JPH10119910A - 横型製袋充填機のフィルム移送装置 - Google Patents
横型製袋充填機のフィルム移送装置Info
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- JPH10119910A JPH10119910A JP30121096A JP30121096A JPH10119910A JP H10119910 A JPH10119910 A JP H10119910A JP 30121096 A JP30121096 A JP 30121096A JP 30121096 A JP30121096 A JP 30121096A JP H10119910 A JPH10119910 A JP H10119910A
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Landscapes
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルム原反ロールから引出した帯状フィル
ムに付与される張力の変動を監視してフィルム引出し速
度を制御し、帯状フィルムを常に一定速度で移送する。 【解決手段】 フィルム原反ロール28を装填したフィ
ルム装填手段22は、該ロール28の巻径の減少に伴っ
て変速制御される第4モータM4で駆動される。フィル
ム装填手段22から製袋器32に至るフィルム移送経路
に、帯状フィルム26に張力を与えるダンサローラ44
が配設される。ダンサローラ44は、ポテンショメータ
52の検出信号により変動位置が検出される。ダンサロ
ーラ44から製袋器32に至るフィルム移送経路に、エ
ンコーダE3を備えて帯状フィルム26と接して回転す
るローラ80が配設される。エンコーダE3からの発信
パルス数を制御手段20でカウントして、帯状フィルム
26の移送量を検出する。
ムに付与される張力の変動を監視してフィルム引出し速
度を制御し、帯状フィルムを常に一定速度で移送する。 【解決手段】 フィルム原反ロール28を装填したフィ
ルム装填手段22は、該ロール28の巻径の減少に伴っ
て変速制御される第4モータM4で駆動される。フィル
ム装填手段22から製袋器32に至るフィルム移送経路
に、帯状フィルム26に張力を与えるダンサローラ44
が配設される。ダンサローラ44は、ポテンショメータ
52の検出信号により変動位置が検出される。ダンサロ
ーラ44から製袋器32に至るフィルム移送経路に、エ
ンコーダE3を備えて帯状フィルム26と接して回転す
るローラ80が配設される。エンコーダE3からの発信
パルス数を制御手段20でカウントして、帯状フィルム
26の移送量を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、横型製袋充填機
のフィルム移送装置に関し、更に詳細には、フィルム原
反ロールから帯状フィルムを引出して製袋器で筒状成形
されたフィルムの重合端縁部を挟持して下流側に向けて
移送する横型製袋充填機のフィルム移送装置に関するも
のである。
のフィルム移送装置に関し、更に詳細には、フィルム原
反ロールから帯状フィルムを引出して製袋器で筒状成形
されたフィルムの重合端縁部を挟持して下流側に向けて
移送する横型製袋充填機のフィルム移送装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】フィルム原反ロールから引出した帯状フ
ィルムを製袋器に通過させて筒状に成形し、得られた筒
状フィルム中に物品を順次供給すると共に、この物品を
封入した筒状フィルムにおける長手方向端縁部の重合面
に縦方向のシール(縦シール)を施し、更に筒状フィルム
の物品を挟む前後に横方向のシール(横シール)・切断を
夫々施して所謂ピロー包装体を連続的に製造する横型製
袋充填機が広く知られている。この横型製袋充填機のフ
ィルム移送装置として、例えば特開平7−237796
号公報に開示されるものが存在する。この装置は、帯状
フィルムを所要直径で巻回した原反フィルムを回転する
増減速制御可能な駆動モータと、原反フィルムの回転量
を検出する回転センサとを備え、製袋充填機の稼働中に
おいては、回転センサにより検出した原反フィルムの回
転量と、予めデータ入力されている原反フィルムの巻径
およびフィルムの厚みから得られる現在の理論上の巻径
を求め、該巻径に基づいて帯状フィルムの移送速度が目
標値となるよう原反フィルムを回転する駆動モータを変
速制御するよう構成されている。また、製袋充填機の稼
動に先立って、キーボード、タッチパネル等の入力装置
により原反フィルムの巻径とフィルムの厚みをデータ入
力し、この入力された初期データに基づいて、製袋充填
機の始動時に帯状フィルムを所定速度で引出し制御する
ようになっている。
ィルムを製袋器に通過させて筒状に成形し、得られた筒
状フィルム中に物品を順次供給すると共に、この物品を
封入した筒状フィルムにおける長手方向端縁部の重合面
に縦方向のシール(縦シール)を施し、更に筒状フィルム
の物品を挟む前後に横方向のシール(横シール)・切断を
夫々施して所謂ピロー包装体を連続的に製造する横型製
袋充填機が広く知られている。この横型製袋充填機のフ
ィルム移送装置として、例えば特開平7−237796
号公報に開示されるものが存在する。この装置は、帯状
フィルムを所要直径で巻回した原反フィルムを回転する
増減速制御可能な駆動モータと、原反フィルムの回転量
を検出する回転センサとを備え、製袋充填機の稼働中に
おいては、回転センサにより検出した原反フィルムの回
転量と、予めデータ入力されている原反フィルムの巻径
およびフィルムの厚みから得られる現在の理論上の巻径
を求め、該巻径に基づいて帯状フィルムの移送速度が目
標値となるよう原反フィルムを回転する駆動モータを変
速制御するよう構成されている。また、製袋充填機の稼
動に先立って、キーボード、タッチパネル等の入力装置
により原反フィルムの巻径とフィルムの厚みをデータ入
力し、この入力された初期データに基づいて、製袋充填
機の始動時に帯状フィルムを所定速度で引出し制御する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したフィルム移送
装置では、初期データとして入力された原反フィルムの
巻径およびフィルムの厚みを基準として、原反フィルム
の回転量から減少した理論上の巻径を求め、目標とする
フィルム移送速度になるよう原反フィルムの回転駆動速
度を演算で求めて制御するようにしている。この場合に
おいて、横型製袋充填機で使用される包装用フィルムの
厚みは、特殊な場合を除いて一般的に数十ミクロンの厚
さであり、原反フィルムの巻取り状態で同一のフィルム
で同一巻取り量であっても、現実には巻径が必ずしも精
度良く同一外径になっていない。また、フィルム保管の
状態やフィルム材質等によっては、原反フィルムの周方
向で外径が不均一となっている。このため、フィルムの
厚みを基準として、実際の原反フィルムの巻径を算出す
ることは比較的困難である。
装置では、初期データとして入力された原反フィルムの
巻径およびフィルムの厚みを基準として、原反フィルム
の回転量から減少した理論上の巻径を求め、目標とする
フィルム移送速度になるよう原反フィルムの回転駆動速
度を演算で求めて制御するようにしている。この場合に
おいて、横型製袋充填機で使用される包装用フィルムの
厚みは、特殊な場合を除いて一般的に数十ミクロンの厚
さであり、原反フィルムの巻取り状態で同一のフィルム
で同一巻取り量であっても、現実には巻径が必ずしも精
度良く同一外径になっていない。また、フィルム保管の
状態やフィルム材質等によっては、原反フィルムの周方
向で外径が不均一となっている。このため、フィルムの
厚みを基準として、実際の原反フィルムの巻径を算出す
ることは比較的困難である。
【0004】また、入力される初期データが正確な値に
なっていないと、初期データを基準として演算で求めら
れる原反フィルムの回転駆動速度が、目標とするフィル
ム移送速度に対して異なる値として設定されて制御され
る結果、目的とするフィルムカットピッチと単位時間当
りの包装個数に対応した正確なフィルム移送制御が行な
えない問題を招くこととなっている。更に、帯状フィル
ムに付与される張力にも変動を生じ、製袋器に供給され
る帯状フィルムに弛みや蛇行等を生じて良好な筒状成形
ができなくなる難点も指摘される。
なっていないと、初期データを基準として演算で求めら
れる原反フィルムの回転駆動速度が、目標とするフィル
ム移送速度に対して異なる値として設定されて制御され
る結果、目的とするフィルムカットピッチと単位時間当
りの包装個数に対応した正確なフィルム移送制御が行な
えない問題を招くこととなっている。更に、帯状フィル
ムに付与される張力にも変動を生じ、製袋器に供給され
る帯状フィルムに弛みや蛇行等を生じて良好な筒状成形
ができなくなる難点も指摘される。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記問題点に鑑み、これを好適に解決するべく
提案されたものであって、フィルム原反ロールの巻径が
減少しても、目標とするフィルム移送速度となるようフ
ィルム原反ロールからのフィルム引出し速度を制御し、
かつフィルム原反ロールから引出される帯状フィルムに
任意の張力を付与し、その張力の変動を監視して帯状フ
ィルムを常に一定速度で移送し得る横型製袋充填機のフ
ィルム移送装置を提供することを目的とする。
している前記問題点に鑑み、これを好適に解決するべく
提案されたものであって、フィルム原反ロールの巻径が
減少しても、目標とするフィルム移送速度となるようフ
ィルム原反ロールからのフィルム引出し速度を制御し、
かつフィルム原反ロールから引出される帯状フィルムに
任意の張力を付与し、その張力の変動を監視して帯状フ
ィルムを常に一定速度で移送し得る横型製袋充填機のフ
ィルム移送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため本発明は、フィルム原反ロ
ールから引出された帯状フィルムを筒状に成形する製袋
器と、筒状に成形されたフィルムに向けて物品を所定間
隙毎に供給する供給コンベヤと、筒状フィルムの長手方
向の重合端縁部を挾持して回転作動することで下流側に
向けて移送するフィルム移送手段と、筒状フィルムの重
合端縁部に縦方向のシールを施す縦シーラと、筒状フィ
ルムの物品を挟む前後に横方向のシール・切断を施す横
シール機構とからなる横型製袋充填機において、前記供
給コンベヤを駆動する第1モータと、前記横シール機構
を駆動する第2モータと、前記フィルム移送手段を所定
のフィルム移送速度に対応した速度で回転駆動する第3
モータと、前記第1モータ、第2モータ、第3モータの
夫々を同期駆動制御する制御手段と、前記第3モータの
回転に依存した速度で回転制御され、前記フィルム原反
ロールが装填保持されるフィルム装填手段を駆動する第
4モータと、前記フィルム原反ロールから製袋器までの
帯状フィルムに所定の張力を付与し、その位置によって
帯状フィルムへの張力を変更可能に設定されるダンサロ
ーラと、前記フィルム原反ロールの回転に関し、前記第
4モータの回転量またはフィルム装填手段の回転量を検
出可能な回転量検出手段と、前記ダンサローラから製袋
器に至るフィルム移送経路に設けられたフィルム移送量
検出手段とを備え、前記制御手段は、前記フィルム移送
量検出手段による検出結果と、データ入力されたフィル
ムカットピッチに相当するデータとを比較し、その値が
異なる場合に前記第3モータを変速制御する移送量補正
手段と、前記帯状フィルムへの張力設定のためにダンサ
ローラの目標位置を設定し、該ダンサローラの目標位置
からの変動に応じて前記第3モータの回転速度を基準と
する第4モータの変速制御信号を出力するダンサローラ
変動制御手段と、前記フィルム移送手段の所定回転毎に
回転量検出手段からの回転量を検出し、前記フィルム原
反ロールの巻径に応じた第4モータの基準回転速度信号
を出力する基準速度設定手段と、前記ダンサローラ変動
制御手段の出力信号および基準速度設定手段の出力信号
から第4モータを速度制御するフィルム速度制御手段と
を有することを特徴とする。
の目的を好適に達成するため本発明は、フィルム原反ロ
ールから引出された帯状フィルムを筒状に成形する製袋
器と、筒状に成形されたフィルムに向けて物品を所定間
隙毎に供給する供給コンベヤと、筒状フィルムの長手方
向の重合端縁部を挾持して回転作動することで下流側に
向けて移送するフィルム移送手段と、筒状フィルムの重
合端縁部に縦方向のシールを施す縦シーラと、筒状フィ
ルムの物品を挟む前後に横方向のシール・切断を施す横
シール機構とからなる横型製袋充填機において、前記供
給コンベヤを駆動する第1モータと、前記横シール機構
を駆動する第2モータと、前記フィルム移送手段を所定
のフィルム移送速度に対応した速度で回転駆動する第3
モータと、前記第1モータ、第2モータ、第3モータの
夫々を同期駆動制御する制御手段と、前記第3モータの
回転に依存した速度で回転制御され、前記フィルム原反
ロールが装填保持されるフィルム装填手段を駆動する第
4モータと、前記フィルム原反ロールから製袋器までの
帯状フィルムに所定の張力を付与し、その位置によって
帯状フィルムへの張力を変更可能に設定されるダンサロ
ーラと、前記フィルム原反ロールの回転に関し、前記第
4モータの回転量またはフィルム装填手段の回転量を検
出可能な回転量検出手段と、前記ダンサローラから製袋
器に至るフィルム移送経路に設けられたフィルム移送量
検出手段とを備え、前記制御手段は、前記フィルム移送
量検出手段による検出結果と、データ入力されたフィル
ムカットピッチに相当するデータとを比較し、その値が
異なる場合に前記第3モータを変速制御する移送量補正
手段と、前記帯状フィルムへの張力設定のためにダンサ
ローラの目標位置を設定し、該ダンサローラの目標位置
からの変動に応じて前記第3モータの回転速度を基準と
する第4モータの変速制御信号を出力するダンサローラ
変動制御手段と、前記フィルム移送手段の所定回転毎に
回転量検出手段からの回転量を検出し、前記フィルム原
反ロールの巻径に応じた第4モータの基準回転速度信号
を出力する基準速度設定手段と、前記ダンサローラ変動
制御手段の出力信号および基準速度設定手段の出力信号
から第4モータを速度制御するフィルム速度制御手段と
を有することを特徴とする。
【0007】また前記課題を克服し、所期の目的を好適
に達成するため本願の別の発明は、フィルム原反ロール
から引出された帯状フィルムを筒状に成形する製袋器
と、筒状に成形されたフィルムに向けて物品を所定間隙
毎に供給する供給コンベヤと、筒状フィルムの長手方向
の重合端縁部を挾持して回転作動することで下流側に向
けて移送するフィルム移送手段と、筒状フィルムの重合
端縁部に縦方向のシールを施す縦シーラと、筒状フィル
ムの物品を挟む前後に横方向のシール・切断を施す横シ
ール機構とからなる横型製袋充填機において、前記供給
コンベヤを駆動する第1モータと、前記横シール機構を
駆動する第2モータと、前記フィルム移送手段を所定の
フィルム移送速度に対応した速度で回転駆動する第3モ
ータと、前記第1モータ、第2モータ、第3モータの夫
々を同期駆動制御する制御手段と、前記第3モータの回
転に依存した速度で回転制御され、前記フィルム原反ロ
ールが装填保持されるフィルム装填手段を駆動する第4
モータと、前記フィルム原反ロールから製袋器までの帯
状フィルムに所定の張力を付与し、その位置によって帯
状フィルムへの張力を変更可能に設定されるダンサロー
ラと、前記フィルム原反ロールの回転に関し、前記第4
モータの回転量またはフィルム装填手段の回転量を検出
可能な回転量検出手段と、前記ダンサローラから製袋器
に至るフィルム移送経路に設けられたレジマーク検出セ
ンサとを備え、前記制御手段は、前記レジマーク検出セ
ンサによる帯状フィルムに付されたレジマークの検出タ
イミングと、データ入力されたフィルムカットピッチに
対応した目標とするレジマーク検出タイミングとを比較
し、その値が異なる場合に前記第3モータを変速制御す
る移送量補正手段と、前記帯状フィルムへの張力設定の
ためにダンサローラの目標位置を設定し、該ダンサロー
ラの目標位置からの変動に応じて前記第3モータの回転
速度を基準とする第4モータの変速制御信号を出力する
ダンサローラ変動制御手段と、前記フィルム移送手段の
所定回転毎に回転量検出手段からの回転量を検出し、前
記フィルム原反ロールの巻径に応じた第4モータの基準
回転速度信号を出力する基準速度設定手段と、前記ダン
サローラ変動制御手段の出力信号および基準速度設定手
段の出力信号により第4モータを速度制御するフィルム
速度制御手段とを有することを特徴とする。
に達成するため本願の別の発明は、フィルム原反ロール
から引出された帯状フィルムを筒状に成形する製袋器
と、筒状に成形されたフィルムに向けて物品を所定間隙
毎に供給する供給コンベヤと、筒状フィルムの長手方向
の重合端縁部を挾持して回転作動することで下流側に向
けて移送するフィルム移送手段と、筒状フィルムの重合
端縁部に縦方向のシールを施す縦シーラと、筒状フィル
ムの物品を挟む前後に横方向のシール・切断を施す横シ
ール機構とからなる横型製袋充填機において、前記供給
コンベヤを駆動する第1モータと、前記横シール機構を
駆動する第2モータと、前記フィルム移送手段を所定の
フィルム移送速度に対応した速度で回転駆動する第3モ
ータと、前記第1モータ、第2モータ、第3モータの夫
々を同期駆動制御する制御手段と、前記第3モータの回
転に依存した速度で回転制御され、前記フィルム原反ロ
ールが装填保持されるフィルム装填手段を駆動する第4
モータと、前記フィルム原反ロールから製袋器までの帯
状フィルムに所定の張力を付与し、その位置によって帯
状フィルムへの張力を変更可能に設定されるダンサロー
ラと、前記フィルム原反ロールの回転に関し、前記第4
モータの回転量またはフィルム装填手段の回転量を検出
可能な回転量検出手段と、前記ダンサローラから製袋器
に至るフィルム移送経路に設けられたレジマーク検出セ
ンサとを備え、前記制御手段は、前記レジマーク検出セ
ンサによる帯状フィルムに付されたレジマークの検出タ
イミングと、データ入力されたフィルムカットピッチに
対応した目標とするレジマーク検出タイミングとを比較
し、その値が異なる場合に前記第3モータを変速制御す
る移送量補正手段と、前記帯状フィルムへの張力設定の
ためにダンサローラの目標位置を設定し、該ダンサロー
ラの目標位置からの変動に応じて前記第3モータの回転
速度を基準とする第4モータの変速制御信号を出力する
ダンサローラ変動制御手段と、前記フィルム移送手段の
所定回転毎に回転量検出手段からの回転量を検出し、前
記フィルム原反ロールの巻径に応じた第4モータの基準
回転速度信号を出力する基準速度設定手段と、前記ダン
サローラ変動制御手段の出力信号および基準速度設定手
段の出力信号により第4モータを速度制御するフィルム
速度制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】製袋器で筒状成形されたフィルムの長手方向の
重合端縁部を挟持するフィルム送りローラを回転駆動す
る第3モータが、所定のフィルム移送速度に対応した速
度で駆動されると、筒状フィルムはフィルム送りローラ
に挟持された状態で下流側に移送される。またフィルム
原反ロールが装填されたフィルム装填手段を駆動する第
4モータが第3モータに依存する速度で駆動され、フィ
ルム原反ロールから帯状フィルムが引出される。フィル
ム原反ロールから引出される帯状フィルムが巻掛けられ
るダンサローラの目標位置からの変動を検出し、その検
出値から第3モータの回転速度を基準とする速度で第4
モータが変速制御される。これにより、ダンサローラは
目標位置に保持され、帯状フィルムに付与される張力が
変動することなく、該フィルムは一定速度で移送され
る。またフィルム送りローラの所定回転毎に回転量検出
手段からの回転量を検出して、該回転量から得られるフ
ィルム移送量を基にフィルム原反ロールの巻径が演算さ
れる。そして、フィルム原反ロールの現在の巻径に応じ
た第4モータの基準回転速度が設定されて、精度の良い
第4モータの変速制御がなされる。更に、フィルム移送
量検出手段による検出結果またはレジマーク検出センサ
による帯状フィルムに付されたレジマークの検出タイミ
ングと、データ入力されたフィルムカットピッチに相当
するデータまたはデータ入力されたフィルムカットピッ
チに対応した目標とするレジマーク検出タイミングとを
比較し、その値が異なる場合に第3モータを変速制御す
ることで、帯状フィルムは前記フィルム原反ロールから
常に正規の長さづつ引出される。
重合端縁部を挟持するフィルム送りローラを回転駆動す
る第3モータが、所定のフィルム移送速度に対応した速
度で駆動されると、筒状フィルムはフィルム送りローラ
に挟持された状態で下流側に移送される。またフィルム
原反ロールが装填されたフィルム装填手段を駆動する第
4モータが第3モータに依存する速度で駆動され、フィ
ルム原反ロールから帯状フィルムが引出される。フィル
ム原反ロールから引出される帯状フィルムが巻掛けられ
るダンサローラの目標位置からの変動を検出し、その検
出値から第3モータの回転速度を基準とする速度で第4
モータが変速制御される。これにより、ダンサローラは
目標位置に保持され、帯状フィルムに付与される張力が
変動することなく、該フィルムは一定速度で移送され
る。またフィルム送りローラの所定回転毎に回転量検出
手段からの回転量を検出して、該回転量から得られるフ
ィルム移送量を基にフィルム原反ロールの巻径が演算さ
れる。そして、フィルム原反ロールの現在の巻径に応じ
た第4モータの基準回転速度が設定されて、精度の良い
第4モータの変速制御がなされる。更に、フィルム移送
量検出手段による検出結果またはレジマーク検出センサ
による帯状フィルムに付されたレジマークの検出タイミ
ングと、データ入力されたフィルムカットピッチに相当
するデータまたはデータ入力されたフィルムカットピッ
チに対応した目標とするレジマーク検出タイミングとを
比較し、その値が異なる場合に第3モータを変速制御す
ることで、帯状フィルムは前記フィルム原反ロールから
常に正規の長さづつ引出される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る横型製袋充填
機のフィルム移送装置につき、好適な実施例を挙げて、
添付図面を参照しながら以下説明する。図1に示す横型
製袋充填機10は、上流側から供給される物品12を、
無端チェン14に所定間隔で取付けた多数のアタッチメ
ント16により一定間隔毎に筒状フィルム26a(後述
する)に送り込む供給コンベヤ18を備えている。この
供給コンベヤ18は第1モータM1を駆動源とし、該モ
ータM1は、所定時間当りの包装個数に対応した速度で
供給コンベヤ18を走行させるように、制御手段20で
制御される。
機のフィルム移送装置につき、好適な実施例を挙げて、
添付図面を参照しながら以下説明する。図1に示す横型
製袋充填機10は、上流側から供給される物品12を、
無端チェン14に所定間隔で取付けた多数のアタッチメ
ント16により一定間隔毎に筒状フィルム26a(後述
する)に送り込む供給コンベヤ18を備えている。この
供給コンベヤ18は第1モータM1を駆動源とし、該モ
ータM1は、所定時間当りの包装個数に対応した速度で
供給コンベヤ18を走行させるように、制御手段20で
制御される。
【0010】前記供給コンベヤ18の上方には、フィル
ム装填手段22が回転自在に配設され、該装填手段22
には、紙管24に帯状フィルム26を所要直径で巻回し
たフィルム原反ロール28が、その紙管24を介して一
体回転可能に装填保持される。このフィルム装填手段2
2は、後述するフィルム移送用の第3モータM3の回転
に依存した速度で回転制御される第4モータM4により
駆動され、フィルム装填手段22に装填保持されたフィ
ルム原反ロール28を強制的に回転駆動して、帯状フィ
ルム26が一定速度で引出されるようフィルム原反ロー
ル28の巻径の減少に伴い徐々に高速回転する変速制御
が行なわれる。また第4モータM4は、回転量検出手段
としてのエンコーダE1を備え、該エンコーダE1の信
号は前記制御手段20に供給される。なお、第4モータ
M4としては、サーボモータが好適に使用され、また第
4モータM4は正逆回転可能に構成されている。
ム装填手段22が回転自在に配設され、該装填手段22
には、紙管24に帯状フィルム26を所要直径で巻回し
たフィルム原反ロール28が、その紙管24を介して一
体回転可能に装填保持される。このフィルム装填手段2
2は、後述するフィルム移送用の第3モータM3の回転
に依存した速度で回転制御される第4モータM4により
駆動され、フィルム装填手段22に装填保持されたフィ
ルム原反ロール28を強制的に回転駆動して、帯状フィ
ルム26が一定速度で引出されるようフィルム原反ロー
ル28の巻径の減少に伴い徐々に高速回転する変速制御
が行なわれる。また第4モータM4は、回転量検出手段
としてのエンコーダE1を備え、該エンコーダE1の信
号は前記制御手段20に供給される。なお、第4モータ
M4としては、サーボモータが好適に使用され、また第
4モータM4は正逆回転可能に構成されている。
【0011】前記フィルム装填手段22に装填保持され
たフィルム原反ロール28から引出された帯状フィルム
26は、複数の案内ローラ30を介して前記供給コンベ
ヤ18の下流側に配設した製袋器32に供給され、該製
袋器32を通過して筒状に成形された筒状フィルム26
aは、その長手方向の重合端縁部を対向し合う一対のフ
ィルム送りローラ34,34(一方のみ図示)等で挟圧し
て該ローラ34,34を回転することで所要の送りが与
えられるよう構成される。このフィルム移送手段として
のフィルム送りローラ34の下流側に、筒状フィルム2
6aの重合端縁部を挟んで対向し合う縦シールローラ3
6,36(一方のみ図示)等からなる縦シーラ38が配設
され、該シーラ38により筒状フィルム26aの重合端
縁部に縦シールが施されるようになっている。フィルム
送りローラ34および縦シールローラ36は、サーボモ
ータ等の第3モータM3により回転駆動され、該第3モ
ータM3は、所定時間当りの包装速度とフィルムカット
ピッチとから得られるフィルム移送速度に対応した速度
にて回転駆動される。また第3モータM3は、エンコー
ダE2を備え、該エンコーダE2の信号は前記制御手段
20に供給されるようになっている。なお、フィルム移
送手段としては、一対のフィルム送りローラ34,34
に代えて一対のフィルム送りベルトを採用することもで
きる。
たフィルム原反ロール28から引出された帯状フィルム
26は、複数の案内ローラ30を介して前記供給コンベ
ヤ18の下流側に配設した製袋器32に供給され、該製
袋器32を通過して筒状に成形された筒状フィルム26
aは、その長手方向の重合端縁部を対向し合う一対のフ
ィルム送りローラ34,34(一方のみ図示)等で挟圧し
て該ローラ34,34を回転することで所要の送りが与
えられるよう構成される。このフィルム移送手段として
のフィルム送りローラ34の下流側に、筒状フィルム2
6aの重合端縁部を挟んで対向し合う縦シールローラ3
6,36(一方のみ図示)等からなる縦シーラ38が配設
され、該シーラ38により筒状フィルム26aの重合端
縁部に縦シールが施されるようになっている。フィルム
送りローラ34および縦シールローラ36は、サーボモ
ータ等の第3モータM3により回転駆動され、該第3モ
ータM3は、所定時間当りの包装速度とフィルムカット
ピッチとから得られるフィルム移送速度に対応した速度
にて回転駆動される。また第3モータM3は、エンコー
ダE2を備え、該エンコーダE2の信号は前記制御手段
20に供給されるようになっている。なお、フィルム移
送手段としては、一対のフィルム送りローラ34,34
に代えて一対のフィルム送りベルトを採用することもで
きる。
【0012】前記縦シーラ38の下流側には、筒状フィ
ルム26aに横シール・切断を施す横シール機構40が
配設される。この横シール機構40は、サーボモータ等
の第2モータM2により不等速回転する一対の横シーラ
42,42を、筒状フィルム26aの上下に対向して備
えている。そして、横シーラ42,42が同期的に1回
転する間に、筒状フィルム26aが1カットピッチ分移
送されることで、筒状フィルム26aの物品12を挟む
前後に横シール・切断が施されるよう構成される。
ルム26aに横シール・切断を施す横シール機構40が
配設される。この横シール機構40は、サーボモータ等
の第2モータM2により不等速回転する一対の横シーラ
42,42を、筒状フィルム26aの上下に対向して備
えている。そして、横シーラ42,42が同期的に1回
転する間に、筒状フィルム26aが1カットピッチ分移
送されることで、筒状フィルム26aの物品12を挟む
前後に横シール・切断が施されるよう構成される。
【0013】前記フィルム装填手段22から製袋器32
に至る帯状フィルム26の移送経路には、該フィルム2
6に所定の張力を付与するダンサローラ44が配設され
ている。このダンサローラ44は、図2に示す如く、揺
動自在に配設した揺動アーム46の端部に回動自在に枢
支されると共に、該アーム46と適宜の固定部との間に
張設した引張りばね48により、ダンサローラ44に巻
掛けられている帯状フィルム26に所要の張力を付与可
能な方向(図2において左側)に向けて常に付勢されるよ
う構成されている。また揺動アーム46と一体的に回動
する支軸50には、例えばポテンショメータ52が配設
され、該ポテンショメータ52からの検出信号によって
ダンサローラ44の変動位置を検出し得るようになって
いる。そして、予め設定されるダンサローラ44の〔目
標位置〕T0(図2参照)からの変動を、ポテンショメー
タ52で検出して前記制御手段20に入力するよう設定
される。なお、揺動アーム46を挟んで左右に離間する
位置にストッパ54,54が配設され、両ストッパ54,
54により揺動アーム46の揺動範囲が規定されるよう
になっている。
に至る帯状フィルム26の移送経路には、該フィルム2
6に所定の張力を付与するダンサローラ44が配設され
ている。このダンサローラ44は、図2に示す如く、揺
動自在に配設した揺動アーム46の端部に回動自在に枢
支されると共に、該アーム46と適宜の固定部との間に
張設した引張りばね48により、ダンサローラ44に巻
掛けられている帯状フィルム26に所要の張力を付与可
能な方向(図2において左側)に向けて常に付勢されるよ
う構成されている。また揺動アーム46と一体的に回動
する支軸50には、例えばポテンショメータ52が配設
され、該ポテンショメータ52からの検出信号によって
ダンサローラ44の変動位置を検出し得るようになって
いる。そして、予め設定されるダンサローラ44の〔目
標位置〕T0(図2参照)からの変動を、ポテンショメー
タ52で検出して前記制御手段20に入力するよう設定
される。なお、揺動アーム46を挟んで左右に離間する
位置にストッパ54,54が配設され、両ストッパ54,
54により揺動アーム46の揺動範囲が規定されるよう
になっている。
【0014】前記ダンサローラ44から製袋器32に至
るフィルム移送経路には、図1に示す如く、帯状フィル
ム26と接して回転するローラ80が配設されると共
に、該ローラ80にはフィルム移送量検出手段としての
エンコーダE3が配設されている。このエンコーダE3
は前記制御手段20に接続され、該エンコーダE3から
の発信パルス数をカウントすることで帯状フィルム26
の移送量を検出するよう構成されている。なお、エンコ
ーダE3によるフィルム移送量検出は、レジマークが付
されていない帯状フィルム26の場合に用いられる。
るフィルム移送経路には、図1に示す如く、帯状フィル
ム26と接して回転するローラ80が配設されると共
に、該ローラ80にはフィルム移送量検出手段としての
エンコーダE3が配設されている。このエンコーダE3
は前記制御手段20に接続され、該エンコーダE3から
の発信パルス数をカウントすることで帯状フィルム26
の移送量を検出するよう構成されている。なお、エンコ
ーダE3によるフィルム移送量検出は、レジマークが付
されていない帯状フィルム26の場合に用いられる。
【0015】図1に示す制御手段20は、基準速度設定
手段56およびダンサローラ変動制御手段58を備えた
フィルム速度制御手段60と、ロール巻径自動設定手段
62と、移送量補正手段82とを基本的に備えている。
また、製袋充填機10は操作パネル等からなる入力手段
64を備え、これに設けたキーボードやタッチパネル等
によって、包装速度やフィルムカットピッチ等の包装条
件が制御手段20にデータ入力されるようになってい
る。そして制御手段20では、入力手段64を介して入
力されたデータに基づいて、前記第1モータM1,第2
モータM2および第3モータM3の夫々を同期駆動制御
するよう構成される。また入力手段64では、前記ダン
サローラ44の位置に関し、前記製袋器32に移送され
る帯状フィルム26に所望の張力を与えるべく、フィル
ムの厚さ、材質等の性状に応じたダンサローラ44の
〔目標位置〕T0を任意の値として制御手段20にデー
タ入力し得るようになっている。
手段56およびダンサローラ変動制御手段58を備えた
フィルム速度制御手段60と、ロール巻径自動設定手段
62と、移送量補正手段82とを基本的に備えている。
また、製袋充填機10は操作パネル等からなる入力手段
64を備え、これに設けたキーボードやタッチパネル等
によって、包装速度やフィルムカットピッチ等の包装条
件が制御手段20にデータ入力されるようになってい
る。そして制御手段20では、入力手段64を介して入
力されたデータに基づいて、前記第1モータM1,第2
モータM2および第3モータM3の夫々を同期駆動制御
するよう構成される。また入力手段64では、前記ダン
サローラ44の位置に関し、前記製袋器32に移送され
る帯状フィルム26に所望の張力を与えるべく、フィル
ムの厚さ、材質等の性状に応じたダンサローラ44の
〔目標位置〕T0を任意の値として制御手段20にデー
タ入力し得るようになっている。
【0016】前記ロール巻径自動設定手段62は、製袋
充填機10の始動に先立ち、前記フィルム装填手段22
に装填されたフィルム原反ロール28の巻径を演算し
て、製袋充填機10の始動時における第4モータM4の
速度を決定するべく機能する。すなわち、製袋充填機1
0の始動押し釦スイッチ等の運転開始信号が制御手段2
0に入力されたときに、フィルム原反ロール28から引
出した帯状フィルム26を製袋充填機10の各機構にセ
ットした状態で、前記〔目標位置〕T0より右側(帯状フ
ィルム26に付与される張力の増加側)に予め設定され
た〔フィルム巻径計測開始位置〕T1と、前記ポテンシ
ョメータ52からの信号入力により得られるダンサロー
ラ44の〔現在位置〕T2との関係を確認し、前記第4
モータM4をフィルム引出し方向(正転方向)に回転する
か、またはフィルム巻戻し方向(逆転方向)に回転した後
にフィルム引出し方向に回転するかを決定して該第4モ
ータM4を低速にて回転すよう設定される。例えば、ダ
ンサローラ44の〔現在位置〕T2が、図3に示す如
く、〔フィルム巻径計測開始位置〕T1より右側で前記
引張りばね48が引張られて帯状フィルム26への張力
が増加する張力増加側に位置しているときには、第4モ
ータM4を低速でフィルム引出し方向に回転して〔目標
位置〕T0までダンサローラ44を移動させる。またダ
ンサローラ44の〔現在位置〕T2が、図4(a)に示す
如く、〔フィルム巻径計測開始位置〕T1より左側で前
記引張りばね48が縮んで帯状フィルム26への張力が
減少する張力減少側に位置しているときには、前記第4
モータM4の低速駆動によりフィルム巻戻し方向に回転
してダンサローラ44を〔フィルム巻径計測開始位置〕
T1より張力増加側に一旦移動させた後(図4(b)参照)
に、該第4モータM4をフィルム引出し方向に回転して
〔目標位置〕T0までダンサローラ44を移動させるよ
う設定されている。なお、前記〔フィルム巻径計測開始
位置〕T1は、入力手段64によりデータ入力される
〔目標位置〕T0を基準として、予めプログラム入力さ
れた所定値が加算されて設定されるようになっている。
充填機10の始動に先立ち、前記フィルム装填手段22
に装填されたフィルム原反ロール28の巻径を演算し
て、製袋充填機10の始動時における第4モータM4の
速度を決定するべく機能する。すなわち、製袋充填機1
0の始動押し釦スイッチ等の運転開始信号が制御手段2
0に入力されたときに、フィルム原反ロール28から引
出した帯状フィルム26を製袋充填機10の各機構にセ
ットした状態で、前記〔目標位置〕T0より右側(帯状フ
ィルム26に付与される張力の増加側)に予め設定され
た〔フィルム巻径計測開始位置〕T1と、前記ポテンシ
ョメータ52からの信号入力により得られるダンサロー
ラ44の〔現在位置〕T2との関係を確認し、前記第4
モータM4をフィルム引出し方向(正転方向)に回転する
か、またはフィルム巻戻し方向(逆転方向)に回転した後
にフィルム引出し方向に回転するかを決定して該第4モ
ータM4を低速にて回転すよう設定される。例えば、ダ
ンサローラ44の〔現在位置〕T2が、図3に示す如
く、〔フィルム巻径計測開始位置〕T1より右側で前記
引張りばね48が引張られて帯状フィルム26への張力
が増加する張力増加側に位置しているときには、第4モ
ータM4を低速でフィルム引出し方向に回転して〔目標
位置〕T0までダンサローラ44を移動させる。またダ
ンサローラ44の〔現在位置〕T2が、図4(a)に示す
如く、〔フィルム巻径計測開始位置〕T1より左側で前
記引張りばね48が縮んで帯状フィルム26への張力が
減少する張力減少側に位置しているときには、前記第4
モータM4の低速駆動によりフィルム巻戻し方向に回転
してダンサローラ44を〔フィルム巻径計測開始位置〕
T1より張力増加側に一旦移動させた後(図4(b)参照)
に、該第4モータM4をフィルム引出し方向に回転して
〔目標位置〕T0までダンサローラ44を移動させるよ
う設定されている。なお、前記〔フィルム巻径計測開始
位置〕T1は、入力手段64によりデータ入力される
〔目標位置〕T0を基準として、予めプログラム入力さ
れた所定値が加算されて設定されるようになっている。
【0017】そして、前記ポテンショメータ52の検出
信号によってダンサローラ44を〔目標位置〕T0まで
移動させた後に第4モータM4を停止すると共に、該ロ
ーラ44が〔フィルム巻径計測開始位置〕T1から〔目
標位置〕T0まで移動する際にポテンショメータ52で
検出される移動量と、該ダンサローラ44が〔目標位
置〕T0まで移動する際の前記エンコーダE1からの第
4モータM4の回転量に関する信号によりフィルム原反
ロール28の巻径を演算して、製袋充填機10の始動時
における第4モータM4の速度を決定するよう設定され
ている。なお、この巻径検出制御運転に際して、ダンサ
ローラ44を〔フィルム巻径計測開始位置〕T1より張
力増加側の位置から〔目標位置〕T0に向けて移動させ
る制御を行なうことで、検出精度が高められるようにな
っている。
信号によってダンサローラ44を〔目標位置〕T0まで
移動させた後に第4モータM4を停止すると共に、該ロ
ーラ44が〔フィルム巻径計測開始位置〕T1から〔目
標位置〕T0まで移動する際にポテンショメータ52で
検出される移動量と、該ダンサローラ44が〔目標位
置〕T0まで移動する際の前記エンコーダE1からの第
4モータM4の回転量に関する信号によりフィルム原反
ロール28の巻径を演算して、製袋充填機10の始動時
における第4モータM4の速度を決定するよう設定され
ている。なお、この巻径検出制御運転に際して、ダンサ
ローラ44を〔フィルム巻径計測開始位置〕T1より張
力増加側の位置から〔目標位置〕T0に向けて移動させ
る制御を行なうことで、検出精度が高められるようにな
っている。
【0018】前記フィルム速度制御手段60は、製袋充
填機10の連続運転中において、前記ダンサローラ44
を〔目標位置〕T0に保持し、帯状フィルム26に付与
する張力を変動させることなく、該フィルム26を一定
速度で移送させるように第4モータM4を変速制御する
よう構成される。フィルム速度制御手段60におけるダ
ンサローラ変動制御手段58は、前記ポテンショメータ
52により検出されるフィルム原反ロール28の巻径の
減少に伴うダンサローラ44の〔目標位置〕T0から
〔現在位置〕T2への変化の信号を受けて、その変動量
に応じて第4モータM4に変速制御信号を与えて、ダン
サローラ44を常に〔目標位置〕T0に復帰させるべく
機能する。すなわち、ダンサローラ44が〔目標位置〕
T0より張力増加側へ変動した際には、第4モータM4
に増速信号を与えて、ダンサローラ44を〔目標位置〕
T0に保持するよう制御する。また、仮にダンサローラ
44が〔目標位置〕T0より張力減少側へ変動したとし
ても、第4モータM4に減速信号を与えることで、ダン
サローラ44が〔目標位置〕T0に保持される。これに
より、フィルム原反ロール28から引出された帯状フィ
ルム26は、前記第3モータM3により移送される筒状
フィルム26aの移送速度より僅かに低速で移送される
よう第4モータM4が速度制御されると共に、製袋器3
2に向けて一定の張力が付与された状態で移送されるよ
うになっている。なお、ダンサローラ変動制御手段58
による第4モータM4の変速制御は、ダンサローラ44
の大きな変動や急激な変動に対応するべく、比例、微
分、積分を組合わせたPID制御により行なわれ、仮に
このような状況になった場合であっても、第4モータM
4の変速をスムーズに変速するよう構成される。
填機10の連続運転中において、前記ダンサローラ44
を〔目標位置〕T0に保持し、帯状フィルム26に付与
する張力を変動させることなく、該フィルム26を一定
速度で移送させるように第4モータM4を変速制御する
よう構成される。フィルム速度制御手段60におけるダ
ンサローラ変動制御手段58は、前記ポテンショメータ
52により検出されるフィルム原反ロール28の巻径の
減少に伴うダンサローラ44の〔目標位置〕T0から
〔現在位置〕T2への変化の信号を受けて、その変動量
に応じて第4モータM4に変速制御信号を与えて、ダン
サローラ44を常に〔目標位置〕T0に復帰させるべく
機能する。すなわち、ダンサローラ44が〔目標位置〕
T0より張力増加側へ変動した際には、第4モータM4
に増速信号を与えて、ダンサローラ44を〔目標位置〕
T0に保持するよう制御する。また、仮にダンサローラ
44が〔目標位置〕T0より張力減少側へ変動したとし
ても、第4モータM4に減速信号を与えることで、ダン
サローラ44が〔目標位置〕T0に保持される。これに
より、フィルム原反ロール28から引出された帯状フィ
ルム26は、前記第3モータM3により移送される筒状
フィルム26aの移送速度より僅かに低速で移送される
よう第4モータM4が速度制御されると共に、製袋器3
2に向けて一定の張力が付与された状態で移送されるよ
うになっている。なお、ダンサローラ変動制御手段58
による第4モータM4の変速制御は、ダンサローラ44
の大きな変動や急激な変動に対応するべく、比例、微
分、積分を組合わせたPID制御により行なわれ、仮に
このような状況になった場合であっても、第4モータM
4の変速をスムーズに変速するよう構成される。
【0019】またフィルム速度制御手段60における基
準速度設定手段56は、前記フィルム送りローラ34の
所定回転毎(実施例ではフィルム送りローラ34の1/
2回転に相当するエンコーダE2からの発信パルス数
毎)に、第4モータM4に付設されたエンコーダE1か
らの発信パルス数をカウントし、その間の第4モータM
4の回転量から得られるフィルム移送量により、フィル
ム原反ロール28の巻径を演算し、第4モータM4の基
準回転速度を決定する制御を行なうべく機能する。
準速度設定手段56は、前記フィルム送りローラ34の
所定回転毎(実施例ではフィルム送りローラ34の1/
2回転に相当するエンコーダE2からの発信パルス数
毎)に、第4モータM4に付設されたエンコーダE1か
らの発信パルス数をカウントし、その間の第4モータM
4の回転量から得られるフィルム移送量により、フィル
ム原反ロール28の巻径を演算し、第4モータM4の基
準回転速度を決定する制御を行なうべく機能する。
【0020】更に、前記制御手段20に設けられる移送
量補正手段82は、前記エンコーダE3によるフィルム
移送量に関する検出結果と、予めデータ入力されたフィ
ルムカットピッチに相当する目標フィルム移送量につい
てのデータとを比較し、その値が異なる場合に、帯状フ
ィルム26が正規の長さだけ送られるように第3モータ
M3を変速制御するべく機能する。
量補正手段82は、前記エンコーダE3によるフィルム
移送量に関する検出結果と、予めデータ入力されたフィ
ルムカットピッチに相当する目標フィルム移送量につい
てのデータとを比較し、その値が異なる場合に、帯状フ
ィルム26が正規の長さだけ送られるように第3モータ
M3を変速制御するべく機能する。
【0021】前記制御手段20では、ポテンショメータ
52で検出されるダンサローラ44の変動量から、フィ
ルム原反ロール28から引出される帯状フィルム26の
終了を検出するよう設定されている。すなわち、前記ダ
ンサローラ44の〔目標位置〕T0を挟む左右両側でか
つストッパ54,54に近接する位置に、図2に示す如
く、左右の〔揺動上下限位置〕T3,T4が設定され、ダ
ンサローラ44が〔揺動上下限界位置〕T3,T4の何れ
かまで変動したことをポテンショメータ52が検出した
際に、制御手段20は帯状フィルム26の終了を検出す
るよう構成されている。例えば、帯状フィルム26の終
端部がフィルム原反ロール28の紙管24から離間する
と、ダンサローラ44による帯状フィルム26への張力
付与状態が解除されるため、前記引張りばね48の弾力
によって揺動アーム46は左側に揺動してダンサローラ
44が〔揺動下限位置〕T3まで変動するから、このと
きにフィルム終了検出信号が出力される。製袋充填機1
0に使用されるフィルム原反ロール28の帯状フィルム
26は、その終端部が紙管24に粘着テープ等で止着さ
れているため、該帯状フィルム26が使い尽くされたと
きに、引出されようとする帯状フィルム26に対してテ
ープ止着部の引き剥がし抵抗が加わることがあり、その
際に揺動アーム46が右側に揺動してダンサローラ44
が〔揺動上限位置〕T4まで変動した場合でもフィルム
終了検出信号が出力される。
52で検出されるダンサローラ44の変動量から、フィ
ルム原反ロール28から引出される帯状フィルム26の
終了を検出するよう設定されている。すなわち、前記ダ
ンサローラ44の〔目標位置〕T0を挟む左右両側でか
つストッパ54,54に近接する位置に、図2に示す如
く、左右の〔揺動上下限位置〕T3,T4が設定され、ダ
ンサローラ44が〔揺動上下限界位置〕T3,T4の何れ
かまで変動したことをポテンショメータ52が検出した
際に、制御手段20は帯状フィルム26の終了を検出す
るよう構成されている。例えば、帯状フィルム26の終
端部がフィルム原反ロール28の紙管24から離間する
と、ダンサローラ44による帯状フィルム26への張力
付与状態が解除されるため、前記引張りばね48の弾力
によって揺動アーム46は左側に揺動してダンサローラ
44が〔揺動下限位置〕T3まで変動するから、このと
きにフィルム終了検出信号が出力される。製袋充填機1
0に使用されるフィルム原反ロール28の帯状フィルム
26は、その終端部が紙管24に粘着テープ等で止着さ
れているため、該帯状フィルム26が使い尽くされたと
きに、引出されようとする帯状フィルム26に対してテ
ープ止着部の引き剥がし抵抗が加わることがあり、その
際に揺動アーム46が右側に揺動してダンサローラ44
が〔揺動上限位置〕T4まで変動した場合でもフィルム
終了検出信号が出力される。
【0022】また、前記ポテンショメータ52の検出値
と制御手段20から発信されるクロックパルス値とによ
って、ダンサローラ44が所定時間当りに急激に変動し
た場合にも、フィルム終了検出信号を出力するよう設定
されている。これにより、帯状フィルム26の終端部が
紙管24から離間した際に、この状態を早期かつ確実に
検出することができるようになっている。
と制御手段20から発信されるクロックパルス値とによ
って、ダンサローラ44が所定時間当りに急激に変動し
た場合にも、フィルム終了検出信号を出力するよう設定
されている。これにより、帯状フィルム26の終端部が
紙管24から離間した際に、この状態を早期かつ確実に
検出することができるようになっている。
【0023】
【実施例の作用】次に、実施例に係る横型製袋充填機の
フィルム移送装置の作用につき説明する。なお、製袋充
填機10の始動に先立って、フィルム装填手段22に装
填されているフィルム原反ロール28から引出したレジ
マークが付されていない帯状フィルム26が各機構にセ
ットされ、前記フィルム送りローラ34により移送可能
な状態で、かつ製袋充填機10の供給コンベヤ18と横
シール機構40との初期同期位置合わせのための同期セ
ット運転が実施された後である状態とする。この状態
で、製袋充填機10の始動押し釦スイッチ等の運転開始
信号が制御手段20に入力されると、フィルム装填手段
22に装填されたフィルム原反ロール28の巻径を検出
する巻径検出制御運転が自動的に行なわれる。なお、制
御手段20には、帯状フィルム26に付与する張力に応
じた前記ダンサローラ44の〔目標位置〕T0がデータ
入力されることで、該〔目標位置〕T0より張力増加側
の〔フィルム巻径計測開始位置〕T1が予め自動設定さ
れている(図2参照)。
フィルム移送装置の作用につき説明する。なお、製袋充
填機10の始動に先立って、フィルム装填手段22に装
填されているフィルム原反ロール28から引出したレジ
マークが付されていない帯状フィルム26が各機構にセ
ットされ、前記フィルム送りローラ34により移送可能
な状態で、かつ製袋充填機10の供給コンベヤ18と横
シール機構40との初期同期位置合わせのための同期セ
ット運転が実施された後である状態とする。この状態
で、製袋充填機10の始動押し釦スイッチ等の運転開始
信号が制御手段20に入力されると、フィルム装填手段
22に装填されたフィルム原反ロール28の巻径を検出
する巻径検出制御運転が自動的に行なわれる。なお、制
御手段20には、帯状フィルム26に付与する張力に応
じた前記ダンサローラ44の〔目標位置〕T0がデータ
入力されることで、該〔目標位置〕T0より張力増加側
の〔フィルム巻径計測開始位置〕T1が予め自動設定さ
れている(図2参照)。
【0024】すなわち、前記ポテンショメータ52から
の信号入力によりダンサローラ44の〔現在位置〕T2
の検出がなされ、セットされた帯状フィルム26の張り
状態によって、図3に示す如く、ダンサローラ44の
〔現在位置〕T2が〔フィルム巻径計測開始位置〕T1よ
り帯状フィルム26ヘの張力増加側に位置している場合
は、第4モータM4を低速でフィルム引出し方向に回転
(正転)させてフィルム装填手段22に装填してあるフィ
ルム原反ロール28から帯状フィルム26を引出す。こ
れにより、前記引張りばね48により引張られている揺
動アーム46が帯状フィルム26ヘの張力減少側に揺動
し、ダンサローラ44は〔目標位置〕T0に向けて移動
する。またダンサローラ44の〔現在位置〕T2が、図
4(a)に示す如く、〔フィルム巻径計測開始位置〕T1
より帯状フィルム26ヘの張力減少側に位置している場
合は、第4モータM4を低速でフィルム巻戻し方向に回
転(逆転)させフィルム原反ロール28に帯状フィルム2
6を巻戻す。これにより、揺動アーム46は引張りばね
48の弾力に抗して張力増加側に揺動し、ダンサローラ
44は〔フィルム巻径計測開始位置〕T1に向けて移動
する。そして、ローラ変動検出手段52で検出されるダ
ンサローラ44の〔現在位置〕T2が、図4(b)に示す
如く、〔フィルム巻径計測開始位置〕T1より帯状フィ
ルム26ヘの張力増加側に移動すると、第4モータM4
が低速でフィルム引出し方向に回転(正転)されて前述し
たと同様にダンサローラ44は〔目標位置〕T0に向け
て移動する。
の信号入力によりダンサローラ44の〔現在位置〕T2
の検出がなされ、セットされた帯状フィルム26の張り
状態によって、図3に示す如く、ダンサローラ44の
〔現在位置〕T2が〔フィルム巻径計測開始位置〕T1よ
り帯状フィルム26ヘの張力増加側に位置している場合
は、第4モータM4を低速でフィルム引出し方向に回転
(正転)させてフィルム装填手段22に装填してあるフィ
ルム原反ロール28から帯状フィルム26を引出す。こ
れにより、前記引張りばね48により引張られている揺
動アーム46が帯状フィルム26ヘの張力減少側に揺動
し、ダンサローラ44は〔目標位置〕T0に向けて移動
する。またダンサローラ44の〔現在位置〕T2が、図
4(a)に示す如く、〔フィルム巻径計測開始位置〕T1
より帯状フィルム26ヘの張力減少側に位置している場
合は、第4モータM4を低速でフィルム巻戻し方向に回
転(逆転)させフィルム原反ロール28に帯状フィルム2
6を巻戻す。これにより、揺動アーム46は引張りばね
48の弾力に抗して張力増加側に揺動し、ダンサローラ
44は〔フィルム巻径計測開始位置〕T1に向けて移動
する。そして、ローラ変動検出手段52で検出されるダ
ンサローラ44の〔現在位置〕T2が、図4(b)に示す
如く、〔フィルム巻径計測開始位置〕T1より帯状フィ
ルム26ヘの張力増加側に移動すると、第4モータM4
が低速でフィルム引出し方向に回転(正転)されて前述し
たと同様にダンサローラ44は〔目標位置〕T0に向け
て移動する。
【0025】前記第4モータM4のフィルム引出し方向
への回転(正転)後において、ダンサローラ44が〔目標
位置〕T0まで移動したことをポテンショメータ52の
検出により確認すると、第4モータM4が停止される。
そして、ダンサローラ44が〔フィルム巻径計測開始位
置〕T1から〔目標位置〕T0まで移動する際の第4モー
タM4の回転量が、前記エンコーダE1からのパルス数
により読込まれ、該回転量とダンサローラ44の〔フィ
ルム巻径計測開始位置〕T1から〔目標位置〕T0までの
移動量とから、フィルム原反ロール28から引出された
帯状フィルム26のフィルム移送量が求められる。この
フィルム移送量から現在のフィルム原反ロール28の巻
径が演算されて制御手段20の記憶部(図示せず)に記憶
されると共に、記憶されたフィルム原反ロール28の巻
径から、フィルム移送速度に対応する第4モータM4の
運転開始時の速度が演算される。
への回転(正転)後において、ダンサローラ44が〔目標
位置〕T0まで移動したことをポテンショメータ52の
検出により確認すると、第4モータM4が停止される。
そして、ダンサローラ44が〔フィルム巻径計測開始位
置〕T1から〔目標位置〕T0まで移動する際の第4モー
タM4の回転量が、前記エンコーダE1からのパルス数
により読込まれ、該回転量とダンサローラ44の〔フィ
ルム巻径計測開始位置〕T1から〔目標位置〕T0までの
移動量とから、フィルム原反ロール28から引出された
帯状フィルム26のフィルム移送量が求められる。この
フィルム移送量から現在のフィルム原反ロール28の巻
径が演算されて制御手段20の記憶部(図示せず)に記憶
されると共に、記憶されたフィルム原反ロール28の巻
径から、フィルム移送速度に対応する第4モータM4の
運転開始時の速度が演算される。
【0026】そして、第1モータM1,第2モータM2
および第3モータM3の同期運転が開始されることによ
り、制御部は、図5〜図7を参照して以下に説明する複
数の制御を並行して実施する。先ず、図5の制御フロー
チャートに基づいて説明する。製袋充填機10の連続運
転の開始に伴い回転駆動される第3モータM3の現在速
度を、エンコーダE2からの入力パルスを受けて読込み
(S1)、前記巻径検出制御運転により求められたフィル
ム原反ロール28の巻径を基に、第4モータM4の基準
速度が決定されて、第3モータM3の速度に依存する速
度で第4モータM4が回転される(S2)。また、製袋充
填機10の運転が継続されることで、後述する巻径の演
算制御において変化するフィルム原反ロール28の求め
られた巻径の値に応じて第4モータM4の基準回転速度
が設定されて、前述したと同様に第4モータM4が回転
制御される。また、第3モータM3の回転速度に関して
は、前記エンコーダE3によるフィルム移送量に関する
検出結果と、予めデータ入力されたフィルムカットピッ
チに相当するデータとが比較されて、帯状フィルム26
が常に正規の長さだけ送られるように変速制御される。
すなわち第4モータM4は、前記ダンサローラ44を
〔目標位置〕T0に保持するよう変速制御されるから、
フィルム原反ロール28から引出される帯状フィルム2
6は前記第3モータM3で駆動されるフィルム送りロー
ラ34で移送される筒状フィルム26aより低速で一定
の張力が付与された状態で製袋器32に向けて移送され
る。
および第3モータM3の同期運転が開始されることによ
り、制御部は、図5〜図7を参照して以下に説明する複
数の制御を並行して実施する。先ず、図5の制御フロー
チャートに基づいて説明する。製袋充填機10の連続運
転の開始に伴い回転駆動される第3モータM3の現在速
度を、エンコーダE2からの入力パルスを受けて読込み
(S1)、前記巻径検出制御運転により求められたフィル
ム原反ロール28の巻径を基に、第4モータM4の基準
速度が決定されて、第3モータM3の速度に依存する速
度で第4モータM4が回転される(S2)。また、製袋充
填機10の運転が継続されることで、後述する巻径の演
算制御において変化するフィルム原反ロール28の求め
られた巻径の値に応じて第4モータM4の基準回転速度
が設定されて、前述したと同様に第4モータM4が回転
制御される。また、第3モータM3の回転速度に関して
は、前記エンコーダE3によるフィルム移送量に関する
検出結果と、予めデータ入力されたフィルムカットピッ
チに相当するデータとが比較されて、帯状フィルム26
が常に正規の長さだけ送られるように変速制御される。
すなわち第4モータM4は、前記ダンサローラ44を
〔目標位置〕T0に保持するよう変速制御されるから、
フィルム原反ロール28から引出される帯状フィルム2
6は前記第3モータM3で駆動されるフィルム送りロー
ラ34で移送される筒状フィルム26aより低速で一定
の張力が付与された状態で製袋器32に向けて移送され
る。
【0027】次に、前記ダンサローラ44を〔目標位
置〕T0に保持するための制御について、図6の制御フ
ローチャートに基づいて説明する。前記ポテンショメー
タ52からの信号入力によりダンサローラ44の〔現在
位置〕T2を検出し(S3)、次いで、ダンサローラ44
の〔現在位置〕T2と〔目標位置〕T0とを比較して、ダ
ンサローラ44が〔目標位置〕T0から変動しているこ
とが確認されることにより(S4)、ダンサローラ44の
〔目標位置〕T0から〔現在位置〕T2までの変動量を読
込み(S5)、その変動量に応じて第4モータM4に変速
制御信号が与えられる(S6)。そして、ダンサローラ4
4が〔目標位置〕T0に復帰したことがポテンショメー
タ52からの信号入力により確認されることで(S7)、
第4モータM4に対する変速制御信号の出力は停止され
(S8)、以下ダンサローラ44の〔目標位置〕T0から
の変動に応じて、これら各ステップが繰返される制御が
なされる。
置〕T0に保持するための制御について、図6の制御フ
ローチャートに基づいて説明する。前記ポテンショメー
タ52からの信号入力によりダンサローラ44の〔現在
位置〕T2を検出し(S3)、次いで、ダンサローラ44
の〔現在位置〕T2と〔目標位置〕T0とを比較して、ダ
ンサローラ44が〔目標位置〕T0から変動しているこ
とが確認されることにより(S4)、ダンサローラ44の
〔目標位置〕T0から〔現在位置〕T2までの変動量を読
込み(S5)、その変動量に応じて第4モータM4に変速
制御信号が与えられる(S6)。そして、ダンサローラ4
4が〔目標位置〕T0に復帰したことがポテンショメー
タ52からの信号入力により確認されることで(S7)、
第4モータM4に対する変速制御信号の出力は停止され
(S8)、以下ダンサローラ44の〔目標位置〕T0から
の変動に応じて、これら各ステップが繰返される制御が
なされる。
【0028】次に、フィルム原反ロール28の巻径を演
算するための制御について、図7の制御フローチャート
に基づいて説明する。連続運転により回転駆動される第
3モータM3に付設されたエンコーダE2の回転量を常
に監視し(S9)、このエンコーダE2によって得られる
フィルム送りローラ34の1/2回転目のパルスカウン
ト数に達することで(S10)、この送りローラ34が1
/2回転した間の第4モータM4の回転量をエンコーダ
E1から読込み(S11)、このエンコーダE1から出力
されたパルスカウント量により、帯状フィルム26の移
送量を求める(S12)。次いで、そのフィルム移送量か
ら現在のフィルム原反ロール28の巻径を演算し、その
値を記憶部に記憶する(S13)。これにより、この求め
られた巻径に基づき第4モータM4の基準速度が決定さ
れて、前述した制御によって第4モータM4は第3モー
タM3の速度に依存する速度で回転駆動される。
算するための制御について、図7の制御フローチャート
に基づいて説明する。連続運転により回転駆動される第
3モータM3に付設されたエンコーダE2の回転量を常
に監視し(S9)、このエンコーダE2によって得られる
フィルム送りローラ34の1/2回転目のパルスカウン
ト数に達することで(S10)、この送りローラ34が1
/2回転した間の第4モータM4の回転量をエンコーダ
E1から読込み(S11)、このエンコーダE1から出力
されたパルスカウント量により、帯状フィルム26の移
送量を求める(S12)。次いで、そのフィルム移送量か
ら現在のフィルム原反ロール28の巻径を演算し、その
値を記憶部に記憶する(S13)。これにより、この求め
られた巻径に基づき第4モータM4の基準速度が決定さ
れて、前述した制御によって第4モータM4は第3モー
タM3の速度に依存する速度で回転駆動される。
【0029】前述した複数の制御を並行して実施するこ
とにより、フィルム原反ロール28からは正規の長さの
帯状フィルム26が、一定の張力が付与された状態で一
定速度で製袋器32に向けて移送される。これにより、
帯状フィルム26は製袋器32で良好に筒状成形され、
得られた筒状フィルム26aは下流側で縦シーラ38に
よる縦シールおよび横シール機構40による横シール・
切断が好適に施される。
とにより、フィルム原反ロール28からは正規の長さの
帯状フィルム26が、一定の張力が付与された状態で一
定速度で製袋器32に向けて移送される。これにより、
帯状フィルム26は製袋器32で良好に筒状成形され、
得られた筒状フィルム26aは下流側で縦シーラ38に
よる縦シールおよび横シール機構40による横シール・
切断が好適に施される。
【0030】ここで、前記フィルム原反ロール28から
引出される帯状フィルム26が使い尽くされ、前記紙管
24からフィルム終端部が離間すると、前記揺動アーム
46は引張りばね48の弾力によって揺動し、ダンサロ
ーラ44は〔揺動下限位置〕T3まで変動する(図2参
照)。これを前記ポテンショメータ52が検出すると、
制御手段20ではフィルム終了検出信号を出力する。ま
た前述した如く、フィルム終端部が紙管24から離間す
る際のテープ止着部の引き剥がし抵抗がダンサローラ4
4に加わったときには、揺動アーム46は引張りばね4
8の弾力に抗して揺動してダンサローラ44は〔揺動上
限位置〕T4まで変動する。これをポテンショメータ5
2が検出すると、制御手段20ではフィルム終了検出信
号を出力する。従って、フィルム終端部が剥がされると
きにフィルム引出し方向と逆方向に作用する力によって
帯状フィルム26に過度の張力が加わるのを防止し得る
と共に、粘着テープの粘着力が強いためにフィルム終端
部が紙管24から離間することなく、帯状フィルム26
が逆方向に巻取られることで該フィルム26が引きちぎ
られてしまうのも未然に防止することができる。
引出される帯状フィルム26が使い尽くされ、前記紙管
24からフィルム終端部が離間すると、前記揺動アーム
46は引張りばね48の弾力によって揺動し、ダンサロ
ーラ44は〔揺動下限位置〕T3まで変動する(図2参
照)。これを前記ポテンショメータ52が検出すると、
制御手段20ではフィルム終了検出信号を出力する。ま
た前述した如く、フィルム終端部が紙管24から離間す
る際のテープ止着部の引き剥がし抵抗がダンサローラ4
4に加わったときには、揺動アーム46は引張りばね4
8の弾力に抗して揺動してダンサローラ44は〔揺動上
限位置〕T4まで変動する。これをポテンショメータ5
2が検出すると、制御手段20ではフィルム終了検出信
号を出力する。従って、フィルム終端部が剥がされると
きにフィルム引出し方向と逆方向に作用する力によって
帯状フィルム26に過度の張力が加わるのを防止し得る
と共に、粘着テープの粘着力が強いためにフィルム終端
部が紙管24から離間することなく、帯状フィルム26
が逆方向に巻取られることで該フィルム26が引きちぎ
られてしまうのも未然に防止することができる。
【0031】また、ポテンショメータ52の検出値と制
御手段20から発信されるクロックパルス値とによっ
て、ダンサローラ44が所定時間当りに急激に変動した
と判定された場合にも、フィルム終了検出信号が出力さ
れる。そして、このようにフィルム終了検出信号が出力
されたときには、製袋充填機10が停止されると共に、
警報やランプ等によって作業者にフィルム終了を確実に
覚知させることができる。
御手段20から発信されるクロックパルス値とによっ
て、ダンサローラ44が所定時間当りに急激に変動した
と判定された場合にも、フィルム終了検出信号が出力さ
れる。そして、このようにフィルム終了検出信号が出力
されたときには、製袋充填機10が停止されると共に、
警報やランプ等によって作業者にフィルム終了を確実に
覚知させることができる。
【0032】すなわち、実施例のフィルム移送装置で
は、製袋充填機10の連続運転中においてダンサローラ
44の変動量(張力の変動)を常に監視し、その変動量に
応じて第4モータM4が変速制御されて、該ローラ44
を〔目標位置〕T0に保持するので、フィルム原反ロー
ル28から引出される帯状フィルム26は一定の張力が
付与された状態で製袋器32に向けて移送される。ま
た、フィルム送りローラ34の所定回転毎に求めたフィ
ルム原反ロール28の巻径から第4モータM4の基準回
転速度を演算し、得られた速度を基に第3モータM3の
速度に依存する速度で第4モータM4を回転駆動制御す
るようになっているので、常に正確な値に基づいて帯状
フィルム26を移送することができる。なお、製袋充填
機10の稼動に先立ってフィルム装填手段22の第4モ
ータM4を低速回転させて、ダンサローラ44の移動量
を検出することでフィルム原反ロール28の巻径を自動
的に求めるようにしたので、フィルム原反ロール28の
巻径を交換の都度計測して手作業によりデータ入力する
煩雑な操作を省くことができる。
は、製袋充填機10の連続運転中においてダンサローラ
44の変動量(張力の変動)を常に監視し、その変動量に
応じて第4モータM4が変速制御されて、該ローラ44
を〔目標位置〕T0に保持するので、フィルム原反ロー
ル28から引出される帯状フィルム26は一定の張力が
付与された状態で製袋器32に向けて移送される。ま
た、フィルム送りローラ34の所定回転毎に求めたフィ
ルム原反ロール28の巻径から第4モータM4の基準回
転速度を演算し、得られた速度を基に第3モータM3の
速度に依存する速度で第4モータM4を回転駆動制御す
るようになっているので、常に正確な値に基づいて帯状
フィルム26を移送することができる。なお、製袋充填
機10の稼動に先立ってフィルム装填手段22の第4モ
ータM4を低速回転させて、ダンサローラ44の移動量
を検出することでフィルム原反ロール28の巻径を自動
的に求めるようにしたので、フィルム原反ロール28の
巻径を交換の都度計測して手作業によりデータ入力する
煩雑な操作を省くことができる。
【0033】ここで、前記巻径検出制御運転の実行時期
について、前述したように例えば無地の帯状フィルム2
6等でレジマークが付されていないものが使用される場
合には、製袋充填機10が駆動された際の供給コンベヤ
18による物品供給位置と横シール機構40の回転作動
位置とに対するフィルム移送装置によるフィルム移送位
置についての位置合わせは不要のため、同期セット運転
によって前記第1モータM1と第2モータM2を回転し
て供給コンベヤ18と横シール機構40との位置合わせ
を行なった後の運転待機状態から製袋充填機10の始動
押し釦スイッチ等の操作による運転開始信号が発せられ
ることで、巻径検出制御運転が実行された後、製袋充填
機10の連続運転が自動的に開始されるようになってい
る。
について、前述したように例えば無地の帯状フィルム2
6等でレジマークが付されていないものが使用される場
合には、製袋充填機10が駆動された際の供給コンベヤ
18による物品供給位置と横シール機構40の回転作動
位置とに対するフィルム移送装置によるフィルム移送位
置についての位置合わせは不要のため、同期セット運転
によって前記第1モータM1と第2モータM2を回転し
て供給コンベヤ18と横シール機構40との位置合わせ
を行なった後の運転待機状態から製袋充填機10の始動
押し釦スイッチ等の操作による運転開始信号が発せられ
ることで、巻径検出制御運転が実行された後、製袋充填
機10の連続運転が自動的に開始されるようになってい
る。
【0034】また、レジマークが付された帯状フィルム
26が使用される場合には、始動押し釦スイッチ等を操
作することにより前述した巻径検出制御運転が実行され
てから、前記製袋充填機10の各作動機構における第1
モータM1,第2モータM2および第3モータM3の同
期セット運転に自動的に移行するよう制御される。そし
て、このセット運転完了により製袋充填機10は停止し
て運転待機状態となる。このセット運転完了後の運転待
機状態からは、製袋充填機10の始動押し釦スイッチ等
の操作によりあらためて巻径検出制御運転が実行された
後、製袋充填機10の運転が開始される。但し、セット
運転完了後、予めプログラム入力された所定時間以内
に、製袋充填機10の始動押し釦スイッチ等の操作によ
り運転開始信号が入力された場合には、巻径検出制御運
転は実行されずに製袋充填機10の連続運転を開始する
よう制御される。
26が使用される場合には、始動押し釦スイッチ等を操
作することにより前述した巻径検出制御運転が実行され
てから、前記製袋充填機10の各作動機構における第1
モータM1,第2モータM2および第3モータM3の同
期セット運転に自動的に移行するよう制御される。そし
て、このセット運転完了により製袋充填機10は停止し
て運転待機状態となる。このセット運転完了後の運転待
機状態からは、製袋充填機10の始動押し釦スイッチ等
の操作によりあらためて巻径検出制御運転が実行された
後、製袋充填機10の運転が開始される。但し、セット
運転完了後、予めプログラム入力された所定時間以内
に、製袋充填機10の始動押し釦スイッチ等の操作によ
り運転開始信号が入力された場合には、巻径検出制御運
転は実行されずに製袋充填機10の連続運転を開始する
よう制御される。
【0035】
【他の実施例について】前述の実施例では、レジマーク
が付されていない帯状フィルム26を使用し、第3モー
タM3の変速制御を行なうための信号をエンコーダE3
から求めるようにしたが、レジマークが付されている帯
状フィルム26を使用する場合には、図8に示す構成を
採用することで実施することができる。すなわち、ダン
サローラ44から製袋器32までのフィルム移送経路
に、帯状フィルム26に付されたレジマークを検出する
レジマーク検出センサ84が配設されると共に、該セン
サ84による検出信号を制御手段20の移送量補正手段
82に入力するよう設定される。そして移送量補正手段
82では、レジマーク検出センサ84による帯状フィル
ム26のレジマークの検出タイミングと、予めデータ入
力されたフィルムカットピッチに対応した目標とするレ
ジマーク検出タイミングとを比較し、その値が異なる場
合に第3モータM3を変速制御するよう設定されてい
る。これにより、帯状フィルム26は常にフィルムカッ
トピッチに対応する正規の長さだけ正確に移送される。
が付されていない帯状フィルム26を使用し、第3モー
タM3の変速制御を行なうための信号をエンコーダE3
から求めるようにしたが、レジマークが付されている帯
状フィルム26を使用する場合には、図8に示す構成を
採用することで実施することができる。すなわち、ダン
サローラ44から製袋器32までのフィルム移送経路
に、帯状フィルム26に付されたレジマークを検出する
レジマーク検出センサ84が配設されると共に、該セン
サ84による検出信号を制御手段20の移送量補正手段
82に入力するよう設定される。そして移送量補正手段
82では、レジマーク検出センサ84による帯状フィル
ム26のレジマークの検出タイミングと、予めデータ入
力されたフィルムカットピッチに対応した目標とするレ
ジマーク検出タイミングとを比較し、その値が異なる場
合に第3モータM3を変速制御するよう設定されてい
る。これにより、帯状フィルム26は常にフィルムカッ
トピッチに対応する正規の長さだけ正確に移送される。
【0036】また〔フィルム巻径計測開始位置〕T1か
ら〔目標位置〕T0までのダンサローラ44の変動量を
検出する手段としては、前記ポテンショメータ52に限
られるものでなく、必要に応じエンコーダ等のパルス発
信機あるいは他の位置検知センサ等、少なくともダンサ
ローラ44の〔現在位置〕T2を検出可能なものであれ
ば、他のものを採用し得る。更に、フィルム原反ロール
28の巻径を求めるための変動量を検出する別の手段と
しては、例えば、図9に示すように、フィルム装填手段
22にエンコーダE4を配設し、該エンコーダE4によ
りフィルム装填手段22の回転量を検出することでフィ
ルム原反ロール28の巻径を演算するようにしてもよ
い。更にまた、フィルム原反ロール28からダンサロー
ラ44までのフィルム移送経路に配設されている前記エ
ンコーダE3を利用し、該エンコーダE3で検出される
帯状フィルム26の移送量からフィルム原反ロール28
の巻径を演算することも可能である。なお、ダンサロー
ラは実施例のような左右方向への揺動式に限らず、上下
方向への揺動式、あるいは上下垂直移動または左右水平
移動方式等種々の方式に改変可能である。
ら〔目標位置〕T0までのダンサローラ44の変動量を
検出する手段としては、前記ポテンショメータ52に限
られるものでなく、必要に応じエンコーダ等のパルス発
信機あるいは他の位置検知センサ等、少なくともダンサ
ローラ44の〔現在位置〕T2を検出可能なものであれ
ば、他のものを採用し得る。更に、フィルム原反ロール
28の巻径を求めるための変動量を検出する別の手段と
しては、例えば、図9に示すように、フィルム装填手段
22にエンコーダE4を配設し、該エンコーダE4によ
りフィルム装填手段22の回転量を検出することでフィ
ルム原反ロール28の巻径を演算するようにしてもよ
い。更にまた、フィルム原反ロール28からダンサロー
ラ44までのフィルム移送経路に配設されている前記エ
ンコーダE3を利用し、該エンコーダE3で検出される
帯状フィルム26の移送量からフィルム原反ロール28
の巻径を演算することも可能である。なお、ダンサロー
ラは実施例のような左右方向への揺動式に限らず、上下
方向への揺動式、あるいは上下垂直移動または左右水平
移動方式等種々の方式に改変可能である。
【0037】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る横型
製袋充填機のフィルム移送装置によれば、製袋充填機の
連続運転中にはダンサローラの目標位置からの変動を監
視し、該ローラを目標位置に保持するよう第4モータを
変速制御することで、フィルム原反ロールから引出され
た帯状フィルムは、製袋器に向けて略一定の張力で移送
され、フィルムの伸びや蛇行を有効に防止して帯状フィ
ルムの移送並びに筒状成形を良好に行なうことができ
る。また、フィルム送りローラの所定回転毎にフィルム
原反ロールの巻径を演算して逐次フィードバックするこ
とにより、初期の巻径データの精度は要求されず、また
フィルム厚さ等のデータ入力も不要となる。更に、フィ
ルム移送量検出手段による検出結果と、データ入力され
たフィルムカットピッチに相当するデータとを比較した
り、あるいはレジマーク検出センサによるレジマークの
検出タイミングと、データ入力されたフィルムカットピ
ッチに対応した目標とするレジマーク検出タイミングと
を比較し、その値が異なる場合に第3モータを変速制御
することで、設定されたフィルム移送速度に応じて筒状
フィルムを確実に移送できると共に、フィルム原反ロー
ルから常に正規の長さの帯状フィルムを引出すことがで
きる。
製袋充填機のフィルム移送装置によれば、製袋充填機の
連続運転中にはダンサローラの目標位置からの変動を監
視し、該ローラを目標位置に保持するよう第4モータを
変速制御することで、フィルム原反ロールから引出され
た帯状フィルムは、製袋器に向けて略一定の張力で移送
され、フィルムの伸びや蛇行を有効に防止して帯状フィ
ルムの移送並びに筒状成形を良好に行なうことができ
る。また、フィルム送りローラの所定回転毎にフィルム
原反ロールの巻径を演算して逐次フィードバックするこ
とにより、初期の巻径データの精度は要求されず、また
フィルム厚さ等のデータ入力も不要となる。更に、フィ
ルム移送量検出手段による検出結果と、データ入力され
たフィルムカットピッチに相当するデータとを比較した
り、あるいはレジマーク検出センサによるレジマークの
検出タイミングと、データ入力されたフィルムカットピ
ッチに対応した目標とするレジマーク検出タイミングと
を比較し、その値が異なる場合に第3モータを変速制御
することで、設定されたフィルム移送速度に応じて筒状
フィルムを確実に移送できると共に、フィルム原反ロー
ルから常に正規の長さの帯状フィルムを引出すことがで
きる。
【0038】またダンサローラの目標位置を変更するこ
とにより、製袋器に向けて移送される帯状フィルムへの
張力を任意値に設定可能であるから、フィルムの材質や
厚さ等の性状等によるフィルムの伸び等の諸条件を考慮
したフィルムの移送制御が可能となる。更に、ダンサロ
ーラの変動上下限位置への変動または所定時間当りの急
激な変動を監視することで、フィルムの終了を確実に検
出することができる等の利点を有する。
とにより、製袋器に向けて移送される帯状フィルムへの
張力を任意値に設定可能であるから、フィルムの材質や
厚さ等の性状等によるフィルムの伸び等の諸条件を考慮
したフィルムの移送制御が可能となる。更に、ダンサロ
ーラの変動上下限位置への変動または所定時間当りの急
激な変動を監視することで、フィルムの終了を確実に検
出することができる等の利点を有する。
【図1】本発明の実施例に係るフィルム移送装置を備え
た横型製袋充填機の概略構成図である。
た横型製袋充填機の概略構成図である。
【図2】実施例に係るフィルム移送装置のダンサローラ
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図3】実施例に係るフィルム移送装置のダンサローラ
の現在位置がフィルム巻径計測開始位置より張力増加側
に位置している状態を示す説明図である。
の現在位置がフィルム巻径計測開始位置より張力増加側
に位置している状態を示す説明図である。
【図4】実施例に係るフィルム移送装置のダンサローラ
の現在位置がフィルム巻径計測開始位置より張力減少側
に位置している状態を示す説明図である。
の現在位置がフィルム巻径計測開始位置より張力減少側
に位置している状態を示す説明図である。
【図5】実施例に係るフィルム移送装置における第4モ
ータを第3モータの速度に依存する速度で回転させるた
めの制御フローチャート図である。
ータを第3モータの速度に依存する速度で回転させるた
めの制御フローチャート図である。
【図6】実施例に係るフィルム移送装置におけるダンサ
ローラを目標位置に保持するための制御フローチャート
図である。
ローラを目標位置に保持するための制御フローチャート
図である。
【図7】実施例に係るフィルム移送装置における連続運
転中のフィルム原反ロールの巻径を演算するための制御
フローチャート図である。
転中のフィルム原反ロールの巻径を演算するための制御
フローチャート図である。
【図8】実施例に係るフィルム移送装置の第3モータを
変速制御するためのデータを検出する別の手段を示す説
明図である。
変速制御するためのデータを検出する別の手段を示す説
明図である。
【図9】実施例に係るフィルム移送装置のフィルム原反
ロールの巻径を演算するための変動量を検出する別の手
段を示す説明図である。
ロールの巻径を演算するための変動量を検出する別の手
段を示す説明図である。
10 横型製袋充填機 12 物品 18 供給コンベヤ 20 制御手段 22 フィルム装填手段 26 帯状フィ
ルム 26a 筒状フィルム 28 フィルム
原反ロール 32 製袋器 34 フィルム
送りローラ 38 縦シーラ 40 横シール
機構 44 ダンサローラ 56 基準速度
設定手段 58 ダンサローラ変動制御手段 60 フィルム
速度制御手段 64 入力手段 82 移送量補
正手段 84 レジマーク検出センサ M1 第1モー
タ M2 第2モータ M3 第3モー
タ M4 第4モータ E1 エンコー
ダ(回転量検出手段) E3 エンコーダ(フィルム移送量検出手段) E4 エンコーダ(回転量検出手段) T0 目標位置 T3 揺動(変動)下限位置 T4 揺動(変
動)上限位置
ルム 26a 筒状フィルム 28 フィルム
原反ロール 32 製袋器 34 フィルム
送りローラ 38 縦シーラ 40 横シール
機構 44 ダンサローラ 56 基準速度
設定手段 58 ダンサローラ変動制御手段 60 フィルム
速度制御手段 64 入力手段 82 移送量補
正手段 84 レジマーク検出センサ M1 第1モー
タ M2 第2モータ M3 第3モー
タ M4 第4モータ E1 エンコー
ダ(回転量検出手段) E3 エンコーダ(フィルム移送量検出手段) E4 エンコーダ(回転量検出手段) T0 目標位置 T3 揺動(変動)下限位置 T4 揺動(変
動)上限位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 充洋 愛知県名古屋市西区中小田井4丁目380番 地 株式会社フジキカイ名古屋工場内 (72)発明者 橋本 昌典 愛知県名古屋市西区中小田井4丁目380番 地 株式会社フジキカイ名古屋工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 フィルム原反ロール(28)から引出された
帯状フィルム(26)を筒状に成形する製袋器(32)と、筒状
に成形されたフィルム(26a)に向けて物品(12)を所定間
隙毎に供給する供給コンベヤ(18)と、筒状フィルム(26
a)の長手方向の重合端縁部を挾持して回転作動すること
で下流側に向けて移送するフィルム移送手段(34)と、筒
状フィルム(26a)の重合端縁部に縦方向のシールを施す
縦シーラ(38)と、筒状フィルム(26a)の物品(12)を挟む
前後に横方向のシール・切断を施す横シール機構(40)と
からなる横型製袋充填機(10)において、 前記供給コンベヤ(18)を駆動する第1モータ(M1)と、 前記横シール機構(40)を駆動する第2モータ(M2)と、 前記フィルム移送手段(34)を所定のフィルム移送速度に
対応した速度で回転駆動する第3モータ(M3)と、 前記第1モータ(M1)、第2モータ(M2)、第3モータ(M3)
の夫々を同期駆動制御する制御手段(20)と、 前記第3モータ(M3)の回転に依存した速度で回転制御さ
れ、前記フィルム原反ロール(28)が装填保持されるフィ
ルム装填手段(22)を駆動する第4モータ(M4)と、 前記フィルム原反ロール(28)から製袋器(32)までの帯状
フィルム(26)に所定の張力を付与し、その位置によって
帯状フィルム(26)への張力を変更可能に設定されるダン
サローラ(44)と、 前記フィルム原反ロール(28)の回転に関し、前記第4モ
ータ(M4)の回転量またはフィルム装填手段(22)の回転量
を検出可能な回転量検出手段(E1,E4)と、 前記ダンサローラ(44)から製袋器(32)に至るフィルム移
送経路に設けられたフィルム移送量検出手段(E3)とを備
え、 前記制御手段(20)は、前記フィルム移送量検出手段(E3)
による検出結果と、データ入力されたフィルムカットピ
ッチに相当するデータとを比較し、その値が異なる場合
に前記第3モータ(M3)を変速制御する移送量補正手段(8
2)と、前記帯状フィルム(26)への張力設定のためにダン
サローラ(44)の目標位置(T0)を設定し、該ダンサローラ
(44)の目標位置(T0)からの変動に応じて前記第3モータ
(M3)の回転速度を基準とする第4モータ(M4)の変速制御
信号を出力するダンサローラ変動制御手段(58)と、前記
フィルム移送手段(34)の所定回転毎に回転量検出手段(E
1,E4)からの回転量を検出し、前記フィルム原反ロール
(28)の巻径に応じた第4モータ(M4)の基準回転速度信号
を出力する基準速度設定手段(56)と、前記ダンサローラ
変動制御手段(58)の出力信号および基準速度設定手段(5
6)の出力信号から第4モータ(M4)を速度制御するフィル
ム速度制御手段(60)とを有することを特徴とする横型製
袋充填機のフィルム移送装置。 - 【請求項2】 フィルム原反ロール(28)から引出された
帯状フィルム(26)を筒状に成形する製袋器(32)と、筒状
に成形されたフィルム(26a)に向けて物品(12)を所定間
隙毎に供給する供給コンベヤ(18)と、筒状フィルム(26
a)の長手方向の重合端縁部を挾持して回転作動すること
で下流側に向けて移送するフィルム移送手段(34)と、筒
状フィルム(26a)の重合端縁部に縦方向のシールを施す
縦シーラ(38)と、筒状フィルム(26a)の物品(12)を挟む
前後に横方向のシール・切断を施す横シール機構(40)と
からなる横型製袋充填機(10)において、 前記供給コンベヤ(18)を駆動する第1モータ(M1)と、 前記横シール機構(40)を駆動する第2モータ(M2)と、 前記フィルム移送手段(34)を所定のフィルム移送速度に
対応した速度で回転駆動する第3モータ(M3)と、 前記第1モータ(M1)、第2モータ(M2)、第3モータ(M3)
の夫々を同期駆動制御する制御手段(20)と、 前記第3モータ(M3)の回転に依存した速度で回転制御さ
れ、前記フィルム原反ロール(28)が装填保持されるフィ
ルム装填手段(22)を駆動する第4モータ(M4)と、 前記フィルム原反ロール(28)から製袋器(32)までの帯状
フィルム(26)に所定の張力を付与し、その位置によって
帯状フィルム(26)への張力を変更可能に設定されるダン
サローラ(44)と、 前記フィルム原反ロール(28)の回転に関し、前記第4モ
ータ(M4)の回転量またはフィルム装填手段(22)の回転量
を検出可能な回転量検出手段(E1,E4)と、 前記ダンサローラ(44)から製袋器(32)に至るフィルム移
送経路に設けられたレジマーク検出センサ(84)とを備
え、 前記制御手段(20)は、前記レジマーク検出センサ(84)に
よる帯状フィルム(26)に付されたレジマークの検出タイ
ミングと、データ入力されたフィルムカットピッチに対
応した目標とするレジマーク検出タイミングとを比較
し、その値が異なる場合に前記第3モータ(M3)を変速制
御する移送量補正手段(82)と、前記帯状フィルム(26)へ
の張力設定のためにダンサローラ(44)の目標位置(T0)を
設定し、該ダンサローラ(44)の目標位置(T0)からの変動
に応じて前記第3モータ(M3)の回転速度を基準とする第
4モータ(M4)の変速制御信号を出力するダンサローラ変
動制御手段(58)と、前記フィルム移送手段(34)の所定回
転毎に回転量検出手段(E1,E4)からの回転量を検出し、
前記フィルム原反ロール(28)の巻径に応じた第4モータ
(M4)の基準回転速度信号を出力する基準速度設定手段(5
6)と、前記ダンサローラ変動制御手段(58)の出力信号お
よび基準速度設定手段(56)の出力信号により第4モータ
(M4)を速度制御するフィルム速度制御手段(60)とを有す
ることを特徴とする横型製袋充填機のフィルム移送装
置。 - 【請求項3】 前記制御手段(20)は、前記ダンサローラ
(44)の上下限位置(T3,T4)への変動、またはダンサロー
ラ(44)の所定時間当りの急激な変動の何れかを検出して
フィルム終了検出信号を出力するよう設定されている請
求項1または2記載の横型製袋充填機のフィルム移送装
置。 - 【請求項4】 前記制御手段(20)は、前記製袋充填機(1
0)の始動時における第4モータ(M4)の速度を決定するた
めのフィルム原反ロール(28)の現在の巻径を、第4モー
タ(M4)を回転駆動したときのダンサローラ(44)の移動量
から求められたフィルム移送量を基に自動算出するよう
構成されている請求項1〜3の何れかに記載の横型製袋
充填機のフィルム移送装置。 - 【請求項5】 前記ダンサローラ(44)の目標位置(T0)に
ついて、帯状フィルム(26)の材質や厚さ等の性状に対応
する張力を付与し得る任意値で設定入力可能な入力手段
(64)を備えている請求項1〜4の何れかに記載の横型製
袋充填機のフィルム移送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30121096A JPH10119910A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 横型製袋充填機のフィルム移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30121096A JPH10119910A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 横型製袋充填機のフィルム移送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119910A true JPH10119910A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17894117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30121096A Pending JPH10119910A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 横型製袋充填機のフィルム移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10119910A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001213403A (ja) * | 2000-02-07 | 2001-08-07 | Tokyo Autom Mach Works Ltd | 縦形製袋充填包装機の包材繰出し制御装置 |
JP2016175672A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 株式会社イシダ | 製袋包装機 |
JP2018012534A (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 江崎グリコ株式会社 | フィルム搬送装置、ピロー包装装置、及び、ピロー包装物の製造方法 |
CN116141424A (zh) * | 2021-11-22 | 2023-05-23 | Nps株式会社 | 利用模切板的膜裁剪系统及方法 |
KR20230075335A (ko) * | 2021-11-22 | 2023-05-31 | (주)엔피에스 | 목금형을 이용한 필름 재단 시스템 및 방법 |
-
1996
- 1996-10-24 JP JP30121096A patent/JPH10119910A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001213403A (ja) * | 2000-02-07 | 2001-08-07 | Tokyo Autom Mach Works Ltd | 縦形製袋充填包装機の包材繰出し制御装置 |
JP2016175672A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 株式会社イシダ | 製袋包装機 |
JP2018012534A (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 江崎グリコ株式会社 | フィルム搬送装置、ピロー包装装置、及び、ピロー包装物の製造方法 |
CN116141424A (zh) * | 2021-11-22 | 2023-05-23 | Nps株式会社 | 利用模切板的膜裁剪系统及方法 |
KR20230075335A (ko) * | 2021-11-22 | 2023-05-31 | (주)엔피에스 | 목금형을 이용한 필름 재단 시스템 및 방법 |
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