JPH10128538A - 溶接ロボットとそのセンサアダプタ - Google Patents
溶接ロボットとそのセンサアダプタInfo
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- JPH10128538A JPH10128538A JP28690396A JP28690396A JPH10128538A JP H10128538 A JPH10128538 A JP H10128538A JP 28690396 A JP28690396 A JP 28690396A JP 28690396 A JP28690396 A JP 28690396A JP H10128538 A JPH10128538 A JP H10128538A
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- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 48
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
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- Arc Welding Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】溶接作業におけるセンサ信号の送信系における
ケーブル損傷の問題がなく、また、コネクタ着脱の手間
が省けて省力化が図れる溶接ロボットとそのセンサアダ
プタを提供する。 【解決手段】溶接ロボットのアーム4の先端に取付けら
れるセンサ13が、センサアダプタ5を介してアーム4
の先端に着脱自在に取付けられる。センサアダプタ5
に、センサ信号を送信する無線送信器15と、センサ1
3および無線送信器15の電源17を搭載する。溶接ロ
ボットのコントローラに、無線送信器15からのセンサ
信号を受信する無線受信器を備える。
ケーブル損傷の問題がなく、また、コネクタ着脱の手間
が省けて省力化が図れる溶接ロボットとそのセンサアダ
プタを提供する。 【解決手段】溶接ロボットのアーム4の先端に取付けら
れるセンサ13が、センサアダプタ5を介してアーム4
の先端に着脱自在に取付けられる。センサアダプタ5
に、センサ信号を送信する無線送信器15と、センサ1
3および無線送信器15の電源17を搭載する。溶接ロ
ボットのコントローラに、無線送信器15からのセンサ
信号を受信する無線受信器を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーク溶接を行う
溶接ロボットおよび開先の位置を検出するセンサアダプ
タに関する。
溶接ロボットおよび開先の位置を検出するセンサアダプ
タに関する。
【0002】
【従来の技術】アーク溶接を行う溶接ロボットにおいて
は、溶接の適用範囲の拡大を目的として、特開昭52−
85042号に記載のように、アームの先端に種々のセ
ンサアダプタやトーチアダプタをこれらの取付け構造を
同じにして着脱自在に取付ける構造が採用される。図4
(A)、(B)はその構造の一例を示すもので、4は3
次元方向に位置制御されるアームであり、その先端部に
は、縦軸9と横軸10の2軸中心に吸着装置11を回動
させるモータ12が取付けられる。吸着装置11は電磁
石を内蔵したもので、図4(A)に示すようなセンサ4
0を取付けたセンサアダプタ41、あるいは図4(B)
に示すようなトーチ42を取付けたトーチアダプタ43
が磁気吸引により着脱自在に装着される。
は、溶接の適用範囲の拡大を目的として、特開昭52−
85042号に記載のように、アームの先端に種々のセ
ンサアダプタやトーチアダプタをこれらの取付け構造を
同じにして着脱自在に取付ける構造が採用される。図4
(A)、(B)はその構造の一例を示すもので、4は3
次元方向に位置制御されるアームであり、その先端部に
は、縦軸9と横軸10の2軸中心に吸着装置11を回動
させるモータ12が取付けられる。吸着装置11は電磁
石を内蔵したもので、図4(A)に示すようなセンサ4
0を取付けたセンサアダプタ41、あるいは図4(B)
に示すようなトーチ42を取付けたトーチアダプタ43
が磁気吸引により着脱自在に装着される。
【0003】図4(A)のようにセンサアダプタ41を
吸着装置11に装着して開先の位置検出を行う場合に
は、コネクタ44によりセンサ40の信号をコントロー
ラ(図示せず)に送るケーブル45が接続される。一
方、溶接を行う際には、図4(B)に示すように、ケー
ブル45は、アーム4上のホルダ46に止めておく。
吸着装置11に装着して開先の位置検出を行う場合に
は、コネクタ44によりセンサ40の信号をコントロー
ラ(図示せず)に送るケーブル45が接続される。一
方、溶接を行う際には、図4(B)に示すように、ケー
ブル45は、アーム4上のホルダ46に止めておく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の溶接ロ
ボットにおいては、溶接作業時にはセンサアダプタ41
は外すが、コネクタ44やケーブル45はアーム4の先
端に取付けたまま溶接するため、これらが溶接による熱
やスパッタに曝され、使用状態によっては高熱あるいは
スパッタの付着によりケーブル45の被覆部が溶けてシ
ョートすることがあり、長期にわたる連続稼動上、その
信頼性に問題があった。
ボットにおいては、溶接作業時にはセンサアダプタ41
は外すが、コネクタ44やケーブル45はアーム4の先
端に取付けたまま溶接するため、これらが溶接による熱
やスパッタに曝され、使用状態によっては高熱あるいは
スパッタの付着によりケーブル45の被覆部が溶けてシ
ョートすることがあり、長期にわたる連続稼動上、その
信頼性に問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、溶接作業に
おけるセンサ信号の送信系におけるケーブル損傷の問題
がなく、また、コネクタ着脱の手間が省けて省力化が図
れる溶接ロボットとそのセンサアダプタを提供すること
を目的とする。
おけるセンサ信号の送信系におけるケーブル損傷の問題
がなく、また、コネクタ着脱の手間が省けて省力化が図
れる溶接ロボットとそのセンサアダプタを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の溶接ロボットは、溶接ロボットのアームの
先端に、トーチと、開先位置を検出するセンサとが取付
けられると共に、少なくともセンサは、センサアダプタ
を介してアームの先端に着脱自在に取付けられる溶接ロ
ボットにおいて、センサアダプタに、センサ信号を送信
する無線送信器と、センサおよび前記無線送信器の電源
を搭載すると共に、溶接ロボットのコントローラに、前
記無線送信器からのセンサ信号を受信する無線受信器を
備えたことを特徴とする(請求項1)。
め、本発明の溶接ロボットは、溶接ロボットのアームの
先端に、トーチと、開先位置を検出するセンサとが取付
けられると共に、少なくともセンサは、センサアダプタ
を介してアームの先端に着脱自在に取付けられる溶接ロ
ボットにおいて、センサアダプタに、センサ信号を送信
する無線送信器と、センサおよび前記無線送信器の電源
を搭載すると共に、溶接ロボットのコントローラに、前
記無線送信器からのセンサ信号を受信する無線受信器を
備えたことを特徴とする(請求項1)。
【0007】また、本発明の溶接ロボットは、センサ不
使用時にセンサアダプタをセットしておく支持台を備え
ると共に、該支持台にセンサアダプタをセットした状態
においてセンサアダプタ上の電源をオフとする自動スイ
ッチを備えたことを特徴とする(請求項2)。
使用時にセンサアダプタをセットしておく支持台を備え
ると共に、該支持台にセンサアダプタをセットした状態
においてセンサアダプタ上の電源をオフとする自動スイ
ッチを備えたことを特徴とする(請求項2)。
【0008】また、本発明のセンサアダプタは、溶接ロ
ボットのアームの先端に着脱自在に取付けられて開先位
置を検出するセンサアダプタにおいて、溶接ロボットの
コントローラに備えた無線受信器に対してセンサ信号を
送信する無線送信器と、センサおよび無線送信器用の電
源とを搭載してなることを特徴とする(請求項3)。
ボットのアームの先端に着脱自在に取付けられて開先位
置を検出するセンサアダプタにおいて、溶接ロボットの
コントローラに備えた無線受信器に対してセンサ信号を
送信する無線送信器と、センサおよび無線送信器用の電
源とを搭載してなることを特徴とする(請求項3)。
【0009】
【作用】請求項1、3においては、センサ信号は無線送
信器によって溶接ロボットのコントローラの無線受信器
に送られるため、センサ用のケーブルは不要となり、溶
接による熱やスパッタによりケーブルの被覆部が溶ける
問題は発生しない。また、センサ信号を送るためのケー
ブルをセンサに電気的に着脱するためのコネクタの着脱
作業は不要となる。
信器によって溶接ロボットのコントローラの無線受信器
に送られるため、センサ用のケーブルは不要となり、溶
接による熱やスパッタによりケーブルの被覆部が溶ける
問題は発生しない。また、センサ信号を送るためのケー
ブルをセンサに電気的に着脱するためのコネクタの着脱
作業は不要となる。
【0010】請求項2においては、支持台にセンサアダ
プタをセットした状態においてセンサアダプタ上の電源
をオフとするスイッチを備えたので、センサ使用の際に
は自動的に電源が投入され、不使用時には自動的に電源
がオフとなる。
プタをセットした状態においてセンサアダプタ上の電源
をオフとするスイッチを備えたので、センサ使用の際に
は自動的に電源が投入され、不使用時には自動的に電源
がオフとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1(A)は本発明による溶接ロ
ボットの一実施例の要部構成を示す構成図、図1(B)
はそのセンサアダプタの電源のスイッチの構成図、図2
は本実施例の溶接ロボットの斜視図、図3(A)、
(B)はそれぞれ本実施例のセンサアダプタの平面図、
側面図である。
ボットの一実施例の要部構成を示す構成図、図1(B)
はそのセンサアダプタの電源のスイッチの構成図、図2
は本実施例の溶接ロボットの斜視図、図3(A)、
(B)はそれぞれ本実施例のセンサアダプタの平面図、
側面図である。
【0012】図2において、1は溶接ロボットのコント
ローラ、2はベース、3は該ベース2に沿って横行自在
に取付けられたコラム、4は該コラム3に沿って上下お
よび前後方向に移動自在に取付けられたアーム、5はセ
ンサアダプタ、6はセンサアダプタ5やトーチアダプタ
7をセットしておく吸着装置8を有する支持台である。
図1(A)に示すように、アーム4の先端には、前記同
様に、縦軸9と横軸10の2軸中心に吸着装置11を回
動させるモータ12が取付けられる。
ローラ、2はベース、3は該ベース2に沿って横行自在
に取付けられたコラム、4は該コラム3に沿って上下お
よび前後方向に移動自在に取付けられたアーム、5はセ
ンサアダプタ、6はセンサアダプタ5やトーチアダプタ
7をセットしておく吸着装置8を有する支持台である。
図1(A)に示すように、アーム4の先端には、前記同
様に、縦軸9と横軸10の2軸中心に吸着装置11を回
動させるモータ12が取付けられる。
【0013】センサアダプタ5は、図3(A)、(B)
に示すように、センサ13と、そのセンサ信号を図2の
コントローラ1の無線受信器14に送信する無線送信器
15と、これらの動作を制御するセンサコントローラ1
6と、センサ13、無線送信器15およびセンサコント
ローラ16の電源(電池)17とが搭載される。
に示すように、センサ13と、そのセンサ信号を図2の
コントローラ1の無線受信器14に送信する無線送信器
15と、これらの動作を制御するセンサコントローラ1
6と、センサ13、無線送信器15およびセンサコント
ローラ16の電源(電池)17とが搭載される。
【0014】本実施例のセンサ13は、溶接に先立っ
て、溶接位置を決めるためにワーク19の開先20の位
置を検出するもので、本例のセンサ13はレーザ変位計
からなる例を示しており、レーザ発振器21から投射し
たレーザビームのワーク19からの反射ビームを受光素
子アレイ22に入射、検出して開先22を検出するもの
である。なおセンサ13としてはCCDカメラ等他のセ
ンサを用いることができる。
て、溶接位置を決めるためにワーク19の開先20の位
置を検出するもので、本例のセンサ13はレーザ変位計
からなる例を示しており、レーザ発振器21から投射し
たレーザビームのワーク19からの反射ビームを受光素
子アレイ22に入射、検出して開先22を検出するもの
である。なおセンサ13としてはCCDカメラ等他のセ
ンサを用いることができる。
【0015】センサアダプタ5の前後面には吸着装置
8、11に吸着された時の位置決め用の突起23、24
が設けられ、一方、吸着装置8、11には、これらの突
起23、24が嵌まる凹部25、26が形成されてい
る。
8、11に吸着された時の位置決め用の突起23、24
が設けられ、一方、吸着装置8、11には、これらの突
起23、24が嵌まる凹部25、26が形成されてい
る。
【0016】図3(B)に示すように、センサコントロ
ーラ16に対する電源17は、人手により操作されるス
イッチ28以外に、該スイッチ28に対して直列の常閉
式自動スイッチ29を介してセンサコントローラ16に
接続されており、該自動スイッチ29の可動接点31
は、ばね32によりセンサアダプタ5の前面(本例にお
いては突起23の前面)から突出させた操作ロッド33
に結合されている。そして、支持台6にセンサアダプタ
5がセットされている際には、支持台6の吸着装置8の
凹部25の奥面に操作ロッド33が当接してばね32に
抗して操作ロッド33がセンサアダプタ5内に没入し、
可動接点31が固定接点から離れる。一方、センサアダ
プタ5が吸着装置8から離れると、ばね32により可動
接点31が固定接点に接触し、電源17がオンとなる。
ーラ16に対する電源17は、人手により操作されるス
イッチ28以外に、該スイッチ28に対して直列の常閉
式自動スイッチ29を介してセンサコントローラ16に
接続されており、該自動スイッチ29の可動接点31
は、ばね32によりセンサアダプタ5の前面(本例にお
いては突起23の前面)から突出させた操作ロッド33
に結合されている。そして、支持台6にセンサアダプタ
5がセットされている際には、支持台6の吸着装置8の
凹部25の奥面に操作ロッド33が当接してばね32に
抗して操作ロッド33がセンサアダプタ5内に没入し、
可動接点31が固定接点から離れる。一方、センサアダ
プタ5が吸着装置8から離れると、ばね32により可動
接点31が固定接点に接触し、電源17がオンとなる。
【0017】この構成において、センサアダプタ5が支
持台6の吸着装置8にセットされた状態においては、操
作ロッド33が凹部25の奥面に押され、スイッチ28
を閉じた状態としておいても、自動スイッチ29の接点
は開いているので、電源17がオフとなっており、セン
サ13および無線送信器15は停止状態である。
持台6の吸着装置8にセットされた状態においては、操
作ロッド33が凹部25の奥面に押され、スイッチ28
を閉じた状態としておいても、自動スイッチ29の接点
は開いているので、電源17がオフとなっており、セン
サ13および無線送信器15は停止状態である。
【0018】開先20を検出する場合は、支持台6の吸
着装置8にセットされているセンサアダプタ5に対し、
アーム4および吸着装置11の位置制御を行い、センサ
アダプタ5の後面の突起24に吸着装置11の凹部26
を嵌め、アーム4の吸着装置11の電磁石をオン、支持
台6の吸着装置8の電磁石をオフとしてセンサアダプタ
5をアーム4側の吸着装置11に装着する。その後、ア
ーム4および吸着装置11の制御を行うことにより、セ
ンサアダプタ5をアーム4側の吸着装置11に吸着して
支持台6側の吸着装置8から離すと、自動スイッチ29
が閉じるので、電源17が投入されてセンサコントロー
ラ16がセンサ13および無線送信器15を作動状態と
する。
着装置8にセットされているセンサアダプタ5に対し、
アーム4および吸着装置11の位置制御を行い、センサ
アダプタ5の後面の突起24に吸着装置11の凹部26
を嵌め、アーム4の吸着装置11の電磁石をオン、支持
台6の吸着装置8の電磁石をオフとしてセンサアダプタ
5をアーム4側の吸着装置11に装着する。その後、ア
ーム4および吸着装置11の制御を行うことにより、セ
ンサアダプタ5をアーム4側の吸着装置11に吸着して
支持台6側の吸着装置8から離すと、自動スイッチ29
が閉じるので、電源17が投入されてセンサコントロー
ラ16がセンサ13および無線送信器15を作動状態と
する。
【0019】その後、アーム4や吸着装置11の位置制
御により開先20を検出するセンシング動作に移行す
る。この時、無線送信器15からセンサ信号が無線受信
器14に常時送信されるので、コントローラ1の信号処
理装置を通じて溶接位置を決定し記憶しておく。
御により開先20を検出するセンシング動作に移行す
る。この時、無線送信器15からセンサ信号が無線受信
器14に常時送信されるので、コントローラ1の信号処
理装置を通じて溶接位置を決定し記憶しておく。
【0020】このようなセンシング動作が終了した後
は、センサアダプタ5を支持台6の吸着装置8に戻す。
この時、操作ロッド33が吸着装置8の凹部25の奥面
に押されることにより、自動スイッチ29はオフとな
り、センサ13や無線送信器15が自動的に停止する。
これにより、電源17のスイッチをオンオフする操作が
不要となり、省力化を図ることができ、また、センサ1
3の不使用時における電源17の消費を防ぐことができ
る。
は、センサアダプタ5を支持台6の吸着装置8に戻す。
この時、操作ロッド33が吸着装置8の凹部25の奥面
に押されることにより、自動スイッチ29はオフとな
り、センサ13や無線送信器15が自動的に停止する。
これにより、電源17のスイッチをオンオフする操作が
不要となり、省力化を図ることができ、また、センサ1
3の不使用時における電源17の消費を防ぐことができ
る。
【0021】前述のように、センサアダプタ5の突起2
3を吸着装置8の凹部25に嵌合した後、支持台6の吸
着装置8の電磁石を励磁し、アーム4側の吸着装置11
の電磁石を消磁して吸着装置11からセンサアダプタ5
を外し、次に支持台6の吸着装置8にセットされている
トーチアダプタ7の吸着装置11への装着動作に移行す
る。すなわち、アーム4や吸着装置11の位置制御およ
び吸着装置11の電磁石の励磁により、吸着装置11に
トーチアダプタ7を装着し、その後、前記センサ13に
より検出された溶接位置(溶接線)に沿って溶接を行
う。この溶接の際には、センサ13の信号をコントロー
ラ1に送るためのケーブルは無いため、溶接の熱やスパ
ッタによるケーブルの被覆部の溶けやショートの問題は
起こらない。また、センシング作業と溶接作業の切り換
えの際におけるケーブルのコネクタの着脱作業は不要と
なる。
3を吸着装置8の凹部25に嵌合した後、支持台6の吸
着装置8の電磁石を励磁し、アーム4側の吸着装置11
の電磁石を消磁して吸着装置11からセンサアダプタ5
を外し、次に支持台6の吸着装置8にセットされている
トーチアダプタ7の吸着装置11への装着動作に移行す
る。すなわち、アーム4や吸着装置11の位置制御およ
び吸着装置11の電磁石の励磁により、吸着装置11に
トーチアダプタ7を装着し、その後、前記センサ13に
より検出された溶接位置(溶接線)に沿って溶接を行
う。この溶接の際には、センサ13の信号をコントロー
ラ1に送るためのケーブルは無いため、溶接の熱やスパ
ッタによるケーブルの被覆部の溶けやショートの問題は
起こらない。また、センシング作業と溶接作業の切り換
えの際におけるケーブルのコネクタの着脱作業は不要と
なる。
【0022】上記実施例においては、吸着装置11にセ
ンサアダプタ5とトーチアダプタ7とが互換性を有して
着脱される構成としたが、アーム4の先端にトーチを常
時取付けておき、センサアダプタ5のみを着脱するよう
に構成してもよい。
ンサアダプタ5とトーチアダプタ7とが互換性を有して
着脱される構成としたが、アーム4の先端にトーチを常
時取付けておき、センサアダプタ5のみを着脱するよう
に構成してもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1、3によれば、溶接位置を検出
するためのセンサ信号を無線によりコントローラ側に送
信するようにしたので、溶接作業におけるセンサ信号の
送信系におけるケーブル損傷の問題がなくなり、センサ
系統のメンテナンスが容易となる。また、センサ信号用
ケーブルのコネクタ着脱の手間が省けるために省力化が
図れる。
するためのセンサ信号を無線によりコントローラ側に送
信するようにしたので、溶接作業におけるセンサ信号の
送信系におけるケーブル損傷の問題がなくなり、センサ
系統のメンテナンスが容易となる。また、センサ信号用
ケーブルのコネクタ着脱の手間が省けるために省力化が
図れる。
【0024】請求項2によれば、支持台にセンサアダプ
タをセットした状態においてセンサアダプタ上の電源を
オフとするスイッチを備えたので、支持台の電源をオン
オフする操作を無くして省力化を図ることができ、か
つ、センサの不使用時における電源の消費を防ぐことが
できる。
タをセットした状態においてセンサアダプタ上の電源を
オフとするスイッチを備えたので、支持台の電源をオン
オフする操作を無くして省力化を図ることができ、か
つ、センサの不使用時における電源の消費を防ぐことが
できる。
【図1】(A)は本発明による溶接ロボットの一実施例
の要部構成を示す構成図、(B)はそのセンサアダプタ
の電源のスイッチの構成図である。
の要部構成を示す構成図、(B)はそのセンサアダプタ
の電源のスイッチの構成図である。
【図2】本実施例の溶接ロボットの斜視図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ本実施例のセンサア
ダプタの平面図、側面図である。
ダプタの平面図、側面図である。
【図4】(A)、(B)はそれぞれ従来の溶接ロボット
において、センサアダプタ、トーチアダプタをアームに
装着した状態を示す側面図である。
において、センサアダプタ、トーチアダプタをアームに
装着した状態を示す側面図である。
1:コントローラ、2:ベース、3:コラム、4:アー
ム、5:センサアダプタ、6:支持台、7:トーチアダ
プタ、8、11:吸着装置、9:縦軸、10:横軸、1
2:モータ、13:センサ、14:無線受信器、15:
無線送信器、16:センサコントローラ、17:電源、
19:ワーク、20:開先、21:レーザ発振器、2
2:受光素子アレイ、23、24:突起、25、26:
凹部、28:スイッチ、29:自動スイッチ、31:可
動接点、32:ばね、33:操作ロッド
ム、5:センサアダプタ、6:支持台、7:トーチアダ
プタ、8、11:吸着装置、9:縦軸、10:横軸、1
2:モータ、13:センサ、14:無線受信器、15:
無線送信器、16:センサコントローラ、17:電源、
19:ワーク、20:開先、21:レーザ発振器、2
2:受光素子アレイ、23、24:突起、25、26:
凹部、28:スイッチ、29:自動スイッチ、31:可
動接点、32:ばね、33:操作ロッド
Claims (3)
- 【請求項1】溶接ロボットのアームの先端に、トーチ
と、開先位置を検出するセンサとが取付けられると共
に、少なくともセンサは、センサアダプタを介してアー
ムの先端に着脱自在に取付けられる溶接ロボットにおい
て、 センサアダプタに、センサ信号を送信する無線送信器
と、センサおよび前記無線送信器の電源を搭載すると共
に、 溶接ロボットのコントローラに、前記無線送信器からの
センサ信号を受信する無線受信器を備えたことを特徴と
する溶接ロボット。 - 【請求項2】請求項1において、 センサ不使用時にセンサアダプタをセットしておく支持
台を備えると共に、 該支持台にセンサアダプタをセットした状態においてセ
ンサアダプタ上の電源をオフとする自動スイッチを備え
たことを特徴とする溶接ロボット。 - 【請求項3】溶接ロボットのアームの先端に着脱自在に
取付けられて開先位置を検出するセンサアダプタにおい
て、 溶接ロボットのコントローラに備えた無線受信器に対し
てセンサ信号を送信する無線送信器と、センサおよび無
線送信器用の電源とを搭載してなることを特徴とする溶
接ロボットのセンサアダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28690396A JPH10128538A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 溶接ロボットとそのセンサアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28690396A JPH10128538A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 溶接ロボットとそのセンサアダプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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