JPH10131076A - シュー型プレス - Google Patents
シュー型プレスInfo
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- JPH10131076A JPH10131076A JP9300379A JP30037997A JPH10131076A JP H10131076 A JPH10131076 A JP H10131076A JP 9300379 A JP9300379 A JP 9300379A JP 30037997 A JP30037997 A JP 30037997A JP H10131076 A JPH10131076 A JP H10131076A
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- Japan
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- roller
- shoe
- rollers
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- press
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- NMFHJNAPXOMSRX-PUPDPRJKSA-N [(1r)-3-(3,4-dimethoxyphenyl)-1-[3-(2-morpholin-4-ylethoxy)phenyl]propyl] (2s)-1-[(2s)-2-(3,4,5-trimethoxyphenyl)butanoyl]piperidine-2-carboxylate Chemical compound C([C@@H](OC(=O)[C@@H]1CCCCN1C(=O)[C@@H](CC)C=1C=C(OC)C(OC)=C(OC)C=1)C=1C=C(OCCN2CCOCC2)C=CC=1)CC1=CC=C(OC)C(OC)=C1 NMFHJNAPXOMSRX-PUPDPRJKSA-N 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F3/00—Press section of machines for making continuous webs of paper
- D21F3/02—Wet presses
- D21F3/0209—Wet presses with extended press nip
- D21F3/0218—Shoe presses
- D21F3/0227—Belts or sleeves therefor
- D21F3/0245—Means for fixing the sleeve to the roller end
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F3/00—Press section of machines for making continuous webs of paper
- D21F3/02—Wet presses
- D21F3/0209—Wet presses with extended press nip
- D21F3/0218—Shoe presses
Landscapes
- Paper (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレスシューの両軸方向縁部の範囲における
ローラ外套の変形を低減する。 【解決手段】 2つのローラ1,11が設けられてお
り、両ローラがそれぞれ平坦な支持面4,7を備えたシ
ュー6,8を有しており、両シュー6,8の支持面4,
7が互いにほぼ平行であって、かつ互いの間にプレスギ
ャップ20を形成しており、少なくとも一方の支持装置
12が、半径方向でフレキシブルに、特に弾性的に形成
されている。
ローラ外套の変形を低減する。 【解決手段】 2つのローラ1,11が設けられてお
り、両ローラがそれぞれ平坦な支持面4,7を備えたシ
ュー6,8を有しており、両シュー6,8の支持面4,
7が互いにほぼ平行であって、かつ互いの間にプレスギ
ャップ20を形成しており、少なくとも一方の支持装置
12が、半径方向でフレキシブルに、特に弾性的に形成
されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に抄紙機に用い
られるシュー型プレスであって、少なくとも1つのロー
ラが設けられており、該ローラが、定置の支持体を中心
にして回転するフレキシブルなローラ外套を有してお
り、該ローラ外套がその両軸方向端範囲でそれぞれ支持
装置を介してローラの支持体に回転可能に支承されてお
り、さらに前記ローラが、ローラ外套の内面を支持する
ための支持面を有する少なくとも1つのシューを有して
いる形式のものに関する。
られるシュー型プレスであって、少なくとも1つのロー
ラが設けられており、該ローラが、定置の支持体を中心
にして回転するフレキシブルなローラ外套を有してお
り、該ローラ外套がその両軸方向端範囲でそれぞれ支持
装置を介してローラの支持体に回転可能に支承されてお
り、さらに前記ローラが、ローラ外套の内面を支持する
ための支持面を有する少なくとも1つのシューを有して
いる形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式のシュー型プレスでは、
フレキシブルなローラ外套が通常、内方に向かって凹状
に湾曲させられたプレスシューによって剛性的な対向ロ
ーラに押圧される。こうして、プレスローラと対向ロー
ラとの間にはプレスギャップが形成されており、このプ
レスギャップはプレス材料の供給方向で規定の長さ、つ
まり規定の「プレスゾーン長さ」を有している。このプ
レスゾーンが長くなればなるほど、プレスシューの同じ
押圧力でプレス材料に導入される脈動的なプレス衝撃は
ますます大きくなる。この場合、プレスシューの押圧力
は供給方向でプレスゾーンにわたって種々異なる大きさ
となり、つまり段階もしくは勾配を有している恐れがあ
る。
フレキシブルなローラ外套が通常、内方に向かって凹状
に湾曲させられたプレスシューによって剛性的な対向ロ
ーラに押圧される。こうして、プレスローラと対向ロー
ラとの間にはプレスギャップが形成されており、このプ
レスギャップはプレス材料の供給方向で規定の長さ、つ
まり規定の「プレスゾーン長さ」を有している。このプ
レスゾーンが長くなればなるほど、プレスシューの同じ
押圧力でプレス材料に導入される脈動的なプレス衝撃は
ますます大きくなる。この場合、プレスシューの押圧力
は供給方向でプレスゾーンにわたって種々異なる大きさ
となり、つまり段階もしくは勾配を有している恐れがあ
る。
【0003】たとえばプレス材料として紙が使用される
場合には、とりわけ紙の乾燥含量、光沢および容積に課
せられる要求が増大している。したがって、プレス衝撃
を高めることが目標とされる。しかしそれと同時に、プ
レスギャップ内における最大圧および圧力勾配はできる
だけ小さいほうが望ましい。
場合には、とりわけ紙の乾燥含量、光沢および容積に課
せられる要求が増大している。したがって、プレス衝撃
を高めることが目標とされる。しかしそれと同時に、プ
レスギャップ内における最大圧および圧力勾配はできる
だけ小さいほうが望ましい。
【0004】このことを達成するためには、プレスゾー
ンの延長、つまりプレスシューの延長が考えられる。し
かしプレスゾーンもしくはプレスシューの延長は、現在
達成されている約300mmの長さで限界である。なぜ
ならば、プレスシューの長さが増大するにつれて、プレ
スシューの、対向ローラに倣い形成された凹面状の支持
面に基づき、フレキシブルなローラ外套の沈み込み深さ
も相応して増大してしまうからである。フレキシブルな
ローラ外套のこのように大きな沈み込みは、特にプレス
ギャップの入口範囲および出口範囲においてローラ外套
が著しく湾曲してしまうという不都合を有している。プ
レスシューの両縁部の範囲における変形が特に大きくか
つ臨界的となる。なせならば、この場合、軸方向におい
ても、ローラ外套の半径方向の支持に基づく円筒形状へ
の移行が行われるからである。
ンの延長、つまりプレスシューの延長が考えられる。し
かしプレスゾーンもしくはプレスシューの延長は、現在
達成されている約300mmの長さで限界である。なぜ
ならば、プレスシューの長さが増大するにつれて、プレ
スシューの、対向ローラに倣い形成された凹面状の支持
面に基づき、フレキシブルなローラ外套の沈み込み深さ
も相応して増大してしまうからである。フレキシブルな
ローラ外套のこのように大きな沈み込みは、特にプレス
ギャップの入口範囲および出口範囲においてローラ外套
が著しく湾曲してしまうという不都合を有している。プ
レスシューの両縁部の範囲における変形が特に大きくか
つ臨界的となる。なせならば、この場合、軸方向におい
ても、ローラ外套の半径方向の支持に基づく円筒形状へ
の移行が行われるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式のシュー型プレスを改良して、上記不都合
が生じないようなシュー型プレスを提供することであ
る。特に、プレスシューの両軸方向縁部の範囲における
ローラ外套の変形が低減されることが望まれる。
で述べた形式のシュー型プレスを改良して、上記不都合
が生じないようなシュー型プレスを提供することであ
る。特に、プレスシューの両軸方向縁部の範囲における
ローラ外套の変形が低減されることが望まれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、2つのローラが設けられており、
両ローラが、それぞれ平坦な支持面を備えたシューを有
しており、両シューの支持面が互いにほぼ平行であっ
て、かつ互いの間にプレスギャップを形成しており、少
なくとも一方の支持装置が、半径方向でフレキシブル
に、特に弾性的に形成されているようにした。
に本発明の構成では、2つのローラが設けられており、
両ローラが、それぞれ平坦な支持面を備えたシューを有
しており、両シューの支持面が互いにほぼ平行であっ
て、かつ互いの間にプレスギャップを形成しており、少
なくとも一方の支持装置が、半径方向でフレキシブル
に、特に弾性的に形成されているようにした。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、半径方向でフレキシブ
ルな支持形式に基づき、ローラ外套の半径方向でフレキ
シブルな支承部が形成されるので、ローラ外套は支承部
の範囲においても半径方向で変形可能となり、これによ
ってローラの運転時にシューの軸方向縁部の範囲に生じ
る曲げ交番変形が減じられる。平坦な支持面を備えたプ
レスシューに基づき、ローラの運転時にプレスゾーンの
範囲におけるローラ外套の沈み込み深さは、剛性的な対
向ローラを備えた慣用のシュー型プレスに比べてほぼ半
分にまで減じられる。支持体に対するローラ外套の支持
装置の半径方向でのフレキシブル性が得られると同時
に、全体的にはローラ外套の極めて僅かな変形しか生ぜ
しめられない。
ルな支持形式に基づき、ローラ外套の半径方向でフレキ
シブルな支承部が形成されるので、ローラ外套は支承部
の範囲においても半径方向で変形可能となり、これによ
ってローラの運転時にシューの軸方向縁部の範囲に生じ
る曲げ交番変形が減じられる。平坦な支持面を備えたプ
レスシューに基づき、ローラの運転時にプレスゾーンの
範囲におけるローラ外套の沈み込み深さは、剛性的な対
向ローラを備えた慣用のシュー型プレスに比べてほぼ半
分にまで減じられる。支持体に対するローラ外套の支持
装置の半径方向でのフレキシブル性が得られると同時
に、全体的にはローラ外套の極めて僅かな変形しか生ぜ
しめられない。
【0008】本発明の有利な構成では、両ローラのうち
の少なくとも一方のローラが、該ローラのローラ外套の
両軸方向端範囲を支持するための、半径方向でフレキシ
ブルな支持装置を有している。この場合、一方のローラ
に設けられた支持装置が、他方のローラのプレスシュー
の両軸方向端範囲に向かい合って位置するように設けら
れていて、しかもこの軸方向両端範囲に支持可能である
とさらに有利である。これによって、半径方向でフレキ
シブルな支持装置は付加的なガイドを得る。さらにこれ
によって、プレスシューとローラ外套支持部との間の範
囲におけるプレスローラのローラ外套の三次元の変形も
回避される。なぜならば、フレキシブルな支持装置が対
向ローラのシューに沿って転動することにより、プレス
ローラのシューの範囲におけるローラ外套と全く同様に
支持装置が変形させられるからである。対向ローラは、
そのローラ外套の過度に大きな変形が生じることなしに
ローラ外套のための剛性的な支持装置を備えていてよ
い。
の少なくとも一方のローラが、該ローラのローラ外套の
両軸方向端範囲を支持するための、半径方向でフレキシ
ブルな支持装置を有している。この場合、一方のローラ
に設けられた支持装置が、他方のローラのプレスシュー
の両軸方向端範囲に向かい合って位置するように設けら
れていて、しかもこの軸方向両端範囲に支持可能である
とさらに有利である。これによって、半径方向でフレキ
シブルな支持装置は付加的なガイドを得る。さらにこれ
によって、プレスシューとローラ外套支持部との間の範
囲におけるプレスローラのローラ外套の三次元の変形も
回避される。なぜならば、フレキシブルな支持装置が対
向ローラのシューに沿って転動することにより、プレス
ローラのシューの範囲におけるローラ外套と全く同様に
支持装置が変形させられるからである。対向ローラは、
そのローラ外套の過度に大きな変形が生じることなしに
ローラ外套のための剛性的な支持装置を備えていてよ
い。
【0009】本発明のさらに別の有利な構成では、両ロ
ーラが、そのローラ外套の一方の軸方向端範囲を支持す
るための、半径方向でフレキシブルな各1つの支持装置
を有している。この場合、この支持装置は両ローラの互
いに反対の側の軸方向端部で、それぞれ他方のローラの
シューのそれぞれ一方の軸方向端範囲に向かい合って位
置するように設けられていて、しかもこの軸方向端範囲
に支持可能である。両ローラのそれぞれ他方の支持装置
は剛性的な緊定板として形成されていてよい。このよう
な非対称的なローラ外套支持によっても、極めて僅かな
ローラ外套変形が達成されるが、ただしこの場合、両ロ
ーラは互いにほぼ等しく形成されていて、互いに等しい
幅を有していてよい。さらにこの場合、プレスギャップ
の幅はより大きくなる。
ーラが、そのローラ外套の一方の軸方向端範囲を支持す
るための、半径方向でフレキシブルな各1つの支持装置
を有している。この場合、この支持装置は両ローラの互
いに反対の側の軸方向端部で、それぞれ他方のローラの
シューのそれぞれ一方の軸方向端範囲に向かい合って位
置するように設けられていて、しかもこの軸方向端範囲
に支持可能である。両ローラのそれぞれ他方の支持装置
は剛性的な緊定板として形成されていてよい。このよう
な非対称的なローラ外套支持によっても、極めて僅かな
ローラ外套変形が達成されるが、ただしこの場合、両ロ
ーラは互いにほぼ等しく形成されていて、互いに等しい
幅を有していてよい。さらにこの場合、プレスギャップ
の幅はより大きくなる。
【0010】本発明のさらに別の有利な構成では、2つ
のローラが設けられていて、両ローラが、それぞれロー
ラ外套の両軸方向端範囲を支持するための、半径方向で
フレキシブルな支持装置を有しており、この支持装置
が、それぞれ対になって互いに向かい合って位置するよ
うに配置されている。したがって、このような構成では
支持装置がそれぞれ互いに沿って転動し、これによって
やはりローラ外套の僅かな変形を保証している。さら
に、両ローラはほぼ互いに合致するように形成されてい
る。
のローラが設けられていて、両ローラが、それぞれロー
ラ外套の両軸方向端範囲を支持するための、半径方向で
フレキシブルな支持装置を有しており、この支持装置
が、それぞれ対になって互いに向かい合って位置するよ
うに配置されている。したがって、このような構成では
支持装置がそれぞれ互いに沿って転動し、これによって
やはりローラ外套の僅かな変形を保証している。さら
に、両ローラはほぼ互いに合致するように形成されてい
る。
【0011】半径方向でフレキシブルな支持装置として
は、特に空気充填されたチューブを備えたリムが設けら
れていると有利である。このことは構造的に手間がかか
らず、しかもチューブ内の圧力を変化させることによっ
て支持装置の半径方向フレキシブル性を調節することを
可能にする。
は、特に空気充填されたチューブを備えたリムが設けら
れていると有利である。このことは構造的に手間がかか
らず、しかもチューブ内の圧力を変化させることによっ
て支持装置の半径方向フレキシブル性を調節することを
可能にする。
【0012】本発明のさらに別の有利な構成では、前記
リムに結合片緊締装置(Lascheneinspan
nung)が設けられている。
リムに結合片緊締装置(Lascheneinspan
nung)が設けられている。
【0013】本発明のさらに別の有利な構成では、前記
リムの直径が可変である。このためには、前記リムのエ
レメントが半径方向で移動可能であるとさらに有利であ
る。リム直径を変化させることによって、対向ローラに
おけるチューブの押圧力を調節し、ひいてはローラ外套
のフレキシブル性および変形を調節することができる。
リムの直径が可変である。このためには、前記リムのエ
レメントが半径方向で移動可能であるとさらに有利であ
る。リム直径を変化させることによって、対向ローラに
おけるチューブの押圧力を調節し、ひいてはローラ外套
のフレキシブル性および変形を調節することができる。
【0014】本発明のさらに別の有利な構成では、組付
けを容易にする目的で、前記チューブ内に付加的なシー
ルチューブが設けられている。
けを容易にする目的で、前記チューブ内に付加的なシー
ルチューブが設けられている。
【0015】ローラ外套と前記チューブとは互いに形状
接続的に、つまり嵌合による係合に基づき結合されてい
ると有利である。この場合、チューブは特にその載着面
で、周方向に延びる溝状凹部を備えていて、この溝状凹
部に、ローラ外套の内面に設けられた対応する凸部が係
合している。このような構成により、チューブとローラ
外套との間には固い結合が形成され、このような結合
は、ローラの運転時におけるチューブの変形時に生じる
著しい負荷に耐える。付加的に、このような構成により
結合面が増大させられるので、ローラ外套とチューブと
の接着時にやはり結合の強度が高められる。
接続的に、つまり嵌合による係合に基づき結合されてい
ると有利である。この場合、チューブは特にその載着面
で、周方向に延びる溝状凹部を備えていて、この溝状凹
部に、ローラ外套の内面に設けられた対応する凸部が係
合している。このような構成により、チューブとローラ
外套との間には固い結合が形成され、このような結合
は、ローラの運転時におけるチューブの変形時に生じる
著しい負荷に耐える。付加的に、このような構成により
結合面が増大させられるので、ローラ外套とチューブと
の接着時にやはり結合の強度が高められる。
【0016】本発明のさらに別の有利な構成では、フレ
キシブルでない支持装置として偏心的な緊定板(Spa
nnscheibe)が設けられており、かつ少なくと
も一方のローラにシューが非対称的に配置されている。
さらに、両ローラが、ほぼ互いに等しい直径を有してい
ると有利である。
キシブルでない支持装置として偏心的な緊定板(Spa
nnscheibe)が設けられており、かつ少なくと
も一方のローラにシューが非対称的に配置されている。
さらに、両ローラが、ほぼ互いに等しい直径を有してい
ると有利である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【0018】図1および図2に示したシュー型プレスは
プレスローラとして働く第1のローラ1を有している。
この第1のローラ1は、定置の支持体2を中心にして回
転するフレキシブルなローラ外套3と、このローラ外套
3の内面5のための少なくとも十分に平坦な支持面4を
有する第1のシュー6とを備えている。第1のローラ1
の第1のシュー6は、同じく少なくとも十分に平坦な支
持面7を有する第2のシュー8と協働する。この第2の
シュー8は第2のローラ11の、定置の支持体9を中心
にして回転するフレキシブルなローラ外套10を支持し
ている。両シュー6,8の支持面4,7は互いにほぼ平
行に延びていて、有利にはローラ外套3の回転方向で僅
かに互いに接近するように延びている。
プレスローラとして働く第1のローラ1を有している。
この第1のローラ1は、定置の支持体2を中心にして回
転するフレキシブルなローラ外套3と、このローラ外套
3の内面5のための少なくとも十分に平坦な支持面4を
有する第1のシュー6とを備えている。第1のローラ1
の第1のシュー6は、同じく少なくとも十分に平坦な支
持面7を有する第2のシュー8と協働する。この第2の
シュー8は第2のローラ11の、定置の支持体9を中心
にして回転するフレキシブルなローラ外套10を支持し
ている。両シュー6,8の支持面4,7は互いにほぼ平
行に延びていて、有利にはローラ外套3の回転方向で僅
かに互いに接近するように延びている。
【0019】両ローラ1,11のローラ外套3,10
の、軸方向の両端範囲を支持するためには、両ローラ
1,11のサイドシールド12,13が、空気充填され
たチューブ16,17を備えたリム14,15として形
成されている。リム14,15は定置の支持体2,9に
回転可能に支承されており、それに対してチューブ1
6,17はローラ外套3,10に固く結合されていて、
特に接着されている。こうして、ローラ外套3,10の
軸方向の端範囲は半径方向でフレキシブルに支持される
ようになる。
の、軸方向の両端範囲を支持するためには、両ローラ
1,11のサイドシールド12,13が、空気充填され
たチューブ16,17を備えたリム14,15として形
成されている。リム14,15は定置の支持体2,9に
回転可能に支承されており、それに対してチューブ1
6,17はローラ外套3,10に固く結合されていて、
特に接着されている。こうして、ローラ外套3,10の
軸方向の端範囲は半径方向でフレキシブルに支持される
ようになる。
【0020】図1に示したように、両ローラ1,11
は、両プレスローラ1,11の間に形成されたプレスギ
ャップ20に関してほぼ互いに対称的に形成されてい
る。すなわち、両ローラ外套3,10は互いに等しい幅
を有していて、フレキシブルなサイドシールド12,1
3はそれぞれ対になって互いに向かい合って位置するよ
うに配置されている。両ローラ1,11の両シュー6,
8も互いに等しい幅を有していて、しかもほぼ互いに等
しい長さをも有している。
は、両プレスローラ1,11の間に形成されたプレスギ
ャップ20に関してほぼ互いに対称的に形成されてい
る。すなわち、両ローラ外套3,10は互いに等しい幅
を有していて、フレキシブルなサイドシールド12,1
3はそれぞれ対になって互いに向かい合って位置するよ
うに配置されている。両ローラ1,11の両シュー6,
8も互いに等しい幅を有していて、しかもほぼ互いに等
しい長さをも有している。
【0021】両ローラ1,11の両シュー6,8は、そ
れぞれ対応する定置の支持体2;9に関して半径方向で
移動調節可能である(矢印18,19参照)。この場
合、単に第1のローラ1だけが押圧力制御のための手段
を備えていて、第2のローラ11は第2のシュー8の半
径方向移動による定置の支持体9の撓みを補償するため
の手段だけを備えていると有利である。すなわち、第1
のローラ1はセルフロード型もしくは自己負荷型のプレ
スローラとして形成されており、第2のローラ11はこ
のために対向ローラとして働き、この対向ローラの第2
のシュー8は少なくとも1つの個所で、有利には第2の
シュー8の両端部に隣接した2つの個所で、定置の支持
体9に半径方向で固く結合されている。
れぞれ対応する定置の支持体2;9に関して半径方向で
移動調節可能である(矢印18,19参照)。この場
合、単に第1のローラ1だけが押圧力制御のための手段
を備えていて、第2のローラ11は第2のシュー8の半
径方向移動による定置の支持体9の撓みを補償するため
の手段だけを備えていると有利である。すなわち、第1
のローラ1はセルフロード型もしくは自己負荷型のプレ
スローラとして形成されており、第2のローラ11はこ
のために対向ローラとして働き、この対向ローラの第2
のシュー8は少なくとも1つの個所で、有利には第2の
シュー8の両端部に隣接した2つの個所で、定置の支持
体9に半径方向で固く結合されている。
【0022】図示の実施例では、両ローラ1,11の間
に形成されたプレスギャップ20を通って、紙ウェブ2
1が案内され、さらにこの紙ウェブ21の、第1のロー
ラ1に面した側ではフェルトベルト22が案内される。
しかし原則的には紙ウェブ21の反対の側でもプレスギ
ャップ20を通じてフェルトベルトを案内することがで
きる。
に形成されたプレスギャップ20を通って、紙ウェブ2
1が案内され、さらにこの紙ウェブ21の、第1のロー
ラ1に面した側ではフェルトベルト22が案内される。
しかし原則的には紙ウェブ21の反対の側でもプレスギ
ャップ20を通じてフェルトベルトを案内することがで
きる。
【0023】図示のシュー型プレスの運転時では、両シ
ュー6,8と、両ローラ外套3,10の支持された端範
囲との間の範囲における両ローラ外套3,10の三次元
の曲げ交番変形が十分に回避されている。このことはリ
ム14,15の直径調節によって影響を与えられ得る。
両ローラ外套3,10の負荷は剛性的な支持形式に比べ
て著しく低減されているので、両ローラ外套3,10の
寿命は相応して高められている。
ュー6,8と、両ローラ外套3,10の支持された端範
囲との間の範囲における両ローラ外套3,10の三次元
の曲げ交番変形が十分に回避されている。このことはリ
ム14,15の直径調節によって影響を与えられ得る。
両ローラ外套3,10の負荷は剛性的な支持形式に比べ
て著しく低減されているので、両ローラ外套3,10の
寿命は相応して高められている。
【0024】図3および図4に示した本発明の別の実施
例では、両ローラ1,10および特に両シュー6,8が
原則的に、図1および図2に示した第1実施例の場合と
同じ形式で形成されている。特に両シュー6,8は図3
および図4に示した実施例の場合にも、互いにほぼ平行
な平坦な支持面4;7を有している。
例では、両ローラ1,10および特に両シュー6,8が
原則的に、図1および図2に示した第1実施例の場合と
同じ形式で形成されている。特に両シュー6,8は図3
および図4に示した実施例の場合にも、互いにほぼ平行
な平坦な支持面4;7を有している。
【0025】しかし第1実施例とは異なり、図3に示し
た第2実施例では第1のローラ1だけが、空気充填され
たチューブ16,17を備えたリム14,15の形の、
半径方向でフレキシブルなサイドシールド12,13を
備えており、それに対して第2のローラ11は剛性的な
サイドシールド112,113を有している。さらに、
第2のローラ11のローラ外套10の幅も、第2のロー
ラ11のシュー8の幅も、第1のローラ1のローラ外套
3の幅もしくは第1のローラ1のシュー6の幅よりも大
きく形成されている。
た第2実施例では第1のローラ1だけが、空気充填され
たチューブ16,17を備えたリム14,15の形の、
半径方向でフレキシブルなサイドシールド12,13を
備えており、それに対して第2のローラ11は剛性的な
サイドシールド112,113を有している。さらに、
第2のローラ11のローラ外套10の幅も、第2のロー
ラ11のシュー8の幅も、第1のローラ1のローラ外套
3の幅もしくは第1のローラ1のシュー6の幅よりも大
きく形成されている。
【0026】特に第1のローラ1のローラ外套3の幅
は、第2のローラ11のシュー8の幅にほぼ相当してい
るので、第1のローラ1のフレキシブルな両サイドシー
ルド12,13は第2のローラ11のシュー8の軸方向
の両端範囲に向かい合って位置するように配置されてい
る。その結果、第1のローラ1のチューブ16,17は
シュー型プレスの運転時に第2のローラ11のシュー8
に沿って転動可能となる。
は、第2のローラ11のシュー8の幅にほぼ相当してい
るので、第1のローラ1のフレキシブルな両サイドシー
ルド12,13は第2のローラ11のシュー8の軸方向
の両端範囲に向かい合って位置するように配置されてい
る。その結果、第1のローラ1のチューブ16,17は
シュー型プレスの運転時に第2のローラ11のシュー8
に沿って転動可能となる。
【0027】すなわち、第1実施例の場合とは異なり、
両シュー6,8の範囲におけるローラ外套3の変形に対
応する、ローラ外套3の軸方向の両端範囲の変形は、第
1のローラ1のフレキシブルなサイドシールド12,1
3を第2のローラ11のシュー8に押圧することによっ
て達成される。この場合にも、第1のシュー6と両サイ
ドシールド12,13との間でローラ外套3が事実上、
三次元の曲げ交番変形をほとんど受けないことが確保さ
れている。第2のローラ11の、より大きな幅に基づ
き、剛性的なサイドシールド112,113が使用され
ているにもかかわらず、第2のシュー8と両サイドシー
ルド112,113との間での過度に大きな曲げ交番変
形も同じく回避される。
両シュー6,8の範囲におけるローラ外套3の変形に対
応する、ローラ外套3の軸方向の両端範囲の変形は、第
1のローラ1のフレキシブルなサイドシールド12,1
3を第2のローラ11のシュー8に押圧することによっ
て達成される。この場合にも、第1のシュー6と両サイ
ドシールド12,13との間でローラ外套3が事実上、
三次元の曲げ交番変形をほとんど受けないことが確保さ
れている。第2のローラ11の、より大きな幅に基づ
き、剛性的なサイドシールド112,113が使用され
ているにもかかわらず、第2のシュー8と両サイドシー
ルド112,113との間での過度に大きな曲げ交番変
形も同じく回避される。
【0028】図4に示した本発明の第3実施例では、両
ローラ1,11とそのシュー6,8とが、それぞれ再び
同じ幅を有している。さらに、両ローラ1,11はそれ
ぞれ半径方向でフレキシブルな1つのサイドシールド1
2と、半径方向で剛性的な1つのサイドシールド113
とを備えている。しかし両サイドシールド12,113
は両ローラ1,11の互いに反対の側の軸方向端部に設
けられている。さらに、両ローラ1,11は互いにずら
されて配置されており、この場合、両ローラ1,11の
半径方向でフレキシブルなサイドシールド12をそれぞ
れ他方のローラ1;11のシュー6;8の互いに反対の
側の軸方向端範囲にそれぞれ支持することができる。こ
れによっても、両ローラ外套3,10の均一でかつ比較
的僅かな変形しか生じないプレスゾーンが得られる。
ローラ1,11とそのシュー6,8とが、それぞれ再び
同じ幅を有している。さらに、両ローラ1,11はそれ
ぞれ半径方向でフレキシブルな1つのサイドシールド1
2と、半径方向で剛性的な1つのサイドシールド113
とを備えている。しかし両サイドシールド12,113
は両ローラ1,11の互いに反対の側の軸方向端部に設
けられている。さらに、両ローラ1,11は互いにずら
されて配置されており、この場合、両ローラ1,11の
半径方向でフレキシブルなサイドシールド12をそれぞ
れ他方のローラ1;11のシュー6;8の互いに反対の
側の軸方向端範囲にそれぞれ支持することができる。こ
れによっても、両ローラ外套3,10の均一でかつ比較
的僅かな変形しか生じないプレスゾーンが得られる。
【0029】図5には図1に示した第1実施例の詳細図
が示されている。図5から判るように、第1のローラ1
のチューブ16に設けられた載着面23は、チューブ1
6の周方向に延びる複数の溝状凹部24を備えており、
これらの溝状凹部24には、ローラ外套3の内面5に設
けられた対応する凸部25が係合している。これによ
り、チューブ16とローラ外套3との間には軸方向で形
状接続的な結合、つまり嵌合による係合に基づく結合
と、増大させられた接触面とが得られる。このように増
大させられた接触面に基づき、接着時には強度増大が得
られる。別の全てのチューブ16,17も同様の方法
で、対応するローラ外套3,10に結合されていてよ
い。
が示されている。図5から判るように、第1のローラ1
のチューブ16に設けられた載着面23は、チューブ1
6の周方向に延びる複数の溝状凹部24を備えており、
これらの溝状凹部24には、ローラ外套3の内面5に設
けられた対応する凸部25が係合している。これによ
り、チューブ16とローラ外套3との間には軸方向で形
状接続的な結合、つまり嵌合による係合に基づく結合
と、増大させられた接触面とが得られる。このように増
大させられた接触面に基づき、接着時には強度増大が得
られる。別の全てのチューブ16,17も同様の方法
で、対応するローラ外套3,10に結合されていてよ
い。
【0030】本発明によれば、ローラ外套3,10をそ
れぞれ対応する支持体2,9に半径方向でフレキシブル
に、特に弾性的に支持することにより、プレスギャップ
20を通過する際の両ローラ外套3,10の変形を均一
化することが可能となる。特に三次元の曲げ交番変形は
十分に回避され、ひいてはローラ外套3,10の負荷が
著しく低減される。相応して、ローラ外套3,10の寿
命も増大する。
れぞれ対応する支持体2,9に半径方向でフレキシブル
に、特に弾性的に支持することにより、プレスギャップ
20を通過する際の両ローラ外套3,10の変形を均一
化することが可能となる。特に三次元の曲げ交番変形は
十分に回避され、ひいてはローラ外套3,10の負荷が
著しく低減される。相応して、ローラ外套3,10の寿
命も増大する。
【0031】ローラ外套を支持するための本発明による
構成は、いわゆるフラットニップの使用時に重要とな
り、つまり互いに平行な平坦な支持面4,7を備えた、
互いに協働する2つのプレスシュー6,8において重要
となる。なぜならば、この場合、フレキシブルな支持装
置が対向ローラへ適宜に押圧されることにより、シュー
6,8の範囲におけるローラ外套3,10の変形に一致
する変形をローラ外套3,10の軸方向端範囲において
達成することができるからである。原則的には本発明を
別のプレスシューにおいて使用することも有利である。
構成は、いわゆるフラットニップの使用時に重要とな
り、つまり互いに平行な平坦な支持面4,7を備えた、
互いに協働する2つのプレスシュー6,8において重要
となる。なぜならば、この場合、フレキシブルな支持装
置が対向ローラへ適宜に押圧されることにより、シュー
6,8の範囲におけるローラ外套3,10の変形に一致
する変形をローラ外套3,10の軸方向端範囲において
達成することができるからである。原則的には本発明を
別のプレスシューにおいて使用することも有利である。
【図1】本発明によるシュー型プレスの第1実施例を示
す鉛直方向縦断面図である。
す鉛直方向縦断面図である。
【図2】図1に示したシュー型プレスの横断面図であ
る。
る。
【図3】本発明によるシュー型プレスの第2実施例を示
す鉛直方向縦断面図である。
す鉛直方向縦断面図である。
【図4】本発明によるシュー型プレスの第3実施例を示
す鉛直方向縦断面図である。
す鉛直方向縦断面図である。
【図5】図1に示したシュー型プレスのチューブの範囲
の拡大図である。
の拡大図である。
1 第1のローラ、 2 支持体、 3 ローラ外套、
4 支持面、 5内面、 6 第1のシュー、 7
支持面、 8 第2のシュー、 9 支持体、 10
ローラ外套、 11 第2のローラ、 12,13 フ
レキシブルなサイドシールド、 14,15 リム、
16,17 チューブ、 18,19矢印、 20 プ
レスギャップ、 21 紙ウェブ、 22 フェルトベ
ルト、 23 載着面、 24 溝状凹部、 25 凸
部、 112,113 剛性的なサイドシールド
4 支持面、 5内面、 6 第1のシュー、 7
支持面、 8 第2のシュー、 9 支持体、 10
ローラ外套、 11 第2のローラ、 12,13 フ
レキシブルなサイドシールド、 14,15 リム、
16,17 チューブ、 18,19矢印、 20 プ
レスギャップ、 21 紙ウェブ、 22 フェルトベ
ルト、 23 載着面、 24 溝状凹部、 25 凸
部、 112,113 剛性的なサイドシールド
フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング シューヴェルク ドイツ連邦共和国 キスレッグ イメンリ ーダーシュトラーセ 1 (72)発明者 ヨアヒム グラープシャイト ドイツ連邦共和国 ホイヒリンゲン オー ベレ ドルフシュトラーセ 7 (72)発明者 ヴェルナー ライテンベルガー ドイツ連邦共和国 シュリーア−ヴェッツ ィスロイテ ヴァルトブルガー シュトラ ーセ 25 (72)発明者 ウーヴェ マツシュチク ドイツ連邦共和国 ガイスリンガー ブル ンネンシュトラーセ 48 (72)発明者 クリスティアン シュテーガー ドイツ連邦共和国 コンスタンツ ザルマ ンスヴァイラーガッセ 12 (72)発明者 ヴォルフ グンター シュトッツ ドイツ連邦共和国 ラーフェンスブルク フェーダーブルクシュトラーセ 50
Claims (17)
- 【請求項1】 シュー型プレスであって、少なくとも1
つのローラ(1)が設けられており、該ローラ(1)
が、定置の支持体(2)を中心にして回転するフレキシ
ブルなローラ外套(3)を有しており、該ローラ外套
(3)がその両軸方向端範囲でそれぞれ支持装置(1
2,13)を介して半径方向で前記支持体(2)に回転
可能に支承されており、さらに前記ローラ(1)が、ロ
ーラ外套(3)の内面(5)を支持するための支持面
(4)を有するシュー(6)を有している形式のものに
おいて、2つのローラ(1,11)が設けられており、
両ローラ(1,11)が、それぞれ平坦な支持面(4,
7)を備えたシュー(6,8)を有しており、両シュー
(6,8)の支持面(4,7)が互いにほぼ平行であっ
て、かつ互いの間にプレスギャップ(20)を形成して
おり、少なくとも一方の支持装置(12)が、半径方向
でフレキシブルに、特に弾性的に形成されていることを
特徴とするシュー型プレス。 - 【請求項2】 両ローラのうちの少なくとも一方のロー
ラ(1)が、該ローラ(1)のローラ外套(3)の両軸
方向端範囲を支持するための、半径方向でフレキシブル
な支持装置(12,13)を有している、請求項1記載
のシュー型プレス。 - 【請求項3】 一方のローラ(1)に設けられた支持装
置(12,13)が、他方のローラ(11)のシュー
(8)の両軸方向端範囲に向かい合って位置するように
設けられていて、しかも該軸方向両端範囲に支持可能で
ある、請求項2記載のシュー型プレス。 - 【請求項4】 第2のローラ(11)が、該第2のロー
ラ(11)のローラ外套(10)の両軸方向端範囲を支
持するための剛性的な緊定板(112,113)を備え
ている、請求項3記載のシュー型プレス。 - 【請求項5】 両ローラ(1,11)が、ローラ外套
(3,10)の一方の軸方向端範囲を支持するための、
半径方向でフレキシブルな各1つの支持装置(12)を
有しており、該支持装置(12)が、両ローラ(1,1
1)の互いに反対の側の軸方向端部で、それぞれ他方の
ローラ(1;11)のシュー(6;8)のそれぞれ一方
の軸方向端範囲に向かい合って位置するように設けられ
ていて、しかも該軸方向端範囲に支持可能である、請求
項1記載のシュー型プレス。 - 【請求項6】 両ローラ(1,11)が、それぞれロー
ラ外套(3,10)の他方の軸方向端範囲を支持するた
めの剛性的な緊定板(113)を備えている、請求項5
記載のシュー型プレス。 - 【請求項7】 2つのローラ(1,11)が設けられて
いて、両ローラ(1,11)が、それぞれローラ外套
(3,10)の両軸方向端範囲を支持するための、半径
方向でフレキシブルな支持装置(12,13)を有して
おり、該支持装置(12,13)が、それぞれ対になっ
て互いに向かい合って位置するように配置されている、
請求項2記載のシュー型プレス。 - 【請求項8】 半径方向でフレキシブルな支持装置(1
2,13)として、特に空気充填されたチューブ(1
6,17)を備えたリム(14,15)が設けられてい
る、請求項1から7までのいずれか1項記載のシュー型
プレス。 - 【請求項9】 前記リム(14,15)に結合片緊締装
置が設けられている、請求項8記載のシュー型プレス。 - 【請求項10】 前記リム(14,15)の直径が可変
である、請求項8または9記載のシュー型プレス。 - 【請求項11】 前記リム(14,15)のエレメント
が、半径方向で移動可能である、請求項10記載のシュ
ー型プレス。 - 【請求項12】 前記チューブ(16,17)内に付加
的なシールチューブが設けられている、請求項8から1
1までのいずれか1項記載のシュー型プレス。 - 【請求項13】 ローラ外套(3)と前記チューブ(1
6)とが互いに形状接続的に結合されている、請求項8
から12までのいずれか1項記載のシュー型プレス。 - 【請求項14】 前記チューブ(16)がその載着面
(23)で、周方向に延びる溝状凹部(24)を備えて
おり、該溝状凹部(24)に、ローラ外套(3)の内面
(5)に設けられた対応する凸部(25)が係合してい
る、請求項13記載のシュー型プレス。 - 【請求項15】 フレキシブルでない支持装置(11
2,113)として偏心的な緊定板が設けられている、
請求項1から14までのいずれか1項記載のシュー型プ
レス。 - 【請求項16】 少なくとも一方のローラにシューが非
対称的に配置されている、請求項1から15までのいず
れか1項記載のシュー型プレス。 - 【請求項17】 ほぼ互いに等しい直径を有する2つの
ローラ(1,11)が設けられている、請求項1から1
6までのいずれか1項記載のシュー型プレス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19645407.7 | 1996-11-04 | ||
DE19645407A DE19645407A1 (de) | 1996-11-04 | 1996-11-04 | Schuhpresse |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10131076A true JPH10131076A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=7810602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9300379A Pending JPH10131076A (ja) | 1996-11-04 | 1997-10-31 | シュー型プレス |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6126789A (ja) |
EP (1) | EP0839953B1 (ja) |
JP (1) | JPH10131076A (ja) |
AT (1) | ATE236292T1 (ja) |
CA (1) | CA2220616A1 (ja) |
DE (2) | DE19645407A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6024838A (en) * | 1996-04-06 | 2000-02-15 | Voith Sulzer Finishing Gmbh | Calender for paper and the like |
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---|---|---|---|---|
DE10138527A1 (de) * | 2001-08-06 | 2003-02-20 | Voith Paper Patent Gmbh | Schuhpresswalze und dafür bestimmter Pressmantel sowie Verfahren zum Pressmantel-Wechsel |
US6582561B2 (en) * | 2001-08-14 | 2003-06-24 | Eduard Kusters Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg | Apparatus for forming an extended nip |
DE20114857U1 (de) * | 2001-09-07 | 2003-01-16 | Eduard Küsters Maschinenfabrik GmbH & Co. KG, 47805 Krefeld | Langspalt-Walzenpresse zum Entwässern einer Faserstoffbahn |
DE10157222A1 (de) * | 2001-11-22 | 2003-06-05 | Voith Paper Patent Gmbh | Schuhwalze |
DE10343215A1 (de) * | 2003-09-18 | 2005-04-14 | Voith Paper Patent Gmbh | Schuhwalze |
DE10348595A1 (de) * | 2003-10-20 | 2005-05-19 | Voith Paper Patent Gmbh | Schuhwalze |
NO322172B1 (no) * | 2004-05-21 | 2006-08-21 | Fmc Kongsberg Subsea As | Anordning i forbindelse med hivkompensering av et trykksatt stigeror forlopende mellom en havbunnsinstallasjon og en flytende enhet. |
DE102006009786A1 (de) * | 2006-03-01 | 2007-09-06 | Emag Holding Gmbh | Antrieb für eine Schleifspindel |
US8287266B2 (en) | 2006-06-16 | 2012-10-16 | GKN Aerospace Services Structures, Corp. | Device for performing consolidation and method of use thereof |
DE102009046924A1 (de) | 2009-11-20 | 2011-05-26 | Voith Patent Gmbh | Biegeeinstellwalze |
DE102010002197A1 (de) | 2010-02-22 | 2011-08-25 | Voith Patent GmbH, 89522 | Vorrichtung mit einer Schuhwalze |
DE102010039396A1 (de) | 2010-08-17 | 2012-02-23 | Voith Patent Gmbh | Kalander |
DE102011079805A1 (de) * | 2011-07-26 | 2013-01-31 | Voith Patent Gmbh | Schuhwalze, Verfahren zum Austausch eines Mantels und elastischer Ring in einer Schuhwalze |
CN112663378B (zh) * | 2020-12-28 | 2024-05-24 | 江苏信诺轨道科技股份有限公司 | 一种靴式压榨装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3804707A (en) * | 1972-03-08 | 1974-04-16 | Beloit Corp | Papermaking press with inflatable rolls having thin deformable outer shells |
FI71979B (fi) * | 1981-06-24 | 1986-11-28 | Escher Wyss Ag | Pressvals |
DE3126492C2 (de) * | 1981-06-30 | 1983-10-20 | Escher Wyss AG, Zürich | Preßwalze |
DE3338487A1 (de) * | 1983-10-22 | 1985-05-02 | Sulzer-Escher Wyss GmbH, 7980 Ravensburg | Presswalze |
DE3607941A1 (de) * | 1985-10-30 | 1987-05-07 | Escher Wyss Gmbh | Presseinrichtung zum entwaessern einer warenbahn |
US4673461A (en) * | 1985-11-25 | 1987-06-16 | Beloit Corporation | Enclosed shoe press with flexible end connections for its annular belt |
FI82092C (fi) * | 1989-03-22 | 1991-01-10 | Valmet Paper Machinery Inc | Laongnyppress. |
US4975152A (en) * | 1989-07-06 | 1990-12-04 | Beloit Corporation | Enclosed extended nip press apparatus with inflatable seals and barbs |
DE19522761C2 (de) * | 1995-06-27 | 2000-11-16 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Schuh-Preßeinrichtung |
-
1996
- 1996-11-04 DE DE19645407A patent/DE19645407A1/de not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-09-26 AT AT97116757T patent/ATE236292T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-09-26 EP EP97116757A patent/EP0839953B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-26 DE DE59709681T patent/DE59709681D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-10-31 JP JP9300379A patent/JPH10131076A/ja active Pending
- 1997-11-03 CA CA002220616A patent/CA2220616A1/en not_active Abandoned
- 1997-11-04 US US08/963,824 patent/US6126789A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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ATE236292T1 (de) | 2003-04-15 |
DE59709681D1 (de) | 2003-05-08 |
US6126789A (en) | 2000-10-03 |
EP0839953B1 (de) | 2003-04-02 |
EP0839953A1 (de) | 1998-05-06 |
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