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JPH10109740A - 振分コンベア - Google Patents

振分コンベア

Info

Publication number
JPH10109740A
JPH10109740A JP28594896A JP28594896A JPH10109740A JP H10109740 A JPH10109740 A JP H10109740A JP 28594896 A JP28594896 A JP 28594896A JP 28594896 A JP28594896 A JP 28594896A JP H10109740 A JPH10109740 A JP H10109740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
row
row conveyor
products
uniline
Prior art date
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Pending
Application number
JP28594896A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Arai
文雄 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEX KK
Original Assignee
TEX KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEX KK filed Critical TEX KK
Priority to JP28594896A priority Critical patent/JPH10109740A/ja
Publication of JPH10109740A publication Critical patent/JPH10109740A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 単列コンベアから下方の多列コンベアに並び
替える装置を提供する。 【解決手段】 幅狭なベルトコンベア2cを有し前工程
から搬送されてきた複数の製品aを一列状態で搬送する
単列コンベア2を設け、幅広なベルトコンベア3cを有
し上記単列コンベア2先端から送り出されて幅広な幅方
向に複数列に配列された製品aを次工程に搬送する多列
コンベア3を上記単列コンベア2の先端側2a下方に近
接して設け、上記単列コンベア2の搬送方向後端側2b
を水平回りに回動自在に取付けて上記単列コンベア先端
側2aを上記多列コンベア3の幅広な幅方向の範囲内で
移動自在とし、上記単列コンベア先端側2aから送り出
される製品aの有無を検知するセンサー5を設け、セン
サー5からの情報を基に単列コンベア2及び多列コンベ
ア3の各ベルトコンベア2c,3cの駆動並びに単列コ
ンベア2の回動をそれぞれ制御する制御部6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前工程で製造さ
れた多数の例えば食品などの製品を幅狭なベルトコンベ
アを有する単列コンベアから幅広なベルトコンベアを有
する多列コンベア上の幅方向に複数列に並び替えて次工
程に搬送する振分コンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前工程で製造された多数の例えば
食品などの製品を次工程に搬送する場合に、単列から複
数列に並び替えて搬送することがあり、このための装置
として、前工程で製造された多数の例えば食品などの製
品を幅狭なベルトコンベアを有する単列コンベアから幅
広なベルトコンベアを有する多列コンベア上の幅方向に
複数列に並び替えて次工程に搬送するコンベアがある。
【0003】図10(A)(B)に示す従来のコンベア
11は、幅狭なベルトコンベアを有しこの幅狭なベルト
コンベアに複数の製品を一列状態に並べて搬送する単列
コンベア12と、幅広なベルトコンベアを有し単列コン
ベアの下方にこれに直交して配置され幅広なベルトコン
ベアの幅方向に複数列に製品を並べて搬送する多列コン
ベア13とから構成されている。
【0004】そして、図10に示す従来のコンベア11
では、単列コンベア12上に複数の製品を1列に並べた
状態で多列コンベア13のベルトコンベア幅方向に横断
するように多列コンベア13の先端側に張り出し、単列
コンベア12はその先端が後退しながら先端から製品を
1個づつ送り出して下方の多列コンベア13上のベルト
コンベア幅方向に複数列に並び替え、ベルト幅方向に複
数列に製品が並んだ多列コンベア13は前方に所定量移
動し、以下同様な動作で単列コンベア12から多列コン
ベア13の幅方向に複数列に並び替えて次工程に搬送す
る機構になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のコンベアでは、単列コンベアから下方の多列コ
ンベアに並び替える場合、単列コンベア上に一列に複数
の製品を並べておき、単列コンベアはその先端が後退し
ながら先端から製品を1個づつ送り出して下方の多列コ
ンベア上のベルト幅方向に複数列に並び替えるため、こ
の間は新たな製品を単列コンベアに供給することができ
ず、製品の供給時間のロスタイムがあり、製品供給効率
が悪くなるという課題があった。
【0006】また、単列コンベアから下方の多列コンベ
アに並び替える場合、単列コンベアのベルトコンベアの
蛇行を防ぐためにベルトの幅を製品の幅より大きくする
必要があり、しかも単列コンベアの先端から製品を送り
出す際に、ベルトコンベアの先端が下方の多列コンベア
の表面に接近するために、多列コンベア上に並び替える
製品の多列コンベア送り方向の前後間隔を狭くできず、
多数の製品を多列コンベア上に効率良く並び替えること
ができないという課題があった。
【0007】更に、単列コンベアはそのベルトコンベア
の移動方向が多列コンベアの幅方向になるように配置さ
れていて、単列コンベアと多列コンベアの送り方向が直
交しているため、装置全体が少し大きくなるという課題
もあった。
【0008】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、単列コンベアから下方の多列コンベア
に並び替える際に、単列コンベアへの新たな製品の供給
時間のロスタイムを少なくし、また、多列コンベア上の
狭いスペースの中にできるだけ多くの製品を並びに替え
ることができ、更に、装置全体を小型化することのでき
る振分コンベアを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は、幅狭なベルトコンベアを有し前工程
から搬送されてきた複数の製品を一列状態で搬送する単
列コンベアを設け、幅広なベルトコンベアを有し上記単
列コンベア先端から送り出されて幅広な幅方向に複数列
に配列された製品を次工程に搬送する多列コンベアを上
記単列コンベアの先端側下方に近接して設け、上記単列
コンベアの搬送方向後端側を水平回りに回動自在に取付
けて上記単列コンベア先端側を上記多列コンベアの幅広
な幅方向の範囲内で移動自在とし、上記単列コンベアの
先端側から送り出される製品の有無を検知するセンサー
を設け、センサーからの情報を基に単列コンベア及び多
列コンベアの各ベルトコンベアの駆動並びに単列コンベ
アの回動をそれぞれ制御する制御部を設けた手段よりな
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1は振分コンベアの平面図、図2は振分コンベ
アの側面図、図3は振分コンベアの正面図、図4は単列
コンベアの平面図、図5は単列コンベアを含む要部側面
図、図6は単列コンベアを含む要部正面図、図7は機台
の平面図、図8(A)は単列コンベアの先端側の絞り部
の平面図、図8(B)は単列コンベアの先端側の絞り部
の側面図、図8(C)は絞り部の部品の平面図、図8
(D)は絞り部の部品の側面図、図9は制御部のブロッ
ク図である。
【0011】図において、振分コンベア1は、前工程で
製造された多数の例えば食品などの製品aを幅狭なベル
トコンベア2cを有する単列コンベア2から幅広なベル
トコンベア3cを有する多列コンベア3上の幅方向に複
数列に並び替えて次工程に搬送する装置で、幅狭なベル
トコンベア2を有し前工程から搬送されてきた複数の製
品aを一列状態で搬送する単列コンベア2と、幅広なベ
ルトコンベア3cを有し上記単列コンベア先端から送り
出されて幅広な幅方向に複数列に配列された製品aを次
工程に搬送する多列コンベア3とから主に構成されてい
る。
【0012】振分コンベア1の下部には単列コンベア2
及び多列コンベア3を載せる機台1aが設けられてい
る。機台1aは直方体の形状を有しており、内部は空洞
になっていて、内部には後述の制御部6を入れた制御盤
6aが内装されている。
【0013】機台1aの四隅の下部には、振分コンベア
1を移動させるための移動用のキャスター1bと、振分
コンベア1を所定箇所に定置するための高さ調整自在な
支承1cとがそれぞれ設けられていて、振分コンベア1
を移動させたり所定位置に定置させたりすることができ
るようになっている。
【0014】機台1aの長方形上面の長手方向の前半部
分には多列コンベア3が取付けられ、又その後半部分に
は多列コンベア3より僅かに高い位置に単列コンベア2
が取付けられている。この単列コンベア2の先端側2a
は多列コンベア3の後端側3bの上方まで延びていて、
上下に少し隙間をあけて近接した状態になっており、平
面から見て、単列コンベア2の先端側2aは多列コンベ
ア3の後端側3bに重なりあった状態になっている。
【0015】単列コンベア2は、幅狭なベルトコンベア
2cを有し、前工程から搬送されてきた複数の製品aを
一列状態で後端側2bから先端側2aに向けて搬送する
コンベアである。幅狭な無端状のベルトコンベア2cは
単列コンベア2の長手方向の両端となる先端側2aと後
端側2bとの間に循環動自在に張設されており、先端側
2aと後端側2bには、ベルトコンベア2cを循環動自
在に張設する小径の従動ローラー2dとこれより径の大
きな駆動ローラー2eがそれぞれ設けられている。
【0016】単列コンベア2の先端側2aは後述するよ
うに斜め下向きに緩やかに傾斜しているが、その先端と
傾斜始端部分に小径の従動ローラー2dがそれぞれ設け
られている。また、先端側2aの従動ローラー2dより
径の大きな駆動ローラー2eは後端側2bの後端部分に
設けられ、この駆動ローラー2eより少し前方側に同様
の径を有する従動ローラー2fが設けられている。
【0017】上記の従動ローラー2d,2d及び駆動ロ
ーラー2eは、無端状のベルトコンベア2cの内側に設
けられていて、ベルトコンベア2cを循環動自在に保持
する機能を果たしている。これに対して、上記従動ロー
ラー2fは、ベルトコンベア2cの外側でベルトコンベ
ア2cを内側に押圧する位置、つまりこの実施の形態で
は下側に設けられており、ベルトコンベア2cに張力を
付与して常に張設状態に保持する機能を果たしている。
【0018】これら従動ローラー2d,2dはその軸両
端が単列コンベア2の左右両側板に軸支され、又駆動ロ
ーラー2e及び従動ローラー2fはその軸両端が単列コ
ンベア2の左右両側板の外側に取付けられた軸受けに軸
支されている。
【0019】単列コンベア2の片側の側板の外側には駆
動モーター2gが設けられている。駆動モーター2gは
駆動ローラー2eを駆動させてベルトコンベア2cを循
環動させる駆動源であり、駆動モーター2gと駆動ロー
ラー2eとは例えば傘歯車を介して連動連結されてい
る。
【0020】単列コンベア2の後端側2bは上記機台1
aの後端の中央上面に水平回りに回動自在に支持されて
いる。即ち、単列コンベア2の後端側2bの下面と機台
1aの後端上面との間には上下方向に垂直回動軸2hが
取付けられており、単列コンベア2はこの後端側2bの
垂直回動軸2hを支点として水平回りに回動し、単列コ
ンベア2の先端側2aは後端側2bの垂直回動軸2hを
中心に多列コンベア3の幅広な幅方向の範囲内で左右方
向に円弧状に首振り移動自在になっている。
【0021】上記垂直回動軸2hを支点として単列コン
ベア2の先端側2aを水平回りに回動させる回動機構4
が設けられている。回動機構4は、案内孔路4a、垂直
杆4b、スライド盤4c、ガイド盤4eなどから構成さ
れていて、スライド盤4cをガイド盤4e上に沿って往
復移動させる機構には例えばアクチュエーターが使用さ
れている。
【0022】案内孔路4aは機台1aの後半部分の前側
寄りの上面に部分円弧の長孔状に形成されて機台1aの
内部に貫通している。案内孔路4aの部分円弧の円中心
部は上記垂直回動軸2hの中心に一致している。この案
内孔路4aには該孔路4aを上下貫通する垂直杆4bが
挿通して取付けられている。
【0023】垂直杆4bはその上端が単列コンベア2の
長手方向の中間より少し先端側2a寄りの下面に固設さ
れており、垂直杆4bは単列コンベア2の下面から下向
きに延設されて上記の案内孔路4aを貫通してその下端
は機台1aの内部に設けられたスライド盤4cの溝4d
内に摺動自在に案内されている。
【0024】垂直杆4bの下端には垂直軸回りに回転す
るローラーが取付けられていて、このローラーがスライ
ド盤4cの溝4d内に摺動自在に案内されている。上記
溝4dはスライド盤4cの上面の中央にスライド盤4c
の移動方向に直交する方向つまり機台1aの長手方向に
形成されていて、スライド盤4cが左右方向に直線移動
して単列コンベア2の先端側2aが左右に円弧状に首振
り移動する場合、垂直杆4bの下端のローラーは溝4d
内を移動する。
【0025】スライド盤4cは機台1aの長手方向に対
して直交する幅方向に水平に直線往復移動するように取
付けられている。スライド盤4cの下部には該スライド
盤4cを水平な直線往復移動状態に案内するガイド盤4
eが設けられている。このガイド盤4eは機台1aの長
手方向に対して直交する幅方向に設けられていて、スラ
イド盤4cはこのガイド盤4eに沿って機台1aの幅方
向に直線往復移動する。ガイド盤4eは機台1aの内部
の上部側に横設された支持梁4f上に支持されて取付け
られている。
【0026】単列コンベア2の先端側2aは先端に向か
って緩やかに斜め下向きに傾斜しており、これに対応し
てベルトコンベア2cの先端側2aも同様に緩やかに斜
め下向きに傾斜して循環移動するようになっている。ま
た、この傾斜する単列コンベア2の先端側2aの左右両
側面は先端に向かって互いに内側に傾いて狭くなって絞
り部2iが形成されている。
【0027】製品aはこの狭い絞り部2iの間を通過す
ることになり、単列コンベア2の先端から送り出される
製品aの排出位置が左右に横ずれするのを防ぐことがで
き、多列コンベア3のベルトコンベア3cの幅方向の所
定に位置に正確に送り出すことが可能となる。
【0028】この絞り部2iが形成された先端側2aの
先端の左右両側面には、先端から送り出される製品aの
有無を検知するセンサー5が取付けられている。センサ
ー5で製品aの通過の有無を検知された情報は後述の制
御部6に送られる。
【0029】前記多列コンベア3は、幅広なベルトコン
ベア3cを有し、上記単列コンベア2先端から送り出さ
れて幅広な幅方向に複数列に配列された製品aを複数列
の状態で後端側3bから先端側3aに向けて搬送して次
工程に送り出すコンベアである。
【0030】幅広な無端状のベルトコンベア3cは多列
コンベア3の長手方向の両端となる先端側3aと後端側
3bとの間に循環動自在に張設されており、先端側3a
と後端側3bには、ベルトコンベア3cを循環動自在に
張設する従動ローラー3dと駆動ローラー3eがそれぞ
れ設けられている。
【0031】多列コンベア3の先端側3aは先端に向か
って斜め下向きに緩やかに傾斜しており、先端側3aの
従動ローラー3dは傾斜が始まる直前に設けられてい
る。また、先端側3aの従動ローラー3dより少し後方
寄り及び後端側3bの駆動ローラー3eより少し前方寄
りには、従動ローラー3fが設けられている。
【0032】上記の従動ローラー3d及び駆動ローラー
3eは、無端状のベルトコンベア3cの内側に設けられ
ていて、ベルトコンベア3cを循環動自在に保持する機
能を果たしている。これに対して、上記従動ローラー3
f,3fは、ベルトコンベア3cの外側でベルトコンベ
ア3cを内側に押圧する位置、つまりこの実施の形態で
は下側に設けられており、ベルトコンベア3cに張力を
付与して常に張設状態に保持する機能を果たしている。
【0033】これら従動ローラー3d、駆動ローラー3
e及び従動ローラー3f,3fは、その軸両端が多列コ
ンベア3の左右両側板の外側に取付けられた軸受けにそ
れぞれ軸支されている。
【0034】駆動ローラー3eの取付け位置の下方の機
台1a内部には駆動モーター3gが設けられている。駆
動モーター3gは駆動ローラー3eを駆動させてベルト
コンベア3cを循環動させる駆動源であり、駆動モータ
ー3gと駆動ローラー3eとは例えば伝達ベルト3hを
介して連動連結されている。
【0035】制御部6は前記センサー5からの情報に基
づいて、単列コンベア2のベルトコンベア2cの駆動モ
ーター2g及び回動機構4、並びに多列コンベア3の駆
動モーター3gを作動制御するもので、例えばシーケン
サー制御機構が使用されている。制御部6の入った制御
盤6aは機台1aの内部に設置されている。制御部6に
は入力盤6bを通じて、種々の設定条件を入力変更する
ことができるようになっている。
【0036】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く作用について以下説明する。振分コンベア1の駆動ス
イッチを入れると、回動機構4が作動して、回動機構4
のスライド盤4cはガイド盤4e上を機台1aの幅方向
の右端側に向かってスライド移動する。
【0037】このスライド移動するスライド盤4cの溝
4d内には垂直杆4bの下端のローラーが係合されてい
て、スライド盤4cが移動し始めると垂直杆4bは案内
孔路4aの孔内に沿ってスライド盤4cの移動方向と同
じ方向に円弧運動しながら移動し始める。
【0038】円弧運動しながら移動する垂直杆4bの上
端は単列コンベア2の下面に固設されているため、単列
コンベア2はこの円弧運動しながら移動する垂直杆4b
によって、その先端側2aが垂直回動軸2hを回動中心
として多列コンベア3のベルトコンベア3cの幅方向の
右端まで円弧状に移動する。
【0039】このとき、単列コンベア2のベルトコンベ
ア2cは、先端側2aの絞り部2iに設けられたセンサ
ー5が製品aを検知するまで、ベルトコンベア2cを駆
動する駆動モーター2gが作動するため、後端側2bか
ら先端側2aに向かって循環動する。
【0040】単列コンベア2に一列状に供給される製品
aが単列コンベア2のベルトコンベア2cの先端側2a
の絞り部2iまで搬送されると、絞り部2iのセンサー
5がこれを検知し、その情報が制御部6に送られ、制御
部6から指令によりベルトコンベア2cの駆動モーター
2gを瞬時に停止させる。これによりベルトコンベア2
cの循環動は瞬時に停止して、製品aは単列コンベア2
の先端側2aの絞り部2iで待機状態となる。
【0041】そして、単列コンベア2の先端側2aの絞
り部2iの位置に停止中の製品aを単列コンベア2から
多列コンベア3のベルトコンベア3cの上に送り出して
もよいと制御部6によって判断されると、制御部6から
の指令により単列コンベア2の停止中の駆動モーター2
gが駆動して、単列コンベア2のベルトコンベア2cは
後端側2bから先端側2aに向けて循環移動して、単列
コンベア2の先端側2aの絞り部2iの製品aは多列コ
ンベア3のベルトコンベア3cの幅方向の右端に送り出
される。
【0042】このようにして、単列コンベア2から1個
の製品aが多列コンベア3のベルトコンベア3cの右端
に送り出されると、センサー5は単列コンベア2の先端
側2aの絞り部2iに製品aがないという情報を制御部
6に送り、この情報から制御部6は製品aが単列コンベ
ア2から多列コンベア3に送り出されたと判断して、回
動機構4のスライド盤4cをガイド盤4eに沿って機台
1aの幅方向の右端から反対の左端側に向けて所定量つ
まり次の製品aが隣の製品aに当たらない程度だけ移動
させる。
【0043】このスライド移動するスライド盤4cの溝
4d内には垂直杆4bの下端のローラーが係合されてい
て、スライド盤4cが左端側に向かって所定量だけ移動
すると、垂直杆4bは案内孔路4aの孔内に沿ってスラ
イド盤4cの移動方向と同じ方向に円弧運動しながら移
動し始める。
【0044】円弧運動しながら移動する垂直杆4bの上
端は単列コンベア2の下面に固設されているため、単列
コンベア2はこの円弧運動しながら移動する垂直杆4b
によって、その先端側2aが垂直回動軸2hを回動中心
として多列コンベア3のベルトコンベア3cの幅方向の
左端方向に所定角度だけ円弧状に移動する。
【0045】単列コンベア2の先端側2aが多列コンベ
ア3のベルトコンベア3cの幅方向の左端方向に所定角
度だけ円弧状に移動すると、スライド盤4cは停止する
ので、単列コンベア2の先端側2aの回動も停止するこ
とになり、単列コンベア2の先端側2aは所定角度だけ
移動して停止することになる。
【0046】単列コンベア2が垂直回動軸2hを中心と
してその先端側2aが回動している間、次の製品aが単
列コンベア2の先端側2aの絞り部2iに搬送されるま
で、駆動モーター2gは駆動していて、単列コンベア2
のベルトコンベア2cは循環移動している。そして、次
の製品aが先端側2aの絞り部2iまで搬送されるとベ
ルトコンベア2cは止まり、次の製品aは絞り部2iで
待機状態となる。
【0047】このようにして、単列コンベア2の先端側
2aが所定角度だけ移動して停止すると、単列コンベア
2の先端側2aの絞り部2iから次の製品aが多列コン
ベア3のベルトコンベア3c上に送り出される。ベルト
コンベア3c上に送り出された製品aはその前に送り出
された製品aのベルトコンベア3cの幅方向の左隣に位
置にすることになる。
【0048】以下同様な動作を通じて、多列コンベア3
のベルトコンベア3c上にはその幅方向の右端から左端
側に向かって製品aが連続して供給されて並び、単列コ
ンベア2から一列状態で供給された製品aは多列コンベ
ア3のベルトコンベア3c上で複数列に並び替えられ
る。
【0049】そして、単列コンベア2から送り出された
製品aが多列コンベア3のベルトコンベア3cの右端か
ら左端まで並ぶと、制御部6はセンサー5からの情報と
単列コンベア2の垂直回動軸2hの回動角度の情報から
これを判断して、多列コンベア3の駆動モーター3gを
駆動させる。
【0050】駆動モーター3gが駆動すると伝達ベルト
3hを介して駆動力が駆動ローラー3eに伝達されて、
駆動ローラー3eは回転してベルトコンベア3cを後端
側3bから先端側3aに向けて所定長さつまり前列に並
んだ製品aに当たらない程度だけ移動させる。
【0051】そして、ベルトコンベア3cが所定長さだ
け移動すると、制御部6は駆動モーター3gを停止させ
て、ベルトコンベア3cの移動を止め、再び、単列コン
ベア2の駆動モーター2gを作動させてベルトコンベア
2cを移動させて、単列コンベア2の先端側2aから1
個の製品aを多列コンベア3のベルトコンベア3c前列
に製品aが幅方向に並んだその後列の左端に送り出す。
【0052】多列コンベア3のベルトコンベア3cが移
動中、多列コンベア3のベルトコンベア3cの左端まで
回動した単列コンベア2の先端側2aはその位置で停止
していて、再び、単列コンベア2から多列コンベア3に
製品aを供給する場合には、先程と逆、つまり、ベルト
コンベア3cの幅方向の左端から右端側に向かって製品
aを並べて行くことになる。
【0053】このように、単列コンベア2はその先端側
2aが左右に往復回動しながら、1個づつ製品aが単列
コンベア2の先端側2aから多列コンベア3のベルトコ
ンベア3c上の幅方向に送り出されて並び替えられて、
多列コンベア3によって次工程に搬送されて行く。
【0054】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
【0055】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る振分コンベアによれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (1) 単列コンベアから多列コンベアに製品を並び替える
場合に、単列コンベアから多列コンベアに連続的に製品
を送り出すことができ、しかも、その間も新たな製品を
単列コンベアに供給することができるので、単列コンベ
アへの新たな製品の供給ロスがなく、効率が悪くなるの
を防ぐことができる。 (2) 単列コンベアから多列コンベアに製品を並び替える
場合に、多列コンベアの送り方向の前後のベルトコンベ
ア上の製品間隔を狭くでき、多列コンベアのベルトコン
ベア上に狭いスペースで多数の製品を並び替えて次工程
に効率良く搬送することができる。 (3) 単列コンベアと多列コンベアとはその送り方向が共
に同じ方向となり、しかも多列コンベアの上方に重ねた
状態で単列コンベアは取付けられるので、装置全体を従
来装置に比べて小型化することができる等、極めて新規
的有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す振分コンベアの平
面図である。
【図2】この発明の実施の形態を示す振分コンベアの側
面図である。
【図3】この発明の実施の形態を示す振分コンベアの正
面図である。
【図4】この発明の実施の形態を示す単列コンベアの平
面図である。
【図5】この発明の実施の形態を示す単列コンベアを含
む要部側面図である。
【図6】この発明の実施の形態を示す単列コンベアを含
む要部正面図である。
【図7】この発明の実施の形態を示す機台の平面図であ
る。
【図8】(A)はこの発明の実施の形態を示す単列コン
ベアの先端側の絞り部の平面図である。(B)はこの発
明の実施の形態を示す単列コンベアの先端側の絞り部の
側面図である。(C)はこの発明の実施の形態を示す絞
り部の部品の平面図である。(D)はこの発明の実施の
形態を示す絞り部の部品の側面図である。
【図9】この発明の実施の形態を示す制御部のブロック
図である。
【図10】(A)は従来装置の平面図である。(B)は
従来装置の側面図である。
【符号の説明】
1 振分コンベア 1a 機台 1b キャスター 1c 支承 2 単列コンベア 2a 先端側 2b 後端側 2c ベルトコンベア 2d 従動ローラー 2e 駆動ローラー 2f 従動ローラー 2g 駆動モーター 2h 垂直回動軸 2i 絞り部 3 多列コンベア 3a 先端側 3b 後端側 3c ベルトコンベア 3d 従動ローラー 3e 駆動ローラー 3f 従動ローラー 3g 駆動モーター 3h 伝達ベルト 4 回動機構 4a 案内孔路 4b 垂直杆 4c スライド盤 4d 溝 4e ガイド盤 4f 支持梁 5 センサー 6 制御部 6a 制御盤 6b 入力盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅狭なベルトコンベアを有し前工程から
    搬送されてきた複数の製品を一列状態で搬送する単列コ
    ンベアを設け、幅広なベルトコンベアを有し上記単列コ
    ンベア先端から送り出されて幅広な幅方向に複数列に配
    列された製品を次工程に搬送する多列コンベアを上記単
    列コンベアの先端側下方に近接して設け、上記単列コン
    ベアの搬送方向後端側を水平回りに回動自在に取付けて
    上記単列コンベア先端側を上記多列コンベアの幅広な幅
    方向の範囲内で移動自在とし、上記単列コンベアの先端
    側から送り出される製品の有無を検知するセンサーを設
    け、センサーからの情報を基に単列コンベア及び多列コ
    ンベアの各ベルトコンベアの駆動並びに単列コンベアの
    回動をそれぞれ制御する制御部を設けたことを特徴とす
    る振分コンベア。
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