JPH10103316A - パイプ機構のロック装置 - Google Patents
パイプ機構のロック装置Info
- Publication number
- JPH10103316A JPH10103316A JP25472596A JP25472596A JPH10103316A JP H10103316 A JPH10103316 A JP H10103316A JP 25472596 A JP25472596 A JP 25472596A JP 25472596 A JP25472596 A JP 25472596A JP H10103316 A JPH10103316 A JP H10103316A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- lock
- lock body
- inner pipe
- hole
- Prior art date
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- Assembled Shelves (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロック操作、解除操作が簡単、内パイプのロ
ックが確実。 【解決手段】 外パイプ7に外ロック孔70が設けら
れ、内パイプ8に複数個の内ロック孔80が設けられ、
外パイプ7、内パイプ8にロック体9が装備され、ロッ
ク体9に、得る嵌入孔90と当接面91とロックピン9
3とが設けられている。この結果、ロック体9を重力作
用で回動させると、当接面91が外パイプ7の開口端面
71に当接し、ロックピン93が外内両ロック孔70、
80に嵌入し、内パイプ8がロック体9を介して外パイ
プ7に簡単にロックされる。ロック体9を重力と反対に
回動させてロックピン93を外内両ロック孔70、80
から抜くと、ロック状態が簡単に解除される。ロック状
態において、内パイプ8はスライド不可能であるから、
内パイプ8が不用意にスライドするような虞が無い。
ックが確実。 【解決手段】 外パイプ7に外ロック孔70が設けら
れ、内パイプ8に複数個の内ロック孔80が設けられ、
外パイプ7、内パイプ8にロック体9が装備され、ロッ
ク体9に、得る嵌入孔90と当接面91とロックピン9
3とが設けられている。この結果、ロック体9を重力作
用で回動させると、当接面91が外パイプ7の開口端面
71に当接し、ロックピン93が外内両ロック孔70、
80に嵌入し、内パイプ8がロック体9を介して外パイ
プ7に簡単にロックされる。ロック体9を重力と反対に
回動させてロックピン93を外内両ロック孔70、80
から抜くと、ロック状態が簡単に解除される。ロック状
態において、内パイプ8はスライド不可能であるから、
内パイプ8が不用意にスライドするような虞が無い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディスプレ
イ用のハンガーラック等に使用されるパイプ機構であっ
て、外パイプに対して内パイプが軸方向にスライド可能
に嵌入されたパイプ機構のロック装置に係り、ロック操
作及びロック解除操作等が簡単であり、しかも一旦ロッ
クすると内パイプが外パイプに対して不用意にスライド
するような虞が無いパイプ機構のロック装置に関するも
のである。
イ用のハンガーラック等に使用されるパイプ機構であっ
て、外パイプに対して内パイプが軸方向にスライド可能
に嵌入されたパイプ機構のロック装置に係り、ロック操
作及びロック解除操作等が簡単であり、しかも一旦ロッ
クすると内パイプが外パイプに対して不用意にスライド
するような虞が無いパイプ機構のロック装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】パイプ機構は、一般に、外パイプに対し
て内パイプが軸方向にスライド可能に嵌入され、この外
パイプに対して内パイプを軸方向にスライドさせてパイ
プの長さや高さを調整しうるものであり、例えばディス
プレイ用のハンガーラック等に使用されている。上述の
パイプ機構には外パイプに対して内パイプの位置を着脱
可能にロックするロック装置が装備されている。
て内パイプが軸方向にスライド可能に嵌入され、この外
パイプに対して内パイプを軸方向にスライドさせてパイ
プの長さや高さを調整しうるものであり、例えばディス
プレイ用のハンガーラック等に使用されている。上述の
パイプ機構には外パイプに対して内パイプの位置を着脱
可能にロックするロック装置が装備されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
のパイプ機構のロック装置は、ロック操作及びロック解
除操作等が煩雑のものが多い。そのロック操作及びロッ
ク解除操作等を簡単にすると、内パイプが外パイプに対
して不用意にスライドするような虞がある。
のパイプ機構のロック装置は、ロック操作及びロック解
除操作等が煩雑のものが多い。そのロック操作及びロッ
ク解除操作等を簡単にすると、内パイプが外パイプに対
して不用意にスライドするような虞がある。
【0004】本発明の目的は、ロック操作及びロック解
除操作等が簡単であり、しかも一旦ロックすると内パイ
プが外パイプに対して不用意にスライドするような虞が
無いパイプ機構のロック装置を提供することにある。
除操作等が簡単であり、しかも一旦ロックすると内パイ
プが外パイプに対して不用意にスライドするような虞が
無いパイプ機構のロック装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のパイプ機構のロ
ック装置は、外パイプの内パイプが嵌入する一端部には
外ロック孔が設けられており、内パイプには複数個の内
ロック孔が軸方向の間隔をおいて設けられており、この
外パイプ及び内パイプにはロック体が装備されている。
このロック体には、前記内パイプが軸方向にスライド可
能に嵌入し、かつ前記内パイプが嵌入した状態で前記ロ
ック体が重力作用方向に回動し得る嵌入孔と、前記ロッ
ク体が重力作用で回動した際に前記外パイプの一端の開
口端面に当接する当接面と、前記当接面が前記外パイプ
の開口端面に当接した際に前記1個の内ロック孔及び前
記外ロック孔に嵌入して前記外パイプに対する前記内パ
イプのスライドをロックし、かつ前記ロック体を重力作
用方向と反対方向に回動させた際に前記1個の内ロック
孔及び前記外ロック孔から外れて前記ロック状態を解除
し前記内パイプを前記外パイプに対してスライド可能と
なすロックピンと、がそれぞれ設けられていることを特
徴とする。
ック装置は、外パイプの内パイプが嵌入する一端部には
外ロック孔が設けられており、内パイプには複数個の内
ロック孔が軸方向の間隔をおいて設けられており、この
外パイプ及び内パイプにはロック体が装備されている。
このロック体には、前記内パイプが軸方向にスライド可
能に嵌入し、かつ前記内パイプが嵌入した状態で前記ロ
ック体が重力作用方向に回動し得る嵌入孔と、前記ロッ
ク体が重力作用で回動した際に前記外パイプの一端の開
口端面に当接する当接面と、前記当接面が前記外パイプ
の開口端面に当接した際に前記1個の内ロック孔及び前
記外ロック孔に嵌入して前記外パイプに対する前記内パ
イプのスライドをロックし、かつ前記ロック体を重力作
用方向と反対方向に回動させた際に前記1個の内ロック
孔及び前記外ロック孔から外れて前記ロック状態を解除
し前記内パイプを前記外パイプに対してスライド可能と
なすロックピンと、がそれぞれ設けられていることを特
徴とする。
【0006】この結果、本発明のパイプ機構のロック装
置は、外パイプに対して内パイプをロックする場合、ロ
ック体を重力作用で回動させることにより、ロック体の
当接面が外パイプの開口端面に当接しかつこのロック体
のロックピンが外パイプの外ロック孔に嵌入してロック
体と外パイプとが一体となり、一方、ロック体のロック
ピンが外ロック孔を経て内パイプの内ロック孔に嵌入
し、この結果内パイプがロック体を介して外パイプに簡
単にロックされる。また、ロック状態を解除する場合、
ロック体を重力作用方向と反対方向に回動させてロック
体のロックピンを外内両パイプの外内両ロック孔から抜
くことにより(このとき、内パイプを外パイプから若干
引き出すと、ロックピンが抜き易い)、内パイプが外パ
イプに対してスライド可能となり、上述のロック状態が
簡単に解除される。さらに、ロック状態において、外パ
イプと一体状態にあるロック体のロックピンが内パイプ
の内ロック孔に嵌入しているので、内パイプはロック体
を介し外パイプに対して軸方向にスライド不可能な状態
にあるので、一旦ロックされるとそのロックが解除され
るまで内パイプが外パイプに対して不用意にスライドす
るような虞が無い。すなわち、内パイプは外パイプに確
実にロックされる。
置は、外パイプに対して内パイプをロックする場合、ロ
ック体を重力作用で回動させることにより、ロック体の
当接面が外パイプの開口端面に当接しかつこのロック体
のロックピンが外パイプの外ロック孔に嵌入してロック
体と外パイプとが一体となり、一方、ロック体のロック
ピンが外ロック孔を経て内パイプの内ロック孔に嵌入
し、この結果内パイプがロック体を介して外パイプに簡
単にロックされる。また、ロック状態を解除する場合、
ロック体を重力作用方向と反対方向に回動させてロック
体のロックピンを外内両パイプの外内両ロック孔から抜
くことにより(このとき、内パイプを外パイプから若干
引き出すと、ロックピンが抜き易い)、内パイプが外パ
イプに対してスライド可能となり、上述のロック状態が
簡単に解除される。さらに、ロック状態において、外パ
イプと一体状態にあるロック体のロックピンが内パイプ
の内ロック孔に嵌入しているので、内パイプはロック体
を介し外パイプに対して軸方向にスライド不可能な状態
にあるので、一旦ロックされるとそのロックが解除され
るまで内パイプが外パイプに対して不用意にスライドす
るような虞が無い。すなわち、内パイプは外パイプに確
実にロックされる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパイプ機構のロッ
ク装置の一実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2において、Aは例えばディスプレイ用のハ
ンガーラックである。このディスプレイ用のハンガーラ
ックAは、一対の支柱としてのパイプ機構1と、この一
対のパイプ機構1の上下両端部に架設された上下両架設
部材2、3と、前記一対のパイプ機構1の下端にそれぞ
れ固定された脚部材4と、その脚部材4の下面に取り付
けたボールキャスター5等から構成されている。なお、
図2中、符号6は床を示す。
ク装置の一実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2において、Aは例えばディスプレイ用のハ
ンガーラックである。このディスプレイ用のハンガーラ
ックAは、一対の支柱としてのパイプ機構1と、この一
対のパイプ機構1の上下両端部に架設された上下両架設
部材2、3と、前記一対のパイプ機構1の下端にそれぞ
れ固定された脚部材4と、その脚部材4の下面に取り付
けたボールキャスター5等から構成されている。なお、
図2中、符号6は床を示す。
【0008】上述のパイプ機構1は、中空状の四角形の
角パイプの外パイプ6と、同じく中空状の四角形の角パ
イプの内パイプ7とからなり、外パイプ6中に内パイプ
7が軸方向にスライド可能に嵌入されている。上述の外
パイプ7の内パイプ8が嵌入する一端部の4側面のうち
の1側面には、軸方向に長い長円形の外ロック孔70が
設けられている。一方、上述の内パイプ8の4側面のう
ちの1側面(上述の外パイプ7の1側面に対応する1側
面)には、円形の複数個の内ロック孔80が軸方向の間
隔をおいてかつ前記外ロック孔70に対応させて設けら
れている。
角パイプの外パイプ6と、同じく中空状の四角形の角パ
イプの内パイプ7とからなり、外パイプ6中に内パイプ
7が軸方向にスライド可能に嵌入されている。上述の外
パイプ7の内パイプ8が嵌入する一端部の4側面のうち
の1側面には、軸方向に長い長円形の外ロック孔70が
設けられている。一方、上述の内パイプ8の4側面のう
ちの1側面(上述の外パイプ7の1側面に対応する1側
面)には、円形の複数個の内ロック孔80が軸方向の間
隔をおいてかつ前記外ロック孔70に対応させて設けら
れている。
【0009】この外パイプ7及び内パイプ8にはロック
体9が装備されている。このロック体9は、例えばダイ
キャスト製のものであり、図7乃至図11に示すよう
に、円柱部材の上下両端を斜に切断した形状をなす。な
お、上端面の切断角度よりも下端面の切断角度の方が大
であるから、上端面の楕円面積よりも下端面の楕円面積
の方が大である。
体9が装備されている。このロック体9は、例えばダイ
キャスト製のものであり、図7乃至図11に示すよう
に、円柱部材の上下両端を斜に切断した形状をなす。な
お、上端面の切断角度よりも下端面の切断角度の方が大
であるから、上端面の楕円面積よりも下端面の楕円面積
の方が大である。
【0010】このロック体9には四角形の嵌入孔90が
ロック体9の軸方向に設けられている。この嵌入孔90
は、上述の内パイプ8が軸方向にスライド可能に嵌入
し、かつその内パイプ8が嵌入した状態でロック体9が
重力作用方向に回動し得る程度の大きさを有する。
ロック体9の軸方向に設けられている。この嵌入孔90
は、上述の内パイプ8が軸方向にスライド可能に嵌入
し、かつその内パイプ8が嵌入した状態でロック体9が
重力作用方向に回動し得る程度の大きさを有する。
【0011】また、このロック体9の下端面側には当接
面91が設けられている。この当接面91は、ロック体
9が重力作用で回動した際に上述の外パイプ7の一端の
開口端面71に当接するものである。この当接面91
は、ロック体9の下端面側に設けた四角形の凹部92の
底で上述の嵌入孔90の下開口の縁にロの字形状に形成
されている。
面91が設けられている。この当接面91は、ロック体
9が重力作用で回動した際に上述の外パイプ7の一端の
開口端面71に当接するものである。この当接面91
は、ロック体9の下端面側に設けた四角形の凹部92の
底で上述の嵌入孔90の下開口の縁にロの字形状に形成
されている。
【0012】さらに、このロック体9の凹部92の内面
(上述の外内両パイプ7、8の1側面と対向する内面)
には円柱形のロックピン93が軸に対して直角方向に突
設されている。このロックピン93は、上述の当接面9
1が外パイプ7の開口端面71に当接した際に複数個の
うちの1個の内ロック孔80及び外ロック孔70に嵌入
して外パイプ7に対する内パイプ8のスライドをロック
し、かつ上述のロック体9を重力作用方向と反対方向に
回動させた際に1個の内ロック孔80及び外ロック孔7
0から外れて上述のロック状態を解除し内パイプ8を外
パイプ7に対してスライド可能となすものである。
(上述の外内両パイプ7、8の1側面と対向する内面)
には円柱形のロックピン93が軸に対して直角方向に突
設されている。このロックピン93は、上述の当接面9
1が外パイプ7の開口端面71に当接した際に複数個の
うちの1個の内ロック孔80及び外ロック孔70に嵌入
して外パイプ7に対する内パイプ8のスライドをロック
し、かつ上述のロック体9を重力作用方向と反対方向に
回動させた際に1個の内ロック孔80及び外ロック孔7
0から外れて上述のロック状態を解除し内パイプ8を外
パイプ7に対してスライド可能となすものである。
【0013】上述の外パイプ7の外ロック孔70と、内
パイプ8の内ロック孔80と、ロック体9(嵌入孔90
と、当接面91と、ロックピン93とが設けられてい
る)とが本発明のロック装置を構成するものである。
パイプ8の内ロック孔80と、ロック体9(嵌入孔90
と、当接面91と、ロックピン93とが設けられてい
る)とが本発明のロック装置を構成するものである。
【0014】この実施の形態における本発明のパイプ機
構のロック装置は、以上の如き構成からなり、以下その
操作作用について説明する。まず、外パイプ7に対して
内パイプ8をロックする場合。この場合は、ロック体9
を図5及び図6に示す状態(後述するロック解除状態)
において、内パイプ8を外パイプ7に対して軸方向(図
5及び図6中の実線矢印方向)スライドさせてパイプ機
構1の長さ(高さ)を決めておく。パイプ機構1の長さ
(高さ)が決まったところで、図3及び図4に示すよう
に、ロック体9を重力作用で実線矢印方向に回動させ
る。すると、ロック体9の当接面91が外パイプ7の開
口端面71に当接し、かつこのロック体9のロックピン
93が外パイプ7の外ロック孔70に嵌入して、ロック
体9と外パイプ7とが一体となる。一方、ロック体9の
ロックピン93が外ロック孔70を経て内パイプ8の内
ロック孔に嵌入し、この結果内パイプ8がロック体9を
介して外パイプ7に簡単にロックされることとなる。
構のロック装置は、以上の如き構成からなり、以下その
操作作用について説明する。まず、外パイプ7に対して
内パイプ8をロックする場合。この場合は、ロック体9
を図5及び図6に示す状態(後述するロック解除状態)
において、内パイプ8を外パイプ7に対して軸方向(図
5及び図6中の実線矢印方向)スライドさせてパイプ機
構1の長さ(高さ)を決めておく。パイプ機構1の長さ
(高さ)が決まったところで、図3及び図4に示すよう
に、ロック体9を重力作用で実線矢印方向に回動させ
る。すると、ロック体9の当接面91が外パイプ7の開
口端面71に当接し、かつこのロック体9のロックピン
93が外パイプ7の外ロック孔70に嵌入して、ロック
体9と外パイプ7とが一体となる。一方、ロック体9の
ロックピン93が外ロック孔70を経て内パイプ8の内
ロック孔に嵌入し、この結果内パイプ8がロック体9を
介して外パイプ7に簡単にロックされることとなる。
【0015】次に、上述のロック状態(図3及び図4に
示す状態)を解除する場合。この場合は、図5及び図6
に示すように、ロック体9を重力作用方向と反対方向
(破線矢印方向)に回動させてロック体9のロックピン
93を外内両パイプ7、8の外内両ロック孔70、80
から抜くことにより、内パイプ8が外パイプ7に対して
スライド可能となり、上述のロック状態が簡単に解除さ
れる。このロック状態の解除の際に、内パイプ8を外パ
イプ7から上方向に若干引き出すと、ロックピン93が
外内両ロック孔70、80から抜き易くなる。
示す状態)を解除する場合。この場合は、図5及び図6
に示すように、ロック体9を重力作用方向と反対方向
(破線矢印方向)に回動させてロック体9のロックピン
93を外内両パイプ7、8の外内両ロック孔70、80
から抜くことにより、内パイプ8が外パイプ7に対して
スライド可能となり、上述のロック状態が簡単に解除さ
れる。このロック状態の解除の際に、内パイプ8を外パ
イプ7から上方向に若干引き出すと、ロックピン93が
外内両ロック孔70、80から抜き易くなる。
【0016】そして、上述のロック状態において、図4
に示すように、外パイプ7と一体状態にあるロック体9
のロックピン93が内パイプ8の複数個のうちの1個の
内ロック孔80に嵌入しているので、内パイプ8はロッ
ク体9を介し外パイプ7に対して軸方向にスライド不可
能な状態にある。この結果、一旦ロックされるとそのロ
ックが解除されるまで内パイプ8が外パイプ7に対して
不用意にスライドするような虞が無い。特に、内パイプ
8が外パイプ7に対して上方向にスライドしてロック状
態が不用意に解除されるような虞が無い。すなわち、内
パイプ8は外パイプ7に確実にロックされることとな
る。
に示すように、外パイプ7と一体状態にあるロック体9
のロックピン93が内パイプ8の複数個のうちの1個の
内ロック孔80に嵌入しているので、内パイプ8はロッ
ク体9を介し外パイプ7に対して軸方向にスライド不可
能な状態にある。この結果、一旦ロックされるとそのロ
ックが解除されるまで内パイプ8が外パイプ7に対して
不用意にスライドするような虞が無い。特に、内パイプ
8が外パイプ7に対して上方向にスライドしてロック状
態が不用意に解除されるような虞が無い。すなわち、内
パイプ8は外パイプ7に確実にロックされることとな
る。
【0017】なお、上述の実施の形態においては、パイ
プ機構1がディスプレイ用のハンガーラックAの一対の
支柱として使用された例を示したものであるが、本発明
のロック装置は上述のディスプレイ用のハンガーラック
Aの一対の支柱以外のパイプ機構にも適用できる。
プ機構1がディスプレイ用のハンガーラックAの一対の
支柱として使用された例を示したものであるが、本発明
のロック装置は上述のディスプレイ用のハンガーラック
Aの一対の支柱以外のパイプ機構にも適用できる。
【0018】例えば、図12及び図13に示すように、
単独の柱のパイプ機構1にも適用できる。図12は内パ
イプ8の上端に傾斜ハンガーラック11が固定された単
独の柱のパイプ機構1を示し、図13は内パイプ8の上
端に掲示板12が固定されたPOPスタンドに使用され
た単独の柱のパイプ機構1を示す。
単独の柱のパイプ機構1にも適用できる。図12は内パ
イプ8の上端に傾斜ハンガーラック11が固定された単
独の柱のパイプ機構1を示し、図13は内パイプ8の上
端に掲示板12が固定されたPOPスタンドに使用され
た単独の柱のパイプ機構1を示す。
【0019】また、上述の実施の形態において、パイプ
機構1の外内両パイプ7、8は四角形の角パイプを使用
した例であるが、本発明のロック装置が装備されるパイ
プ機構の外内両パイプは角パイプ以外のパイプにも適用
できる。なお、丸パイプの場合、軸回りの回り止めを設
ければ、軸回り方向の外パイプの外ロック孔と内パイプ
の内ロック孔との位置合せを行う必要が無い。
機構1の外内両パイプ7、8は四角形の角パイプを使用
した例であるが、本発明のロック装置が装備されるパイ
プ機構の外内両パイプは角パイプ以外のパイプにも適用
できる。なお、丸パイプの場合、軸回りの回り止めを設
ければ、軸回り方向の外パイプの外ロック孔と内パイプ
の内ロック孔との位置合せを行う必要が無い。
【0020】さらに、上述の実施の形態におけるロック
体9はダイキャスト製等であるが、その他の部材のもの
であっても良い。
体9はダイキャスト製等であるが、その他の部材のもの
であっても良い。
【0021】さらにまた、上述の実施の形態おいて、外
内両ロック孔70、80は四角形の外内両パイプ7、8
の4側面の1側面に設けられたものであるが、その他2
側面、3側面、4側面に設けても良い。
内両ロック孔70、80は四角形の外内両パイプ7、8
の4側面の1側面に設けられたものであるが、その他2
側面、3側面、4側面に設けても良い。
【0022】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明のパイ
プ機構のロック装置は、ロック操作及びロック解除操作
等が簡単であり、しかも一旦ロックすると内パイプが外
パイプに対して不用意にスライドするような虞が無い。
プ機構のロック装置は、ロック操作及びロック解除操作
等が簡単であり、しかも一旦ロックすると内パイプが外
パイプに対して不用意にスライドするような虞が無い。
【図1】本発明のパイプ機構のロック装置の一実施の形
態を示し、本発明のロック装置が装備されたパイプ機構
がディスプレイ用のハンガーラックの一対の支柱として
使用された例であって、そのディスプレイ用のハンガー
ラックの斜視図である。
態を示し、本発明のロック装置が装備されたパイプ機構
がディスプレイ用のハンガーラックの一対の支柱として
使用された例であって、そのディスプレイ用のハンガー
ラックの斜視図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】ロック状態の一部正面図である。
【図4】同じくロック状態の一部断面図である。
【図5】ロック解除状態の一部正面図である。
【図6】同じくロック解除状態の一部断面図である。
【図7】同じくロック解除状態の一部斜視図である。
【図8】ロック体の平面図である。
【図9】同じくロック体の正面図である。
【図10】同じくロック体の底面図である。
【図11】同じくロック体の断面図である。
【図12】パイプ機構が傾斜ハンガーラックの単独の柱
に使用された変形例を示す一部斜視図である。
に使用された変形例を示す一部斜視図である。
【図13】同じくパイプ機構がPOPスタンドの単独の
柱に使用された変形例を示す一部斜視図である。
柱に使用された変形例を示す一部斜視図である。
A…ハンガーラック、1…パイプ機構(支柱)、2、3
…上下架設部材、4…脚部材、5…ボールキャスター、
6…床、7…外パイプ、70…外ロック孔、71…開口
端面、8…内パイプ、80…内ロック孔、9…ロック
体、90…嵌入孔、91…当接面、92…凹部、93…
ロックピン、11…傾斜ハンガーラック、12…掲示
板。
…上下架設部材、4…脚部材、5…ボールキャスター、
6…床、7…外パイプ、70…外ロック孔、71…開口
端面、8…内パイプ、80…内ロック孔、9…ロック
体、90…嵌入孔、91…当接面、92…凹部、93…
ロックピン、11…傾斜ハンガーラック、12…掲示
板。
Claims (1)
- 【請求項1】 外パイプの中に内パイプが軸方向にスラ
イド可能に嵌入されたパイプ機構のロック装置であっ
て、 前記外パイプの前記内パイプが嵌入する一端部に設けら
れた外ロック孔と、 前記内パイプに軸方向の間隔をおいて設けられた複数個
の内ロック孔と、 前記外パイプ及び前記内パイプに装備されたロック体
と、 を備え、 前記ロック体には、 前記内パイプが軸方向にスライド可能に嵌入し、かつ前
記内パイプが嵌入した状態で前記ロック体が重力作用方
向に回動し得る嵌入孔と、 前記ロック体が重力作用で回動した際に前記外パイプの
一端の開口端面に当接する当接面と、 前記当接面が前記外パイプの開口端面に当接した際に前
記1個の内ロック孔及び前記外ロック孔に嵌入して前記
外パイプに対する前記内パイプのスライドをロックし、
かつ前記ロック体を重力作用方向と反対方向に回動させ
た際に前記1個の内ロック孔及び前記外ロック孔から外
れて前記ロック状態を解除し前記内パイプを前記外パイ
プに対してスライド可能となすロックピンと、 がそれぞれ設けられていることを特徴とするパイプ機構
のロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25472596A JPH10103316A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | パイプ機構のロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25472596A JPH10103316A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | パイプ機構のロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10103316A true JPH10103316A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17268990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25472596A Pending JPH10103316A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | パイプ機構のロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10103316A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106989088A (zh) * | 2017-03-16 | 2017-07-28 | 湖南德魅信息技术有限公司 | 一种调节杆 |
CN108506299A (zh) * | 2017-02-27 | 2018-09-07 | 湖南新辉凡智能科技有限公司 | 一种调节杆 |
CN110403378A (zh) * | 2019-08-02 | 2019-11-05 | 胡建东 | 一种承重架 |
WO2022111489A1 (zh) * | 2020-11-25 | 2022-06-02 | 张小川 | 一种任意停阻力伸缩杆及其设备装置以及使用方法 |
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1996
- 1996-09-26 JP JP25472596A patent/JPH10103316A/ja active Pending
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