JPH0998836A - ブラシ及びその製法 - Google Patents
ブラシ及びその製法Info
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- JPH0998836A JPH0998836A JP29633095A JP29633095A JPH0998836A JP H0998836 A JPH0998836 A JP H0998836A JP 29633095 A JP29633095 A JP 29633095A JP 29633095 A JP29633095 A JP 29633095A JP H0998836 A JPH0998836 A JP H0998836A
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- brush
- hair
- hair bundle
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Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 210000004209 hair Anatomy 0.000 claims description 49
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用時に傾ける操作をすることなく、ゴミを
良好に弾き上げることができるようにする。 【解決手段】 基台11に毛束12を多数並べて列を形
成する。この毛束12の列において、各毛束12の向き
が順次交替変化するようにする。
良好に弾き上げることができるようにする。 【解決手段】 基台11に毛束12を多数並べて列を形
成する。この毛束12の列において、各毛束12の向き
が順次交替変化するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシに関するもので
あり、特に、掃除機の吸引口に設けられるブラシ、清掃
用ブラシ等に利用されるものである。
あり、特に、掃除機の吸引口に設けられるブラシ、清掃
用ブラシ等に利用されるものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より知られている
ブラシは、基台に毛束を多数並べて植設し、この各毛束
の向きをすべて同一方向としたものである。このため、
清掃用として用い、例えば、畳の隙間のゴミを掻き出す
ような場合は、毛体でゴミを弾き上げるように、ブラシ
の進行方向に対して毛体先端が前方を向くように傾けて
使用しなければならない。すなわち、従来のブラシは、
使用にあたり、適当に傾けなければならず、取り扱いに
不便である。
ブラシは、基台に毛束を多数並べて植設し、この各毛束
の向きをすべて同一方向としたものである。このため、
清掃用として用い、例えば、畳の隙間のゴミを掻き出す
ような場合は、毛体でゴミを弾き上げるように、ブラシ
の進行方向に対して毛体先端が前方を向くように傾けて
使用しなければならない。すなわち、従来のブラシは、
使用にあたり、適当に傾けなければならず、取り扱いに
不便である。
【0003】特に、掃除機の吸引口に取付けて使用する
場合のように、往復移動させて使用するものでは、ブラ
シの毛束の向きを一定方向、通常、垂直にしているの
で、使用時の傾きは不適当であり、ゴミを掻き出す機能
は不十分となる。
場合のように、往復移動させて使用するものでは、ブラ
シの毛束の向きを一定方向、通常、垂直にしているの
で、使用時の傾きは不適当であり、ゴミを掻き出す機能
は不十分となる。
【0004】なお、洋服ブラシ等として、基台を凸面と
して、各毛束の向きが徐々に一定方向に変化するように
なったブラシも知られている。これは、洋服のように変
形しやすいものとの接触を良好にするためであり、毛体
でゴミを弾き上げることを考慮したものではない。
して、各毛束の向きが徐々に一定方向に変化するように
なったブラシも知られている。これは、洋服のように変
形しやすいものとの接触を良好にするためであり、毛体
でゴミを弾き上げることを考慮したものではない。
【0005】そこで本発明は、使用にあたり、傾ける操
作をしなくても、良好にゴミを掻き出すことのできるブ
ラシを実現することを目的としたものである。また、本
発明は、この新たなブラシを効率的に製造する製法も併
せて実現するものである。
作をしなくても、良好にゴミを掻き出すことのできるブ
ラシを実現することを目的としたものである。また、本
発明は、この新たなブラシを効率的に製造する製法も併
せて実現するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台に毛束
を、多数並べて1ないし複数の列を形成するように、か
つ、この毛束の列において、各毛束の向きが順次交替変
化するように植設したことを特徴とするブラシである。
を、多数並べて1ないし複数の列を形成するように、か
つ、この毛束の列において、各毛束の向きが順次交替変
化するように植設したことを特徴とするブラシである。
【0007】本発明は、また、基台に毛束を、多数並べ
て1ないし複数の列を形成するように、かつ、この毛束
の列において、各毛束の向きが列に交差する両方向に順
次交替変化するように植設したことを特徴とするブラシ
を包含する。
て1ないし複数の列を形成するように、かつ、この毛束
の列において、各毛束の向きが列に交差する両方向に順
次交替変化するように植設したことを特徴とするブラシ
を包含する。
【0008】本発明の製法は、基台に毛束穴を、多数並
べて1ないし複数の列を形成するよう、かつ、この毛束
穴の列において、各毛束穴の向きが交替変化するように
設け、一定方向に毛束を植設する毛束植設装置を用い
て、前記基台の各毛束穴に、毛束穴と植設方向を一致さ
せずに植設することを特徴とするブラシの製法である。
べて1ないし複数の列を形成するよう、かつ、この毛束
穴の列において、各毛束穴の向きが交替変化するように
設け、一定方向に毛束を植設する毛束植設装置を用い
て、前記基台の各毛束穴に、毛束穴と植設方向を一致さ
せずに植設することを特徴とするブラシの製法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明を具体的に説明する。
明を具体的に説明する。
【0010】図1のブラシ10は、掃除機の吸引口用の
ものであって、細長形状の基台11に毛束12,…を多
数植設してなる。この毛束12,…は一直線状の列を形
成し、この列において、各毛束12,…の向きは、垂直
から約10度傾き、列に交差する両方向に交互に向くよ
う交替変化している。
ものであって、細長形状の基台11に毛束12,…を多
数植設してなる。この毛束12,…は一直線状の列を形
成し、この列において、各毛束12,…の向きは、垂直
から約10度傾き、列に交差する両方向に交互に向くよ
う交替変化している。
【0011】このブラシ10は、以上の構成であるか
ら、掃除機の吸引口に取付け、往復すなわち図中左右両
方向に移動させて使用すると、どちらに移動させる場合
も半数の毛束12,…は、ブラシの進行方向に対して毛
体先端が前方を向くようになり、隙間のゴミを良好に弾
き上げることができる。
ら、掃除機の吸引口に取付け、往復すなわち図中左右両
方向に移動させて使用すると、どちらに移動させる場合
も半数の毛束12,…は、ブラシの進行方向に対して毛
体先端が前方を向くようになり、隙間のゴミを良好に弾
き上げることができる。
【0012】このブラシ10は、次のようにして効率的
に製造することができる。初めに、基台11を、プラス
チックを成形して製造する。この基台11には、毛束穴
13,…を、一直線状の列となるよう多数形成し、さら
に各毛束穴13,…の向きが、垂直から約10度傾き、
列に交差する両方向に交互に向くよう交替変化させる。
に製造することができる。初めに、基台11を、プラス
チックを成形して製造する。この基台11には、毛束穴
13,…を、一直線状の列となるよう多数形成し、さら
に各毛束穴13,…の向きが、垂直から約10度傾き、
列に交差する両方向に交互に向くよう交替変化させる。
【0013】次に、通常の垂直方向に毛束を植設する毛
束植設装置を用いて、基台11に対して垂直に、各毛束
穴13,…に毛束12,…を植設する。なお、14は、
毛束を抜け止めする抜け止め具である。このとき、植設
方向と毛束穴13の向きは一致していないので、毛束1
2は自然に曲げられるようになるが、ことなく植設可能
である。このような毛束植設装置の使用方法は、従来行
なわれていないものであるが、実験によると、毛束穴1
3の向きと植設方向の角度差が10度程度以下である
と、植設に不都合を生じるこはない。
束植設装置を用いて、基台11に対して垂直に、各毛束
穴13,…に毛束12,…を植設する。なお、14は、
毛束を抜け止めする抜け止め具である。このとき、植設
方向と毛束穴13の向きは一致していないので、毛束1
2は自然に曲げられるようになるが、ことなく植設可能
である。このような毛束植設装置の使用方法は、従来行
なわれていないものであるが、実験によると、毛束穴1
3の向きと植設方向の角度差が10度程度以下である
と、植設に不都合を生じるこはない。
【0014】上記ブラシは、毛束が直線状に1列に並ぶ
ものであるが、2列以上並ぶようにすることもできる。
また、直線状ではなく、曲線、例えば円形や楕円形に、
あるいはジグザグ状に並ぶようにすることもでき、さら
にこれらの場合にも、1列あるいは2列以上並ぶように
することができる。
ものであるが、2列以上並ぶようにすることもできる。
また、直線状ではなく、曲線、例えば円形や楕円形に、
あるいはジグザグ状に並ぶようにすることもでき、さら
にこれらの場合にも、1列あるいは2列以上並ぶように
することができる。
【0015】毛束の向きは、上記ブラシでは、列に交差
する方向に傾くものであるが、列に平行あるいは斜め方
向に傾くようにすることも可能である。また、上記ブラ
シでは、向きの変化が交互に起こるものであるが、毛束
2つごと、3つごと、…に交替変化するようにしてもよ
く、さらに、傾きの程度やその方向が徐々に変化するも
の等、交替変化のパターンは多様に設定することができ
る。
する方向に傾くものであるが、列に平行あるいは斜め方
向に傾くようにすることも可能である。また、上記ブラ
シでは、向きの変化が交互に起こるものであるが、毛束
2つごと、3つごと、…に交替変化するようにしてもよ
く、さらに、傾きの程度やその方向が徐々に変化するも
の等、交替変化のパターンは多様に設定することができ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明のブラシは、上述のように、列に
並んだ各毛束の向きが順次交替変化するので、進行方向
によらず、良好に、ゴミを弾き上げることができるの
で、使用にあたり、従来のようにブラシの傾きを変化さ
せる必要がなく、取り扱いが便利である。したがって、
掃除機の吸引口に使用する場合のように、往復移動させ
て使用するものでは、はなはだ好都合である。
並んだ各毛束の向きが順次交替変化するので、進行方向
によらず、良好に、ゴミを弾き上げることができるの
で、使用にあたり、従来のようにブラシの傾きを変化さ
せる必要がなく、取り扱いが便利である。したがって、
掃除機の吸引口に使用する場合のように、往復移動させ
て使用するものでは、はなはだ好都合である。
【0017】このブラシは、各毛束の向きが異なるの
で、製造にあたり、本来であれば、各毛束穴と毛束の植
設方向を合わせるような特別な操作、装置が必要であ
る。しかし、本発明の製法では、基台に設けた毛束穴が
傾斜し、その向きがそれぞれ異なるにもかかわらず、植
設方向を一定にしたまま植設するので、従来の毛束の向
きが同一なブラシと同様に、能率的に製造することがで
きる。
で、製造にあたり、本来であれば、各毛束穴と毛束の植
設方向を合わせるような特別な操作、装置が必要であ
る。しかし、本発明の製法では、基台に設けた毛束穴が
傾斜し、その向きがそれぞれ異なるにもかかわらず、植
設方向を一定にしたまま植設するので、従来の毛束の向
きが同一なブラシと同様に、能率的に製造することがで
きる。
【図1】本発明の実施の一形態のブラシを示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】同ブラシの製造過程を示す断面図である。
10…ブラシ、11…基台、12…毛束、13…毛束
穴、14…抜け止め具。
穴、14…抜け止め具。
Claims (3)
- 【請求項1】 基台に毛束を、多数並べて1ないし複数
の列を形成するように、かつ、この毛束の列において、
各毛束の向きが順次交替変化するように植設したことを
特徴とするブラシ。 - 【請求項2】 基台に毛束を、多数並べて1ないし複数
の列を形成するように、かつ、この毛束の列において、
各毛束の向きが列に交差する両方向に順次交替変化する
ように植設したことを特徴とするブラシ。 - 【請求項3】 基台に毛束穴を、多数並べて1ないし複
数の列を形成するよう、かつ、この毛束穴の列におい
て、各毛束穴の向きが交替変化するように設け、一定方
向に毛束を植設する毛束植設装置を用いて、前記基台の
各毛束穴に、毛束穴と植設方向を一致させずに植設する
ことを特徴とするブラシの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29633095A JPH0998836A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ブラシ及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29633095A JPH0998836A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ブラシ及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0998836A true JPH0998836A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17832148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29633095A Pending JPH0998836A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ブラシ及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0998836A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7337785B2 (en) | 2000-07-26 | 2008-03-04 | L'ORéAL S.A. | Device and method for applying product to keratinous fibers |
GB2507290A (en) * | 2012-10-24 | 2014-04-30 | Broadwood Internat | Brush suitable for mounting on a motor vehicle |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP29633095A patent/JPH0998836A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7337785B2 (en) | 2000-07-26 | 2008-03-04 | L'ORéAL S.A. | Device and method for applying product to keratinous fibers |
GB2507290A (en) * | 2012-10-24 | 2014-04-30 | Broadwood Internat | Brush suitable for mounting on a motor vehicle |
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