JPH101526A - 活性水素成分及びポリウレタン樹脂の製造法 - Google Patents
活性水素成分及びポリウレタン樹脂の製造法Info
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- JPH101526A JPH101526A JP8227478A JP22747896A JPH101526A JP H101526 A JPH101526 A JP H101526A JP 8227478 A JP8227478 A JP 8227478A JP 22747896 A JP22747896 A JP 22747896A JP H101526 A JPH101526 A JP H101526A
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Abstract
系ポリウレタン樹脂の製造法を提供する。 【解決手段】 活性水素成分として、炭素数3〜40の
脂肪族炭化水素側鎖を5〜80重量%含有し、数平均分
子量が500〜10,000である、特定の構造を有す
る化合物からなるポリエステル系活性水素成分を使用す
る。
Description
樹脂製造用ポリエステル系活性水素成分、及びそれを用
いたポリエステル系ポリウレタン樹脂の製造方法に関す
る。さらに詳しくは、耐加水分解性、撥水性に優れた性
能を有するポリウレタン樹脂製造用活性水素成分及びそ
れを用いたポリウレタン樹脂の製造方法に関するもので
ある。
は、高分子ポリエステルポリオール、有機ポリイソシア
ネートおよび必要により鎖伸長剤及び/又は架橋剤を反
応させることにより得られることは公知であり、該高分
子ポリエステルポリオールとしては、例えばグリコール
成分(エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサメチレングリ
コールなど)と多価カルボン酸(アジピン酸、フタル酸
など)とを縮合反応させて得られるポリエステルポリオ
ール、あるいは上記のようなグリコールを開始剤として
ラクトンを開環重合して得られるポリラクトンジオール
(ポリ-ε-カプロラクトンジオールなど)が使用される
が、これらを用いたポリエステル系ポリウレタン樹脂は
耐加水分解性が劣るという問題点を有していた。耐加水
分解性を改善する目的で、グリコール成分に3−メチル
−1,5−ペンタンジオールを用いた高分子ポリエステ
ルポリオールを使用する方法が提案されている(たとえ
ば特公告平4−58803号公報)。
のものでもポリウレタン樹脂の耐加水分解性はまだ不十
分である。
を解決することを目的として、耐加水分解性に優れたポ
リエステル系ポリウレタン樹脂の製造法について鋭意検
討した結果、特定の構造を有するポリエステル系ポリオ
ールを活性水素成分として使用することにより、耐加水
分解性に優れるという目的を達成するとともに、さらに
撥水性、耐油性にも優れていることを見いだし、本発明
に到達した。
2)、(a3)、(a11)及び(a13)からなる群
より選ばれる1種以上のジオールからなるジオール成分
と、ジカルボン酸類(c)とからのポリエステルジオー
ル(A1)、並びに下記(a1)、(a2)、(a
3)、(a11)、(a12)及び(a13)からなる
群より選ばれる1種以上のジオールからなるジオール成
分に、ラクトンモノマー(d)が付加されてなるポリラ
クトンジオール(A2)から選ばれる1種以上のポリエ
ステルジオール(A)からなり、炭素数3〜40の脂肪
族炭化水素側鎖を5〜80重量%含有し、数平均分子量
が500〜10,000であることを特徴とするポリウ
レタン樹脂製造用ポリエステル系活性水素成分。 (a1)炭素数5〜42の1,2−アルカンジオール。 (a2)炭素数6〜43のグリセリンモノアルキルエー
テル。 (a3)炭素数7〜44のグリセリン脂肪酸モノエステ
ル。 (a11)(a1)、(a2)又は(a3)に、炭素数
2〜4のアルキレンオキサイド(b)を付加して得られ
るジオール。 (a12)炭素数3〜40のアルキルアミン(a4)に
炭素数2〜4のアルキレンオキサイド(b)が2モル以
上付加されたジオール。 (a13)2個の活性水素原子含有化合物に、炭素数5
〜42のα−オレフィンオキサイド(a5)からなるア
ルキレンオキサイドを付加して得られるジオール。 ;並びに、有機ポリイソシアネート(B)と該活性水素
成分、及び必要により鎖伸長剤(C)、架橋剤(D)、
停止剤(E)とを反応させるポリエステル系ポリウレタ
ン樹脂の製造法である。
40の脂肪族炭化水素側鎖としては、直鎖状、分岐状ま
たは脂環式で、飽和もしくは不飽和の炭化水素側鎖が挙
げられ、好ましいものは直鎖または分岐した飽和炭化水
素側鎖である。脂肪族炭化水素側鎖の炭素数は、通常3
〜40、好ましくは5〜30、より好ましくは8〜20
である。炭素数が3未満ではポリウレタン樹脂の耐加水
分解性が劣り、40を超えるとポリエステルポリオール
製造時のエステル化反応性が低下する。
の脂肪族炭化水素側鎖の含有量は、通常5〜80重量
%、好ましくは10〜70重量%、特に15〜60重量
%である。5重量%未満では得られるポリウレタン樹脂
の耐加水分解性が劣り、80重量%を超えるとポリエス
テルポリオール製造時のエステル化反応性が低下する。
通常500〜10,000、好ましくは700〜6,0
00である。500未満では得られるポリウレタン樹脂
が硬くて脆いものとなり、10,000を超えると樹脂
が柔らかくなり、強度が低下する。
の、ポリオール中に脂肪族炭化水素側鎖を与える化合物
の例としては、下記(a1)〜(a5)が挙げられる。 (a1)炭素数5〜42の1,2−アルカンジオール:
1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオー
ル、1,2−デカンジオール、1,2−ドデカンジオー
ル、1,2−オクタデカンジオールなど (a2)炭素数6〜43のグリセリンモノアルキルエー
テル:グリセリンモノヘキシルエーテル、グリセリンモ
ノオクチルエーテル、グリセリンモノ−2−エチルヘキ
シルエーテル、グリセリンモノデシルエーテル、グリセ
リンモノドデシルエーテル、グリセリンモノオクタデシ
ルエーテルなど (a3)炭素数7〜44のグリセリン脂肪酸モノエステ
ル:グリセリンヘキサン酸モノエステル、グリセリンオ
クタン酸モノエステル、グリセリン−2−エチルヘキサ
ン酸モノエステル、グリセリンデカン酸モノエステル、
グリセリンドデカン酸モノエステル、グリセリンオクタ
デカン酸モノエステルなど (a4)炭素数3〜40のアルキルアミン:ブチルアミ
ン、ヘキシルアミン、2−エチルヘキシルアミン、オク
チルアミン、ドデシルアミン、ステアリルアミンなど (a5)炭素数5〜42のα−オレフィンオキサイド:
α−デセンオキサイド、α−ドデセンオキサイド、α−
オクタデセンオキサイドなど
α−オレフィンオキサイド(a5)は、α−オレフィン
に酸触媒存在下で酢酸と過酸化水素を反応させる方法な
どの公知の方法で製造できる。グリセリンアルカノール
モノエーテル(a2)は、例えば、長鎖アルキルアル
コールをエピクロルヒドリンと反応させた後加水分解す
る方法;グリセリンとハロゲン化アルキルを反応させ
る方法などで製造できる。グリセリン脂肪酸モノエステ
ル(a3)は、グリセリンと脂肪酸をアルカリ触媒存在
下にエステル化する方法により製造できる。
より、さらに得られる(A)の構成単位となるジオール
としては、下記(a11)〜(a13)が挙げられる。 (a11)炭素数5〜42の1,2−アルカンジオール
(a1)、炭素数6〜43のグリセリンモノアルキルエ
ーテル(a2)または炭素数7〜44のグリセリン脂肪
酸モノエステル(a3)に、炭素数2〜4のアルキレン
オキサイド(b)を付加して得られるジオール。 (a12)炭素数3〜40のアルキルアミン(a4)に
炭素数2〜4のアルキレンオキサイド(b)が2モル以
上付加されたジオール (a13)2個の活性水素原子含有化合物に、炭素数5
〜42のα−オレフィンオキサイド(a5)からなるア
ルキレンオキサイドを付加して得られるジオール。
素数2〜4のアルキレンオキサイド(b)としては、エ
チレンオキサイド(以下EOと記す)、プロピレンオキ
サイド(以下POと記す)、ブチレンオキサイドまたは
これらの併用が挙げられる。(a11)、(a12)は
従来公知のアルキレンオキサイド付加反応により製造で
きる。2種以上のアルキレンオキサイドを使用する場合
の付加形式はブロックまたはランダムのいずれでもよ
い。
物にα−オレフィンオキサイド(a5)単独付加、又は
(a5)と上記アルキレンオキサイド(b)を併用して
付加することにより得られる。2個の活性水素原子含有
化合物としては、炭素数9以下の低級ジオール類(エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチル
グリコール等)、炭素数10以下のモノアミン類(メチ
ルアミン、エチルアミン、ブチルアミン、2−エチルヘ
キシルアミンなど)等の液状のものが好適に使用でき
る。これらに、(a5)単独又は(a5)と(b)を付
加する方法は公知の方法でよく、2種以上付加する場合
の付加形式はブロックまたはランダムのいずれでもよ
い。
の(a1)、(a2)、(a3)、(a11)、及び
(a13)からなる群より選ばれる1種以上のジオール
からなるジオール成分と、ジカルボン酸類(c)とを反
応させて得られる。
のジオール類を用いてもよい。他のジオール類として
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、数平均分
子量500未満のポリプロピレングリコール、1,4−
ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、3−メチル
−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、2,2,4−トリメチル
−1,3−ペンタンジオール、2−メチル−1,8−オ
クタンジオール、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘ
キサンジオール、3,3,5−トリメチル−1,6−ヘ
キサンジオール、1,9−ノナンジオール、シクロヘキ
シルジメタノール、ビス(ヒドロキシエトキシ)ベンゼ
ン、ビスフェノール類のEOまたはPOの低モル付加物
で、数平均分子量500未満のもの及びこれらの2種以
上の併用が挙げられる。
(a2)、(a3)、(a11)、及び(a13)から
なる群より選ばれる1種以上のジオ−ルと他のジオール
との比率は、結果として本発明の活性水素成分中の炭素
数3〜40の脂肪族炭化水素側鎖の含有量が、前記のよ
うに通常5〜80重量%、好ましくは10〜70%、特
に15〜60%となる比率であればよい。
しては、例えば、下記(c1)、(c2)及びこれらの
2種以上の併用が挙げられる。 (c1)炭素数4〜10の脂肪族ジカルボン酸(アジピ
ン酸、コハク酸、セバチン酸、アゼライン酸、フマル
酸、マレイン酸など)又はそのエステル形成性誘導体
(無水物、低級アルキルエステルなど) (c2)芳香族ジカルボン酸(フタル酸、テレフタル
酸、イソフタル酸など)またはそのエステル形成性誘導
体 これらのうちで好ましいものは、炭素数6〜10の脂肪
族または芳香族ジカルボン酸、特にアジピン酸、セバチ
ン酸、アゼライン酸、テレフタル酸、イソフタル酸およ
びこれらのエステル形成性誘導体である。(A1)は従
来公知の方法で製造でき、例えば、過剰モル量のジオー
ル成分と、ジカルボン酸類(c)とから脱水縮重合又は
エステル交換反応を行い、末端ヒドロキシル基のポリエ
ステルを得る方法などにより得られる。
の(a1)、(a2)、(a3)、(a11)、(a1
2)および(a13)からなる群より選ばれる1種以上
のジオールからなるジオール成分に、ラクトンモノマー
(d)を付加させて得られる。
(d)としては、ε−カプロラクトン、δ−バレロラク
トンなどが挙げられる。(A2)は、ジオール成分にラ
クトンモノマーを付加する従来公知の方法で製造でき
る。
て、活性水素成分として(A)以外に、本発明の活性水
素成分中の炭素数3〜40の脂肪族炭化水素側鎖の含有
量が、前記のように通常5〜80重量%、好ましくは1
0〜70%、特に15〜60%となる比率の範囲で、必
要により他のポリエステルポリオールを1種又は2種以
上併用することができる。他のポリエステルポリオール
としては、公知のポリエステルポリオール(ポリエチレ
ンアジペートジオール、ポリブチレンアジペートジオー
ル、ポリエチレンブチレンアジペートジオール、ポリネ
オペンチルアジペートジオール、ポリ3−メチルペンチ
レンアジペートジオール、ポリカプロラクトンジオー
ル、ポリバレロラクトンジオール、ポリヘキサメチレン
カーボネートジオールなど)が挙げられる。
ート(B)としては、例えば下記(B1)〜(B5)及
びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。 (B1)炭素数(NCO基中の炭素を除く;以下のイソ
シアネートも同様)6〜16の芳香族ジイソシアネート
[2,4−および/または2,6−トリレンジイソシア
ネート(TDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート(MDI)など]; (B2)炭素数6〜10の脂肪族ジイソシアネート[ヘ
キサメチレンジイソシアネート(HDI)、リジンジイ
ソシアネートなど]; (B3)炭素数6〜16の脂環式ジイソシアネート[イ
ソホロンジイソシアネート(IPDI)、ジシクロヘキ
シルメタン−4,4’−ジイソシアネート(水添MD
I)、ノルボルナンジイソシアネートなど]; (B4)炭素数8〜12の芳香脂肪族ジイソシアネート
[キシリレンジイソシアネート(XDI)、α,α,
α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネート
(TMXDI)など]; (B5)これらの有機ジイソシアネートの変性体(例え
ばイソシアヌレート、ビュレット、カーボジイミドなど
の変性体)
て、任意成分として、鎖伸長剤(C)、架橋剤(D)及
び停止剤(E)のうちの1種又は2種以上を使用するこ
ともできる。該(C)としては、例えば、下記(C1)
〜(C3)およびこれら2種以上の併用が挙げられる。 (C1)平均分子量500未満の低分子ポリオール:前
記(A1)を構成する他のジオール類として例示した化
合物、ビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加
物、ジメチロールプロピオン酸など (C2)ポリアミン化合物:脂肪族ジアミン(エチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミンなど)、脂環式ジア
ミン(イソフォロンジアミン、4,4’−ジシクロヘキ
シルメタンジアミン、ノルボルナンジアミンなど)、芳
香族ジアミン(4,4’−ジアミノジフェニルメタンな
ど)、芳香脂肪族ジアミン(キシリレンジアミンな
ど)、ヒドラジンもしくはその誘導体など (C3)アルカノールジアミン:ヒドロキシルエチルエ
チレンジアミン、N,N’−ジヒドロキシエチルエチレ
ンジアミンなど
ジエタノールアミンなど (D2)平均分子量500未満の多価アルコール:トリ
メチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール、シュークローズなどが挙げられる。
ノール、ブタノールなど)、モノアミン(ブチルアミ
ン、ジブチルアミンなど)、アルカノールアミン(モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミンなど)が挙げら
れる。
橋剤(D)及び停止剤(E)の各成分の使用量は次の通
りである。(C)は、本発明の活性水素成分100重量
部当り、通常0〜30重量部、好ましくは2〜25重量
部である。(D)は、本発明の活性水素成分100重量
部当り、通常0〜30重量部、好ましくは0〜20重量
部である。(E)は、本発明の活性水素成分100重量
部当り、通常0〜20重量部、好ましくは0〜15重量
部である。
エステルポリオール(A)からなる活性水素成分を用い
ることを要件とする以外は、公知の方法で、この活性水
素成分と有機ポリイソシアネート(B)とのウレタン化
反応を行わせればよい。例えば、 該ポリエステル系活性水素成分と、任意成分である
(C)、(D)、(E)の各成分に有機ポリイソシアネ
ート(B)を加え一度に反応させるワンショット法 該活性水素成分と任意成分の活性水素化合物の一部と
該(B)とを反応させてNCO末端プレポリマ−を形成
した後、残りの活性水素化合物を反応させる多段法 などが挙げられる。また製造されるポリウレタン樹脂
は、該活性水素成分と(B)〜(E)の如何により熱可
塑性、熱硬化性の何れも得ることができる。
(B)のイソシアネート基と、本発明の活性水素成分、
(C)、(D)及び(E)の活性水素基の合計(水発
泡、湿気硬化等の場合の水も含む)との当量比は、通常
1:(0.70〜2.0)、好ましくは1:(0.80
〜1.3)である。
タン化反応温度は通常30〜200℃、好ましくは60
〜160℃で行われる。(ただし鎖伸長剤(C)等とし
てアミン化合物を反応させる場合は通常0〜150℃、
好ましくは30〜100℃での温度で行われる。)
るため、通常のウレタン反応において使用される触媒
[アミン触媒(トリエチルアミン、N−エチルモルホリ
ン、トリエチレンジアミンなど)、錫系触媒(ジブチル
錫ジラウリレート、ジオクチル錫ジラウリレート、オク
チル酸錫など)、チタン系触媒(テトラブチルチタネー
トなど)]などを使用してもよい。
剤[ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトンなど)、エステル類(酢酸エチル、酢
酸ブチル、エチルセロソルブアセテートなど)、エーテ
ル類(ジオキサン、テトラハイドロフラン、エチルセロ
ソルブ、ブチルセロソルブ、プロピレングリコールモノ
メチルエーテルなど)、炭化水素類(n−ヘキサン、n
−ヘプタン、シクロヘキサン、テトラリン、トルエン、
キシレンなど)、アルコール類(メタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコール、イソブタノール、ter
t−ブタノールなど)、アミド類(ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミドなど)、N−メチルピロリド
ンなど]中で行ってもよく、該有機溶剤は反応途中また
は反応後に加えてもよい。
て、必要により補助配合剤を、予め原料に配合しておく
か、ウレタン化反応後に配合して用いてもよい。該補助
配合剤としては、たとえば着色剤(染料、顔料など)、
無機充填剤(微粉末シリカなど)、有機改質剤(シリコ
ンオイルなど)、安定剤(耐候性安定剤、酸化防止剤な
ど)、可塑剤(フタル酸エステル、脂肪酸エステルな
ど)などが挙げられる。
方法で得られるポリエステル系ポリウレタン樹脂の使用
方法について以下に例を示す。例えば実質的に線状の
高分子量化した熱可塑性のポリウレタン樹脂を合成し、
これをペレット化したものを加熱溶融して、射出成形し
加工する方法;この熱可塑性のポリウレタン樹脂を溶
媒に溶解して樹脂溶液とし、弾性繊維用原料や合成皮革
や繊維等へのコ−ティング剤、含浸剤等として使用する
方法;官能基(OH、NH、NH2 、COOHなど)
を導入した熱可塑性ポリウレタン樹脂を、硬化剤の使用
あるいは不使用下で塗料、インキ等に使用する方法;
本発明のポリエステル系活性水素成分と過剰当量の有機
ポリイソシアネ−トとから末端イソシネ−ト基のプレポ
リマ−を合成し、湿気硬化型塗料、接着剤、シ−リング
剤等として使用する方法;この末端イソシアネ−ト基
プレポリマ−に硬化剤(ポリオ−ル、芳香族ポリアミン
等)を配合して、熱硬化性の注型エラストマ−製品とす
る方法;本発明のポリエステル系活性水素成分と有機
ポリイソシアネ−トおよび発泡剤を配合し、フォ−ム製
品とする方法などが挙げられる。
ン樹脂の具体的な用途としては、シート、フィルム、ロ
ール、ホース、タイヤ、ベルト、防振材、自動車用部
品、パッキング材、弾性繊維、合成皮革、人工皮革、靴
底、繊維処理剤、クッション材、塗料、接着剤、インキ
バインダー、シーリング剤、ポッティング剤、防水剤、
床材などが挙げられる。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。な
お、以下において「部」は重量部、「%」は重量%を示
す。
ラスコに、「リニアレン12」〔分子量168、1−ド
デセン;出光石油化学(株)製〕254部、酢酸159
部、硫酸3部を仕込み、温度を85℃に保ちながら徐々
に60%過酸化水素水を滴下反応させた。その後、トル
エン271部、水酸化ナトリウム90部、水200部を
加え、中和および加水分解を行い、さらに塩酸11部を
加えた後に分液ロートにて分液を行い、上澄みのトルエ
ン溶液520部を得た。これを別の四つ口フラスコに移
しトルエンを除去後、減圧蒸留により精製し、1,2−
ドデカンジオール220部を得た。別の四つ口フラスコ
に、上記1,2−ドデカンジオール200部およびアジ
ピン酸140部を仕込み、常圧下に窒素ガスを通じ、1
90〜210℃で水を留去しながらエステル化を行っ
た。生成ポリエステルの酸価が1以下になったところ
で、減圧度を上げ反応を完結させた。得られたポリエス
テル〔以下ポリエステルジオール[1]と記す〕の水酸
基価は55.2、酸価は0.3、分子量は2020であ
った。
ラスコに、「リニアレン18」〔分子量252、1−オ
クタデセン;出光石油化学(株)製〕381部、酢酸1
59部、硫酸3部を仕込み、温度を85℃に保ちながら
徐々に60%過酸化水素水を滴下反応させた。その後、
トルエン271部、水酸化ナトリウム90部、水200
部を加え中和および加水分解をし、さらに塩酸11部を
加えた後に分液ロートにて分液を行い、上澄みのトルエ
ン溶液520部を得た。これを別の四つ口フラスコに移
しトルエンを除去後、減圧蒸留により精製し、1,2−
オクタデカンジオール340部を得た。別の四つ口フラ
スコに、上記1,2−オクタデカンジオール200部お
よびアジピン酸94部を仕込み、常圧下に窒素ガスを通
じ、190〜210℃で水を留去しながらエステル化を
行った。生成ポリエステルの酸価が1以下になったとこ
ろで、減圧度を上げ反応を完結させた。得られたポリエ
ステル〔以下ポリエステルジオール[2]と記す〕の水
酸基価は56.5、酸価は0.3、分子量は1975で
あった。
ラスコに、1−ドデカノール186部、エピクロルヒド
リン138部およびトルエン200部を仕込み、温度を
35℃に保ちながら徐々に水酸化ナトリウム60部を加
え反応させた。その後、水200部を加え分液ロートに
て分液を行い、上澄みのトルエン溶液を得た。これを別
の四つ口フラスコに移し、硫酸1部を加え、温度85℃
で5時間水和反応させた。40℃まで冷却後、水酸化ナ
トリウム1部を加え中和し、分液ロートにて分液を行
い、上澄みのトルエン溶液500部を得た。これを別の
四つ口フラスコに移しトルエンを除去後、減圧蒸留によ
り精製し、グリセリンドデカノールモノエーテル220
部を得た。別の四つ口フラスコに、上記グリセリンドデ
カノールモノエーテル200部およびアジピン酸92部
を仕込み、常圧下に窒素ガスを通じ、190〜210℃
で水を留去しながらエステル化を行った。生成ポリエス
テルの酸価が1以下になったところで、減圧度を上げ反
応を完結させた。得られたポリエステル〔以下ポリエス
テルジオール[3]と記す〕の水酸基価は57.0、酸
価は0.2、分子量は1970であった。
クタデカンジオール286部、ε−カプロラクトンモノ
マー714部及びテトラブチルチタネート0.02部を
仕込み、常圧下に窒素ガスを通じ、反応温度160〜1
80℃で6時間反応させた。得られたポリラクトンジオ
ール〔以下ポリラクトンジオール[4]と記す〕の水酸
基価は112.0、酸価は0.1、分子量は1002で
あった。
み、温度110℃にてEO 88部を圧入して反応させ
て、130℃にて熟成を行い、N−オクタデシル−ジエ
タノールアミンを得た。これにε−カプロラクトンモノ
マー643部およびテトラブチルチタネート0.02部
を仕込み、常圧下に窒素ガスを通じ、反応温度160〜
180℃で6時間反応させた。得られたポリラクトンジ
オール〔以下ポリラクトンジオール[5]と記す〕の水
酸基価は112.0、酸価は0.1、分子量は1002
であった。
ール[1]200部、1,4−ブタンジオール36部、
MDI 125部およびDMF842部を仕込み溶解し
て30%濃度溶液とし、反応温度70℃で溶液粘度が1
00ポイズ(25℃)になるまで反応させた。得られた
ポリウレタン樹脂の数平均分子量は45,000であっ
た。
ール[2]200部、1,4−ブタンジオール36部、
MDI 125部およびDMF842部を仕込み溶解し
て30%濃度溶液とし、反応温度70℃で溶液粘度が7
0ポイズ(25℃)になるまで反応させた。得られたポ
リウレタン樹脂の数平均分子量は35,000であっ
た。
ール[3]200部、1,4−ブタンジオール36部、
MDI 125部およびDMF842部を仕込み溶解し
て30%濃度溶液とし、反応温度70℃で溶液粘度が8
0ポイズ(25℃)になるまで反応させた。得られたポ
リウレタン樹脂の数平均分子量は40,000であっ
た。
ール[4]200部、1,4−ブタンジオール25部、
MDI 120部およびDMF805部を仕込み溶解し
て30%濃度溶液とし、反応温度70℃で溶液粘度が2
50ポイズ(25℃)になるまで反応させた。得られた
ポリウレタン樹脂の数平均分子量は42,000であっ
た。
ール[5]200部、1,4−ブタンジオール25部、
MDI 120部およびDMF805部を仕込み溶解し
て30%濃度溶液とし、反応温度70℃で溶液粘度が3
00ポイズ(25℃)になるまで反応させた。得られた
ポリウレタン樹脂の数平均分子量は42,000であっ
た。
ンチレンアジペート)ジオール〔「クラポールP−20
10」;クラレ(株)製〕200部、1,4−ブタンジ
オール36部、MDI 125部およびDMF842部
を仕込み溶解して30%濃度溶液とし、反応温度70℃
で溶液粘度が500ポイズ(25℃)になるまで反応さ
せた。得られたポリウレタン樹脂の数平均分子量は4
2,000であった。
ジペートジオール200部、1,4−ブタンジオール3
6部、MDI 125部およびDMF842部を仕込み
溶解して30%濃度溶液とし、反応温度70℃で溶液粘
度が800ポイズに(25℃)なるまで反応させた。得
られたポリウレタン樹脂の数平均分子量は40,000
であった。
ン樹脂溶液ををガラス板上に乾燥後の膜厚が100μと
なるように塗布し、80℃で60分乾燥して得られたポ
リウレタンフィルムを用いて下記の試験方法により性能
評価を行った。評価結果を表1に示す。
の引張強度に対する試験後の強度保持率(%)を測定し
た。 引張強度測定条件 JIS K6301(3号ダンベル使用、引張速度:5
00mm/分) (2)耐汚染性 試験片の表面に事務用の青インキをスポイドで0.1m
l落とし、4時間放置後、家庭用洗剤液で拭き取り、表
面を観察した。 評価基準 ○:汚れなし △:少し汚れが残る ×:汚
れが残る (3)撥水性試験 試験片を45゜の傾斜した板に固定し、上からスプレー
にて水を30秒間散布した後、表面の湿潤状態を観察し
た。 評価基準 ○:表面に付着湿潤なし △:水滴状に湿潤あり ×:
全体に湿潤あり (4)接触角の測定 試験片の表面と水との接触角(°)を、協和界面科学株
式会社製の接触角計を用いて測定した。
の方法で得られるポリエステル系ポリウレタン樹脂は、
従来のものに比べて耐加水分解性に優れ、さらに撥水
性、耐汚染性にも優れた性能を有する。上記効果を奏す
ることから、本発明の方法により得られるポリウレタン
樹脂は合成皮革、塗料、インキ、接着剤、エラストマ
ー、フォーム、繊維処理剤用などの原料として広く利用
できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記(a1)、(a2)、(a3)、
(a11)及び(a13)からなる群より選ばれる1種
以上のジオールからなるジオール成分と、ジカルボン酸
類(c)とからのポリエステルジオール(A1)、並び
に下記(a1)、(a2)、(a3)、(a11)、
(a12)及び(a13)からなる群より選ばれる1種
以上のジオールからなるジオール成分に、ラクトンモノ
マー(d)が付加されてなるポリラクトンジオール(A
2)から選ばれる1種以上のポリエステルジオール
(A)からなり、炭素数3〜40の脂肪族炭化水素側鎖
を5〜80重量%含有し、数平均分子量が500〜1
0,000であることを特徴とするポリウレタン樹脂製
造用ポリエステル系活性水素成分。 (a1)炭素数5〜42の1,2−アルカンジオール。 (a2)炭素数6〜43のグリセリンモノアルキルエー
テル。 (a3)炭素数7〜44のグリセリン脂肪酸モノエステ
ル。 (a11)(a1)、(a2)又は(a3)に、炭素数
2〜4のアルキレンオキサイド(b)を付加して得られ
るジオール。 (a12)炭素数3〜40のアルキルアミン(a4)に
炭素数2〜4のアルキレンオキサイド(b)が2モル以
上付加されたジオール。 (a13)2個の活性水素原子含有化合物に、炭素数5
〜42のα−オレフィンオキサイド(a5)からなるア
ルキレンオキサイドを付加して得られるジオール。 - 【請求項2】 有機ポリイソシアネート(B)と請求項
1記載の活性水素成分、及び必要により鎖伸長剤
(C)、架橋剤(D)、停止剤(E)とを反応させるポ
リエステル系ポリウレタン樹脂の製造法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH10279650A (ja) * | 1997-04-02 | 1998-10-20 | Sanyo Chem Ind Ltd | ポリウレタン樹脂水性分散体 |
JP2001207112A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-07-31 | Sanyo Chem Ind Ltd | 2液型塗料組成物 |
JP2008007370A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Sumitomo Chemical Co Ltd | ウレタン樹脂で被覆されてなる被覆粒状物 |
WO2012055946A1 (fr) * | 2010-10-27 | 2012-05-03 | Meurice R&D Asbl | Procede de fonctionnalisation de composes insatures |
WO2018179868A1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | 第一工業製薬株式会社 | ポリウレタン樹脂用ポリオール組成物、ポリウレタン樹脂形成性組成物、複合材料 |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP22747896A patent/JP3611932B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9018409B2 (en) | 2010-10-27 | 2015-04-28 | Meurice R&D Asbl | Process for functionalization of unsaturated compounds |
WO2018179868A1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | 第一工業製薬株式会社 | ポリウレタン樹脂用ポリオール組成物、ポリウレタン樹脂形成性組成物、複合材料 |
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JP3611932B2 (ja) | 2005-01-19 |
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