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JPH10184753A - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

Info

Publication number
JPH10184753A
JPH10184753A JP8346119A JP34611996A JPH10184753A JP H10184753 A JPH10184753 A JP H10184753A JP 8346119 A JP8346119 A JP 8346119A JP 34611996 A JP34611996 A JP 34611996A JP H10184753 A JPH10184753 A JP H10184753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
vibration
elastic deformation
damper device
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8346119A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Kabasawa
秀年 椛澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teac Corp filed Critical Teac Corp
Priority to JP8346119A priority Critical patent/JPH10184753A/ja
Publication of JPH10184753A publication Critical patent/JPH10184753A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は変位量が制限される狭い設置場所で
も十分な減衰効果が得られることを課題とする。 【解決手段】 ダンパ装置11は、上部ダンパ部12
と、下部ダンパ部13と、結合部15とからなる。上部
ダンパ部12及び下部ダンパ部13は、円板状の当接部
16の上面に板状に形成された第1の弾性変形部17
(17a〜17c)と、第1の弾性変形部17より寸法
hだけ低くされた第2の弾性変形部18(18a〜18
c)とが放射状に突出している。第1の弾性変形部17
が第2の弾性変形部18より高く設けられているため、
小さい振動のときは第1の弾性変形部17が弾性変形
し、大きい振動のときは第1の弾性変形部17及び第2
の弾性変形部18が弾性変形する。よって、ゴム硬度を
柔らかくして変位量を増やしたり、変位量を小さくして
ゴム硬度を硬くしたりせずに、入力された振動を効率良
く減衰することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダンパ装置に係り、
特に外部振動の影響を効果的に緩和できるよう構成され
たダンパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばデータベースやソフトウエアなど
の情報を記憶させる記憶媒体として、光ディスク装置の
レーザ式ピックアップにより再生されるディスク状の記
憶媒体が使用されている。この種の光ディスク装置で
は、外部振動が伝播されると精密に動作制御されている
ピックアップから出射されたレーザ光の位置がずれてオ
フトラックが生じてしまい、ディスク面に記録された情
報を読み取れなくなってしまう。
【0003】そのため、光ディスク装置においては、ピ
ックアップやターンテーブルを支持するベースと、当該
ベースを支持するフレームとの間にゴム等の弾性材から
なるダンパ装置が取り付けられている。従来のダンパ装
置としては、例えば図11に示すようなものがある。
【0004】このダンパ装置1は、フレーム2に螺入さ
れる取付ネジ3が挿通される貫通孔4と、フレーム2と
ピックアップやターンテーブルを支持するベース5との
間で圧縮される第1ダンパ部6と、ベース5と取付ネジ
3の頭部3aとの間で圧縮される第2ダンパ部7とを有
する。第1ダンパ部6及び第2ダンパ部7の内部は、環
状の空気室6a,7aとなっており、荷重がかかると第
1ダンパ部6及び第2ダンパ部7が変形して空気室6
a,7aの空気が吸排される。
【0005】また、第1ダンパ部6と第2ダンパ部7と
の間には、ベース5の取付孔5aに嵌合するためのくび
れ部8が設けられている。そして、上記構成とされたダ
ンパ装置1は、フレーム2にX方向あるいはY方向の外
部振動が伝搬すると、第1ダンパ部6及び第2ダンパ部
7が弾性変形すると共に空気室6a,7aの空気が吸排
されて振動を減衰させ、ベース5への振動伝搬を防止し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなダンパ装
置では、比較的振幅が大きく周波数の低い振動、及び比
較的振幅が小さく周波数の高い振動を共に吸収すること
が難しかった。例えば、フレーム2とベース5との間に
十分な取付スペースがある場合、第1ダンパ部6及び第
2ダンパ部7のストロークを十分にとることができるの
で、ダンパ装置1を柔らかい材質のゴム材で形成し、振
幅の大きい振動及び振幅の小さい振動を吸収することが
できる。
【0007】しかしながら、ディスク装置の小型化及び
薄型化によりダンパ装置1の取付スペースを十分にとれ
ない場合、ダンパ装置1を硬い材質のゴム材で形成して
いた。そのため、振幅の大きい振動がフレーム2に入力
されたときは、第1ダンパ部6又は第2ダンパ部7が弾
性変形して振動を吸収できるが、振幅の小さい振動がフ
レーム2に入力されたときは、第1ダンパ部6及び第2
ダンパ部7が弾性変形せずに振動がベース5に伝搬して
しまう。
【0008】従って、ダンパ装置1を狭い場所に取り付
ける場合、外部振動を十分に減衰することができず、ピ
ックアップやターンテーブルを支持するベース5に振動
が伝わってオフトラックが生じてしまうといった問題が
あった。そこで、本発明は上記課題を解決したダンパ装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
の発明は、第1ベースと第2ベースとの間に介在し、該
第1ベース又は第2ベースに伝搬された外部振動を吸収
するダンパ装置において、前記第1ベース又は第2ベー
スの一方に当接する当接面と、該当接面より前記第1ベ
ース又は第2ベースの一方に当接するように延在する第
1弾性変形部と、前記当接面より前記第1ベース又は第
2ベースの一方に近接するように延在し、且つ前記第1
弾性変形部が外部振動により圧縮された後、圧縮荷重を
受ける第2弾性変形部と、からなることを特徴とするも
のである。
【0010】従って、請求項1の発明によれば、第1ベ
ース又は第2ベースの一方に当接するように延在する第
1弾性変形部と、第1弾性変形部が外部振動により圧縮
された後、圧縮荷重を受ける第2弾性変形部とを有する
ため、比較的振幅の小さい振動が入力されたときは第1
弾性変形部が弾性変形して振動を吸収し、比較的振幅の
大きい振動が入力されたときは第1弾性変形部及び第2
弾性変形部が弾性変形して振動を吸収することができ
る。
【0011】また、請求項2の発明は、前記請求項1記
載のディスク装置において、前記当接面は、円板状に形
成され、前記当接面の表面に前記第1弾性変形部と第2
弾性変形部とが放射状に突出形成されたことを特徴とす
るものである。従って、請求項2の発明によれば、円形
の当接面に第1弾性変形部と第2弾性変形部とが放射状
に突出形成されているので、どの方向からの振動でも減
衰させることができる。
【0012】また、請求項3の発明は、前記請求項1又
は2記載のダンパ装置において、前記第1弾性変形部と
前記第2弾性変形部とを交互に配置させたことを特徴と
するものである。従って、請求項3の発明によれば、第
1弾性変形部と第2弾性変形部とを交互に配置させたた
め、振動の大きさ及び振動の方向に拘わらず、バランス
良く振動を減衰させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明になるダンパ装置の
平面図、図2はダンパ装置の側面図、図3はダンパ装置
の底面図、図4は図2に示すダンパ装置を左側からみた
側面図、図5は図4中A−A線に沿う横断面図である。
【0014】ダンパ装置11は、弾性を有するゴム材に
より一体成形されており、側面からみると上下対称であ
り、上方からみた平面形状と下方からみた底面形状とが
同一形状に形成されている。ダンパ装置11は、大略、
上部ダンパ部12と、下部ダンパ部13と、上部ダンパ
部12と下部ダンパ部13との間に形成された溝14
と、溝14内で上部ダンパ部12と下部ダンパ部13と
を結合する結合部15とからなる。
【0015】上部ダンパ部12と下部ダンパ部13とは
同一形状であるので、上部ダンパ部12の構成について
説明する。上部ダンパ部12は、円板状の当接部16の
上面に板状に形成された第1の弾性変形部17(17a
〜17c)と、第1の弾性変形部17と同様な形状に形
成された第2の弾性変形部18(18a〜18c)とが
放射状に突出している。本実施例では、第1の弾性変形
部17a〜17cと、第2の弾性変形部18a〜18c
とが60°の等間隔で交互に配置されるように形成され
ている。
【0016】そのため、半径方向のどの方向からの振動
が入力されても第1の弾性変形部17a〜17c、第2
の弾性変形部18a〜18cのいずれかが弾性変形して
効果的に振動を減衰させることができる。第1の弾性変
形部17(17a〜17c)及び第2の弾性変形部18
(18a〜18c)の側面形状は、台形状に形成されて
おり、上端部分の幅が根元部分の幅よりも小さくなって
いる。さらに、当接部16から第1の弾性変形部17
(17a〜17c)の上端までの高さHaは、当接部1
6から第2の弾性変形部18(18a〜18c)の上端
までの高さHbよりも大となっており、本実施例では第
1の弾性変形部17(17a〜17c)と第2の弾性変
形部18(18a〜18c)との差hは、h=Ha−H
b=0.2〜0.6mm程度に設定されている。
【0017】このように第1の弾性変形部17が第2の
弾性変形部18より高く設けられているため、比較的振
幅の小さい振動のときは第1の弾性変形部17がY方向
の力を受けて弾性変形し、比較的振幅の大きい振動のと
きは第1の弾性変形部17及び第2の弾性変形部18が
Y方向の力を受けて弾性変形する。よって、ゴム硬度を
柔らかくして変位量を増やしたり、変位量を小さくして
ゴム硬度を硬くしたりせずに、入力された振動を効率良
く減衰することができる。
【0018】尚、第1の弾性変形部17及び第2の弾性
変形部18の数は、3個に限らず、4個以上設けるよう
にしても良い。また、溝14内に設けられた結合部15
は、上部ダンパ部12と下部ダンパ部13との間を結合
する円筒部20と、円筒部20の外周に半径方向に突出
して設けられた幅広リブ21(21a〜21c)と、円
筒部20の外周に半径方向に突出して設けられた幅狭リ
ブ22(22a〜22c)とからなる。
【0019】図5に示すように、幅広リブ21(21a
〜21c)と幅狭リブ22(22a〜22c)とは、半
径方向への突出長さが異なっており、幅広リブ21と幅
狭リブ22とが60°の等間隔で放射状に配設されてい
る。また、幅広リブ21と幅狭リブ22とは、交互に位
置するように配設されており、水平方向(X方向)の力
が作用すると、幅広リブ21(21a〜21c)、幅狭
リブ22(22a〜22c)が弾性変形してX方向の振
動を減衰することができる。
【0020】尚、幅広リブ21及び幅狭リブ22の数
は、3個に限らず、4個以上設けるようにしても良い。
このように幅広リブ21(21a〜21c)は幅狭リブ
22(22a〜22c)よりも半径方向へ大きく突出し
ているため、比較的振幅の小さい振動のときは幅広リブ
21(21a〜21c)がX方向の力を受けて弾性変形
し、比較的振幅の大きい振動のときは幅広リブ21(2
1a〜21c)及び幅狭リブ22(22a〜22c)が
X方向の力を受けて弾性変形する。よって、振動の大き
さ及び方向にかかわらず、入力された振動を効率良く減
衰することができる。
【0021】そのため、ダンパ装置11は、変位量を十
分に確保できないような狭い設置場所に取り付けられる
場合でも、振幅の大きさに拘わらず外部振動を良好に減
衰することでき、機器の耐震性を高めることができる。
ダンパ装置11の中心には、円筒部20を上下方向に貫
通する貫通孔23が設けられている。また、上部ダンパ
部12と下部ダンパ部13との間に形成された溝14の
溝幅は、被取り付け部の厚さ寸法に応じて任意の寸法に
形成される。
【0022】図6はダンパ装置がディスク装置に装着さ
れる場合を説明するための分解斜視図である。25はデ
ィスク装置のフレームで、底板25a上にベース26が
取付ネジ27により取り付けられる。ベース26の支持
部26aには、ピックアップ及びターンテーブル(共に
図示せず)が搭載されるトラバース28の両側に突出す
る軸28aが回動自在に挿通され、トラバース28は軸
28aを支点として上下方向に回動可能に取り付けられ
る。
【0023】そして、ダンパ装置11は、ベース26の
下面側の4箇所に設けられた取付部26bに装着されて
フレーム25とベース26との間に介在し、ダンパ装置
11の貫通孔23には取付ネジ27が挿通される。図7
はダンパ装置11の取り付け状態を拡大して示す平面
図、図8は図7中B−B線に沿う縦断面図である。
【0024】ダンパ装置11は、ベース26の取付部2
6bに設けられた取付孔26cに溝14が嵌合された状
態で装着される。取付ネジ27は、ネジ部27aがフレ
ーム25のネジ孔25bに螺入されて締め付けられてお
り、頭部27bがダンパ装置11の上部ダンパ部12の
第1の弾性変形部17に当接し、第2の弾性変形部18
が隙間hだけ離間した位置に取り付けられている。その
ため、ダンパ装置11の下部ダンパ部13は、第1の弾
性変形部17の下端がフレーム25に当接し、第2の弾
性変形部18が隙間hだけ離間している。
【0025】よって、比較的振幅の小さい外部振動がフ
レーム25に入力されると、ダンパ装置11は上部ダン
パ部12及び下部ダンパ部13の第1の弾性変形部17
が弾性変形することにより振動を減衰させてフレーム2
5に伝搬することを防止する。また、比較的振幅の大き
い外部振動がフレーム25に入力された場合、ダンパ装
置11は上部ダンパ部12及び下部ダンパ部13の第1
の弾性変形部17、第2の弾性変形部18が弾性変形し
て振動を減衰させてフレーム25に伝搬することを防止
する。これにより、フレーム25に入力された外部振動
がピックアップやターンテーブルに伝搬せず、オフトラ
ックが防止される。
【0026】また、ダンパ装置11の上部ダンパ部12
及び下部ダンパ部13は、前述したように板状に突出す
る第1の弾性変形部17及び第2の弾性変形部18が等
間隔で放射状に突出しているため、図9に示すようにど
の方向の振動G1〜G8でも減衰することができる。
【0027】さらに、本実施例では、第1の弾性変形部
17及び第2の弾性変形部18が側方からみると台形状
に形成されているので、印加された荷重が小さくて変形
量が小さいときは第1の弾性変形部17及び第2の弾性
変形部18の幅狭部分が圧縮され、荷重が大きくて変形
量が大きくなる程第1の弾性変形部17及び第2の弾性
変形部18の幅広部分が圧縮されることになり、荷重の
大きさに応じて減衰力が変化する。そのため、ダンパ装
置11は、印加された荷重の大きさに拘わらず振動を効
果的に減衰させて振動の伝搬を防止できる。
【0028】図10は従来のものと本発明のダンパ装置
11との振動吸収エネルギ特性を比較するためのグラフ
である。グラフIは、ゴム硬度が硬めとされた従来のダ
ンパ装置の特性を示す。また、グラフIIは、ゴム硬度が
柔らかめとされた従来のダンパ装置の特性を示す。ま
た、グラフIII は、ダンパ装置11の特性を示す。
【0029】従来のダンパ装置では、ゴム硬度が硬めと
された場合(グラフI参照)、振幅の小さい振動が入力
されるNG領域において、振動を吸収できず振動がピッ
クアップやターンテーブルに伝搬されてしまう。また、
ゴム硬度が柔らかめとされた場合(グラフII参照)、振
幅の大きい振動が入力されると、予め設定されたフルス
トロークまで圧縮されて底付き状態(NG)となり、ダ
ンパ装置が限界まで圧縮されて振動を吸収しきれない。
【0030】これに対し、本発明のダンパ装置11で
は、ゴム硬度が硬めとされても振幅の小さい振動が入力
されたときは、上部ダンパ部12及び下部ダンパ部13
の第1の弾性変形部17のみが弾性変形して振動を吸収
する。また、ダンパ装置11では、ゴム硬度が柔らかめ
とされても振幅の大きい振動が入力されて変形量がグラ
フIII の変曲点に達すると第1の弾性変形部17及び第
2の弾性変形部18が弾性変形して振動を吸収してピッ
クアップやターンテーブルに振動が伝搬することを防止
できる。
【0031】よって、ダンパ装置11は、ゴム硬度を柔
らかくして変位量を増やしたり、変位量を小さくしてゴ
ム硬度を硬くしたりせずに、入力された振動を効率良く
減衰することができる。尚、上記実施例では、ディスク
装置の振動防止部分に装着された場合を一例として挙げ
たが、これに限らず、これ以外箇所に上記ダンパ装置1
1を適用することができるのは勿論である。
【0032】また、上記ダンパ装置11において、第1
の弾性変形部17及び第2の弾性変形部18の間隔、
幅、厚さ、高さ、設置数は、各装着場所に応じて適宜選
択的に設定される。
【0033】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1の発明によれ
ば、請求項1の発明によれば、第1ベース又は第2ベー
スの一方に当接するように延在する第1弾性変形部と、
第1弾性変形部が外部振動により圧縮された後、圧縮荷
重を受ける第2弾性変形部とを有するため、比較的振幅
の小さい振動が入力されたときは第1弾性変形部が弾性
変形して振動を吸収し、比較的振幅の大きい振動が入力
されたときは第1弾性変形部及び第2弾性変形部が弾性
変形して振動を吸収することができる。そのため、変位
量を十分に確保できないような狭い設置場所に取り付け
られる場合でも、振幅の大きさに拘わらず外部振動を良
好に減衰することでき、機器の耐震性を高めることがで
きる。
【0034】また、請求項2の発明によれば、円形の当
接面に第1弾性変形部と第2弾性変形部とが放射状に突
出形成されているので、どの方向からの振動でも減衰さ
せることができる。また、請求項3の発明によれば、第
1弾性変形部と第2弾性変形部とを交互に配置させたた
め、振動の大きさ及び振動の方向に拘わらず、バランス
良く振動を減衰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるダンパ装置の平面図である。
【図2】ダンパ装置の側面図である。
【図3】ダンパ装置の底面図である。
【図4】図2に示すダンパ装置を左側からみた側面図で
ある。
【図5】図4中A−A線に沿う横断面図である。
【図6】ダンパ装置がディスク装置に装着される場合を
説明するための分解斜視図である。
【図7】ダンパ装置の取り付け状態を拡大して示す平面
図である。
【図8】図7中B−B線に沿う縦断面図である。
【図9】ダンパ装置への振動作用方向を示す側面図であ
る。
【図10】従来のものと本発明のダンパ装置との振動吸
収エネルギ特性を比較するためのグラフである。
【図11】従来のダンパ装置を説明するための縦断面図
である。
【符号の説明】
11 ダンパ装置 12 上部ダンパ部 13 下部ダンパ部 14 溝 15 結合部 16 当接部 17(17a〜17c) 第1の弾性変形部 18(18a〜18c) 第2の弾性変形部 20 円筒部 21(21a〜21c) 幅広リブ 22(22a〜22c) 幅狭リブ 25 フレーム 26 ベース 27 取付ネジ 28 トラバース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ベースと第2ベースとの間に介在
    し、該第1ベース又は第2ベースに伝搬された外部振動
    を吸収するダンパ装置において、 前記第1ベース又は第2ベースの一方に当接する当接面
    と、 該当接面より前記第1ベース又は第2ベースの一方に当
    接するように延在する第1弾性変形部と、 前記当接面より前記第1ベース又は第2ベースの一方に
    近接するように延在し、且つ前記第1弾性変形部が外部
    振動により圧縮された後、圧縮荷重を受ける第2弾性変
    形部と、 からなることを特徴とするダンパ装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のダンパ装置におい
    て、 前記当接面は、円板状に形成され、前記当接面の表面に
    前記第1弾性変形部と第2弾性変形部とが放射状に突出
    形成されたことを特徴とするダンパ装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2記載のダンパ装置に
    おいて、 前記第1弾性変形部と前記第2弾性変形部とを交互に配
    置させたことを特徴とするダンパ装置。
JP8346119A 1996-12-25 1996-12-25 ダンパ装置 Pending JPH10184753A (ja)

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CN103423350A (zh) * 2013-08-19 2013-12-04 苏州市胜能弹簧五金制品有限公司 一种软胶弹簧

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