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JPH10117327A - 映像信号の再生時間可変方法 - Google Patents

映像信号の再生時間可変方法

Info

Publication number
JPH10117327A
JPH10117327A JP9252373A JP25237397A JPH10117327A JP H10117327 A JPH10117327 A JP H10117327A JP 9252373 A JP9252373 A JP 9252373A JP 25237397 A JP25237397 A JP 25237397A JP H10117327 A JPH10117327 A JP H10117327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
signal
reproduction
field frequency
field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9252373A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Ogawa
哲夫 小川
Hiroshi Kiriyama
宏志 桐山
Tomokiyo Kato
智清 加藤
Hiroaki Kikuchi
弘晃 菊地
Luke Freeman
フリーマン ルーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Sony Electronics Inc
Original Assignee
Sony Corp
Sony Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp, Sony Electronics Inc filed Critical Sony Corp
Publication of JPH10117327A publication Critical patent/JPH10117327A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/032Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on tapes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/36Scanning of motion picture films, e.g. for telecine
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/022Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape
    • H04N5/783Adaptations for reproducing at a rate different from the recording rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/90Tape-like record carriers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、映画フィルム上に撮影された画像情報
をNTSC方式の映像信号に可変するためには、テレシ
ネ装置を用いた映像信号再生時間可変方法を適用してい
た。しかし、このNTSC映像信号をさらに、ある時間
枠に納めるためには、演奏時間を意識的に変えることが
要求されるが、映像信号の品質の劣化を招く虞があっ
た。 【解決手段】 同期信号発生装置16は、再生速度制御
信号に応じて所定の絶対基準同期信号から、フィールド
周波数を異ならせた複数の同期信号を発生する。モディ
ファイプレーヤ17は、上記複数の同期信号の内の一を
外部基準信号として取り込み、カセット13に記録され
た映像信号の再生スピードを変化させる。走査線数変換
装置18は、上記プレーヤ17からの再生映像信号の走
査線数を変換する。フィールド周波数変換装置19は、
上記変換装置18からの再生映像信号のフィールド周波
数を上記所定の絶対基準同期信号の周波数と同一に変換
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に記録さ
れた映像信号の再生スピードを再生速度制御信号に応じ
て制御し、映像信号の再生時間を可変する映像信号の再
生時間可変方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映画フィルム上に撮影された画像
情報を、NTSC(National Television System Commi
tee)方式、及びPAL(Phase Alternating by Line)
方式の標準映像信号に変換するには、画像読み取り装置
であるテレシネ(Telecine)装置を用いた図8に示すシ
ステムが考えられていた。
【0003】欧州を中心に使用されているPAL方式の
映像信号は、走査線数(本)/フィールド周波数(H
z)が625/50である。これに対して、米国、日本
を中心に使用されているNTSC方式の映像信号は、5
25/59.94(正確にはフィールド周波数は60/
1.001=59.94005994...であるが、
以下525/59.94と表記する。)である。
【0004】通常、映画フィルム1は1秒間に24コマ
で撮影されているが、図8に示したシステムでは、PA
L方式の625/50の映像信号を、テレシネ装置2の
再生スピードを1秒間当たり25コマとして得ていた。
【0005】これに対して、NTSC方式の525/5
9.94の映像信号は、テレシネ装置2が再生スピード
を撮影スピードと同様1秒間当たり24コマ(正確には
24/1.001=23.97602398...)と
して得たフィルムスキャンデータを、フィールド周波数
変換装置3がフィールド周波数を59.94Hzとする
ことにより得ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示し
たシステムで得たNTSC方式の映像信号をある時間枠
に納めるために、演奏時間を意識的に変えることが要求
される場合、映像信号の品質の劣化を招く虞がある。
【0007】これは、従来、図8に示すように、フィー
ルド周波数変換装置3が3:2プルダウン処理により出
力した525/59.94の映像信号をビデオテープレ
コーダ4を使ってビデオカセットテープ5に記録し、得
られた例えばビデオカセットテープ5を、ビデオテープ
プレーヤ6でプログラム再生することによる。
【0008】フィールド周波数変換装置3で行われる
3:2プルダウン処理は、図9に示すように1秒間当た
り24コマのフィルムスキャンデータのevenフィールド
及びoddフィールドを映像信号のevenフィールド及びodd
フィールドに配置し、フィルムスキャンデータ4フレー
ムに付き映像信号を1フレーム増やすような形で行われ
ている。ここで、フィルムスキャンデータの1フレーム
は、時間差の無いevenフィールドとoddフィールドによ
って構成されているので、NTSC映像信号ではフィー
ルド間で時間差の無いフレームや、時間差の有るフレー
ムが存在することになる。
【0009】また、ビデオテーププレーヤ6は、NTS
Cの映像信号のフィールドをスキップしたり、だぶって
再生することによりプログラム再生を実行している。
【0010】したがって、3:2プルダウン処理により
同一のフィールドが繰り返された映像信号をビデオテー
ププレーヤ6でのプログラム再生により重ねて繰り返え
す場合もあり、映像信号の品質の劣化を招くことにな
る。
【0011】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、映像信号の品質の劣化を防ぎながらも再生時間
を意識的に変えることのできる映像信号の再生時間可変
方法の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る映像信号の
再生時間可変方法は、上記課題を解決するために、同期
信号発生工程に再生速度制御信号に応じて所定の絶対基
準同期信号からフィールド周波数を異ならせる複数の同
期信号を発生させ、再生工程に上記複数の同期信号の内
の一を外部基準信号として取り込ませて上記記録媒体に
記録された映像信号の再生スピードを変化させ、変換工
程に上記再生工程からの再生映像信号のフィールド周波
数を上記所定の絶対基準同期信号の周波数と同一にさせ
ることにより、記録媒体に記録された映像信号の再生ス
ピードを再生速度制御信号に応じて制御して映像信号の
再生時間を可変する。
【0013】ここで、上記変換工程は、上記再生工程か
らの再生映像信号のフィールド周波数を5/4倍にす
る。
【0014】また、上記変換工程は、上記再生工程から
の再生映像信号のフィールド周波数を6/5倍にしても
よい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る映像信号の再
生時間可変方法の実施の形態について説明する。この実
施の形態は、図1に示すように、ビデオテープカセット
13に記録された映像信号の再生スピードをコンソール
21からの再生速度制御信号に応じて制御し、映像信号
の再生時間を可変する映像信号再生時間可変システム1
5である。
【0016】構成としては、上記再生速度制御信号に応
じて所定の絶対基準同期信号から、フィールド周波数を
異ならせる複数の同期信号を発生する同期信号発生装置
16と、この同期信号発生装置16が発生した上記複数
の同期信号の内の一を外部基準信号として取り込み、ビ
デオテープカセット13に記録された映像信号の再生ス
ピードを変化させるモディファイディジタルビデオテー
ププレーヤ17と、このモディファイディジタルビデオ
テーププレーヤ17からの再生映像信号の走査線数を変
換する走査線数変換装置18と、この走査線数変換装置
18を介した再生映像信号のフィールド周波数を上記所
定の絶対基準同期信号の周波数と同一に変換するフィー
ルド周波数変換装置19とを備えてなる。
【0017】ここで、特に、同期信号発生装置16と、
走査線数変換装置18と、フィールド周波数変換装置1
9とは、アダプタ部20を構成している。
【0018】なお、この映像信号再生時間可変システム
15で再生時間が可変された映像信号は、ディジタルビ
デオテープレコーダ22で他のビデオテープカセットに
記録されて保存され、必要なときに再生される。
【0019】ビデオテープカセット13は、テレシネ装
置11が映画フィルム10上の画像情報を25フレーム
パーセコンド(Fps)で再生して得た走査線数625
(本)/フィールド周波数50(Hz)の映像信号をデ
ィジタルビデオテープレコーダ12がそのままの走査線
数/フィールド周波数で記録して得られた。つまり、こ
のビデオテープカセット13には、625/50の映像
信号が記録されている。
【0020】例えば、上記所定の絶対基準同期信号が5
25/59.94であり、コンソール21で所望された
再生速度制御信号が−4.1%のスロー再生を指示する
信号である場合の映像信号再生時間可変システム15の
動作を以下に説明する。
【0021】同期信号発生装置16は、上記再生速度制
御信号に応じて525/59.94という絶対基準同期
信号S0から、周波数を異ならせる複数の同期信号S
1(625/47.952),S2(525/47.95
2),S3(525/59.94)を発生する。
【0022】モディファイディジタルビデオテーププレ
ーヤ17は、同期信号発生装置16が発生した複数の同
期信号S1(625/47.952),S2(525/4
7.952),S3(525/59.94)の内から、
同期信号S1(625/47.952)を外部基準信号
として取り込み、ビデオテープカセット13に記録され
た625/50の映像信号の再生スピードを変化させ
る。
【0023】これは、モディファイディジタルビデオテ
ーププレーヤ17が、図2に示すようなサーボ系25を
備えていることによる。同期信号発生装置16から取り
込んだ外部基準信号S1(625/47.952)は、
同期信号分離回路26に供給される。同期信号分離回路
26は、上記外部基準信号625/47.952から水
平同期信号を抽出し、フェーズロックループ(PLL)
回路27に供給する。PLL回路27が出力したクロッ
クは、垂直(V)同期(SYNC)発生器28に供給さ
れる。VSYNC発生器28が発生した垂直同期信号
は、ドラムサーボ系29及びキャプスタンサーボ系35
に供給される。又、VSYNC発生器28は、ビデオ・
オーディオ信号処理に必要とされる各種制御パルスを発
生する。
【0024】ドラムサーボ系29では、ドラムモータ3
0からのドラム回転パルス(PG)と上記垂直同期信号
との位相を位相比較器31が比較し、位相制御信号を演
算増幅器32の反転入力端子に供給している。演算増幅
器32には、ドラムモータ30からの周波数発生パルス
から速度検出器34が検出した速度制御信号も供給され
ている。演算増幅器32の演算出力は駆動増幅器33で
増幅されてからドラムモータ30に供給され、該ドラム
モータ30の回転数及び回転位相のズレを補正するのに
使われる。
【0025】キャプスタンサーボ系35では、再生コン
トロール信号を分周器40で分周した信号と、上記垂直
同期信号とを位相比較器37で位相比較し、位相制御信
号を演算増幅器38の反転入力端子に供給している。演
算増幅器38には、キャプスタンモータ36からの周波
数発生パルスから速度検出器41が検出した速度制御信
号も供給されている。演算増幅器38の演算出力は駆動
増幅器39で増幅されてからキャプスタンモータ36に
供給され、該キャプスタンモータ36で回転数及び回転
位相のズレを補正するのに使われる。
【0026】走査線数変換装置18は、同期信号発生装
置16からのS1(625/47.952),S2(52
5/47.952)という二つの同期信号により走査線
数を625本から525本に走査線補間(ラインインタ
ーポレーション)する。
【0027】具体的に、走査線数変換装置18は、62
5本の走査線を576アクティブラインから486アク
ティブラインへと垂直フィルタリングして、525本の
走査線を得ている。走査線が625本である場合の垂直
解像度は、525本の場合の垂直解像度より高いので、
後のリサンプリングプロセスでの垂直解像度の損失はな
くなり、高画質が期待できる。
【0028】フィールド周波数変換装置19は、同期信
号発生装置16からのS2(525/47.952)、
3(525/59.94)という二つの同期信号を用
いたいわゆる3:2プルダウン処理によりフィールド周
波数を47.952Hzから59.94Hzに変換す
る。
【0029】この3:2プルダウン処理について図3を
参照しながら以下に説明する。フィールド周波数47.
952Hzのビデオ信号をインターレースで走査し、入
力側19aのevenフィールドを出力側19bのevenフィ
ールドに、入力側19aのoddフィールドを出力側19
bのoddフィールドになるように変換する。入力側19
aの映像信号はテレシネ装置11の映像出力に基づいて
いるので、同一フレーム内においては時間差がない。こ
のため、出力側19bに変換される映像信号は、時間的
には不都合を生じさせない。入力側4フレームにつき、
出力側に新たに1フレームを作り出すことになるが、フ
レーム内のフィールド順に不都合を生じさせないので動
きに不自然さを感じさせない。
【0030】このフィールド周波数変換装置19は、上
記3:2プルダウン処理を例えば図4に示すような4つ
のフィールドメモリ451,452,453及び454を用
いて実行する。
【0031】入力側19aからの525/47.952
のビデオ信号は、4つのフィールドメモリ451,4
2,453及び454に書き込みコントローラ46の制
御により順次書き込まれる。読み出しは、読み出しコン
トローラ46の制御により書き込み時の5/4倍のスピ
ードで行われ、図5に示すような順番で各フィールドメ
モリ451,452,453及び454から読み出される。
書き込み/読み出しコントローラ46は、書き込みクロ
ック又は読み出しクロックに応じてフィールドメモリ4
1,452,453及び454の書き込み/読み出し動作
を制御している。
【0032】しかし、今後大容量のデータを扱うように
なると、メモリサイズの増加、コストアップを招くこと
が予想される。
【0033】そこで、このフィールド周波数変換装置1
9では、図5に示すようにハードディスクドライブ(H
DD)48を用いて、上記3:2プルダウンを行っても
良い。
【0034】走査線数変換装置18からの525/4
7.952のビデオ信号は、一度HDD48に格納され
る。その後、外部コントローラ49から3:2プルダウ
ンシーケンスに従った読み出しフィールドが指定され、
指定されたフィールドを読み出す。すなわち、走査線数
変換装置18は、HDD48のランダムアクセス機能を
利用して3:2プルダウン処理を行っている。
【0035】このようにして、この映像信号再生時間可
変システム15は、ビデオテープカセット13に記録さ
れた625/50の映像信号を−4.1%でスロー再生
できる。この場合、モディファイディジタルビデオプレ
ーヤ17で再生スピードを変えてから、該再生映像信号
にフィールド周波数変換装置19で3:2プルダウン処
理を施しているので、従来のシステムのように、3:2
プルダウン処理により同一のフィールドが繰り返された
映像信号を再度重ねて繰り返えすようなことがなく、映
像信号の品質の劣化を防ぐことが出来る。
【0036】なお、上記ビデオテープカセット13に記
録された625/50の映像信号が、ディジタルビデオ
テーププレーヤ14によりそのままの走査線数/フィー
ルド周波数で再生されれば625/50の再生映像信号
になるのはいうまでもない。
【0037】次に、上記コンソール21で所望された再
生速度制御時間が−0.1%のスロー再生を指示する信
号である場合の映像信号再生時間可変システム15の動
作を図6を参照しながら以下に説明する。
【0038】同期信号発生装置16は、上記再生速度制
御信号に応じて525/59.94という絶対基準同期
信号S0から、周波数を異ならせる複数の同期信号S11
(625/49.95),S12(525/49.9
5),S13(525/59.94)を発生する。
【0039】モディファイディジタルビデオテーププレ
ーヤ17は、同期信号発生装置16が発生した複数の同
期信号S11(625/49.95),S12(525/4
9.95),S13(525/59.94)の内から、同
期信号S11(625/49.95)を外部基準信号とし
て取り込み、ビデオテープカセット13に記録された6
25/50の映像信号の再生スピードを変化させる。こ
の再生スピードの変化は、図2に示したサーボ系25に
よって実行される。
【0040】走査線数変換装置18は、同期信号発生装
置16からのS11(625/49.95),S12(52
5/49.95)という二つの同期信号により走査線数
を625本から525本に走査線補間(ラインインター
ポレーション)する。
【0041】フィールド周波数変換装置19は、同期信
号発生装置16からのS12(525/49.95)、S
13(525/59.94)という二つの同期信号を用い
たいわゆる3:2:3:2:2プルダウン処理によりフ
ィールド周波数を49.95Hzから59.94Hzと
いうように6/5倍に変換する。
【0042】この3:2:3:2:2プルダウン処理に
ついて図7を参照しながら以下に説明する。フィールド
周波数49.95Hzのビデオ信号をインターレースで
走査し、入力側19aのevenフィールドを出力側19b
のevenフィールドに、入力側19aのoddフィールドを
出力側19bのoddフィールドになるように変換する。
入力側19aの映像信号はテレシネ装置11の映像出力
に基づいているので、同一フレーム内においては時間差
がない。このため、出力側19bに変換される映像信号
は、時間的には不都合を生じさせない。入力側5フレー
ムにつき、出力側に新たに1フレームを作り出すことに
なるが、フレーム内のフィールド順に不都合を生じさせ
ないので動きに不自然さを感じさせない。
【0043】この場合のフィールド周波数変換処理も、
5つのフィールドメモリを用いて、読み出しを書き込み
時の6/5倍のスピードで行えばよいが、HDDを用い
て実現すればランダムアクセス機能を利用できる。
【0044】このようにして、この映像信号再生時間可
変システム15は、ビデオテープカセット13に記録さ
れた625/50の映像信号を−0.1%でスロー再生
できる。この場合、モディファイディジタルビデオプレ
ーヤ17で再生スピードを変えてから、該再生映像信号
にフィールド周波数変換装置19で3:2:3:2:2
プルダウン処理を施しているので、従来のシステムのよ
うに、同一のフィールドが繰り返された映像信号を再度
重ねて繰り返えすようなことがなく、映像信号の品質の
劣化を防ぐことが出来る。
【0045】なお、フィールド周波数変換装置19での
フィールド周波数変換は、3:2プルダウン処理と3:
2:3:2:2プルダウン処理とを交互に用いてもよ
い。この場合には、40/49倍速の再生が可能とな
る。また、3:2プルダウン処理と3:2:3:2:2
プルダウン処理とを2:1の割合で用いれば60/74
倍速再生が可能となる。一般的には、再生スピードに応
じたm:nプルダウンのプルダウンシーケンスを予め準
備し、プルダウンシーケンスを再生スピードに応じて切
り換えることになる。
【0046】
【発明の効果】本発明に係る映像信号の再生時間可変方
法によれば、同期信号発生工程で再生速度制御信号に応
じて所定の絶対基準同期信号からフィールド周波数を異
ならせる複数の同期信号を発生させ、再生工程で上記複
数の同期信号の内の一を外部基準信号として取り込ませ
て上記記録媒体に記録された映像信号の再生スピードを
変化させ、変換工程で上記再生工程からの再生映像信号
のフィールド周波数を上記所定の絶対基準同期信号の周
波数と同一にさせるので、映像信号の品質の劣化を防ぎ
ながらも、記録媒体に記録された映像信号の再生時間を
可変できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号の再生時間可変方法の実
施の形態のブロック図である。
【図2】上記実施の形態に用いるモディファイディジタ
ルビデオテープレコーダのサーボ系の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】上記実施の形態に用いるフィールド周波数変換
装置で行われる3:2プルダウン処理を説明するための
図である。
【図4】上記3:2プルダウン処理を具体的に実現する
フィールド周波数変換装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】上記3:2プルダウン処理を具体的に実現する
フィールド周波数変換装置の他の構成を示すブロック図
である。
【図6】上記実施の形態に−0.1%再生を行わせる場
合を説明するために用いるブロック図である。
【図7】上記実施の形態に−0.1%再生を行わせる場
合に、フィールド周波数変換装置で用いる3:2:3:
2:2プルダウン処理を説明するための図である。
【図8】従来の映像信号再生時間可変システムの構成を
示すブロック図である。
【図9】3:2プルダウン処理を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
15 映像信号再生時間可変システム、16 同期信号
発生装置、17 モディファイディジタルビデオテープ
プレーヤ、18 走査線数変換装置、19 フィールド
周波数変換装置、20 アダプタ部、21 コンソール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桐山 宏志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 加藤 智清 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 菊地 弘晃 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 ルーク フリーマン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94065 レッドウッドシティ コンパスサ ークル560

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された映像信号の再生ス
    ピードを再生速度制御信号に応じて制御し、映像信号の
    再生時間を可変する映像信号の再生時間可変方法におい
    て、 上記再生速度制御信号に応じて所定の絶対基準同期信号
    から、周波数を異ならせる複数の同期信号を発生する同
    期信号発生工程と、 上記同期信号発生工程が発生した上記複数の同期信号の
    内の一を外部基準信号として取り込み、上記記録媒体に
    記録された映像信号の再生スピードを変化させる再生工
    程と、 上記再生工程からの再生映像信号のフィールド周波数を
    上記所定の絶対基準同期信号の周波数と同一にする変換
    工程とを備えることを特徴とする映像信号の再生時間可
    変方法。
  2. 【請求項2】 上記所定の絶対基準同期信号は、525
    /59.94であることを特徴とする請求項1記載の映
    像信号の再生時間可変方法。
  3. 【請求項3】 上記変換工程は、上記再生工程からの再
    生映像信号のフィールド周波数を5/4倍にすることを
    特徴とする請求項1記載の映像信号の再生時間可変方
    法。
  4. 【請求項4】 上記変換工程は、上記再生工程からの再
    生映像信号のフィールド周波数を6/5倍にすることを
    特徴とする請求項1記載の映像信号の再生時間可変方
    法。
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