JPH10186700A - 画像担持体とその製造方法及びそれを使用する画像形成装置 - Google Patents
画像担持体とその製造方法及びそれを使用する画像形成装置Info
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- JPH10186700A JPH10186700A JP35456896A JP35456896A JPH10186700A JP H10186700 A JPH10186700 A JP H10186700A JP 35456896 A JP35456896 A JP 35456896A JP 35456896 A JP35456896 A JP 35456896A JP H10186700 A JPH10186700 A JP H10186700A
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- Japan
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- insert
- adhesive
- peripheral surface
- outer peripheral
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動を抑制する画像担持体と、簡単な作業で
画像担持体の内部に挿入体を固定し、特に肉厚の薄い材
料でも膨らみ等の変形を防止する画像担持体の製造方法
と、低コストで、高品質の画像を得ることが出来るだけ
でなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で
画像を形成する画像形成装置を提供することを目的にし
ている。 【解決手段】 外周表面に画像を形成する円筒体1と、
上記円筒体1の内部に挿入される挿入体2と、上記円筒
体1の内周面1aと上記挿入体2の外周面2aを接着し
て固定する接着剤3とを有し、上記接着剤3は上記挿入
体2の少なくとも一方の端面2aから延在して挿入体2
の外周面2aの全周に回り込んでいる接着幅(l)が上
記挿入体2の長さ(L)の5%以上で、且つ接着剤3の
接着面積(m)が上記挿入体2の外周面積(M)の10
%以上である。
画像担持体の内部に挿入体を固定し、特に肉厚の薄い材
料でも膨らみ等の変形を防止する画像担持体の製造方法
と、低コストで、高品質の画像を得ることが出来るだけ
でなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で
画像を形成する画像形成装置を提供することを目的にし
ている。 【解決手段】 外周表面に画像を形成する円筒体1と、
上記円筒体1の内部に挿入される挿入体2と、上記円筒
体1の内周面1aと上記挿入体2の外周面2aを接着し
て固定する接着剤3とを有し、上記接着剤3は上記挿入
体2の少なくとも一方の端面2aから延在して挿入体2
の外周面2aの全周に回り込んでいる接着幅(l)が上
記挿入体2の長さ(L)の5%以上で、且つ接着剤3の
接着面積(m)が上記挿入体2の外周面積(M)の10
%以上である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置あるいはそれ
らの複合機等の画像形成装置に使用される感光体ドラム
の構成の改良に関し、特に感光体ドラムを構成する円筒
体内部に挿入物を固定する方法を改良した画像像担持体
とその製造方法及びそれを使用する画像形成装置に関す
るものである。
いた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置あるいはそれ
らの複合機等の画像形成装置に使用される感光体ドラム
の構成の改良に関し、特に感光体ドラムを構成する円筒
体内部に挿入物を固定する方法を改良した画像像担持体
とその製造方法及びそれを使用する画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式を用いた電子写真複
写機等の画像形成装置においては、中空円筒状の像担持
体である感光体ドラムの周面に電圧が印加された帯電部
材を接触させて帯電する工程を含む作像プロセスが行わ
れるが、この円筒状の画像担持体の内部に重り部材を弾
性部材を介して圧入して保持させることにより、帯電時
における画像担持体の振動による騒音の発生を抑制する
ようにした技術が知られている(特開平5−35166
号の公報を参照)。然し、このような従来技術にあって
は、中空円筒状の画像担持体の内部に重り部材をJIS
硬度20度乃至70度の弾性部材を介して圧入する作業
行われるが、この作業が難しく、特に肉厚の薄い材料で
構成される画像担持体では、画像担持体が重り部材を圧
入する際の内部圧力により膨らみ、このような画像担持
体を画像形成装置に使用すると、高品質の画像を得るこ
とが困難であった。更に、像担持体の内面にあらかじめ
接着剤を塗布したり、又は円筒状の像担持体の内部に挿
入する剛体または弾性部材から成る挿入物の外面にあら
かじめ接着剤を塗布してから、像担持体の内部に挿入物
を挿入して接着固定することにより、像担持体の振動に
より発生する騒音を抑制するようにした技術も公知であ
る(特開平5−35167号の公報を参照)。然し、こ
のような従来の像担持体の構造にあっては、中空円筒状
の像担持体の内面にあらかじめ接着剤を塗布したり、又
は挿入物の外面にあらかじめ接着剤を塗布してから像担
持体の内部に充填物を挿入する作業が難しく、余分な接
着剤が挿入時又は使用時に挿入物の両端面外の画像担持
体等に付着する不具合がある。また、画像担持体の内部
に挿入物を接着剤を介して圧入する作業は難しく、特に
肉厚の薄い材料で構成される画像担持体は、挿入物を圧
入する際の内部圧力(特に、エポキシ系接着剤を用いた
場合の剤の硬化のよる膨張)により膨らみ、このような
画像担持体を画像形成装置に使用すると、高品質の画像
を得ることが困難であり、担持体は使用不能となった。
写機等の画像形成装置においては、中空円筒状の像担持
体である感光体ドラムの周面に電圧が印加された帯電部
材を接触させて帯電する工程を含む作像プロセスが行わ
れるが、この円筒状の画像担持体の内部に重り部材を弾
性部材を介して圧入して保持させることにより、帯電時
における画像担持体の振動による騒音の発生を抑制する
ようにした技術が知られている(特開平5−35166
号の公報を参照)。然し、このような従来技術にあって
は、中空円筒状の画像担持体の内部に重り部材をJIS
硬度20度乃至70度の弾性部材を介して圧入する作業
行われるが、この作業が難しく、特に肉厚の薄い材料で
構成される画像担持体では、画像担持体が重り部材を圧
入する際の内部圧力により膨らみ、このような画像担持
体を画像形成装置に使用すると、高品質の画像を得るこ
とが困難であった。更に、像担持体の内面にあらかじめ
接着剤を塗布したり、又は円筒状の像担持体の内部に挿
入する剛体または弾性部材から成る挿入物の外面にあら
かじめ接着剤を塗布してから、像担持体の内部に挿入物
を挿入して接着固定することにより、像担持体の振動に
より発生する騒音を抑制するようにした技術も公知であ
る(特開平5−35167号の公報を参照)。然し、こ
のような従来の像担持体の構造にあっては、中空円筒状
の像担持体の内面にあらかじめ接着剤を塗布したり、又
は挿入物の外面にあらかじめ接着剤を塗布してから像担
持体の内部に充填物を挿入する作業が難しく、余分な接
着剤が挿入時又は使用時に挿入物の両端面外の画像担持
体等に付着する不具合がある。また、画像担持体の内部
に挿入物を接着剤を介して圧入する作業は難しく、特に
肉厚の薄い材料で構成される画像担持体は、挿入物を圧
入する際の内部圧力(特に、エポキシ系接着剤を用いた
場合の剤の硬化のよる膨張)により膨らみ、このような
画像担持体を画像形成装置に使用すると、高品質の画像
を得ることが困難であり、担持体は使用不能となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、このような問題点を解決するものである。即ち、簡
単な作業で中空円筒状の画像担持体の内部に振動を抑制
する為の挿入体を固定し、特に肉厚の薄い材料であって
も膨らみ等の変形を防止する画像担持体の製造方法と、
このような画像担持体を使用することによって、低コス
トで、高品質の画像を得ることが出来るだけでなく帯電
動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成
する画像形成装置を提供することにある。
は、このような問題点を解決するものである。即ち、簡
単な作業で中空円筒状の画像担持体の内部に振動を抑制
する為の挿入体を固定し、特に肉厚の薄い材料であって
も膨らみ等の変形を防止する画像担持体の製造方法と、
このような画像担持体を使用することによって、低コス
トで、高品質の画像を得ることが出来るだけでなく帯電
動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成
する画像形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明は、画像形成装置に使用する画像
担持体において、外周表面に画像を形成する円筒体と、
上記円筒体の内部に挿入される挿入体と、上記円筒体の
内周面と上記挿入体の外周面とを接着して固定する接着
剤とを有し、上記接着剤の接着範囲は、上記挿入体の少
なくとも一方の端面側の端縁から所定幅に渡って形成さ
れる外周面全周に渡る接着領域と、該接着領域から軸方
向に延びる他の接着領域とから成り、上記挿入体の外周
面全周に渡る接着領域の軸方向の接着幅が上記挿入体の
軸方向全長の5%以上であり、且つ上記接着剤の接着面
積が上記挿入体の外周面積の10%以上であることを特
徴とする。請求項2の発明は、画像形成装置に使用する
画像担持体において、外周表面に画像を形成する円筒体
と、上記円筒体の内部に挿入される挿入体と、上記円筒
体の内周面と上記挿入体の外周面とを接着して固定する
接着剤とを有し、上記接着剤の接着範囲は、上記挿入体
の少なくとも一方の端面側の端縁から所定幅に渡って形
成される外周面全周に渡る接着領域と、該接着領域から
軸方向に延びる他の接着領域とから成り、上記挿入体の
外周面全周に渡る接着領域の軸方向の接着幅が上記挿入
体の軸方向全長の10%以上であり、且つ上記接着剤の
接着面積が上記挿入体の外周面積の20%以上である
か、又は挿入体の外周面全周に渡る接着領域の軸方向の
接着幅が上記挿入体の軸方向全長の5%以上であり、且
つ上記接着剤の接着面積が上記挿入体の外周面積の30
%以上であることを特徴とする。請求項3の本発明は、
請求項1又は2記載の画像担持体において、挿入体は、
上記円筒体の振動を抑制する重り部材である画像担持体
であることを主要な特徴とする。請求項4の本発明は、
請求項1、2又は3記載の画像担持体において、挿入体
は、円筒体の一方の端面と他方の端面間の中間に固定さ
れている画像担持体であることを主要な特徴とする。請
求項5の本発明は、請求項1、2、3又は4記載の画像
担持体において、接着剤は、嫌気性接着剤である画像担
持体であることを主要な特徴とする。請求項6の本発明
は、画像形成装置に使用する画像担持体の製造方法にお
いて、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に所定の
間隙を保持して直立する上記円筒体内に上記挿入体を直
立して支持部材によって支持する支持工程と、上記円筒
体の上記内周面と上記挿入体の上記外周面との間に形成
された間隙に接着剤を上方の上記挿入体の他方の端面か
ら浸透しながら落下して上記挿入体の一方の端面に到達
する前に浸透と落下を停止させる接着剤浸透工程と、上
記接着剤で上記円筒体と上記挿入体を接着する接着工程
によって上記円筒体内に上記挿入体を固定する画像担持
体の製造方法であることを最も主要な特徴とする。請求
項7の本発明は、請求項6記載の画像担持体の製造方法
において、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形
成された50μm乃至200μmの間隙に粘度が10c
p乃至200cpの接着剤を浸透させる画像担持体の製
造方法であることを主要な特徴とする。請求項8の本発
明は、請求項6又は7記載の画像担持体の製造方法にお
いて、円筒体又は挿入体を直立する長手方向に移動し
て、接着剤の浸透を促進する画像担持体の製造方法であ
ることを主要な特徴とする。請求項9の本発明は、請求
項6、7又は8記載の画像担持体の製造方法において、
円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成された間
隙に接着剤を浸透させた後に、上記円筒体又は上記挿入
体を円筒形状の中心軸を中心に回動して上記接着剤の浸
透を促進する画像担持体の製造方法であることを主要な
特徴とする。請求項10の本発明は、請求項1、2、
3、4若しくは5記載の画像担持体、又は請求項6、
7、8若しくは9記載の方法で製造される画像担持体
と、上記画像担持体上を帯電する帯電手段と、上記帯電
手段によって帯電された上記画像担持体を露光して静電
潜像を形成する露光手段と、上記露光手段によって形成
された静電潜像を顕像化する現像手段とからなる画像形
成装置であることを最も主要な特徴とする。請求項11
の本発明は、請求項10記載の画像形成装置において、
帯電手段は、円筒体上に接触して帯電する帯電ローラで
ある画像形成装置であることを主要な特徴とする。
に、請求項1の本発明は、画像形成装置に使用する画像
担持体において、外周表面に画像を形成する円筒体と、
上記円筒体の内部に挿入される挿入体と、上記円筒体の
内周面と上記挿入体の外周面とを接着して固定する接着
剤とを有し、上記接着剤の接着範囲は、上記挿入体の少
なくとも一方の端面側の端縁から所定幅に渡って形成さ
れる外周面全周に渡る接着領域と、該接着領域から軸方
向に延びる他の接着領域とから成り、上記挿入体の外周
面全周に渡る接着領域の軸方向の接着幅が上記挿入体の
軸方向全長の5%以上であり、且つ上記接着剤の接着面
積が上記挿入体の外周面積の10%以上であることを特
徴とする。請求項2の発明は、画像形成装置に使用する
画像担持体において、外周表面に画像を形成する円筒体
と、上記円筒体の内部に挿入される挿入体と、上記円筒
体の内周面と上記挿入体の外周面とを接着して固定する
接着剤とを有し、上記接着剤の接着範囲は、上記挿入体
の少なくとも一方の端面側の端縁から所定幅に渡って形
成される外周面全周に渡る接着領域と、該接着領域から
軸方向に延びる他の接着領域とから成り、上記挿入体の
外周面全周に渡る接着領域の軸方向の接着幅が上記挿入
体の軸方向全長の10%以上であり、且つ上記接着剤の
接着面積が上記挿入体の外周面積の20%以上である
か、又は挿入体の外周面全周に渡る接着領域の軸方向の
接着幅が上記挿入体の軸方向全長の5%以上であり、且
つ上記接着剤の接着面積が上記挿入体の外周面積の30
%以上であることを特徴とする。請求項3の本発明は、
請求項1又は2記載の画像担持体において、挿入体は、
上記円筒体の振動を抑制する重り部材である画像担持体
であることを主要な特徴とする。請求項4の本発明は、
請求項1、2又は3記載の画像担持体において、挿入体
は、円筒体の一方の端面と他方の端面間の中間に固定さ
れている画像担持体であることを主要な特徴とする。請
求項5の本発明は、請求項1、2、3又は4記載の画像
担持体において、接着剤は、嫌気性接着剤である画像担
持体であることを主要な特徴とする。請求項6の本発明
は、画像形成装置に使用する画像担持体の製造方法にお
いて、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に所定の
間隙を保持して直立する上記円筒体内に上記挿入体を直
立して支持部材によって支持する支持工程と、上記円筒
体の上記内周面と上記挿入体の上記外周面との間に形成
された間隙に接着剤を上方の上記挿入体の他方の端面か
ら浸透しながら落下して上記挿入体の一方の端面に到達
する前に浸透と落下を停止させる接着剤浸透工程と、上
記接着剤で上記円筒体と上記挿入体を接着する接着工程
によって上記円筒体内に上記挿入体を固定する画像担持
体の製造方法であることを最も主要な特徴とする。請求
項7の本発明は、請求項6記載の画像担持体の製造方法
において、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形
成された50μm乃至200μmの間隙に粘度が10c
p乃至200cpの接着剤を浸透させる画像担持体の製
造方法であることを主要な特徴とする。請求項8の本発
明は、請求項6又は7記載の画像担持体の製造方法にお
いて、円筒体又は挿入体を直立する長手方向に移動し
て、接着剤の浸透を促進する画像担持体の製造方法であ
ることを主要な特徴とする。請求項9の本発明は、請求
項6、7又は8記載の画像担持体の製造方法において、
円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成された間
隙に接着剤を浸透させた後に、上記円筒体又は上記挿入
体を円筒形状の中心軸を中心に回動して上記接着剤の浸
透を促進する画像担持体の製造方法であることを主要な
特徴とする。請求項10の本発明は、請求項1、2、
3、4若しくは5記載の画像担持体、又は請求項6、
7、8若しくは9記載の方法で製造される画像担持体
と、上記画像担持体上を帯電する帯電手段と、上記帯電
手段によって帯電された上記画像担持体を露光して静電
潜像を形成する露光手段と、上記露光手段によって形成
された静電潜像を顕像化する現像手段とからなる画像形
成装置であることを最も主要な特徴とする。請求項11
の本発明は、請求項10記載の画像形成装置において、
帯電手段は、円筒体上に接触して帯電する帯電ローラで
ある画像形成装置であることを主要な特徴とする。
【0005】
【作用】上記のように構成された画像担持体とその製造
方法及びそれを使用する画像形成装置は、請求項1にお
いては、外周表面に画像を形成する円筒体の内周面と円
筒体の内部に挿入される挿入体の外周面を接着して固定
する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端面(注入側
端面)から延在する挿入体の外周面の全周に回り込んで
いる接着幅が挿入体の長さの5%以上であり、且つ接着
剤の接着面積が挿入体の外周面積の10%以上であるよ
うにしているので、振動を抑制することができ、簡単な
作業で内部に挿入体を固定することもでき、特に肉厚の
薄い材料で製造される場合であっても膨らみ等の変形を
防止することもでき、画像形成装置に使用することによ
って、低コストで、高品質の画像を得ることができるだ
けでなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境
で画像を形成することもできる。請求項2においては、
外周表面に画像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内
部に挿入される挿入体の外周面を接着して固定する接着
剤は、挿入体の少なくとも一方の端面から延在する全周
に回り込んでいる接着幅が挿入体の長さの10%以上
で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積の20%
以上、又は挿入体の外周面の全周に回り込んでいる接着
幅が挿入体の長さの5%以上で、且つ接着剤の接着面積
が挿入体の外周面積の30%以上であるようにしている
ので、振動を抑制することができ、簡単な作業で内部に
挿入体を固定することもでき、特に肉厚の薄い材料で製
造される場合であっても膨らみ等の変形を防止すること
もでき、画像形成装置に使用することによって、低コス
トで、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電
動作時の異音による騒音の発生を防止して快適な環境で
画像を形成することもできる。請求項3において、外周
表面に画像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に
挿入される円筒体の振動を抑制する重り部材としての挿
入体の外周面を接着して固定する接着剤は、挿入体の少
なくとも一方の端面から延在する全周に回り込んでいる
接着幅が挿入体の長さの5%又は10%以上で、且つ接
着剤の接着面積が挿入体の外周面積の10%、20%又
は30%以上であるようにしているので、振動を抑制す
ることができ、簡単な作業で内部に挿入体を固定するこ
ともでき、特に肉厚の薄い材料で製造される場合であっ
ても膨らみ等の変形を防止することもでき、画像形成装
置に使用することによって、低コストで、高品質の画像
を得ることができるだけでなく帯電動作時の騒音の発生
を抑制して快適な環境で画像を形成することもできる。
請求項4において、挿入体は円筒体の中間位置に接着剤
により固定され、接着剤は、挿入体の外周面の全周に回
り込んでいる接着幅が挿入体の長さの5%又は10%以
上で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積の10
%、20%又は30%以上であるようにしているので、
振動を抑制することができ、簡単な作業で内部に挿入体
を固定することもでき、特に肉厚の薄い材料で製造され
る場合であっても膨らみ等の変形を防止することもで
き、画像形成装置に使用することによって、低コスト
で、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電動
作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成す
ることもできる。請求項5において、上記接着剤は嫌気
性接着剤であり、この接着剤は、挿入体の外周面の全周
に回り込んでいる接着幅が挿入体の長さの5%又は10
%以上で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積の
10%、20%又は30%以上であるようにしているの
で、振動を抑制することができ、簡単な早い接着作業で
内部に挿入体を固定することもでき、特に肉厚の薄い材
料で製造される場合であっても膨らみ等の変形を防止す
ることもでき、画像形成装置に使用することによって、
低コストで、高品質の画像を得ることができるだけでな
く帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像
を形成することもできる。
方法及びそれを使用する画像形成装置は、請求項1にお
いては、外周表面に画像を形成する円筒体の内周面と円
筒体の内部に挿入される挿入体の外周面を接着して固定
する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端面(注入側
端面)から延在する挿入体の外周面の全周に回り込んで
いる接着幅が挿入体の長さの5%以上であり、且つ接着
剤の接着面積が挿入体の外周面積の10%以上であるよ
うにしているので、振動を抑制することができ、簡単な
作業で内部に挿入体を固定することもでき、特に肉厚の
薄い材料で製造される場合であっても膨らみ等の変形を
防止することもでき、画像形成装置に使用することによ
って、低コストで、高品質の画像を得ることができるだ
けでなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境
で画像を形成することもできる。請求項2においては、
外周表面に画像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内
部に挿入される挿入体の外周面を接着して固定する接着
剤は、挿入体の少なくとも一方の端面から延在する全周
に回り込んでいる接着幅が挿入体の長さの10%以上
で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積の20%
以上、又は挿入体の外周面の全周に回り込んでいる接着
幅が挿入体の長さの5%以上で、且つ接着剤の接着面積
が挿入体の外周面積の30%以上であるようにしている
ので、振動を抑制することができ、簡単な作業で内部に
挿入体を固定することもでき、特に肉厚の薄い材料で製
造される場合であっても膨らみ等の変形を防止すること
もでき、画像形成装置に使用することによって、低コス
トで、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電
動作時の異音による騒音の発生を防止して快適な環境で
画像を形成することもできる。請求項3において、外周
表面に画像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に
挿入される円筒体の振動を抑制する重り部材としての挿
入体の外周面を接着して固定する接着剤は、挿入体の少
なくとも一方の端面から延在する全周に回り込んでいる
接着幅が挿入体の長さの5%又は10%以上で、且つ接
着剤の接着面積が挿入体の外周面積の10%、20%又
は30%以上であるようにしているので、振動を抑制す
ることができ、簡単な作業で内部に挿入体を固定するこ
ともでき、特に肉厚の薄い材料で製造される場合であっ
ても膨らみ等の変形を防止することもでき、画像形成装
置に使用することによって、低コストで、高品質の画像
を得ることができるだけでなく帯電動作時の騒音の発生
を抑制して快適な環境で画像を形成することもできる。
請求項4において、挿入体は円筒体の中間位置に接着剤
により固定され、接着剤は、挿入体の外周面の全周に回
り込んでいる接着幅が挿入体の長さの5%又は10%以
上で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積の10
%、20%又は30%以上であるようにしているので、
振動を抑制することができ、簡単な作業で内部に挿入体
を固定することもでき、特に肉厚の薄い材料で製造され
る場合であっても膨らみ等の変形を防止することもで
き、画像形成装置に使用することによって、低コスト
で、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電動
作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成す
ることもできる。請求項5において、上記接着剤は嫌気
性接着剤であり、この接着剤は、挿入体の外周面の全周
に回り込んでいる接着幅が挿入体の長さの5%又は10
%以上で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積の
10%、20%又は30%以上であるようにしているの
で、振動を抑制することができ、簡単な早い接着作業で
内部に挿入体を固定することもでき、特に肉厚の薄い材
料で製造される場合であっても膨らみ等の変形を防止す
ることもでき、画像形成装置に使用することによって、
低コストで、高品質の画像を得ることができるだけでな
く帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像
を形成することもできる。
【0006】請求項6において、円筒体の内周面と挿入
体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立する円筒
体内に挿入体を直立して支持部材によって支持しなが
ら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成され
た間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入体
の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、
接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定するようにしてい
るので、振動を抑制する画像担持体を、簡単な作業で画
像担持体の内部に挿入体を固定し、特に肉厚の薄い材料
で製造される画像担持体であっても膨らみ等の変形を防
止し、画像形成装置に使用することによって、低コスト
で、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電動
作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成す
ることができる。請求項7において、円筒体の内周面と
挿入体の外周面との間に50μm乃至200μmの間隙
を保持して直立する円筒体内に挿入体を直立して支持部
材によって支持しながら、円筒体の内周面と挿入体の外
周面との間に形成された間隙に粘度が10cp乃至20
0cpの接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入体
の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、
接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定するようにしてい
るので、振動を抑制する画像担持体を、簡単な早い接着
作業で画像担持体の内部に挿入体を固定し、特に肉厚の
薄い材料で製造される画像担持体であっても膨らみ等の
変形を防止し、画像形成装置に使用することによって、
低コストで、高品質の画像を得ることができるだけでな
く帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像
を形成することができる。請求項8においては、円筒体
の内周面と挿入体の外周面との間に所定の間隙を保持し
て直立する円筒体内に挿入体を直立して支持部材によっ
て支持しながら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との
間に形成された間隙に接着剤を上方から浸透しながら落
下して、円筒体又は挿入体を直立する長手方向に移動し
て接着剤の浸透を促進して接着代を増やして、挿入体の
一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、接
着剤で円筒体の内部に挿入体を固定するようにしている
ので、振動を抑制する画像担持体を、簡単な作業で画像
担持体の内部に挿入体を確実に固定し、特に肉厚の薄い
材料で製造される画像担持体であっても膨らみ等の変形
を防止し、画像形成装置に使用することによって、低コ
ストで、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯
電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形
成することができる。
体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立する円筒
体内に挿入体を直立して支持部材によって支持しなが
ら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成され
た間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入体
の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、
接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定するようにしてい
るので、振動を抑制する画像担持体を、簡単な作業で画
像担持体の内部に挿入体を固定し、特に肉厚の薄い材料
で製造される画像担持体であっても膨らみ等の変形を防
止し、画像形成装置に使用することによって、低コスト
で、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電動
作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成す
ることができる。請求項7において、円筒体の内周面と
挿入体の外周面との間に50μm乃至200μmの間隙
を保持して直立する円筒体内に挿入体を直立して支持部
材によって支持しながら、円筒体の内周面と挿入体の外
周面との間に形成された間隙に粘度が10cp乃至20
0cpの接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入体
の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、
接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定するようにしてい
るので、振動を抑制する画像担持体を、簡単な早い接着
作業で画像担持体の内部に挿入体を固定し、特に肉厚の
薄い材料で製造される画像担持体であっても膨らみ等の
変形を防止し、画像形成装置に使用することによって、
低コストで、高品質の画像を得ることができるだけでな
く帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像
を形成することができる。請求項8においては、円筒体
の内周面と挿入体の外周面との間に所定の間隙を保持し
て直立する円筒体内に挿入体を直立して支持部材によっ
て支持しながら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との
間に形成された間隙に接着剤を上方から浸透しながら落
下して、円筒体又は挿入体を直立する長手方向に移動し
て接着剤の浸透を促進して接着代を増やして、挿入体の
一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、接
着剤で円筒体の内部に挿入体を固定するようにしている
ので、振動を抑制する画像担持体を、簡単な作業で画像
担持体の内部に挿入体を確実に固定し、特に肉厚の薄い
材料で製造される画像担持体であっても膨らみ等の変形
を防止し、画像形成装置に使用することによって、低コ
ストで、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯
電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形
成することができる。
【0007】請求項9においては、円筒体の内周面と挿
入体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立する円
筒体内に挿入体を直立して支持部材によって支持しなが
ら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成され
た間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して、円筒
体又は挿入体を円筒形状の中心軸を中心に回動して接着
剤の浸透を促進して接着代を増やして、挿入体の一方の
端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、接着剤で
円筒体の内部に挿入体を固定するようにしているので、
振動を抑制する画像担持体を、簡単な作業で画像担持体
の内部に挿入体を確実に固定し、特に肉厚の薄い材料で
製造される画像担持体であっても膨らみ等の変形を防止
し、画像形成装置に使用することによって、低コスト
で、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電動
作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成す
ることができる。請求項10においては、外周表面に画
像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入され
る円筒体の振動を抑制する挿入体の外周面を接着して固
定する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端面の内側
にあって、挿入体の外周面の全周に回り込んでいる接着
幅が挿入体の長さの5%又は10%以上で、且つ接着剤
の接着面積が挿入体の外周面積の10%、20%又は3
0%以上である画像担持体、又は円筒体の内周面と挿入
体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立する円筒
体内に挿入体を直立して支持部材によって支持しなが
ら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成され
た間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入体
の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、
接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定する方法で製造さ
れた画像担持体を帯電手段で帯電するようにして、低コ
ストで高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電
動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成
することができる。請求項11においては、外周表面に
画像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入さ
れる円筒体の振動を抑制する挿入体の外周面を接着して
固定する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端面の内
側にあって、挿入体の外周面の全周に回り込んでいる接
着幅が挿入体の長さの5%又は10%以上で、且つ接着
剤の接着面積が挿入体の外周面積の10%、20%又は
30%以上である画像担持体、又は円筒体の内周面と挿
入体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立する円
筒体内に挿入体を直立して支持部材によって支持しなが
ら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成され
た間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入体
の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、
接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定する方法で製造さ
れた画像担持体を帯電手段の帯電ローラで帯電するよう
にして、低コストで、高品質の画像を得ることができる
だけでなく帯電ローラによる帯電動作時の騒音の発生を
抑制して快適な環境で画像を形成する画像形成装置を提
供することができるようにする。
入体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立する円
筒体内に挿入体を直立して支持部材によって支持しなが
ら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成され
た間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して、円筒
体又は挿入体を円筒形状の中心軸を中心に回動して接着
剤の浸透を促進して接着代を増やして、挿入体の一方の
端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、接着剤で
円筒体の内部に挿入体を固定するようにしているので、
振動を抑制する画像担持体を、簡単な作業で画像担持体
の内部に挿入体を確実に固定し、特に肉厚の薄い材料で
製造される画像担持体であっても膨らみ等の変形を防止
し、画像形成装置に使用することによって、低コスト
で、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電動
作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成す
ることができる。請求項10においては、外周表面に画
像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入され
る円筒体の振動を抑制する挿入体の外周面を接着して固
定する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端面の内側
にあって、挿入体の外周面の全周に回り込んでいる接着
幅が挿入体の長さの5%又は10%以上で、且つ接着剤
の接着面積が挿入体の外周面積の10%、20%又は3
0%以上である画像担持体、又は円筒体の内周面と挿入
体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立する円筒
体内に挿入体を直立して支持部材によって支持しなが
ら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成され
た間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入体
の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、
接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定する方法で製造さ
れた画像担持体を帯電手段で帯電するようにして、低コ
ストで高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電
動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成
することができる。請求項11においては、外周表面に
画像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入さ
れる円筒体の振動を抑制する挿入体の外周面を接着して
固定する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端面の内
側にあって、挿入体の外周面の全周に回り込んでいる接
着幅が挿入体の長さの5%又は10%以上で、且つ接着
剤の接着面積が挿入体の外周面積の10%、20%又は
30%以上である画像担持体、又は円筒体の内周面と挿
入体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立する円
筒体内に挿入体を直立して支持部材によって支持しなが
ら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成され
た間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入体
の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、
接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定する方法で製造さ
れた画像担持体を帯電手段の帯電ローラで帯電するよう
にして、低コストで、高品質の画像を得ることができる
だけでなく帯電ローラによる帯電動作時の騒音の発生を
抑制して快適な環境で画像を形成する画像形成装置を提
供することができるようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一形態例の
画像担持体(感光体ドラム)の構成を示す斜視図、図2
はこの画像担持体を用いた作像部の構成図である。図1
と図2において、本発明の画像担持体10は、電子写真
方式を用いた電子写真複写機等の画像形成装置の帯電、
露光、現像、転写等の作像プロセスに使用されるもので
あって、外周表面に画像を形成する円筒体1と、円筒体
1の内部に挿入される挿入体2とを有し、両者1、2は
接着剤3によって、円筒体1の内周面1aと挿入体2の
外周面2aとを接着することにより固定される。円筒体
1は、例えば、外径30mm、長さ340mmのアルミ
ニュウム製の肉厚が薄肉(0.75mm)の中空円筒体
であり、その外周表面に導電層や感光層等をコーテング
して回転可能に支持されることにより画像形成装置に使
用されるものである。挿入体2は、例えば、軸方向長さ
(L)が60mmの円柱状に加工したアルミニュウム、
又は真鍮材等から成る部材であって、重さやコスト等を
考慮して材質等が適宜選択され、円筒体1の一方の端面
1bと他方の端面1cの中間位置に固定されて、画像担
持体10の振動を抑制する重り部材である。上記接着剤
3としては、例えば硬化に至るまでの所要時間が短く、
粘性が低く、浸透性の良い接着剤が適していて、嫌気性
接着剤等が使用される。また、嫌気性接着剤は、硬化時
間が短いことと併せて硬化によるふくらみが少ないの
で、挿入物の固定による画像担持体のふくらみを防止す
ることができる。嫌気性接着剤は、市販されているスリ
ーボンド株式会社製の1303N(商品名)、ロックタ
イト株式会社製の290(商品名)を入手して使用する
ことができる。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一形態例の
画像担持体(感光体ドラム)の構成を示す斜視図、図2
はこの画像担持体を用いた作像部の構成図である。図1
と図2において、本発明の画像担持体10は、電子写真
方式を用いた電子写真複写機等の画像形成装置の帯電、
露光、現像、転写等の作像プロセスに使用されるもので
あって、外周表面に画像を形成する円筒体1と、円筒体
1の内部に挿入される挿入体2とを有し、両者1、2は
接着剤3によって、円筒体1の内周面1aと挿入体2の
外周面2aとを接着することにより固定される。円筒体
1は、例えば、外径30mm、長さ340mmのアルミ
ニュウム製の肉厚が薄肉(0.75mm)の中空円筒体
であり、その外周表面に導電層や感光層等をコーテング
して回転可能に支持されることにより画像形成装置に使
用されるものである。挿入体2は、例えば、軸方向長さ
(L)が60mmの円柱状に加工したアルミニュウム、
又は真鍮材等から成る部材であって、重さやコスト等を
考慮して材質等が適宜選択され、円筒体1の一方の端面
1bと他方の端面1cの中間位置に固定されて、画像担
持体10の振動を抑制する重り部材である。上記接着剤
3としては、例えば硬化に至るまでの所要時間が短く、
粘性が低く、浸透性の良い接着剤が適していて、嫌気性
接着剤等が使用される。また、嫌気性接着剤は、硬化時
間が短いことと併せて硬化によるふくらみが少ないの
で、挿入物の固定による画像担持体のふくらみを防止す
ることができる。嫌気性接着剤は、市販されているスリ
ーボンド株式会社製の1303N(商品名)、ロックタ
イト株式会社製の290(商品名)を入手して使用する
ことができる。
【0009】本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成
は、接着剤3の塗布範囲を挿入体2の長さ(L)との関
係で一定の範囲に規制した点にある。即ち、この形態例
では、接着剤3の塗布範囲を、一方の端面2c(接着剤
注入側端面)から所定の接着幅(l)において挿入体2
の外周面2aの全周に展開した部分(全周に渡る接着領
域)と、当該全周に渡る部分(l)から端面2b側へ浸
透することにより展開して行った部分(全周に渡らない
接着領域)とから構成している。そして、外周面2aの
全周に回り込んでいる接着幅(l)が挿入体2の長さ
(L)の5%以上で、且つ接着剤3の接着面積(m)が
挿入体2の外周面積(M)の10%以上になるようにし
ている。円筒体1の内周面1aと挿入体2の外周面2a
とを接着剤3を用いて接着固定した画像担持体10上
を、画像形成装置の帯電手段11の帯電ローラ11aで
接触帯電して、帯電された画像担持体10を露光手段1
2で露光して形成された静電潜像を、現像手段13で顕
像化した後に、顕像化したトナー像を記録紙(P)に転
写手段14で転写して、定着手段15で定着を行うこと
により画像形成が行われる。
は、接着剤3の塗布範囲を挿入体2の長さ(L)との関
係で一定の範囲に規制した点にある。即ち、この形態例
では、接着剤3の塗布範囲を、一方の端面2c(接着剤
注入側端面)から所定の接着幅(l)において挿入体2
の外周面2aの全周に展開した部分(全周に渡る接着領
域)と、当該全周に渡る部分(l)から端面2b側へ浸
透することにより展開して行った部分(全周に渡らない
接着領域)とから構成している。そして、外周面2aの
全周に回り込んでいる接着幅(l)が挿入体2の長さ
(L)の5%以上で、且つ接着剤3の接着面積(m)が
挿入体2の外周面積(M)の10%以上になるようにし
ている。円筒体1の内周面1aと挿入体2の外周面2a
とを接着剤3を用いて接着固定した画像担持体10上
を、画像形成装置の帯電手段11の帯電ローラ11aで
接触帯電して、帯電された画像担持体10を露光手段1
2で露光して形成された静電潜像を、現像手段13で顕
像化した後に、顕像化したトナー像を記録紙(P)に転
写手段14で転写して、定着手段15で定着を行うこと
により画像形成が行われる。
【0010】次に、本発明の第2の実施の形態は、接着
剤3の範囲を、挿入体2の外周面2aの全周に回り込ん
でいる接着幅(l)を挿入体2の長さ(L)の10%以
上とし、且つ接着剤3の接着面積(m)を挿入体2の外
周面積(M)の20%以上とするか、又は挿入体2の外
周面2aの全周に回り込んでいる接着幅(l)を挿入体
2の長さ(L)の5%以上とし、且つ接着剤3の接着面
積(m)を挿入体2の外周面積(M)の30%以上とす
る。図3は挿入体の長さに対する接着幅の割合と、挿入
体の外周面積に対する接着剤の接着面積の割合との関係
を示す図である。一般に、画像担持体10の回転時に発
生する異音、振動の原因となるのは、画像担持体10の
周面に接するクリーニングブレード(ゴム等から成る)
によるスティック・スリップ等の摺接不良であり、この
ような事態は機内温度が35〜40℃程度に高まった場
合に発生し易い。しかし、第1の実施の形態の範囲で塗
布された接着剤3は、挿入体2の他方の端面2c側から
外周面2aの全周に回り込んでいる接着幅(l)が挿入
体2の長さ(L)の5%以上で、且つ接着剤3の接着面
積(m)が挿入体2の外周面積(M)の10%以上であ
るので、機内温度が40℃程度に高まったとしても、接
着幅(l)と接着面積(m)が共に狭い場合にはやや異
音は発生する(△)がこれは無視し得る程度のものであ
り、むしろ画像担持体10の振動が抑制されるのでメリ
ットが大きい。後述のように本発明によれば、簡単な作
業で円筒体1の内部に挿入体2を固定することができる
一方で、肉厚の薄い材料で製造される画像担持体10で
あっても嫌気性接着剤を用いるので膨らみ等の変形を防
止することができる。そして、このような画像担持体1
0を使用することによって、低コストで、高品質の画像
を得ることができるだけでなく帯電動作時の騒音の発生
を抑制して快適な環境で画像を形成することができる。
剤3の範囲を、挿入体2の外周面2aの全周に回り込ん
でいる接着幅(l)を挿入体2の長さ(L)の10%以
上とし、且つ接着剤3の接着面積(m)を挿入体2の外
周面積(M)の20%以上とするか、又は挿入体2の外
周面2aの全周に回り込んでいる接着幅(l)を挿入体
2の長さ(L)の5%以上とし、且つ接着剤3の接着面
積(m)を挿入体2の外周面積(M)の30%以上とす
る。図3は挿入体の長さに対する接着幅の割合と、挿入
体の外周面積に対する接着剤の接着面積の割合との関係
を示す図である。一般に、画像担持体10の回転時に発
生する異音、振動の原因となるのは、画像担持体10の
周面に接するクリーニングブレード(ゴム等から成る)
によるスティック・スリップ等の摺接不良であり、この
ような事態は機内温度が35〜40℃程度に高まった場
合に発生し易い。しかし、第1の実施の形態の範囲で塗
布された接着剤3は、挿入体2の他方の端面2c側から
外周面2aの全周に回り込んでいる接着幅(l)が挿入
体2の長さ(L)の5%以上で、且つ接着剤3の接着面
積(m)が挿入体2の外周面積(M)の10%以上であ
るので、機内温度が40℃程度に高まったとしても、接
着幅(l)と接着面積(m)が共に狭い場合にはやや異
音は発生する(△)がこれは無視し得る程度のものであ
り、むしろ画像担持体10の振動が抑制されるのでメリ
ットが大きい。後述のように本発明によれば、簡単な作
業で円筒体1の内部に挿入体2を固定することができる
一方で、肉厚の薄い材料で製造される画像担持体10で
あっても嫌気性接着剤を用いるので膨らみ等の変形を防
止することができる。そして、このような画像担持体1
0を使用することによって、低コストで、高品質の画像
を得ることができるだけでなく帯電動作時の騒音の発生
を抑制して快適な環境で画像を形成することができる。
【0011】次に、第2の実施の形態のように、接着剤
3の塗布範囲を、挿入体2の外周面2aの全周に回り込
んでいる接着幅(l)が挿入体2の長さ(L)の10%
以上で、且つ接着剤3の接着面積(m)が挿入体2の外
周面積(M)の20%以上、又は挿入体2の外周面2a
の全周に回り込んでいる接着幅(l)が挿入体2の長さ
(L)の5%以上で、且つ接着剤3の接着面積(m)を
挿入体2の外周面積(M)の30%以上にした場合に
は、機内温度が40℃程度に昇温した状況下であって
も、異音、及び振動を十分に押えることができた。
3の塗布範囲を、挿入体2の外周面2aの全周に回り込
んでいる接着幅(l)が挿入体2の長さ(L)の10%
以上で、且つ接着剤3の接着面積(m)が挿入体2の外
周面積(M)の20%以上、又は挿入体2の外周面2a
の全周に回り込んでいる接着幅(l)が挿入体2の長さ
(L)の5%以上で、且つ接着剤3の接着面積(m)を
挿入体2の外周面積(M)の30%以上にした場合に
は、機内温度が40℃程度に昇温した状況下であって
も、異音、及び振動を十分に押えることができた。
【0012】次に、本発明の画像形成装置に使用する画
像担持体の製造方法では、円筒体1の内周面と挿入体2
の外周面との間に所定の間隙(D)を保持して直立する
ように円筒体内に挿入体を直立状態で支持部材4によっ
て支持する支持工程と、間隙の上部から間隙内に接着剤
3を注入して浸透させながら落下させると共に挿入の下
方の端面2bに到達する前に浸透と落下を停止させる接
着剤浸透工程と、上記接着剤で上記円筒体と上記挿入体
を接着する接着工程と、によって上記円筒体内に上記挿
入体を固定することを特徴としている。即ち、図4は挿
入体を円筒体内に挿入し且つ接着する方法の一例を示す
図であり、同図において、画像担持体10は、接着剤3
を予め円筒体1の内周面1a又は挿入体2の外周面2a
に塗布してから、円筒体1の内部に挿入体2を図示の矢
印A方向に挿入して、上述した第1の実施の形態、又は
第2の実施の形態のように、挿入体2の端面2cから延
びる周長全体に渡る所定の接着幅(l)と接着面積
(m)を確保することにより、円筒体1と挿入体2を固
定する方法で製造することも可能である。然し、このよ
うな方法で、画像担持体10を製造すると、挿入体2の
一方の端面2b又は他方の端面2cに付着した余分な接
着剤3を除去したり、挿入体2の一方の端面2b又は他
方の端面2cや円筒体1の内周面1aに付着した余分な
接着剤3の落下や飛散を防止する作業が必要であった。
像担持体の製造方法では、円筒体1の内周面と挿入体2
の外周面との間に所定の間隙(D)を保持して直立する
ように円筒体内に挿入体を直立状態で支持部材4によっ
て支持する支持工程と、間隙の上部から間隙内に接着剤
3を注入して浸透させながら落下させると共に挿入の下
方の端面2bに到達する前に浸透と落下を停止させる接
着剤浸透工程と、上記接着剤で上記円筒体と上記挿入体
を接着する接着工程と、によって上記円筒体内に上記挿
入体を固定することを特徴としている。即ち、図4は挿
入体を円筒体内に挿入し且つ接着する方法の一例を示す
図であり、同図において、画像担持体10は、接着剤3
を予め円筒体1の内周面1a又は挿入体2の外周面2a
に塗布してから、円筒体1の内部に挿入体2を図示の矢
印A方向に挿入して、上述した第1の実施の形態、又は
第2の実施の形態のように、挿入体2の端面2cから延
びる周長全体に渡る所定の接着幅(l)と接着面積
(m)を確保することにより、円筒体1と挿入体2を固
定する方法で製造することも可能である。然し、このよ
うな方法で、画像担持体10を製造すると、挿入体2の
一方の端面2b又は他方の端面2cに付着した余分な接
着剤3を除去したり、挿入体2の一方の端面2b又は他
方の端面2cや円筒体1の内周面1aに付着した余分な
接着剤3の落下や飛散を防止する作業が必要であった。
【0013】図5(a) (b) 及び(c) は上記のごとき不具
合を伴わない挿入、接着方法を示す図であり、この各工
程では、支持部材4と、移動部材16が使用される。支
持部材4は、円筒体1内に挿入可能な径(挿入体2とほ
ぼ同じ径)を有した円筒状の案内部4aと、この案内部
4aを支持する大面積のベース4aとを有する。図5
(a) に示した支持工程では、案内部4aの上面に挿入体
2を固定しておき、この挿入体2の外面に対して、移動
体16により外周面を支持された円筒体1をかぶせて行
く。つまり、円筒体1を移動部材16によって図示の矢
印B方向に挟持しながら移動することにより、支持部材
4の案内部4aに案内されつつ円筒体1の内周面1a
が、断面が凸形状の上記支持部材4に支持された挿入体
2の外周面2aとの間に所定の間隙(d)を保持して直
立するようになっている。
合を伴わない挿入、接着方法を示す図であり、この各工
程では、支持部材4と、移動部材16が使用される。支
持部材4は、円筒体1内に挿入可能な径(挿入体2とほ
ぼ同じ径)を有した円筒状の案内部4aと、この案内部
4aを支持する大面積のベース4aとを有する。図5
(a) に示した支持工程では、案内部4aの上面に挿入体
2を固定しておき、この挿入体2の外面に対して、移動
体16により外周面を支持された円筒体1をかぶせて行
く。つまり、円筒体1を移動部材16によって図示の矢
印B方向に挟持しながら移動することにより、支持部材
4の案内部4aに案内されつつ円筒体1の内周面1a
が、断面が凸形状の上記支持部材4に支持された挿入体
2の外周面2aとの間に所定の間隙(d)を保持して直
立するようになっている。
【0014】次の接着剤浸透工程(b)は、円筒体1の
内周面1aと挿入体2の外周面2aとの間に形成された
間隙(d)内に、上方(他方の端面2c)側から、デイ
スペンサー20によって嫌気性接着剤3を図示の矢印C
方向に注入して浸透させる。
内周面1aと挿入体2の外周面2aとの間に形成された
間隙(d)内に、上方(他方の端面2c)側から、デイ
スペンサー20によって嫌気性接着剤3を図示の矢印C
方向に注入して浸透させる。
【0015】次の接着工程(c)では、円筒体1の内周
面1aと挿入体2の外周面2aとの間に形成された間隙
(d)内に接着剤3を浸透させた後に、接着剤3が浸透
しながら落下して、挿入体2の一方の端面2bに到達す
る前に浸透と落下が停止して、接着剤3で円筒体1と挿
入体2を接着固定する。こうして得られる接着剤3の接
着範囲は、上記各形態例で示したように、嫌気性接着剤
の場合には注入側の端面2cの端縁からいち早く所定の
接着幅(l)で全周に渡る接着領域が展開形成される一
方で、軸方向への浸透し易さの部分的なバラツキに応じ
て該接着領域から更に端面2b方向へ部分的な浸透があ
る。従って、所定の接着幅(l)と接着面積(m)とは
必ずしも一致しない。そして、所定の接着幅(l)と接
着面積(m)を有した接着剤3によりで円筒体1と挿入
体2を固定する。
面1aと挿入体2の外周面2aとの間に形成された間隙
(d)内に接着剤3を浸透させた後に、接着剤3が浸透
しながら落下して、挿入体2の一方の端面2bに到達す
る前に浸透と落下が停止して、接着剤3で円筒体1と挿
入体2を接着固定する。こうして得られる接着剤3の接
着範囲は、上記各形態例で示したように、嫌気性接着剤
の場合には注入側の端面2cの端縁からいち早く所定の
接着幅(l)で全周に渡る接着領域が展開形成される一
方で、軸方向への浸透し易さの部分的なバラツキに応じ
て該接着領域から更に端面2b方向へ部分的な浸透があ
る。従って、所定の接着幅(l)と接着面積(m)とは
必ずしも一致しない。そして、所定の接着幅(l)と接
着面積(m)を有した接着剤3によりで円筒体1と挿入
体2を固定する。
【0016】図6は挿入体の長さに対する接着剤の範囲
の割合と、接着剤の粘度との関係を示す図であり、接着
剤3が円筒体1の内周面1aと挿入体2の外周面2aと
の間に形成された間隙(d)に浸透しながら落下して形
成される、上記接着幅(l)の長さ(L)に対する割合
(%)は、間隙(d)が50μm乃至200μmの場合
に、接着剤3の粘度は10cp乃至200cpが最適で
ある。即ち、間隙(d)=(円筒体1の内周面1aの内
径−挿入体2の外周面2aの外径)/2が広く、接着剤
3の粘度が低い場合には、接着剤3が周方向に浸透しな
がら速く落下するため、挿入体2の一方の端面2bより
も下方に流れだして、挿入体2の一方の端面2bに付着
するために、余分な接着剤3を除去したり、挿入体2の
一方の端面2bや円筒体1の内周面1aに付着した余分
な接着剤3の落下や飛散を防止する作業が必要となる。
逆に、間隙(d)が狭く、接着剤3の粘度が高い場合に
は、接着剤3が挿入体2の外周面2aの全周に回り込む
ことができなくなり浸透しなくなるから、接着剤3によ
り円筒体1と挿入体2を接着して十分に固定することが
できなくなる。
の割合と、接着剤の粘度との関係を示す図であり、接着
剤3が円筒体1の内周面1aと挿入体2の外周面2aと
の間に形成された間隙(d)に浸透しながら落下して形
成される、上記接着幅(l)の長さ(L)に対する割合
(%)は、間隙(d)が50μm乃至200μmの場合
に、接着剤3の粘度は10cp乃至200cpが最適で
ある。即ち、間隙(d)=(円筒体1の内周面1aの内
径−挿入体2の外周面2aの外径)/2が広く、接着剤
3の粘度が低い場合には、接着剤3が周方向に浸透しな
がら速く落下するため、挿入体2の一方の端面2bより
も下方に流れだして、挿入体2の一方の端面2bに付着
するために、余分な接着剤3を除去したり、挿入体2の
一方の端面2bや円筒体1の内周面1aに付着した余分
な接着剤3の落下や飛散を防止する作業が必要となる。
逆に、間隙(d)が狭く、接着剤3の粘度が高い場合に
は、接着剤3が挿入体2の外周面2aの全周に回り込む
ことができなくなり浸透しなくなるから、接着剤3によ
り円筒体1と挿入体2を接着して十分に固定することが
できなくなる。
【0017】図7は本発明の他の形態例による接着剤の
浸透方法を示す図であり、図8は挿入体の長さに対する
接着剤の割合と接着剤の量とを示す図である。同図にお
いて、円筒体1内に挿入体2を挿入することにより円筒
体1の内周面1aと挿入体2の外周面2aとの間に形成
された間隙(d)に、接着剤3を上記ディスペンサ20
等を用いて注入、浸透させた後に、挿入体2を支持部材
4の案内部4a上面に固定して、円筒体1を移動部材1
6によって図示の矢印Dで示す上下の長手方向に10m
mの距離を一分間に10回移動させることにより、接着
剤3の浸透を促進して接着代が増えるようにしている。
又は、円筒体1を上記移動部材16によって固定して、
挿入体2の方を図示しない駆動源によって上下方向に移
動させてもよい。即ち、この場合には図示の矢印E方向
に回転する偏芯カム17の回転によって、支持部材4の
底面を押上げたり下降させることにより、挿入体2を上
下の長手方向に10mmの距離の範囲で例えば一分間に
10回往復移動させる。このようにしても、同様に接着
剤3の浸透を促進して接着代が増えるようになってい
る。
浸透方法を示す図であり、図8は挿入体の長さに対する
接着剤の割合と接着剤の量とを示す図である。同図にお
いて、円筒体1内に挿入体2を挿入することにより円筒
体1の内周面1aと挿入体2の外周面2aとの間に形成
された間隙(d)に、接着剤3を上記ディスペンサ20
等を用いて注入、浸透させた後に、挿入体2を支持部材
4の案内部4a上面に固定して、円筒体1を移動部材1
6によって図示の矢印Dで示す上下の長手方向に10m
mの距離を一分間に10回移動させることにより、接着
剤3の浸透を促進して接着代が増えるようにしている。
又は、円筒体1を上記移動部材16によって固定して、
挿入体2の方を図示しない駆動源によって上下方向に移
動させてもよい。即ち、この場合には図示の矢印E方向
に回転する偏芯カム17の回転によって、支持部材4の
底面を押上げたり下降させることにより、挿入体2を上
下の長手方向に10mmの距離の範囲で例えば一分間に
10回往復移動させる。このようにしても、同様に接着
剤3の浸透を促進して接着代が増えるようになってい
る。
【0018】図9は本発明による接着剤浸透方法の他の
例であり、円筒体1内に挿入体2を挿入することにより
円筒体1の内周面1aと挿入体2の外周面2aとの間に
形成された間隙(d)に、上記ディスペンサ20等を用
いて接着剤3を注入、浸透させた後に、挿入体2を支持
部材4に固定して、円筒体1を移動部材16によって円
筒形状の中心軸を中心に90度の範囲内で往復回動させ
て、接着剤3の浸透を促進して接着代を増やす。
例であり、円筒体1内に挿入体2を挿入することにより
円筒体1の内周面1aと挿入体2の外周面2aとの間に
形成された間隙(d)に、上記ディスペンサ20等を用
いて接着剤3を注入、浸透させた後に、挿入体2を支持
部材4に固定して、円筒体1を移動部材16によって円
筒形状の中心軸を中心に90度の範囲内で往復回動させ
て、接着剤3の浸透を促進して接着代を増やす。
【0019】図10及び図11は図9の形態例を具体化
する為の駆動機構を示す正面図及びそのX−X断面図で
あり、この形態例では、モータ18の出力ギヤ19aと
噛合するギヤ19bの上面には支持部材4が同軸状に固
定されている。同図において、円筒体1の内周面1aと
挿入体2の外周面2aとの間に形成された間隙(d)に
接着剤3を浸透させた後に、円筒体1を移動部材16に
よって固定して、可逆回転するモータ18の回転駆動力
を歯車列19を介して支持部材4に伝える。即ち、挿入
体2を支持する支持部材4を図示の矢印G方向に円筒形
状の中心軸を中心に90度往復回動することにより、同
様に接着剤3の浸透を促進して接着代を増やすことがで
きる。
する為の駆動機構を示す正面図及びそのX−X断面図で
あり、この形態例では、モータ18の出力ギヤ19aと
噛合するギヤ19bの上面には支持部材4が同軸状に固
定されている。同図において、円筒体1の内周面1aと
挿入体2の外周面2aとの間に形成された間隙(d)に
接着剤3を浸透させた後に、円筒体1を移動部材16に
よって固定して、可逆回転するモータ18の回転駆動力
を歯車列19を介して支持部材4に伝える。即ち、挿入
体2を支持する支持部材4を図示の矢印G方向に円筒形
状の中心軸を中心に90度往復回動することにより、同
様に接着剤3の浸透を促進して接着代を増やすことがで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、外周表面に画像を形成する円筒体の内周面と円筒
体の内部に挿入される挿入体の外周面を接着して固定す
る接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端面の端縁から
外周面に延在し、挿入体の外周面の全周に回り込んでい
る接着幅が挿入体の長さの5%以上で、且つ接着剤の接
着面積が挿入体の外周面積の10%以上であるようにし
たので、振動を抑制することができ、簡単な作業で内部
に挿入体を固定することもでき、特に肉厚の薄い材料で
製造される場合であっても膨らみ等の変形を防止するこ
ともでき、画像形成装置に使用することによって、低コ
ストで、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯
電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形
成することもできる。請求項2の発明によれば、外周表
面に画像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿
入される挿入体の外周面を接着して固定する接着剤は、
挿入体の少なくとも一方の端面から延在して挿入体の外
周面の全周に回り込んでいる接着幅が挿入体の長さの1
0%以上で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積
の20%以上、又は挿入体の外周面の全周に回り込んで
いる接着幅が挿入体の長さの5%以上で、且つ接着剤の
接着面積が挿入体の外周面積の30%以上であるように
したので、振動を抑制することができるし、簡単な作業
で内部に挿入体を固定することもできるし、特に肉厚の
薄い材料で製造される場合であっても膨らみ等の変形を
防止することもできるし、画像形成装置に使用すること
によって、低コストで、高品質の画像を得ることができ
るだけでなく帯電動作時の異音による騒音の発生を防止
して快適な環境で画像を形成することもできる。
れば、外周表面に画像を形成する円筒体の内周面と円筒
体の内部に挿入される挿入体の外周面を接着して固定す
る接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端面の端縁から
外周面に延在し、挿入体の外周面の全周に回り込んでい
る接着幅が挿入体の長さの5%以上で、且つ接着剤の接
着面積が挿入体の外周面積の10%以上であるようにし
たので、振動を抑制することができ、簡単な作業で内部
に挿入体を固定することもでき、特に肉厚の薄い材料で
製造される場合であっても膨らみ等の変形を防止するこ
ともでき、画像形成装置に使用することによって、低コ
ストで、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯
電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形
成することもできる。請求項2の発明によれば、外周表
面に画像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿
入される挿入体の外周面を接着して固定する接着剤は、
挿入体の少なくとも一方の端面から延在して挿入体の外
周面の全周に回り込んでいる接着幅が挿入体の長さの1
0%以上で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積
の20%以上、又は挿入体の外周面の全周に回り込んで
いる接着幅が挿入体の長さの5%以上で、且つ接着剤の
接着面積が挿入体の外周面積の30%以上であるように
したので、振動を抑制することができるし、簡単な作業
で内部に挿入体を固定することもできるし、特に肉厚の
薄い材料で製造される場合であっても膨らみ等の変形を
防止することもできるし、画像形成装置に使用すること
によって、低コストで、高品質の画像を得ることができ
るだけでなく帯電動作時の異音による騒音の発生を防止
して快適な環境で画像を形成することもできる。
【0021】請求項3の発明によれば、外周表面に画像
を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入される
円筒体の振動を抑制する重り部材の挿入体の外周面を接
着して固定する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端
面から延在して挿入体の外周面の全周に回り込んでいる
接着幅が挿入体の長さの5%又は10%以上で、且つ接
着剤の接着面積が挿入体の外周面積の10%、20%又
は30%以上であるようにしたので、振動を抑制するこ
とができるし、簡単な作業で内部に挿入体を固定するこ
ともできるし、特に肉厚の薄い材料で製造される場合で
あっても膨らみ等の変形を防止することもできるし、画
像形成装置に使用することによって、低コストで、高品
質の画像を得ることができるだけでなく帯電動作時の騒
音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成することも
できる。請求項4の発明によれば、外周表面に画像を形
成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入される円筒
体の一方の端面と他方の端面間の中間に固定されている
挿入体の外周面を接着して固定する接着剤は、挿入体の
少なくとも一方の端面から延在して挿入体の外周面の全
周に回り込んでいる接着幅が挿入体の長さの5%又は1
0%以上で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積
の10%、20%又は30%以上であるようにしたの
で、振動を抑制することができるし、簡単な作業で内部
に挿入体を固定することもできるし、特に肉厚の薄い材
料で製造される場合であっても膨らみ等の変形を防止す
ることもできるし、画像形成装置に使用することによっ
て、低コストで、高品質の画像を得ることができるだけ
でなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で
画像を形成するすることもできる。
を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入される
円筒体の振動を抑制する重り部材の挿入体の外周面を接
着して固定する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端
面から延在して挿入体の外周面の全周に回り込んでいる
接着幅が挿入体の長さの5%又は10%以上で、且つ接
着剤の接着面積が挿入体の外周面積の10%、20%又
は30%以上であるようにしたので、振動を抑制するこ
とができるし、簡単な作業で内部に挿入体を固定するこ
ともできるし、特に肉厚の薄い材料で製造される場合で
あっても膨らみ等の変形を防止することもできるし、画
像形成装置に使用することによって、低コストで、高品
質の画像を得ることができるだけでなく帯電動作時の騒
音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成することも
できる。請求項4の発明によれば、外周表面に画像を形
成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入される円筒
体の一方の端面と他方の端面間の中間に固定されている
挿入体の外周面を接着して固定する接着剤は、挿入体の
少なくとも一方の端面から延在して挿入体の外周面の全
周に回り込んでいる接着幅が挿入体の長さの5%又は1
0%以上で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積
の10%、20%又は30%以上であるようにしたの
で、振動を抑制することができるし、簡単な作業で内部
に挿入体を固定することもできるし、特に肉厚の薄い材
料で製造される場合であっても膨らみ等の変形を防止す
ることもできるし、画像形成装置に使用することによっ
て、低コストで、高品質の画像を得ることができるだけ
でなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で
画像を形成するすることもできる。
【0022】請求項5の発明によれば、外周表面に画像
を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入される
挿入体の外周面を接着して固定する嫌気性接着剤は、挿
入体の一方の端面から延在して挿入体の外周面の全周に
回り込んでいる接着幅が挿入体の長さの5%又は10%
以上で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積の1
0%、20%又は30%以上であるようにしたので、振
動を抑制することができるし、簡単な早い接着作業で内
部に挿入体を固定することもできるし、特に肉厚の薄い
材料で製造される場合であっても膨らみ等の変形を防止
することもできるし、画像形成装置に使用することによ
って、低コストで、高品質の画像を得ることができるだ
けでなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境
で画像を形成するすることもできる。請求項6の発明に
よれば、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に所定
の間隙を保持して直立する円筒体内に挿入体を直立して
支持部材によって支持しながら、円筒体の内周面と挿入
体の外周面との間に形成された間隙に接着剤を上方から
浸透しながら落下して挿入体の一方の端面に到達する前
に浸透と落下を停止させて、接着剤で円筒体の内部に挿
入体を固定するようにしたので、振動を抑制する画像担
持体を、簡単な作業で画像担持体の内部に挿入体を固定
し、特に肉厚の薄い材料で製造される画像担持体であっ
ても膨らみ等の変形を防止し、画像形成装置に使用する
ことによって、低コストで、高品質の画像を得ることが
できるだけでなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快
適な環境で画像を形成することができる画像担持体の製
造方法を提供することができるようになった。
を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入される
挿入体の外周面を接着して固定する嫌気性接着剤は、挿
入体の一方の端面から延在して挿入体の外周面の全周に
回り込んでいる接着幅が挿入体の長さの5%又は10%
以上で、且つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積の1
0%、20%又は30%以上であるようにしたので、振
動を抑制することができるし、簡単な早い接着作業で内
部に挿入体を固定することもできるし、特に肉厚の薄い
材料で製造される場合であっても膨らみ等の変形を防止
することもできるし、画像形成装置に使用することによ
って、低コストで、高品質の画像を得ることができるだ
けでなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境
で画像を形成するすることもできる。請求項6の発明に
よれば、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に所定
の間隙を保持して直立する円筒体内に挿入体を直立して
支持部材によって支持しながら、円筒体の内周面と挿入
体の外周面との間に形成された間隙に接着剤を上方から
浸透しながら落下して挿入体の一方の端面に到達する前
に浸透と落下を停止させて、接着剤で円筒体の内部に挿
入体を固定するようにしたので、振動を抑制する画像担
持体を、簡単な作業で画像担持体の内部に挿入体を固定
し、特に肉厚の薄い材料で製造される画像担持体であっ
ても膨らみ等の変形を防止し、画像形成装置に使用する
ことによって、低コストで、高品質の画像を得ることが
できるだけでなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快
適な環境で画像を形成することができる画像担持体の製
造方法を提供することができるようになった。
【0023】請求項7の発明によれば、円筒体の内周面
と挿入体の外周面との間に50μm乃至200μmの間
隙を保持して直立する円筒体内に挿入体を直立して支持
部材によって支持しながら、円筒体の内周面と挿入体の
外周面との間に形成された間隙に粘度が10cp乃至2
00cpの接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入
体の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させ
て、接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定するようにし
たので、振動を抑制する画像担持体を、簡単な早い接着
作業で画像担持体の内部に挿入体を固定し、特に肉厚の
薄い材料で製造される画像担持体であっても膨らみ等の
変形を防止し、画像形成装置に使用することによって、
低コストで、高品質の画像を得ることができるだけでな
く帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像
を形成することができる画像担持体の製造方法を提供す
ることができるようになった。請求項8の発明によれ
ば、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に所定の間
隙を保持して直立する円筒体内に挿入体を直立して支持
部材によって支持しながら、円筒体の内周面と挿入体の
外周面との間に形成された間隙に接着剤を上方から浸透
しながら落下して、円筒体又は挿入体を直立する長手方
向に移動して接着剤の浸透を促進して接着代を増やし
て、挿入体の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停
止させて、接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定するよ
うにしたので、振動を抑制する画像担持体を、簡単な作
業で画像担持体の内部に挿入体を確実に固定し、特に肉
厚の薄い材料で製造される画像担持体であっても膨らみ
等の変形を防止し、画像形成装置に使用することによっ
て、低コストで、高品質の画像を得ることができるだけ
でなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で
画像を形成することができる画像担持体の製造方法を提
供することができるようになった。
と挿入体の外周面との間に50μm乃至200μmの間
隙を保持して直立する円筒体内に挿入体を直立して支持
部材によって支持しながら、円筒体の内周面と挿入体の
外周面との間に形成された間隙に粘度が10cp乃至2
00cpの接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入
体の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させ
て、接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定するようにし
たので、振動を抑制する画像担持体を、簡単な早い接着
作業で画像担持体の内部に挿入体を固定し、特に肉厚の
薄い材料で製造される画像担持体であっても膨らみ等の
変形を防止し、画像形成装置に使用することによって、
低コストで、高品質の画像を得ることができるだけでな
く帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像
を形成することができる画像担持体の製造方法を提供す
ることができるようになった。請求項8の発明によれ
ば、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に所定の間
隙を保持して直立する円筒体内に挿入体を直立して支持
部材によって支持しながら、円筒体の内周面と挿入体の
外周面との間に形成された間隙に接着剤を上方から浸透
しながら落下して、円筒体又は挿入体を直立する長手方
向に移動して接着剤の浸透を促進して接着代を増やし
て、挿入体の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停
止させて、接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定するよ
うにしたので、振動を抑制する画像担持体を、簡単な作
業で画像担持体の内部に挿入体を確実に固定し、特に肉
厚の薄い材料で製造される画像担持体であっても膨らみ
等の変形を防止し、画像形成装置に使用することによっ
て、低コストで、高品質の画像を得ることができるだけ
でなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で
画像を形成することができる画像担持体の製造方法を提
供することができるようになった。
【0024】請求項9の発明によれば、円筒体の内周面
と挿入体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立す
る円筒体内に挿入体を直立して支持部材によって支持し
ながら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成
された間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して、
円筒体又は挿入体を円筒形状の中心軸を中心に回動して
接着剤の浸透を促進して接着代を増やして、挿入体の一
方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、接着
剤で円筒体の内部に挿入体を固定するようにしたので、
振動を抑制する画像担持体を、簡単な作業で画像担持体
の内部に挿入体を確実に固定し、特に肉厚の薄い材料で
製造される画像担持体であっても膨らみ等の変形を防止
し、画像形成装置に使用することによって、低コスト
で、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電動
作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成す
ることができる画像担持体の製造方法を提供することが
できるようになった。請求項10の発明によれば、外周
表面に画像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に
挿入される円筒体の振動を抑制する挿入体の外周面を接
着して固定する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端
面の内側にあって、挿入体の外周面の全周に回り込んで
いる接着幅が挿入体の長さの5%又は10%以上で、且
つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積の10%、20
%又は30%以上である画像担持体、又は円筒体の内周
面と挿入体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立
する円筒体内に挿入体を直立して支持部材によって支持
しながら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形
成された間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して
挿入体の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止さ
せて、接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定する方法で
製造された画像担持体を帯電手段で帯電するようにした
ので、低コストで高品質の画像を得ることができるだけ
でなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で
画像を形成する画像形成装置を提供することができるよ
うになった。
と挿入体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立す
る円筒体内に挿入体を直立して支持部材によって支持し
ながら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成
された間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して、
円筒体又は挿入体を円筒形状の中心軸を中心に回動して
接着剤の浸透を促進して接着代を増やして、挿入体の一
方の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、接着
剤で円筒体の内部に挿入体を固定するようにしたので、
振動を抑制する画像担持体を、簡単な作業で画像担持体
の内部に挿入体を確実に固定し、特に肉厚の薄い材料で
製造される画像担持体であっても膨らみ等の変形を防止
し、画像形成装置に使用することによって、低コスト
で、高品質の画像を得ることができるだけでなく帯電動
作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で画像を形成す
ることができる画像担持体の製造方法を提供することが
できるようになった。請求項10の発明によれば、外周
表面に画像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に
挿入される円筒体の振動を抑制する挿入体の外周面を接
着して固定する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端
面の内側にあって、挿入体の外周面の全周に回り込んで
いる接着幅が挿入体の長さの5%又は10%以上で、且
つ接着剤の接着面積が挿入体の外周面積の10%、20
%又は30%以上である画像担持体、又は円筒体の内周
面と挿入体の外周面との間に所定の間隙を保持して直立
する円筒体内に挿入体を直立して支持部材によって支持
しながら、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形
成された間隙に接着剤を上方から浸透しながら落下して
挿入体の一方の端面に到達する前に浸透と落下を停止さ
せて、接着剤で円筒体の内部に挿入体を固定する方法で
製造された画像担持体を帯電手段で帯電するようにした
ので、低コストで高品質の画像を得ることができるだけ
でなく帯電動作時の騒音の発生を抑制して快適な環境で
画像を形成する画像形成装置を提供することができるよ
うになった。
【0025】請求項11の発明によれば、外周表面に画
像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入され
る円筒体の振動を抑制する挿入体の外周面を接着して固
定する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端面から延
在して挿入体の外周面の全周に回り込んでいる接着幅が
挿入体の長さの5%又は10%以上で、且つ接着剤の接
着面積が挿入体の外周面積の10%、20%又は30%
以上である画像担持体、又は円筒体の内周面と挿入体の
外周面との間に所定の間隙を保持して直立する円筒体内
に挿入体を直立して支持部材によって支持しながら、円
筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成された間隙
に接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入体の一方
の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、接着剤
で円筒体の内部に挿入体を固定する方法で製造された画
像担持体を帯電手段の帯電ローラで帯電するようにした
ので、低コストで、高品質の画像を得ることができるだ
けでなく帯電ローラによる帯電動作時の騒音の発生を抑
制して快適な環境で画像を形成する画像形成装置を提供
することができるようになった。
像を形成する円筒体の内周面と円筒体の内部に挿入され
る円筒体の振動を抑制する挿入体の外周面を接着して固
定する接着剤は、挿入体の少なくとも一方の端面から延
在して挿入体の外周面の全周に回り込んでいる接着幅が
挿入体の長さの5%又は10%以上で、且つ接着剤の接
着面積が挿入体の外周面積の10%、20%又は30%
以上である画像担持体、又は円筒体の内周面と挿入体の
外周面との間に所定の間隙を保持して直立する円筒体内
に挿入体を直立して支持部材によって支持しながら、円
筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成された間隙
に接着剤を上方から浸透しながら落下して挿入体の一方
の端面に到達する前に浸透と落下を停止させて、接着剤
で円筒体の内部に挿入体を固定する方法で製造された画
像担持体を帯電手段の帯電ローラで帯電するようにした
ので、低コストで、高品質の画像を得ることができるだ
けでなく帯電ローラによる帯電動作時の騒音の発生を抑
制して快適な環境で画像を形成する画像形成装置を提供
することができるようになった。
【図1】本発明の実施の形態例を示す画像担持体を説明
する斜視図である。
する斜視図である。
【図2】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装置
の概略を説明する説明図である。
の概略を説明する説明図である。
【図3】本発明の他の実施の形態例を示す画像担持体を
画像形成装置に使用した場合の挿入体の長さ(L)に対
する外周面の全周に回り込んでいる接着幅(l)の割合
(%)と挿入体の外周面積(M)に対する接着剤の接着
面積(m)の割合(%)と帯電動作時の異音の発生との
特性を示すグラフ図である。
画像形成装置に使用した場合の挿入体の長さ(L)に対
する外周面の全周に回り込んでいる接着幅(l)の割合
(%)と挿入体の外周面積(M)に対する接着剤の接着
面積(m)の割合(%)と帯電動作時の異音の発生との
特性を示すグラフ図である。
【図4】本発明の他の実施の形態例を示す画像担持体の
製造方法を説明する説明図である。
製造方法を説明する説明図である。
【図5】(a)(b)及び(c)は本発明の他の実施の
形態例を示す画像担持体の他の製造方法を説明する説明
図である。
形態例を示す画像担持体の他の製造方法を説明する説明
図である。
【図6】本発明の他の実施の形態例を示す挿入体の長さ
(L)に対する外周面の全周に回り込んでいる接着幅
(l)の割合(%)と接着剤の粘度(cp)と円筒体の
内周面と挿入体の外周面との間に形成された間隙(dμ
m)との特性を示すグラフ図である。
(L)に対する外周面の全周に回り込んでいる接着幅
(l)の割合(%)と接着剤の粘度(cp)と円筒体の
内周面と挿入体の外周面との間に形成された間隙(dμ
m)との特性を示すグラフ図である。
【図7】本発明の他の実施の形態例を示す画像担持体の
他の製造方法を説明する説明図である。
他の製造方法を説明する説明図である。
【図8】本発明の他の実施の形態例を示す挿入体の長さ
(L)に対する外周面の全周に回り込んでいる接着幅
(l)の割合(%)と接着剤の粘度(cp)と円筒体の
内周面と挿入体の外周面との間に形成された間隙(dμ
m)との他の特性を示すグラフ図である。
(L)に対する外周面の全周に回り込んでいる接着幅
(l)の割合(%)と接着剤の粘度(cp)と円筒体の
内周面と挿入体の外周面との間に形成された間隙(dμ
m)との他の特性を示すグラフ図である。
【図9】本発明の他の実施の形態例を示す画像担持体の
他の製造方法を説明する説明図である。
他の製造方法を説明する説明図である。
【図10】本発明の他の実施の形態例を示す画像担持体
の他の製造方法を説明する説明図である。
の他の製造方法を説明する説明図である。
【図11】図10のX−X線断面図である。
1 円筒体、1a 内周面、1b 一方の端面、1c
他方の端面、2 挿入体、2a 外周面、2b 一方の
端面、2c 他方の端面、3 接着剤、4 支持部材
4a 案内部、10 画像担持体、11 帯電手段、1
1a 帯電ローラ、12 露光手段、13 現像手段、
14 転写手段、15 定着手段、16移動部材、17
偏芯カム、18 モータ、19 歯車列、20 デイ
スペンサー
他方の端面、2 挿入体、2a 外周面、2b 一方の
端面、2c 他方の端面、3 接着剤、4 支持部材
4a 案内部、10 画像担持体、11 帯電手段、1
1a 帯電ローラ、12 露光手段、13 現像手段、
14 転写手段、15 定着手段、16移動部材、17
偏芯カム、18 モータ、19 歯車列、20 デイ
スペンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榑沼 岳郎 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大谷 渉 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大塚 到 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (11)
- 【請求項1】 画像形成装置に使用する画像担持体にお
いて、 該画像担持体は、外周表面に画像を形成する円筒体と、
上記円筒体の内部に挿入される挿入体と、上記円筒体の
内周面と上記挿入体の外周面とを接着して固定する接着
剤とを有し、 上記接着剤の接着範囲は、上記挿入体の少なくとも一方
の端面側の端縁から所定幅に渡って形成される外周面全
周に渡る接着領域と、該接着領域から軸方向に延びる他
の接着領域とから成り、上記挿入体の外周面全周に渡る
接着領域の軸方向の接着幅が上記挿入体の軸方向全長の
5%以上であり、且つ上記接着剤の接着面積が上記挿入
体の外周面積の10%以上であることを特徴とする画像
担持体。 - 【請求項2】 画像形成装置に使用する画像担持体にお
いて、 該画像担持体は、外周表面に画像を形成する円筒体と、
上記円筒体の内部に挿入される挿入体と、上記円筒体の
内周面と上記挿入体の外周面とを接着して固定する接着
剤とを有し、 上記接着剤の接着範囲は、上記挿入体の少なくとも一方
の端面側の端縁から所定幅に渡って形成される外周面全
周に渡る接着領域と、該接着領域から軸方向に延びる他
の接着領域とから成り、上記挿入体の外周面全周に渡る
接着領域の軸方向の接着幅が上記挿入体の軸方向全長の
10%以上であり、且つ上記接着剤の接着面積が上記挿
入体の外周面積の20%以上であるか、又は挿入体の外
周面全周に渡る接着領域の軸方向の接着幅が上記挿入体
の軸方向全長の5%以上であり、且つ上記接着剤の接着
面積が上記挿入体の外周面積の30%以上であることを
特徴とする画像担持体。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像担持体におい
て、上記挿入体は、上記円筒体の振動を抑制する重り部
材であることを特徴とする画像担持体。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の画像担持体に
おいて、上記挿入体は、円筒体の一方の端面と他方の端
面間の中間位置に固定されていることを特徴とする画像
担持体。 - 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の画像担持
体において、上記接着剤は、嫌気性接着剤であることを
特徴とする画像担持体。 - 【請求項6】 画像形成装置に使用する画像担持体の製
造方法において、 円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に所定の間隙を
保持して直立するように上記円筒体内に上記挿入体を直
立状態で支持部材によって支持する支持工程と、上記間
隙の上部から間隙内に接着剤を注入して浸透させながら
落下させると共に挿入の下方の端面に到達する前に浸透
と落下を停止させる接着剤浸透工程と、上記接着剤で上
記円筒体と上記挿入体を接着する接着工程と、によって
上記円筒体内に上記挿入体を固定することを特徴とする
画像担持体の製造方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の画像担持体の製造方法に
おいて、円筒体の内周面と挿入体の外周面との間に形成
された50μm乃至200μmの間隙に粘度が10cp
乃至200cpの接着剤を浸透させるようにしたことを
特徴とする画像担持体の製造方法。 - 【請求項8】 請求項6又は7記載の画像担持体の製造
方法において、上記円筒体又は挿入体を直立する長手方
向に相対的に移動して、接着剤の浸透を促進するように
したことを特徴とする画像担持体の製造方法。 - 【請求項9】 請求項6、7又は8記載の画像担持体の
製造方法において、円筒体の内周面と挿入体の外周面と
の間に形成された間隙に接着剤を浸透させた後に、上記
円筒体又は上記挿入体を円筒形状の中心軸を中心に回動
させて上記接着剤の浸透を促進するようにしたことを特
徴とする画像担持体の製造方法。 - 【請求項10】 請求項1、2、3、4若しくは5記載
の、又は請求項6、7、8若しくは9記載の方法で製造
される画像担持体と、上記画像担持体上を帯電する帯電
手段と、上記帯電手段によって帯電された上記画像担持
体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、上記露光
手段によって形成された静電潜像を顕像化する現像手段
と、からなることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の画像形成装置におい
て、上記帯電手段は、上記円筒体上に接触して帯電させ
る帯電ローラであることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35456896A JPH10186700A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 画像担持体とその製造方法及びそれを使用する画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35456896A JPH10186700A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 画像担持体とその製造方法及びそれを使用する画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10186700A true JPH10186700A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18438439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35456896A Pending JPH10186700A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 画像担持体とその製造方法及びそれを使用する画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10186700A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7155143B2 (en) * | 2004-11-10 | 2006-12-26 | Xerox Corporation | Silencer for an imaging device photoreceptor |
JP2021144184A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | 沖電気工業株式会社 | 像担持体ユニットおよび画像形成装置 |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP35456896A patent/JPH10186700A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7155143B2 (en) * | 2004-11-10 | 2006-12-26 | Xerox Corporation | Silencer for an imaging device photoreceptor |
JP2021144184A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | 沖電気工業株式会社 | 像担持体ユニットおよび画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040517 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040716 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051017 |