JPH10157693A - 船外機 - Google Patents
船外機Info
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- JPH10157693A JPH10157693A JP8317815A JP31781596A JPH10157693A JP H10157693 A JPH10157693 A JP H10157693A JP 8317815 A JP8317815 A JP 8317815A JP 31781596 A JP31781596 A JP 31781596A JP H10157693 A JPH10157693 A JP H10157693A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition coil
- oil filter
- engine
- engine body
- outboard motor
- Prior art date
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- Pending
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/20—Multi-cylinder engines with cylinders all in one line
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1808—Number of cylinders two
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】オイルフィルタの熱がイグニッションコイルへ
伝達されるのを防止し、イグニッションコイルの信頼性
を確保する。 【解決手段】クランク軸を縦置き状態に配設したエンジ
ンと、エンジンボディ47の一方の側面に装着した吸気
管50と、エンジンボディの他方の側面に装着したイグ
ニッションコイル60及びオイルフィルタ61とを備
え、エンジンボディの水平方向軸線H1に平行でイグニ
ッションコイル60の外周に接する線H2より内側にオ
イルフィルタ61を配設した構成。
伝達されるのを防止し、イグニッションコイルの信頼性
を確保する。 【解決手段】クランク軸を縦置き状態に配設したエンジ
ンと、エンジンボディ47の一方の側面に装着した吸気
管50と、エンジンボディの他方の側面に装着したイグ
ニッションコイル60及びオイルフィルタ61とを備
え、エンジンボディの水平方向軸線H1に平行でイグニ
ッションコイル60の外周に接する線H2より内側にオ
イルフィルタ61を配設した構成。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イグニッションコ
イルへの熱影響を軽減することができる船外機の技術分
野に属する。
イルへの熱影響を軽減することができる船外機の技術分
野に属する。
【0002】
【従来の技術】船外機においては、カウリングで覆われ
た限られたスペースの中に、エンジン、吸気系部品、燃
料系部品、オイル系部品、電装品等を搭載するため、通
常、エンジンの一方の側面に吸気管を装着し、他方の側
面にオイルフィルタ及びイグニッションコイルを装着し
ている。また、カウリングの後部上方に空気取入口を設
け吸気管の先端に設けたサイレンサに空気を供給可能に
している。
た限られたスペースの中に、エンジン、吸気系部品、燃
料系部品、オイル系部品、電装品等を搭載するため、通
常、エンジンの一方の側面に吸気管を装着し、他方の側
面にオイルフィルタ及びイグニッションコイルを装着し
ている。また、カウリングの後部上方に空気取入口を設
け吸気管の先端に設けたサイレンサに空気を供給可能に
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の船外機においては、オイルフィルタがカウリングに
近接して配置されているため、空気取入口からサイレン
サに吸入される空気の流れが阻害され、オイルフィルタ
の熱がイグニッションコイルへ伝達され、その熱の影響
によりイグニッションコイルの信頼性が低下するという
問題を有している。
来の船外機においては、オイルフィルタがカウリングに
近接して配置されているため、空気取入口からサイレン
サに吸入される空気の流れが阻害され、オイルフィルタ
の熱がイグニッションコイルへ伝達され、その熱の影響
によりイグニッションコイルの信頼性が低下するという
問題を有している。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であって、オイルフィルタの熱がイグニッションコイル
へ伝達されるのを防止し、イグニッションコイルの信頼
性を確保することができる船外機を提供することを目的
とする。
であって、オイルフィルタの熱がイグニッションコイル
へ伝達されるのを防止し、イグニッションコイルの信頼
性を確保することができる船外機を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、クランク軸21を縦置き状態
に配設したエンジン20と、エンジンボディ47の一方
の側面に装着した吸気管50と、エンジンボディの他方
の側面に装着したイグニッションコイル60及びオイル
フィルタ61とを備え、エンジンボディの水平方向軸線
H1に平行でイグニッションコイル60の外周に接する
線H2より内側にオイルフィルタ61を配設したことを
特徴とし、また、請求項2記載の発明は請求項1におい
て、排気通路58の冷却水通路57を形成するためのカ
バー部材100と、該カバー部材に突出された取付用ボ
ス101を備え、該取付用ボスにイグニッションコイル
60を取り付けたことを特徴とし、請求項3記載の発明
は請求項1において、エンジンボディの他方の側面に装
着したスタータモータ62を備え、イグニッションコイ
ル60の外周とスタータモータ62の外周に接する線H
3より内側にオイルフィルタ61を配設したことを特徴
とし、請求項4記載の発明は請求項3において、エンジ
ンボディのクランクケース69に突出された取付用ボス
105を備え、該取付用ボスにスタータモータ62を取
り付けたことを特徴とする。なお、上記構成に付加した
番号は、本発明の理解を容易にするために図面と対比さ
せるもので、これにより本発明が何ら限定されるもので
はない。
に請求項1記載の発明は、クランク軸21を縦置き状態
に配設したエンジン20と、エンジンボディ47の一方
の側面に装着した吸気管50と、エンジンボディの他方
の側面に装着したイグニッションコイル60及びオイル
フィルタ61とを備え、エンジンボディの水平方向軸線
H1に平行でイグニッションコイル60の外周に接する
線H2より内側にオイルフィルタ61を配設したことを
特徴とし、また、請求項2記載の発明は請求項1におい
て、排気通路58の冷却水通路57を形成するためのカ
バー部材100と、該カバー部材に突出された取付用ボ
ス101を備え、該取付用ボスにイグニッションコイル
60を取り付けたことを特徴とし、請求項3記載の発明
は請求項1において、エンジンボディの他方の側面に装
着したスタータモータ62を備え、イグニッションコイ
ル60の外周とスタータモータ62の外周に接する線H
3より内側にオイルフィルタ61を配設したことを特徴
とし、請求項4記載の発明は請求項3において、エンジ
ンボディのクランクケース69に突出された取付用ボス
105を備え、該取付用ボスにスタータモータ62を取
り付けたことを特徴とする。なお、上記構成に付加した
番号は、本発明の理解を容易にするために図面と対比さ
せるもので、これにより本発明が何ら限定されるもので
はない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明の船外機の1実
施形態を示す側面図である。船外機1は、船体の後部に
トランサムスクリュー2を介して着脱自在に取り付けら
れるクランプブラケット3と、クランプブラケット3に
枢支軸5を介して上下回動自在に枢支されるスイベルブ
ラケット6と、このスイベルブラケット6を軸とし水平
方向に回動可能なステアリングブラケット7と、ステア
リングブラケット7に支持される推進ユニット9とを備
えている。
を参照しつつ説明する。図1は、本発明の船外機の1実
施形態を示す側面図である。船外機1は、船体の後部に
トランサムスクリュー2を介して着脱自在に取り付けら
れるクランプブラケット3と、クランプブラケット3に
枢支軸5を介して上下回動自在に枢支されるスイベルブ
ラケット6と、このスイベルブラケット6を軸とし水平
方向に回動可能なステアリングブラケット7と、ステア
リングブラケット7に支持される推進ユニット9とを備
えている。
【0007】前記推進ユニット9は、ステアリングブラ
ケット7に支持されるアッパケース10を有し、アッパ
ケース10の上部に後述するエンジンとエンジンの下部
を覆うロアカウリング11が取り付けられ、ロアカウリ
ング11にエンジンの上部を覆うアッパカウリング12
が着脱可能に取り付けられている。アッパカウリング1
2の前方(船体の推進方向)上部には、スタータ用の紐
を保持するガイドワイヤーと呼ばれる保持部材13が配
置され、保持部材13にスタータハンドル15が装着さ
れている。アッパケース10の下部には、ロアケース1
6が取り付けられている。なお、17は冷却水取入口、
19はプロペラである。
ケット7に支持されるアッパケース10を有し、アッパ
ケース10の上部に後述するエンジンとエンジンの下部
を覆うロアカウリング11が取り付けられ、ロアカウリ
ング11にエンジンの上部を覆うアッパカウリング12
が着脱可能に取り付けられている。アッパカウリング1
2の前方(船体の推進方向)上部には、スタータ用の紐
を保持するガイドワイヤーと呼ばれる保持部材13が配
置され、保持部材13にスタータハンドル15が装着さ
れている。アッパケース10の下部には、ロアケース1
6が取り付けられている。なお、17は冷却水取入口、
19はプロペラである。
【0008】図2は図1の縦断面図であり、アッパケー
ス10に装着されたエンジン20は、2気筒4サイクル
エンジンであり、横置き状態に配設された2つの気筒と
縦置き状態に配設されたクランク軸21を備えている。
図1で説明した保持部材13はエンジン側に固定され、
アッパカウリング12の開口に設けられたシール部材1
4から僅かに突出するようにされている。クランク軸2
1には、ドライブプーリ22、ベルト23、ドリブンプ
ーリ25を介してカムシャフト26が連結され、エンジ
ン20の給排気弁を駆動させる構成となっている。ま
た、クランク軸21の上部にはフライホィール28及び
リコイルスタータ27が連結されている。アッパケース
10及びロアケース16内にはドライブシャフト29が
縦方向に配設され、その上端はクランク軸21に連結さ
れ、その下端は傘歯車30を介してプロペラシャフト3
1に連結されている。アッパケース10内には排気集合
管32が取り付けられ、また、隔壁33によりアイドル
膨張室35と水溜36が形成されている。なお、37は
オイルパン、39はオイル吸入部、40は冷却水チュー
ブ、41は冷却水排水路、42はシフトロッド、43は
冷却水ポンプである。
ス10に装着されたエンジン20は、2気筒4サイクル
エンジンであり、横置き状態に配設された2つの気筒と
縦置き状態に配設されたクランク軸21を備えている。
図1で説明した保持部材13はエンジン側に固定され、
アッパカウリング12の開口に設けられたシール部材1
4から僅かに突出するようにされている。クランク軸2
1には、ドライブプーリ22、ベルト23、ドリブンプ
ーリ25を介してカムシャフト26が連結され、エンジ
ン20の給排気弁を駆動させる構成となっている。ま
た、クランク軸21の上部にはフライホィール28及び
リコイルスタータ27が連結されている。アッパケース
10及びロアケース16内にはドライブシャフト29が
縦方向に配設され、その上端はクランク軸21に連結さ
れ、その下端は傘歯車30を介してプロペラシャフト3
1に連結されている。アッパケース10内には排気集合
管32が取り付けられ、また、隔壁33によりアイドル
膨張室35と水溜36が形成されている。なお、37は
オイルパン、39はオイル吸入部、40は冷却水チュー
ブ、41は冷却水排水路、42はシフトロッド、43は
冷却水ポンプである。
【0009】図3は図2のアッパカウリング及びフライ
ホィールを取外した状態を示す平面図であり、図2で説
明したロアカウリング11、エンジン20、クランク軸
21、ドライブプーリ22、ベルト23、ドリブンプー
リ25、カムシャフト26が示され、フライホィール2
8の位置を一点鎖線で示している。また、アッパカウリ
ングに形成された空気取入口45、46を点線で示し、
空気の流れを白抜き矢印で示している。
ホィールを取外した状態を示す平面図であり、図2で説
明したロアカウリング11、エンジン20、クランク軸
21、ドライブプーリ22、ベルト23、ドリブンプー
リ25、カムシャフト26が示され、フライホィール2
8の位置を一点鎖線で示している。また、アッパカウリ
ングに形成された空気取入口45、46を点線で示し、
空気の流れを白抜き矢印で示している。
【0010】エンジンボディ47の一方の側面には、下
方に吸気取入口を有するチャンバ状のサイレンサ49、
吸気管50、キャブレター51が装着され、吸気枝管5
2、53を経て混合気が各気筒に供給されるように構成
している。エンジンボディ47の上面には、オイルパン
37(図2)に対向する位置にブリーザ室(オイルセパ
レータ)55が取り付けられ、ブリーザ室55とサイレ
ンサ49はブリーザホース56で接続されている。エン
ジンボディ47の他方の側面には排気通路58を冷却す
るための冷却水通路57が形成され、また、点火プラグ
59、イグニッションコイル60、オイルフィルタ6
1、スタータモータ62が装着され、スタータモータ6
2は、上下動するピニオン63によりフライホィール2
8の上部に配設されたリングギヤG(図5)に噛み合う
ようにされている。また、エンジンボディ47の前面に
は、リレー、コントロールユニットを含む電装品65が
装着されている。なお、44は給油孔、48は燃料ポン
プを示している。
方に吸気取入口を有するチャンバ状のサイレンサ49、
吸気管50、キャブレター51が装着され、吸気枝管5
2、53を経て混合気が各気筒に供給されるように構成
している。エンジンボディ47の上面には、オイルパン
37(図2)に対向する位置にブリーザ室(オイルセパ
レータ)55が取り付けられ、ブリーザ室55とサイレ
ンサ49はブリーザホース56で接続されている。エン
ジンボディ47の他方の側面には排気通路58を冷却す
るための冷却水通路57が形成され、また、点火プラグ
59、イグニッションコイル60、オイルフィルタ6
1、スタータモータ62が装着され、スタータモータ6
2は、上下動するピニオン63によりフライホィール2
8の上部に配設されたリングギヤG(図5)に噛み合う
ようにされている。また、エンジンボディ47の前面に
は、リレー、コントロールユニットを含む電装品65が
装着されている。なお、44は給油孔、48は燃料ポン
プを示している。
【0011】図4は図3の右方向から見た側面図であ
り、図3で説明したアッパカウリング12に形成された
空気取入口46、点火プラグ59、イグニッションコイ
ル60、オイルフィルタ61、スタータモータ62が示
されている。エンジンボディ47は、シリンダヘッド6
6、シリンダケース67及びクランクケース69が連結
された構造であり、シリンダヘッド66の下部にオイル
ポンプ70が装着されている。なお、68はスタータモ
ータカバー、71はリコイルスタータカバーである。
り、図3で説明したアッパカウリング12に形成された
空気取入口46、点火プラグ59、イグニッションコイ
ル60、オイルフィルタ61、スタータモータ62が示
されている。エンジンボディ47は、シリンダヘッド6
6、シリンダケース67及びクランクケース69が連結
された構造であり、シリンダヘッド66の下部にオイル
ポンプ70が装着されている。なお、68はスタータモ
ータカバー、71はリコイルスタータカバーである。
【0012】図5は図3の左方向から見た側面図であ
り、図3で説明したサイレンサ49、吸気管50、キャ
ブレター51、吸気枝管52、53、ブリーザ室55、
ブリーザホース56が示されている。キャブレター51
内の吸気通路には吸気量を調整するためのスロットルバ
ルブ(図示せず)が設けられており、このスロットルバ
ルブは、スロットルレバー72、スロットルリンク7
3、回動レバー75を介してスロットルケーブル76に
連結されている。また、スロットルバルブの上流側に
は、低外気温始動時に吸気量を減らすためのチョークバ
ルブ(図示せず)が設けられており、このチョークバル
ブは、チョークレバー77、チョークリンク79、オフ
セット機構90を介してチョークノブ91に連結されて
いる。
り、図3で説明したサイレンサ49、吸気管50、キャ
ブレター51、吸気枝管52、53、ブリーザ室55、
ブリーザホース56が示されている。キャブレター51
内の吸気通路には吸気量を調整するためのスロットルバ
ルブ(図示せず)が設けられており、このスロットルバ
ルブは、スロットルレバー72、スロットルリンク7
3、回動レバー75を介してスロットルケーブル76に
連結されている。また、スロットルバルブの上流側に
は、低外気温始動時に吸気量を減らすためのチョークバ
ルブ(図示せず)が設けられており、このチョークバル
ブは、チョークレバー77、チョークリンク79、オフ
セット機構90を介してチョークノブ91に連結されて
いる。
【0013】図6はスタータモータを取り外し図3の下
方向から見た側面図であり、図3で説明したサイレンサ
49、オイルフィルタ61が示され、図4で説明したス
タータモータカバー68が示され、図5で説明したチョ
ークリンク79、オフセットレバー90が示されてい
る。保持部材13には、上部にスタータハンドル15が
配設され、下部にチョークノブ91、オイル警告灯9
2、電動スタートスイッチ93が配設されている。
方向から見た側面図であり、図3で説明したサイレンサ
49、オイルフィルタ61が示され、図4で説明したス
タータモータカバー68が示され、図5で説明したチョ
ークリンク79、オフセットレバー90が示されてい
る。保持部材13には、上部にスタータハンドル15が
配設され、下部にチョークノブ91、オイル警告灯9
2、電動スタートスイッチ93が配設されている。
【0014】図7はアッパカウリングを取り外し図6の
上方向から見た平面図である。保持部材13には取付用
フランジ96が形成されており、ボルト97によりリコ
イルスタータカバー71に固定されている。なお、95
はスタータ安全装置用ワイヤを示している。
上方向から見た平面図である。保持部材13には取付用
フランジ96が形成されており、ボルト97によりリコ
イルスタータカバー71に固定されている。なお、95
はスタータ安全装置用ワイヤを示している。
【0015】次に、本発明の特徴部について説明する。
図3、図4及び図7において、エンジンボディ47の一
方の側面には吸気管50が装着され、他方の側面にはイ
グニッションコイル60、オイルフィルタ61、スター
タモータ62が装着されている。エンジンボディ47の
他方の側面には排気通路58を冷却するためにカバー部
材100が固定され内部に冷却水通路57が形成されて
いる。このカバー部材100には2つの取付用ボス10
1が突設され、イグニッションコイル60の上下に設け
られたブラケット60aは、この取付用ボス101にボ
ルト102にて取り付けられている。そして、図7に示
すように、オイルフィルタ61は、エンジンボディ47
の水平方向軸線H1に平行でイグニッションコイル60
の外周に接する線H2より内側に配置され、アッパカウ
リング12との間に空気通路103を形成可能にしてい
る。
図3、図4及び図7において、エンジンボディ47の一
方の側面には吸気管50が装着され、他方の側面にはイ
グニッションコイル60、オイルフィルタ61、スター
タモータ62が装着されている。エンジンボディ47の
他方の側面には排気通路58を冷却するためにカバー部
材100が固定され内部に冷却水通路57が形成されて
いる。このカバー部材100には2つの取付用ボス10
1が突設され、イグニッションコイル60の上下に設け
られたブラケット60aは、この取付用ボス101にボ
ルト102にて取り付けられている。そして、図7に示
すように、オイルフィルタ61は、エンジンボディ47
の水平方向軸線H1に平行でイグニッションコイル60
の外周に接する線H2より内側に配置され、アッパカウ
リング12との間に空気通路103を形成可能にしてい
る。
【0016】また、クランクケース69には3つの取付
用ボス105が突設され、スタータモータ62は、この
取付用ボス105にボルト106にて取り付けられてい
る。そして、この構成により、図7に示すように、オイ
ルフィルタ61は、イグニッションコイル60の外周と
スタータモータ62の外周に接する線H3より内側に配
置され、アッパカウリング12との間に空気通路103
を形成可能にしている。
用ボス105が突設され、スタータモータ62は、この
取付用ボス105にボルト106にて取り付けられてい
る。そして、この構成により、図7に示すように、オイ
ルフィルタ61は、イグニッションコイル60の外周と
スタータモータ62の外周に接する線H3より内側に配
置され、アッパカウリング12との間に空気通路103
を形成可能にしている。
【0017】上記構成からなる本発明の作用について説
明すると、図3及び図4の白抜き矢印に示すように、ア
ッパカウリング12の後部上方に形成された空気取入口
45から吸引された空気は、エンジンボディ47の吸気
管50側の側面に沿って流れサイレンサ49に吸引さ
れ、また、空気取入口46から吸引された空気は、オイ
ルフィルタ61の外面に形成された空気通路103、ス
タータモータ62の下部を通ってサイレンサ49に吸引
される。従って、この空気流によりオイルフィルタ61
の熱を奪うことにより、オイルフィルタ61の熱がイグ
ニッションコイル60へ伝達されるのを防止し、イグニ
ッションコイル60の信頼性を確保することができる。
明すると、図3及び図4の白抜き矢印に示すように、ア
ッパカウリング12の後部上方に形成された空気取入口
45から吸引された空気は、エンジンボディ47の吸気
管50側の側面に沿って流れサイレンサ49に吸引さ
れ、また、空気取入口46から吸引された空気は、オイ
ルフィルタ61の外面に形成された空気通路103、ス
タータモータ62の下部を通ってサイレンサ49に吸引
される。従って、この空気流によりオイルフィルタ61
の熱を奪うことにより、オイルフィルタ61の熱がイグ
ニッションコイル60へ伝達されるのを防止し、イグニ
ッションコイル60の信頼性を確保することができる。
【0018】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては、2
気筒4サイクルエンジンに適用した例について説明して
いるが、これに限定されるものではなく、単気筒以上あ
るいは2サイクルエンジンに適用してもよい。
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては、2
気筒4サイクルエンジンに適用した例について説明して
いるが、これに限定されるものではなく、単気筒以上あ
るいは2サイクルエンジンに適用してもよい。
【図1】本発明の船外機の1実施形態を示す側面図であ
る。
る。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図2においてアッパカウリング及びフライホィ
ールを取外した状態を示す平面図である。
ールを取外した状態を示す平面図である。
【図4】図3の右方向から見た側面図である。
【図5】図3の左方向から見た側面図である。
【図6】図3の下方向から見た側面図である。
【図7】アッパカウリングを取り外し図6の上方向から
見た平面図である。
見た平面図である。
20…エンジン、21…クランク軸、47…エンジンボ
ディ、50…吸気管 57…冷却水通路、58…排気通路、60…イグニッシ
ョンコイル 61…オイルフィルタ、62…スタータモータ、69…
クランクケース 100…カバー部材、101、105…取付用ボス
ディ、50…吸気管 57…冷却水通路、58…排気通路、60…イグニッシ
ョンコイル 61…オイルフィルタ、62…スタータモータ、69…
クランクケース 100…カバー部材、101、105…取付用ボス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B63H 21/26 Z
Claims (4)
- 【請求項1】クランク軸を縦置き状態に配設したエンジ
ンと、エンジンボディの一方の側面に装着した吸気管
と、エンジンボディの他方の側面に装着したイグニッシ
ョンコイル及びオイルフィルタとを備え、エンジンボデ
ィの水平方向軸線に平行でイグニッションコイルの外周
に接する線より内側にオイルフィルタを配設したことを
特徴とする船外機。 - 【請求項2】排気通路の冷却水通路を形成するためのカ
バー部材と、該カバー部材に突出された取付用ボスを備
え、該取付用ボスにイグニッションコイルを取り付けた
ことを特徴とする請求項1記載の船外機。 - 【請求項3】エンジンボディの他方の側面に装着したス
タータモータを備え、イグニッションコイルの外周とス
タータモータの外周に接する線より内側にオイルフィル
タを配設したことを特徴とする請求項1記載の船外機。 - 【請求項4】エンジンボディのクランクケースに突出さ
れた取付用ボスを備え、該取付用ボスにスタータモータ
を取り付けたことを特徴とする請求項3記載の船外機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8317815A JPH10157693A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 船外機 |
US08/979,882 US5984742A (en) | 1996-11-28 | 1997-11-26 | Outboard motor engine arrangement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8317815A JPH10157693A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 船外機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10157693A true JPH10157693A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18092360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8317815A Pending JPH10157693A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 船外機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5984742A (ja) |
JP (1) | JPH10157693A (ja) |
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US7066130B2 (en) * | 2004-11-18 | 2006-06-27 | Tohatsu Corporation | Recoil starter with automatic orientation |
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US5349928A (en) * | 1991-01-31 | 1994-09-27 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Air intake arrangement for a two-cycle engine |
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JP3377839B2 (ja) * | 1993-09-03 | 2003-02-17 | 三信工業株式会社 | 船外機 |
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JPH0988623A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-03-31 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機用直列多気筒エンジン |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP8317815A patent/JPH10157693A/ja active Pending
-
1997
- 1997-11-26 US US08/979,882 patent/US5984742A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
US5984742A (en) | 1999-11-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060424 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060510 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060913 |