JPH10139327A - エレベーター - Google Patents
エレベーターInfo
- Publication number
- JPH10139327A JPH10139327A JP31293796A JP31293796A JPH10139327A JP H10139327 A JPH10139327 A JP H10139327A JP 31293796 A JP31293796 A JP 31293796A JP 31293796 A JP31293796 A JP 31293796A JP H10139327 A JPH10139327 A JP H10139327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- car
- slider
- passage
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 abstract 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水平断面ほぼ四角形のカゴの角を挟む両側の
面にも出入口を設けることができ、しかも、カゴの通過
する通路の面積を従来より狭くすることのできるエレベ
ーターを提供すること。 【解決手段】 水平断面ほぼ四角形のカゴ4の対角に対
向する通路2にレール3を設け、カゴ4には水平断面ほ
ぼ四角形の対角の外面にレール3に沿って移動する滑動
子41を設け、この滑動子41のない角を挟む一方の面
から他方の面に移動する扉5、55を設ける。
面にも出入口を設けることができ、しかも、カゴの通過
する通路の面積を従来より狭くすることのできるエレベ
ーターを提供すること。 【解決手段】 水平断面ほぼ四角形のカゴ4の対角に対
向する通路2にレール3を設け、カゴ4には水平断面ほ
ぼ四角形の対角の外面にレール3に沿って移動する滑動
子41を設け、この滑動子41のない角を挟む一方の面
から他方の面に移動する扉5、55を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル用および住宅
用のエレベーターに関する。特に、住宅用に好適なエレ
ベーターに関する。
用のエレベーターに関する。特に、住宅用に好適なエレ
ベーターに関する。
【0002】
【従来の技術】代表的なビル用のエレベーターは、図6
に示すように、通路100に複数本立設されたレール1
10、110と、この複数本のレール110、110間
に設けられ、このレール110に沿って昇降する水平断
面ほぼ四角形のカゴ200とからなる。そして、このレ
ール110はほぼ四角形のカゴ200の対面に対向する
通路100に設けられ、カゴ200にはほぼ四角形の対
面の外面に滑動子210が設けられていて、この滑動子
210がレール110を挟み、レール110に沿って移
動しながらカゴ200が昇降するようになっている。
又、このカゴ200に出入する扉300は滑動子210
の設けられていない面に設けられている。
に示すように、通路100に複数本立設されたレール1
10、110と、この複数本のレール110、110間
に設けられ、このレール110に沿って昇降する水平断
面ほぼ四角形のカゴ200とからなる。そして、このレ
ール110はほぼ四角形のカゴ200の対面に対向する
通路100に設けられ、カゴ200にはほぼ四角形の対
面の外面に滑動子210が設けられていて、この滑動子
210がレール110を挟み、レール110に沿って移
動しながらカゴ200が昇降するようになっている。
又、このカゴ200に出入する扉300は滑動子210
の設けられていない面に設けられている。
【0003】一方、階段の昇降が不自由な高齢者や身体
障害者のために、あるいは、荷物を運搬するために、特
開平7−196272号公報に記載されているように、
住宅用のエレベーターを設置することが多くなってい
る。又、最近では3階建て住宅が増加し、健康な人でも
3階まで昇ることが不便であるために、住宅用のエレベ
ーターを設置することが多くなっている。この住宅用の
エレベーターにおいても、上記エレベーターと同様に、
通路に複数本立設されたレールと、この複数本のレール
間に設けられ、このレールに沿って昇降する水平断面ほ
ぼ四角形のカゴとからなる。そして、このレールはほぼ
四角形のカゴの対面に対向する通路に設けられ、カゴに
はほぼ四角形の対面の外面に滑動子が設けられていて、
この滑動子がレールに沿って移動しながらカゴが昇降す
るようになっている。又、このカゴに出入する扉はこの
滑動子が設けられていない面に設けられている。
障害者のために、あるいは、荷物を運搬するために、特
開平7−196272号公報に記載されているように、
住宅用のエレベーターを設置することが多くなってい
る。又、最近では3階建て住宅が増加し、健康な人でも
3階まで昇ることが不便であるために、住宅用のエレベ
ーターを設置することが多くなっている。この住宅用の
エレベーターにおいても、上記エレベーターと同様に、
通路に複数本立設されたレールと、この複数本のレール
間に設けられ、このレールに沿って昇降する水平断面ほ
ぼ四角形のカゴとからなる。そして、このレールはほぼ
四角形のカゴの対面に対向する通路に設けられ、カゴに
はほぼ四角形の対面の外面に滑動子が設けられていて、
この滑動子がレールに沿って移動しながらカゴが昇降す
るようになっている。又、このカゴに出入する扉はこの
滑動子が設けられていない面に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記エレベーターで
は、カゴ200に出入するときにレール110が邪魔に
なるので、レール110に沿って移動する滑動子210
のない面にしか扉300を設けることができない。従っ
て、図6(ロ)のように、滑動子210のない一面、ま
たは、図6(ハ)のように、対面に扉300を設けてい
る。一方、建物の関係で水平断面ほぼ四角形の角を挟む
両側の面に出入口を設け、この出入口から出入したいこ
とがある。特に、住宅用のエレベーターでは建物が狭い
ため、エレベーターのために間取りを考えることができ
ない。従って、間取りの関係からこの水平断面ほぼ四角
形の角を含む両側の面に出入口を設け、この出入口から
出入したいことが多い。しかし、前記のように、扉30
0を水平断面ほぼ四角形の一面または対面にしか設ける
ことができないので不便であった。
は、カゴ200に出入するときにレール110が邪魔に
なるので、レール110に沿って移動する滑動子210
のない面にしか扉300を設けることができない。従っ
て、図6(ロ)のように、滑動子210のない一面、ま
たは、図6(ハ)のように、対面に扉300を設けてい
る。一方、建物の関係で水平断面ほぼ四角形の角を挟む
両側の面に出入口を設け、この出入口から出入したいこ
とがある。特に、住宅用のエレベーターでは建物が狭い
ため、エレベーターのために間取りを考えることができ
ない。従って、間取りの関係からこの水平断面ほぼ四角
形の角を含む両側の面に出入口を設け、この出入口から
出入したいことが多い。しかし、前記のように、扉30
0を水平断面ほぼ四角形の一面または対面にしか設ける
ことができないので不便であった。
【0005】又、扉300は、図6に示すように、直線
状に移動する片引き戸になっているため、扉300の背
後に扉300が移動する空間400が必要である。従っ
て、この扉300が移動する空間400を含めた通路1
00を設ける必要がある。即ち、カゴ200が通過する
面積より広い通路100を必要とする。このようにカゴ
200が通過する通路100を広くすると、建物内の有
効利用できる空間が少なくなるという問題がある。住宅
用エレベーターでも同様な問題があるが、特に、住宅用
建物は狭いので、カゴが通過する広い通路を設けること
は極めて不経済である。
状に移動する片引き戸になっているため、扉300の背
後に扉300が移動する空間400が必要である。従っ
て、この扉300が移動する空間400を含めた通路1
00を設ける必要がある。即ち、カゴ200が通過する
面積より広い通路100を必要とする。このようにカゴ
200が通過する通路100を広くすると、建物内の有
効利用できる空間が少なくなるという問題がある。住宅
用エレベーターでも同様な問題があるが、特に、住宅用
建物は狭いので、カゴが通過する広い通路を設けること
は極めて不経済である。
【0006】そこで、本発明の目的は、水平断面ほぼ四
角形のカゴの角を挟む両側の面にも出入口を設けること
ができ、しかも、カゴの通過する通路の面積を従来より
狭くすることのできるエレベーターを提供することであ
る。
角形のカゴの角を挟む両側の面にも出入口を設けること
ができ、しかも、カゴの通過する通路の面積を従来より
狭くすることのできるエレベーターを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、通路に複数本立設され
たレールと、この複数本のレール間に設けられ、このレ
ールに沿って昇降する水平断面ほぼ四角形のカゴとから
なるエレベーターにおいて、前記複数本のレールは水平
断面ほぼ四角形のカゴの対角に対向する通路に設けら
れ、前記カゴには水平断面ほぼ四角形の対角の外面にレ
ールに沿って移動する滑動子が設けられ、この滑動子の
設けられていない角を挟む一方の面から他方の面に移動
する扉が設けられているものである。
するためになしたものであって、通路に複数本立設され
たレールと、この複数本のレール間に設けられ、このレ
ールに沿って昇降する水平断面ほぼ四角形のカゴとから
なるエレベーターにおいて、前記複数本のレールは水平
断面ほぼ四角形のカゴの対角に対向する通路に設けら
れ、前記カゴには水平断面ほぼ四角形の対角の外面にレ
ールに沿って移動する滑動子が設けられ、この滑動子の
設けられていない角を挟む一方の面から他方の面に移動
する扉が設けられているものである。
【0008】(作用)本発明では、水平断面ほぼ四角形
のカゴの対角に滑動子が設けられているから、滑動子が
設けられていない角を挟む一方の面から他方の面には、
滑動子がない。従って、この滑動子が設けられていない
角を挟む一方の面から他方の面に移動する扉を、滑動子
に邪魔されることなく設けることができる。このよう
に、滑動子が設けられていない角を挟む一方の面から他
方の面に移動する扉を設けることができるから、滑動子
の設けている対角を結ぶ線を対称線として両側に扉を取
り付けることにより、滑動子の設けられている対角を挟
む両方の面に扉を設けることができる。
のカゴの対角に滑動子が設けられているから、滑動子が
設けられていない角を挟む一方の面から他方の面には、
滑動子がない。従って、この滑動子が設けられていない
角を挟む一方の面から他方の面に移動する扉を、滑動子
に邪魔されることなく設けることができる。このよう
に、滑動子が設けられていない角を挟む一方の面から他
方の面に移動する扉を設けることができるから、滑動子
の設けている対角を結ぶ線を対称線として両側に扉を取
り付けることにより、滑動子の設けられている対角を挟
む両方の面に扉を設けることができる。
【0009】勿論、従来のように、一面だけに扉を取り
付けることもできるし、又、カゴの中心を対称点として
扉を取り付けることにより、相対する面にも扉を設ける
こともできる。しかも、レールが水平断面ほぼ四角形の
カゴの対角に対向する通路に設けられているから、どの
面にもレールがない。従って、レールに邪魔されること
なく、水平断面ほぼ四角形のカゴのどの面からも出入す
ることができる。
付けることもできるし、又、カゴの中心を対称点として
扉を取り付けることにより、相対する面にも扉を設ける
こともできる。しかも、レールが水平断面ほぼ四角形の
カゴの対角に対向する通路に設けられているから、どの
面にもレールがない。従って、レールに邪魔されること
なく、水平断面ほぼ四角形のカゴのどの面からも出入す
ることができる。
【0010】又、本発明では、滑動子が設けられていな
い角を挟む一方の面から他方の面に移動する扉を設けら
れているから、扉が一直線状に移動しない。従って、扉
の背後に扉が移動する直線状の通路を確保する必要がな
い。その結果、カゴが通過する通路を広くする必要がな
く、従来より狭くすることができる。
い角を挟む一方の面から他方の面に移動する扉を設けら
れているから、扉が一直線状に移動しない。従って、扉
の背後に扉が移動する直線状の通路を確保する必要がな
い。その結果、カゴが通過する通路を広くする必要がな
く、従来より狭くすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。 (実施例1)図1〜図3は本発明エレベーターの一実施
例を示すもので、図1はカゴの水平断面を示す説明図、
図2はカゴの内部を示す説明図、図3はエレベーターの
正面図である。
を参照しながら説明する。 (実施例1)図1〜図3は本発明エレベーターの一実施
例を示すもので、図1はカゴの水平断面を示す説明図、
図2はカゴの内部を示す説明図、図3はエレベーターの
正面図である。
【0012】図1において、1はエレベーターであり、
このエレベーター1は通路2に2本立設されたレール3
と、この2本のレール3、3間に設けられたカゴ4とか
らなる。通路2はカゴ4より若干広い水平断面ほぼ四角
形で、カゴ4が通過する階にわたって上下方向に長く設
けられている。カゴ4は水平断面ほぼ四角形の立方体
で、このほぼ四角形の対角には滑動子41が設けられて
いる。
このエレベーター1は通路2に2本立設されたレール3
と、この2本のレール3、3間に設けられたカゴ4とか
らなる。通路2はカゴ4より若干広い水平断面ほぼ四角
形で、カゴ4が通過する階にわたって上下方向に長く設
けられている。カゴ4は水平断面ほぼ四角形の立方体
で、このほぼ四角形の対角には滑動子41が設けられて
いる。
【0013】又、この滑動子41に対向する通路2には
レール3が設けられている。このレール3はC形の鋼製
の長尺体であり、滑動子41はこのC形の鋼の開口内に
挿入される突起であり、カゴ4が昇降するに従って滑動
子41がレール3に沿って移動するようになっている。
カゴ4を昇降させる駆動装置は特に限定されない。従っ
て、従来と同様に釣瓶式のワイヤーで昇降させてもよい
し、空気式や油圧式で昇降させてもよい。
レール3が設けられている。このレール3はC形の鋼製
の長尺体であり、滑動子41はこのC形の鋼の開口内に
挿入される突起であり、カゴ4が昇降するに従って滑動
子41がレール3に沿って移動するようになっている。
カゴ4を昇降させる駆動装置は特に限定されない。従っ
て、従来と同様に釣瓶式のワイヤーで昇降させてもよい
し、空気式や油圧式で昇降させてもよい。
【0014】5はカゴ4に設けられた扉であり、55は
通路2に設けられた扉である。この扉5、55は左右方
向が短く、上下方向に長い長尺体が多数個左右方向に並
べられ、この多数個の長尺体の側面が回転自在に連結さ
れたものである。従って、扉5、55は横方向に自由に
湾曲できるようになっている。
通路2に設けられた扉である。この扉5、55は左右方
向が短く、上下方向に長い長尺体が多数個左右方向に並
べられ、この多数個の長尺体の側面が回転自在に連結さ
れたものである。従って、扉5、55は横方向に自由に
湾曲できるようになっている。
【0015】6はこの扉5のレールであり、65は扉5
5のレールである。このレール6、65はカゴ4の滑動
子41の設けられていない角45を挟む一方の面から他
方の面に沿って設けられていて、扉5、55がこのレー
ル6、65に沿って移動できるように取り付けられてい
る。尚、角45の部分ではレール6、65が湾曲する
が、扉5、55が左右方向に自由に湾曲できるようにな
っているから、扉5、55がこのレール6、65に沿っ
て支障なく移動できる。この扉5、55は滑動子41が
取り付けられている対角を結ぶ線X−Xを対称線として
両側に設けられている。
5のレールである。このレール6、65はカゴ4の滑動
子41の設けられていない角45を挟む一方の面から他
方の面に沿って設けられていて、扉5、55がこのレー
ル6、65に沿って移動できるように取り付けられてい
る。尚、角45の部分ではレール6、65が湾曲する
が、扉5、55が左右方向に自由に湾曲できるようにな
っているから、扉5、55がこのレール6、65に沿っ
て支障なく移動できる。この扉5、55は滑動子41が
取り付けられている対角を結ぶ線X−Xを対称線として
両側に設けられている。
【0016】従って、図1に示すように、滑動子41に
邪魔されることなく従来では扉を取り付けることができ
なかった角を挟む2面に扉を設けることができるし、レ
ール3に邪魔されることなく出入することができる。
又、この扉5は一直線状に移動しないから、扉5の背後
に扉5が移動する直線状の通路を確保する必要がない。
従って、カゴ4が通過する通路を広くする必要がなく、
建物内を広く使用できる。
邪魔されることなく従来では扉を取り付けることができ
なかった角を挟む2面に扉を設けることができるし、レ
ール3に邪魔されることなく出入することができる。
又、この扉5は一直線状に移動しないから、扉5の背後
に扉5が移動する直線状の通路を確保する必要がない。
従って、カゴ4が通過する通路を広くする必要がなく、
建物内を広く使用できる。
【0017】7はエレベーター1の前面に設けられてい
るボタンであり、71はカゴ4の中に設けられている操
作盤である。この操作盤71には行く先を示すボタンが
設けられている。8はカゴ4の中に設けられている手摺
である。このように手摺8が設けられているから、カゴ
4の中で体の安定を保つことができるし、又、脚の不自
由な人でもカゴの中に出入し易い。このエレベーター1
の使用方法は従来と同じように使用するので、説明を省
略する。
るボタンであり、71はカゴ4の中に設けられている操
作盤である。この操作盤71には行く先を示すボタンが
設けられている。8はカゴ4の中に設けられている手摺
である。このように手摺8が設けられているから、カゴ
4の中で体の安定を保つことができるし、又、脚の不自
由な人でもカゴの中に出入し易い。このエレベーター1
の使用方法は従来と同じように使用するので、説明を省
略する。
【0018】(実施例2)図4は本発明の他の実施例を
示すもので、(イ)はカゴの水平断面を示す説明図、
(ロ)は(イ)の要部を拡大した説明図である。図4に
示す実施例2を図1〜図3に示す実施例1と比較する
と、レール6a、65aおよび扉5a、55aが1個設
けられていることが異なる。即ち、レール6a、65a
が滑動子41aの設けられていない角45aを挟む一方
の面から他方の面に沿って設けられ、扉5a、55aが
このレール6a、65aに沿って移動できるように取り
付けられている。従って、カゴ4aの一方の面だけに出
入口が設けられている。又、レール3aには滑車61a
が設けられていて、カゴ4aが上下に移動すると滑動子
41aがレール3aを回転させながらスムースに移動す
るようになっている。その他の構造および作用は実施例
1と同様であるから、説明を省略する。
示すもので、(イ)はカゴの水平断面を示す説明図、
(ロ)は(イ)の要部を拡大した説明図である。図4に
示す実施例2を図1〜図3に示す実施例1と比較する
と、レール6a、65aおよび扉5a、55aが1個設
けられていることが異なる。即ち、レール6a、65a
が滑動子41aの設けられていない角45aを挟む一方
の面から他方の面に沿って設けられ、扉5a、55aが
このレール6a、65aに沿って移動できるように取り
付けられている。従って、カゴ4aの一方の面だけに出
入口が設けられている。又、レール3aには滑車61a
が設けられていて、カゴ4aが上下に移動すると滑動子
41aがレール3aを回転させながらスムースに移動す
るようになっている。その他の構造および作用は実施例
1と同様であるから、説明を省略する。
【0019】(実施例3)図5は本発明の別の実施例を
示すもので、カゴの水平断面を示す説明図である。図5
に示す実施例3を図1〜図3に示す実施例1と比較する
と、扉5b、55bがカゴ4bの中心Yを対称点として
両側に設けられている。従って、扉がカゴ4bの対面に
設けられていることが異なる。この実施例1〜3に示す
ように、扉を滑動子の設けられている対角を挟む両方の
面に設けることができるし、一面だけに扉を取り付ける
こともできるし、又、相対する面にも扉を設けることが
できるので、必要に応じて扉を適宜位置に設けることが
できる。又、扉の背後に扉の通路を設ける必要がないの
で、カゴの通路を従来より狭くすることができ、建物内
の使用できる有効面積が大きくなるので経済的である。
特に、狭い住宅に取り付ける住宅用エレベーターとして
好適である。
示すもので、カゴの水平断面を示す説明図である。図5
に示す実施例3を図1〜図3に示す実施例1と比較する
と、扉5b、55bがカゴ4bの中心Yを対称点として
両側に設けられている。従って、扉がカゴ4bの対面に
設けられていることが異なる。この実施例1〜3に示す
ように、扉を滑動子の設けられている対角を挟む両方の
面に設けることができるし、一面だけに扉を取り付ける
こともできるし、又、相対する面にも扉を設けることが
できるので、必要に応じて扉を適宜位置に設けることが
できる。又、扉の背後に扉の通路を設ける必要がないの
で、カゴの通路を従来より狭くすることができ、建物内
の使用できる有効面積が大きくなるので経済的である。
特に、狭い住宅に取り付ける住宅用エレベーターとして
好適である。
【0020】
【発明の効果】本発明では、水平断面ほぼ四角形のカゴ
の対角に滑動子が設けられているから、この滑動子が設
けられていない角を挟む一方の面から他方の面に移動す
る扉を、滑動子に邪魔されることなく設けることができ
る。このように、滑動子が設けられていない角を挟む一
方の面から他方の面に沿って移動する扉を摺動自在に取
り付けることができるから、滑動子の設けられている対
角を挟む両方の面に扉を設けることができるし、従来の
ように、一面だけに扉を取り付けることもできるし、
又、カゴの中心点を対称点として扉を取り付けることに
より、相対する面にも扉を設けることができるので、必
要に応じて扉を適宜位置に設けることができる。
の対角に滑動子が設けられているから、この滑動子が設
けられていない角を挟む一方の面から他方の面に移動す
る扉を、滑動子に邪魔されることなく設けることができ
る。このように、滑動子が設けられていない角を挟む一
方の面から他方の面に沿って移動する扉を摺動自在に取
り付けることができるから、滑動子の設けられている対
角を挟む両方の面に扉を設けることができるし、従来の
ように、一面だけに扉を取り付けることもできるし、
又、カゴの中心点を対称点として扉を取り付けることに
より、相対する面にも扉を設けることができるので、必
要に応じて扉を適宜位置に設けることができる。
【0021】しかも、レールが水平断面ほぼ四角形のカ
ゴの対角に対向する通路に設けられているから、どの面
にもレールがない。従って、レールに邪魔されることな
く水平断面ほぼ四角形のカゴのどの面からも出入するこ
とができる。このように、水平断面ほぼ四角形のカゴの
角を挟む面にも、又、対角にも、又、一面だけでも出入
口を設けることができるので、間取り等がそれだけ自由
に取ることができ便利である。
ゴの対角に対向する通路に設けられているから、どの面
にもレールがない。従って、レールに邪魔されることな
く水平断面ほぼ四角形のカゴのどの面からも出入するこ
とができる。このように、水平断面ほぼ四角形のカゴの
角を挟む面にも、又、対角にも、又、一面だけでも出入
口を設けることができるので、間取り等がそれだけ自由
に取ることができ便利である。
【0022】又、本発明では、滑動子の設けられていな
い角を挟む一方の面から他方の面に沿って移動する扉が
設けられているから、この扉が移動する直線状の通路を
確保する必要がなく、カゴが通過する通路を広くする必
要がなく、従来より狭くすることができる。従って、カ
ゴの通路を従来より狭くすることができ、建物内の使用
できる有効面積を大きくすることができ経済的である。
特に、狭い住宅に取り付ける住宅用エレベーターとして
好適である。
い角を挟む一方の面から他方の面に沿って移動する扉が
設けられているから、この扉が移動する直線状の通路を
確保する必要がなく、カゴが通過する通路を広くする必
要がなく、従来より狭くすることができる。従って、カ
ゴの通路を従来より狭くすることができ、建物内の使用
できる有効面積を大きくすることができ経済的である。
特に、狭い住宅に取り付ける住宅用エレベーターとして
好適である。
【図1】本発明エレベーターの一実施例を示すもので、
カゴの水平断面を示す説明図である。
カゴの水平断面を示す説明図である。
【図2】カゴの内部を示す説明図である。
【図3】エレベータの正面図である。
【図4】本発明エレベーターの他の実施例を示すもの
で、(イ)はカゴの水平断面を示す説明図、(ロ)は
(イ)の要部を拡大して示す説明図である。
で、(イ)はカゴの水平断面を示す説明図、(ロ)は
(イ)の要部を拡大して示す説明図である。
【図5】本発明エレベーターの別の実施例を示すもの
で、カゴの水平断面を示す説明図である。
で、カゴの水平断面を示す説明図である。
【図6】(イ)は従来のエレベーターの垂直断面を示す
説明図、(ロ)は扉が一面に取り付けられている従来の
エレベーターの水平断面を示す説明図、(ハ)は扉が対
面に取り付けられている従来のエレベーターの水平断面
を示す説明図である。
説明図、(ロ)は扉が一面に取り付けられている従来の
エレベーターの水平断面を示す説明図、(ハ)は扉が対
面に取り付けられている従来のエレベーターの水平断面
を示す説明図である。
1 エレベーター 2 通路 3 レール 4 カゴ 41 滑動子 45 滑動子が設けられていない角 5、55 扉 6、65 レール
Claims (1)
- 【請求項1】 通路に複数本立設されたレールと、この
複数本のレール間に設けられ、このレールに沿って昇降
する水平断面ほぼ四角形のカゴとからなるエレベーター
において、前記複数本のレールは水平断面ほぼ四角形の
カゴの対角に対向する通路に設けられ、前記カゴには水
平断面ほぼ四角形の対角の外面にレールに沿って移動す
る滑動子が設けられ、この滑動子の設けられていない角
を挟む一方の面から他方の面に移動する扉が設けられて
いることを特徴とするエレベーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31293796A JPH10139327A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | エレベーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31293796A JPH10139327A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | エレベーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10139327A true JPH10139327A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=18035277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31293796A Pending JPH10139327A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | エレベーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10139327A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005105652A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータ装置 |
WO2005121007A1 (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータ装置 |
WO2006006228A1 (ja) * | 2004-07-12 | 2006-01-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータ装置 |
KR100752860B1 (ko) | 2005-12-28 | 2007-08-29 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 장치 |
KR100804886B1 (ko) * | 2006-02-06 | 2008-02-20 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 장치 |
KR100804887B1 (ko) * | 2007-10-12 | 2008-02-20 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 장치 |
KR100848989B1 (ko) * | 2006-05-17 | 2008-07-30 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 장치 |
US20110072733A1 (en) * | 2006-03-13 | 2011-03-31 | Frederick Kenneth Broyan | Corner lift device |
CN103030051A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-10 | 蒂森克虏伯家用电梯(上海)有限公司 | 一种家用电梯轿厢直角双开门系统 |
IT202100006812A1 (it) * | 2021-03-22 | 2022-09-22 | Tamara BANDI | Ascensore |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP31293796A patent/JPH10139327A/ja active Pending
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005105652A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータ装置 |
JPWO2005105652A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2007-12-13 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
CN100457592C (zh) * | 2004-06-07 | 2009-02-04 | 三菱电机株式会社 | 电梯装置 |
WO2005121007A1 (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータ装置 |
US7331424B2 (en) | 2004-06-07 | 2008-02-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator apparatus |
JP4722846B2 (ja) * | 2004-06-07 | 2011-07-13 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
JPWO2005121007A1 (ja) * | 2004-06-07 | 2008-04-10 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
WO2006006228A1 (ja) * | 2004-07-12 | 2006-01-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータ装置 |
US7225902B2 (en) | 2004-07-12 | 2007-06-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator |
JP4732344B2 (ja) * | 2004-07-12 | 2011-07-27 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
JPWO2006006228A1 (ja) * | 2004-07-12 | 2008-04-24 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
KR100752860B1 (ko) | 2005-12-28 | 2007-08-29 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 장치 |
KR100804886B1 (ko) * | 2006-02-06 | 2008-02-20 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 장치 |
US20110072733A1 (en) * | 2006-03-13 | 2011-03-31 | Frederick Kenneth Broyan | Corner lift device |
US8141686B2 (en) * | 2006-03-13 | 2012-03-27 | Frederick Kenneth Broyan | Corner lift device |
KR100848989B1 (ko) * | 2006-05-17 | 2008-07-30 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 장치 |
KR100804887B1 (ko) * | 2007-10-12 | 2008-02-20 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 장치 |
CN103030051A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-10 | 蒂森克虏伯家用电梯(上海)有限公司 | 一种家用电梯轿厢直角双开门系统 |
IT202100006812A1 (it) * | 2021-03-22 | 2022-09-22 | Tamara BANDI | Ascensore |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10139327A (ja) | エレベーター | |
JP3595030B2 (ja) | プラットホ−ムの簡易可動柵 | |
JP2842516B2 (ja) | エレベーター出入口遮煙装置 | |
KR100339455B1 (ko) | 난간핸드레일의입구하우징 | |
JPH0450297Y2 (ja) | ||
JP6143897B1 (ja) | エレベータ | |
JP3833978B2 (ja) | 免震建築用エレベーターの乗場装置 | |
JPH05163843A (ja) | 多層建造物 | |
JP3435990B2 (ja) | エレベーターの乗場出入口装置 | |
JP3392220B2 (ja) | エレベーター | |
JP2884242B2 (ja) | 搬器直接駆動式エレベータ | |
JPH09328270A (ja) | エレベータ装置 | |
JP3995066B2 (ja) | 建物のエレベータ装置 | |
JPH10338441A (ja) | エレベーター | |
JP2001247283A (ja) | エレベータ用ドア | |
JPH0647891Y2 (ja) | エレベータの乗場装置 | |
JP4530649B2 (ja) | 引戸用レール | |
JP2004155582A (ja) | 免震建物用エレベーターの乗場装置 | |
JP2017186818A (ja) | 渡り通路用目地装置 | |
JPH07108756B2 (ja) | エレベータの敷居装置 | |
JPH09156857A (ja) | エレベーターの乗場開閉装置 | |
JPH11131593A (ja) | ユニットハウス | |
JPS6151478A (ja) | 乗客コンベヤ | |
JPH0432484A (ja) | 展望用エレベータかご | |
JP2001240331A (ja) | エレベーターの位置検出装置 |