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JPH10115736A - 光ファイバ単心線 - Google Patents

光ファイバ単心線

Info

Publication number
JPH10115736A
JPH10115736A JP8287460A JP28746096A JPH10115736A JP H10115736 A JPH10115736 A JP H10115736A JP 8287460 A JP8287460 A JP 8287460A JP 28746096 A JP28746096 A JP 28746096A JP H10115736 A JPH10115736 A JP H10115736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
coating layer
outer diameter
coating
outermost protective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8287460A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Saito
稔 斉藤
Masami Hara
雅美 原
Yasuhiro Kamikura
康弘 上倉
Kazuo Hokari
和男 保苅
Shinichi Furukawa
眞一 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP8287460A priority Critical patent/JPH10115736A/ja
Publication of JPH10115736A publication Critical patent/JPH10115736A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温時に最外保護被覆層が収縮することによ
り生じる光ファイバの低温損失増を、ほぼ確実に0.1
dB/km 以下に抑制する。 【解決手段】 光ファイバ単心線10は、外径250μ
mの光ファイバ素線12と、この光ファイバ素線12の
上に被覆された外径0.5mmの最外保護被覆層14と
から成っている。この最外保護被覆層14は、−20℃
におけるヤング率が、60kgf/mm2 以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを紫外
線硬化型樹脂等により被覆して形成された光ファイバ単
心線の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信等に使用される光ファイバ単心線
は、一般に、図4に示すように、コア22とクラッド2
4とから成る光ファイバ16と、この光ファイバ16の
上に被覆された被覆層18とから成っている。なお、図
示の光ファイバ単心線10では、被覆層18は、光ファ
イバ16の上に被覆されシリコン等の熱硬化性樹脂から
成る1次被覆層18Aと、この1次被覆層18Aの上に
被覆されナイロン等の熱可塑性樹脂から成る2次被覆層
18Bとから成っている。
【0003】この光ファイバ単心線10は、例えば、屋
外に布設された図5に示す光ファイバテープ心線1の各
光ファイバ素線2と接続されて、光通信網を家屋内に引
き込むドロップケーブルとして使用されることがある。
この図5に示す光ファイバテープ心線1の各光ファイバ
素線2は、通常、250μmの外径dt (図5参照)を
有している。しかし、一方で、図4に示す一般的な光フ
ァイバ単心線10は、屋内配線の際の取扱性や種々の外
的環境からの保護等を考慮して、通常、被覆層18を施
した外径d1 (図4参照)が、約0.9mmと、250
μmよりも大きく形成されており、光ファイバテープ心
線1の各光ファイバ素線2の外径dt と一致していなか
った。
【0004】このため、例えば、図5に示す4心の光フ
ァイバテープ心線1に、4本の図4に示す光ファイバ単
心線10を接続する場合、4本の光ファイバ単心線10
を平行に密接して並べても、これらの4本の光ファイバ
単心線10の光ファイバ16と光ファイバテープ心線1
の光ファイバとの位置が整合しないため、一括して接続
することができず、従来は、結局、図5に示す光ファイ
バテープ心線1を単心分離して接続する必要があった。
従って、合計4回の接続が必要であったため、接続の作
業効率が悪かった。
【0005】この問題を解決するためには、光ファイバ
単心線10を、図1に示すように、光ファイバ16と、
この光ファイバ16の上に被覆された被覆層18(1次
被覆層18A及び2次被覆層18B)と、この被覆層1
8の上に被覆された着色層20とから構成された外径d
2 (図1参照)が250μmの光ファイバ素線12の上
に、更に、紫外線硬化型樹脂等から形成された最外層保
護被覆14を被覆して形成することが考えられる。
【0006】このような光ファイバ単心線10において
は、この最外層保護被覆14により、光ファイバ素線1
2の容易な取扱性、外的環境からの保護を確保しつつ、
接続時には、図2に示すように、最外層保護被覆14を
剥ぎ取るだけで、上述した外径d2 が250μmの光フ
ァイバ素線12が露出する。この場合、この露出した光
ファイバ素線12の外径d2 は、図5に示す光ファイバ
テープ心線1の各光ファイバ素線2の外径dt と一致す
るため、光ファイバテープ心線1を単心分離することな
く、4本の光ファイバ単心線10の光ファイバ素線12
を単に平行に密接して並べるだけで、これらを光ファイ
バテープ心線1の4本の光ファイバ素線2と接続するこ
とができる。すなわち、1回の接続作業で済むため、接
続の作業効率が向上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような光
ファイバ単心線10とした場合、低温時において、内部
の光ファイバ16よりも、最外層保護被覆14の方が大
きく収縮すると、図6に示すように、光ファイバ16が
最外層保護被覆14の収縮により強制的に収縮させられ
て、光ファイバ16に収縮歪みが生じ、伝送損失が増大
するおそれがある(いわゆるマイクロベンド)。
【0008】この場合、この光ファイバ16の低温損失
増(低温により外側の被覆が収縮することにより生じる
伝送損失増)として許容される範囲は、一般に、0.1
dB/km である。このため、最外層保護被覆14を形成し
た光ファイバ単心線10においても、通常の使用環境温
度のうちの最低温度と考えられる−20℃における光フ
ァイバ16の低温損失増を、少なくとも0.1dB/km 以
下に抑えることが必要となる。
【0009】本発明の課題は、上記の問題点を解決する
ため、容易な接続作業性を有しつつ、最外層保護被覆が
低温時に収縮することにより生じる光ファイバの収縮歪
みを低減して、光ファイバの低温損失増を0.1dB/km
以下に抑制することができる光ファイバ単心線を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための手段として、コアとクラッドとから成る
光ファイバとこの光ファイバの上に被覆された被覆層と
から構成された外径250μmの光ファイバ素線と、こ
の光ファイバ素線の上に更に被覆された最外層保護被覆
とから成る外径0.5mmの光ファイバ単心線であっ
て、この最外層保護被覆は−20℃におけるヤング率が
60kgf/mm2 以下であることを特徴とする光ファイバ単
心線を提供するものである。
【0011】なお、この場合、光ファイバ素線は、上記
被覆層の上に更に着色層が被覆されて構成されていても
よい。また、最外層保護被覆は、具体的には、紫外線硬
化型樹脂から形成することができる。
【0012】このように、0.5mmの外径を有する最
外層保護被覆の−20℃におけるヤング率を60kgf/mm
2 以下とすると、最外層保護被覆の低温時おける収縮を
抑制することができるため、光ファイバの収縮歪みが低
減し、後に述べる本発明の実施例から判るように、光フ
ァイバの低温損失増をほぼ確実に0.1dB/km 以下に抑
制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳細に述べると、図1は本発明の光ファイバ単心線
10を示し、この光ファイバ単心線10は、光ファイバ
素線12と、この光ファイバ素線12の上に更に被覆さ
れた最外層保護被覆14とから成っている。
【0014】この光ファイバ素線12は、図1に示すよ
うに、光ファイバ16と、この光ファイバ16の上に被
覆された被覆層18と、この被覆層18の上に被覆され
た着色層20とから構成されている。
【0015】光ファイバ16は、周知のとおり、図1に
示すように、コア22と、このコア22の外周に位置す
るクラッド24とから成り、図示の実施の形態では、光
通信に使用される一般的な125μmの外径を有してい
る。なお、この光ファイバ16としては、主に光通信に
用いられる石英系ファイバを使用することができるが、
必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、ハラ
イドガラス系や多成分ガラス系等の他のガラス系ファイ
バや、プラスチック系ファイバを使用することもでき
る。
【0016】被覆層18は、例えば、ウレタンアクリレ
ート等の紫外線硬化型樹脂から形成することができる。
この場合、被覆層18は、光ファイバ16を、例えば、
樹脂押出機に通して、この光ファイバ16の上に紫外線
硬化型樹脂を被覆し、その後、この紫外線硬化型樹脂が
施された光ファイバ16を紫外線照射装置に通して、こ
の紫外線硬化型樹脂を硬化させることにより形成するこ
とができる。但し、必ずしも、この紫外線硬化型樹脂に
限定されるものではなく、他の、例えば、シリコン等の
熱硬化性樹脂や、ナイロン等の熱可塑性樹脂から被覆層
18を形成することもできる。
【0017】また、この被覆層18は、図示の実施の形
態では、図1に示すように、光ファイバ16の上に被覆
された1次被覆層18Aと、この1次被覆層18Aの上
に被覆された2次被覆層18Bとから成っている。これ
らの1次及び2次被覆層18A、18Bは、光ファイバ
16の上にタンデムに押出被覆して形成することができ
る。なお、これらの1次被覆層18Aと2次被覆層18
Bは、別々の材料から形成してもよいし、また、同じ材
料から形成してもよい。また、被覆層18は、図示の実
施の形態と異なり、1層で形成してもよい。
【0018】着色層20は、例えば、顔料を含有した紫
外線硬化型樹脂を、図1に示すように、被覆層18の上
に薄い塗膜状に被覆して形成することができる。この着
色層20は、主に、接続時に光ファイバ素線12を識別
するために被覆されるものであり、接続作業の効率を向
上する観点から、できるだけ設けることが望ましいが、
必要に応じて設ければ足り、必ずしも設けなくてもよ
い。
【0019】本発明に用いられる以上の構成の光ファイ
バ素線12の外径d2 (図1参照)は、250μmに設
定されている。この外径d2 は、図5に示す光ファイバ
テープ心線1の光ファイバ素線2と同径である。従っ
て、接続時に、光ファイバ素線12の外径d2 を調整す
ることなく、この光ファイバ素線12を、光ファイバテ
ープ心線1の光ファイバ素線2にそのまま接続すること
ができる。
【0020】最外層保護被覆14は、本発明の光ファイ
バ単心線10を図5に示す光ファイバテープ心線1に接
続する際に、図2に示すように、光ファイバ単心線10
の接続端部において剥ぎ取られる。このように最外層保
護被覆14を剥ぎ取るだけで、上述した外径d2 が25
0μmの光ファイバ素線12が露出するため、光ファイ
バ単心線10の接続端部における外径を切削加工等によ
り調整することなく、簡易に250μmとすることがで
きる。従って、接続先である図5に示す光ファイバテー
プ心線1を単心分離することなく、露出した複数の光フ
ァイバ素線12を、単に平行に密接して並べるだけで、
一括して1回の接続作業で光ファイバテープ心線1に接
続することができ、接続作業を容易かつ効率的に行うこ
とができる。
【0021】また、この最外層保護被覆14により、光
ファイバ単心線10にある程度の大きさの外径d1 (図
1参照)が付与されるため、屋内配線の際に、細径の光
ファイバ素線12を、容易に取扱うことができ、また、
光ファイバ16を外的環境から充分に保護することもで
きる。
【0022】本発明の光ファイバ単心線10では、最外
層保護被覆14がこれらの取扱の容易性等を充分に発揮
することができるように、この光ファイバ単心線10の
外径d1 (=最外層保護被覆14の外径)を、0.5m
mに設定している。
【0023】本発明では、この外径d1 が0.5mmの
最外層保護被覆14(外径250μmの光ファイバ素線
12の上に被覆されているため、厚みt(図1参照)は
250μm)の−20℃におけるヤング率を、60kgf/
mm2 以下としている。
【0024】このように、0.5mmの外径d1 を有す
る最外層保護被覆14の−20℃におけるヤング率を6
0kgf/mm2 以下とすると、最外層保護被覆14の低温時
おける収縮を抑制することができるため、光ファイバ1
6の収縮歪みが低減し、次に述べる本発明の実施例から
判るように、光ファイバ16の−20℃における低温損
失増をほぼ確実に0.1dB/km 以下に抑制することがで
きる。
【0025】なお、この場合、例えば、最外層保護被覆
14を形成する材料として、ヤング率の温度依存性の小
さな材料を適宜に選択することにより、外径が0.5m
mの最外層保護被覆14の−20℃におけるヤング率を
60kgf/mm2 以下とすることができる。この最外層保護
被覆14を形成する材料としては、具体的には、ウレタ
ンアクリレート等の紫外線硬化型樹脂を挙げることがで
き、最外層保護被覆14は、この紫外線硬化型樹脂を、
上述した光ファイバ素線12の被覆層18と同様の方法
で、光ファイバ素線12の上に被覆して形成することが
できる。
【0026】但し、最外層保護被覆14のヤング率の調
整方法は、必ずしもこの材料の選択に限られるものでは
なく、外径d1 が0.5mmの場合の−20℃における
ヤング率を60kgf/mm2 以下とすることができれば、他
の適宜な方法によって調整してもよいことは勿論であ
る。また、最外層保護被覆14は、上記のように紫外線
硬化型樹脂から形成することが最も一般的と考えられる
が、外径d1 が0.5mmの場合の−20℃におけるヤ
ング率を60kgf/mm2 以下とすることができれば、他の
材料から形成してもよい。
【0027】
【実施例及び比較例】次いで、光ファイバ16の低温損
失増を0.1dB/km 以下に抑制するために必要な最外層
保護被覆14の−20℃におけるヤング率の値を求めた
過程を、本発明の実施例及び種々の比較例を挙げながら
以下に説明すると共に、本発明の効果を立証する。
【0028】まず、本発明の実施例及び比較例として、
外径が125μmの石英ガラス系の光ファイバ16の上
にウレタンアクリレートの1次被覆18A及び2次被覆
18Bから成る被覆層18を被覆し、また、この被覆層
18の上に顔料を含有したウレタンアクリレートの着色
層20を被覆した外径d2 が250μmの光ファイバ素
線12を製造し、この光ファイバ素線12の上に、同じ
くウレタンアクリレートの最外層保護被覆14を被覆し
て、外径d1 が0.5mmの図1に示す光ファイバ単心
線10を製造した。
【0029】この場合において、本発明の実施例では最
外層保護被覆14の−20℃におけるヤング率を60kg
f/mm2 に設定し、また、いくつかの比較例では同じく最
外保護層14の−20℃におけるヤング率を、それぞ
れ、70kgf/mm2 (比較例1)、87kgf/mm2 (比
較例2)、186kgf/mm2 (比較例3)、220kg
f/mm2 (比較例4)に設定した。
【0030】次いで、これらの5つの光ファイバ単心線
10を−20℃の環境下に置いて、この−20℃におけ
る低温損失増を測定し、その結果を、図3及び下記の表
1に示した。なお、低温損失増の測定は、複数回にわた
って行い、図3及び表1では、各光ファイバ単心線10
について得られた複数の低温損失増のうち最も良好な値
を表示した。但し、本発明の実施例については、最も低
温損失増が大きかった場合のデータも併記してある。
【0031】
【表1】
【0032】これらの図3及び表1から判るように、本
発明の実施例については、−20℃における低温損失増
が0.018dB/km とかなり良好であり、低温損失増を
0.1dB/km 以下に抑制することができたのに対し、比
較例については、いずれも、0.1dB/km を越えてい
る。このことから、光ファイバ16の−20℃における
低温損失増を0.1dB/km 以下に抑制するためには、外
径d1 が0.5mmの最外層保護被覆14の−20℃に
おけるヤング率を60kgf/mm2 以下とする必要があるこ
とが判る。
【0033】特に、本発明の実施例については、図3及
び表1から判るように、低温損失増が最悪の場合でも
0.06dB/km であることから、光ファイバ16の−2
0℃における低温損失増を、ほぼ確実に、0.1dB/km
以下に抑制できるといえる。
【0034】なお、上記の実施例では、光ファイバ素線
12の外径d2 を、着色層20を含めて250μmとし
たが、被覆層18の外径をもって250μmとし、この
被覆層18の上に薄い皮膜状の着色層20を被覆して
も、光ファイバ16の低温損失増は、ほとんど影響がな
く、同様の結果が得られると考えられる。
【0035】また、最外層保護被覆14のヤング率は、
最外層保護被覆14の外径d1 や断面積によって変化す
る。このため、以上の実験は、0.5mmの外径d1
有する最外層保護被覆14のみを対象に行ったため、こ
の外径が0.5mmの最外層保護被覆14における最適
なヤング率しか立証されていないが、種々の外径を有す
る最外層保護被覆14を対象にして、低温損失増を測定
し、低温損失増を0.1dB/km 以下に抑制することがで
きた場合の最外層保護被覆14の外径や断面積等とヤン
グ率との相関関係を関数化すれば、この0.5mm以外
の種々の外径を有する最外層保護被覆14に適用するこ
とができると考えられる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、最外層
保護被覆の−20℃におけるヤング率を60kgf/mm2
下としているため、最外層保護被覆の低温時おける収縮
を抑制することができるので、光ファイバの収縮歪みが
低減し、光ファイバの低温損失増をほぼ確実に0.1dB
/km 以下に抑制することができる実益がある。
【0037】同時に、本発明によれば、この最外層保護
被覆により、光ファイバ素線の容易な取扱性、外的環境
からの保護を確保しつつ、接続時には、最外層保護被覆
を剥ぎ取るだけで、外径が250μmの光ファイバ素線
が露出するため、光ファイバ単心線の接続端部における
外径を切削加工等により調整することなく、簡易に25
0μmとすることができ、従って、接続先である光ファ
イバテープ心線を単心分離することなく、露出した複数
の光ファイバ素線を、単に平行に密接して並べるだけ
で、一括して1回の接続作業で光ファイバテープ心線に
接続することができ、接続作業を容易かつ効率的に行う
ことができる実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ単心線の端面図である。
【図2】本発明の光ファイバ単心線の接続時における端
面図である。
【図3】本発明の実施例及び比較例について測定された
低温損失増を示すグラフ図である。
【図4】一般的な光ファイバ単心線の端面図である。
【図5】本発明の光ファイバ単心線と接続される光ファ
イバテープ心線の端面図である。
【図6】低温時において、光ファイバに収縮歪みが生じ
た状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 光ファイバテープ心線 2 光ファイバテープ心線の光ファイバ素線 10 光ファイバ単心線 12 光ファイバ単心線の光ファイバ素線 14 最外層保護被覆 16 光ファイバ 18 被覆層 18A 1次被覆層 18B 2次被覆層 20 着色層 22 コア 24 クラッド d1 最外層保護被覆の外径(光ファイバ単心線の外
径) d2 光ファイバ素線の外径 t 最外層保護被覆の厚み dt 光テープファイバ心線の光ファイバ素線の外径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上倉 康弘 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 保苅 和男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 古川 眞一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアとクラッドとから成る光ファイバと
    前記光ファイバの上に被覆された被覆層とから構成され
    た外径250μmの光ファイバ素線と、前記光ファイバ
    素線の上に更に被覆された最外層保護被覆とから成る外
    径0.5mmの光ファイバ単心線であって、前記最外層
    保護被覆は−20℃におけるヤング率が60kgf/mm2
    下であることを特徴とする光ファイバ単心線。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ファイバ単心線であ
    って、前記光ファイバ素線は、前記被覆層の上に更に着
    色層が被覆されて構成されていることを特徴とする光フ
    ァイバ単心線。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の光ファイバ単心線であって、前記最外層保護被覆は、
    紫外線硬化型樹脂から形成されていることを特徴とする
    光ファイバ単心線。
JP8287460A 1996-10-09 1996-10-09 光ファイバ単心線 Pending JPH10115736A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8287460A JPH10115736A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 光ファイバ単心線

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JP8287460A Pending JPH10115736A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 光ファイバ単心線

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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