[go: up one dir, main page]

JPH10104609A - カラー反射型ゲストホスト液晶表示装置 - Google Patents

カラー反射型ゲストホスト液晶表示装置

Info

Publication number
JPH10104609A
JPH10104609A JP8281348A JP28134896A JPH10104609A JP H10104609 A JPH10104609 A JP H10104609A JP 8281348 A JP8281348 A JP 8281348A JP 28134896 A JP28134896 A JP 28134896A JP H10104609 A JPH10104609 A JP H10104609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
retardation
layer
crystal display
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8281348A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Shigeno
信行 重野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8281348A priority Critical patent/JPH10104609A/ja
Publication of JPH10104609A publication Critical patent/JPH10104609A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏光板が不要で且つコントラストが高いカラ
ー反射型ゲストホスト液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 カラー反射型ゲストホスト液晶表示装置
の上側基板1には透明電極3が形成されている。下側基
板2には反射電極4が形成されていると共に、両基板の
間隙には電気光学体5が保持されており、印加電圧に応
じて光変調を行なう。電気光学体5は二色性色素8を含
有し且つ透明電極3に沿って一様に配向したゲストホス
ト型の液晶層6と、所定の光学異方軸及びリターデーシ
ョンを有し且つ反射電極に沿って成膜された位相差板層
7とを含む積層構造を有する。透明電極3と反射電極4
は互いに対面して複数の画素を規定する。カラーフィル
タ13は各画素に対して異なる波長の入射光を割り当て
る。位相差板層7は570nm〜630nmの範囲に含まれ
る波長に合わせてリターデーションが最適化されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー反射型ゲスト
ホスト液晶表示装置に関する。より詳しくは、位相差板
層を内蔵すると共に偏光板を除くことにより入射光の利
用効率を改善する技術に関する。更に詳しくは、カラー
表示を行なう場合に位相差板層の波長依存性を最適化し
て表示品位を改善する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置には種々のモードがあり、
現在ツイスト配向又はスーパーツイスト配向されたネマ
ティック液晶を用いたTNモード或いはSTNモードが
主流となっている。しかしながら、これらのモードは動
作原理上一対の偏光板が必要であり、その光吸収がある
為透過率が低く明るい表示画面が得られない。これらの
モードの他、二色性色素を利用したゲストホストモード
も開発されている。ゲストホストモードの液晶表示装置
は液晶に添加した二色性色素の吸収係数の異方性を利用
して表示を行なうものである。棒状構造の二色性色素を
用いると、色素分子は液晶分子に平行に配向する性質が
あるので電界を印加して液晶の分子配向を変化させる
と、色素の配向方向も変化する。この色素は方向によっ
て着色したりしなかったりするので、電圧を印加するこ
とによって液晶表示装置の着色、無色を切り換えること
ができる。
【0003】図6はハイルマイヤー(Heilmeie
r)型ゲストホスト液晶表示装置の構造を示しており、
(A)は電圧無印加状態を表わし、(B)は電圧印加状
態を表わしている。この液晶表示装置はp型色素と誘電
異方性が正のネマティック液晶(Np 液晶)を用いてい
る。p型の二色性色素は分子軸に略平行な吸収軸をもっ
ており、分子軸に平行な偏光成分Lxを強く吸収し、そ
れに垂直な偏光成分Lyは殆んど吸収しない。(A)に
示す電圧無印加状態では、入射光に含まれるLxがp型
色素に強く吸収され、液晶表示装置は着色する。例え
ば、二色性の黒色色素を用いた場合には黒に着色する。
これに対し、(B)に示す電圧印加状態では、誘電異方
性が正のNp 液晶が電界に応答して立ち上がり、これに
合わせてp型色素も垂直方向に整列する。この為、偏光
成分Lxは殆んど吸収されず液晶表示装置は無色を呈す
る。入射光に含まれる他方の偏光成分Lyは電圧印加状
態及び電圧無印加状態のいずれであっても二色性色素に
よって吸収されることはない。従って、ハイルマイヤー
型ゲストホスト液晶表示装置では、予め一枚の偏光板を
介在させ、他方の偏光成分Lyを取り除いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ネマティック液晶を用
いたゲストホスト液晶表示装置は、ゲストとして添加す
る二色性色素がネマティック液晶と同様に配向する。液
晶の配向方向と平行な偏光成分は吸収するが、これと直
交する偏光成分は吸収しない。従って、十分なコントラ
ストを得る為に、液晶表示装置の入射側に一枚の偏光板
を配置し、入射光の偏光方向を液晶の配向方向と一致さ
せている。しかしながら、このようにすると偏光板によ
り原理的には入射光の50%が失われる為、表示がTN
モードのように暗くなってしまう。この問題を改善する
手法として、単に偏光板を取り除いただけでは吸光度の
オン/オフ比が著しく低下するので適当ではなく、種々
の改善策が提案されている。例えば、入射側の偏光板を
除去する一方、出射側に四分の一波長板(位相差板)及
び反射板を取り付けた構造が提案されている。この方式
では、互いに直交する二つの偏光成分が、四分の一波長
板によって往路及び復路で偏光方向を90°回転させ、
偏光成分の入れ換えが行なわれる。従って、オフ状態
(吸収状態)では、各偏光成分が入射光路か反射光路の
いずれかで吸収を受けることになる。
【0005】しかしながら、この構造では四分の一波長
板及び反射板を外付けする為、液晶表示装置自体は透過
型にする必要がある。特に、高精細で且つ動画表示も可
能にする為、アクティブマトリクス型の構造を採用した
場合、基板上に画素電極駆動用の薄膜トランジスタを集
積形成する為、透過型では画素開口率が低く入射光の相
当部分が遮断される。従って、偏光板を除去しても表示
装置の画面を顕著に明るくすることができないという課
題がある。
【0006】又、アクティブマトリクス型の液晶表示装
置でカラー表示を行なう場合には、各画素に赤緑青の三
原色成分のいずれかが周期的に割り当てられている。こ
の三原色成分の割り当てを行なう為にカラーフィルタ等
が用いられている。カラーフィルタは各画素に割り当て
られた三原色成分に対応する波長を選択的に透過する。
しかしながら、カラー表示を行なう場合、四分の一波長
板(位相差板)を用いて黒表示を強調する手法を採用す
ると、位相差板の波長依存性が表示品位に影響を与えて
しまう。この為、黒表示の際に色付きの影響が出る。
又、位相差板の偏光変換効果を400nm〜700nmの可
視波長範囲に亘って一定に維持することは原理上困難な
為、黒表示の際におけるコントラストの低下を招く。位
相差板の光学特性はリターデーションで表わされる。リ
ターデーションは位相差板を構成する光学材料の屈折率
異方性Δnと位相差板の厚みdの積で表わされる。リタ
ーデーションΔn・dがλ/4となるように設計すれ
ば、特定波長λを有する入射光に対して正確に四分の一
波長分の位相差を付与できる。特定波長λ以外の入射光
に対しては四分の一波長からずれた位相差が付与され
る。このように、四分の一波長板は可視領域全波長の光
についてλ/4の位相差を生じるものではない。この
為、四分の一波長板を液晶表示装置に組み込んだ場合、
どの波長に対してλ/4分の位相差を生じるようにする
かで色度が変化する。例えば、リターデーションΔn・
dを短波長の400nmに合わせて設計した場合には、長
波長側になるに従い黒色色素で吸光され難くなる為黄色
っぽくなる。逆に、長波長の700nmに合わせてリター
デーションを設計した場合には短波長側に行くに従い吸
光され難くなる為青っぽく見える。尚、リターデーショ
ンは一般にdを変化させて調整される。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した従来の技術の課
題を解決する為、以下の構成を有するカラー反射型ゲス
トホスト液晶表示装置を提案するものである。即ち、本
発明にかかるカラー反射型ゲストホスト液晶表示装置は
基本的な構成として、透明電極が形成され且つ入射光を
受け入れる一方の基板と、反射電極が形成され且つ所定
の間隙を介して該一方の基板に対向配置した他方の基板
と、該間隙に保持され透明電極と反射電極の間に印加さ
れる電圧に応じて光変調を行なう電気光学体とを有す
る。前記電気光学体は、二色性色素を含有し且つ該透明
電極に沿って一様に配向したゲストホスト型の液晶層
と、所定の光学異方軸及びリターデーションを有し且つ
該反射電極に沿って成膜された位相差板層とを含む積層
構造を有する。前記液晶層は印加電圧に応じて吸収状態
と透過状態に変化する。吸収状態では入射光に含まれる
第1振動成分を略吸収する一方、これと直交する第2振
動成分を略透過する。透過状態では両振動成分を略透過
する。前記位相差板層は該反射電極で反射される第2振
動成分の往復路中に介在し該第2振動成分を第1振動成
分に変換して吸収状態にある液晶層に再入射する。又、
該透明電極と該反射電極は互いに対面して複数の画素を
規定すると共に、本装置はカラーフィルタを含んでお
り、各画素に対して400nm〜700nmの可視波長範囲
で異なる波長の入射光を割り当てる。特徴事項として、
前記位相差板層は570nm〜630nmの範囲に含まれる
波長に合わせてリターデーションが設定されている。好
ましくは、前記位相差板層は略610nmの波長に合わせ
てリターデーションが設定されている。一実施態様で
は、前記位相差板層は光学異方軸に沿って配向した高分
子液晶の薄膜からなり、その膜厚に応じてリターデーシ
ョンが設定されている。
【0008】カラー反射型ゲストホスト液晶表示装置で
は、吸収状態における液晶層の配向方向に沿った振動成
分は同じ方向に配向している二色性色素によって吸収さ
れる。しかしながら、これと直交する振動成分は色素分
子の配向方向と交差している為殆んど吸収されない。換
言すると、殆んど光変調を受けない。しかし、本発明に
よればこの振動成分は液晶層を通過した後位相差板層に
入射し、更に反射電極で反射された後再び位相差板層を
通過する。従って、この振動成分は四分の一波長板とし
て機能する位相差板層を2回通ったことになり、その振
動方向(偏光方向)が90°回転する。そうすると、吸
収状態にある液晶の配向方向と一致する為、この振動成
分は吸収される。このようにして、入射光に含まれる全
ての振動成分は往路又は復路のどちらかで必ず吸収され
る為、外付けの偏光板は不要になる。従って、偏光板を
除去しても偏光板付きの透過型ゲストホスト液晶表示装
置と略同等のコントラストが得られる。ところで、位相
差板層は所定の光学異方軸を有し所謂屈折率異方性を備
えている。この位相差板層が四分の一波長板として機能
する為には、特定の波長(λ)と屈折率異方性の度合い
を表わすΔnとの間にΔn・d=λ/4の関係が成立し
なければならない。ここで、dは位相差板層の厚みを表
わしている。本発明では、400nm〜700nmの可視波
長領域内で特に570nm〜630nmの範囲に含まれる波
長に合わせてリターデーションΔn・dがλ/4となる
ように、位相差板層の厚みdを調整している。このよう
に、位相差板層のリターデーションを最適化することに
より、視覚上色付きを生じることなく黒表示のコントラ
ストを向上させることが可能になった。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかるカラー反
射型ゲストホスト液晶表示装置の第1実施形態を示して
いる。先ず(A)に示すように、本装置は上側基板1と
下側基板2とを用いて組み立てられている。上側基板1
はガラス等からなり透明電極3が形成され且つ入射光を
受け入れる。この透明電極3は例えば行方向に沿ってス
トライプ状にパタニングされている。下側基板2には反
射電極4r,4g,4bが形成されている。この反射電
極は列方向に沿ってストライプ状にパタニングされてい
る。従って、透明電極3と反射電極4r,4g,4bは
行列状に交差して画素を規定し単純マトリクス型の液晶
表示装置が得られる。本表示装置はカラー表示を行なう
為各画素には赤緑青三原色のいずれか一つが周期的に割
り当てられている。具体的には、反射電極4r,4g,
4bの上にカラーフィルタ13が形成されており、各画
素に対して赤緑青に対応した異なる波長の入射光を割り
当てる。尚、カラーフィルタ13は必ずしも下側基板2
に設ける必要はなく、上側基板1に設けてもよい。下側
基板2は所定の間隙を介して上側基板1に対向配置され
ている。この間隙には電気光学体5が保持されており、
透明電極3と反射電極4r,4g,4b(以下、特に三
原色間で区別を要しない時には反射電極4とする)の間
に印加される電圧に応じて入射光の光変調を行なう。電
気光学体5はゲストホスト型の液晶層6と位相差板層7
とを含む積層構造を有する。液晶層6は例えば黒色の二
色性色素8を含有すると共に、透明電極3に沿って一様
に配向している。位相差板層7は所定の光学異方性及び
リターデーションを有し、カラーフィルタ13の上に沿
って成膜されている。この位相差板層7の表面は配向層
11により被覆されている。同様に、上側基板1の表面
に形成された透明電極3も配向層10により被覆されて
いる。
【0010】液晶層6は印加電圧に応じて吸収状態と透
過状態に変化する。(A)は吸収状態を表わしており、
入射光に含まれる第1振動成分Xを略吸収する一方、こ
れと直交する第2振動成分Yを略透過する。逆に、透過
状態では両振動成分X,Yを略透過する。図示するよう
に、吸収状態ではネマティック液晶分子9は水平配向し
ており、これに応じて二色性色素8も水平配向してい
る。本例では電圧無印加で吸収状態を実現しており、電
圧印加で透過状態に変化する。この為、ネマティック液
晶分子9は正の誘電異方性を有し且つ予め上下一対の配
向層10,11により水平配向(ホモジニアス配向)に
制御されている。逆に、電圧印加で図示の吸収状態を実
現することもできる。この場合には、ネマティック液晶
分子9は負の誘電異方性を有するものを用いる。かかる
構成において、位相差板層7は反射電極4で反射される
第2振動成分Yの往復路中に介在し、第2振動成分Yを
第1振動成分Xに変換して、吸収状態にある液晶層6に
再入射する。
【0011】位相差板層7は四分の一波長板として機能
する。(B)に示すように、その光学異方軸は吸収状態
にある液晶層6の配向方向と45°の角度で交差してい
る。吸収状態の液晶層6を透過した第2振動成分Y(直
線偏光成分)の振動方向は配向方向と直交している。
又、この第2振動成分Yは光学異方軸と45°の角度で
交差している。第2振動成分Y(直線偏光成分)は四分
の一波長板を通過すると円偏光に変換される。この円偏
光は反射板で反射された後再び四分の一波長板に入射す
ると第2振動成分Yと直交する直線偏光(第1振動成分
X)に変換される。このように変換された第1振動成分
Xは吸収状態にある液晶層6により吸収されることにな
る。
【0012】前述したように、本表示装置はカラー表示
を行なう為、行状の透明電極3と列状の反射電極4は互
いに対面して複数の画素を規定し、各画素に対して40
0nm〜700nmの可視波長範囲で異なる波長の入射光
(赤緑青)を割り当てるカラーフィルタ13が形成され
ている。本発明の特徴事項として、位相差板層7は57
0nm〜630nmの範囲に含まれる波長に合わせてリター
デーションが設定されている。好ましくは略610nmの
波長に合わせてリターデーションが設定されている。即
ち、リターデーションΔn・dが610nm/4となるよ
うに位相差板層7の厚みdを設定している。例えば、屈
折率異方性Δnが0.2の光学材料を位相差板層7に使
用した場合、設定波長をλ=610nmとすると、d=7
63nmとなる。このように、本発明では位相差板層7の
厚みdを最適範囲に制御することで、色付きを生じるこ
となく黒表示時におけるコントラストを改善することが
可能になる。
【0013】図2は、液晶層6の透過状態を表わしてお
り、ネマティック液晶分子9は垂直配向している。これ
に合わせて、二色性色素8も垂直配向してる。従って、
第1振動成分X及び第2振動成分Y共に液晶層6を略全
面的に透過する。反射光は第1振動成分と第2振動成分
が互いに入れ替わるだけであり、何ら光変調を受けな
い。誘電異方性が正のネマティック液晶分子9は印加電
圧に応答して立ち上がり、垂直配向に変化する。尚、前
述したように電圧無印加でネマティック液晶分子9の垂
直配向を実現することも可能である。即ち、配向層1
0,11の材料等を適宜選択することにより、ネマティ
ック液晶分子9を垂直配向(ホメオトロピック配向)す
ることができる。この場合には誘電異方性が負のネマテ
ィック液晶分子9を用い、電圧印加に応じて水平配向に
切り換える。この時、水平配向方向を一定とする為、垂
直配向状態で予めネマティック液晶分子9にプレチルト
を付けておく。
【0014】引き続き、図1及び図2を参照して、第1
実施形態の具体的な構成を詳細に説明する。本液晶表示
装置において、液晶層6はネマティック液晶分子9から
なり、この中には黒色の二色性色素8が添加されてい
る。二色性色素8を混入した液晶層6は水平配向又は垂
直配向されている。反射電極4はアルミニウム、銀等反
射率の高い金属膜で構成されており、従って本表示装置
は反射型ディスプレイとなっている。反射電極4の上に
はカラーフィルタ13が形成されており、各画素に対し
て異なる波長の入射光を割り当てる。このカラーフィル
タ13は例えば印刷法により形成される。カラーフィル
タ13の上には特定波長λ(例えば610nm)の入射光
に対して四分の一波長分の位相差を付与できる透明な位
相差板層7が形成されている。位相差板層7の光学異方
軸は、液晶層6が水平配向されている場合、その配向方
向と45°の角度をなすように設定されている。液晶層
6が予め垂直配向されている場合には、プレチルト角を
液晶分子9の余弦方向に対して45°の角度をもつよう
に、光学異方軸が設定される。位相差板層7は光学異方
軸に沿って一軸配向した液晶分子を含む高分子液晶材料
で形成されている。例えば、高分子液晶材料(液晶性高
分子である芳香族ポリエステル、シロキサン樹脂等)を
用いて、これをネマティック相或いはスメクティックA
相の温度で基板上に配列させておいてから室温に戻し固
定することで、一軸異方性の位相差板層7が得られる。
屈折率異方性(Δn)の高い高分子液晶材料を用いてλ
/4層を形成すれば、その膜厚を十分に薄くできる。こ
の位相差板層7と液晶層6との間にはパシベーションを
兼ねた配向層11が介在している。
【0015】更に、図1及び図2を参照しながら第1実
施形態にかかるカラー反射型ゲストホスト液晶表示装置
の動作を説明する。図1の(A)に示した水平配向状態
で、外部から光が入射した場合を考える。先ず、入射光
は互いに直交する偏光成分である第1振動成分Xと第2
振動成分Yとに分けて考えることができる。第1振動成
分Xは液晶層6の配向方向と同一である為、同じ方向に
配向している黒色の二色性色素8によって吸収される。
しかし、第2振動成分Yは色素分子の配向方向と直交し
ている為全く吸収されない。従って、第2振動成分Yは
液晶層6を通過し、更に四分の一波長板として機能する
位相差板層7に進入する。更に、カラーフィルタ13を
通過した後反射電極4で反射され、再び位相差板層7を
通過する。第2振動成分Yは位相差板層7を往復で2回
通ったことになり、偏光方向が90°回転する。そうす
ると、今度は液晶層6の配向方向と一致する為、光が吸
収される。このようにして、入射光に含まれる全ての振
動成分が往路或いは復路のどちらかで吸収される為、偏
光板無しで偏光板付きの透過型ゲストホスト型液晶表示
装置並のコントラストが得られる。この時、位相差板層
のリターデーションを本発明に従って最適化している
為、黒表示状態に実質上着色は無く且つ深い黒表示状態
の沈み込みが得られる。一方、透過状態ではカラーフィ
ルタ13により三原色に応じた画素毎の波長選択が行な
われ、所望のカラー表示が可能になる。
【0016】図3は、特定波長に合わせたリターデーシ
ョンを有する位相差板層を用いた反射型ゲストホスト液
晶表示装置の分光輝度を表わしている。カーブ(A)は
波長550nmに合わせたリターデーションを有する位相
差板層についての分光輝度特性を表わしており、(B)
は本発明に従って特定波長610nmに合わせたリターデ
ーションを有する位相差板層についての分光輝度特性を
表わしている。一般に、位相差板層は可視領域全波長の
光についてλ/4分の位相差を生じるものではない為、
どの波長に対してλ/4分の位相差を生じるようにする
かで色度が変化する。例えば、400nmでλ/4となる
よう設計した場合には波長が長くなるに従い黒色色素で
吸光され難くなる為黄色っぽくなり、700nmでλ/4
となるよう設計した場合には波長が短くなるに従い吸光
され難くなり青っぽく見える。このような点に鑑み、位
相差板層を設計する場合、赤緑青各色で明るさの視感度
が異なることを考慮して、リターデーションを最適に設
定することが必要である。(A)で示すカーブで表わされ
るように、位相差板層のリターデーションを550nmに
合わせて設計した場合には、緑色領域の光については吸
光率が良いものの、青色領域だけでなく視感度の高い赤
色領域の光も550nmから離れるに従い次第に吸光率は
低下する。しかし、これより長い波長で最適に設計して
やれば、(B)のカーブで表わされるように、青色領域
の光の吸光度は低下するものの、赤色領域の光は殆んど
吸収されることになる。青色の方が赤色より遥かに視感
度が低い為、可視領域全体の輝度を比べた場合には暗く
することが可能となる。
【0017】図4は、種々の波長に合わせたリターデー
ションを有する位相差板層のサンプルを作成し、各サン
プルについて黒表示時における画面輝度を測定したグラ
フである。グラフから明らかなように、略610nmの設
定波長でリターデーションを設計した場合に黒表示時に
おける画面輝度を最も低くすることが可能である。この
ように、位相差板層のリターデーションを最適化し、約
610nmの波長をもつ光に対してλ/4分の位相差が生
じるようにすることで、黒表示時の輝度を最も低下させ
ることができる。尚、図4のグラフから明らかなよう
に、610nmを中心として570nm〜630nmの範囲に
含まれる波長に合わせてリターデーションを設定すれ
ば、略最低レベルの黒表示時における画面輝度が得られ
る。尚、懸念されていた色付きについては実際にゲスト
ホスト液晶表示装置のパネルとした場合には、寧ろ黒色
色素そのものの影響が支配的であり、問題無いことが確
認された。
【0018】図5は本発明にかかるカラー反射型ゲスト
ホスト液晶表示装置の第2実施形態を示す部分断面図で
ある。図示するように、本表示装置は所定の間隙を介し
て互いに接合した上下一対の基板101,102を用い
て構成されている。上側基板101は入射側に位置しガ
ラス等の透明基材からなる。一方、下側の基板102は
反射側に位置し、必ずしも透明材料を用いる必要はな
い。一対の基板101,102の間隙にはゲストホスト
液晶層103が保持されている。このゲストホスト液晶
層103は負の誘電異方性を有するネマティック液晶分
子104を主体とし、且つ黒色の二色性色素105を所
定の割合で含有している。上側の基板101の内表面に
はカラーフィルタ130、対向電極106、配向層10
7がこの順で形成されている。対向電極106はITO
等の透明導電膜からなる。配向層107は例えばポリイ
ミドフィルムからなり、ゲストホスト液晶層103を垂
直配向している。カラーフィルタ130は各画素に対し
て異なる波長の入射光を割り当てる。
【0019】下側の基板102には少くとも、薄膜トラ
ンジスタ108からなるスイッチング素子と光反射層1
09と四分の一波長板層110と画素電極111とが形
成されている。基本的な構成として、四分の一波長板層
(位相差板層)110は薄膜トランジスタ108や光反
射層109の上方に成膜されており、且つ薄膜トランジ
スタ108に連通するコンタクトホール112が設けら
れている。画素電極111はこの四分の一波長板層11
0の上にパタニングされている。従って、画素電極11
1と対向電極106との間でゲストホスト液晶層103
に十分な電界を印加することが可能である。この画素電
極111は四分の一波長板層110に開口したコンタク
トホール112を介して薄膜トランジスタ108に電気
接続している。
【0020】以下、個々の要素について具体的な説明を
加える。本実施形態では、四分の一波長板層110は一
軸配向した高分子液晶膜で構成されている。この高分子
液晶膜を一軸配向する為下地配向層113が用いられて
いる。四分の一波長板層110のリターデーションが特
定波長(例えば610nm)に応じたものとなるように、
高分子液晶膜の厚みが調整されている。薄膜トランジス
タ108及び光反射層109の凹凸を埋める為平坦化層
114が介在しており、上述した下地配向層113はこ
の平坦化層114の上に形成される。そして、四分の一
波長板層110もこの平坦化層114の表面に成膜され
ている。従って、四分の一波長板層110を構成する高
分子液晶膜の厚みを基板全面に亘って均一に制御するこ
とが容易になる。この場合、画素電極111は四分の一
波長板層110及び平坦化層114を貫通して設けたコ
ンタクトホール112を介して薄膜トランジスタ108
に接続することになる。光反射層109は個々の画素電
極111に対応して細分化されている。個々に細分化さ
れた部分は対応する画素電極111と同電位に接続され
ている。かかる構成により、光反射層109と画素電極
111との間に介在する四分の一波長板層110や平坦
化層114に不要な電界が加わることがない。光反射層
109は図示するように散乱性の反射面を備えており、
入射光の鏡面反射を防止して画質の改善を図っている。
画素電極111の表面を被覆するように配向層115が
形成されており、ゲストホスト液晶層103に接してそ
の配向を制御している。本実施形態では、この配向層1
15は対向する配向層107と一緒になって、ゲストホ
スト液晶層103を垂直配向している。
【0021】薄膜トランジスタ108はボトムゲート構
造を有しており、下から順に、ゲート電極116、ゲー
ト絶縁膜117、半導体薄膜118を重ねた積層構造を
有している。半導体薄膜118は例えば多結晶シリコン
からなり、ゲート電極116と整合するチャネル領域は
上方からストッパ119により保護されている。かかる
構成を有するボトムゲート型の薄膜トランジスタ108
は層間絶縁膜120により被覆されている。層間絶縁膜
120には一対のコンタクトホールが開口しており、こ
れらを介してソース電極121及びドレイン電極122
が薄膜トランジスタ108に電気接続している。これら
の電極121及び122は例えばアルミニウムをパタニ
ングしたものである。ドレイン電極122は光反射層1
09と同電位となっている。又、画素電極111は前述
したコンタクトホール112を介してこのドレイン電極
122と電気接続している。一方、ソース電極121に
は信号電圧が供給される。
【0022】最後に、本発明の特徴要素たる四分の一波
長板層110の形成方法を説明する。先ず、高分子液晶
を所定の膜厚で下地配向層113の上に塗工する。この
高分子液晶は所定の転移点を境にして高温側のネマティ
ック液晶相と低温側のガラス固体相との間を相転移可能
な材料である。例えば、この高分子液晶は室温でガラス
状態であり、好ましくは100℃以上に転移点をもつ主
鎖型又は側鎖型である。この高分子液晶は光学的には可
視領域に吸収のない透明物質である。この高分子液晶を
有機溶媒(例えばシクロヘキサンとn−ブタノンの混合
溶液)に溶解させた後、スピンコーティングによって下
地配向層113の表面に塗布する。スピンコーティング
を行なう場合、溶液の濃度やスピン回転数等の条件を適
宜設定して、形成される薄膜の膜厚が波長570nm〜6
30nmの範囲でλ/4の位相差を生じさせるようにす
る。この後温度処理を行ない、基板102を一旦転移点
以上に加熱した後転移点以下の室温まで徐冷し、成膜さ
れた高分子液晶を配向方向に整列させて四分の一波長板
層(位相差板層)110を形成する。例えば110℃以
上の転移点を有し高分子の主鎖又は側鎖に液晶分子を導
入した高分子液晶材料に対して加熱及び冷却を行なう。
成膜段階では高分子液晶に含まれる液晶分子はランダム
な状態にあるのに対し、徐冷後では液晶分子は配向方向
に沿って整列し、所望の一軸光学異方性が得られる。具
体的には、高分子液晶を成膜した基板102を予めネマ
ティック相温度又はイソトロピック相温度に設定された
オーブンに投入して加熱する。その後徐冷して室温まで
戻す。これによってコーティングされた高分子液晶が予
め配向処理しておいた下地配向層113の配向方向に整
列する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、位
相差板層(四分の一波長板層)を内部に組み込んだカラ
ー反射型ゲストホスト液晶表示装置において、四分の一
波長板層のリターデーションを最適化し、570nm〜6
30nmの範囲に入る波長の光に対してλ/4分の位相差
が生じるように設計することで、黒表示時の画面輝度を
最も低下させることが可能になる。これに伴いコントラ
ストが向上すると共に、実質上色付きも生じることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカラー反射型ゲストホスト液晶
表示装置の第1実施形態を示す部分断面図及び模式的な
平面図である。
【図2】図1に示した第1実施形態の動作説明に供する
部分断面図である。
【図3】本発明にかかるカラー反射型ゲストホスト液晶
表示装置の分光輝度特性を示すグラフである。
【図4】異なる波長に合わせて設定されたリターデーシ
ョンを有する位相差板層を用いて組み立てられたカラー
反射型ゲストホスト液晶表示装置の画面輝度を示すグラ
フである。
【図5】本発明にかかるカラー反射型ゲストホスト液晶
表示装置の第2実施形態を示す部分断面図である。
【図6】従来のゲストホスト液晶表示装置の一例を示す
模式図である。
【符号の説明】
1…上側基板、2…下側基板、3…透明電極、4…反射
電極、5…電気光学体、6…液晶層、7…位相差板層、
8…二色性色素、9…ネマティック液晶分子、10…配
向層、11…配向層、13…カラーフィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明電極が形成され且つ入射光を浮け入
    れる一方の基板と、反射電極が形成され且つ所定の間隙
    を介して該一方の基板に対向配置した他方の基板と、該
    間隙に保持され透明電極と反射電極の間に印加される電
    圧に応じて光変調を行なう電気光学体とを有し、 前記電気光学体は、二色性色素を含有し且つ該透明電極
    に沿って一様に配向したゲストホスト型の液晶層と、所
    定の光学異方軸及びリターデーションを有し且つ該反射
    電極に沿って成膜された位相差板層とを含む積層構造を
    有し、 前記液晶層は印加電圧に応じて吸収状態と透過状態に変
    化し、吸収状態では入射光に含まれる第1振動成分を略
    吸収する一方これと直交する第2振動成分を略透過し、
    透過状態では両振動成分を略透過し、 前記位相差板層は該反射電極で反射される第2振動成分
    の往復路中に介在し該第2振動成分を第1振動成分に変
    換して吸収状態にある該液晶層に再入射する反射型ゲス
    トホスト液晶表示装置であって、 該透明電極と該反射電極は互いに対面して複数の画素を
    規定し、 各画素に対して400nm〜700nmの可視波長範囲で異
    なる波長の入射光を割り当てるカラーフィルタを含み、 前記位相差板層は570nm〜630nmの範囲に含まれる
    波長に合わせてリターデーションが設定されていること
    を特徴とするカラー反射型ゲストホスト液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記位相差板層は略610nmの波長に合
    わせてリターデーションが設定されていることを特徴と
    する請求項1記載のカラー反射型ゲストホスト液晶表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記位相差板層は光学異方軸に沿って配
    向した高分子液晶の薄膜からなりその膜厚に応じてリタ
    ーデーションが設定されていることを特徴とする請求項
    1記載のカラー反射型ゲストホスト液晶表示装置。
JP8281348A 1996-10-02 1996-10-02 カラー反射型ゲストホスト液晶表示装置 Pending JPH10104609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8281348A JPH10104609A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 カラー反射型ゲストホスト液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8281348A JPH10104609A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 カラー反射型ゲストホスト液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10104609A true JPH10104609A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17637866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8281348A Pending JPH10104609A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 カラー反射型ゲストホスト液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10104609A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040037944A (ko) * 2002-10-31 2004-05-08 엘지.필립스 엘시디 주식회사 기판내부에 보상필름을 형성한 액정표시장치 및 그제조방법
JP2008165250A (ja) * 2002-02-26 2008-07-17 Sony Corp カラーフィルタ基板
US7751000B2 (en) 2002-02-26 2010-07-06 Sony Corporation Liquid crystal display having a plurality of retardation films in reflective areas and method for manufacturing the same
CN110471212A (zh) * 2019-08-29 2019-11-19 京东方科技集团股份有限公司 一种显示面板及显示装置
CN113299715A (zh) * 2021-05-21 2021-08-24 京东方科技集团股份有限公司 一种显示面板及其制备方法、显示装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008165250A (ja) * 2002-02-26 2008-07-17 Sony Corp カラーフィルタ基板
JP2008276271A (ja) * 2002-02-26 2008-11-13 Sony Corp 液晶表示装置
US7751000B2 (en) 2002-02-26 2010-07-06 Sony Corporation Liquid crystal display having a plurality of retardation films in reflective areas and method for manufacturing the same
US8189144B2 (en) 2002-02-26 2012-05-29 Sony Corporation Liquid crystal display having a patterned retardation film and method for manufacturing the same
US8599338B2 (en) 2002-02-26 2013-12-03 Japan Display West Inc. Liquid crystal display and method for manufacturing the same related application data
KR20040037944A (ko) * 2002-10-31 2004-05-08 엘지.필립스 엘시디 주식회사 기판내부에 보상필름을 형성한 액정표시장치 및 그제조방법
CN110471212A (zh) * 2019-08-29 2019-11-19 京东方科技集团股份有限公司 一种显示面板及显示装置
CN113299715A (zh) * 2021-05-21 2021-08-24 京东方科技集团股份有限公司 一种显示面板及其制备方法、显示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6016178A (en) Reflective guest-host liquid-crystal display device
JP3717054B2 (ja) 透過反射型液晶ディスプレイ
US6295113B1 (en) Twisted nematic color liquid crystal display
JP3071658B2 (ja) 液晶表示素子
JPH08320480A (ja) カラー表示装置
US6078370A (en) Method of constructing an array of pixels for use in a multi-pixel liquid crystal display
JP4303906B2 (ja) 半透過型液晶表示装置
EP0543658B1 (en) Liquid-crystal color display device
JPH0572529A (ja) 液晶表示素子及びそれを用いた装置とシステム
JPH09146124A (ja) 反射型ゲストホスト液晶表示装置
JP3112392B2 (ja) 液晶表示装置
US6271905B1 (en) Reflective liquid crystal display device
JP2000122059A (ja) 液晶表示素子
JPS60159823A (ja) カラ−液晶表示装置
JPH1184369A (ja) 反射型ゲストホスト液晶表示装置
JPH0548888B2 (ja)
JPH10104609A (ja) カラー反射型ゲストホスト液晶表示装置
JPH0330126B2 (ja)
JPH0519688B2 (ja)
KR100904521B1 (ko) 콜레스테릭 액정 컬러필터를 적용한 액정표시장치
JP3654317B2 (ja) カラー液晶表示パネル
JPH08313899A (ja) 反射型液晶表示装置
JPH0933956A (ja) 反射型ゲストホスト液晶表示装置
JP3619506B2 (ja) 液晶表示装置
JPH10115704A (ja) 反射型カラーフィルタおよび液晶表示装置