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JPH10154794A - 半導体集積回路素子 - Google Patents

半導体集積回路素子

Info

Publication number
JPH10154794A
JPH10154794A JP8314740A JP31474096A JPH10154794A JP H10154794 A JPH10154794 A JP H10154794A JP 8314740 A JP8314740 A JP 8314740A JP 31474096 A JP31474096 A JP 31474096A JP H10154794 A JPH10154794 A JP H10154794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
characteristic
pad
adjustment
semiconductor integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8314740A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Inao
琢二 稲尾
Hisanobu Tsukasaki
久暢 塚崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8314740A priority Critical patent/JPH10154794A/ja
Publication of JPH10154794A publication Critical patent/JPH10154794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路素子の制御、特性評価を行うための特殊
パッドが複数設けられている半導体集積回路素子におい
ては、半導体集積回路素子自体の面積が増大し、また、
回路素子の特性変更や特性評価を行うためのヒューズブ
ロー処理では、一度ヒューズを切断すると元の状態に戻
す再現処理が困難であり、前記特性変更や前記特性評価
を行う際に特性変更や特性評価のやり直しが不可能であ
る課題があった。 【解決手段】 ワイヤーボンディングされない通常使用
時には用いられない特性評価調整パッド1、通常使用時
に信号の入出力に用いられる素子内パッド2および素子
内パッド3、特性評価用素子であるNMOSトランジス
タ4およびPMOSトランジスタ5、コントロール回路
6、特殊パッド1の電位をVcc電位やグランド電位を
含む任意の電位に固定可能な電位固定回路7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップに構成され
た回路素子の特性評価および回路動作の特性調整をウエ
ーハ状態で容易に行うことを可能にする半導体集積回路
素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路素子において素子
の特性変更や特性評価を行うには、ヒューズブローやF
IB(Forced Ion Beam)加工処理が必
要であった。また、回路素子の制御や素子の特性評価を
行うためのパッドが設けられているものにあっては、こ
のような前記パッドを複数設ける必要があった。図5
は、従来の半導体集積回路素子の要部を示すブロック図
である。この半導体集積回路素子は、NMOSトランジ
スタである特性評価用素子51の特性評価を行うための
特殊パッド52、コントロール回路53へ情報を供給す
るための特殊パッド54、PMOSトランジスタである
特性評価用素子55を特性評価するための特殊パッド5
6などの各特殊パッドが複数設けられている。素子内パ
ッド50は、特殊パッド52により特性評価用素子51
を特性評価する際に用いられるパッド、素子内パッド5
7は、特殊パッド56により特性評価用素子55を特性
評価する際に用いられるパッドである。また、コントロ
ール回路53からは、特殊パッド54から供給された情
報に応じてイコライズ信号やライト信号などが出力され
る。なお、このような従来の半導体集積回路素子では、
前記特殊パッドが一部のみ存在しているもの、または全
く存在しないものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
素子は以上のように構成されていたので、回路素子の制
御や素子の特性評価を行うための特殊パッドが複数設け
られている半導体集積回路素子においては、半導体集積
回路素子自体の面積が増大する原因となる課題があっ
た。また、素子の特性変更や特性評価を行うためのヒュ
ーズブロー処理では、一度ヒューズを切断すると元の状
態に戻す再現処理が困難であり、前記特性変更や前記特
性評価を行う際に特性変更や特性評価のやり直しが不可
能である課題があった。
【0004】そこで本発明の目的は、素子の特性変更や
特性評価を行うためのパッドを1つ追加するのみで、ヒ
ューズブローやFIB加工処理による素子の特性変更、
特性評価と同等な前記特性変更、特性評価を容易に実現
し、前記パッドの追加による半導体集積回路素子自体の
面積の増大を最小限に抑制できる半導体集積回路素子を
提供することにある。さらに本発明の目的は、前記特性
変更、特性評価を行う際のやり直しを可能にする半導体
集積回路素子を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、回路素子の特性評価および本来の回路動作の
特性調整のために使用する単一の特性評価調整パッドを
備えていることを特徴とする。
【0006】本発明の半導体集積回路素子は、回路素子
の特性評価および本来の回路動作の特性調整のための単
一の特性評価調整パッドが追加されているだけであるか
ら、複数の特性評価調整パッドが追加される構成に比べ
て半導体集積回路素子自体の面積は増大しない。特に特
性評価用素子が通常パッドから供給される信号により制
御されて、前記特性評価用素子の特性が前記特性評価調
整パッドを介して評価され、さらに特性調整回路でヒュ
ーズブローやFIB加工処理により行われる本来の回路
動作の特性変更や特性調整を、ヒューズブローやFIB
加工処理によらず前記特性評価調整パッドを介して等価
特性調整回路が実現するため、ヒューズブローやFIB
加工処理は前記特性変更や前記特性調整の確認後に最終
的に行えばよく、前記特性変更や前記特性調整のやり直
しが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明による半導体集積回路
素子の実施の形態例について説明する。図1は本発明に
よる半導体集積回路素子の要部を示すブロック図であ
る。この半導体集積回路素子は、ワイヤーボンディング
されない通常使用時には用いられない特性評価調整パッ
ド(以下、特殊パッドという)1、通常使用時に信号の
入出力に用いられる素子内パッド(通常パッド)2およ
び素子内パッド(通常パッド)3、特性評価用素子であ
るNMOSトランジスタ4およびPMOSトランジスタ
5、コントロール回路(特性調整回路)6、特殊パッド
1の電位をVcc電位やグランド電位を含む任意の電位
に固定可能な電位固定回路(バイアス回路)7を備えて
いる。これら特性評価用素子であるNMOSトランジス
タ4およびPMOSトランジスタ5は、任意のトランジ
スタを任意の組み合わせで任意に配線される素子であ
る。また、コントロール回路6は、本来の回路動作の特
性調整を前記特殊パッド1を介して供給される情報によ
っても行うことが可能なようにした回路であり、例えば
チップに構成された回路または回路素子の動作タイミン
グを制御する回路であり、特殊パッド1から供給される
情報によっても機能するように等価特性調整回路6aが
備えられている。この等価特性調整回路6aは、特殊パ
ッド1に与えられた情報をもとにコントロール回路6を
介して前記回路または回路素子の動作タイミングを制御
し、所望のタイミングで前記回路または回路素子の特性
評価を可能にする。
【0008】図2は、図1に示した半導体集積回路素子
の具体的な回路構成を示す回路図である。図2において
図1と同一または相当の部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。図2に示すように特性評価用素子で
あるNMOSトランジスタ4およびPMOSトランジス
タ5のドレーンはVcc電源へ接続され、またソースは
特殊パッド1へ接続されている。また、NMOSトラン
ジスタ4のゲートは素子内パッド2と、素子内パッド2
を介して信号の入出力を行う通常回路21へ接続され
る。また、PMOSトランジスタ5のゲートは素子内パ
ッド3と、素子内パッド3を介して信号の入出力を行う
通常回路22へ接続される。
【0009】等価特性調整回路6aは、特殊パッド1の
2値信号レベルを反転するインバータ回路26と、イン
バータ回路26の出力が一方の入力端子へ供給されるN
OR回路27を有している。コントロール回路6は、一
端がVcc電源へ接続されたヒューズ回路31と、ヒュ
ーズ回路31の他方の端子が接続されたドレーンおよび
グランドへ接続されたソースを有し、互いに並列接続さ
れたPMOSトランジスタ32およびNMOSトランジ
スタ33と、ヒューズ回路31の前記他方の端子の2値
信号レベルを反転してNMOSトランジスタ33のゲー
トへ供給するとともに、NOR回路27の他方の入力端
子へ供給するインバータ回路34と、NOR回路27の
出力を反転するインバータ回路35と、パルスAを遅延
させるとともに反転するインバータ回路36と、インバ
ータ回路36の出力とインバータ回路35の出力との論
理積演算を行いその演算結果を反転して出力するNAN
D回路37と、NAND回路37の出力とパルスAとの
論理積演算を行いその演算結果を反転して出力するNA
ND回路38を有している。
【0010】電位固定回路7は、互に並列に接続される
とともにドレーン側がVcc電源へ接続され、ソース側
が特殊パッド1へ接続されたPMOSトランジスタ7
a,7bと、PMOSトランジスタ7a,7bのソース
側の2値信号レベルを反転してPMOSトランジスタ7
aのゲートへ供給するインバータ回路7cと、パワーオ
ンリセットパルスを反転してPMOSトランジスタ7b
のゲートへ供給するインバータ回路7dを有している。
この場合、PMOSトランジスタ7a,7bは電流能力
が小さいものであり等価的に負荷抵抗として使用され
る。そして、この電位固定回路7により、ウエハー状態
からモールド状態に組み上げる際に特殊パッド1をフロ
ーティング状態にしておいても、特殊パッド1のノード
は必ずVcc電位に固定され、通常使用時においては特
性評価用素子であるNMOSトランジスタ4およびPM
OSトランジスタ5、さらにコンロール回路6へは全く
影響を及ぼさないような構成となっている。
【0011】次に動作について説明する。先ず、特殊パ
ッド1によるNMOSトランジスタ4およびPMOSト
ランジスタ5の電流Idsや閾値電圧Vthの特性評価
について説明する。特殊パッド1によるNMOSトラン
ジスタ4の特性評価では、例えば特殊パッド1をIds
やVthの測定装置を介してグランドへ接続する。そし
て、Idsの特性評価では、素子内パッド2からNMO
Sトランジスタ4のゲートへVcc電圧を印加し、この
ときのドレーンからソースへ流れる電流Idsを前記測
定装置により測定することが可能である。また、Vth
の特性評価では、素子内パッド2からNMOSトランジ
スタ4のゲートへVcc電圧を印加し、前記測定装置に
よりこのときのVthを測定することが可能である。ま
た、特殊パッド1によるPMOSトランジスタ5の特性
評価では、例えば特殊パッド1をIdsやVthの測定
装置を介してグランドへ接続する。そして、Idsの特
性評価では、素子内パッド2をグランド電位にしてPM
OSトランジスタ5のゲートへグランド電圧を印加し、
このときドレーンからソースへ流れる電流Idsを前記
測定装置により測定することが可能である。また、Vt
hの特性評価では、素子内パッド2をグランド電位にし
てPMOSトランジスタ5のゲートへグランド電圧を印
加し、前記測定装置によりこのときのVthを測定する
ことが可能である。
【0012】次に特殊パッド1を用いて例えばアクセス
動作、ライト動作などが実行される際の基準クロック信
号のパルス幅を調整し、前記アクセスタイムや前記ライ
トパラメータなどの本来の回路動作の特性調整を行う動
作について、図3を参照して説明する。本来の回路動作
の特性調整はヒューズ回路31を切断して行うものであ
り、特性変更や前記特性評価を行う際に特性変更や特性
評価のやり直しが困難であるが、この半導体集積回路素
子ではヒューズ回路31を切断することなく、特殊パッ
ド1へ印加する電圧レベルにより行うことが可能であ
り、特性変更や前記特性評価を行う際に特性変更や特性
評価のやり直しが可能である。この特性調整では特殊パ
ッド1をグランドへ接続すると、等価特性調整回路6a
のインバータ回路26の出力はハイレベルとなる。この
結果、NOR回路27の出力はローレベル、インバータ
回路35の出力はハイレベルとなり、このハイレベルの
信号はNAND回路37の一方の入力端子に供給され
る。このときNAND回路37の他方の入力端子には、
インバータ回路36を構成する各インバータ回路素子で
の遅延時間が付与されたパルスAを反転したハイレベル
の信号が供給される。この結果、NAND回路37から
は前記ハイレベルの信号を反転したローレベルの信号が
出力され、NAND回路38の一方の入力端子へ供給さ
れる。NAND回路38の他方の入力端子へはこのとき
パルスAが供給されているため、前記遅延時間が付与さ
れていないパルスAのパルス幅が前記遅延時間だけ延長
されてハイレベルのパルスBとしてNAND回路38か
ら出力される。
【0013】つまり、従来ではヒューズ回路31を切断
することでインバータ回路34の出力をハイレベルにし
て実現していた前記アクセス動作、ライト動作などが実
行される際の基準クロック信号のパルス幅を増長させる
調整を、ヒューズ回路31を切断することなく、特殊パ
ッド1にグランド電位を与えることで実現する。従っ
て、基準クロック信号のパルス幅を変更して前記アクセ
ス動作、ライト動作などが実行される際の半導体集積回
路素子の特性を変更する操作やIdsやVthについて
の特性評価を特殊パッド1へ任意の電位を与えるだけで
簡単に行うことが可能になる。また、複数の特殊パッド
を用いて前記特性の変更や特性評価を行っていた従来の
半導体集積回路素子に比べて素子面積の増大を最小限に
抑制できる。
【0014】図4は、特殊パッド1、素子内パッド2,
3の電位状態と、これにより実現される特性変更や特性
評価の内容を示す説明図である。これによれば、特殊パ
ッド1をフローティング状態にする通常使用状態では、
電位固定回路7により特殊パッド1の電位はVccに固
定される。また、特殊パッド1をグランド電位に固定す
ると、前述の説明のようにパルス幅の増長されたパルス
Aがコントロール回路6からパルスBとして出力され
る。また、特殊パッド1をグランド電位に固定して素子
内パッド2,3をVcc電位に固定すると、特性評価用
素子であるNMOSトランジスタ4のIdsやVthの
測定が可能となり特性評価を行うことが可能となる。ま
た、特殊パッド1をグランド電位に固定して素子内パッ
ド2,3をグランド電位に固定すると、特性評価用素子
であるPMOSトランジスタ5のIdsやVthの測定
が可能となり特性評価を行うことが可能となる。
【0015】なお、以上の実施の形態では、半導体集積
回路素子の特性変更や特性評価を特殊パッド1をグラン
ド電位に固定することで行うものとして説明し、また、
特性評価の内容はNMOSトランジスタ4、PMOSト
ランジスタ5のIdsやVthの測定であり、特性変更
の内容は基準クロック信号のパルス幅を変更して前記ア
クセス動作、ライト動作などが実行される際の半導体集
積回路素子の特性を変更するものとして説明したが、前
記特性変更や特性評価の内容はこれらに限定されるもの
ではなく必要に応じた内容の特性変更や特性評価であっ
てもよい。また、特殊パッド1の固定電位もグランド電
位に限定されものではなく、また素子内パッド2,3の
固定電位も必要に応じた任意の電位であってもよい。ま
た、通常使用状態では特殊パッド1が電位固定回路7に
よりVcc電位に固定されるものとして説明したがNM
OSトランジスタ4、PMOSトランジスタ5の接続構
成やコントロール回路6の回路構成によっては特殊パッ
ド1が電位固定回路7によりグランド電位に固定される
構成であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路素子は回路素子の特性評価および本来の回路動作
の特性調整のために使用する単一の特性評価調整パッド
を備えた構成であるから、半導体集積回路素子自体の面
積の増大を最小限に抑制できる効果がある。また、本発
明の半導体集積回路素子は、特性評価調整パッドをバイ
アスするバイアス回路と、前記特性評価調整パッドおよ
び本来の回路動作に使用される通常パッドに接続され、
前記特性評価調整パッドを介して特性評価される特性評
価用素子と、前記本来の回路動作の特性調整のための特
性調整回路と、該特性調整回路で行う特性調整を前記特
性評価調整パッドを介して実現する等価特性調整回路と
を備えた構成であるから、前記特性評価用素子の特性評
価と前記本来の回路動作の特性調整とを前記特性評価調
整パッドを共用して行うことができ、前記特性評価調整
パッドの増設を不要にして半導体集積回路素子自体の面
積の増大を最小限に抑制できる効果がある。また、本発
明の半導体集積回路素子は、電源投入時に生成されるパ
ルス信号をもとに特性評価調整パッドを高電位側の電源
に接続し、前記特性評価調整パッドが前記高電位側の電
源電圧にバイアスされた状態を保持するバイアス回路を
備えるように構成したので、電源投入と同時に前記特性
評価調整パッドが前記高電位側の電源電圧にバイアスさ
れた状態になり、前記特性評価調整パッドを前記高電位
側の電源電圧と異なる電位レベルへ接続することで、前
記特性評価調整パッドを介した特性評価用素子の特性評
価や本来の回路動作の特性調整が可能になる効果があ
る。
【0017】また、本発明の半導体集積回路素子は、前
記高電位側の電源と特性評価調整パッドとの間に接続さ
れ、基準電位側へ接続される前記特性評価調整パッドと
前記通常パッドから供給される信号により特性が制御さ
れて、電流容量や閾値電圧についての特性評価が行われ
るトランジスタを特性評価用素子として備えたので、前
記通常パッドから供給される信号を前記高電位側へ固定
するか、または前記基準電位側へ固定するかに応じて異
なる構成を有した前記トランジスタの特性評価が可能に
なる効果がある。また、本発明の半導体集積回路素子
は、回路間を接続した切断可能なヒューズを有し、該ヒ
ューズを切断することで本来の回路動作の特性調整を行
う特性調整回路と、該特性調整回路で行う特性調整を特
性評価調整パッドを介して実現する等価特性調整回路と
を備えたので、前記等価特性調整回路により前記ヒュー
ズを切断することなく本来の回路動作の特性調整を行う
ことができ、前記特性調整のやり直しが可能になる効果
がある。また、本発明の半導体集積回路素子は、アクセ
スタイムやライトパラメータなどの本来の回路動作の特
性調整を行う特性調整回路を備えるように構成したの
で、ヒューズを切断することなくアクセスタイムやライ
トパラメータなどの前記本来の回路動作の特性調整を行
うことが出来、前記特性調整のやり直しが可能になる効
果がある。また、本発明の半導体集積回路素子は、アク
セス動作、ライト動作などが実行される際の基準クロッ
ク信号のパルス幅を調整することにより、前記アクセス
タイムや前記ライトパラメータなどの本来の回路動作の
特性調整を行う特性調整回路を備えたので、ヒューズを
切断することなく前記基準クロック信号のパルス幅を調
整でき、前記アクセスタイムや前記ライトパラメータな
どの前記本来の回路動作の特性調整を行うことができ、
前記特性調整のやり直しが可能になる効果がある。ま
た、本発明の半導体集積回路素子は、特性調整回路のヒ
ューズを遮断することで行う本来の回路動作の特性調整
と等価な特性調整を、特性評価調整パッドを低電位側の
電源へ接続することで前記特性調整回路により実現する
等価特性調整回路を備えたので、前記ヒューズを切断す
ることなく前記低電位側の電源へ接続した特性評価調整
パッドにより前記本来の回路動作の特性調整を行うこと
ができ、前記特性調整のやり直しが可能になる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路素子の一例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の半導体集積回路素子の一例の具体的な
構成を示す回路図である。
【図3】本発明の半導体集積回路素子の一例の動作を示
すタイミングチャートである。
【図4】本発明の半導体集積回路素子の一例における特
殊パッド、素子内パッドの電位状態と、これにより実現
される特性変更や特性評価の内容を示す説明図である。
【図5】従来の半導体集積回路素子の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1……特殊パッド(特性評価調整パッド)、2,3素子
内パッド(通常パッド)、4,5……特性評価用素子
(トランジスタ)、6……コントロール回路(特性調整
回路)、6a……等価特性調整回路、7……電位固定回
路(バイアス回路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/66 H01L 27/04 E

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路素子の特性評価および本来の回路動
    作の特性調整のために使用する単一の特性評価調整パッ
    ドを備えたことを特徴とする半導体集積回路素子。
  2. 【請求項2】 前記特性評価調整パッドをバイアスする
    バイアス回路と、前記特性評価調整パッドおよび前記本
    来の回路動作に使用される通常パッドに接続され、前記
    特性評価調整パッドを介して前記特性評価される特性評
    価用素子と、前記本来の回路動作の特性調整のための特
    性調整回路と、該特性調整回路で行う特性調整を前記特
    性評価調整パッドを介して実現する等価特性調整回路と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
    路素子。
  3. 【請求項3】 前記バイアス回路は、電源投入時に生成
    されるパルス信号をもとに前記特性評価調整パッドを高
    電位側の電源に接続し、前記特性評価調整パッドが前記
    高電位側の電源電圧にバイアスされた状態を保持するこ
    とを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路素子。
  4. 【請求項4】 前記特性評価用素子は、前記高電位側の
    電源と前記特性評価調整パッドとの間に接続され、基準
    電位側へ接続される前記特性評価調整パッドと前記通常
    パッドから供給される信号により特性が制御されて、電
    流容量や閾値電圧についての特性評価が行われるトラン
    ジスタであることを特徴とする請求項3記載の半導体集
    積回路素子。
  5. 【請求項5】 前記特性調整回路は、回路間を接続した
    切断可能なヒューズを有し、該ヒューズを切断すること
    で前記本来の回路動作の特性調整を行うことを特徴とす
    る請求項2記載の半導体集積回路素子。
  6. 【請求項6】 前記特性調整回路は、アクセスタイムや
    ライトパラメータなどの前記本来の回路動作の特性調整
    を行うことを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路
    素子。
  7. 【請求項7】 前記特性調整回路は、アクセス動作、ラ
    イト動作などが実行される際の基準クロック信号のパル
    ス幅を調整することで、前記アクセスタイムや前記ライ
    トパラメータなどの前記本来の回路動作の特性調整を行
    うことを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路素
    子。
  8. 【請求項8】 前記等価特性調整回路は、前記特性調整
    回路のヒューズを遮断することで行う前記本来の回路動
    作の特性調整と等価な特性調整を、前記特性評価調整パ
    ッドを低電位側の電源へ接続することで前記特性調整回
    路により実現することを特徴とする請求項5記載の半導
    体集積回路素子。
JP8314740A 1996-11-26 1996-11-26 半導体集積回路素子 Pending JPH10154794A (ja)

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JPH10154794A true JPH10154794A (ja) 1998-06-09

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ID=18057020

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JP (1) JPH10154794A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11724286B2 (en) 2013-11-01 2023-08-15 Tomra Sorting Nv Method and apparatus for detecting matter

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11724286B2 (en) 2013-11-01 2023-08-15 Tomra Sorting Nv Method and apparatus for detecting matter

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