JPH0998678A - 灌漑用自動取水器 - Google Patents
灌漑用自動取水器Info
- Publication number
- JPH0998678A JPH0998678A JP27842795A JP27842795A JPH0998678A JP H0998678 A JPH0998678 A JP H0998678A JP 27842795 A JP27842795 A JP 27842795A JP 27842795 A JP27842795 A JP 27842795A JP H0998678 A JPH0998678 A JP H0998678A
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- JP
- Japan
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- water
- water level
- intake
- level sensor
- float
- Prior art date
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims 18
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims 1
- 230000002262 irrigation Effects 0.000 claims 1
- 238000003973 irrigation Methods 0.000 claims 1
Landscapes
- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 人手による作業の省力化を達成する、電気を
使わない新規の灌漑用自動取水器を提供することを目的
とする。 【解決手段】 圃場水面が設定値以下になったときにフ
ロートにより水位調節用下限セットが下がって水位セン
サーを押し下げ、水位センサーが下限を感知したときに
パイロット弁により水密バック内の水が排水され、この
排水に伴って取水堰が給水ラインの水圧により開いて給
水ラインから取水し、圃場水面が設定値以上になったと
きにフロートにより水位調節用上限セットが上がって水
位センサーを押し上げ、水位センサーが上限を感知した
ときにパイロット弁により水密バック内に給水ラインか
ら流水加速トンネルを介して水が加圧され、この加圧に
より取水堰が閉じて止水するようにしたことを特徴とす
る灌漑用自動取水器。
使わない新規の灌漑用自動取水器を提供することを目的
とする。 【解決手段】 圃場水面が設定値以下になったときにフ
ロートにより水位調節用下限セットが下がって水位セン
サーを押し下げ、水位センサーが下限を感知したときに
パイロット弁により水密バック内の水が排水され、この
排水に伴って取水堰が給水ラインの水圧により開いて給
水ラインから取水し、圃場水面が設定値以上になったと
きにフロートにより水位調節用上限セットが上がって水
位センサーを押し上げ、水位センサーが上限を感知した
ときにパイロット弁により水密バック内に給水ラインか
ら流水加速トンネルを介して水が加圧され、この加圧に
より取水堰が閉じて止水するようにしたことを特徴とす
る灌漑用自動取水器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に水田等の給水ライ
ンに直接取付けて水管理を自動化するための灌漑用自動
取水器に関する。
ンに直接取付けて水管理を自動化するための灌漑用自動
取水器に関する。
【0002】
【従来の技術】稲は有効分けつ期、無効分けつ期、穂ば
らみ期および登熟期を経て生育する。この生育には各々
の期に適する水の管理すなわち、浅水管理、深水管理や
間断灌水の水管理が大事である。従来、この水の管理は
人手によって行っていた。
らみ期および登熟期を経て生育する。この生育には各々
の期に適する水の管理すなわち、浅水管理、深水管理や
間断灌水の水管理が大事である。従来、この水の管理は
人手によって行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、人
手による作業の省力化を達成する、電気を使わない新規
の灌漑用自動取水器を提供することを目的とする。
手による作業の省力化を達成する、電気を使わない新規
の灌漑用自動取水器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めに本発明に係る灌漑用自動取水器は、圃場水面が設定
値以下になったときにフロートにより水位調節用下限セ
ットが下がって水位センサーを押し下げ、水位センサー
が下限を感知したときにパイロット弁により水密バック
内の水が排水され、この排水に伴って取水堰が給水ライ
ンの水圧により開いて給水ラインから取水し、圃場水面
が設定値以上になったときにフロートにより水位調節用
上限セットが上がって水位センサーを押し上げ、水位セ
ンサーが上限を感知したときにパイロット弁により水密
バック内に給水ラインから流水加速トンネルを介して水
が加圧され、この加圧により取水堰が閉じて止水するよ
うにしたものである。
めに本発明に係る灌漑用自動取水器は、圃場水面が設定
値以下になったときにフロートにより水位調節用下限セ
ットが下がって水位センサーを押し下げ、水位センサー
が下限を感知したときにパイロット弁により水密バック
内の水が排水され、この排水に伴って取水堰が給水ライ
ンの水圧により開いて給水ラインから取水し、圃場水面
が設定値以上になったときにフロートにより水位調節用
上限セットが上がって水位センサーを押し上げ、水位セ
ンサーが上限を感知したときにパイロット弁により水密
バック内に給水ラインから流水加速トンネルを介して水
が加圧され、この加圧により取水堰が閉じて止水するよ
うにしたものである。
【0005】
【作用】給水ラインの水の圧力とフロートの浮力とを動
力源として取水の開始・停止の制御を自動的になすもの
であって、動力用電力も制御用電気もいらないものであ
る。
力源として取水の開始・停止の制御を自動的になすもの
であって、動力用電力も制御用電気もいらないものであ
る。
【0006】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成になるので
人手による作業の省力化を達成する、電気を使わない新
規の灌漑用自動取水器を提供するという所期の目的を完
全に達成することができ、また、次のような効果も期待
することができる。すなわち、 省力化ができる。(浅水・深水管理や間断灌水の必要
時期に定水位をセットするだけで後は自動的に水管理を
行なうものであるため他の農作業をすることができ省力
化ができ、また兼業農家の方は休日などを利用してセッ
トすれば、後は安心して勤めに専念できる。) 増収・冷害対策に威力を発揮する。(間断灌水を行う
ことによって硫化水素の発生を抑え根の発育を促進する
ことにより増収が期待できるなど稲の生育生理に合った
水管理をすることができ、深水・浅水・湛水管理、間断
灌水等、自在の管理が可能であり、これまでの経験が省
力化と共に活かすことができ、素速い気象変動への対応
も可能となる。) 肥料・農薬の効率が良くなる。(定水位で止水するた
め流出むらが無く、均一な肥料が期待でき、また水口か
ら取水時に肥料や農薬を施用する仕組みもでき効率を高
められる。) 節水ができる。(水田の定水位をセットすることによ
り自動的に取水停止が行なわれ、これまでの人手による
仕切弁の締め忘れや遅れによる水の無駄使いをなくし節
水ができ、地域給水ラインの運転時間の短縮もでき、土
地改良区の経費節約にも有効である。) 農村の自然環境を守る。(水田に施用・散布した肥料
・農薬等を流出をなくし、水路・河川への汚染をなくす
ることができる。)
人手による作業の省力化を達成する、電気を使わない新
規の灌漑用自動取水器を提供するという所期の目的を完
全に達成することができ、また、次のような効果も期待
することができる。すなわち、 省力化ができる。(浅水・深水管理や間断灌水の必要
時期に定水位をセットするだけで後は自動的に水管理を
行なうものであるため他の農作業をすることができ省力
化ができ、また兼業農家の方は休日などを利用してセッ
トすれば、後は安心して勤めに専念できる。) 増収・冷害対策に威力を発揮する。(間断灌水を行う
ことによって硫化水素の発生を抑え根の発育を促進する
ことにより増収が期待できるなど稲の生育生理に合った
水管理をすることができ、深水・浅水・湛水管理、間断
灌水等、自在の管理が可能であり、これまでの経験が省
力化と共に活かすことができ、素速い気象変動への対応
も可能となる。) 肥料・農薬の効率が良くなる。(定水位で止水するた
め流出むらが無く、均一な肥料が期待でき、また水口か
ら取水時に肥料や農薬を施用する仕組みもでき効率を高
められる。) 節水ができる。(水田の定水位をセットすることによ
り自動的に取水停止が行なわれ、これまでの人手による
仕切弁の締め忘れや遅れによる水の無駄使いをなくし節
水ができ、地域給水ラインの運転時間の短縮もでき、土
地改良区の経費節約にも有効である。) 農村の自然環境を守る。(水田に施用・散布した肥料
・農薬等を流出をなくし、水路・河川への汚染をなくす
ることができる。)
【0007】
【実施例】図に示す実施例は、自動取水堰部1と水位感
知部2からなるものであって、自動取水堰部1は水田3
の取水口4に取付け、水位感知部2は水田中に設置し、
灌漑を始めると水位感知部2のフロートが水位を感知
し、取水堰部1が取水・断水を自動的になすようになっ
ているものであり、
知部2からなるものであって、自動取水堰部1は水田3
の取水口4に取付け、水位感知部2は水田中に設置し、
灌漑を始めると水位感知部2のフロートが水位を感知
し、取水堰部1が取水・断水を自動的になすようになっ
ているものであり、
【0008】上記自動取水堰部1は、両端が開放した角
筒状体5と同角筒状体5の下面に設けた流水加速トンネ
ル6からなる器体7を構成し、この器体7を水田3の取
水口4にその一端が給水ライン8の側にまた他端が水田
3側に開口するようにして取付けると共に当該角筒状体
5の中間個所にステンレス製フィルター9を交換可能に
張設し、また同角筒状体5の上面壁10においてフィル
ター取付個所より僅かに給水ライン8側の方にずれた位
置に加圧排出口11を開設し、更に同角筒状体5におい
てフィルタ9よりも水田3側の方の内部に板をU字状に
曲げた形状の取水堰12をガイド13を介して上下動自
在に装入し且つこの取水堰12の前後垂直壁14、15
の上端を器体7の上側に貫出して当該各貫出端に同取水
堰12に開き方向への弾性を賦与するバネ16、17を
係装すると共に角筒状体5の上面壁10において上記前
後垂直壁14、15に挟まれた個所に大きい丸孔18を
開設し、当該丸孔18を介して蛇腹付き皿形状ゴム製水
密バック19を挿入し、この水密バック19の開口縁に
フランジ20を一体に設け且つ当該フランジ20を水密
カバー21の縁で丸孔18の切縁に挟止することによっ
て水密室22を構成し、この水密室22の底部において
水密バック19と取水堰12とを当金23およびリベッ
ト24により止着すると共に上記水密カバー23の中央
に第1ホースジョイント25を設け、また上記流水加速
トンネル6は給水ライン8側から徐々に水田側に向うに
従って狭くなるロート状とし且つ水田側の端を閉じた構
成とし、この水田側端に第2ホースジョイント26を設
けたものであり、
筒状体5と同角筒状体5の下面に設けた流水加速トンネ
ル6からなる器体7を構成し、この器体7を水田3の取
水口4にその一端が給水ライン8の側にまた他端が水田
3側に開口するようにして取付けると共に当該角筒状体
5の中間個所にステンレス製フィルター9を交換可能に
張設し、また同角筒状体5の上面壁10においてフィル
ター取付個所より僅かに給水ライン8側の方にずれた位
置に加圧排出口11を開設し、更に同角筒状体5におい
てフィルタ9よりも水田3側の方の内部に板をU字状に
曲げた形状の取水堰12をガイド13を介して上下動自
在に装入し且つこの取水堰12の前後垂直壁14、15
の上端を器体7の上側に貫出して当該各貫出端に同取水
堰12に開き方向への弾性を賦与するバネ16、17を
係装すると共に角筒状体5の上面壁10において上記前
後垂直壁14、15に挟まれた個所に大きい丸孔18を
開設し、当該丸孔18を介して蛇腹付き皿形状ゴム製水
密バック19を挿入し、この水密バック19の開口縁に
フランジ20を一体に設け且つ当該フランジ20を水密
カバー21の縁で丸孔18の切縁に挟止することによっ
て水密室22を構成し、この水密室22の底部において
水密バック19と取水堰12とを当金23およびリベッ
ト24により止着すると共に上記水密カバー23の中央
に第1ホースジョイント25を設け、また上記流水加速
トンネル6は給水ライン8側から徐々に水田側に向うに
従って狭くなるロート状とし且つ水田側の端を閉じた構
成とし、この水田側端に第2ホースジョイント26を設
けたものであり、
【0009】上記水位感知部2は、上面が閉塞され下面
が開放され側面に通水孔29が開設された円筒ケース3
0を構成し、この円筒ケース30の天壁に1対の軸孔3
1、32を開設して一方の軸孔31にネジ棒製のフロー
トロッド33を他方の軸孔32にネジ棒製の移動ロッド
34をそれぞれ上下動自在に挿通すると共に移動ロッド
34の上端に抜落阻止用ナット35を螺着し、またフロ
ートロッド33の下端にフロート36を同じく中間個所
の上下に水位上限セット用ナット37および水位下限セ
ット用ナット38を位置変更自在に螺合し、更にフロー
トロッド33の上端に水位指針39を固定し、円筒ケー
ス30の上に水位目盛盤40を立設すると共にフロート
ロッド33において上記水位上・下限セット用ナット3
7、38間の個所にアーム41付きのリング状センサー
42をフロートロッド33に沿って移動自在に挿通し、
このセンサー42のアーム41の先端を上記移動ロッド
34の下端にナット止めすると共に上記円筒ケース30
の天壁の下面に垂下支持部44を設け、この垂下支持部
44の下端に槓杆45を支持軸46を介して挺動自在に
取付け、この槓杆45の一方揺動端を上記移動ロッド3
4の中間位置に鈎形部材47を介して連結し、更に円筒
ケース30の天壁において槓杆45の他方揺動端と対応
する個所に中にニードル弁体48を内蔵したパイロット
弁49を設け、このパイロット弁49のニードル弁体4
8の弁ロッド50の外端を上記槓杆45の他方揺動端に
ピン軸51を介して連結すると共にパイロット弁49の
シリンダ52においてニードル弁体48より上方の壁に
第3ホースジョイント53を同じく下方の壁に第4ホー
スジョイント54を設け、第3ホースジョイント53と
上記第1ホースジョイント25を第1ホース55によ
り、また第4ホースジョイント54を第2ホースジョイ
ント26を第2ホース56にそれぞれ連結すると共にパ
イロット弁49のシリンダ52の底壁においてニードル
弁体48の弁ロッド50の通孔を同ニードル弁体48の
下降によって閉じる排水口57とし、更に上記円筒ケー
ス30の天壁の上面に支柱58を立設し、この支柱58
の上端に横向きアーム59を当該横向きアーム59の先
端が上記移動ロッド34の上端の抜落阻止用鉄製ナット
35の上方に位置するようにしてナット60により固定
すると共に当該横向きアーム59の先端の下面に永久磁
石61を固着したものであって、水田3の中に下の方だ
け埋め込んだ状態で設置するようにしたものである。
が開放され側面に通水孔29が開設された円筒ケース3
0を構成し、この円筒ケース30の天壁に1対の軸孔3
1、32を開設して一方の軸孔31にネジ棒製のフロー
トロッド33を他方の軸孔32にネジ棒製の移動ロッド
34をそれぞれ上下動自在に挿通すると共に移動ロッド
34の上端に抜落阻止用ナット35を螺着し、またフロ
ートロッド33の下端にフロート36を同じく中間個所
の上下に水位上限セット用ナット37および水位下限セ
ット用ナット38を位置変更自在に螺合し、更にフロー
トロッド33の上端に水位指針39を固定し、円筒ケー
ス30の上に水位目盛盤40を立設すると共にフロート
ロッド33において上記水位上・下限セット用ナット3
7、38間の個所にアーム41付きのリング状センサー
42をフロートロッド33に沿って移動自在に挿通し、
このセンサー42のアーム41の先端を上記移動ロッド
34の下端にナット止めすると共に上記円筒ケース30
の天壁の下面に垂下支持部44を設け、この垂下支持部
44の下端に槓杆45を支持軸46を介して挺動自在に
取付け、この槓杆45の一方揺動端を上記移動ロッド3
4の中間位置に鈎形部材47を介して連結し、更に円筒
ケース30の天壁において槓杆45の他方揺動端と対応
する個所に中にニードル弁体48を内蔵したパイロット
弁49を設け、このパイロット弁49のニードル弁体4
8の弁ロッド50の外端を上記槓杆45の他方揺動端に
ピン軸51を介して連結すると共にパイロット弁49の
シリンダ52においてニードル弁体48より上方の壁に
第3ホースジョイント53を同じく下方の壁に第4ホー
スジョイント54を設け、第3ホースジョイント53と
上記第1ホースジョイント25を第1ホース55によ
り、また第4ホースジョイント54を第2ホースジョイ
ント26を第2ホース56にそれぞれ連結すると共にパ
イロット弁49のシリンダ52の底壁においてニードル
弁体48の弁ロッド50の通孔を同ニードル弁体48の
下降によって閉じる排水口57とし、更に上記円筒ケー
ス30の天壁の上面に支柱58を立設し、この支柱58
の上端に横向きアーム59を当該横向きアーム59の先
端が上記移動ロッド34の上端の抜落阻止用鉄製ナット
35の上方に位置するようにしてナット60により固定
すると共に当該横向きアーム59の先端の下面に永久磁
石61を固着したものであって、水田3の中に下の方だ
け埋め込んだ状態で設置するようにしたものである。
【0010】上記のように水田に設置した自動取水堰部
1および水位感知部2は、圃場水面63が下限設定値に
達するとセンサー42が水位下限セット用ナット38に
係合し、更に水位が下がろうとすると当該センサー42
が移動ロッド34を引き下げ力を与え、この引き下げ力
が永久磁石61の磁力に勝った時点で移動ロッド34、
鈎形部材47、センサー42の重力によって槓杆45が
図中において時計の針の回転方向に回転してニードル弁
体48を閉じ状態とし、このように閉じ状態となる水密
室22内の水は第2ホース56および排水口57を介し
て外に排水され、この排水に伴って取水堰12開き水田
に給水する。また、上限設定値に達するとセンサー42
が水位上限セット用ナット37に係合し、更に水位が上
がろうとすると当該センサー42が移動ロッド34を上
昇させ且つ槓杆45を図中において時計の針と反対の方
向に回転させてニードル弁体48を開き且つ永久磁石6
1に移動ロッド34の上端を吸着させると共にニードル
弁体48の開きによって流水加速トンネル6から第1お
よび第2ホース55、56等を介して水密室22内に水
が送られ、その水圧で取水堰12が閉じ給水ライン8か
らの取水を止水する。
1および水位感知部2は、圃場水面63が下限設定値に
達するとセンサー42が水位下限セット用ナット38に
係合し、更に水位が下がろうとすると当該センサー42
が移動ロッド34を引き下げ力を与え、この引き下げ力
が永久磁石61の磁力に勝った時点で移動ロッド34、
鈎形部材47、センサー42の重力によって槓杆45が
図中において時計の針の回転方向に回転してニードル弁
体48を閉じ状態とし、このように閉じ状態となる水密
室22内の水は第2ホース56および排水口57を介し
て外に排水され、この排水に伴って取水堰12開き水田
に給水する。また、上限設定値に達するとセンサー42
が水位上限セット用ナット37に係合し、更に水位が上
がろうとすると当該センサー42が移動ロッド34を上
昇させ且つ槓杆45を図中において時計の針と反対の方
向に回転させてニードル弁体48を開き且つ永久磁石6
1に移動ロッド34の上端を吸着させると共にニードル
弁体48の開きによって流水加速トンネル6から第1お
よび第2ホース55、56等を介して水密室22内に水
が送られ、その水圧で取水堰12が閉じ給水ライン8か
らの取水を止水する。
【図1】本発明の実施例を水位の高くなった状態で示す
断面図である。
断面図である。
【図2】同じく水位が低くなって給水を始めた状態で示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】図1A−A線に沿う断面図である。
1 自動取水堰部 2 水位感知部 3 水田 4 取水口 5 角筒状体5 6 流水加速トンネル 7 器体 8 給水ライン 9 ステンレスフィルター 10 上面壁 11 加圧排出口 12 取水堰 13 ガイド 14 垂直壁 15 垂直壁 16 バネ 17 バネ 18 丸孔 19 水密パック 20 フランジ 21 水密カバー 22 水密室 23 当金 24 リベット 25 第1ホースジョイント 26 第2ホースジョイント 27 シ−ル 28 逆止弁 29 通水孔 30 円筒ケース 31、32 軸孔 33 フロートロッド 34 移動ロッド 35 抜落阻止用ナット 36 フロート 37 水位上限セット用ナット 38 水位下限セット用ナット 39 水位指針 40 水位目盛盤 41 アーム 42 センサー 44 垂下支持部 45 槓杆 46 支持軸 47 鈎形部材 48 ニードル弁体 52 シリンダ 53 第3ホースジョイント 54 第4ホースジョイント 55 第1ホース 56 第2ホース 57 排水口 58 支柱 59 横向きアーム 60 ナット 61 永久磁石 63 圃場水面
Claims (1)
- 【請求項1】 圃場水面が設定値以下になったときにフ
ロートにより水位調節用下限セットが下がって水位セン
サーを押し下げ、水位センサーが下限を感知したときに
パイロット弁により水密バック内の水が排水され、この
排水に伴って取水堰が給水ラインの水圧により開いて給
水ラインから取水し、 圃場水面が設定値以上になったときにフロートにより水
位調節用上限セットが上がって水位センサーを押し上
げ、水位センサーが上限を感知したときにパイロット弁
により水密バック内に給水ラインから流水加速トンネル
を介して水が加圧され、この加圧により取水堰が閉じて
止水するようにしたことを特徴とする灌漑用自動取水
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27842795A JPH0998678A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 灌漑用自動取水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27842795A JPH0998678A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 灌漑用自動取水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0998678A true JPH0998678A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17597201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27842795A Pending JPH0998678A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 灌漑用自動取水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0998678A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005046128A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Itsubun Nakai | 水田用自動給水装置 |
JP2008133588A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | 自動給水装置 |
CN103907500A (zh) * | 2013-01-04 | 2014-07-09 | 张振华 | 一种串联调压式负压渗灌系统 |
JP2015038293A (ja) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | 西日本圃場改良株式会社 | 水位調節装置 |
CN108887146A (zh) * | 2018-07-04 | 2018-11-27 | 刘凤红 | 一种灌溉装置 |
CN108887150A (zh) * | 2018-07-04 | 2018-11-27 | 刘凤红 | 一种基于云计算的灌溉装置 |
JP2021114966A (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-10 | 元美 北野 | 間断灌水・満水平衡栓 |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP27842795A patent/JPH0998678A/ja active Pending
Cited By (8)
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---|---|---|---|---|
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