JPH10149678A - Mosトランジスタ敷居値補償回路、フリップフロップ型センスアンプ及び半導体装置 - Google Patents
Mosトランジスタ敷居値補償回路、フリップフロップ型センスアンプ及び半導体装置Info
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- JPH10149678A JPH10149678A JP8303253A JP30325396A JPH10149678A JP H10149678 A JPH10149678 A JP H10149678A JP 8303253 A JP8303253 A JP 8303253A JP 30325396 A JP30325396 A JP 30325396A JP H10149678 A JPH10149678 A JP H10149678A
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Abstract
ゲートGとの間にスイッチ素子SW1が接続され、ゲー
トGにコンデンサC1が接続され、電源供給線Vccとド
レインDとの間にコンデンサC2とスイッチ素子SW2
とが直列接続されている。制御回路10は、敷居値補償
時において、スイッチ素子SW1及びSW2をオンに
し、次いでスイッチ素子SW2をオフにし、次いでスイ
ッチ素子SW1をオフにする。
Description
タ敷居値補償回路、フリップフロップ型センスアンプ及
び半導体装置に関する。
来のフリップフロップ型センスアンプを示す。図中、2
1及び22はnMOSトランジスタであり、23及び2
4はpMOSトランジスタである。nMOSトランジス
タ21とpMOSトランジスタ23とからなるCMOS
インバータの入力端にはビット線*BLが接続され、n
MOSトランジスタ22とpMOSトランジスタ24と
からなるCMOSインバータの入力端にはビット線BL
が接続されている。一方のCMOSインバータの入力端
及び出力端はそれぞれ、他方のCMOSインバータの出
力端及び入力端に接続されている。ビット線BL及び*
BLには、不図示のメモリセルが接続されている。
合、まず、ビット線BL及び*BLが電位Vcc/2にプ
リチャージされ、次に、ワード線が活性化されてメモリ
セルが選択され、その記憶内容がビット線BLに読み出
されて両ビット線間に電位差が生じ、これがセンスアン
プ20で増幅される。ビット線BL及び*BLの浮遊容
量がメモリセルの容量の数十倍と大きいため、増幅前の
ビット線間の電位差は例えば70mVと僅かである。こ
のため、nMOSトランジスタ21とnMOSトランジ
スタ22の敷居値に差があると、ビット線間の電位差が
逆方向に増幅されて誤読み出しが生ずる原因となる。ま
た、メモリセル容量の微小化を制限して増幅前のビット
線間の電位差を所定値以上にすることにより誤読み出し
を防止しようとすると、回路素子の微細化が制限されて
DRAMの記憶容量が犠牲になる。
セスのばらつきによりゲート長が短くなると減少し、ゲ
ート幅が小さくなると増加する。半導体回路素子の微細
化に伴い、ショートチャンネル効果やナロウチャンネル
効果等が現れて、ゲート長やゲート幅の僅かなばらつき
がMOSトランジスタの敷居値を大きく変化させ、隣合
うMOSトランジスタの敷居値に差が生ずる。
位を変化させる方法があるが、この方法は、ブロック単
位で敷居値のばらつきを補償する場合にのみ有効であ
る。隣接したトランジスタの敷居値を補償する従来の回
路は、センス動作毎に敷居値を補償する動作が必要であ
るため、動作の高速化が妨げられる。また、敷居値補償
動作とセンス動作とでトランジスタのソースとドレイン
とが逆になる方式の場合には、トランジスタの敷居値に
方向性があるとき、補償が不正確になる。
トランジスタのゲートにコンデンサを接続し、コンデン
サのゲート側電極とこれに接続されたゲートとを疑似フ
ローティングゲートにし、敷居値に応じスイッチ素子を
介してこの疑似フローティングゲートに電荷を蓄えさせ
ることにより、コンデンサの一対の電極のうちゲートに
非接続の電極(疑似制御電極)から見たトランジスタの
敷居値を所定値にする構成を案出し出願した。
解決することができる。しかし、敷居値補償動作時に、
補償されるトランジスタに貫通電流が流れるので、若干
ではあるが消費電流が増加する。本発明の目的は、この
ような問題点に鑑み、敷居値補償動作時の消費電流を低
減することが可能なMOSトランジスタ敷居値補償回
路、フリップフロップ型センスアンプ及び半導体装置を
提供することにある。
では、MOSトランジスタの敷居値を補償する回路にお
いて、該MOSトランジスタのドレインとゲートとの間
に接続された第1スイッチ素子と、該ゲートに接続され
た第1コンデンサと、電源供給線と該ドレインとの間に
直列接続された第2コンデンサ及び第2スイッチ素子
と、敷居値補償時において、該第1スイッチ素子及び該
第2スイッチ素子をオンにし、次いで該第2スイッチ素
子をオフにし、次いで該第1スイッチ素子をオフにする
制御回路と、を有する。
ンジスタのドレインとの間に第2コンデンサ及び第2ス
イッチ素子が直列接続されているので、第2スイッチ素
子をオンにした状態でMOSトランジスタに流れる電流
が、第2コンデンサの部分を短絡した場合よりも少なく
なり、消費電流を低減することができるという効果を奏
する。
ジスタはnMOSトランジスタであり、上記敷居値補償
時かつ上記第1スイッチ素子がオンで上記第2スイッチ
素子がオフの時に、該nMOSトランジスタのソース電
位が上記電源供給線の電位より低い一定値にされる。
て、第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子がオンにな
ると、nMOSトランジスタがオンになり、nMOSト
ランジスタのソース及びゲートから第2コンデンサの一
方側電極へ負電荷が移動し、電源供給線から第2コンデ
ンサの他方側電極へ正電荷が移動して、nMOSトラン
ジスタのゲート電位が上昇する。
nMOSトランジスタのソースからゲートへ負電荷が移
動してゲート電位が低下する。この際、第1コンデンサ
の疑似制御電極に所望の電位Vrefを与えておく。ゲー
ト・ソース間が敷居値になるとnMOSトランジスタが
オフになってこの移動が停止する。次に、第1スイッチ
素子がオフになると、nMOSトランジスタのゲートと
これに接続された第1コンデンサの一方の電極と両者間
の配線とが疑似フローティングゲートになり、これに蓄
えられた電荷により、第1コンデンサの他方の電極(疑
似制御電極)から見たnMOSトランジスタの敷居値が
所望の値Vrefになる。
ジスタはpMOSトランジスタであり、上記敷居値補償
時かつ上記第1スイッチ素子がオンで上記第2スイッチ
素子がオフの時に、該pMOSトランジスタのソース電
位が上記電源供給線の電位より高い一定値にされる。
て、第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子がオンにな
ると、pMOSトランジスタがオンになり、pMOSト
ランジスタのソース及びゲートから第2コンデンサの一
方側電極へ正電荷が移動し、電源供給線から第2コンデ
ンサの他方側電極へ負電荷が移動して、pMOSトラン
ジスタのゲート電位が低下する。
pMOSトランジスタのソースからゲートへ正電荷が移
動してゲート電位が上昇する。この際、第1コンデンサ
の疑似制御電極に所望の電位Vrefを与えておく。ゲー
ト・ソース間が敷居値になるとpMOSトランジスタが
オフになってこの移動が停止する。次に、第1スイッチ
素子がオフになると、pMOSトランジスタのゲートと
これに接続された第1コンデンサの一方の電極と両者間
の配線とが疑似フローティングゲートになり、これに蓄
えられた電荷により、第1コンデンサの他方の電極(疑
似制御電極)から見たpMOSトランジスタの敷居値が
所望の値Vrefになる。
サはその一端が上記電源供給線に接続され、複数の上記
MOSトランジスタの各々について上記第1スイッチ素
子と上記第1コンデンサと上記第2スイッチ素子とを備
え、該第2コンデンサの他端が該複数の該第2スイッチ
素子の各々の一端に共通に接続されている。
他端が複数の第2スイッチ素子の各々の一端に共通に接
続されているので、複数のMOSトランジスタに対する
MOSトランジスタ敷居値補償回路の構成が全体として
簡単になるという効果を奏する。本発明の第4態様で
は、上記第2スイッチ素子はその一端が上記電源供給線
に接続され、複数の上記MOSトランジスタの各々につ
いて上記第1スイッチ素子と上記第1コンデンサと上記
第2コンデンサとを備え、該第2スイッチ素子の他端が
該複数の該第2コンデンサの各々の一端に共通に接続さ
れている。
の他端が複数の第2コンデンサの各々の一端に共通に接
続されているので、複数のMOSトランジスタに対する
MOSトランジスタ敷居値補償回路の構成が全体として
簡単になるという効果を奏する。本発明の第5態様で
は、MOSトランジスタで構成されたフリップフロップ
型センスアンプ回路において、上記いずれか1つのMO
Sトランジスタ敷居値補償回路が、少なくとも1つの該
MOSトランジスタに接続され、上記第1コンデンサの
1対の電極のうち該MOSトランジスタのゲートと非接
続の電極が、該MOSトランジスタの制御電極と見なさ
れて接続され、該MOSトランジスタのドレインと該ド
レインに接続される他の回路素子の入力端との間に第3
スイッチ素子が接続され、上記制御回路は、上記敷居値
補償時に該第3スイッチ素子をオフにする。
らつきによりMOSトランジスタ自体の敷居値Vthにば
らつきがあっても、第1コンデンサの一方側から見たM
OSトランジスタの敷居値VTHを設定値にすることがで
きるので、微小電位差を正確に増幅することが可能とな
り、誤読み出しが防止され、これにより回路素子のより
微細化が可能になるという効果を奏する。
いずれかの回路を備えている。
施形態を説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明の第1実施形態のnM
OSトランジスタ敷居値補償回路を示す。
の回路の一部であり、そのドレインDには、スイッチ素
子SW0〜SW2の各々の一端が接続されている。この
ドレインDは、スイッチ素子SW0を介して通常動作時
の回路の他の部分(不図示)に接続されており、スイッ
チ素子SW0は、敷居値補償動作時にドレインDをこの
他の部分から切り離すためのものである。
ランジスタ21のゲートG及びコンデンサC1の一方の
電極N1に接続され、コンデンサC1の他方の電極P1
に入力信号Vinが供給される。スイッチ素子SW1がオ
フのときには、ゲートGと電極N1とこの間の接続線と
が、nMOSトランジスタ21の疑似フローティングゲ
ートになり、電極P1がnMOSトランジスタ21の疑
似制御電極になっている。
荷をΔq、電極P1上及びN1上の電荷をそれぞれ+
q、−qとすると、ゲートGの電荷はq+Δqとなる。
ゲートGと電極P1との電位差をΔV、ゲートGの電位
をVfとすると、Vf=Vin+ΔVとなる。nMOSトラ
ンジスタ21自体の敷居値をVthとすると、疑似制御電
極P1から見たnMOSトランジスタ21の敷居値VTH
はVth−ΔVになるので、この敷居値VTHは、疑似フロ
ーティングゲートに蓄えられる電荷Δqを調整すること
により変更することができる。
2の一方の電極N2に接続され、コンデンサC2の他方
の電極P2は電源供給線Vccに接続されている。nMO
Sトランジスタ21のソースSには、電位Vgが印加さ
れる。敷居値補償動作時には、電位Vgは一定にされ、
入力信号Vinの値は、電位Vgに所望の敷居値VTHを加
算した値の電位Vrefにされる。電源供給線の電位Vc
c、電位Vg及びVrefはそれぞれ、例えば1.0V、
0.3V及び0.5Vである。
チ素子SW0〜SWS2をオン/オフ制御することによ
り行われる。次に、上記の如く構成された本第1実施形
態の動作を説明する。図2は、図1の制御回路10によ
るスイッチ素子SW0〜SW2の制御及びゲート電位V
fの変化を示す。図2中の期間B〜Dはそれぞれ、図3
(B)〜(D)の状態に対応している。
の通常使用状態を示しており、スイッチ素子SW0がオ
ン、スイッチ素子SW1及びSW2がオフになってい
る。この状態からスイッチ素子SW0がオフにされて、
通常使用状態でドレインD接続されていた回路が切り離
され、また、スイッチ素子SW1がオン、スイッチ素子
SW2がオンにされて、図3(B)に示す状態になる。
これにより、nMOSトランジスタ21がオンになり、
コンデンサC2の電極N2に、電位Vgの配線及びnM
OSトランジスタ21のゲートGから負電荷が移動し、
コンデンサC2の電極P2に正電荷が移動する。したが
って、ゲート電位Vfが上昇する。
図3(C)に示す状態になり、負電荷が電位Vgの配線
からnMOSトランジスタ21のソース・ドレイン間及
びスイッチ素子SW1を通ってnMOSトランジスタ2
1のゲートGへ移動し、ゲート電位Vfが低下する。こ
の移動は、ゲート電位Vfが低下してnMOSトランジ
スタ21がオフになるまで、すなわちゲート電位Vfと
電位Vgとの差がnMOSトランジスタ21自体の敷居
値Vthに等しくなるまで続く。コンデンサC1の電圧Δ
Vの符号は、この負電荷移動量が少ないと正になり多い
と負になる。
ゲート電位Vfがほぼ一定値に収束すると想定される設
定時間の経過後に、スイッチ素子SW1がオフにされ、
図3(D)に示す状態なる。これにより、コンデンサC
1の電極N1とnMOSトランジスタ21のゲートGと
その間の接続線が疑似フローティングゲートになり、こ
れに電荷Δqが保持される。
図3(A)に示す状態、すなわちnMOSトランジスタ
21の通常使用状態になる。この状態で入力信号Vinが
例えば低レベルから高レベルに変化する途中で、入力信
号Vinが電位Vrefに達したとき、図3(D)での関係
Vf=Vg+Vthが成立し、nMOSトランジスタ21が
オフからオンに切り換わる。
るnMOSトランジスタ21自体の敷居値Vthのばらつ
きによらず、コンデンサC1の疑似制御電極P1から見
たnMOSトランジスタ21の敷居値VTHが電位Vref
になる。また、電位Vrefを低めにすれば、入力信号Vi
nの立ち上がりによるnMOSトランジスタ21のオン
動作を高速化することができる。
Vccとの間にコンデンサC2が接続されているので、図
3(B)の状態でnMOSトランジスタ21に流れる電
流が、コンデンサC2の部分を短絡してその間電流を流
し続ける場合よりも少なくなる。疑似フローティングゲ
ート及びコンデンサC2に保持された電荷は、リーク電
流により減少するので、以上の敷居値補償動作を定期的
に行う必要がある。例えば、ゲート電位Vfが20mV
減衰する時間は、125°Cのワーストケースで340
μsec程度であり、これ以下の周期で敷居値補償動作
を行う必要がある。
路を例えばDRAMのフリップフロップ型センスアンプ
に適用した場合には、メモリセルのリフレッシュ周期は
例えば16μsecであるので、リフレッシュ動作と並
列的に敷居値補償動作を行えば充分であり、敷居値補償
動作による通常動作時間のロスは生じない。また、1チ
ップ中に複数のセルアレイブロックを備えている場合に
は、アクセス中に、アクセスしていないセルアレイで敷
居値補償動作を行うことも可能である。
位VrefをVg+Vthの平均値に近付ければよい。なぜな
らば、電圧ΔVの平均値が0Vに近付くので、疑似フロ
ーティングゲートに蓄えられる電荷が少なくなり、同一
極性の電荷間の反発力に依存するリーク電流も少なくな
るからである。 [第2実施形態]図4は、本発明の第2実施形態のnM
OSトランジスタ敷居値補償回路の動作説明図である。
デンサC2との直列接続の順序を、図1の場合と逆にし
ている。他の点は図1と同一である。スイッチ素子SW
0〜SW2は図2のように制御され、図4(B)〜
(D)の状態はそれぞれ、図2中の期間B〜Dに対応し
ている。図4(B)〜(D)での電荷移動はそれぞれ図
3(B)〜(D)でのそれと同一であり、本第2実施形
態によれば、第1実施形態と同じ効果が得られる。
施形態のpMOSトランジスタ敷居値補償回路の動作説
明図である。この回路は、pMOSトランジスタ23に
対する敷居値補償であるので、Vc>Vggであるが、p
MOSトランジスタ23のソースS、ドレインD及びゲ
ートGへの接続はそれぞれ図1のソースS、ドレインD
及びゲートGへの接続と同一である。電位Vc、Vgg及
びVrefはそれぞれ、例えば1.0V、0.3V及び
0.7Vである。スイッチ素子SW0〜SW2は図2の
ように制御され、図5(B)〜(D)の状態はそれぞ
れ、図2中の期間B〜Dに対応している。
れ、電荷の符号が逆であることを除き、図3(B)〜
(D)でのそれと同一であり、本第3実施形態によれ
ば、第1実施形態と同じ効果が得られる。 [第4実施形態]図6は、本発明の第4実施形態のpM
OSトランジスタ敷居値補償回路の動作説明図である。
デンサC2との直列接続の順序を、図5の場合と逆にし
ている。他の点は図5と同一である。スイッチ素子SW
0〜SW2は図2のように制御され、図6(B)〜
(D)の状態はそれぞれ、図2中の期間B〜Dに対応し
ている。図6(B)〜(D)での電荷移動はそれぞれ図
5(B)〜(D)でのそれと同一であり、本第4実施形
態によれば、第3実施形態と同じ効果が得られる。
施形態のフリップフロップ型センスアンプの回路を示
す。図10と同一構成要素には、同一符号を付してその
説明を省略する。センスアンプ20A及び補償用電源回
路30は、図11のセンスアンプ20のnMOSトラン
ジスタ21及び22にそれぞれ図1と同一のMOSトラ
ンジスタ敷居値補償回路を付加したものである。図7で
は、スイッチ素子SW0及びSW1をnMOSトランジ
スタで構成し、スイッチ素子SW2をpMOSトランジ
スタで構成している。
路30は、図1のMOSトランジスタ敷居値補償回路の
一部であるが、センスアンプ20Aの通常使用時には使
用されず敷居値補償動作時のみ使用されるので、センス
アンプ20Aと別の回路として記載している。センスア
ンプ20Aと補償用電源回路30との間は、配線L1及
びL2で接続されている。
トランジスタ敷居値補償回路は、センスアンプ20A中
のスイッチ素子SW0、SW1及びコンデンサC1と、
補償用電源回路30中のスイッチ素子SW2及びコンデ
ンサC2とで構成されている。また、nMOSトランジ
スタ22に対するMOSトランジスタ敷居値補償回路
は、センスアンプ20A中のスイッチ素子SW3、SW
4及びコンデンサC4と、補償用電源回路30中のスイ
ッチ素子SW5及びコンデンサC5とで構成されてい
る。
補償動作時は図2の場合と同一(電位Vcc等の値も同
一)である。但し、オン抵抗を小さくするためスイッチ
素子SW0及びSW3をオンにするときは信号DIOを
例えば1.75Vまでブーストする。図8中、Vf1及
びVf2はそれぞれnMOSトランジスタ21及び22
のゲート電位である。この例では、nMOSトランジス
タ21及び22の電圧ΔV1及びΔV2がそれぞれ正及
び負である場合を示している。
Vc及びVgがいずれも電位Vcc/2にされる。データ読
み出し時には、まず、ビット線BL及び*BLが電位V
cc/2にプリチャージされ、次にワード線が活性化され
てメモリセルの記憶内容がビット線BL及び*BLに読
み出され、ビット線間の電位差が変化する。
値Vthが補償されているので、最初、電位Vcを電位Vc
c/2にしたまま電位Vgを0Vに低下させてnMOSト
ランジスタ21及び22のみで増幅動作が行われる。製
造ブロセスのばらつきによりnMOSトランジスタ21
自体とnMOSトランジスタ22自体との敷居値Vthに
差があっても、コンデンサC1の一方側から見たnMO
Sトランジスタ21とコンデンサC4の一方側から見た
nMOSトランジスタ22との敷居値VTHには差がない
ので、ビット線BLとビット線*BLとの微小電位差を
正確に増幅することができる。
ランジスタ23とpMOSトランジスタ24との敷居値
Vthの差が問題にならない程度まで増幅が行われた後
に、電位Vcが電源供給線の電位Vccまで上昇されてp
MOSトランジスタ23及び24が有効になる。この時
の増幅動作は、正のフィードバック動作により高速に行
われる。
互いに接近したMOSトランジスタの敷居値Vthのばら
つきによる誤読み出しが防止される。また、回路素子の
より微細化が可能になり、記憶容量増大に寄与する。シ
ミュレーションにおいて、nMOSトランジスタ21と
nMOSトランジスタ22との敷居値Vthの差が200
mVのセンスアンプに対し予め敷居値補償動作を行い、
ビット線間の電位差70mVをセンスアンプで増幅した
結果、誤り無く増幅することができた。
路30の変形例を示す。図9(A)の補償用電源回路3
0Aは、図7の補償用電源回路30のコンデンサC2と
コンデンサC5とを1つのコンデンサC0にまとめた例
であり、これにより補償用電源回路30よりも構成が簡
単になる。コンデンサC0をこのように共通化できる理
由は、図3(C)でコンデンサC0が切り離されるの
で、MOSトランジスタの敷居値Vthに応じた図3
(C)の動作が他のMOSトランジスタのそれに影響し
ないからである。
る。この例では、複数の補償用電源回路30Bに対しス
イッチ素子SWXを共通に用いており、図7の補償用電
源回路30を用いた場合よりも全体として構成が簡単化
される。図9(C)は、図9(A)のコンデンサC0を
省略した補償用電源回路30Cの複数個に対し、コンデ
ンサCXを共通に用いており、補償用電源回路30Aを
用いた場合よりも全体として構成が簡単化される。
実施形態のフリップフロップ型センスアンプの回路を示
す。センスアンプ20B及び補償用電源回路30Aは、
図11のセンスアンプ20のpMOSトランジスタ23
及び24にそれぞれ図5と同一のMOSトランジスタ敷
居値補償回路を付加したものである。図10では、スイ
ッチ素子SW0〜SW2をnMOSトランジスタで構成
している。
トランジスタ敷居値補償回路は、センスアンプ20B中
のスイッチ素子SW0、SW1及びコンデンサC1と、
補償用電源回路30A中のスイッチ素子SW2及びコン
デンサC2である。また、pMOSトランジスタ24に
対するMOSトランジスタ敷居値補償回路は、センスア
ンプ20B中のスイッチ素子SW3、SW4及びコンデ
ンサC4と、補償用電源回路30A中のスイッチ素子S
W5及びコンデンサC5である。
易に理解できるので、その説明を省略する。なお、本発
明には外にも種々の変形例が含まれる。例えば、上記第
5及び第6実施形態ではMOSトランジスタ敷居値補償
回路をフリップフロップ型センスアンプに適用した場合
を説明したが、本発明の補償回路は敷居値のばらつきが
問題になる各種回路に適用可能であり、例えば、差動増
幅回路、特に敷居値のばらつきが比較的大きい薄膜トラ
ンジスタで構成した差動増幅回路(液晶表示パネルのデ
ータ電極に接続される差動増幅回路等)に適用しても有
効である。
に用いられるスイッチ素子としては、pMOSトランジ
スタとnMOSトランジスタとを並列接続した転送ゲー
ト等であってもよい。
敷居値補償回路を示す図である。
敷居値補償回路の動作説明図である。
敷居値補償回路の動作説明図である。
敷居値補償回路の動作説明図である。
ンスアンプを示す回路図である。
る。
センスアンプを示す回路図である。
す回路図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 MOSトランジスタの敷居値を補償する
回路において、 該MOSトランジスタのドレインとゲートとの間に接続
された第1スイッチ素子と、 該ゲートに接続された第1コンデンサと、 電源供給線と該ドレインとの間に直列接続された第2コ
ンデンサ及び第2スイッチ素子と、 敷居値補償時において、該第1スイッチ素子及び該第2
スイッチ素子をオンにし、次いで該第2スイッチ素子を
オフにし、次いで該第1スイッチ素子をオフにする制御
回路と、 を有することを特徴とするMOSトランジスタ敷居値補
償回路。 - 【請求項2】 上記MOSトランジスタはnMOSトラ
ンジスタであり、 上記敷居値補償時かつ上記第1スイッチ素子がオンで上
記第2スイッチ素子がオフの時に、該nMOSトランジ
スタのソース電位が上記電源供給線の電位より低い一定
値にされる、 ことを特徴とする請求項1記載のMOSトランジスタ敷
居値補償回路。 - 【請求項3】 上記MOSトランジスタはpMOSトラ
ンジスタであり、 上記敷居値補償時かつ上記第1スイッチ素子がオンで上
記第2スイッチ素子がオフの時に、該pMOSトランジ
スタのソース電位が上記電源供給線の電位より高い一定
値にされる、 ことを特徴とする請求項1記載のMOSトランジスタ敷
居値補償回路。 - 【請求項4】 上記第2コンデンサはその一端が上記電
源供給線に接続され、 複数の上記MOSトランジスタの各々について上記第1
スイッチ素子と上記第1コンデンサと上記第2スイッチ
素子とを備え、 該第2コンデンサの他端が該複数の該第2スイッチ素子
の各々の一端に共通に接続されている、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載
のMOSトランジスタ敷居値補償回路。 - 【請求項5】 上記第2スイッチ素子はその一端が上記
電源供給線に接続され、 複数の上記MOSトランジスタの各々について上記第1
スイッチ素子と上記第1コンデンサと上記第2コンデン
サとを備え、 該第2スイッチ素子の他端が該複数の該第2コンデンサ
の各々の一端に共通に接続されている、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載
のMOSトランジスタ敷居値補償回路。 - 【請求項6】 MOSトランジスタで構成されたフリッ
プフロップ型センスアンプ回路において、 請求項1乃至5のいずれか1つに記載のMOSトランジ
スタ敷居値補償回路が、少なくとも1つの該MOSトラ
ンジスタに接続され、 上記第1コンデンサの1対の電極のうち該MOSトラン
ジスタのゲートと非接続の電極が、該MOSトランジス
タの制御電極と見なされて接続され、 該MOSトランジスタのドレインと該ドレインに接続さ
れる他の回路素子の入力端との間に第3スイッチ素子が
接続され、 上記制御回路は、上記敷居値補償時に該第3スイッチ素
子をオフにする、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載
のフリップフロップ型センスアンプ。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
回路を備えている、 ことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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