JPH10136101A - テレビ会議システム - Google Patents
テレビ会議システムInfo
- Publication number
- JPH10136101A JPH10136101A JP8285035A JP28503596A JPH10136101A JP H10136101 A JPH10136101 A JP H10136101A JP 8285035 A JP8285035 A JP 8285035A JP 28503596 A JP28503596 A JP 28503596A JP H10136101 A JPH10136101 A JP H10136101A
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- audio
- video
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多地点を結んでテレビ会議を行うとき、会議
端末からの送信音声レベルを会議端末から一括して調整
するテレビ会議システムを実現する。 【解決手段】 任意の会議端末32−iの制御要求部3
5−iから、音声レベルの調整を行う要求を出す。制御
権許可部48は、会議端末32−iからの音声レベルの
調整を行う要求を受信するとこの要求を許可するか否か
判定し、その結果をこの会議端末32−iに送信する。
許可された会議端末32−iは、制御情報設定部36−
iから任意の会議端末の音声処理部43−iの音声レベ
ルの調整を指示する。会議端末32−1〜32−nから
入力された音声信号は、それぞれ音声処理部43−1〜
43−nで音声のボリュームレベルを調整されたのち、
有声か無声か判定され、話者判定部45で話者判定され
る。映像処理部46は、話者と判定された会議端末から
の映像を全ての会議端末に送信する。
端末からの送信音声レベルを会議端末から一括して調整
するテレビ会議システムを実現する。 【解決手段】 任意の会議端末32−iの制御要求部3
5−iから、音声レベルの調整を行う要求を出す。制御
権許可部48は、会議端末32−iからの音声レベルの
調整を行う要求を受信するとこの要求を許可するか否か
判定し、その結果をこの会議端末32−iに送信する。
許可された会議端末32−iは、制御情報設定部36−
iから任意の会議端末の音声処理部43−iの音声レベ
ルの調整を指示する。会議端末32−1〜32−nから
入力された音声信号は、それぞれ音声処理部43−1〜
43−nで音声のボリュームレベルを調整されたのち、
有声か無声か判定され、話者判定部45で話者判定され
る。映像処理部46は、話者と判定された会議端末から
の映像を全ての会議端末に送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数地点を結ぶテ
レビ会議システムに係わり、例えば会議端末からの入力
音量の調整を行うテレビ会議システムに関する。
レビ会議システムに係わり、例えば会議端末からの入力
音量の調整を行うテレビ会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議システムは、テレビジョンを
介して映像と音により会議を行うシステムである。多地
点テレビ会議システムでは、多地点制御装置を用いて、
複数の会議端末を多地点制御装置を中心にスター状に接
続して会議を行うのが一般的である。多地点制御装置
は、各会議端末から送られてくる音声や映像を同一の会
議室に同席しているかのように編集して、これらの会議
端末に分配する。多地点制御装置には、会議端末から入
力される音声のレベルにより現在の話者を判定し、分配
する映像を、話者と判定された会議端末からの映像に切
り替える音声切替を用いたものがある。この場合、発言
時の音声レベルに差が存在すると、音声切替による話者
の映像の選択が適正に行われない。この音声切替を適正
なものとするために、従来は各会議端末でそれぞれ送信
音声のレベルを調整する操作が必要であった。また、音
声切替を行う多地点テレビ会議システムについては、例
えば、特開平04−35447号公報と特開平04−3
71058号公報に記載がある。このうち、特開平04
−35447号公報に記載された多地点テレビ会議シス
テムでは、音声切替を適正なものとするために、会議端
末の設置された会議室の状況に応じて、入力された音声
を有声と見なすか無声と見なすか判定するためのしきい
値をそれぞれの会議端末から設定していた。
介して映像と音により会議を行うシステムである。多地
点テレビ会議システムでは、多地点制御装置を用いて、
複数の会議端末を多地点制御装置を中心にスター状に接
続して会議を行うのが一般的である。多地点制御装置
は、各会議端末から送られてくる音声や映像を同一の会
議室に同席しているかのように編集して、これらの会議
端末に分配する。多地点制御装置には、会議端末から入
力される音声のレベルにより現在の話者を判定し、分配
する映像を、話者と判定された会議端末からの映像に切
り替える音声切替を用いたものがある。この場合、発言
時の音声レベルに差が存在すると、音声切替による話者
の映像の選択が適正に行われない。この音声切替を適正
なものとするために、従来は各会議端末でそれぞれ送信
音声のレベルを調整する操作が必要であった。また、音
声切替を行う多地点テレビ会議システムについては、例
えば、特開平04−35447号公報と特開平04−3
71058号公報に記載がある。このうち、特開平04
−35447号公報に記載された多地点テレビ会議シス
テムでは、音声切替を適正なものとするために、会議端
末の設置された会議室の状況に応じて、入力された音声
を有声と見なすか無声と見なすか判定するためのしきい
値をそれぞれの会議端末から設定していた。
【0003】図6は、この特開平04−35447号公
報に記載された多地点テレビ会議システムの概要を表し
たものである。このシステムでは、会議端末12−1〜
12−nが多地点制御装置11に接続されている。この
図で、一点鎖線で囲んだ音声処理部15−1〜15−n
は、音声復号化部20−1〜20−n、音声符号化部2
1−1〜21−nとレベル検出部22−1〜22−nと
を備えている。会議端末12−i(以後、iは1〜nの
なかのいずれかの整数を意味する)から入力される音声
信号は、回線インタフェース13を介し、音声復号化部
20−iで復号され、音声加算部16で加算される。音
声加算部16で加算された音声信号は、音声符号化部2
1−iで符号化され、各会議端末12−iに送信され
る。また、入力された音声信号を、有声とするか無声と
するかを判定するしきい値を音声処理部15−iに対応
する会議端末12−iからそれぞれ入力する。レベル検
出部22−iは、音声復号化部20−iで復号された音
声信号の平均電力値を計算する。平均電力値がこのしき
い値以上であれば、入力された音声を有声と判定する。
話者判定部17はレベル検出部22−iで、有声と判定
された音声信号の中から、音声レベル値が最大の会議端
末を話者と判定する。制御部14では、話者判定部17
において判定された結果に基づき、映像処理部18に対
し話者と判定された会議端末からの映像を、会議に参加
中の全端末に送信する制御を行う。以上のようにこの従
来例では、レベル検出部22−iで有声とするか無声と
するかを判定するしきい値を対応する会議端末から設定
していた。これにより、テレビ会議端末の設置された会
議室の状況を反映した、音声による画像切り替えを行っ
ていた。
報に記載された多地点テレビ会議システムの概要を表し
たものである。このシステムでは、会議端末12−1〜
12−nが多地点制御装置11に接続されている。この
図で、一点鎖線で囲んだ音声処理部15−1〜15−n
は、音声復号化部20−1〜20−n、音声符号化部2
1−1〜21−nとレベル検出部22−1〜22−nと
を備えている。会議端末12−i(以後、iは1〜nの
なかのいずれかの整数を意味する)から入力される音声
信号は、回線インタフェース13を介し、音声復号化部
20−iで復号され、音声加算部16で加算される。音
声加算部16で加算された音声信号は、音声符号化部2
1−iで符号化され、各会議端末12−iに送信され
る。また、入力された音声信号を、有声とするか無声と
するかを判定するしきい値を音声処理部15−iに対応
する会議端末12−iからそれぞれ入力する。レベル検
出部22−iは、音声復号化部20−iで復号された音
声信号の平均電力値を計算する。平均電力値がこのしき
い値以上であれば、入力された音声を有声と判定する。
話者判定部17はレベル検出部22−iで、有声と判定
された音声信号の中から、音声レベル値が最大の会議端
末を話者と判定する。制御部14では、話者判定部17
において判定された結果に基づき、映像処理部18に対
し話者と判定された会議端末からの映像を、会議に参加
中の全端末に送信する制御を行う。以上のようにこの従
来例では、レベル検出部22−iで有声とするか無声と
するかを判定するしきい値を対応する会議端末から設定
していた。これにより、テレビ会議端末の設置された会
議室の状況を反映した、音声による画像切り替えを行っ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のテレ
ビ会議システムでは、音声切替を適正なものとするため
に、会議端末からの送信音声レベルの調整を各会議端末
で行なわなければならないという問題点があった。ま
た、各会議端末でそれぞれ送信音声レベルの調整を行う
ため、会議端末間の送信音声レベルの調整が難しいとい
う問題点があった。
ビ会議システムでは、音声切替を適正なものとするため
に、会議端末からの送信音声レベルの調整を各会議端末
で行なわなければならないという問題点があった。ま
た、各会議端末でそれぞれ送信音声レベルの調整を行う
ため、会議端末間の送信音声レベルの調整が難しいとい
う問題点があった。
【0005】また、特開平04−35447号公報に記
載されているテレビ会議システムでは、それぞれの会議
端末ごとに有声とするか無声とするかを識別するための
しきい値を設定していた。そのため、しきい値を低いレ
ベルで設定した会議端末では、話者が小さい声で発言し
てもテレビ会議の話者と判定され、映像が全会議端末に
映し出された。また、しきい値を高いレベルで設定した
会議端末では、しきい値を低いレベルで設定した会議端
末の発言者より大きい声で発言しても、話者とは判定さ
れなかった。そのため、話者の判定が偏るという問題点
があった。
載されているテレビ会議システムでは、それぞれの会議
端末ごとに有声とするか無声とするかを識別するための
しきい値を設定していた。そのため、しきい値を低いレ
ベルで設定した会議端末では、話者が小さい声で発言し
てもテレビ会議の話者と判定され、映像が全会議端末に
映し出された。また、しきい値を高いレベルで設定した
会議端末では、しきい値を低いレベルで設定した会議端
末の発言者より大きい声で発言しても、話者とは判定さ
れなかった。そのため、話者の判定が偏るという問題点
があった。
【0006】また、各会議端末でしきい値の設定を行っ
ていたため、全体的に調和のとれたしきい値の設定を行
うことが困難であるという問題点があった。
ていたため、全体的に調和のとれたしきい値の設定を行
うことが困難であるという問題点があった。
【0007】そこで本発明の目的は、会議端末からの送
信音声のレベルを会議端末から一括して調整することの
できるテレビ会議システムを提供することにある。
信音声のレベルを会議端末から一括して調整することの
できるテレビ会議システムを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、音声レベルの調整さ
れた音声信号を用いて話者の判定及び、音声による画像
切り替えを行うことのできるテレビ会議システムを提供
することにある。
れた音声信号を用いて話者の判定及び、音声による画像
切り替えを行うことのできるテレビ会議システムを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)複数の者との間で音声と映像を使って会議を
行う際の自端末側の音声を送出する音声送出手段と、自
端末側の映像を送出する映像送出手段と、会議に参加し
ている各端末の音声および映像を入力し、会議が行われ
ている状態を音声と映像で出力する音声・映像出力手段
と、任意の端末からの音声の出力レベルの調整を指示す
る音声レベル調整指示手段とをそれぞれ有する複数の会
議端末と、(ロ)これら複数の会議端末から送られてき
た音声を加算してそれぞれの会議端末に供給する音声供
給手段と、(ハ)前記複数の会議端末から送られてきた
映像のうち所望のものを選択してそれぞれの会議端末に
供給する映像供給手段と、(ニ)前記複数の会議端末の
いずれかの音声レベル調整指示手段が指示した会議端末
の音声レベルを指示に従って調整する音声レベル調整手
段とをテレビ会議システムに具備させる。
は、(イ)複数の者との間で音声と映像を使って会議を
行う際の自端末側の音声を送出する音声送出手段と、自
端末側の映像を送出する映像送出手段と、会議に参加し
ている各端末の音声および映像を入力し、会議が行われ
ている状態を音声と映像で出力する音声・映像出力手段
と、任意の端末からの音声の出力レベルの調整を指示す
る音声レベル調整指示手段とをそれぞれ有する複数の会
議端末と、(ロ)これら複数の会議端末から送られてき
た音声を加算してそれぞれの会議端末に供給する音声供
給手段と、(ハ)前記複数の会議端末から送られてきた
映像のうち所望のものを選択してそれぞれの会議端末に
供給する映像供給手段と、(ニ)前記複数の会議端末の
いずれかの音声レベル調整指示手段が指示した会議端末
の音声レベルを指示に従って調整する音声レベル調整手
段とをテレビ会議システムに具備させる。
【0010】すなわち請求項1記載の発明では、それぞ
れの会議端末の音声送出手段から送られてくる音声の出
力レベルを音声レベル調整手段により調整する。全ての
会議端末は、音声レベル調整指示手段を備え、この音声
レベル調整指示手段から任意の会議端末に対応する音声
レベル調整手段に対し音声レベルの調整を指示すること
ができる。
れの会議端末の音声送出手段から送られてくる音声の出
力レベルを音声レベル調整手段により調整する。全ての
会議端末は、音声レベル調整指示手段を備え、この音声
レベル調整指示手段から任意の会議端末に対応する音声
レベル調整手段に対し音声レベルの調整を指示すること
ができる。
【0011】請求項2記載の発明では、(イ)複数の者
との間で音声と映像を使って会議を行う際の自端末側の
音声を送出する音声送出手段と、自端末側の映像を送出
する映像送出手段と、会議に参加している各端末の音声
および映像を入力し、会議が行われている状態を音声と
映像で出力する音声・映像出力手段と、任意の端末から
の音声の出力レベルの調整を指示する音声レベル調整指
示手段とをそれぞれ有する1または複数の第1の会議端
末と、(ロ)複数の者との間で音声と映像を使って会議
を行う際の自端末側の音声を送出する音声送出手段と、
自端末側の映像を送出する映像送出手段と、会議に参加
している各端末の音声および映像を入力し、会議が行わ
れている状態を音声と映像で出力する音声・映像出力手
段とをそれぞれ有する1または複数の第2の会議端末
と、(ハ)これらの第1の会議端末と第2の会議端末と
から送られてきた音声を加算してそれぞれの第1の会議
端末と第2の会議端末とに供給する音声供給手段と、
(ニ)前記第1の会議端末と第2の会議端末とから送ら
れてきた映像のうち所望のものを選択してそれぞれの第
1の会議端末と第2の会議端末とに供給する映像供給手
段と、(ホ)前記第1の会議端末の音声レベル調整指示
手段の指示に従って音声レベルを調整する音声レベル調
整手段とをテレビ会議システムに具備させる。
との間で音声と映像を使って会議を行う際の自端末側の
音声を送出する音声送出手段と、自端末側の映像を送出
する映像送出手段と、会議に参加している各端末の音声
および映像を入力し、会議が行われている状態を音声と
映像で出力する音声・映像出力手段と、任意の端末から
の音声の出力レベルの調整を指示する音声レベル調整指
示手段とをそれぞれ有する1または複数の第1の会議端
末と、(ロ)複数の者との間で音声と映像を使って会議
を行う際の自端末側の音声を送出する音声送出手段と、
自端末側の映像を送出する映像送出手段と、会議に参加
している各端末の音声および映像を入力し、会議が行わ
れている状態を音声と映像で出力する音声・映像出力手
段とをそれぞれ有する1または複数の第2の会議端末
と、(ハ)これらの第1の会議端末と第2の会議端末と
から送られてきた音声を加算してそれぞれの第1の会議
端末と第2の会議端末とに供給する音声供給手段と、
(ニ)前記第1の会議端末と第2の会議端末とから送ら
れてきた映像のうち所望のものを選択してそれぞれの第
1の会議端末と第2の会議端末とに供給する映像供給手
段と、(ホ)前記第1の会議端末の音声レベル調整指示
手段の指示に従って音声レベルを調整する音声レベル調
整手段とをテレビ会議システムに具備させる。
【0012】すなわち請求項2記載の発明では、それぞ
れの会議端末の音声送出手段から送られてくる音声の出
力レベルを音声レベル調整手段により調整する。任意の
会議端末に対応する音声レベル調整手段に対し音声レベ
ルの調整を指示することができる音声レベル調整指示手
段を備える第1の会議端末と、音声レベル調整指示手段
を持たない第2の会議端末とがある。
れの会議端末の音声送出手段から送られてくる音声の出
力レベルを音声レベル調整手段により調整する。任意の
会議端末に対応する音声レベル調整手段に対し音声レベ
ルの調整を指示することができる音声レベル調整指示手
段を備える第1の会議端末と、音声レベル調整指示手段
を持たない第2の会議端末とがある。
【0013】請求項3記載の発明では、(イ)複数の者
との間で音声と映像を使って会議を行う際の自端末側の
音声を送出する音声送出手段と、自端末側の映像を送出
する映像送出手段と、会議に参加している各端末の音声
および映像を入力し、会議が行われている状態を音声と
映像で出力する音声・映像出力手段と、任意の端末から
の音声の出力レベルを有声と見なすか無声と見なすか判
定するしきい値を設定する有声無声しきい値設定手段と
をそれぞれ有する複数の会議端末と、(ロ)これら複数
の会議端末から送られてきた音声を加算してそれぞれの
会議端末に供給する音声供給手段と、(ハ)前記複数の
会議端末のいずれかの有声無声しきい値設定手段が設定
したしきい値に従って会議端末からの音声がしきい値以
上であれば有声と判定する有声無声判定手段とをテレビ
会議システムに具備させる。
との間で音声と映像を使って会議を行う際の自端末側の
音声を送出する音声送出手段と、自端末側の映像を送出
する映像送出手段と、会議に参加している各端末の音声
および映像を入力し、会議が行われている状態を音声と
映像で出力する音声・映像出力手段と、任意の端末から
の音声の出力レベルを有声と見なすか無声と見なすか判
定するしきい値を設定する有声無声しきい値設定手段と
をそれぞれ有する複数の会議端末と、(ロ)これら複数
の会議端末から送られてきた音声を加算してそれぞれの
会議端末に供給する音声供給手段と、(ハ)前記複数の
会議端末のいずれかの有声無声しきい値設定手段が設定
したしきい値に従って会議端末からの音声がしきい値以
上であれば有声と判定する有声無声判定手段とをテレビ
会議システムに具備させる。
【0014】すなわち請求項3記載の発明では、全ての
会議端末は、有声無声しきい値設定手段を備える。有声
無声しきい値設定手段は、任意の会議端末の音声送出手
段から送られてくる音声の出力レベルと比較し有声とす
るか無声とするか判定するしきい値を設定する。有声無
声判定手段は、この有声無声しきい値設定手段により設
定されたしきい値と会議端末からの音声の出力レベルを
比較し、音声の出力レベルがしきい値以上であれば有声
と判定する。それぞれの会議端末に送り返す映像を選択
するために、この有声無声判定手段により有声と判定さ
れた音声を用るならば、会議端末からしきい値を変更す
ることにより映像の選択を制御できる。また、それぞれ
の会議端末に送り返すために加算する音声に、この有声
無声判定手段により有声と判定された音声を用るなら
ば、会議端末に送り返す音声をしきい値の変更により選
択できる。
会議端末は、有声無声しきい値設定手段を備える。有声
無声しきい値設定手段は、任意の会議端末の音声送出手
段から送られてくる音声の出力レベルと比較し有声とす
るか無声とするか判定するしきい値を設定する。有声無
声判定手段は、この有声無声しきい値設定手段により設
定されたしきい値と会議端末からの音声の出力レベルを
比較し、音声の出力レベルがしきい値以上であれば有声
と判定する。それぞれの会議端末に送り返す映像を選択
するために、この有声無声判定手段により有声と判定さ
れた音声を用るならば、会議端末からしきい値を変更す
ることにより映像の選択を制御できる。また、それぞれ
の会議端末に送り返すために加算する音声に、この有声
無声判定手段により有声と判定された音声を用るなら
ば、会議端末に送り返す音声をしきい値の変更により選
択できる。
【0015】請求項4記載の発明では、(イ)複数の者
との間で音声と映像を使って会議を行う際の自端末側の
音声を送出する音声送出手段と、自端末側の映像を送出
する映像送出手段と、会議に参加している各端末の音声
および映像を入力し、会議が行われている状態を音声と
映像で出力する音声・映像出力手段と、任意の端末から
の音声の出力レベルの調整を指示する音声レベル調整指
示手段とをそれぞれ有する複数の会議端末と、(ロ)調
整の指示が競合したとき1台の会議端末を選択する調整
許可手段と、(ハ)その選択した会議端末の指示する内
容で調整する音声レベル調整手段と、(ニ)これら複数
の会議端末から送られてきた音声を加算してそれぞれの
会議端末に供給する音声供給手段と、(ホ)前記複数の
会議端末から送られてきた映像のうち所望のものを選択
してそれぞれの会議端末に供給する映像供給手段とをテ
レビ会議システムに具備させる。
との間で音声と映像を使って会議を行う際の自端末側の
音声を送出する音声送出手段と、自端末側の映像を送出
する映像送出手段と、会議に参加している各端末の音声
および映像を入力し、会議が行われている状態を音声と
映像で出力する音声・映像出力手段と、任意の端末から
の音声の出力レベルの調整を指示する音声レベル調整指
示手段とをそれぞれ有する複数の会議端末と、(ロ)調
整の指示が競合したとき1台の会議端末を選択する調整
許可手段と、(ハ)その選択した会議端末の指示する内
容で調整する音声レベル調整手段と、(ニ)これら複数
の会議端末から送られてきた音声を加算してそれぞれの
会議端末に供給する音声供給手段と、(ホ)前記複数の
会議端末から送られてきた映像のうち所望のものを選択
してそれぞれの会議端末に供給する映像供給手段とをテ
レビ会議システムに具備させる。
【0016】すなわち請求項4記載の発明では、それぞ
れの会議端末の音声送出手段から送られてくる音声の出
力レベルを音声レベル調整手段により調整する。全ての
会議端末は、音声レベル調整指示手段を備え、この音声
レベル調整指示手段から任意の会議端末に対応する音声
レベル調整手段に対し音声レベルの調整を指示すること
ができる。複数の会議端末が音声レベルの調整を指示
し、調整の指示が競合したとき調整許可手段により1台
の会議端末を選択する。
れの会議端末の音声送出手段から送られてくる音声の出
力レベルを音声レベル調整手段により調整する。全ての
会議端末は、音声レベル調整指示手段を備え、この音声
レベル調整指示手段から任意の会議端末に対応する音声
レベル調整手段に対し音声レベルの調整を指示すること
ができる。複数の会議端末が音声レベルの調整を指示
し、調整の指示が競合したとき調整許可手段により1台
の会議端末を選択する。
【0017】請求項5記載の発明では、(イ)前記音声
レベル調整手段により調整された音声の中で最大の音声
レベルである会議端末を話者と判定する話者判定手段
と、(ロ)この話者判定手段により話者と判定された会
議端末から送信された映像をそれぞれの会議端末に供給
する映像供給手段とをテレビ会議システムに具備させ
る。
レベル調整手段により調整された音声の中で最大の音声
レベルである会議端末を話者と判定する話者判定手段
と、(ロ)この話者判定手段により話者と判定された会
議端末から送信された映像をそれぞれの会議端末に供給
する映像供給手段とをテレビ会議システムに具備させ
る。
【0018】すなわち請求項5記載の発明では、話者判
定手段により前記した音声レベル調整手段により調整さ
れた音声の中で最大の音声レベルである会議端末を話者
と判定する。この話者判定手段により話者と判定された
会議端末から送信された映像を映像供給手段によりそれ
ぞれの会議端末に供給する。これにより会議端末の送る
映像の選択を会議端末から音声レベルを調整することに
より制御できる。
定手段により前記した音声レベル調整手段により調整さ
れた音声の中で最大の音声レベルである会議端末を話者
と判定する。この話者判定手段により話者と判定された
会議端末から送信された映像を映像供給手段によりそれ
ぞれの会議端末に供給する。これにより会議端末の送る
映像の選択を会議端末から音声レベルを調整することに
より制御できる。
【0019】
【0020】
【実施例】以下実施例につき、本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0021】図1は、本発明の一実施例におけるテレビ
会議システムの概要を表したものである。このシステム
では、多地点制御装置31に会議端末32−1〜32−
nが接続されている。多地点制御装置31は、回線イン
タフェース41と、制御部42と、各会議端末32−1
〜32−nに対応して音声信号の処理を行う音声処理部
43−1〜43−nと、それぞれの音声処理部43−1
〜43−nからの音声信号を加算する音声加算部44
と、音声処理部43から出力された音声レベル値のうち
音声レベルが最大の会議端末を話者と判定する話者判定
部45と、話者判定部45で話者と判定された会議端末
の映像をこれらの会議端末に送信する映像処理部46と
を備える。制御部42は、制御権許可部48を備える。
図2は、音声処理部のより詳細な構成の概要を示したも
のである。音声処理部43−1〜43−nは、会議端末
32−1〜32−nごとに対応して備えられる。音声処
理部43−iは、音声復号化部61−i、音声レベル調
整部62−i、レベル検出部63−iと音声符号化部6
4−iとを備える。また、図1で会議端末32−1〜3
2−nはそれぞれ、制御要求部35−1〜35−nと制
御情報設定部36−1〜36−nとを備える。いずれか
の制御要求部35−iは、音声レベル調整部62−1〜
62−nの音声レベルの調整を行う要求(以後、音声レ
ベル制御権要求と呼ぶ)を出すものである。制御部42
の制御権許可部48は音声レベル制御権要求を受信する
と、この要求を許可するか否か判断し、その結果を要求
を出した会議端末に送信するものである。音声レベル制
御権要求を許可された会議端末の制御情報設定部36−
iは、音声レベル調整部62−1〜62−nの中から音
声レベルの調整が必要と思われるものの調整を指示する
ものである。
会議システムの概要を表したものである。このシステム
では、多地点制御装置31に会議端末32−1〜32−
nが接続されている。多地点制御装置31は、回線イン
タフェース41と、制御部42と、各会議端末32−1
〜32−nに対応して音声信号の処理を行う音声処理部
43−1〜43−nと、それぞれの音声処理部43−1
〜43−nからの音声信号を加算する音声加算部44
と、音声処理部43から出力された音声レベル値のうち
音声レベルが最大の会議端末を話者と判定する話者判定
部45と、話者判定部45で話者と判定された会議端末
の映像をこれらの会議端末に送信する映像処理部46と
を備える。制御部42は、制御権許可部48を備える。
図2は、音声処理部のより詳細な構成の概要を示したも
のである。音声処理部43−1〜43−nは、会議端末
32−1〜32−nごとに対応して備えられる。音声処
理部43−iは、音声復号化部61−i、音声レベル調
整部62−i、レベル検出部63−iと音声符号化部6
4−iとを備える。また、図1で会議端末32−1〜3
2−nはそれぞれ、制御要求部35−1〜35−nと制
御情報設定部36−1〜36−nとを備える。いずれか
の制御要求部35−iは、音声レベル調整部62−1〜
62−nの音声レベルの調整を行う要求(以後、音声レ
ベル制御権要求と呼ぶ)を出すものである。制御部42
の制御権許可部48は音声レベル制御権要求を受信する
と、この要求を許可するか否か判断し、その結果を要求
を出した会議端末に送信するものである。音声レベル制
御権要求を許可された会議端末の制御情報設定部36−
iは、音声レベル調整部62−1〜62−nの中から音
声レベルの調整が必要と思われるものの調整を指示する
ものである。
【0022】各会議端末32−1〜32−nは、多地点
制御装置31との間で映像、音声、データを多重化した
信号として送受信するものである。ここで、データは会
議で使用するデータと、制御信号とを含む。制御信号の
一例には、会議端末32−1〜32−nから入力する音
声のボリュームレベルの調整を行うための制御信号があ
る。回線インタフェース41は、会議端末32−1〜3
2−nから送信された多重化された信号を分離し、映像
信号を映像処理部46、音声信号を音声処理部43−1
〜43−n、データおよび制御信号を制御部42にそれ
ぞれ送るものである。また、回線インタフェース41
は、制御部42、音声処理部43−1〜43−n、映像
処理部46から出力される信号を多重化して会議端末3
2−1〜32−nに送信するようになっている。制御部
42は、会議端末32−1〜32−nおよび話者判定部
45から出力される制御信号を受信し、これに基づき音
声処理部43−1〜43−nと映像処理部46を制御す
るものである。制御部42と制御権許可部48は、記憶
媒体に制御プログラムを記憶し、CPUで実行するもの
である。
制御装置31との間で映像、音声、データを多重化した
信号として送受信するものである。ここで、データは会
議で使用するデータと、制御信号とを含む。制御信号の
一例には、会議端末32−1〜32−nから入力する音
声のボリュームレベルの調整を行うための制御信号があ
る。回線インタフェース41は、会議端末32−1〜3
2−nから送信された多重化された信号を分離し、映像
信号を映像処理部46、音声信号を音声処理部43−1
〜43−n、データおよび制御信号を制御部42にそれ
ぞれ送るものである。また、回線インタフェース41
は、制御部42、音声処理部43−1〜43−n、映像
処理部46から出力される信号を多重化して会議端末3
2−1〜32−nに送信するようになっている。制御部
42は、会議端末32−1〜32−nおよび話者判定部
45から出力される制御信号を受信し、これに基づき音
声処理部43−1〜43−nと映像処理部46を制御す
るものである。制御部42と制御権許可部48は、記憶
媒体に制御プログラムを記憶し、CPUで実行するもの
である。
【0023】音声復号化部61−iは、対応する会議端
末32−iから送信された符号化された音声信号を復号
化し、音声レベル調整部62−iに送るものである。音
声レベル調整部62−iは、音声復号化部61−iから
出力される復号化された音声信号のボリュームレベルを
調整し、レベル検出部63−iと音声加算部44に送る
ようになっている。この音声レベルを調整する値は、あ
らかじめ多地点制御装置31から設定しておいた値を用
いることも可能であるし、任意の会議端末の制御情報設
定部36−iから音声レベルを調整する値を設定変更す
ることもできる。レベル検出部63−iは、音声レベル
調整部62−iでレベル調整された音声信号の平均電力
値を求め、あらかじめ設定された有声とするか無声とす
るかを判定するしきい値より大きい音声レベル値を話者
判定部45に出力する。音声符号化部64−iは、音声
加算部44で加算処理された音声信号を符号化し、回線
インタフェース41を介し会議端末32−iに出力する
ようになっている。
末32−iから送信された符号化された音声信号を復号
化し、音声レベル調整部62−iに送るものである。音
声レベル調整部62−iは、音声復号化部61−iから
出力される復号化された音声信号のボリュームレベルを
調整し、レベル検出部63−iと音声加算部44に送る
ようになっている。この音声レベルを調整する値は、あ
らかじめ多地点制御装置31から設定しておいた値を用
いることも可能であるし、任意の会議端末の制御情報設
定部36−iから音声レベルを調整する値を設定変更す
ることもできる。レベル検出部63−iは、音声レベル
調整部62−iでレベル調整された音声信号の平均電力
値を求め、あらかじめ設定された有声とするか無声とす
るかを判定するしきい値より大きい音声レベル値を話者
判定部45に出力する。音声符号化部64−iは、音声
加算部44で加算処理された音声信号を符号化し、回線
インタフェース41を介し会議端末32−iに出力する
ようになっている。
【0024】以上のような構成を備える本実施例のテレ
ビ会議システムに関する動作を、図1および図2を用い
て次に説明する。
ビ会議システムに関する動作を、図1および図2を用い
て次に説明する。
【0025】会議端末32−1から音声レベルの調整を
行う場合、制御要求部35−1から多地点制御装置31
に対して音声レベル制御権要求を送信する。音声レベル
制御権要求の信号は、多地点制御装置31における回線
インタフェース41で分離され、制御部42に入力さ
れ、制御権許可部48に渡される。制御権許可部48
は、この会議端末32−1の音声レベル制御権要求を許
可するか否か判断する。制御権許可部48は、先に音声
レベル制御権要求を出した会議端末32−iに音声レベ
ルの制御権を与えるものである。
行う場合、制御要求部35−1から多地点制御装置31
に対して音声レベル制御権要求を送信する。音声レベル
制御権要求の信号は、多地点制御装置31における回線
インタフェース41で分離され、制御部42に入力さ
れ、制御権許可部48に渡される。制御権許可部48
は、この会議端末32−1の音声レベル制御権要求を許
可するか否か判断する。制御権許可部48は、先に音声
レベル制御権要求を出した会議端末32−iに音声レベ
ルの制御権を与えるものである。
【0026】図3は、会議端末32−iに音声レベル制
御権要求を許可するか否か判断するための処理の流れを
示したものである。制御権許可部48では、いずれかの
会議端末が音声レベルを調整しているか否かを、調整フ
ラッグFにセットされた値により調べる。はじめは、ど
の会議端末も音声レベルを調整していないので、初期値
として調整フラッグFに0を設定する(ステップS10
1)。会議端末から音声レベル制御権要求があるまで待
機し(ステップS102)、会議端末から音声レベル制
御権要求が出されたならば(ステップS102;Y)、
Fの値を調べる(ステップS103)。Fの値が0なら
ば(ステップS103;Y)、他に音声レベルを調整し
ている会議端末がないので音声レベル制御権要求を許可
する。制御権許可部48が音声レベル制御権要求を許可
すると判定した場合には(ステップS103;Y)、こ
の会議端末に対し音声レベルの調整を許可する指示(以
後、音声レベル制御権許可と呼ぶ)を、回線インタフェ
ース41を介して送信し(ステップS104)、Fに1
をセットする(ステップS105)。Fが0でないなら
ば、音声レベル制御権要求を許可しないと判定し(ステ
ップS103;N)、この会議端末に対して、音声レベ
ル制御権要求を拒否する指示を送信する(ステップS1
06)。このような手順により、音声レベル制御権許可
を受信した会議端末32のみが次に述べる制御が可能と
なる。以上のように、1台の会議端末から会議に参加す
るすべての会議端末の音声レベルを調整するので、音声
レベル調整部62−iへの制御は競合せず、統制のとれ
た音声レベルの調整が可能となる。
御権要求を許可するか否か判断するための処理の流れを
示したものである。制御権許可部48では、いずれかの
会議端末が音声レベルを調整しているか否かを、調整フ
ラッグFにセットされた値により調べる。はじめは、ど
の会議端末も音声レベルを調整していないので、初期値
として調整フラッグFに0を設定する(ステップS10
1)。会議端末から音声レベル制御権要求があるまで待
機し(ステップS102)、会議端末から音声レベル制
御権要求が出されたならば(ステップS102;Y)、
Fの値を調べる(ステップS103)。Fの値が0なら
ば(ステップS103;Y)、他に音声レベルを調整し
ている会議端末がないので音声レベル制御権要求を許可
する。制御権許可部48が音声レベル制御権要求を許可
すると判定した場合には(ステップS103;Y)、こ
の会議端末に対し音声レベルの調整を許可する指示(以
後、音声レベル制御権許可と呼ぶ)を、回線インタフェ
ース41を介して送信し(ステップS104)、Fに1
をセットする(ステップS105)。Fが0でないなら
ば、音声レベル制御権要求を許可しないと判定し(ステ
ップS103;N)、この会議端末に対して、音声レベ
ル制御権要求を拒否する指示を送信する(ステップS1
06)。このような手順により、音声レベル制御権許可
を受信した会議端末32のみが次に述べる制御が可能と
なる。以上のように、1台の会議端末から会議に参加す
るすべての会議端末の音声レベルを調整するので、音声
レベル調整部62−iへの制御は競合せず、統制のとれ
た音声レベルの調整が可能となる。
【0027】会議端末32−1が、音声レベル制御権許
可を制御権許可部48から受信すると、入力された音声
レベルを調整するための制御情報が制御情報設定部36
−1により多地点制御装置31に送信される。制御情報
は、音声レベルを調整する対象の会議端末を指定する情
報と、音声レベル調整情報からなる。ここで、調整の対
象となる会議端末を会議端末32−2とする。この制御
情報は多地点制御装置31の制御部42に渡され、制御
部42は制御対象となる会議端末32−2に対応する音
声処理部43−2に線51を介して、この音声レベル調
整情報を出力する。この音声レベル調整情報は、音声処
理部43−2の音声レベル調整部62−2に供給され
る。音声レベル調整部62−2では、この音声レベル調
整情報に基づき、音声復号化部61−1で復号化された
音声信号のボリュームレベルを調整する。音声レベルを
調整した後の調整値は、音声処理部43−2の音声レベ
ル調整部62−2で記憶する。会議端末32−1の制御
情報設定部36−1から、制御対象の会議端末31−1
〜32−nを次々に変更して、各会議端末の間で音声レ
ベルがそろうよう調整する。
可を制御権許可部48から受信すると、入力された音声
レベルを調整するための制御情報が制御情報設定部36
−1により多地点制御装置31に送信される。制御情報
は、音声レベルを調整する対象の会議端末を指定する情
報と、音声レベル調整情報からなる。ここで、調整の対
象となる会議端末を会議端末32−2とする。この制御
情報は多地点制御装置31の制御部42に渡され、制御
部42は制御対象となる会議端末32−2に対応する音
声処理部43−2に線51を介して、この音声レベル調
整情報を出力する。この音声レベル調整情報は、音声処
理部43−2の音声レベル調整部62−2に供給され
る。音声レベル調整部62−2では、この音声レベル調
整情報に基づき、音声復号化部61−1で復号化された
音声信号のボリュームレベルを調整する。音声レベルを
調整した後の調整値は、音声処理部43−2の音声レベ
ル調整部62−2で記憶する。会議端末32−1の制御
情報設定部36−1から、制御対象の会議端末31−1
〜32−nを次々に変更して、各会議端末の間で音声レ
ベルがそろうよう調整する。
【0028】音声レベル調整部62−2で音声レベルを
調整された音声信号は線55を介して、音声加算部44
に出力される。さらに、音声レベル調整部62−2の出
力は、レベル検出部63−2に送られる。レベル検出部
63−2は音声レベル調整部62−2から出力された音
声信号の平均電力値を計算し、あらかじめ設定されたし
きい値と比較し、この平均電力値がしきい値以上であれ
ば有声と判定する。有声と判定された音声レベル値は、
線54を介し話者判定部45に送られる。このため、話
者判定部45で話者を判定するために使用する音声レベ
ル値も、音声レベルを調整された音声信号に基づく音声
レベル値となる。そのため、有声と判定された会議端末
が複数ある場合、会議端末間でボリュームレベルをそろ
えれば、音声レベルのそろった音声信号を比較すること
になり、話者の判定がより正確なものとなる。これによ
り、話者判定に基づく画像の切り替えがより的確なもの
となる。音声加算部44で加算される音声信号は、音声
レベル調整部62−1〜62−nで音声レベルを調整さ
れた信号であるため、各会議端末間でボリュームレベル
の調整された音声信号である。そのため、加算信号につ
いても各会議端末間でボリュームレベルの調整された加
算信号を得ることができる。
調整された音声信号は線55を介して、音声加算部44
に出力される。さらに、音声レベル調整部62−2の出
力は、レベル検出部63−2に送られる。レベル検出部
63−2は音声レベル調整部62−2から出力された音
声信号の平均電力値を計算し、あらかじめ設定されたし
きい値と比較し、この平均電力値がしきい値以上であれ
ば有声と判定する。有声と判定された音声レベル値は、
線54を介し話者判定部45に送られる。このため、話
者判定部45で話者を判定するために使用する音声レベ
ル値も、音声レベルを調整された音声信号に基づく音声
レベル値となる。そのため、有声と判定された会議端末
が複数ある場合、会議端末間でボリュームレベルをそろ
えれば、音声レベルのそろった音声信号を比較すること
になり、話者の判定がより正確なものとなる。これによ
り、話者判定に基づく画像の切り替えがより的確なもの
となる。音声加算部44で加算される音声信号は、音声
レベル調整部62−1〜62−nで音声レベルを調整さ
れた信号であるため、各会議端末間でボリュームレベル
の調整された音声信号である。そのため、加算信号につ
いても各会議端末間でボリュームレベルの調整された加
算信号を得ることができる。
【0029】また、音声レベル制御権は調整操作が完了
した場合、不要となるので、会議端末32−1から制御
権許可部48に対し、音声レベル制御権を放棄する制御
情報を送信し、制御権許可部48は調整フラッグF=0
とすることで音声レベル制御権を解放する。ただし、こ
の場合も、調整された音声レベルは、音声レベル調整部
62−iで保持され、会議中最適な状態を維持できる。
また、音声レベル制御権が解放されているので、他の会
議端末が音声レベルの調整をすることも可能となる。
した場合、不要となるので、会議端末32−1から制御
権許可部48に対し、音声レベル制御権を放棄する制御
情報を送信し、制御権許可部48は調整フラッグF=0
とすることで音声レベル制御権を解放する。ただし、こ
の場合も、調整された音声レベルは、音声レベル調整部
62−iで保持され、会議中最適な状態を維持できる。
また、音声レベル制御権が解放されているので、他の会
議端末が音声レベルの調整をすることも可能となる。
【0030】このように本発明の実施例では、任意の会
議端末から任意の会議端末の音声信号のボリュームレベ
ルを調整できるので、それぞれの会議端末で調整する場
合と比べて容易に統制のとれた音声レベルの調整が可能
となる。また、会議端末から入力された音声信号の音声
ボリュームレベルを調整した信号を用いて、有声とする
か無声とするかの検出を行い、有声と判定された会議端
末の音声レベル値を比較し話者を判定する。そのため、
ボリューム調整された音声信号の音声レベル値を比較す
るので、話者の判定がより的確となる。また、ボリュー
ム調整された音声信号を加算するため、各会議端末間で
声の大きさの差が少なくなり、聞きやすい音声を各会議
端末で得ることができる。
議端末から任意の会議端末の音声信号のボリュームレベ
ルを調整できるので、それぞれの会議端末で調整する場
合と比べて容易に統制のとれた音声レベルの調整が可能
となる。また、会議端末から入力された音声信号の音声
ボリュームレベルを調整した信号を用いて、有声とする
か無声とするかの検出を行い、有声と判定された会議端
末の音声レベル値を比較し話者を判定する。そのため、
ボリューム調整された音声信号の音声レベル値を比較す
るので、話者の判定がより的確となる。また、ボリュー
ム調整された音声信号を加算するため、各会議端末間で
声の大きさの差が少なくなり、聞きやすい音声を各会議
端末で得ることができる。
【0031】また、図1の制御権許可部48が、音声レ
ベル制御権要求を許可するか否か判断する処理は、次の
ように行っても良い。音声レベル制御権を持つ会議端末
を制御権許可部48に登録し、ある特定の会議端末に音
声レベル制御権を与え、権限のない会議端末からの音声
レベルの制御を防ぐようにする。音声レベル制御権を持
つ会議端末を複数登録した場合は、先に音声レベル制御
権要求を出した会議端末に制御権を与えるようにしても
良いし、あらかじめ優先順位を与えておき、この優先順
位に従って制御権を与えても良い。
ベル制御権要求を許可するか否か判断する処理は、次の
ように行っても良い。音声レベル制御権を持つ会議端末
を制御権許可部48に登録し、ある特定の会議端末に音
声レベル制御権を与え、権限のない会議端末からの音声
レベルの制御を防ぐようにする。音声レベル制御権を持
つ会議端末を複数登録した場合は、先に音声レベル制御
権要求を出した会議端末に制御権を与えるようにしても
良いし、あらかじめ優先順位を与えておき、この優先順
位に従って制御権を与えても良い。
【0032】また、図1で示したテレビ会議システム
で、音声レベルの調整を指示する会議端末を特定のもの
に限定すれば、制御要求部35−iと制御権許可部48
はなくてもよい。なお、映像処理部46は、会議端末か
らの映像を合成し、それぞれの会議端末に送信しても良
い。会議端末からの映像を合成する際に、話者判定部4
5で話者と判定された会議端末の映像を大きく、あるい
は、話者とわかるように印を付け合成しても良い。
で、音声レベルの調整を指示する会議端末を特定のもの
に限定すれば、制御要求部35−iと制御権許可部48
はなくてもよい。なお、映像処理部46は、会議端末か
らの映像を合成し、それぞれの会議端末に送信しても良
い。会議端末からの映像を合成する際に、話者判定部4
5で話者と判定された会議端末の映像を大きく、あるい
は、話者とわかるように印を付け合成しても良い。
【0033】変形例 図4は、本発明の変形例におけるテレビ会議システムの
概要を表したものである。図4で先の実施例の図1およ
び図2と同一部分には同一の符号を付しており、これら
の説明を適宜省略する。この変形例の音声処理部88−
1〜88−nは、制御部82の出力とレベル検出部91
−1〜91−nが線85で接続され、レベル検出部91
−1〜91−nの出力と話者判定部45が線93により
接続されている。任意の会議端末72−iからレベル検
出部91−1〜91−nで用いる有声とするか無声とす
るかを判定するためのしきい値を設定し、レベル検出部
91−1〜91−nに記憶する。レベル検出部91−i
で有声とするか無声とするかを検出する時、このしきい
値を用いる。また、会議端末がしきい値を設定する要求
を出すしきい値設定要求部75−1〜75−nとこの要
求に対し、許可するか否か判定するしきい値設定許可部
84がある。これにより任意の1台の会議端末から任意
のレベル検出部91−iのしきい値を設定できる。な
お、しきい値を設定する会議端末を特定のものに限定す
れば、しきい値設定要求部75−iと制御権許可部84
はなくてもよい。
概要を表したものである。図4で先の実施例の図1およ
び図2と同一部分には同一の符号を付しており、これら
の説明を適宜省略する。この変形例の音声処理部88−
1〜88−nは、制御部82の出力とレベル検出部91
−1〜91−nが線85で接続され、レベル検出部91
−1〜91−nの出力と話者判定部45が線93により
接続されている。任意の会議端末72−iからレベル検
出部91−1〜91−nで用いる有声とするか無声とす
るかを判定するためのしきい値を設定し、レベル検出部
91−1〜91−nに記憶する。レベル検出部91−i
で有声とするか無声とするかを検出する時、このしきい
値を用いる。また、会議端末がしきい値を設定する要求
を出すしきい値設定要求部75−1〜75−nとこの要
求に対し、許可するか否か判定するしきい値設定許可部
84がある。これにより任意の1台の会議端末から任意
のレベル検出部91−iのしきい値を設定できる。な
お、しきい値を設定する会議端末を特定のものに限定す
れば、しきい値設定要求部75−iと制御権許可部84
はなくてもよい。
【0034】図5は、本発明の他の変形例における音声
処理部の概要を表したものである。この変形例では、あ
る会議端末から任意の会議端末の音声レベル調整部62
−iにおける音声レベルを調整する。また、会議端末か
らしきい値を入力し、入力されたしきい値は、線102
を介し対応するレベル検出部103−iで用いられる。
レベル検出部103−iの出力は、話者判定部45に線
104を介し入力される。これにより、ある会議端末か
ら任意の会議端末の音声信号のボリュームレベルを設定
するとともに、各会議端末からそれぞれ自端末に対応す
るレベル検出部103のしきい値を設定するものであ
る。したがって、各会議端末がしきい値を設定すること
により独自に有声の判定を制御でき、話者判定を制御す
ることができる。これにより、各会議端末からの話者判
定に関する制御要求をも満たすことができる。
処理部の概要を表したものである。この変形例では、あ
る会議端末から任意の会議端末の音声レベル調整部62
−iにおける音声レベルを調整する。また、会議端末か
らしきい値を入力し、入力されたしきい値は、線102
を介し対応するレベル検出部103−iで用いられる。
レベル検出部103−iの出力は、話者判定部45に線
104を介し入力される。これにより、ある会議端末か
ら任意の会議端末の音声信号のボリュームレベルを設定
するとともに、各会議端末からそれぞれ自端末に対応す
るレベル検出部103のしきい値を設定するものであ
る。したがって、各会議端末がしきい値を設定すること
により独自に有声の判定を制御でき、話者判定を制御す
ることができる。これにより、各会議端末からの話者判
定に関する制御要求をも満たすことができる。
【0035】また、音声加算部44にレベル検出部10
3−iで有声と判定された音声を入力することにより、
ノイズを除去することができる。加算非加算切換スイッ
チ105−iに音声レベル調整部62−iの出力を線5
5を介し入力し、レベル検出部103−iから出力され
た音声レベル値により加算非加算切換スイッチ105−
iのスイッチを切り替える。これにより、レベル検出部
103−iで有声と判定された音声信号のみ線106を
介し音声加算部44に出力される。例えば、ある会議端
末32−iの入力音声を音声レベル調整部62−iで増
幅すると、入力信号がノイズの場合ノイズも増幅され
る。そこで、レベル検出部103−iで有声と判定する
しきい値をノイズの場合は無声とするよう変更すること
により、ノイズの場合は加算非加算切換スイッチ105
−iで音声レベル調整部62−iからの信号がカットさ
れる。これにより、音声レベルを調整した音声信号のう
ち、ノイズを除去した音声信号を音声加算部44で加算
したものを、それぞれの会議端末に出力するテレビ会議
システムを提供することができる。なお、ある会議端末
から任意の会議端末の音声信号のボリュームレベルを一
括して設定するとともに、ある会議端末から任意のレベ
ル検出部103−iのしきい値を一括して設定するよう
にしても良い。
3−iで有声と判定された音声を入力することにより、
ノイズを除去することができる。加算非加算切換スイッ
チ105−iに音声レベル調整部62−iの出力を線5
5を介し入力し、レベル検出部103−iから出力され
た音声レベル値により加算非加算切換スイッチ105−
iのスイッチを切り替える。これにより、レベル検出部
103−iで有声と判定された音声信号のみ線106を
介し音声加算部44に出力される。例えば、ある会議端
末32−iの入力音声を音声レベル調整部62−iで増
幅すると、入力信号がノイズの場合ノイズも増幅され
る。そこで、レベル検出部103−iで有声と判定する
しきい値をノイズの場合は無声とするよう変更すること
により、ノイズの場合は加算非加算切換スイッチ105
−iで音声レベル調整部62−iからの信号がカットさ
れる。これにより、音声レベルを調整した音声信号のう
ち、ノイズを除去した音声信号を音声加算部44で加算
したものを、それぞれの会議端末に出力するテレビ会議
システムを提供することができる。なお、ある会議端末
から任意の会議端末の音声信号のボリュームレベルを一
括して設定するとともに、ある会議端末から任意のレベ
ル検出部103−iのしきい値を一括して設定するよう
にしても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、会議端末から送られてくる音声の出力レベル
を音声レベル調整手段により調整する。任意の会議端末
に対応する音声レベル調整手段の調整を会議端末の音声
レベル調整指示手段から指示する。このため、音声の出
力レベルの調整を一括して行うことができる。この音声
レベル調整指示手段を全ての会議端末が備えるため、ど
の会議端末からでも音声の出力レベルを調整できる。
によれば、会議端末から送られてくる音声の出力レベル
を音声レベル調整手段により調整する。任意の会議端末
に対応する音声レベル調整手段の調整を会議端末の音声
レベル調整指示手段から指示する。このため、音声の出
力レベルの調整を一括して行うことができる。この音声
レベル調整指示手段を全ての会議端末が備えるため、ど
の会議端末からでも音声の出力レベルを調整できる。
【0037】また、請求項2記載の発明では、音声の出
力レベルの調整を音声レベル調整手段に指示できる第1
の会議端末と、指示できない第2の会議端末とがある。
調整権の付与を第1の会議端末を設置するか第2の会議
端末を設置するかであらかじめ設定できる。
力レベルの調整を音声レベル調整手段に指示できる第1
の会議端末と、指示できない第2の会議端末とがある。
調整権の付与を第1の会議端末を設置するか第2の会議
端末を設置するかであらかじめ設定できる。
【0038】また、請求項3記載の発明では、任意の会
議端末からの音声を有声とするか無声とするか判定する
しきい値を有声無声しきい値設定手段により設定する。
そのため、しきい値の変更を一括して行うことができ
る。また、全ての会議端末が有声無声しきい値設定手段
を備えるため、どの会議端末からでも有声の判定を制御
できる。
議端末からの音声を有声とするか無声とするか判定する
しきい値を有声無声しきい値設定手段により設定する。
そのため、しきい値の変更を一括して行うことができ
る。また、全ての会議端末が有声無声しきい値設定手段
を備えるため、どの会議端末からでも有声の判定を制御
できる。
【0039】また、請求項4の発明によれば、音声の出
力レベルの調整指示が競合した場合、1台の会議端末を
選択することにより競合を回避できる。
力レベルの調整指示が競合した場合、1台の会議端末を
選択することにより競合を回避できる。
【図1】本発明の一実施例におけるテレビ会議システム
のシステム構成の概要を示すブロック図である。
のシステム構成の概要を示すブロック図である。
【図2】本実施例における音声処理部のブロック図であ
る。
る。
【図3】会議端末から出された音声レベル制御権要求を
許可するか否か判定する処理を表した流れ図である。
許可するか否か判定する処理を表した流れ図である。
【図4】本発明の他の一実施例におけるテレビ会議シス
テムのシステム構成の概要を示すブロック図である。
テムのシステム構成の概要を示すブロック図である。
【図5】本実施例における他の音声処理部のブロック図
である。
である。
【図6】従来提案された音声切替を用いた多地点テレビ
会議システムのシステム構成の概要を示すブロック図で
ある。
会議システムのシステム構成の概要を示すブロック図で
ある。
32,72 会議端末 35 制御要求部 36 制御情報設定部(音声レベル調整指示手段) 44 音声加算部(音声供給手段) 45 話者判定部 46 映像処理部 48 制御権許可部(調整許可手段) 62 音声レベル調整部 63,91,103 レベル検出部(有声無声判定手
段) 76 しきい値設定部
段) 76 しきい値設定部
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の者との間で音声と映像を使って会
議を行う際の自端末側の音声を送出する音声送出手段
と、自端末側の映像を送出する映像送出手段と、会議に
参加している各端末の音声および映像を入力し、会議が
行われている状態を音声と映像で出力する音声・映像出
力手段と、任意の端末からの音声の出力レベルの調整を
指示する音声レベル調整指示手段とをそれぞれ有する複
数の会議端末と、 これら複数の会議端末から送られてきた音声を加算して
それぞれの会議端末に供給する音声供給手段と、 前記複数の会議端末から送られてきた映像のうち所望の
ものを選択してそれぞれの会議端末に供給する映像供給
手段と、 前記複数の会議端末のいずれかの音声レベル調整指示手
段が指示した会議端末の音声レベルを指示に従って調整
する音声レベル調整手段とを具備することを特徴とする
テレビ会議システム。 - 【請求項2】 複数の者との間で音声と映像を使って会
議を行う際の自端末側の音声を送出する音声送出手段
と、自端末側の映像を送出する映像送出手段と、会議に
参加している各端末の音声および映像を入力し、会議が
行われている状態を音声と映像で出力する音声・映像出
力手段と、任意の端末からの音声の出力レベルの調整を
指示する音声レベル調整指示手段とをそれぞれ有する1
または複数の第1の会議端末と、 複数の者との間で音声と映像を使って会議を行う際の自
端末側の音声を送出する音声送出手段と、自端末側の映
像を送出する映像送出手段と、会議に参加している各端
末の音声および映像を入力し、会議が行われている状態
を音声と映像で出力する音声・映像出力手段とをそれぞ
れ有する1または複数の第2の会議端末と、 これらの第1の会議端末と第2の会議端末とから送られ
てきた音声を加算してそれぞれの第1の会議端末と第2
の会議端末とに供給する音声供給手段と、 前記第1の会議端末と第2の会議端末とから送られてき
た映像のうち所望のものを選択してそれぞれの第1の会
議端末と第2の会議端末とに供給する映像供給手段と、 前記第1の会議端末の音声レベル調整指示手段の指示に
従って音声レベルを調整する音声レベル調整手段とを具
備することを特徴とするテレビ会議システム。 - 【請求項3】 複数の者との間で音声と映像を使って会
議を行う際の自端末側の音声を送出する音声送出手段
と、自端末側の映像を送出する映像送出手段と、会議に
参加している各端末の音声および映像を入力し、会議が
行われている状態を音声と映像で出力する音声・映像出
力手段と、任意の端末からの音声の出力レベルを有声と
見なすか無声と見なすか判定するしきい値を設定する有
声無声しきい値設定手段とをそれぞれ有する複数の会議
端末と、 これら複数の会議端末から送られてきた音声を加算して
それぞれの会議端末に供給する音声供給手段と、 前記複数の会議端末のいずれかの有声無声しきい値設定
手段が設定したしきい値に従って会議端末からの音声が
しきい値以上であれば有声と判定する有声無声判定手段
とを具備することを特徴とするテレビ会議システム。 - 【請求項4】 複数の者との間で音声と映像を使って会
議を行う際の自端末側の音声を送出する音声送出手段
と、自端末側の映像を送出する映像送出手段と、会議に
参加している各端末の音声および映像を入力し、会議が
行われている状態を音声と映像で出力する音声・映像出
力手段と、任意の端末からの音声の出力レベルの調整を
指示する音声レベル調整指示手段とをそれぞれ有する複
数の会議端末と、 調整の指示が競合したとき1台の会議端末を選択する調
整許可手段と、 その選択した会議端末の指示する内容
で調整する音声レベル調整手段と、 これら複数の会議端末から送られてきた音声を加算して
それぞれの会議端末に供給する音声供給手段と、 前記複数の会議端末から送られてきた映像のうち所望の
ものを選択してそれぞれの会議端末に供給する映像供給
手段とを具備することを特徴とするテレビ会議システ
ム。 - 【請求項5】 前記音声レベル調整手段により調整され
た音声の中で最大の音声レベルである会議端末を話者と
判定する話者判定手段と、 この話者判定手段により話者と判定された会議端末から
送信された映像をそれぞれの会議端末に供給する映像供
給手段とを具備することを特徴とする請求項1記載のテ
レビ会議システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8285035A JPH10136101A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | テレビ会議システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8285035A JPH10136101A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | テレビ会議システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10136101A true JPH10136101A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17686323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8285035A Pending JPH10136101A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | テレビ会議システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10136101A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1662766A1 (en) | 2004-11-24 | 2006-05-31 | NEC Corporation | Easy volume adjustment for communication terminal in multipoint conference |
KR100565184B1 (ko) * | 1998-12-08 | 2006-06-13 | 엘지전자 주식회사 | 단체화상회의시스템의음량제어회로 |
WO2015180330A1 (zh) * | 2014-05-30 | 2015-12-03 | 中兴通讯股份有限公司 | 音量调节方法及装置、多点控制单元 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0435447A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-06 | Nec Corp | 多地点テレビ会議システム制御方法及び装置 |
JPH0548747A (ja) * | 1991-08-14 | 1993-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | 多地点間会議装置 |
-
1996
- 1996-10-28 JP JP8285035A patent/JPH10136101A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0435447A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-06 | Nec Corp | 多地点テレビ会議システム制御方法及び装置 |
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KR100565184B1 (ko) * | 1998-12-08 | 2006-06-13 | 엘지전자 주식회사 | 단체화상회의시스템의음량제어회로 |
EP1662766A1 (en) | 2004-11-24 | 2006-05-31 | NEC Corporation | Easy volume adjustment for communication terminal in multipoint conference |
WO2015180330A1 (zh) * | 2014-05-30 | 2015-12-03 | 中兴通讯股份有限公司 | 音量调节方法及装置、多点控制单元 |
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