JPH10164112A - 網構成制御方式 - Google Patents
網構成制御方式Info
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- JPH10164112A JPH10164112A JP8323923A JP32392396A JPH10164112A JP H10164112 A JPH10164112 A JP H10164112A JP 8323923 A JP8323923 A JP 8323923A JP 32392396 A JP32392396 A JP 32392396A JP H10164112 A JPH10164112 A JP H10164112A
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- Japan
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- failure
- frame
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 74
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 網構成の処理を簡略化し高速化することので
きる網構成制御方式を提供する。 【解決手段】 各ステーション1,2が直ぐ上流の伝送
路の障害を検出し、障害を検出したステーション1,2
が折り返しを行うと共に自ステーション番号を親ステー
ション1に通知し、親ステーション1は通知されたステ
ーション番号に基づき反対側の折り返しを行うべきステ
ーション1,2に指示を行う。親ステーション1が障害
箇所のステーションを通知により知ることができるの
で、迅速に網の再構成ができる。
きる網構成制御方式を提供する。 【解決手段】 各ステーション1,2が直ぐ上流の伝送
路の障害を検出し、障害を検出したステーション1,2
が折り返しを行うと共に自ステーション番号を親ステー
ション1に通知し、親ステーション1は通知されたステ
ーション番号に基づき反対側の折り返しを行うべきステ
ーション1,2に指示を行う。親ステーション1が障害
箇所のステーションを通知により知ることができるの
で、迅速に網の再構成ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重伝送路を持つ
ループ型伝送システムの障害発生時に網の再構成を行う
網構成制御方式に係り、特に、網構成の処理を簡略化し
高速化することのできる網構成制御方式に関するもので
ある。
ループ型伝送システムの障害発生時に網の再構成を行う
網構成制御方式に係り、特に、網構成の処理を簡略化し
高速化することのできる網構成制御方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】FA(ファクトリオートメーション)な
どに使用される伝送システムであるループ型伝送システ
ムは、従来、図5に示されるように、伝送路7,8から
なる二重伝送路によって親ステーション1及び子ステー
ション2からなる複数のステーションが接続され、二重
ループ状の網が構成されている。伝送路を介してフレー
ム3と呼ばれる伝送単位を周回させ、このフレーム3に
各ステーション1,2がデータを授受することにより、
ステーション間での通信を行っている。各ステーション
には図示されない端末が接続されており、RS−232
C規格に基づく信号、音声信号等のデータをステーショ
ンとの間で送受信するようになっている。
どに使用される伝送システムであるループ型伝送システ
ムは、従来、図5に示されるように、伝送路7,8から
なる二重伝送路によって親ステーション1及び子ステー
ション2からなる複数のステーションが接続され、二重
ループ状の網が構成されている。伝送路を介してフレー
ム3と呼ばれる伝送単位を周回させ、このフレーム3に
各ステーション1,2がデータを授受することにより、
ステーション間での通信を行っている。各ステーション
には図示されない端末が接続されており、RS−232
C規格に基づく信号、音声信号等のデータをステーショ
ンとの間で送受信するようになっている。
【0003】フレーム3は、フレームの到着を知らせる
ために先頭に設けられているフレームヘッダ領域4と、
複数個のタイムスロットに時分割されるタイムスロット
領域5とで構成されている。ステーション1,2が端末
からのデータをタイムスロットに取り込み、或いはタイ
ムスロットの内容を端末に送り出すことにより、ステー
ション1,2と端末とのデータの授受及びステーション
間でのデータ転送が行われる。
ために先頭に設けられているフレームヘッダ領域4と、
複数個のタイムスロットに時分割されるタイムスロット
領域5とで構成されている。ステーション1,2が端末
からのデータをタイムスロットに取り込み、或いはタイ
ムスロットの内容を端末に送り出すことにより、ステー
ション1,2と端末とのデータの授受及びステーション
間でのデータ転送が行われる。
【0004】また、ステーション1,2と端末とを結ぶ
回線について同期か非同期かなどの各種の設定を表す回
線の設定情報や、伝送路の接続形態を表す網構成の情報
は、フレームヘッダ領域4に含まれる各ステーション間
通信領域6を使用して伝送することができ、これらの情
報を親ステーション1がソフトウェアにより作成して子
ステーション2に伝送することにより、回線設定や網構
成については親ステーション1がソフトウェア制御する
ことができる。
回線について同期か非同期かなどの各種の設定を表す回
線の設定情報や、伝送路の接続形態を表す網構成の情報
は、フレームヘッダ領域4に含まれる各ステーション間
通信領域6を使用して伝送することができ、これらの情
報を親ステーション1がソフトウェアにより作成して子
ステーション2に伝送することにより、回線設定や網構
成については親ステーション1がソフトウェア制御する
ことができる。
【0005】なお、二重伝送路は、主系伝送路7と従系
伝送路8とから構成され、図5の例では主系伝送路7が
時計周り、従系伝送路8が反時計周りの伝送を行うこと
ができる。常時は主系伝送路7のみを使ってフレーム3
を周回させている。
伝送路8とから構成され、図5の例では主系伝送路7が
時計周り、従系伝送路8が反時計周りの伝送を行うこと
ができる。常時は主系伝送路7のみを使ってフレーム3
を周回させている。
【0006】従来の伝送システムは、伝送路に障害が発
生したときにはその障害箇所の両側のステーション内で
主系従系間の折り返し(ループバック)を行って網の再
構成を行うようになっている。
生したときにはその障害箇所の両側のステーション内で
主系従系間の折り返し(ループバック)を行って網の再
構成を行うようになっている。
【0007】図6にループバック状態を示す。伝送路に
障害が発生すると障害箇所(×印)を挟むステーション
1,2内でそれぞれ主系から従系へ、従系から主系へル
ープバックすることによってループ状の網を形成してい
る。なお、このループバックを行うために、親ステーシ
ョン1がフレームのタイムアウトから障害発生を検知
し、親ステーション1がループバック指令を出すように
なっている。ループバック指令は親ステーション1から
各子ステーション2に従系伝送路8を介して伝えられる
が、親ステーション1を始点として、従系周り(図6で
は反時計周り)に最も近い子ステーション2がループバ
ック指令を受けてループバックを行い、このループバッ
クによって従系からのフレームが主系を経由して親ステ
ーション1に戻るようであれば、この間の主系伝送路7
に障害はないことが判るので、親ステーション1は当該
子ステーション2のループバックを解除して、その次の
子ステーション2にループバック指令を出す。このよう
にして従系周りに近いものから順次ループバックを行う
子ステーション2を替えていくと、障害が発生している
主系伝送路7を含んだときに、ループバックによる伝送
が不可能となる。このようにして、伝送が不可能となる
直前の子ステーション2を探索し、この子ステーション
2でループバックを行うよう網構成を決定する。
障害が発生すると障害箇所(×印)を挟むステーション
1,2内でそれぞれ主系から従系へ、従系から主系へル
ープバックすることによってループ状の網を形成してい
る。なお、このループバックを行うために、親ステーシ
ョン1がフレームのタイムアウトから障害発生を検知
し、親ステーション1がループバック指令を出すように
なっている。ループバック指令は親ステーション1から
各子ステーション2に従系伝送路8を介して伝えられる
が、親ステーション1を始点として、従系周り(図6で
は反時計周り)に最も近い子ステーション2がループバ
ック指令を受けてループバックを行い、このループバッ
クによって従系からのフレームが主系を経由して親ステ
ーション1に戻るようであれば、この間の主系伝送路7
に障害はないことが判るので、親ステーション1は当該
子ステーション2のループバックを解除して、その次の
子ステーション2にループバック指令を出す。このよう
にして従系周りに近いものから順次ループバックを行う
子ステーション2を替えていくと、障害が発生している
主系伝送路7を含んだときに、ループバックによる伝送
が不可能となる。このようにして、伝送が不可能となる
直前の子ステーション2を探索し、この子ステーション
2でループバックを行うよう網構成を決定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従系周りの探索が順次
行われるため、ステーション台数が多くなると探索終了
までに時間がかかり、網の再構成に時間がかかる。
行われるため、ステーション台数が多くなると探索終了
までに時間がかかり、網の再構成に時間がかかる。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、網構成の処理を簡略化し高速化することのできる網
構成制御方式を提供することにある。
し、網構成の処理を簡略化し高速化することのできる網
構成制御方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、1台の親ステーションと1台以上の子ステ
ーションとを順次、二重伝送路によって接続して二重ル
ープ状の網を構成し、一方の伝送路を介してフレームを
周回させ、このフレームに各ステーションがデータを授
受することにより通信を行うと共に他方の伝送路は逆周
りに通信可能に構成し、上記一方の伝送路に障害が発生
したときにはその障害箇所の両側のステーション内で伝
送路間の折り返しを行って網の再構成を行う伝送システ
ムの網構成制御方式において、各ステーションが直ぐ上
流の伝送路の障害を検出し、障害を検出したステーショ
ンが折り返しを行うと共に自ステーション番号を親ステ
ーションに通知し、親ステーションは通知されたステー
ション番号に基づき反対側の折り返しを行うべきステー
ションに指示を行うものである。
に本発明は、1台の親ステーションと1台以上の子ステ
ーションとを順次、二重伝送路によって接続して二重ル
ープ状の網を構成し、一方の伝送路を介してフレームを
周回させ、このフレームに各ステーションがデータを授
受することにより通信を行うと共に他方の伝送路は逆周
りに通信可能に構成し、上記一方の伝送路に障害が発生
したときにはその障害箇所の両側のステーション内で伝
送路間の折り返しを行って網の再構成を行う伝送システ
ムの網構成制御方式において、各ステーションが直ぐ上
流の伝送路の障害を検出し、障害を検出したステーショ
ンが折り返しを行うと共に自ステーション番号を親ステ
ーションに通知し、親ステーションは通知されたステー
ション番号に基づき反対側の折り返しを行うべきステー
ションに指示を行うものである。
【0011】各ステーションは、自ステーションの上流
からのキャリアが断たれたことにより当該伝送路の障害
を検出してもよい。
からのキャリアが断たれたことにより当該伝送路の障害
を検出してもよい。
【0012】親ステーションは、周回したフレームが受
信できないことにより伝送路の障害を検出し、折り返し
を行っているステーションが番号を通知するためのフレ
ームを逆周りに送り出してもよい。
信できないことにより伝送路の障害を検出し、折り返し
を行っているステーションが番号を通知するためのフレ
ームを逆周りに送り出してもよい。
【0013】上記フレーム内に、折り返しを行っている
ステーションの番号を書き込む領域を設けてもよい。
ステーションの番号を書き込む領域を設けてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【0015】本発明の網構成制御方式を適用した伝送シ
ステムの一例を図1に示す。この伝送システムは、1台
の親ステーション1と3台の子ステーション2とを順
次、主系伝送路7及び従系伝送路8からなる二重伝送路
によって接続してループ状の網を構成したものである。
この伝送システムでは、通常、主系伝送路7のみを使っ
て通信を行い、従系伝送路8は通信に使用しない。従っ
て、伝送路に障害のない正常ループ時においては、主系
伝送路7にはキャリア信号が流れ、かつフレーム3が伝
送されるとき、このキャリア信号に変調されたデータが
流れる。また、従系伝送路8はキャリア検出に使用す
る。従って、正常ループ時、従系には常にキャリア信号
のみ流れることになる。
ステムの一例を図1に示す。この伝送システムは、1台
の親ステーション1と3台の子ステーション2とを順
次、主系伝送路7及び従系伝送路8からなる二重伝送路
によって接続してループ状の網を構成したものである。
この伝送システムでは、通常、主系伝送路7のみを使っ
て通信を行い、従系伝送路8は通信に使用しない。従っ
て、伝送路に障害のない正常ループ時においては、主系
伝送路7にはキャリア信号が流れ、かつフレーム3が伝
送されるとき、このキャリア信号に変調されたデータが
流れる。また、従系伝送路8はキャリア検出に使用す
る。従って、正常ループ時、従系には常にキャリア信号
のみ流れることになる。
【0016】本発明に係り、各ステーションが直ぐ上流
の伝送路の障害を検出し、障害を検出したステーション
が直ちに折り返しを行うと共にステーション番号を親ス
テーション1に通知し、親ステーション1は通知された
ステーション番号に基づき反対側の折り返しを行うべき
ステーションに指示を行うようになっている。本実施形
態では、各ステーションは主系キャリアが検出できなく
なることをもって障害を検出し、内部で従系から主系へ
折り返す動作をステーション単独で行うようになってい
る。また、親ステーション1ではフレーム3のタイムア
ウトにより障害発生を検出し、ループバック処理を行う
ようになっている。従って、親ステーション1でソフト
ウェアによるループバック処理が行われる条件は、親ス
テーション1でフレーム3が正常に受信できなくなった
場合であり、各ステーションで単独のループバックが行
われる条件は、主系キャリアが検出できなくなった場合
である。
の伝送路の障害を検出し、障害を検出したステーション
が直ちに折り返しを行うと共にステーション番号を親ス
テーション1に通知し、親ステーション1は通知された
ステーション番号に基づき反対側の折り返しを行うべき
ステーションに指示を行うようになっている。本実施形
態では、各ステーションは主系キャリアが検出できなく
なることをもって障害を検出し、内部で従系から主系へ
折り返す動作をステーション単独で行うようになってい
る。また、親ステーション1ではフレーム3のタイムア
ウトにより障害発生を検出し、ループバック処理を行う
ようになっている。従って、親ステーション1でソフト
ウェアによるループバック処理が行われる条件は、親ス
テーション1でフレーム3が正常に受信できなくなった
場合であり、各ステーションで単独のループバックが行
われる条件は、主系キャリアが検出できなくなった場合
である。
【0017】ステーションの番号(以下、Noを付けて
記す)は、親ステーション1がNo0、子ステーション
2が時計周り順にNo10,11,12である。
記す)は、親ステーション1がNo0、子ステーション
2が時計周り順にNo10,11,12である。
【0018】本発明の網構成制御方式に基づき、図2に
示されるように、フレームヘッダ領域4内に伝送路を折
り返しているステーションの番号を書き込むための専用
領域として、折返しステーション番号領域9が設けられ
ている。
示されるように、フレームヘッダ領域4内に伝送路を折
り返しているステーションの番号を書き込むための専用
領域として、折返しステーション番号領域9が設けられ
ている。
【0019】図1、図3、図4を用いてループバックプ
ロセスの概要を説明する。
ロセスの概要を説明する。
【0020】最初に、従系から主系への折り返し、即
ち、従系のループバックについて説明する。図1におい
て、No10の子ステーション2とNo11の子ステー
ション2の間の伝送路に障害が発生したものとする。ま
ず、障害箇所の直ぐ下流のNo11の子ステーション2
が主系キャリア断を検出し、図1に点線で示すように従
系伝送路8を主系伝送路7に折り返すことによりループ
バック状態となる。このため従系伝送路8を流れていた
従系キャリアがNo12の子ステーション2に到達する
ので、No12の子ステーション2はループバック状態
にはならない。
ち、従系のループバックについて説明する。図1におい
て、No10の子ステーション2とNo11の子ステー
ション2の間の伝送路に障害が発生したものとする。ま
ず、障害箇所の直ぐ下流のNo11の子ステーション2
が主系キャリア断を検出し、図1に点線で示すように従
系伝送路8を主系伝送路7に折り返すことによりループ
バック状態となる。このため従系伝送路8を流れていた
従系キャリアがNo12の子ステーション2に到達する
ので、No12の子ステーション2はループバック状態
にはならない。
【0021】一方、親ステーション1は、周回したフレ
ームが受信できない状態が続いてタイムアウトになるの
で、伝送路に障害が発生したと判定し、ループバック処
理に入る。そこで、親ステーション1は、従系伝送路8
にループサーチコマンドを書き込んだフレームを送り出
す。このフレームは、No11の子ステーション2に到
着する。No11の子ステーション2は、フレームヘッ
ダを検出すると、このフレームヘッダ領域4内の折返し
ステーション番号領域9に従系ループバックステーショ
ンの番号として自ステーション番号「11」を書き込
み、そのフレームを主系伝送路7に送り出す。これによ
り、折返しステーション番号領域9の内容がの「空
白」からの「11」へと変化する。このフレームを受
け取った親ステーション1ではこの折返しステーション
番号領域9の内容をメモリ等のレジスタに格納してお
く。
ームが受信できない状態が続いてタイムアウトになるの
で、伝送路に障害が発生したと判定し、ループバック処
理に入る。そこで、親ステーション1は、従系伝送路8
にループサーチコマンドを書き込んだフレームを送り出
す。このフレームは、No11の子ステーション2に到
着する。No11の子ステーション2は、フレームヘッ
ダを検出すると、このフレームヘッダ領域4内の折返し
ステーション番号領域9に従系ループバックステーショ
ンの番号として自ステーション番号「11」を書き込
み、そのフレームを主系伝送路7に送り出す。これによ
り、折返しステーション番号領域9の内容がの「空
白」からの「11」へと変化する。このフレームを受
け取った親ステーション1ではこの折返しステーション
番号領域9の内容をメモリ等のレジスタに格納してお
く。
【0022】次に、図3,4により主系から従系への折
り返し、即ち、主系のループバックについて説明する。
No0の親ステーション1は、折返しステーション番号
領域9に従系ループバックステーション番号「11」が
書き込まれていると、主系周りに見てNo11の子ステ
ーション2の1局前にあるステーション、即ちNo10
の子ステーション2に対して、反対側の折り返しを行う
よう指示する。即ち、主系周りのループバック指令を各
ステーション間通信領域6に書き込む。このフレームが
No10の子ステーション2に届くと、No10の子ス
テーション2が図4に点線で示すように主系伝送路7を
従系伝送路8に折り返すことにより主系のループバック
を行うので、図4のように障害箇所の両側のループバッ
クによる網の再構成が完成する。
り返し、即ち、主系のループバックについて説明する。
No0の親ステーション1は、折返しステーション番号
領域9に従系ループバックステーション番号「11」が
書き込まれていると、主系周りに見てNo11の子ステ
ーション2の1局前にあるステーション、即ちNo10
の子ステーション2に対して、反対側の折り返しを行う
よう指示する。即ち、主系周りのループバック指令を各
ステーション間通信領域6に書き込む。このフレームが
No10の子ステーション2に届くと、No10の子ス
テーション2が図4に点線で示すように主系伝送路7を
従系伝送路8に折り返すことにより主系のループバック
を行うので、図4のように障害箇所の両側のループバッ
クによる網の再構成が完成する。
【0023】以上説明したように、親ステーション1
は、ループバック処理において、従系伝送路8にループ
サーチのためのフレームを1回だけ送り出し、No10
の子ステーション2に対してループバック指令のフレー
ムを送り出すだけであり、最低限の指令回数でループバ
ック処理を完了できる。
は、ループバック処理において、従系伝送路8にループ
サーチのためのフレームを1回だけ送り出し、No10
の子ステーション2に対してループバック指令のフレー
ムを送り出すだけであり、最低限の指令回数でループバ
ック処理を完了できる。
【0024】なお、上記の実施形態では、フレームヘッ
ダ領域4に従系ループバックステーションの番号を書き
込むようにしたが、併せて主系ループバックステーショ
ン番号も書き込めるようにしておき、実際に主系ループ
バックを行ったステーションが自番号を書き込むように
すれば、親ステーション1は主系ループバックを行って
いるステーション番号がフレームを介して得られるの
で、親ステーション1の指令どおりに子ステーション2
が動作しているかどうか確認できる。
ダ領域4に従系ループバックステーションの番号を書き
込むようにしたが、併せて主系ループバックステーショ
ン番号も書き込めるようにしておき、実際に主系ループ
バックを行ったステーションが自番号を書き込むように
すれば、親ステーション1は主系ループバックを行って
いるステーション番号がフレームを介して得られるの
で、親ステーション1の指令どおりに子ステーション2
が動作しているかどうか確認できる。
【0025】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【0026】(1)ステーションが単独で伝送路の障害
を検出して折り返しを行い、番号を親ステーションに通
知するようにしたので、親ステーションが探索する必要
がなくなり、迅速に網の再構成ができる。
を検出して折り返しを行い、番号を親ステーションに通
知するようにしたので、親ステーションが探索する必要
がなくなり、迅速に網の再構成ができる。
【図1】本発明の網構成制御方式を適用した伝送システ
ムにおいて従系から主系への折り返しが行われるときの
ネットワーク構成図である。
ムにおいて従系から主系への折り返しが行われるときの
ネットワーク構成図である。
【図2】本発明の網構成制御方式におけるフレームの構
成図である。
成図である。
【図3】図1の伝送システムにおいて主系から従系への
折り返しが行われるときのネットワーク構成図である。
折り返しが行われるときのネットワーク構成図である。
【図4】図1の伝送システムにおいて網の再構成が完了
したときのネットワーク構成図である。
したときのネットワーク構成図である。
【図5】二重伝送路によるループ型伝送システムのネッ
トワーク構成図である。
トワーク構成図である。
【図6】従来技術による伝送システムの網の再構成を示
すネットワーク構成図である。
すネットワーク構成図である。
1 親ステーション 2 子ステーション 3 フレーム 4 フレームヘッダ領域 7 主系伝送路 8 従系伝送路 9 折返しステーション番号領域
Claims (4)
- 【請求項1】 1台の親ステーションと1台以上の子ス
テーションとを順次、二重伝送路によって接続して二重
ループ状の網を構成し、一方の伝送路を介してフレーム
を周回させ、このフレームに各ステーションがデータを
授受することにより通信を行うと共に他方の伝送路は逆
周りに通信可能に構成し、上記一方の伝送路に障害が発
生したときにはその障害箇所の両側のステーション内で
伝送路間の折り返しを行って網の再構成を行う伝送シス
テムの網構成制御方式において、各ステーションが直ぐ
上流の伝送路の障害を検出し、障害を検出したステーシ
ョンが折り返しを行うと共に自ステーション番号を親ス
テーションに通知し、親ステーションは通知されたステ
ーション番号に基づき反対側の折り返しを行うべきステ
ーションに指示を行うことを特徴とする網構成制御方
式。 - 【請求項2】 各ステーションは、自ステーションの上
流からのキャリアが断たれたことにより当該伝送路の障
害を検出することを特徴とする請求項1記載の網構成制
御方式。 - 【請求項3】 親ステーションは、周回したフレームが
受信できないことにより伝送路の障害を検出し、折り返
しを行っているステーションが番号を通知するためのフ
レームを逆周りに送り出すことを特徴とする請求項1又
は2記載の網構成制御方式。 - 【請求項4】 上記フレーム内に、折り返しを行ってい
るステーションの番号を書き込む領域を設けたことを特
徴とする請求項1〜3いずれか記載の網構成制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8323923A JPH10164112A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 網構成制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8323923A JPH10164112A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 網構成制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10164112A true JPH10164112A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18160143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8323923A Pending JPH10164112A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 網構成制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10164112A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016158203A1 (ja) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | 本田技研工業株式会社 | 通信システム |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP8323923A patent/JPH10164112A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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