JPH10162176A - 自動改札システム - Google Patents
自動改札システムInfo
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- JPH10162176A JPH10162176A JP8315058A JP31505896A JPH10162176A JP H10162176 A JPH10162176 A JP H10162176A JP 8315058 A JP8315058 A JP 8315058A JP 31505896 A JP31505896 A JP 31505896A JP H10162176 A JPH10162176 A JP H10162176A
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- ticket
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- center
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 77
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 33
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 claims description 20
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 8
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000004044 response Effects 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
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- Telephonic Communication Services (AREA)
- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- Meter Arrangements (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者がチケットを購入するために、わざわ
ざ発券機まで足をは運ばなくてもチケットを購入し得る
自動改札システムを提供する。 【解決手段】 チケットセンター19はチケットデータ
を発行する。携帯通信端末11は電話回線網17および
基地局15を介してチケットセンター19からダウンロ
ードされたチケットデータを記憶する。自動改札機19
は携帯通信端末11に記憶されたチケットデータを無線
で読み出し、このチケットデータに基づき、利用者の改
札通行を整理する。電話回線網17は携帯通信端末11
とチケットセンター19とを電話回線接続するととも
に、チケットセンター19から携帯通信端末11に対し
てチケットデータをダウンロードした際に、課金計算を
行う。
ざ発券機まで足をは運ばなくてもチケットを購入し得る
自動改札システムを提供する。 【解決手段】 チケットセンター19はチケットデータ
を発行する。携帯通信端末11は電話回線網17および
基地局15を介してチケットセンター19からダウンロ
ードされたチケットデータを記憶する。自動改札機19
は携帯通信端末11に記憶されたチケットデータを無線
で読み出し、このチケットデータに基づき、利用者の改
札通行を整理する。電話回線網17は携帯通信端末11
とチケットセンター19とを電話回線接続するととも
に、チケットセンター19から携帯通信端末11に対し
てチケットデータをダウンロードした際に、課金計算を
行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道分野等に広く
普及している自動改札に関し、特に自動改札通過時のチ
ケットの処理を非接触で行う自動改札システムに関す
る。
普及している自動改札に関し、特に自動改札通過時のチ
ケットの処理を非接触で行う自動改札システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄道・空港等において広く普及し
ている自動改札システムにおいて、利用者の利便性向上
のため、被接触式自動改札機が注目されている。
ている自動改札システムにおいて、利用者の利便性向上
のため、被接触式自動改札機が注目されている。
【0003】この従来の自動改札システムは、図11に
示すように、被接触ICカードでなるチケット51と、
チケット代金の支払いを確認してチケットデータを被接
触ICカードチケット51に書き込む発券機55と、自
動改札機53とから構成されている。
示すように、被接触ICカードでなるチケット51と、
チケット代金の支払いを確認してチケットデータを被接
触ICカードチケット51に書き込む発券機55と、自
動改札機53とから構成されている。
【0004】この従来の自動改札システムでは、チケッ
トデータが書き込まれた被接触ICカードチケットか
ら、自動改札機53が被接触で読み取り、利用客の通過
許可を判断し、その判断の結果により、利用客を改札口
から通過させまたは遮断するようになっている。
トデータが書き込まれた被接触ICカードチケットか
ら、自動改札機53が被接触で読み取り、利用客の通過
許可を判断し、その判断の結果により、利用客を改札口
から通過させまたは遮断するようになっている。
【0005】また、従来の自動改札システムは、図12
に示すように、上述した自動改札システムに、さらに電
話回線網57と、チケットセンター59とを備えてお
り、発券機55がチケット代金の支払いを確認すると、
電話回線網57を介してチケットセンター59に対して
チケットデータを送信要求し、その後、チケットセンタ
59がこの送信要求を受けると、発券機55に対して電
話回線網57を介してチケットデータを送信するように
なっている。
に示すように、上述した自動改札システムに、さらに電
話回線網57と、チケットセンター59とを備えてお
り、発券機55がチケット代金の支払いを確認すると、
電話回線網57を介してチケットセンター59に対して
チケットデータを送信要求し、その後、チケットセンタ
59がこの送信要求を受けると、発券機55に対して電
話回線網57を介してチケットデータを送信するように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たこれらの従来の自動改札システムでは、チケット代金
の支払い確認とチケットデータの書込みとを発券機55
で行うようになっているため、利用者がチケット51を
購入するため発券機55の設置場所まで足を運ばなけれ
ばならず、利用者にとって不便であるという問題点があ
った。
たこれらの従来の自動改札システムでは、チケット代金
の支払い確認とチケットデータの書込みとを発券機55
で行うようになっているため、利用者がチケット51を
購入するため発券機55の設置場所まで足を運ばなけれ
ばならず、利用者にとって不便であるという問題点があ
った。
【0007】そこで、本発明は上述の問題点に鑑み、利
用者がチケットを購入するために、わざわざ発券機まで
足をは運ばなくてもチケットを購入し得る自動改札シス
テムを提供することを目的とする。
用者がチケットを購入するために、わざわざ発券機まで
足をは運ばなくてもチケットを購入し得る自動改札シス
テムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、チケットデータを発行す
るチケットセンターと、電話回線網を介して前記チケッ
トセンターからダウンロードされたチケットデータを記
憶する携帯通信端末と、この携帯通信端末に記憶された
チケットデータを無線で読み出し、このチケットデータ
に基づき、利用者の改札通行を整理する自動改札機とを
具備する。
めに、請求項1記載の発明は、チケットデータを発行す
るチケットセンターと、電話回線網を介して前記チケッ
トセンターからダウンロードされたチケットデータを記
憶する携帯通信端末と、この携帯通信端末に記憶された
チケットデータを無線で読み出し、このチケットデータ
に基づき、利用者の改札通行を整理する自動改札機とを
具備する。
【0009】請求項2記載の発明は、チケットデータを
発行するチケットセンターと、前記チケットセンターか
らダウンロードされたチケットデータ記憶する携帯通信
端末と、前記携帯通信端末と前記チケットセンターとを
電話回線接続するとともに、前記チケットセンターから
前記携帯通信端末に対してチケットデータをダウンロー
ドした際に、課金計算を行う前記電話回線網と、前記携
帯通信端末に記憶されたチケットデータを無線で読み出
し、このチケットデータに基づき、利用者の改札通行を
整理する自動改札機とを具備する。
発行するチケットセンターと、前記チケットセンターか
らダウンロードされたチケットデータ記憶する携帯通信
端末と、前記携帯通信端末と前記チケットセンターとを
電話回線接続するとともに、前記チケットセンターから
前記携帯通信端末に対してチケットデータをダウンロー
ドした際に、課金計算を行う前記電話回線網と、前記携
帯通信端末に記憶されたチケットデータを無線で読み出
し、このチケットデータに基づき、利用者の改札通行を
整理する自動改札機とを具備する。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記携帯通信端末が、前記チケッ
トデータをダウンロードするに際し、発行依頼の電話番
号を基地局に無線で送信し、この発行依頼により発行さ
れた前記チケットセンターからのチケットデータを前記
基地局から無線で受信する対基地局無線送受信手段と、
前記自動改札と無線で送受信する対自動改札無線送受信
手段とを有する。
記載の発明において、前記携帯通信端末が、前記チケッ
トデータをダウンロードするに際し、発行依頼の電話番
号を基地局に無線で送信し、この発行依頼により発行さ
れた前記チケットセンターからのチケットデータを前記
基地局から無線で受信する対基地局無線送受信手段と、
前記自動改札と無線で送受信する対自動改札無線送受信
手段とを有する。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記チケットデータをダウンロー
ドする際の発行依頼する際の電話番号には、通話料のみ
課金処理する通常の通話と、通話料+チケット代金を課
金処理するチケットデータダウンロード用の通話とを識
別する通信区分識別番号と、前記チケットセンタを一意
に識別するチケットセンター識別番号と、チケットの種
別を識別し、チケット代金を特定するチケット種別識別
番号とを有する。
記載の発明において、前記チケットデータをダウンロー
ドする際の発行依頼する際の電話番号には、通話料のみ
課金処理する通常の通話と、通話料+チケット代金を課
金処理するチケットデータダウンロード用の通話とを識
別する通信区分識別番号と、前記チケットセンタを一意
に識別するチケットセンター識別番号と、チケットの種
別を識別し、チケット代金を特定するチケット種別識別
番号とを有する。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記携帯通信端末が、基地局に送
信する場合と、前記自動改札機に送信する場合とで、そ
れぞれに応じた強さの電波を出力する無線送信手段と、
この無線送信手段に対して電波の出力を切替制御する送
信出力制御手段とを有する。
記載の発明において、前記携帯通信端末が、基地局に送
信する場合と、前記自動改札機に送信する場合とで、そ
れぞれに応じた強さの電波を出力する無線送信手段と、
この無線送信手段に対して電波の出力を切替制御する送
信出力制御手段とを有する。
【0013】本発明によれば、チケットデータが電話回
線網を介してチケットセンターから携帯通信端末にダウ
ンロードされて記憶され、携帯通信端末に記憶されたチ
ケットデータを自動改札機が無線で読み出し、読み出し
たチケットデータに基づき、利用者の改札通行を整理す
る。
線網を介してチケットセンターから携帯通信端末にダウ
ンロードされて記憶され、携帯通信端末に記憶されたチ
ケットデータを自動改札機が無線で読み出し、読み出し
たチケットデータに基づき、利用者の改札通行を整理す
る。
【0014】さらに、電話回線網がチケットセンターか
ら携帯通信端末に対してチケットデータをダウンロード
した際に課金計算を行うため、チケット代金の支払い
を、随時支払う必要がない。
ら携帯通信端末に対してチケットデータをダウンロード
した際に課金計算を行うため、チケット代金の支払い
を、随時支払う必要がない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動改札シス
テムの実施形態を図面を参照して説明する。
テムの実施形態を図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明に係る自動改札システムの一
実施形態の構成を示すブロック図である。
実施形態の構成を示すブロック図である。
【0017】この実施形態の自動改札システム1は、携
帯通信端末11と、自動改札機13と、基地局15と、
電話回線網17と、チケットセンター19とから構成さ
れている。
帯通信端末11と、自動改札機13と、基地局15と、
電話回線網17と、チケットセンター19とから構成さ
れている。
【0018】携帯通信端末11は、基地局15および電
話回線網17を介してチケットセンター19から後述す
るチケットデータをダウンロードするようになってい
る。
話回線網17を介してチケットセンター19から後述す
るチケットデータをダウンロードするようになってい
る。
【0019】また、携帯通信端末11は、ダウンロード
されたチケットデータを、自動改札機13から送信要求
された場合には、その要求に従ってこのデータを出力す
るようになっている。
されたチケットデータを、自動改札機13から送信要求
された場合には、その要求に従ってこのデータを出力す
るようになっている。
【0020】この携帯通信端末11は、図2に示すよう
に、端末を構成する構成部分を制御する制御部111,
端末を制御する制御プログラムを記憶するメモリ11
2,自動改札を通過する際のチケットデータを記憶する
チケットデータ記憶部113,チケットデータをダウン
ロードする際の発行依頼の電話番号(後述する)を基地
局15に無線で送信し、この発行依頼により発行された
チケットセンター19からのチケットデータを基地局1
5から無線で受信する対基地局無線送受信部14,自動
改札機13と無線で送受信を行う対自動改札無線送受信
部115,キーボード、マイク等で構成され、利用者が
入力操作を行う入力部116および液晶ディスプレイや
スピーカ等で構成され、利用者にサービス情報を出力す
る出力部117で構成されている。
に、端末を構成する構成部分を制御する制御部111,
端末を制御する制御プログラムを記憶するメモリ11
2,自動改札を通過する際のチケットデータを記憶する
チケットデータ記憶部113,チケットデータをダウン
ロードする際の発行依頼の電話番号(後述する)を基地
局15に無線で送信し、この発行依頼により発行された
チケットセンター19からのチケットデータを基地局1
5から無線で受信する対基地局無線送受信部14,自動
改札機13と無線で送受信を行う対自動改札無線送受信
部115,キーボード、マイク等で構成され、利用者が
入力操作を行う入力部116および液晶ディスプレイや
スピーカ等で構成され、利用者にサービス情報を出力す
る出力部117で構成されている。
【0021】ここで、対基地局用と対自動改札用の無線
送受信部114,115を2つ有しているのは、対基地
局無線送受信部114から出力される電波の送信出力が
大きく、数10〜数100mの範囲まで届いてしまい、
利用者が自動改札機13に近づく前に自動改札機13の
扉が開いてしまうとともに、隣の自動改札機13が誤動
作してしまうという不都合が発生し、これを回避するた
めに、対基地局無線送受信部114より送信出力が小さ
く、通信可能範囲(数cm〜数10cm)が小さい対自
動改札無線送受信部115を、対基地局無線送受信部1
14とは別個に設けたのである。
送受信部114,115を2つ有しているのは、対基地
局無線送受信部114から出力される電波の送信出力が
大きく、数10〜数100mの範囲まで届いてしまい、
利用者が自動改札機13に近づく前に自動改札機13の
扉が開いてしまうとともに、隣の自動改札機13が誤動
作してしまうという不都合が発生し、これを回避するた
めに、対基地局無線送受信部114より送信出力が小さ
く、通信可能範囲(数cm〜数10cm)が小さい対自
動改札無線送受信部115を、対基地局無線送受信部1
14とは別個に設けたのである。
【0022】自動改札機13は、携帯通信端末11から
受信したチケットデータに基づき、改札扉の開閉を行う
ものであって、図3に示すように、各構成部分を制御す
る制御部131,携帯通信端末11に記憶されているチ
ケットデータの送信要求を送信するとともに、チケット
データを受信する無線送受信部132,チケットデータ
の検査を行わずに改札口を通過しようとする利用者を検
知する人間検知センサ133,制御部131の指示に基
づき、改札扉を開閉して利用者の改札口からの通過を制
御する通過制御部134および使用済みチケットの通し
番号を記憶するチケットデータベース135から構成さ
れている。
受信したチケットデータに基づき、改札扉の開閉を行う
ものであって、図3に示すように、各構成部分を制御す
る制御部131,携帯通信端末11に記憶されているチ
ケットデータの送信要求を送信するとともに、チケット
データを受信する無線送受信部132,チケットデータ
の検査を行わずに改札口を通過しようとする利用者を検
知する人間検知センサ133,制御部131の指示に基
づき、改札扉を開閉して利用者の改札口からの通過を制
御する通過制御部134および使用済みチケットの通し
番号を記憶するチケットデータベース135から構成さ
れている。
【0023】この通し番号は、チケットデータごとに異
なる番号が割振りされており、このデータベース135
に登録されているものと同じ通し番号を有するチケット
データは不正チケットと見なされる。
なる番号が割振りされており、このデータベース135
に登録されているものと同じ通し番号を有するチケット
データは不正チケットと見なされる。
【0024】基地局15は、所定範囲の電波受信エリア
を有しており、このエリア内にある携帯通信端末11か
らの無線を電話回線網17に送受信するようになってい
る。
を有しており、このエリア内にある携帯通信端末11か
らの無線を電話回線網17に送受信するようになってい
る。
【0025】電話回線網17は、図4に示すように、複
数の交換機171と、これらの交換機171ごとに設け
られているNSP(網サービス制御装置)172から構
成されている。
数の交換機171と、これらの交換機171ごとに設け
られているNSP(網サービス制御装置)172から構
成されている。
【0026】交換機171は、チケットセンター19と
電話回線接続するとともに、呼ごとに課金を計算してそ
れを料金集計センター20に送信するようになってい
る。
電話回線接続するとともに、呼ごとに課金を計算してそ
れを料金集計センター20に送信するようになってい
る。
【0027】NSP172は、交換機171から論理番
号を受けると、それを物理番号に変換したのち、この物
理番号に基づきチケットセンター19と回線接続するよ
う、交換機171に対して指示を出力するようになって
いる。
号を受けると、それを物理番号に変換したのち、この物
理番号に基づきチケットセンター19と回線接続するよ
う、交換機171に対して指示を出力するようになって
いる。
【0028】また、NSP172は、課金情報(「通話
料のみ課金」か、または「通話料+チケット代金の課
金」のいずれかを示す情報)を交換機171に出力する
とともに、論理番号を着信先としてのチケットセンター
19に送信するようになっている。
料のみ課金」か、または「通話料+チケット代金の課
金」のいずれかを示す情報)を交換機171に出力する
とともに、論理番号を着信先としてのチケットセンター
19に送信するようになっている。
【0029】チケットセンター19は、ホストコンピュ
ータを有しており、基地局15および電話回線網17を
介して受けた携帯通信端末11からのチケットデータ送
信要求を受信すると、この要求に対するチケットデータ
をホストコンピュータから得、これを電話回線網17お
よび基地局15を介して携帯通信端末11に送信するよ
うになっている。
ータを有しており、基地局15および電話回線網17を
介して受けた携帯通信端末11からのチケットデータ送
信要求を受信すると、この要求に対するチケットデータ
をホストコンピュータから得、これを電話回線網17お
よび基地局15を介して携帯通信端末11に送信するよ
うになっている。
【0030】ここで、上述したチケットデータのダウン
ロードについて説明する。
ロードについて説明する。
【0031】チケットの代金は、チケットセンタ19か
ら携帯通信端末11へのチケットデータのダウンロード
時に、通話料とともに電話回線網17で課金されるよう
になっている。
ら携帯通信端末11へのチケットデータのダウンロード
時に、通話料とともに電話回線網17で課金されるよう
になっている。
【0032】チケット代金を電話回線網17で課金計算
するためには、利用者が携帯通信端末にダイヤルインす
る電話番号(電話回線網17から見た場合には論理番号
という)を、図5に示すように、通信区分識別番号,チ
ケットセンター識別番号およびチケット種別識別番号が
必要となる。
するためには、利用者が携帯通信端末にダイヤルインす
る電話番号(電話回線網17から見た場合には論理番号
という)を、図5に示すように、通信区分識別番号,チ
ケットセンター識別番号およびチケット種別識別番号が
必要となる。
【0033】ここで、通信区分識別番号は、通話料のみ
課金処理する通常の通話(以下、通常通話という)と、
「通話料+チケット代金」を課金処理するチケットデー
タダウンロード用の通信(以下、チケット通信という)
とを識別するための番号である。例えば、電話番号の先
頭4桁が「0990」ならチケット通信であり、それ以
外ならば通常通信である。
課金処理する通常の通話(以下、通常通話という)と、
「通話料+チケット代金」を課金処理するチケットデー
タダウンロード用の通信(以下、チケット通信という)
とを識別するための番号である。例えば、電話番号の先
頭4桁が「0990」ならチケット通信であり、それ以
外ならば通常通信である。
【0034】チケットセンター識別番号は、チケットセ
ンタ19を一意に識別するための番号であり、例えば、
「0990−1234−YYYY」の形式の電話番号
は、「1234」で識別されるチケットセンタを示して
いる。
ンタ19を一意に識別するための番号であり、例えば、
「0990−1234−YYYY」の形式の電話番号
は、「1234」で識別されるチケットセンタを示して
いる。
【0035】チケット種別識別番号は、チケットの種別
を識別し、チケット代金を特定する番号であり、例えば
YYYYがダイヤルされた場合には、電話回線網17が
通信YYYY×10円をチケット代金として課金処理す
る。
を識別し、チケット代金を特定する番号であり、例えば
YYYYがダイヤルされた場合には、電話回線網17が
通信YYYY×10円をチケット代金として課金処理す
る。
【0036】この実施形態の受動改札システムに使用さ
れるチケットデータには、図6に示すように、暗号化さ
れたチケット種別および通し番号を有している。つま
り、このチケットデータは、チケットセンター19およ
び自動改札機13のみしか、暗号鍵を用いて解読できな
いようになっており、これにより、チケットデータの改
ざんによる不正使用を防止することができる。
れるチケットデータには、図6に示すように、暗号化さ
れたチケット種別および通し番号を有している。つま
り、このチケットデータは、チケットセンター19およ
び自動改札機13のみしか、暗号鍵を用いて解読できな
いようになっており、これにより、チケットデータの改
ざんによる不正使用を防止することができる。
【0037】次に、チケットデータのダウンロード処理
手順について図7を参照して説明する。
手順について図7を参照して説明する。
【0038】携帯通信端末11にチケットデータをダウ
ンロードしてもらうため、利用者が上述した論理番号か
らなる電話番号を携帯通信端末にダイヤルインすると、
携帯通信端末11は、基地局15に対して発呼要求を行
う(図中のa参照)。基地局15は、携帯通信端末11
から発呼要求を受けると、それに対する発呼応答を携帯
通信端末11に出力する(図中のb参照)。携帯通信端
末11は、発呼要求に対する発呼応答を基地局15から
受けると、ダイヤルインされた論理番号を基地局15に
出力する(図中のc参照)。
ンロードしてもらうため、利用者が上述した論理番号か
らなる電話番号を携帯通信端末にダイヤルインすると、
携帯通信端末11は、基地局15に対して発呼要求を行
う(図中のa参照)。基地局15は、携帯通信端末11
から発呼要求を受けると、それに対する発呼応答を携帯
通信端末11に出力する(図中のb参照)。携帯通信端
末11は、発呼要求に対する発呼応答を基地局15から
受けると、ダイヤルインされた論理番号を基地局15に
出力する(図中のc参照)。
【0039】基地局15は、携帯通信端末11から受け
た論理番号を電話回線網17の#iの交換機171に出
力する。
た論理番号を電話回線網17の#iの交換機171に出
力する。
【0040】#iの交換機171は、#iのNSP17
2に受けた論理番号を出力する(図中のd参照)。#i
のNSP172は、論理番号を受けると、これから物理
番号に変換して接続先を特定するとともに、課金情報を
形成し、形成した課金情報を#iの交換機171に出力
する(図中のe参照)。その後、#iのNSP172
は、チケットセンター19側にある#jのNSP172
に対して接続要求を出力し(図中のf参照)、#jのN
SP172からそれに対する接続応答を受けると(図中
のg参照)、論理番号を#jのNSP172に出力する
(図中のh参照)。
2に受けた論理番号を出力する(図中のd参照)。#i
のNSP172は、論理番号を受けると、これから物理
番号に変換して接続先を特定するとともに、課金情報を
形成し、形成した課金情報を#iの交換機171に出力
する(図中のe参照)。その後、#iのNSP172
は、チケットセンター19側にある#jのNSP172
に対して接続要求を出力し(図中のf参照)、#jのN
SP172からそれに対する接続応答を受けると(図中
のg参照)、論理番号を#jのNSP172に出力する
(図中のh参照)。
【0041】#jのNSP172は、#iのNSP17
2から受けた論理番号を#jの交換機171に出力し
(図中のi参照)、チケットセンター19と接続するよ
うに指示を#jの交換機171に出力する。
2から受けた論理番号を#jの交換機171に出力し
(図中のi参照)、チケットセンター19と接続するよ
うに指示を#jの交換機171に出力する。
【0042】すると、#jの交換機171は、チケット
センター19に対して着信番号通知要求を出力し(図中
のk参照)、チケットセンター19から着信番号通知応
答を受けると(図中のl参照)と、チケットセンター1
9に対して基地局側の#iのNSP172から受けた論
理番号を出力する(図中のm参照)。
センター19に対して着信番号通知要求を出力し(図中
のk参照)、チケットセンター19から着信番号通知応
答を受けると(図中のl参照)と、チケットセンター1
9に対して基地局側の#iのNSP172から受けた論
理番号を出力する(図中のm参照)。
【0043】チケットセンター19は、#jの交換機1
71から論理番号を受信すると、#jの交換機2に対し
て論理番号の受信が完了した旨の指示を出力する(図中
のn参照)。
71から論理番号を受信すると、#jの交換機2に対し
て論理番号の受信が完了した旨の指示を出力する(図中
のn参照)。
【0044】続いて、#jの交換機171は、チケット
センター19に対して呼出しをかけ(図中のo参照)、
チケットセンター19から応答が帰ってくると、交換機
2に出力する(図中のp参照)。
センター19に対して呼出しをかけ(図中のo参照)、
チケットセンター19から応答が帰ってくると、交換機
2に出力する(図中のp参照)。
【0045】その後、#jの交換機171は、#jのN
SP172を介して基地局15側の#iのNSP172
に応答を返す(図中のq,r参照)。
SP172を介して基地局15側の#iのNSP172
に応答を返す(図中のq,r参照)。
【0046】#iのNSP172は、#jのNSPから
応答を受けると、#iの交換機171に対して課金計算
を実行せよとの指示を出力する(図中のs参照)。
応答を受けると、#iの交換機171に対して課金計算
を実行せよとの指示を出力する(図中のs参照)。
【0047】これで、携帯通信端末11とチケットセン
ター19との接続が完了することなった。
ター19との接続が完了することなった。
【0048】その後、携帯通信端末11は、基地局15
および電話回線網17を介して、チケットデータ要求を
チケットセンター19に出力する(図中のt参照)。
および電話回線網17を介して、チケットデータ要求を
チケットセンター19に出力する(図中のt参照)。
【0049】すると、チケットセンター19は、先に受
けた論理番号中のチケット種別識別番号を参照して、こ
のチケットデータ要求に対するチケットデータを電話回
線網17および基地局135を介して該当する携帯通信
端末11にロードする(図中u参照)。
けた論理番号中のチケット種別識別番号を参照して、こ
のチケットデータ要求に対するチケットデータを電話回
線網17および基地局135を介して該当する携帯通信
端末11にロードする(図中u参照)。
【0050】携帯通信端末11は、チケットデータのロ
ードが完了すると、ロード完了した旨の指示を、基地局
15および電話回線網17を介してチケットセンター1
9に出力する(図中v参照)。
ードが完了すると、ロード完了した旨の指示を、基地局
15および電話回線網17を介してチケットセンター1
9に出力する(図中v参照)。
【0051】次に、チケットセンター19から#iの交
換機171まで順次、通信終了の指示が出力され(図中
w,x,y,z参照)、#iの交換機171が通信終了
の指示を受信すると、課金計算を終了する。
換機171まで順次、通信終了の指示が出力され(図中
w,x,y,z参照)、#iの交換機171が通信終了
の指示を受信すると、課金計算を終了する。
【0052】その後、携帯通信端末11が回線の切断要
求を基地局15を介して電話回線網17に出力すると
(図中のA,B,C参照)、電話回線網17は、回線を
切断した後、切断完了応答を基地局15を介して携帯通
信端末11に出力する(図中のD,E,F)。
求を基地局15を介して電話回線網17に出力すると
(図中のA,B,C参照)、電話回線網17は、回線を
切断した後、切断完了応答を基地局15を介して携帯通
信端末11に出力する(図中のD,E,F)。
【0053】ここで、基地局15側の#iの交換機17
1は、課金計算を終了すると、計算し課金額を料金集計
センタ20に出力する。
1は、課金計算を終了すると、計算し課金額を料金集計
センタ20に出力する。
【0054】以上でチケットデータのダウンロード処理
が終了する。
が終了する。
【0055】続いて、自動改札口の通過時の携帯通信端
末11と自動改札機13との通信手順を、(1)利用者
の入場時と、(2)利用者の退場時とに分けてそれぞれ
図8,図9を参照して説明する。
末11と自動改札機13との通信手順を、(1)利用者
の入場時と、(2)利用者の退場時とに分けてそれぞれ
図8,図9を参照して説明する。
【0056】(1)入場時の通信手順について 自動改札機13は、利用者がいようといまいと関係なし
に、携帯通信端末に対するチケットデータ送信要求を常
時定期的に送信している(図8中の,,,参
照)。
に、携帯通信端末に対するチケットデータ送信要求を常
時定期的に送信している(図8中の,,,参
照)。
【0057】利用者が自動改札機13に近づき、携帯通
信端末11を自動改札機13にかざすと、携帯通信端末
13は、自動改札機13からのチケットデータ送信要求
を受信し、チケットデータを自動改札機13に送信する
(図8中の参照)。
信端末11を自動改札機13にかざすと、携帯通信端末
13は、自動改札機13からのチケットデータ送信要求
を受信し、チケットデータを自動改札機13に送信する
(図8中の参照)。
【0058】このチケットデータは、ダウンロード時に
チケットセンター19で暗号化されたものである。
チケットセンター19で暗号化されたものである。
【0059】自動改札機13は、携帯通信端末11から
チケットデータを受信すると、このデータを解読し、改
札機を通過できる種類のチケットであるか否かを判定す
るとともに、使用済みチケットデータベース135を検
索して同じ通し番号を有するチケットが既に使われてい
るか否かを判定する。
チケットデータを受信すると、このデータを解読し、改
札機を通過できる種類のチケットであるか否かを判定す
るとともに、使用済みチケットデータベース135を検
索して同じ通し番号を有するチケットが既に使われてい
るか否かを判定する。
【0060】自動改札機13は、チケットデータの正当
性が確認できた場合には、通し番号がそのままで、チケ
ット種別(図6参照)を確認済みの種別に更新した新し
いチケットデータを作成し、これを暗号化して「確認済
みチケットデータ」として携帯通信端末11に送信する
とともに(図8中の参照)、このチケットデータの通
し番号を使用済みチケットデータベース135に登録す
る。
性が確認できた場合には、通し番号がそのままで、チケ
ット種別(図6参照)を確認済みの種別に更新した新し
いチケットデータを作成し、これを暗号化して「確認済
みチケットデータ」として携帯通信端末11に送信する
とともに(図8中の参照)、このチケットデータの通
し番号を使用済みチケットデータベース135に登録す
る。
【0061】携帯通信端末11は、「確認済みチケット
データ」を受信すると、旧チケットデータを破棄し、こ
の「確認済みチケットデータ」をチケットデータ記憶部
113に記憶するとともに、チケットデータを更新完了
した旨を自動改札機13に送信する(図8中の参
照)。
データ」を受信すると、旧チケットデータを破棄し、こ
の「確認済みチケットデータ」をチケットデータ記憶部
113に記憶するとともに、チケットデータを更新完了
した旨を自動改札機13に送信する(図8中の参
照)。
【0062】自動改札機13は、携帯通信端末11から
チケットデータを更新完了した旨を受信すると、再び携
帯通信端末11に対してチケットデータ送信要求を送信
する(図8中の参照)。
チケットデータを更新完了した旨を受信すると、再び携
帯通信端末11に対してチケットデータ送信要求を送信
する(図8中の参照)。
【0063】携帯通信端末11は、すると、既に更新さ
れたチケットデータを自動改札機13に出力する(図8
中の参照)。
れたチケットデータを自動改札機13に出力する(図8
中の参照)。
【0064】自動改札機13は、携帯通信端末11から
更新されたチケットデータを受信すると、上述したよう
にして再びこのチケットデータの正当性をチェックし、
チェックした結果、チケットデータが正しければ、利用
者の通行を許可する。
更新されたチケットデータを受信すると、上述したよう
にして再びこのチケットデータの正当性をチェックし、
チェックした結果、チケットデータが正しければ、利用
者の通行を許可する。
【0065】(2)退場時の通信手順について 退場時の動作は、チケットデータの正当性を確認するま
で(図9中,,,,参照)は入場時と同じで
あるため、その説明を省略する。
で(図9中,,,,参照)は入場時と同じで
あるため、その説明を省略する。
【0066】自動改札機13は、携帯通信端末11から
受信したチケットデータの正当性を確認すると、チケッ
トデータ記憶部113に記憶されているチケットデータ
を消去するよう、チケットデータ消去要求を携帯通信端
末11に対して送信する(図9中参照)。
受信したチケットデータの正当性を確認すると、チケッ
トデータ記憶部113に記憶されているチケットデータ
を消去するよう、チケットデータ消去要求を携帯通信端
末11に対して送信する(図9中参照)。
【0067】携帯通信端末11は、チケットデータ消去
要求を受信すると、チケットデータ記憶部113に記憶
されているチケットデータを消去し、チケットデータの
消去を完了した旨を自動改札機13に送信する(図9中
参照)。
要求を受信すると、チケットデータ記憶部113に記憶
されているチケットデータを消去し、チケットデータの
消去を完了した旨を自動改札機13に送信する(図9中
参照)。
【0068】その後、自動改札機13は、チケットデー
タ送信要求を送信し(図9中参照)、携帯通信端末1
1から「チケットデータがない」旨を受信すると(図9
中参照)、利用者の通過を許可する。
タ送信要求を送信し(図9中参照)、携帯通信端末1
1から「チケットデータがない」旨を受信すると(図9
中参照)、利用者の通過を許可する。
【0069】この実施形態の自動改札システムでは、チ
ケットデータが電話回線網17および基地局15を介し
てチケットセンター19から携帯通信端末11にダウン
ロードされて記憶され、携帯通信端末11に記憶された
チケットデータを自動改札機13が無線で読み出し、読
み出したチケットデータに基づき、利用者の改札通行を
整理することにより、利用者がチケットを購入するため
に、従来のように発券機の設置場所まで足を運ぶ必要が
なくなる。
ケットデータが電話回線網17および基地局15を介し
てチケットセンター19から携帯通信端末11にダウン
ロードされて記憶され、携帯通信端末11に記憶された
チケットデータを自動改札機13が無線で読み出し、読
み出したチケットデータに基づき、利用者の改札通行を
整理することにより、利用者がチケットを購入するため
に、従来のように発券機の設置場所まで足を運ぶ必要が
なくなる。
【0070】さらに、電話回線網17がチケットセンタ
ー19から携帯通信端末11に対してチケットデータを
ダウンロードした際に課金計算を行うため、チケット代
金の支払いを、随時支払う必要がないため、利用者にと
っては便利である。
ー19から携帯通信端末11に対してチケットデータを
ダウンロードした際に課金計算を行うため、チケット代
金の支払いを、随時支払う必要がないため、利用者にと
っては便利である。
【0071】図10は他の携帯通信端末の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【0072】この携帯通信端末31は、制御部311,
メモリ312,チケットデータ記憶部313,入力部3
14,出力部315,無線送受信部316および送信出
力制御部317から構成されている。
メモリ312,チケットデータ記憶部313,入力部3
14,出力部315,無線送受信部316および送信出
力制御部317から構成されている。
【0073】なお、制御部311,メモリ312,チケ
ットデータ記憶部313,入力部314および出力部3
15は,携帯通信端末11を構成するものと同一なた
め、その詳細説明を省略する。
ットデータ記憶部313,入力部314および出力部3
15は,携帯通信端末11を構成するものと同一なた
め、その詳細説明を省略する。
【0074】ここで、無線送受信部316は、基地局1
5に送信する場合と、自動改札機13に送信する場合と
で、それぞれに応じた強さを有する電波を出力するよう
になっている。
5に送信する場合と、自動改札機13に送信する場合と
で、それぞれに応じた強さを有する電波を出力するよう
になっている。
【0075】送信出力制御部317は、送信出力制御部
316に対して電波の出力を切替制御するようになって
いる。
316に対して電波の出力を切替制御するようになって
いる。
【0076】この携帯通信端末31では、無線送受信部
316および出力制御部317を有することにより、基
地局15に送信する場合と、自動改札機13に送信する
場合とで、それぞれに応じた強さを有する電波を出力す
るため、上述した携帯通信端末11のように対基地局無
線送受信部114および対自動改札無線送受信部115
の両方必要とせずに、利用者が自動改札機13に近づく
前に自動改札機の扉が開いてしまうことと、隣の自動改
札機が誤動作してしまうことを防止するとができる。
316および出力制御部317を有することにより、基
地局15に送信する場合と、自動改札機13に送信する
場合とで、それぞれに応じた強さを有する電波を出力す
るため、上述した携帯通信端末11のように対基地局無
線送受信部114および対自動改札無線送受信部115
の両方必要とせずに、利用者が自動改札機13に近づく
前に自動改札機の扉が開いてしまうことと、隣の自動改
札機が誤動作してしまうことを防止するとができる。
【0077】
【発明の効果】以上本発明によれば、チケットデータが
電話回線網を介してチケットセンターから携帯通信端末
にダウンロードされて記憶され、携帯通信端末に記憶さ
れたチケットデータを自動改札機が無線で読み出し、読
み出したチケットデータに基づき、利用者の改札通行を
整理することにより、利用者がチケットを購入するため
に、従来のように発券機の設置場所まで足を運ぶ必要が
なくなり、利便性が向上するという効果がある。
電話回線網を介してチケットセンターから携帯通信端末
にダウンロードされて記憶され、携帯通信端末に記憶さ
れたチケットデータを自動改札機が無線で読み出し、読
み出したチケットデータに基づき、利用者の改札通行を
整理することにより、利用者がチケットを購入するため
に、従来のように発券機の設置場所まで足を運ぶ必要が
なくなり、利便性が向上するという効果がある。
【0078】特に、電話回線網がチケットセンターから
携帯通信端末に対してチケットデータをダウンロードし
た際に課金計算を行うため、チケット代金の支払いを、
随時支払う必要がないため、この点からも利用者にとっ
て利便性が向上するという効果がある。
携帯通信端末に対してチケットデータをダウンロードし
た際に課金計算を行うため、チケット代金の支払いを、
随時支払う必要がないため、この点からも利用者にとっ
て利便性が向上するという効果がある。
【図1】本発明に係る自動改札システムの一実施形態の
自動改札システムの構成を示すブロック図。
自動改札システムの構成を示すブロック図。
【図2】図1中の携帯通信端末の構成を示すブロック
図。
図。
【図3】図1中の自動改札機の構成を示すブロック図。
【図4】図1中の電話回線網についての説明図。
【図5】チケットデータをダウンロードする際に携帯通
信端末が入力する電話番号の内容についての説明図。
信端末が入力する電話番号の内容についての説明図。
【図6】チケットデータの構成を示すブロック図。
【図7】チケットデータをダウンロードする際の通信手
順を示すプロトコル図。
順を示すプロトコル図。
【図8】入場時の携帯通信端末と自動改札機間の通信手
順を示すプロトコル図。
順を示すプロトコル図。
【図9】退場時の携帯通信端末と自動改札機間の通信手
順を示すプロトコル図。
順を示すプロトコル図。
【図10】他の携帯通信端末の構成を示すブロック図。
【図11】従来の自動改札システムの構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図12】従来の自動改札システムの構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
11 携帯通信端末 111,311 制御部 112,312 メモリ 113,313 チケットデータ記憶部 114 対基地局無線送受信部 115 対自動改札無線送受信部 116,314 入力部 117,315 出力部 316 無線送受信部 317 送信出力制御部 13 自動改札機 131 制御部 132 無線送受信部 133 人間検知センサ 134 通過制御部 135 使用済みチケットデータベース 15 基地局 17 電話回線網 171 交換機 172 NSP(網サービス制御装置) 19 チケットセンター 20 料金集計センター
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03J 9/02 H03J 9/02 H04B 5/00 H04B 5/00 Z H04M 11/08 H04M 11/08 15/00 15/00 Z
Claims (5)
- 【請求項1】 チケットデータを発行するチケットセン
ターと、 電話回線網を介して前記チケットセンターからダウンロ
ードされたチケットデータを記憶する携帯通信端末と、 この携帯通信端末に記憶されたチケットデータを無線で
読み出し、このチケットデータに基づき、利用者の改札
通行を整理する自動改札機とを具備することを特徴とす
る自動改札システム。 - 【請求項2】 チケットデータを発行するチケットセン
ターと、 前記チケットセンターからダウンロードされたチケット
データ記憶する携帯通信端末と、 前記携帯通信端末と前記チケットセンターとを電話回線
接続するとともに、前記チケットセンターから前記携帯
通信端末に対してチケットデータをダウンロードした際
に、課金計算を行う前記電話回線網と、 前記携帯通信端末に記憶されたチケットデータを無線で
読み出し、このチケットデータに基づき、利用者の改札
通行を整理する自動改札機とを具備することを特徴とす
る自動改札システム。 - 【請求項3】 前記携帯通信端末は、 前記チケットデータをダウンロードするに際し、発行依
頼の電話番号を基地局に無線で送信し、この発行依頼に
より発行された前記チケットセンターからのチケットデ
ータを前記基地局から無線で受信する対基地局無線送受
信手段と、 前記自動改札と無線で送受信する対自動改札無線送受信
手段とを有することを特徴とする請求項1または2記載
の自動改札システム。 - 【請求項4】 前記チケットデータをダウンロードする
際の発行依頼する際の電話番号には、 通話料のみ課金処理する通常の通話と、通話料+チケッ
ト代金を課金処理するチケットデータダウンロード用の
通話とを識別する通信区分識別番号と、 前記チケットセンタを一意に識別するチケットセンター
識別番号と、 チケットの種別を識別し、チケット代金を特定するチケ
ット種別識別番号とを有することを特徴とする請求項1
または2記載の自動改札システム。 - 【請求項5】 前記携帯通信端末は、基地局に送信する
場合と、前記自動改札機に送信する場合とで、それぞれ
に応じた強さの電波を出力する無線送信手段と、 この無線送信手段に対して電波の出力を切替制御する送
信出力制御手段とを有することを特徴とする請求項1ま
たは2記載の自動改札システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8315058A JPH10162176A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 自動改札システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8315058A JPH10162176A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 自動改札システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10162176A true JPH10162176A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18060938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8315058A Pending JPH10162176A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 自動改札システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10162176A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000182087A (ja) * | 1998-12-15 | 2000-06-30 | Nippon Signal Co Ltd:The | データ集計機 |
JP2000349922A (ja) * | 1999-06-01 | 2000-12-15 | Mitsubishi Electric Corp | 自動チェックインシステム、携帯電話機及び自動チェックイン機 |
WO2001069475A1 (fr) * | 2000-03-13 | 2001-09-20 | Pia Corporation | Systeme de ticket electronique |
JP2001256513A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-09-21 | J-Stream Inc | チケット取扱システム及びその方法、並びにコンピュータ上で動作するチケット取扱プログラムを記録した記録媒体 |
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JP2002135424A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Hitachi Ltd | チケットレスサービスシステム |
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US7356485B2 (en) | 2000-10-20 | 2008-04-08 | Hitachi, Ltd. | Service providing system |
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-
1996
- 1996-11-26 JP JP8315058A patent/JPH10162176A/ja active Pending
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WO2018230374A1 (ja) * | 2017-06-13 | 2018-12-20 | 株式会社ローソンエンタテインメント | チケット提供方法、チケット提供装置及び携帯端末用プログラム |
JP2019003633A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | 株式会社ローソンエンタテインメント | チケット提供方法、チケット提供装置及び携帯端末用プログラム |
JP2019083037A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-05-30 | 株式会社ローソンエンタテインメント | チケット提供方法、チケット提供装置及び携帯端末用プログラム |
JP2022168244A (ja) * | 2017-06-13 | 2022-11-04 | 株式会社ローソンエンタテインメント | チケット提供方法及びチケット提供システム |
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