JPH10148483A - 空気圧縮機用エアドライヤの熱交換器 - Google Patents
空気圧縮機用エアドライヤの熱交換器Info
- Publication number
- JPH10148483A JPH10148483A JP30900296A JP30900296A JPH10148483A JP H10148483 A JPH10148483 A JP H10148483A JP 30900296 A JP30900296 A JP 30900296A JP 30900296 A JP30900296 A JP 30900296A JP H10148483 A JPH10148483 A JP H10148483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- air
- drain
- compressed air
- reheating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来技術は、小型化,省スペース化についての
配慮がされておらず、搭載機器の大型、更に組立時の作
業性の悪化等の問題があった。 【解決手段】溶接構造による一体型構造とした。
配慮がされておらず、搭載機器の大型、更に組立時の作
業性の悪化等の問題があった。 【解決手段】溶接構造による一体型構造とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧縮空気中のドレン
を除湿するエアドライヤの熱交換器に関する。
を除湿するエアドライヤの熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、特願平2−234427 号公報に記載
のように、圧縮空気中のドレンを除湿する機構が、抜本
的に異なった構造のものである。
のように、圧縮空気中のドレンを除湿する機構が、抜本
的に異なった構造のものである。
【0003】また、実開平7−14123号公報に記載の熱交
換器は、冷却することを目的としたものであり、今回の
ような、再加熱または、ドレン分離機構に関するものは
ない。
換器は、冷却することを目的としたものであり、今回の
ような、再加熱または、ドレン分離機構に関するものは
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、圧縮空
気中の水分を除湿分離する方法は、全く別の機構となっ
ており、機器内の占有する容積も大きく、かつ、それぞ
れの熱交換器を接続する配管も必要であり、製作する上
で、コスト低減の大きな障害となっていた。
気中の水分を除湿分離する方法は、全く別の機構となっ
ており、機器内の占有する容積も大きく、かつ、それぞ
れの熱交換器を接続する配管も必要であり、製作する上
で、コスト低減の大きな障害となっていた。
【0005】本発明の目的は、省スペース,低コスト
で、エアドライヤを製作することができる構造を提供す
ることにある。
で、エアドライヤを製作することができる構造を提供す
ることにある。
【0006】
(1)圧縮空気中のドレンを除湿する熱交換器と、再加
熱する熱交換器の二つの熱交換器を貫通管を有した仕切
り板部を境に溶接により一体型に構成する。
熱する熱交換器の二つの熱交換器を貫通管を有した仕切
り板部を境に溶接により一体型に構成する。
【0007】(2)(1)の溶接した熱交換器の間にド
レン分離用の空間部屋を(1)同様それぞれ溶接構造に
より、一体化する。
レン分離用の空間部屋を(1)同様それぞれ溶接構造に
より、一体化する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の正面図を示す圧縮
機本体側から吐出された圧縮空気は、圧縮空気再加熱用
熱交換器1の空気入口2から入り、ドレンセパレータ3
から吐き出された冷却且つ乾燥空気と一次熱交換され
る。この時、それぞれの空気は、双方の流体が混合しな
いよう完全にプレート6で仕切られている。
機本体側から吐出された圧縮空気は、圧縮空気再加熱用
熱交換器1の空気入口2から入り、ドレンセパレータ3
から吐き出された冷却且つ乾燥空気と一次熱交換され
る。この時、それぞれの空気は、双方の流体が混合しな
いよう完全にプレート6で仕切られている。
【0009】次に、一次熱交換され約10℃冷却した空
気は、再加熱用熱交換器1と溶接された、除湿用熱交換
器4の空気中間入口管5から入り、エアドライヤ冷凍サ
イクルの冷媒と熱交換され、冷却および除湿される。冷
媒は、冷媒入口7から入り、冷媒出口8から出てエアド
ライヤの冷凍機に吸込まれ、カルノーサイクルとなっ
て、同じことを繰り返す。ここで、冷媒空気中間入口5
から入った空気は、冷媒と完全な対向流となって熱交換
される。また、再加熱用熱交換器1と同様、双方の媒体
は、プレート6で仕切られている。再加熱用熱交換器1
冷却,除湿され水分を含んだ空気は、冷却空気出口9か
ら吐き出されドレンセパレータ3でドレンを分離し、圧
縮空気再加熱用熱交換器1の冷却空気入口10から入
り、空気の温度を上昇させ、空気出口11に至る。ドレ
ンセパレータ3で分離されたドレン分は、ドレントラッ
プ12から、機外に排出される。
気は、再加熱用熱交換器1と溶接された、除湿用熱交換
器4の空気中間入口管5から入り、エアドライヤ冷凍サ
イクルの冷媒と熱交換され、冷却および除湿される。冷
媒は、冷媒入口7から入り、冷媒出口8から出てエアド
ライヤの冷凍機に吸込まれ、カルノーサイクルとなっ
て、同じことを繰り返す。ここで、冷媒空気中間入口5
から入った空気は、冷媒と完全な対向流となって熱交換
される。また、再加熱用熱交換器1と同様、双方の媒体
は、プレート6で仕切られている。再加熱用熱交換器1
冷却,除湿され水分を含んだ空気は、冷却空気出口9か
ら吐き出されドレンセパレータ3でドレンを分離し、圧
縮空気再加熱用熱交換器1の冷却空気入口10から入
り、空気の温度を上昇させ、空気出口11に至る。ドレ
ンセパレータ3で分離されたドレン分は、ドレントラッ
プ12から、機外に排出される。
【0010】以上に述べた作用を本発明では、図1〜図
3に示す一体の構造で達成させる。図1は本発明の一実
施例の熱交換器の正面図である。また、図2はその左側
面図を示す。さらに、図3は、その右側面図を示した。
図1中の再加熱用熱交換器1と除湿用熱交換器4は、空
気中間入口管5でそれぞれの部屋を貫通し、その周囲を
溶接にて接合している。
3に示す一体の構造で達成させる。図1は本発明の一実
施例の熱交換器の正面図である。また、図2はその左側
面図を示す。さらに、図3は、その右側面図を示した。
図1中の再加熱用熱交換器1と除湿用熱交換器4は、空
気中間入口管5でそれぞれの部屋を貫通し、その周囲を
溶接にて接合している。
【0011】図4は、本発明の第二実施例の正面図を示
す。本発明は、図1に示す再加熱用熱交換器1と除湿用
熱交換器4の間に、ドレン分離用のドレンセパレータ3
の機能を持ったドレン分離室21を構成させた。
す。本発明は、図1に示す再加熱用熱交換器1と除湿用
熱交換器4の間に、ドレン分離用のドレンセパレータ3
の機能を持ったドレン分離室21を構成させた。
【0012】図4で、圧縮機本体から吐出された圧縮空
気は再加熱用熱交換器13の空気入口14から入り、空
気中間入口管15を経由して除湿用熱交換器16に入
る。
気は再加熱用熱交換器13の空気入口14から入り、空
気中間入口管15を経由して除湿用熱交換器16に入
る。
【0013】この時の各空気間の熱交換方法は、実施例
1と同様である。空気中間入口管15は、ドレン分離室
21内の各流体が混合しないよう、再加熱用熱交換器1
と除湿用熱交換器16を溶接により、連結している。除
湿用熱交換器16を流れる空気は、請求項1の実施例と
同様、プレート17で仕切られた冷媒側と熱交換し、冷
却,除湿される。冷却,除湿された空気は、冷却空気出
口18からドレン分離室21に入り、ここで空気の流速
が一気に低下し、ドレンを分離する。ドレン分離室21
は、除湿用熱交換器17の空気の流速を一気に低下する
ように充分な容積を保有している。
1と同様である。空気中間入口管15は、ドレン分離室
21内の各流体が混合しないよう、再加熱用熱交換器1
と除湿用熱交換器16を溶接により、連結している。除
湿用熱交換器16を流れる空気は、請求項1の実施例と
同様、プレート17で仕切られた冷媒側と熱交換し、冷
却,除湿される。冷却,除湿された空気は、冷却空気出
口18からドレン分離室21に入り、ここで空気の流速
が一気に低下し、ドレンを分離する。ドレン分離室21
は、除湿用熱交換器17の空気の流速を一気に低下する
ように充分な容積を保有している。
【0014】ドレン分離室21でドレンを分離された、
冷却,乾燥空気は、実施例1と同様、再加熱用熱交換器
13に入り、空気温度を上昇させて、空気出口19か
ら、機外の空圧機器に供給される。ドレン分離室21で
分離されたドレン分は、実施例と同様ドレントラップ2
0から、機外に排出される。
冷却,乾燥空気は、実施例1と同様、再加熱用熱交換器
13に入り、空気温度を上昇させて、空気出口19か
ら、機外の空圧機器に供給される。ドレン分離室21で
分離されたドレン分は、実施例と同様ドレントラップ2
0から、機外に排出される。
【0015】図4は本発明の第二実施例の正面図であ
る。図5は、その左側面図,図6は、その右側面図を示
した。
る。図5は、その左側面図,図6は、その右側面図を示
した。
【0016】実施例1と同様、再加熱用熱交換器13,
除湿用熱交換器16およびドレン分離室21は、それぞ
れ、溶接構造とした一体型としている。
除湿用熱交換器16およびドレン分離室21は、それぞ
れ、溶接構造とした一体型としている。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、従来の別体型の熱交換
器を一体にすることができ、極めてコンパクト且つ低コ
ストな熱交換器とすることが可能となる。また、これら
の熱交換器外部の配管も不要となり、作業性が向上す
る。
器を一体にすることができ、極めてコンパクト且つ低コ
ストな熱交換器とすることが可能となる。また、これら
の熱交換器外部の配管も不要となり、作業性が向上す
る。
【図1】本発明の熱交換器の一実施例の正面図。
【図2】本発明の熱交換器の一実施例の左側面図。
【図3】本発明の熱交換器の一実施例の右側面図。
【図4】本発明の熱交換器の第二実施例の正面図。
【図5】本発明の熱交換器の第二実施例の左側面図。
【図6】本発明の熱交換器の第二実施例の右側面図。
1…再加熱用熱交換器、2…空気入口、3…ドレンセパ
レータ、4…除湿用熱交換器、5…中間空気入口管、6
…プレート、7…冷媒入口、8…冷媒出口、9…冷却空
気入口、10…冷却空気入口、11…空気出口、12…
ドレントラップ。
レータ、4…除湿用熱交換器、5…中間空気入口管、6
…プレート、7…冷媒入口、8…冷媒出口、9…冷却空
気入口、10…冷却空気入口、11…空気出口、12…
ドレントラップ。
Claims (1)
- 【請求項1】空気圧縮機用エアドライヤの圧縮空気中の
水分を除湿する部位に配置され、熱交換する互いの媒体
を積層した仕切板の内部に交互に流通させ、その流れ方
向が互いに対向するように構成した熱交換器で、一方の
熱交換器は、圧縮空気の温度を再加熱するため、他方
は、圧縮空気を冷却しドレンを凝縮させるための熱交換
器において、前記二つの熱交換器を一体で形成し、前記
二つの熱交換器の仕切部に圧縮空気を通過させる通路を
有することを特徴とする空気圧縮機用エアドライヤの熱
交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30900296A JPH10148483A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 空気圧縮機用エアドライヤの熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30900296A JPH10148483A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 空気圧縮機用エアドライヤの熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10148483A true JPH10148483A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17987734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30900296A Pending JPH10148483A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 空気圧縮機用エアドライヤの熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10148483A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160118062A (ko) * | 2015-04-01 | 2016-10-11 | 주식회사 씨쓰리 | 공기압축기용 에어 드라이어 장치 |
US9482453B2 (en) | 2010-01-15 | 2016-11-01 | Ingersoll-Rand Company | Air dryer assembly |
CN109386889A (zh) * | 2014-02-21 | 2019-02-26 | 大金工业株式会社 | 空调装置 |
WO2019066127A1 (ko) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | 김성훈 | 상변화 물질을 이용한 에어 드라이어의 제어 방법 |
CN112229103A (zh) * | 2020-10-15 | 2021-01-15 | 珠海格力智能装备有限公司 | 蒸发器及冷却系统 |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP30900296A patent/JPH10148483A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9482453B2 (en) | 2010-01-15 | 2016-11-01 | Ingersoll-Rand Company | Air dryer assembly |
CN109386889A (zh) * | 2014-02-21 | 2019-02-26 | 大金工业株式会社 | 空调装置 |
CN109386889B (zh) * | 2014-02-21 | 2021-05-11 | 大金工业株式会社 | 空调装置 |
KR20160118062A (ko) * | 2015-04-01 | 2016-10-11 | 주식회사 씨쓰리 | 공기압축기용 에어 드라이어 장치 |
WO2019066127A1 (ko) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | 김성훈 | 상변화 물질을 이용한 에어 드라이어의 제어 방법 |
CN112229103A (zh) * | 2020-10-15 | 2021-01-15 | 珠海格力智能装备有限公司 | 蒸发器及冷却系统 |
CN112229103B (zh) * | 2020-10-15 | 2022-01-28 | 珠海格力智能装备有限公司 | 蒸发器及冷却系统 |
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