[go: up one dir, main page]

JPH10149338A - ネットワークシステムおよび取引方法 - Google Patents

ネットワークシステムおよび取引方法

Info

Publication number
JPH10149338A
JPH10149338A JP3252097A JP3252097A JPH10149338A JP H10149338 A JPH10149338 A JP H10149338A JP 3252097 A JP3252097 A JP 3252097A JP 3252097 A JP3252097 A JP 3252097A JP H10149338 A JPH10149338 A JP H10149338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transaction
center
terminal device
information
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3252097A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihisa Touzaki
俊久 東崎
Chokichi Katagiri
長吉 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I O DATA KIKI KK
Original Assignee
I O DATA KIKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by I O DATA KIKI KK filed Critical I O DATA KIKI KK
Priority to JP3252097A priority Critical patent/JPH10149338A/ja
Publication of JPH10149338A publication Critical patent/JPH10149338A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】情報のセキュリティを向上させるとともに、ユ
ーザの登録に要する時間を短縮するネットワークシステ
ムを提供する。 【解決手段】VTX網1を介してユーザ(端末装置3)
から登録の要求を受け付けたセンタのホスト装置2は、
VTX網1から通知された発信番号を基にユーザを登録
する。また、ユーザが情報を利用する際には、登録時の
発信者番号と情報の利用を要求してきた発信者番号とを
比較して、一致していなければ情報の利用を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発信側の回線番
号を着信側に通知する公衆回線網を利用して、ユーザの
登録、情報の管理、および、取引処理を行うネットワー
クシステムおよび発信側の回線番号を着信側に通知する
公衆回線網を利用した取引方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ソフトウェアの販売では、販売店
における販売のみならず、一部の機能が使用できないよ
うにプログラムの一部分を暗号化したソフトウェア(シ
ェアウェア)を記憶させたCD−ROMやフロッピィデ
ィスク等の記憶媒体を雑誌等に添付して広く配付し、ユ
ーザに一部機能が使用できない状態で試用させ、全ての
機能を利用したいと思ったユーザに、暗号化されている
プログラムを復号する電子鍵を販売するという方法が取
られている。また、インターネット等のネットワークシ
ステムでは、ユーザからアクセスの要求があったときに
は、登録時にユーザに与えたID番号等から登録されて
いるユーザであるかどうかを判断し、登録されているユ
ーザであればネットワークへのアクセスを許可し、登録
されていないユーザであればネットワークへのアクセス
を拒否する。アクセスが許可されたユーザはネットワー
ク上の情報(以下、コンテンツと言う。)をダウンロー
ドして利用することができる。また、ダウンロードする
情報を暗号化し、登録時等にユーザに電子鍵を提供して
おいて、この電子鍵で復号して利用させるようにして、
情報のセキュリティを向上させることも提案されてい
る。
【0003】このように、登録されていないユーザに情
報を利用させないようにして情報のセキュリティを確保
していた。
【0004】さらに、最近では、インターネット上で商
品を展示し、ユーザが端末装置を操作してここに展示さ
れている商品を取引する電子商取引が実用化されようと
している。この電子商取引では、他人になりすましたユ
ーザによって取引の注文が行われることを防止し、取引
の安全性を確保するために色々な方法が提案されてい
る。例えば、ユーザからの商品の注文があると、注文内
容を電子メールで発注者であるユーザに送付し、ユーザ
にこの電子メールを見せて注文の確認を行わせるように
している。また、ユーザに対して電話等で注文を確認す
るという方法もある。このように、取引の注文を受け付
けた後に、ユーザに受け付けた取引を確認させるように
していた。なお、ユーザによって注文が確認された取引
のみ成立させ、その他の取引は成立させない。そして、
取引が成立した後に、商品の発送を行うようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、センタ
への登録はユーザが必要事項を記入した申込み用紙を郵
便等でセンタに送付し、センタでは送付されてきた申し
込み用紙に記入されている事項に基づいてオペレータが
ホスト装置に入力して登録しており、ユーザの登録申込
みから実際に登録されるまでに長い時間を要していた。
よって、センタに登録を申し込んでも、すぐに情報が利
用できないという問題があった。このため、最近ではオ
ンラインによって登録の申込みを受け付ける方法も提案
されているが、この方法はユーザを識別するためにユー
ザにクレジットカード番号等を入力させている。しか
し、この方法では、他人のクレジットカード番号を騙っ
て登録を要求しているユーザの登録を禁止することがで
きない。したがって、情報がこのようなユーザに利用さ
れてしまい、実際には情報のセキュリティが確保できな
いという問題がある。
【0006】また、シェアウェアでは、暗号化されてい
るプログラムを復号する電子鍵を購入したユーザによっ
て電子鍵がコピーされて他人に販売や譲渡されることを
防止することができず、不正に作成された電子鍵でシェ
アウェアが復号される可能性が高く、実際には情報のセ
キュリティが確保されていないと言う問題があった。さ
らに、ID番号で登録されているユーザであるかどうか
を判断するシステムでは、他人のIDを騙ったユーザに
も情報を利用させることになるという問題もあった。
【0007】さらに、電子商取引では、ユーザが他人の
メールアドレスを使用して商品の注文および注文の確認
を行っても、その取引は成立してしまう。すなわち、他
人のメールアドレスを使用したユーザによる取引を禁止
することができず、取引のセキュリティが確保されてい
なかった。また、電話によって注文を確認する方法で
は、ユーザに対して注文の確認を行うオペレータが必要
となり、取引にかかる手間が増加するという問題があっ
た。
【0008】この発明の目的は、情報のセキュリティを
確保するとともにユーザから登録の要求を受け付けたと
きにすぐに登録することで、該ユーザがすぐに情報を利
用できるネットワークシステムを提供することにある。
【0009】また、この発明は、不正に作成された電子
鍵や他人のIDを騙ったユーザに情報が利用されること
を防止し、情報のセキュリティを向上させたネットワー
クシステムを提供することにある。
【0010】さらに、この発明は、発注者であるユーザ
を正確に確認することによって、他人になりすましたユ
ーザによる取引が行われることのないネットワークシス
テムおよび取引方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、発信側の回線番号を着信側に通知する公衆回線網に
センタと複数の端末装置が接続され、センタが、登録さ
れている端末装置に対して情報の利用を承認するネット
ワークシステムであって、センタは、任意の端末装置か
ら前記公衆回線網を介して登録の要求を受け付けたとき
に、通知された回線番号を基に該端末装置の登録を行う
手段を有することを特徴とする。
【0012】この構成では、登録の要求を受け付けたと
きに公衆回線網から通知された発信者番号を基にユーザ
の登録が行われるので、ユーザは公衆回線網を介して登
録を要求するとすぐに登録されることになる。よって、
すぐに情報が利用できるようになる。また、公衆回線網
からセンタに通知されてくる発信者の回線番号は、発信
者が自分の意思で書き換えたりすることができないもの
であるため、ユーザが他人の回線番号を騙って不正に登
録を行うこともできない。
【0013】請求項2に記載した発明は、発信側の回線
番号を着信側に通知する公衆回線網にセンタと複数の端
末装置が接続され、端末装置が、暗号化された情報を電
子鍵を用いて復号するネットワークシステムであって、
センタは、任意の端末装置から前記公衆回線網を介して
暗号化された情報を復号する電子鍵の送信要求を受け付
けたときに、通知された回線番号を用いて前記電子鍵を
暗号化し、この暗号化した電子鍵を該端末装置に送信す
る手段を有し、前記端末装置は、暗号化された情報を復
号して利用する際に、センタから送信されてきている暗
号化された電子鍵をセンタに送信する手段を有し、さら
に、センタは、送信されてきた暗号化された電子鍵から
回線番号を取り出す手段と、取り出した回線番号と該電
子鍵を送信した端末装置が接続されている回線番号が一
致しているときに暗号化された情報の復号を許可し、一
致していない場合に暗号化された情報の復号を禁止する
手段と、を有することを特徴とする。
【0014】この構成では、センタは電子鍵の送信要求
を受け付けたときに、通知された回線番号を用いて暗号
化した電子鍵をユーザに送信する。そして、ユーザが暗
号化された電子鍵を実際に使用する際には、暗号化され
た電子鍵がセンタに送信され、センタではこの暗号化さ
れた電子鍵から取り出した回線番号(電子鍵の送信要求
が行われた回線番号)と公衆回線網から通知された電子
鍵を送信してきたユーザの回線番号とが一致しているか
を判定し、一致していない場合には情報の復号を禁止す
る。このため、不正に作成された電子鍵で情報を復号し
ようとすると、センタから情報の復号が禁止されること
になる。よって、シェアウェア等の暗号化されたプログ
ラムが不正に復号されることを防止でき、情報のセキュ
リティを向上させることができる。
【0015】請求項3に記載した発明は、発信側の回線
番号を着信側に通知する公衆回線網にセンタと複数の端
末装置が接続され、端末装置が、暗号化された情報を電
子鍵を用いて復号するネットワークシステムであって、
端末装置は、センタに対して任意の期間を指定し、その
期間だけ有効な電子鍵の送信を要求する手段を有し、セ
ンタは、端末装置から指定された期間だけ有効である電
子鍵を作成し、該端末装置に送信する手段を有すること
を特徴とする。
【0016】この構成では、ユーザの指定した期間だけ
該ユーザに情報を利用させられるので、ユーザが情報を
利用した期間に応じて課金を行うことができるようにな
る。よって、ユーザに対するサービスを向上させること
ができる。
【0017】請求項4に記載した発明は、ネットワーク
を介して接続される端末装置とセンタ間で取引を要求す
るステップAと取引を確認するステップBとの2つのス
テップを実行し、取引するネットワークシステムであっ
て、前記取引を要求するステップAを実行する構成とし
て、端末装置は、センタに対して、少なくとも自装置の
接続されている回線番号、および、取引の内容を送信す
るものであり、センタは、端末装置から受信した回線番
号および取引の内容を含む取引情報を作成し、且つ、こ
の作成された取引情報を識別するための識別情報を端末
装置に送信するものであり、前記取引を確認するステッ
プBを実行する構成として、端末装置は、発信側の回線
番号を着信側に通知する公衆回線網を介して前記セン
タ、または、前記センタから前記取引情報が転送されて
いる他のセンタに接続し、前記ステップAで得た前記識
別情報を送信するものであり、前記センタ、または、前
記センタから取引情報が転送されている他のセンタは、
該端末装置から受信した識別情報によって識別される前
記取引情報に含まれる回線番号と公衆回線網から通知さ
れた発信側の回線番号との一致を確認し、これらの回線
番号が一致していれば前記識別情報から識別される取引
を成立させ、一致していなければ該取引を成立させない
判定を行うものであることを特徴とする。
【0018】この構成では、取引を要求するステップA
において端末装置から送信されてきた回線番号と、取引
を確認するステップBにおいて公衆回線網から通知され
た発信者番号とが、一致していれば取引を成立させ、不
一致であれば取引を成立させない。ここで、公衆回線網
から通知される発信者番号は、上記したようにユーザが
任意に書き換えることができないため、センタに対して
他人の回線番号を騙って取引を要求するステップAが行
われても、取引を確認するステップBにおいてその取引
を成立させることができない。よって、他人になりすま
したユーザによって注文の行われた取引が成立すること
はなく、取引にかかるセキュリティを向上させることが
できる。
【0019】請求項5に記載した発明は、ネットワーク
を介して接続される端末装置とセンタ間で取引を要求す
るステップAと取引を確認するステップBとの2つのス
テップを実行し、取引するネットワークシステムであっ
て、前記取引を要求するステップAを実行する構成とし
て、端末装置は、センタに対して、少なくとも自装置の
接続されている回線番号、および、取引の内容を送信す
るものであり、センタは、端末装置から受信した取引の
内容を含む取引情報を作成し、且つ、この作成された取
引情報を識別するための識別情報を、受信した回線番号
を用いて暗号化して、この暗号化した前記識別情報を端
末装置に送信するものであり、前記取引を確認するステ
ップBを実行する構成として、端末装置は、発信側の回
線番号を着信側に通知する公衆回線網を介して前記セン
タ、または、前記センタから前記取引情報が転送されて
いる他のセンタに接続し、前記ステップAで得た暗号化
された識別情報を送信するものであり、前記センタ、ま
たは、前記センタから取引情報が転送されている他のセ
ンタは、該端末装置から受信した暗号化された識別情報
から暗号化する際に用いた回線番号を取り出して、この
取り出した回線番号と公衆回線網から通知された発信側
の回線番号との一致を確認し、これらの回線番号が一致
していれば暗号化された前記識別情報から識別される取
引を成立させ、一致していなければ該取引を成立させな
い判定を行うものであることを特徴とする。
【0020】この構成では、取引を確認するステップB
において、端末装置から送信されてきた暗号化された受
付番号から取引を要求するステップAで端末装置からセ
ンタに通知された回線番号を取り出し、この回線番号と
公衆回線網から通知された発信者側の回線番号との一致
を判定する。そして、これら2つの回線番号が一致して
いれば取引を成立させ、不一致であれば取引を成立させ
ない。したがって、他人の回線番号を騙って取引を要求
するステップAが行われても、取引を確認するステップ
Bにおいて、この取引を成立させることができない。よ
って、他人になりすましたユーザによって注文の行われ
た取引が成立することはなく、取引にかかるセキュリテ
ィを向上させることができる。
【0021】請求項6および請求項7に記載した取引方
法の発明は、請求項4および請求項5に記載したネット
ワークシステムの発明を方法の発明としてとらえたもの
である。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1および2に記載
した発明の実施形態であるネットワークシステムの構成
を示す図である。このネットワークシステムでは、公衆
回線網であるVTX網(ビデオテックス網)1にセンタ
に設けられたホスト装置2および複数のユーザの端末装
置3とが接続されている。ここで、VTX網1について
簡単に説明しておく。VTX網1は、発信者の回線番号
(電話番号)を着信者に通知し、また、着信側で発信者
に情報を提供したときには提供した情報に応じて情報料
を発信者に課金することができる。また、発信者に課金
された情報料は、網の管理者であるNTTが代行して徴
収を行う。なお、VTX網1が着信者に発信者の回線番
号を通知するので、発信者が意図的にこの通知される回
線番号を書き換えることはできない。
【0023】ここでユーザは、雑誌等に添付されていた
CD−ROMを所持しており、このCD−ROMには一
部機能が使用できないソフトウェア(所謂、シェアウェ
ア)が記憶されているものとする。このシェアウェアの
全機能を使用したいユーザがセンタから電子鍵(所謂、
パスワード)を購入し、この暗号化された情報を復号す
る。図2は電子鍵を購入するユーザ側の処理および電子
鍵を販売するセンタ側の処理を示す。電子鍵の購入を希
望するユーザは端末装置3からセンタのホスト装置2へ
回線の接続要求を行う(n1)。ホスト装置2には、回
線の接続要求とともにVTX網1から発信者番号(ここ
では、電話番号である。)が通知される。ホスト装置2
は、回線の接続要求があると、通知された発信者番号を
記憶し、該端末装置3との回線を接続する(n11〜n
13)。
【0024】回線が接続されると、ユーザは電子鍵を要
求する旨のメッセージをホスト装置2に送信する(n
2、n3)。ホスト装置2は、電子鍵の要求があると
(n14)、n12で記憶した発信者番号を利用してユ
ーザの登録を行う(n15)。例えば、発信者番号を該
ユーザの識別コード(IDコード)としてユーザを登録
しても良いし、また、該ユーザに現在使用されていない
識別コード(IDコード)を与え、このIDコードと発
信者番号を対応させて登録するようにしてもよい。そし
て、ホスト装置2は販売する電子鍵をn12で記憶した
発信者番号を用いて暗号化する(n16)。n16の処
理で暗号化された電子鍵には、電子鍵と発信者番号との
2つの情報が含まれている。なお、この暗号化処理は、
例えば、発信者番号が 012345678
で、電子鍵が 987654321である
と、これらを加算して暗号化された電子鍵を 9999
99999としてもよいし、また、発信者番号と電子鍵
を繋げて、012345678987654321とし
てもよい。また、別の方法で暗号化してもよい。
【0025】センタは、n16で暗号化した電子鍵をユ
ーザの端末装置3に送信する(n17)。端末装置3は
この送信されてきた暗号化された電子鍵を記憶し(n
4)、回線を切断して処理を完了する(n5)。n14
で送信されてきたメッセージが電子鍵を要求するもので
ない場合には、ホスト装置2は送信されてきたメッセー
ジに応じた処理を行う(n18)。なお、この状態で
は、シェアウェアの暗号化されたプログラムの復号は実
行されておらず、ユーザがシェアウェアの全機能を利用
することはできない。しかし、以下に記載する復号処理
を実行することによってシェアウェアの全機能を利用す
ることができるようになる。この処理は上記した処理を
完了した後であればいつでも行うことができる。
【0026】図3はシェアウェアの暗号化されたプログ
ラムの復号を行う処理を示すフローチャートである。ユ
ーザは、センタに対して回線の接続要求を行う(n2
1)。上記した処理と同じくホスト装置2には、回線の
接続要求とともにVTX網1から発信者番号が通知され
る。ホスト装置2は、回線の接続要求があると、通知さ
れた発信者番号を記憶し、該端末装置3との回線を接続
する(n31〜n33)。回線が接続された端末装置3
からユーザは、センタに対して電子鍵の使用の要求を行
う(n22、n23)。ここで、端末装置3はセンタに
対して電子鍵の使用を要求する際に上記した処理で手に
入れている暗号化された電子鍵をセンタに送信する。ホ
スト装置2は電子鍵の使用の要求があると(n34)、
送信されてきた暗号化された電子鍵から暗号化する際に
用いた発信者番号を取り出す(n35)。そして、この
取り出した発信者番号とn32で記憶した発信者番号と
を比較し(n36)、これらが一致していれば電子鍵の
使用(復号)を許可し(n37)、一致していなければ
電子鍵の使用(復号)を禁止する(n38)。ホスト装
置2はn36で電子鍵の使用を許可すると、該ユーザに
対してこの電子鍵の販売価格に相当する金額を情報料と
して課金する(n39)。ここで、課金された情報料は
VTX網1の管理者であるNTTが代行してユーザから
徴収することになる。ホスト装置2から電子鍵の使用が
許可された端末装置3はシェアウェアの復号化処理を行
い、回線を切断して処理を完了する(n24〜n2
6)。なお、暗号化された電子鍵から電子鍵を取出すた
めの処理プログラムおよび暗号化されたシェアウェアを
復号する処理プログラムは暗号化されたシェアウェアが
記憶されているCD−ROM等の記憶媒体に記憶されて
いる。また、ホスト装置2からの使用許可がこの電子鍵
を取出す処理プログラムおよびシェアウェアを復号する
処理プログラムを実行させるトリガとなっており、他人
が不正に電子鍵およびこれらのプログラムを入手しても
実行させることはできず、セキュリティが十分に確保さ
れている。また、ホスト装置2はn34で送信されてき
たメッセージが電子鍵の使用を要求するものでない場合
には、送信されてきたメッセージに応じた処理を行う
(n40)。
【0027】以上のように、シェアウェアの全機能を利
用したいユーザは、センタから暗号化した電子鍵を購入
し、実際に電子鍵を使用する際にセンタから使用許可を
もらうことになる。また、センタに通知されてくる発信
者番号は、VTX網1が生成するものであり、発信者が
任意に書き換えることができない情報である。このた
め、他人が購入した暗号化された電子鍵を入手し、この
電子鍵でシェアウェアを復号することはできない。言い
換えるならば、シェアウェアの全機能を利用できるユー
ザはセンタから暗号化された電子鍵を購入したユーザに
限られることになる。よって、シェアウェアが不正に利
用されることはなく、セキュリティを向上させることが
できる。また、ユーザ登録をホスト装置2が自動的に行
うため、センタでのユーザ登録に人手がかからず、人件
費を削減することができる。さらに、図2に示す処理
と、図3に示す処理を連続して行うこともできるので、
シェアウェアの全機能の利用を希望してから実際に全機
能が使用できるまでにかかる時間もほとんどかからな
い。また、公衆回線網から通知される発信者番号は発信
者が意図的に書き換えたりすることができないため、ユ
ーザが他人の回線番号を騙って電子鍵の購入を要求した
り、使用を要求することもできず、情報のセキュリティ
も確保される。
【0028】なお、ユーザが端末装置3に電子鍵の購入
希望を入力すると、上記した図2の処理を端末装置3が
自動的に実行し、また、ユーザが端末装置3に暗号化さ
れた電子鍵の使用を入力すると、上記した図3の処理を
端末装置3が自動的に実行するようにしておけば、ユー
ザの操作負担を軽減することができる。また、上記した
実施形態ではユーザが電子鍵を使用するときに課金が行
われるとしたが、暗号化された電子鍵をユーザの端末装
置3に送信したときに課金を行うようにしてもよい。
【0029】次に、別の実施形態について説明する。こ
の実施形態では、ユーザがセンタに登録されている有料
情報(コンテンツ)を利用する場合の例である。この実
施形態のネットワークシステムも図1に示す構成と同じ
である。なお、センタのホスト装置2には図示していな
いコンテンツ提供者から送信されてきたコンテンツを暗
号化して記憶している。この実施形態では、センタに登
録されているユーザに対してコンテンツの利用が許可さ
れる(登録されていないとコンテンツを利用することが
できない。)。図4はセンタに対して登録を要求する端
末装置およびホスト装置の処理を示す図である。センタ
への登録を希望するユーザは端末装置3を操作してセン
タのホスト装置2に回線の接続要求を行う(n41)。
ホスト装置2には、回線の接続要求とともにVTX網1
から発信者番号が通知される。ホスト装置2は、回線の
接続要求があると、通知された発信者番号を記憶し、該
端末装置3との回線を接続する(n51〜n53)。
【0030】ユーザは回線が接続されると、センタに対
してユーザ登録の要求を行う(n42、n43)。ホス
ト装置2はユーザ登録の要求を受け付けると、図5に示
すユーザ登録ファイル10に該ユーザの登録を行う(n
54、n55)。このユーザ登録ファイル10には、ユ
ーザ毎にID番号、氏名、該ユーザの回線番号、残高を
記憶したレコード11が記憶されている。ユーザの登録
は、ユーザ登録ファイル10にレコード11を追加登録
する処理である。なお、ID番号は、ホスト装置2が使
用されていないID番号を自動的にユーザに付与する。
ユーザの氏名は、端末装置3からのユーザ登録の要求に
含まれている。回線番号は、n52で記憶したVTX網
1から通知された回線番号である。また、残高にはユー
ザがコンテンツを利用することのできる金額を登録す
る。この残高(金額)は、ユーザがユーザ登録の要求に
含ませて送信するようにしてもよいし、また、ホスト装
置2側で予め設定した金額(例えば、10000円)で
あってもよい。n55でユーザの登録を完了すると、上
記した実施形態と同様に該ユーザの回線番号で電子鍵を
暗号化し(n56)、付与したID番号と暗号化した電
子鍵とをユーザの端末装置3に送信する(n57)。ま
た、このとき残高に登録した金額をユーザに課金する
(n58)。なお、このとき登録料等の他の名目による
課金を同時に行うこともできる。端末装置3は送信され
てきたID番号や暗号化された電子鍵を記憶し回線を切
断して処理を完了する(n44、n45)。また、上記
した実施形態と同様に、ここでユーザに課金された情報
料はNTTが代行徴収することになる。以上の処理によ
って、ユーザはセンタに登録されたことになる。なお、
ホスト装置2はn54で登録要求以外の要求が送信され
てきたときには、送信されてきた要求に応じた処理を行
う(n59)。
【0031】次に、ユーザがコンテンツを利用するとき
の処理について説明する。図6、図7はこの処理を示す
フローチャートである。ユーザは、端末装置3を操作し
てセンタに回線の接続要求を行う(n61)。ホスト装
置2は、回線の接続要求があると、通知された発信者番
号を記憶し、該端末装置3との回線を接続する(n71
〜n73)。ユーザは回線が接続されると、ホスト装置
2に対してネットワークへのアクセスの要求を送信する
(n62、n63)。このアクセスの要求には上記した
処理で送られてきている暗号化された電子鍵とID番号
とが含まれている。ホスト装置2は、アクセスの要求に
含まれるID番号をキーとしてユーザ登録ファイル10
を検索して該当するユーザのレコード11を読み出す
(n74、n75)。そして、該レコード11に登録さ
れているユーザの回線番号と、n72で記憶した発信者
番号とが一致しているかどうかを判定する(n76)。
この判定で一致していればユーザにネットワークへのア
クセスを許可する(n77)。また、不一致であればネ
ットワークへのアクセスを禁止し処理を完了する(n7
8)。なお、n75ではレコード11に登録されている
回線番号と通知された回線番号との一致を確認するとし
ているが、暗号化された電子鍵から暗号化する際に用い
た回線番号を取り出し、この取り出した回線番号と通知
された回線番号との一致を確認してもよい。また、端末
装置3からの要求がネットワークへのアクセスの要求で
ない場合には、送信されてきた要求に基づく処理を行う
(n83)。
【0032】上記した処理でネットワークへのアクセス
が許可されたユーザは、ネットワーク上のコンテンツの
中から利用したいものを選択する(n64、n65)。
ホスト装置2は、コンテンツが選択されると(n7
9)、n75で読みだしたレコード11に記憶されてい
る残高がこの選択されたコンテンツの情報料以上である
かどうかを判定し(n80)、残高がこの選択されたコ
ンテンツの情報料以上であるときに該コンテンツのダウ
ンロードを行う(n81)。端末装置3では、ダウンロ
ードされたコンテンツに対して電子鍵を用いて復号処理
を行う(n66)。また、ホスト装置2は、レコード1
1の残高を更新する(n82)。この残高の更新は、現
在の残高からダウンロードしたコンテンツの情報料を減
算した金額に更新する処理である。例えば、レコード1
1に登録されている残高が10000円のときに情報料
が1000円に設定されているコンテンツをダウンロー
ドした場合には、該レコード11の残高を9000円に
更新する。なお、ホスト装置2は、残高がコンテンツの
情報料未満であったときには、その旨を端末装置3に通
知する。
【0033】以上のように、この実施形態のネットワー
クシステムでも、ユーザの登録はユーザがセンタに登録
要求したときに行われるので、ユーザはセンタで管理さ
れているコンテンツをすぐに利用することができるよう
になる。また、VTX網1から通知される発信者番号を
用いてネットワークへのアクセスを許可するかどうかを
判定する構成であるため、他人がセンタに登録されてい
る人物になりすまそうとしても、回線番号が異なるため
アクセスが許可されず、不正に情報が利用されることは
ない。
【0034】なお、上記した実施形態ではコンテンツを
利用する際の情報料を予めユーザに課金しておき、この
金額の範囲内でコンテンツを利用することができるとし
たが、コンテンツを利用する毎に利用されたコンテンツ
の情報料をユーザに課金するシステムとしてもよい。ま
た、残高が少なくなったときには、ユーザはセンタに対
して残高を増額するように要求することもできる。例え
ば、残高が1000円のユーザが残高を10000円に
更新するようにセンタに要求することができる。この要
求があったときには、ホスト装置2は増額した金額(上
記した例では9000円)をユーザに課金する。さら
に、ホスト装置2または端末装置3にコンテンツの利用
ログを記憶させるようにしておいてもよい。
【0035】次に、請求項3に記載した発明の実施形態
について説明する。図8は、この実施形態の衛星放送シ
ステムの構成を示す図である。ユーザは、地上の放送局
が衛星20を介して配信する情報を受信するアンテナ2
1と、アンテナ21で受信した情報を復号するデコーダ
22と、復号された情報を映像および音声で出力するT
V受像機23と有している。デコーダ22が、VTX網
1を介して番組課金センタ24と接続される。衛星20
を介して配信される情報にはスクランブルがかけられて
いる。
【0036】この実施形態では、デコーダ22を購入し
たユーザが、番組課金センタ24にユーザ登録される。
ユーザは衛星放送で見たい番組があるとデコーダ22に
該番組を予約する。この予約は、ビデオの予約のように
見たい番組の放送日時およびチャンネルを入力するとい
う簡単な操作で行える。デコーダ22は、番組の予約が
行われると、この予約された番組の申込みを番組課金セ
ンタ24に対して行う。図9は、番組の申込み処理を示
すフローチャートである。デコーダ22は番組の予約が
あると、VTX網1を介して番組課金センタ24(実際
にはホスト装置)に回線の接続要求を行う(n91、n
92)。番組課金センタ24は、回線の接続要求がある
と、通知された発信者番号を記憶し、該デコーダ22と
の回線を接続する(n101〜n103)。デコーダ2
2は、回線が接続されると、ユーザが予約した番組のチ
ャンネルおよび日時を番組課金センタ24に送信する
(n93、n94)。番組課金センタ24では、この送
信されてきたチャンネルおよび日時に有効となる電子鍵
をデコーダ22に送信するとともに、このユーザが予約
した番組に対する情報料の課金を行う(n104〜n1
06)。デコーダ22は、番組課金センタ24から送信
されてきた電子鍵を記憶し(n95)、回線を切断して
処理を完了する(n96)。ここで、デコーダ22が記
憶した電子鍵には、スクランブルを取り除くための情報
だけでなく、有効となるチャンネルおよび日時を示す情
報が含まれている。
【0037】図10はユーザが予約した番組を見る時の
デコーダの処理を示すフローチャートである。記憶して
いる電子鍵に含まれている有効となる日時から現在有効
な電子鍵であるかどうかを判定する(n111)。そし
て、現在有効な電子鍵であれば該電子鍵でアンテナ21
で受信している情報を復号する(n112)。この復号
された情報がTV受像機23に送られ、映像および音声
として出力される。また、この電子鍵は指定したチャン
ネルに対してのみ有効なものであり、指定していないチ
ャンネルではTV受像機23にスクランブルが解除され
ていない映像が表示されることになる。
【0038】以上のように、この実施形態であればユー
ザに対して衛星放送の番組毎の課金を行うことができる
ようになる。すなわち、これまで番組を見る見ないに係
わらず一律の金額がユーザに課金されていたが、ユーザ
の見たい番組に対して課金を行うことができるようにな
り、ユーザに対するサービスを向上させることができ
る。
【0039】なお、上記した実施形態では公衆回線網を
VTX網1で説明を行ったが、着信者に発信者の回線番
号を通知する他の公衆回線網(例えばISDN網)であ
っても、同様の効果を得ることができる。
【0040】次に、請求項4および6に記載した発明の
実施形態について説明する。図11は、この実施形態に
かかるネットワークシステムの構成を示す図である。3
1は、ユーザが利用する端末装置である。32は、全世
界に広がっているネットワークであるインターネットで
あり、33は公衆回線網であるVTX網である。端末装
置31はインターネット32およびVTX網33に接続
されている。35は、複数の商店34によって商品が展
示されたサイバーモールであり、インターネット32に
接続されている。端末装置31では、インターネット3
2を介してサイバーモール35にアクセスし、展示され
ている商品を見たり、商品の注文を行うことができる。
36は、サイバーモール35で受け付けた商品の注文に
対する確認を行う確認センターである。サイバーモール
35と確認センタ36とはデータ通信が行えるように接
続されている。端末装置31は、発信者の回線番号を着
信側に通知するVTX網33を介して確認センタ36に
アクセスすることができる。この発明で言う取引を要求
するステップAは端末装置31とサイバーモール35と
の間で行われ、取引を確認するステップBは端末装置3
1と確認センタ36との間で行われる。
【0041】図12は、この発明で言う取引を要求する
ステップAにかかる処理を示すフローチャートである。
上記したように、この処理は端末装置31とサイバーモ
ール35との間で行われる。まず、ユーザはインターネ
ット32に接続された端末装置31を操作し、サイバー
モール35にアクセスする(n121)。なお、インタ
ーネット32は、現在のところ発信者の回線番号を着信
側に通知するというサービスを行っていないネットワー
クである。端末装置31とサイバーモール35とがイン
ターネット32を介して接続されると、ユーザは端末装
置31の画面にサイバーモール35に展示されている商
品の情報(外観、価格等)をダウンロードして表示する
ことができる。この機能を利用してユーザは、端末装置
31の画面に商品の情報を表示し、商品を購入するかど
うかの選択を行う。ここで、ユーザは購入する商品があ
れば、端末装置31の画面を注文画面に切り替える(n
122)。端末装置31の画面が注文画面に切り換わる
と、ユーザは購入する商品を識別する商品番号(または
商品名)、数量、商品の送付先住所、該端末装置31が
接続されている回線番号等を注文データとして入力する
(n123)。ユーザは、入力した注文データを確認し
た後、この注文データをサイバーモール35に送信する
操作を行う(n124)。なお、ユーザは購入を希望す
る商品がなければ、注文画面に切り替えることなく、回
線を切断して処理を完了することができる。
【0042】サイバーモール35は、端末装置31から
送信されてきた注文データを受け取ると、この注文内容
に基づいて取引情報を作成する(n131、n13
2)。なお、取引情報には、端末装置31から送信され
てきた注文データである、注文された商品の商品番号、
数量、商品の送付先住所、端末装置31から通知された
回線番号等の情報が含まれる。そして、この取引情報に
受付番号を付与する。この受付番号によって取引情報が
識別される。サイバーモール35は、この取引情報に付
与した受付番号を端末装置31に送信する(n13
3)。
【0043】ユーザの端末装置31は、サイバーモール
35から送られてきた受付番号を受信すると(n12
5)、その受付番号を表示する(n126)。ユーザ
は、表示された受付番号を確認し、端末装置31とサイ
バーモール35との接続を切断する(n127)。以上
の操作で、ユーザは商品を注文するための操作(端末装
置31側の処理)を完了する。一方、サイバーモール3
5は、n132で作成した取引情報を確認センタ36に
転送し(n134)、端末装置31との回線を切断して
注文の受付を完了する(n136)。以上の処理で、サ
イバーモール35における注文を受け付ける処理も完了
する。なお、サイバーモール35は、n131で受信し
たデータが注文データでなければ、受け付けたデータに
基づく処理を実行し(n135)、端末装置31との回
線を切断してその処理を完了する(n136)。
【0044】以上の処理が、この発明で言う取引を要求
するステップAである。この処理で、ユーザはサイバー
モール35に対して商品の注文を行ったことになる。し
かし、サイバーモール35は注文を受け付けただけであ
り、注文された商品をユーザに発送する等の処理を行わ
ない。すなわち、現実には注文データに基づく取引は成
立していない。よって、商品の注文が他人になりすまし
たユーザによって不正に行われたかどうかを取引を要求
するステップAで判断することができなくても、現実に
は取引が成立していないので何ら問題ない。なお、商品
の注文が不正に行われたかどうかについては、以下に示
す取引を確認するステップBで判断される。
【0045】図13および図14は、この発明で言う取
引を確認するステップBにかかる処理を示すフローチャ
ートである。この処理は、上記した取引を要求するステ
ップを完了した後であれば、いつでも実行することがで
きる。先ず、ユーザはVTX網33を介して確認センタ
36に接続を要求する(n141)。VTX網33は、
確認センタ36に対して接続要求を通知する。このと
き、VTX網33は発信者の回線番号(端末装置31が
接続されている回線番号)も通知する。確認センタ36
は、接続要求があると(n161)、VTX網33から
通知されてくる発信者の回線番号を記憶し(n16
2)、回線を接続する(n163)。これによって、端
末装置31と確認センタ36とがVTX網33を介して
接続された状態となる。
【0046】端末装置31は確認センタ36との回線が
接続されると(n142)、ユーザに対して上記した取
引を注文するステップAにおいて獲得した受付番号の入
力を促すメッセージをその画面に表示する(n14
3)。ユーザは、端末装置31を操作して受付番号を入
力する。ここで入力した受付番号はその画面に表示され
る。ユーザは、入力した受付番号を確認し、確認センタ
36に受付番号を送信する操作を行う。ユーザのこの操
作により、端末装置31は入力された受付番号を確認セ
ンタ36に送信する(n144、n145)。
【0047】確認センタ36は、端末装置31から送信
されてきた受付番号を受信すると(n164)、この受
付番号によって識別される取引情報を検索する(n16
5)。そして、検索された取引情報に含まれる注文時に
ユーザが入力した回線番号と、n162で記憶したVT
X網33から通知された回線番号と、が一致しているか
どうかを判定する(n166)。ここで、これらの2つ
の回線番号が一致しないということは、 取引の注文を行ったユーザと、取引の確認を行ってい
るユーザと、が異なる 取引の注文時に他人の回線番号が入力された不正な取
引の注文である 等、何らかの不正が行われていることを示している。こ
のため、確認センタ36は、これら2つの回線番号が一
致していなければ、取引を成立させることなく端末装置
31との回線を切断し(n174)、処理を完了する。
なお、この場合ユーザによる受付番号の入力ミスであっ
たことも想定されるので、確認センタ36から端末装置
31に対して再度受付番号を入力するメッセージを送信
し、ユーザに再度受付番号を入力させるようにしてもよ
い。そして、2回(または所定回)連続して入力された
受付番号から識別される取引情報に含まれる回線番号と
n162で記憶した回線番号とが不一致であったとき
に、取引を成立させることなくn174にジャンプして
端末装置31との回線を切断するようにしてもよい。一
方、確認センタ36は、上記した2つの回線番号が一致
していれば、端末装置31に対してn165で検索した
取引情報を送信する(n167)。
【0048】端末装置31は、確認センタ36から送信
されてきた取引情報を受信すると(n146)、この取
引情報を表示する(n147)。また、このとき、端末
装置31の画面には、ユーザに対して取引情報を確認を
促すメッセージも同時に表示される。ユーザは、この表
示された取引情報を確認し、確認結果を入力する。ここ
でユーザは、自分が行った注文内容と異なるときや、注
文した内容と一致しているがその取引をキャンセルした
いときに取引取消を入力し、表示された取引情報の内容
の取引を成立させるときに取引実行を入力する。端末装
置31は、確認結果が入力されると(n148)、入力
された確認結果を確認センタ36に送信する(n14
9)。
【0049】確認センタ36は、端末装置31から送信
されてきた確認結果を受信すると(n168)、その確
認結果が取引取消、または、取引実行のどちらであるか
を判定する(n169)。ここで、確認結果が取引取消
であれば、確認センタ36は、端末装置31に対して該
取引を取り消した旨のメッセージを送信し(n17
0)、サイバーモール35にも該取引が取り消されたこ
とを通知する(n171)。そして、端末装置31との
回線を切断し、この処理を完了する(n174)。一
方、送信されてきた確認結果が取引実行であれば、確認
センタ36は、端末装置31との間で該取引にかかる決
済処理を行う(n172)。なお、端末装置31は、n
150で確認センタ36から通知された該取引の取り消
しの表示、または、確認センタ36との間で該取引にか
かる決済処理を行う。ここで、該取引の取り消しを確認
したユーザは、端末装置31と確認センタ36との回線
を切断し、この処理を完了する(n151)。
【0050】次に、端末装置31と確認センタ36との
間における、取引にかかる決済処理について説明する。
ここでは、決済処理をクレジットカードで行う場合と、
郵便貯金振替ホームサービス(以下、単にホームサービ
スと言う。)を利用して行う場合について説明する。
【0051】上記した決済処理をクレジットカードで行
う場合には、ユーザに自分のクレジットカード番号(以
下、単にカード番号と言う。)を端末装置31に入力さ
せ、この入力されたカード番号を確認センタ36に送信
させる。確認センタ36では、端末装置31から送信さ
れてきたカード番号を受信すると、通常のクレジットカ
ードによる取引と同様に通知されたカード番号を図11
に図示していないカード会社にオンラインで送信し、該
カードの有効、無効等を含めた認証処理を行う。そし
て、カード会社による認証結果が取引可であれば取引を
成立させる。なお、取引不可であれば別の方法により決
済処理を行うようにしてもよい。
【0052】また、決済処理をホームサービスを利用し
て行う場合について説明する。最初に、ホームサービス
について簡単に説明しておく。ホームサービスとは、郵
便貯金口座を持つユーザが自宅の端末装置を操作して振
替が行えるサービスであり、図11には図示していない
が郵便貯金センタがVTX網33に接続されている。す
なわち、ユーザの端末装置31と郵便貯金センタとをV
TX網33を介して接続することができる。郵便振替を
行う操作としては、端末装置31と郵便貯金センタとを
VTX網33を介して接続し、自分の口座番号、振替
先、振替金額等の郵便振替に必要な情報を端末装置で入
力し、郵便貯金センタに送信すればよい。このように、
このサービスを利用すれば、ユーザは郵便局に行くこと
なく、端末装置31で郵便振替が行えるのである。
【0053】この実施形態では、端末装置31と確認セ
ンタ36間で決済処理を開始するときに、ユーザの端末
装置31の画面が確認センタ36の画面から郵便貯金セ
ンタの振替用の画面に切り替わり、決済処理が完了する
と確認センタの画面に戻るように、確認センタ36と郵
便貯金センタとを連動させている。端末装置31の画面
が郵便貯金センタの画面に替わると、ユーザはその画面
において、自分の口座番号、金額、払い込み先(商品を
注文した商店の口座番号)等の情報を入力する。そし
て、これらの情報を郵便貯金センタに送信し、振替の指
示を行う。郵便貯金センタは、振替の指示が行われたこ
とにより、その振替処理を実行する。郵便貯金センタ
は、振替処理を完了すると、端末装置31および確認セ
ンタ36に対して振替が完了したことを通知する。これ
により、該取引にかかる決済が完了したことになる。こ
の後、端末装置31の画面が確認センタ36の画面に戻
る。
【0054】以上のようにして、決済処理が完了する
と、端末装置31の画面には例えば『お買い上げありが
とうございました。』等のメッセージが表示される。ユ
ーザは、このメッセージから取引が成立したと判断し、
確認センタ36との回線を切断し、この処理を完了する
(n151)。また、確認センタ36は、決済処理が完
了すると、サイバーモール35に対して該取引が成立し
た旨を通知し(n173)、その後端末装置31との回
線を切断して処理を完了する(n174)。これによっ
て、取引を確認するステップBにかかる処理が完了す
る。
【0055】なお、サイバーモール35では、取引が成
立した旨の通知があると、その取引にかかる商品を展示
している商店34に対して商品の発送等を指示する通知
を行う。商店34では、発送指示の通知を受けると、ユ
ーザの指定した発送先に注文された商品を発送する。
【0056】以上のように、確認センタ36には、VT
X網33から発信者が意図的に書き換えたりすることの
できない発信者番号が通知される。したがって、取引を
要求するステップAにおいて他人の回線番号を騙って商
品を注文しても、取引を確認するステップBにおいてそ
の取引を成立させることができない。このため、取引の
注文が不正に行われたとしても、何ら問題が生じること
はない。また、取引を確認するステップBでは、VTX
網33から通知された回線番号と取引情報に含まれる回
線番号とが一致しないときには、該取引情報をユーザの
端末装置31に送信もしない。したがって、個人の取引
情報を他人に見せることもない。よって、個人のプライ
バシーにかかる情報が漏洩することもなく、サイバーモ
ール35における電子商取引のセキュリティを向上させ
ることができる。
【0057】なお、上記した実施形態では、取引にかか
る決済処理をクレジットカードまたはホームサービスで
行うとしたが、確認センタ36からユーザの端末装置3
1に振替金額や振替口座を通知し、ユーザによって実際
に取引金額が入金されたときに取引が成立した判定する
ようにしてもよい。また、取引金額を情報料という名目
で発信者であるユーザに課金するようにしてもよい。こ
の場合には、VTX網33の管理者であるNTTが取引
金額を代行徴収することになる。また、ユーザに振込用
紙を送付し、ユーザによって実際に取引金額が入金され
たときに取引が成立した判定するようにしてもよいが、
この方法ではユーザに対して振込用紙を送付する手間が
かかってしまう。なお、上記した他の方法で取引の決済
を行えば、このような手間がかかることはない。
【0058】次に、請求項5および7に記載した発明の
実施形態について説明する。この実施形態にかかるネッ
トワークシステムの構成も図11に示したものと同じで
ある。図15は、取引を要求するステップAにかかる処
理を示すフローチャートである。端末装置31は上記し
た実施形態で記載したn121〜n127の処理を行
う。サイバーモール35も上記した実施形態と略同じ処
理を実行するのであるが、n132で取引情報を作成し
た後、この取引情報に付与した受付番号を注文データに
含まれる回線番号を用いて暗号化する(n181)。そ
して、端末装置31に受付番号(暗号化した受付番号)
を送信する(n182)。すなわち、この実施形態のサ
イバーモール35は上記した実施形態にかかるn133
の処理に代えて、n181およびn182の処理を行う
点でのみ異なる。その他の処理については上記した実施
形態と同じであり、ここでは説明を省略する。
【0059】このように、この実施形態にかかる取引を
要求するステップは、サイバーモール35が端末装置3
1から送信されてきた回線番号を用いて受付番号を暗号
化し、この暗号化した受付番号を端末装置31に送信す
る点で上記した実施形態と異なるだけである。
【0060】図16および図17は、取引を確認するス
テップBにかかる処理を示すフローチャートである。端
末装置31では上記した実施形態と同じ処理が行われる
(ここでは説明を省略する。)。なお、n145で端末
装置31が確認センタ36に送信する受付番号は、暗号
化された受付番号である。
【0061】確認センタ36は上記した実施形態に記載
したn161〜164の処理を行う。そして、確認セン
タ36は、n164で端末装置31から受信した暗号化
された受付番号を復号する(n191)。このとき、暗
号化する際に用いた回線番号も取り出す。そして、ここ
で取り出した回線番号とn162で記憶したVTX網3
3から通知された回線番号が一致しているかどうかを判
定する(n166)。この2つの回線番号が不一致であ
れば上記した実施形態と同様に、端末装置31との回線
を切断し、処理を完了する(n174)。このように、
この実施形態では、上記した実施形態のように受付番号
を用いて取引情報を検索し、その取引情報に含まれる回
線番号とn162でVTX網33から通知された回線番
号との一致を判定するのではなく、n191で受付番号
から取り出した回線番号とn162でVTX網33から
通知された回線番号との一致を判定している。n166
で、2つの回線番号が一致していれば、n191で復号
した受付番号で識別される取引情報を検索する(n19
2)。そして、端末装置31に対してこの取引情報を転
送する(n167)。この後の処理は、上記した実施形
態と同じであり、ユーザによる取引の確認、および、該
取引にかかる決済処理または取引を取り消す処理が行わ
れる(n147〜n151、n168〜n174)。
【0062】以上のように、この実施形態のネットワー
クシステムも、上記した実施形態と同様に、他人になり
すましてサイバーモールの店舗に商品を注文してもその
取引を成立させることができない。このため、取引の注
文が不正に行われたとしても、何ら問題が生じることは
ない。また、個人の取引情報を他人に見せることがな
く、個人のプライバシーにかかる情報が漏洩することも
なく、サイバーモール35における電子商取引のセキュ
リティを向上させることができる。
【0063】なお、上記した実施形態では、取引を注文
するステップAを端末装置31とサイバーモール35間
で行い、取引を確認するステップBを端末装置31と確
認センタ36との間で行うとしたが、この2つのステッ
プが共に端末装置31とサイバーモール35との間で行
われるようにしてもよい。但し、この場合には、取引を
確認するステップBを行う時に、インターネット32で
はなくVTX網33を介してサイバーモール35にアク
セスさせるようにすればよい。また、VTX網33をI
SDN網に変更して、この発明にかかるネットワークシ
ステムを構築することもできる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載した発明
によれば、登録要求を受け付けたときに、公衆回線網か
ら通知された発信者番号を基にユーザの登録を行うよう
にしたので、ユーザは公衆回線網を介して登録を要求す
るとすぐに登録されることになり、すぐに情報を利用で
きるようになる。また、公衆回線網から通知される発信
者番号は発信者が意図的に書き換えたりすることができ
ないため、ユーザが他人の回線番号を騙って登録を要求
することもできず、情報のセキュリティが確保される。
【0065】また、請求項2に記載した発明によれば、
電子鍵を販売する場合には、該電子鍵の要求が行われた
回線番号を用いて暗号化した電子鍵をユーザに送信して
おき、ユーザが電子鍵を使用するときに、暗号化された
電子鍵をセンタに送信させ、センタでこの暗号化された
電子鍵から取り出した回線番号(電子鍵の要求が行われ
た回線番号)と公衆回線網から通知された電子鍵を送信
してきたユーザの回線番号とが一致していないと復号を
禁止するため、不正に作成された電子鍵が使用されるこ
とがない。よって、シェアウェア等の暗号化されたプロ
グラムが不正に復号されることがなくなり、情報のセキ
ュリティを向上させることができる。
【0066】また、請求項3に記載した発明によれば、
ユーザが指定した期間だけ情報を利用させることもでき
るため、ユーザの情報の利用状況に応じて課金を行うこ
とができる。
【0067】さらに、請求項4〜7に記載した発明によ
れば、他人になりすましたユーザによって注文された取
引が実際に行われることがない。また、他人に取引の内
容が見られることもなく、個人のプライバシーにかかる
情報が漏洩することもない。よって、ネットワークを利
用した電子商取引におけるセキュリティを大幅に向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるネットワークシステ
ムの構成を示す図である。
【図2】この実施形態おける電子鍵を要求するときの処
理を示すフローチャートである。
【図3】この実施形態における電子鍵を使用するときの
処理を示すフローチャートである。
【図4】他の実施形態におけるユーザの登録処理を示す
フローチャートである。
【図5】他の実施形態におけるユーザ登録ファイルの構
成を示す図である。
【図6】他の実施形態におけるコンテンツを利用すると
きの処理を示す図である。
【図7】他の実施形態におけるコンテンツを利用すると
きの処理を示す図である。
【図8】他の実施形態である衛星放送システムの構成を
示す図である。
【図9】この衛星放送システムにおける番組の予約を行
う処理を示すフローチャートである。
【図10】この衛星放送システムにおける番組を見る時
のデコーダの処理を示す図である。
【図11】電子商取引が行われるシステムの構成を示す
図である。
【図12】取引を注文するステップにかかる処理を示す
フローチャートである。
【図13】取引を確認するステップにかかる処理を示す
フローチャートである。
【図14】取引を確認するステップにかかる処理を示す
フローチャートである。
【図15】他の実施形態にかかる取引を注文するステッ
プにかかる処理を示すフローチャートである。
【図16】他の実施形態にかかる取引を確認するステッ
プにかかる処理を示すフローチャートである。
【図17】他の実施形態にかかる取引を確認するステッ
プにかかる処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、33−VTX網 2−ホスト装置 3、31−端末装置 10−ユーザ登録ファイル 20−衛星 11−レコード 21−アンテナ 22−デコーダ 23−受像機 24−番組課金センタ 25−放送局 32−インターネット 35−サイバーモール 36−確認センタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 3/42 H04L 9/00 601A 11/00 303 601B 673B

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信側の回線番号を着信側に通知する公
    衆回線網にセンタと複数の端末装置が接続され、 センタが、登録されている端末装置に対して情報の利用
    を承認するネットワークシステムであって、 センタは、任意の端末装置から前記公衆回線網を介して
    登録の要求を受け付けたときに、通知された回線番号を
    基に該端末装置の登録を行う手段を有することを特徴と
    するネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 発信側の回線番号を着信側に通知する公
    衆回線網にセンタと複数の端末装置が接続され、 端末装置が、暗号化された情報を電子鍵を用いて復号す
    るネットワークシステムであって、 センタは、任意の端末装置から前記公衆回線網を介して
    暗号化された情報を復号する電子鍵の送信要求を受け付
    けたときに、通知された回線番号を用いて前記電子鍵を
    暗号化し、この暗号化した電子鍵を該端末装置に送信す
    る手段を有し、 前記端末装置は、暗号化された情報を復号して利用する
    際に、センタから送信されてきている暗号化された電子
    鍵をセンタに送信する手段を有し、 さらに、センタは、送信されてきた暗号化された電子鍵
    から回線番号を取り出す手段と、 取り出した回線番号と該電子鍵を送信した端末装置が接
    続されている回線番号が一致しているときに暗号化され
    た情報の復号を許可し、一致していない場合に暗号化さ
    れた情報の復号を禁止する手段と、を有することを特徴
    とするネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 発信側の回線番号を着信側に通知する公
    衆回線網にセンタと複数の端末装置が接続され、 端末装置が、暗号化された情報を電子鍵を用いて復号す
    るネットワークシステムであって、 端末装置は、センタに対して任意の期間を指定し、その
    期間だけ有効な電子鍵の送信を要求する手段を有し、 センタは、端末装置から指定された期間だけ有効である
    電子鍵を作成し、該端末装置に送信する手段を有するこ
    とを特徴とするネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して接続される端末装
    置とセンタ間で取引を要求するステップAと取引を確認
    するステップBとの2つのステップを実行し、取引する
    ネットワークシステムであって、 前記取引を要求するステップAを実行する構成として、 端末装置は、センタに対して、少なくとも自装置の接続
    されている回線番号、および、取引の内容を送信するも
    のであり、 センタは、端末装置から受信した回線番号および取引の
    内容を含む取引情報を作成し、且つ、この作成された取
    引情報を識別するための識別情報を端末装置に送信する
    ものであり、 前記取引を確認するステップBを実行する構成として、 端末装置は、発信側の回線番号を着信側に通知する公衆
    回線網を介して前記センタ、または、前記センタから前
    記取引情報が転送されている他のセンタに接続し、前記
    ステップAで得た前記識別情報を送信するものであり、 前記センタ、または、前記センタから取引情報が転送さ
    れている他のセンタは、該端末装置から受信した識別情
    報によって識別される前記取引情報に含まれる回線番号
    と公衆回線網から通知された発信側の回線番号との一致
    を確認し、これらの回線番号が一致していれば前記識別
    情報から識別される取引を成立させ、一致していなけれ
    ば該取引を成立させない判定を行うものであることを特
    徴とするネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して接続される端末装
    置とセンタ間で取引を要求するステップAと取引を確認
    するステップBとの2つのステップを実行し、取引する
    ネットワークシステムであって、 前記取引を要求するステップAを実行する構成として、 端末装置は、センタに対して、少なくとも自装置の接続
    されている回線番号、および、取引の内容を送信するも
    のであり、 センタは、端末装置から受信した取引の内容を含む取引
    情報を作成し、且つ、この作成された取引情報を識別す
    るための識別情報を、受信した回線番号を用いて暗号化
    して、この暗号化した前記識別情報を端末装置に送信す
    るものであり、 前記取引を確認するステップBを実行する構成として、 端末装置は、発信側の回線番号を着信側に通知する公衆
    回線網を介して前記センタ、または、前記センタから前
    記取引情報が転送されている他のセンタに接続し、前記
    ステップAで得た暗号化された識別情報を送信するもの
    であり、 前記センタ、または、前記センタから取引情報が転送さ
    れている他のセンタは、該端末装置から受信した暗号化
    された識別情報から暗号化する際に用いた回線番号を取
    り出して、この取り出した回線番号と公衆回線網から通
    知された発信側の回線番号との一致を確認し、これらの
    回線番号が一致していれば暗号化された前記識別情報か
    ら識別される取引を成立させ、一致していなければ該取
    引を成立させない判定を行うものであることを特徴とす
    るネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して接続される端末装
    置とセンタ間で取引を要求するステップAと取引を確認
    するステップBとの2つのステップを実行し、取引する
    取引方法であって、 前記取引を要求するステップAは、 端末装置が、センタに対して、少なくとも自装置の接続
    されている回線番号、および、取引の内容を送信し、 センタが、端末装置から受信した回線番号および取引の
    内容を含む取引情報を作成し、この作成した取引情報を
    識別するための識別情報を端末装置に送信する、 ステップであり、 前記取引を確認するステップBは、 端末装置が、発信側の回線番号を着信側に通知する公衆
    回線網を介して前記センタ、または、前記センタから前
    記取引情報が転送されている他のセンタに接続し、前記
    ステップAで得た前記識別情報を送信し、 前記センタ、または、前記センタから取引情報が転送さ
    れている他のセンタが、該端末装置から受信した識別情
    報によって識別される前記取引情報に含まれる回線番号
    と公衆回線網から通知された発信側の回線番号との一致
    を確認し、これらの回線番号が一致していれば前記識別
    情報から識別される取引を成立させ、一致していなけれ
    ば該取引を成立させない、 ステップである、ことを特徴とする取引方法。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して接続される端末装
    置とセンタ間で取引を要求するステップAと取引を確認
    するステップBとの2つのステップを実行し、取引する
    取引方法であって、 前記取引を要求するステップAは、 端末装置が、センタに対して、少なくとも自装置の接続
    されている回線番号、および、取引の内容を送信し、 センタが、端末装置から受信した回線番号および取引の
    内容を含む取引情報を作成し、この作成した取引情報を
    識別するための識別情報を送信されてきた回線番号を用
    いて暗号化し、この暗号化した前記識別情報を端末装置
    に送信するステップであり、 前記取引を確認するステップBは、 端末装置が、発信側の回線番号を着信側に通知する公衆
    回線網を介して前記センタ、または、前記センタから前
    記取引情報が転送されている他のセンタに接続し、前記
    ステップAで得た暗号化された識別情報を送信し、 前記センタ、または、前記センタから取引情報が転送さ
    れている他のセンタが、該端末装置から受信した暗号化
    された識別情報から暗号化する際に用いた回線番号を取
    り出し、この取り出した回線番号と公衆回線網から通知
    された発信側の回線番号との一致を確認し、これらの回
    線番号が一致していれば暗号化された前記識別情報から
    識別される取引を成立させ、一致していなければ該取引
    を成立させない、 ステップである、ことを特徴とする取引方法。
  8. 【請求項8】 ステップAを実行するときに端末装置と
    センタとが接続されるネットワークがインターネットで
    あることを特徴する請求項4または5に記載のネットワ
    ークシステム。
  9. 【請求項9】 ステップAを実行するときに端末装置と
    センタとが接続されるネットワークがインターネットで
    あることを特徴する請求項6または7に記載の取引方
    法。
JP3252097A 1996-09-20 1997-02-18 ネットワークシステムおよび取引方法 Pending JPH10149338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3252097A JPH10149338A (ja) 1996-09-20 1997-02-18 ネットワークシステムおよび取引方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24983796 1996-09-20
JP8-249837 1996-09-20
JP3252097A JPH10149338A (ja) 1996-09-20 1997-02-18 ネットワークシステムおよび取引方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007027877A Division JP4667405B2 (ja) 1996-09-20 2007-02-07 ネットワークシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10149338A true JPH10149338A (ja) 1998-06-02

Family

ID=26371117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3252097A Pending JPH10149338A (ja) 1996-09-20 1997-02-18 ネットワークシステムおよび取引方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10149338A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000059517A (ja) * 1998-08-11 2000-02-25 Hitachi Ltd 自動取次方法及びその処理プログラムを記録した媒体
JP2001086113A (ja) * 1999-06-21 2001-03-30 Hitachi Ltd 電子認証方法及びその装置ならびにその記憶媒体
JP2001111541A (ja) * 1999-10-12 2001-04-20 Victor Co Of Japan Ltd コンテンツデータの配信システム及びコンテンツデータ配給装置並びにその端末装置
JP2001312594A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Zero:Kk インターネットを利用した電子商取引方法における本人確認方法
JP2001358683A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 利用者識別方法,放送受信装置および利用者識別のためのプログラム記録媒体
JP2002042013A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Nec Corp コンテンツ配信方法、コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信プログラムを記録した記録媒体
JP2002049866A (ja) * 2000-08-02 2002-02-15 Teruya:Kk 双方向通信メディアにおける顧客管理及びサービス方法
JP2002063532A (ja) * 2000-06-05 2002-02-28 Anetsukusu Syst Kk 注文決済システム
JP2002150195A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Yafoo Japan Corp 電子決済システム、電子決済方法
JP2002261756A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Komu Square:Kk 本人確認方法および本人確認システム
JP2003234727A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Nippon Telegraph & Telephone East Corp デジタル・コンテンツ配信装置、デジタル・コンテンツ配信プログラム、プログラム記録媒体、及びデジタル・コンテンツ配信方法
JP2004227228A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Kazunori Fujisawa 携帯電話注文受付システム
JP2005026762A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Nec Corp 無線通信網におけるセキュリティ維持方法、システム、装置及びセキュリティ用プログラム並びに記憶媒体
WO2005015419A1 (ja) * 2003-08-12 2005-02-17 Sony Corporation 通信処理装置、および通信制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2005065317A (ja) * 2004-09-27 2005-03-10 Oki Electric Ind Co Ltd 情報配信システムおよび情報配信方法
JP2005346702A (ja) * 2004-05-04 2005-12-15 Heidelberger Druckmas Ag 識別表示装置を備える診断システム
JP2009093675A (ja) * 2009-01-19 2009-04-30 Hitachi Ltd デジタル放送を利用した決済処理システム及び決済方法
JP2009239920A (ja) * 2001-11-01 2009-10-15 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2019535049A (ja) * 2017-06-28 2019-12-05 ベイジン ディディ インフィニティ テクノロジー アンド ディベロップメント カンパニー リミティッド 不正検査を行うシステムおよび方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60107941A (ja) * 1983-11-16 1985-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 暗号デジタル放送受信装置
JPS6247762A (ja) * 1985-08-27 1987-03-02 Fujitsu Ltd オンラインシステムにおける接続相手先チエツク方式
JPH01100654A (ja) * 1987-10-13 1989-04-18 Nec Corp 端末装置の識別方式
JPH04143851A (ja) * 1990-10-04 1992-05-18 Nippon Denki Joho Service Kk 機密保護装置
JPH0784780A (ja) * 1993-09-10 1995-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd ソフトウエア版権保護方法
JPH086784A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ソフトウェア/著作物の無断複製使用防止システムおよび無断複製使用防止処理方法
JP3021774U (ja) * 1995-08-21 1996-03-08 株式会社アークインターナショナル 通信販売商品予約受付装置
JPH08235115A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Fujitsu Ltd 顧客情報管理装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60107941A (ja) * 1983-11-16 1985-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 暗号デジタル放送受信装置
JPS6247762A (ja) * 1985-08-27 1987-03-02 Fujitsu Ltd オンラインシステムにおける接続相手先チエツク方式
JPH01100654A (ja) * 1987-10-13 1989-04-18 Nec Corp 端末装置の識別方式
JPH04143851A (ja) * 1990-10-04 1992-05-18 Nippon Denki Joho Service Kk 機密保護装置
JPH0784780A (ja) * 1993-09-10 1995-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd ソフトウエア版権保護方法
JPH086784A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ソフトウェア/著作物の無断複製使用防止システムおよび無断複製使用防止処理方法
JPH08235115A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Fujitsu Ltd 顧客情報管理装置
JP3021774U (ja) * 1995-08-21 1996-03-08 株式会社アークインターナショナル 通信販売商品予約受付装置

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
遊佐 洋 YOU YUSA: "エレクトロニックコマース(EC)の展開とNTTの取り組み", NTT技術ジャーナル, vol. 第8巻,第7号, JPN6007001710, 1 July 1996 (1996-07-01), pages 10 - 14, ISSN: 0000910205 *
遊佐 洋: "エレクトロニックコマース(EC)の展開とNTTの取り組み", NTT技術ジャーナル, vol. 第8巻,第7号, CSNH199700045001, 1 July 1996 (1996-07-01), pages 10 - 14, ISSN: 0000878961 *

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000059517A (ja) * 1998-08-11 2000-02-25 Hitachi Ltd 自動取次方法及びその処理プログラムを記録した媒体
JP2001086113A (ja) * 1999-06-21 2001-03-30 Hitachi Ltd 電子認証方法及びその装置ならびにその記憶媒体
JP4552281B2 (ja) * 1999-06-21 2010-09-29 株式会社日立製作所 電子認証方法及びその装置ならびにその記憶媒体
JP2001111541A (ja) * 1999-10-12 2001-04-20 Victor Co Of Japan Ltd コンテンツデータの配信システム及びコンテンツデータ配給装置並びにその端末装置
JP2001312594A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Zero:Kk インターネットを利用した電子商取引方法における本人確認方法
JP2002063532A (ja) * 2000-06-05 2002-02-28 Anetsukusu Syst Kk 注文決済システム
JP2001358683A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 利用者識別方法,放送受信装置および利用者識別のためのプログラム記録媒体
JP2002042013A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Nec Corp コンテンツ配信方法、コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信プログラムを記録した記録媒体
JP2002049866A (ja) * 2000-08-02 2002-02-15 Teruya:Kk 双方向通信メディアにおける顧客管理及びサービス方法
JP2002150195A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Yafoo Japan Corp 電子決済システム、電子決済方法
JP4676058B2 (ja) * 2000-11-10 2011-04-27 ヤフー株式会社 電子決済システム、代金決済方法、決済サーバ
JP2002261756A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Komu Square:Kk 本人確認方法および本人確認システム
US7751800B2 (en) 2001-11-01 2010-07-06 Sony Corporation Communication system and method, information processing terminal and method, and information processing device and method
US11063924B2 (en) 2001-11-01 2021-07-13 Sony Corporation Communication system and method, information processing terminal and method, and information processing device and method
US10440002B2 (en) 2001-11-01 2019-10-08 Sony Corporation Communication system and method, information processing terminal and method, and information processing device and method
US9130933B2 (en) 2001-11-01 2015-09-08 Sony Corporation Communication system and method, information processing terminal and method, and information processing device and method
US8731471B2 (en) 2001-11-01 2014-05-20 Sony Corporation Communication system and method, information processing terminal and method, and information processing device and method
US8019359B2 (en) 2001-11-01 2011-09-13 Sony Corporation Communication system and method, information processing terminal and method, and information processing device and method
JP2009239920A (ja) * 2001-11-01 2009-10-15 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP4572990B2 (ja) * 2001-11-01 2010-11-04 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2003234727A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Nippon Telegraph & Telephone East Corp デジタル・コンテンツ配信装置、デジタル・コンテンツ配信プログラム、プログラム記録媒体、及びデジタル・コンテンツ配信方法
JP2004227228A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Kazunori Fujisawa 携帯電話注文受付システム
JP2005026762A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Nec Corp 無線通信網におけるセキュリティ維持方法、システム、装置及びセキュリティ用プログラム並びに記憶媒体
WO2005015419A1 (ja) * 2003-08-12 2005-02-17 Sony Corporation 通信処理装置、および通信制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
US7657928B2 (en) 2003-08-12 2010-02-02 Sony Corporation Communication apparatus and associated method of controlling distribution of content to network devices
CN100345139C (zh) * 2003-08-12 2007-10-24 索尼株式会社 通讯处理设备、通讯控制方法
JPWO2005015419A1 (ja) * 2003-08-12 2006-10-05 ソニー株式会社 通信処理装置、および通信制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2005346702A (ja) * 2004-05-04 2005-12-15 Heidelberger Druckmas Ag 識別表示装置を備える診断システム
JP2005065317A (ja) * 2004-09-27 2005-03-10 Oki Electric Ind Co Ltd 情報配信システムおよび情報配信方法
JP2009093675A (ja) * 2009-01-19 2009-04-30 Hitachi Ltd デジタル放送を利用した決済処理システム及び決済方法
JP2019535049A (ja) * 2017-06-28 2019-12-05 ベイジン ディディ インフィニティ テクノロジー アンド ディベロップメント カンパニー リミティッド 不正検査を行うシステムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10149338A (ja) ネットワークシステムおよび取引方法
KR100711628B1 (ko) 인터넷을 통한 상품, 서비스 및 컨텐츠 주문 방법 및 장치
US6810525B1 (en) Impulse pay per use method and system for data and multimedia services
US20030182245A1 (en) Internet commerce system and the method
KR20110029758A (ko) 휴대폰 인증을 이용한 국제 전자 결제 서비스 방법 및 시스템
US20090157527A1 (en) Communication mechanisms for multi-merchant purchasing environment for downloadable products
US20060089887A1 (en) Information service providing method
KR980004159A (ko) 무선통신 단말기를 이용한 무선망 전자거래 시스템
US20040029566A1 (en) Method and apparatus for controlling or monitoring access to the content of a telecommunicable data file
US8712915B2 (en) System and method for providing private demand-driven pricing
US20210133736A1 (en) Method of electronic payment by means of a Uniform Resource Identifier (URI)
JP5093957B2 (ja) コンピュータネットワーク上で安全な支払いを行うための向上した方法及びシステム
US20050080732A1 (en) Internet payment and security system
JPH10207946A (ja) プリペイドメディアおよびこれを用いた決済システム
EP1100056B1 (en) Online payment transaction method using a prepaid card, and associated card
US20080114682A1 (en) System and method for providing private demand-driven pricing
EP1242983B1 (en) A system for recharging a prepaid value in respect of a telephone connection
JP2002334227A (ja) 有料サービス提供方法、有料サービス提供システム、コンテンツサーバ、有料サービス提供用プログラム、および記録媒体
CA2381363C (en) Impulse pay per use method and system for data and multimedia services
JP2000215161A (ja) 端末装置
WO2004036473A1 (en) System and method for buying goods using number based domain and mobile internet
JPH10302005A (ja) 衛星放送利用による電子商取引システム
JP4667405B2 (ja) ネットワークシステム
JP2017228283A (ja) 遠隔操作型商取引システム
JP2011150581A (ja) 決済システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071023