JPH10146233A - 引き出し付き収納箱 - Google Patents
引き出し付き収納箱Info
- Publication number
- JPH10146233A JPH10146233A JP8295282A JP29528296A JPH10146233A JP H10146233 A JPH10146233 A JP H10146233A JP 8295282 A JP8295282 A JP 8295282A JP 29528296 A JP29528296 A JP 29528296A JP H10146233 A JPH10146233 A JP H10146233A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- main body
- latch
- storage box
- handle
- Prior art date
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- Pending
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- Drawers Of Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 持ち運びが容易で、積み上げても安定感のあ
る比較的小さなサイズの引き出し付き収納箱を提供す
る。 【解決手段】 引き出し部ロック機構40は、ラッチ、
圧縮コイルばね及びレバ−から構成されている。ラッチ
の先端部が引き出し部20から突出しており、圧縮コイ
ルばねにより常に突出するように付勢されているため、
引き出し部20を閉じると施錠される。レバ−を引くと
解錠され、引き出し部20が開く。一対の把手部50は
回動可能であり、起立させると略中央部で一体で握るこ
とができる。本体部底面にはリブがあり、積み上げたと
きのずれを防止する。
る比較的小さなサイズの引き出し付き収納箱を提供す
る。 【解決手段】 引き出し部ロック機構40は、ラッチ、
圧縮コイルばね及びレバ−から構成されている。ラッチ
の先端部が引き出し部20から突出しており、圧縮コイ
ルばねにより常に突出するように付勢されているため、
引き出し部20を閉じると施錠される。レバ−を引くと
解錠され、引き出し部20が開く。一対の把手部50は
回動可能であり、起立させると略中央部で一体で握るこ
とができる。本体部底面にはリブがあり、積み上げたと
きのずれを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプラスチッ
ク樹脂製品で、主として収納箱ごと持ち運ぶことを前提
とする引き出し付き収納箱に関するものである。
ク樹脂製品で、主として収納箱ごと持ち運ぶことを前提
とする引き出し付き収納箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】消費者の生活様式の多様化に伴い、引き
出し付き収納箱においても、大小さまざまの大きさのも
のが製造販売されている。このうち、比較的大型の収納
箱は、部屋等の一定の場所に置いたら、その後は引っ越
しや部屋のレイアウト変更等以外には動かすことはな
い。また、このような収納ボックスは収納した状態では
重くなってしまうことからも、頻繁に移動させるもので
もない。
出し付き収納箱においても、大小さまざまの大きさのも
のが製造販売されている。このうち、比較的大型の収納
箱は、部屋等の一定の場所に置いたら、その後は引っ越
しや部屋のレイアウト変更等以外には動かすことはな
い。また、このような収納ボックスは収納した状態では
重くなってしまうことからも、頻繁に移動させるもので
もない。
【0003】一方、片手で持つことが可能なサイズの比
較的小さな収納箱の場合には、カセットテ−プ、CD
(カセットテ−プ)や各種の薬類等なるべく身近に置い
ておきたいものを収納する。そのために、収納した状態
でボックスごと持ち運ぶことができれば便利であり、消
費者においてもそのようなニ−ズがある。
較的小さな収納箱の場合には、カセットテ−プ、CD
(カセットテ−プ)や各種の薬類等なるべく身近に置い
ておきたいものを収納する。そのために、収納した状態
でボックスごと持ち運ぶことができれば便利であり、消
費者においてもそのようなニ−ズがある。
【0004】例えば、自宅でくつろいでいるときでも自
家用車で運転しているときでも、気にいっている曲ばか
りを聴きたい場合があり、多数のカセットテ−プやCD
を持ち歩いて、自宅のオ−ディオシステムと自家用車の
オ−ディオシステムとの両方で再生させる必要がある。
特に、最近のオ−ディオシステムは、カセットテ−プの
再生はもちろん、その他に、オ−トチェインジャ−機能
により複数のCDを予めセットしておけば、異なるCD
の曲を連続して聴くことができるものが主流になりつつ
あり、多数のカセットテ−プやCD等を持ち運ぶための
箱(バッグ)が求められている。
家用車で運転しているときでも、気にいっている曲ばか
りを聴きたい場合があり、多数のカセットテ−プやCD
を持ち歩いて、自宅のオ−ディオシステムと自家用車の
オ−ディオシステムとの両方で再生させる必要がある。
特に、最近のオ−ディオシステムは、カセットテ−プの
再生はもちろん、その他に、オ−トチェインジャ−機能
により複数のCDを予めセットしておけば、異なるCD
の曲を連続して聴くことができるものが主流になりつつ
あり、多数のカセットテ−プやCD等を持ち運ぶための
箱(バッグ)が求められている。
【0005】また、例えば、一般的な薬箱は、大きさが
ある程度決まっており、上面の把手により適宜持ち運ぶ
ことができるものである。このような薬箱に多くの薬類
を備えておく場合には、薬箱1つだけでは入りきらず、
薬箱を複数用意することがある。この場合、薬箱の構造
は上面にある蓋が開閉するようになっているために、薬
箱の上に積み重ねておくと、置いておくスペ−スを節約
する反面、しまってある薬を取り出すときには積み重ね
た物を下ろしてからでないと取り出せない。
ある程度決まっており、上面の把手により適宜持ち運ぶ
ことができるものである。このような薬箱に多くの薬類
を備えておく場合には、薬箱1つだけでは入りきらず、
薬箱を複数用意することがある。この場合、薬箱の構造
は上面にある蓋が開閉するようになっているために、薬
箱の上に積み重ねておくと、置いておくスペ−スを節約
する反面、しまってある薬を取り出すときには積み重ね
た物を下ろしてからでないと取り出せない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような場合に
は、サイズが豊富に揃っている引き出し付き収納箱を用
いると都合が良い。引き出し付き収納箱であれば複数個
であっても積み重ねることができ、しかも、積み重ねた
状態で内にしまった薬類を容易に取り出すことができ
る。その一方で、従来の引き出し付き収納箱は、主とし
て据置を前提に設計されており、持ち運びをあまり考慮
していないので、持ち運ぶ際に上下逆さまにすると収納
している物がごちゃごちゃになり、再度整理し直さなく
てはいけなく、小脇に抱えるか両手で持つかして注意す
る必要がある。その上、収納箱の引き出しは容易に開く
ようになっているために、持ち運ぶときには引き出しが
飛び出さないように注意する必要もある。
は、サイズが豊富に揃っている引き出し付き収納箱を用
いると都合が良い。引き出し付き収納箱であれば複数個
であっても積み重ねることができ、しかも、積み重ねた
状態で内にしまった薬類を容易に取り出すことができ
る。その一方で、従来の引き出し付き収納箱は、主とし
て据置を前提に設計されており、持ち運びをあまり考慮
していないので、持ち運ぶ際に上下逆さまにすると収納
している物がごちゃごちゃになり、再度整理し直さなく
てはいけなく、小脇に抱えるか両手で持つかして注意す
る必要がある。その上、収納箱の引き出しは容易に開く
ようになっているために、持ち運ぶときには引き出しが
飛び出さないように注意する必要もある。
【0007】ここで、従来の引き出し付き収納箱には、
例えば実開平7−30772号のように、引き出しにラ
ッチが付いているものも存在するが、この考案は、衣類
や書類等の収納用のキャビネットで、家庭内等で持ち運
び自由に使用されるプラスチック製収納箱の引き出しを
対象としているものの、主として据え置く場合を想定し
ており、持ち運ぶにはやはり不便である。
例えば実開平7−30772号のように、引き出しにラ
ッチが付いているものも存在するが、この考案は、衣類
や書類等の収納用のキャビネットで、家庭内等で持ち運
び自由に使用されるプラスチック製収納箱の引き出しを
対象としているものの、主として据え置く場合を想定し
ており、持ち運ぶにはやはり不便である。
【0008】そのほかに、持ち運びを前提としている例
えば工具箱のような把手を有する収納箱もあるが、中央
付近で2分割した天板がそれぞれの支点を中心に左右に
開くものや、一対の把手をそれぞれ反対方向に動かすと
複数の棚が現れるようなもの等であり、これらはすべて
積み重ねた状態でしまってある物を取り出すことができ
ない。多数ある場合にはそれだけ置き場所が必要とな
る。
えば工具箱のような把手を有する収納箱もあるが、中央
付近で2分割した天板がそれぞれの支点を中心に左右に
開くものや、一対の把手をそれぞれ反対方向に動かすと
複数の棚が現れるようなもの等であり、これらはすべて
積み重ねた状態でしまってある物を取り出すことができ
ない。多数ある場合にはそれだけ置き場所が必要とな
る。
【0009】さらに、引き出し式の収納箱も存在する
が、従来のものは、上面にある全面蓋を開くことにより
引き出しのロックが解除され、引き出しを開けることが
できる構造になっている。すなわち、全面蓋を開けなけ
れば引き出しを開けることはできない。したがって、こ
のような収納箱を積み重ねた状態で下側の収納箱の引き
出しを開けることはできず、上述の問題は解決されてい
ない。また、従来の引き出し式収納箱は、引き出しが2
段式となっているものもあるが、全面蓋を開けると、す
べての引き出しのロックが解除されてしまう。このた
め、例えば片方の引き出しだけを開ければ済むようなと
きでも、全面蓋を開けなくてはならず、しかも、もう一
方の引き出しも開いてしまうことがあるので、使用する
者にとって使い勝手は良くない。
が、従来のものは、上面にある全面蓋を開くことにより
引き出しのロックが解除され、引き出しを開けることが
できる構造になっている。すなわち、全面蓋を開けなけ
れば引き出しを開けることはできない。したがって、こ
のような収納箱を積み重ねた状態で下側の収納箱の引き
出しを開けることはできず、上述の問題は解決されてい
ない。また、従来の引き出し式収納箱は、引き出しが2
段式となっているものもあるが、全面蓋を開けると、す
べての引き出しのロックが解除されてしまう。このた
め、例えば片方の引き出しだけを開ければ済むようなと
きでも、全面蓋を開けなくてはならず、しかも、もう一
方の引き出しも開いてしまうことがあるので、使用する
者にとって使い勝手は良くない。
【0010】本発明は、比較的小さなサイズの引き出し
付き収納箱を持ち運ぶことが苦にならないように、しか
も、積み重ねても安定して置いておくことができるとい
うこの物品の特徴を損なわないように、片手でも容易に
持ち運ぶことができる引き出し付き収納箱を提供するこ
とを課題とする。
付き収納箱を持ち運ぶことが苦にならないように、しか
も、積み重ねても安定して置いておくことができるとい
うこの物品の特徴を損なわないように、片手でも容易に
持ち運ぶことができる引き出し付き収納箱を提供するこ
とを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明がなされたものである。請求項1に記載され
た発明は、内部に収納空間を有する引き出し部と、先端
部が前記引き出し部から突出可能で、かつスライド可能
なように引き出し部側に設けられ、前記引き出し部を閉
めると本体側と係合して前記引き出し部が開くのを阻止
するラッチと、このラッチの先端部が突出する方向に前
記ラッチを常に付勢するばねと、前記引き出しの開く方
向に引くと前記ばねの力に抗して前記ラッチの先端部が
引っ込んで前記阻止を解除するように前記ラッチと連結
されたレバ−とから構成された引き出し部ロック機構
と、本体上方に回動可能に軸支された把手部とを備える
ことを特徴とする引き出し付き収納箱である。すなわ
ち、本発明は、引き出し部、引き出し部ロック機構及び
把手部から構成されており、引き出し部ロック機構は、
ラッチとばねとレバ−とから構成されている。
めに本発明がなされたものである。請求項1に記載され
た発明は、内部に収納空間を有する引き出し部と、先端
部が前記引き出し部から突出可能で、かつスライド可能
なように引き出し部側に設けられ、前記引き出し部を閉
めると本体側と係合して前記引き出し部が開くのを阻止
するラッチと、このラッチの先端部が突出する方向に前
記ラッチを常に付勢するばねと、前記引き出しの開く方
向に引くと前記ばねの力に抗して前記ラッチの先端部が
引っ込んで前記阻止を解除するように前記ラッチと連結
されたレバ−とから構成された引き出し部ロック機構
と、本体上方に回動可能に軸支された把手部とを備える
ことを特徴とする引き出し付き収納箱である。すなわ
ち、本発明は、引き出し部、引き出し部ロック機構及び
把手部から構成されており、引き出し部ロック機構は、
ラッチとばねとレバ−とから構成されている。
【0012】引き出しを閉めると、ラッチが本体側と係
合して引き出し部が開くのを阻止するため、閉めた状態
では常に施錠されており、不用意に引き出しが開くこと
がない。また、ばねは、ラッチの先端部が突出する方向
にラッチを常に付勢しているので、引き出しの施錠状態
が保持される。また、引き出しを閉める途中において
は、ラッチが本体側と係合する部分まで引っ込むように
すれば、引き出しを閉める動作をするだけでラッチが本
体側と係合するので、使い勝手が良い。
合して引き出し部が開くのを阻止するため、閉めた状態
では常に施錠されており、不用意に引き出しが開くこと
がない。また、ばねは、ラッチの先端部が突出する方向
にラッチを常に付勢しているので、引き出しの施錠状態
が保持される。また、引き出しを閉める途中において
は、ラッチが本体側と係合する部分まで引っ込むように
すれば、引き出しを閉める動作をするだけでラッチが本
体側と係合するので、使い勝手が良い。
【0013】ラッチと本体側との係合は、引き出しを閉
めた状態でラッチ先端部の手前側に本体側の突起物があ
れば、引き出しが施錠されることになる。したがって、
本体側においては、ラッチの移動を阻止するものであれ
ばその構造は問わず、例えばラッチの先端部が嵌まる孔
が形成されている構造を採用しても、また、単なる突起
物が形成されている構造を採用しても良い。
めた状態でラッチ先端部の手前側に本体側の突起物があ
れば、引き出しが施錠されることになる。したがって、
本体側においては、ラッチの移動を阻止するものであれ
ばその構造は問わず、例えばラッチの先端部が嵌まる孔
が形成されている構造を採用しても、また、単なる突起
物が形成されている構造を採用しても良い。
【0014】レバ−はラッチと連結されており、レバ−
を手前に引くと引き出しから突出していたラッチの先端
部が引っ込むので、引き出しが解錠されることになる。
したがって、引き出しを開けようとする動作にこの解錠
動作が含まれるようになるので、容易に引き出しを開け
ることができ、使い勝手が良い。
を手前に引くと引き出しから突出していたラッチの先端
部が引っ込むので、引き出しが解錠されることになる。
したがって、引き出しを開けようとする動作にこの解錠
動作が含まれるようになるので、容易に引き出しを開け
ることができ、使い勝手が良い。
【0015】なお、このような引き出し部ロック機構は
ユニット化することができ、そのようにすることによ
り、部品の製造コストが低減できるとともに、製品の組
立コストも低減できる。また、引き出しは一段の他に複
数段にしても良いが、ユニット化することにより、複数
段への対応が容易にできるようになる。
ユニット化することができ、そのようにすることによ
り、部品の製造コストが低減できるとともに、製品の組
立コストも低減できる。また、引き出しは一段の他に複
数段にしても良いが、ユニット化することにより、複数
段への対応が容易にできるようになる。
【0016】把手部は、本体上方にあるので、把手部で
収納箱を持ち運ぶことができる。また、本体上方に回動
可能に軸支されているので、把手部を寝かしてもおくこ
ともでき、起立させることもできる。なお、把手部は、
本体上面部の中央部に1つ軸支するようにしても良く、
一対の把手部で構成されるようにしても良い。把手部の
形状は特に限定されず、例えば持ったときに手にフィッ
トするような形状にすれば、使用感が向上し、使い勝手
も更に良くなる。
収納箱を持ち運ぶことができる。また、本体上方に回動
可能に軸支されているので、把手部を寝かしてもおくこ
ともでき、起立させることもできる。なお、把手部は、
本体上面部の中央部に1つ軸支するようにしても良く、
一対の把手部で構成されるようにしても良い。把手部の
形状は特に限定されず、例えば持ったときに手にフィッ
トするような形状にすれば、使用感が向上し、使い勝手
も更に良くなる。
【0017】請求項2に記載された発明では、前記把手
部は一対の把手で構成されており、互いに起立させるこ
とにより略中央付近で一体で握ることが可能となること
を特徴とする請求項1記載の引き出し付き収納箱であ
る。
部は一対の把手で構成されており、互いに起立させるこ
とにより略中央付近で一体で握ることが可能となること
を特徴とする請求項1記載の引き出し付き収納箱であ
る。
【0018】起立させたときには、略中央付近で一体で
握ることができるので、片手でも持ち運ぶことができ、
持ち運ぶのが容易になり、使い勝手が良くなるととも
に、従来の引き出し付き収納箱よりも用途が拡がる。ま
た、略中央付近で握ることができるので、引き出し付き
収納箱のほぼ重心点近傍を持つことができ、持ち運びが
楽になる。
握ることができるので、片手でも持ち運ぶことができ、
持ち運ぶのが容易になり、使い勝手が良くなるととも
に、従来の引き出し付き収納箱よりも用途が拡がる。ま
た、略中央付近で握ることができるので、引き出し付き
収納箱のほぼ重心点近傍を持つことができ、持ち運びが
楽になる。
【0019】ここで、寝かせたときに把手部が本体に埋
没するように上面部に凹部を設ければ、部屋等に置いて
おくときにも見映えが良くなるが、露出させる構造でも
構わない。なお、一対の把手は回動可能に軸支されてい
るが、露出する構造の場合には、煩雑はであるが例えば
取りはずし可能にして、持ち運ぶときだけ本体に装着す
るような構造にしても良い。
没するように上面部に凹部を設ければ、部屋等に置いて
おくときにも見映えが良くなるが、露出させる構造でも
構わない。なお、一対の把手は回動可能に軸支されてい
るが、露出する構造の場合には、煩雑はであるが例えば
取りはずし可能にして、持ち運ぶときだけ本体に装着す
るような構造にしても良い。
【0020】積み重ねたときに積んだ側の本体と積まれ
た側の把手部とが干渉しないようにしても良く、その場
合には、安定させて積み重ねることができるようにな
る。
た側の把手部とが干渉しないようにしても良く、その場
合には、安定させて積み重ねることができるようにな
る。
【0021】請求項3に記載された発明では、前記把手
部は、積み重ねたときに積んだ側の本体底面部と干渉し
ないように、本体上面部に設けられた凹部に回動により
しまわれるものであることを特徴とする請求項1又は2
記載の引き出し付き収納箱である。
部は、積み重ねたときに積んだ側の本体底面部と干渉し
ないように、本体上面部に設けられた凹部に回動により
しまわれるものであることを特徴とする請求項1又は2
記載の引き出し付き収納箱である。
【0022】本体上面部には凹部が設けられており、把
手部を回動させることにより、凹部にしまうことができ
るので、部品の取りはずし等をする必要がなく、把手部
の取扱いが容易になる。ここで、本体上面部の凹部は、
必ずしも溝形状である必要はない。本体上面部の中心寄
りに凹部が形成されるのであれば、溝形状となるが、本
体上面部外側付近であれば、溝ではなく切り欠いたよう
な形状であっても良い。
手部を回動させることにより、凹部にしまうことができ
るので、部品の取りはずし等をする必要がなく、把手部
の取扱いが容易になる。ここで、本体上面部の凹部は、
必ずしも溝形状である必要はない。本体上面部の中心寄
りに凹部が形成されるのであれば、溝形状となるが、本
体上面部外側付近であれば、溝ではなく切り欠いたよう
な形状であっても良い。
【0023】また、一般的な引き出し付き収納箱は、本
来積み重ね可能な形状であるが、しまわれた把手部は、
積み重ねたときに積んだ側の本体底面部と干渉しないた
め、積み重ねても収納箱の安定性が損なわれることがな
く、省スペ−スという長所も損なわれることがない。し
たがって、凹部にしまった状態は、積んだ側の本体底面
部と干渉しないのであれば、凹部に把手部の全部が完全
に埋没している状態のほかに、把手部の一部が凹部から
突出している状態であっても構わない。
来積み重ね可能な形状であるが、しまわれた把手部は、
積み重ねたときに積んだ側の本体底面部と干渉しないた
め、積み重ねても収納箱の安定性が損なわれることがな
く、省スペ−スという長所も損なわれることがない。し
たがって、凹部にしまった状態は、積んだ側の本体底面
部と干渉しないのであれば、凹部に把手部の全部が完全
に埋没している状態のほかに、把手部の一部が凹部から
突出している状態であっても構わない。
【0024】請求項4に記載された発明は、本体底面部
周囲に設けられ、積み重ねたときに積まれた側の本体上
面部のくぼみに入ることにより積まれた側の本体のずれ
を防止するリブを更に備えることを特徴とする請求項3
記載の引き出し付き収納箱である。
周囲に設けられ、積み重ねたときに積まれた側の本体上
面部のくぼみに入ることにより積まれた側の本体のずれ
を防止するリブを更に備えることを特徴とする請求項3
記載の引き出し付き収納箱である。
【0025】この引き出し付き収納箱は、積み重ねたと
きに積まれた側の本体上面部のくぼみに入るリブをさら
に備えており、積み重ねた状態においても、くぼみとリ
ブとの作用により、積まれた側のずれが防止され、積ま
れた側の本体の落下を防止できる。
きに積まれた側の本体上面部のくぼみに入るリブをさら
に備えており、積み重ねた状態においても、くぼみとリ
ブとの作用により、積まれた側のずれが防止され、積ま
れた側の本体の落下を防止できる。
【0026】くぼみとリブとの関係は、予想される使用
状況に応じて適宜決定すれば良い。例えば、落下(荷崩
れ)をあまり考慮する必要がないようであれば、横方向
の移動(ずれ)を防止するだけで良いので、リブがくぼ
みに単に入っていれば足りる。また、落下してはいけな
いような場合であれば、リブがくぼみに嵌合するように
しておけば、横方向の移動(ずれ)はもちろん、縦方向
の移動(ガタ)も防止することができる。
状況に応じて適宜決定すれば良い。例えば、落下(荷崩
れ)をあまり考慮する必要がないようであれば、横方向
の移動(ずれ)を防止するだけで良いので、リブがくぼ
みに単に入っていれば足りる。また、落下してはいけな
いような場合であれば、リブがくぼみに嵌合するように
しておけば、横方向の移動(ずれ)はもちろん、縦方向
の移動(ガタ)も防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しつつ説明する。第一の実施形態に係る引き出し
付き収納箱10の外観は、奥行きのある直方体であり、
その斜視図は図1のようになる。引き出し部20は、本
体部30の側方から引き出すことができ、また、正面視
中央上部には引き出し部ロック機構40が備わってい
る。
を参照しつつ説明する。第一の実施形態に係る引き出し
付き収納箱10の外観は、奥行きのある直方体であり、
その斜視図は図1のようになる。引き出し部20は、本
体部30の側方から引き出すことができ、また、正面視
中央上部には引き出し部ロック機構40が備わってい
る。
【0028】引き出し部ロック機構40は、ラッチ41
と圧縮コイルばね42とレバ−43とから構成されてお
り、本体に取りつけられた状態は、図2〜図4のように
なる。図2は、図1の正面視中央縦断面図であり、図3
は、図2の引き出し部ロック機構40付近(図中A)を
拡大した図面であり、図4は、図3中のB−Bで断面に
した場合の図面である。
と圧縮コイルばね42とレバ−43とから構成されてお
り、本体に取りつけられた状態は、図2〜図4のように
なる。図2は、図1の正面視中央縦断面図であり、図3
は、図2の引き出し部ロック機構40付近(図中A)を
拡大した図面であり、図4は、図3中のB−Bで断面に
した場合の図面である。
【0029】ラッチ41は、上下方向(図4の矢印C方
向)に自在に移動可能であるとともに、2個の圧縮コイ
ルばね42により常に上側に付勢されている。外部から
何ら力が加えられていないときには、ラッチ41の先端
部は、引き出し部上面21よりも突出しており、また、
圧縮コイルばね42の力よりも大きな力が上方から作用
すれば、ラッチ41は全体が下方にスライドして引っ込
む。圧縮コイルばね42の中空部には、ラッチ41の一
部を形成する突起部44が入り込むようになっており、
圧縮コイルばね42のいわゆる底づきが防止される。
向)に自在に移動可能であるとともに、2個の圧縮コイ
ルばね42により常に上側に付勢されている。外部から
何ら力が加えられていないときには、ラッチ41の先端
部は、引き出し部上面21よりも突出しており、また、
圧縮コイルばね42の力よりも大きな力が上方から作用
すれば、ラッチ41は全体が下方にスライドして引っ込
む。圧縮コイルばね42の中空部には、ラッチ41の一
部を形成する突起部44が入り込むようになっており、
圧縮コイルばね42のいわゆる底づきが防止される。
【0030】レバ−43は、互いに長さの異なる2つの
腕45・46を持った断面逆L字形状をしており、中央
付近に支点47があり、回動自在に取り付けられてい
る。短い方の腕45は、ラッチ41の中央部に設けられ
た角穴48に挿入されており、レバ−43が回動した場
合にラッチ41との連動が円滑になるように、いわゆる
遊びを持たせてある。
腕45・46を持った断面逆L字形状をしており、中央
付近に支点47があり、回動自在に取り付けられてい
る。短い方の腕45は、ラッチ41の中央部に設けられ
た角穴48に挿入されており、レバ−43が回動した場
合にラッチ41との連動が円滑になるように、いわゆる
遊びを持たせてある。
【0031】引き出し部ロック機構40が施錠されてい
る状態においては、引き出し部の上部側にある本体部3
0のストッパ31がラッチ41の先端部に当接し、引き
出し部20が開かないようになっている。
る状態においては、引き出し部の上部側にある本体部3
0のストッパ31がラッチ41の先端部に当接し、引き
出し部20が開かないようになっている。
【0032】ここで、ラッチ41の先端部は、ストッパ
31側の角が直角に形成されており、もう一方の角は凸
状の曲線になるように形成されている。このため、引き
出し部20を閉めるときには、ラッチ41が本体部30
と当接する部分は、凸状の曲線側であるので、図5に示
すように、引き出し部20が本体部30に入るような方
向(矢印D方向)に力を加えるだけで、その力がラッチ
41を下げることになり、やがて図3に示すように、引
き出し部ロック機構40が施錠される。
31側の角が直角に形成されており、もう一方の角は凸
状の曲線になるように形成されている。このため、引き
出し部20を閉めるときには、ラッチ41が本体部30
と当接する部分は、凸状の曲線側であるので、図5に示
すように、引き出し部20が本体部30に入るような方
向(矢印D方向)に力を加えるだけで、その力がラッチ
41を下げることになり、やがて図3に示すように、引
き出し部ロック機構40が施錠される。
【0033】引き出し部ロック機構40を解錠するとき
には、腕46を手前側(矢印E方向)に引く。腕46が
支点47を中心に回転すると、腕45も同じ方向に回転
し、ラッチ41が下に引っ込む。図6のように、ラッチ
41の先端部がストッパ31下端よりも下がると、引き
出し部20は開き、引き出し部ロック機構40が解錠さ
れる。このように、引き出し部20を開ける方向に力を
加えると、引き出し部ロック機構40が解錠されるの
で、開けるときに意識的に解錠する必要がなく、使い勝
手が良い。
には、腕46を手前側(矢印E方向)に引く。腕46が
支点47を中心に回転すると、腕45も同じ方向に回転
し、ラッチ41が下に引っ込む。図6のように、ラッチ
41の先端部がストッパ31下端よりも下がると、引き
出し部20は開き、引き出し部ロック機構40が解錠さ
れる。このように、引き出し部20を開ける方向に力を
加えると、引き出し部ロック機構40が解錠されるの
で、開けるときに意識的に解錠する必要がなく、使い勝
手が良い。
【0034】なお、引き出し部20を一番手前側まで開
けたときに、引き出し部20が本体部30から外れない
ようにする構造を採用してもよく、この採用により、不
用意に引き出し部20が外れることがなく、なお一層使
い勝手が良くなる。単体での引き出し部ロック機構40
の外観は、図7のようになる。
けたときに、引き出し部20が本体部30から外れない
ようにする構造を採用してもよく、この採用により、不
用意に引き出し部20が外れることがなく、なお一層使
い勝手が良くなる。単体での引き出し部ロック機構40
の外観は、図7のようになる。
【0035】本体部上面32には、一対の把手部50が
回動自在に軸支されており、図1および図2はその状態
を示している。また、図8のように一対の把手部50を
互いに起立させると、本体部上方のほぼ中央付近で一体
に握ることができるようになっている。このため、握る
位置がおおよそ引き出し付き収納箱の重心点近傍にな
り、持ち運びに余分な力が要らず、使い勝手が良いもの
となっている。
回動自在に軸支されており、図1および図2はその状態
を示している。また、図8のように一対の把手部50を
互いに起立させると、本体部上方のほぼ中央付近で一体
に握ることができるようになっている。このため、握る
位置がおおよそ引き出し付き収納箱の重心点近傍にな
り、持ち運びに余分な力が要らず、使い勝手が良いもの
となっている。
【0036】把手部50の形状は、直線を基調とするシ
ンプルなものであるが、例えば人間工学に基づいた形状
や寸法にすれば、更なる使用感の向上が図れる。また、
起立したときに、一対の把手部50同士が着脱可能に固
着することができるような構造、例えばマジックテ−プ
等による構造を採用すれば、起立している状態で一対の
把手部50を互いに固定できるので、更に持ち運び易く
なる。なお、図8においては、引き出し部20を開けた
状態も二点鎖線で表している。
ンプルなものであるが、例えば人間工学に基づいた形状
や寸法にすれば、更なる使用感の向上が図れる。また、
起立したときに、一対の把手部50同士が着脱可能に固
着することができるような構造、例えばマジックテ−プ
等による構造を採用すれば、起立している状態で一対の
把手部50を互いに固定できるので、更に持ち運び易く
なる。なお、図8においては、引き出し部20を開けた
状態も二点鎖線で表している。
【0037】本体部上面32には、外周付近に凹部33
が形成されており、一対の把手部50を回動することに
より、凹部33にしまうことができる。ここで、引き出
し付き収納箱は従来から積み重ねが可能な構造であった
が、図9および図10に示すように、把手部50がその
上に積まれた本体部と干渉することなく、従来と同様に
積み重ねることができるように、本体部底面のリブの配
置を決定している。
が形成されており、一対の把手部50を回動することに
より、凹部33にしまうことができる。ここで、引き出
し付き収納箱は従来から積み重ねが可能な構造であった
が、図9および図10に示すように、把手部50がその
上に積まれた本体部と干渉することなく、従来と同様に
積み重ねることができるように、本体部底面のリブの配
置を決定している。
【0038】図9は、引き出し付き収納箱を2段に積み
あげたものを側面から見たものであり、いずれの収納箱
も左側から引き出し部が引き出される。また、図10
は、図9におけるF部の拡大図である。図面において
は、2段の場合を表しているが、2段以上の積み上げも
可能なことは当然である。なお、積みあげる際の方向性
がない方が、例えば互い違いにでも積み重ねることがで
き、使用状況に応じた積み上げが可能となり、一層使い
勝手が良くなる。
あげたものを側面から見たものであり、いずれの収納箱
も左側から引き出し部が引き出される。また、図10
は、図9におけるF部の拡大図である。図面において
は、2段の場合を表しているが、2段以上の積み上げも
可能なことは当然である。なお、積みあげる際の方向性
がない方が、例えば互い違いにでも積み重ねることがで
き、使用状況に応じた積み上げが可能となり、一層使い
勝手が良くなる。
【0039】リブ34の配置は、積み重ねたときに把手
部50と本体部上面32とにより形成された空間に位置
するように設計されている。また、リブ34の長さは、
積み重ねたときに本体部上面32よりも下側になるよう
に設計されている。リブ34と前述の空間との作用によ
り、積んだ側の収納箱が平面的な移動(ずれ)をしよう
としても、防止することができる。なお、平面的な移動
のみならず、立体的な移動(ガタ)をも防止するために
は、例えば新たに部材を設けて両者を嵌合させることが
考えられる。
部50と本体部上面32とにより形成された空間に位置
するように設計されている。また、リブ34の長さは、
積み重ねたときに本体部上面32よりも下側になるよう
に設計されている。リブ34と前述の空間との作用によ
り、積んだ側の収納箱が平面的な移動(ずれ)をしよう
としても、防止することができる。なお、平面的な移動
のみならず、立体的な移動(ガタ)をも防止するために
は、例えば新たに部材を設けて両者を嵌合させることが
考えられる。
【0040】以上のような構造の引き出し付き収納箱を
二段で積み重ねたときの斜視図を図11に示す。
二段で積み重ねたときの斜視図を図11に示す。
【0041】次に、第二の実施形態に係る引き出し付き
収納箱60について説明する。引き出し付き収納箱60
は、図12に示すように、奥行きがあまりない直方体で
あり、引き出し部70、本体部80、引き出し部ロック
機構40、及び把手部90から構成されており、引き出
し部ロック機構は、第一実施形態のものと同様でも良
い。
収納箱60について説明する。引き出し付き収納箱60
は、図12に示すように、奥行きがあまりない直方体で
あり、引き出し部70、本体部80、引き出し部ロック
機構40、及び把手部90から構成されており、引き出
し部ロック機構は、第一実施形態のものと同様でも良
い。
【0042】把手部90は、第一実施形態における把手
部50と異なり、一対ではなく、本体部上面の中央部に
把手1つが軸支されている。中央部に設けられているた
め、比較的大きな形の把手を用いることができ、持ち運
ぶ際の握りがより確実になり、安心感が高まる。また、
重心付近で収納箱を持つことになるので、持ち運びに余
分な力が要らない。
部50と異なり、一対ではなく、本体部上面の中央部に
把手1つが軸支されている。中央部に設けられているた
め、比較的大きな形の把手を用いることができ、持ち運
ぶ際の握りがより確実になり、安心感が高まる。また、
重心付近で収納箱を持つことになるので、持ち運びに余
分な力が要らない。
【0043】把手部90は、起立させると握ることがで
き、寝かせると本体部上面81に設けられた凹部82に
収まる。したがって、この実施形態においても、安定し
た積み重ねが可能である。さらに、正面図中央縦断面図
を表す図13、及び右側面図中央縦断面図を表す図14
のように、本体部底面にはリブ83が配置されており、
本体部上面81にはくぼみ84が設けられているため、
第一実施形態と同様、積み重ねたときに積んだ側の収納
箱が平面的な移動(ずれ)をしようとしても、防止する
ことができる。また、この場合にも、積み上げる際の方
向性がない方が使い勝手が良くなる。
き、寝かせると本体部上面81に設けられた凹部82に
収まる。したがって、この実施形態においても、安定し
た積み重ねが可能である。さらに、正面図中央縦断面図
を表す図13、及び右側面図中央縦断面図を表す図14
のように、本体部底面にはリブ83が配置されており、
本体部上面81にはくぼみ84が設けられているため、
第一実施形態と同様、積み重ねたときに積んだ側の収納
箱が平面的な移動(ずれ)をしようとしても、防止する
ことができる。また、この場合にも、積み上げる際の方
向性がない方が使い勝手が良くなる。
【0044】第二実施形態の変形例として、図15に示
すように、引き出し部71・72を上下に2段設けるよ
うにしても良い。引き出し部ロック機構40は、それぞ
れの引き出し部71・72に設けている。したがって、
例えば上側の引き出し部71のみを引き出すときには、
下側の引き出し部72のロックを解除する必要がないの
で、使い勝手が良い。
すように、引き出し部71・72を上下に2段設けるよ
うにしても良い。引き出し部ロック機構40は、それぞ
れの引き出し部71・72に設けている。したがって、
例えば上側の引き出し部71のみを引き出すときには、
下側の引き出し部72のロックを解除する必要がないの
で、使い勝手が良い。
【0045】引き出し部が2段の場合の本体部80の構
成部品を図16及び図17に示す。図16は正面から見
たもの、図17は側面から見たものであり、棚板85と
本体部80とが表れている。なお、内部の形状がわかる
ように、適宜断面図にしている。
成部品を図16及び図17に示す。図16は正面から見
たもの、図17は側面から見たものであり、棚板85と
本体部80とが表れている。なお、内部の形状がわかる
ように、適宜断面図にしている。
【0046】上段の引き出し部71は、棚板85上に載
るようになるので、引き出し部の開け閉めの際のガイド
86が棚板85の上面に左右にそれぞれ設けられてい
る。棚板85の脚部87は、本体部80内のポケット部
88に挿入するとともに、棚板85の下端にあるつめ8
9aが本体部に設けられた穴89bに嵌め込まれる。棚
板85は、嵌め込み式でねじを使わないので、組立が容
易になり、内部構造が簡易になる。また、上側の引き出
し71の収納物の荷重は、棚板85を介して本体部底面
に伝わるので、簡易な構造で必要な強度は十分に確保さ
れることになる。
るようになるので、引き出し部の開け閉めの際のガイド
86が棚板85の上面に左右にそれぞれ設けられてい
る。棚板85の脚部87は、本体部80内のポケット部
88に挿入するとともに、棚板85の下端にあるつめ8
9aが本体部に設けられた穴89bに嵌め込まれる。棚
板85は、嵌め込み式でねじを使わないので、組立が容
易になり、内部構造が簡易になる。また、上側の引き出
し71の収納物の荷重は、棚板85を介して本体部底面
に伝わるので、簡易な構造で必要な強度は十分に確保さ
れることになる。
【0047】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、引
き出し付き収納箱の持ち運びが容易になり、片手でも持
ち運ぶことができるので、使い勝手が良くなり、用途が
拡がる。
き出し付き収納箱の持ち運びが容易になり、片手でも持
ち運ぶことができるので、使い勝手が良くなり、用途が
拡がる。
【0048】請求項2に記載された発明によれば、持ち
運ぶ際等の幅が拡がり、使い勝手が向上する。
運ぶ際等の幅が拡がり、使い勝手が向上する。
【0049】請求項3に記載された発明によれば、把手
部を設けても、従来の引き出し付き収納箱のように積み
重ねても安定して使用することができる。
部を設けても、従来の引き出し付き収納箱のように積み
重ねても安定して使用することができる。
【0050】請求項4に記載された発明によれば、積み
重ねてもより一層安定的になり、安心して積み重ねてお
くことができる。
重ねてもより一層安定的になり、安心して積み重ねてお
くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態に係る引き出し付き収納箱の
正面右上方から見た斜視図である。
正面右上方から見た斜視図である。
【図2】図1に表した引き出し付き収納箱において、正
面視中央縦断面図を示した説明図であり、レバ−を回動
させた状態をも示している。
面視中央縦断面図を示した説明図であり、レバ−を回動
させた状態をも示している。
【図3】図2において、引き出し部ロック機構付近(A
部)を拡大した図面である。
部)を拡大した図面である。
【図4】図3において、B−Bで切った場合の断面図で
ある。
ある。
【図5】引き出し部を閉じる際の引き出し部ロック機構
の作動を示した図面であり、図3に対応するものであ
る。
の作動を示した図面であり、図3に対応するものであ
る。
【図6】引き出し部を開ける際の引き出し部ロック機構
の作動を示した図面であり、図3および図5に対応する
ものである。
の作動を示した図面であり、図3および図5に対応する
ものである。
【図7】引き出し部ロック機構を単体で表した図面であ
り、正面側から見た図面と上面から見た図面である。
り、正面側から見た図面と上面から見た図面である。
【図8】本発明の一実施形態に係る引き出し付き収納箱
において、把手部を起立させた状態を示した斜視図であ
り、図1に対応したものである。二点鎖線は引き出しを
開けた状態を示している。
において、把手部を起立させた状態を示した斜視図であ
り、図1に対応したものである。二点鎖線は引き出しを
開けた状態を示している。
【図9】本発明の一実施形態に係る引き出し付き収納箱
を二段に積み重ねた状態を示した図面であり、右側面図
である。
を二段に積み重ねた状態を示した図面であり、右側面図
である。
【図10】図9において、積み重ね部分の前後部分(F
部)の断面を部分的に表した説明図である。
部)の断面を部分的に表した説明図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る引き出し付き収納
箱を二段に積み重ねた状態を示した斜視図である。
箱を二段に積み重ねた状態を示した斜視図である。
【図12】本発明の別の実施態様に係る引き出し付き収
納箱の正面左上方から見た斜視図である。
納箱の正面左上方から見た斜視図である。
【図13】図12において、引き出し付き収納箱を二段
に積み重ねた状態を示した図面であり、正面図中央縦断
面図である。
に積み重ねた状態を示した図面であり、正面図中央縦断
面図である。
【図14】図12において、引き出し付き収納箱を二段
に積み重ねた状態を示した図面であり、側面図中央縦断
面図である。
に積み重ねた状態を示した図面であり、側面図中央縦断
面図である。
【図15】本発明の別の実施態様の変形例に係る引き出
し付き収納箱の正面左上方から見た斜視図である。引き
出し部が上下二段構造となっているものである。
し付き収納箱の正面左上方から見た斜視図である。引き
出し部が上下二段構造となっているものである。
【図16】図15において、本体部の構成部材を表した
説明図であり、棚板と本体部との連結状態を示すもので
ある。
説明図であり、棚板と本体部との連結状態を示すもので
ある。
【図17】図15において、本体部の構成部材を表した
説明図であり、棚板と本体部との連結状態を示すもので
ある。
説明図であり、棚板と本体部との連結状態を示すもので
ある。
10、60 引き出し付き収納箱 20、70、71、72 引き出し部 21 引き出し部上面 30、80 本体部 31 ストッパ 32、81 本体部上面 33、82 凹部 34、83 リブ 40 引き出し部ロック機構 41 ラッチ 42 圧縮コイルばね 43 レバ− 44 突起部 45 腕(短) 46 腕(長) 47 支点 48 角穴 50、90 把手部 84 くぼみ 85 棚板 86 ガイド 87 脚部 88 ポケット部 89a つめ 89b 穴
Claims (4)
- 【請求項1】 内部に収納空間を有する引き出し部と、 先端部が前記引き出し部から突出可能で、かつスライド
可能なように引き出し部側に設けられ、前記引き出し部
を閉めると本体側と係合して前記引き出し部が開くのを
阻止するラッチと、このラッチの先端部が突出する方向
に前記ラッチを常に付勢するばねと、前記引き出しの開
く方向に引くと前記ばねの力に抗して前記ラッチの先端
部が引っ込んで前記阻止を解除するように前記ラッチと
連結されたレバ−とから構成された引き出し部ロック機
構と、 本体上方に回動可能に軸支された把手部とを備えること
を特徴とする引き出し付き収納箱。 - 【請求項2】 前記把手部は一対の把手で構成されてお
り、互いに起立させることにより略中央付近で一体で握
ることが可能となることを特徴とする請求項1記載の引
き出し付き収納箱。 - 【請求項3】 前記把手部は、積み重ねたときに積んだ
側の本体底面部と干渉しないように、本体上面部に設け
られた凹部に回動によりしまわれるものであることを特
徴とする請求項1又は2記載の引き出し付き収納箱。 - 【請求項4】 本体底面部周囲に設けられ、積み重ねた
ときに積まれた側の本体上面部のくぼみに入ることによ
り積まれた側の本体のずれを防止するリブを更に備える
ことを特徴とする請求項3記載の引き出し付き収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8295282A JPH10146233A (ja) | 1996-09-18 | 1996-11-07 | 引き出し付き収納箱 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24597996 | 1996-09-18 | ||
JP8-245979 | 1996-09-18 | ||
JP8295282A JPH10146233A (ja) | 1996-09-18 | 1996-11-07 | 引き出し付き収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10146233A true JPH10146233A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=26537506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8295282A Pending JPH10146233A (ja) | 1996-09-18 | 1996-11-07 | 引き出し付き収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10146233A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6764148B2 (en) * | 2002-01-11 | 2004-07-20 | Home Products International, Inc. | Drawer latch mechanism |
JP2007075440A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Kokuyo Furniture Co Ltd | 操作部、昇降天板付ワゴン |
JP2021194393A (ja) * | 2020-06-18 | 2021-12-27 | Jejアステージ株式会社 | ロック機構付き引き出し式収納ボックス |
-
1996
- 1996-11-07 JP JP8295282A patent/JPH10146233A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6764148B2 (en) * | 2002-01-11 | 2004-07-20 | Home Products International, Inc. | Drawer latch mechanism |
JP2007075440A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Kokuyo Furniture Co Ltd | 操作部、昇降天板付ワゴン |
JP2021194393A (ja) * | 2020-06-18 | 2021-12-27 | Jejアステージ株式会社 | ロック機構付き引き出し式収納ボックス |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030527 |