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JPH10145884A - 音量制御装置 - Google Patents

音量制御装置

Info

Publication number
JPH10145884A
JPH10145884A JP8294106A JP29410696A JPH10145884A JP H10145884 A JPH10145884 A JP H10145884A JP 8294106 A JP8294106 A JP 8294106A JP 29410696 A JP29410696 A JP 29410696A JP H10145884 A JPH10145884 A JP H10145884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headphone
volume
volume level
plug
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8294106A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Arafune
晃 荒船
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8294106A priority Critical patent/JPH10145884A/ja
Publication of JPH10145884A publication Critical patent/JPH10145884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドホーンジャックにヘッドホーンプラグ
を挿入している状態としていない状態各々における音量
レベルを自動的に適正レベルとなるよう制御する音量制
御装置を提供すること。 【解決手段】 ヘッドホーン挿入検出手段3は、ヘッド
ホーンジャック7に図示しないヘッドホーンプラグが挿
入されたか否かによってオン/オフの状態が変化するス
イッチ手段8’の状態から音声出力手段(スピーカ6や
ヘッドホン等)の種類の違いを検出し制御手段2に検出
信号を通知する。制御手段2は、前記検出信号に基づい
てA.PRO4を制御し、ヘッドホーンジャック7にヘ
ッドホーンプラグが挿入または抜かれた直後における、
各音声出力手段の音量レベルを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘッドホーンジャッ
クとオーディオ・プロセスコントローラを内蔵する音量
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の音量制御装置の構成を示す
ブロック図である。図2における従来の音量制御装置
は、入力された音声信号の音質や音量やバランス等をコ
ントロールするオーディオ・プロセスコントローラ(以
降、A.PROと記す)4と、コントローラ17より入
力されるユーザーからの要求(音質や音量やバランス等
のコントロール信号)に基づいて、A.PRO4の動作
を制御するための制御信号(データ)を出力する制御手
段2と、制御手段2自身の動作プログラムやA.PRO
4の制御データ、さらにはコントローラ17より入力さ
れるコントロール信号(データ)等を記憶するメモリー
1と、A.PRO4より出力される音声信号を増幅する
音声出力アンプ5と、音声出力アンプ5からの音声信号
をヘッドホーンジャック7を介し、前記ヘッドホーンジ
ャック7に図示しないヘッドホーン(ヘッドホーンプラ
グ)が接続されている場合にはヘッドホーンに、ヘッド
ホーン(ヘッドホーンプラグ)が接続されていない場合
にはスピーカ6に、前記音声信号を切り換え出力する前
記ヘッドホーンジャック7と一体に形成されたスイッチ
手段8により構成される。
【0003】図3はヘッドホーンジャック及びスイッチ
手段の一例を示した図である。図3(a)はヘッドホー
ンジャック7にヘッドホーン(ヘッドホーンプラグ)が
接続されていない状態を示していて、図3(b)はヘッ
ドホーンジャック7にヘッドホーン(ヘッドホーンプラ
グ9)が接続されている状態をそれぞれ示していてい
る。
【0004】さて、図3(a)に示す如く、ヘッドホー
ンジャック7にヘッドホーンプラグ9が接続されていな
い状態では、例えば、ヘッドホーンジャック7の端子1
3および端子14に入力される音声信号Rは、端子13
から端子12を介してR側スピーカ6’に供給され、音
波として出力される。尚、図中、端子14に設けられた
接触子と端子12に設けられた接触子とは絶縁体(固
体)10により物理的に接合されている(端子14に設
けられた接触子と端子12に設けられた接触子とは同様
に移動または変形する)。さらに、本図では音声信号L
およびL側スピーカについては、R側と同様であるので
省略してある。
【0005】一方、図3(b)に示す如く、ヘッドホー
ンジャック7にヘッドホーンプラグ9が接続(挿入)さ
れている状態では、端子14に入力される音声信号Rが
端子14に設けられた接触子を介してヘッドホーンプラ
グ9のチップ18から図示しないヘッドホーンのR側に
供給され、端子15に入力される音声信号Lが端子15
に設けられた接触子を介してヘッドホーンプラグ9のリ
ング19から図示しないヘッドホーンのL側にそれぞれ
供給される。このとき、端子14に設けられた接触子は
ヘッドホーンプラグ9のチップ18により図の上側へ移
動し、前記絶縁体10が図の上側(矢印方向)へ移動す
る。これに伴い、端子12に設けられた接触子も同様に
図の上側へ移動して端子13と端子12は非接触の状態
となり、前記R側スピーカ6’への音声信号Rの供給が
止まる(L側スピーカについても同様)ことになる。
【0006】次に、以上のように構成された従来の音量
制御装置における動作について説明を行う。A.PRO
4に入力された音声信号の音量レベルは、制御手段2に
よって、コントローラ17より入力されたユーザーから
の要求(音質や音量やバランス等)に基づいて制御さ
れ、音声出力アンプ5で増幅され、ヘッドホーンジャッ
ク7と一体のスイッチ手段8を介してスピーカ6または
図示しないヘッドホーンへ出力される。すなわち、前記
ヘッドホーンジャック7に図3のヘッドホーンプラグ9
が接続されている場合にはヘッドホーンに、ヘッドホー
ンプラグ9が接続されていない場合にはスピーカ6に、
前記音声信号がそれぞれ出力されるようになっている。
【0007】このとき、前記制御手段2によるA.PR
O4の制御は、前記ヘッドホーンジャック7に前記ヘッ
ドホーンプラグ9が接続されているか否かに因ることな
く行われる。即ち、A.PRO4に入力された音声信号
のレベル(音量)は、出力手段が前記ヘッドホーンであ
ってもスピーカ6であっても、同じに(何れであるかに
関わり無く)前記A.PRO4により設定される。
【0008】このため、例えば、ユーザーがヘッドホー
ンを装着した状態でヘッドホーンプラグ9をヘッドホー
ンジャック7に挿入した場合、高感度なヘッドホーンで
は突然大音量が出力されることとなり、ユーザーに多大
な不快感を与え、場合によっては重大な事態(鼓膜の損
傷など)を引き起こす可能性があるという問題があっ
た。
【0009】一方、低感度なヘッドホーンを使用してい
る場合には、音量を上げて音楽等の鑑賞を行うこととな
り、何かの原因でヘッドホーンジャック7からヘッドホ
ーンプラグ9が抜けた場合、スピーカ6から突然大音量
が出力されることとなり、ユーザー並びにその周辺にい
る人を驚かせ(多大な不快感を与え)、場合によっては
重大な事故を引き起こす可能性があるという問題があっ
た。
【0010】さらに、ボリューム一定(A.PRO4の
出力レベル一定)の状態において、音声出力手段をスピ
ーカからヘッドホーンに替えた場合、またはヘッドホー
ンからスピーカに替える場合など、それぞれに最適なボ
リュームレベル(A.PRO4の出力レベル)を変更す
る操作が必要であって、面倒であるという問題があっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、音声出力
手段がスピーカであってもヘッドホーンであっても音量
レベル(A.PROからの出力レベル)は一定であるた
め、スピーカを用いて音声を聞いているとき(ヘッドホ
ーンプラグをヘッドホーンジャックに挿入していない状
態)と、ヘッドホーンを用いて音声を聞いているとき
(ヘッドホーンプラグをヘッドホーンジャックに挿入し
た状態)とで、音声出力レベル(音圧値)にギャップが
生じる。このため、スピーカを用いて音声を聞く場合と
ヘッドホーンを用いて音声を聞く場合それぞれに応じて
音量レベル(A.PROからの出力レベル)が適正とな
るように、いちいち変更のための操作を行う必要があっ
た。
【0012】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
ヘッドホーンジャックにヘッドホーンプラグを挿入した
状態としていない状態各々における音量レベルを自動的
に適正レベルとなるよう制御する音量制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よる音量制御装置は、ヘッドホーンジャックにヘッドホ
ーンプラグが挿入された状態であるか否かを検出し、検
出結果を出力する検出手段と、入力された音声信号の音
量レベルを調整する音量レベル調整手段と、前記ヘッド
ホーン挿入検出手段の検出結果に基づいて、前記音量レ
ベル調整手段を制御して、出力されるする音声信号の音
量レベルを可変する制御手段とを具備したことを特徴と
する。
【0014】請求項2に記載の発明による音量制御装置
は、請求項1に記載の音量制御装置において、前記検出
手段は、ヘッドホーンジャックにヘッドホーンプラグが
挿入された状態と挿入されていない状態とでオンまたは
オフの状態が変化するスイッチ手段と、前記スイッチ手
段のオンまたはオフの状態を検出し、検出結果を出力す
るヘッドホーン挿入検出手段とを具備し、前記制御手段
は、前記音量レベル調整手段により過去に設定された音
量レベルを複数記憶するメモリーを具備したことを特徴
とする。
【0015】請求項1または2に記載の発明によれば、
ヘッドホーンプラグがヘッドホーンジャックに挿入され
た状態であるか否かを検出し、その検出結果に基づいて
音量レベル調整手段から出力される音声信号の音量レベ
ルを可変させる手段を設けたので、例えば音声出力手段
として、スピーカからヘッドホーンにまたはヘッドホー
ンからスピーカに変更した直後において、前記音声出力
手段に対してそれぞれに適正な音量レベルの音声信号
が、前記音量レベル調整手段より供給される。
【0016】請求項3に記載の発明である音量制御装置
は、前記制御手段が、前記ヘッドホーンジャックに前記
ヘッドホーンプラグが挿入された状態を検出すると、前
記ヘッドホーンプラグが挿入される以前の音量レベルと
は無関係な、予め定められた所定の音量レベルの音声信
号が出力されるように、前記音量レベル調整手段を制御
することにより、例えば、ユーザーがヘッドホーンを装
着した状態でヘッドホーンプラグをヘッドホーンジャッ
クに挿入した場合であっても、前記ヘッドホーンより適
正な音量レベルによる音声出力が成され、突然大音量が
出力され、ユーザーに多大な不快感を与えることを未然
に防止することができる。
【0017】請求項4に記載の発明である音量制御装置
は、前記制御手段が、前記ヘッドホーンジャックに前記
ヘッドホーンプラグが挿入された状態を検出すると、ユ
ーザーの指定により、前記メモリーに記憶された、前記
ヘッドホーンジャックが前記ヘッドホーンプラグから抜
かれる直前の前回の音量レベルまたは前記ユーザーによ
り過去に設定された音量レベルの音声信号が出力される
ように、前記音量レベル調整手段を制御することによ
り、前記ヘッドホーンよりユーザー所望の音量レベルに
よる音声出力が成される。
【0018】請求項5に記載の発明である音量制御装置
は、前記制御手段が、前記ヘッドホーンジャックから前
記ヘッドホーンプラグが抜かれた状態を検出すると、前
記ヘッドホーンプラグが抜かれる以前の音量レベルとは
無関係な、予め定められた所定の音量レベルの音声信号
が出力されるように前記音量レベル調整手段を制御する
ことにより、例えば、ユーザーがヘッドホーンを使用
し、音量を上げて音楽等の鑑賞を行っている際に、何ら
かの原因でヘッドホーンジャックからヘッドホーンプラ
グが抜けた場合であっても、適正な音量レベルによる音
声出力が成され、突然大音量が出力され、ユーザー並び
にその周辺にいる人を驚かせ(多大な不快感を与え)る
ことを未然に防止することができる。
【0019】請求項6に記載の発明である音量制御装置
は、前記制御手段が、前記ヘッドホーンジャックから前
記ヘッドホーンプラグが抜かれた状態を検出すると、ユ
ーザーの指定により、前記メモリーに記憶された、前記
ヘッドホーンジャックに前記ヘッドホーンプラグが挿入
される直前の前回の音量レベルまたは前記ユーザーによ
り過去に設定された音量レベルの音声信号が出力される
ように、前記音量レベル調整手段を制御することによ
り、ユーザー所望の音量レベルによる音声出力が得られ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の音量制御装
置の実施の形態を示すブロック図である。
【0021】図1における本発明の音量制御装置は、入
力された音声信号の音質や音量やバランス等をコントロ
ールするオーディオ・プロセスコントローラ(A.PR
O)4と、A.PRO4より出力される音声信号を増幅
する音声出力アンプ5と、音声出力アンプ5からの音声
信号をヘッドホーンジャック7を介し、前記ヘッドホー
ンジャック7に図示しないヘッドホーン(ヘッドホーン
プラグ9)が接続されている場合にはヘッドホーンに、
ヘッドホーンプラグ9が接続されていない場合にはスピ
ーカ6に、前記音声信号を切り換え出力する前記ヘッド
ホーンジャック7と一体に形成されたスイッチ手段8’
と、スイッチ手段8’の状態を検出し、その結果(検出
信号)を出力するヘッドホーン挿入検出手段3と、コン
トローラ17より入力されるユーザーからの要求(音質
や音量やバランス等のコントロール信号)並びにヘッド
ホーン挿入検出手段3からの検出信号に基づき、A.P
RO4の動作を制御するための制御信号(データ)を出
力する制御手段2と、制御手段2自身の動作プログラ
ム,A.PRO4の制御データ,コントローラ17より
入力されるコントロール信号(データ),並びに前記検
出信号等を記憶するメモリー1と、により構成される。
【0022】また、前記ヘッドホーンジャック7と一体
に形成されたスイッチ手段8’は、例えば、前記図3
(a)に示したスイッチ手段8の構成に、端子11と、
この端子11に設けられた接触子とを付加した、図3
(c)に示す如くに構成されていて、スイッチ手段8’
の端子11および端子12はヘッドホーン挿入検出手段
3と接続されている。これにより、ヘッドホーンジャッ
ク7にヘッドホーンプラグ9が挿入されていない場合に
は、前記スイッチ手段8’の端子11および端子12間
は開(オフ)となり、ヘッドホーンジャック7にヘッド
ホーンプラグ9が挿入されている場合には、前記絶縁体
10が矢印方向(図の上方)に移動し、端子11および
端子12間は閉(オン)となる。即ち、前記ヘッドホー
ン挿入検出手段3は、この端子11および端子12間の
オン/オフを検出し、その結果に基づいて前記検出信号
(ヘッドホーンジャック7にヘッドホーンプラグ9が挿
入されているか否か)を制御手段2に出力する。
【0023】次に、以上のように構成された本発明の音
量制御装置の動作について説明を行う。A.PRO4に
入力された音声信号の音量レベルは、制御手段2によっ
て、コントローラ17より入力されたユーザーからの要
求(音質や音量やバランス等)に基づいて制御され、音
声出力アンプ5で増幅され、ヘッドホーンジャック7と
一体のスイッチ手段8’を介してスピーカ6または図示
しないヘッドホーンへ出力される。すなわち、前記ヘッ
ドホーンジャック7に図3のヘッドホーンプラグ9が接
続されている場合にはヘッドホーンに、ヘッドホーンプ
ラグ9が接続されていない場合にはスピーカ6に前記音
声信号が、それぞれ出力されるようになっている。
【0024】いま、スピーカ6より前記音声信号が出力
されているとする。この状態でヘッドホーンジャック7
にヘッドホーンプラグ9が挿入され、前記音声信号の出
力手段がスピーカ6から図示しないヘッドホーンに変更
されたとすると、ヘッドホーンジャック7と一体のスイ
ッチ手段8’の端子11および端子12がオン状態とな
り、ヘッドホーン挿入検出手段3はヘッドホーンジャッ
ク7にヘッドホーンプラグ9が挿入されたことを検出
し、その旨(検出信号)を前記制御手段2に通知する。
そして、この検出信号の通知を受けた制御手段2は、例
えば、音量レベル(A.PROからの出力レベル)が、
前記メモリー1に記憶されている、予め定められた所定
(適正レベル)の音量レベル(A.PROからの出力レ
ベル)となるよう、即座にA.PRO4を制御する。そ
の後、ユーザーにより、コントローラ17を操作して快
適なヘッドホン出力(音量)となるように音量レベルの
変更が行われる。これにより、ユーザーがヘッドホーン
を装着した状態でヘッドホーンプラグ9をヘッドホーン
ジャック7に挿入した場合、高感度なヘッドホーンでは
突然大音量が出力されることとなり、ユーザーに多大な
不快感を与えたり、場合によっては重大な事態(鼓膜の
損傷などの問題)が発生することを未然に防止すること
ができる。
【0025】また、ユーザーがコントローラ17を操作
して快適なヘッドホン出力(音量)に変更が行われた
際、制御手段2はその音量レベル(A.PROからの出
力レベルであって、過去にヘッドホーンプラグ9がヘッ
ドホーンジャック7から抜き取られる直前またはユーザ
ーが指定したタイミング時におけるレベル)を前記メモ
リー1に記憶するようにする。これにより、以降(メモ
リー1にユーザー所望の快適な音量レベルが記憶された
後)、前記音声信号の出力手段がスピーカ6から図示し
ないヘッドホーンに変更された場合、即ち、ヘッドホー
ンジャック7にヘッドホーンプラグ9が挿入された場合
に、前記ヘッドホン出力の音量レベルとして前記メモリ
ー1に記憶されている、予め定められた前記所定(適正
レベル)の音量レベルまたは前記ユーザー所望の快適な
音量レベルの内の何れかの音量レベルを、例えば、前記
コントローラ17によりユーザーが選択するようにする
ことが可能である。
【0026】次に、図示しないヘッドホーンより前記音
声信号が出力されている状態において、ヘッドホーンジ
ャック7からヘッドホーンプラグ9が抜かれ、前記音声
信号の出力手段が図示しないヘッドホーンからスピーカ
6に変更されたとすると、ヘッドホーンジャック7と一
体のスイッチ手段8’の端子11および端子12がオフ
状態となり、ヘッドホーン挿入検出手段3はヘッドホー
ンジャック7からヘッドホーンプラグ9が抜かれたこと
を検出し、その旨(検出信号)を前記制御手段2に通知
する。そして、この検出信号の通知を受けた制御手段2
は、例えば、前記メモリー1に記憶されている、予め定
められた手順に従い、音量レベル(A.PROからの出
力レベル)0から所定の時間で、予め定められた所定
(適正レベル)の音量レベル(A.PROからの出力レ
ベル)となるように、即座にA.PRO4を制御(フェ
ードイン制御)する。その後、ユーザーにより、コント
ローラ17を操作して快適なスピーカ出力(音量)とな
るように音量レベルの調整(変更)が行われる。これに
より、ヘッドホーンを使用して、音量を上げて(大音
量)音楽等の鑑賞を行っていた場合などに、何らかの原
因でヘッドホーンジャック7からヘッドホーンプラグ9
が抜けた場合、スピーカ6から突然大音量が出力される
こととなり、ユーザー並びにその周辺にいる人を驚かせ
(多大な不快感を与え)、場合によっては重大な事故等
の問題の発生を未然に防止することができる。
【0027】また、ユーザーがコントローラ17を操作
して快適なスピーカ出力(音量)に変更が行われた際、
制御手段2はその音量レベル(A.PROからの出力レ
ベルであって、過去にヘッドホーンプラグ9がヘッドホ
ーンジャック7に挿入される直前またはユーザーが指定
したタイミングにおけるスピーカ出力レベル)を前記メ
モリー1に記憶するようにする。これにより、以降(メ
モリー1にユーザー所望の快適な音量レベルが記憶され
た後)、前記音声信号の出力手段が図示しないヘッドホ
ーンからスピーカ6に変更された場合、即ち、ヘッドホ
ーンジャック7からヘッドホーンプラグ9が抜かれた場
合に、前記フェードイン後におけるスピーカ出力の音量
レベルとして、前記メモリー1に記憶されている、予め
定められた前記所定(適正レベル)の音量レベルまたは
前記ユーザー所望の快適な音量レベルの内の何れかとな
るように、例えば、前記コントローラ17によりユーザ
ーが選択するように構成することも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ヘッ
ドホーンジャックにヘッドホーンプラグが挿入された状
態であるか否かを検出する手段を設けることによりヘッ
ドホン検出を行いオーディオ・プロセスコントローラ
(A.PRO)の制御(音量レベル制御)を行うように
したので、音声出力手段(スピーカやヘッドホン等)の
種類の違いによる音圧のギャップから発生する問題、即
ち、スピーカやヘッドホンから突然大音量が出力される
ことにより、ユーザーまたはその周辺にいる人を驚かせ
多大な不快感を与える等の問題を防止することができる
と共に、慌てて音量調整をする等の煩雑な操作を行う必
要のない音量制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音量制御装置の実施の形態を示すブロ
ック図である。
【図2】従来の音量制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】ヘッドホーンジャック及びスイッチ手段の一例
を示した図である。
【符号の説明】
1 …メモリー 2 …制御手段 3 …ヘッドホーン挿入検出手段 4 …オーディオ・プロセスコントローラ(A.PR
O) 5 …音声出力アンプ 6 …スピーカ 7 …ヘッドホーンジャック 8’…スイッチ手段 17…コントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドホーンジャックにヘッドホーンプラ
    グが挿入された状態であるか否かを検出し、検出結果を
    出力する検出手段と、 入力された音声信号の音量レベルを調整する音量レベル
    調整手段と、 前記ヘッドホーン挿入検出手段の検出結果に基づいて、
    前記音量レベル調整手段を制御して、出力されるする音
    声信号の音量レベルを可変する制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする音量制御装置。
  2. 【請求項2】前記検出手段は、 ヘッドホーンジャックにヘッドホーンプラグが挿入され
    た状態と挿入されていない状態とでオンまたはオフの状
    態が変化するスイッチ手段と、 前記スイッチ手段のオンまたはオフの状態を検出し、検
    出結果を出力するヘッドホーン挿入検出手段とを具備
    し、 前記制御手段は、前記音量レベル調整手段により過去に
    設定された音量レベルを複数記憶するメモリーを具備し
    たことを特徴とする請求項1に記載の音量制御装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記ヘッドホーンジャッ
    クに前記ヘッドホーンプラグが挿入された状態を検出す
    ると、前記ヘッドホーンプラグが挿入される以前の音量
    レベルとは無関係な、予め定められた所定の音量レベル
    の音声信号が出力されるように、前記音量レベル調整手
    段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載
    の音量制御装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記ヘッドホーンジャッ
    クに前記ヘッドホーンプラグが挿入された状態を検出す
    ると、ユーザーの指定により、前記メモリーに記憶され
    た、前記ヘッドホーンジャックが前記ヘッドホーンプラ
    グから抜かれる直前の前回の音量レベルまたは前記ユー
    ザーにより過去に設定された音量レベルの音声信号が出
    力されるように、前記音量レベル調整手段を制御するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の音量制御装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記ヘッドホーンジャッ
    クから前記ヘッドホーンプラグが抜かれた状態を検出す
    ると、前記ヘッドホーンプラグが抜かれる以前の音量レ
    ベルとは無関係な、予め定められた所定の音量レベルの
    音声信号が出力されるように前記音量レベル調整手段を
    制御することを特徴とする請求項1または2に記載の音
    量制御装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記ヘッドホーンジャッ
    クから前記ヘッドホーンプラグが抜かれた状態を検出す
    ると、ユーザーの指定により、前記メモリーに記憶され
    た、前記ヘッドホーンジャックに前記ヘッドホーンプラ
    グが挿入される直前の前回の音量レベルまたは前記ユー
    ザーにより過去に設定された音量レベルの音声信号が出
    力されるように、前記音量レベル調整手段を制御するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の音量制御装置。
JP8294106A 1996-11-06 1996-11-06 音量制御装置 Pending JPH10145884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8294106A JPH10145884A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 音量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8294106A JPH10145884A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 音量制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10145884A true JPH10145884A (ja) 1998-05-29

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ID=17803374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8294106A Pending JPH10145884A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 音量制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10145884A (ja)

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