JPH1013461A - メッセージ配送支援システム及びメッセージ配送支援方法 - Google Patents
メッセージ配送支援システム及びメッセージ配送支援方法Info
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- JPH1013461A JPH1013461A JP8182684A JP18268496A JPH1013461A JP H1013461 A JPH1013461 A JP H1013461A JP 8182684 A JP8182684 A JP 8182684A JP 18268496 A JP18268496 A JP 18268496A JP H1013461 A JPH1013461 A JP H1013461A
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- delivery
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信者の行動予定を反映させて適切な伝送媒
体とアドレスにメッセージの自動配送を行い、更に、メ
ッセージの配送が完了しないうちに受信者が所在を移動
した場合でも、自動的に適切な伝送媒体とアドレスを再
選択し受信者を追跡してメッセージの自動配送を行うこ
とにより、システムの操作性を向上させたメッセージ配
送支援システム及びメッセージ配送支援方法を提供す
る。 【解決手段】 配送依頼に応じて受信者をキーとするス
ケジュールデータベース3の検索を行い、受信者の行動
予定に基づき第1の最適なアドレスを選択し、アドレス
の情報を含むエンベロープデータを作成し当該データを
メッセージに添付して伝送媒体へ渡し、メッセージの配
送完了が確認されないまま時刻が経過して受信者の行動
予定が示す最適なアドレスが更新された場合は、受信者
の次なる行動予定に基づく第2の最適なアドレスを繰り
返し再選択し、メッセージの配送をやり直すメッセージ
配送支援サーバ2を備える。
体とアドレスにメッセージの自動配送を行い、更に、メ
ッセージの配送が完了しないうちに受信者が所在を移動
した場合でも、自動的に適切な伝送媒体とアドレスを再
選択し受信者を追跡してメッセージの自動配送を行うこ
とにより、システムの操作性を向上させたメッセージ配
送支援システム及びメッセージ配送支援方法を提供す
る。 【解決手段】 配送依頼に応じて受信者をキーとするス
ケジュールデータベース3の検索を行い、受信者の行動
予定に基づき第1の最適なアドレスを選択し、アドレス
の情報を含むエンベロープデータを作成し当該データを
メッセージに添付して伝送媒体へ渡し、メッセージの配
送完了が確認されないまま時刻が経過して受信者の行動
予定が示す最適なアドレスが更新された場合は、受信者
の次なる行動予定に基づく第2の最適なアドレスを繰り
返し再選択し、メッセージの配送をやり直すメッセージ
配送支援サーバ2を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージ配送支
援システム及びメッセージ配送支援方法に係り、更に詳
しくは、1つ以上の伝送媒体と複数のアドレスの組から
選択される宛先へのメッセージの配送を支援する場合に
好適なメッセージ配送支援システム及びメッセージ配送
支援方法に関する。
援システム及びメッセージ配送支援方法に係り、更に詳
しくは、1つ以上の伝送媒体と複数のアドレスの組から
選択される宛先へのメッセージの配送を支援する場合に
好適なメッセージ配送支援システム及びメッセージ配送
支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報通信技術の発達と情報通
信網の発展に伴って、郵便、ファクス、電子メール、ネ
ットニューズ等の様々な媒体によるメッセージの配送が
利用されている。特に、電子化されたひとつの情報を、
ファクス或いは電子メールといった複数の媒体のそれぞ
れに適合する形式に変換し、何れの媒体を介しても同内
容のメッセージが配送可能となっている。このため、そ
れぞれの媒体に依存するアドレス形式の差異を利用者か
ら透過とし、「誰に送りたいか」という受信者を(固有
のアドレス形式ではなく)名前等によって一般的に指定
し、目的の配送宛先を指示する試みが行われている。
信網の発展に伴って、郵便、ファクス、電子メール、ネ
ットニューズ等の様々な媒体によるメッセージの配送が
利用されている。特に、電子化されたひとつの情報を、
ファクス或いは電子メールといった複数の媒体のそれぞ
れに適合する形式に変換し、何れの媒体を介しても同内
容のメッセージが配送可能となっている。このため、そ
れぞれの媒体に依存するアドレス形式の差異を利用者か
ら透過とし、「誰に送りたいか」という受信者を(固有
のアドレス形式ではなく)名前等によって一般的に指定
し、目的の配送宛先を指示する試みが行われている。
【0003】図11は上述した従来技術のひとつを説明
するための図であり、上記受信者指定型のメッセージ配
送システムにおけるディレクトリ(アドレス帳)の一例
を示す画面例である。図11の例では、ファクスやem
ail(電子メール)等のそれぞれ異なる媒体を介して
メッセージを配送するための、媒体に依存する形式で表
現されたアドレスが、ひとつのディレクトリに一元管理
されている状態を示している。従って、利用者はその配
送方法の詳細を特に意識する必要がなく、メッセージを
届けたい受信者である「宛先」を選択するだけでよい。
システムは受信者をキーとしてディレクトリを検索し、
適切な伝送媒体とアドレスとを導き配送を行う。
するための図であり、上記受信者指定型のメッセージ配
送システムにおけるディレクトリ(アドレス帳)の一例
を示す画面例である。図11の例では、ファクスやem
ail(電子メール)等のそれぞれ異なる媒体を介して
メッセージを配送するための、媒体に依存する形式で表
現されたアドレスが、ひとつのディレクトリに一元管理
されている状態を示している。従って、利用者はその配
送方法の詳細を特に意識する必要がなく、メッセージを
届けたい受信者である「宛先」を選択するだけでよい。
システムは受信者をキーとしてディレクトリを検索し、
適切な伝送媒体とアドレスとを導き配送を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のメッセージ配送支援システムにおいては、移動
する受信者の所在を追跡する手段を持たないため下記の
ような問題があった。
た従来のメッセージ配送支援システムにおいては、移動
する受信者の所在を追跡する手段を持たないため下記の
ような問題があった。
【0005】即ち、多くの場合、或る受信者宛のメッセ
ージを配送するために最適な伝送媒体とアドレスは、た
だ1つが固定的に定まっているわけではない。例えば、
受信者は自宅と職場とで異なる電子メールアドレスや異
なるファクス番号を持ち利用している場合もある。特
に、受信者はその行動予定に伴って所在を変更するが、
この移動に伴って受信者にとって最も適切な伝送媒体と
アドレスは変わる。そこで、外出先等で移動している受
信者へメッセージを配送するためには、例えば秘書等が
受信者の行動予定を確認した後に移動先の適切な場所へ
ファクスを送信する等の手間が必要であり、不便であっ
た。
ージを配送するために最適な伝送媒体とアドレスは、た
だ1つが固定的に定まっているわけではない。例えば、
受信者は自宅と職場とで異なる電子メールアドレスや異
なるファクス番号を持ち利用している場合もある。特
に、受信者はその行動予定に伴って所在を変更するが、
この移動に伴って受信者にとって最も適切な伝送媒体と
アドレスは変わる。そこで、外出先等で移動している受
信者へメッセージを配送するためには、例えば秘書等が
受信者の行動予定を確認した後に移動先の適切な場所へ
ファクスを送信する等の手間が必要であり、不便であっ
た。
【0006】更に、ファクスや電子メール等の伝送媒体
は必ずしも直ちにメッセージの伝送に成功するわけでは
ない。例えば、話中やネットワーク不調等で伝送が完了
しないうちに、移動がちな受信者は所在を移動してしま
う場合もあり得る。この場合、最初に選択したメッセー
ジの送り先は既に適切なものではなくなってしまうた
め、メッセージを新たな適切な送り先へと再送しなけれ
ばならないという手間がかかり、不便であった。
は必ずしも直ちにメッセージの伝送に成功するわけでは
ない。例えば、話中やネットワーク不調等で伝送が完了
しないうちに、移動がちな受信者は所在を移動してしま
う場合もあり得る。この場合、最初に選択したメッセー
ジの送り先は既に適切なものではなくなってしまうた
め、メッセージを新たな適切な送り先へと再送しなけれ
ばならないという手間がかかり、不便であった。
【0007】また、例えば、メッセージの性質によって
は、その内容が或る期限までしか有効でない場合もあり
得る。この場合、メッセージの配送が完了しないうちに
その期限を過ぎたならば配送の試み自体を中止するべき
である。従って、受信者を追跡してメッセージの配送を
行う際に、メッセージ内容の有効期限に配慮する必要が
あり、煩雑な操作が要求されていた。
は、その内容が或る期限までしか有効でない場合もあり
得る。この場合、メッセージの配送が完了しないうちに
その期限を過ぎたならば配送の試み自体を中止するべき
である。従って、受信者を追跡してメッセージの配送を
行う際に、メッセージ内容の有効期限に配慮する必要が
あり、煩雑な操作が要求されていた。
【0008】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、第1の目的は、受信者の行動予定を反映させて
適切な伝送媒体とアドレスにメッセージの自動配送を行
い、更に、メッセージの配送が完了しないうちに受信者
が所在を移動した場合でも、自動的に適切な伝送媒体と
アドレスを再選択し受信者を追跡してメッセージの自動
配送を行うことにより、システムの操作性を向上させた
メッセージ配送支援システム及びメッセージ配送支援方
法を提供することを目的とする。
であり、第1の目的は、受信者の行動予定を反映させて
適切な伝送媒体とアドレスにメッセージの自動配送を行
い、更に、メッセージの配送が完了しないうちに受信者
が所在を移動した場合でも、自動的に適切な伝送媒体と
アドレスを再選択し受信者を追跡してメッセージの自動
配送を行うことにより、システムの操作性を向上させた
メッセージ配送支援システム及びメッセージ配送支援方
法を提供することを目的とする。
【0009】更に、本発明の第2の目的は、メッセージ
の配送が完了しないうちにメッセージの有効期限を過ぎ
た場合は自動的に配送の試みを中止し、操作者の手を煩
わせない合理的なメッセージ配送支援システム及びメッ
セージ配送支援方法を提供することを目的とする。
の配送が完了しないうちにメッセージの有効期限を過ぎ
た場合は自動的に配送の試みを中止し、操作者の手を煩
わせない合理的なメッセージ配送支援システム及びメッ
セージ配送支援方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、配送宛先たる受信者の情報を含
む配送依頼と配送内容たるメッセージとをクライアント
から受け取り、受信者へのメッセージ配送を支援するメ
ッセージ配送支援システムであって、受信者の行動予定
を蓄積管理し、検索に応じて受信者の所在情報を含む行
動予定を返すデータベース手段と、前記クライアントか
らの配送依頼に応じて受信者をキーとする前記データベ
ース手段の検索を行い、検索して得た受信者の行動予定
に基づき第1の最適なアドレスを選択する選択手段と、
メッセージを選択されたアドレス宛に伝送する伝送手段
とを具備することを特徴とする。
め、請求項1の発明は、配送宛先たる受信者の情報を含
む配送依頼と配送内容たるメッセージとをクライアント
から受け取り、受信者へのメッセージ配送を支援するメ
ッセージ配送支援システムであって、受信者の行動予定
を蓄積管理し、検索に応じて受信者の所在情報を含む行
動予定を返すデータベース手段と、前記クライアントか
らの配送依頼に応じて受信者をキーとする前記データベ
ース手段の検索を行い、検索して得た受信者の行動予定
に基づき第1の最適なアドレスを選択する選択手段と、
メッセージを選択されたアドレス宛に伝送する伝送手段
とを具備することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記請求項1記載のメッセージ支援システムにおい
て、選択されたアドレスを示す情報データを作成する作
成手段と、当該データを前記クライアントからのメッセ
ージに添付して前記伝送手段へ渡す供給手段と、前記伝
送手段によるメッセージの配送完了を確認する配送確認
手段と、該配送確認手段によりメッセージの配送完了が
確認されないまま時刻が経過し、受信者の行動予定が示
す最適なアドレスが更新された場合は、受信者の次なる
行動予定に基づく第2の最適なアドレスを繰り返し再選
択し、メッセージの配送をやり直す配送制御手段とを具
備することを特徴とする。
は、前記請求項1記載のメッセージ支援システムにおい
て、選択されたアドレスを示す情報データを作成する作
成手段と、当該データを前記クライアントからのメッセ
ージに添付して前記伝送手段へ渡す供給手段と、前記伝
送手段によるメッセージの配送完了を確認する配送確認
手段と、該配送確認手段によりメッセージの配送完了が
確認されないまま時刻が経過し、受信者の行動予定が示
す最適なアドレスが更新された場合は、受信者の次なる
行動予定に基づく第2の最適なアドレスを繰り返し再選
択し、メッセージの配送をやり直す配送制御手段とを具
備することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記請求項1または2記載のメッセージ配送支援シ
ステムにおいて、前記配送確認手段は、前記伝送手段の
特性に応じて、前記伝送手段からのメッセージの送出、
或いは宛先アドレスへのメッセージの到着、或いは受信
者によるメッセージの参照の何れかをもって、メッセー
ジの配送完了と見なすことを特徴とする。
は、前記請求項1または2記載のメッセージ配送支援シ
ステムにおいて、前記配送確認手段は、前記伝送手段の
特性に応じて、前記伝送手段からのメッセージの送出、
或いは宛先アドレスへのメッセージの到着、或いは受信
者によるメッセージの参照の何れかをもって、メッセー
ジの配送完了と見なすことを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、前記請求項1、2または3記載のメッセージ配送支
援システムにおいて、前記供給手段から前記伝送手段へ
渡されたまま配送が完了していないメッセージをキャン
セルするキャンセル手段を具備してなり、該キャンセル
手段は、前記配送制御手段により第2の最適なアドレス
が再選択された場合は、既に前記供給手段から前記伝送
手段へ渡されている第1のアドレス宛のメッセージをキ
ャンセルすることを特徴とする。
は、前記請求項1、2または3記載のメッセージ配送支
援システムにおいて、前記供給手段から前記伝送手段へ
渡されたまま配送が完了していないメッセージをキャン
セルするキャンセル手段を具備してなり、該キャンセル
手段は、前記配送制御手段により第2の最適なアドレス
が再選択された場合は、既に前記供給手段から前記伝送
手段へ渡されている第1のアドレス宛のメッセージをキ
ャンセルすることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、前記請求項1、2、3または4記載のメッセージ配
送支援システムにおいて、前記配送依頼は、メッセージ
の有効期限を示す情報を含む配送依頼であり、前記配送
制御手段は、前記配送確認手段によりメッセージの配送
完了が確認されないままメッセージの有効期限を過ぎた
場合は、メッセージの再配送を中止することを特徴とす
る。
は、前記請求項1、2、3または4記載のメッセージ配
送支援システムにおいて、前記配送依頼は、メッセージ
の有効期限を示す情報を含む配送依頼であり、前記配送
制御手段は、前記配送確認手段によりメッセージの配送
完了が確認されないままメッセージの有効期限を過ぎた
場合は、メッセージの再配送を中止することを特徴とす
る。
【0015】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、前記請求項1、2、3、4または5記載のメッセー
ジ配送支援システムにおいて、前記キャンセル手段は、
メッセージの有効期限が過ぎた場合は、既に前記供給手
段から前記伝送手段へ渡されている第1のアドレス宛の
メッセージをキャンセルすることを特徴とする。
は、前記請求項1、2、3、4または5記載のメッセー
ジ配送支援システムにおいて、前記キャンセル手段は、
メッセージの有効期限が過ぎた場合は、既に前記供給手
段から前記伝送手段へ渡されている第1のアドレス宛の
メッセージをキャンセルすることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、前記請求項1、2、3、4、5または6記載のメッ
セージ配送支援システムにおいて、メッセージの配送依
頼を行ったクライアントを第2の受信者とする配送依頼
と、メッセージ配送の失敗を伝える第2のメッセージと
からなる要求を自動的に生成する配送未完通知手段を具
備してなり、該配送未完通知手段は、前記配送制御手段
によりクライアントから要求された第1のメッセージの
再配送が中止された場合は、メッセージ配送の失敗をク
ライアントへ通知することを特徴とする。
は、前記請求項1、2、3、4、5または6記載のメッ
セージ配送支援システムにおいて、メッセージの配送依
頼を行ったクライアントを第2の受信者とする配送依頼
と、メッセージ配送の失敗を伝える第2のメッセージと
からなる要求を自動的に生成する配送未完通知手段を具
備してなり、該配送未完通知手段は、前記配送制御手段
によりクライアントから要求された第1のメッセージの
再配送が中止された場合は、メッセージ配送の失敗をク
ライアントへ通知することを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、配送宛先たる受信者の情報を含む配送依頼と配送内
容たるメッセージとをクライアントから受け取り、受信
者へのメッセージ配送を支援するメッセージ配送支援方
法であって、受信者の行動予定をデータベース手段に蓄
積管理し、検索に応じて受信者の所在情報を含む行動予
定を返す蓄積管理ステップと、前記クライアントからの
配送依頼に応じて受信者をキーとする前記データベース
手段の検索を行い、検索して得た受信者の行動予定に基
づき第1の最適なアドレスを選択する選択ステップと、
メッセージを選択されたアドレス宛に伝送手段を介して
伝送する伝送ステップとを有することを特徴とする。
は、配送宛先たる受信者の情報を含む配送依頼と配送内
容たるメッセージとをクライアントから受け取り、受信
者へのメッセージ配送を支援するメッセージ配送支援方
法であって、受信者の行動予定をデータベース手段に蓄
積管理し、検索に応じて受信者の所在情報を含む行動予
定を返す蓄積管理ステップと、前記クライアントからの
配送依頼に応じて受信者をキーとする前記データベース
手段の検索を行い、検索して得た受信者の行動予定に基
づき第1の最適なアドレスを選択する選択ステップと、
メッセージを選択されたアドレス宛に伝送手段を介して
伝送する伝送ステップとを有することを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項9の発明
は、前記請求項8記載のメッセージ配送支援方法におい
て、選択されたアドレスを示す情報データを作成する作
成ステップと、当該データを前記クライアントからのメ
ッセージに添付して前記伝送手段へ渡す供給ステップ
と、前記伝送手段によるメッセージの配送完了を確認す
る配送確認ステップと、該配送確認ステップでメッセー
ジの配送完了が確認されないまま時刻が経過し、受信者
の行動予定が示す最適なアドレスが更新された場合は、
受信者の次なる行動予定に基づく第2の最適なアドレス
を繰り返し再選択し、メッセージの配送をやり直す配送
制御ステップとを有することを特徴とする。
は、前記請求項8記載のメッセージ配送支援方法におい
て、選択されたアドレスを示す情報データを作成する作
成ステップと、当該データを前記クライアントからのメ
ッセージに添付して前記伝送手段へ渡す供給ステップ
と、前記伝送手段によるメッセージの配送完了を確認す
る配送確認ステップと、該配送確認ステップでメッセー
ジの配送完了が確認されないまま時刻が経過し、受信者
の行動予定が示す最適なアドレスが更新された場合は、
受信者の次なる行動予定に基づく第2の最適なアドレス
を繰り返し再選択し、メッセージの配送をやり直す配送
制御ステップとを有することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項10の発
明は、前記請求項8または9記載のメッセージ配送支援
方法において、前記配送確認ステップでは、前記伝送手
段の特性に応じて、前記伝送手段からのメッセージの送
出、或いは宛先アドレスへのメッセージの到着、或いは
受信者によるメッセージの参照の何れかをもって、メッ
セージの配送完了と見なすことを特徴とする。
明は、前記請求項8または9記載のメッセージ配送支援
方法において、前記配送確認ステップでは、前記伝送手
段の特性に応じて、前記伝送手段からのメッセージの送
出、或いは宛先アドレスへのメッセージの到着、或いは
受信者によるメッセージの参照の何れかをもって、メッ
セージの配送完了と見なすことを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項11の発
明は、前記請求項8、9または10記載のメッセージ配
送支援方法において、前記伝送手段へ渡されたまま配送
が完了していないメッセージをキャンセルするキャンセ
ルステップを有してなり、該キャンセルステップでは、
前記配送制御ステップで第2の最適なアドレスが再選択
された場合は、既に前記伝送手段へ渡されている第1の
アドレス宛のメッセージをキャンセルすることを特徴と
する。
明は、前記請求項8、9または10記載のメッセージ配
送支援方法において、前記伝送手段へ渡されたまま配送
が完了していないメッセージをキャンセルするキャンセ
ルステップを有してなり、該キャンセルステップでは、
前記配送制御ステップで第2の最適なアドレスが再選択
された場合は、既に前記伝送手段へ渡されている第1の
アドレス宛のメッセージをキャンセルすることを特徴と
する。
【0021】上記目的を達成するため、請求項12の発
明は、前記請求項8、9、10または11記載のメッセ
ージ配送支援方法において、前記配送依頼は、メッセー
ジの有効期限を示す情報を含む配送依頼であり、前記配
送制御ステップでは、前記配送確認ステップでメッセー
ジの配送完了が確認されないままメッセージの有効期限
を過ぎた場合は、メッセージの再配送を中止することを
特徴とする。
明は、前記請求項8、9、10または11記載のメッセ
ージ配送支援方法において、前記配送依頼は、メッセー
ジの有効期限を示す情報を含む配送依頼であり、前記配
送制御ステップでは、前記配送確認ステップでメッセー
ジの配送完了が確認されないままメッセージの有効期限
を過ぎた場合は、メッセージの再配送を中止することを
特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項13の発
明は、前記請求項8、9、10、11または12記載の
メッセージ配送支援方法において、前記キャンセルステ
ップでは、メッセージの有効期限が過ぎた場合は、既に
前記伝送手段へ渡されている第1のアドレス宛のメッセ
ージをキャンセルすることを特徴とする。
明は、前記請求項8、9、10、11または12記載の
メッセージ配送支援方法において、前記キャンセルステ
ップでは、メッセージの有効期限が過ぎた場合は、既に
前記伝送手段へ渡されている第1のアドレス宛のメッセ
ージをキャンセルすることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項14の発
明は、前記請求項8、9、10、11、12または13
記載のメッセージ配送支援方法において、メッセージの
配送依頼を行ったクライアントを第2の受信者とする配
送依頼と、メッセージ配送の失敗を伝える第2のメッセ
ージとからなる要求を自動的に生成する配送未完通知ス
テップを有してなり、該配送未完通知ステップでは、前
記配送制御ステップでクライアントから要求された第1
のメッセージの再配送が中止された場合は、メッセージ
配送の失敗をクライアントへ通知することを特徴とす
る。
明は、前記請求項8、9、10、11、12または13
記載のメッセージ配送支援方法において、メッセージの
配送依頼を行ったクライアントを第2の受信者とする配
送依頼と、メッセージ配送の失敗を伝える第2のメッセ
ージとからなる要求を自動的に生成する配送未完通知ス
テップを有してなり、該配送未完通知ステップでは、前
記配送制御ステップでクライアントから要求された第1
のメッセージの再配送が中止された場合は、メッセージ
配送の失敗をクライアントへ通知することを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0025】(1)第1の実施の形態 先ず、第1の実施の形態に係るメッセージ配送支援シス
テムの構成を図1のブロック図に基づき説明する。メッ
セージ配送支援システムは、メッセージ配送支援(MD
A)サーバ2と、スケジュールデータベース3と、電子
メールサブシステム4と、ファクス送信サブシステム5
と、リモートプリンタサブシステム6とから構成されて
おり、該メッセージ配送支援システムにはクライアント
1が接続されている。
テムの構成を図1のブロック図に基づき説明する。メッ
セージ配送支援システムは、メッセージ配送支援(MD
A)サーバ2と、スケジュールデータベース3と、電子
メールサブシステム4と、ファクス送信サブシステム5
と、リモートプリンタサブシステム6とから構成されて
おり、該メッセージ配送支援システムにはクライアント
1が接続されている。
【0026】上記各部の構成を詳述すると、クライアン
ト1は、メッセージ配送支援システムに対してメッセー
ジの配送を依頼する側であり、後述する如くパーソナル
コンピュータ或いはワークステーション等から構成され
ている。メッセージ配送支援(MDA)サーバ2は、ク
ライアント1から配送依頼とメッセージとを受け取り、
電子メールサブシステム4、ファクス送信サブシステム
5、リモートプリンタサブシステム6のうちの何れかの
メッセージ配送サブシステムの選択と、アドレスの選択
と、エンベロープデータの作成と、作成したエンベロー
プデータとメッセージのメッセージ配送サブシステムへ
の送信とを行う。スケジュールデータベース3は、メッ
セージ配送支援(MDA)サーバ2からの問い合わせを
受け、問われた受信者に係る行動予定を当該サーバ2へ
返す。
ト1は、メッセージ配送支援システムに対してメッセー
ジの配送を依頼する側であり、後述する如くパーソナル
コンピュータ或いはワークステーション等から構成され
ている。メッセージ配送支援(MDA)サーバ2は、ク
ライアント1から配送依頼とメッセージとを受け取り、
電子メールサブシステム4、ファクス送信サブシステム
5、リモートプリンタサブシステム6のうちの何れかの
メッセージ配送サブシステムの選択と、アドレスの選択
と、エンベロープデータの作成と、作成したエンベロー
プデータとメッセージのメッセージ配送サブシステムへ
の送信とを行う。スケジュールデータベース3は、メッ
セージ配送支援(MDA)サーバ2からの問い合わせを
受け、問われた受信者に係る行動予定を当該サーバ2へ
返す。
【0027】電子メールサブシステム4は、与えられた
エンベロープデータとメッセージをSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)と呼ばれるプロトコルに
準拠した電子メールとして送信する。ファクス送信サブ
システム5は、与えられたエンベロープデータとメッセ
ージをビットマップ画像化された電子情報として、公衆
回線に向けてファクス送信する。リモートプリンタサブ
システム6は、遠隔地の何れか、例えば社内の郵便物を
収集配送する部署(メール室)等に配置されており、与
えられたエンベロープデータとメッセージの紙へのプリ
ント出力を行う。
エンベロープデータとメッセージをSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)と呼ばれるプロトコルに
準拠した電子メールとして送信する。ファクス送信サブ
システム5は、与えられたエンベロープデータとメッセ
ージをビットマップ画像化された電子情報として、公衆
回線に向けてファクス送信する。リモートプリンタサブ
システム6は、遠隔地の何れか、例えば社内の郵便物を
収集配送する部署(メール室)等に配置されており、与
えられたエンベロープデータとメッセージの紙へのプリ
ント出力を行う。
【0028】図2は上記図1のブロック図に示した構成
を構内ネットワーク(LAN)上で実現したものであ
り、本第1の実施の形態に係るクライアントとメッセー
ジ配送支援システムを表わすネットワーク構成図であ
る。図2に示す構成例は、クライアント1と、メッセー
ジ配送支援(MDA)サーバ2と、スケジュールデータ
ベース3と、ネットワーク100と、電子メールサーバ
101と、ルータ102と、外部ネットワーク103
と、公衆回線網104と、MODEM(MOdulatar-D
EModulatar)ユニット105と、ファクススプーラ1
06と、リモートプリンタ107とを備えている。
を構内ネットワーク(LAN)上で実現したものであ
り、本第1の実施の形態に係るクライアントとメッセー
ジ配送支援システムを表わすネットワーク構成図であ
る。図2に示す構成例は、クライアント1と、メッセー
ジ配送支援(MDA)サーバ2と、スケジュールデータ
ベース3と、ネットワーク100と、電子メールサーバ
101と、ルータ102と、外部ネットワーク103
と、公衆回線網104と、MODEM(MOdulatar-D
EModulatar)ユニット105と、ファクススプーラ1
06と、リモートプリンタ107とを備えている。
【0029】上記各部の構成を詳述すると、クライアン
ト1は、例えばパーソナルコンピュータ(またはワーク
ステーション等)によって実現されるクライアントであ
り、図2の例ではメッセージ配送支援システムのクライ
アントアプリケーションが稼働している。利用者は前記
パーソナルコンピュータ(またはワークステーション
等)を利用して、メッセージ配送支援システムに対し配
送依頼とメッセージの入力を行う。利用者がクライアン
ト1に配送依頼とメッセージを入力すると、クライアン
ト1はネットワーク100を介してメッセージ配送支援
(MDA)サーバ2に接続される。
ト1は、例えばパーソナルコンピュータ(またはワーク
ステーション等)によって実現されるクライアントであ
り、図2の例ではメッセージ配送支援システムのクライ
アントアプリケーションが稼働している。利用者は前記
パーソナルコンピュータ(またはワークステーション
等)を利用して、メッセージ配送支援システムに対し配
送依頼とメッセージの入力を行う。利用者がクライアン
ト1に配送依頼とメッセージを入力すると、クライアン
ト1はネットワーク100を介してメッセージ配送支援
(MDA)サーバ2に接続される。
【0030】メッセージ配送支援(MDA)サーバ2
は、クライアント1から配送依頼とメッセージを受け取
り、配送宛先である受信者の行動予定をネットワーク1
00を介してスケジュールデータベース3に問い合わせ
る。メッセージ配送支援(MDA)サーバ2は、後述す
るアルゴリズムによって適切な伝送媒体とアドレスとを
決定し、決定した伝送媒体に適合するエンベロープデー
タを作成し、更に作成したエンベロープデータの内容を
伝送媒体の選択に応じて配送のためのサブシステム、即
ち、電子メールサーバ101、ファクススプーラ10
6、リモートプリンタ107へ渡す。
は、クライアント1から配送依頼とメッセージを受け取
り、配送宛先である受信者の行動予定をネットワーク1
00を介してスケジュールデータベース3に問い合わせ
る。メッセージ配送支援(MDA)サーバ2は、後述す
るアルゴリズムによって適切な伝送媒体とアドレスとを
決定し、決定した伝送媒体に適合するエンベロープデー
タを作成し、更に作成したエンベロープデータの内容を
伝送媒体の選択に応じて配送のためのサブシステム、即
ち、電子メールサーバ101、ファクススプーラ10
6、リモートプリンタ107へ渡す。
【0031】電子メールサーバ101は、上述したSM
TPによる電子メールの送信を行う。ルータ102は、
構内ネットワーク(LAN)を相互接続する装置であ
り、電子メールを外部ネットワーク103へ発信する。
ファクススプーラ106は、内部に通信キューを持ち、
電子化された情報のファクス送信を管理する。MODE
Mユニット105は、内部にNCU(Network Contro
l Unit、図示略)等も備え、ファクススプーラ106
を公衆回線網104に接続する。リモートプリンタ10
7は、配送の目的地或いは「メール室」等の中継地に配
置されており、与えられた電子情報の紙へのプリント出
力を行う。
TPによる電子メールの送信を行う。ルータ102は、
構内ネットワーク(LAN)を相互接続する装置であ
り、電子メールを外部ネットワーク103へ発信する。
ファクススプーラ106は、内部に通信キューを持ち、
電子化された情報のファクス送信を管理する。MODE
Mユニット105は、内部にNCU(Network Contro
l Unit、図示略)等も備え、ファクススプーラ106
を公衆回線網104に接続する。リモートプリンタ10
7は、配送の目的地或いは「メール室」等の中継地に配
置されており、与えられた電子情報の紙へのプリント出
力を行う。
【0032】次に、上記の如く構成してなる第1の実施
の形態に係るメッセージ配送支援システムの動作につい
て、図3乃至図8を参照して説明する。
の形態に係るメッセージ配送支援システムの動作につい
て、図3乃至図8を参照して説明する。
【0033】図3は第1の実施の形態に係るスケジュー
ルデータベース3が管理する情報の一例を示す画面例で
ある。スケジュールデータベース3はメッセージの受信
者となるべき個人の行動予定を時系列に保持している。
同図において、縦軸は時間を示しており、各行はその時
間帯における個人の行動予定を表わす。各列はそれぞ
れ、行動の内容を示す「予定」、存在する場所を示す
「所在」、その所在における連絡方法を示す伝送媒体と
アドレスの組「連絡先」、その連絡先へのメッセージ配
送が代理人を介するものであるか否かを示す「代理」フ
ラグ、代理人を介するものであればその経路が守秘性を
有するものであるか否かを示す「守秘」フラグ、を表わ
している。
ルデータベース3が管理する情報の一例を示す画面例で
ある。スケジュールデータベース3はメッセージの受信
者となるべき個人の行動予定を時系列に保持している。
同図において、縦軸は時間を示しており、各行はその時
間帯における個人の行動予定を表わす。各列はそれぞ
れ、行動の内容を示す「予定」、存在する場所を示す
「所在」、その所在における連絡方法を示す伝送媒体と
アドレスの組「連絡先」、その連絡先へのメッセージ配
送が代理人を介するものであるか否かを示す「代理」フ
ラグ、代理人を介するものであればその経路が守秘性を
有するものであるか否かを示す「守秘」フラグ、を表わ
している。
【0034】図4は第1の実施の形態に係るクライアン
ト1が受け取る配送依頼とメッセージの一例を示す画面
例である。メッセージ配送支援システムの利用者は例え
ば同図に示されるようなユーザインターフェイスによっ
て、クライアント1に対して配送依頼とメッセージの入
力を行うことができる。同図において、「宛先」、「主
題」、「日時」、「属性」、「有効期限」及び「送信
元」の各情報が配送依頼を構成している。配送依頼情報
に含まれる属性は、配送が可能な限り速やかに行われる
べきであるか否かを示す「至急」フラグ、秘匿性の有無
を示す「社外秘」フラグ、伝送サブシステムの配送処理
の結果レポートを送信元に返信すべきであるか否かを示
す「送信結果レポート」フラグ、送信の控えを記録すべ
きか否かを示す「控をファイル」フラグ、を有してい
る。「有効期限」はメッセージ内容が有効である期限が
限定されている場合に、その期限を示している。有効期
限は時刻で指定することも、現在時刻または発信時刻か
らの経過時間で指定することもできる。図4の「内容」
はメッセージの本体である。
ト1が受け取る配送依頼とメッセージの一例を示す画面
例である。メッセージ配送支援システムの利用者は例え
ば同図に示されるようなユーザインターフェイスによっ
て、クライアント1に対して配送依頼とメッセージの入
力を行うことができる。同図において、「宛先」、「主
題」、「日時」、「属性」、「有効期限」及び「送信
元」の各情報が配送依頼を構成している。配送依頼情報
に含まれる属性は、配送が可能な限り速やかに行われる
べきであるか否かを示す「至急」フラグ、秘匿性の有無
を示す「社外秘」フラグ、伝送サブシステムの配送処理
の結果レポートを送信元に返信すべきであるか否かを示
す「送信結果レポート」フラグ、送信の控えを記録すべ
きか否かを示す「控をファイル」フラグ、を有してい
る。「有効期限」はメッセージ内容が有効である期限が
限定されている場合に、その期限を示している。有効期
限は時刻で指定することも、現在時刻または発信時刻か
らの経過時間で指定することもできる。図4の「内容」
はメッセージの本体である。
【0035】図5は第1の実施の形態に係るメッセージ
配送支援(MDA)サーバ2における処理手順を表わす
フローチャートである。同図において、メッセージ配送
支援(MDA)サーバ2は処理を開始すると、最初にク
ライアント1から配送依頼とメッセージが送信されてく
るのを待機する(ステップSA1)。クライアント1か
ら配送依頼とメッセージを受信すると、配送依頼からそ
こに含まれる宛先情報を特定する(ステップSA2)。
次に、宛先となるべき受信者の行動予定をスケジュール
データベース3に問い合わせる(ステップSA3)。ス
ケジュールデータベース3からの返答を受けると、伝送
媒体とアドレスの選択を行う(ステップSA4)。
配送支援(MDA)サーバ2における処理手順を表わす
フローチャートである。同図において、メッセージ配送
支援(MDA)サーバ2は処理を開始すると、最初にク
ライアント1から配送依頼とメッセージが送信されてく
るのを待機する(ステップSA1)。クライアント1か
ら配送依頼とメッセージを受信すると、配送依頼からそ
こに含まれる宛先情報を特定する(ステップSA2)。
次に、宛先となるべき受信者の行動予定をスケジュール
データベース3に問い合わせる(ステップSA3)。ス
ケジュールデータベース3からの返答を受けると、伝送
媒体とアドレスの選択を行う(ステップSA4)。
【0036】次に、選択した伝送媒体とアドレスの妥当
性の判定を行う(ステップSA5)。妥当性判定処理の
手順は後述する。選択した伝送媒体とアドレスの組が妥
当でないと判定された場合は、上記ステップSA3へ戻
り、受信者の次なる行動予定の検索と、<伝送媒体、ア
ドレス>の組の次候補の選択を繰り返す。他方、選択し
た伝送媒体とアドレスの組が妥当であると判定された場
合は、選択された伝送媒体に適合する表現形式で、配送
依頼に含まれる属性に適合する書式に基づくエンベロー
プデータの作成を行う(ステップSA6)。
性の判定を行う(ステップSA5)。妥当性判定処理の
手順は後述する。選択した伝送媒体とアドレスの組が妥
当でないと判定された場合は、上記ステップSA3へ戻
り、受信者の次なる行動予定の検索と、<伝送媒体、ア
ドレス>の組の次候補の選択を繰り返す。他方、選択し
た伝送媒体とアドレスの組が妥当であると判定された場
合は、選択された伝送媒体に適合する表現形式で、配送
依頼に含まれる属性に適合する書式に基づくエンベロー
プデータの作成を行う(ステップSA6)。
【0037】伝送媒体がファクスの場合、エンベロープ
データはファクスのカバーページのビットマップ画像で
ある。また、伝送媒体が電子メールの場合、エンベロー
プデータは電子メールヘッダである。また、伝送媒体が
「メール室」に設置されたリモートプリンタの場合、エ
ンベロープデータは所定の書式の「送り票」のビットマ
ップ画像である。エンベロープデータの作成に用いられ
る書式は、予めメッセージ配送支援(MDA)サーバ2
内部の記憶装置(図示略)に格納されており、配送依頼
に含まれるメッセージの「属性」(図4参照)と、スケ
ジュールデータベース3から問い合わせた送り先の特性
情報(図3の「代理」、「守秘」といったもの)とに応
じて、適切な書式が選択され採用される。従って、例え
ば代理人が介在する送り先に対する配送を行う際には、
「気付」を付したエンベロープデータを自動生成するこ
となどが可能である。
データはファクスのカバーページのビットマップ画像で
ある。また、伝送媒体が電子メールの場合、エンベロー
プデータは電子メールヘッダである。また、伝送媒体が
「メール室」に設置されたリモートプリンタの場合、エ
ンベロープデータは所定の書式の「送り票」のビットマ
ップ画像である。エンベロープデータの作成に用いられ
る書式は、予めメッセージ配送支援(MDA)サーバ2
内部の記憶装置(図示略)に格納されており、配送依頼
に含まれるメッセージの「属性」(図4参照)と、スケ
ジュールデータベース3から問い合わせた送り先の特性
情報(図3の「代理」、「守秘」といったもの)とに応
じて、適切な書式が選択され採用される。従って、例え
ば代理人が介在する送り先に対する配送を行う際には、
「気付」を付したエンベロープデータを自動生成するこ
となどが可能である。
【0038】次に、選択された伝送媒体サブシステムに
接続し、選択されたアドレス情報を含むエンベロープデ
ータとメッセージ内容とを送信する(ステップSA
7)。更に、伝送媒体サブシステムに対して送信したメ
ッセージの配送が無事完了したか否かを問い合わせる
(ステップSA8)。メッセージの配送完了が確認され
た場合は、一連の手順を終了する。
接続し、選択されたアドレス情報を含むエンベロープデ
ータとメッセージ内容とを送信する(ステップSA
7)。更に、伝送媒体サブシステムに対して送信したメ
ッセージの配送が無事完了したか否かを問い合わせる
(ステップSA8)。メッセージの配送完了が確認され
た場合は、一連の手順を終了する。
【0039】配送完了の方法は個々の伝送媒体サブシス
テムの特性によってそれぞれ異なるが、例えばファクス
送信サブシステム5における配送完了の確認は、ファク
ススプーラ106が管理する送信ログ(通信記録)の問
い合わせを行い、当該送信要求の結果を確認することに
よって実現される。
テムの特性によってそれぞれ異なるが、例えばファクス
送信サブシステム5における配送完了の確認は、ファク
ススプーラ106が管理する送信ログ(通信記録)の問
い合わせを行い、当該送信要求の結果を確認することに
よって実現される。
【0040】また、電子メールサブシステム4の配送完
了の確認は、電子メールサーバ101に対して問い合わ
せを行い実現する。配送完了は、電子メールサーバ10
1が管理する送信キュー(1列に並んだデータ列)から
当該メールが送出された時点で完了とする。
了の確認は、電子メールサーバ101に対して問い合わ
せを行い実現する。配送完了は、電子メールサーバ10
1が管理する送信キュー(1列に並んだデータ列)から
当該メールが送出された時点で完了とする。
【0041】また、或いはよく知られたインターネット
の電子メールプロトコルにおいて用いられているRetur
n-Receipt-Toヘッダの仕組みによって、当該メールが
受信相手の電子メールサーバ101にまで到達した際
に、先方のサーバから受領通知を送り返させるように構
成してもよい。この場合、電子メールサブシステム4は
送信メール中に、自らが管理する予め定めたアドレスへ
の受領通知返信を要求するReturn-Receipt-Toヘッダ
を含め、返信された受領通知が到着した時点で配送の完
了と見なす。
の電子メールプロトコルにおいて用いられているRetur
n-Receipt-Toヘッダの仕組みによって、当該メールが
受信相手の電子メールサーバ101にまで到達した際
に、先方のサーバから受領通知を送り返させるように構
成してもよい。この場合、電子メールサブシステム4は
送信メール中に、自らが管理する予め定めたアドレスへ
の受領通知返信を要求するReturn-Receipt-Toヘッダ
を含め、返信された受領通知が到着した時点で配送の完
了と見なす。
【0042】或いはまた、受信者が受け取ったメールを
読む操作を行った時点で開封確認通知を自動返信する機
能を持つ電子メールシステムを採用した場合、受信者が
メッセージを参照し、開封通知が返信され、それが電子
メールサーバ101に到達した時点で配送の完了と見な
すこともできる。
読む操作を行った時点で開封確認通知を自動返信する機
能を持つ電子メールシステムを採用した場合、受信者が
メッセージを参照し、開封通知が返信され、それが電子
メールサーバ101に到達した時点で配送の完了と見な
すこともできる。
【0043】例えばファクスにおける話中などの理由に
よって配送が滞り、上記ステップSA8で配送の完了が
確認されない場合は、ステップSA9へ移行する。即
ち、上記ステップSA3で問い合わせ上記ステップSA
4における選択の基準として用いた受信者の行動予定と
現在の時刻の比較を行い、受信者が移動しているか否か
を判定する(ステップSA9)。もしも受信者がその時
点で所在を移動する予定となっていた場合は、改めて適
切な伝送媒体とアドレスを再選択するために上記ステッ
プSA3へ戻る。他方、受信者が移動していない場合
は、上記ステップSA8へ戻り、配送が無事完了するま
で一連のステップを繰り返す。
よって配送が滞り、上記ステップSA8で配送の完了が
確認されない場合は、ステップSA9へ移行する。即
ち、上記ステップSA3で問い合わせ上記ステップSA
4における選択の基準として用いた受信者の行動予定と
現在の時刻の比較を行い、受信者が移動しているか否か
を判定する(ステップSA9)。もしも受信者がその時
点で所在を移動する予定となっていた場合は、改めて適
切な伝送媒体とアドレスを再選択するために上記ステッ
プSA3へ戻る。他方、受信者が移動していない場合
は、上記ステップSA8へ戻り、配送が無事完了するま
で一連のステップを繰り返す。
【0044】尚、上記ステップSA9における受信者の
行動予定と現在の時刻との比較は、選択した<伝送媒
体、アドレス>の組から導かれる配送所要時間(後述)
を加味し、現在時刻+配送所要時間が受信者の移動時刻
を過ぎていた場合に真(YES)と判定するように構成
することもできる。
行動予定と現在の時刻との比較は、選択した<伝送媒
体、アドレス>の組から導かれる配送所要時間(後述)
を加味し、現在時刻+配送所要時間が受信者の移動時刻
を過ぎていた場合に真(YES)と判定するように構成
することもできる。
【0045】上記ステップSA9において行動予定から
受信者の移動が検出された場合、上記ステップSA3へ
戻り、受信者の次の行動予定の問い合わせから一連のス
テップを繰り返す。
受信者の移動が検出された場合、上記ステップSA3へ
戻り、受信者の次の行動予定の問い合わせから一連のス
テップを繰り返す。
【0046】尚、第1の実施の形態では、この際、伝送
媒体サブシステムに送信したメッセージのキャンセルを
行っていないため、受信者は最終的には同一のメッセー
ジを複数重複して受け取ることになる。
媒体サブシステムに送信したメッセージのキャンセルを
行っていないため、受信者は最終的には同一のメッセー
ジを複数重複して受け取ることになる。
【0047】図6は上記図5のステップSA5における
選択された伝送媒体とアドレスの妥当性判定の手順の一
例を詳細に示したフローチャートである。同図におい
て、選択された<伝送媒体、アドレス>の組の妥当性判
定を開始すると、先ず<伝送媒体、アドレス>の組の関
数として配送所要時間を推定する(ステップSB1)。
配送所要時間の推定は、メッセージ配送支援(MDA)
サーバ2内部の記憶装置(図示略)内に伝送媒体とアド
レスをキーとして配送所要時間を検索するためのテーブ
ルを保持し、これを検索することによって実現される。
選択された伝送媒体とアドレスの妥当性判定の手順の一
例を詳細に示したフローチャートである。同図におい
て、選択された<伝送媒体、アドレス>の組の妥当性判
定を開始すると、先ず<伝送媒体、アドレス>の組の関
数として配送所要時間を推定する(ステップSB1)。
配送所要時間の推定は、メッセージ配送支援(MDA)
サーバ2内部の記憶装置(図示略)内に伝送媒体とアド
レスをキーとして配送所要時間を検索するためのテーブ
ルを保持し、これを検索することによって実現される。
【0048】次に、配送所要時間と現在の時刻を加算し
て配送推定時刻を算出し、その時刻と受信者の行動予定
を比較することによって、配送推定時刻に受信者が宛先
の地点に存在するか否かを判定する(ステップSB
2)。配送推定時刻に受信者が既に存在しない予定とな
っている場合は、選択された<伝送媒体、アドレス>の
組は妥当とはいえない。他方、配送推定時刻に受信者が
存在する予定となっている場合は、<伝送媒体、アドレ
ス>の特性が代理人を介する経路であるか否かを判定す
る(ステップSB3)。
て配送推定時刻を算出し、その時刻と受信者の行動予定
を比較することによって、配送推定時刻に受信者が宛先
の地点に存在するか否かを判定する(ステップSB
2)。配送推定時刻に受信者が既に存在しない予定とな
っている場合は、選択された<伝送媒体、アドレス>の
組は妥当とはいえない。他方、配送推定時刻に受信者が
存在する予定となっている場合は、<伝送媒体、アドレ
ス>の特性が代理人を介する経路であるか否かを判定す
る(ステップSB3)。
【0049】代理人が介在しない経路である場合は、<
伝送媒体、アドレス>の組は妥当であると判定する。他
方、代理人が介在する経路である場合は、配送依頼に含
まれる属性の「至急」フラグの真偽を判定する(ステッ
プSB4)。メッセージが緊急性を要しない場合は、代
理人が介在するリスキーな経路の選択を避けるため、選
択は妥当でないと判定する。他方、メッセージが緊急性
が要する場合は、メッセージの配送に秘匿性を要求する
か否かを属性の「社外秘」フラグによって判定する(ス
テップSB5)。
伝送媒体、アドレス>の組は妥当であると判定する。他
方、代理人が介在する経路である場合は、配送依頼に含
まれる属性の「至急」フラグの真偽を判定する(ステッ
プSB4)。メッセージが緊急性を要しない場合は、代
理人が介在するリスキーな経路の選択を避けるため、選
択は妥当でないと判定する。他方、メッセージが緊急性
が要する場合は、メッセージの配送に秘匿性を要求する
か否かを属性の「社外秘」フラグによって判定する(ス
テップSB5)。
【0050】メッセージが秘匿性を要求しない場合は、
選択は妥当であると判定する。他方、メッセージの配送
に秘匿性が要求される場合は、<伝送媒体、アドレス>
の組が秘匿性の期待できる経路であるか否かを属性の
「守秘」フラグによって判定する(ステップSB6)。
スケジュールデータベース3に問い合わせた結果を参照
し、「守秘」フラグが真の場合は、選択は妥当であるも
のと判定する。他方、「守秘」フラグが偽の場合は、選
択は妥当でないと判定する。これにより、上記手順を終
える。
選択は妥当であると判定する。他方、メッセージの配送
に秘匿性が要求される場合は、<伝送媒体、アドレス>
の組が秘匿性の期待できる経路であるか否かを属性の
「守秘」フラグによって判定する(ステップSB6)。
スケジュールデータベース3に問い合わせた結果を参照
し、「守秘」フラグが真の場合は、選択は妥当であるも
のと判定する。他方、「守秘」フラグが偽の場合は、選
択は妥当でないと判定する。これにより、上記手順を終
える。
【0051】例えば上記図4の送信メッセージの例で
は、時刻は午後3時05分に、属性が「至急」且つ「社
外秘」であり有効期限が午後7時であるメッセージの配
送を、クライアント1が要求している。メッセージ配送
支援(MDA)サーバ2はスケジュールデータベース3
への問い合わせを行い、上記図3に示したような行動予
定を得る。
は、時刻は午後3時05分に、属性が「至急」且つ「社
外秘」であり有効期限が午後7時であるメッセージの配
送を、クライアント1が要求している。メッセージ配送
支援(MDA)サーバ2はスケジュールデータベース3
への問い合わせを行い、上記図3に示したような行動予
定を得る。
【0052】上記図3の例の場合、午後1時から会議が
予定されている取引先会社に対してファクスとしてメッ
セージを送信すればよいことがわかる。即ち、<FA
X、03-3333-xxxx>が選択される。ところが、当該メッ
セージは「社外秘」であり、しかも当該宛先は代理人が
介在する経路であり、且つ守秘性が無いことから、選択
された伝送媒体であるファクスと、選択されたアドレス
であるファクス番号の組は妥当でないと判定される。
予定されている取引先会社に対してファクスとしてメッ
セージを送信すればよいことがわかる。即ち、<FA
X、03-3333-xxxx>が選択される。ところが、当該メッ
セージは「社外秘」であり、しかも当該宛先は代理人が
介在する経路であり、且つ守秘性が無いことから、選択
された伝送媒体であるファクスと、選択されたアドレス
であるファクス番号の組は妥当でないと判定される。
【0053】そこで、スケジュールデータベース3から
次なる予定の検索を行い、再度、伝送媒体とアドレスを
選択する。次に選択される伝送媒体とアドレスの組は、
<email、kim@my.office.co.jp>であり、この選択は
同様の判定手順によって妥当と判定される。そこで、メ
ッセージ配送支援(MDA)サーバ2は、電子メール用
の表現形式で本人宛の書式のエンベロープデータを作成
し、エンベロープデータとメッセージを電子メールサー
バ101へ渡す。
次なる予定の検索を行い、再度、伝送媒体とアドレスを
選択する。次に選択される伝送媒体とアドレスの組は、
<email、kim@my.office.co.jp>であり、この選択は
同様の判定手順によって妥当と判定される。そこで、メ
ッセージ配送支援(MDA)サーバ2は、電子メール用
の表現形式で本人宛の書式のエンベロープデータを作成
し、エンベロープデータとメッセージを電子メールサー
バ101へ渡す。
【0054】図7は第1の実施の形態に係る上記の手順
によって作成された電子メールによるメッセージ配送の
一例を示す図である。同図において、前半の7行は電子
メールヘッダであり、即ちクライアント1から渡された
配送依頼に基づいて作成されるエンベロープデータであ
る。空行を挟んだ以降の行はメッセージ本体である。最
後の1行は送信者の署名を表わすものであり、メッセー
ジ配送支援(MDA)サーバ2によって自動的に付加さ
れる。
によって作成された電子メールによるメッセージ配送の
一例を示す図である。同図において、前半の7行は電子
メールヘッダであり、即ちクライアント1から渡された
配送依頼に基づいて作成されるエンベロープデータであ
る。空行を挟んだ以降の行はメッセージ本体である。最
後の1行は送信者の署名を表わすものであり、メッセー
ジ配送支援(MDA)サーバ2によって自動的に付加さ
れる。
【0055】しかしながらここで、もしもネットワーク
100の不調等の理由によって電子メールの配送が滞っ
た場合、作成された上記図7の電子メールは指定アドレ
スに送信されないまま、受信者が移動する時刻午後4時
15分を過ぎてしまうことがあり得る。この場合、メッ
セージ配送支援(MDA)サーバ2は電子メールサブシ
ステム4の配送完了を確認しないまま、受信者が移動す
る時刻を迎えたことを検知し、最適な<伝送媒体、アド
レス>の再選択と再配送を試みる。この結果、受信者の
午後6時からの予定に対応してファクス番号03-5678-xx
xxへのファクス送信を決定し、代理受信ファクス用のカ
バーシート画像を作成しメッセージと共にファクススプ
ーラ106へ送信する。図8はファクススプーラ106
へ渡される画像データの一例である。
100の不調等の理由によって電子メールの配送が滞っ
た場合、作成された上記図7の電子メールは指定アドレ
スに送信されないまま、受信者が移動する時刻午後4時
15分を過ぎてしまうことがあり得る。この場合、メッ
セージ配送支援(MDA)サーバ2は電子メールサブシ
ステム4の配送完了を確認しないまま、受信者が移動す
る時刻を迎えたことを検知し、最適な<伝送媒体、アド
レス>の再選択と再配送を試みる。この結果、受信者の
午後6時からの予定に対応してファクス番号03-5678-xx
xxへのファクス送信を決定し、代理受信ファクス用のカ
バーシート画像を作成しメッセージと共にファクススプ
ーラ106へ送信する。図8はファクススプーラ106
へ渡される画像データの一例である。
【0056】上述したように、第1の実施の形態によれ
ば、クライアント1から送られた配送依頼とメッセージ
を処理するために、宛先となるべき受信者の行動予定を
スケジュールデータベース3に問い合わせることによっ
て妥当な伝送媒体とアドレスを選択し、選択した伝送媒
体の特性とメッセージの属性に応じたエンベロープデー
タを作成し、作成したエンベロープデータとメッセージ
を選択した伝送媒体へ渡し、伝送媒体による配送完了を
監視し、配送が完了しないまま受信者が次なる行動予定
に移行した場合は新たな伝送媒体とアドレスの再選択/
再送信を繰り返すことによって、受信者の所在を追跡し
たメッセージ配送を簡便に行うことができる。
ば、クライアント1から送られた配送依頼とメッセージ
を処理するために、宛先となるべき受信者の行動予定を
スケジュールデータベース3に問い合わせることによっ
て妥当な伝送媒体とアドレスを選択し、選択した伝送媒
体の特性とメッセージの属性に応じたエンベロープデー
タを作成し、作成したエンベロープデータとメッセージ
を選択した伝送媒体へ渡し、伝送媒体による配送完了を
監視し、配送が完了しないまま受信者が次なる行動予定
に移行した場合は新たな伝送媒体とアドレスの再選択/
再送信を繰り返すことによって、受信者の所在を追跡し
たメッセージ配送を簡便に行うことができる。
【0057】尚、第1の実施の形態では、メッセージの
伝送媒体として、電子メール、ファクス、及びリモート
プリンタの3つのサブシステムの例のみに限定している
が、これは他のメッセージの伝送媒体を追加または他の
メッセージの伝送媒体に置き換えることも可能であり、
同様の効果が得られることは言うまでもない。
伝送媒体として、電子メール、ファクス、及びリモート
プリンタの3つのサブシステムの例のみに限定している
が、これは他のメッセージの伝送媒体を追加または他の
メッセージの伝送媒体に置き換えることも可能であり、
同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0058】他のメッセージの伝送媒体としては、例え
ば、テキスト情報を合成音声によって読み上げる電話、
更にそれを受信側のボイスメールと組み合わせたシステ
ム、短文表示機能付のポケットベル、いわゆるネットニ
ューズや電子掲示板、ワールドワイドウェブ、ファクス
サーバ等の情報発信型のデータベースへの登録、受信者
のログイン端末へのチャット機能、等があげられる。第
1の実施の形態で示した3つの伝送媒体も、また、ここ
で示した他の伝送媒体の例の何れも、本発明の適用範囲
を限定するものではない。
ば、テキスト情報を合成音声によって読み上げる電話、
更にそれを受信側のボイスメールと組み合わせたシステ
ム、短文表示機能付のポケットベル、いわゆるネットニ
ューズや電子掲示板、ワールドワイドウェブ、ファクス
サーバ等の情報発信型のデータベースへの登録、受信者
のログイン端末へのチャット機能、等があげられる。第
1の実施の形態で示した3つの伝送媒体も、また、ここ
で示した他の伝送媒体の例の何れも、本発明の適用範囲
を限定するものではない。
【0059】(2)第2の実施の形態 第2の実施の形態に係るメッセージ配送支援システム
は、上記第1の実施の形態と同様に、メッセージ配送支
援(MDA)サーバ2と、スケジュールデータベース3
と、電子メールサブシステム4と、ファクス送信サブシ
ステム5と、リモートプリンタサブシステム6とから構
成されており、当該メッセージ配送支援システムにはク
ライアント1が接続されている(上記図1参照)。各部
の詳細構成は上記第1の実施の形態で説明したので省略
する。
は、上記第1の実施の形態と同様に、メッセージ配送支
援(MDA)サーバ2と、スケジュールデータベース3
と、電子メールサブシステム4と、ファクス送信サブシ
ステム5と、リモートプリンタサブシステム6とから構
成されており、当該メッセージ配送支援システムにはク
ライアント1が接続されている(上記図1参照)。各部
の詳細構成は上記第1の実施の形態で説明したので省略
する。
【0060】また、第2の実施の形態に係るクライアン
トとメッセージ配送支援システムを表わすネットワーク
構成は、上記第1の実施の形態と同様に、クライアント
1と、メッセージ配送支援(MDA)サーバ2と、スケ
ジュールデータベース3と、ネットワーク100と、電
子メールサーバ101と、ルータ102と、外部ネット
ワーク103と、公衆回線網104と、MODEMユニ
ット105と、ファクススプーラ106と、リモートプ
リンタ107とを備えている(上記図2参照)。各部の
詳細構成は上記第1の実施の形態で説明したので省略す
る。
トとメッセージ配送支援システムを表わすネットワーク
構成は、上記第1の実施の形態と同様に、クライアント
1と、メッセージ配送支援(MDA)サーバ2と、スケ
ジュールデータベース3と、ネットワーク100と、電
子メールサーバ101と、ルータ102と、外部ネット
ワーク103と、公衆回線網104と、MODEMユニ
ット105と、ファクススプーラ106と、リモートプ
リンタ107とを備えている(上記図2参照)。各部の
詳細構成は上記第1の実施の形態で説明したので省略す
る。
【0061】次に、上記の如く構成してなる第2の実施
の形態に係るメッセージ配送支援システムの動作につい
て、図3、図4、図7乃至図10を参照して説明する。
の形態に係るメッセージ配送支援システムの動作につい
て、図3、図4、図7乃至図10を参照して説明する。
【0062】図9は第2の実施の形態に係るメッセージ
配送支援(MDA)サーバ2における処理手順を表わす
フローチャートである。同図において、メッセージ配送
支援(MDA)サーバ2は処理を開始すると、最初にク
ライアント1から配送依頼とメッセージが送信されてく
るのを待機する(ステップSC1)。クライアント1か
ら配送依頼とメッセージを受信すると、配送依頼からそ
こに含まれる宛先情報を特定する(ステップSC2)。
次に、宛先となるべき受信者の行動予定をスケジュール
データベース3に問い合わせる(ステップSC3)。ス
ケジュールデータベース3からの返答を受けると、伝送
媒体とアドレスの選択を行う(ステップSC4)。
配送支援(MDA)サーバ2における処理手順を表わす
フローチャートである。同図において、メッセージ配送
支援(MDA)サーバ2は処理を開始すると、最初にク
ライアント1から配送依頼とメッセージが送信されてく
るのを待機する(ステップSC1)。クライアント1か
ら配送依頼とメッセージを受信すると、配送依頼からそ
こに含まれる宛先情報を特定する(ステップSC2)。
次に、宛先となるべき受信者の行動予定をスケジュール
データベース3に問い合わせる(ステップSC3)。ス
ケジュールデータベース3からの返答を受けると、伝送
媒体とアドレスの選択を行う(ステップSC4)。
【0063】次に、選択した伝送媒体とアドレスの妥当
性の判定を行う(ステップSC5)。妥当性判定処理の
手順は後述する。選択した伝送媒体とアドレスの組が妥
当でないと判定された場合は、上記ステップSC3へ戻
り、受信者の次なる行動予定の検索と、<伝送媒体、ア
ドレス>の組の次候補の選択を繰り返す。他方、選択し
た伝送媒体とアドレスの組が妥当であると判定された場
合は、選択された伝送媒体に適合する表現形式で、配送
依頼に含まれる属性に適合する書式に基づくエンベロー
プデータの作成を行う(ステップSC6)。
性の判定を行う(ステップSC5)。妥当性判定処理の
手順は後述する。選択した伝送媒体とアドレスの組が妥
当でないと判定された場合は、上記ステップSC3へ戻
り、受信者の次なる行動予定の検索と、<伝送媒体、ア
ドレス>の組の次候補の選択を繰り返す。他方、選択し
た伝送媒体とアドレスの組が妥当であると判定された場
合は、選択された伝送媒体に適合する表現形式で、配送
依頼に含まれる属性に適合する書式に基づくエンベロー
プデータの作成を行う(ステップSC6)。
【0064】伝送媒体がファクスの場合、エンベロープ
データはファクスのカバーページのビットマップ画像で
ある。また、伝送媒体が電子メールの場合、エンベロー
プデータは電子メールヘッダである。また、伝送媒体が
「メール室」に設置されたリモートプリンタの場合、エ
ンベロープデータは所定の書式の「送り票」のビットマ
ップ画像である。エンベロープデータの作成に用いられ
る書式は、予めメッセージ配送支援(MDA)サーバ2
内部の記憶装置(図示略)に格納されており、配送依頼
に含まれるメッセージの「属性」(図4参照)と、スケ
ジュールデータベース3から問い合わせた送り先の特性
情報(図3の「代理」、「守秘」といったもの)とに応
じて、適切な書式が選択され採用される。従って、例え
ば代理人が介在する送り先に対する配送を行う際には、
「気付」を付したエンベロープデータを自動生成するこ
となどが可能である。
データはファクスのカバーページのビットマップ画像で
ある。また、伝送媒体が電子メールの場合、エンベロー
プデータは電子メールヘッダである。また、伝送媒体が
「メール室」に設置されたリモートプリンタの場合、エ
ンベロープデータは所定の書式の「送り票」のビットマ
ップ画像である。エンベロープデータの作成に用いられ
る書式は、予めメッセージ配送支援(MDA)サーバ2
内部の記憶装置(図示略)に格納されており、配送依頼
に含まれるメッセージの「属性」(図4参照)と、スケ
ジュールデータベース3から問い合わせた送り先の特性
情報(図3の「代理」、「守秘」といったもの)とに応
じて、適切な書式が選択され採用される。従って、例え
ば代理人が介在する送り先に対する配送を行う際には、
「気付」を付したエンベロープデータを自動生成するこ
となどが可能である。
【0065】次に、選択された伝送媒体サブシステムに
接続し、選択されたアドレス情報を含むエンベロープデ
ータとメッセージ内容とを送信する(ステップSC
7)。更に、伝送媒体サブシステムに対して送信したメ
ッセージの配送が無事完了したか否かを問い合わせる
(ステップSC8)。メッセージの配送完了が確認され
た場合は、一連の手順を終了する。
接続し、選択されたアドレス情報を含むエンベロープデ
ータとメッセージ内容とを送信する(ステップSC
7)。更に、伝送媒体サブシステムに対して送信したメ
ッセージの配送が無事完了したか否かを問い合わせる
(ステップSC8)。メッセージの配送完了が確認され
た場合は、一連の手順を終了する。
【0066】配送完了の方法は個々の伝送媒体サブシス
テムの特性によってそれぞれ異なるが、例えばファクス
送信サブシステム5における配送完了の確認は、ファク
ススプーラ106が管理する送信ログの問い合わせを行
い、当該送信要求の結果を確認することによって実現さ
れる。
テムの特性によってそれぞれ異なるが、例えばファクス
送信サブシステム5における配送完了の確認は、ファク
ススプーラ106が管理する送信ログの問い合わせを行
い、当該送信要求の結果を確認することによって実現さ
れる。
【0067】また、電子メールサブシステム4の配送完
了の確認は、電子メールサーバ101に対して問い合わ
せを行い実現する。配送完了は、電子メールサーバ10
1が管理する送信キューから当該メールが送出された時
点で完了とする。
了の確認は、電子メールサーバ101に対して問い合わ
せを行い実現する。配送完了は、電子メールサーバ10
1が管理する送信キューから当該メールが送出された時
点で完了とする。
【0068】また、或いはよく知られたインターネット
の電子メールプロトコルにおいて用いられているRetur
n-Receipt-Toヘッダの仕組みによって、当該メールが
受信相手の電子メールサーバ101にまで到達した際
に、先方のサーバから受領通知を送り返させるように構
成してもよい。この場合、電子メールサブシステム4は
送信メール中に、自らが管理する予め定めたアドレスへ
の受領通知返信を要求するReturn-Receipt-Toヘッダ
を含め、返信された受領通知が到着した時点で配送の完
了と見なす。
の電子メールプロトコルにおいて用いられているRetur
n-Receipt-Toヘッダの仕組みによって、当該メールが
受信相手の電子メールサーバ101にまで到達した際
に、先方のサーバから受領通知を送り返させるように構
成してもよい。この場合、電子メールサブシステム4は
送信メール中に、自らが管理する予め定めたアドレスへ
の受領通知返信を要求するReturn-Receipt-Toヘッダ
を含め、返信された受領通知が到着した時点で配送の完
了と見なす。
【0069】或いはまた、受信者が受け取ったメールを
読む操作を行った時点で開封確認通知を自動返信する機
能を持つ電子メールシステムを採用した場合、受信者が
メッセージを参照し、開封通知が返信され、それが電子
メールサーバ101に到達した時点で配送の完了と見な
すこともできる。
読む操作を行った時点で開封確認通知を自動返信する機
能を持つ電子メールシステムを採用した場合、受信者が
メッセージを参照し、開封通知が返信され、それが電子
メールサーバ101に到達した時点で配送の完了と見な
すこともできる。
【0070】例えばファクスにおける話中などの理由に
よって配送が滞り、上記ステップSC8で配送の完了が
確認されない場合は、ステップSC9へ移行する。即
ち、処理中のメッセージの有効期限と現在の時刻の比較
を行う(ステップSC9)。
よって配送が滞り、上記ステップSC8で配送の完了が
確認されない場合は、ステップSC9へ移行する。即
ち、処理中のメッセージの有効期限と現在の時刻の比較
を行う(ステップSC9)。
【0071】尚、上記ステップSC9における有効期限
と現在の時刻との比較は、選択した<伝送媒体、アドレ
ス>の組から導かれる配送所要時間を加味し、現在時刻
+配送所要時間が受信者の有効期限を過ぎていた場合に
真(YES)と判定するように構成することもできる。
と現在の時刻との比較は、選択した<伝送媒体、アドレ
ス>の組から導かれる配送所要時間を加味し、現在時刻
+配送所要時間が受信者の有効期限を過ぎていた場合に
真(YES)と判定するように構成することもできる。
【0072】上記ステップSC11において既に有効期
限を過ぎた場合は、伝送媒体サブシステムに送信したメ
ッセージのキャンセルを試みる(ステップSC10)。
更に、当該メッセージの配送要求を発行したクライアン
ト宛に配送の未完通知を行うために、メッセージ配送支
援(MDA)サーバ2自身が当該サーバ2に対するクラ
イアントとして動作し、未完通知メッセージの配送を要
求する(ステップSC11)。この結果、当該未完通知
メッセージ配送の要求に対応して一連の処理が新たに起
動される。上記ステップSC11を終えると本処理を終
了する。
限を過ぎた場合は、伝送媒体サブシステムに送信したメ
ッセージのキャンセルを試みる(ステップSC10)。
更に、当該メッセージの配送要求を発行したクライアン
ト宛に配送の未完通知を行うために、メッセージ配送支
援(MDA)サーバ2自身が当該サーバ2に対するクラ
イアントとして動作し、未完通知メッセージの配送を要
求する(ステップSC11)。この結果、当該未完通知
メッセージ配送の要求に対応して一連の処理が新たに起
動される。上記ステップSC11を終えると本処理を終
了する。
【0073】他方、上記ステップSC11において現在
時刻が有効期限内の場合は、ステップSC12へ移行し
処理を続行する。即ち、上記ステップSC3で問い合わ
せ上記ステップSC4における選択の基準として用いた
受信者の行動予定と現在の時刻の比較を行う(ステップ
SC12)。
時刻が有効期限内の場合は、ステップSC12へ移行し
処理を続行する。即ち、上記ステップSC3で問い合わ
せ上記ステップSC4における選択の基準として用いた
受信者の行動予定と現在の時刻の比較を行う(ステップ
SC12)。
【0074】尚、上記ステップSC12における受信者
の行動予定と現在の時刻との比較は、選択した<伝送媒
体、アドレス>の組から導かれる配送所要時間を加味
し、現在時刻+配送所要時間が受信者の移動時刻を過ぎ
ていた場合に真(YES)と判定するように構成するこ
ともできる。
の行動予定と現在の時刻との比較は、選択した<伝送媒
体、アドレス>の組から導かれる配送所要時間を加味
し、現在時刻+配送所要時間が受信者の移動時刻を過ぎ
ていた場合に真(YES)と判定するように構成するこ
ともできる。
【0075】上記ステップSC12において行動予定か
ら受信者の移動が検出された場合、改めて適切な伝送媒
体とアドレスを再選択するために、先ず、伝送媒体サブ
システムに送信したメッセージのキャンセルを行う(ス
テップSC13)。次に、上記ステップSC3へ戻り、
受信者の次の行動予定の問い合わせから一連のステップ
を繰り返す。
ら受信者の移動が検出された場合、改めて適切な伝送媒
体とアドレスを再選択するために、先ず、伝送媒体サブ
システムに送信したメッセージのキャンセルを行う(ス
テップSC13)。次に、上記ステップSC3へ戻り、
受信者の次の行動予定の問い合わせから一連のステップ
を繰り返す。
【0076】尚、第2の実施の形態では、上記ステップ
SC13で伝送媒体サブシステムへ送信したメッセージ
のキャンセルを行っているため、受信者は最終的には同
一のメッセージを重複して受け取ることにはならない。
SC13で伝送媒体サブシステムへ送信したメッセージ
のキャンセルを行っているため、受信者は最終的には同
一のメッセージを重複して受け取ることにはならない。
【0077】例えば上記図4の送信メッセージの例で
は、時刻は午後3時05分に、属性が「至急」且つ「社
外秘」であり有効期限が午後7時であるメッセージの配
送を、クライアント1が要求している。メッセージ配送
支援(MDA)サーバ2はスケジュールデータベース3
への問い合わせを行い、上記図3に示したような行動予
定を得る。
は、時刻は午後3時05分に、属性が「至急」且つ「社
外秘」であり有効期限が午後7時であるメッセージの配
送を、クライアント1が要求している。メッセージ配送
支援(MDA)サーバ2はスケジュールデータベース3
への問い合わせを行い、上記図3に示したような行動予
定を得る。
【0078】上記図3の例の場合、午後1時から会議が
予定されている取引先会社にファクスとしてメッセージ
を送信すればよいことがわかる。即ち、<FAX、03-3
333-xxxx>が選択される。ところが、当該メッセージは
「社外秘」であり、しかも当該宛先は代理人が介在する
経路であり、且つ守秘性が無いことから、選択された伝
送媒体であるファクスと、選択されたアドレスであるフ
ァクス番号の組は妥当でないと判定される。
予定されている取引先会社にファクスとしてメッセージ
を送信すればよいことがわかる。即ち、<FAX、03-3
333-xxxx>が選択される。ところが、当該メッセージは
「社外秘」であり、しかも当該宛先は代理人が介在する
経路であり、且つ守秘性が無いことから、選択された伝
送媒体であるファクスと、選択されたアドレスであるフ
ァクス番号の組は妥当でないと判定される。
【0079】そこで、スケジュールデータベース3から
次なる予定の検索を行い、再度、伝送媒体とアドレスを
選択する。次に選択される伝送媒体とアドレスの組は、
<email、kim@my.office.co.jp>であり、この選択は
同様の判定手順によって妥当と判定される。そこで、メ
ッセージ配送支援(MDA)サーバ2は、電子メール用
の表現形式で本人宛の書式のエンベロープデータを作成
し、エンベロープデータとメッセージを電子メールサー
バ101へ渡す。
次なる予定の検索を行い、再度、伝送媒体とアドレスを
選択する。次に選択される伝送媒体とアドレスの組は、
<email、kim@my.office.co.jp>であり、この選択は
同様の判定手順によって妥当と判定される。そこで、メ
ッセージ配送支援(MDA)サーバ2は、電子メール用
の表現形式で本人宛の書式のエンベロープデータを作成
し、エンベロープデータとメッセージを電子メールサー
バ101へ渡す。
【0080】図7は第2の実施の形態に係る上記の手順
によって作成された電子メールによるメッセージ配送の
一例を示す図である。同図において、前半の7行は電子
メールヘッダであり、即ちクライアント1から渡された
配送依頼に基づいて作成されるエンベロープデータであ
る。空行を挟んだ以降の行はメッセージ本体である。最
後の1行は送信者の署名を表わすものであり、メッセー
ジ配送支援(MDA)サーバ2によって自動的に付加さ
れる。
によって作成された電子メールによるメッセージ配送の
一例を示す図である。同図において、前半の7行は電子
メールヘッダであり、即ちクライアント1から渡された
配送依頼に基づいて作成されるエンベロープデータであ
る。空行を挟んだ以降の行はメッセージ本体である。最
後の1行は送信者の署名を表わすものであり、メッセー
ジ配送支援(MDA)サーバ2によって自動的に付加さ
れる。
【0081】しかしながらここで、もしもネットワーク
100の不調等の理由によって電子メールの配送が滞っ
た場合、作成された上記図7の電子メールは指定アドレ
スに送信されないまま、受信者が移動する時刻午後4時
15分を過ぎてしまうことがあり得る。この場合、メッ
セージ配送支援(MDA)サーバ2は電子メールサブシ
ステム4の配送完了を確認しないまま、受信者が移動す
る時刻を迎えたことを検知し、電子メールサブシステム
4への当該メールの送信キャンセルを指示し、更に最適
な<伝送媒体、アドレス>の再選択と再配送を試みる。
この結果、受信者の6時からの予定に対応してファクス
番号03-5678-xxxxへのファクス送信を決定し、代理受信
ファクス用のカバーシート画像を作成しメッセージと共
にファクススプーラ106へ送信する。図8はファクス
スプーラ106へ渡される画像データの一例である。
100の不調等の理由によって電子メールの配送が滞っ
た場合、作成された上記図7の電子メールは指定アドレ
スに送信されないまま、受信者が移動する時刻午後4時
15分を過ぎてしまうことがあり得る。この場合、メッ
セージ配送支援(MDA)サーバ2は電子メールサブシ
ステム4の配送完了を確認しないまま、受信者が移動す
る時刻を迎えたことを検知し、電子メールサブシステム
4への当該メールの送信キャンセルを指示し、更に最適
な<伝送媒体、アドレス>の再選択と再配送を試みる。
この結果、受信者の6時からの予定に対応してファクス
番号03-5678-xxxxへのファクス送信を決定し、代理受信
ファクス用のカバーシート画像を作成しメッセージと共
にファクススプーラ106へ送信する。図8はファクス
スプーラ106へ渡される画像データの一例である。
【0082】またここで仮に、相手先のファクス装置の
故障等の理由によってファクスの配送が滞った場合、作
成された上記図8のファクスはファクススプーラ106
から送出されることなく、当該メッセージの有効期限で
ある午後7時を過ぎてしまうことがあり得る。この場
合、メッセージ配送支援(MDA)サーバ2はファクス
スプーラ106に対し当該ファクスの送信キャンセルを
指示し、メッセージ配送の試みを中止する。また同時
に、上記図4の送信メッセージの「送信元」を宛先と
し、配送が未完のまま終わったことを通知する情報を内
容とするメッセージの配送要求をスケジューリングす
る。図10はメッセージ配送支援(MDA)サーバ2に
よって自動生成される配送未完通知メッセージと同内容
のメッセージの一例を示す図である。
故障等の理由によってファクスの配送が滞った場合、作
成された上記図8のファクスはファクススプーラ106
から送出されることなく、当該メッセージの有効期限で
ある午後7時を過ぎてしまうことがあり得る。この場
合、メッセージ配送支援(MDA)サーバ2はファクス
スプーラ106に対し当該ファクスの送信キャンセルを
指示し、メッセージ配送の試みを中止する。また同時
に、上記図4の送信メッセージの「送信元」を宛先と
し、配送が未完のまま終わったことを通知する情報を内
容とするメッセージの配送要求をスケジューリングす
る。図10はメッセージ配送支援(MDA)サーバ2に
よって自動生成される配送未完通知メッセージと同内容
のメッセージの一例を示す図である。
【0083】上述したように、第2の実施の形態によれ
ば、クライアント1から送られた配送依頼とメッセージ
を処理するために、宛先となるべき受信者の行動予定を
スケジュールデータベース3に問い合わせることによっ
て妥当な伝送媒体とアドレスを選択し、選択した伝送媒
体の特性とメッセージの属性に応じたエンベロープデー
タを作成し、作成したエンベロープデータとメッセージ
を選択した伝送媒体へ渡し、伝送媒体による配送完了を
監視し、配送が完了しないまま受信者が次なる行動予定
に移行した場合は新たな伝送媒体とアドレスの再選択/
再送信を繰り返し、更にもしも配送が完了しないままメ
ッセージの有効期限を過ぎた場合はこの繰り返しを中止
することによって、受信者の所在を追跡したメッセージ
配送を簡便に行うことができる。
ば、クライアント1から送られた配送依頼とメッセージ
を処理するために、宛先となるべき受信者の行動予定を
スケジュールデータベース3に問い合わせることによっ
て妥当な伝送媒体とアドレスを選択し、選択した伝送媒
体の特性とメッセージの属性に応じたエンベロープデー
タを作成し、作成したエンベロープデータとメッセージ
を選択した伝送媒体へ渡し、伝送媒体による配送完了を
監視し、配送が完了しないまま受信者が次なる行動予定
に移行した場合は新たな伝送媒体とアドレスの再選択/
再送信を繰り返し、更にもしも配送が完了しないままメ
ッセージの有効期限を過ぎた場合はこの繰り返しを中止
することによって、受信者の所在を追跡したメッセージ
配送を簡便に行うことができる。
【0084】また、第2の実施の形態によれば、配送が
完了しないままメッセージの有効期限が過ぎた場合に、
繰り返し中止処理の一環として、メッセージ配送の未完
通知メッセージの配送要求を自動的にスケジューリング
するように構成したため、送信者は自らが発行したメッ
セージが有効期限内に宛先へ届かなかったことを容易に
知ることができる。
完了しないままメッセージの有効期限が過ぎた場合に、
繰り返し中止処理の一環として、メッセージ配送の未完
通知メッセージの配送要求を自動的にスケジューリング
するように構成したため、送信者は自らが発行したメッ
セージが有効期限内に宛先へ届かなかったことを容易に
知ることができる。
【0085】尚、第2の実施の形態では、メッセージの
伝送媒体として、電子メール、ファクス、及びリモート
プリンタの3つのサブシステムの例のみに限定している
が、これは他のメッセージの伝送媒体を追加または他の
メッセージの伝送媒体に置き換えることも可能であり、
同様の効果が得られることは言うまでもない。
伝送媒体として、電子メール、ファクス、及びリモート
プリンタの3つのサブシステムの例のみに限定している
が、これは他のメッセージの伝送媒体を追加または他の
メッセージの伝送媒体に置き換えることも可能であり、
同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0086】他のメッセージの伝送媒体としては、例え
ば、テキスト情報を合成音声によって読み上げる電話、
更にそれを受信側のボイスメールと組み合わせたシステ
ム、短文表示機能付のポケットベル、いわゆるネットニ
ューズや電子掲示板、ワールドワイドウェブ、ファクス
サーバ等の情報発信型のデータベースへの登録、受信者
のログイン端末へのチャット機能、等があげられる。第
2の実施の形態で示した3つの伝送媒体も、また、ここ
で示した他の伝送媒体の例の何れも、本発明の適用範囲
を限定するものではない。
ば、テキスト情報を合成音声によって読み上げる電話、
更にそれを受信側のボイスメールと組み合わせたシステ
ム、短文表示機能付のポケットベル、いわゆるネットニ
ューズや電子掲示板、ワールドワイドウェブ、ファクス
サーバ等の情報発信型のデータベースへの登録、受信者
のログイン端末へのチャット機能、等があげられる。第
2の実施の形態で示した3つの伝送媒体も、また、ここ
で示した他の伝送媒体の例の何れも、本発明の適用範囲
を限定するものではない。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、配送宛先たる受信者の情報を含む配送依頼と配
送内容たるメッセージとをクライアントから受け取り、
受信者へのメッセージ配送を支援するメッセージ配送支
援システムであって、受信者の行動予定を蓄積管理し、
検索に応じて受信者の所在情報を含む行動予定を返すデ
ータベース手段と、前記クライアントからの配送依頼に
応じて受信者をキーとする前記データベース手段の検索
を行い、検索して得た受信者の行動予定に基づき第1の
最適なアドレスを選択する選択手段と、メッセージを選
択されたアドレス宛に伝送する伝送手段とを具備してい
るため、受信者の行動予定を反映させた適切な伝送媒体
とアドレスにメッセージの自動配送を行うことが可能と
なり、システムの操作性を向上させることができる。こ
れにより、従来の如く、外出先等で移動している受信者
へメッセージを配送する際に、受信者の行動予定の確認
後に移動先の適切な場所へファクスや電子メール等を送
信する等の手間を解消することができる。
よれば、配送宛先たる受信者の情報を含む配送依頼と配
送内容たるメッセージとをクライアントから受け取り、
受信者へのメッセージ配送を支援するメッセージ配送支
援システムであって、受信者の行動予定を蓄積管理し、
検索に応じて受信者の所在情報を含む行動予定を返すデ
ータベース手段と、前記クライアントからの配送依頼に
応じて受信者をキーとする前記データベース手段の検索
を行い、検索して得た受信者の行動予定に基づき第1の
最適なアドレスを選択する選択手段と、メッセージを選
択されたアドレス宛に伝送する伝送手段とを具備してい
るため、受信者の行動予定を反映させた適切な伝送媒体
とアドレスにメッセージの自動配送を行うことが可能と
なり、システムの操作性を向上させることができる。こ
れにより、従来の如く、外出先等で移動している受信者
へメッセージを配送する際に、受信者の行動予定の確認
後に移動先の適切な場所へファクスや電子メール等を送
信する等の手間を解消することができる。
【0088】請求項2の発明によれば、前記請求項1記
載のメッセージ配送支援システムにおいて、選択された
アドレスを示す情報データを作成する作成手段と、当該
データを前記クライアントからのメッセージに添付して
前記伝送手段へ渡す供給手段と、前記伝送手段によるメ
ッセージの配送完了を確認する配送確認手段と、該配送
確認手段によりメッセージの配送完了が確認されないま
ま時刻が経過し、受信者の行動予定が示す最適なアドレ
スが更新された場合は、受信者の次なる行動予定に基づ
く第2の最適なアドレスを繰り返し再選択し、メッセー
ジの配送をやり直す配送制御手段とを具備しているた
め、受信者の行動予定を反映させた適切な伝送媒体とア
ドレスにメッセージの自動配送を行うことが可能とな
り、システムの操作性を向上させることができる。これ
により、従来の如く、外出先等で移動している受信者へ
メッセージを配送する際に、受信者の行動予定の確認後
に移動先の適切な場所へファクスや電子メール等を送信
する手間や、ファクスや電子メール等の話中やネットワ
ーク不調等で伝送が完了しないうちに受信者が所在を移
動した場合、メッセージを新たな送り先へ再送しなけれ
ばならない等の手間を解消することができる。
載のメッセージ配送支援システムにおいて、選択された
アドレスを示す情報データを作成する作成手段と、当該
データを前記クライアントからのメッセージに添付して
前記伝送手段へ渡す供給手段と、前記伝送手段によるメ
ッセージの配送完了を確認する配送確認手段と、該配送
確認手段によりメッセージの配送完了が確認されないま
ま時刻が経過し、受信者の行動予定が示す最適なアドレ
スが更新された場合は、受信者の次なる行動予定に基づ
く第2の最適なアドレスを繰り返し再選択し、メッセー
ジの配送をやり直す配送制御手段とを具備しているた
め、受信者の行動予定を反映させた適切な伝送媒体とア
ドレスにメッセージの自動配送を行うことが可能とな
り、システムの操作性を向上させることができる。これ
により、従来の如く、外出先等で移動している受信者へ
メッセージを配送する際に、受信者の行動予定の確認後
に移動先の適切な場所へファクスや電子メール等を送信
する手間や、ファクスや電子メール等の話中やネットワ
ーク不調等で伝送が完了しないうちに受信者が所在を移
動した場合、メッセージを新たな送り先へ再送しなけれ
ばならない等の手間を解消することができる。
【0089】請求項3の発明によれば、前記請求項1ま
たは2記載のメッセージ配送支援システムにおいて、前
記配送確認手段は、前記伝送手段の特性に応じて、前記
伝送手段からのメッセージの送出、或いは宛先アドレス
へのメッセージの到着、或いは受信者によるメッセージ
の参照の何れかをもって、メッセージの配送完了と見な
すため、ファクスや電子メール等、伝送手段(伝送媒
体)の特性に応じたメッセージ配送完了の確認を行うこ
とができる。
たは2記載のメッセージ配送支援システムにおいて、前
記配送確認手段は、前記伝送手段の特性に応じて、前記
伝送手段からのメッセージの送出、或いは宛先アドレス
へのメッセージの到着、或いは受信者によるメッセージ
の参照の何れかをもって、メッセージの配送完了と見な
すため、ファクスや電子メール等、伝送手段(伝送媒
体)の特性に応じたメッセージ配送完了の確認を行うこ
とができる。
【0090】請求項4の発明によれば、前記請求項1、
2または3記載のメッセージ配送支援システムにおい
て、前記供給手段から前記伝送手段へ渡されたまま配送
が完了していないメッセージをキャンセルするキャンセ
ル手段を具備してなり、該キャンセル手段は、前記配送
制御手段により第2の最適なアドレスが再選択された場
合は、既に前記供給手段から前記伝送手段へ渡されてい
る第1のアドレス宛のメッセージをキャンセルするた
め、受信者が同一のメッセージを複数重複して受け取る
といった不具合を解消することができる。
2または3記載のメッセージ配送支援システムにおい
て、前記供給手段から前記伝送手段へ渡されたまま配送
が完了していないメッセージをキャンセルするキャンセ
ル手段を具備してなり、該キャンセル手段は、前記配送
制御手段により第2の最適なアドレスが再選択された場
合は、既に前記供給手段から前記伝送手段へ渡されてい
る第1のアドレス宛のメッセージをキャンセルするた
め、受信者が同一のメッセージを複数重複して受け取る
といった不具合を解消することができる。
【0091】請求項5の発明によれば、前記請求項1、
2、3または4記載のメッセージ配送支援システムにお
いて、前記配送依頼は、メッセージの有効期限を示す情
報を含む配送依頼であり、前記配送制御手段は、前記配
送確認手段によりメッセージの配送完了が確認されない
ままメッセージの有効期限を過ぎた場合は、メッセージ
の再配送を中止するため、メッセージの配送が完了しな
いうちに当該メッセージの有効期限が過ぎた場合、自動
的にメッセージ配送の試みを中止することが可能とな
り、操作者の手を煩わせないようにシステムの合理性を
向上させることができる。これにより、従来の如く、受
信者を追跡してメッセージの配送を行う際に、メッセー
ジ内容の有効期限に配慮するといった煩雑な操作を解消
することができる。
2、3または4記載のメッセージ配送支援システムにお
いて、前記配送依頼は、メッセージの有効期限を示す情
報を含む配送依頼であり、前記配送制御手段は、前記配
送確認手段によりメッセージの配送完了が確認されない
ままメッセージの有効期限を過ぎた場合は、メッセージ
の再配送を中止するため、メッセージの配送が完了しな
いうちに当該メッセージの有効期限が過ぎた場合、自動
的にメッセージ配送の試みを中止することが可能とな
り、操作者の手を煩わせないようにシステムの合理性を
向上させることができる。これにより、従来の如く、受
信者を追跡してメッセージの配送を行う際に、メッセー
ジ内容の有効期限に配慮するといった煩雑な操作を解消
することができる。
【0092】請求項6の発明によれば、前記請求項1、
2、3、4または5記載のメッセージ配送支援システム
において、前記キャンセル手段は、メッセージの有効期
限が過ぎた場合は、既に前記供給手段から前記伝送手段
へ渡されている第1のアドレス宛のメッセージをキャン
セルするため、メッセージの配送が完了しないうちに当
該メッセージの有効期限が過ぎた場合、自動的にメッセ
ージをキャンセルすることが可能となり、操作者の手を
煩わせないようにシステムの合理性を向上させることが
できる。
2、3、4または5記載のメッセージ配送支援システム
において、前記キャンセル手段は、メッセージの有効期
限が過ぎた場合は、既に前記供給手段から前記伝送手段
へ渡されている第1のアドレス宛のメッセージをキャン
セルするため、メッセージの配送が完了しないうちに当
該メッセージの有効期限が過ぎた場合、自動的にメッセ
ージをキャンセルすることが可能となり、操作者の手を
煩わせないようにシステムの合理性を向上させることが
できる。
【0093】請求項7の発明によれば、前記請求項1、
2、3、4、5または6記載のメッセージ配送支援シス
テムにおいて、メッセージの配送依頼を行ったクライア
ントを第2の受信者とする配送依頼と、メッセージ配送
の失敗を伝える第2のメッセージとからなる要求を自動
的に生成する配送未完通知手段を具備してなり、該配送
未完通知手段は、前記配送制御手段によりクライアント
から要求された第1のメッセージの再配送が中止された
場合は、メッセージ配送の失敗をクライアントへ通知す
るため、クライアント側ではメッセージ配送の失敗を的
確に把握することができる。
2、3、4、5または6記載のメッセージ配送支援シス
テムにおいて、メッセージの配送依頼を行ったクライア
ントを第2の受信者とする配送依頼と、メッセージ配送
の失敗を伝える第2のメッセージとからなる要求を自動
的に生成する配送未完通知手段を具備してなり、該配送
未完通知手段は、前記配送制御手段によりクライアント
から要求された第1のメッセージの再配送が中止された
場合は、メッセージ配送の失敗をクライアントへ通知す
るため、クライアント側ではメッセージ配送の失敗を的
確に把握することができる。
【0094】請求項8の発明によれば、配送宛先たる受
信者の情報を含む配送依頼と配送内容たるメッセージと
をクライアントから受け取り、受信者へのメッセージ配
送を支援するメッセージ配送支援方法であって、受信者
の行動予定をデータベース手段に蓄積管理し、検索に応
じて受信者の所在情報を含む行動予定を返す蓄積管理ス
テップと、前記クライアントからの配送依頼に応じて受
信者をキーとする前記データベース手段の検索を行い、
検索して得た受信者の行動予定に基づき第1の最適なア
ドレスを選択する選択ステップと、メッセージを選択さ
れたアドレス宛に伝送手段を介して伝送する伝送ステッ
プとを有するため、受信者の行動予定を反映させた適切
な伝送媒体とアドレスにメッセージの自動配送を行うこ
とが可能となり、システムの操作性を向上させることが
できる。これにより、従来の如く、外出先等で移動して
いる受信者へメッセージを配送する際に、受信者の行動
予定の確認後に移動先の適切な場所へファクスや電子メ
ール等を送信する等の手間を解消することができる。
信者の情報を含む配送依頼と配送内容たるメッセージと
をクライアントから受け取り、受信者へのメッセージ配
送を支援するメッセージ配送支援方法であって、受信者
の行動予定をデータベース手段に蓄積管理し、検索に応
じて受信者の所在情報を含む行動予定を返す蓄積管理ス
テップと、前記クライアントからの配送依頼に応じて受
信者をキーとする前記データベース手段の検索を行い、
検索して得た受信者の行動予定に基づき第1の最適なア
ドレスを選択する選択ステップと、メッセージを選択さ
れたアドレス宛に伝送手段を介して伝送する伝送ステッ
プとを有するため、受信者の行動予定を反映させた適切
な伝送媒体とアドレスにメッセージの自動配送を行うこ
とが可能となり、システムの操作性を向上させることが
できる。これにより、従来の如く、外出先等で移動して
いる受信者へメッセージを配送する際に、受信者の行動
予定の確認後に移動先の適切な場所へファクスや電子メ
ール等を送信する等の手間を解消することができる。
【0095】請求項9の発明によれば、前記請求項8記
載のメッセージ配送支援システムにおいて、選択された
アドレスを示す情報データを作成する作成ステップと、
当該データを前記クライアントからのメッセージに添付
して前記伝送手段へ渡す供給ステップと、前記伝送手段
によるメッセージの配送完了を確認する配送確認ステッ
プと、該配送確認ステップでメッセージの配送完了が確
認されないまま時刻が経過し、受信者の行動予定が示す
最適なアドレスが更新された場合は、受信者の次なる行
動予定に基づく第2の最適なアドレスを繰り返し再選択
し、メッセージの配送をやり直す配送制御ステップとを
有するため、受信者の行動予定を反映させた適切な伝送
媒体とアドレスにメッセージの自動配送を行うことが可
能となり、システムの操作性を向上させることができ
る。これにより、従来の如く、外出先等で移動している
受信者へメッセージを配送する際に、受信者の行動予定
の確認後に移動先の適切な場所へファクスや電子メール
等を送信する手間や、ファクスや電子メール等の話中や
ネットワーク不調等で伝送が完了しないうちに受信者が
所在を移動した場合、メッセージを新たな送り先へ再送
しなければならない等の手間を解消することができる。
載のメッセージ配送支援システムにおいて、選択された
アドレスを示す情報データを作成する作成ステップと、
当該データを前記クライアントからのメッセージに添付
して前記伝送手段へ渡す供給ステップと、前記伝送手段
によるメッセージの配送完了を確認する配送確認ステッ
プと、該配送確認ステップでメッセージの配送完了が確
認されないまま時刻が経過し、受信者の行動予定が示す
最適なアドレスが更新された場合は、受信者の次なる行
動予定に基づく第2の最適なアドレスを繰り返し再選択
し、メッセージの配送をやり直す配送制御ステップとを
有するため、受信者の行動予定を反映させた適切な伝送
媒体とアドレスにメッセージの自動配送を行うことが可
能となり、システムの操作性を向上させることができ
る。これにより、従来の如く、外出先等で移動している
受信者へメッセージを配送する際に、受信者の行動予定
の確認後に移動先の適切な場所へファクスや電子メール
等を送信する手間や、ファクスや電子メール等の話中や
ネットワーク不調等で伝送が完了しないうちに受信者が
所在を移動した場合、メッセージを新たな送り先へ再送
しなければならない等の手間を解消することができる。
【0096】請求項10の発明によれば、前記請求項8
または9記載のメッセージ配送支援方法において、前記
配送確認ステップでは、前記伝送手段の特性に応じて、
前記伝送手段からのメッセージの送出、或いは宛先アド
レスへのメッセージの到着、或いは受信者によるメッセ
ージの参照の何れかをもって、メッセージの配送完了と
見なすため、ファクスや電子メール等、伝送手段(伝送
媒体)の特性に応じたメッセージ配送完了の確認を行う
ことができる。
または9記載のメッセージ配送支援方法において、前記
配送確認ステップでは、前記伝送手段の特性に応じて、
前記伝送手段からのメッセージの送出、或いは宛先アド
レスへのメッセージの到着、或いは受信者によるメッセ
ージの参照の何れかをもって、メッセージの配送完了と
見なすため、ファクスや電子メール等、伝送手段(伝送
媒体)の特性に応じたメッセージ配送完了の確認を行う
ことができる。
【0097】請求項11の発明によれば、前記請求項
8、9または10記載のメッセージ配送支援方法におい
て、前記伝送手段へ渡されたまま配送が完了していない
メッセージをキャンセルするキャンセルステップを有し
てなり、該キャンセルステップでは、前記配送制御ステ
ップで第2の最適なアドレスが再選択された場合は、既
に前記伝送手段へ渡されている第1のアドレス宛のメッ
セージをキャンセルするため、受信者が同一のメッセー
ジを複数重複して受け取るといった不具合を解消するこ
とができる。
8、9または10記載のメッセージ配送支援方法におい
て、前記伝送手段へ渡されたまま配送が完了していない
メッセージをキャンセルするキャンセルステップを有し
てなり、該キャンセルステップでは、前記配送制御ステ
ップで第2の最適なアドレスが再選択された場合は、既
に前記伝送手段へ渡されている第1のアドレス宛のメッ
セージをキャンセルするため、受信者が同一のメッセー
ジを複数重複して受け取るといった不具合を解消するこ
とができる。
【0098】請求項12の発明によれば、前記請求項
8、9、10または11記載のメッセージ配送支援方法
において、前記配送依頼は、メッセージの有効期限を示
す情報を含む配送依頼であり、前記配送制御ステップで
は、前記配送確認ステップでメッセージの配送完了が確
認されないままメッセージの有効期限を過ぎた場合は、
メッセージの再配送を中止するため、メッセージの配送
が完了しないうちに当該メッセージの有効期限が過ぎた
場合、自動的にメッセージ配送の試みを中止することが
可能となり、操作者の手を煩わせないようにシステムの
合理性を向上させることができる。これにより、従来の
如く、受信者を追跡してメッセージの配送を行う際に、
メッセージ内容の有効期限に配慮するといった煩雑な操
作を解消することができる。
8、9、10または11記載のメッセージ配送支援方法
において、前記配送依頼は、メッセージの有効期限を示
す情報を含む配送依頼であり、前記配送制御ステップで
は、前記配送確認ステップでメッセージの配送完了が確
認されないままメッセージの有効期限を過ぎた場合は、
メッセージの再配送を中止するため、メッセージの配送
が完了しないうちに当該メッセージの有効期限が過ぎた
場合、自動的にメッセージ配送の試みを中止することが
可能となり、操作者の手を煩わせないようにシステムの
合理性を向上させることができる。これにより、従来の
如く、受信者を追跡してメッセージの配送を行う際に、
メッセージ内容の有効期限に配慮するといった煩雑な操
作を解消することができる。
【0099】請求項13の発明によれば、前記請求項
8、9、10、11または12記載のメッセージ配送支
援方法において、前記キャンセルステップでは、メッセ
ージの有効期限が過ぎた場合は、既に前記伝送手段へ渡
されている第1のアドレス宛のメッセージをキャンセル
するため、メッセージの配送が完了しないうちに当該メ
ッセージの有効期限が過ぎた場合、自動的にメッセージ
をキャンセルすることが可能となり、操作者の手を煩わ
せないようにシステムの合理性を向上させることができ
る。
8、9、10、11または12記載のメッセージ配送支
援方法において、前記キャンセルステップでは、メッセ
ージの有効期限が過ぎた場合は、既に前記伝送手段へ渡
されている第1のアドレス宛のメッセージをキャンセル
するため、メッセージの配送が完了しないうちに当該メ
ッセージの有効期限が過ぎた場合、自動的にメッセージ
をキャンセルすることが可能となり、操作者の手を煩わ
せないようにシステムの合理性を向上させることができ
る。
【0100】請求項14の発明によれば、前記請求項
8、9、10、11、12または13記載のメッセージ
配送支援方法において、メッセージの配送依頼を行った
クライアントを第2の受信者とする配送依頼と、メッセ
ージ配送の失敗を伝える第2のメッセージとからなる要
求を自動的に生成する配送未完通知ステップを有してな
り、該配送未完通知ステップでは、前記配送制御ステッ
プでクライアントから要求された第1のメッセージの再
配送が中止された場合は、メッセージ配送の失敗をクラ
イアントへ通知するため、クライアント側ではメッセー
ジ配送の失敗を的確に把握することができる。
8、9、10、11、12または13記載のメッセージ
配送支援方法において、メッセージの配送依頼を行った
クライアントを第2の受信者とする配送依頼と、メッセ
ージ配送の失敗を伝える第2のメッセージとからなる要
求を自動的に生成する配送未完通知ステップを有してな
り、該配送未完通知ステップでは、前記配送制御ステッ
プでクライアントから要求された第1のメッセージの再
配送が中止された場合は、メッセージ配送の失敗をクラ
イアントへ通知するため、クライアント側ではメッセー
ジ配送の失敗を的確に把握することができる。
【図1】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るクラ
イアントとメッセージ配送支援システムの構成を示すブ
ロック図である。
イアントとメッセージ配送支援システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るクラ
イアントとメッセージ配送支援システムを構内ネットワ
ーク上で実現した場合における構成を示すブロック図で
ある。
イアントとメッセージ配送支援システムを構内ネットワ
ーク上で実現した場合における構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るスケ
ジュールデータベースが管理するデータの一例を示す画
面例の説明図である。
ジュールデータベースが管理するデータの一例を示す画
面例の説明図である。
【図4】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るクラ
イアントが受け取る配送依頼とメッセージの一例を示す
画面例の説明図である。
イアントが受け取る配送依頼とメッセージの一例を示す
画面例の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るメッセージ配
送支援サーバの処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
送支援サーバの処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るメッセージ配
送支援サーバの妥当性判定処理手順を示すフローチャー
トである。
送支援サーバの妥当性判定処理手順を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る電子
メールによるメッセージ配送の一例を示す説明図であ
る。
メールによるメッセージ配送の一例を示す説明図であ
る。
【図8】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るファ
クスによるメッセージ配送の一例を示す説明図である。
クスによるメッセージ配送の一例を示す説明図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るメッセージ配
送支援サーバの処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
送支援サーバの処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るメッセージ
配送支援サーバが自動作成する配送依頼とメッセージの
一例を示す説明図である。
配送支援サーバが自動作成する配送依頼とメッセージの
一例を示す説明図である。
【図11】従来例に係る電子メールとファクスのアドレ
スを一元管理するディレクトリの一例を示す画面例の説
明図である。
スを一元管理するディレクトリの一例を示す画面例の説
明図である。
1 クライアント 2 メッセージ配送支援サーバ(選択手段、作成手段、
供給手段、配送確認手段、配送制御手段、キャンセル手
段、配送未完通知手段) 3 スケジュールデータベース(データベース手段) 4 電子メールサブシステム(伝送手段) 5 ファクス送信サブシステム(伝送手段) 6 リモートプリンタサブシステム(伝送手段) 100 ネットワーク 101 電子メールサーバ 102 ルータ 103 外部ネットワーク 104 公衆回線網 105 MODEMユニット 106 ファクススプーラ 107 リモートプリンタ
供給手段、配送確認手段、配送制御手段、キャンセル手
段、配送未完通知手段) 3 スケジュールデータベース(データベース手段) 4 電子メールサブシステム(伝送手段) 5 ファクス送信サブシステム(伝送手段) 6 リモートプリンタサブシステム(伝送手段) 100 ネットワーク 101 電子メールサーバ 102 ルータ 103 外部ネットワーク 104 公衆回線網 105 MODEMユニット 106 ファクススプーラ 107 リモートプリンタ
Claims (14)
- 【請求項1】 配送宛先たる受信者の情報を含む配送依
頼と配送内容たるメッセージとをクライアントから受け
取り、受信者へのメッセージ配送を支援するメッセージ
配送支援システムであって、 受信者の行動予定を蓄積管理し、検索に応じて受信者の
所在情報を含む行動予定を返すデータベース手段と、前
記クライアントからの配送依頼に応じて受信者をキーと
する前記データベース手段の検索を行い、検索して得た
受信者の行動予定に基づき第1の最適なアドレスを選択
する選択手段と、メッセージを選択されたアドレス宛に
伝送する伝送手段とを具備することを特徴とするメッセ
ージ配送支援システム。 - 【請求項2】 前記請求項1記載のメッセージ支援シス
テムにおいて、選択されたアドレスを示す情報データを
作成する作成手段と、当該データを前記クライアントか
らのメッセージに添付して前記伝送手段へ渡す供給手段
と、前記伝送手段によるメッセージの配送完了を確認す
る配送確認手段と、該配送確認手段によりメッセージの
配送完了が確認されないまま時刻が経過し、受信者の行
動予定が示す最適なアドレスが更新された場合は、受信
者の次なる行動予定に基づく第2の最適なアドレスを繰
り返し再選択し、メッセージの配送をやり直す配送制御
手段とを具備することを特徴とするメッセージ配送支援
システム。 - 【請求項3】 前記請求項1または2記載のメッセージ
配送支援システムにおいて、前記配送確認手段は、前記
伝送手段の特性に応じて、前記伝送手段からのメッセー
ジの送出、或いは宛先アドレスへのメッセージの到着、
或いは受信者によるメッセージの参照の何れかをもっ
て、メッセージの配送完了と見なすことを特徴とするメ
ッセージ配送支援システム。 - 【請求項4】 前記請求項1、2または3記載のメッセ
ージ配送支援システムにおいて、前記供給手段から前記
伝送手段へ渡されたまま配送が完了していないメッセー
ジをキャンセルするキャンセル手段を具備してなり、該
キャンセル手段は、前記配送制御手段により第2の最適
なアドレスが再選択された場合は、既に前記供給手段か
ら前記伝送手段へ渡されている第1のアドレス宛のメッ
セージをキャンセルすることを特徴とするメッセージ配
送支援システム。 - 【請求項5】 前記請求項1、2、3または4記載のメ
ッセージ配送支援システムにおいて、前記配送依頼は、
メッセージの有効期限を示す情報を含む配送依頼であ
り、前記配送制御手段は、前記配送確認手段によりメッ
セージの配送完了が確認されないままメッセージの有効
期限を過ぎた場合は、メッセージの再配送を中止するこ
とを特徴とするメッセージ配送支援システム。 - 【請求項6】 前記請求項1、2、3、4または5記載
のメッセージ配送支援システムにおいて、前記キャンセ
ル手段は、メッセージの有効期限が過ぎた場合は、既に
前記供給手段から前記伝送手段へ渡されている第1のア
ドレス宛のメッセージをキャンセルすることを特徴とす
るメッセージ配送支援システム。 - 【請求項7】 前記請求項1、2、3、4、5または6
記載のメッセージ配送支援システムにおいて、メッセー
ジの配送依頼を行ったクライアントを第2の受信者とす
る配送依頼と、メッセージ配送の失敗を伝える第2のメ
ッセージとからなる要求を自動的に生成する配送未完通
知手段を具備してなり、該配送未完通知手段は、前記配
送制御手段によりクライアントから要求された第1のメ
ッセージの再配送が中止された場合は、メッセージ配送
の失敗をクライアントへ通知することを特徴とするメッ
セージ配送支援システム。 - 【請求項8】 配送宛先たる受信者の情報を含む配送依
頼と配送内容たるメッセージとをクライアントから受け
取り、受信者へのメッセージ配送を支援するメッセージ
配送支援方法であって、 受信者の行動予定をデータベース手段に蓄積管理し、検
索に応じて受信者の所在情報を含む行動予定を返す蓄積
管理ステップと、前記クライアントからの配送依頼に応
じて受信者をキーとする前記データベース手段の検索を
行い、検索して得た受信者の行動予定に基づき第1の最
適なアドレスを選択する選択ステップと、メッセージを
選択されたアドレス宛に伝送手段を介して伝送する伝送
ステップとを有することを特徴とするメッセージ配送支
援方法。 - 【請求項9】 前記請求項8記載のメッセージ配送支援
方法において、選択されたアドレスを示す情報データを
作成する作成ステップと、当該データを前記クライアン
トからのメッセージに添付して前記伝送手段へ渡す供給
ステップと、前記伝送手段によるメッセージの配送完了
を確認する配送確認ステップと、該配送確認ステップで
メッセージの配送完了が確認されないまま時刻が経過
し、受信者の行動予定が示す最適なアドレスが更新され
た場合は、受信者の次なる行動予定に基づく第2の最適
なアドレスを繰り返し再選択し、メッセージの配送をや
り直す配送制御ステップとを有することを特徴とするメ
ッセージ配送支援方法。 - 【請求項10】 前記請求項8または9記載のメッセー
ジ配送支援方法において、前記配送確認ステップでは、
前記伝送手段の特性に応じて、前記伝送手段からのメッ
セージの送出、或いは宛先アドレスへのメッセージの到
着、或いは受信者によるメッセージの参照の何れかをも
って、メッセージの配送完了と見なすことを特徴とする
メッセージ配送支援方法。 - 【請求項11】 前記請求項8、9または10記載のメ
ッセージ配送支援方法において、前記伝送手段へ渡され
たまま配送が完了していないメッセージをキャンセルす
るキャンセルステップを有してなり、該キャンセルステ
ップでは、前記配送制御ステップで第2の最適なアドレ
スが再選択された場合は、既に前記伝送手段へ渡されて
いる第1のアドレス宛のメッセージをキャンセルするこ
とを特徴とするメッセージ配送支援方法。 - 【請求項12】 前記請求項8、9、10または11記
載のメッセージ配送支援方法において、前記配送依頼
は、メッセージの有効期限を示す情報を含む配送依頼で
あり、前記配送制御ステップでは、前記配送確認ステッ
プでメッセージの配送完了が確認されないままメッセー
ジの有効期限を過ぎた場合は、メッセージの再配送を中
止することを特徴とするメッセージ配送支援方法。 - 【請求項13】 前記請求項8、9、10、11または
12記載のメッセージ配送支援方法において、前記キャ
ンセルステップでは、メッセージの有効期限が過ぎた場
合は、既に前記伝送手段へ渡されている第1のアドレス
宛のメッセージをキャンセルすることを特徴とするメッ
セージ配送支援方法。 - 【請求項14】 前記請求項8、9、10、11、12
または13記載のメッセージ配送支援方法において、メ
ッセージの配送依頼を行ったクライアントを第2の受信
者とする配送依頼と、メッセージ配送の失敗を伝える第
2のメッセージとからなる要求を自動的に生成する配送
未完通知ステップを有してなり、該配送未完通知ステッ
プでは、前記配送制御ステップでクライアントから要求
された第1のメッセージの再配送が中止された場合は、
メッセージ配送の失敗をクライアントへ通知することを
特徴とするメッセージ配送支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8182684A JPH1013461A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | メッセージ配送支援システム及びメッセージ配送支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8182684A JPH1013461A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | メッセージ配送支援システム及びメッセージ配送支援方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003122481A Division JP2004030604A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | メッセージ配送支援システム及びメッセージ配送支援方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1013461A true JPH1013461A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=16122635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8182684A Pending JPH1013461A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | メッセージ配送支援システム及びメッセージ配送支援方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1013461A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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