JPH10190524A - コード発生器及び拡散通信システム - Google Patents
コード発生器及び拡散通信システムInfo
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- JPH10190524A JPH10190524A JP8346991A JP34699196A JPH10190524A JP H10190524 A JPH10190524 A JP H10190524A JP 8346991 A JP8346991 A JP 8346991A JP 34699196 A JP34699196 A JP 34699196A JP H10190524 A JPH10190524 A JP H10190524A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 拡散通信時のゴールド符号の同期確立を早期
に実現する。 【解決手段】 送信側のコード発生器を、マスク機能が
ついた第1及び第2のM系列発生手段と、それら出力を
乗算してゴールド符号を出力する乗算器とで構成した。
受信側のコード発生器も、マスク機能がついた第1及び
第2のM系列発生手段と、それら出力を乗算してゴール
ド符号を出力する乗算器とで構成した。受信側のコード
発生器では、第1及び第2のM系列発生手段がそれぞ
れ、送信側のマスク値に対して、M系列発生用の生成多
項式を演算した値をマスク値と発生するM系列発生構成
を有するマスク制御部を内蔵し、このマスク制御部内の
シフトレジスタのシフト量を制御して、出力ゴールド符
号を移相制御する。
に実現する。 【解決手段】 送信側のコード発生器を、マスク機能が
ついた第1及び第2のM系列発生手段と、それら出力を
乗算してゴールド符号を出力する乗算器とで構成した。
受信側のコード発生器も、マスク機能がついた第1及び
第2のM系列発生手段と、それら出力を乗算してゴール
ド符号を出力する乗算器とで構成した。受信側のコード
発生器では、第1及び第2のM系列発生手段がそれぞ
れ、送信側のマスク値に対して、M系列発生用の生成多
項式を演算した値をマスク値と発生するM系列発生構成
を有するマスク制御部を内蔵し、このマスク制御部内の
シフトレジスタのシフト量を制御して、出力ゴールド符
号を移相制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコード発生器及び拡
散通信システムに関し、例えば符号分割多重アクセス
(Code Division Multiple Access ;以下、「CDM
A」と呼ぶ)通信システムや、その基地局及び移動局の
コード発生器に適用し得るものである。
散通信システムに関し、例えば符号分割多重アクセス
(Code Division Multiple Access ;以下、「CDM
A」と呼ぶ)通信システムや、その基地局及び移動局の
コード発生器に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】CDMA通信システムついては、例え
ば、下記の文献に、米国基準方式が示されている。
ば、下記の文献に、米国基準方式が示されている。
【0003】文献:“Mobile Station-Base Station Co
mpatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread
Spectrum Cellular System ,TIA/EIA/IS−
95,July 1993,U.S.A.” 上記文献には、CDMA通信システムにおける移動局と
基地局の無線インタフェースが記述されている。
mpatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread
Spectrum Cellular System ,TIA/EIA/IS−
95,July 1993,U.S.A.” 上記文献には、CDMA通信システムにおける移動局と
基地局の無線インタフェースが記述されている。
【0004】従来のCDMA通信システムでは、CDM
A拡散符号として使用する疑似ランダム系列符号を発生
する方法として相関技術に利用される周期的なものとし
てM系列(maximum shift register sequence )を使用
している。この符号系列は、相関関数がデルタ関数に近
いという特長があり、自己相関特性が良好な特性を示す
ことが知られており、ハードウェア的に実現がしやす
く、制御しやすい特徴を有している。
A拡散符号として使用する疑似ランダム系列符号を発生
する方法として相関技術に利用される周期的なものとし
てM系列(maximum shift register sequence )を使用
している。この符号系列は、相関関数がデルタ関数に近
いという特長があり、自己相関特性が良好な特性を示す
ことが知られており、ハードウェア的に実現がしやす
く、制御しやすい特徴を有している。
【0005】CDMA方式では、マルチパス対策技術と
して受信波を逆拡散により拡散符号の符号単位で時間的
に分離して合成するRAKE受信方式が適用できる。R
AKE受信方式はマルチパス信号中からパワーの大きい
パスをいくつか選んで、独立に追従、復調動作をさせる
技術が必須である。
して受信波を逆拡散により拡散符号の符号単位で時間的
に分離して合成するRAKE受信方式が適用できる。R
AKE受信方式はマルチパス信号中からパワーの大きい
パスをいくつか選んで、独立に追従、復調動作をさせる
技術が必須である。
【0006】この技術は、時間的に任意の時間(個数)
ずれたPN符号を発生して、このPN符号で逆拡散して
パワーの大きいパスを探し出し、逆拡散によるマルチパ
ス復調動作を実現する。
ずれたPN符号を発生して、このPN符号で逆拡散して
パワーの大きいパスを探し出し、逆拡散によるマルチパ
ス復調動作を実現する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
M系列を用いたPN符号発生装置を用いたCDMA通信
システムでは、以下のような課題があった。すなわち、
M系列ランダム符号は自己相関特性は良好な特性を示す
が相互相関特性が大きく、そのため、他局間干渉が大き
く、CDMAの多重数を多く取ることができないという
課題があった。
M系列を用いたPN符号発生装置を用いたCDMA通信
システムでは、以下のような課題があった。すなわち、
M系列ランダム符号は自己相関特性は良好な特性を示す
が相互相関特性が大きく、そのため、他局間干渉が大き
く、CDMAの多重数を多く取ることができないという
課題があった。
【0008】そこで、拡散符号として、相互相関特性が
良好なゴールド符号を適用することが考えられるが、ゴ
ールド符号は、一般的には周期が非常に長く、移動局及
び基地局間のゴールド符号間の同期、特に上りリンクで
の同期を、どのように早期に確立させるかが技術的な課
題として残る。
良好なゴールド符号を適用することが考えられるが、ゴ
ールド符号は、一般的には周期が非常に長く、移動局及
び基地局間のゴールド符号間の同期、特に上りリンクで
の同期を、どのように早期に確立させるかが技術的な課
題として残る。
【0009】このような課題は、CDMA通信システム
だけでなく、1対1のゴールド符号を用いた拡散通信シ
ステムについても同様に生じている。
だけでなく、1対1のゴールド符号を用いた拡散通信シ
ステムについても同様に生じている。
【0010】拡散通信時のゴールド符号の同期確立に好
適なようにゴールド符号を発生するコード発生器や、ゴ
ールド符号の同期確立を早期に実現できる拡散通信シス
テムが求められている。
適なようにゴールド符号を発生するコード発生器や、ゴ
ールド符号の同期確立を早期に実現できる拡散通信シス
テムが求められている。
【0011】
【発明を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明のコード発生器は、(1) 第1及び第2
のM系列発生部と、(2) 第1のM系列発生部のシード情
報として固定値を格納した第1のシードレジスタと、
(3) マスク値として、固定値、又は、固定値に対して第
1のM系列発生部の生成多項式を演算した値を格納した
第1のマスクレジスタと、(4) 第1のM系列発生部から
出力されたM系列に対して、第1のマスクレジスタに格
納されているマスク値を用いてマスク演算処理を行なう
第1のマスク演算部と、(5) 第2のM系列発生部のシー
ド情報として、外部から与えられた当該コード発生器の
出力位相を表す値を格納した第2のシードレジスタと、
(6)マスク値として、固定値に対して第2のM系列発生
部の生成多項式を演算した値を格納した第2のマスクレ
ジスタと、(7) 第2のM系列発生部から出力されたM系
列に対して、第2のマスクレジスタに格納されているマ
スク値を用いてマスク演算処理を行なう第2のマスク演
算部と、(8) 第1及び第2のマスク演算部の出力を乗算
してゴールド符号を出力する乗算器とを有することを特
徴とする。
め、第1の本発明のコード発生器は、(1) 第1及び第2
のM系列発生部と、(2) 第1のM系列発生部のシード情
報として固定値を格納した第1のシードレジスタと、
(3) マスク値として、固定値、又は、固定値に対して第
1のM系列発生部の生成多項式を演算した値を格納した
第1のマスクレジスタと、(4) 第1のM系列発生部から
出力されたM系列に対して、第1のマスクレジスタに格
納されているマスク値を用いてマスク演算処理を行なう
第1のマスク演算部と、(5) 第2のM系列発生部のシー
ド情報として、外部から与えられた当該コード発生器の
出力位相を表す値を格納した第2のシードレジスタと、
(6)マスク値として、固定値に対して第2のM系列発生
部の生成多項式を演算した値を格納した第2のマスクレ
ジスタと、(7) 第2のM系列発生部から出力されたM系
列に対して、第2のマスクレジスタに格納されているマ
スク値を用いてマスク演算処理を行なう第2のマスク演
算部と、(8) 第1及び第2のマスク演算部の出力を乗算
してゴールド符号を出力する乗算器とを有することを特
徴とする。
【0012】第2の本発明のコード発生器は、(1) 第1
及び第2のM系列発生部と、(2) 第1のM系列発生部の
シード情報として固定値を格納した第1のシードレジス
タと、(3) マスク値として、固定値に対して、第1のM
系列発生部の生成多項式を演算した値を発生するM系列
発生構成を有する第1のマスク制御部と、(4) 第1のM
系列発生部から出力されたM系列に対して、第1のマス
ク制御部から出力されたマスク値を用いてマスク演算処
理を行なう第1のマスク演算部と、(5) 第2のM系列発
生部のシード情報として、外部から与えられた当該コー
ド発生器の出力位相を表す値を格納した第2のシードレ
ジスタと、(6) マスク値として、外部から与えられた固
定値に対して、第2のM系列発生部の生成多項式を演算
した値を発生するM系列発生構成を有する第2のマスク
制御部と、(7) 第2のM系列発生部から出力されたM系
列に対して、第2のマスク制御部から出力されたマスク
値を用いてマスク演算処理を行なう第2のマスク演算部
と、(8) 第1及び第2のマスク演算部の出力を乗算して
ゴールド符号を出力する乗算器とを有し、第1及び第2
のマスク制御部内のシフトレジスタのシフト量を制御し
て、出力ゴールド符号を移相制御できることを特徴とす
る。
及び第2のM系列発生部と、(2) 第1のM系列発生部の
シード情報として固定値を格納した第1のシードレジス
タと、(3) マスク値として、固定値に対して、第1のM
系列発生部の生成多項式を演算した値を発生するM系列
発生構成を有する第1のマスク制御部と、(4) 第1のM
系列発生部から出力されたM系列に対して、第1のマス
ク制御部から出力されたマスク値を用いてマスク演算処
理を行なう第1のマスク演算部と、(5) 第2のM系列発
生部のシード情報として、外部から与えられた当該コー
ド発生器の出力位相を表す値を格納した第2のシードレ
ジスタと、(6) マスク値として、外部から与えられた固
定値に対して、第2のM系列発生部の生成多項式を演算
した値を発生するM系列発生構成を有する第2のマスク
制御部と、(7) 第2のM系列発生部から出力されたM系
列に対して、第2のマスク制御部から出力されたマスク
値を用いてマスク演算処理を行なう第2のマスク演算部
と、(8) 第1及び第2のマスク演算部の出力を乗算して
ゴールド符号を出力する乗算器とを有し、第1及び第2
のマスク制御部内のシフトレジスタのシフト量を制御し
て、出力ゴールド符号を移相制御できることを特徴とす
る。
【0013】さらに、第3の本発明は、第2の拡散通信
装置がゴールド符号を拡散符号として用いて所定チャネ
ルの送信データをスペクトル拡散して第1の拡散通信装
置に送信する拡散通信システムにおいて、第1の拡散通
信装置における、同期捕捉、逆拡散処理のためにゴール
ド符号を発生するコード発生器として、第2の本発明の
コード発生器を適用すると共に、第2の拡散通信装置に
おける、拡散処理のためにゴールド符号を発生するコー
ド発生器として、第1の本発明のコード発生器を適用し
たことを特徴とする。
装置がゴールド符号を拡散符号として用いて所定チャネ
ルの送信データをスペクトル拡散して第1の拡散通信装
置に送信する拡散通信システムにおいて、第1の拡散通
信装置における、同期捕捉、逆拡散処理のためにゴール
ド符号を発生するコード発生器として、第2の本発明の
コード発生器を適用すると共に、第2の拡散通信装置に
おける、拡散処理のためにゴールド符号を発生するコー
ド発生器として、第1の本発明のコード発生器を適用し
たことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるコード発生器
及び拡散通信通信システムを、CDMA移動体通信シス
テムに適用した一実施形態を図面を参照しながら詳述す
る。
及び拡散通信通信システムを、CDMA移動体通信シス
テムに適用した一実施形態を図面を参照しながら詳述す
る。
【0015】図1は、この実施形態のCDMA通信シス
テムの構成を示すブロック図である。この図1に示すよ
うに、CDMA通信システムは、基地局と複数の移動局
から構成されている。なお、図1においては、ロングコ
ードを「LC」で、マスクを「MASK」で表してい
る。
テムの構成を示すブロック図である。この図1に示すよ
うに、CDMA通信システムは、基地局と複数の移動局
から構成されている。なお、図1においては、ロングコ
ードを「LC」で、マスクを「MASK」で表してい
る。
【0016】基地局は、フレーム長を規定する短周期拡
散信号を送信するパイロットチャネルの送信部1と、制
御データを送信する共通物理チャネルの送信部2と、通
話音声、データを送受信するための通話チャネルの送信
部3及び受信部4と、移動局からの制御データを受信す
る機能を有するアクセスチャネルの受信部5から構成さ
れている。
散信号を送信するパイロットチャネルの送信部1と、制
御データを送信する共通物理チャネルの送信部2と、通
話音声、データを送受信するための通話チャネルの送信
部3及び受信部4と、移動局からの制御データを受信す
る機能を有するアクセスチャネルの受信部5から構成さ
れている。
【0017】これらチャネルの送信部1〜3や受信部
4、5は、制御プロセッサ6と接続され、当該制御ブロ
セッサ6により制御される。また、これらチャネルの送
信部1〜3や受信部4、5は、高周波部(RF/IF)
7と、インタフェース部8を経由して接続され、電波の
送信、受信が行なわれる。インタフェース部8では、送
信チャネルに対しては、CDMAの拡散符号を合成する
合成器として動作し、受信チャネルに対しては、分配機
能部として動作する。
4、5は、制御プロセッサ6と接続され、当該制御ブロ
セッサ6により制御される。また、これらチャネルの送
信部1〜3や受信部4、5は、高周波部(RF/IF)
7と、インタフェース部8を経由して接続され、電波の
送信、受信が行なわれる。インタフェース部8では、送
信チャネルに対しては、CDMAの拡散符号を合成する
合成器として動作し、受信チャネルに対しては、分配機
能部として動作する。
【0018】一方、移動局は、基地局に対向する形で構
成され、パイロット信号を受信してフレーム位相を検出
するパイロットチャネル受信部10と、制御データを受
信する共通物理チャネルの受信部11と、通話音声、デ
ータを送受信するための通話チャネルの受信部12及び
送信部13と、当該移動局から制御データ送信する機能
を有するアクセスチャネルの送信部14とから構成され
ている。
成され、パイロット信号を受信してフレーム位相を検出
するパイロットチャネル受信部10と、制御データを受
信する共通物理チャネルの受信部11と、通話音声、デ
ータを送受信するための通話チャネルの受信部12及び
送信部13と、当該移動局から制御データ送信する機能
を有するアクセスチャネルの送信部14とから構成され
ている。
【0019】これらチャネルの受信部10〜12や送信
部13、14は、制御プロセッサ15と接続され、当該
プロセッサにより制御される。また、これらチャネルの
受信部10〜12や送信部13、14は、高周波回路1
7と、インタフェース部16を経由して接続され、電波
の送信、受信が行なわれる。インタフェース部16で
は、送信チャネルに対しては、CDMAの拡散符号を合
成する合成器として動作し、受信チャネルに対しては、
分配機能部として動作する。
部13、14は、制御プロセッサ15と接続され、当該
プロセッサにより制御される。また、これらチャネルの
受信部10〜12や送信部13、14は、高周波回路1
7と、インタフェース部16を経由して接続され、電波
の送信、受信が行なわれる。インタフェース部16で
は、送信チャネルに対しては、CDMAの拡散符号を合
成する合成器として動作し、受信チャネルに対しては、
分配機能部として動作する。
【0020】基地局におけるパイロットチャネルの送信
部1は、フレーム長を規定する短周期拡散信号を送信す
る機能を有し、他の送信チャネル(共通物理チャネルや
通話チャネル)はこのフレーム周期に一致した形で送信
動作が行なわれる。フレーム長は、通常10ms程度と
なっており、10msを周期としてPN符号が生成され
てパイロットチャネルのデータが拡散されて送信され
る。
部1は、フレーム長を規定する短周期拡散信号を送信す
る機能を有し、他の送信チャネル(共通物理チャネルや
通話チャネル)はこのフレーム周期に一致した形で送信
動作が行なわれる。フレーム長は、通常10ms程度と
なっており、10msを周期としてPN符号が生成され
てパイロットチャネルのデータが拡散されて送信され
る。
【0021】一方、移動局におけるパイロットチャネル
の受信部10では、基地局から送られてきたパイロット
信号を、マッチドフイルタ又はスライデイング相関器に
より捕捉することにより、基地局のパイロットチャネル
送信部1で構成されたフレーム周期及び位相を取得す
る。また、基地局からの他のチャネルは、このフレーム
周期に一致した形で送信動作が行なわれているため、こ
のフレーム位相を取得することにより、フレームの先頭
が既知となり、それに合わせたコードを発生して受信が
可能となる。
の受信部10では、基地局から送られてきたパイロット
信号を、マッチドフイルタ又はスライデイング相関器に
より捕捉することにより、基地局のパイロットチャネル
送信部1で構成されたフレーム周期及び位相を取得す
る。また、基地局からの他のチャネルは、このフレーム
周期に一致した形で送信動作が行なわれているため、こ
のフレーム位相を取得することにより、フレームの先頭
が既知となり、それに合わせたコードを発生して受信が
可能となる。
【0022】基地局のパイロットチャネルでは、フレー
ムをいくつか組み合わせたスーパーフレーム構造によ
り、制御データを送信する仕組みを有しており、パイロ
ットチャネル送信部1は、当該スーパーフレームのn個
先に発生するロングコードの発生情報を発生するロング
コード先行位相発生器20を有し、当該ロングコード先
行位相と、下りリンク(基地局から移動局へのリンク)
のロングコードゴールド符号のデータを規定するマスク
情報とをスーパーフレームを使用して移動局へ報知す
る。ロングコード先行位相は、上りリンク(移動局から
基地局へのリンク)のロングコード位相(スーパーフレ
ームのn個先に発生するロングコードの発生シード情
報)を規定し、マスク情報は、下りリンクのロングコー
ドのゴールド符号の発生位置を規定する。
ムをいくつか組み合わせたスーパーフレーム構造によ
り、制御データを送信する仕組みを有しており、パイロ
ットチャネル送信部1は、当該スーパーフレームのn個
先に発生するロングコードの発生情報を発生するロング
コード先行位相発生器20を有し、当該ロングコード先
行位相と、下りリンク(基地局から移動局へのリンク)
のロングコードゴールド符号のデータを規定するマスク
情報とをスーパーフレームを使用して移動局へ報知す
る。ロングコード先行位相は、上りリンク(移動局から
基地局へのリンク)のロングコード位相(スーパーフレ
ームのn個先に発生するロングコードの発生シード情
報)を規定し、マスク情報は、下りリンクのロングコー
ドのゴールド符号の発生位置を規定する。
【0023】以下、この実施形態のCDMA通信システ
ムにおけるロングコードの処理及び処理構成について説
明する。
ムにおけるロングコードの処理及び処理構成について説
明する。
【0024】図2は、この実施形態のCDMA通信シス
テムにおけるロングコードの処理の流れを示している。
なお、図2においても、ロングコードを「LC」で、マ
スクを「MASK」で表している。
テムにおけるロングコードの処理の流れを示している。
なお、図2においても、ロングコードを「LC」で、マ
スクを「MASK」で表している。
【0025】この実施形態のCDMA通信システムで
は、ロングコードを用いて、通話チャネルや共通物理チ
ャネルの送受信を行なう。そのため、システムは、ロン
グコードの送受信間の同期をとる機能を有する。
は、ロングコードを用いて、通話チャネルや共通物理チ
ャネルの送受信を行なう。そのため、システムは、ロン
グコードの送受信間の同期をとる機能を有する。
【0026】基地局のパイロットチャネル送信部1は、
上り通話チャネルのロングコード位相状態を発生する上
りロングコード先行位相発生器20を有する。この発生
器20が発生する上り通話チャネルのロングコード位相
は、通話チャネルの上りリンクの移動局と基地局とのロ
ングコードの位相を合わせるために使用されるものであ
る。この発生器20では、スーパーフレーム毎に、nス
ーパーフレーム先に発生する上りリンクのロングコード
の状態を発生する。
上り通話チャネルのロングコード位相状態を発生する上
りロングコード先行位相発生器20を有する。この発生
器20が発生する上り通話チャネルのロングコード位相
は、通話チャネルの上りリンクの移動局と基地局とのロ
ングコードの位相を合わせるために使用されるものであ
る。この発生器20では、スーパーフレーム毎に、nス
ーパーフレーム先に発生する上りリンクのロングコード
の状態を発生する。
【0027】基地局の共通物理チャネル送信部2は、マ
スク機能付きのロングコード発生器21を有し、マスク
処理を施した後のロングコード(ゴールド符号)を用い
て、共通物理チャネルのデータに拡散処理を施して移動
局側に送信する。
スク機能付きのロングコード発生器21を有し、マスク
処理を施した後のロングコード(ゴールド符号)を用い
て、共通物理チャネルのデータに拡散処理を施して移動
局側に送信する。
【0028】また、基地局の通話チャネル送信部3も、
マスク機能付きのロングコード発生器22を有し、マス
ク処理を施した後のロングコード(ゴールド符号)を用
いて、下り通話チャネルのデータに拡散処理を施して移
動局側に送信する。
マスク機能付きのロングコード発生器22を有し、マス
ク処理を施した後のロングコード(ゴールド符号)を用
いて、下り通話チャネルのデータに拡散処理を施して移
動局側に送信する。
【0029】ここで、パイロットチャネルは、例えば1
0ms周期のフレーム構成をとっており、基地局の共通
物理チャネル送信部2内のロングコード発生器21や通
話チャネル送信部3内のロングコード発生器22は、パ
イロットチャネルデータのフレーム先頭のタイミングか
ら、ロングコードを発生し直すようになっており、これ
により、当該基地局と移動局間の同期通信を可能として
いる。
0ms周期のフレーム構成をとっており、基地局の共通
物理チャネル送信部2内のロングコード発生器21や通
話チャネル送信部3内のロングコード発生器22は、パ
イロットチャネルデータのフレーム先頭のタイミングか
ら、ロングコードを発生し直すようになっており、これ
により、当該基地局と移動局間の同期通信を可能として
いる。
【0030】基地局の共通物理チャネル送信部2及び通
話チャネル送信部3がマスク処理で用いるマスク情報
(下りマスク情報;例えば基地局ID)は、パイロット
チャネルを用いて、移動局に伝送される。
話チャネル送信部3がマスク処理で用いるマスク情報
(下りマスク情報;例えば基地局ID)は、パイロット
チャネルを用いて、移動局に伝送される。
【0031】移動局のパイロットチャネル受信部10が
受信した上りロングコード先行位相情報は、制御プロセ
ッサ15の制御下で、通話チャネル送信部13に与えら
れる。また、移動局のパイロットチャネル受信部10が
受信した下りマスク情報は、制御プロセッサ15の制御
下で、共通物理チャネル受信部11又は通話チャネル受
信部12に与えられる。
受信した上りロングコード先行位相情報は、制御プロセ
ッサ15の制御下で、通話チャネル送信部13に与えら
れる。また、移動局のパイロットチャネル受信部10が
受信した下りマスク情報は、制御プロセッサ15の制御
下で、共通物理チャネル受信部11又は通話チャネル受
信部12に与えられる。
【0032】移動局の共通物理チャネル受信部11は、
マスク機能付きのロングコード発生器24を有し、基地
局から与えられた下りマスク情報を用いたマスク処理を
施した後のロングコード(ゴールド符号)を用いて、共
通物理チャネルの受信データに逆拡散処理を施す。
マスク機能付きのロングコード発生器24を有し、基地
局から与えられた下りマスク情報を用いたマスク処理を
施した後のロングコード(ゴールド符号)を用いて、共
通物理チャネルの受信データに逆拡散処理を施す。
【0033】移動局の通話チャネル受信部12は、マス
ク機能付きのロングコード発生器25を有し、基地局か
ら与えられた下りマスク情報を用いたマスク処理を施し
た後のロングコード(ゴールド符号)を用いて、下り通
話チャネルの受信データに逆拡散処理を施す。
ク機能付きのロングコード発生器25を有し、基地局か
ら与えられた下りマスク情報を用いたマスク処理を施し
た後のロングコード(ゴールド符号)を用いて、下り通
話チャネルの受信データに逆拡散処理を施す。
【0034】ここで、パイロットチャネルは、上述した
ように、例えば10ms周期のフレーム構成をとってお
り、共通物理チャネル受信部11内のロングコード発生
器24や、通話チャネル受信部12内のロングコード発
生器25は、パイロットチャネルデータの受信フレーム
の先頭タイミングから、ロングコードを発生し直すよう
になっており、これにより、基地局との間の同期受信を
行なっている。
ように、例えば10ms周期のフレーム構成をとってお
り、共通物理チャネル受信部11内のロングコード発生
器24や、通話チャネル受信部12内のロングコード発
生器25は、パイロットチャネルデータの受信フレーム
の先頭タイミングから、ロングコードを発生し直すよう
になっており、これにより、基地局との間の同期受信を
行なっている。
【0035】移動局の通話チャネル送信部13には、上
述したように、パイロットチャネル受信部10が受信し
た上りロングコード先行位相情報が与えられ、これに加
えて、当該移動局のIDがマスク情報として与えられ
る。この通話チャネル送信部13内のロングコード発生
器26は、後述するように、上りロングコード先行位相
情報や移動局IDを利用したマスク情報を用いてロング
コード(ゴールド符号)を生成する。移動局の通話チャ
ネル送信部13は、このロングコードを用いて、上り通
話チャネルのデータに拡散処理を施して基地局側に送信
する。
述したように、パイロットチャネル受信部10が受信し
た上りロングコード先行位相情報が与えられ、これに加
えて、当該移動局のIDがマスク情報として与えられ
る。この通話チャネル送信部13内のロングコード発生
器26は、後述するように、上りロングコード先行位相
情報や移動局IDを利用したマスク情報を用いてロング
コード(ゴールド符号)を生成する。移動局の通話チャ
ネル送信部13は、このロングコードを用いて、上り通
話チャネルのデータに拡散処理を施して基地局側に送信
する。
【0036】移動局IDは、アクセスチャネル送信部1
4によって、アクセスチャネルを通じて基地局に伝送さ
れる。基地局のアクセスチャネル受信部5が受信した移
動局IDは、制御プロセッサ6の制御下で、通話チャネ
ル受信部4に与えられる。この通話チャネル受信部4に
は、パイロットチャネル送信部1での上りロングコード
先行位相情報も与えられる。この通話チャネル送信部4
内のロングコード発生器23は、後述するように、上り
ロングコード先行位相情報や移動局IDを利用したマス
ク情報を用いてロングコード(ゴールド符号)を生成す
る。基地局の通話チャネル受信部4は、このロングコー
ドを用いて、上り通話チャネルの受信データに逆拡散処
理を施す。
4によって、アクセスチャネルを通じて基地局に伝送さ
れる。基地局のアクセスチャネル受信部5が受信した移
動局IDは、制御プロセッサ6の制御下で、通話チャネ
ル受信部4に与えられる。この通話チャネル受信部4に
は、パイロットチャネル送信部1での上りロングコード
先行位相情報も与えられる。この通話チャネル送信部4
内のロングコード発生器23は、後述するように、上り
ロングコード先行位相情報や移動局IDを利用したマス
ク情報を用いてロングコード(ゴールド符号)を生成す
る。基地局の通話チャネル受信部4は、このロングコー
ドを用いて、上り通話チャネルの受信データに逆拡散処
理を施す。
【0037】図3は、この上りロングコード先行位相発
生器20の詳細構成を示すものである。
生器20の詳細構成を示すものである。
【0038】図3において、上りロングコード先行位相
発生器20は、nスーパーフレーム先のロングコードの
シード情報を格納するレジスタ20aと、このレジスタ
20aの値から、nスーパーフレーム先までのロングコ
ードシード情報を、スーパーフレーム毎に更新する先行
PN位相発生部20bとから構成されている。
発生器20は、nスーパーフレーム先のロングコードの
シード情報を格納するレジスタ20aと、このレジスタ
20aの値から、nスーパーフレーム先までのロングコ
ードシード情報を、スーパーフレーム毎に更新する先行
PN位相発生部20bとから構成されている。
【0039】この実施形態の場合、ロングコードとし
て、M系列を用いた2種類の疑似ランダム系列符号(P
N)を乗算したゴールド符号を用いているが、その一方
の疑似ランダム系列符号の時刻によって定まる値を、各
スーパーフレームについてのロングコードシード情報と
している。
て、M系列を用いた2種類の疑似ランダム系列符号(P
N)を乗算したゴールド符号を用いているが、その一方
の疑似ランダム系列符号の時刻によって定まる値を、各
スーパーフレームについてのロングコードシード情報と
している。
【0040】先行PN位相発生部20bにおいて、nス
ーパーフレーム先のロングコードシード情報を更新する
方法は、以下の通りである。
ーパーフレーム先のロングコードシード情報を更新する
方法は、以下の通りである。
【0041】先行PN位相発生部20bは、この実施形
態の場合、上述したように、疑似ランダム系列符号を発
生するものであり、疑似ランダム系列符号は線形性を有
するものである。そのため、そのnスーパーフレームだ
け時間が経過したときのレジスタの内容を(Yn ,Yn-
1 ,…,Y0 )、現在のレジスタの内容を(Xn ,Xn-
1 ,…,X0 )とすると、上りロングコード先行位相発
生器20は、スーパーフレーム毎に、固定の線形係数a
i,j (iは0〜n,jは0〜n)を用いた(1)式で示す
変換式を実行することにより、nスーパーフレーム先の
ロングコードシード情報を得ることができる。
態の場合、上述したように、疑似ランダム系列符号を発
生するものであり、疑似ランダム系列符号は線形性を有
するものである。そのため、そのnスーパーフレームだ
け時間が経過したときのレジスタの内容を(Yn ,Yn-
1 ,…,Y0 )、現在のレジスタの内容を(Xn ,Xn-
1 ,…,X0 )とすると、上りロングコード先行位相発
生器20は、スーパーフレーム毎に、固定の線形係数a
i,j (iは0〜n,jは0〜n)を用いた(1)式で示す
変換式を実行することにより、nスーパーフレーム先の
ロングコードシード情報を得ることができる。
【0042】 Y0 =a0,n Xn +a0,n-1 Xn-1 +…+a0,0 X0 Y1 =a1,n Xn +a1,n-1 Xn-1 +…+a1,0 X0 … Yn =an,n Xn +an,n-1 Xn-1 +…+an,0 X0 … (1) 先行PN位相発生部20bの出力はレジスタ20aの入
力にフィードバックされるように接続されており、レジ
スタ20aのクロック入力にはスーパーフレーム周期で
発生するスーパーフレームタイミングが接続されてい
る。従って、スーパーフレームタイミング毎に、レジス
タ20aには、常にnスーパーフレーム先のロングコー
ドを発生するためのシード情報(上りロングコード先行
位相情報)が書き込まれている。
力にフィードバックされるように接続されており、レジ
スタ20aのクロック入力にはスーパーフレーム周期で
発生するスーパーフレームタイミングが接続されてい
る。従って、スーパーフレームタイミング毎に、レジス
タ20aには、常にnスーパーフレーム先のロングコー
ドを発生するためのシード情報(上りロングコード先行
位相情報)が書き込まれている。
【0043】この上りロングコード先行位相情報は、図
2に示すように、パイロットチャネルのスーパーフレー
ムを使用して各移動局に報知される。移動局は、この情
報を受信して、決められたスーパーフレームの時刻に上
り通話チャネルのロングコードの初期値を設定する。ま
た、基地局の上り通話チャネルも、この上りロングコー
ド先行位相情報を利用してロングコードの初期値を設定
する。
2に示すように、パイロットチャネルのスーパーフレー
ムを使用して各移動局に報知される。移動局は、この情
報を受信して、決められたスーパーフレームの時刻に上
り通話チャネルのロングコードの初期値を設定する。ま
た、基地局の上り通話チャネルも、この上りロングコー
ド先行位相情報を利用してロングコードの初期値を設定
する。
【0044】この実施形態の場合、上りリンクには232
−1周期のロングコード(ゴールド符号)を使用する。
このロングコードは上り通話チャネルに使用される。
−1周期のロングコード(ゴールド符号)を使用する。
このロングコードは上り通話チャネルに使用される。
【0045】このように非常に長い周期のロングコード
を用いた場合、単純に同期をとっていた場合には、同期
を確立させるために数日間もかかる恐れがある。そこ
で、上りリンクで使用するロングコードの先行する位相
情報を、基地局から移動局に与えて、移動局において、
その位相情報に基づいたロングコードを発生させると共
に、基地局も、その位相情報に基づいたロングコードを
発生させ、ロングコードの同期確立を短時間でできるよ
うにしている。
を用いた場合、単純に同期をとっていた場合には、同期
を確立させるために数日間もかかる恐れがある。そこ
で、上りリンクで使用するロングコードの先行する位相
情報を、基地局から移動局に与えて、移動局において、
その位相情報に基づいたロングコードを発生させると共
に、基地局も、その位相情報に基づいたロングコードを
発生させ、ロングコードの同期確立を短時間でできるよ
うにしている。
【0046】図4は、移動局における通話チャネルの上
りリンクの送信側のロングコード発生器26の構成を示
すブロック図である。
りリンクの送信側のロングコード発生器26の構成を示
すブロック図である。
【0047】このロングコード発生器26は、232-1周
期のそれぞれ違う生成多項式g(x)、f(x)を有す
る2個のマスク機能付きPN符号発生器31及び32か
ら構成されており、各PN符号発生器31及び32の出
力を乗算器33によって乗算するこにより、ロングコー
ドとしてのゴールド符号を発生するものである。
期のそれぞれ違う生成多項式g(x)、f(x)を有す
る2個のマスク機能付きPN符号発生器31及び32か
ら構成されており、各PN符号発生器31及び32の出
力を乗算器33によって乗算するこにより、ロングコー
ドとしてのゴールド符号を発生するものである。
【0048】PN符号発生器31は、シードレジスタ4
0、ロングコード発生部41、マスクレジスタ42及び
マスク演算回路43から構成されている。
0、ロングコード発生部41、マスクレジスタ42及び
マスク演算回路43から構成されている。
【0049】シードレジスタ40には、当該移動体通信
システムに固定のシード値が保持され、ロングコード発
生部41は、この保持されているシード値を初期値と
し、生成多項式g(x)に従い、クロックが与えられる
毎にPN符号を更新生成して、そのときのPN符号系列
をマスク演算回路43に与える(内部シフトレジスタの
値をパラレルに出力する)。マスクレジスタ42には、
当該移動体通信システムに固定のマスク値(例えばオー
ル1)が保持されている。マスク演算回路43は、ロン
グコード発生部41からのパラレル出力Ai(iは0〜
i)に対して、マスクレジスタ42に保持されているマ
スク値Bi(iは0〜i)を用いたマスク演算を行な
い、その演算結果を乗算器33に出力する。
システムに固定のシード値が保持され、ロングコード発
生部41は、この保持されているシード値を初期値と
し、生成多項式g(x)に従い、クロックが与えられる
毎にPN符号を更新生成して、そのときのPN符号系列
をマスク演算回路43に与える(内部シフトレジスタの
値をパラレルに出力する)。マスクレジスタ42には、
当該移動体通信システムに固定のマスク値(例えばオー
ル1)が保持されている。マスク演算回路43は、ロン
グコード発生部41からのパラレル出力Ai(iは0〜
i)に対して、マスクレジスタ42に保持されているマ
スク値Bi(iは0〜i)を用いたマスク演算を行な
い、その演算結果を乗算器33に出力する。
【0050】他方のPN符号発生器32は、シードレジ
スタ44、ロングコード発生部45、マスクレジスタ4
6及びマスク演算回路47から構成されている。
スタ44、ロングコード発生部45、マスクレジスタ4
6及びマスク演算回路47から構成されている。
【0051】シードレジスタ44には、パイロットチャ
ネルによって伝送されてきた上りリンクのロングコード
先行位相情報の値(シード情報)が保持され(スーパー
フレームのタイミングで更新保持する)、ロングコード
発生部45は、この保持されているシード値を初期値と
し、生成多項式f(x)に従い、クロックが与えられる
毎にPN符号を更新生成して、そのときのPN符号系列
をマスク演算回路47に与える(内部シフトレジスタの
値をパラレルに出力する)。マスクレジスタ46には、
移動局固有のID情報が設定される。例えば、このマス
クレジスタ46の値としては、論理的なID情報にPN
符号発生器の生成多項式f(x)を演算したものが使用
される。マスク演算回路47は、ロングコード発生部4
5からのパラレル出力Ai(iは0〜i)に対して、マ
スクレジスタ46に保持されているマスク値Bi(iは
0〜i)を用いたマスク演算を行ない、その演算結果を
乗算器33に出力する。
ネルによって伝送されてきた上りリンクのロングコード
先行位相情報の値(シード情報)が保持され(スーパー
フレームのタイミングで更新保持する)、ロングコード
発生部45は、この保持されているシード値を初期値と
し、生成多項式f(x)に従い、クロックが与えられる
毎にPN符号を更新生成して、そのときのPN符号系列
をマスク演算回路47に与える(内部シフトレジスタの
値をパラレルに出力する)。マスクレジスタ46には、
移動局固有のID情報が設定される。例えば、このマス
クレジスタ46の値としては、論理的なID情報にPN
符号発生器の生成多項式f(x)を演算したものが使用
される。マスク演算回路47は、ロングコード発生部4
5からのパラレル出力Ai(iは0〜i)に対して、マ
スクレジスタ46に保持されているマスク値Bi(iは
0〜i)を用いたマスク演算を行ない、その演算結果を
乗算器33に出力する。
【0052】この乗算器33が、両マスク演算回路43
及び47の出力を乗算することにより、ロングコードと
してのゴールド符号が生成される。
及び47の出力を乗算することにより、ロングコードと
してのゴールド符号が生成される。
【0053】図5は、ロングコード発生部45(41に
適用しても良い)の構成例を示すブロック図である。な
お、ロングコード発生部41も生成多項式が異なるの
で、排他的論理和(エクスクルーシブオア)素子の介挿
位置が異なるが、ほぼ同様な構成を有するものである。
適用しても良い)の構成例を示すブロック図である。な
お、ロングコード発生部41も生成多項式が異なるの
で、排他的論理和(エクスクルーシブオア)素子の介挿
位置が異なるが、ほぼ同様な構成を有するものである。
【0054】このロングコード発生部45は、シフトレ
ジスタを構成する32個のレジスタSR1〜SR32
と、排他的論理和素子ExOR1〜ExOR3とにより
実現され、シフトレジスタをシフトすることによりM系
列のPN信号を発生するものである。図5のものは、排
他的論理和素子ExOR1〜ExOR3をシフトレジス
タの間に挿入した構成(以下、内挿PN符号発生回路と
呼ぶ)のものであり、排他的論理和素子ExOR1をレ
ジスタSR1及びSR2間に、排他的論理和素子ExO
R2をレジスタSR2及びSR3間に、排他的論理和素
子ExOR3をレジスタSR22及びSR23間に設け
たものである。従って、このロングコード発生部41又
は45が発生する信号は、(2) 式に示す生成多項式P
(x)(=g(x))により決定されるものである。
ジスタを構成する32個のレジスタSR1〜SR32
と、排他的論理和素子ExOR1〜ExOR3とにより
実現され、シフトレジスタをシフトすることによりM系
列のPN信号を発生するものである。図5のものは、排
他的論理和素子ExOR1〜ExOR3をシフトレジス
タの間に挿入した構成(以下、内挿PN符号発生回路と
呼ぶ)のものであり、排他的論理和素子ExOR1をレ
ジスタSR1及びSR2間に、排他的論理和素子ExO
R2をレジスタSR2及びSR3間に、排他的論理和素
子ExOR3をレジスタSR22及びSR23間に設け
たものである。従って、このロングコード発生部41又
は45が発生する信号は、(2) 式に示す生成多項式P
(x)(=g(x))により決定されるものである。
【0055】 P(x)=x32+x22+x2 +1 (2) 図6は、マスク機能を実現するマスク演算回路43又は
47の構成を示すブロック図である。
47の構成を示すブロック図である。
【0056】マスク演算回路43又は47は、2つの入
力データAi(i=0〜i)及びBi(i=0〜i)の
対応ビットの論理積演算を論理積素子AND0〜AND
iによって行ない、そのすべての出力の排他的論理和の
演算を排他的論理和素子ExOR10によって行なった
結果を、マスク出力として出力するように構成したもの
である。
力データAi(i=0〜i)及びBi(i=0〜i)の
対応ビットの論理積演算を論理積素子AND0〜AND
iによって行ない、そのすべての出力の排他的論理和の
演算を排他的論理和素子ExOR10によって行なった
結果を、マスク出力として出力するように構成したもの
である。
【0057】図7は、基地局における通話チャネルの上
りリンクの受信側のロングコード発生器23の構成を示
すブロック図であり、図4との同一、対応部分には、同
一、対応符号を付して示している。
りリンクの受信側のロングコード発生器23の構成を示
すブロック図であり、図4との同一、対応部分には、同
一、対応符号を付して示している。
【0058】図7及び図4の比較から明らかなように、
受信側のロングコード発生器23は、送信側(移動局)
のロングコード発生器26とほぼ同様な構成を有する。
送信側(移動局)のロングコード発生器26と相違する
点は、マスクレジスタ42、46に代えて、マスク制御
部42A、46Aを適用している点である。
受信側のロングコード発生器23は、送信側(移動局)
のロングコード発生器26とほぼ同様な構成を有する。
送信側(移動局)のロングコード発生器26と相違する
点は、マスクレジスタ42、46に代えて、マスク制御
部42A、46Aを適用している点である。
【0059】各マスク制御部42A、46Aは、出力す
るマスク値を操作して当該ロングコード発生器23から
のゴールド符号をスライドさせ、図示しないスライディ
ング相関器において、移動局からの受信ゴールド符号系
列とのスライディング相関を行なうことを可能とするた
めに設けられている。
るマスク値を操作して当該ロングコード発生器23から
のゴールド符号をスライドさせ、図示しないスライディ
ング相関器において、移動局からの受信ゴールド符号系
列とのスライディング相関を行なうことを可能とするた
めに設けられている。
【0060】図8は、マスク制御部42A又は46A
(ここでは46Aとして説明する)の構成例を示すブロ
ック図であり、移動局及び当該基地局のロングコード発
生部45が、上述した図5に示す構成例で実現されてい
ることを前提としているものである。
(ここでは46Aとして説明する)の構成例を示すブロ
ック図であり、移動局及び当該基地局のロングコード発
生部45が、上述した図5に示す構成例で実現されてい
ることを前提としているものである。
【0061】このマスク制御部46Aは、シフトレジス
タを構成する32個のレジスタSR01〜SR032
と、排他的論理和素子ExOR01〜ExOR03とに
より実現され、シフトレジスタをシフトすることにより
M系列のPN信号を発生するものである。図8のもの
は、排他的論理和素子ExOR01〜ExOR03をシ
フトレジスタの外部に挿入した構成(以下、外挿PN符
号発生回路と呼ぶ)のものである。排他的論理和素子E
xOR01はレジスタSR01及び排他的論理和素子E
xOR02の出力が入力されて、その排他的論理和出力
をレジスタSR01に与え、論理和素子ExOR02は
レジスタSR02及び排他的論理和素子ExOR03の
出力が入力されて、その排他的論理和出力を排他的論理
和素子ExOR01に与え、排他的論理和素子ExOR
03はレジスタSR022及びSR032の出力が入力
されて、その排他的論理和出力を排他的論理和素子Ex
OR02に与える。従って、このマスク制御部46Aが
発生する信号は、上述した(2)式と全く同様な(3) 式に
示す生成多項式P(x)(=g(x))により決定され
るものである。
タを構成する32個のレジスタSR01〜SR032
と、排他的論理和素子ExOR01〜ExOR03とに
より実現され、シフトレジスタをシフトすることにより
M系列のPN信号を発生するものである。図8のもの
は、排他的論理和素子ExOR01〜ExOR03をシ
フトレジスタの外部に挿入した構成(以下、外挿PN符
号発生回路と呼ぶ)のものである。排他的論理和素子E
xOR01はレジスタSR01及び排他的論理和素子E
xOR02の出力が入力されて、その排他的論理和出力
をレジスタSR01に与え、論理和素子ExOR02は
レジスタSR02及び排他的論理和素子ExOR03の
出力が入力されて、その排他的論理和出力を排他的論理
和素子ExOR01に与え、排他的論理和素子ExOR
03はレジスタSR022及びSR032の出力が入力
されて、その排他的論理和出力を排他的論理和素子Ex
OR02に与える。従って、このマスク制御部46Aが
発生する信号は、上述した(2)式と全く同様な(3) 式に
示す生成多項式P(x)(=g(x))により決定され
るものである。
【0062】 P(x)=x32+x22+x2 +1 (3) なお、シフトレジスタSR01〜SR032には、移動
局から下りマスク情報として与えられた移動局IDが初
期値として設定される。また、シフトレジスタSR01
〜SR032にシフト動作させるために与えられるパル
ス信号UPは、スライディング相関のためのスライド量
を制御する図示しない制御部から与えられるものであ
り、ロングコード発生部45へのクロック信号CCLK
よりも短い周期で発生させることも可能なものである。
このパルス信号UPが生じることにより、乗算器33か
ら出力されるゴールド符号の位相を、1単位分だけ遅れ
させることができる。
局から下りマスク情報として与えられた移動局IDが初
期値として設定される。また、シフトレジスタSR01
〜SR032にシフト動作させるために与えられるパル
ス信号UPは、スライディング相関のためのスライド量
を制御する図示しない制御部から与えられるものであ
り、ロングコード発生部45へのクロック信号CCLK
よりも短い周期で発生させることも可能なものである。
このパルス信号UPが生じることにより、乗算器33か
ら出力されるゴールド符号の位相を、1単位分だけ遅れ
させることができる。
【0063】図9は、マスク制御部46Aの他の構成例
を示すブロック図であり、移動局及び当該基地局のロン
グコード発生部45が、上述した図5に示す構成例で実
現されていることを前提としているものである。
を示すブロック図であり、移動局及び当該基地局のロン
グコード発生部45が、上述した図5に示す構成例で実
現されていることを前提としているものである。
【0064】この図9に示すマスク制御部46Aは、そ
れぞれが2入力セレクタ及びDフリップフロップでなる
32個のセレクタ付レジスタSSRQ1〜SSRQ32
と、2個の排他的論理和素子ExOR11、ExOR1
2とから構成されているものである。32個のセレクタ
付レジスタSSRQ1〜SSRQ32は、シフト方向を
制御可能なシフトレジスタを構成している。
れぞれが2入力セレクタ及びDフリップフロップでなる
32個のセレクタ付レジスタSSRQ1〜SSRQ32
と、2個の排他的論理和素子ExOR11、ExOR1
2とから構成されているものである。32個のセレクタ
付レジスタSSRQ1〜SSRQ32は、シフト方向を
制御可能なシフトレジスタを構成している。
【0065】初段のセレクタ付レジスタSSRQ1のセ
レクタのA入力端子には排他的論理和素子ExOR11
の出力端子が接続されており、セレクタ付レジスタSS
RQ1のセレクタのB入力端子には次段のセレクタ付レ
ジスタSSRQ2の出力端子が接続されている。最終段
のセレクタ付レジスタSSRQ32のセレクタのB入力
端子には排他的論理和素子ExOR12の出力端子が接
続されており、セレクタ付レジスタSSRQ32のセレ
クタのA入力端子には前段のセレクタ付レジスタSSR
Q31の出力端子が接続されている。中間の各セレクタ
付レジスタSSRQj(jは2〜31)のセレクタのA
入力端子には前段のセレクタ付レジスタSSRQj−1
の出力端子が接続されており、セレクタ付レジスタSS
RQjのセレクタのB入力端子には次段のセレクタ付レ
ジスタSSRQj+1の出力端子が接続されている。
レクタのA入力端子には排他的論理和素子ExOR11
の出力端子が接続されており、セレクタ付レジスタSS
RQ1のセレクタのB入力端子には次段のセレクタ付レ
ジスタSSRQ2の出力端子が接続されている。最終段
のセレクタ付レジスタSSRQ32のセレクタのB入力
端子には排他的論理和素子ExOR12の出力端子が接
続されており、セレクタ付レジスタSSRQ32のセレ
クタのA入力端子には前段のセレクタ付レジスタSSR
Q31の出力端子が接続されている。中間の各セレクタ
付レジスタSSRQj(jは2〜31)のセレクタのA
入力端子には前段のセレクタ付レジスタSSRQj−1
の出力端子が接続されており、セレクタ付レジスタSS
RQjのセレクタのB入力端子には次段のセレクタ付レ
ジスタSSRQj+1の出力端子が接続されている。
【0066】排他的論理和素子ExOR11には、4個
のセレクタ付レジスタSSRQ1、SSRQ2、SSR
Q22、SSRQ32の出力が入力されるようになされ
ており、他方の排他的論理和素子ExOR12には、4
個のセレクタ付レジスタSSRQ1、SSRQ2、SS
RQ3、SSRQ23の出力が入力されるようになされ
ている。
のセレクタ付レジスタSSRQ1、SSRQ2、SSR
Q22、SSRQ32の出力が入力されるようになされ
ており、他方の排他的論理和素子ExOR12には、4
個のセレクタ付レジスタSSRQ1、SSRQ2、SS
RQ3、SSRQ23の出力が入力されるようになされ
ている。
【0067】図9に示すマスク制御部46Aは、図8に
示す回路と同様の回路であるが、生成多項式のビット配
列(ビットのMSBとLSBの順序)を逆にした2種類
の機能を実現するものであり、セレクタの選択制御端子
に与えられるDIR信号の「1」か「0」かにより、シ
フトレジスタのシフト方向を制御できるようにしたもの
である。すなわち、図9に示す構成では、ゴールド符号
の遅れ位相と進み位相を発生できる。DIR信号を
「1」とすることでセレクタのA入力端子が選択され、
図8の回路と同様な動作となり、DIR信号を「0」と
することでセレクタのB入力端子が選択され、シフトレ
ジスタのシフト方向が逆となり、進み位相のマスク情報
が発生できる。
示す回路と同様の回路であるが、生成多項式のビット配
列(ビットのMSBとLSBの順序)を逆にした2種類
の機能を実現するものであり、セレクタの選択制御端子
に与えられるDIR信号の「1」か「0」かにより、シ
フトレジスタのシフト方向を制御できるようにしたもの
である。すなわち、図9に示す構成では、ゴールド符号
の遅れ位相と進み位相を発生できる。DIR信号を
「1」とすることでセレクタのA入力端子が選択され、
図8の回路と同様な動作となり、DIR信号を「0」と
することでセレクタのB入力端子が選択され、シフトレ
ジスタのシフト方向が逆となり、進み位相のマスク情報
が発生できる。
【0068】以上のように、図7に示すロングコード発
生器23においては、基準となるPN符号発生器41、
45のシフトレジスタの出力値と、マスク制御部42
A、46Aのシフトレジスタの出力値とを、マスク演算
回路43、47で、論理積をとった後、排他的論理和を
とることで、現時刻の基準PN符号から1ビット遅れ
た、又は、進んだ時間位相のPN符号が発生することが
でき、マスク制御部42A、46Aのシフト動作を繰り
返すことにより、任意の時間位相のずれたPN符号を発
生させることが可能である。
生器23においては、基準となるPN符号発生器41、
45のシフトレジスタの出力値と、マスク制御部42
A、46Aのシフトレジスタの出力値とを、マスク演算
回路43、47で、論理積をとった後、排他的論理和を
とることで、現時刻の基準PN符号から1ビット遅れ
た、又は、進んだ時間位相のPN符号が発生することが
でき、マスク制御部42A、46Aのシフト動作を繰り
返すことにより、任意の時間位相のずれたPN符号を発
生させることが可能である。
【0069】また、PN符号を2個組み合わぜたゴール
ド符号も、マスク制御部42A、46Aを操作すること
により、任意の時間位相のずれたゴールド符号を発生さ
せることが可能である。
ド符号も、マスク制御部42A、46Aを操作すること
により、任意の時間位相のずれたゴールド符号を発生さ
せることが可能である。
【0070】このロングコード発生器23は、実際上、
非常に少ないゲート回路で実現でき、従って、LSI化
できてコストのかからない回路を実現できる。
非常に少ないゲート回路で実現でき、従って、LSI化
できてコストのかからない回路を実現できる。
【0071】この実施形態の上り通話チャネルについて
のロングコードの同期方式を整理すれば、以下の通りで
ある。
のロングコードの同期方式を整理すれば、以下の通りで
ある。
【0072】基準となるロングコードのシステム時刻
(シード情報)を、基地局のロングコード先行位相発生
器20で発生させ、これをパイロット信号から作成され
るフレーム周期のn倍の周期からなるスーパーフレーム
構成で移動局へ伝送し、指定されてn個先のスーパーフ
レームで通話チャネルのロングコード発生器26のシー
ドを設定する構成とし、基地局の上り通話チャネルにお
いてもロングコード先行位相情報が指定されてn個先の
スーパーフレームで通話チャネルののロングコード発生
器23がシードを設定する構成としたため、基地局の通
話チャネル受信部4と移動局通話チャネル送信部13に
おいて同時刻で同じシード情報がロングコード発生器2
3及び26に設定可能となる。
(シード情報)を、基地局のロングコード先行位相発生
器20で発生させ、これをパイロット信号から作成され
るフレーム周期のn倍の周期からなるスーパーフレーム
構成で移動局へ伝送し、指定されてn個先のスーパーフ
レームで通話チャネルのロングコード発生器26のシー
ドを設定する構成とし、基地局の上り通話チャネルにお
いてもロングコード先行位相情報が指定されてn個先の
スーパーフレームで通話チャネルののロングコード発生
器23がシードを設定する構成としたため、基地局の通
話チャネル受信部4と移動局通話チャネル送信部13に
おいて同時刻で同じシード情報がロングコード発生器2
3及び26に設定可能となる。
【0073】但し、ここで言う同時刻は、基地局と移動
局の間の電波伝搬する時間は含まれていないため、基地
局の通話チャネル受信部4では移動局通話チャネルから
送信されたロングコードは電波伝搬される時刻(往復時
間約6μs程度)遅れて到着する。
局の間の電波伝搬する時間は含まれていないため、基地
局の通話チャネル受信部4では移動局通話チャネルから
送信されたロングコードは電波伝搬される時刻(往復時
間約6μs程度)遅れて到着する。
【0074】これを解決するため、この実施形態では、
アクセスチャネルを使用して通話チャネルの送受信のロ
ングコード発生器23及び26に同じマスクコードを設
定できるように構成されている。このマスク情報は、ロ
ングコード先行位相のシード情報と違い、単なるデータ
なので時間的に厳しい制限はなく、通話チャネルの同期
捕捉動作が開始するまでに、移動局と基地局のロングコ
ード発生器23及び26のマスクレジスタ42、46又
はマスク制御部42A、46Aに設定されていれば良
い。また、このマスク情報の設定は、シード情報設定の
前であっても良く、後であっても良い。
アクセスチャネルを使用して通話チャネルの送受信のロ
ングコード発生器23及び26に同じマスクコードを設
定できるように構成されている。このマスク情報は、ロ
ングコード先行位相のシード情報と違い、単なるデータ
なので時間的に厳しい制限はなく、通話チャネルの同期
捕捉動作が開始するまでに、移動局と基地局のロングコ
ード発生器23及び26のマスクレジスタ42、46又
はマスク制御部42A、46Aに設定されていれば良
い。また、このマスク情報の設定は、シード情報設定の
前であっても良く、後であっても良い。
【0075】基地局の通話チャネル受信部4のマスク制
御部42A、46Aのシフトレジスタに設定されたマス
ク情報は、図8又は図9のシフトレジスタクロック信号
UPにパルスを1個入れる毎に、発生されるゴールド符
号が時間的に遅れ位相又は進み位相でスライドされた形
で発生する。このコードを、図示しないスライディング
相関器等に入力して遅延又は進みプロファイルを観測な
がらシフトレジスタのクロック制御を行なうことにより
同期捕捉が可能となる。
御部42A、46Aのシフトレジスタに設定されたマス
ク情報は、図8又は図9のシフトレジスタクロック信号
UPにパルスを1個入れる毎に、発生されるゴールド符
号が時間的に遅れ位相又は進み位相でスライドされた形
で発生する。このコードを、図示しないスライディング
相関器等に入力して遅延又は進みプロファイルを観測な
がらシフトレジスタのクロック制御を行なうことにより
同期捕捉が可能となる。
【0076】次に、基地局の共通物理チャネル送信部2
や通話チャネル送信部3内に設けられているロングコー
ド発生器21や22の構成について簡単に説明する。
や通話チャネル送信部3内に設けられているロングコー
ド発生器21や22の構成について簡単に説明する。
【0077】図示は省略するが、上述した図4のロング
コード発生器26の構成とほぼ同様な構成を有する。以
下では、図4の構成要素符号を参照しながら、ロングコ
ード発生器26とは異なっている点を中心に説明する。
コード発生器26の構成とほぼ同様な構成を有する。以
下では、図4の構成要素符号を参照しながら、ロングコ
ード発生器26とは異なっている点を中心に説明する。
【0078】ロングコード発生器21や22のシードレ
ジスタ40及び44には、ロングコード発生器26と異
なって、共に、システムに固定の値が設定される。ま
た、ロングコード発生器21や22のロングコード発生
部41及び45には、ロングコード発生器26と異なっ
て、例えば10ms毎にリセット信号が入力されるよう
になされている。このリセットタイミングは、パイロッ
トチャネルのフレームに同期している。ロングコード発
生器21や22のロングコード発生部41及び45の生
成多項式は、ロングコード発生器26の生成多項式より
低周期のものが適用されている。ロングコード発生器2
1や22のマスクレジスタ43には、システム固定値
(例えばオール1)が設定される点は、ロングコード発
生器26と同様であるが、マスクレジスタ46には、基
地局IDに基づいたマスク値が格納される点は、ロング
コード発生器26と異なっている。
ジスタ40及び44には、ロングコード発生器26と異
なって、共に、システムに固定の値が設定される。ま
た、ロングコード発生器21や22のロングコード発生
部41及び45には、ロングコード発生器26と異なっ
て、例えば10ms毎にリセット信号が入力されるよう
になされている。このリセットタイミングは、パイロッ
トチャネルのフレームに同期している。ロングコード発
生器21や22のロングコード発生部41及び45の生
成多項式は、ロングコード発生器26の生成多項式より
低周期のものが適用されている。ロングコード発生器2
1や22のマスクレジスタ43には、システム固定値
(例えばオール1)が設定される点は、ロングコード発
生器26と同様であるが、マスクレジスタ46には、基
地局IDに基づいたマスク値が格納される点は、ロング
コード発生器26と異なっている。
【0079】次に、移動局の共通物理チャネル受信部1
1や通話チャネル受信部12内に設けられているロング
コード発生器24や25の構成について簡単に説明す
る。
1や通話チャネル受信部12内に設けられているロング
コード発生器24や25の構成について簡単に説明す
る。
【0080】図示は省略するが、上述した図7のロング
コード発生器23の構成とほぼ同様な構成を有する。以
下では、図7の構成要素符号を参照しながら、ロングコ
ード発生器23とは異なっている点を中心に説明する。
コード発生器23の構成とほぼ同様な構成を有する。以
下では、図7の構成要素符号を参照しながら、ロングコ
ード発生器23とは異なっている点を中心に説明する。
【0081】ロングコード発生器24や25のシードレ
ジスタ40及び44には、ロングコード発生器26と異
なって、共に、システムに固定の値が設定される。ま
た、ロングコード発生器24や25のロングコード発生
部41及び45には、ロングコード発生器23と異なっ
て、例えば、パイロットチャネルのデータから得られた
10ms毎の信号がリセット信号として入力されるよう
になされている。ロングコード発生器24や25のロン
グコード発生部41及び45の生成多項式は、ロングコ
ード発生器23の生成多項式より低周期のものが適用さ
れている。ロングコード発生器24や25のマスクレジ
スタ43には、システム固定値(例えばオール1)が設
定される点は、ロングコード発生器26と同様である
が、マスク制御部46Aが、パイロットチャネルで伝送
されてきた基地局IDを初期値とし、生成多項式で符号
化したマスク値を出力する点は、ロングコード発生器2
3と異なっている。
ジスタ40及び44には、ロングコード発生器26と異
なって、共に、システムに固定の値が設定される。ま
た、ロングコード発生器24や25のロングコード発生
部41及び45には、ロングコード発生器23と異なっ
て、例えば、パイロットチャネルのデータから得られた
10ms毎の信号がリセット信号として入力されるよう
になされている。ロングコード発生器24や25のロン
グコード発生部41及び45の生成多項式は、ロングコ
ード発生器23の生成多項式より低周期のものが適用さ
れている。ロングコード発生器24や25のマスクレジ
スタ43には、システム固定値(例えばオール1)が設
定される点は、ロングコード発生器26と同様である
が、マスク制御部46Aが、パイロットチャネルで伝送
されてきた基地局IDを初期値とし、生成多項式で符号
化したマスク値を出力する点は、ロングコード発生器2
3と異なっている。
【0082】上記実施形態によれば、上り通話チャネル
等の拡散通信時のゴールド符号の同期確立を早期に実現
できるようになる。
等の拡散通信時のゴールド符号の同期確立を早期に実現
できるようになる。
【0083】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れず、種々の変形が可能である。その変形例としては、
例えば次のようなものがある。
れず、種々の変形が可能である。その変形例としては、
例えば次のようなものがある。
【0084】(1) ロングコード先行位相の伝送において
は必ずしもパイロットチャネルで伝送する必要はなく、
パイロットチャネルの基本フレームに同期したスーパー
フレームを使用して各移動局に報知できれば良い。従っ
て、例えば、共通物理チャネルで伝送しても良い。
は必ずしもパイロットチャネルで伝送する必要はなく、
パイロットチャネルの基本フレームに同期したスーパー
フレームを使用して各移動局に報知できれば良い。従っ
て、例えば、共通物理チャネルで伝送しても良い。
【0085】(2) PN符号発生器はM糸列のPN符号を
発生する回路であれば、どんな回路(どんな生成多項
式)であっても良く、どの値を基準PN符号としても良
い。
発生する回路であれば、どんな回路(どんな生成多項
式)であっても良く、どの値を基準PN符号としても良
い。
【0086】(3) マスク制御部は、PN符号発生器のM
系列のPN符号を発生する回路であれば、どんな回路
(どんな生成多項式)であっても良く、どの値を基準P
N符号としても良い。
系列のPN符号を発生する回路であれば、どんな回路
(どんな生成多項式)であっても良く、どの値を基準P
N符号としても良い。
【0087】(4) マスク情報発生器はPN符号発生器が
シフトレジスタの間に排他的論理和を挿入する形式(以
下、内挿PN符号発生回路と呼ぶ)の場合はマスク情報
発生器はシフトレジスタの外部に排他的論理和を挿入す
る形式(以下、外挿PN符号発生回路と呼ぶ)で実現で
きる。またPN符号発生器が外挿PN符号発生回路で実
現する場合マスク情報発生器は内挿PN符号発生回路で
実現できる。
シフトレジスタの間に排他的論理和を挿入する形式(以
下、内挿PN符号発生回路と呼ぶ)の場合はマスク情報
発生器はシフトレジスタの外部に排他的論理和を挿入す
る形式(以下、外挿PN符号発生回路と呼ぶ)で実現で
きる。またPN符号発生器が外挿PN符号発生回路で実
現する場合マスク情報発生器は内挿PN符号発生回路で
実現できる。
【0088】(5) シードレジスタやマスクレジスタ等
は、所定ビット数のデータを記憶するものであれば良
く、RAMなどの記憶回路であっても良い。
は、所定ビット数のデータを記憶するものであれば良
く、RAMなどの記憶回路であっても良い。
【0089】(6) 1対1のゴールド符号を用いた拡散通
信システムに本発明を適用することもできる。
信システムに本発明を適用することもできる。
【0090】
【発明の効果】以上のように、本発明のコード発生器及
び拡散通信システムによれば、拡散通信時のゴールド符
号の同期確立を早期に実現できるようになる。
び拡散通信システムによれば、拡散通信時のゴールド符
号の同期確立を早期に実現できるようになる。
【図1】実施形態のCDMA通信システムを示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】実施形態のロングコードの処理の流れを示す説
明図である。
明図である。
【図3】実施形態の上りロングコード先行位相発生器2
0の詳細ブロック図である。
0の詳細ブロック図である。
【図4】実施形態のロングコード発生器26の詳細ブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】図4のロングコード発生部45の詳細ブロック
図である。
図である。
【図6】図4のマスク演算回路43、47の詳細ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】実施形態のロングコード発生器23の詳細ブロ
ック図である。
ック図である。
【図8】図7のマスク制御部46Aの一例の詳細ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図9】図7のマスク制御部46Aの他の一例の詳細ブ
ロック図である。
ロック図である。
20…上りロングコード先行位相発生器、23…受信側
のロングコード発生器、26…送信側のロングコード発
生器、33…乗算器、40、44…シードレジスタ、4
1、45…ロングコード発生部、42、46…マスクレ
ジスタ、42A、46A…マスク制御部、43、47…
マスク演算回路。
のロングコード発生器、26…送信側のロングコード発
生器、33…乗算器、40、44…シードレジスタ、4
1、45…ロングコード発生部、42、46…マスクレ
ジスタ、42A、46A…マスク制御部、43、47…
マスク演算回路。
Claims (5)
- 【請求項1】 第1及び第2のM系列発生部と、 上記第1のM系列発生部のシード情報として固定値を格
納した第1のシードレジスタと、 マスク値として、固定値、又は、固定値に対して上記第
1のM系列発生部の生成多項式を演算した値を格納した
第1のマスクレジスタと、 上記第1のM系列発生部から出力されたM系列に対し
て、上記第1のマスクレジスタに格納されているマスク
値を用いてマスク演算処理を行なう第1のマスク演算部
と、 上記第2のM系列発生部のシード情報として、外部から
与えられた当該コード発生器の出力位相を表す値を格納
した第2のシードレジスタと、 マスク値として、固定値に対して上記第2のM系列発生
部の生成多項式を演算した値を格納した第2のマスクレ
ジスタと、 上記第2のM系列発生部から出力されたM系列に対し
て、上記第2のマスクレジスタに格納されているマスク
値を用いてマスク演算処理を行なう第2のマスク演算部
と、 上記第1及び第2のマスク演算部の出力を乗算してゴー
ルド符号を出力する乗算器とを有することを特徴とする
コード発生器。 - 【請求項2】 第1及び第2のM系列発生部と、 上記第1のM系列発生部のシード情報として固定値を格
納した第1のシードレジスタと、 マスク値として、固定値に対して、上記第1のM系列発
生部の生成多項式を演算した値を発生するM系列発生構
成を有する第1のマスク制御部と、 上記第1のM系列発生部から出力されたM系列に対し
て、上記第1のマスク制御部から出力されたマスク値を
用いてマスク演算処理を行なう第1のマスク演算部と、 上記第2のM系列発生部のシード情報として、外部から
与えられた当該コード発生器の出力位相を表す値を格納
した第2のシードレジスタと、 マスク値として、外部から与えられた固定値に対して、
上記第2のM系列発生部の生成多項式を演算した値を発
生するM系列発生構成を有する第2のマスク制御部と、 上記第2のM系列発生部から出力されたM系列に対し
て、上記第2のマスク制御部から出力されたマスク値を
用いてマスク演算処理を行なう第2のマスク演算部と、 上記第1及び第2のマスク演算部の出力を乗算してゴー
ルド符号を出力する乗算器とを有し、 上記第1及び第2のマスク制御部内のシフトレジスタの
シフト量を制御して、出力ゴールド符号を移相制御でき
ることを特徴とするコード発生器。 - 【請求項3】 第2の拡散通信装置がゴールド符号を拡
散符号として用いて所定チャネルの送信データをスペク
トル拡散して第1の拡散通信装置に送信する拡散通信シ
ステムにおいて、 上記第1の拡散通信装置における、同期捕捉、逆拡散処
理のためにゴールド符号を発生するコード発生器とし
て、請求項2に記載のコード発生器を適用すると共に、 上記第2の拡散通信装置における、拡散処理のためにゴ
ールド符号を発生するコード発生器として、請求項1に
記載のコード発生器を適用したことを特徴とする拡散通
信システム。 - 【請求項4】 上記第2の拡散通信装置が、自己のコー
ド発生器の第2のマスクレジスタに設定した値の情報
を、上記第1のの拡散通信装置に、上記所定チャネルと
は異なるチャネルで送信するマスク情報送信部を有し、 上記第1の拡散通信装置が、自己のコード発生器の第2
のマスク制御部に、上記マスク情報送信部が送信した値
の情報を設定するマスク情報受信部を有することを特徴
とする請求項1に記載の拡散通信システム。 - 【請求項5】 上記第1の拡散通信装置が、将来時刻の
ゴールド符号の位相情報を、上記第2の拡散通信装置に
送信すると共に、自己のコード発生器に与えてその第2
のシードレジスタに設定させる先行位相発生送信部を有
し、 上記第2の拡散通信装置が、送信されてきた将来時刻の
ゴールド符号の位相情報を、自己のコード発生器に与え
てその第2のシードレジスタに設定させる先行位相発生
受信部を有することを特徴とする請求項3又は4に記載
の拡散通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8346991A JPH10190524A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | コード発生器及び拡散通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8346991A JPH10190524A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | コード発生器及び拡散通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10190524A true JPH10190524A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18387192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8346991A Pending JPH10190524A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | コード発生器及び拡散通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10190524A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100671854B1 (ko) * | 1998-12-24 | 2007-01-22 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 코드 위상 설정 방법 및 장치 |
US7411993B2 (en) | 2002-10-11 | 2008-08-12 | Fujitsu Limited | PN code generator, GOLD code generator, PN code despreader, method for generating PN code, method for generating GOLD code, method for despreading PN code and computer program |
US7430233B2 (en) | 2002-12-04 | 2008-09-30 | Nippon Telephone And Telegraph Corporation | Spread-spectrum demodulator |
JP2016026438A (ja) * | 2008-03-26 | 2016-02-12 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 通信システムにおけるスクランブリングシーケンス生成の方法及び装置 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP8346991A patent/JPH10190524A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100671854B1 (ko) * | 1998-12-24 | 2007-01-22 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 코드 위상 설정 방법 및 장치 |
US7411993B2 (en) | 2002-10-11 | 2008-08-12 | Fujitsu Limited | PN code generator, GOLD code generator, PN code despreader, method for generating PN code, method for generating GOLD code, method for despreading PN code and computer program |
US7430233B2 (en) | 2002-12-04 | 2008-09-30 | Nippon Telephone And Telegraph Corporation | Spread-spectrum demodulator |
JP2016026438A (ja) * | 2008-03-26 | 2016-02-12 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 通信システムにおけるスクランブリングシーケンス生成の方法及び装置 |
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