリキルンInfo
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- JPH1019220A JPH1019220A JP16950296A JP16950296A JPH1019220A JP H1019220 A JPH1019220 A JP H1019220A JP 16950296 A JP16950296 A JP 16950296A JP 16950296 A JP16950296 A JP 16950296A JP H1019220 A JPH1019220 A JP H1019220A
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- Japan
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- heat transfer
- cooling
- rotary kiln
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- cooling water
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- Incineration Of Waste (AREA)
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低空気比により燃焼効率良く廃棄物を焼却処
理する場合でも、所望の温度以下に炉壁を冷却してクリ
ンカの生成を防止して安定的な炉の運転が可能であるロ
ータリキルンを提供する。 【解決手段】 投入された廃棄物を回転搬送しながら焼
却処理する回転胴1を備えたロータリキルンにおいて、
前記回転胴1の外周部に、熱媒体を供給して前記回転胴
1の壁部を冷却する冷却機構20を設ける。
理する場合でも、所望の温度以下に炉壁を冷却してクリ
ンカの生成を防止して安定的な炉の運転が可能であるロ
ータリキルンを提供する。 【解決手段】 投入された廃棄物を回転搬送しながら焼
却処理する回転胴1を備えたロータリキルンにおいて、
前記回転胴1の外周部に、熱媒体を供給して前記回転胴
1の壁部を冷却する冷却機構20を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投入された廃棄物
を回転搬送しながら焼却処理する回転胴を備えたロータ
リキルンに関する。
を回転搬送しながら焼却処理する回転胴を備えたロータ
リキルンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなロータリキルンにお
いては、図6及び図7に示すように、その回転胴1内で
投入廃棄物Wが反転攪拌され、そこで燃焼用空気を巻き
込んで燃焼を維持するように構成されている。つまり、
前記投入廃棄物Wは、前記反転攪拌される間に、前記回
転胴1の内壁1a及び燃焼ガスからの伝熱、前記内壁1
a及び燃焼火炎からの熱輻射、及び高温になった燃焼用
空気等によって乾燥し、回転胴1の中間付近で着火して
燃焼を開始する。この投入廃棄物Wは、前記内壁1aに
螺旋状に設けられたガイドフィン、又は回転胴1の傾斜
によって回転と共にロータリキルンKの出口側へ移送さ
れ、燃焼後の残渣が前記出口から排出される。
いては、図6及び図7に示すように、その回転胴1内で
投入廃棄物Wが反転攪拌され、そこで燃焼用空気を巻き
込んで燃焼を維持するように構成されている。つまり、
前記投入廃棄物Wは、前記反転攪拌される間に、前記回
転胴1の内壁1a及び燃焼ガスからの伝熱、前記内壁1
a及び燃焼火炎からの熱輻射、及び高温になった燃焼用
空気等によって乾燥し、回転胴1の中間付近で着火して
燃焼を開始する。この投入廃棄物Wは、前記内壁1aに
螺旋状に設けられたガイドフィン、又は回転胴1の傾斜
によって回転と共にロータリキルンKの出口側へ移送さ
れ、燃焼後の残渣が前記出口から排出される。
【0003】前記投入廃棄物Wを投入する廃棄物供給装
置6は、支持脚上に設けられ、前記ロータリキルンKの
入口側に前記ロータリキルンKの回転胴1との間をガス
シールした状態で固定されている入口側フード2に組付
けられている。この廃棄物供給装置6は、投入される廃
棄物Wを受け入れるホッパ6aと、受け入れた廃棄物W
を炉内に供給するシュート6cと、前記受け入れた廃棄
物Wを前記シュート6cに押し出すプッシャ6bとで構
成され、前記廃棄物Wは前記シュート6cの先端から前
記回転胴1の底部に落下供給される。前記回転胴1に
は、外周面にこれを支持回転させるためのタイヤ1bを
備えており、支持機構の支持ローラ7により回転可能に
支持されている。さらに、前記回転胴1には、その外周
面を取り巻くようにガースギヤ1cを取付けてあり、回
転駆動装置8のピニオン8aに噛み合って、前記ピニオ
ン8aの回転駆動力の伝達を受けて、前記回転胴1を回
転させるようにしてある。供給された前記廃棄物Wは、
前記回転胴1の白抜き矢印Rで示す方向の回転に伴っ
て、前記回転胴1の内壁1aの回転移動と共に転動し、
重力により崩れ落ちて、Dの方向に落下する。この際、
前記回転胴1内の空気A' を巻き込みながら落下する
(図8参照)。
置6は、支持脚上に設けられ、前記ロータリキルンKの
入口側に前記ロータリキルンKの回転胴1との間をガス
シールした状態で固定されている入口側フード2に組付
けられている。この廃棄物供給装置6は、投入される廃
棄物Wを受け入れるホッパ6aと、受け入れた廃棄物W
を炉内に供給するシュート6cと、前記受け入れた廃棄
物Wを前記シュート6cに押し出すプッシャ6bとで構
成され、前記廃棄物Wは前記シュート6cの先端から前
記回転胴1の底部に落下供給される。前記回転胴1に
は、外周面にこれを支持回転させるためのタイヤ1bを
備えており、支持機構の支持ローラ7により回転可能に
支持されている。さらに、前記回転胴1には、その外周
面を取り巻くようにガースギヤ1cを取付けてあり、回
転駆動装置8のピニオン8aに噛み合って、前記ピニオ
ン8aの回転駆動力の伝達を受けて、前記回転胴1を回
転させるようにしてある。供給された前記廃棄物Wは、
前記回転胴1の白抜き矢印Rで示す方向の回転に伴っ
て、前記回転胴1の内壁1aの回転移動と共に転動し、
重力により崩れ落ちて、Dの方向に落下する。この際、
前記回転胴1内の空気A' を巻き込みながら落下する
(図8参照)。
【0004】上述の前記投入廃棄物Wの燃焼用空気A
は、前記廃棄物供給装置6の近傍に、炉内に向けて先端
部3aの開口した空気供給管3を設けて炉内の燃焼ガス
中に拡散するように供給されており、投入された前記投
入廃棄物Wの燃焼領域の上方の、前記廃棄物Wの熱分解
ガスが燃焼するガス燃焼空間Bから燃焼用空気を供給す
る後混合方式が採られている。前記ロータリキルンKの
回転胴1の出口からは、燃焼残渣が排出され、前記出口
の下方に備える灰処理装置9から灰処理設備に送り出さ
れる。前記灰処理装置9の上方には空間を設けて再燃焼
室10が形成されており、前記ロータリキルンKからの
燃焼排ガスを再燃させるように構成してある。この再燃
焼室10には可燃性の液体廃棄物を吹き込んで燃焼させ
るためのバーナ10aを備えている。この再燃焼室10
からの燃焼排ガスは廃熱ボイラ11、エコノマイザ、電
気集塵機等を経て、誘引通風機により煙突から大気中に
放出される。
は、前記廃棄物供給装置6の近傍に、炉内に向けて先端
部3aの開口した空気供給管3を設けて炉内の燃焼ガス
中に拡散するように供給されており、投入された前記投
入廃棄物Wの燃焼領域の上方の、前記廃棄物Wの熱分解
ガスが燃焼するガス燃焼空間Bから燃焼用空気を供給す
る後混合方式が採られている。前記ロータリキルンKの
回転胴1の出口からは、燃焼残渣が排出され、前記出口
の下方に備える灰処理装置9から灰処理設備に送り出さ
れる。前記灰処理装置9の上方には空間を設けて再燃焼
室10が形成されており、前記ロータリキルンKからの
燃焼排ガスを再燃させるように構成してある。この再燃
焼室10には可燃性の液体廃棄物を吹き込んで燃焼させ
るためのバーナ10aを備えている。この再燃焼室10
からの燃焼排ガスは廃熱ボイラ11、エコノマイザ、電
気集塵機等を経て、誘引通風機により煙突から大気中に
放出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のロータリキ
ルンにおいては、燃焼用空気は後混合方式で拡散により
廃棄物Wに供給されているため、ストーカ炉で火格子か
ら燃焼用空気が供給される場合と比較して、炉床の冷却
能力が低い。このため、円筒型の回転胴1の内壁は火炎
の輻射熱が蓄積され、回転胴1の下流側では高温になり
やすく、特に低空気比で高温燃焼を行う場合には、焼却
灰の溶融温度である1000〜1200℃を超えるよう
になる。一般的にクリンカの発生を防止するためには、
焼却灰の溶融温度を越えない800〜900℃の範囲で
操炉するのが好ましいが、上記のように焼却灰が被燃焼
物の大部分を占める回転胴1の下流側が高温となり、溶
融温度の付近で温度変動が起こると、炉内壁に付着する
クリンカが生じる。その結果、被燃焼物の搬送力が低下
し、炉の安定的な運転ができなくなり、1〜2箇月毎に
メインテナンスが必要になるという問題が生じる。
ルンにおいては、燃焼用空気は後混合方式で拡散により
廃棄物Wに供給されているため、ストーカ炉で火格子か
ら燃焼用空気が供給される場合と比較して、炉床の冷却
能力が低い。このため、円筒型の回転胴1の内壁は火炎
の輻射熱が蓄積され、回転胴1の下流側では高温になり
やすく、特に低空気比で高温燃焼を行う場合には、焼却
灰の溶融温度である1000〜1200℃を超えるよう
になる。一般的にクリンカの発生を防止するためには、
焼却灰の溶融温度を越えない800〜900℃の範囲で
操炉するのが好ましいが、上記のように焼却灰が被燃焼
物の大部分を占める回転胴1の下流側が高温となり、溶
融温度の付近で温度変動が起こると、炉内壁に付着する
クリンカが生じる。その結果、被燃焼物の搬送力が低下
し、炉の安定的な運転ができなくなり、1〜2箇月毎に
メインテナンスが必要になるという問題が生じる。
【0006】このような問題を解消するものとして、例
えばロータリキルンの壁内部に燃焼用空気の供給ライン
を設けるとともに、炉の内壁面の開孔部より燃焼用空気
を供給して、炉壁を冷却しつつ燃焼を行う方法が知られ
ている。しかしながら、このような装置では炉の製作コ
ストが高くなることに加え、炉の内壁面の全周から空気
供給しているため空気比が高くなり、高温燃焼がしずら
く、燃焼効率が悪いという問題があった。
えばロータリキルンの壁内部に燃焼用空気の供給ライン
を設けるとともに、炉の内壁面の開孔部より燃焼用空気
を供給して、炉壁を冷却しつつ燃焼を行う方法が知られ
ている。しかしながら、このような装置では炉の製作コ
ストが高くなることに加え、炉の内壁面の全周から空気
供給しているため空気比が高くなり、高温燃焼がしずら
く、燃焼効率が悪いという問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解決し、低空気比により燃焼効率良く廃棄物を焼却処理
する場合でも、所望の温度以下に炉壁を冷却してクリン
カの生成を防止して安定的な炉の運転が可能であるロー
タリキルンを提供することにある。
解決し、低空気比により燃焼効率良く廃棄物を焼却処理
する場合でも、所望の温度以下に炉壁を冷却してクリン
カの生成を防止して安定的な炉の運転が可能であるロー
タリキルンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的のための本発
明の特徴構成は、投入された廃棄物を回転搬送しながら
焼却処理する回転胴を備えたロータリキルンにおいて、
前記回転胴の外周部に、熱媒体を供給して前記回転胴の
壁部を冷却する冷却機構を設けてある点にある。ここ
で、前記冷却機構は、熱媒体を供給して前記回転胴の壁
部を冷却するものであれば特に限定されないが、前記回
転胴の下流側の外周部に伝熱面積を大きく形成した伝熱
部と、該伝熱部を覆うカバー体と、該カバー体の周部に
配設され該伝熱部に液体(好ましくは冷却水)を供給す
るノズルとで構成し、該カバー体の底部を冷却に供され
た冷却水等の回収部とすることが、後述の作用効果から
好ましい。また、熱媒体としては、水等の液体、空気等
の気体が挙げられるが、水等の液体が後述の作用効果か
ら好ましい。
明の特徴構成は、投入された廃棄物を回転搬送しながら
焼却処理する回転胴を備えたロータリキルンにおいて、
前記回転胴の外周部に、熱媒体を供給して前記回転胴の
壁部を冷却する冷却機構を設けてある点にある。ここ
で、前記冷却機構は、熱媒体を供給して前記回転胴の壁
部を冷却するものであれば特に限定されないが、前記回
転胴の下流側の外周部に伝熱面積を大きく形成した伝熱
部と、該伝熱部を覆うカバー体と、該カバー体の周部に
配設され該伝熱部に液体(好ましくは冷却水)を供給す
るノズルとで構成し、該カバー体の底部を冷却に供され
た冷却水等の回収部とすることが、後述の作用効果から
好ましい。また、熱媒体としては、水等の液体、空気等
の気体が挙げられるが、水等の液体が後述の作用効果か
ら好ましい。
【0009】このとき、前記カバー体の上流側には前記
回転胴に設けたフランジ部に対して弾性金属片で押圧す
るシール機構を設けてあり、前記カバー体の下流側には
ラビリンス機構を設けると共に、該ラビリンス機構から
蒸気を逃がすように構成することが後述の作用効果から
より好ましい。
回転胴に設けたフランジ部に対して弾性金属片で押圧す
るシール機構を設けてあり、前記カバー体の下流側には
ラビリンス機構を設けると共に、該ラビリンス機構から
蒸気を逃がすように構成することが後述の作用効果から
より好ましい。
【0010】〔作用効果〕つまり、上記特徴構成によれ
ば、回転胴の外周部に冷却機構を設けることにより、ロ
ータリキルンの製作コストを抑えることができ、またロ
ータリキルンの内部と独立して熱媒体を供給するため、
上記の従来技術のように空気比を低下させることがな
い。その結果、低空気比により燃焼効率良く廃棄物を焼
却処理する場合でも、所望の温度以下に炉壁を冷却して
クリンカの生成を防止し、安定的な炉の運転が可能とな
る。また、熱媒体として液体を用いる場合、液体は一般
に単位体積あたりの熱容量が大きいため、これを用いて
液冷式で冷却することにより、熱効率良く回転胴の壁部
を冷却することができ、空冷式と比較して小さい伝熱面
積で少ない液供給量で回転胴の壁部を所望の温度(焼却
灰の融点)以下に冷却することができる。また、空冷式
の場合には、空気供給量や伝熱面積をかなり大きくする
必要が生じ、その排ガスが多量になり処理設備が大型化
するが、液冷式ではこのような問題も生じない。
ば、回転胴の外周部に冷却機構を設けることにより、ロ
ータリキルンの製作コストを抑えることができ、またロ
ータリキルンの内部と独立して熱媒体を供給するため、
上記の従来技術のように空気比を低下させることがな
い。その結果、低空気比により燃焼効率良く廃棄物を焼
却処理する場合でも、所望の温度以下に炉壁を冷却して
クリンカの生成を防止し、安定的な炉の運転が可能とな
る。また、熱媒体として液体を用いる場合、液体は一般
に単位体積あたりの熱容量が大きいため、これを用いて
液冷式で冷却することにより、熱効率良く回転胴の壁部
を冷却することができ、空冷式と比較して小さい伝熱面
積で少ない液供給量で回転胴の壁部を所望の温度(焼却
灰の融点)以下に冷却することができる。また、空冷式
の場合には、空気供給量や伝熱面積をかなり大きくする
必要が生じ、その排ガスが多量になり処理設備が大型化
するが、液冷式ではこのような問題も生じない。
【0011】また、前記冷却機構を、回転胴の下流側の
外周部に伝熱面積を大きく形成した伝熱部と、該伝熱部
を覆うカバー体と、該カバー体の周部に配設され該伝熱
部に冷却水を供給するノズルとで構成し、該カバー体の
底部を冷却に供された冷却水の回収部とする場合、伝熱
面積を大きくしてその周部のノズルから冷却水を噴霧等
して供給することにより、水と接触する実質的な伝熱面
積が大きくなるため、伝熱速度が大きくなって水を一部
もしくは全部蒸発させることができ、その蒸発潜熱によ
り冷却効率を極めて高くすることができる。また、伝熱
部を覆うカバー体を設けることにより、冷却で生じる蒸
気や冷却水を外部から遮断することができる。更に、該
カバー体の底部を冷却に供された冷却水の回収部とする
ことにより、過剰の冷却水を回収して冷却機構の外部に
排出することができる。
外周部に伝熱面積を大きく形成した伝熱部と、該伝熱部
を覆うカバー体と、該カバー体の周部に配設され該伝熱
部に冷却水を供給するノズルとで構成し、該カバー体の
底部を冷却に供された冷却水の回収部とする場合、伝熱
面積を大きくしてその周部のノズルから冷却水を噴霧等
して供給することにより、水と接触する実質的な伝熱面
積が大きくなるため、伝熱速度が大きくなって水を一部
もしくは全部蒸発させることができ、その蒸発潜熱によ
り冷却効率を極めて高くすることができる。また、伝熱
部を覆うカバー体を設けることにより、冷却で生じる蒸
気や冷却水を外部から遮断することができる。更に、該
カバー体の底部を冷却に供された冷却水の回収部とする
ことにより、過剰の冷却水を回収して冷却機構の外部に
排出することができる。
【0012】更に、前記カバー体の上流側には前記回転
胴に設けたフランジ部に対して弾性金属片で押圧するシ
ール機構を設けてあり、前記カバー体の下流側にはラビ
リンス機構を設けると共に、該ラビリンス機構から蒸気
を逃がすように構成する場合、前記カバー体の上流側に
は前記回転胴に設けたフランジ部に対して、弾性金属片
で押圧するシール機構を設けることにより、フランジ部
が冷却水の流出を防止すると共に、耐熱性を有する金属
片とフランジ部の間に押圧による摺動面が生じて外気の
シール効果を得ることができる。また、前記カバー体の
下流側にラビリンス機構を設けることにより、冷却水を
そこから漏洩させることなく、蒸気のみを逃がすことが
でき、内部の異常加圧を防止することができる。
胴に設けたフランジ部に対して弾性金属片で押圧するシ
ール機構を設けてあり、前記カバー体の下流側にはラビ
リンス機構を設けると共に、該ラビリンス機構から蒸気
を逃がすように構成する場合、前記カバー体の上流側に
は前記回転胴に設けたフランジ部に対して、弾性金属片
で押圧するシール機構を設けることにより、フランジ部
が冷却水の流出を防止すると共に、耐熱性を有する金属
片とフランジ部の間に押圧による摺動面が生じて外気の
シール効果を得ることができる。また、前記カバー体の
下流側にラビリンス機構を設けることにより、冷却水を
そこから漏洩させることなく、蒸気のみを逃がすことが
でき、内部の異常加圧を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】上記本発明の実施の形態につい
て、以下に、図面を参照しながら説明する。ロータリキ
ルンKの構成は、図1に示すように、基本的には従来の
ものと異ならないが、本実施形態のロータリキルンK
は、図1〜図3に示すように、投入された廃棄物を回転
搬送しながら焼却処理する回転胴1を備えたロータリキ
ルンであって、前記回転胴1の外周部に、熱媒体である
液体を供給して前記回転胴1の壁部を冷却する冷却機構
20を設けてある。液体としては80〜120℃付近に
沸点を有し、蒸発潜熱の大きいものが好ましいが、この
ようなもののなかでも、コストや取扱いを考慮すると、
水が最も実用的である。
て、以下に、図面を参照しながら説明する。ロータリキ
ルンKの構成は、図1に示すように、基本的には従来の
ものと異ならないが、本実施形態のロータリキルンK
は、図1〜図3に示すように、投入された廃棄物を回転
搬送しながら焼却処理する回転胴1を備えたロータリキ
ルンであって、前記回転胴1の外周部に、熱媒体である
液体を供給して前記回転胴1の壁部を冷却する冷却機構
20を設けてある。液体としては80〜120℃付近に
沸点を有し、蒸発潜熱の大きいものが好ましいが、この
ようなもののなかでも、コストや取扱いを考慮すると、
水が最も実用的である。
【0014】また、前記冷却機構20は、前記回転胴1
の下流側の外周部に伝熱面積を大きく形成した伝熱部2
1と、該伝熱部21を覆うカバー体22と、該カバー体
22の周部に配設され該伝熱部21に冷却水を供給する
ノズル23とで構成してあり、該カバー体22の底部を
冷却に供された冷却水の回収部24としてある。伝熱面
積を大きくする方法としては、フィン21aを設けるの
が一般的であるが、その形状、大きさ、数などは特に限
定されるものではない。ノズル23は、冷却水を噴射、
噴霧等できるものであればよいが、冷却水と伝熱部21
の実質的な伝熱面積を広くするためには、フィン21a
の表面全体に均一に噴霧できるものが好ましい。また、
その配設位置や数は、供給される水量や噴霧面積等に応
じて適宜調整すればよい。冷却水の回収部24には、排
出口24aを設けるなどして、回収された水をカバー体
22の外部に排出するのが好ましいが、この水を冷却水
として再利用することも可能である。
の下流側の外周部に伝熱面積を大きく形成した伝熱部2
1と、該伝熱部21を覆うカバー体22と、該カバー体
22の周部に配設され該伝熱部21に冷却水を供給する
ノズル23とで構成してあり、該カバー体22の底部を
冷却に供された冷却水の回収部24としてある。伝熱面
積を大きくする方法としては、フィン21aを設けるの
が一般的であるが、その形状、大きさ、数などは特に限
定されるものではない。ノズル23は、冷却水を噴射、
噴霧等できるものであればよいが、冷却水と伝熱部21
の実質的な伝熱面積を広くするためには、フィン21a
の表面全体に均一に噴霧できるものが好ましい。また、
その配設位置や数は、供給される水量や噴霧面積等に応
じて適宜調整すればよい。冷却水の回収部24には、排
出口24aを設けるなどして、回収された水をカバー体
22の外部に排出するのが好ましいが、この水を冷却水
として再利用することも可能である。
【0015】更に、前記カバー体22の上流側には前記
回転胴1に設けたフランジ部25に対して弾性金属片2
6で押圧するシール機構Sを設けてあり、前記カバー体
22の下流側にはラビリンス機構Lを設けると共に、該
ラビリンス機構Lから蒸気を逃がすように構成してあ
る。弾性金属片26は、通常複数で構成され、金属片ど
うしがその端部で重なるようにカバー体22の上流側の
端部に螺子止め等により配設されている。ラビリンス機
構Lの形状は冷却水の漏洩を防止しつつ、蒸気を逃がす
ことができれば、その形状等は特に限定されない。
回転胴1に設けたフランジ部25に対して弾性金属片2
6で押圧するシール機構Sを設けてあり、前記カバー体
22の下流側にはラビリンス機構Lを設けると共に、該
ラビリンス機構Lから蒸気を逃がすように構成してあ
る。弾性金属片26は、通常複数で構成され、金属片ど
うしがその端部で重なるようにカバー体22の上流側の
端部に螺子止め等により配設されている。ラビリンス機
構Lの形状は冷却水の漏洩を防止しつつ、蒸気を逃がす
ことができれば、その形状等は特に限定されない。
【0016】動作説明をすると、ノズル23より供給さ
れた冷却水は回転胴1の外周部に設けられたフィン21
aを有する伝熱部21に噴射等され、その一部は蒸発し
てその蒸気がラビリンス機構Lから再燃焼炉室10内に
導入される。このとき、水の蒸発潜熱により伝熱部21
から多量の熱を奪い去るためその部分の温度低下が生
じ、更に熱伝導により回転胴1の内壁部の熱が外部へ移
動して回転胴1の内壁部の温度を一定温度以下に冷却可
能となる。一方、蒸発しなかった冷却水は、回収部24
で回収され、冷却機構20の外部に排出される。このと
き、前記カバー体22の上流側には前記回転胴に設けた
フランジ部が冷却水の流出を防止し、また、シール機構
Sの摺動面が外気を遮蔽し、更にカバー体22の下流側
のラビリンス機構Lが冷却水の漏洩を防止しつつ、蒸気
のみを逃がして内部の異常加圧を防止している。
れた冷却水は回転胴1の外周部に設けられたフィン21
aを有する伝熱部21に噴射等され、その一部は蒸発し
てその蒸気がラビリンス機構Lから再燃焼炉室10内に
導入される。このとき、水の蒸発潜熱により伝熱部21
から多量の熱を奪い去るためその部分の温度低下が生
じ、更に熱伝導により回転胴1の内壁部の熱が外部へ移
動して回転胴1の内壁部の温度を一定温度以下に冷却可
能となる。一方、蒸発しなかった冷却水は、回収部24
で回収され、冷却機構20の外部に排出される。このと
き、前記カバー体22の上流側には前記回転胴に設けた
フランジ部が冷却水の流出を防止し、また、シール機構
Sの摺動面が外気を遮蔽し、更にカバー体22の下流側
のラビリンス機構Lが冷却水の漏洩を防止しつつ、蒸気
のみを逃がして内部の異常加圧を防止している。
【0017】以上のように構成してあるので、ロータリ
キルンの製作コストを抑えることができ、空気比を低下
させることもなく、空冷式と比較して小さい伝熱面積で
少ない液供給量で回転胴の壁部を所望の温度(焼却灰の
融点)以下に冷却することができ、その結果、低空気比
により燃焼効率良く廃棄物を焼却処理する場合でも、所
望の温度以下に炉壁を冷却してクリンカの生成を防止
し、安定的な炉の運転が可能となる。また、水の蒸発潜
熱により冷却効率を極めて高くすることができ、カバー
体により、冷却で生じる蒸気や冷却水を外部から遮断し
つつ、該カバー体の底部の回収部で過剰の冷却水を回収
して冷却機構の外部に排出することができる。
キルンの製作コストを抑えることができ、空気比を低下
させることもなく、空冷式と比較して小さい伝熱面積で
少ない液供給量で回転胴の壁部を所望の温度(焼却灰の
融点)以下に冷却することができ、その結果、低空気比
により燃焼効率良く廃棄物を焼却処理する場合でも、所
望の温度以下に炉壁を冷却してクリンカの生成を防止
し、安定的な炉の運転が可能となる。また、水の蒸発潜
熱により冷却効率を極めて高くすることができ、カバー
体により、冷却で生じる蒸気や冷却水を外部から遮断し
つつ、該カバー体の底部の回収部で過剰の冷却水を回収
して冷却機構の外部に排出することができる。
【0018】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。 〈1〉上述の実施形態においては、特に冷却水の供給量
を制御しなかったが、ロータリキルンの出口より排出さ
れる灰の温度を検知して、800〜900℃の範囲に入
るように、水の供給量を制御することも可能である。そ
の場合、温度検知手段を再燃焼炉室10入口等に設け
て、その検知信号により流量調節する制御手段を設け、
制御信号により冷却水の流量を調節する流量調節手段を
設けて構成することができる。このように構成すると、
冷却水の過剰供給により燃焼温度が低下するのを防止し
て燃焼効率を維持しながら、クリンカの生成を防止して
安定的な炉の運転が可能となる。
明する。 〈1〉上述の実施形態においては、特に冷却水の供給量
を制御しなかったが、ロータリキルンの出口より排出さ
れる灰の温度を検知して、800〜900℃の範囲に入
るように、水の供給量を制御することも可能である。そ
の場合、温度検知手段を再燃焼炉室10入口等に設け
て、その検知信号により流量調節する制御手段を設け、
制御信号により冷却水の流量を調節する流量調節手段を
設けて構成することができる。このように構成すると、
冷却水の過剰供給により燃焼温度が低下するのを防止し
て燃焼効率を維持しながら、クリンカの生成を防止して
安定的な炉の運転が可能となる。
【0019】〈2〉上述の本発明の実施形態において
は、回転胴の外周部に環状のフィンを設けて伝熱部を構
成したが、図4及び図5に示すように、ロータリキルン
の中心軸と平行方向にフィンを設けると共に、そのフィ
ンの端部どうしを連結するフィンを更に設けて伝熱部を
構成することも可能である。その場合、環状のフィンを
複数設ける場合と比較して、冷却水が回転胴の外周部を
伝って落下しにくく、冷却水の冷却滞留時間を長くし
て、単位供給量あたりの冷却熱量を大きくすることがで
きる。このような作用を有するフィンの形状としては、
上記のようなハシゴ状になる位置にフィンを設ける以外
に、格子状になる位置にフィンを設けるなど、フィンで
仕切られた区画を形成できるようにフィンを設ければよ
い。
は、回転胴の外周部に環状のフィンを設けて伝熱部を構
成したが、図4及び図5に示すように、ロータリキルン
の中心軸と平行方向にフィンを設けると共に、そのフィ
ンの端部どうしを連結するフィンを更に設けて伝熱部を
構成することも可能である。その場合、環状のフィンを
複数設ける場合と比較して、冷却水が回転胴の外周部を
伝って落下しにくく、冷却水の冷却滞留時間を長くし
て、単位供給量あたりの冷却熱量を大きくすることがで
きる。このような作用を有するフィンの形状としては、
上記のようなハシゴ状になる位置にフィンを設ける以外
に、格子状になる位置にフィンを設けるなど、フィンで
仕切られた区画を形成できるようにフィンを設ければよ
い。
【0020】〈3〉上述の本発明の実施形態において
は、回転胴に設けたフランジ部に対して弾性金属片で押
圧するシール機構Sを設けたが、図4に示すように、フ
ランジ部に固定した弾性金属片により、カバー体22の
端部を押圧するシール機構Sを設けてもよい。
は、回転胴に設けたフランジ部に対して弾性金属片で押
圧するシール機構Sを設けたが、図4に示すように、フ
ランジ部に固定した弾性金属片により、カバー体22の
端部を押圧するシール機構Sを設けてもよい。
【0021】〈4〉上述の本発明の実施形態において
は、熱媒体として液体を用いたものを示したが、熱媒体
として空気を用いて、ファン等の各種の空気供給手段に
より、伝熱面積を大きく形成した伝熱部に空気を供給し
て、回転胴の壁部を冷却する冷却機構を設けてもよい。
は、熱媒体として液体を用いたものを示したが、熱媒体
として空気を用いて、ファン等の各種の空気供給手段に
より、伝熱面積を大きく形成した伝熱部に空気を供給し
て、回転胴の壁部を冷却する冷却機構を設けてもよい。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本発明のロータリキルンの一実施形態の構成を
示す廃棄物処理装置の縦断面図
示す廃棄物処理装置の縦断面図
【図2】本発明の一実施形態を示す要部縦断面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】本発明の他の実施形態を示す要部の断面図
【図5】図2のA’−A’断面図
【図6】従来の廃棄物処理装置におけるロータリキルン
を示す縦断面図
を示す縦断面図
【図7】従来のロータリキルンの空気供給部分を示す要
部縦断面図
部縦断面図
【図8】従来のロータリキルンの攪拌作用を説明する要
部断面図
部断面図
【符号の説明】 1 回転胴 20 冷却機構 21 伝熱部 22 カバー体 23 ノズル 24 回収部 25 フランジ部 26 弾性金属片 S シール機構 L ラビリンス機構
Claims (4)
- 【請求項1】 投入された廃棄物を回転搬送しながら焼
却処理する回転胴(1)を備えたロータリキルンであっ
て、 前記回転胴(1)の外周部に、熱媒体を供給して前記回
転胴(1)の壁部を冷却する冷却機構(20)を設けて
あるロータリキルン。 - 【請求項2】 前記熱媒体が、液体である請求項1記載
のロータリキルン。 - 【請求項3】 前記冷却機構(20)は、前記回転胴
(1)の下流側の外周部に伝熱面積を大きく形成した伝
熱部(21)と、該伝熱部(21)を覆うカバー体(2
2)と、該カバー体(22)の周部に配設され該伝熱部
(21)に冷却水を供給するノズル(23)とで構成し
てあり、 該カバー体(22)の底部を冷却に供された冷却水の回
収部(24)としてある請求項2記載のロータリキル
ン。 - 【請求項4】 前記カバー体(22)の上流側には前記
回転胴(1)に設けたフランジ部(25)に対して弾性
金属片(26)で押圧するシール機構(S)を設けてあ
り、前記カバー体(22)の下流側にはラビリンス機構
(L)を設けると共に、該ラビリンス機構(L)から蒸
気を逃がすように構成してある請求項3記載のロータリ
キルン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16950296A JPH1019220A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | ロータリキルン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16950296A JPH1019220A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | ロータリキルン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1019220A true JPH1019220A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15887712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16950296A Pending JPH1019220A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | ロータリキルン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1019220A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005207627A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Taihei Kogyo Co Ltd | フライアッシュ処理装置 |
JP2007031275A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Bluecher Gmbh | 活性炭の製造のための回転チューブ及び回転管状炉又はそれらの使用 |
JP2010127607A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Nikko Co Ltd | ロータリーキルン |
JP2011140404A (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-21 | Ube Industries Ltd | セメント製造装置およびセメント製造装置の冷却方法 |
JP2011163587A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Ube Industries Ltd | ロータリーキルンの冷却装置および冷却方法 |
JP2013170779A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | ロータリーキルンの冷却構造 |
JP2014040987A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Takasago Ind Co Ltd | ロータリーキルンのシール構造およびロータリーキルン |
CN109539779A (zh) * | 2018-12-30 | 2019-03-29 | 洛阳博华实业有限公司 | 一种带有安全防护装置的回转窑 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16950296A patent/JPH1019220A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005207627A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Taihei Kogyo Co Ltd | フライアッシュ処理装置 |
JP4524387B2 (ja) * | 2004-01-20 | 2010-08-18 | 太平工業株式会社 | フライアッシュ処理装置 |
JP2007031275A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Bluecher Gmbh | 活性炭の製造のための回転チューブ及び回転管状炉又はそれらの使用 |
JP4688039B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2011-05-25 | ブリュッヒャー ゲーエムベーハー | 活性炭の製造のための回転チューブ及び回転管状炉又はそれらの使用 |
JP2010127607A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Nikko Co Ltd | ロータリーキルン |
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CN109539779A (zh) * | 2018-12-30 | 2019-03-29 | 洛阳博华实业有限公司 | 一种带有安全防护装置的回转窑 |
CN109539779B (zh) * | 2018-12-30 | 2024-04-02 | 洛阳博华实业有限公司 | 一种带有安全防护装置的回转窑 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051118 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060328 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |