JPH10105753A - 路車間通信機構及びノンストップ自動料金収受機構 - Google Patents
路車間通信機構及びノンストップ自動料金収受機構Info
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- JPH10105753A JPH10105753A JP8261744A JP26174496A JPH10105753A JP H10105753 A JPH10105753 A JP H10105753A JP 8261744 A JP8261744 A JP 8261744A JP 26174496 A JP26174496 A JP 26174496A JP H10105753 A JPH10105753 A JP H10105753A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- communication
- road
- toll collection
- vehicles
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノンストップ自動料金収受機構等において、
無線通信による料金収受を短時間で確実に行えるように
する。 【解決手段】 通信フレームにおいて時分割によりスロ
ットそれぞれを設定し、それらスロットを車載機器それ
ぞれに対応させて路上機器と車載機器それぞれとの間に
おいて時分割多元接続により通信を行う路車間通信機構
において、通信領域内の車両の台数の計数手段12と、
スロット数を前記台数の計数値に対応して可変に設定す
るスロット数設定手段12、20とを備える路車間通信
機構、及び、その路車間通信機構において料金収受を行
うノンストップ自動料金収受機構。
無線通信による料金収受を短時間で確実に行えるように
する。 【解決手段】 通信フレームにおいて時分割によりスロ
ットそれぞれを設定し、それらスロットを車載機器それ
ぞれに対応させて路上機器と車載機器それぞれとの間に
おいて時分割多元接続により通信を行う路車間通信機構
において、通信領域内の車両の台数の計数手段12と、
スロット数を前記台数の計数値に対応して可変に設定す
るスロット数設定手段12、20とを備える路車間通信
機構、及び、その路車間通信機構において料金収受を行
うノンストップ自動料金収受機構。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、路車間通信機構
及びそれにより料金収受を行うノンストップ自動料金収
受機構に関する。
及びそれにより料金収受を行うノンストップ自動料金収
受機構に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、高速道路等の料金収受を、人手を
介することなく無線通信により行うノンストップ自動料
金収受機構が開発されている。すなわち、このようなノ
ンストップ自動料金収受機構では、料金所上流側の所定
位置においてセンサにより車種を判別し、次の位置に設
けられたアンテナにおいて交信することでその車種に対
応する料金を収受し、その収受が完了した時点において
下流側のゲートを開放し、これにより、車両は走行を中
断することなく料金所を通過できるようになっている。
介することなく無線通信により行うノンストップ自動料
金収受機構が開発されている。すなわち、このようなノ
ンストップ自動料金収受機構では、料金所上流側の所定
位置においてセンサにより車種を判別し、次の位置に設
けられたアンテナにおいて交信することでその車種に対
応する料金を収受し、その収受が完了した時点において
下流側のゲートを開放し、これにより、車両は走行を中
断することなく料金所を通過できるようになっている。
【0003】このようにして、車両が料金所をスムーズ
に通過できるようにし、料金所における渋滞発生を防止
できるようにしている。
に通過できるようにし、料金所における渋滞発生を防止
できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなノンスト
ップ自動料金収受機構における通信による料金収受は、
1つのチャンネルにおいて1台の車両が前後方向長さが
4〜5m程度の通信領域に侵入してくる毎に行われる
が、仮に2台の二輪車が並走状態で侵入してくるとそれ
ぞれの二輪車に別途通信が行えないので料金収受が行え
なくなる。そこで、時分割多元接続(TDMA)による
無線通信によって料金収受を行うことが考えられる。
ップ自動料金収受機構における通信による料金収受は、
1つのチャンネルにおいて1台の車両が前後方向長さが
4〜5m程度の通信領域に侵入してくる毎に行われる
が、仮に2台の二輪車が並走状態で侵入してくるとそれ
ぞれの二輪車に別途通信が行えないので料金収受が行え
なくなる。そこで、時分割多元接続(TDMA)による
無線通信によって料金収受を行うことが考えられる。
【0005】時分割多元接続の場合、通信フレームを時
分割して所定数のスロットそれぞれを設定し、それらス
ロットを車載機器それぞれに対応させて通信を行うの
で、上記のように2台の二輪車が侵入してきても料金収
受が可能となる。しかしながら、上記のように通信領域
への侵入は通常4輪車が1台の場合が大半であるのでス
ロット数を多数に設定するとフレームにおいて空きスロ
ットが生じる場合が多くなり、すなわち、フレームが空
きスロット分長くなって通信時間が長くなるという問題
が発生した。
分割して所定数のスロットそれぞれを設定し、それらス
ロットを車載機器それぞれに対応させて通信を行うの
で、上記のように2台の二輪車が侵入してきても料金収
受が可能となる。しかしながら、上記のように通信領域
への侵入は通常4輪車が1台の場合が大半であるのでス
ロット数を多数に設定するとフレームにおいて空きスロ
ットが生じる場合が多くなり、すなわち、フレームが空
きスロット分長くなって通信時間が長くなるという問題
が発生した。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みて行ったもの
で、時分割多元接続による路車間通信が、短時間で確実
に行えるようにすることを目的とする。
で、時分割多元接続による路車間通信が、短時間で確実
に行えるようにすることを目的とする。
【0007】さらには、ノンストップ自動料金収受機構
における無線通信による料金収受が、短時間で確実に行
えるようにすることを目的とする。
における無線通信による料金収受が、短時間で確実に行
えるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明では、路車間通信機構を、通信フレームにおいて
時分割によりスロットそれぞれを設定し、それらスロッ
トを車載機器それぞれに対応させて路上機器と車載機器
それぞれとの間において時分割多元接続により通信を行
う路車間通信機構において、通信領域内の車両の台数の
計数手段と、前記スロット数を前記台数の計数値に対応
して可変に設定するスロット数設定手段とを備える構成
とした。
の発明では、路車間通信機構を、通信フレームにおいて
時分割によりスロットそれぞれを設定し、それらスロッ
トを車載機器それぞれに対応させて路上機器と車載機器
それぞれとの間において時分割多元接続により通信を行
う路車間通信機構において、通信領域内の車両の台数の
計数手段と、前記スロット数を前記台数の計数値に対応
して可変に設定するスロット数設定手段とを備える構成
とした。
【0009】上記の構成によれば、通信領域に侵入する
車両の台数に対応して通信フレームのスロット数が変化
し、これにより、通信領域の車両が増加した場合のみス
ロットが増加されるので、常に、必要最小の通信時間に
おける通信が可能となる。
車両の台数に対応して通信フレームのスロット数が変化
し、これにより、通信領域の車両が増加した場合のみス
ロットが増加されるので、常に、必要最小の通信時間に
おける通信が可能となる。
【0010】また、上記の計数手段は、通信領域を撮像
する画像センサにより得られる画像での車両の計数を行
う構成、または、通信領域の上流側と下流側とに配置さ
れる車両の検知センサそれぞれによる検知数の差に基づ
いて計数を行う構成ににより実現され、上記検知センサ
としてはレーザセンサが好適に用いられる(請求項2、
3、4記載の発明)。
する画像センサにより得られる画像での車両の計数を行
う構成、または、通信領域の上流側と下流側とに配置さ
れる車両の検知センサそれぞれによる検知数の差に基づ
いて計数を行う構成ににより実現され、上記検知センサ
としてはレーザセンサが好適に用いられる(請求項2、
3、4記載の発明)。
【0011】また、上記の路車間通信機構はノンストッ
プ自動料金収受機構において好適に用いられ(請求項5
記載の発明)、また、自動運転システムにおいても好適
に用いられる。
プ自動料金収受機構において好適に用いられ(請求項5
記載の発明)、また、自動運転システムにおいても好適
に用いられる。
【0012】
【発明の実施の形態】図lはノンストップ自動料金収受
機構の全体構成を示す。
機構の全体構成を示す。
【0013】1のそれぞれは料金所アイランドで、その
間に車両の通行路2のそれぞれが配置されている。料金
所アイランド1上の最上流位置には光学式車両軸数計4
が備えられるとともに、その光学式車両軸数計4の上方
に位置するようにレーザ式車両検知装置5が支持バー7
に取り付けられている。料金所アイランド1それぞれの
後半部を覆う位置には屋根10が配置され、その屋根1
0の前部の通行路2に対応する位置には、CCDカメラ
12、信号灯13、無線質問アンテナ14のそれぞれが
取り付けられている。料金所アイランド1の中央位置よ
り若干下流側位置には監視ボックス16が設けられ、さ
らに、その下流側には案内表示器15、車両の撮像機1
7が設けられ、最も下流側には前後開閉式阻止機18が
設けられている。
間に車両の通行路2のそれぞれが配置されている。料金
所アイランド1上の最上流位置には光学式車両軸数計4
が備えられるとともに、その光学式車両軸数計4の上方
に位置するようにレーザ式車両検知装置5が支持バー7
に取り付けられている。料金所アイランド1それぞれの
後半部を覆う位置には屋根10が配置され、その屋根1
0の前部の通行路2に対応する位置には、CCDカメラ
12、信号灯13、無線質問アンテナ14のそれぞれが
取り付けられている。料金所アイランド1の中央位置よ
り若干下流側位置には監視ボックス16が設けられ、さ
らに、その下流側には案内表示器15、車両の撮像機1
7が設けられ、最も下流側には前後開閉式阻止機18が
設けられている。
【0014】図2はその電気的な接続構成を示し、マイ
クロコンピュータよりなる制御部20に上記各要素が接
続され、光学式車両軸数計4、レーザ式車両検知装置
5、CCDカメラ12それぞれからの信号が制御部20
に与えられ、また、制御部20から無線質問アンテナ1
4、案内表示器15、撮像機17、前後開閉式阻止機1
8それぞれに作動制御信号が与えられるようになってい
る。上記の制御部20は、監視ボックス16内に制御機
器25として設けられ、その制御機器25には操作部2
1、表示部22が一体に設けられている。
クロコンピュータよりなる制御部20に上記各要素が接
続され、光学式車両軸数計4、レーザ式車両検知装置
5、CCDカメラ12それぞれからの信号が制御部20
に与えられ、また、制御部20から無線質問アンテナ1
4、案内表示器15、撮像機17、前後開閉式阻止機1
8それぞれに作動制御信号が与えられるようになってい
る。上記の制御部20は、監視ボックス16内に制御機
器25として設けられ、その制御機器25には操作部2
1、表示部22が一体に設けられている。
【0015】上記において、CCDカメラ12と制御部
20とが計数手段を構成し、また、制御部20がスロッ
ト数設定手段を構成する。
20とが計数手段を構成し、また、制御部20がスロッ
ト数設定手段を構成する。
【0016】以下、図3を参照して、ノンストップ自動
料金収受機構の動作説明を行う。
料金収受機構の動作説明を行う。
【0017】ノンストップ自動料金収受機構のエリアに
車両が到達すると、まずレーザ式車両検知装置5で車
幅、車高を計測することにより車種を検知するととも
に、CCDカメラ12で通信領域R全体を撮像して車両
のナンバープレートを撮像しその車両数と車両番号認識
を行い、さらに、光学式車両軸数計4で車両の軸数を計
測し、制御部20はこれらの情報を総合的に判断して車
種の判別を行うとともに、通信領域R内の車両数を判定
する(ステップ1)。
車両が到達すると、まずレーザ式車両検知装置5で車
幅、車高を計測することにより車種を検知するととも
に、CCDカメラ12で通信領域R全体を撮像して車両
のナンバープレートを撮像しその車両数と車両番号認識
を行い、さらに、光学式車両軸数計4で車両の軸数を計
測し、制御部20はこれらの情報を総合的に判断して車
種の判別を行うとともに、通信領域R内の車両数を判定
する(ステップ1)。
【0018】そして、ステップ1で仮に4輪車と判断
し、通信領域R内車両数を「1」とする場合は、無線質
問機アンテナ4により車両の車載機19と無線交信する
ことで車種に対応する料金の収受を開始する(ステップ
2)。
し、通信領域R内車両数を「1」とする場合は、無線質
問機アンテナ4により車両の車載機19と無線交信する
ことで車種に対応する料金の収受を開始する(ステップ
2)。
【0019】図4は通信データを示す図であり、通信デ
ータDは通信フレームFが時分割されてスロットSそれ
ぞれを持つ構成となっており、Xで示す範囲のフレーム
FではスロットSの数は「2」となっていて1つを空き
スロットとして使用している。各スロットSは、無線質
問アンテナ14側から車載機器側への下り通信パケット
P1と車載機器側から無線質問アンテナ14側への上り
通信パケットP2とからなる。そして、上記のように車
両数が「1」の場合は、Xで示すスロットS数を「2」
とする部分で通信を行う。
ータDは通信フレームFが時分割されてスロットSそれ
ぞれを持つ構成となっており、Xで示す範囲のフレーム
FではスロットSの数は「2」となっていて1つを空き
スロットとして使用している。各スロットSは、無線質
問アンテナ14側から車載機器側への下り通信パケット
P1と車載機器側から無線質問アンテナ14側への上り
通信パケットP2とからなる。そして、上記のように車
両数が「1」の場合は、Xで示すスロットS数を「2」
とする部分で通信を行う。
【0020】上記の空きスロットは、リンクが確立して
いない車載機器との通信のために使用され、この空きス
ロットでリンクの確立していない車載機器はリンク確立
要求を行う。上記のように、常に空きスロットを1つ設
けているのは、複数の車載機器から同時にリンク確立要
求が上げられて衝突する確立を下げるためであり、1つ
に限定されるものではない。
いない車載機器との通信のために使用され、この空きス
ロットでリンクの確立していない車載機器はリンク確立
要求を行う。上記のように、常に空きスロットを1つ設
けているのは、複数の車載機器から同時にリンク確立要
求が上げられて衝突する確立を下げるためであり、1つ
に限定されるものではない。
【0021】図5は無線質問アンテナ14と車載器19
との間の通信内容を示す図であり、通信は接続、書込、
切断の3ステップよりなり、書込のステップにおいて、
例えば、車載器19にセットされるプリペイドカードに
おいて料金の減算書き換えがなされる。上記それぞれの
ステップの動作が上記の1スロットにおいてなされ、し
たがって、1台の車両との交信には3スロット、すなわ
ち、3フレームを要することとなる。
との間の通信内容を示す図であり、通信は接続、書込、
切断の3ステップよりなり、書込のステップにおいて、
例えば、車載器19にセットされるプリペイドカードに
おいて料金の減算書き換えがなされる。上記それぞれの
ステップの動作が上記の1スロットにおいてなされ、し
たがって、1台の車両との交信には3スロット、すなわ
ち、3フレームを要することとなる。
【0022】そして、収受が完了すると(ステップ
3)、案内表示器15はその赤色点灯を青色点灯に切り
替え(ステップ4)、また、前後開閉式阻止機18が開
き状態となり(ステップ5)、これにより車両はその表
示を確認してノンストップで料金所を通過できる。そし
て、通過する車両が撮像機17によりビデオ撮影される
(ステップ6)。このビデオ撮影は不正防止対策として
通過車両情報を記録するために行われる。
3)、案内表示器15はその赤色点灯を青色点灯に切り
替え(ステップ4)、また、前後開閉式阻止機18が開
き状態となり(ステップ5)、これにより車両はその表
示を確認してノンストップで料金所を通過できる。そし
て、通過する車両が撮像機17によりビデオ撮影される
(ステップ6)。このビデオ撮影は不正防止対策として
通過車両情報を記録するために行われる。
【0023】上記ステップ3において、例えば、車載機
側に装着される料金カードの料金が不足していて時間T
が経過して設定時間a内に料金収受ができない場合は、
監視ボックス16内で表示部22がその旨を表示し(ス
テップ7、8)、その場合には監視員が監視ボックス1
6を出て直接に車両の乗務者から料金を収受する。そし
て、操作部21の操作により、案内表示器15の点灯を
切り替え、前後開閉式阻止機18を開く。
側に装着される料金カードの料金が不足していて時間T
が経過して設定時間a内に料金収受ができない場合は、
監視ボックス16内で表示部22がその旨を表示し(ス
テップ7、8)、その場合には監視員が監視ボックス1
6を出て直接に車両の乗務者から料金を収受する。そし
て、操作部21の操作により、案内表示器15の点灯を
切り替え、前後開閉式阻止機18を開く。
【0024】上記のステップ1で二輪車と判断した場合
は、CCDカメラ12で得られる画像においてそれら二
輪車が群をなしているかいないかを判断する(ステップ
9)。そして、二輪車が1台で群をなさないと判断する
と、ステップ2に移行し、以降は四輪車と場合と同様の
動作を行う。
は、CCDカメラ12で得られる画像においてそれら二
輪車が群をなしているかいないかを判断する(ステップ
9)。そして、二輪車が1台で群をなさないと判断する
と、ステップ2に移行し、以降は四輪車と場合と同様の
動作を行う。
【0025】これに対し、群をなすと判断する場合はス
ロット数を増加する(ステップ10)。すなわち、二輪
車が2台並んだ場合はスロット数を「3」に、二輪車が
3台並んだ場合はスロット数を「4」に設定変更する。
これにより、通信データDは、例えば図4に示すよう
に、スロット数を「2」とするXで示す部分からスロッ
ト数を「3」とするYとする部分に切り替えられる。そ
して、さらに、それら二輪車の台数を記憶し(ステップ
11)、車両の車載機器と無線交信することで料金の収
受を開始する(ステップ12)。この料金収受の通信
が、上記のように増加されたスロットにおいて支障なく
行われる。
ロット数を増加する(ステップ10)。すなわち、二輪
車が2台並んだ場合はスロット数を「3」に、二輪車が
3台並んだ場合はスロット数を「4」に設定変更する。
これにより、通信データDは、例えば図4に示すよう
に、スロット数を「2」とするXで示す部分からスロッ
ト数を「3」とするYとする部分に切り替えられる。そ
して、さらに、それら二輪車の台数を記憶し(ステップ
11)、車両の車載機器と無線交信することで料金の収
受を開始する(ステップ12)。この料金収受の通信
が、上記のように増加されたスロットにおいて支障なく
行われる。
【0026】次に、その台数総てにおける料金収受が完
了したかどうかを判断し(ステップ13)、完了した場
合はステップ4に移行する。このようにして、1台の二
輪車の料金収受がなされて前後開閉式阻止機18が開く
際に、他の二輪車が並走することで前後開閉式阻止機1
8部分を通過することができないようにしている。
了したかどうかを判断し(ステップ13)、完了した場
合はステップ4に移行する。このようにして、1台の二
輪車の料金収受がなされて前後開閉式阻止機18が開く
際に、他の二輪車が並走することで前後開閉式阻止機1
8部分を通過することができないようにしている。
【0027】上記のように、複数の二輪車に対する料金
収受が支障なく行われ、また、通信領域の車両が増加し
た場合のみスロットが増加されるので、常に、必要最小
の通信時間における通信によって料金収受が可能とな
る。
収受が支障なく行われ、また、通信領域の車両が増加し
た場合のみスロットが増加されるので、常に、必要最小
の通信時間における通信によって料金収受が可能とな
る。
【0028】図6は上記実施形態の変形例を示す。この
変形例では計数手段を構成する車両の検知センサとして
通信領域Rの上流側と下流側とに設けた1対のレーザセ
ンサを用いている。すなわち、レーザ式車両検知装置5
それぞれを上流側のレーザセンサとし、さらに、下流側
にレーザ式車両検知装置29それぞれを用いている。図
7(A)(B)(C)はレーザ式車両検知装置5、29
によって得られる画像例を示し、(A)における画像G
1は二輪車Nが1台ある状態、(B)における画像G2
は二輪車が2台並んだ状態、(C)における画像G2は
二輪車が3台並んだ状態をそれぞれ示し、これら画像か
ら車両数を判定する。
変形例では計数手段を構成する車両の検知センサとして
通信領域Rの上流側と下流側とに設けた1対のレーザセ
ンサを用いている。すなわち、レーザ式車両検知装置5
それぞれを上流側のレーザセンサとし、さらに、下流側
にレーザ式車両検知装置29それぞれを用いている。図
7(A)(B)(C)はレーザ式車両検知装置5、29
によって得られる画像例を示し、(A)における画像G
1は二輪車Nが1台ある状態、(B)における画像G2
は二輪車が2台並んだ状態、(C)における画像G2は
二輪車が3台並んだ状態をそれぞれ示し、これら画像か
ら車両数を判定する。
【0029】そして、レーザ式車両検知装置5の検知に
基づく車両数からレーザ式車両検知装置29の検知に基
づく車両数を減算することで通信領域Rにおける車両数
の計数を行うようにしている。
基づく車両数からレーザ式車両検知装置29の検知に基
づく車両数を減算することで通信領域Rにおける車両数
の計数を行うようにしている。
【0030】上記の実施形態においては、ノンストップ
自動料金収受機構について示したが、本発明の路車間通
信機構は下記のように自動運転システム(AHS)に実
施することも可能である。
自動料金収受機構について示したが、本発明の路車間通
信機構は下記のように自動運転システム(AHS)に実
施することも可能である。
【0031】すなわち、図8に示すように、高速道路等
において例えば200m間隔毎にCCDセンサ等のセン
サ30が設けられ、200m程度の長さの通信領域Rの
車両数を計数して、上記の実施態様と同様にその車両の
計数値に対応するようにフレームにおけるスロット数を
変化させて路側機32と車両33間において通信を行っ
て、車両の自動運転を行うものである。この場合、計数
車両台数が多くなることでスロット数も上記実施例に比
して多くなる。
において例えば200m間隔毎にCCDセンサ等のセン
サ30が設けられ、200m程度の長さの通信領域Rの
車両数を計数して、上記の実施態様と同様にその車両の
計数値に対応するようにフレームにおけるスロット数を
変化させて路側機32と車両33間において通信を行っ
て、車両の自動運転を行うものである。この場合、計数
車両台数が多くなることでスロット数も上記実施例に比
して多くなる。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、時分割多元接続によ
る路車間通信が短時間で確実に行えるようになる。
る路車間通信が短時間で確実に行えるようになる。
【0033】さらには、ノンストップ自動料金収受機構
における無線通信による料金収受が短時間で確実に行え
るようになり、これにより、二輪車等の複数台の通過の
場合も料金収受が支障なくできるようになる。
における無線通信による料金収受が短時間で確実に行え
るようになり、これにより、二輪車等の複数台の通過の
場合も料金収受が支障なくできるようになる。
【図1】この発明の第1の実施形態におけるノンストッ
プ自動料金収受機構の外観構成図
プ自動料金収受機構の外観構成図
【図2】この発明の第1の実施形態におけるノンストッ
プ自動料金収受機構の電気的接続を示す図
プ自動料金収受機構の電気的接続を示す図
【図3】この発明の第1の実施形態におけるノンストッ
プ自動料金収受機構の動作説明のためのフローチャート
プ自動料金収受機構の動作説明のためのフローチャート
【図4】通信データの説明図
【図5】通信動作の説明図
【図6】この発明のノンストップ自動料金収受機構の第
1の実施形態の変形例の外観構成図
1の実施形態の変形例の外観構成図
【図7】二輪車の画像図であり、(A)は1台、(B)
は2台並走、(C)は3台並走の場合を示す
は2台並走、(C)は3台並走の場合を示す
【図8】この発明の第2の実施形態におけるノンストッ
プ自動料金収受機構の外観構成図
プ自動料金収受機構の外観構成図
12 CCDカメラ(計数手段) 20 制御部(計数手段、スロット数設定手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 通信フレームにおいて時分割によりスロ
ットそれぞれを設定し、それらスロットを車載機器それ
ぞれに対応させて路上機器と車載機器それぞれとの間に
おいて時分割多元接続により通信を行う路車間通信機構
において、 通信領域内の車両の台数の計数手段と、 前記スロット数を前記台数の計数値に対応して可変に設
定するスロット数設定手段と、 を備えることを特徴とする路車間通信機構。 - 【請求項2】 前記計数手段が、前記通信領域を撮像す
る画像センサを備え、その画像センサにより得られる画
像での車両の計数を行うものである請求項1記載の路車
間通信機構。 - 【請求項3】 前記計数手段が、前記通信領域の上流側
と下流側とに配置される車両の検知センサそれぞれを備
え、それら検知センサによる検知数の差に基づいて計数
を行うものである請求項1記載の路車間通信機構。 - 【請求項4】 前記車両の検知手段をレーザセンサとす
る請求項3記載の路車間通信機構。 - 【請求項5】 前記路車間通信機構により料金の収受を
行うことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
ノンストップ自動料金収受機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8261744A JPH10105753A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 路車間通信機構及びノンストップ自動料金収受機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8261744A JPH10105753A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 路車間通信機構及びノンストップ自動料金収受機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10105753A true JPH10105753A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17366113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8261744A Pending JPH10105753A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 路車間通信機構及びノンストップ自動料金収受機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10105753A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001013338A1 (en) * | 1999-08-11 | 2001-02-22 | Mark Iv Industries Limited | Method and means for rf toll collection |
US7233260B2 (en) | 2004-10-05 | 2007-06-19 | Mark Iv Industries Corp. | Electronic toll collection system |
US7262711B2 (en) | 2004-10-20 | 2007-08-28 | Mark Iv Industries Corp. | External indicator for electronic toll communications |
US7342500B2 (en) | 2006-03-24 | 2008-03-11 | Mark Iv Industries, Corp. | Compact microstrip transponder antenna |
US7385525B2 (en) | 2005-07-07 | 2008-06-10 | Mark Iv Industries Corporation | Dynamic timing adjustment in an electronic toll collection system |
US7388501B2 (en) | 2006-05-19 | 2008-06-17 | Mark Iv Industries Corp | Method of enabling two-state operation of electronic toll collection system |
US7408480B2 (en) | 2005-04-22 | 2008-08-05 | Mark Iv Industries Corp. | Dual mode electronic toll collection transponder |
US7512236B1 (en) | 2004-08-06 | 2009-03-31 | Mark Iv Industries Corporation | System and method for secure mobile commerce |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP8261744A patent/JPH10105753A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001013338A1 (en) * | 1999-08-11 | 2001-02-22 | Mark Iv Industries Limited | Method and means for rf toll collection |
US6661352B2 (en) | 1999-08-11 | 2003-12-09 | Mark Iv Industries Limited | Method and means for RF toll collection |
US7512236B1 (en) | 2004-08-06 | 2009-03-31 | Mark Iv Industries Corporation | System and method for secure mobile commerce |
US7233260B2 (en) | 2004-10-05 | 2007-06-19 | Mark Iv Industries Corp. | Electronic toll collection system |
US7262711B2 (en) | 2004-10-20 | 2007-08-28 | Mark Iv Industries Corp. | External indicator for electronic toll communications |
US7408480B2 (en) | 2005-04-22 | 2008-08-05 | Mark Iv Industries Corp. | Dual mode electronic toll collection transponder |
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US7342500B2 (en) | 2006-03-24 | 2008-03-11 | Mark Iv Industries, Corp. | Compact microstrip transponder antenna |
US7388501B2 (en) | 2006-05-19 | 2008-06-17 | Mark Iv Industries Corp | Method of enabling two-state operation of electronic toll collection system |
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