JPH10133183A - 液晶表示モジュール - Google Patents
液晶表示モジュールInfo
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- JPH10133183A JPH10133183A JP8291599A JP29159996A JPH10133183A JP H10133183 A JPH10133183 A JP H10133183A JP 8291599 A JP8291599 A JP 8291599A JP 29159996 A JP29159996 A JP 29159996A JP H10133183 A JPH10133183 A JP H10133183A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動回路を構成するチップ部品を搭載するた
めのチップ部品搭載エリアを液晶パネルの表示エリア内
に設け、携帯用電子機器用に適した外形面積の小さい小
形化された液晶表示モジュールを提供する。 【解決手段】 液晶パネル1と、該液晶パネルの背面側
に設けられるバックライト2と、該バックライトの背面
側に設けられ、前記液晶パネルを駆動する駆動回路が形
成された回路基板3と、該回路基板に設けられる前記駆
動回路を構成するチップ部品6とからなる液晶表示モジ
ュールであって、前記バックライトと前記回路基板との
間に空隙部7が形成され、該空隙部の前記回路基板上に
前記チップ部品が搭載されている。
めのチップ部品搭載エリアを液晶パネルの表示エリア内
に設け、携帯用電子機器用に適した外形面積の小さい小
形化された液晶表示モジュールを提供する。 【解決手段】 液晶パネル1と、該液晶パネルの背面側
に設けられるバックライト2と、該バックライトの背面
側に設けられ、前記液晶パネルを駆動する駆動回路が形
成された回路基板3と、該回路基板に設けられる前記駆
動回路を構成するチップ部品6とからなる液晶表示モジ
ュールであって、前記バックライトと前記回路基板との
間に空隙部7が形成され、該空隙部の前記回路基板上に
前記チップ部品が搭載されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示モジュール
に関する。さらに詳しくは、携帯電話機などの携帯機器
の表示用に用いられる小型の液晶表示モジュールに関す
る。
に関する。さらに詳しくは、携帯電話機などの携帯機器
の表示用に用いられる小型の液晶表示モジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機などに用いられる液晶表示モ
ジュールは図4に示されるような構造になっている。図
4において、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)
は側面図で、1は液晶パネルで、その背面側にバックラ
イト2が設けられ、さらにその背面側には、液晶パネル
1を駆動する回路が形成されるプリント基板などからな
る回路基板3が設けられている。液晶パネル1の各電極
端子と回路基板3の回路端子とを電気的に接続するた
め、可撓性の絶縁性フィルムに細い導電薄膜からなる配
線が多数形成されたヒートシール4により、液晶パネル
1の背面側に折り曲げて液晶パネル1の各電極を導出
し、TAB5に接続してIC5aなどにより信号処理を
し、少なくされた端子が回路基板3の回路端子にハンダ
付けされている。回路基板3にはその各回路端子に接続
される駆動回路の配線がなされると共に、その回路を構
成するチップ部品6などが搭載されている。ヒートシー
ル4やTAB5の配線の多い部分はその導電薄膜も細い
ため、何度も折り曲げると断線しやすく、動かないよう
に回路基板3に固定されると共に、回路基板3はバック
ライト2と共に液晶パネル1と固定されている。
ジュールは図4に示されるような構造になっている。図
4において、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)
は側面図で、1は液晶パネルで、その背面側にバックラ
イト2が設けられ、さらにその背面側には、液晶パネル
1を駆動する回路が形成されるプリント基板などからな
る回路基板3が設けられている。液晶パネル1の各電極
端子と回路基板3の回路端子とを電気的に接続するた
め、可撓性の絶縁性フィルムに細い導電薄膜からなる配
線が多数形成されたヒートシール4により、液晶パネル
1の背面側に折り曲げて液晶パネル1の各電極を導出
し、TAB5に接続してIC5aなどにより信号処理を
し、少なくされた端子が回路基板3の回路端子にハンダ
付けされている。回路基板3にはその各回路端子に接続
される駆動回路の配線がなされると共に、その回路を構
成するチップ部品6などが搭載されている。ヒートシー
ル4やTAB5の配線の多い部分はその導電薄膜も細い
ため、何度も折り曲げると断線しやすく、動かないよう
に回路基板3に固定されると共に、回路基板3はバック
ライト2と共に液晶パネル1と固定されている。
【0003】この種の携帯機器用の液晶パネル1の大き
さは、その用途によっても異なるが、小さいものでは縦
の長さAが1.5〜2cm程度、横の長さBが2.5〜3
cm程度と小さく、TAB5が回路基板3に固定される
とチップ部品6を装着するスペースがない。そのため、
図4に示されるように、液晶パネル1より大きく出っ張
った回路基板3を使用し、その出っ張った部分(チップ
部品搭載エリア)3aにチップ部品6を搭載している。
このチップ部品搭載エリア3aの長さCは0.5〜1c
m程度となるため、全体の面積に対して占める面積は大
きく、電子機器の小形化要請に対してネックとなってい
る。なお、この種の液晶表示モジュールの厚さDは3〜
5mm程度である。
さは、その用途によっても異なるが、小さいものでは縦
の長さAが1.5〜2cm程度、横の長さBが2.5〜3
cm程度と小さく、TAB5が回路基板3に固定される
とチップ部品6を装着するスペースがない。そのため、
図4に示されるように、液晶パネル1より大きく出っ張
った回路基板3を使用し、その出っ張った部分(チップ
部品搭載エリア)3aにチップ部品6を搭載している。
このチップ部品搭載エリア3aの長さCは0.5〜1c
m程度となるため、全体の面積に対して占める面積は大
きく、電子機器の小形化要請に対してネックとなってい
る。なお、この種の液晶表示モジュールの厚さDは3〜
5mm程度である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、携帯用
電子機器に用いられる液晶表示モジュールは、携帯用電
子機器の小形化要請に伴い、外形サイズの一層の小形化
が要求されているが、従来の液晶表示モジュールは表示
エリアよりもチップ部品搭載エリアの面積分大きな面積
を確保する必要がある。そのため、小形化の妨げになる
と共に、表示にも寄与しないデッドスペースが大きいと
いう問題がある。
電子機器に用いられる液晶表示モジュールは、携帯用電
子機器の小形化要請に伴い、外形サイズの一層の小形化
が要求されているが、従来の液晶表示モジュールは表示
エリアよりもチップ部品搭載エリアの面積分大きな面積
を確保する必要がある。そのため、小形化の妨げになる
と共に、表示にも寄与しないデッドスペースが大きいと
いう問題がある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、駆動回路を構成するチップ部品を搭
載するためのチップ部品搭載エリアを液晶パネルの表示
エリア内に設け、携帯用電子機器用に適した外形面積の
小さい小形化された液晶表示モジュールを提供すること
を目的とする。
になされたもので、駆動回路を構成するチップ部品を搭
載するためのチップ部品搭載エリアを液晶パネルの表示
エリア内に設け、携帯用電子機器用に適した外形面積の
小さい小形化された液晶表示モジュールを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶表示モ
ジュールは、液晶パネルと、該液晶パネルの背面側に設
けられるバックライトと、該バックライトの背面側に設
けられ、前記液晶パネルを駆動する駆動回路が形成され
た回路基板と、該回路基板に設けられる前記駆動回路を
構成するチップ部品とからなる液晶表示モジュールであ
って、前記バックライトと前記回路基板との間に空隙部
が形成され、該空隙部の前記回路基板上に前記チップ部
品が搭載されている。この構造にすることにより、回路
基板にチップ部品搭載用の出っ張り部分を設ける必要が
なく、外形面積としては液晶パネルの大きさ程度に収ま
り、小形の液晶表示モジュールとなる。また、回路基板
は前述の空隙部を形成する空隙部周囲の凸部により固定
され、ヒートシールなどの細い配線が形成された部品な
どは信頼性高く保持される。
ジュールは、液晶パネルと、該液晶パネルの背面側に設
けられるバックライトと、該バックライトの背面側に設
けられ、前記液晶パネルを駆動する駆動回路が形成され
た回路基板と、該回路基板に設けられる前記駆動回路を
構成するチップ部品とからなる液晶表示モジュールであ
って、前記バックライトと前記回路基板との間に空隙部
が形成され、該空隙部の前記回路基板上に前記チップ部
品が搭載されている。この構造にすることにより、回路
基板にチップ部品搭載用の出っ張り部分を設ける必要が
なく、外形面積としては液晶パネルの大きさ程度に収ま
り、小形の液晶表示モジュールとなる。また、回路基板
は前述の空隙部を形成する空隙部周囲の凸部により固定
され、ヒートシールなどの細い配線が形成された部品な
どは信頼性高く保持される。
【0007】前記バックライトの背面側に段差部が形成
され、該段差部の凸面で前記回路基板が固定され、前記
段差部の凹面と前記回路基板との空隙部に前記チップ部
品が設けられることにより、バックライトを介した液晶
パネルと回路基板との固定を従来と同様に簡単に行うこ
とができると共に、バックライトと回路基板との間に空
隙部が形成され、チップ部品を搭載することができる。
そのため、簡単な製造工程で信頼性が高く小形の液晶表
示モジュール得られる。
され、該段差部の凸面で前記回路基板が固定され、前記
段差部の凹面と前記回路基板との空隙部に前記チップ部
品が設けられることにより、バックライトを介した液晶
パネルと回路基板との固定を従来と同様に簡単に行うこ
とができると共に、バックライトと回路基板との間に空
隙部が形成され、チップ部品を搭載することができる。
そのため、簡単な製造工程で信頼性が高く小形の液晶表
示モジュール得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の液晶表示モジュールについて説明をする。図1
(a)〜(c)は本発明の液晶表示モジュールの一実施
形態の説明図で、それぞれ平面図、底面図、および側断
面図である。
明の液晶表示モジュールについて説明をする。図1
(a)〜(c)は本発明の液晶表示モジュールの一実施
形態の説明図で、それぞれ平面図、底面図、および側断
面図である。
【0009】本発明の液晶表示モジュールは、図1
(c)に示されるように、液晶パネル1の背面側にバッ
クライト2が設けられ、さらにその背面側に回路基板3
が設けられ、回路基板3にはTAB5およびチップ部品
6などが設けられて液晶パネル1を駆動する駆動回路が
形成されている。液晶パネル1の各電極端子とTAB5
との間はヒートシール4により接続されている。ヒート
シール4は可撓性フィルムに細い導電薄膜が多数設けら
れ、液晶パネル1の表面側から背面側に曲げられるよう
に可撓性の配線フィルムとして形成されている。バック
ライト2の底面側には段差(凹部)が形成されていて、
回路基板3との間に空隙部7が設けられており、この空
隙部7に収まるようにチップ部品6が回路基板3に搭載
されている。
(c)に示されるように、液晶パネル1の背面側にバッ
クライト2が設けられ、さらにその背面側に回路基板3
が設けられ、回路基板3にはTAB5およびチップ部品
6などが設けられて液晶パネル1を駆動する駆動回路が
形成されている。液晶パネル1の各電極端子とTAB5
との間はヒートシール4により接続されている。ヒート
シール4は可撓性フィルムに細い導電薄膜が多数設けら
れ、液晶パネル1の表面側から背面側に曲げられるよう
に可撓性の配線フィルムとして形成されている。バック
ライト2の底面側には段差(凹部)が形成されていて、
回路基板3との間に空隙部7が設けられており、この空
隙部7に収まるようにチップ部品6が回路基板3に搭載
されている。
【0010】バックライト2は、たとえば図2に示され
るように、ポリカーボネートやアクリル樹脂(PMM
A)などからなる導光板21の側面からLEDなどから
なる発光素子22により光を導入し、導光板21の底面
や側面に設けられた反射板23などにより反射された光
をその表面から放射させ、液晶パネル1に光を供給する
構造のものとすることができる。本発明の液晶表示モジ
ュールに用いられるバックライト2は、たとえば図2に
示されるような凹部24がその底面側に形成され、底面
側に設けられる回路基板3との間に空隙部7(図1参
照)が形成されることに特徴がある。
るように、ポリカーボネートやアクリル樹脂(PMM
A)などからなる導光板21の側面からLEDなどから
なる発光素子22により光を導入し、導光板21の底面
や側面に設けられた反射板23などにより反射された光
をその表面から放射させ、液晶パネル1に光を供給する
構造のものとすることができる。本発明の液晶表示モジ
ュールに用いられるバックライト2は、たとえば図2に
示されるような凹部24がその底面側に形成され、底面
側に設けられる回路基板3との間に空隙部7(図1参
照)が形成されることに特徴がある。
【0011】この凹部24は、前述のように、バックラ
イト2の底面側に回路基板3が設けられた場合に、回路
基板3とバックライト2との間に空隙部が形成されるよ
うにするためのもので、チップ部品6を収容できる深
さ、たとえば1〜1.5mm程度の深さに形成される。
この凹部24は、図1に示されるように、チップ部品6
を収容する空隙部7が形成されればよいため、このよう
な凹部形状になっていなくても周囲に部分的に凸部が設
けられることにより段差が形成されて回路基板3との間
に空隙部7が形成されていてもよい。また、バックライ
ト2の底面は平坦面で、回路基板3との間にスペーサが
介されることにより両者間に空隙部7が形成されてもよ
い。要はバックライト2と回路基板3との間にチップ部
品6を収納し得る空隙部7が形成されておればよい。
イト2の底面側に回路基板3が設けられた場合に、回路
基板3とバックライト2との間に空隙部が形成されるよ
うにするためのもので、チップ部品6を収容できる深
さ、たとえば1〜1.5mm程度の深さに形成される。
この凹部24は、図1に示されるように、チップ部品6
を収容する空隙部7が形成されればよいため、このよう
な凹部形状になっていなくても周囲に部分的に凸部が設
けられることにより段差が形成されて回路基板3との間
に空隙部7が形成されていてもよい。また、バックライ
ト2の底面は平坦面で、回路基板3との間にスペーサが
介されることにより両者間に空隙部7が形成されてもよ
い。要はバックライト2と回路基板3との間にチップ部
品6を収納し得る空隙部7が形成されておればよい。
【0012】また、凹部24が形成された部分の導光板
21の厚さは、あまり薄くなると表面から均一な発光が
得られないため、従来と同様の寸法、すなわちその面積
によっても異なるが、1.5〜2mm程度は設けられる
必要がある。なお、図2に示されるバックライト2は概
念的に示されているが、実際には発光素子22と導光板
21とは光が外部に漏れないで効率的に利用できるよう
に遮光シートなどにより覆われている。また、バックラ
イト2はこの構造のものでなくても、たとえばポリカー
ボネートやアクリル樹脂(PMMA)などのプラスティ
ックケースの底部にLEDチップが配列されたものでも
よい。
21の厚さは、あまり薄くなると表面から均一な発光が
得られないため、従来と同様の寸法、すなわちその面積
によっても異なるが、1.5〜2mm程度は設けられる
必要がある。なお、図2に示されるバックライト2は概
念的に示されているが、実際には発光素子22と導光板
21とは光が外部に漏れないで効率的に利用できるよう
に遮光シートなどにより覆われている。また、バックラ
イト2はこの構造のものでなくても、たとえばポリカー
ボネートやアクリル樹脂(PMMA)などのプラスティ
ックケースの底部にLEDチップが配列されたものでも
よい。
【0013】液晶パネル1は、通常の液晶パネルと同様
の構成で、たとえば図3に示されるように構成されてい
る。すなわち、絶縁性透明基板11、12の一表面に電
極パターン13、14がそれぞれ形成されると共に、液
晶分子を一定の方向に配向させる配向膜15、16がさ
らに設けられている。2枚の絶縁性透明基板11、12
は図示しないスペーサにより一定の間隙を保持しなが
ら、前述の電極パターン13、14が対向するように、
その周囲でシール剤17により貼着されて、その間隙に
液晶材料が注入されることにより液晶層18が2枚の絶
縁性透明基板11、12により挟持されている。さら
に、絶縁性透明基板11、12の外側にはそれぞれ偏光
板19a、19bが設けられ、これらにより液晶パネル
1が形成されている。この対向する電極パターン13、
14に電圧が印加されることにより、その間の液晶分子
の配列方向が変化し、偏光板19a、19bの吸収軸の
方向と共にバックライト2からの光の透過および不透過
が制御され、画素ごとにオンオフされて所望の表示がな
される。
の構成で、たとえば図3に示されるように構成されてい
る。すなわち、絶縁性透明基板11、12の一表面に電
極パターン13、14がそれぞれ形成されると共に、液
晶分子を一定の方向に配向させる配向膜15、16がさ
らに設けられている。2枚の絶縁性透明基板11、12
は図示しないスペーサにより一定の間隙を保持しなが
ら、前述の電極パターン13、14が対向するように、
その周囲でシール剤17により貼着されて、その間隙に
液晶材料が注入されることにより液晶層18が2枚の絶
縁性透明基板11、12により挟持されている。さら
に、絶縁性透明基板11、12の外側にはそれぞれ偏光
板19a、19bが設けられ、これらにより液晶パネル
1が形成されている。この対向する電極パターン13、
14に電圧が印加されることにより、その間の液晶分子
の配列方向が変化し、偏光板19a、19bの吸収軸の
方向と共にバックライト2からの光の透過および不透過
が制御され、画素ごとにオンオフされて所望の表示がな
される。
【0014】回路基板3はプリント基板などからなり、
液晶パネル1を駆動する駆動回路を形成するための配線
が設けられると共に、その配線に接続されるようにチッ
プ部品6が搭載されてハンダ付けされている。本発明の
液晶表示モジュールにおける回路基板3は、従来のよう
にチップ搭載用の出っ張り部が形成されないで、液晶パ
ネル1の大きさとほぼ同じ大きさに形成されており、そ
の回路基板3の表面側で、バックライト2の底面の凹部
により形成された回路基板3とバックライト2との間の
間隙部7に収納されるようにチップ部品6が搭載されて
いることに特徴がある。
液晶パネル1を駆動する駆動回路を形成するための配線
が設けられると共に、その配線に接続されるようにチッ
プ部品6が搭載されてハンダ付けされている。本発明の
液晶表示モジュールにおける回路基板3は、従来のよう
にチップ搭載用の出っ張り部が形成されないで、液晶パ
ネル1の大きさとほぼ同じ大きさに形成されており、そ
の回路基板3の表面側で、バックライト2の底面の凹部
により形成された回路基板3とバックライト2との間の
間隙部7に収納されるようにチップ部品6が搭載されて
いることに特徴がある。
【0015】TAB5は、前述のように、液晶パネル1
の非常に多い電極端子と回路基板3の駆動回路部分とを
接続する際の駆動回路側でその端子数が少なくなるよう
に信号処理回路用のIC5aなどが設けられた駆動回路
の一部で、絶縁性フィルムに細い導電性薄膜からなる配
線およびIC5aなどが設けられることにより形成され
ている。液晶パネル1の電極端子側の端子数の多い方は
ヒートシール4により接続され、端子数の少ない方は、
ハンダ付けなどにより回路基板3の回路端子と接続され
ると共に、ヒートシール4の配線およびその接続部や、
TAB自身の配線などを保護するため、回路基板3に固
定されている。
の非常に多い電極端子と回路基板3の駆動回路部分とを
接続する際の駆動回路側でその端子数が少なくなるよう
に信号処理回路用のIC5aなどが設けられた駆動回路
の一部で、絶縁性フィルムに細い導電性薄膜からなる配
線およびIC5aなどが設けられることにより形成され
ている。液晶パネル1の電極端子側の端子数の多い方は
ヒートシール4により接続され、端子数の少ない方は、
ハンダ付けなどにより回路基板3の回路端子と接続され
ると共に、ヒートシール4の配線およびその接続部や、
TAB自身の配線などを保護するため、回路基板3に固
定されている。
【0016】ヒートシール4は、前述のように、液晶パ
ネル1の表面側から裏面側に電極端子を導出するため、
可撓性のフィルムに細くて薄い導電性薄膜により配線が
設けられたもので、液晶パネル1の裏面側に曲げられる
ようになっている。しかし、配線は非常に細くて何回も
折り曲げると断線するため、TAB5を介して回路基板
3に固定され、回路基板3もバックライト2を介して液
晶パネル1としっかりと固定される。なお、ヒートシー
ル4と液晶パネル1の各電極端子およびTAB5との接
続は、共に異方導電性接着剤を用いて熱圧着により接続
される。
ネル1の表面側から裏面側に電極端子を導出するため、
可撓性のフィルムに細くて薄い導電性薄膜により配線が
設けられたもので、液晶パネル1の裏面側に曲げられる
ようになっている。しかし、配線は非常に細くて何回も
折り曲げると断線するため、TAB5を介して回路基板
3に固定され、回路基板3もバックライト2を介して液
晶パネル1としっかりと固定される。なお、ヒートシー
ル4と液晶パネル1の各電極端子およびTAB5との接
続は、共に異方導電性接着剤を用いて熱圧着により接続
される。
【0017】本発明の液晶表示モジュールによれば、バ
ックライト2と回路基板3との間に空隙部7が形成さ
れ、その空隙部7の回路基板3の表面にチップ部品6が
設けられているため、回路基板3を液晶パネル1より大
きく出っ張らせる必要がなく、小さな占有面積で構成す
ることができる。一方、ヒートシール4やTAB5など
の動くと信頼性上の問題が生じやすい部品は回路基板3
を介してバックライト2の底面周囲でしっかりと固定さ
れる。その結果、信頼性の問題を生じることなく、面積
の小さい液晶表示モジュールが得られる。なお、バック
ライト2の凹部の底面と表面との間の厚さは、表面全体
から均一な光の放射が行われる必要があり、あまり薄く
することができないが、凹部の深さは1〜1.5mm程
度あればよく、その分液晶表示モジュール全体の厚さが
厚くなっても、面積が大きくなるより電子機器の小形化
には大きく寄与する。
ックライト2と回路基板3との間に空隙部7が形成さ
れ、その空隙部7の回路基板3の表面にチップ部品6が
設けられているため、回路基板3を液晶パネル1より大
きく出っ張らせる必要がなく、小さな占有面積で構成す
ることができる。一方、ヒートシール4やTAB5など
の動くと信頼性上の問題が生じやすい部品は回路基板3
を介してバックライト2の底面周囲でしっかりと固定さ
れる。その結果、信頼性の問題を生じることなく、面積
の小さい液晶表示モジュールが得られる。なお、バック
ライト2の凹部の底面と表面との間の厚さは、表面全体
から均一な光の放射が行われる必要があり、あまり薄く
することができないが、凹部の深さは1〜1.5mm程
度あればよく、その分液晶表示モジュール全体の厚さが
厚くなっても、面積が大きくなるより電子機器の小形化
には大きく寄与する。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、駆動回路を形成する回
路基板へのチップ部品の搭載を回路基板とバックライト
との空隙部で行っているため、チップ部品搭載用エリア
を回路基板に別途設けてその面積を大きくする必要がな
い。そのため、面積の小さい小形の液晶表示モジュール
が得られ、携帯電話機などの携帯用電子機器の小形化に
大いに寄与する。
路基板へのチップ部品の搭載を回路基板とバックライト
との空隙部で行っているため、チップ部品搭載用エリア
を回路基板に別途設けてその面積を大きくする必要がな
い。そのため、面積の小さい小形の液晶表示モジュール
が得られ、携帯電話機などの携帯用電子機器の小形化に
大いに寄与する。
【図1】本発明の液晶表示モジュールの一実施形態の説
明図である。
明図である。
【図2】図1のバックライトの例を示す図である。
【図3】図1の液晶パネルの例を示す図である。
【図4】従来の液晶表示モジュールの例を示す図であ
る。
る。
1 液晶パネル 2 バックライト 3 回路基板 6 チップ部品 7 空隙部
Claims (2)
- 【請求項1】 液晶パネルと、該液晶パネルの背面側に
設けられるバックライトと、該バックライトの背面側に
設けられ、前記液晶パネルを駆動する駆動回路が形成さ
れた回路基板と、該回路基板に設けられる前記駆動回路
を構成するチップ部品とからなる液晶表示モジュールで
あって、前記バックライトと前記回路基板との間に空隙
部が形成され、該空隙部の前記回路基板上に前記チップ
部品が搭載されてなる液晶表示モジュール。 - 【請求項2】 前記バックライトの背面側に段差部が形
成され、該段差部の凸面で前記回路基板が固定され、前
記段差部の凹面と前記回路基板との空隙部に前記チップ
部品が設けられてなる請求項1記載の液晶表示モジュー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8291599A JPH10133183A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 液晶表示モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8291599A JPH10133183A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 液晶表示モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10133183A true JPH10133183A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17771036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8291599A Pending JPH10133183A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 液晶表示モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10133183A (ja) |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP8291599A patent/JPH10133183A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050607 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050808 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051011 |