JPH10139345A - マンコンベアの防災装置 - Google Patents
マンコンベアの防災装置Info
- Publication number
- JPH10139345A JPH10139345A JP30308696A JP30308696A JPH10139345A JP H10139345 A JPH10139345 A JP H10139345A JP 30308696 A JP30308696 A JP 30308696A JP 30308696 A JP30308696 A JP 30308696A JP H10139345 A JPH10139345 A JP H10139345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cigarette
- heat
- fire
- man conveyor
- abnormal signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 title claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 4
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 abstract description 13
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 8
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 5
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 4
- 241000208125 Nicotiana Species 0.000 description 4
- 235000002637 Nicotiana tabacum Nutrition 0.000 description 4
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 3
- 230000000391 smoking effect Effects 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 煙草の火による発煙や火災を防止することが
できるマンコンベアの防災装置を提供すること。 【解決手段】 エスカレータ1のコームプレート5近く
の欄干2a、2bの下部、およびエスカレータ1の中途
の欄干2a、2bの下部にはそれぞれ熱センサ7a、7
b、8a、8bが設けられている。踏み段4へ煙草が投
げ捨てられると、これは移動中に熱センサ7a〜8bに
より検出され、異常信号が出力される。
できるマンコンベアの防災装置を提供すること。 【解決手段】 エスカレータ1のコームプレート5近く
の欄干2a、2bの下部、およびエスカレータ1の中途
の欄干2a、2bの下部にはそれぞれ熱センサ7a、7
b、8a、8bが設けられている。踏み段4へ煙草が投
げ捨てられると、これは移動中に熱センサ7a〜8bに
より検出され、異常信号が出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータや動
く歩道等のマンコンベアで発生する発煙や火災等を防止
するマンコンベアの防災装置に関する。
く歩道等のマンコンベアで発生する発煙や火災等を防止
するマンコンベアの防災装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エスカレータや動く歩道等のマンコンベ
アは、多くの乗客が利用するので、いわゆる綿ぼこりが
多量に飛散し、これらかつ構造物の裏側全般に付着した
機械油や、蓄積された綿ぼこりにより多量の可熱物が発
生する。したがって乗客が煙草を吸いながらエスカレー
タに乗り、火のついた煙草をステップに投げ捨てると、
その火の粉がエスカレータ内部に飛び、上記綿ぼこりに
引火して煙を発し、火災に発展することが、しばしば生
じる。このような事態を防止するため、例えば、特開平
2−175588号公報では、エスカレータ乗り口前の
天井に赤外線検知器を設け、煙草を吸いながらエスカレ
ータに乗ろうとしている乗客が通ると、その煙草の火を
検出し、乗客に警告を与える装置が提案されている。
アは、多くの乗客が利用するので、いわゆる綿ぼこりが
多量に飛散し、これらかつ構造物の裏側全般に付着した
機械油や、蓄積された綿ぼこりにより多量の可熱物が発
生する。したがって乗客が煙草を吸いながらエスカレー
タに乗り、火のついた煙草をステップに投げ捨てると、
その火の粉がエスカレータ内部に飛び、上記綿ぼこりに
引火して煙を発し、火災に発展することが、しばしば生
じる。このような事態を防止するため、例えば、特開平
2−175588号公報では、エスカレータ乗り口前の
天井に赤外線検知器を設け、煙草を吸いながらエスカレ
ータに乗ろうとしている乗客が通ると、その煙草の火を
検出し、乗客に警告を与える装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置は、煙
草を吸っている乗客に警告を与えることはできるが、こ
れを無視する不心得な乗客には、対応できないし、又エ
スカレータに乗ってから煙草を吸う乗客に対しては、有
効ではない。
草を吸っている乗客に警告を与えることはできるが、こ
れを無視する不心得な乗客には、対応できないし、又エ
スカレータに乗ってから煙草を吸う乗客に対しては、有
効ではない。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し煙草の火による発煙や火災を防止することが
できるマンコンベアの防災装置を提供することにある。
題を解決し煙草の火による発煙や火災を防止することが
できるマンコンベアの防災装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、両側の欄干間を踏み段が移動するマンコ
ンベアにおいて、このマンコンベアの降り口近辺の前記
欄干下部に、熱検出手段を設けたことを特徴とする。
め、本発明は、両側の欄干間を踏み段が移動するマンコ
ンベアにおいて、このマンコンベアの降り口近辺の前記
欄干下部に、熱検出手段を設けたことを特徴とする。
【0006】又、マンコンベアの防災装置において、当
該マンコンベアの中途の前記欄干下部に他の熱検出手段
を設けたことを特徴とする。
該マンコンベアの中途の前記欄干下部に他の熱検出手段
を設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係るマ
ンコンベアの防災装置を示す斜視図である。
に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係るマ
ンコンベアの防災装置を示す斜視図である。
【0008】この図で1はエスカレータを示す。2a、
2bはエスカレータ1の欄干、3a、3bは欄干の2
a、2b上を移動する手すり、4は乗客が乗る踏み段、
5はコームプレートである。このエスカレータが下降用
であれば、コームプレート5は乗客の降り口となり、6
は乗客の乗り口となる。7a、7bはエスカレータの降
り口側の欄干2a、2bの下部に設置された赤外線を利
用した熱センサ、8a、8bはエスカレータ1の中途の
欄干2a、2bの下部に設置された赤外線を利用した熱
センサである。
2bはエスカレータ1の欄干、3a、3bは欄干の2
a、2b上を移動する手すり、4は乗客が乗る踏み段、
5はコームプレートである。このエスカレータが下降用
であれば、コームプレート5は乗客の降り口となり、6
は乗客の乗り口となる。7a、7bはエスカレータの降
り口側の欄干2a、2bの下部に設置された赤外線を利
用した熱センサ、8a、8bはエスカレータ1の中途の
欄干2a、2bの下部に設置された赤外線を利用した熱
センサである。
【0009】乗客が煙草の投げ捨てを踏み段上4で行う
と、投げ捨てられた煙草は光熱を発した状態でコームプ
レートへ向かって移動する。光熱を発した煙草は、移動
することにより熱センサ8a、8b、又は、熱センサ7
a、7bの検出領域内に入り各熱センサは、煙草の火か
ら発生する赤外線を検出し、異常信号を出力する。仮に
熱センサ8a、8bを過ぎた時点で、煙草の投げ捨てを
行っても、降り口(踏み段の入り込み口)に設置されて
いる熱センサ7a、7bによって検出され確実な検出が
なされる。
と、投げ捨てられた煙草は光熱を発した状態でコームプ
レートへ向かって移動する。光熱を発した煙草は、移動
することにより熱センサ8a、8b、又は、熱センサ7
a、7bの検出領域内に入り各熱センサは、煙草の火か
ら発生する赤外線を検出し、異常信号を出力する。仮に
熱センサ8a、8bを過ぎた時点で、煙草の投げ捨てを
行っても、降り口(踏み段の入り込み口)に設置されて
いる熱センサ7a、7bによって検出され確実な検出が
なされる。
【0010】異常信号として検出された後は、この異常
信号をマンコンベアの使用個所に応じて、適宜用いるこ
とができる。例えば、放送装置により火災発生の危険性
があることを注意放送として流したり、電話回線を利用
したエスカレータ遠隔異常監視装置などで、異常信号を
メンテナンス会社へ発報させて、メンテナンス会社か
ら、マンコンベアの管理元への連絡を行なうことができ
る。又管理室内に責任者が常駐している場合は、異常信
号を管理室へ送信し、マンコンベアの発火の危険性があ
ることを警告することができる。なお上記実施形態の説
明では、熱センサを向かい合わせて2個取り付ける例に
ついて説明したが、これに限ることはなく一方側のみに
設置しても充分に目的を達成できる。又熱センサを中断
および降り口に設置する例について説明したが、降り口
だけ設置してもよいのは明らかである。
信号をマンコンベアの使用個所に応じて、適宜用いるこ
とができる。例えば、放送装置により火災発生の危険性
があることを注意放送として流したり、電話回線を利用
したエスカレータ遠隔異常監視装置などで、異常信号を
メンテナンス会社へ発報させて、メンテナンス会社か
ら、マンコンベアの管理元への連絡を行なうことができ
る。又管理室内に責任者が常駐している場合は、異常信
号を管理室へ送信し、マンコンベアの発火の危険性があ
ることを警告することができる。なお上記実施形態の説
明では、熱センサを向かい合わせて2個取り付ける例に
ついて説明したが、これに限ることはなく一方側のみに
設置しても充分に目的を達成できる。又熱センサを中断
および降り口に設置する例について説明したが、降り口
だけ設置してもよいのは明らかである。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、マンコ
ンベアの降り口近くの欄干の下部又は当該下部とマンコ
ンベア中途の欄干下部に熱検出手段を設けたので、マン
コンベアの踏み段に投げ捨てられた煙草が、マンコンベ
アの降り口(踏み段の入り込み口)に進入して、構造物
内の綿ぼこりに火がつき又は油に引火し、発煙や火災が
発生するのを未然に防止することができる。
ンベアの降り口近くの欄干の下部又は当該下部とマンコ
ンベア中途の欄干下部に熱検出手段を設けたので、マン
コンベアの踏み段に投げ捨てられた煙草が、マンコンベ
アの降り口(踏み段の入り込み口)に進入して、構造物
内の綿ぼこりに火がつき又は油に引火し、発煙や火災が
発生するのを未然に防止することができる。
【図1】本発明の実施形態に係るマンコンベアの防災装
置を示す斜視図である。
置を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 エスカレータ 2a、2b 欄干 3a、3b 手すり 4 踏み段 5 コームプレート 6 乗り口 7a、7b 熱センサ 8a、8b 熱センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 両側の欄干間を踏み段が移動するマンコ
ンベアにおいて、このマンコンベアの降り口近辺の前記
欄干下部に、熱検出手段を設けたことを特徴とするマン
コンベアの防災装置。 - 【請求項2】 マンコンベアの防災装置において、当該
マンコンベアの中途の前記欄干下部に他の熱検出手段を
設けたことを特徴とする請求項1記載のマンコンベアの
防災装置。 - 【請求項3】 前記熱検出手段又は、前記他の検出手段
は、前記欄干下部の少なくとも一方側に設けられている
ことを特徴とする請求項1又は、請求項2記載のマンコ
ンベアの防災装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30308696A JPH10139345A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | マンコンベアの防災装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30308696A JPH10139345A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | マンコンベアの防災装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10139345A true JPH10139345A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17916729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30308696A Pending JPH10139345A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | マンコンベアの防災装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10139345A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106241586A (zh) * | 2016-09-28 | 2016-12-21 | 北京小米移动软件有限公司 | 扶梯使用安全的预警方法、智能设备和系统 |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP30308696A patent/JPH10139345A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106241586A (zh) * | 2016-09-28 | 2016-12-21 | 北京小米移动软件有限公司 | 扶梯使用安全的预警方法、智能设备和系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5923005A (en) | Equipment for approach area monitoring for escalator and travelling walkways | |
JP4476497B2 (ja) | 乗客コンベアの制御装置 | |
JP6066774B2 (ja) | 乗客コンベア | |
EP0599452A1 (en) | Passenger conveyor missing step detection | |
KR20000029657A (ko) | 컨베이어용탑승인감지기 | |
US10519007B2 (en) | Passenger conveyor | |
JPH05193887A (ja) | 脱落ステップ検知装置 | |
CN102234058A (zh) | 乘客传送设备 | |
JPH10139345A (ja) | マンコンベアの防災装置 | |
JP5735770B2 (ja) | エスカレーター等における逆進防止装置 | |
CN206156559U (zh) | 一种扶手带保护装置 | |
JP4458733B2 (ja) | 乗客コンベア装置 | |
CN112805759A (zh) | 用于乘客移动设施的风险检测系统 | |
CN215592313U (zh) | 用于乘客运输装置的间距指示系统和乘客运输装置 | |
JP6937718B2 (ja) | 乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置 | |
JPH0398990A (ja) | マンコンベアの安全装置 | |
JP2000007257A (ja) | 可変速式乗客コンベア | |
JP3273407B2 (ja) | エスカレータ監視自動制御装置 | |
JPH02175588A (ja) | マンコンベアの安全装置 | |
JP7647979B1 (ja) | 乗客コンベアの表示装置 | |
JP7646096B2 (ja) | 乗客コンベアの運行制御システム | |
JP2014015306A (ja) | 状況判定装置及び状況判定プログラム | |
SU893791A1 (ru) | Устройство управлени эскалатором | |
WO2020245942A1 (ja) | 乗客コンベアの安全装置 | |
JPH0881171A (ja) | 乗客コンベアの安全装置 |