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JPH10149632A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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Publication number
JPH10149632A
JPH10149632A JP32463696A JP32463696A JPH10149632A JP H10149632 A JPH10149632 A JP H10149632A JP 32463696 A JP32463696 A JP 32463696A JP 32463696 A JP32463696 A JP 32463696A JP H10149632 A JPH10149632 A JP H10149632A
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JP
Japan
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fast
data
audio data
digital audio
disk
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Application number
JP32463696A
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English (en)
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Inventor
Kunihiro Shioura
邦浩 塩浦
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32463696A priority Critical patent/JP4000425B2/ja
Publication of JPH10149632A publication Critical patent/JPH10149632A/ja
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Publication of JP4000425B2 publication Critical patent/JP4000425B2/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクプレーヤにおいて、再生モードから
早送り再生モードあるいは早戻し再生モードに移行する
ときの音切れを防止する。 【解決手段】 再生時、ディスク1から読み出したデジ
タルオーディオデータをバッファメモリ35に間欠的に
書き込むとともに、連続的に読み出し、この読み出した
データからオーディオ信号を得る。再生中、早送りキー
あるいは早戻しキーが押されたときには、ピックアップ
4がディスク1からデータを読み出す位置を、再生時よ
りも高速に変更するとともに、メモリ35に書き込まれ
ているデータを、最新の所定量のデータを残して捨てて
読み出す位置が高速に変更されているピックアップ4に
より読み出されたデータを書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスク再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルオーディオ信号などの記録媒体
として、「ミニディスク」と呼ばれる小型の光ディスク
が知られている。この光ディスクには、再生専用のもの
と、オーディオ信号を光磁気方式により記録し再生でき
るものとがあるが、記録再生用の光ディスクにより、そ
の概要を説明すると、次のとおりである。
【0003】すなわち、記録時には、入力されたアナロ
グオーディオ信号が、サンプリング周波数44.1kHzで、
量子化ビット数16ビットのデジタルオーディオデータに
A/D変換され、このデジタルオーディオデータは、所
定の期間分ずつ順にブロック化されるとともに、そのブ
ロックを単位としてほぼ1/5の大きさにデータ圧縮さ
れる。このデータ圧縮の方法は、人間の聴覚特性を考慮
してDCTとウインドウ関数とを組み合わせたものであ
り、MDCTと呼ばれている。なお、以下、そのデータ
圧縮のブロックを「サウンドグループ」と呼ぶ。
【0004】そして、その圧縮されたオーディオデータ
にエラー訂正のためのエンコード処理および記録のため
の変調処理などが行われ、これらの処理の行われたオー
ディオデータが、磁気ヘッドおよびレーザービームによ
り、ディスクの内周から外周に向かうらせん状のトラッ
クに光磁気記録される。
【0005】図8は、ディスクに記録される信号のう
ち、圧縮処理後のデジタルオーディオデータのフォーマ
ットを示すもので、このオーディオデータは、クラスタ
CN、CN+1、CN+2、…に順番に分配されている。そし
て、各クラスタは、36個のセクタL2〜L4、S0〜S3
1、L1から構成され、セクタS0〜S31にそのデジタル
オーディオデータが記録される。また、セクタL2〜L
4、L1は、「リンキングセクタ」と呼ばれ、クラスタC
Nの前後に続くクラスタCN-1、CN+1との接続用であ
る。なお、ディスクに対する記録は、1クラスタを単位
として行われる。
【0006】そして、各セクタの大きさは2352バイトと
されるとともに、オーディオ用のセクタS0〜S31は、
それぞれ、その先頭の20バイトがヘッダとされ、残る23
32バイトが424バイトずつ5.5個のブロックに分割され
る。このブロックが上記のサウンドグループである。な
お、このとき、連続する偶数番目および奇数番目のセク
タを1組とし、偶数番目のセクタの最後の0.5サウンド
グループと、奇数番目のセクタの最初の0.5サウンドグ
ループとで、1つのサウンドグループとされる。
【0007】そして、1サウンドグループは、ステレオ
の左および右チャンネルのデジタルオーディオデータ
を、データ圧縮された状態で全部で512サンプル分ずつ
有する。したがって、1サウンドグループの時間長は、 512サンプル/44.1kHz≒11.61m秒 となり、各チャンネルのデータ圧縮率は、 424バイト/(16ビット×512サンプル×2チャンネル)
≒1/4.8倍 となり、上記のように約1/5のデータ圧縮となる。
【0008】そして、このようなフォーマットの信号に
記録用のエンコード処理がされてから光ディスクにトラ
ックとして記録されている。
【0009】なお、上述の光ディスクの再生は、記録時
と相補の処理を行えばよい。すなわち、光ピックアップ
によりディスクのトラックから信号を光学的に再生し、
その再生信号からデータ圧縮されたデジタルオーディオ
データを取り出してエラー訂正し、そのエラー訂正のさ
れたデジタルオーディオデータをデータ伸長してからD
/A変換する。そのようにすれば、もとのアナログオー
ディオ信号を得ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の光デ
ィスクを使用するディスクプレーヤ(あるいは記録再生
装置)において、その光ディスクに汚れや振動などがあ
ると、ディスクからの信号の読み出しに失敗し、その結
果、デジタルオーディオデータに欠けを生じて再生音に
音切れを生じてしまうことがある。
【0011】そこで、実際のディスクプレーヤにおいて
は、以下のようにして、そのような音切れを防止するよ
うにしている。すなわち、まず、ディスクから信号の読
み出し(再生)を行うとき、その読み出された信号に含
まれるデジタルオーディオデータ、つまり、データ伸長
前のデジタルオーディオデータのビットレイト(ビット
の速度)が、データ伸長後のデジタルオーディオデータ
のビットレイトに例えば等しくなるようにしておく。
【0012】すると、ディスクから信号の読み出しを行
うとき、すべてが正常であれば、ディスクの回転周期を
単位として同じデジタルオーディオデータが約5回ずつ
繰り返し得られることになり、そのうちの1回分のデジ
タルオーディオデータを有効に使用すればよいことにな
る。
【0013】さらに、ディスクプレーヤの再生系には、
図7に模式的に示すように、リングバッファRBUFを設け
る。そして、このリングバッファRBUFに、エラー訂正後
であってデータ伸長前のデジタルオーディオデータを、
斜線で示すように順に書き込んでいくとともに、このと
き、その書き込みアドレスAWRを、所定の速度、つま
り、正常時(定常時)であれば、記録時のデータ圧縮後
のデジタルオーディオデータのビットレイトに対応した
速度で、増加方向に変更していく。
【0014】なお、この場合、その書き込みは、セクタ
単位で行う。また、実際には、書き込みポインタが用意
され、その書き込みポインタの指定するアドレスから1
セクタ分のエリアにわたってデジタルオーディオデータ
が書き込まれる。そして、このことは読み出しについて
も同様である。
【0015】また、この書き込みと同時に、リングバッ
ファRBUFから、これに書き込まれているデジタルオーデ
ィオデータを読み出すとともに、このとき、その読み出
しアドレスARDを、増加方向に変更する。そして、この
読み出したデジタルオーディオデータをデータ伸長し、
その後、アナログオーディオ信号にD/A変換する。
【0016】なお、この読み出しはセクタ単位で行う。
また、このとき、読み出しが連続して実行されても、定
常状態では、リングバッファRBUFにおけるデジタルオー
ディオデータのデータ量(斜線部分の大きさ)が、常に
規定量に保持されるように、その書き込みが制御され
る。
【0017】したがって、ディスクからの信号の読み出
しに失敗し、その結果、リングバッファRBUFに対するデ
ジタルオーディオデータの書き込みができなくなって
も、リングバッファRBUFに対する読み出しアドレスARD
が、書き込みアドレスAWRに追い付くまで(斜線のエリ
アがなくなるまで)、再生音に音切れを生じることがな
い。
【0018】そして、この読み出しアドレスARDが書き
込みアドレスAWRに追い付くまでの期間に、ディスクか
らの信号の読み出しを何回か実行することができるの
で、この読み出しのリトライにより、結果としてリング
バッファRBUFに書き込まれるデジタルオーディオデータ
を欠けのないものとすることができ、したがって、再生
音に音切れを生じることがないようにできる。
【0019】また、このとき、ディスクの読み出し信号
に含まれるデジタルオーディオデータは、データ伸長後
のデジタルオーディオデータの約5倍のビットレイトと
なっているので、リングバッファRBUFに対する書き込み
アドレスAWRと読み出しアドレスARDの間隔を、定常時
には規定の大きさに保持しておくことができ、したがっ
て、ディスクからの信号の失敗に対して常に対処するこ
とができる。
【0020】しかも、この場合、データ伸長前のデジタ
ルオーディオデータをリングバッファRBUFに書き込み・
読み出しすることにより音切れの防止処理を行うように
しているので、データ伸長後のデジタルオーディオデー
タにより同様の処理を行う場合に比べ、リングバッファ
RBUFの容量を約1/5にすることができる。
【0021】ただし、上記のようにリングバッファRBUF
を使用して音切れを防止する場合、再生の開始時には、
リングバッファRBUFは空なので、リングバッファRBUFに
デジタルオーディオデータが書き込まれていって書き込
みアドレスAWRが所定のアドレスATHになるまで、リン
グバッファRBUFからの読み出しを待ち、デジタルオーデ
ィオデータがアドレスATHまで書き込まれたら読み出し
を開始することになる。
【0022】ところで、上述のような光ディスクを使用
するディスクプレーヤあるいは記録再生装置において、
次のような特殊な再生機能を有するものがある。
【0023】[AMS再生]ある曲を再生中、早送りキ
ーを短く押すと、再生位置を次の曲の先頭までジャンプ
し、次の曲の先頭位置から再生を続行する。あるいは、
ある曲を再生中、早戻しキーを短く押すと、再生位置を
現在の曲の先頭までジャンプし、この先頭位置から再生
を再開する。
【0024】[早送り再生(CUE再生)]ある曲を再
生中、早送りキーを長く押すと、早送りキーを押してい
る期間、光ピックアップを通常の再生時よりも高速に正
方向に移動させて正方向の高速再生を行う。早送りキー
を押すのを止めると、その止めた位置から通常の再生に
戻る。
【0025】[早戻し再生(REV再生)]ある曲を再
生中、早戻しキーを長く押すと、早戻しキーを押してい
る期間、光ピックアップを通常の再生時よりも高速に逆
方向に移動させて逆方向の高速再生を行う。早戻しキー
を押すのを止めると、その止めた位置から通常の再生に
戻る。
【0026】なお、早送り再生と早戻し再生とは、光ピ
ックアップの移動方向が異なるだけで、再生された信号
の処理方法は同じなので、以下においては、早送り再生
により両機能を代表して説明する。
【0027】また、以下の説明においては、AMS再生
のために早送りキーを短く押す時間と、早送り再生のた
めに早送りキーを長く押す時間との境界の時間は、例え
ば0.5秒であるとする。すなわち、早送りキーを押して
も、0.5秒以内に押すのをやめれば、AMS再生が実行
され、0.5秒以上押していると、早送り再生が実行され
るものとする。
【0028】そして、ディスクプレーヤにおいては、早
送り再生(および早戻し再生)を実現するため、図5に
示すような処理を実行している。すなわち、図5Aは、
早送りキーの操作状態を示すもので、期間t1〜t4が早
送りキーの押されている期間である。また、時点t2
は、時点t1から例えば0.5秒後の時点であり、早送り再
生が確定する時点である。今は、早送り再生を実行する
場合なので、時点t2以後の任意の時点t4まで早送りキ
ーが押されている。
【0029】さらに、図5Bは、光ピックアップの動き
を示し、時点t2までは、再生モードにおける動きとさ
れているが、期間t2〜t4には早送り再生用の高速移動
とされ、時点t4から再び再生モードにおける動きとさ
れる。
【0030】また、図5Cは、リングバッファRBUFに書
き込まれるデジタルオーディオデータを示し、時点t2
までは、再生モードのデジタルオーディオデータが書き
込まれるが、時点t2に早送り再生が確定すると、リン
グバッファRBUFのすべてのデジタルデータは捨てられ、
その後、早送り再生モードのデジタルオーディオデータ
が書き込まれていく。そして、時点t4に早送り再生モ
ードが解除されるので、時点t4にリングバッファRBUF
のすべてのデジタルオーディオデータが捨てられ、その
後、再び再生モードのデジタルオーディオデータが書き
込まれていく。
【0031】さらに、図5Dは、リングバッファRBUFか
ら読み出されるデジタルオーディオデータを示し、時点
t2までは、再生モードのデジタルオーディオデータが
読み出されている。しかし、時点t2にリングバッファR
BUFのすべてのデジタルオーディオデータが捨てられ、
時点2から新しく早送り再生モードのデジタルオーディ
オデータがリングバッファRBUFに書き込まれるようにな
るが、上記のようにデジタルオーディオデータがアドレ
スATHに書き込まれるまでは、その読み出しが許可され
ない。
【0032】そして、時点t3に、早送り再生のデジタ
ルオーディオデータがアドレスATHまで書き込まれる
と、リングバッファRBUFの読み出しが許可されるので、
この時点t3から早送り再生モードのデジタルオーディ
オデータが読み出されるようになる。
【0033】そして、時点t4、t5に、時点t2、t3と
同様の読み出し処理が実行され、時点t5以後、再生モ
ードのデジタルオーディオデータが読み出される。
【0034】そして、以上のように読み出されたデジタ
ルオーディオデータからアナログオーディオ信号が再生
されるのであるから、ディスクプレーヤから出力される
アナログオーディオ信号は図5Eに示すようになる。す
なわち、時点t2までは、再生モードのオーディオ信号
が出力されているが、期間t3〜t4には早送り再生モー
ドのオーディオ信号が出力され、時点t5以後、再び再
生モードのオーディオ信号が出力される。
【0035】こうして、再生中に早送りキーを長く押す
と、早送り再生が実現される。また、再生中に早戻りキ
ーを押したときも、同様にして早戻し再生が実現され
る。なお、AMS再生は図6に示すようにして実現され
る。
【0036】ところが、上述のように、また、図5Eに
示すように、早送り再生あるいは早戻し再生を実行した
ときには、期間t2〜t3が無音となってしまう。すなわ
ち、再生モードから早送り再生モード(および早戻し再
生モード)に切り換わるときに、音切れを生じてしま
う。これは、ユーザにとって不快であり、ユーザインタ
ーフェイスに優れた機構とは言えない。
【0037】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0038】
【課題を解決するための手段】この発明においては、デ
ィスクからこれに記録されているデータを読み出すため
のピックアップと、上記データを蓄積するメモリとを有
し、再生時、上記ピックアップにより読み出されたデー
タを上記メモリに間欠的に書き込むとともに、連続的に
読み出し、上記再生中、早送りキーあるいは早戻しキー
が押されたとき、上記ピックアップが上記ディスクから
上記データを読み出す位置を、上記再生時よりも高速に
変更するとともに、上記メモリに書き込まれている上記
データを、最新の所定量のデータを残して捨てて上記読
み出す位置が高速に変更されている上記ピックアップに
より読み出された上記データを書き込み、上記早送りキ
ーあるいは早戻しキーが離されたとき、上記再生時の処
理に戻るようにしたディスク再生装置とするものであ
る。したがって、再生モードから早送り再生モードある
いは早戻し再生モードに切り換わるときも、メモリから
読み出されるデータが連続し、この結果、音切れを生じ
ることがない。
【0039】
【発明の実施の形態】
[記録再生装置の構成]図1は、この発明が適用された
ミニディスクの記録再生装置の一例を示す。そして、符
号1はそのミニディスクで、このディスク1は、図8に
より説明した規格の光磁気ディスクとされているととも
に、カートリッジ1Aに収納されている。また、ディス
ク1には、光ビームのトラッキング制御用としてプリグ
ルーブが形成されているとともに、このプリグルーブに
絶対アドレス信号が記録されている。
【0040】さらに、ディスク1は、スピンドルモータ
2により回転されるとともに、その回転は、サーボ制御
回路5により、ディスク1の線速度が一定となるように
制御される。また、ディスク1の一方の面には、カート
リッジ1Aのシャッター開口部を通じて記録用の磁気ヘ
ッド3が対向して配置され、ディスク1の他方の面に
は、シャッター開口部を通じて光ピックアップ4が対向
して配置される。そして、この光ピックアップ4のフォ
ーカスおよびトラッキングが、サーボ制御回路5により
制御されるとともに、ヘッド3および光ピックアップ4
は、送りモータ6により、ディスク1の半径方向に移動
できるようにされている。
【0041】また、システムコントローラ20が設けら
れ、この記録再生装置の動作が管理される。このため、
このシステムコントローラ20はマイクロコンピュータ
により構成され、その動作を管理するプログラムの一部
として、例えば図2に示す特殊再生ルーチン100を有
する。このルーチン100の詳細については、後述する
が、図2においては、簡単のため、この発明に関係する
部分だけを抜粋して示すとともに、システムコントロー
ラ20により制御される周辺回路の実行する処理につい
ても一緒に示している。
【0042】さらに、システムコントローラ20には、
イジェクトキー、再生キー、停止キー、録音キー、消去
キー、電源キーなどの操作キー10が接続されるととも
に、ディスプレイ30が接続され、このディスプレイ3
0にディスク1に関する各種の情報、例えば再生中の曲
の経過時間や再生中の曲のトラック番号などが表示され
る。
【0043】また、符号31〜42は記録再生回路を示
し、この記録再生回路がシステムコントローラ20によ
り制御され、以下のように記録および再生が実行され
る。
【0044】[記録時]記録時には、ステレオのアナロ
グオーディオ信号が、入力端子31を通じてA/Dコン
バータ32に供給され、サンプリング周波数が44.1kHz
で、量子化ビット数が16ビットのデジタルオーディオデ
ータにA/D変換され、このデジタルオーディオデータ
が、音声圧縮エンコード/デコード回路33に供給され
てMDCTにより約1/5のデータ量にデータ圧縮され
る。
【0045】そして、このデータ圧縮されたデジタルオ
ーディオデータは、メモリコントローラ34によりバッ
ファメモリ35にいったん書き込まれるとともに、その
書き込み速度の約5倍の速度で順番に読み出され、この
読み出されたオーディオデータが、データエンコード/
デコード回路36に供給されて上述したセクタ構造のデ
ータにエンコードされる。
【0046】そして、このエンコードされたオーディオ
データが、EFMおよびCIRCエンコード/デコード
回路37に供給され、エラー検出訂正用のエンコード処
理が行われるとともに、記録に適した変調処理、この例
においては、EFM(8−14変調)処理が行われる。な
お、エラー検出訂正用の符号は、この例においては、C
DのCIRCに対してインターリーブを変更したものが
使用される。また、このエンコード/デコード回路37
において、リンキングセクタL2〜L4、L1が付加さ
れ、上述したクラスタ構造のオーディオデータとされ
る。
【0047】そして、このオーディオデータが、ヘッド
駆動回路38を通じてヘッド3に供給され、オーディオ
データで変調された磁界がディスク1に供給される。ま
た、このとき、光ピックアップ4からのレーザービーム
がディスク1に照射されるとともに、磁気ヘッド3と光
ピックアップ4とは、同期してディスク1の半径方向に
移動される。こうして、光ピックアップ4の光の照射
と、磁気ヘッド3による変調磁界とにより、ディスク1
には熱磁気記録によって駆動回路38からのオーディオ
データが記録される。
【0048】さらに、この記録時、光ピックアップ4の
検出出力が、RFアンプ39を通じてアドレスデコーダ
40に供給され、ディスク1のプリグルーブに記録され
ている絶対アドレス信号が抽出されてデコードされ、こ
のデコードされた絶対アドレス信号がEFMおよびCI
RCエンコード/デコード回路37に供給されてオーデ
ィオデータに挿入され、ディスク1に記録される。
【0049】また、この絶対アドレス信号は、システム
コントローラ20にも供給され、記録位置の認識および
位置制御にも使用される。さらに、RFアンプ39の出
力信号がサーボ制御回路5に供給され、ディスク1のプ
リグルーブの信号によりディスク1の線速度が一定とな
るようにサーボ制御される。
【0050】[通常の再生時]再生時には、プリグルー
ブの信号をサーボ制御回路5が使用して、記録時と同様
にしてディスク1が記録時と等しい一定の線速度で回転
させられる。
【0051】また、光ピックアップ4により、目的のト
ラックを照射したレーザー光の反射光が検出されるとと
もに、この検出出力がRFアンプ39に供給され、例え
ば非点収差法によりフォーカスエラーが検出され、例え
ばプッシュプル法によりトラッキングエラーが検出され
る。そして、これらのエラー信号がサーボ制御回路5に
供給されてフォーカスエラーおよびトラッキングエラー
がなくなるように、光ピックアップ4が制御される。
【0052】さらに、RFアンプ39において、目的の
トラックからの反射光の偏光角の違いが検出されて再生
信号が取り出されるとともに、この再生信号が2値化さ
れてEFMおよびCIRCエンコード/デコード回路3
7に供給される。
【0053】そして、EFMおよびCIRCエンコード
/デコード回路37においては、再生信号がEFM復調
されるとともに、エラー訂正が行われてデジタルオーデ
ィオデータが取り出され、このデジタルオーディオデー
タがデータエンコード/デコード回路36に供給されて
もとの圧縮された状態のデジタルオーディオデータにデ
コードされる。そして、さらに、このデコードされたデ
ジタルオーディオデータが、メモリコントローラ34を
通じてバッファメモリ35に間欠的に書き込まれるとと
もに、書き込み速度の約1/5倍の速度で順番に読み出
される。なお、このとき、バッファメモリ35はリング
バッファRBUFとして作用し、その書き込みおよび読み出
しは、図7により説明したように行われる。
【0054】また、このとき、RFアンプ39の出力信
号がアドレスデコーダ40に供給され、プリグルーブか
らの絶対アドレス信号が抽出されてデコードされ、この
絶対アドレス信号がEFMおよびCIRCエンコード/
デコード回路37を通じてシステムコントローラ20に
供給され、サーボ制御回路5における光ピックアップ4
のディスク半径方向の再生位置の制御に使用される。ま
た、システムコントローラ20においては、再生信号か
らセクタ単位のアドレス情報も抽出され、光ピックアッ
プ4の再生位置の管理に使用される。
【0055】こうして、バッファメモリ35からは、デ
ータ伸長されたデジタルオーディオデータが連続して読
み出される。そして、この読み出されたデジタルオーデ
ィオデータが、メモリコントローラ34を通じて音声圧
縮エンコード/デコード回路33に供給されてもとのデ
ジタルオーディオデータにデータ伸長され、このデジタ
ルオーディオデータがD/Aコンバータ41に供給され
てもとのステレオアナログ信号にD/A変換され、この
ステレオアナログ信号が出力端子42に取り出される。
【0056】[早送り再生時(および早戻し再生時)]
上記の再生動作に加えて、特にこの発明においては、早
送り再生時(および早戻し再生時)、図3に示すよう
に、処理あるいは動作が実行される。
【0057】すなわち、図3Aは、早送りキーの操作状
態を示すもので、期間t1〜t4が早送りキーの押されて
いる期間である。さらに、図3Bは、光ピックアップの
動きを示し、時点t1までは、再生モードにおける動き
とされているが、期間t1〜t4には早送り再生用の高速
移動とされ、時点t4から再び再生モードの動きとされ
る。
【0058】また、図3Cは、リングバッファRBUFに書
き込まれるデジタルオーディオデータを示し、時点t1
までは、再生モードのデジタルオーディオデータが書き
込まれるが、時点t1になると、リングバッファRBUFに
書き込まれている再生モードのデジタルオーディオデー
タは、その最新の0.5秒分を残して捨てられる。
【0059】続いて、リングバッファRBUFには、早送り
再生モードのデジタルオーディオデータが書き込まれて
いく。そして、時点t4に早送り再生モードが解除され
るので、時点t4にリングバッファRBUFのすべてのデジ
タルオーディオデータがすてられ、その後、再び再生モ
ードのデジタルオーディオデータが書き込まれていく。
【0060】さらに、図3Dは、リングバッファRBUFか
ら読み出されるデジタルオーディオデータを示し、ま
ず、時点t1までは、再生モードのデジタルオーディオ
データが読み出されている。そして、図3Cに示すよう
に、リングバッファRBUFのデジタルオーディオデータは
時点t1に捨てられるが、このとき、最新の0.5秒分のデ
ジタルオーディオデータはリングバッファRBUFに残され
ているので、時点t1から0.5秒後の時点t2までの期間
は、リングバッファRBUFから再生モードのデジタルオー
ディオデータを読み出すことができる。
【0061】さらに、時点t1以後は、リングバッファR
BUFには早送り再生のデジタルオーディオデータが書き
込まれているので、時点t2以後は、その時点t1から書
き込まれるようになった早送り再生モードのデジタルオ
ーディオデータが読み出されるようになる。
【0062】そして、時点t4にリングバッファRBUFの
すべてのデジタルオーディオデータが捨てられ、時点4
から新しく再生モードのデジタルオーディオデータがリ
ングバッファRBUFに書き込まれるようになるが、これが
アドレスATHに書き込まれるまでは、その読み出しが許
可されない。
【0063】しかし、時点t5に、再生モードのデジタ
ルオーディオデータがアドレスATHまで書き込まれる
と、リングバッファRBUFの読み出しが許可されるので、
この時点t5から早送り再生モードのデジタルオーディ
オデータが読み出されるようになる。
【0064】そして、以上のように読み出されたデジタ
ルオーディオデータからアナログオーディオ信号が再生
されるのであるから、ディスクプレーヤから出力される
アナログオーディオ信号は図3Eに示すようになる。す
なわち、時点t2までは、再生モードのオーディオ信号
が出力され、引き続き時点2から早送り再生モードのオ
ーディオ信号が出力される。そして、時点t5以後、再
び再生モードのオーディオ信号が出力される。
【0065】したがって、再生中に早送りキーを長く押
すと、早送り再生モードが実現されるが、再生モードか
ら早送り再生モードに切り換わるときに、音切れを生じ
ることがない。
【0066】なお、再生中に早戻りキーを押したとき
も、同様にして早戻し再生が実現される。また、AMS
再生は図4に示すようにして実現される。
【0067】そして、図3に示すような再生状態は、例
えばルーチン100により実現することができる。すな
わち、任意の時点t1に、操作キー10のうちの早送り
キーを押すと、これがシステムコントローラ20により
検出され、システムコントローラ20において、ルーチ
ン100の処理がステップ101からスタートし、次に
ステップ102において、光ピックアップ4の高速移動
の開始が指示され、続いてステップ103において、期
間t1〜t2を計測するためのタイマが初期値にセットさ
れる。
【0068】そして、その後、ステップ104におい
て、リングバッファRBUFに書き込まれている再生モード
のデジタルオーディオデータは、その最新の0.5秒分を
残して捨てられる。なお、このデータの取捨は、実際に
は、メモリコントローラ34を通じてリングバッファRB
UFに対するアドレスAWR、ARDが制御され、読み出しア
ドレスARDが、書き込みアドレスAWRから見て0.5秒前
に対応するアドレスに設定されることにより実現され
る。
【0069】続いて、処理はステップ111に進み、リ
ングバッファRBUFが早送り再生モード、すなわち、リン
グバッファRBUFが早送り再生モードのデジタルオーディ
オデータを書き込むモードに制御される。そして、次
に、ステップ112において、ステップ103でセット
されたタイマが所定値だけインクリメントされ、その
後、ステップ113において、そのタイマが0.5秒を計
測したかどうか、すなわち、時点t2になったかどうか
がチェックされる。
【0070】そして、時点t2になっていないときに
は、処理はステップ113からステップ114に進み、
早送りキーが押されているかどうかがチェックされ、押
されているときには、処理はステップ112に戻る。し
たがって、以後、ステップ112〜114が繰り返され
る。
【0071】そして、早送りキーが押されている状態が
0.5秒以上続くと、すなわち、早送りキーが押された状
態で時点t2になると、処理はステップ113からステ
ップ121に進み、このステップ121が、早送りキー
の押されている期間、繰り返される。そして、時点t4
に早送りキーが押されなくなると、処理はステップ12
1からステップ122に進み、時点t4以後の再生モー
ドが実行される。したがって、図3において説明した早
送り再生が実行されたことになる。
【0072】一方、ステップ112〜114が繰り返さ
れている期間、すなわち、時点t2になる前に、早送り
キーを離すと、処理はステップ114からステップ13
1に進み、このステップ131において、リングバッフ
ァRBUFのすべてのデジタルオーディオデータが捨てら
れ、その後、ステップ132以降において、次の曲の先
頭位置へのジャンプおよびジャンプ後の曲の再生が実行
される。したがって、AMS再生が実行されたことにな
る。
【0073】以上のようにして、このディスクプレーヤ
によれば、再生中に早送りキーあるいは早戻しキーを押
すと、早送り再生あるいは早戻し再生を行うことができ
るが、再生モードから早送り再生モードあるいは早戻し
再生モードに切り換わるときに、音切れを生じることが
ない。
【0074】また、図4および図6を比べれば、明らか
なように、AMS再生が影響されることもない。したが
って、聴感上、違和感がなく、ユーザインターフェイス
の優れたものとなる。
【0075】[その他]上述において、ディスク1がC
Dであっても、記録時よりも高速のトラック速度にする
ことにより、この発明を適用することができる。
【0076】
【発明の効果】この発明によれば、再生中に早送りキー
あるいは早戻しキーを押して再生モードから早送り再生
モードあるいは早戻し再生モードに切り換えるときに、
音切れを生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
【図3】この発明の一形態を示す遷移図である。
【図4】この発明の一形態を示す遷移図である。
【図5】この発明を説明するための遷移図である。
【図6】この発明を説明するための遷移図である。
【図7】この発明を説明するための模式図である。
【図8】この発明を説明するためのフォーマット図であ
る。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…スピンドルモータ、4…光ピック
アップ、5…サーボ制御回路、6…送りモータ、20…
システムコントローラ、32A/Dコンバータ、33…
音声圧縮エンコード/デコード回路、34…メモリコン
トローラ、35…バッファメモリ、36…データエンコ
ード/デコード回路、37…EFMおよびCIRCエン
コード/デコード回路、38…ヘッド駆動回路、39…
RFアンプ、40…アドレスデコーダ、100…特殊再
生ルーチン、RBUF…リングバッファ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクからこれに記録されているデータ
    を読み出すためのピックアップと、 上記データを蓄積するメモリとを有し、 再生時、上記ピックアップにより読み出されたデータを
    上記メモリに間欠的に書き込むとともに、連続的に読み
    出し、 上記再生中、早送りキーあるいは早戻しキーが押された
    とき、上記ピックアップが上記ディスクから上記データ
    を読み出す位置を、上記再生時よりも高速に変更すると
    ともに、 上記メモリに書き込まれている上記データを、最新の所
    定量のデータを残して捨てて上記読み出す位置が高速に
    変更されている上記ピックアップにより読み出された上
    記データを書き込み、 上記早送りキーあるいは早戻しキーが離されたとき、上
    記再生時の処理に戻るようにしたディスク再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のディスク再生装置におい
    て、 上記再生中、上記早送りキーあるいは早戻しキーの押さ
    れている期間が、所定の期間よりも短いときには、上記
    ピックアップが上記ディスクから上記データを読み出す
    位置を、次のあるいは現在のデータの記録範囲の先頭位
    置に変更するようにしたディスク再生装置。
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