JPH10141416A - 減衰力調整式油圧緩衝器 - Google Patents
減衰力調整式油圧緩衝器Info
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- F16F9/348—Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body
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Abstract
性の調整範囲を広くし、かつ、安定した減衰力特性を得
る。 【解決手段】 比例ソレノイドアクチュエータ15への通
電電流に応じてスプール73を移動させてポート63,66の
流路面積を変化させ、シリンダ上下室間の流路面面積を
直接変化させることによって、オリフィス特性を調整す
ると同時に、その圧力損失によってパイロット室56,57
の内圧を変化させて、ディスクバルブ42,43の開弁圧力
を変化させてバルブ特性を調整するので、減衰力特性の
調整範囲を広くすることができる。パイロット室56,57
は、摺動部を有していないので、油液の漏れがなく、安
定した減衰力特性を得ることができる。また、リテーナ
ディスク44,45とシールリング50,51との当接部の直径
がほぼ一定となるので、パイロット圧力の受圧面積の変
化をなくして安定した減衰力特性を得ることができる。
Description
懸架装置等に装着される減衰力調整式油圧緩衝器に関す
るものである。
油圧緩衝器には、路面状況、走行状況等に応じて乗り心
地や操縦安定性を向上させるために、減衰力を適宜調整
できるようにした減衰力調整式油圧緩衝器がある。
を封入したシリンダ内にピストンロッドを連結したピス
トンを摺動可能に嵌装してシリンダ内を2室に画成し、
ピストン部にシリンダ内の2室を連通させる主油液通路
およびバイパス通路を設け、主油液通路には、オリフィ
スおよびディスクバルブ等からなる減衰力発生機構を設
け、バイパス通路には、その流路面積を調整する減衰力
調整弁を設けた構成となっている。なお、シリンダ内の
一方の室には、ピストンロッドの伸縮にともなうシリン
ダ内の容積変化をガスの圧縮、膨張によって補償するリ
ザーバがベースバルブを介して接続されている。
路を開いてシリンダ内の2室間の油液の流通抵抗を小さ
くすることにより減衰力を小さくし、また、バイパス通
路を閉じて2室間の流通抵抗を大きくすることにより減
衰力を大きくする。このように、減衰力調整弁の開閉に
より減衰力特性を適宜調整することができる。
の流路面積を変化させることによって減衰力を調整する
ものでは、ピストン速度の低速域においては、減衰力は
バイパス通路のオリフィス面積に依存するので、減衰力
特性を大きく変化させることができるが、ピストン速度
の中高速域においては、減衰力が主油液通路の減衰力発
生機構(ディスクバルブ等よりなり開弁圧力は一定)に
依存するため、減衰力特性を大きく変化させることがで
きない。
242号公報に記載されているように、ピストン部に設
けられた主油液通路の減衰力発生機構であるメインバル
ブの背部に圧力室を形成し、この圧力室を固定オリフィ
スを介してメインバルブの上流側のシリンダ室に連通さ
せ、また、可変オリフィスを介してメインバルブの下流
側のシリンダ室に連通させるようにしたものが提案され
ている。
変オリフィスを開閉することにより、シリンダ内の2室
間の流路面積を調整するとともに、圧力室の圧力を変化
させてメインバルブの開弁初期圧力を変化させることが
できる。このようにして、オリフィス特性(減衰力がピ
ストン速度の2乗にほぼ比例する)およびバルブ特性
(減衰力がピストン速度にほぼ比例する)を調整するこ
とができ、減衰力特性の調整範囲を広くすることができ
る。
報記載の減衰力調整式油圧緩衝器では、バルブガイドに
メインバルブを摺動可能に嵌合させて圧力室を形成する
ようにしているので、バルブガイドとメインバルブとの
摺動部において油液の漏れが生じるため、安定した減衰
力が得にくくなる。特に、摺動部からの漏れは、油液の
温度による粘度の変化に大きな影響を受けるため、温度
変化による減衰力のばらつきが大きくなる。さらに、摺
動部分の加工には、高い工作精度が要求されるので製造
コストが高くなる。
あり、減衰力特性の調整範囲が広く、しかも、安定した
減衰力を得ることができる減衰力調整式油圧緩衝器を提
供することを目的とする。
めに、請求項1の発明は、油液が封入されたシリンダ
と、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、
一端が該ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部
まで延ばされたピストンロッドと、前記ピストンの摺動
によって油液を流通させる主通路と、該主通路に設けら
れ該主通路の流路面積を調整する主減衰弁と、該主減衰
弁の弁体の背面部に設けられ該弁体の閉弁方向に内圧を
作用させるパイロット室と、該パイロット室と前記主通
路の前記主減衰弁の上流側とを連通させる上流側通路
と、該上流側通路に設けられた固定オリフィスと、前記
パイロット室と前記主通路の前記主減衰弁の下流側とを
連通させる下流側通路と、前記下流側通路に設けられ該
下流側通路の流路面積を調整する可変オリフィスとを備
えてなる減衰力調整式油圧緩衝器において、有底筒状の
バルブ本体の底部の内側に同心上に突出された環状の内
側シール部、外側シール部およびこれらの間の弁座と、
前記内側シール部と弁座との間に連通する入口油路と、
前記弁座と外側シール部との間に連通する出口油路と、
内周部が前記内側シール部に固定され外周部が前記弁座
に当接するディスクバルブと、該ディスクバルブ上に積
層された該ディスクバルブより小径のリテーナディスク
と、内周部が前記リテーナディスクの外周縁部に当接し
外周部が前記外側シール部に固定された環状のシールリ
ングと、前記リテーナディスクおよび前記ディスクバル
ブを前記弁座側へ押圧するばね手段と、前記バルブ本体
の開口部に結合する閉塞部材とを設け、前記入口油路お
よび出口油路によって前記主通路を構成し、前記ディス
クバルブによって前記主減衰弁の弁体を構成し、さら
に、前記閉塞部材と前記リテーナディスクとシールリン
グとで前記パイロット室を画成したことを特徴とする。
フィスによって、下流側通路の流路面積を変化させるこ
とにより、シリンダ室間の流路面積を直接変化させて減
衰力特性(オリフィス特性)を調整すると同時に、可変
オリフィスでの圧力損失によってパイロット室の内圧を
変化させて主減衰弁の開弁特性を変化させることによ
り、減衰力特性(バルブ特性)を調整する。また、摺動
部を設けることなく、パイロット室を形成しているの
で、パイロット室からの油液の漏れを小さくすることが
できる。さらに、シールリングがリテーナディスクの外
周縁部に当接しているので、パイロット室の圧力の上昇
によって、シールリングが撓んだ場合でも、リテーナデ
ィスクとシールディスクとの当接部の直径が殆ど変化す
ることがない。
おいて、有底筒状のバルブ本体の底部と側壁部とを別体
とし、また、、シールリング上に設けたリテーナリング
に環状のシールばねの外周部を当接させ、該シールばね
の内周部に閉塞部材を当接させてパイロット室を画成し
たことを特徴とする。
体を燒結等によって容易に成形することができる。ま
た、弾性率の大きいゴム製のOリングによらず、弾性率
の小さいシールばねによってパイロット室をシールして
いるので、パイロット室の体積弾性率の増大を防止する
ことができる。
の構成において、外側シール部とシールリングと間に、
内径が前記外側シール部よりも小径で該外側シール部か
ら内側に突出する凸片を設けたことを特徴とする。
ングは、パイロット室の圧力を受けて撓むと、凸片に当
接して、その撓みが規制され、このとき、シールリング
は、パイロット室の圧力の増大による撓みの増大にとも
ない、凸片との当接部が内側へ広がり、これにより、シ
ールリングが受けるパイロット室の圧力の一部を凸片が
支持することになり、その分、ディスクバルブに作用す
る圧力が小さくなり、ディスクバルブの開弁圧力の上昇
が抑制される。
基づいて詳細に説明する。
し図3を参照して説明する。図2に示すように、第1実
施形態に係る減衰力調整式油圧緩衝器の油圧緩衝器本体
1は、油液が封入されたシリンダ2内にピストン3が摺
動可能に嵌装されており、このピストン3によってシリ
ンダ2内がシリンダ上室2aとシリンダ下室2bの2室に画
成されている。ピストン3には、ピストンロッド4の一
端が連結されており、ピストンロッド4は、シリンダ上
室2aを通ってその他端側がシリンダ2の外部へ延出され
ている。シリンダ下室2bには、シリンダ2の底部に設け
られたベースバルブ5を介して油液およびガスが封入さ
れたリザーバ6が接続されている。
を連通させる油路7およびこの油路7のシリンダ下室2b
側からシリンダ上室2a側への油液の流通のみを許容する
逆止弁8が設けられている。また、ベースバルブ5に
は、シリンダ下室2bとリザーバ6とを連通させる油路9
およびこの油路9のリザーバ6側からシリンダ下室2b側
への油液の流通のみを許容する逆止弁10が設けられてい
る。そして、油圧緩衝器本体1には、図1および図3に
示す減衰力発生機構11が接続されている。
3を用いて説明する。なお、減衰力発生機構11の伸び側
および縮み側のバルブ機構は、ほぼ同様の構造であるか
ら、それらの共通の拡大図を図3に示して説明する。
機構11は、有底円筒状のケース12内に、2つの有底円筒
状のバルブ本体13,14が嵌合され、開口部に比例ソレノ
イドアクチュエータ15(以下、アクチュエータ15とい
う)が取付けられており、バルブ本体13,14によってケ
ース12内が油室12a ,12b ,12c の3つの室に区画され
ている。バルブ本体13,14の開口部には、それぞれ環状
の閉塞部材16,17が嵌合されており、バルブ本体13,14
および閉塞部材16,17は、アクチュエータ15に螺着され
た円筒状のガイド部材18が挿通されてナット19によって
固定されている。また、ケース12の側壁には、油室12a
,12b ,12c にそれぞれ連通する接続孔20,21,22が
設けられており、接続孔20,21,22は、それぞれ油路2
3,24,25を介して、油圧緩衝器本体1のシリンダ上室2
a、シリンダ下室2bおよびリザーバ6に接続されてい
る。
方向に沿って配置された複数の(2つのみ図示する)油
路26,27(入口油路)が軸方向に貫通されている。ま
た、バルブ本体13,14の底部の内壁には、それぞれ油路
26,27の内周側に環状の内側シール部28,29(図3参
照)が突設され、油路26,27の外周側に環状の弁座30,
31(図3参照)が突設され、さらに、その外周側のバル
ブ本体13,14の側壁近傍に、環状の外側シール部32,33
(図3参照)が設けられている。弁座30,31と外側シー
ル部32,33との間には、環状の溝部34,35が形成されて
おり、溝部34,35は、それぞれ油路36,37(出口油路)
を介して油室12b ,12c に連通されている。
側シール部36,37上には、それぞれ円板状のオリフィス
板38,39(後述)およびスペーサ40,41が積層され、そ
の上にディスクバルブ42,43が積層され、その上にディ
スクバルブ42,43よりもやや小径の円板状のリテーナデ
ィスク44,45が積層され、さらに、その上にリテーナデ
ィスク44,45よりも小径の複数(図示のものでは3枚)
の円板状の板ばね46,47(ばね手段)およびスペーサ4
8,49が積層されており、ディスクバルブ42,43の外周
部が弁座30,31に着座している。
のシールリング50,51が嵌合されており、その内周部が
リテーナディスク44,45の外周部に若干の重ねしろをも
って当接し、外周部が外側シール部32,33に当接してい
る。シールリング50,51の外周部の上に、リテーナリン
グ52,53が当接され、さらに、その上に環状のシールば
ね54,55の外周部が当接されている。そして、バルブ本
体13,14に嵌合された閉塞部材16,17がスペーサ46,47
およびシールばね54,55の内周部に当接して、ディスク
バルブ42,43、リテーナディスク44,45、板ばね46,47
の内周部を内側シール部28,29に固定するとともに、シ
ールリング50,51の外周部を外側シール部32,33に固定
している。
およびシールリング50,51によってバルブ本体13,14内
のディスクバルブ42,43の背面側に、それぞれパイロッ
ト室56,57が画成されている。このとき、シールばね5
4,55によってバルブ本体13,14と閉塞部材16,17と間
をシールしている。また、リテーナディスク44,45とシ
ールリング50,51との当接部を確実にシールするため、
シールリング50,51は、その組付状態において、バルブ
本体13,14の底部に対して、外周部が内周部よりも僅か
に低い位置となり、リテーナディスク44,45に押しつけ
られるようになっている。なお、図中、符号58,59,6
0,61,62はOリングを示す。
6,57にそれぞれ連通するポート63,64および油室12b
,12c にそれぞれ連通するポート65,66が設けられて
いる。内側シール部28,29に取付けられたオリフィス板
38,39には、固定オリフィス67,68が設けられており、
この固定オリフィス67,68、内側シール部の切欠69,70
およびガイド部材18の外周部の溝71,72によって上流側
通路が構成され、この上流側通路を介して、油路26,27
とポート63,64、すなわちパイロット室56,57とが互い
に連通されている。また、ガイド部材18内には、ポート
63,65間およびポート64,66間(下流側通路)の流路面
積をそれぞれ調整するスプール73が摺動可能に嵌装され
ている。スプール73は、圧縮ばね74によってアクチュエ
ータ15側へ付勢されており、アクチュエータ15の作動ロ
ッド75によってばね74の付勢力に抗して移動させること
により、ポート63およびポート66(可変オリフィス)の
流路面積を調整できるようになっている。
について次に説明する。
トン3の油路7の逆止弁8が閉じてシリンダ上室2a側の
油液が加圧され、油路23、接続孔20、油室12a 、油路2
6、固定オリフィス67、切欠69、溝71、ポート63、ポー
ト65、油室12b 、接続孔21および油路24を通ってシリン
ダ下室2b側へ流れる。このとき、シリンダ上室2a側の圧
力がディスクバルブ42の開弁圧力に達すると、ディスク
バルブ42が開いて、油液が油路26から溝部34および油路
36を介して、油室12b へ直接流れる。なお、ピストンロ
ッド4がシリンダ2内から退出した分の油液がリザーバ
6からベースバルブ5の油路9の逆止弁10を開いてシリ
ンダ下室2bへ流れる。
ルブ42の開弁前は、固定オリフィス67およびスプール73
によるポート63の流路面積に応じてオリフィス特性の減
衰力が発生し、ピストン速度が高くなり、シリンダ上室
2a側の圧力が上昇してディスクバルブ42が開くと、その
開度に応じてバルブ特性の減衰力が発生して、ピストン
速度の上昇による減衰力の上昇を適度に調整する。
路面積が小さいほど、ポート63での圧力損失が大きくな
り、その上流側に連通するパイロット室56の圧力が上昇
して、その圧力がディスクバルブ42の閉弁方向に作用す
るので、ディスクバルブ42の開弁圧力が高くなる。した
がって、アクチュエータ15への通電電流によってスプー
ル73を移動させてポート63の流路面積を変化させること
により、直接オリフィス特性を調整すると同時に、パイ
ロット室56の圧力を変化させてバルブ特性を調整するこ
とができるので、ピストン速度の低速域から高速域にわ
たって減衰力特性を調整することができる。
は、ピストン3の油路7の逆止弁8が開いてシリンダ上
下室2a,2bがほぼ同圧となり、減衰力発生機構11の接続
孔20,21間では油液の流れは生じない。一方、ピストン
ロッド4のシリンダ2内への侵入によって、ベースバル
ブ5の油路9の逆止弁10が閉じ、シリンダ2内の油液が
加圧されて、シリンダ下室2b側から、油路24、接続孔2
1、油室12b 、油路27、固定オリフィス68、切欠70、溝7
2、ポート64、ポート66、油室12c 、接続孔22および油
路25を通ってリザーバ6側へ流れる。このとき、シリン
ダ2側の圧力がディスクバルブ43の開弁圧力に達する
と、ディスクバルブ43が開いて、油液が油路27から溝部
35および油路37を介して、油室12c へ直接流れる。
ルブ43の開弁前は、固定オリフィス68およびスプール73
によるポート66の流路面積に応じてオリフィス特性の減
衰力が発生し、ピストン速度が高くなり、シリンダ2側
の圧力が上昇してディスクバルブ43が開くと、その開度
に応じてバルブ特性の減衰力が発生してピストン速度の
上昇による減衰力の上昇を適度に調整する。
ール73によるポート66の流路面積が小さいほど、パイロ
ット室57の圧力が上昇して、ディスクバルブ43の開弁圧
力が高くなる。したがって、アクチュエータ15への通電
電流によってスプール73を移動させてポート66の流路面
積を変化させることにより、直接オリフィス特性を調整
すると同時に、パイロット室57の圧力を変化させてバル
ブ特性を調整することができるので、ピストン速度の低
速域から高速域にわたって減衰力特性を調整することが
できる。
63およびポート66の流路面積を変化させることにより、
伸び側および縮み側の減衰力特性を調整することができ
る。この場合、例えば、スプール73の位置に応じて伸び
側および縮み側のポート63,66の流路面積が、一方が大
のとき他方が小となり、一方が小のとき他方が大となる
ように各ポート63,66およびスプール73のランドを配置
することにより、伸び側と縮み側とで大小異なる種類の
減衰力特性の組合せ(例えば、伸び側がハードで縮み側
がソフトまたは伸び側がソフトで縮み側がハードの組合
せ)を同時に選択することができる。
室58,59を形成しているので、パイロット室56,57から
の油液の漏れを少なくして安定した減衰力特性を得るこ
とができ、また、温度変化による減衰力のばらつきを小
さくすることができる。そして、上記公報記載の従来例
に対して、高い工作精度を要する摺動部分の加工が不要
となるため、製造コストを低減することができる。さら
に、バルブ本体13,14は、内側シール部28,29、弁座3
0,31および外側シール部32,33を燒結等によって一体
形成することができるので、これらの突出高さの誤差を
小さくすることができ、ディスクバルブ46,47の開弁圧
力のばらつきを小さくすることができる。
51との間に、リテーナディスク44,45が介装され、シー
ルリング50,51とリテーナディスク44,45との重ねしろ
が充分小さくなっているので、パイロット室56,57の圧
力が上昇して、その圧力によって、シールリング50,51
がバルブ本体13,14の底部側へ撓んだり、ディスクバル
ブ42,43の開弁(リフト)によってシールリング50,51
とリテーナディスク44,45との接触角度が小さくなった
場合でも、シールリング50,51とリテーナディスク44,
45との当接部の直径の変化を充分小さく抑えることがで
きる。その結果、ハード特性時およびピストン速度の高
速域において、パイロット室56,57の圧力に対するディ
スクバルブ42,43の開弁圧力の急激な上昇を防止するこ
とができ、安定した減衰力を得ることができる。さら
に、シールリング50,51とリテーナディスク44,45との
重ねしろを充分小さくしているので、これらの間の摩擦
を小さくすることができ、摩擦による減衰力ばらつきを
防止することができる。
の部材であるから、所望の精度で容易に加工することが
でき、充分な強度を得ることができるので、製造コスト
が安価で、かつ、経時的な劣化が少なく、耐久性が高
い。
のシールを、弾性率の大きいゴム製のOリング59,61に
頼らず、弾性率の小さいシールばね54,55によってシー
ルしているので、パイロット室56,57の体積弾性率の増
大を防止して減衰力の調整の応答性を向上させることが
できる。
4を参照して説明する。なお、第2実施形態は、上記第
1実施形態に対して、減衰力発生機構のバルブ本体およ
び閉塞部材が異なる以外は、概して同様の構造となって
いるので、第1実施形態のものと同様の部分には同一の
符号を付して異なる部分についてのみ詳細に説明する。
また、図4には、図3と同様に伸び側および縮み側のバ
ルブ機構を示す。
衰力調整式油圧緩衝器では、減衰力発生機構11のバルブ
本体13,14は、それぞれ円筒状の側壁部材76,77が別体
に設けられており、側壁部材76,77の一端部が弁座30,
31の外側に嵌合されている。そして、側壁部材76,77の
一端部の内側に同心上に設けられた段部によって、溝部
34,35および外側シール部32,33が形成されている。ま
た、側壁部材76,77の一端部に設けられた切欠によって
溝部34,35と油室12b ,12c とを連通させる油路36,37
が形成されている。側壁部材76の軸方向の寸法および閉
塞部材16,17の外径が小さくなっており、Oリング59,
61が省略されて、リテーナリング52,53およびシールば
ね54,55によって、側壁部材76,77と閉塞部材16,17と
の間がシールされている。
実施形態の作用、効果に加えて、バルブ本体13,14の側
壁部を側壁部材76として焼結等よって容易に成形するこ
とができ、これにより、溝部34,35および油路36,37を
後加工することなく形成することができ、生産性を向上
させることができる。また、油路36,37をドリル加工す
るための逃げ部が不要となるので、溝部34,35の幅を小
さくすることができ、バルブ本体13,14を小型化するこ
とができる。
5を参照して説明する。なお、第3実施形態は、上記第
1実施形態に対して、減衰力発生機構のバルブ本体の外
側シール部とシールリングとの間に、凸片としてのスペ
ーサが介装されている以外は、概して同様の構造となっ
ているので、第1実施形態のものと同様の部分には同一
の符号を付して異なる部分についてのみ詳細に説明す
る。また、図5には、図3と同様に伸び側および縮み側
のバルブ機構を示す。
衰力調整式油圧緩衝器では、減衰力発生機構11のバルブ
本体13,14の外側シール部33,34とシールリング50,51
との間には、それぞれ環状のスペーサ78,79が介装され
ている。スペーサ78,79は、内径が外側シール部32,33
よりも小径で、その内周部が外側シール部から突出され
ており、シールリング50,51がバルブ本体の底部側へ撓
んだとき、これに当接してその撓みを規制するようにな
っている。
実施形態の作用、効果に加えて、シールリング50,51が
パイロット室56,57の圧力を受けてバルブ本体13,14側
へ撓むと、スペーサ78,79に当接してその撓みが規制さ
れる。このとき、シールリング50,51は、パイロット室
56,57の圧力(パイロット圧力)の増大による撓みの増
大にともない、スペーサ78,79との当接部が内側へ広が
る。これにより、シールリング50,51が受けるパイロッ
ト圧の一部をスペーサ78,79が支持することになり、そ
の分、ディスクバルブ42,43に作用するパイロット圧力
が小さくなり、開弁圧力の上昇が抑制される。その結
果、パイロット圧力が高くなるハード特性時において、
路面の凹凸によるピストン速度の高速域の減衰力の過度
の上昇を防止して乗り心地の悪化を防止することができ
る。
79によって支持することにより、シールリング50,51の
曲げ剛性を低く設定することができるので、ディスクバ
ルブの開弁圧力をより低く設定することができ、減衰力
特性の設定の自由度を大きくすることができる。
を図4に示す第2実施形態に適用することもできる。さ
らに、上記第3実施形態では、凸片として環状のスペー
サを設けたものを示したが、これに限らず、バルブ本体
13,14に凸片を一体的に形成するようにしてもよい。
調整式油圧緩衝器によれば、可変オリフィスによって、
下流側通路の流路面積を変化させることにより、シリン
ダ室間の流路面積を直接変化させて減衰力特性(オリフ
ィス特性)を調整すると同時に、可変オリフィスでの圧
力損失によってパイロット室の内圧を変化させて主減衰
弁の開弁特性を変化させることにより、減衰力特性(バ
ルブ特性)を調整するので、減衰力特性の調整範囲を広
くすることができる。また、摺動部を設けることなく、
パイロット室を形成しているので、パイロット室からの
油液の漏れを小さくして、安定した減衰力特性を得るこ
とができる。さらに、シールリングがリテーナディスク
の外周縁部に当接しているため、パイロット室の圧力の
上昇によって、シールリングが撓んだ場合でも、リテー
ナディスクとシールディスクとの当接部の直径が殆ど変
化することがないので、ハード特性時およびピストン速
度の高速域において、パイロット室の圧力に対するディ
スクバルブの開弁圧力の急激な上昇を防止することがで
き、安定した減衰力を得ることができる。
ば、バルブ本体を燒結等によって容易に成形することが
できる。また、弾性率の大きいゴム製のOリングによら
ず、弾性率の小さいシールばねによってパイロット室を
シールしているので、パイロット室の体積弾性率の増大
を防止して減衰力の調整の応答性を向上させることがで
きる。
によれば、シールリングは、パイロット室の圧力を受け
て撓むと、凸片に当接して、その撓みが規制され、この
とき、シールリングは、パイロット室の圧力の増大によ
る撓みの増大にともない、リ凸片との当接部が内側へ広
がり、これにより、シールリングが受けるパイロット室
の圧力の一部を凸片が支持することになり、その分、デ
ィスクバルブに作用する圧力が小さくなり、ディスクバ
ルブの開弁圧力の上昇が抑制される。その結果、パイロ
ット圧力が高くなるハード特性時において、路面の凹凸
によるピストン速度の高速域の減衰力の過度の上昇を防
止して乗り心地の悪化を防止することができる。
器の減衰力発生機構の縦断面図である。
器の油圧緩衝器本体の概略図である。
バルブ機構の拡大図である。
側および縮み側のバルブ機構の拡大図である。
側および縮み側のバルブ機構の拡大図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 油液が封入されたシリンダと、該シリン
ダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、一端が該ピス
トンに連結され他端が前記シリンダの外部まで延ばされ
たピストンロッドと、前記ピストンの摺動によって油液
を流通させる主通路と、該主通路に設けられ該主通路の
流路面積を調整する主減衰弁と、該主減衰弁の弁体の背
面部に設けられ該弁体の閉弁方向に内圧を作用させるパ
イロット室と、該パイロット室と前記主通路の前記主減
衰弁の上流側とを連通させる上流側通路と、該上流側通
路に設けられた固定オリフィスと、前記パイロット室と
前記主通路の前記主減衰弁の下流側とを連通させる下流
側通路と、前記下流側通路に設けられ該下流側通路の流
路面積を調整する可変オリフィスとを備えてなる減衰力
調整式油圧緩衝器において、 有底筒状のバルブ本体の底部の内側に同心上に突出され
た環状の内側シール部、外側シール部およびこれらの間
の弁座と、前記内側シール部と弁座との間に連通する入
口油路と、前記弁座と外側シール部との間に連通する出
口油路と、内周部が前記内側シール部に固定され外周部
が前記弁座に当接するディスクバルブと、該ディスクバ
ルブ上に積層された該ディスクバルブより小径のリテー
ナディスクと、内周部が前記リテーナディスクの外周縁
部に当接し外周部が前記外側シール部に固定された環状
のシールリングと、前記リテーナディスクおよび前記デ
ィスクバルブを前記弁座側へ押圧するばね手段と、前記
バルブ本体の開口部に結合する閉塞部材とを設け、 前記入口油路および出口油路によって前記主通路を構成
し、前記ディスクバルブによって前記主減衰弁の弁体を
構成し、さらに、前記閉塞部材と前記リテーナディスク
とシールリングとで前記パイロット室を画成したことを
特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。 - 【請求項2】 有底筒状のバルブ本体の底部と側壁部と
を別体とし、また、、シールリング上に設けたリテーナ
リングに環状のシールばねの外周部を当接させ、該シー
ルばねの内周部に閉塞部材を当接させてパイロット室を
画成したことを特徴とする請求項1に記載の減衰力調整
式油圧緩衝器。 - 【請求項3】 外側シール部とシールリングと間に、内
径が前記外側シール部よりも小径で該外側シール部から
内側に突出する凸片を設けたことを特徴とする請求項1
または2に記載の減衰力調整式油圧緩衝器。
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