JPH10184340A - 自動車の排気騒音減衰装置 - Google Patents
自動車の排気騒音減衰装置Info
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- JPH10184340A JPH10184340A JP9289087A JP28908797A JPH10184340A JP H10184340 A JPH10184340 A JP H10184340A JP 9289087 A JP9289087 A JP 9289087A JP 28908797 A JP28908797 A JP 28908797A JP H10184340 A JPH10184340 A JP H10184340A
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- 238000013016 damping Methods 0.000 title claims abstract description 44
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 4
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N1/00—Silencing apparatus characterised by method of silencing
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排気ガスの膨張比を増大させて排気ガスの排
気騒音を低下させることにより、静かな走行が行なえる
ようにされた自動車の排気騒音減衰装置を提供すること
にある。 【解決手段】 燃料の燃焼後、エンジンから排出される
排気ガスを排気パイプを通して消音器にガイドし、排気
騒音を減衰する自動車の排気騒音減衰装置において、消
音器には一端側が排気パイプに連結する流入管が配設さ
れ、該流入管を通して消音器の内部へ流入される排気ガ
スの膨張比を一次的に増大させて排気ガスの排気騒音を
低減させるように、前記流入管の他端側に流入管の断面
積以下の第1の減衰部が流入管と一体的に連結され、該
第1の減衰部の外周部には開口が設けられ、該開口に
は、前記第1の減衰部に排気ガスが集合されつつ排圧が
かかりすぎるのを防止して円滑に消音器の内部へ流入さ
れるようにするとともに、膨張比を二次的に増大させる
ことにより排気騒音減衰量を増大させる第2の減衰部が
接続されていることを特徴とする。
気騒音を低下させることにより、静かな走行が行なえる
ようにされた自動車の排気騒音減衰装置を提供すること
にある。 【解決手段】 燃料の燃焼後、エンジンから排出される
排気ガスを排気パイプを通して消音器にガイドし、排気
騒音を減衰する自動車の排気騒音減衰装置において、消
音器には一端側が排気パイプに連結する流入管が配設さ
れ、該流入管を通して消音器の内部へ流入される排気ガ
スの膨張比を一次的に増大させて排気ガスの排気騒音を
低減させるように、前記流入管の他端側に流入管の断面
積以下の第1の減衰部が流入管と一体的に連結され、該
第1の減衰部の外周部には開口が設けられ、該開口に
は、前記第1の減衰部に排気ガスが集合されつつ排圧が
かかりすぎるのを防止して円滑に消音器の内部へ流入さ
れるようにするとともに、膨張比を二次的に増大させる
ことにより排気騒音減衰量を増大させる第2の減衰部が
接続されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車エンジンの
外部に排気ガスが排出される際、発生する騒音を低減さ
せる自動車の排気騒音減衰装置に係り、より詳しくは、
排気ガスの膨張比を増大させて排気ガスの排気騒音を低
下させることにより、静かな走行を行なえるようにされ
た自動車の排気騒音減衰装置に関するものである。
外部に排気ガスが排出される際、発生する騒音を低減さ
せる自動車の排気騒音減衰装置に係り、より詳しくは、
排気ガスの膨張比を増大させて排気ガスの排気騒音を低
下させることにより、静かな走行を行なえるようにされ
た自動車の排気騒音減衰装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図3に示されたように、自動車
の排気騒音減衰装置は、各シリンダーの排気ガスを総合
するように、シリンダーに配設された排気マニホルド1
0と、前記排気マニホルド10を通過した排気ガスの流
動をガイドするように前記排気マニホルド10に連結さ
れた排気パイプ20と、前記排気パイプ20を通過した
排気ガスの排気騒音を低減させるように排気パイプ20
の端部に装着された消音器30と、前記消音器30から
排出される排気ガスの流路をガイドするよう前記消音器
30の端部に連結されたテールパイプ50とからなる。
の排気騒音減衰装置は、各シリンダーの排気ガスを総合
するように、シリンダーに配設された排気マニホルド1
0と、前記排気マニホルド10を通過した排気ガスの流
動をガイドするように前記排気マニホルド10に連結さ
れた排気パイプ20と、前記排気パイプ20を通過した
排気ガスの排気騒音を低減させるように排気パイプ20
の端部に装着された消音器30と、前記消音器30から
排出される排気ガスの流路をガイドするよう前記消音器
30の端部に連結されたテールパイプ50とからなる。
【0003】また、消音器30には、図4に示すように
第1の隔壁部材36、第2の隔壁部材37、第3の隔壁
部材38、第4の隔壁部材39が立設され、前記第1〜
4の隔壁部材36,37,38,39により第1のチャ
ンバ31,第2のチャンバ32、第3のチャンバ33、
第4のチャンバ34、第5のチャンバ35が画成されて
いる。
第1の隔壁部材36、第2の隔壁部材37、第3の隔壁
部材38、第4の隔壁部材39が立設され、前記第1〜
4の隔壁部材36,37,38,39により第1のチャ
ンバ31,第2のチャンバ32、第3のチャンバ33、
第4のチャンバ34、第5のチャンバ35が画成されて
いる。
【0004】さらに、前記消音器30の内部には、図5
に示すように前記排気パイプ20をへた排気ガスを前記
第5のチャンバ35に移動されるようガイドする流入管
40と、前記流入管40の端部から前記第5のチャンバ
35に移動された排気ガスを前記第3のチャンバ33に
移動されるようガイドする第1の管部材41と、前記第
1の管部材41の端部から前記第3のチャンバ33に移
動された排気ガスを前記第1のチャンバ31に移動され
るようガイドする第2の管部材42と、前記第2の管部
材42の端部から前記第1のチャンバ31に移動された
排気ガスを自動車の外部に吐出されるようガイドする吐
出管43が配設されている。
に示すように前記排気パイプ20をへた排気ガスを前記
第5のチャンバ35に移動されるようガイドする流入管
40と、前記流入管40の端部から前記第5のチャンバ
35に移動された排気ガスを前記第3のチャンバ33に
移動されるようガイドする第1の管部材41と、前記第
1の管部材41の端部から前記第3のチャンバ33に移
動された排気ガスを前記第1のチャンバ31に移動され
るようガイドする第2の管部材42と、前記第2の管部
材42の端部から前記第1のチャンバ31に移動された
排気ガスを自動車の外部に吐出されるようガイドする吐
出管43が配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のごと
く構成された従来の自動車の排気騒音減衰装置によれ
ば、排気ガスが高温の消音器30内で移動される場合、
前記消音器30の断面積と前記流入管40の断面積との
割合である膨張比が少ないため、膨張比と比例関係にあ
る排気騒音減衰量が低減されることにより、過度の騒音
が発生されるとの問題点があった。
く構成された従来の自動車の排気騒音減衰装置によれ
ば、排気ガスが高温の消音器30内で移動される場合、
前記消音器30の断面積と前記流入管40の断面積との
割合である膨張比が少ないため、膨張比と比例関係にあ
る排気騒音減衰量が低減されることにより、過度の騒音
が発生されるとの問題点があった。
【0006】本発明は上記種々の問題点を解決するため
になされたものであって、本発明の目的は、排気ガスの
膨張比を増大させて排気ガスの排気騒音を低下させるこ
とにより、静かな走行が行なえるようにされた自動車の
排気騒音減衰装置を提供することにある。
になされたものであって、本発明の目的は、排気ガスの
膨張比を増大させて排気ガスの排気騒音を低下させるこ
とにより、静かな走行が行なえるようにされた自動車の
排気騒音減衰装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1に係る自動車の排気騒音減衰装置は、
燃料の燃焼後、エンジンから排出される排気ガスを排気
パイプを通して消音器にガイドし、排気騒音を減衰する
自動車の排気騒音減衰装置において、 消音器には一端
側が排気パイプに連結する流入管が配設され、該流入管
を通して消音器の内部へ流入される排気ガスの膨張比を
一次的に増大させて排気ガスの排気騒音を低減させるよ
うに、前記流入管の他端側に流入管の断面積以下の第1
の減衰部が流入管と一体的に連結され、該第1の減衰部
の外周部には開口が設けられ、該開口には、前記第1の
減衰部に排気ガスが集合されつつ排圧がかかりすぎるの
を防止して円滑に消音器の内部へ流入されるようにする
とともに、膨張比を二次的に増大させることにより排気
騒音減衰量を増大させる第2の減衰部が接続されている
ことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る自動車の排気騒音減衰装置は、
燃料の燃焼後、エンジンから排出される排気ガスを排気
パイプを通して消音器にガイドし、排気騒音を減衰する
自動車の排気騒音減衰装置において、 消音器には一端
側が排気パイプに連結する流入管が配設され、該流入管
を通して消音器の内部へ流入される排気ガスの膨張比を
一次的に増大させて排気ガスの排気騒音を低減させるよ
うに、前記流入管の他端側に流入管の断面積以下の第1
の減衰部が流入管と一体的に連結され、該第1の減衰部
の外周部には開口が設けられ、該開口には、前記第1の
減衰部に排気ガスが集合されつつ排圧がかかりすぎるの
を防止して円滑に消音器の内部へ流入されるようにする
とともに、膨張比を二次的に増大させることにより排気
騒音減衰量を増大させる第2の減衰部が接続されている
ことを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項2に係る自動車の排
気騒音減衰装置は、前記第1の減衰部及び第2の減衰部
が、パイプであることを特徴とする。
気騒音減衰装置は、前記第1の減衰部及び第2の減衰部
が、パイプであることを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項3に係る自動車の排
気ガス減衰装置は、前記第1の減衰部および第2の減衰
部の断面積の和が、前記流入管の断面積以下であること
を特徴とする。
気ガス減衰装置は、前記第1の減衰部および第2の減衰
部の断面積の和が、前記流入管の断面積以下であること
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施の形態
について添付図面に沿って詳述する。図1は、本発明に
適用される自動車の消音器内で排気ガスが移動される状
態を概略に示す断面図であり、図2は本発明による排気
騒音減衰装置の主要部分を示す斜視図である。なお、前
記図3〜図5と同一の部分には同一の符号を付す。
について添付図面に沿って詳述する。図1は、本発明に
適用される自動車の消音器内で排気ガスが移動される状
態を概略に示す断面図であり、図2は本発明による排気
騒音減衰装置の主要部分を示す斜視図である。なお、前
記図3〜図5と同一の部分には同一の符号を付す。
【0011】本発明においても、図3に示す従来例と同
様にシリンダーから排出される排気ガスを適当に総合さ
せ得るように自動車の2気筒からのエンジンに排気マニ
ホルド10が配設されている。そして、前記排気マニホ
ルド10には、前記排気マニホルド10を経る排気ガス
の流動をガイドするように排気パイプ20が装着され、
その内部は、それぞれのシリンダーから排出される排気
ガスの干渉および排出抵抗を防止するように、曲面形状
になっている。
様にシリンダーから排出される排気ガスを適当に総合さ
せ得るように自動車の2気筒からのエンジンに排気マニ
ホルド10が配設されている。そして、前記排気マニホ
ルド10には、前記排気マニホルド10を経る排気ガス
の流動をガイドするように排気パイプ20が装着され、
その内部は、それぞれのシリンダーから排出される排気
ガスの干渉および排出抵抗を防止するように、曲面形状
になっている。
【0012】また、前記排気パイプ20の端部には、前
記排気パイプ20を通過した排気ガスの排気騒音を低減
させるよう図1に示す消音器60が装着されている。前
記消音器60は、図1に示すように第1の隔壁部材6
6、第2の隔壁部材67、第3の隔壁部材68、第4の
隔壁部材69が立設され、前記第1〜4の隔壁部材6
6,67,68,69により第1のチャンバ61、第2
のチャンバ62、第3のチャンバ63、第4のチャンバ
64、第5のチャンバ65がそれぞれ画成されている。
記排気パイプ20を通過した排気ガスの排気騒音を低減
させるよう図1に示す消音器60が装着されている。前
記消音器60は、図1に示すように第1の隔壁部材6
6、第2の隔壁部材67、第3の隔壁部材68、第4の
隔壁部材69が立設され、前記第1〜4の隔壁部材6
6,67,68,69により第1のチャンバ61、第2
のチャンバ62、第3のチャンバ63、第4のチャンバ
64、第5のチャンバ65がそれぞれ画成されている。
【0013】さらに、前記消音器60の内部には、前記
排気パイプ20をへる排気ガスが前記第5のチャンバ6
5の内部へ流動されるようガイドし、前記排気パイプ2
0に一体的に連通可能に接続された流入管80と、前記
流入管80の端部から前記第5のチャンバ65に移動さ
れた排気ガスが前記第3のチャンバ63を移動されるよ
う排気ガスの流動をガイドする第1の管部材71と、前
記第1の管部材71の端部から前記第3のチャンバ63
に移動された排気ガスが前記第1のチャンバ61に移動
されるよう排気ガスの流動をガイドする第2の管部材7
2と、前記第2の管部材72の端部から前記第1のチャ
ンバ61に移動された排気ガスを自動車の外部に吐出さ
れるようガイドする吐出管73とが配設されている。
排気パイプ20をへる排気ガスが前記第5のチャンバ6
5の内部へ流動されるようガイドし、前記排気パイプ2
0に一体的に連通可能に接続された流入管80と、前記
流入管80の端部から前記第5のチャンバ65に移動さ
れた排気ガスが前記第3のチャンバ63を移動されるよ
う排気ガスの流動をガイドする第1の管部材71と、前
記第1の管部材71の端部から前記第3のチャンバ63
に移動された排気ガスが前記第1のチャンバ61に移動
されるよう排気ガスの流動をガイドする第2の管部材7
2と、前記第2の管部材72の端部から前記第1のチャ
ンバ61に移動された排気ガスを自動車の外部に吐出さ
れるようガイドする吐出管73とが配設されている。
【0014】また、前記流入管80には、前記流入管8
0を通して前記消音器60の内部へ流入される排気ガス
の膨張比を一次的に増大させて排気ガスの排気騒音を低
下させうるように前記流入管80の断面積よりは所定値
以下の断面積をもつ第1の減衰部81が連結されてい
る。さらに、前記第1の減衰部81の外周面には、排気
ガスの膨張比を二次的に増大させる第2の減衰部が接続
されるよう開口82が穿設されている。
0を通して前記消音器60の内部へ流入される排気ガス
の膨張比を一次的に増大させて排気ガスの排気騒音を低
下させうるように前記流入管80の断面積よりは所定値
以下の断面積をもつ第1の減衰部81が連結されてい
る。さらに、前記第1の減衰部81の外周面には、排気
ガスの膨張比を二次的に増大させる第2の減衰部が接続
されるよう開口82が穿設されている。
【0015】また、前記第1の減衰部81の開口82に
は、前記第1の減衰部81を通して前記消音器60の内
部へ流入される排気ガスの断面積が縮小されるため、前
記第1の減衰部81の内部に集合されつつ発生される排
圧が前記第1の減衰部81にかかり過ぎるのを防止して
円滑に前記消音器60内へ流入されるようにするととも
に、膨張比を二次的に増大させることにより排気騒音の
減衰量を増大させてより静かな走行ができるようにな
り、かつ、一端部が前記消音器60の第3のチャンバ6
3内に配設された第2の減衰部83の他端部に接続され
ている。さらに、前記第1の減衰部81および第2の減
衰部83の断面積の和は、前記第1の減衰部81および
第2の減衰部83の断面積の和と前記消音器60の断面
積とのわりあいである膨張比を増大させるように、前記
排気パイプ20からの排気ガスの流動をガイドする流入
管80の断面積以下になっている。本例では前記第1の
減衰部および第2の減衰部は、パイプで形成されてい
る。
は、前記第1の減衰部81を通して前記消音器60の内
部へ流入される排気ガスの断面積が縮小されるため、前
記第1の減衰部81の内部に集合されつつ発生される排
圧が前記第1の減衰部81にかかり過ぎるのを防止して
円滑に前記消音器60内へ流入されるようにするととも
に、膨張比を二次的に増大させることにより排気騒音の
減衰量を増大させてより静かな走行ができるようにな
り、かつ、一端部が前記消音器60の第3のチャンバ6
3内に配設された第2の減衰部83の他端部に接続され
ている。さらに、前記第1の減衰部81および第2の減
衰部83の断面積の和は、前記第1の減衰部81および
第2の減衰部83の断面積の和と前記消音器60の断面
積とのわりあいである膨張比を増大させるように、前記
排気パイプ20からの排気ガスの流動をガイドする流入
管80の断面積以下になっている。本例では前記第1の
減衰部および第2の減衰部は、パイプで形成されてい
る。
【0016】また、前記消音器60の端部には排気ガス
の流路を形成するようテールパイプ50が装着されてい
る。
の流路を形成するようテールパイプ50が装着されてい
る。
【0017】次に、上記のように構成された本発明に適
用される自動車の排気騒音減衰装置の作用、効果につい
て述べる。まず、排気マニホルド10にエンジンの運転
中に燃料の燃焼後に発生されて排出される排気ガスを集
合させる。
用される自動車の排気騒音減衰装置の作用、効果につい
て述べる。まず、排気マニホルド10にエンジンの運転
中に燃料の燃焼後に発生されて排出される排気ガスを集
合させる。
【0018】また、前記排気マニホルド10内は、各シ
リンダー内部から排出される排気ガスの干渉および排出
抵抗を低下させうるように、その内部が曲面形状になっ
ているため、排圧を容易に低減させつつ前記排気マニホ
ルド10を通過するようになる。さらに、前記排気マニ
ホルド10には、前記排気パイプ20が連通可能に連結
されているため、前記排気マニホルド10を通過する排
気ガスが排気パイプ20を通して流動するようになる。
リンダー内部から排出される排気ガスの干渉および排出
抵抗を低下させうるように、その内部が曲面形状になっ
ているため、排圧を容易に低減させつつ前記排気マニホ
ルド10を通過するようになる。さらに、前記排気マニ
ホルド10には、前記排気パイプ20が連通可能に連結
されているため、前記排気マニホルド10を通過する排
気ガスが排気パイプ20を通して流動するようになる。
【0019】また、前記排気パイプ20の端部には、消
音器60が装着されているため、前記排気パイプ20を
通過する排気ガスの排気騒音を低減させる。前記消音器
60内に配設されて前記排気パイプ20から前記消音器
60内へ排気ガスが移動されるようガイドする前記流入
管80には、該流入管80の断面積よりは所定値以下の
断面積をもつ第1の減衰部81が連通、連結されている
ため、前記流入管80を通して前記消音器60内へ流入
される排気ガスの膨張比を一次的に増大させて排気ガス
の騒音を低下させうるようになる。
音器60が装着されているため、前記排気パイプ20を
通過する排気ガスの排気騒音を低減させる。前記消音器
60内に配設されて前記排気パイプ20から前記消音器
60内へ排気ガスが移動されるようガイドする前記流入
管80には、該流入管80の断面積よりは所定値以下の
断面積をもつ第1の減衰部81が連通、連結されている
ため、前記流入管80を通して前記消音器60内へ流入
される排気ガスの膨張比を一次的に増大させて排気ガス
の騒音を低下させうるようになる。
【0020】また、前記第1の減衰部81の開口82に
は、一端部が前記消音器60の第3のチャンバ63内に
配設された第2の減衰部83の他端部が接続されている
ため、断面積が減少された第1の減衰部に排気ガスが集
合されつつ発生される排圧が前記第1の減衰部81にか
かり過ぎるのを防止して円滑に前記消音器60内へ流入
されるようにするとともに、膨張比を二次的に増大させ
ることにより、排気騒音の減衰量を増大させてより静か
に走行ができるようになる。
は、一端部が前記消音器60の第3のチャンバ63内に
配設された第2の減衰部83の他端部が接続されている
ため、断面積が減少された第1の減衰部に排気ガスが集
合されつつ発生される排圧が前記第1の減衰部81にか
かり過ぎるのを防止して円滑に前記消音器60内へ流入
されるようにするとともに、膨張比を二次的に増大させ
ることにより、排気騒音の減衰量を増大させてより静か
に走行ができるようになる。
【0021】この際、前記第1の減衰部81および第2
の減衰部83の断面積の和は、排気ガスが前記排気パイ
プ20から前記消音器60に流入されるよう、排気ガス
の移動をガイドする流入管80の断面積以下でなされて
いるため、前記第1の減衰部81および第2の減衰部8
3の断面積の和と、前記消音器60の断面積のわりあい
である膨張比をより増大させうるようになる。
の減衰部83の断面積の和は、排気ガスが前記排気パイ
プ20から前記消音器60に流入されるよう、排気ガス
の移動をガイドする流入管80の断面積以下でなされて
いるため、前記第1の減衰部81および第2の減衰部8
3の断面積の和と、前記消音器60の断面積のわりあい
である膨張比をより増大させうるようになる。
【0022】即ち、前記流入管80に連結された前記第
1の減衰部81と前記第1の減衰部81に接続された第
2の減衰部83を通して前記排気パイプ20から前記消
音器60内へ排気ガスが流入されるよう排気ガスを円滑
に流動させるとともに、膨張比を増大させて排気騒音の
減衰量を増大させることにより、自動車の運転者はより
静かな走行ができるようになる。さらに、前記消音器6
0の端部には、テールパイプ50が装着されているた
め、排気ガスが自動車の外部に排出されるよう排気ガス
の流路を形成するようになる。
1の減衰部81と前記第1の減衰部81に接続された第
2の減衰部83を通して前記排気パイプ20から前記消
音器60内へ排気ガスが流入されるよう排気ガスを円滑
に流動させるとともに、膨張比を増大させて排気騒音の
減衰量を増大させることにより、自動車の運転者はより
静かな走行ができるようになる。さらに、前記消音器6
0の端部には、テールパイプ50が装着されているた
め、排気ガスが自動車の外部に排出されるよう排気ガス
の流路を形成するようになる。
【0023】
【発明の効果】上述のように、本発明による自動車の排
気騒音減衰装置によれば、燃料の燃焼後、エンジンから
消音器に排出される排気ガスの膨張比を増大させて排圧
を低減させるとともに、排気騒音の減衰量を増大させる
ことにより、より静かな走行が確保できる優れた効果が
ある。
気騒音減衰装置によれば、燃料の燃焼後、エンジンから
消音器に排出される排気ガスの膨張比を増大させて排圧
を低減させるとともに、排気騒音の減衰量を増大させる
ことにより、より静かな走行が確保できる優れた効果が
ある。
【図1】本発明に適用される自動車の消音器で排気ガス
が流動する状態を概略に示す断面図である。
が流動する状態を概略に示す断面図である。
【図2】本発明による排気騒音減衰装置の主要部分を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】従来の自動車の排気騒音減衰装置を示す斜視図
である。
である。
【図4】従来自動車の排気騒音減衰装置の主要部品の内
部を一部切欠を示す部分である。
部を一部切欠を示す部分である。
【図5】従来自動車の消音器内で排気ガスが流動する状
態を概略に示す断面図である。
態を概略に示す断面図である。
10 排気マニホルド 20 排気パイプ 60 消音器 61 第1のチャンバ 62 第2のチャンバ 63 第3のチャンバ 64 第4のチャンバ 65 第5のチャンバ 66 第1の隔壁部材 67 第2の隔壁部材 68 第3の隔壁部材 69 第4の隔壁部材 71 第1の管部材 72 第2の管部材 73 吐出管 80 流入管 81 第1の減衰部 82 開口 83 第2の減衰部
Claims (3)
- 【請求項1】 燃料の燃焼後、エンジンから排出される
排気ガスを排気パイプを通して消音器にガイドし、排気
騒音を減衰する自動車の排気騒音減衰装置において、 消音器には一端側が排気パイプに連結する流入管が配設
され、該流入管を通して消音器の内部へ流入される排気
ガスの膨張比を一次的に増大させて排気ガスの排気騒音
を低減させるように、前記流入管の他端側に流入管の断
面積以下の第1の減衰部が流入管と一体的に連結され、
該第1の減衰部の外周部には開口が設けられ、該開口に
は、前記第1の減衰部に排気ガスが集合されつつ排圧が
かかりすぎるのを防止して円滑に消音器の内部へ流入さ
れるようにするとともに、膨張比を二次的に増大させる
ことにより排気騒音減衰量を増大させる第2の減衰部が
接続されていることを特徴とする自動車の排気騒音減衰
装置。 - 【請求項2】 前記第1の減衰部及び第2の減衰部は、
パイプであることを特徴とする請求項1に記載の自動車
の排気騒音減衰装置。 - 【請求項3】 前記第1の減衰部および第2の減衰部の
断面積の和は、膨張比をより増大させ得るように前記流
入管の断面積以下であることを特徴とする請求項1また
は2記載の自動車の排気騒音減衰装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1996P43887 | 1996-10-04 | ||
KR1019960043887A KR19980025663A (ko) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 자동차의 소음감쇄장치 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10184340A true JPH10184340A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=19476181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9289087A Pending JPH10184340A (ja) | 1996-10-04 | 1997-10-06 | 自動車の排気騒音減衰装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10184340A (ja) |
KR (1) | KR19980025663A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040023041A (ko) * | 2002-09-10 | 2004-03-18 | 현대자동차주식회사 | 차량용 소음기 |
JP2007231784A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Honda Motor Co Ltd | 車両の排気装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102312460B1 (ko) * | 2021-06-09 | 2021-10-14 | 주식회사 스마텍 | 반도체 진공펌프용 소음장치 |
-
1996
- 1996-10-04 KR KR1019960043887A patent/KR19980025663A/ko not_active Ceased
-
1997
- 1997-10-06 JP JP9289087A patent/JPH10184340A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040023041A (ko) * | 2002-09-10 | 2004-03-18 | 현대자동차주식회사 | 차량용 소음기 |
JP2007231784A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Honda Motor Co Ltd | 車両の排気装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR19980025663A (ko) | 1998-07-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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