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JPH10124834A - 歪みゲージの接着固定方法及びその方法を用いたアクチュエータ - Google Patents

歪みゲージの接着固定方法及びその方法を用いたアクチュエータ

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Publication number
JPH10124834A
JPH10124834A JP29734996A JP29734996A JPH10124834A JP H10124834 A JPH10124834 A JP H10124834A JP 29734996 A JP29734996 A JP 29734996A JP 29734996 A JP29734996 A JP 29734996A JP H10124834 A JPH10124834 A JP H10124834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain gauge
gauge
bimorph
fixing
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP29734996A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Kawaguchi
裕人 川口
Takashi Yamauchi
峻 山内
Shigenobu Goto
茂信 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP29734996A priority Critical patent/JPH10124834A/ja
Publication of JPH10124834A publication Critical patent/JPH10124834A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業効率の高い歪みゲージの接着固定方法及
び駆動の信頼性の高いアクチュエータを提供すること。 【解決手段】 歪みゲージ10のゲージ部10a下面に
接着剤を塗布して前記ゲージ部を仮接着し、前記歪みゲ
ージのゲージ部上面を覆うようにフィルム11を固着
し、前記歪みゲージをその上面から加圧しながら前記接
着剤を加熱硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、歪みゲージの接
着固定方法及びその方法を用いたアクチュエータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えばスロー再生や逆再生等の可変速再
生が可能なビデオテープレコーダ(VTR)の回転ドラ
ムに装着される磁気ヘッド装置としては、可変速再生時
に磁気ヘッドが揺動して磁気テープの記録トラックに追
従する、いわゆるDT(Dynamic Tracki
ng)ヘッド装置がある。このDTヘッド装置に適用さ
れる磁気ヘッドの揺動動作を行うアクチュエータとして
は、電気機械変換素子である例えば圧電セラミックで成
るバイモルフを片持ち梁構造としたものが多用されてい
る。
【0003】図6は、このような圧電アクチュエータが
適用されたDTヘッド装置の一例を示す側面図である。
このDTヘッド装置41は、2枚の板状の圧電セラミッ
ク42、43が貼り合わされた構造のバイモルフ44を
有し、このバイモルフ44の先端に磁気ヘッド45が取
り付けられ、末端に回転ドラム上に支持固定されるホル
ダ46が取り付けられた構成となっている。
【0004】このような構成のDTヘッド装置41を動
作させて磁気ヘッド45を磁気テープの記録トラックに
追従させるには、一方の圧電セラミック42を伸長さ
せ、他方の圧電セラミック43を収縮させてバイモルフ
44を湾曲させる。ところが、バイモルフ44を湾曲さ
せると、図7に示すように傾斜角が生じ、磁気ヘッド4
5と磁気テープの接触状態が悪化するので、性能的に限
界がある。このような問題を解消するものとして、傾斜
抑制用の板バネをバイモルフに付随させた構造の圧電ア
クチュエータが適用されたDTヘッド装置が開発されて
いる。
【0005】図8は、このような圧電アクチュエータが
適用されたDTヘッド装置の一例をを含む回転ドラムを
示す平面図である。このDTヘッド装置50は、台形状
のバイモルフ51とカーボン繊維等を含む樹脂で成るT
形状の板バネ52とが平行に配置され、これらの先端に
磁気ヘッド53が取り付けられ、末端にアルミニウムや
真鍮等で成る導電性のホルダ54が取り付けられた構成
となっている。そして、回転ドラム60の円周部にて磁
気ヘッド53が揺動可能に配置されるように、ホルダ5
4を介して回転ドラム60上に支持固定された片持ち梁
の構造となっている。ホルダ54側の回転ドラム60上
には、バイモルフ51の湾曲変位量を検出する検出回路
56及び録画・再生信号を増幅する増幅回路57がマウ
ントされたプリント基板58が固定されている。
【0006】図9および図10は、上記DTヘッド装置
50の詳細例を示す斜視図及び側面図である。バイモル
フ51は、2枚の圧電セラミック511、512が中間
電極513を挟んで貼り合わされ、その両表面に表面電
極514、515が形成された構造となっている。この
バイモルフ51の先端には、磁気ヘッド53が取り付け
られたチップベース516が取り付けられている。ま
た、バイモルフ51の末端は、ホルダ54を構成するベ
ースホルダ541と中ホルダ542に挟み込まれてい
る。さらに、バイモルフ51と平行に配置された板バネ
52の先端には、チップベース56が取り付けられてい
る。また、板バネ52の末端は、ホルダ54を構成する
押さえホルダ543と中ホルダ542に挟み込まれてい
る。そして、以上のように構成されたホルダ54等は、
ベースホルダ541と回転ドラム60との間に絶縁板を
挟んで、ボルト544により回転ドラム60上に支持固
定されている。
【0007】バイモルフ51の表面電極514、515
はベースホルダ541と中ホルダ542を介して間接的
に、また中間電極513は直接的に、駆動回路55に接
続されている。表面電極514、515の両面のほぼ中
央部には、例えばバイモルフ51の湾曲変位量に応じて
抵抗値が変化する箔歪みゲージが貼り付けられており、
この歪みゲージは検出回路56に接続されている。そし
て、磁気ヘッド53は、増幅回路57に接続されてい
る。このような構成のDTヘッド装置50によれば、駆
動回路55の駆動によりバイモルフ51を湾曲すること
で、バイモルフ51に平行に配置され、かつバイモルフ
51と両端が結合されている板バネ52も同時に湾曲す
るので、その湾曲形状はS字状となる。従って、磁気ヘ
ッド54は、回転ドラム60の回転軸方向に平行移動す
ることになるので、可変速再生時に回転ドラム60の外
周面に斜めに巻き付けられている磁気テープ59の記録
トラックに追従することができる。
【0008】バイモルフ51が下方へ曲がると、バイモ
ルフ51の表側が伸び、裏側が縮むが、表面電極51
4、515上に接着された歪みゲージの抵抗値は、バイ
モルフ51の表側が静止時に対して増加し、その裏側が
静止時に対して減少する。従って、両歪みゲージの抵抗
値の差を検出することにより、バイモルフ51の駆動量
を観測することができる。また、歪みゲージはバイモル
フ51の両面に貼り付けられているので、それ自体の温
度変化による抵抗変化を無視することができる。即ち、
温度が変化すると、歪みゲージの抵抗値が変化するが、
各々の抵抗変化量がほぼ同じであるため、両歪みゲージ
の抵抗差は温度変化によっても変化することはない。
【0009】従来、バイモルフ51の表面電極514、
515への歪ゲージの接着固定は、図11乃至図16に
示すように行われていた。先ず、図11に示すように、
圧電セラミック511、512の表面電極514、51
5上に、歪ゲージ61の接着位置をマーキング63で印
す。そして、図12に示すように、歪ゲージ61の斜線
部61aの下面にフェノール樹脂を塗布し、歪ゲージ6
1をマーキング63に位置決めして斜線部61aを表面
電極514、515上に仮接着する。
【0010】次に、図13に示すように、歪ゲージ61
の斜線部61aの上面をフッ素樹脂系の粘着テープ62
で覆い、専用治具に3〜5kgの圧着力でクランプした
後、摂氏80度で2時間の加圧加熱処理を施してフェノ
ール樹脂を硬化させる。加圧加熱処理が終了したら、専
用治具を3〜5kgの圧着力で締め直し、再度摂氏13
0度で10時間の加圧加熱処理を施してフェノール樹脂
を完全に硬化させる。この加圧加熱処理の終了後、図1
4に示すように、粘着テープ62を剥がす。次に、図1
5に示すように、歪ゲージ61の斜線部61bの下面
に、瞬間接着剤を塗布して斜線部61bを仮接着する。
そして、図16に示すように、歪ゲージ61の斜線部6
1bの上面にエポキシ樹脂を塗布し、摂氏60度で2時
間の加熱硬化処理を施してエポキシ樹脂を硬化させ、歪
ゲージ61を圧電セラミック511、512の表面電極
514、515上に固定する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の歪ゲ
ージの接着固定方法にあっては、粘着テープ62を剥が
すときに、圧電セラミック511、512の表面電極5
14、515に微小クラックが発生する場合があり、電
極分断や放電の原因になるという問題があった。また、
歪ゲージ61の固定に使用する瞬間接着剤及びエポキシ
樹脂の影響で、歪ゲージ61が折れて半断線することが
あり、またエポキシ樹脂の塗布作業において塗布厚みの
ばらつきが大きく、不良が発生することがあるという問
題があった。このように従来の歪ゲージの接着固定方法
は、作業性が悪く、作業工数が増大するとともに、リー
ドタイムが長いという問題があったため、その方法が用
いられて作製されるアクチュエータの駆動の信頼性が低
下するという問題があった。
【0012】この発明は、上記課題に鑑み、作業効率の
高い歪みゲージの接着固定方法及び駆動の信頼性の高い
アクチュエータを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、この発明に
よれば、歪みゲージのゲージ部下面に接着剤を塗布して
前記ゲージ部を仮接着し、前記歪みゲージのゲージ部上
面を覆うようにフィルムを固着し、前記歪みゲージをそ
の上面から加圧しながら前記接着剤を加熱硬化させるこ
とにより達成される。
【0014】上記構成によれば、フィルムを剥がさない
で残存させるので、被接着側の微小クラックの発生を防
止することができると共に、接着固定工程を簡略化する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べ
る実施形態は、この発明の好適な形態であるから、技術
的に好ましい種々の限定が付されているが、この発明の
範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0016】図1乃至図3は、この発明の歪みゲージの
接着固定方法を説明するための概略図である。そして、
図3は、その方法を用いたこの発明のアクチュエータの
主要部の第1の実施形態を示す概略図であり、図6や図
9に示したDTヘッド装置に適用される圧電アクチュエ
ータの主要部を示す。この圧電アクチュエータ1の本体
を構成するバイモルフ2は、平面形状が台形状のジルコ
ン酸チタン酸鉛等のセラミック粉末を焼結して成る2枚
の圧電セラミックの間に、金属やカーボン等からなる中
間電極を挟むようにして、エポキシ系接着剤等で貼り合
わされたものであり、その両表面には、ニッケル、銀又
は金等によって表面電極6、7が形成されている。
【0017】表面電極6、7上には、歪みゲージ10が
配置され、この歪みゲージ10のゲージ部10aを覆う
ように樹脂系ポリエステルフィルム11が固着されてい
る。バイモルフ2の基端部は、ホルダの上端固定部と下
端固定部とによって挟持されている。これら上端固定部
と下端固定部は、導電性材料によって形成されており、
バイモルフ2の表面電極6、7と導通されている。この
ホルダは、下端固定部と回転ドラムとの間に絶縁体を挟
んで、回転ドラム上に支持固定されている。一方、バイ
モルフ2の自由端には、ヘッドホルダによって検出素子
としてのヘッドが支持されている。
【0018】このような歪みゲージ10の接着固定方法
は、先ず、図1に示すように、バイモルフ2の表面電極
6、7上に、歪みゲージ10の接着位置をマーキング1
2で印す。次に、図2に示すように、歪みゲージ10の
ゲージ部10aの下面にフェノール樹脂を塗布し、歪み
ゲージ10をマーキング12に位置決めしてゲージ部1
0aを表面電極6、7上に仮接着する。そして、図3に
示すように、歪みゲージ10のゲージ部10aの上面を
樹脂系ポリエステルフィルム11で覆って接着し、専用
治具に3〜5kgの圧着力でクランプした後、摂氏80
度で2時間の加圧加熱処理を施してフェノール樹脂を硬
化させる。この加圧加熱処理が終了したら、専用治具を
3〜5kgの圧着力で締め直し、摂氏130度で10時
間の加圧加熱処理を施してフェノール樹脂を完全に硬化
させ、歪ゲージ10をバイモルフ2の表面電極6、7上
に固定する。
【0019】このように、樹脂系ポリエステルフィルム
11は剥がさないで残存させるので、バイモルフ2の表
面電極6、7に微小クラックが発生せず、電極分断や放
電を防止することができる。また、従来の瞬間接着剤及
びエポキシ樹脂による固定が不要となるので、歪ゲージ
10の半断線を防止して、歪ゲージ10の接着固定の信
頼性を向上させることができる。従って、接着固定工程
が簡略化されて作業工数を低減させることができ、リー
ドタイムを短くすることができると共に、バイモルフ2
を正常に駆動させることができる。また、樹脂系ポリエ
ステルフィルム11は、フェノール樹脂の加圧加熱硬化
時に、歪みゲージ10の接着面からフェノール樹脂が加
圧によりはみ出してくるのを防止するマスキングとなる
ので、接着剤のマスキングテープとしての粘着テープは
不要となる。
【0020】図4は、この発明の歪みゲージの接着固定
方法を用いたこの発明のアクチュエータの主要部の第2
の実施形態を示す概略図であり、図6や図9に示したD
Tヘッド装置に適用される圧電アクチュエータの主要部
を示す。この圧電アクチュエータ21は、図3に示す圧
電アクチュエータ1と略同様の構成であるが、相違点
は、歪みゲージ10のリード線部10bの基端側にも樹
脂系ポリエステルフィルム22が固着されている点であ
る。
【0021】このような歪みゲージ10の接着固定方法
は、前述した図1及び図2に示す工程は同様である。そ
して、図4に示すように、歪みゲージ10のゲージ部1
0aの上面を樹脂系ポリエステルフィルム11で覆って
接着すると共に、そのリード線部10bの基端側の上面
を樹脂系ポリエステルフィルム22で覆って接着し、専
用治具に3〜5kgの圧着力でクランプした後、摂氏8
0度で2時間の加圧加熱処理を施してフェノール樹脂を
硬化させる。この加圧加熱処理が終了したら、専用治具
を3〜5kgの圧着力で締め直し、摂氏130度で10
時間の加圧加熱処理を施してフェノール樹脂を完全に硬
化させ、歪ゲージ10をバイモルフ2の表面電極6、7
上に固定する。
【0022】この第2の実施形態でも第1の実施形態で
述べた効果と同様の効果が奏されるのみならず、歪みゲ
ージ10のゲージ部10aを覆うように樹脂系ポリエス
テルフィルム11を固着すると共に、そのリード線部1
0bにもリード線部10bを覆うように樹脂系ポリエス
テルフィルム22を固着しているので、歪みゲージ10
の接着及び固定の信頼性をより高めることができる。
【0023】図5は、この発明の歪みゲージの接着固定
方法を用いたこの発明のアクチュエータの主要部の第3
の実施形態を示す概略図であり、図6や図9に示したD
Tヘッド装置に適用される圧電アクチュエータの主要部
を示す。この圧電アクチュエータ31は、図4に示す圧
電アクチュエータ1と略同様の構成であるが、相違点
は、歪みゲージ10のゲージ部10aに樹脂系ポリエス
テルフィルム11が固着されていない点である。
【0024】このような歪みゲージ10の接着固定方法
は、前述した図1及び図2に示す工程は同様である。そ
して、図5(a)に示すように、歪みゲージ10のゲー
ジ部10aの上面を粘着テープ32で覆って接着すると
共に、そのリード線部10bの基端側の上面を樹脂系ポ
リエステルフィルム22で覆って接着し、専用治具に3
〜5kgの圧着力でクランプした後、摂氏80度で2時
間の加圧加熱処理を施してフェノール樹脂を硬化させ
る。この加圧加熱処理が終了したら、専用治具を3〜5
kgの圧着力で締め直し、摂氏130度で10時間の加
圧加熱処理を施してフェノール樹脂を完全に硬化させ、
歪ゲージ10をバイモルフ2の表面電極6、7上に固定
する。最後に、歪みゲージ10のゲージ部10aから粘
着テープ32を剥がす。
【0025】この第3実施形態においては、歪みゲージ
10のリード線部10bの樹脂系ポリエステルフィルム
22は剥がさないで残存させるが、そのゲージ部10a
の粘着テープ32は接着固定工程の最後に剥がすことに
なる。しかし、このように粘着テープ32を使用する場
合にも、歪みゲージ10のリード線部10bを樹脂系ポ
リエステルフィルム22で固着した状態で粘着テープ3
2を剥がすようにしているので、バイモルフ2の表面電
極に微小クラックは発生せず、電極分断や放電を防止す
ることができ、第1の実施形態で述べた効果と同様の効
果が奏される。
【0026】上述した各実施形態では、樹脂系ポリエス
テルフィルム11、22は、例えばその粘着力が350
gf/幅mm〜600gf/幅mm(温度処理すると粘
着力が2倍になる)、引張強さが1.6kgf/幅mm
〜6.0kgf/幅mm、伸びが80%、破壊電圧が
4.0kV〜8.0kV、電食係数が1.00を示すも
のが用いられる。そして、この樹脂系ポリエステルフィ
ルム11、22は透明であるので、歪みゲージ10の接
着位置の修正を容易に行うことができる。尚、バイモル
フ2の表面電極6、7上に樹脂系ポリエステルフィルム
11、22を残留させるので、バイモルフ2を正常に駆
動させるには、樹脂系ポリエステルフィルム11、22
はできるだけ薄くすることが望ましく、例えば0.01
2mm〜0.075mmの厚さのものが用いられる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
作業性が良く、作業工数が低減するとともに、リードタ
イムが短い歪ゲージの接着固定工程とすることができ、
その工程で作製されるアクチュエータの駆動の信頼性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の歪みゲージの接着固定方法を説明す
るための第1の概略図。
【図2】この発明の歪みゲージの接着固定方法を説明す
るための第2の概略図。
【図3】この発明のアクチュエータの第1の実施形態を
示す概略図。
【図4】この発明のアクチュエータの第2の実施形態を
示す概略図。
【図5】この発明のアクチュエータの第3の実施形態を
示す概略図。
【図6】一般的なアクチュエータの第1の例が適用され
たDTヘッド装置の一例を示す斜視図。
【図7】図6に示すDTヘッド装置の側面図。
【図8】一般的なアクチュエータの第2の例を適用した
DTヘッド装置が装着された回転ドラムの一例を示す平
面図。
【図9】図8に示すDTヘッド装置の斜視図。
【図10】図9に示すDTヘッド装置の側面図。
【図11】従来の歪みゲージの接着固定方法を説明する
ための第1の概略図。
【図12】従来の歪みゲージの接着固定方法を説明する
ための第2の概略図。
【図13】従来の歪みゲージの接着固定方法を説明する
ための第3の概略図。
【図14】従来の歪みゲージの接着固定方法を説明する
ための第4の概略図。
【図15】従来の歪みゲージの接着固定方法を説明する
ための第5の概略図。
【図16】従来の歪みゲージの接着固定方法を説明する
ための第6の概略図。
【符号の説明】
1、21、31・・・圧電アクチュエータ、2・・・バ
イモルフ、6、7・・・表面電極、10・・・歪みゲー
ジ、10a・・・歪みゲージのゲージ部、10b・・・
歪みゲージのリード線部、11、22・・・樹脂系ポリ
エステルフィルム、32・・・粘着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 茂信 宮城県登米郡中田町宝江新井田字加賀野鏡 30番地ソニー・プレシジョン・マグネ株式 会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歪みゲージのゲージ部下面に接着剤を塗
    布して前記ゲージ部を仮接着し、 前記歪みゲージのゲージ部上面を覆うようにフィルムを
    固着し、 前記歪みゲージをその上面から加圧しながら前記接着剤
    を加熱硬化させることを特徴とする歪みゲージの接着固
    定方法。
  2. 【請求項2】 歪みゲージのゲージ部下面に接着剤を塗
    布して前記ゲージ部を仮接着し、 前記歪みゲージのゲージ部上面及びリード線部上面を覆
    うようにフィルムを固着し、 前記歪みゲージをその上面から加圧しながら前記接着剤
    を加熱硬化させることを特徴とする歪みゲージの接着固
    定方法。
  3. 【請求項3】 歪みゲージのゲージ部下面に接着剤を塗
    布して前記ゲージ部を仮接着し、 前記歪みゲージのゲージ部上面を覆うように粘着テープ
    を貼り付けると共に、前記歪みゲージのリード線部上面
    を覆うようにフィルムを固着し、 前記歪みゲージをその上面から加圧しながら前記接着剤
    を加熱硬化させ、 前記粘着テープを剥がすことを特徴とする歪みゲージの
    接着固定方法。
  4. 【請求項4】 湾曲動作する湾曲手段を有するアクチュ
    エータにおいて、 前記湾曲手段の表面に歪みゲージを配し、前記歪みゲー
    ジのゲージ部を覆うようにフィルムを固着したことを特
    徴とするアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 湾曲動作する湾曲手段を有するアクチュ
    エータにおいて、 前記湾曲手段の表面に歪みゲージを配し、前記歪みゲー
    ジのゲージ部及びリード線部を覆うようにフィルムを固
    着したことを特徴とするアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 湾曲動作する湾曲手段を有するアクチュ
    エータにおいて、 前記湾曲手段の表面に歪みゲージを配し、前記歪みゲー
    ジのリード線部を覆うようにフィルムを固着したことを
    特徴とするアクチュエータ。
JP29734996A 1996-10-18 1996-10-18 歪みゲージの接着固定方法及びその方法を用いたアクチュエータ Abandoned JPH10124834A (ja)

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JP29734996A JPH10124834A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 歪みゲージの接着固定方法及びその方法を用いたアクチュエータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002870A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Ishida Co Ltd ロードセル、およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008002870A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Ishida Co Ltd ロードセル、およびその製造方法

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