JPH10111678A - フォントファイル - Google Patents
フォントファイルInfo
- Publication number
- JPH10111678A JPH10111678A JP8266028A JP26602896A JPH10111678A JP H10111678 A JPH10111678 A JP H10111678A JP 8266028 A JP8266028 A JP 8266028A JP 26602896 A JP26602896 A JP 26602896A JP H10111678 A JPH10111678 A JP H10111678A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- character
- tbl
- font
- data
- resolution
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- Pending
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アウトラインフォントを用いたフォントファ
イルにおけるデータ容量の無駄を省き、且つ各行の終端
文字の位置を揃えられるようにする。 【解決手段】 複数の異なるエミュレーションあるいは
解像度に対して共通のアウトラインフォントの字形デー
タをひとまとめにした字形テーブル(GY-TBL)と、その
各字形のオフセットデータを記述したロケーションテー
ブル(LOC-TBL)と、書体ごとにそのコードとロケーシ
ョンテーブルのインデックスを対応させたコモンテーブ
ル(CMi-TBL)とによりフォントファイルを構成する。
コモンテーブルには、基本サイズの時のベースライン位
置(BS),文字高(CH),及びベースラインからアンダ
ラインまでの距離(BU)を納めたベーステーブル(BASE
-TBL)と、解像度ごとの文字幅(CW)を納めた文字幅テ
ーブル(HW-TBL)と、解像度ごとのBS,CH,及びBUを納
めたた文字高さテーブル(HD-TBL)とを持たせる。
イルにおけるデータ容量の無駄を省き、且つ各行の終端
文字の位置を揃えられるようにする。 【解決手段】 複数の異なるエミュレーションあるいは
解像度に対して共通のアウトラインフォントの字形デー
タをひとまとめにした字形テーブル(GY-TBL)と、その
各字形のオフセットデータを記述したロケーションテー
ブル(LOC-TBL)と、書体ごとにそのコードとロケーシ
ョンテーブルのインデックスを対応させたコモンテーブ
ル(CMi-TBL)とによりフォントファイルを構成する。
コモンテーブルには、基本サイズの時のベースライン位
置(BS),文字高(CH),及びベースラインからアンダ
ラインまでの距離(BU)を納めたベーステーブル(BASE
-TBL)と、解像度ごとの文字幅(CW)を納めた文字幅テ
ーブル(HW-TBL)と、解像度ごとのBS,CH,及びBUを納
めたた文字高さテーブル(HD-TBL)とを持たせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字コードデー
タを印刷又は表示するために文字画像データに変換する
際に用いるフォントファイルの構成に関する。
タを印刷又は表示するために文字画像データに変換する
際に用いるフォントファイルの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザプリンタ等の各種プリンタ
やディスプレイ装置において、文字コードデータを印刷
又は表示するために文字画像データに変換する際に用い
るフォントファイルとしては、主にビットマップフォン
トが使用されていた。このビッマップフォントはデータ
量がかなり多いので、複数のフォントを持つ場合は極め
て大きなメモリ容量が必要になり、不経済であった。
やディスプレイ装置において、文字コードデータを印刷
又は表示するために文字画像データに変換する際に用い
るフォントファイルとしては、主にビットマップフォン
トが使用されていた。このビッマップフォントはデータ
量がかなり多いので、複数のフォントを持つ場合は極め
て大きなメモリ容量が必要になり、不経済であった。
【0003】そこで、データ量を少なくしたアウトライ
ンフォントが開発されたが、その場合であっても、文字
コードデータを作成するパーソナルコンピュータやワー
ドプロセッサ等のホストマシンの機種ごと(エミュレー
ションごと)に、さらにプリンタ等の出力装置の解像度
ごとにフォントセットを持っていた。
ンフォントが開発されたが、その場合であっても、文字
コードデータを作成するパーソナルコンピュータやワー
ドプロセッサ等のホストマシンの機種ごと(エミュレー
ションごと)に、さらにプリンタ等の出力装置の解像度
ごとにフォントセットを持っていた。
【0004】
【表1】
【0005】従来のフォントファイルの構成例を表1に
示す。この表1において、明朝L,明朝P−L,R9
8,R18は異なるエミュレーションであり、R98,
R18にはそれぞれ解像度の異なるものがある。ANK
はアルファベット(Alphabet),数字(Numeric),カナ(Ka
na)の略称であり、半角文字セットを指す。この半角文
字セットは異なる解像度のフォントセットに同じもの
(ANK2,ANK3)が重複して登録されている。GY-TBLはフ
ォントセットを構成する各文字の字形(グリフ)データ
のテーブル、HW-TBLは各文字の文字幅を記述した文字幅
テーブル、HD-TBLは各文字のベースライン(BS),文字高
(CH),及びベースラインからアンダラインまでの距離(B
U)を記述した高さデータテーブルである。
示す。この表1において、明朝L,明朝P−L,R9
8,R18は異なるエミュレーションであり、R98,
R18にはそれぞれ解像度の異なるものがある。ANK
はアルファベット(Alphabet),数字(Numeric),カナ(Ka
na)の略称であり、半角文字セットを指す。この半角文
字セットは異なる解像度のフォントセットに同じもの
(ANK2,ANK3)が重複して登録されている。GY-TBLはフ
ォントセットを構成する各文字の字形(グリフ)データ
のテーブル、HW-TBLは各文字の文字幅を記述した文字幅
テーブル、HD-TBLは各文字のベースライン(BS),文字高
(CH),及びベースラインからアンダラインまでの距離(B
U)を記述した高さデータテーブルである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、マルチエ
ミュレーションに対応するプリンタ等の出力装置におい
ては、各エミュレーションごとに別のフォントセットを
作っていたので、対応するエミュレーションの数を増や
すと、その度にフォントセットも増やさなければならな
かった。
ミュレーションに対応するプリンタ等の出力装置におい
ては、各エミュレーションごとに別のフォントセットを
作っていたので、対応するエミュレーションの数を増や
すと、その度にフォントセットも増やさなければならな
かった。
【0007】また、ビットマップとプリンタエンジンの
解像度が対になっていたため、解像度ごとにフォントセ
ットが必要だった。そのため、ホストマシンの多様化と
プリンタ等の出力装置の高解像度化に伴なってフォント
ファイルのデータ容量の増加が問題になり、コストアッ
プを招いていた。
解像度が対になっていたため、解像度ごとにフォントセ
ットが必要だった。そのため、ホストマシンの多様化と
プリンタ等の出力装置の高解像度化に伴なってフォント
ファイルのデータ容量の増加が問題になり、コストアッ
プを招いていた。
【0008】例えば、プリンタエンジンの解像度が60
0dpi〜1200dpiのように増加すると、それに伴って
一文字ごとに必要なフォントデータの量も大きくなる。
当然、それに対応するビットマップフォントの大きさも
大きくなり、容量の大きさや種類の多さから、ビットマ
ップフォントは実用性を欠くようになってきた。しか
し、アウトラインフォントを用いた場合でも上述のよう
な問題は残る。しかも、文字幅や文字高が各フォントご
とに違うために、各行で書き込める文字の数が変わり、
各行の終端文字の位置を揃えるのが難しいという問題も
あった。
0dpi〜1200dpiのように増加すると、それに伴って
一文字ごとに必要なフォントデータの量も大きくなる。
当然、それに対応するビットマップフォントの大きさも
大きくなり、容量の大きさや種類の多さから、ビットマ
ップフォントは実用性を欠くようになってきた。しか
し、アウトラインフォントを用いた場合でも上述のよう
な問題は残る。しかも、文字幅や文字高が各フォントご
とに違うために、各行で書き込める文字の数が変わり、
各行の終端文字の位置を揃えるのが難しいという問題も
あった。
【0009】この発明は、従来のフォントファイルにお
けるこれらの問題を解決するためになされたものであ
り、アウトラインフォントを用いたフォントファイルに
おけるデータ容量の無駄を省き、且つ各行の終端文字の
位置を揃えるウイズウイング(WYSIWYG)も実現
することを目的とする。
けるこれらの問題を解決するためになされたものであ
り、アウトラインフォントを用いたフォントファイルに
おけるデータ容量の無駄を省き、且つ各行の終端文字の
位置を揃えるウイズウイング(WYSIWYG)も実現
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、文字コードデータを印刷又は表示するた
めに文字画像データに変換する際に用いるフォントファ
イルを、複数の異なるエミュレーションあるいは印刷又
は表示の異なる解像度に対して共通のアウトラインフォ
ントの字形データをひとまとめにした字形テーブル(GY
-TBL)と、その各字形のオフセットデータを記述したロ
ケーションテーブル(LOC-TBL)と、書体ごとにそのコ
ードと前記ロケーションテーブルのインデックスを対応
させたコモンテーブル(CMi-TBL)とによって構成す
る。
達成するため、文字コードデータを印刷又は表示するた
めに文字画像データに変換する際に用いるフォントファ
イルを、複数の異なるエミュレーションあるいは印刷又
は表示の異なる解像度に対して共通のアウトラインフォ
ントの字形データをひとまとめにした字形テーブル(GY
-TBL)と、その各字形のオフセットデータを記述したロ
ケーションテーブル(LOC-TBL)と、書体ごとにそのコ
ードと前記ロケーションテーブルのインデックスを対応
させたコモンテーブル(CMi-TBL)とによって構成す
る。
【0011】さらに、上記コモンテーブル(CMi-TBL)
には、基本サイズの時のベースライン位置(BS),文字
高(CH),及びベースラインからアンダラインまでの距
離(BU)を納めたベーステーブル(BASE-TBL)と、解像
度ごとの文字幅(CW)を納めた文字幅テーブル(HW-TB
L)と、解像度ごとのベースライン位置(BS),文字高
(CH),及びベースラインからアンダラインまでの距離
(BU)を納めた文字高さテーブル(HD-TBL)とを持たせ
るとよい。
には、基本サイズの時のベースライン位置(BS),文字
高(CH),及びベースラインからアンダラインまでの距
離(BU)を納めたベーステーブル(BASE-TBL)と、解像
度ごとの文字幅(CW)を納めた文字幅テーブル(HW-TB
L)と、解像度ごとのベースライン位置(BS),文字高
(CH),及びベースラインからアンダラインまでの距離
(BU)を納めた文字高さテーブル(HD-TBL)とを持たせ
るとよい。
【0012】全てのビットマップフォントを廃止し、ア
ウトラインフォントで代用するようにすると、多くの書
体(フォント)で各字形は一致しており、異なるのはフ
ォントセット内の字形の並び順、基準解像度での文字の
送り幅、フォントセットにしたときの文字のベースライ
ン等だけであった。
ウトラインフォントで代用するようにすると、多くの書
体(フォント)で各字形は一致しており、異なるのはフ
ォントセット内の字形の並び順、基準解像度での文字の
送り幅、フォントセットにしたときの文字のベースライ
ン等だけであった。
【0013】そこで、この発明によるフォントファイル
は、フォントセット単位に字形,文字幅,ベースライン
等の情報を持つのをやめ、異なるエミュレーションや解
像度に対応するフォント全体で字形データを共有し、フ
ォントによって異なる部分の情報のみ固有値を持つこと
により、効率よくフォントセットを作成することがで
き、新しいフォントセットを加えるときにも既存のフォ
ントセットを利用して、効率的にフォントセットを作成
することができる。
は、フォントセット単位に字形,文字幅,ベースライン
等の情報を持つのをやめ、異なるエミュレーションや解
像度に対応するフォント全体で字形データを共有し、フ
ォントによって異なる部分の情報のみ固有値を持つこと
により、効率よくフォントセットを作成することがで
き、新しいフォントセットを加えるときにも既存のフォ
ントセットを利用して、効率的にフォントセットを作成
することができる。
【0014】さらに、文字幅および文字高等のデータを
別テーブルとして持つことにより、各文字間の距離の制
御が容易になり、各行の終端文字の位置を揃えることも
容易になる。
別テーブルとして持つことにより、各文字間の距離の制
御が容易になり、各行の終端文字の位置を揃えることも
容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態
であるフォントファイルの構成を示す模式図である。
面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態
であるフォントファイルの構成を示す模式図である。
【0016】まず、各フォントセットの字形データ(グ
リフ)は一致しているものが多いことを利用し、字形デ
ータをひとまとめにした字形テーブル(GY-TBL)1を作
成する。この字形テーブル1には、各字形を表わす節点
のベースラインからの相対位置を、xy座標で記録す
る。
リフ)は一致しているものが多いことを利用し、字形デ
ータをひとまとめにした字形テーブル(GY-TBL)1を作
成する。この字形テーブル1には、各字形を表わす節点
のベースラインからの相対位置を、xy座標で記録す
る。
【0017】また、その各字形のオフセットデータを記
述したロケーションテーブル(LOC-TBL)2を作成する。
さらに、書体(フォント:図1の例では明朝L,明朝P
−L,R98,R16)ごとに、そのコードとロケーシ
ョンテーブル(LOC-TBL)2のインデックスを対応させ
たコモンテーブル(CMi-TBL)3を作成し、各フォントに
おける各文字のオフセットデータを参照し易くする。こ
れらの字形テーブル(GY-TBL)1,ロケーションテーブ
ル(LOC-TBL)2,及びコモンテーブル(CMi-TBL)3によ
ってフォントファイルを構成し、プリンタ等のフォント
メモリ(ROM又はRAM)に格納する。
述したロケーションテーブル(LOC-TBL)2を作成する。
さらに、書体(フォント:図1の例では明朝L,明朝P
−L,R98,R16)ごとに、そのコードとロケーシ
ョンテーブル(LOC-TBL)2のインデックスを対応させ
たコモンテーブル(CMi-TBL)3を作成し、各フォントに
おける各文字のオフセットデータを参照し易くする。こ
れらの字形テーブル(GY-TBL)1,ロケーションテーブ
ル(LOC-TBL)2,及びコモンテーブル(CMi-TBL)3によ
ってフォントファイルを構成し、プリンタ等のフォント
メモリ(ROM又はRAM)に格納する。
【0018】まず、ロケーションテーブル(LOC-TBL)
のインデックス(0〜n)を使ってフォントセットを定義
する書体コードCIを設定する。次に、各文字の大きさ
を示すための3種類のテーブルを作る。一つは、字形を
定義した基本サイズにおける、文字高CH,ベースライ
ン位置BS,ベースラインからアンダーラインまでの距
離BUを納めたベーステーブル(BASE-TBL)である。な
お、CH,BS,BUの指す長さを図2に示す。
のインデックス(0〜n)を使ってフォントセットを定義
する書体コードCIを設定する。次に、各文字の大きさ
を示すための3種類のテーブルを作る。一つは、字形を
定義した基本サイズにおける、文字高CH,ベースライ
ン位置BS,ベースラインからアンダーラインまでの距
離BUを納めたベーステーブル(BASE-TBL)である。な
お、CH,BS,BUの指す長さを図2に示す。
【0019】次のテーブルは、解像度ごとの文字幅CW
(この例ではCW180,CW240,CW300)のデータを納めた
文字幅テーブル(HW-TBL)である。、図3にこの文字幅
CWとオフセット(offset)を示している。
(この例ではCW180,CW240,CW300)のデータを納めた
文字幅テーブル(HW-TBL)である。、図3にこの文字幅
CWとオフセット(offset)を示している。
【0020】最後のテーブルは、解像度ごとの文字高C
H,ベースライン位置BS,ベースラインからアンダー
ラインまでの距離BUのデータである、CH180,CH240,
CH300,BS180,BS240,BS300,BU180,BU240,BU300を
納めた文字高さテーブル(HD-TBL)である。これらの各
データの表わす意味は、解像度の違いを除けば、それぞ
れ図2に示したベーステーブルのものと同じである。こ
れらを各書体ごとにまとめたものをコモンテーブル(CM
i-TBL)と呼び、その構成を表2に示す。ただし、iは
各書体を識別するために与えられた書体番号である。
H,ベースライン位置BS,ベースラインからアンダー
ラインまでの距離BUのデータである、CH180,CH240,
CH300,BS180,BS240,BS300,BU180,BU240,BU300を
納めた文字高さテーブル(HD-TBL)である。これらの各
データの表わす意味は、解像度の違いを除けば、それぞ
れ図2に示したベーステーブルのものと同じである。こ
れらを各書体ごとにまとめたものをコモンテーブル(CM
i-TBL)と呼び、その構成を表2に示す。ただし、iは
各書体を識別するために与えられた書体番号である。
【0021】
【表2】
【0022】実際に文字を印刷あるいは画面に表示する
ために、文字データを生成する際は、図3のフローチャ
ートに示すようにして行なう。この場合、エミュレーシ
ョンを行なう際にもともと使っていたビットマップフォ
ントの幅を文字高さテーブル(HD-TBL)から持ってきて
使用する。
ために、文字データを生成する際は、図3のフローチャ
ートに示すようにして行なう。この場合、エミュレーシ
ョンを行なう際にもともと使っていたビットマップフォ
ントの幅を文字高さテーブル(HD-TBL)から持ってきて
使用する。
【0023】ホストから文字コード及びレイアウト位
置,書体番号,サイズHを受け取るとこの処理を開始す
る。そしてまず、書体番号(明朝L,明朝P−L,R9
8,R16等につけられた識別番号)と文字コードか
ら、フォントファイルの字形テーブルから字形データを
取り出す。
置,書体番号,サイズHを受け取るとこの処理を開始す
る。そしてまず、書体番号(明朝L,明朝P−L,R9
8,R16等につけられた識別番号)と文字コードか
ら、フォントファイルの字形テーブルから字形データを
取り出す。
【0024】次に、文字高さテーブル(HD-TBL)から、
基になったビットマップフォントのサイズ(文字の大き
さ)のデータより、ホストからの指定サイズHに適した
ドット数を計算する。そして、ベーステーブル(BASE-T
BL)にある字形サイズを用いて変倍率を求める。そし
て、字形を表わす節点座標に変倍率を掛け合わせて、文
字輪郭を生成する。後は、出来上がった文字データを出
力する。
基になったビットマップフォントのサイズ(文字の大き
さ)のデータより、ホストからの指定サイズHに適した
ドット数を計算する。そして、ベーステーブル(BASE-T
BL)にある字形サイズを用いて変倍率を求める。そし
て、字形を表わす節点座標に変倍率を掛け合わせて、文
字輪郭を生成する。後は、出来上がった文字データを出
力する。
【0025】このようにフォントファイルを構成するこ
とにより、字形データは新規なものが必要になったとき
にのみ登録し、各フォントセットはなるべく既存の字形
データを用い、同じ字形データを重複して登録しないの
で、種々のエミュレーションや解像度に対応できるよう
にしても、データ量は少なくて済む。そして、新たなフ
ォントセットを増やしたときでも、フォントのデータ量
の増加は最小限にできる。
とにより、字形データは新規なものが必要になったとき
にのみ登録し、各フォントセットはなるべく既存の字形
データを用い、同じ字形データを重複して登録しないの
で、種々のエミュレーションや解像度に対応できるよう
にしても、データ量は少なくて済む。そして、新たなフ
ォントセットを増やしたときでも、フォントのデータ量
の増加は最小限にできる。
【0026】また、文字幅を基準のサイズと比較しなが
ら文字高さテーブル(HD-TB)を参照して計算するた
め、ビットマップフォントを使用したときと同じよう
に、各行の終端文字の位置を揃えること(WYSIWY
G)ができる。縦書きのときも同様に、ベースラインな
どの縦の配置も基準の解像度の時のデータがあるので、
ビットマップフォントを使用したときと、同様に各行の
終端文字の位置を揃えることができる。
ら文字高さテーブル(HD-TB)を参照して計算するた
め、ビットマップフォントを使用したときと同じよう
に、各行の終端文字の位置を揃えること(WYSIWY
G)ができる。縦書きのときも同様に、ベースラインな
どの縦の配置も基準の解像度の時のデータがあるので、
ビットマップフォントを使用したときと、同様に各行の
終端文字の位置を揃えることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、種々のエミュレーション及び解像度に対応できる
アウトラインフォントを用いたフォントファイルを、最
小限のデータ量で実現でき、且つ各行の終端文字の位置
を揃えるウイズウイング(WYSIWYG)も可能にな
る。
れば、種々のエミュレーション及び解像度に対応できる
アウトラインフォントを用いたフォントファイルを、最
小限のデータ量で実現でき、且つ各行の終端文字の位置
を揃えるウイズウイング(WYSIWYG)も可能にな
る。
【図1】この発明の一実施形態であるフォントファイル
の構成を示す模式図である。
の構成を示す模式図である。
【図2】文字高CH,ベースライン位置BS,ベースラ
インからアンダーラインまでの距離BUを示す説明図で
ある。
インからアンダーラインまでの距離BUを示す説明図で
ある。
【図3】文字幅CWとオフセット(offset)を示す説明
図である。
図である。
【図4】文字データを生成する際に行なう作業過程を示
すフロー図である。
すフロー図である。
1:字形テーブル(GY-TBL) 2:ロケーションテーブル(LOC-TBL) 3:コモンテーブル(CMi−TBL)
Claims (2)
- 【請求項1】 文字コードデータを印刷又は表示するた
めに文字画像データに変換する際に用いるフォントファ
イルであって、 複数の異なるエミュレーションあるいは印刷又は表示の
異なる解像度に対して共通のアウトラインフォントの字
形データをひとまとめにした字形テーブル(GY-TBL)
と、その各字形のオフセットデータを記述したロケーシ
ョンテーブル(LOC-TBL)と、書体ごとにそのコードと
前記ロケーションテーブルのインデックスを対応させた
コモンテーブル(CMi-TBL)とによって構成したことを
特徴とするフォントファイル。 - 【請求項2】 請求項1記載のフォントファイルにおい
て、前記コモンテーブル(CMi-TBL)には、基本サイズ
の時のベースライン位置(BS),文字高(CH),及びベ
ースラインからアンダラインまでの距離(BU)を納めた
ベーステーブル(BASE-TBL)と、解像度ごとの文字幅
(CW)を納めた文字幅テーブル(HW-TBL)と、解像度ご
とのベースライン位置(BS),文字高(CH),及びベー
スラインからアンダラインまでの距離(BU)を納めた文
字高さテーブル(HD-TBL)とを持つことを特徴とするフ
ォントファイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8266028A JPH10111678A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | フォントファイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8266028A JPH10111678A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | フォントファイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10111678A true JPH10111678A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17425392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8266028A Pending JPH10111678A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | フォントファイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10111678A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007013566A1 (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | 情報処理装置、情報処理プログラムおよび可読記録媒体 |
WO2007037442A1 (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | 文字パターン生成装置、文字パターン生成プログラムおよび可読記録媒体 |
-
1996
- 1996-10-07 JP JP8266028A patent/JPH10111678A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007013566A1 (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | 情報処理装置、情報処理プログラムおよび可読記録媒体 |
WO2007037442A1 (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | 文字パターン生成装置、文字パターン生成プログラムおよび可読記録媒体 |
JP4808220B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2011-11-02 | シャープ株式会社 | 文字パターン生成装置、文字パターン生成プログラムおよび可読記録媒体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050517 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050920 |