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JPH10160545A - 液面検知計とその製造法 - Google Patents

液面検知計とその製造法

Info

Publication number
JPH10160545A
JPH10160545A JP32257096A JP32257096A JPH10160545A JP H10160545 A JPH10160545 A JP H10160545A JP 32257096 A JP32257096 A JP 32257096A JP 32257096 A JP32257096 A JP 32257096A JP H10160545 A JPH10160545 A JP H10160545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal case
liquid level
level detector
terminal
thermistor element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32257096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3344245B2 (ja
Inventor
Kotaro Suzuki
孝太郎 鈴木
Kikuo Kaino
喜久雄 戒能
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP32257096A priority Critical patent/JP3344245B2/ja
Publication of JPH10160545A publication Critical patent/JPH10160545A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3344245B2 publication Critical patent/JP3344245B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に製造できる液面検知計を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 少なくとも1つの貫通孔を有する金属ケ
ース1にコイルバネ2を設置し、この上に素子ホルダー
3を載置する。次に少なくとも1つの貫通孔を有するイ
ンシュレータ6を装着した筒状の端子5の一端にサーミ
スタ素子4を吸着した状態で、素子ホルダー3にサーミ
スタ素子4を収納し、素子ホルダー3と端子5とでサー
ミスタ素子4を挟持する。次いでインシュレータ6と金
属ケース1とをかしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の燃
料タンク等の各種タンク内の液体の液位レベルの変化を
検出するために用いる液面検知計とその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液面検知計は、両端に電極を有す
る円柱形のサーミスタ素子の両端に金属製のキャップを
被せ、このキャップのそれぞれに端子を接続したものを
円筒形の金属ケースに収納し、この金属ケースの両端か
ら端子を引き出したものであった。
【0003】この液面検知計は、サーミスタ素子に電圧
を印加し、液面の高さの変化にともなうサーミスタ素子
の抵抗値変化を検出し、液レベルの変化を検出するもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、サーミスタ素子の端部にキャップを圧入した
り、端子を金属ケースに固定するために半田づけを行う
必要があり、製造が複雑であるという問題点を有してい
た。
【0005】そこで本発明は容易に製造できる液面検知
計を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の液面検知計は、開口部を有する筒状の金属ケ
ースと、この金属ケース内に収納したコイルバネと、こ
のコイルバネに支持された素子ホルダーと、この素子ホ
ルダーに収納した両面に電極を有するサーミスタ素子
と、このサーミスタ素子に電気的に接続した端子と、こ
の端子を保持するとともに前記金属ケースの開口部を封
じるインシュレータとを備え、使用する際、前記インシ
ュレータあるいは前記金属ケースにおいて、検知しよう
とする液面の上方及び下方に、少なくとも一つの貫通孔
を設けたものであり、上記目的を達成することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、開口部を有する筒状の金属ケースと、この金属ケー
ス内に収納したコイルバネと、このコイルバネに支持さ
れた素子ホルダーと、この素子ホルダーに収納した両面
に電極を有するサーミスタ素子と、このサーミスタ素子
に電気的に接続した端子と、この端子を保持するととも
に前記金属ケースの開口部を封じるインシュレータとを
備え、使用する際、前記インシュレータあるいは前記金
属ケースにおいて、検知しようとする液面の上方及び下
方に、少なくとも一つの貫通孔を設けた液面検知計であ
り、半田付けが不要で、容易に製造できるものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、端子が筒状であ
る請求項1に記載の液面検知計であり、熱容量を減少さ
せて、発熱したサーミスタ素子の熱の放散を防ぐと共
に、サーミスタ素子を吸引し、素子ホルダーへの収納を
容易にすることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、貫通孔をインシ
ュレータと金属ケースの底面にそれぞれ等間隔に3つ設
けた請求項1に記載の液面検知計であり、液面検知計を
どのように載置しても検知しようとする液面の上方及び
下方に貫通孔を有することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、サーミスタ素子
の上面が素子ホルダーの上端よりも上になるようにした
請求項1に記載の液面検知計であり、たとえサーミスタ
素子に位置ずれが生じたとしたも、素子ホルダーと端子
とがショートを起こすのを防止することができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、コイルバネの形
状を金属ケースの底面方向が円筒形状で開口部方向が円
錐形状にした請求項1に記載の液面検知計であり、素子
ホルダーの保持を確実に行うことができる。
【0012】請求項6に記載の発明は、筒状の金属ケー
ス内部にコイルバネを挿入する工程と、次にこのコイル
バネに素子ホルダーを設置する工程と、次いでインシュ
レータを装着した筒状の端子の一方側から吸引を行い、
この端子の他方側にサーミスタ素子を吸着させた状態で
前記金属ケース内部の前記素子ホルダー内に前記サーミ
スタ素子を載置する工程と、その後前記インシュレータ
と前記金属ケースをかしめ合わせる工程とを有する液面
検知計の製造方法であり、半田付け工程が不要であり、
かつ、金属ケース内部に部材を順に挿入するだけで組み
立てることができるため、容易に製造できる。
【0013】以下、本発明の一実施の形態について図面
を用いて説明する。図1は、本実施の形態における液面
検知計の断面図、図2は図1における素子ホルダーの断
面図、図3は図1におけるインシュレータの上面図、図
4〜図8は図1に示す液面検知計の製造工程を説明する
ための断面図であり、1は金属ケース、2は金属ケース
1底部に収納したコイルバネ、3はコイルバネ2に支持
された素子ホルダー、4は素子ホルダー3に収納された
サーミスタ素子、5はサーミスタ素子4に電気的に接続
するとともにサーミスタ素子4を支持している端子、6
は中央部に端子5を貫通させたインシュレータである。
【0014】図において金属ケース1は、黄銅にNiメ
ッキを行い耐腐食性を持たせた有底筒状で、開口端には
嵌合部1aを有している。なお、金属ケース1には開口
端の他に、底面あるいは側面の一部に液体の出入り口と
なる貫通孔が少なくとも一つ設けてあり、金属ケース1
内への液体の出入りが可能となっている。
【0015】コイルバネ2は、金属ケース1の底面から
開口部へ向けてある一定の高さまで円筒形状で、そこか
ら上方は円錐形状であり、素子ホルダー3を確実に支持
するとともにサーミスタ素子4に素子ホルダー3が圧接
するように固定されている。
【0016】素子ホルダー3は、図2に示すようにサー
ミスタ素子4を収納する電極部3aとコイルバネ2上に
設置するためのバネ受け部3bとを有している。電極部
3aは、図1に示すように端子5の電極部5aとサーミ
スタ素子4を介して対になる位置にある。また、電極部
3aは図2に示すとおり、サーミスタ素子4との接触性
を良くするため中央部に凸部を有しており、さらに検知
しようとする液体の液切れを良くするために凸部中央に
サーミスタ素子4より小さな貫通孔3cを有している。
更にバネ受け部3bの上端は、電極部3aの上端より上
方にあり、電極部3aはサーミスタ素子4よりも大きな
凹部となっている。この凹部によりサーミスタ素子4の
横方向の動きを規制し、定位置にサーミスタ素子4を保
持することができる。
【0017】サーミスタ素子4は、両面に電極を有する
負特性サーミスタ素子である。端子5は、サーミスタ素
子4よりも小さな径を有する円筒形状で、インシュレー
タ6の差込口6aを貫通するとともに嵌合部5bで固定
されている。
【0018】インシュレータ6は、フェノールなどの耐
溶剤性を有する平板状の絶縁体からなり、図3に示すよ
うに中央部に端子5の差込口6a、また液体の出入り口
となる貫通孔6bが設けてある。さらにインシュレータ
6は、金属ケース1の嵌合部1aとともにかしめ合わさ
れることにより、金属ケース1の開口端に固定されると
共に、金属ケース1の開口端を閉蓋する。
【0019】この液面検知計の製造方法について図面を
参照しながら説明する。まず、図4に示すとおり、金属
ケース1の底部にコイルバネ2を挿入し、次に図5に示
すように素子ホルダー3のバネ受け部3bでコイルバネ
2に支持されるように素子ホルダー3を挿入する。この
ユニットをAとする。
【0020】一方、図6(a)に示すようにあらかじめ
インシュレータ6に端子5を固定し、端子5の電極部5
aと反対側より吸引を行い、図6(b)に示すように電
極部5aにサーミスタ素子4を吸着させる。このユニッ
トをBとする。この状態で、図7に示すようにユニット
Aの素子ホルダー3の電極部分3aにサーミスタ素子4
が設置されるようにユニットBを金属ケース1内部に挿
入する。次に、図8に示すようにインシュレータ6と、
金属ケース1の嵌合部1aをかしめ合わすことにより、
液面検知計を得る。
【0021】また、インシュレータ6と、金属ケース1
の嵌合部1aのかしめ合せが終了するまで端子5による
サーミスタ素子4の吸引は続けることが望ましい。
【0022】なお、本実施の形態において、金属ケース
1は、サーミスタ素子のもう一方の端子として働くだけ
でなく、防爆ケースとしての役割も有するようにしたも
のである。
【0023】また、発熱したサーミスタ素子4の熱放散
を防ぐために、できるだけ接触面積を小さくすることが
好ましい。その観点から、コイルバネ2は、サーミスタ
素子4側を円錐形状にし、素子ホルダー3には、サーミ
スタ素子4と接触する凸部中央に設けた液切れのための
貫通孔3cがあり、端子5は、円筒形状にしている。ま
たコイルバネ2、素子ホルダー3、端子5は、耐腐食性
に優れ、熱伝導性に劣るステンレスなどの金属を用いて
形成する。その結果、サーミスタ素子4の熱容量を小さ
くすることができる。
【0024】また、サーミスタ素子4は、応答性を良く
するために、金属ケース1の中心部分に位置しているこ
とが望ましい。
【0025】さらに、図3に示すようにインシュレータ
6にインシュレータ6を3等分する線上に液体の出入り
口となる貫通孔6bを3つ、金属ケース1の底面に同様
な貫通孔を3つ設けることにより、どのように液面検知
計を設置して使用したとしても、検知しようとする液面
の上方及び下方に、それぞれ少なくとも一つずつの貫通
孔を有することになり、液体の出入りが容易に行われ
る。
【0026】また、図1に示すようにサーミスタ素子4
の上面が素子ホルダー3の上端よりも上方に位置するよ
うな構造にすることにより、たとえサーミスタ素子4に
位置ずれが生じたとしても、素子ホルダー3と端子5と
がショートを起こすのを防止することができる。
【0027】
【発明の効果】以上本発明の液面検知計は、半田付け作
業を一切行わず、単に順次部材を重ね合せるだけで、製
造できる。その結果、生産性が向上するとともに、製造
工程が少なくなり、安価な液面検知計を提供することが
できるので、その工業的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における液面検知計の断
面図
【図2】図1における素子ホルダーの断面図
【図3】図1におけるインシュレータの平面図
【図4】本発明の一実施の形態における液面検知計の製
造工程を説明する断面図
【図5】同断面図
【図6】(a)同断面図 (b)同断面図
【図7】同断面図
【図8】同断面図
【符号の説明】
1 金属ケース 1a 嵌合部 2 コイルバネ 3 素子ホルダー 4 サーミスタ素子 5 端子 6 インシュレータ 6a 差込口 6b 貫通孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する筒状の金属ケースと、こ
    の金属ケース内に収納したコイルバネと、このコイルバ
    ネに支持された素子ホルダーと、この素子ホルダーに収
    納した両面に電極を有するサーミスタ素子と、このサー
    ミスタ素子に電気的に接続した端子と、この端子を保持
    するとともに前記金属ケースの開口部を封じるインシュ
    レータとを備え、使用する際、前記インシュレータある
    いは前記金属ケースにおいて、検知しようとする液面の
    上方及び下方に、少なくとも一つの貫通孔を設けた液面
    検知計。
  2. 【請求項2】 端子が筒状である請求項1に記載の液面
    検知計。
  3. 【請求項3】 貫通孔は、インシュレータと金属ケース
    の底面にそれぞれ等間隔に3つ設けた請求項1に記載の
    液面検知計。
  4. 【請求項4】 サーミスタ素子の上面は、素子ホルダー
    の上端よりも上にある請求項1に記載の液面検知計。
  5. 【請求項5】 コイルバネは、金属ケースの底面方向が
    円筒形状で開口部方向が円錐形状である請求項1に記載
    の液面検知計。
  6. 【請求項6】 筒状の金属ケース内部にコイルバネを挿
    入する工程と、次にこのコイルバネに素子ホルダーを設
    置する工程と、次いでインシュレータを装着した筒状の
    端子の一方側から吸引を行ない、この端子の他方側にサ
    ーミスタ素子を吸着させた状態で前記金属ケース内部の
    前記素子ホルダー内に前記サーミスタ素子を載置する工
    程と、その後前記インシュレータと前記金属ケースをか
    しめ合わせる工程とを有する液面検知計の製造方法。
JP32257096A 1996-12-03 1996-12-03 液面検知計とその製造法 Expired - Fee Related JP3344245B2 (ja)

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