JPH10140594A - バックホウ - Google Patents
バックホウInfo
- Publication number
- JPH10140594A JPH10140594A JP29892996A JP29892996A JPH10140594A JP H10140594 A JPH10140594 A JP H10140594A JP 29892996 A JP29892996 A JP 29892996A JP 29892996 A JP29892996 A JP 29892996A JP H10140594 A JPH10140594 A JP H10140594A
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- boom
- frame
- arm
- backhoe
- swing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 旋回フレームの前部に装着したバックホウ装
置を左右方向にスイング自在とする。 【解決手段】 旋回フレーム3の前部に装着されるバッ
クホウ装置6はそのブーム9をこの根元部において左右
方向にスイングするオフセット機構7を備えている。
置を左右方向にスイング自在とする。 【解決手段】 旋回フレーム3の前部に装着されるバッ
クホウ装置6はそのブーム9をこの根元部において左右
方向にスイングするオフセット機構7を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバックホウに係り、
より具体的には狭小作業性に優れている所謂後方小旋回
形バックホウに関する。
より具体的には狭小作業性に優れている所謂後方小旋回
形バックホウに関する。
【0002】
【従来の技術】左右一対の走行装置上に旋回軸受を介し
て旋回フレームを縦軸芯廻りで旋回可能に配置し、該旋
回フレーム上に操縦運転装置を設け、該操縦運転装置の
前方における旋回フレームの前端部に、上下動作可能な
ブームと該ブームの先端に屈折動作可能として連結した
アームと該アームの先端に掻込み動作とダンプ動作可能
として装着したバケットとで構成されているバックホウ
装置を備えている所謂後方小旋回形バックホウにが市場
に提供されている。
て旋回フレームを縦軸芯廻りで旋回可能に配置し、該旋
回フレーム上に操縦運転装置を設け、該操縦運転装置の
前方における旋回フレームの前端部に、上下動作可能な
ブームと該ブームの先端に屈折動作可能として連結した
アームと該アームの先端に掻込み動作とダンプ動作可能
として装着したバケットとで構成されているバックホウ
装置を備えている所謂後方小旋回形バックホウにが市場
に提供されている。
【0003】すなわち、このバックホウは、図3に示し
ているように操縦運転装置Aを有する旋回フレームBが
全旋回されて左右一対のクローラ形走行装置Cの車幅内
にある(車幅より突出しない)ことから狭小作業性に優
れ、バックホウ装置Dによる構造物(建屋、へい等)E
の近くまで接近しての側溝堀り作業ができるものであっ
た。
ているように操縦運転装置Aを有する旋回フレームBが
全旋回されて左右一対のクローラ形走行装置Cの車幅内
にある(車幅より突出しない)ことから狭小作業性に優
れ、バックホウ装置Dによる構造物(建屋、へい等)E
の近くまで接近しての側溝堀り作業ができるものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示しているバッ
クホウは、オペレータの運転姿勢方向A−1と作業進行
方向D−1とがほぼ90°となって異なっていることか
ら、オペレータは無理な運転姿勢となり、非常に疲れ易
いという課題があった。そこで図4で示すように、バッ
クホウ装置Dを構成するブームD−2とアームD−3と
の間に、例えば特開平1−271529号公報等で開示
されているようにオフセットアームFと、伸縮シリンダ
Gと、連動ロッドHとからなるオフセット機構Iを具備
させることによって、運転姿勢方向A−1と作業進行方
向D−1とを一致させ、オペレータの疲れは少なく、作
業性、操縦安定性を期待できる後方小旋回形のバックホ
ウが提案されている。
クホウは、オペレータの運転姿勢方向A−1と作業進行
方向D−1とがほぼ90°となって異なっていることか
ら、オペレータは無理な運転姿勢となり、非常に疲れ易
いという課題があった。そこで図4で示すように、バッ
クホウ装置Dを構成するブームD−2とアームD−3と
の間に、例えば特開平1−271529号公報等で開示
されているようにオフセットアームFと、伸縮シリンダ
Gと、連動ロッドHとからなるオフセット機構Iを具備
させることによって、運転姿勢方向A−1と作業進行方
向D−1とを一致させ、オペレータの疲れは少なく、作
業性、操縦安定性を期待できる後方小旋回形のバックホ
ウが提案されている。
【0005】しかしながら、図4に示したバックホウに
おいては、オフセット機構IがブームD−2とアームD
−3との間に介在されていることから、フロント重量
(バックホウ装置D全体の重量)が重くなって、走行安
定性および掘削安定性にやや欠けるという課題がある。
また、側溝堀り作業をするとき、アームD−3の長さよ
り深く掘ると、溝のへりにブームD−2が当り、溝深さ
に制約を受けるし、更には、オフセット動作すると最大
掘削深さが小さくなるという課題があった。本発明は、
オフセット機構をブームの基部(根元部分)に具備させ
ることによって、上述した課題を解消したバックホウを
提供するのが目的である。
おいては、オフセット機構IがブームD−2とアームD
−3との間に介在されていることから、フロント重量
(バックホウ装置D全体の重量)が重くなって、走行安
定性および掘削安定性にやや欠けるという課題がある。
また、側溝堀り作業をするとき、アームD−3の長さよ
り深く掘ると、溝のへりにブームD−2が当り、溝深さ
に制約を受けるし、更には、オフセット動作すると最大
掘削深さが小さくなるという課題があった。本発明は、
オフセット機構をブームの基部(根元部分)に具備させ
ることによって、上述した課題を解消したバックホウを
提供するのが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右一対の走
行装置1上に旋回軸受2を介して旋回フレーム3を縦軸
芯X廻りで旋回可能に配置し、該旋回フレーム3上に操
縦運転装置4を設け、該操縦運転装置4の前方における
旋回フレーム3の前端部に、上下動作可能なブーム9と
該ブーム9の先端に屈折動作可能として連結したアーム
10と該アーム10の先端に掻込み動作とダンプ動作可
能として装着したバケット11とで構成されているバッ
クホウ装置6を備えているバックホウにおいて、前述の
目的を達成するために、次の技術的手段を講じている。
行装置1上に旋回軸受2を介して旋回フレーム3を縦軸
芯X廻りで旋回可能に配置し、該旋回フレーム3上に操
縦運転装置4を設け、該操縦運転装置4の前方における
旋回フレーム3の前端部に、上下動作可能なブーム9と
該ブーム9の先端に屈折動作可能として連結したアーム
10と該アーム10の先端に掻込み動作とダンプ動作可
能として装着したバケット11とで構成されているバッ
クホウ装置6を備えているバックホウにおいて、前述の
目的を達成するために、次の技術的手段を講じている。
【0007】すなわち、本発明は、前記ブーム9を上下
動作可能に装着するブーム装着台8と旋回フレーム3と
連結するオフセットアーム15を備え、該オフセットア
ーム15は、前記ブーム装着台8を水平面上で左右方向
にスイング動作可能とされ、該スイング動作する駆動体
16を備えていることを特徴とするものであり、このよ
うな構成を採用したことにより、掘削作業方向と運転姿
勢方向とが一致され、オペレータは無理な姿勢をとる必
要がないし、また、オフセット機構7がブーム9の根元
部に装着されていることから、フロント重量は今まで通
りにできて走行安定性および掘削安定性が確保できる
し、溝堀り深さもブーム9によって制約されることがな
いのである。
動作可能に装着するブーム装着台8と旋回フレーム3と
連結するオフセットアーム15を備え、該オフセットア
ーム15は、前記ブーム装着台8を水平面上で左右方向
にスイング動作可能とされ、該スイング動作する駆動体
16を備えていることを特徴とするものであり、このよ
うな構成を採用したことにより、掘削作業方向と運転姿
勢方向とが一致され、オペレータは無理な姿勢をとる必
要がないし、また、オフセット機構7がブーム9の根元
部に装着されていることから、フロント重量は今まで通
りにできて走行安定性および掘削安定性が確保できる
し、溝堀り深さもブーム9によって制約されることがな
いのである。
【0008】また、上記構成において、本発明では、前
記オフセットアーム15をスイング動作するとき、前記
ブーム装着台8を平行運動するための連動体17をオフ
セットアーム15と並行に備えていることにより、ブー
ム9すなわち、バケット11を左右方向に平行移動でき
て作業性が向上できるし、更に、オフセットアーム15
のスイング支点が旋回フレーム3の旋回支点である縦軸
芯Xと同軸芯とされていることにより、バックホウ装置
6のスイング動作と旋回フレーム3の旋回動作が互いに
干渉することも少ないのである。
記オフセットアーム15をスイング動作するとき、前記
ブーム装着台8を平行運動するための連動体17をオフ
セットアーム15と並行に備えていることにより、ブー
ム9すなわち、バケット11を左右方向に平行移動でき
て作業性が向上できるし、更に、オフセットアーム15
のスイング支点が旋回フレーム3の旋回支点である縦軸
芯Xと同軸芯とされていることにより、バックホウ装置
6のスイング動作と旋回フレーム3の旋回動作が互いに
干渉することも少ないのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明すると、所謂後方小旋回形バックホウの全
体側面図を示す図1および平面図を示す図2において、
該バックホウは、左右一対のクローラ式走行装置1上に
旋回軸受2を介して旋回フレーム3を縦軸芯X廻りで旋
回可能に配置し、該旋回フレーム3上に座席4Aと操縦
部4Bとからなる操縦運転装置4と、座席4Aの上方に
位置するルーフ5Aを有するキャノピ5を設け、前記操
縦運転装置4の前方における旋回フレーム3の前端部
に、オフセット機構7とブーム装着台8を介してバック
ホウ装置6が備えられている。
の形態を説明すると、所謂後方小旋回形バックホウの全
体側面図を示す図1および平面図を示す図2において、
該バックホウは、左右一対のクローラ式走行装置1上に
旋回軸受2を介して旋回フレーム3を縦軸芯X廻りで旋
回可能に配置し、該旋回フレーム3上に座席4Aと操縦
部4Bとからなる操縦運転装置4と、座席4Aの上方に
位置するルーフ5Aを有するキャノピ5を設け、前記操
縦運転装置4の前方における旋回フレーム3の前端部
に、オフセット機構7とブーム装着台8を介してバック
ホウ装置6が備えられている。
【0010】バックホウ装置6は、ブーム装着台8にピ
ン又は軸9Aを支点として上下動作可能に連結されてい
るほぼくの字形のブーム9と、該ブーム9の先端にピン
又は軸10Aを支点として屈折動作可能に連結されてい
るアーム10と、該アーム10の先端にピン又は軸11
Aを支点に掻込み動作とダンプ動作可能に装着されてい
るバケット11によって構成されており、いずれも伸縮
流体圧によるブームシリンダ12、アームシリンダ1
3、バケットシリンダ14によって各動作が可能とされ
ている。
ン又は軸9Aを支点として上下動作可能に連結されてい
るほぼくの字形のブーム9と、該ブーム9の先端にピン
又は軸10Aを支点として屈折動作可能に連結されてい
るアーム10と、該アーム10の先端にピン又は軸11
Aを支点に掻込み動作とダンプ動作可能に装着されてい
るバケット11によって構成されており、いずれも伸縮
流体圧によるブームシリンダ12、アームシリンダ1
3、バケットシリンダ14によって各動作が可能とされ
ている。
【0011】オフセット機構7は、ブーム装着台8にピ
ン又は軸15Aによって縦軸芯廻りに一端が枢着され、
他端がピン又は軸15Bによって旋回フレーム3の旋回
中心と同軸芯として枢着されたオフセットアーム15を
備え、該オフセットアーム15は軸15Bを支点として
水平面上で左右方向にスイング自在とされ、従って、旋
回フレーム3の前部には該アーム15のスイングを許容
する空所が形成されている。
ン又は軸15Aによって縦軸芯廻りに一端が枢着され、
他端がピン又は軸15Bによって旋回フレーム3の旋回
中心と同軸芯として枢着されたオフセットアーム15を
備え、該オフセットアーム15は軸15Bを支点として
水平面上で左右方向にスイング自在とされ、従って、旋
回フレーム3の前部には該アーム15のスイングを許容
する空所が形成されている。
【0012】ブーム装着台8とオフセットアーム15に
亘って該アーム15の長手方向に並行して流体圧(油
圧)で伸縮動作する駆動体16と連動ロッド17とが所
謂平行リンクを構成して備えられ、駆動体16の伸縮動
作でオフセットアーム15が図2の矢示Rで示すように
左右方向にスイング動作されるようになっている。この
ような構成を採用したことにより、操縦運転装置4を前
向姿勢とし、バックホウ装置6による左右の側溝堀り作
業をしても、作業方向と運転姿勢が合致するとともに、
オフセット機構7を旋回フレーム3の下面側に装備する
ことにより、フロント重量が過大となることを防止し、
走行安定性、掘削安定性を確保しているのである。
亘って該アーム15の長手方向に並行して流体圧(油
圧)で伸縮動作する駆動体16と連動ロッド17とが所
謂平行リンクを構成して備えられ、駆動体16の伸縮動
作でオフセットアーム15が図2の矢示Rで示すように
左右方向にスイング動作されるようになっている。この
ような構成を採用したことにより、操縦運転装置4を前
向姿勢とし、バックホウ装置6による左右の側溝堀り作
業をしても、作業方向と運転姿勢が合致するとともに、
オフセット機構7を旋回フレーム3の下面側に装備する
ことにより、フロント重量が過大となることを防止し、
走行安定性、掘削安定性を確保しているのである。
【0013】更に図2に示しているように、前記旋回フ
レーム3の平面視における外周形状は、前記縦軸芯Xを
中心とする半径の円弧形にした後縁部3Aと、該後縁部
3Aの左右両側端部から前方に略直線状に延伸する左右
側縁部3B,3Cと、該左右側縁部3B,3Cをほぼ直
線状に連絡する前縁部3Dと、によって略U字形に形成
しており、このような構成を採用したことにより、座席
4Aに居るオペレータの左右前下方の視界は、従来例の
如く左右側縁までも平面視で円形にしたときは、突出部
があってこれがため視線は突出部によってさえぎられて
いたのに対し本発明の実施の形態における視線は突出部
がないため視界性が良好になったのであり、これ故、走
行装置1を壁際まで一杯に近づけることも可能となるの
である。
レーム3の平面視における外周形状は、前記縦軸芯Xを
中心とする半径の円弧形にした後縁部3Aと、該後縁部
3Aの左右両側端部から前方に略直線状に延伸する左右
側縁部3B,3Cと、該左右側縁部3B,3Cをほぼ直
線状に連絡する前縁部3Dと、によって略U字形に形成
しており、このような構成を採用したことにより、座席
4Aに居るオペレータの左右前下方の視界は、従来例の
如く左右側縁までも平面視で円形にしたときは、突出部
があってこれがため視線は突出部によってさえぎられて
いたのに対し本発明の実施の形態における視線は突出部
がないため視界性が良好になったのであり、これ故、走
行装置1を壁際まで一杯に近づけることも可能となるの
である。
【0014】更に、旋回フレーム3の左右側縁部3B,
3Cを前向姿勢において左右一対の走行装置1の外側縁
1Aより非突出としているとともに、旋回フレーム3の
後端部3Aを該旋回フレーム3が90度旋回したとき左
右一対の走行装置1の外側縁1Aより非突出に形成して
いることにより、オペレータは後方部を気遣いながらの
旋回動作をしなくとも良く、作業性が向上するのであ
り、作業中に旋回する場合でも路地のへいH等へより近
接できて狭所作業性が向上するのである。
3Cを前向姿勢において左右一対の走行装置1の外側縁
1Aより非突出としているとともに、旋回フレーム3の
後端部3Aを該旋回フレーム3が90度旋回したとき左
右一対の走行装置1の外側縁1Aより非突出に形成して
いることにより、オペレータは後方部を気遣いながらの
旋回動作をしなくとも良く、作業性が向上するのであ
り、作業中に旋回する場合でも路地のへいH等へより近
接できて狭所作業性が向上するのである。
【0015】更に、前記ルーフ5Aの平面視における外
周形状は、円弧形にした後縁部5Bと、該後縁部5Bの
左右両側にて前方に略直線状に延伸する左右側縁部5
C,5Dとによって略U字形に形成している。このよう
に構成したことから、キャノピ5におけるルーフ5Aに
ついても左右上方視界が従来例の視線に対し本発明では
視界性が良好になったのである。
周形状は、円弧形にした後縁部5Bと、該後縁部5Bの
左右両側にて前方に略直線状に延伸する左右側縁部5
C,5Dとによって略U字形に形成している。このよう
に構成したことから、キャノピ5におけるルーフ5Aに
ついても左右上方視界が従来例の視線に対し本発明では
視界性が良好になったのである。
【0016】更に、図2で示すように、走行装置1の側
縁部1Aに対し旋回フレーム3の側縁部3B,3Cを略
平行にすることにより、軸芯Xを中心に旋回フレーム3
を旋回したとき、側縁部1Aと側縁部3B,3Cとには
座席4Aからみて角度が付くことから、この角度の大小
にて旋回量の判断ができたのであり、また、ルーフ5A
の側縁部5C,5Dは図2にて示すように、前方先細り
状とすることによって前左右上方の視界性がより一層向
上できたのである。
縁部1Aに対し旋回フレーム3の側縁部3B,3Cを略
平行にすることにより、軸芯Xを中心に旋回フレーム3
を旋回したとき、側縁部1Aと側縁部3B,3Cとには
座席4Aからみて角度が付くことから、この角度の大小
にて旋回量の判断ができたのであり、また、ルーフ5A
の側縁部5C,5Dは図2にて示すように、前方先細り
状とすることによって前左右上方の視界性がより一層向
上できたのである。
【0017】また、旋回フレーム3の左右側縁部3B,
3Cと前縁部3D両側部位に、乗降ステップ部SL,S
Rを形成したことにより、操縦運転装置4への乗降が良
好とされているとともに、座席4Aの前方下部が広くな
って居住性が良好となるのである。図1および図2にお
いて、旋回フレーム3の前後方向中間でやや後寄りに
は、左右方向に延伸する支持枠19が装着されていて、
この支持枠18の左右上面取付部18Bにキャノピ5の
支柱8が立設されている。
3Cと前縁部3D両側部位に、乗降ステップ部SL,S
Rを形成したことにより、操縦運転装置4への乗降が良
好とされているとともに、座席4Aの前方下部が広くな
って居住性が良好となるのである。図1および図2にお
いて、旋回フレーム3の前後方向中間でやや後寄りに
は、左右方向に延伸する支持枠19が装着されていて、
この支持枠18の左右上面取付部18Bにキャノピ5の
支柱8が立設されている。
【0018】支持枠18の左右方向中間でやや左寄りに
凹部18Aが形成されていて、エンジン20Aを覆うボ
ンネット20が備えられ、前部凹部18A上に座席4A
が載置され、この前方に操縦部4Bとなるボックス21
が立設され、ボックス21の左脇にペダル装置22を有
し、ここに、旋回中心よりやや左寄りに操縦装置4が位
置され、右側には操縦パネル部23とタンク装置24が
備えられて左右の重量バランスを確保している。その他
図1および図2において、25は手摺又は前ガードを示
し、26は起伏自在なドーザ装置を示している。
凹部18Aが形成されていて、エンジン20Aを覆うボ
ンネット20が備えられ、前部凹部18A上に座席4A
が載置され、この前方に操縦部4Bとなるボックス21
が立設され、ボックス21の左脇にペダル装置22を有
し、ここに、旋回中心よりやや左寄りに操縦装置4が位
置され、右側には操縦パネル部23とタンク装置24が
備えられて左右の重量バランスを確保している。その他
図1および図2において、25は手摺又は前ガードを示
し、26は起伏自在なドーザ装置を示している。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、バ
ックホウ装置を左右方向にスイング自在としてもフロン
ト重量は過大となることがなく、走行安定性および掘削
安定性を約束できるし、掘削深さの制約も少なくして作
業方向と運転方向とを合致させての狭小作業ができる。
ックホウ装置を左右方向にスイング自在としてもフロン
ト重量は過大となることがなく、走行安定性および掘削
安定性を約束できるし、掘削深さの制約も少なくして作
業方向と運転方向とを合致させての狭小作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すバックホウの全体側面
図である。
図である。
【図2】同じく全体平面図である。
【図3】従来例の1の構成図である。
【図4】従来例の2の構成図である。
1 走行装置 2 旋回軸受 3 旋回フレーム 4 操縦運転装置 6 バックホウ装置 7 オフセット機構 8 ブーム装着台 15 オフセットアーム
Claims (3)
- 【請求項1】 左右一対の走行装置(1)上に旋回軸受
(2)を介して旋回フレーム(3)を縦軸芯(X)廻り
で旋回可能に配置し、該旋回フレーム(3)上に操縦運
転装置(4)を設け、該操縦運転装置(4)の前方にお
ける旋回フレーム(3)の前端部に、上下動作可能なブ
ーム(9)と該ブーム(9)の先端に屈折動作可能とし
て連結したアーム(10)と該アーム(10)の先端に
掻込み動作とダンプ動作可能として装着したバケット
(11)とで構成されているバックホウ装置(6)を備
えているバックホウにおいて、 前記ブーム(9)を上下動作可能に装着するブーム装着
台(8)と旋回フレーム(3)と連結するオフセットア
ーム(15)を備え、該オフセットアーム(15)は、
前記ブーム装着台(8)を水平面上で左右方向にスイン
グ動作可能とされ、該スイング動作する駆動体(16)
を備えていることを特徴とするバックホウ。 - 【請求項2】 オフセットアーム(15)をスイング動
作するとき、前記ブーム装着台(8)を平行運動するた
めの連動体(17)をオフセットアーム(15)と並行
に備えていることを特徴とする請求項1記載のバックホ
ウ。 - 【請求項3】 オフセットアーム(15)のスイング支
点が旋回フレーム(3)の旋回支点である縦軸芯(X)
と同軸芯とされていることを特徴とする請求項1又は2
に記載のバックホウ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29892996A JPH10140594A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | バックホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29892996A JPH10140594A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | バックホウ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10140594A true JPH10140594A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17866017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29892996A Pending JPH10140594A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | バックホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10140594A (ja) |
-
1996
- 1996-11-11 JP JP29892996A patent/JPH10140594A/ja active Pending
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