JPH10192085A - 布バネランバーサポートを有するシートバック - Google Patents
布バネランバーサポートを有するシートバックInfo
- Publication number
- JPH10192085A JPH10192085A JP35856496A JP35856496A JPH10192085A JP H10192085 A JPH10192085 A JP H10192085A JP 35856496 A JP35856496 A JP 35856496A JP 35856496 A JP35856496 A JP 35856496A JP H10192085 A JPH10192085 A JP H10192085A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- cloth spring
- cloth
- vertical rod
- lumbar support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 座者の背中側を布バネで安定よく支持すると
共に、座者の腰部に相当する部分のバネレートを必要に
応じて容易に調整できるようにする。 【解決手段】 座者の腰部から背部を支持する広面積な
布バネ４に加えて、座者の腰部を支持する伸縮自在な帯
状の布バネ７を布バネ４の下部寄りで前面側に重ねて備
え、その布バネ７の一端側を片側の縦杆部１ｂにワイヤ
フレーム８で止着固定し、且つ、他端側を他側の縦杆部
１ａに回転操作用ノブ５でねじ込み乃至はねじ戻し可能
に装備したねじ軸部５ａと空転自在に連結装着し、布バ
ネ７を無段階に緊張調節可能なランバーサポートとして
装備する。
共に、座者の腰部に相当する部分のバネレートを必要に
応じて容易に調整できるようにする。 【解決手段】 座者の腰部から背部を支持する広面積な
布バネ４に加えて、座者の腰部を支持する伸縮自在な帯
状の布バネ７を布バネ４の下部寄りで前面側に重ねて備
え、その布バネ７の一端側を片側の縦杆部１ｂにワイヤ
フレーム８で止着固定し、且つ、他端側を他側の縦杆部
１ａに回転操作用ノブ５でねじ込み乃至はねじ戻し可能
に装備したねじ軸部５ａと空転自在に連結装着し、布バ
ネ７を無段階に緊張調節可能なランバーサポートとして
装備する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、座者の腰部から背
部をバネ支持するランバーサポートをシートバックの内
部に組付け装備するシートバックに関するものである。
部をバネ支持するランバーサポートをシートバックの内
部に組付け装備するシートバックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車用のシートにおいては、ワイヤフ
レームを上下の各軸端側でシートバックフレームの各縦
杆部に夫々取付け固定すると共に、布バネを該ワイヤフ
レームの間に掛渡し張設することにより該布バネを簡易
なランバーサポートとしてシートバックの内部に組付け
装備するものがある。
レームを上下の各軸端側でシートバックフレームの各縦
杆部に夫々取付け固定すると共に、布バネを該ワイヤフ
レームの間に掛渡し張設することにより該布バネを簡易
なランバーサポートとしてシートバックの内部に組付け
装備するものがある。
【０００３】その布バネによるランバーサポートではバ
ネレートを布バネの張設状態で定めることができ、座者
の背中側は一定のバネレートで安定よく支持することが
できる。然し、腰部側は必要に応じてバネレートを適宜
に調節できると好ましく、上述したランバーサポートで
はバネレートを調節することはできない。
ネレートを布バネの張設状態で定めることができ、座者
の背中側は一定のバネレートで安定よく支持することが
できる。然し、腰部側は必要に応じてバネレートを適宜
に調節できると好ましく、上述したランバーサポートで
はバネレートを調節することはできない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、座者の背中
側を布バネで安定よく支持できると共に、座者の腰部に
相当する部分のバネレートを必要に応じて容易に調節可
能な布バネランバーサポートを有するシートバックを提
供することを目的とする。
側を布バネで安定よく支持できると共に、座者の腰部に
相当する部分のバネレートを必要に応じて容易に調節可
能な布バネランバーサポートを有するシートバックを提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る布バネラン
バーサポートを有するシートバックにおいては、ねじ軸
部を有する回転操作用のノブを縦杆部の外側より該ねじ
軸部でねじ込み乃至はねじ戻し可能に片側の縦杆部に備
え付けると共に、座者の腰部を支持する伸縮自在な帯状
の布バネを広面積な布バネの下部寄りで前面側に重ねて
備え、その布バネの一端側を該ねじ部の縦杆部より内側
に突出する軸端側に空転自在に連結装着し、且つ、他端
側を他側の縦杆部にワイヤフレームで止着固定し、該帯
状の布バネを無段階に調節可能なランバーサポートとし
て装備することにより構成されている。
バーサポートを有するシートバックにおいては、ねじ軸
部を有する回転操作用のノブを縦杆部の外側より該ねじ
軸部でねじ込み乃至はねじ戻し可能に片側の縦杆部に備
え付けると共に、座者の腰部を支持する伸縮自在な帯状
の布バネを広面積な布バネの下部寄りで前面側に重ねて
備え、その布バネの一端側を該ねじ部の縦杆部より内側
に突出する軸端側に空転自在に連結装着し、且つ、他端
側を他側の縦杆部にワイヤフレームで止着固定し、該帯
状の布バネを無段階に調節可能なランバーサポートとし
て装備することにより構成されている。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して説明す
ると、図示のシートバックは図１で示すように左右の縦
軸部１ａ，１ｂを備えて金属製の丸パイプ材を逆Ｕ字状
に軸曲げ形成したフレーム本体を有し、リクライニング
機構のブラケットプレート（図示せず）と対接固定され
る立付けプレート１ｃ，１ｄを各縦杆部１ａ，１ｂの軸
端に有するシートバックフレーム１をベースに組み立て
られている。
ると、図示のシートバックは図１で示すように左右の縦
軸部１ａ，１ｂを備えて金属製の丸パイプ材を逆Ｕ字状
に軸曲げ形成したフレーム本体を有し、リクライニング
機構のブラケットプレート（図示せず）と対接固定され
る立付けプレート１ｃ，１ｄを各縦杆部１ａ，１ｂの軸
端に有するシートバックフレーム１をベースに組み立て
られている。
【０００７】そのシートバックフレーム１はシートバッ
クフレーム１の縦杆部１ａ，１ｂに取付け固定させてワ
イヤフレーム２，３を備え、このワイヤーフレーム２，
３の間には座者の腰部から背部を支持する伸縮自在な広
面積の布バネ４を主たるランバーサポートとして掛渡し
張設することにより組み立てられている。
クフレーム１の縦杆部１ａ，１ｂに取付け固定させてワ
イヤフレーム２，３を備え、このワイヤーフレーム２，
３の間には座者の腰部から背部を支持する伸縮自在な広
面積の布バネ４を主たるランバーサポートとして掛渡し
張設することにより組み立てられている。
【０００８】そのシートバックフレーム１には、ねじ軸
部５ａを有する回転操作用のノブ５が縦杆部１ａの外側
よりねじ込み乃至はねじ戻し可能に片側の縦杆部１ａに
備え付けられている。この回転操作用のノブ５はシート
バックの外側部に位置され、図２で示すように受け座６
ａを頭部としてねじ山６ａを径内に設けた筒状のナット
６を縦杆部１ａの直交方向に埋込み装着することにより
ねじ軸５ａでねじ込み乃至はねじ戻し可能に螺合装備さ
れている。
部５ａを有する回転操作用のノブ５が縦杆部１ａの外側
よりねじ込み乃至はねじ戻し可能に片側の縦杆部１ａに
備え付けられている。この回転操作用のノブ５はシート
バックの外側部に位置され、図２で示すように受け座６
ａを頭部としてねじ山６ａを径内に設けた筒状のナット
６を縦杆部１ａの直交方向に埋込み装着することにより
ねじ軸５ａでねじ込み乃至はねじ戻し可能に螺合装備さ
れている。
【０００９】上述した広面積な布バネ４に加えて、シー
トバックフレーム１には座者の腰部を支持する伸縮自在
な帯状の布バネ７が備え付けられている。この布バネ７
は、広面積な布バネ４の下部寄りで前面側に重ねて縦杆
部１ａ，１ｂの間に張設配置されている。
トバックフレーム１には座者の腰部を支持する伸縮自在
な帯状の布バネ７が備え付けられている。この布バネ７
は、広面積な布バネ４の下部寄りで前面側に重ねて縦杆
部１ａ，１ｂの間に張設配置されている。
【００１０】その布バネ７は、図３で示すように一端側
が回転操作用ノブ５をねじ軸部５ａと連結させて装備さ
れている。この布バネ７の一端側には軸受け片７ａを軸
線上に備えた止め環７ｂを取り付け、ねじ軸部５ａのね
じ切りされていない小径の突端軸部５ｂを軸受け片７ａ
の受け穴７ｃ（図１参照）に挿通させてＥ字リング，プ
ッシュナット等の止め具７ｄを突端軸部５ｂに止着固定
することによりねじ軸部５ａと空転自在に組付け連結さ
れている。また、布バネ７の他端側は図４で示すように
フック状のトリムコード７ｅを備えて縦杆部１ｂの軸線
上に取付け固定したワイヤフレーム８に掛止め固定され
ている。
が回転操作用ノブ５をねじ軸部５ａと連結させて装備さ
れている。この布バネ７の一端側には軸受け片７ａを軸
線上に備えた止め環７ｂを取り付け、ねじ軸部５ａのね
じ切りされていない小径の突端軸部５ｂを軸受け片７ａ
の受け穴７ｃ（図１参照）に挿通させてＥ字リング，プ
ッシュナット等の止め具７ｄを突端軸部５ｂに止着固定
することによりねじ軸部５ａと空転自在に組付け連結さ
れている。また、布バネ７の他端側は図４で示すように
フック状のトリムコード７ｅを備えて縦杆部１ｂの軸線
上に取付け固定したワイヤフレーム８に掛止め固定され
ている。
【００１１】なお、上述した布バネ４，７としては伸縮
性を有する太い緯糸と細い撚り糸で非伸縮性の経糸とを
サティーン織りした織布（商品名「ダイメトロール」）
を用いるとよい。
性を有する太い緯糸と細い撚り糸で非伸縮性の経糸とを
サティーン織りした織布（商品名「ダイメトロール」）
を用いるとよい。
【００１２】このように構成するシートバックでは、座
者の背中側は布バネ４の張設状態によって定められる一
定のバネレートで安定よく支持することができる。それ
に加えて、ノブ５を時計方向乃至は反時計方向に回転操
作するのに伴って帯状の布バネ７をねじ軸５ａで緊張乃
至は緊張弛めできるため、座者の腰部側は座者の必要に
応じたバネレートで安定よく支持することができる。
者の背中側は布バネ４の張設状態によって定められる一
定のバネレートで安定よく支持することができる。それ
に加えて、ノブ５を時計方向乃至は反時計方向に回転操
作するのに伴って帯状の布バネ７をねじ軸５ａで緊張乃
至は緊張弛めできるため、座者の腰部側は座者の必要に
応じたバネレートで安定よく支持することができる。
【００１３】その布バネ７の緊張乃至は緊張弛めは、ね
じ軸５ａのねじ込み乃至はねじ戻しで調節することから
短いストロークでも無段階に行える。また、ねじ軸５ａ
はねじ込み乃至はねじ戻しに伴って空転するよう布バネ
７と連結されているため、布バネ７はフラット状態に保
って張設装備することができる。
じ軸５ａのねじ込み乃至はねじ戻しで調節することから
短いストロークでも無段階に行える。また、ねじ軸５ａ
はねじ込み乃至はねじ戻しに伴って空転するよう布バネ
７と連結されているため、布バネ７はフラット状態に保
って張設装備することができる。
【００１４】添付図面ではランバーサポートを含むシー
トバックフレーム１のみを示すが、このシートバックフ
レーム１にはクッションパッドを布バネ４，７で背部か
ら支持するようシートバックフレーム１に組み付け、更
に、表皮材をクッションパッドに被着することによりシ
ートバックとして組み立てられる。
トバックフレーム１のみを示すが、このシートバックフ
レーム１にはクッションパッドを布バネ４，７で背部か
ら支持するようシートバックフレーム１に組み付け、更
に、表皮材をクッションパッドに被着することによりシ
ートバックとして組み立てられる。
【００１５】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る布バネランバ
ーサポートを有するシートバックに依れば、座者の腰部
から背部を広面積な布バネで安定よく支持できると共
に、帯状の布バネをノブの回転操作で緊張乃至は緊張弛
めすることにより座者の腰部を必要に応じたバネレート
で安定よく支持することができる。
ーサポートを有するシートバックに依れば、座者の腰部
から背部を広面積な布バネで安定よく支持できると共
に、帯状の布バネをノブの回転操作で緊張乃至は緊張弛
めすることにより座者の腰部を必要に応じたバネレート
で安定よく支持することができる。
【図１】本発明に係る布バネによるランバーサポートを
有するシートバック用のシートバックフレームを示す斜
視図である。
有するシートバック用のシートバックフレームを示す斜
視図である。
【図２】同シートバックフレームを横断面で示す説明図
である。
である。
【図３】同シートバックフレームに装備する布バネの片
端側を組立状態で示す説明図である。
端側を組立状態で示す説明図である。
【図４】同布バネの他端側を組立状態で示す説明図であ
る。
る。
１ シートバックフレーム １ａ，１ｂ シートバックフレームの縦杆部 ２，３ ワイヤフレーム ４ 広面積の布バネ ５ 回転操作用のノブ ５ａ ねじ軸 ７ 帯状の布バネ ８ ワイヤフレーム
Claims (1)
- 【請求項１】 ワイヤフレームを上下の各軸端側でシー
トバックフレームの各縦杆部に夫々取付け固定し、座者
の腰部から背部を支持する伸縮自在な広面積の布バネを
ランバーサポートとして該ワイヤフレームの間に掛渡し
張設するシートバックにおいて、 ねじ軸部を有する回転操作用のノブを縦杆部の外側より
該ねじ軸部でねじ込み乃至はねじ戻し可能に片側の縦杆
部に備え付けると共に、座者の腰部を支持する伸縮自在
な帯状の布バネを広面積な布バネの下部寄りで前面側に
重ねて備え、その布バネの一端側を該ねじ部の縦杆部よ
り内側に突出する軸端側に空転自在に連結装着し、且
つ、他端側を他側の縦杆部にワイヤフレームで止着固定
し、該帯状の布バネを無段階に調節可能なランバーサポ
ートとして装備したことを特徴とする布バネランバーサ
ポートを有するシートバック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35856496A JPH10192085A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 布バネランバーサポートを有するシートバック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35856496A JPH10192085A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 布バネランバーサポートを有するシートバック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10192085A true JPH10192085A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=18459968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35856496A Withdrawn JPH10192085A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 布バネランバーサポートを有するシートバック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10192085A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1530929A1 (en) | 2003-11-13 | 2005-05-18 | Kokuyo Co., Ltd. | Backrest for chair |
| JP2008000326A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | 背凭れ |
| CN100407964C (zh) * | 2006-01-24 | 2008-08-06 | 吴文进 | 一种承托腰部的座椅 |
| CN106618834A (zh) * | 2015-11-03 | 2017-05-10 | 何星宇 | 腰椎保健椅 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35856496A patent/JPH10192085A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1530929A1 (en) | 2003-11-13 | 2005-05-18 | Kokuyo Co., Ltd. | Backrest for chair |
| US7748783B2 (en) | 2003-11-13 | 2010-07-06 | Kokuyo Co., Ltd. | Backrest for chair |
| CN100407964C (zh) * | 2006-01-24 | 2008-08-06 | 吴文进 | 一种承托腰部的座椅 |
| JP2008000326A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | 背凭れ |
| CN106618834A (zh) * | 2015-11-03 | 2017-05-10 | 何星宇 | 腰椎保健椅 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |