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JPH1010464A - ホログラフィック表示装置 - Google Patents

ホログラフィック表示装置

Info

Publication number
JPH1010464A
JPH1010464A JP8160207A JP16020796A JPH1010464A JP H1010464 A JPH1010464 A JP H1010464A JP 8160207 A JP8160207 A JP 8160207A JP 16020796 A JP16020796 A JP 16020796A JP H1010464 A JPH1010464 A JP H1010464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hologram
combiner
light
display device
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8160207A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihito Nakazawa
伯人 中沢
Shoichi Takeuchi
彰一 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP8160207A priority Critical patent/JPH1010464A/ja
Publication of JPH1010464A publication Critical patent/JPH1010464A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B27/0103Head-up displays characterised by optical features comprising holographic elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/0118Head-up displays characterised by optical features comprising devices for improving the contrast of the display / brillance control visibility
    • G02B2027/012Head-up displays characterised by optical features comprising devices for improving the contrast of the display / brillance control visibility comprising devices for attenuating parasitic image effects
    • G02B2027/0121Parasitic image effect attenuation by suitable positioning of the parasitic images

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンバイナの表面反射による2重像やホログラ
ムの多重回折像などの不要像のない視認性の高いホログ
ラフィック表示装置を得る。 【解決手段】情報表示源を内部に備える本体部80にホ
ログラムを備えたコンバイナ50がコンバイナ保持部品
54を介して一体化されていて、情報表示源から発せら
れてコンバイナ50に入射する入射角とホログラムで回
折された光が観察者に向かう回折角とが異なるホログラ
フィック表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、航空機、船
舶などの乗り物の車両内に備えて、車両内の観察者に必
要な情報を投影するホログラフィック表示装置に関し、
特に車両のダッシュボード上に置いて使用する別置き型
のホログラフィック表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等の車両の運転者に情報を
表示する方法として、ヘッドアップディスプレイ(以下
HUDという)などの表示装置が検討されている。これ
は、液晶表示装置等の情報投射手段から投射された光学
的情報を、自動車の風防ガラス等に組み込まれたハーフ
ミラーやホログラム等からなるコンバイナに映し、運転
者が運転状態からほとんど視点を動かすことなく情報を
読み取れるようにしたものである。
【0003】特に、コンバイナとしてホログラムを用い
たものは、運転者に向かって光学的情報を回折する機能
とともにレンズ機能等を併せ持つことができるので、光
学的情報を運転者の視野方向に回折したり、または、他
にレンズ等の光学系を使用せず、任意の位置に結像させ
ることが可能である。また、回折スペクトルの半値幅が
狭いため、前景輝度を損なわずに高輝度の表示像が得ら
れるという特徴を持ち、表示装置のコンバイナとしては
有効である。
【0004】図5は従来の自動車用HUDの一例を示す
概念図である。光源6から発し、レンズ系4を介して透
過型液晶表示素子5を通過した表示すべき情報を含む光
3は、車体の風防ガラス7に備えられたホログラム2に
照射され、回折されて運転者に観察位置1で視認され
る。上記レンズ系4はコリメータとしての機能を持つ。
【0005】また、ホログラム2に倍率を持たせれば、
速度表示8、警告表示9の表示像を遠方に結像させるこ
とも可能になる。また、必要に応じてホログラム2のほ
かに波長選択フィルタや、収差補正のためのホログラム
も採用できる。さらに、ホログラム2は波長選択機能を
持つので、希望する色の像が表示可能となる。通常その
色は単一であることも多いが、多重露光したホログラム
による多色表示も可能であり、表示情報の量と質を向上
できる。たとえば、速度表示8を緑色、警告表示9を赤
色とすることによって、運転者に対してより的確に情報
を伝達できる。
【0006】しかし、このような従来のHUDは直接車
両に組み付けられているため非常に大型であった。ま
た、情報表示源は車両のダッシュボード内に組み付けら
れるのに対し、コンバイナは風防ガラスに備えられてい
るため、相互の位置合わせや調整が困難であり、車両へ
の搭載は容易ではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するため、表示器とコンバイナを一体化した小型のHU
D(別置き型HUD)が提案されている(特開平8−1
1580)。この提案のHUDでは、コンバイナへの光
の入射角と回折角を特に規定していないが、ほぼ両者が
等しい正反射に近い配置を想定している。そのため、ホ
ログラムによる回折像以外にコンバイナの表面反射像や
ホログラムの多重回折像が発生するため、コンバイナの
少なくとも片面に無反射コートを施さなければならな
い。
【0008】このような表面反射像や多重回折像などの
不要像は無反射コートによりある程度輝度を低減できる
るが、完全になくすことは原理的に不可能である。本来
の表示像の輝度に対し不要像の輝度を100分の1程度
未満にすれば、ある程度不要像が目立たなくなるが、そ
のためには反射率0.1%程度の高性能な多層無反射コ
ートが必要となる。
【0009】また、上記提案では、表示像の結像位置の
上下調整を行うためにコンバイナの起立角度を調整可能
としている。ところが、コンバイナのみを動かすため、
表示器からコンバイナに入射する光の入射角が変化して
しまう。一般にホログラム光学素子は所定の入射角から
光を入射した場合に最適となるよう設計されているた
め、入射角が変わるような調整を行うと、表示像の歪み
や色収差の著しい悪化を引き起こすことになる。特に、
上記提案で用いられるような倍率のあるホログラムの場
合、その劣化の程度は著しい。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決すべくなされたものであり、光源と表示すべき情報
を表示する表示体とを少なくとも備えて、表示すべき情
報を光として発生する情報表示源と、透明基板に備えら
れていて前記光を観察者に向けて回折し虚像として表示
するホログラムよりなるコンバイナとが、本体部筐体に
備えられ一体化されたホログラフィック表示装置におい
て、前記情報表示源からホログラムへ入射する光の入射
角と、ホログラムから観察者へ回折する光の回折角とが
異なることを特徴とするホログラフィック表示装置を提
供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明をさ
らに詳細に説明する。図1は本発明のホログラフィック
表示装置の一例を示し、(a)は本発明のホログラフィ
ック表示装置の機構、構造の一例を説明する図、(b)
はホログラフィック表示装置の光源、表示素子、回路部
分等および光学的関係の一例を説明する図である。
【0012】情報表示源を内部に備える本体部80は主
にケース51、内部構造材52、ホログラムを備えたコ
ンバイナ50およびコンバイナ50を保持するコンバイ
ナ保持部品54からなる。
【0013】そして、本体部80全体は支持台53によ
り保持され、本体部80の底面と支持台53とは図に示
すようにカメラの雲台等に用いられているボールジョイ
ントと同等の形状のものにより接続されており、本体部
80側の球状の部分をねじで締め上げることにより固定
可能としている。そのため、本体部80は左右に回転可
能でさらには上下方向へも可動可能であり、ダッシュボ
ード等の設置面の傾きによらず設置可能で、さらには観
視者の希望の方向に回転できる。
【0014】コンバイナ50はコンバイナ保持部品54
に設けられた凹部に挿入、固定されていてコンバイナ5
0の下端部近傍で回転が可能となっている。さらに、コ
ンバイナ保持部品54には図に示すように歯車70とレ
バーA71が固定され、コンバイナ保持部品54と同時
に同じ回転軸で回転する。このレバーA71は常にバネ
(図示しない)によりコンバイナ50が起立した状態と
なる方向に力がかかっている。また、歯車70は回転さ
せようとすると特定のトルクを有するダンパーと呼ばれ
る緩衝機構73と噛み合っている。
【0015】そのため、バネの力とこの緩衝機構73に
よりコンバイナ50が起立した状態となるときはスムー
ズにかつソフトタッチの動作となる。そして、内部構造
材52にはコンバイナ50が所定の角度で止まるように
セットスクリューA76が設けられ、レバーA71が突
き当たるようになっている。こうして、急激な動きによ
る部品・材料の変形や疲労を防げるため、耐久性の良い
ホログラフィック表示装置が実現できる。
【0016】さらに、内部構造材52には回転可能なレ
バーB72が設けられ、レバーA71に設けられたピン
とレバーB72そしてラッチ75によりコンバイナ50
がほぼ水平状態となったとき、保持され、もう一度コン
バイナ50の上部を押すとラッチ75が開放され起立し
た状態になるようになっている。なお、レバーB72に
おいてもバネ(図示しない)とセットスクリューB77
により所定の動作になるように調整されている。また、
レバーB72はコンバイナ50が収納された状態となっ
たときにスイッチ74を押し、回路が切断されるように
なっている。
【0017】上記のような構造によって、コンバイナ5
0の傾斜角を、観察者から見て表示像の高さを変えられ
るよう調整可能とすることは、様々な身長の観察者が各
人に適した高さで表示像を観察できるので好ましい。し
かも、本例では、上記の調整を、コンバイナ50の傾斜
角だけを変えずに、ボールジョイントの作用によって、
情報表示源からコンバイナ50への光の入射角および情
報表示源からコンバイナへの距離が一定に保たれるよ
う、コンバイナ及び情報表示源が一体となって動かすこ
とができる。そのため、ホログラムの再生条件を常に最
適の状態に保ちながら表示像の高さを調整できる。
【0018】また、本例のコンバイナ50のようにする
ことは好ましい。すなわち、コンバイナ50を本体部8
0の上面に沿うように収納可能であるため、非使用時に
コンバイナ50を倒しておくことができ、さらにコンパ
クト化できるからである。
【0019】一方、図1(b)に示すように、情報表示
源は、光源57と表示素子56とを、主な構成部材とし
ている。本例では、表示素子56としてDSTN−LC
D(Double−layered STN−LCD)
を用いた。このDSTN−LCDは、水平から15度の
角度で保持され、その光源57側には光源57によるむ
らを低減させるため拡散板(図示しない)を配した。こ
のDSTN−LCDはピッチ0.45mm、64ドット
×32ドットである。
【0020】このLCDには偏光板が貼付されているこ
とが好ましい。すなわち、一般にホログラムの回折効率
には偏光依存性があり、P偏光よりS偏光の方が回折効
率が高い。したがって、コンバイナ方向へ出る光がS偏
光となるようにLCDに偏光板を貼付しておけば、ホロ
グラムが効率良く情報を含む光を回折できる。
【0021】光源57としては3波長型の管径2.6m
m、管長60mmの冷陰極管2本を用いた。この冷陰極
管は主なる輝線スペクトルとして436nm、545n
m、613nmを有する。DSTN−LCDと拡散板と
の間には48ドット×32ドットに対応する部分に冷陰
極管の輝線スペクトルを考慮した緑の透過型フィルタを
配し、16ドット×32ドットに対応する部分に冷陰極
管の輝線スペクトルを考慮した赤の透過型フィルタを配
して、領域分割のカラー表示が可能となるようにした。
【0022】DSTN−LCDの駆動回路および冷陰極
管の駆動回路は回路部60に収められており、この回路
部には温度センサ61、受光センサ58等の信号を処
理、制御する回路および外部とのインターフェイス回路
が構成され、コネクタを介して外部接続用のケーブル
(図示しない)に接続している。このDSTN−LCD
とDSTN−LCDの駆動回路との接続にはヒートシー
ル(図示しない)を用いたが、駆動回路をCOG(Ch
ip On Glass)やTAB(Tape Aut
ometed Bonding)とするとさらに小型化
が可能となる。
【0023】そして、本例では外部との接続信号線の本
数を低減するため表示データをシリアルで伝送したが、
本体部内部に記憶装置やCPUを搭載してコードにより
対応するパターンを表示することもできる。さらには、
伝送方法も有線のみならず、無線や赤外線を用いること
もでき、たとえば、FM多重放送の受信機能を本体部内
部に有してその情報を表示することもできる。
【0024】この他に回路部品としては明るさおよびコ
ントラストの手動による調整用として、ボリューム(図
示しない)を2個設け、ケース51の側面よりつまみが
回せるように配置し、それぞれ上記の駆動回路に接続し
た。
【0025】これらの表示素子56や光源57、回路部
60は光源モジュール62として一つにまとめられ保
持、構成されており、この光源モジュール62の開口部
にはゴミ、塵による表示素子56が汚れることを防止す
るための透明樹脂による開口部カバー59が取り付けら
れ、光源モジュール62の開口部や受光センサ58に対
応するようにケース51にも開口部が設けられている。
なお、この開口部カバー59とコンバイナ50によるい
わゆる写り込みを防ぐために、カバー59は水平に対し
て9度傾斜させたが、同様の効果を得るものならば曲面
でもよい。
【0026】上記のように、本体部80にコンバイナ5
0の動きに連動したスイッチ74を備えることは、コン
バイナ50が起立したときに光源57および/または表
示体56の電源を接続させ、コンバイナ50が本体部8
0の上面に沿うように収納されたときに、光源57およ
び/または表示体56の電源を切断させうるので、好ま
しい。こうして、ホログラフィックディスプレイ装置を
使用しない状態、つまりはコンバイナが収納状態の時に
は電力を消費しない。そのため、別個の手動スイッチは
不要であるので経済的でかつ部品点数が少なくなる。ま
た、使い勝手が良くかつデザイン的にも優れたものとな
る。
【0027】さらに、本体部80に受光センサ58と周
囲の明るさにより光源57の明るさを自動調整する制御
手段および/または手動により光源57の明るさを調整
する制御手段を設けることは、環境の明るさに応じた輝
度の表示像が得られ、また、手動によっても調整が可能
となるので、個々人の希望により明るさを調整でき、視
認性が向上するので、好ましい。
【0028】本例では、コンバイナ50の起立時に、コ
ンバイナ50が水平に対してθw =65°になるように
設定した。そして、光源中心からホログラム中心への入
射角度θi を65°、回折角度θd を35°、そして表
示素子56中心からホログラム中心間での距離を60m
mとした。なお、本体部80を水平に設置したときの回
折光の観視者の目へ向かう方向は水平より10°であ
る。
【0029】このように、情報表示源からホログラム5
0へ入射する光の入射角θi と、ホログラムから観察者
へ回折する光の回折角θd との差を20°以上とする
と、観察者からはホログラムにより回折された本来の表
示像のみが主に観察され、不要像は観察者の視域の範囲
からは観察されないようにできる。
【0030】さらに、ホログラフィック表示装置を水平
に設置した場合のコンバイナの傾斜角θw を、25°〜
40°または55°〜75°の範囲に設定すると、上述
のθi とθd との差が20°以上となる配置を容易に実
現できる。
【0031】特に、θi とθw との差の絶対値が10°
以内となるように設定すると、情報表示源はホログラム
50の光学中心の真下付近に位置するため、非常にコン
パクトであると同時に、θi とθd との差が20°以上
となるような配置を容易に実現できる。
【0032】上記例のように、情報表示源からコンバイ
ナまでの距離を100mm以内とすることは、ホログラ
フィック表示装置をコンパクトにできるため好ましい。
一方、一般に本発明のように情報表示源からホログラム
コンバイナへの距離が100mm以内と短く、かつ倍率
を持ったホログラムを用いると表示像は歪みを生ずる。
そこで、本例ではこの歪みが少なくなるように、2つの
円筒面レンズからの発散光を用いた非球面波露光を実施
している。
【0033】さらに歪みを低減させるためには、表示体
に表示される情報の形状を、ホログラムにより回折され
得られる虚像の像歪みを補正するようにあらかじめ変形
させておくことにより、歪みの少ない表示像を得ること
が可能となる。そのような変形としては、表示像の水平
線が直線となるよう、表示体に表示される対応する水平
線を2次曲線状に変形しておくことが有効である。
【0034】本例では、表示体に表示する情報の形状を
あらかじめ変形し表示像の歪曲を補正した。たとえば、
長方形の田の字型図形を表示する場合には、図4に示す
ように表示体に表示する形状をあらかじめ変形するプレ
ディストーションを実施した。本例ではΔy=2mmと
した。この結果、歪曲歪みのない表示像が得られた。な
お、本例では曲線の形状としては円弧を用いたが、その
形状としては円弧だけでなく放物線や双曲線などの2次
またはより高次の曲線を好ましく採用できる。
【0035】上述の説明は標準的な観察位置または光軸
上の観察者の視域の中心位置における像歪みの補正に関
するものである。それに対し観察者が視点の位置を移動
させた場合の動的な像歪みが存在する。これは表示像の
面が、表示像と観察者を結ぶ光軸(視線)に対し著しく
傾いている場合に生ずる。そこで本例のように、情報表
示源からコンバイナ50への光軸に対して表示体56の
表面のなす角度を、直角から10°〜40°傾けること
により、表示像の視線に対する傾きを補正でき、表示像
の動的な像歪みを低減できる。
【0036】本発明におけるコンバイナの積層構造の一
例を、図2、図3を用いて説明する。図2に示すよう
に、コンバイナ50は、ホログラム21を粘着剤24に
より透明基板23に積層し、ホログラム21のもう一方
側の面に保護層25を介し、表面カバーフィルム26を
粘着剤24により積層してなる。
【0037】このように、コンバイナを、ホログラムを
2つの透明基板の間に粘着剤または接着剤を介して介在
積層させて形成することはホログラムを外部環境や磨耗
から防げるので好ましい。また、その2つの透明基板の
少なくとも一方が厚さ1mm以下の透明フィルムとすれ
ば、保護と軽量化を両立できる。さらに、この透明基板
の表面にハードコートを施せば、耐磨耗性の優れたコン
バイナを実現できる。
【0038】ホログラムを透明基板に積層する場合、上
記のようにホログラムと粘着剤または接着剤の界面の少
なくとも一方に保護層を介させると、粘着剤または接着
剤によってホログラムの特性が影響されることを防止で
きる。そのような、保護層としてはポリビニルアルコー
ルフィルムが好ましく使用できる。
【0039】また、本発明の透明基板、ホログラム、粘
着剤、接着剤、保護層のいずれか1つ以上には、紫外線
吸収剤、紫外線安定剤、酸化防止剤の1つ以上を含有さ
せることは好ましい。車両内のような紫外線に曝される
環境においても、それぞれの材料の特性の損失を防止で
きるからである。
【0040】本発明における透明基板とは、完全に透明
なものだけでなく、光を部分的に透過するものを含めて
透明基板という。たとえば、色付きでない透明ガラス板
だけでなくブロンズやグリーンなどに色付けされたガラ
ス板も透明基板として使用できる。
【0041】また、材質についてはガラスのみでなく、
アクリル(ポリメチルメタクリレート:PMMA)、ポ
リカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、ジ
エチレングリコールビスアリルカーボネート、ポリスチ
レン、メチルメタクリレート−スチレン共重合体樹脂、
スチレン−アクリルニトリル共重合体樹脂、ポリ(4−
メチルペンテン−1)などの合成樹脂基板でもよく、透
明な結晶体などであってもよい。
【0042】上記の透明基板の光学特性としては、屈折
率がホログラムに近似していることが望ましく、屈折率
は1.44〜1.64が、基板とホログラムの界面で生
じる反射によるノイズが少ないという点で好ましい。ま
た、ヘイズ(曇価)は小さく、光線透過率は大きいこと
が好ましい。ヘイズが大きく光線透過率が小さい場合に
は、光が充分ホログラムに入射することが困難となり表
示像の明るさが低下しが見にくくなる。
【0043】複屈折は低いことが望ましい。複屈折が高
い場合には偏光面の整合性の悪化により表示像の劣化を
もたらす場合がある。透明基板の厚さについては、厚さ
1mm以下のフィルムでもよく、厚さ数cmのブロック
体であってよいが、薄すぎる場合は強度的に取扱いが困
難となるおそれがあり、厚すぎる場合は小型軽量化しに
くくなる。また、使用環境条件によっては、耐熱性・耐
寒性に優れた透明基板を用いることが好ましい。前方の
透視性や小型軽量化の観点からは厚さ0.5mm〜3.
0mm程度の透明な樹脂基板を用いることが特に好まし
い。
【0044】本例では、透明基板23として、厚さ2.
3mmの高耐熱のアクリル樹脂板(三菱レーヨンUT−
100)を使用した。ホログラムは21は外周部に5m
m幅以上の非有効領域22を設けている。非有効領域は
レーザ光によるホログラムの露光に先立ち、非有効領域
のみを非可干渉性の光により感光させてしまうことによ
り形成した。カバーフィルム26としては50μm厚の
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを使用
した。透明基板のサイズは横約85mm、縦約80mm
であり、ホログラムの有効領域のサイズは横約75m
m、縦約70mmである。
【0045】このように、ホログラムの有効領域の面積
を、前記透明基板の面積より小さく、特に透明基板の外
周に沿って幅3mm以上の非有効領域が設けることは好
ましい。基板外周からの何らかの物質の進入などによる
ホログラムの特性変化を最低限に抑制できるからであ
る。
【0046】本例で用いたホログラムは、厚さ20μm
のアクリル系フォトポリマーからなる感光材料を用い、
体積位相型の反射型ホログラムを用いた。ホログラムの
露光は、ローダミン6Gを用いた色素レーザの574.
5nmの光とKrレーザの647.1nmの光を同軸に
重ねた光により行った。
【0047】レーザ光を広げるための光学系としては、
2つの円筒面レンズを用いた。円筒面レンズにより横方
向と縦方向の発散点の位置を実質的に変え、光源側(参
照光側)では露光点からホログラムまでの距離をそれぞ
れ90mm、360mmとし、像側(物体光側)では露
光点からホログラムまでの距離をそれぞれ360mm、
1080mmとした。露光角度は光軸中心において、光
源側は63°、光源側は34°である。レーザ露光の
後、紫外線照射及び熱処理を施しホログラムを作製し
た。
【0048】こうして得られたホログラムは65°の入
射角で入射する光について、545nmおよび613n
m付近に回折ピークを持ち、回折効率はそれぞれ70
%、50%であった。波長半値幅はともに約10nmで
あった。また、このホログラムに対し前記表示素子56
を60mmの距離に配置すると、約2倍に拡大された表
示像が得られた。また、表示像の色調は前述の緑の透過
型フィルタを透した部分では緑色、赤の透過型フィルタ
を透した部分では赤色の領域分割された鮮やかな2色表
示が得られた。
【0049】なお、フィルタを用いずに緑色と赤色の回
折光を混色すると、本実施例のホログラムでは黄色の表
示像が得られる。また、緑および赤に対応する光源の輝
線の強度とフィルタの透過率、ホログラムの回折効率と
の関係を適宜調節することにより緑、黄緑、黄色、橙
色、赤など様々な色調の表示像が得られる。また、青緑
赤の3色に対応する3つの波長により露光されたホログ
ラムを用いれば、同様にフルカラーの表示像が得られ
る。
【0050】また、前述のように本例の表示体56の表
面は、表示体からホログラムへの光軸に対し15°傾け
てある。この結果として、観察者がその視域の範囲内で
視点を動かしても大きな変形の少ない表示像を得ること
ができる。
【0051】本発明におけるホログラムは、通常数10
mmから数100mm角程度の面積で、数μmから数1
0μm程度の厚みである。このようなホログラムは、リ
ップマンタイプ等の体積・位相型のホログラムが高い回
折効率を得られるという点で望ましいが、エンボスタイ
プ、レインボータイプ等のホログラムと呼ばれるものを
広く使用できる。また、ホログラム材料としては、ポリ
ビニルカルバゾールやアクリル系などのフォトポリマ
ー、重クロム酸ゼラチン、光レジスト、銀塩など種々の
感光材料を使用できる。
【0052】これらのホログラムとして、複数の波長の
光により多重露光されたホログラムか、または1つまた
は複数の波長の光で露光された複数のホログラムを積層
したものを用いることによって、多色表示が可能とな
る。さらに、軸はずしの非球面凹面鏡に相当する回折格
子を記録することによって、表示像の遠方拡大表示が可
能となる。
【0053】また、2つの円筒面レンズからの発散光に
より露光されたホログラムであるか、または2つの円筒
面レンズからの発散光により露光されたホログラムをマ
スターホログラムとして複製されたホログラムを用いる
と、表示像の歪みの少ないホログラフィック表示装置が
実現できる。
【0054】本発明における情報表示源は、光を発して
表示する機能を持つものであり、液晶表示素子等のいわ
ゆる受光型表示素子からなる表示体に熱陰極管(HC
T)、冷陰極管、蛍光表示管(VF)、ハロゲンラン
プ、発光ダイオード、半導体レーザなどからなる光源か
ら発した光を照射するものであり、また、これらの機能
を併せ持つものであってもよい。
【0055】これらの光源のうち、輝線を有する光源
や、広いスペクトル幅を持つ光源と狭帯域フィルタの組
み合わせたものは好ましく、また、ホログラムに対し情
報表示源の方向から入射し、観察者の方向にホログラム
によって回折される光の回折波長が、光源の輝線の波長
または狭帯域フィルタの波長と概略等しいため、情報を
含む光はホログラムにより効率よく回折されることとな
り、前景輝度を損なわずに輝度の高い表示像が得られ
る。
【0056】また、本発明におけるコンバイナをカラー
表示に用いる場合、この液晶表示素子としては、カラー
フィルタと透過型のTN型液晶素子や、STN型液晶表
示素子等からなるカラー液晶表示素子等が好ましく使用
でき、一つの光源から発せられた光線を所望の色の光線
として照射できる。また、液晶表示素子の駆動方式とし
ては単純マトリックス方式のほかTFTを用いたアクテ
ィブマトリックス方式でもよい。
【0057】透過型液晶表示素子を用いる場合、ドット
マトリックス型の素子を使用すれば、コントラストや透
過率は若干劣るものの自由な内容の多様な表示が可能と
なる。一方セグメント型の透過型液晶表示素子を使用す
れば、表示内容はある程度固定されるが、非常にコント
ラストが高く明るい表示が可能となる。
【0058】また、本発明における透過型液晶表示素子
としてTN型液晶表示素子が使用できるが、高コントラ
ストの表示とするためにSTN型液晶表示素子が好まし
く、さらに本発明のホログラフィック表示装置に適する
高コントラストの表示とするには表示セルと補償セルの
2層の構造としたDSTN型の液晶表示素子が好まし
い。補償セルの代わりに1軸性の高分子フィルムで同様
の補償作用を持たせたフィルム積層型液晶表示素子が使
用できるが、温度依存性を考慮するとDSTN型液晶表
示素子がよい。
【0059】本発明のように本体部の表示体近傍に温度
センサを設け、温度センサの信号により温度変化による
表示体の特性変化を補償する制御手段を設けることによ
り、環境の温度変化による液晶表示素子の特性変化を補
償できる。このような本発明を用いれば、車両などのよ
うに使用温度範囲の広い場合においても表示特性の変化
を少なくできる。
【0060】このようにして複数の色の光線は、同一の
情報表示源から発することができ、これら複数の色の光
線が同時に表示される場合には表示像が重なって表示さ
れ、逆にこの表示像の重なりを防ぐためには、必要に応
じてカラーフィルタと光源の組み合わせによって、また
はカラー液晶表示素子を制御することによって、複数の
色の光線が同時に照射されないようにしてもよい。
【0061】また、それとは別に、受光型表示素子を用
いず、上記の光源自体をパターン化して配列し特定の情
報を光として発生するものであってもよい。受光型表示
素子に上記光源を併用したものの場合は、この受光型表
示素子と光源との間にレンズ系や曲面反射鏡等の適当な
光線平行化手段、導光板等の適当な導光手段を配置して
もよい。さらに、ホログラムに光が投射されるまでの光
径路内に、必要に応じて、光偏光手段、または、KNO
3 等の非線形光学素子を配置してもよい。
【0062】ここで、本発明のホログラフィック表示装
置を乗り物用に応用した場合における表示すべき情報と
は、その表示用途により適宜選択されるものであり、車
両のスピード計、タコメータ、シフトレバー表示、さら
には種々の警告ランプや、ナビゲーション情報、エアコ
ン、オーディオ機器など付属機器の情報等が例示でき
る。また、道路情報、駐車場空き情報などの車両外から
の情報を表示することもできる。
【0063】航空機や船舶などでは緯度、経度、高度、
進行方向などの位置・方位情報や、気象情報、レーダの
障害物情報、魚群探知機の情報など、乗り物の運行や業
務に関わる様々な情報が考えられる。また、観察者とは
主には車両等の乗り物の運転手であるが、助手席その他
の同乗者や、これらすべての者を含めうる。
【0064】本発明のホログラフィック表示装置を車両
用として用いる場合に、ホログラフィック表示装置を車
両のダッシュボード上に備えれば、車両内の観察者は車
両の前景を見ながら、大きく視線を動かすことなく表示
像を見ることができる。
【0065】また、本発明のホログラフィック表示装置
を車両のダッシュボード内に組み込み、コンバイナを、
使用時にはダッシュボードから立ち上げ、非使用時には
ダッシュボードに沿うように倒れ収納すれば、非常にコ
ンパクトでデザイン性に優れたホログラフィック表示装
置が実現できる。
【0066】また、以上、本発明を自動車用のHUDに
応用した例を中心にして説明したが、それだけに限定さ
ない。たとえば、ダッシュボード上またはリヤトレイ上
に配置し、車両のコーナの位置を指示する虚像コーナマ
ーカなどにも、本発明を適用できる。また、乗り物以外
でも、プロンプタやゲームなどホログラムを用いた表示
装置全般に広く応用できる。
【0067】
【発明の効果】本発明のホログラフィック表示装置によ
れば、情報表示源からホログラムへ入射する光の入射角
と、ホログラムから観察者へ回折する光の回折角とが異
なる非正反射の配置を採用し、特に両者の差を20°以
上にすることによって、ホログラムにより回折されたこ
の表示像と、コンバイナの表面反射による2重像やホロ
グラムの多重回折像などの不要像が完全に分離され、不
要像のない視認性の高いホログラフィック表示装置が得
られる。また、本発明の非正反射配置を用いれば無反射
コートを用いることなく不要像を避けることができ、低
コストのホログラフィック表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホログラフィック表示装置の一例を示
す概念図
【図2】本発明のコンバイナの一例を示す概略断面図
【図3】本発明のコンバイナの一例を示す概略平面図
【図4】本発明の像歪みの補正のためのプレディストー
ションの一例を示す概念図
【図5】従来のホログラフィック表示装置の一例を示す
概念図
【符号の説明】
50:コンバイナ 51:ケース 52:内部構造材 53:支持台 54:コンバイナ保持部品 56:表示素子 57:光源 80:本体部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と表示すべき情報を表示する表示体と
    を有して表示すべき情報を光として発生する情報表示源
    と、透明基板に配されていて前記光を観察者に向けて回
    折し虚像として表示するホログラムを備えたコンバイナ
    とが、本体部に備えられ一体化されたホログラフィック
    表示装置において、前記情報表示源からホログラムへ入
    射する光の入射角と、ホログラムから観察者へ回折する
    光の回折角とが異なることを特徴とするホログラフィッ
    ク表示装置。
  2. 【請求項2】前記ホログラフィック表示装置を水平に設
    置した場合の前記コンバイナの水平に対する傾斜角が、
    25°〜40°または55°〜75°の範囲に含まれる
    ことを特徴とする請求項1のホログラフィック表示装
    置。
  3. 【請求項3】前記情報表示源からホログラムへ入射する
    光の入射角と、ホログラムから観察者へ回折する光の回
    折角との差が20°以上であることを特徴とする請求項
    1または2のホログラフィック表示装置。
  4. 【請求項4】前記情報表示源からホログラムへの光の入
    射角と、ホログラフィック表示装置を水平に設置した場
    合の前記コンバイナの傾斜角との差の絶対値が10°以
    内であることを特徴とする請求項1、2または3のホロ
    グラフィック表示装置。
  5. 【請求項5】前記情報表示源からコンバイナへの光軸に
    対して前記表示体の表面のなす角度は、直角から10°
    〜40°傾いていることを特徴とする請求項1、2、3
    または4のホログラフィック表示装置。
  6. 【請求項6】前記コンバイナの傾斜角は、観察者から見
    て前記虚像の高さを変えられるよう調整可能であり、コ
    ンバイナの傾斜角の調整時には、前記情報表示源からコ
    ンバイナへの光の入射角および情報表示源からコンバイ
    ナへの距離が一定に保たれるよう、コンバイナ及び情報
    表示源が一体となって動くことを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5のホログラフィック表示装置。
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