JPH10120900A - ポリアミド樹脂組成物およびその成型品 - Google Patents
ポリアミド樹脂組成物およびその成型品Info
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- JPH10120900A JPH10120900A JP28901296A JP28901296A JPH10120900A JP H10120900 A JPH10120900 A JP H10120900A JP 28901296 A JP28901296 A JP 28901296A JP 28901296 A JP28901296 A JP 28901296A JP H10120900 A JPH10120900 A JP H10120900A
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- nylon
- glass fiber
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- resin composition
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械的特性に優れ、かつ成型品の表面平滑性
の高いポリアミド樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 ポリアミド樹脂30〜70重量%とガラ
ス繊維70〜30重量%を含有し、該ガラス繊維が平均
アスペクト比が10〜20であり、かつ該アスペクト比
が30を越えるガラス繊維の重量分率が15%以下であ
ることを特徴とするポリアミド樹脂組成物。
の高いポリアミド樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 ポリアミド樹脂30〜70重量%とガラ
ス繊維70〜30重量%を含有し、該ガラス繊維が平均
アスペクト比が10〜20であり、かつ該アスペクト比
が30を越えるガラス繊維の重量分率が15%以下であ
ることを特徴とするポリアミド樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面平滑性に優れ
かつ機械的特性に優れた成型品が得られるポリアミド樹
脂組成物およびその成型品に関する。
かつ機械的特性に優れた成型品が得られるポリアミド樹
脂組成物およびその成型品に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド樹脂は優れた機械的特性を有
し、特にガラス繊維で補強した際の強度剛性向上効果が
著しいことから、様々な用途に利用されている。しかし
ながら、強度剛性を向上させるためにガラス繊維を配合
すると、成型品表面にガラス繊維が露出し外観を損ね、
そのため外観の要求される用途への使用には限界があっ
た。ガラス繊維強化ポリアミドの外観を向上させる方法
として、ポリアミド樹脂の中でも比較的結晶化温度の低
いナイロン6、ナイロン66/6共重合体、ナイロン6
6とナイロン6のブレンド、ナイロンMXD6を用いた
組成物が広く使用されている。
し、特にガラス繊維で補強した際の強度剛性向上効果が
著しいことから、様々な用途に利用されている。しかし
ながら、強度剛性を向上させるためにガラス繊維を配合
すると、成型品表面にガラス繊維が露出し外観を損ね、
そのため外観の要求される用途への使用には限界があっ
た。ガラス繊維強化ポリアミドの外観を向上させる方法
として、ポリアミド樹脂の中でも比較的結晶化温度の低
いナイロン6、ナイロン66/6共重合体、ナイロン6
6とナイロン6のブレンド、ナイロンMXD6を用いた
組成物が広く使用されている。
【0003】また、特開平6−73288号公報には、
ポリアミド樹脂が(a)アジピン酸及びヘキサメチレン
ジアミンから得られるヘキサメチレンアジパミド成分7
0〜95重量%と(b)イソフタル酸及びヘキサメチレ
ンジアミンから得られるヘキサメチレンイソフタラミド
成分30〜5重量%からなる共重合体(以下「ナイロン
66/6I」と称す。)であるガラス繊維強化ポリアミ
ドが開示され、表面光沢性と吸水時の強度・剛性が改善
されていた。
ポリアミド樹脂が(a)アジピン酸及びヘキサメチレン
ジアミンから得られるヘキサメチレンアジパミド成分7
0〜95重量%と(b)イソフタル酸及びヘキサメチレ
ンジアミンから得られるヘキサメチレンイソフタラミド
成分30〜5重量%からなる共重合体(以下「ナイロン
66/6I」と称す。)であるガラス繊維強化ポリアミ
ドが開示され、表面光沢性と吸水時の強度・剛性が改善
されていた。
【0004】しかしながら、上記の様なナイロン6、ナ
イロン66/6共重合体、ナイロン66とナイロン6の
ブレンド、ナイロンMXD6、ナイロン66/6Iを用
いたガラス繊維強化組成物であっても、ガラス繊維の露
出は防止できても、成型品表面に約1〜5mm周期の凹
凸(以下「うねり」と称す。)が発生し、極めて高いレ
ベルの外観を要求される用途へは展開できなかった。一
方、特開平3−100062号公報や特開平5−247
341号公報には、充填材として、ガラス繊維とミネラ
ルフィラーを併用することで、成型品表面のうねりを解
消する方法が開示されている。しかしながら、この方法
では、未だ機械的特性のレベルが満足できるものではな
かった。
イロン66/6共重合体、ナイロン66とナイロン6の
ブレンド、ナイロンMXD6、ナイロン66/6Iを用
いたガラス繊維強化組成物であっても、ガラス繊維の露
出は防止できても、成型品表面に約1〜5mm周期の凹
凸(以下「うねり」と称す。)が発生し、極めて高いレ
ベルの外観を要求される用途へは展開できなかった。一
方、特開平3−100062号公報や特開平5−247
341号公報には、充填材として、ガラス繊維とミネラ
ルフィラーを併用することで、成型品表面のうねりを解
消する方法が開示されている。しかしながら、この方法
では、未だ機械的特性のレベルが満足できるものではな
かった。
【0005】さらに、特開昭56−30460号公報
や、特開昭63−156856号公報には、ポリエステ
ル樹脂や、ナイロン46樹脂にガラス繊維を配合した組
成物において、ガラス繊維長を規定して、外観(特に光
沢性)と機械的特性のバランスが比較的良い樹脂組成物
が開示されているが、これらの発明では、単にガラスの
繊維長及びその分布を規定しているに過ぎず、ガラスの
繊維径の選択によっては、未だ、成型品表面のうねりを
解消することはできないか、または、機械的特性が満足
できるものではなかった。
や、特開昭63−156856号公報には、ポリエステ
ル樹脂や、ナイロン46樹脂にガラス繊維を配合した組
成物において、ガラス繊維長を規定して、外観(特に光
沢性)と機械的特性のバランスが比較的良い樹脂組成物
が開示されているが、これらの発明では、単にガラスの
繊維長及びその分布を規定しているに過ぎず、ガラスの
繊維径の選択によっては、未だ、成型品表面のうねりを
解消することはできないか、または、機械的特性が満足
できるものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、機械的特性
を実質的に保持したまま、成型品の表面に発生するうね
りを防止したポリアミド樹脂組成物を提供することを目
的とする。
を実質的に保持したまま、成型品の表面に発生するうね
りを防止したポリアミド樹脂組成物を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討した結果、ポリアミド樹脂に特
定の平均アスペクト比及びアスペクト比分布を有するガ
ラス繊維を配合することで機械的特性を実質的に保持し
たまま、成型品表面のうねりを防止することができるこ
とを見いだした。
を達成するため鋭意検討した結果、ポリアミド樹脂に特
定の平均アスペクト比及びアスペクト比分布を有するガ
ラス繊維を配合することで機械的特性を実質的に保持し
たまま、成型品表面のうねりを防止することができるこ
とを見いだした。
【0008】すなわち、本発明は、第一発明が、ポリア
ミド樹脂30〜70重量%とガラス繊維70〜30重量
%を含有し、該ガラス繊維が平均アスペクト比が10〜
20であり、かつ該アスペクト比が30を越えるガラス
繊維の重量分率が15%以下であることを特徴とするポ
リアミド樹脂組成物であり、第二発明が、該ポリアミド
樹脂の結晶化温度が210℃以下であることを特徴とす
るポリアミド樹脂組成物であり、第三発明が、該ポリア
ミド樹脂が、(a)アジピン酸及びヘキサメチレンジア
ミンから得られるヘキサメチレンアジパミド成分70〜
95重量%と(b)イソフタル酸及びヘキサメチレンジ
アミンから得られるヘキサメチレンイソフタラミド成分
30〜5重量%からなる共重合体であることを特徴とす
る樹脂組成物であり、第四発明が、第二の発明のポリア
ミド樹脂組成物を射出成形してなるポリアミド樹脂成型
品である。
ミド樹脂30〜70重量%とガラス繊維70〜30重量
%を含有し、該ガラス繊維が平均アスペクト比が10〜
20であり、かつ該アスペクト比が30を越えるガラス
繊維の重量分率が15%以下であることを特徴とするポ
リアミド樹脂組成物であり、第二発明が、該ポリアミド
樹脂の結晶化温度が210℃以下であることを特徴とす
るポリアミド樹脂組成物であり、第三発明が、該ポリア
ミド樹脂が、(a)アジピン酸及びヘキサメチレンジア
ミンから得られるヘキサメチレンアジパミド成分70〜
95重量%と(b)イソフタル酸及びヘキサメチレンジ
アミンから得られるヘキサメチレンイソフタラミド成分
30〜5重量%からなる共重合体であることを特徴とす
る樹脂組成物であり、第四発明が、第二の発明のポリア
ミド樹脂組成物を射出成形してなるポリアミド樹脂成型
品である。
【0009】以下に本発明を詳細に説明する。本発明の
第一発明のポリアミド樹脂の例としては、ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイ
ロン11、ナイロン12、ナイロン46、メタキシリレ
ンジアミンとアジピン酸を重合してなるナイロン(以下
ナイロンMXD6)、ヘキサメチレンジアミンとテレフ
タル酸を重合してなるナイロン(以下ナイロン6T)、
ヘキサメチレンジアミンとイソフタル酸を重合してなる
ナイロン(以下ナイロン6I)などのホモポリマーの単
独または、これらのブレンド物が上げられる。また、上
記ナイロンなどを成分とした共重合体単独または、該共
重合体同士のブレンド、共重合体とホモポリマーのブレ
ンド物などを用いることができる。
第一発明のポリアミド樹脂の例としては、ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイ
ロン11、ナイロン12、ナイロン46、メタキシリレ
ンジアミンとアジピン酸を重合してなるナイロン(以下
ナイロンMXD6)、ヘキサメチレンジアミンとテレフ
タル酸を重合してなるナイロン(以下ナイロン6T)、
ヘキサメチレンジアミンとイソフタル酸を重合してなる
ナイロン(以下ナイロン6I)などのホモポリマーの単
独または、これらのブレンド物が上げられる。また、上
記ナイロンなどを成分とした共重合体単独または、該共
重合体同士のブレンド、共重合体とホモポリマーのブレ
ンド物などを用いることができる。
【0010】また、該ポリアミド樹脂の分子量に特に制
限はないが、一般的に硫酸相対粘度(ηr:ポリマー1
g/95.5%硫酸10ml、25℃測定)が1.5〜
3.5、好ましくは2.0〜3.0程度のものが用いら
れる。本発明のポリアミド樹脂組成物中のガラス繊維
は、平均アスペクト比が10〜20であり、かつ該アス
ペクト比が30を越えるガラス繊維の重量分率が15%
以下である必要がある。平均アスペクト比が10未満で
あると、ガラス繊維の配合量に応じて期待される機械的
特性が充分でない。また平均アスペクト比が20を越え
るか、及び/またはアスペクト比が30を越えるガラス
繊維の重量分率が15%を越えると成型品の表面にうね
りが著しく発生する。
限はないが、一般的に硫酸相対粘度(ηr:ポリマー1
g/95.5%硫酸10ml、25℃測定)が1.5〜
3.5、好ましくは2.0〜3.0程度のものが用いら
れる。本発明のポリアミド樹脂組成物中のガラス繊維
は、平均アスペクト比が10〜20であり、かつ該アス
ペクト比が30を越えるガラス繊維の重量分率が15%
以下である必要がある。平均アスペクト比が10未満で
あると、ガラス繊維の配合量に応じて期待される機械的
特性が充分でない。また平均アスペクト比が20を越え
るか、及び/またはアスペクト比が30を越えるガラス
繊維の重量分率が15%を越えると成型品の表面にうね
りが著しく発生する。
【0011】本発明において、ガラス繊維の平均アスペ
クト比とは、ポリアミド樹脂組成物のガラス繊維長及び
径を顕微鏡下で実測して求めたものであり、重量平均繊
維長を数平均繊維径で除した値をいう。また、アスペク
ト比分布から、アスペクト比30以上の重量分率を求め
ることができる。本発明のポリアミド樹脂とガラス繊維
の配合割合は、ポリアミド樹脂30〜70重量%とガラ
ス繊維70〜30重量%である。ポリアミド樹脂が30
重量%より少ないと、ガラス繊維が成型品表面に露出し
外観を著しく損ねる。またポリアミド樹脂が70重量%
より多いと、機械的特性が満足なレベルに達しない。
クト比とは、ポリアミド樹脂組成物のガラス繊維長及び
径を顕微鏡下で実測して求めたものであり、重量平均繊
維長を数平均繊維径で除した値をいう。また、アスペク
ト比分布から、アスペクト比30以上の重量分率を求め
ることができる。本発明のポリアミド樹脂とガラス繊維
の配合割合は、ポリアミド樹脂30〜70重量%とガラ
ス繊維70〜30重量%である。ポリアミド樹脂が30
重量%より少ないと、ガラス繊維が成型品表面に露出し
外観を著しく損ねる。またポリアミド樹脂が70重量%
より多いと、機械的特性が満足なレベルに達しない。
【0012】また、このようなガラス繊維の配合量が少
ない領域においては、特にガラス繊維のアスペクト比を
規定しなくとも、うねりが少ない比較的良外観の成型品
が得られる。本発明のポリアミド樹脂組成物の原料とし
て用いられるガラス繊維は、通常強化材として使用され
るガラス繊維であり特に制限はない。例えば、0.5〜
6mmの長さにあらかじめカットされたチョップドスト
ランドや、あらかじめ粉砕して規定の繊維長分布を持っ
たミルドファイバー、カットファイバーなどを用いるこ
とができる。また必要により、収束剤やカップリング剤
で表面処理されたガラス繊維を用いることができる。
ない領域においては、特にガラス繊維のアスペクト比を
規定しなくとも、うねりが少ない比較的良外観の成型品
が得られる。本発明のポリアミド樹脂組成物の原料とし
て用いられるガラス繊維は、通常強化材として使用され
るガラス繊維であり特に制限はない。例えば、0.5〜
6mmの長さにあらかじめカットされたチョップドスト
ランドや、あらかじめ粉砕して規定の繊維長分布を持っ
たミルドファイバー、カットファイバーなどを用いるこ
とができる。また必要により、収束剤やカップリング剤
で表面処理されたガラス繊維を用いることができる。
【0013】本発明の第二発明は、ポリアミド樹脂の結
晶化温度が210℃以下であることを特徴とする。ポリ
アミド樹脂の結晶化温度が210℃を越えると、成型品
の表面へガラス繊維が露出し、特にガラス繊維を高濃度
に配合する際は、良好な外観が得られない。結晶化温度
が210℃以下のポリアミド樹脂は、例えばナイロン
6、ナイロン610、ナイロン612、ナイロンMXD
6などのホモポリマーの単独または、これらのブレンド
物が上げられる。また、ナイロン66/6共重合体、ナ
イロン66/6I共重合体、ナイロン66とナイロン
6、ナイロンMXD6とナイロン66のブレンド系など
で適正な組成比を選ぶことで得ることができる。
晶化温度が210℃以下であることを特徴とする。ポリ
アミド樹脂の結晶化温度が210℃を越えると、成型品
の表面へガラス繊維が露出し、特にガラス繊維を高濃度
に配合する際は、良好な外観が得られない。結晶化温度
が210℃以下のポリアミド樹脂は、例えばナイロン
6、ナイロン610、ナイロン612、ナイロンMXD
6などのホモポリマーの単独または、これらのブレンド
物が上げられる。また、ナイロン66/6共重合体、ナ
イロン66/6I共重合体、ナイロン66とナイロン
6、ナイロンMXD6とナイロン66のブレンド系など
で適正な組成比を選ぶことで得ることができる。
【0014】本発明における結晶化温度は、DSCを用
いて、降温速度20℃/minで測定した結晶化ピーク
のピークトップ温度をいう。すなわち、本発明の第二発
明のポリアミド樹脂組成物によって得られる成型品は、
表面にうねりがないばかりでなく、ガラス繊維の露出も
ない優れた外観が得られ、しかも、外観と機械的特性と
のバランスに優れる。
いて、降温速度20℃/minで測定した結晶化ピーク
のピークトップ温度をいう。すなわち、本発明の第二発
明のポリアミド樹脂組成物によって得られる成型品は、
表面にうねりがないばかりでなく、ガラス繊維の露出も
ない優れた外観が得られ、しかも、外観と機械的特性と
のバランスに優れる。
【0015】本発明の第三発明は、ポリアミド樹脂が
(a)アジピン酸及びヘキサメチレンジアミンから得ら
れるヘキサメチレンアジパミド成分(以下66成分)7
0〜95重量%と(b)イソフタル酸及びヘキサメチレ
ンジアミンから得られるヘキサメチレンイソフタラミド
成分(以下6I成分)30〜5重量%からなる共重合体
であることを特徴とする。6I成分が5重量%より少な
いと、成型品の表面へのガラス繊維の露出が著しく、特
にガラス繊維を高濃度に配合する際は、良好な外観が得
られない。さらに、吸水時の機械的特性が劣るという欠
点を有する。また、6I成分が30重量%より多いと、
実質非晶性となり熱時の機械的特性に劣り、また、金型
温度を100℃以上に上げないと良外観が得られない等
の制限が生じる。すなわち、本発明の第三発明のポリア
ミド樹脂組成物によって得られる成型品は、表面にうね
りがないばかりでなく、ガラス繊維の露出もない優れた
外観が得られ、しかも、外観と機械的特性とのバランス
に優れる。さらに、吸水時の機械的特性の低下も少な
い。
(a)アジピン酸及びヘキサメチレンジアミンから得ら
れるヘキサメチレンアジパミド成分(以下66成分)7
0〜95重量%と(b)イソフタル酸及びヘキサメチレ
ンジアミンから得られるヘキサメチレンイソフタラミド
成分(以下6I成分)30〜5重量%からなる共重合体
であることを特徴とする。6I成分が5重量%より少な
いと、成型品の表面へのガラス繊維の露出が著しく、特
にガラス繊維を高濃度に配合する際は、良好な外観が得
られない。さらに、吸水時の機械的特性が劣るという欠
点を有する。また、6I成分が30重量%より多いと、
実質非晶性となり熱時の機械的特性に劣り、また、金型
温度を100℃以上に上げないと良外観が得られない等
の制限が生じる。すなわち、本発明の第三発明のポリア
ミド樹脂組成物によって得られる成型品は、表面にうね
りがないばかりでなく、ガラス繊維の露出もない優れた
外観が得られ、しかも、外観と機械的特性とのバランス
に優れる。さらに、吸水時の機械的特性の低下も少な
い。
【0016】本発明の第四発明は、本発明の第二発明の
ポリアミド樹脂組成物を射出成形してなるポリアミド樹
脂成型品である。すなわち、ポリアミド樹脂の結晶化温
度が210℃以下であり、かつ配合されたガラス繊維の
平均アスペクト比が10〜20であり、かつ該アスペク
ト比が30を越えるガラス繊維の重量分率が15%以下
であるポリアミド樹脂組成物を射出成形して得られる成
型品である。
ポリアミド樹脂組成物を射出成形してなるポリアミド樹
脂成型品である。すなわち、ポリアミド樹脂の結晶化温
度が210℃以下であり、かつ配合されたガラス繊維の
平均アスペクト比が10〜20であり、かつ該アスペク
ト比が30を越えるガラス繊維の重量分率が15%以下
であるポリアミド樹脂組成物を射出成形して得られる成
型品である。
【0017】本発明の成型品は、通常の射出成形の他に
本発明の目的を損なわない範囲で、ガスアシスト成形・
2色成形などの特殊な射出成形によっても得られる。ま
た、表面平滑性は、塗装成型品においても商品価値を決
める重要な性能であり、本発明の成型品は、用途によっ
て塗装する事もできる。本発明においてはガラス繊維の
配合方法に特に制限はないが、通常用いられる単軸また
は2軸押出機を用いて、ポリアミド樹脂とガラス繊維を
溶融混練する方法が一般的である。
本発明の目的を損なわない範囲で、ガスアシスト成形・
2色成形などの特殊な射出成形によっても得られる。ま
た、表面平滑性は、塗装成型品においても商品価値を決
める重要な性能であり、本発明の成型品は、用途によっ
て塗装する事もできる。本発明においてはガラス繊維の
配合方法に特に制限はないが、通常用いられる単軸また
は2軸押出機を用いて、ポリアミド樹脂とガラス繊維を
溶融混練する方法が一般的である。
【0018】ガラス繊維のアスペクト比とアスペクト比
の分布を本発明記載の範囲に制御する方法としては、例
えば、適切なアスペクト比のガラス繊維を用い、溶融混
練の温度、吐出量、スクリュー回転数、原料供給位置を
適切に選択する方法が挙げられる。本発明のポリアミド
樹脂組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、一
またはそれ以上の通常の添加剤、例えば、酸化、熱、お
よび紫外線劣化に対する安定剤及び禁止剤、潤滑剤およ
び離型剤、染料及び顔料を含む着色剤、核形成剤、発泡
剤、可塑剤、無機充填材、難燃剤、帯電防止剤などを適
宜添加することができる。
の分布を本発明記載の範囲に制御する方法としては、例
えば、適切なアスペクト比のガラス繊維を用い、溶融混
練の温度、吐出量、スクリュー回転数、原料供給位置を
適切に選択する方法が挙げられる。本発明のポリアミド
樹脂組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、一
またはそれ以上の通常の添加剤、例えば、酸化、熱、お
よび紫外線劣化に対する安定剤及び禁止剤、潤滑剤およ
び離型剤、染料及び顔料を含む着色剤、核形成剤、発泡
剤、可塑剤、無機充填材、難燃剤、帯電防止剤などを適
宜添加することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施例・比較例に
より具体的に説明する。実施例、比較例中の評価は、次
の方法で行った。 (1)ガラス繊維の平均アスペクト比及びアスペクト比
30を越えるガラス繊維の重量分率: ポリアミド樹脂
組成物のペレットを蟻酸中で、ポリアミドを溶解し、ガ
ラス繊維を沈殿させる。得られた沈殿物を光学顕微鏡下
で観察し、無作為に選んだ300〜1000本のガラス
繊維の長さ及び直径を旭化成工業(株)製画像解析装置
IP−1000を用いて重量平均繊維長及び数平均繊維
径をもとめた。得られた結果から、重量平均繊維長から
数平均繊維径を除して平均アスペクト比を求めた。ま
た、得られた重量平均繊維長分布データから、アスペク
ト比30を越えるガラス繊維の重量分率を求めた。
より具体的に説明する。実施例、比較例中の評価は、次
の方法で行った。 (1)ガラス繊維の平均アスペクト比及びアスペクト比
30を越えるガラス繊維の重量分率: ポリアミド樹脂
組成物のペレットを蟻酸中で、ポリアミドを溶解し、ガ
ラス繊維を沈殿させる。得られた沈殿物を光学顕微鏡下
で観察し、無作為に選んだ300〜1000本のガラス
繊維の長さ及び直径を旭化成工業(株)製画像解析装置
IP−1000を用いて重量平均繊維長及び数平均繊維
径をもとめた。得られた結果から、重量平均繊維長から
数平均繊維径を除して平均アスペクト比を求めた。ま
た、得られた重量平均繊維長分布データから、アスペク
ト比30を越えるガラス繊維の重量分率を求めた。
【0020】(2)結晶化温度: パーキンエルマー社
製DSC7を用い融点+20℃の温度で5分保持した
後、20℃/minの降温速度で測定した結晶化ピーク
のピークトップ温度を結晶化温度とした。 (3)引張特性: ASTM638に準じて行った。 (4)曲げ特性: ASTM790に準じて行った。吸
水時の曲げ特性評価においては、成型品を23℃、相対
湿度50%の雰囲気下で、成型品の水分率が平衡に達す
るまで調湿したのち測定した。
製DSC7を用い融点+20℃の温度で5分保持した
後、20℃/minの降温速度で測定した結晶化ピーク
のピークトップ温度を結晶化温度とした。 (3)引張特性: ASTM638に準じて行った。 (4)曲げ特性: ASTM790に準じて行った。吸
水時の曲げ特性評価においては、成型品を23℃、相対
湿度50%の雰囲気下で、成型品の水分率が平衡に達す
るまで調湿したのち測定した。
【0021】(5)表面光沢性: 100×90×3m
mの平板を最も光沢が良くなる条件で成形し、堀場製ハ
ンディー光沢計IG320を用いてJIS−K7150
に準じてGs60°を測定した。 (6)表面平滑性: (5)記載の平板で、目視による
評価で、表面のうねりの発生状況を確認し、うねりが全
面に渡り認められないものを○、うねりが極僅かまたは
極一部に認められるものを△、うねりが全面に渡り認め
られるものをXとした。
mの平板を最も光沢が良くなる条件で成形し、堀場製ハ
ンディー光沢計IG320を用いてJIS−K7150
に準じてGs60°を測定した。 (6)表面平滑性: (5)記載の平板で、目視による
評価で、表面のうねりの発生状況を確認し、うねりが全
面に渡り認められないものを○、うねりが極僅かまたは
極一部に認められるものを△、うねりが全面に渡り認め
られるものをXとした。
【0022】実施例・比較例では、次のポリアミド樹脂
およびガラス繊維を使用した。 (1)ポリアミド樹脂 ナイロン66:旭化成工業(株)社製レオナ1300 ナイロン6:宇部興産(株)社製SF1013A ナイロンMXD6:三菱エンジニアリングプラスチッ
ク(株)社製レニー6002 ナイロン66/6I共重合体:製造例1に従って作成
した。 ナイロン46:帝人(株)社製ナイロン46C200
0
およびガラス繊維を使用した。 (1)ポリアミド樹脂 ナイロン66:旭化成工業(株)社製レオナ1300 ナイロン6:宇部興産(株)社製SF1013A ナイロンMXD6:三菱エンジニアリングプラスチッ
ク(株)社製レニー6002 ナイロン66/6I共重合体:製造例1に従って作成
した。 ナイロン46:帝人(株)社製ナイロン46C200
0
【0023】(2)ガラス繊維 GF−1:旭ファイバーグラス(株)社製CS03J
A416 平均繊維径 10μm GF−2:日本電気硝子(株)社製EPG170M−
10A 平均繊維径 10μm GF−3:日本電気硝子(株)社製EPG40M−1
0A 平均繊維径 10μm GF−4:旭ファイバーグラス(株)社製CS03A
416 平均繊維径 6μm GF−5:旭ファイバーグラス(株)社製CS03T
A416 平均繊維径 23μm (3)その他無機充填材 ワラストナイト:林化成社製VM−8N
A416 平均繊維径 10μm GF−2:日本電気硝子(株)社製EPG170M−
10A 平均繊維径 10μm GF−3:日本電気硝子(株)社製EPG40M−1
0A 平均繊維径 10μm GF−4:旭ファイバーグラス(株)社製CS03A
416 平均繊維径 6μm GF−5:旭ファイバーグラス(株)社製CS03T
A416 平均繊維径 23μm (3)その他無機充填材 ワラストナイト:林化成社製VM−8N
【0024】〔製造例1〕アジピン酸とヘキサメチレン
ジアミンの等モル塩2.0kgとイソフタル酸とヘキサ
メチレンジアミンの等モル塩0.5kg及び純水2.5
kgを5リットルオートクレーブに仕込み良く攪拌しな
がら、充分に窒素置換した。攪拌を継続しながら温度を
室温から220℃まで約1時間で昇温した。この後、オ
ートクレーブの内圧を18kg/cm2 −Gになるよう
水を反応系外に除去しながら約2時間かけて温度を26
0℃に昇温した。その後加熱をやめ、オートクレーブを
密閉し、約8時間かけて室温まで冷却し、約2kgのポ
リマーを得た。得られたポリマーを粉砕し、10リット
ルのエバポレータを用い、窒素気流下200℃で10時
間固相重合して分子量をさらに上げた。固相重合によっ
て硫酸相対粘度(ηr:ポリマー1g/95.5%硫酸
10ml 25℃測定)は、1.38から2.30にな
った。
ジアミンの等モル塩2.0kgとイソフタル酸とヘキサ
メチレンジアミンの等モル塩0.5kg及び純水2.5
kgを5リットルオートクレーブに仕込み良く攪拌しな
がら、充分に窒素置換した。攪拌を継続しながら温度を
室温から220℃まで約1時間で昇温した。この後、オ
ートクレーブの内圧を18kg/cm2 −Gになるよう
水を反応系外に除去しながら約2時間かけて温度を26
0℃に昇温した。その後加熱をやめ、オートクレーブを
密閉し、約8時間かけて室温まで冷却し、約2kgのポ
リマーを得た。得られたポリマーを粉砕し、10リット
ルのエバポレータを用い、窒素気流下200℃で10時
間固相重合して分子量をさらに上げた。固相重合によっ
て硫酸相対粘度(ηr:ポリマー1g/95.5%硫酸
10ml 25℃測定)は、1.38から2.30にな
った。
【0025】〔製造例2〕前述したポリアミド樹脂とガ
ラス繊維及び無機充填材を適宜組み合わせ、東芝機械
(株)社製2軸押出機TEM35を用いて溶融混練し、
ペレットを得た。この際、得られたペレット中のガラス
繊維のアスペクト比を調整するためにガラス繊維のフィ
ード位置・吐出量・温度・スクリュー回転数を適宜選択
した。
ラス繊維及び無機充填材を適宜組み合わせ、東芝機械
(株)社製2軸押出機TEM35を用いて溶融混練し、
ペレットを得た。この際、得られたペレット中のガラス
繊維のアスペクト比を調整するためにガラス繊維のフィ
ード位置・吐出量・温度・スクリュー回転数を適宜選択
した。
【0026】(実施例1〜9)製造例2に従い表1、2
に示す組成物からなるペレット及び成形片を作成し、評
価を行った。いずれの組成物も、成形片の表面にうねり
がほとんど認められず、また機械的特性に優れ、外観と
機械的特性のバランスが良い。
に示す組成物からなるペレット及び成形片を作成し、評
価を行った。いずれの組成物も、成形片の表面にうねり
がほとんど認められず、また機械的特性に優れ、外観と
機械的特性のバランスが良い。
【0027】(比較例1〜7)製造例2に従い表3、4
に示す組成物からなるペレット及び成形片を作成し、評
価を行った。いずれの組成も、成形片の表面にうねりが
発生するか、うねりがないものはその機械的特性に劣
り、外観と機械的特性のバランスが悪い。
に示す組成物からなるペレット及び成形片を作成し、評
価を行った。いずれの組成も、成形片の表面にうねりが
発生するか、うねりがないものはその機械的特性に劣
り、外観と機械的特性のバランスが悪い。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【発明の効果】本発明により、機械的特性を実質的に保
持したまま、成型品の表面に発生するうねりを防止した
ポリアミド樹脂組成物を提供することができる。
持したまま、成型品の表面に発生するうねりを防止した
ポリアミド樹脂組成物を提供することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリアミド樹脂30〜70重量%とガラ
ス繊維70〜30重量%を含有し、該ガラス繊維が平均
アスペクト比が10〜20であり、かつ該アスペクト比
が30を越えるガラス繊維の重量分率が15%以下であ
ることを特徴とするポリアミド樹脂組成物。 - 【請求項2】 ポリアミド樹脂の結晶化温度が210℃
以下である請求項1記載のポリアミド樹脂組成物。 - 【請求項3】 ポリアミド樹脂が(a)アジピン酸及び
ヘキサメチレンジアミンから得られるヘキサメチレンア
ジパミド成分70〜95重量%と(b)イソフタル酸及
びヘキサメチレンジアミンから得られるヘキサメチレン
イソフタラミド成分30〜5重量%からなる共重合体で
ある請求項1記載のポリアミド樹脂組成物。 - 【請求項4】 請求項2記載のポリアミド樹脂組成物を
射出成形してなるポリアミド樹脂成型品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28901296A JPH10120900A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | ポリアミド樹脂組成物およびその成型品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28901296A JPH10120900A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | ポリアミド樹脂組成物およびその成型品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10120900A true JPH10120900A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17737697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28901296A Pending JPH10120900A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | ポリアミド樹脂組成物およびその成型品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10120900A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11279399A (ja) * | 1998-03-26 | 1999-10-12 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 耐候性に優れた黒着色ポリアミド樹脂組成物 |
EP1010726A1 (en) * | 1998-12-18 | 2000-06-21 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Polyamide resin composition and molded articles |
US6191207B1 (en) | 1997-06-19 | 2001-02-20 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Polyamide resin composition and molded articles |
WO2010100009A1 (en) * | 2009-03-04 | 2010-09-10 | Dsm Ip Assets B.V. | Process for preparing injection molded parts with decreased glass fiber read out |
WO2013153443A1 (en) * | 2012-04-10 | 2013-10-17 | Mag-Isover K.K. | Composite molding material, surface-treated glass wool, and method for manufacturing composite molding material |
JP2014031426A (ja) * | 2012-08-02 | 2014-02-20 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアミド樹脂組成物及び成形体 |
WO2024105886A1 (ja) * | 2022-11-18 | 2024-05-23 | 三菱電機株式会社 | 複合樹脂組成物、成形品および複合樹脂組成物の製造方法 |
-
1996
- 1996-10-14 JP JP28901296A patent/JPH10120900A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN1112407C (zh) * | 1998-12-18 | 2003-06-25 | 旭化成株式会社 | 聚酰胺树脂组合物及其模制制品 |
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