JPH10145584A - 画像処理装置及び方法及び方法を記憶した記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置及び方法及び方法を記憶した記憶媒体Info
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- JPH10145584A JPH10145584A JP8304708A JP30470896A JPH10145584A JP H10145584 A JPH10145584 A JP H10145584A JP 8304708 A JP8304708 A JP 8304708A JP 30470896 A JP30470896 A JP 30470896A JP H10145584 A JPH10145584 A JP H10145584A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の機器を接続することにより複数の機器
間で画像データの流用を行うことが可能な場合に、紙
幣、著作物、アニメーションキャラクタ等の画像が示す
画像データの流用が制限されるべき画像データの不法な
使用を抑止することを目的とする。 【解決手段】 接続線を介して接続された外部機器の属
性を決定する決定手段と、該外部機器との間で前記接続
線を介して画像データを入力または出力する入出力手段
と、該入出力手段により入力または出力されるべき画像
データに変調を行うことにより決定手段により決定され
た外部機器の属性を示す識別情報を目に見えにくくアド
オンするアドオン手段とを有することを特徴とする画像
処理装置。
間で画像データの流用を行うことが可能な場合に、紙
幣、著作物、アニメーションキャラクタ等の画像が示す
画像データの流用が制限されるべき画像データの不法な
使用を抑止することを目的とする。 【解決手段】 接続線を介して接続された外部機器の属
性を決定する決定手段と、該外部機器との間で前記接続
線を介して画像データを入力または出力する入出力手段
と、該入出力手段により入力または出力されるべき画像
データに変調を行うことにより決定手段により決定され
た外部機器の属性を示す識別情報を目に見えにくくアド
オンするアドオン手段とを有することを特徴とする画像
処理装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データに対して
各種情報をアドオンする画像処理装置及び方法及び方法
を記憶した記憶媒体に関するものである。
各種情報をアドオンする画像処理装置及び方法及び方法
を記憶した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来カラー複写機等、単体の画像複写装
置での紙幣の偽造等に対して、偽造防止技術が開発され
ている。
置での紙幣の偽造等に対して、偽造防止技術が開発され
ている。
【0003】しかしながらコンピュータシステムやスキ
ャナ、プリンタ等の画像データを入出力する周辺機器の
発達と、これら入出力された画像データを編集加工する
画像処理ソフトウェアの発達により、カラー複写機とい
った単体の画像複写装置でなくとも紙幣の偽造即ち精巧
な画像複写処理は十分可能になりつつある。
ャナ、プリンタ等の画像データを入出力する周辺機器の
発達と、これら入出力された画像データを編集加工する
画像処理ソフトウェアの発達により、カラー複写機とい
った単体の画像複写装置でなくとも紙幣の偽造即ち精巧
な画像複写処理は十分可能になりつつある。
【0004】更に、インターネットに代表される近年の
世界規模でのネットワークの進歩は、地理的に何万キロ
も離れた場所のスキャナ等の入力機器から画像データを
取得し、この画像データをネットワークを経由して遠方
の端末に送信し、この端末が有する画像処理ソフトウェ
アを用いて画像データを編集加工した後、更にこの画像
データをネットワークを介して他の端末のカラープリン
タ(インクジェット方式、カラーレーザープリンタ方式
等)に送信し、精巧な複写画像を可視出力することも可
能である。
世界規模でのネットワークの進歩は、地理的に何万キロ
も離れた場所のスキャナ等の入力機器から画像データを
取得し、この画像データをネットワークを経由して遠方
の端末に送信し、この端末が有する画像処理ソフトウェ
アを用いて画像データを編集加工した後、更にこの画像
データをネットワークを介して他の端末のカラープリン
タ(インクジェット方式、カラーレーザープリンタ方式
等)に送信し、精巧な複写画像を可視出力することも可
能である。
【0005】一方、ネットワークの進歩と共にマルチメ
ディアについても絵画、写真、映像キャラクタアニメー
ション、等の画像を含むコンテンツについても著作権や
サービスマーク、著作隣接権、肖像権、商標権等の権利
を侵害する行為を容易に成しえる状況になりつつある。
ディアについても絵画、写真、映像キャラクタアニメー
ション、等の画像を含むコンテンツについても著作権や
サービスマーク、著作隣接権、肖像権、商標権等の権利
を侵害する行為を容易に成しえる状況になりつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のカラー
複写機で行われている様な単体の機器内でのクローズド
な偽造防止方法では、コンピュータシステムやネットワ
ークシステムに対しては殆ど効力を持たない。
複写機で行われている様な単体の機器内でのクローズド
な偽造防止方法では、コンピュータシステムやネットワ
ークシステムに対しては殆ど効力を持たない。
【0007】近年、ユーザーが作成した画像データに対
し、画像フォーマットとしてハンドリングする際に、自
分の著作物である旨の付加情報をフォーマット中に埋め
込む技術が提案されているが、この技術は本人が意図的
に付加情報の埋め込みを希望した場合に限られる。
し、画像フォーマットとしてハンドリングする際に、自
分の著作物である旨の付加情報をフォーマット中に埋め
込む技術が提案されているが、この技術は本人が意図的
に付加情報の埋め込みを希望した場合に限られる。
【0008】本発明は、上記従来例に鑑みて成されたも
のであり、複数の機器を接続することにより複数の機器
間で画像データの流用を行うことが可能な場合に、紙
幣、著作物、アニメーションキャラクタ等の画像を示す
画像データの流用が制限されるべき画像データの不法な
使用を抑止することを目的とする。
のであり、複数の機器を接続することにより複数の機器
間で画像データの流用を行うことが可能な場合に、紙
幣、著作物、アニメーションキャラクタ等の画像を示す
画像データの流用が制限されるべき画像データの不法な
使用を抑止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によれば、接続線を介して接続された外部機器
(本実施の形態においてはプリンタ2、スキャナ3、デ
ィスプレイ4に対応する)の属性(同じくメーカー名、
デバイス名等に対応する)を決定する決定手段(同じく
接続デバイスを確認するOS/デバイスドライバを起動す
るパソコン1内のCPUに対応する)と、該外部機器との
間で前記接続線を介して画像データを入力または出力す
る入出力手段(同じくパソコン1内のインターフェース
に対応する)と、該入出力手段により入力または出力さ
れるべき画像データに変調を行うことにより決定手段に
より決定された外部機器の属性を示す識別情報を目に見
えにくくアドオンするアドオン手段(同じくCPUに対応
する)とを有することを特徴とする。
本発明によれば、接続線を介して接続された外部機器
(本実施の形態においてはプリンタ2、スキャナ3、デ
ィスプレイ4に対応する)の属性(同じくメーカー名、
デバイス名等に対応する)を決定する決定手段(同じく
接続デバイスを確認するOS/デバイスドライバを起動す
るパソコン1内のCPUに対応する)と、該外部機器との
間で前記接続線を介して画像データを入力または出力す
る入出力手段(同じくパソコン1内のインターフェース
に対応する)と、該入出力手段により入力または出力さ
れるべき画像データに変調を行うことにより決定手段に
より決定された外部機器の属性を示す識別情報を目に見
えにくくアドオンするアドオン手段(同じくCPUに対応
する)とを有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を代表
する実施の形態を説明する。
する実施の形態を説明する。
【0011】図1は本実施の形態に用いる画像処理シス
テムの全体図である。
テムの全体図である。
【0012】1はパソコンであり、2はパソコン1で画
像処理された画像データを可視画像として出力するカラ
ープリンタである。また、3はカラースキャナであり原
稿画像のRGB成分を読み取りカラーの画像データをパソ
コン1に出力するものである。4はディスプレイであり
パソコン1で画像処理された画像データを可視画像とし
て表示するものである。5はパソコン1に内蔵されてい
るモデムであり、パソコン1で画像処理された画像デー
タを6の通信回線に出力し、通信回線6上に接続されて
いる他の外部機器に画像データを送信することが可能で
ある。また他の外部機器から画像データを受信し、この
画像データをディスプレイ4、プリンタ2に出力して画
像データをを可視出力させることも可能である。
像処理された画像データを可視画像として出力するカラ
ープリンタである。また、3はカラースキャナであり原
稿画像のRGB成分を読み取りカラーの画像データをパソ
コン1に出力するものである。4はディスプレイであり
パソコン1で画像処理された画像データを可視画像とし
て表示するものである。5はパソコン1に内蔵されてい
るモデムであり、パソコン1で画像処理された画像デー
タを6の通信回線に出力し、通信回線6上に接続されて
いる他の外部機器に画像データを送信することが可能で
ある。また他の外部機器から画像データを受信し、この
画像データをディスプレイ4、プリンタ2に出力して画
像データをを可視出力させることも可能である。
【0013】上記他の外部機器は図1に示した画像処理
システムでも良いし、単なるネットワークプリンタ、ネ
ットワークスキャナ、ネットワークディスプレイ等でも
良い。
システムでも良いし、単なるネットワークプリンタ、ネ
ットワークスキャナ、ネットワークディスプレイ等でも
良い。
【0014】なお、パソコン1には内部に各種ソフトウ
エアを格納するRAM及び実際にこれを起動して画像処理
を含むパソコン1全体の制御を行うCPUを有する。
エアを格納するRAM及び実際にこれを起動して画像処理
を含むパソコン1全体の制御を行うCPUを有する。
【0015】またプリンタ2、スキャナ3、ディスプレ
イ4は、各々パソコン1にインストールされているOSに
デバイスとして登録されている。また、図1の様にプリ
ンタ2、スキャナ3、ディスプレイ4とパソコン1とは
画像データ及び制御コマンドをやり取りすることが可能
な接続線により接続されているものとする。
イ4は、各々パソコン1にインストールされているOSに
デバイスとして登録されている。また、図1の様にプリ
ンタ2、スキャナ3、ディスプレイ4とパソコン1とは
画像データ及び制御コマンドをやり取りすることが可能
な接続線により接続されているものとする。
【0016】現在パソコン1、プリンタ2、スキャナ
3、ディスプレイ4は全て電源ONの状態であり、JOB待
ちの状態にある。
3、ディスプレイ4は全て電源ONの状態であり、JOB待
ちの状態にある。
【0017】以下にスキャナ3から画像データを入力し
(1)、パソコン1、ディスプレイ4を用いてこれを編
集し(2)、編集された画像をプリンタ2により画像出
力する(3)までの一連の処理について説明する。
(1)、パソコン1、ディスプレイ4を用いてこれを編
集し(2)、編集された画像をプリンタ2により画像出
力する(3)までの一連の処理について説明する。
【0018】(1)画像データ入力 ユーザーはインストールされた市販の画像ハンドリング
用アプリケーションソフトを起動し、スキャナドライバ
/OSを経由してスキャナ3を動作させ、スキャナ3が原
稿を読み取ることにより生成した画像データをパソコン
1に入力する。
用アプリケーションソフトを起動し、スキャナドライバ
/OSを経由してスキャナ3を動作させ、スキャナ3が原
稿を読み取ることにより生成した画像データをパソコン
1に入力する。
【0019】まず、上記スキャナドライバはスキャナ3
を動作させる際に、パソコン1に接続されているデバイ
ス(この場合はスキャナ3(メーカー名:B、型式:4
56))がスキャナドライバと合っているかどうかを、
パソコン1とスキャナ3を接続するインターフェイス
(例えばIEEE1284準拠のインターフェイス)ケーブ
ルを介してパソコン1とスキャナ3の間でネゴシエーシ
ョンすることにより確認する。具体的には、スキャナド
ライバの有するカラープロファイル内に格納されている
メーカー名、デバイス名、型式等とネゴシエーションに
より得られたデバイス(スキャナ3)のメーカー名、デ
バイス名、型式等が対応しているかどうかを確認する。
を動作させる際に、パソコン1に接続されているデバイ
ス(この場合はスキャナ3(メーカー名:B、型式:4
56))がスキャナドライバと合っているかどうかを、
パソコン1とスキャナ3を接続するインターフェイス
(例えばIEEE1284準拠のインターフェイス)ケーブ
ルを介してパソコン1とスキャナ3の間でネゴシエーシ
ョンすることにより確認する。具体的には、スキャナド
ライバの有するカラープロファイル内に格納されている
メーカー名、デバイス名、型式等とネゴシエーションに
より得られたデバイス(スキャナ3)のメーカー名、デ
バイス名、型式等が対応しているかどうかを確認する。
【0020】上記確認の結果、「対応していない」場合
には、カラープロファイルが対応している色特性(補正
パラメータ)がスキャナ3の色特性と異なることにな
り、後述の色補正によってカラーマッチングを実現する
ことができなくなってしまので、その旨をドライバのGU
Iを介してユーザーに警告する。
には、カラープロファイルが対応している色特性(補正
パラメータ)がスキャナ3の色特性と異なることにな
り、後述の色補正によってカラーマッチングを実現する
ことができなくなってしまので、その旨をドライバのGU
Iを介してユーザーに警告する。
【0021】ユーザーはディスプレイ4上に表示された
この警告に基づき、スキャナドライバを変更する処理を
行うか、変更せずにこのまま継続するか選択する。
この警告に基づき、スキャナドライバを変更する処理を
行うか、変更せずにこのまま継続するか選択する。
【0022】スキャナドライバを変更する際には、変更
されたドライバのデバイス名等とネゴシエーションで得
られたデバイス名等を再度確認する処理を行う。
されたドライバのデバイス名等とネゴシエーションで得
られたデバイス名等を再度確認する処理を行う。
【0023】また、スキャナドライバがデスキャナ3と
対応していないにもかかわらず、ドライバの変更を行わ
ない場合には、「スキャナドライバとスキャナが対応し
ていない」旨を示す情報を発生し、後述するアドオン処
理に用いられる。
対応していないにもかかわらず、ドライバの変更を行わ
ない場合には、「スキャナドライバとスキャナが対応し
ていない」旨を示す情報を発生し、後述するアドオン処
理に用いられる。
【0024】なお上記確認の結果、「対応している」場
合には、上記警告は行わずに動作を継続する。
合には、上記警告は行わずに動作を継続する。
【0025】そして、スキャナドライバは、原稿を読み
取り生成された画像データをTIFF、Flash-Pix等のファ
イル型式に変換し、スキャナ3に対応したICCに準拠した
カラープロフィルをエンベッドし、パソコン1内のハー
ドディスク等の記憶手段に保存する。
取り生成された画像データをTIFF、Flash-Pix等のファ
イル型式に変換し、スキャナ3に対応したICCに準拠した
カラープロフィルをエンベッドし、パソコン1内のハー
ドディスク等の記憶手段に保存する。
【0026】(2)画像データ加工編集 次に、ユーザは画像編集用アプリケーションを起動し、
(1)で作成下ファイルをアプリケーションから呼び出
し、ディスプレイ4に画像を表示させる。
(1)で作成下ファイルをアプリケーションから呼び出
し、ディスプレイ4に画像を表示させる。
【0027】この時、画像データに対して、エンベッド
されているスキャナ3に対応したICCに準拠したカラープ
ロフィルをソースプロフィルとして、ディスプレイ4に
対応したにICCに準拠したカラープロフィルをデスティ
ネーションプロファイルとして用いて色補正処理を行
い、原稿の色と表示画像の色のマッチングを謀る。
されているスキャナ3に対応したICCに準拠したカラープ
ロフィルをソースプロフィルとして、ディスプレイ4に
対応したにICCに準拠したカラープロフィルをデスティ
ネーションプロファイルとして用いて色補正処理を行
い、原稿の色と表示画像の色のマッチングを謀る。
【0028】そして、表示画像に基づき、ファイル内の
画像データが示す画像中にメッセージを書き込んだり、
1つのファイルの中に複数の複製画像をレイアウトする
等の編集を行い、画像データを変更した後、再度同じフ
ァイルフォーマットで保存する。
画像データが示す画像中にメッセージを書き込んだり、
1つのファイルの中に複数の複製画像をレイアウトする
等の編集を行い、画像データを変更した後、再度同じフ
ァイルフォーマットで保存する。
【0029】(3)画像データ出力 更に、ユーザーは本画像処理システムで(2)で用いた
画像編集用アプリケーションを起動し、加工編集された
ファイル内の画像データを呼び出し、画像データをプリ
ンタ2に出力してこの画像データが示す画像を可視出力
させる。
画像編集用アプリケーションを起動し、加工編集された
ファイル内の画像データを呼び出し、画像データをプリ
ンタ2に出力してこの画像データが示す画像を可視出力
させる。
【0030】画像編集用アプリケーションソフトからプ
リンタ2に可視出力を実行させるには、(1)の画像ハ
ンドリング用アプリケーションソフトからスキャナ3の
画像データ入力を行わせた時と同様に、画像編集用アプ
リケーションソフトからプリンタドライバ/OSを経由し
て画像データをプリンタ2に出力し、画像形成を実行さ
せる。
リンタ2に可視出力を実行させるには、(1)の画像ハ
ンドリング用アプリケーションソフトからスキャナ3の
画像データ入力を行わせた時と同様に、画像編集用アプ
リケーションソフトからプリンタドライバ/OSを経由し
て画像データをプリンタ2に出力し、画像形成を実行さ
せる。
【0031】このプリンタ2の場合もプリンタドライバ
はICCに準拠したカラープロファイルを用いて色補正
(カラーマッチング処理)を行う。この画像処理システ
ムで画像形成する場合は、(1)で画像データと共にフ
ァイル保存されているスキャナ3のカラープロファイル
(B−456(メーカー名:B、型式:456)の認識
番号あり)をソースプロフィルとし、プリンタ2のカラ
ープロファイル(A−123の認識番号あり)をデステ
ィネーションプロファイルとして色補正を行う。
はICCに準拠したカラープロファイルを用いて色補正
(カラーマッチング処理)を行う。この画像処理システ
ムで画像形成する場合は、(1)で画像データと共にフ
ァイル保存されているスキャナ3のカラープロファイル
(B−456(メーカー名:B、型式:456)の認識
番号あり)をソースプロフィルとし、プリンタ2のカラ
ープロファイル(A−123の認識番号あり)をデステ
ィネーションプロファイルとして色補正を行う。
【0032】また、プリンタ2への可視出力の際にもス
キャナ3と同様に、プリンタドライバのカラープロファ
イルと実際にパソコン1に接続されているプリンタ2の
メーカーや型式が適合しているか否かを確認する。
キャナ3と同様に、プリンタドライバのカラープロファ
イルと実際にパソコン1に接続されているプリンタ2の
メーカーや型式が適合しているか否かを確認する。
【0033】プリンタドライバは、この色補正の他にユ
ーザーの好みに色をシフトさせるガンマ補正、色調整
(マスキング処理)、UCR(下色除去)、解像度の変
更、プリンタの印字デバイス(インクジェット、熱転写
等の印字ヘッド)に対応した2値化又はn値化処理等を
行う。
ーザーの好みに色をシフトさせるガンマ補正、色調整
(マスキング処理)、UCR(下色除去)、解像度の変
更、プリンタの印字デバイス(インクジェット、熱転写
等の印字ヘッド)に対応した2値化又はn値化処理等を
行う。
【0034】更に、本発明を用いた画像処理システムで
は、この2値化又はn値化された画像データに基づき形
成された画像上では画像識別するための付加パターンを
従来の公知の方法で人間の目に見えにくくアドオンす
る。代表的なアドオン処理の方法については後述する。
は、この2値化又はn値化された画像データに基づき形
成された画像上では画像識別するための付加パターンを
従来の公知の方法で人間の目に見えにくくアドオンす
る。代表的なアドオン処理の方法については後述する。
【0035】次に上記プリンタドライバによるソフトウ
エアの処理を図5を用いて説明する。
エアの処理を図5を用いて説明する。
【0036】図5のS50ではスキャナ3のカラープロ
ファイルとプリンタ3のカラープロファイルとに基づい
て色補正(カラーマッチング)処理を行う。
ファイルとプリンタ3のカラープロファイルとに基づい
て色補正(カラーマッチング)処理を行う。
【0037】次に、S51において色補正されたカラー
画像データに対してマスキング処理を行う。次にS52
においてこのカラー画像データをUCR処理し、その後S
53でγ補正を行う。またS54では必要に応じて解像
度変更処理を行う。なお、上記S55の解像度変更処理
はS50〜S53と前後しても良い。
画像データに対してマスキング処理を行う。次にS52
においてこのカラー画像データをUCR処理し、その後S
53でγ補正を行う。またS54では必要に応じて解像
度変更処理を行う。なお、上記S55の解像度変更処理
はS50〜S53と前後しても良い。
【0038】次にS55においてプリンタ2の機能に合
わせて多値カラー画像データを2値化又はn値化する。
S50〜S55が終了した後、S56でn値または2値
のカラー画像データに付加パターンのアドオン処理を行
う。
わせて多値カラー画像データを2値化又はn値化する。
S50〜S55が終了した後、S56でn値または2値
のカラー画像データに付加パターンのアドオン処理を行
う。
【0039】このアドオンされる付加パターンは、形成
されるカラー画像データを入力したスキャナ3のメーカ
ーと型式、このカラー画像データの示すカラー画像を実
際に形成したプリンタ2のメーカーと型式を示すもので
あり、これらは対応する各カラープロファイルに格納さ
れている。
されるカラー画像データを入力したスキャナ3のメーカ
ーと型式、このカラー画像データの示すカラー画像を実
際に形成したプリンタ2のメーカーと型式を示すもので
あり、これらは対応する各カラープロファイルに格納さ
れている。
【0040】更には、このプリンタドライバが起動して
いるOSの製品名、バージョン、キーID(シリアル番号)
等を表す情報を付加パターンとしたものもアドオンす
る。このOSのバージョンとシリアル番号はOSのシステム
関数(いわゆるコマンド)を用いることにより容易に取
得できる。
いるOSの製品名、バージョン、キーID(シリアル番号)
等を表す情報を付加パターンとしたものもアドオンす
る。このOSのバージョンとシリアル番号はOSのシステム
関数(いわゆるコマンド)を用いることにより容易に取
得できる。
【0041】なお(1)で説明した様に、スキャナドラ
イバがスキャナ3と対応していないにもかかわらず、ド
ライバの変更を行わなかった場合には、図12の概念図
(実際は図の情報が目に見えにくくアドオンされてい
る)の様に「スキャナドライバとスキャナが対応してい
ない」旨を示す情報と、更には選択されたスキャナドラ
イバの識別情報をアドオンする。
イバがスキャナ3と対応していないにもかかわらず、ド
ライバの変更を行わなかった場合には、図12の概念図
(実際は図の情報が目に見えにくくアドオンされてい
る)の様に「スキャナドライバとスキャナが対応してい
ない」旨を示す情報と、更には選択されたスキャナドラ
イバの識別情報をアドオンする。
【0042】なお、これらアドオン処理は、付加パター
ンが示す情報を更に符号化、暗号化を行った後に人間の
目に見えにくくアドオンする様にしても良い。上記アド
オンの具体的な方法としては、例えば付加パターンであ
るビットデータやバーコード等を直交変換を行うことに
より空間周波数成分にしてからアドオンする事が考えら
れる。
ンが示す情報を更に符号化、暗号化を行った後に人間の
目に見えにくくアドオンする様にしても良い。上記アド
オンの具体的な方法としては、例えば付加パターンであ
るビットデータやバーコード等を直交変換を行うことに
より空間周波数成分にしてからアドオンする事が考えら
れる。
【0043】上記アドオン処理が行われた際の概念図を
図3及び図4に示す。
図3及び図4に示す。
【0044】図3はスキャナ3により読み取られる原稿
であり例えば著作物であるものとする。この原稿をスキ
ャナ3から読み取りディスプレイ4上に表示しながらパ
ソコン1で編集し、プリンタ3から再生画像を可視出力
したものとする。
であり例えば著作物であるものとする。この原稿をスキ
ャナ3から読み取りディスプレイ4上に表示しながらパ
ソコン1で編集し、プリンタ3から再生画像を可視出力
したものとする。
【0045】上記可視出力処理が行われる際には、図4
(a)に示す様な再生画像に人間の目では認識しにくい状
態でパソコン1のOS名、バージョン、キーIDを左下A
に、プリンタ2のメーカー名(又は製品名)と型式を左
上Bに、スキャナ3A−123スキャナ3のメーカー名
(又は製品名)と型式を右上Cに、ディスプレイ4のメ
ーカー名(又は製品名)と型式を右下Dにアドオンする
様にする。
(a)に示す様な再生画像に人間の目では認識しにくい状
態でパソコン1のOS名、バージョン、キーIDを左下A
に、プリンタ2のメーカー名(又は製品名)と型式を左
上Bに、スキャナ3A−123スキャナ3のメーカー名
(又は製品名)と型式を右上Cに、ディスプレイ4のメ
ーカー名(又は製品名)と型式を右下Dにアドオンする
様にする。
【0046】なお、アドオンの位置はこれに限らず、必
要に応じて適宜設計すれば良い。例えば図4(b)の様
に、図4(a)の各領域ABCDを周期的に並べるようにして
も良い。また、領域Dに対応するディスプレイ4を用い
ないで上記処理を行った場合、又は画像処理システム内
に存在しない場合には図4(c)の様になる。
要に応じて適宜設計すれば良い。例えば図4(b)の様
に、図4(a)の各領域ABCDを周期的に並べるようにして
も良い。また、領域Dに対応するディスプレイ4を用い
ないで上記処理を行った場合、又は画像処理システム内
に存在しない場合には図4(c)の様になる。
【0047】このアドオンされる付加パターンは本画像
処理システムが何らかの禁止行為のために画像データま
たはこの画像データが示す画像が用いられた際に、この
画像データまたは画像データが示す画像にアドオンされ
た付加パターンをより所として追跡を行うことが可能と
なる。
処理システムが何らかの禁止行為のために画像データま
たはこの画像データが示す画像が用いられた際に、この
画像データまたは画像データが示す画像にアドオンされ
た付加パターンをより所として追跡を行うことが可能と
なる。
【0048】また上記アドオン処理は、可視出力処理が
行われる際に限らず、画像編集される際や画像表示がお
こなわれる際等、処理が行われる条件を変えても良い。
本実施の形態では画像データのプリンタ2への可視出力
処理が行われる際に、画像編集された最後のステップで
アドオン処理が行われるようにする。これによりアドオ
ンされた後に画像を編集されて変化することを防止でき
る。
行われる際に限らず、画像編集される際や画像表示がお
こなわれる際等、処理が行われる条件を変えても良い。
本実施の形態では画像データのプリンタ2への可視出力
処理が行われる際に、画像編集された最後のステップで
アドオン処理が行われるようにする。これによりアドオ
ンされた後に画像を編集されて変化することを防止でき
る。
【0049】以上実施の形態に用いたカラープロファイ
ルは、デバイス(プリンタ2、スキャナ3、ディスプレ
イ4等)に固有の色特性を補正するためのものであるの
で、カラープロファイルは各デバイスに対応しており、
一般に各デバイスメーカーから提供されるものである。
ルは、デバイス(プリンタ2、スキャナ3、ディスプレ
イ4等)に固有の色特性を補正するためのものであるの
で、カラープロファイルは各デバイスに対応しており、
一般に各デバイスメーカーから提供されるものである。
【0050】図6は上記カラープロファイルのデータ形
式を示す図である。
式を示す図である。
【0051】図中60には、このカラープロファイルが
対応しているデバイスのメーカー名、デバイス名、型式
等を示すID情報を記述する。また61には上記デバイ
スのカラープロファイルのバージョン情報を記述する。
また62には色補正に用いるカラーマッチング用のパラ
メータとしてルックアップテーブルを記述する。
対応しているデバイスのメーカー名、デバイス名、型式
等を示すID情報を記述する。また61には上記デバイ
スのカラープロファイルのバージョン情報を記述する。
また62には色補正に用いるカラーマッチング用のパラ
メータとしてルックアップテーブルを記述する。
【0052】63はその他のデータを格納するものであ
り、例えばメーカー、デバイス名、バージョン等を上記
アドオン処理によりアドオンするための付加パターン等
を記述する。
り、例えばメーカー、デバイス名、バージョン等を上記
アドオン処理によりアドオンするための付加パターン等
を記述する。
【0053】なお、付加パターンを記述しない場合に
は、OSまたは各種デバイスドライバ自体が上記メーカ
ー、デバイス名、バージョンから付加パターンに変換す
る機能が必要である。
は、OSまたは各種デバイスドライバ自体が上記メーカ
ー、デバイス名、バージョンから付加パターンに変換す
る機能が必要である。
【0054】なお本実施の形態では、ICCに準拠したカ
ラープロファイルを用いた例を示したが、ICCに準拠し
たカラープロファイルを用いない専用ドライバである場
合にも同様にパソコン1(ホストコンピュータ)とデバ
イスはネゴシエーションを行い、プリンタドライバとデ
バイス(プリンタ)の整合性を確認すれば良く、上記確
認の結果、プリンタドライバとプリンタが対応していな
い場合にはカラー画像データに図12に示す概念図の様
な「プリンタドライバとプリンタが対応していない」こ
とを示す付加パターンを付加する。また、これに加えて
どのデバイスに対応するプリンタドライバを用いたかを
示す識別情報も付加する。
ラープロファイルを用いた例を示したが、ICCに準拠し
たカラープロファイルを用いない専用ドライバである場
合にも同様にパソコン1(ホストコンピュータ)とデバ
イスはネゴシエーションを行い、プリンタドライバとデ
バイス(プリンタ)の整合性を確認すれば良く、上記確
認の結果、プリンタドライバとプリンタが対応していな
い場合にはカラー画像データに図12に示す概念図の様
な「プリンタドライバとプリンタが対応していない」こ
とを示す付加パターンを付加する。また、これに加えて
どのデバイスに対応するプリンタドライバを用いたかを
示す識別情報も付加する。
【0055】なお、以上の様にデバイスドライバとデバ
イスが対応していない場合であってもOSのシリアル番号
をアドオンすることは最低限可能である。
イスが対応していない場合であってもOSのシリアル番号
をアドオンすることは最低限可能である。
【0056】(アドオン処理の例)本実施の形態に用い
られるアドオンの具体的方法について一例を示す。
られるアドオンの具体的方法について一例を示す。
【0057】なお、以下に示す例は、図5のS55にお
いてプリンタが多値プリンタのために多値化(各色8ビ
ット化=256階調化)した場合とし、S56のアドオ
ン処理が多値のカラー画像データに対してアドオンする
際の処理である。
いてプリンタが多値プリンタのために多値化(各色8ビ
ット化=256階調化)した場合とし、S56のアドオ
ン処理が多値のカラー画像データに対してアドオンする
際の処理である。
【0058】なお、アドオン処理は、カラー画像データ
の各色成分毎(本実施の形態ではS51、S52でRGB
から変換されたCMYK成分毎)に行われるものである。本
実施の形態では各色成分の内のY(イエロー)成分につ
いてのみアドオンする事として説明する。
の各色成分毎(本実施の形態ではS51、S52でRGB
から変換されたCMYK成分毎)に行われるものである。本
実施の形態では各色成分の内のY(イエロー)成分につ
いてのみアドオンする事として説明する。
【0059】またアドオン処理する際の単位画像は、図
4に示した領域A〜Dの各々であり、この各々の領域につ
いて以下のアドオン処理を行うものとする。
4に示した領域A〜Dの各々であり、この各々の領域につ
いて以下のアドオン処理を行うものとする。
【0060】図7において領域301で示される4×4
画素は、パソコン1内でプリンタドライバによりS55
まで処理された多値のカラー画像データの領域A〜Dの各
々の中の一部である。
画素は、パソコン1内でプリンタドライバによりS55
まで処理された多値のカラー画像データの領域A〜Dの各
々の中の一部である。
【0061】この4×4画素の階調がαだけ増加させる
様にカラー画像データを変調する。これに応じて領域3
02及び303(2領域を合わせると上記領域301と
同じ画素数)の階調をαだけ減少させる様にカラー画像
データを変調する。図中のその他の領域に対しては変調
を行わない。この領域301〜303の8×4画素を付
加パターンの単位ドットとする。以上の変調処理によれ
ば画像自体の濃度(階調)は変化しないので人間の目に
は認識しにくいパターンのアドオンが可能である。
様にカラー画像データを変調する。これに応じて領域3
02及び303(2領域を合わせると上記領域301と
同じ画素数)の階調をαだけ減少させる様にカラー画像
データを変調する。図中のその他の領域に対しては変調
を行わない。この領域301〜303の8×4画素を付
加パターンの単位ドットとする。以上の変調処理によれ
ば画像自体の濃度(階調)は変化しないので人間の目に
は認識しにくいパターンのアドオンが可能である。
【0062】図8、図9は上記カラー画像データが示す
領域(領域A〜Dの各々)に設けられるアドオンラインの
一例を示す図である。
領域(領域A〜Dの各々)に設けられるアドオンラインの
一例を示す図である。
【0063】図8において401はアドオンラインであ
り、4画素の幅を有する。401a〜401eは各々図7
で示した単位ドットであり、8×4画素である。この単
位ドット401a〜401eは、主走査方向にd1(例え
ば128画素)の一定周期で並んでいる。
り、4画素の幅を有する。401a〜401eは各々図7
で示した単位ドットであり、8×4画素である。この単
位ドット401a〜401eは、主走査方向にd1(例え
ば128画素)の一定周期で並んでいる。
【0064】更に図9において、501〜510は上記
アドオンラインであり各ラインが副走査方向に、d2
(例えば16画素)の一定周期で並んでいる。詳細は後
述するが、例えば1本のアドオンラインは4ビットの情
報を表し、アドオンライン502〜509の8本のアド
オンラインは1組となって、32ビットの付加情報を表
すことが出来る。なおアドオンライン501と509は
同一の情報を表す。
アドオンラインであり各ラインが副走査方向に、d2
(例えば16画素)の一定周期で並んでいる。詳細は後
述するが、例えば1本のアドオンラインは4ビットの情
報を表し、アドオンライン502〜509の8本のアド
オンラインは1組となって、32ビットの付加情報を表
すことが出来る。なおアドオンライン501と509は
同一の情報を表す。
【0065】図10と図11はアドオンラインによる情
報(スキャナ3、プリンタ2のメーカーと型式、OSの製
品名、バージョン、キーID(シリアル番号)等)の表現
方法を示す図である。
報(スキャナ3、プリンタ2のメーカーと型式、OSの製
品名、バージョン、キーID(シリアル番号)等)の表現
方法を示す図である。
【0066】図10において、501と502は図9の
アドオンラインであり、両アドオンラインは副走査方向
に隣り合うアドオンラインである。また、上ラインの5
01a、501bと下ラインの502aとは上下アドオン
ラインの各単位ドット同志が主走査方向に近寄る(上下
に単位ドットが並ぶ)ことで人間の目に目立つのを防ぐ
ため、隣り合ったアドオンラインの各単位ドットは主走
査方向に少なくともd3(例えば32画素)の間隔が開
くようにする。
アドオンラインであり、両アドオンラインは副走査方向
に隣り合うアドオンラインである。また、上ラインの5
01a、501bと下ラインの502aとは上下アドオン
ラインの各単位ドット同志が主走査方向に近寄る(上下
に単位ドットが並ぶ)ことで人間の目に目立つのを防ぐ
ため、隣り合ったアドオンラインの各単位ドットは主走
査方向に少なくともd3(例えば32画素)の間隔が開
くようにする。
【0067】単位ドットにより表されるデータは単位ド
ット501aと単位ドット502aとの主走査方向への位
相差により決定される。即ち、下ラインの502aは0
〜Fに対応する位置の「2」に対応する位置に付加する
ことでデータ「2」を表すことになる。
ット501aと単位ドット502aとの主走査方向への位
相差により決定される。即ち、下ラインの502aは0
〜Fに対応する位置の「2」に対応する位置に付加する
ことでデータ「2」を表すことになる。
【0068】即ち上下に隣接する互いのアドオンライン
の主走査方向の位相のずれ量により0〜Fを表すことが
できる。
の主走査方向の位相のずれ量により0〜Fを表すことが
できる。
【0069】図11において、501、502は図9の
アドオンラインであり、アドオンライン501には本来
付加したい情報を示す付加パターンの単位ドット501
a〜501dの右側にd4(例えば16画素)の間隔でド
ット74a〜74dが追加される。同様にアドオンライン
502には、本来付加したい情報を示す付加パターンの
単位ドット502a〜502dが追加される。これら追加
ドットの役割は、各アドオンラインが何番目のアドオン
ラインかを明確にするためのマーカーであり、可視出力
された画像からでも副走査方向の上下を確定するもので
あるので2本のアドオンラインにマーカーを追加れば十
分である。
アドオンラインであり、アドオンライン501には本来
付加したい情報を示す付加パターンの単位ドット501
a〜501dの右側にd4(例えば16画素)の間隔でド
ット74a〜74dが追加される。同様にアドオンライン
502には、本来付加したい情報を示す付加パターンの
単位ドット502a〜502dが追加される。これら追加
ドットの役割は、各アドオンラインが何番目のアドオン
ラインかを明確にするためのマーカーであり、可視出力
された画像からでも副走査方向の上下を確定するもので
あるので2本のアドオンラインにマーカーを追加れば十
分である。
【0070】以上のアドオン処理は、CMYK成分のY成分
に対して行われるので、人間の目に識別することが困難
である。
に対して行われるので、人間の目に識別することが困難
である。
【0071】なお、上述のアドオン処理は付加するべき
各種情報をドットで形成される付加パターンとしたが、
アドオン処理はこれに限らず、図4に示す再生画像の各
領域A〜Dを形成するCMYK成分のY成分について、実際の
文字(メーカー名等)を付加しても良い。
各種情報をドットで形成される付加パターンとしたが、
アドオン処理はこれに限らず、図4に示す再生画像の各
領域A〜Dを形成するCMYK成分のY成分について、実際の
文字(メーカー名等)を付加しても良い。
【0072】また、本実施の形態ではカラー画像データ
をプリンタ2により可視出力する場合について示した
が、本発明はこれに限らずカラー画像データを流用され
ない様に抑止するためにも応用できる。この場合には、
可視出力される画像から各種情報を識別できなくても良
いので、例えば多値のカラー画像データの場合には下位
1ビットのビットプレーンを各種情報を2値画像として
示したビットプレーンに置き換える様にしても良い。こ
の方法によれば、カラー画像自体の品質は殆ど劣化しな
い。
をプリンタ2により可視出力する場合について示した
が、本発明はこれに限らずカラー画像データを流用され
ない様に抑止するためにも応用できる。この場合には、
可視出力される画像から各種情報を識別できなくても良
いので、例えば多値のカラー画像データの場合には下位
1ビットのビットプレーンを各種情報を2値画像として
示したビットプレーンに置き換える様にしても良い。こ
の方法によれば、カラー画像自体の品質は殆ど劣化しな
い。
【0073】なお、上述のアドオン処理は多値画像デー
タに対してのアドオン処理であるが、2値画像データに
対してのアドオン処理の場合にも、多値画像データの場
合と同様にY成分のビットプレーンに対して、画像の各
ラインのドットの位置をずらす等の公知の方法によりア
ドオン処理を行うことが可能である。
タに対してのアドオン処理であるが、2値画像データに
対してのアドオン処理の場合にも、多値画像データの場
合と同様にY成分のビットプレーンに対して、画像の各
ラインのドットの位置をずらす等の公知の方法によりア
ドオン処理を行うことが可能である。
【0074】なお、パソコン1はモデム5の代わりにネ
ットワークボードを有することにより、ネットワークに
接続し、画像データの通信を行うことが可能である。ま
たこれらモデム5、ネットワークボードにおいても、他
の機器と同様にカラー画像データが示す画像に対してモ
デム5、ネットワークボードが有する固有の番号を付加
することが可能である。よって例えばスキャナ3から入
力されたカラー画像データをネットワークを介して他の
外部機器に送信した際にはスキャナ3、パソコン1、ネ
ットワークボードに関する固有の識別情報が上記カラー
画像データに確実に付加されて送信される。
ットワークボードを有することにより、ネットワークに
接続し、画像データの通信を行うことが可能である。ま
たこれらモデム5、ネットワークボードにおいても、他
の機器と同様にカラー画像データが示す画像に対してモ
デム5、ネットワークボードが有する固有の番号を付加
することが可能である。よって例えばスキャナ3から入
力されたカラー画像データをネットワークを介して他の
外部機器に送信した際にはスキャナ3、パソコン1、ネ
ットワークボードに関する固有の識別情報が上記カラー
画像データに確実に付加されて送信される。
【0075】また本実施の形態において、カラー画像デ
ータをネットワークを介して他の外部機器に送信した際
には、カラープロファイルをエンベッドできるファイル
型式にしてカラー画像データをネットワークを介して他
の外部機器に送信すれば、このカラー画像データと共に
各種機器に対応するカラープロファイルを送信する事に
なるので、カラー画像データを受信した機器はカラープ
ロファイルに基づきスキャナ3、ディスプレイ4等の固
有の識別情報を付加パターンとしてカラー画像データに
付加できる。
ータをネットワークを介して他の外部機器に送信した際
には、カラープロファイルをエンベッドできるファイル
型式にしてカラー画像データをネットワークを介して他
の外部機器に送信すれば、このカラー画像データと共に
各種機器に対応するカラープロファイルを送信する事に
なるので、カラー画像データを受信した機器はカラープ
ロファイルに基づきスキャナ3、ディスプレイ4等の固
有の識別情報を付加パターンとしてカラー画像データに
付加できる。
【0076】なお、本実施の形態ではスキャナ3から入
力されたカラー画像データは、このカラープロファイル
を付加したカラー画像データをプリンタ2に出力する際
にOS、プリンタ2、スキャナ3、ディスプレイ4の識別
情報をアドオンする様にしたが、プリンタ2に出力され
る前のカラー画像データを不法に用いられない様にする
ためにスキャナ3からカラー画像データを入力すると同
時にOSまたはスキャナドライバに格納されているスキャ
ナ3の固有の識別情報を上記カラー画像データにパター
ンを付加する様にすれば確実に識別情報を付加すること
が可能である。
力されたカラー画像データは、このカラープロファイル
を付加したカラー画像データをプリンタ2に出力する際
にOS、プリンタ2、スキャナ3、ディスプレイ4の識別
情報をアドオンする様にしたが、プリンタ2に出力され
る前のカラー画像データを不法に用いられない様にする
ためにスキャナ3からカラー画像データを入力すると同
時にOSまたはスキャナドライバに格納されているスキャ
ナ3の固有の識別情報を上記カラー画像データにパター
ンを付加する様にすれば確実に識別情報を付加すること
が可能である。
【0077】これと同様に全ての機器について、各機器
によるカラー画像データの処理が行われた時点で各機器
の識別情報を随時付加パターンとして付加する様にすれ
ば確実に識別情報を付加できる。
によるカラー画像データの処理が行われた時点で各機器
の識別情報を随時付加パターンとして付加する様にすれ
ば確実に識別情報を付加できる。
【0078】なお、その際にはプリンタドライバがアド
オン処理を行う事は難しいので、各デバイスを動作させ
る各デバイスドライバがOS、プリンタ2、スキャナ3、
ディスプレイ4の識別情報を付加様にすれば良い。
オン処理を行う事は難しいので、各デバイスを動作させ
る各デバイスドライバがOS、プリンタ2、スキャナ3、
ディスプレイ4の識別情報を付加様にすれば良い。
【0079】また、別の方法としてパソコン1のOSがこ
れら各デバイスのアドオン処理を制御する様にしても良
い。更にはOSが各デバイスドライバが行う接続デバイス
の確認を行うようにしても良い。
れら各デバイスのアドオン処理を制御する様にしても良
い。更にはOSが各デバイスドライバが行う接続デバイス
の確認を行うようにしても良い。
【0080】なお、スキャナ3の代わりにカラー画像デ
ータを入力するための他の入力機器(デジタルカメラ、
ビデオカメラ等)を用いる場合も本実施の形態に適用可
能である。
ータを入力するための他の入力機器(デジタルカメラ、
ビデオカメラ等)を用いる場合も本実施の形態に適用可
能である。
【0081】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、複数
の機器を接続することにより複数の機器間で画像データ
の流用を行うことが可能な場合に、接続線を介して接続
された外部機器の属性を判別したを示す識別情報を、装
置内部の入出力手段により入力または出力されるべき画
像データに変調を行うことで目に見えにくくアドオンす
るので、紙幣、著作物、アニメーションキャラクタ等の
画像データの流用が制限されるべき画像を示す画像デー
タの不法な使用を抑止することができる。また、識別情
報は目に見えにくくアドオンされるので画像データが示
す画像自体には視覚的な劣化が無いという効果がある。
の機器を接続することにより複数の機器間で画像データ
の流用を行うことが可能な場合に、接続線を介して接続
された外部機器の属性を判別したを示す識別情報を、装
置内部の入出力手段により入力または出力されるべき画
像データに変調を行うことで目に見えにくくアドオンす
るので、紙幣、著作物、アニメーションキャラクタ等の
画像データの流用が制限されるべき画像を示す画像デー
タの不法な使用を抑止することができる。また、識別情
報は目に見えにくくアドオンされるので画像データが示
す画像自体には視覚的な劣化が無いという効果がある。
【図1】本実施の形態に用いる画像処理システムの全体
図
図
【図2】図1の構成を詳細に説明するための詳細図
【図3】本実施の形態においてスキャナから読み取り入
力される原稿画像を表す図
力される原稿画像を表す図
【図4】本実施の形態において作成された際の再生画像
の概念図
の概念図
【図5】プリンタドライバの一連の処理を示す図
【図6】カラープロファイルの記述形式の一例を示す図
【図7】アドオン処理に用いる付加パターン生成方法を
示す図
示す図
【図8】図4の領域A〜Dの各々に存在する1アドオンラ
インを示す図
インを示す図
【図9】図4の領域A〜Dの各々に存在する複数のアドオ
ンラインを示す図
ンラインを示す図
【図10】図9の複数のアドオンラインの2ラインの詳
細図
細図
【図11】図10の2ラインのアドオンラインを実際に
用いる際の詳細図
用いる際の詳細図
【図12】本実施の形態において作成された際の再生画
像の概念図
像の概念図
1 パソコン(ホストコンピュータ) 2 プリンタ 3 スキャナ 4 ディスプレイ 5 モデム 6 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 竜一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 山崎 健史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 中澤 壽弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (22)
- 【請求項1】 接続線を介して接続された外部機器の属
性を決定する決定手段と、 該外部機器との間で前記接続線を介して画像データを入
力または出力する入出力手段と、 該入出力手段により入力または出力されるべき画像デー
タに変調を行うことにより決定手段により決定された外
部機器の属性を示す識別情報を目に見えにくくアドオン
するアドオン手段とを有することを特徴とする画像処理
装置。 - 【請求項2】 前記決定手段は外部機器とのネゴシエー
ションにより外部機器の属性を決定することを特徴とす
る請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記属性を決定できない場合には、属性
を決定できない旨の情報を上記アドオン手段によりアド
オンすることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装
置。 - 【請求項4】 接続線を介して接続された外部機器の属
性を決定する決定ステップと、 該外部機器との間で前記接続線を介して画像データを入
力または出力する入出力ステップと、 該入出力ステップで入力または出力されるべき画像デー
タに変調を行うことにより決定ステップで決定された外
部機器の属性を示す識別情報を目に見えにくくアドオン
するアドオンステップとを有することを特徴とする画像
処理方法。 - 【請求項5】 接続線を介して接続された外部機器の属
性を決定する決定ステップと、 該外部機器との間で前記接続線を介して画像データを入
力または出力する入出力ステップと、 該入出力ステップで入力または出力されるべき画像デー
タに変調を行うことにより決定ステップで決定された外
部機器の属性を示す識別情報を目に見えにくくアドオン
するアドオンステップとを実行させるプログラムをコン
ピュータにより読み取り可能な状態に記憶した記憶媒
体。 - 【請求項6】 接続線を介して接続された画像を読み取
り画像データを発生する入力機器の属性を決定する決定
手段と、 該入力機器から前記接続線を介して画像データを入力す
る入力手段と、 該入力手段により入力された画像データに変調を行うこ
とにより決定手段により決定された入力機器の属性を示
す識別情報を目に見えにくくアドオンするアドオン手段
と、 該アドオン手段によりアドオンされた画像データを出力
する出力手段とを有することを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項7】 前記決定手段は入力機器とのネゴシエー
ションにより入力機器の属性を決定することを特徴とす
る請求項6に記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 前記属性を決定できない場合には、属性
を決定できない旨の情報を上記アドオン手段によりアド
オンすることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装
置。 - 【請求項9】 接続線を介して接続された画像を読み取
り画像データを発生する入力機器の属性を決定する決定
ステップと、 該入力機器から前記接続線を介して画像データを入力す
る入力ステップと、 該入力ステップで入力された画像データに変調を行うこ
とにより決定ステップで決定された入力機器の属性を示
す識別情報を目に見えにくくアドオンするアドオンステ
ップと、 該アドオンステップでアドオンされた画像データを出力
する出力ステップとを有することを特徴とする画像処理
方法。 - 【請求項10】 接続線を介して接続された画像を読み
取り画像データを発生する入力機器の属性を決定する決
定ステップと、 該入力機器から前記接続線を介して画像データを入力す
る入力ステップと、 該入力ステップで入力された画像データに変調を行うこ
とにより決定ステップで決定された入力機器の属性を示
す識別情報を目に見えにくくアドオンするアドオンステ
ップと、 該アドオンステップでアドオンされた画像データを出力
する出力ステップとを実行させるプログラムをコンピュ
ータにより読み取り可能な状態に記憶した記憶媒体。 - 【請求項11】 接続線を介して接続された画像を可視
出力するための出力機器の属性を決定する決定手段と、 該出力機器へ前記接続線を介して画像データを出力する
出力手段と、 該出力手段により前記画像データが出力される前に、該
画像データに変調を行うことにより決定手段により決定
された出力機器の属性を示す識別情報を目に見えにくく
アドオンするアドオン手段とを有することを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項12】 前記決定手段は出力機器とのネゴシエ
ーションにより出力機器の属性を決定することを特徴と
する請求項11に記載の画像処理装置。 - 【請求項13】 前記属性を決定できない場合には、属
性を決定できない旨の情報を上記アドオン手段によりア
ドオンすることを特徴とする請求項12に記載の画像処
理装置。 - 【請求項14】 接続線を介して接続された画像を可視
出力するための出力機器の属性を決定する決定ステップ
と、 該出力機器へ前記接続線を介して画像データを出力する
出力ステップと、 該出力ステップで前記画像データが出力される前に、該
画像データに変調を行うことにより決定ステップで決定
された出力機器の属性を示す識別情報を目に見えにくく
アドオンするアドオンステップとを有することを特徴と
する画像処理方法。 - 【請求項15】 接続線を介して接続された画像を可視
出力するための出力機器の属性を決定する決定ステップ
と、 該出力機器へ前記接続線を介して画像データを出力する
出力ステップと、 該出力ステップで前記画像データが出力される前に、該
画像データに変調を行うことにより決定ステップで決定
された出力機器の属性を示す識別情報を目に見えにくく
アドオンするアドオンステップとを実行させるプログラ
ムをコンピュータにより読み取り可能な状態に記憶した
記憶媒体。 - 【請求項16】 外部機器との間で接続線を介して画像
データを入力するコンピュータの内部において、外部機
器の画像処理性能に合わせた画像処理を行うためにコン
ピュータの各種動作を制御するための画像処理方法であ
って、 前記外部機器の属性を決定する決定ステップと、 前記決定ステップで決定された外部機器の属性に基づい
て、前記外部機器から前記コンピュータに入力された画
像データを画像処理する画像処理ステップと、 前記画像処理ステップにおける画像処理において、前記
画像データに変調を行うことにより前記決定ステップで
決定された外部機器の属性を示す識別情報を目に見えに
くくアドオンするアドオンステップとを有することを特
徴とする画像処理方法。 - 【請求項17】 前記決定ステップは外部機器とのネゴ
シエーションを行わせることにより外部機器の属性を決
定することを特徴とする請求項16に記載の画像処理方
法。 - 【請求項18】 前記属性を決定できない場合には、属
性を決定できない旨の情報を上記アドオンステップでア
ドオンすることを特徴とする請求項17に記載の画像処
理方法。 - 【請求項19】 外部機器との間で接続線を介して画像
データを入力するコンピュータの内部において、外部機
器の画像処理性能に合わせた画像処理を行うためにコン
ピュータの各種動作を制御するためのものであって、 前記外部機器の属性を決定する決定ステップと、 前記決定ステップで決定された外部機器の属性に基づい
て、前記外部機器から前記コンピュータに入力された画
像データを画像処理する画像処理ステップと、 前記画像処理ステップにおける画像処理において、前記
画像データに変調を行うことにより前記決定ステップで
決定された外部機器の属性を示す識別情報を目に見えに
くくアドオンするアドオンステップを実行させるプログ
ラムをコンピュータにより読み取り可能な状態に記憶し
た記憶媒体。 - 【請求項20】 デバイスに対応したカラープロファイ
ルを格納する格納手段と、 外部デバイスとのネゴシエーションにより、該外部デバ
イスの種類を判別する判別手段と、 前記外部デバイスの種類に応じたカラープロファイルに
記述されている情報に基づき、入力画像データに対して
アドオン処理を行うアドオン処理手段を有することを特
徴とする画像処理装置。 - 【請求項21】 更に、入力画像データに対して、前記
前記外部デバイスの種類に応じたカラープロファイルに
記述されている色処理パラメータを用いてカラーマッチ
ング処理を行うカラーマッチング処理手段を有し、 前記アドオン処理手段は、前記カラーマッチング処理さ
れた画像データに対してアドオン処理を行うことを特徴
とする請求項20に記載の画像処理装置。 - 【請求項22】 前記カラープロファイルに記述されて
いる情報は、アドオンで付加する付加パターンであるこ
とを特徴とする請求項21に記載の画像処理装置。
Priority Applications (5)
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JP8304708A JPH10145584A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 画像処理装置及び方法及び方法を記憶した記憶媒体 |
US08/963,984 US6546129B1 (en) | 1996-11-15 | 1997-11-04 | Image processing apparatus, method, and medium for adding identification information |
EP97308919A EP0843237B1 (en) | 1996-11-15 | 1997-11-06 | Image processing apparatus, image processing method and storage medium |
DE69728949T DE69728949T2 (de) | 1996-11-15 | 1997-11-06 | Bildverarbeitungsvorrichtung und -verfahren und Speichermedium |
AT97308919T ATE266218T1 (de) | 1996-11-15 | 1997-11-06 | Bildverarbeitungsvorrichtung und -verfahren und speichermedium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |