JPH0991774A - 光記録媒体の製造方法およびそれに用いるキャリアテープ - Google Patents
光記録媒体の製造方法およびそれに用いるキャリアテープInfo
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- JPH0991774A JPH0991774A JP26612095A JP26612095A JPH0991774A JP H0991774 A JPH0991774 A JP H0991774A JP 26612095 A JP26612095 A JP 26612095A JP 26612095 A JP26612095 A JP 26612095A JP H0991774 A JPH0991774 A JP H0991774A
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- adhesive layer
- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一対の基板を貼り合わせるに際し、接着剤層
のはみ出し、しみ出しを防止するとともに、これら工程
に要する時間を短縮する。 【解決手段】 一対の基板を貼り合わせてなり、両基板
の少なくとも一方に情報記録部を設けた光記録媒体を製
造するに際し、テープ面上に基板のディスク形状に対応
する形状の接着剤層を配置した離型性キャリアテープを
用い、キャリアテープ上の接着剤層を一方の基板上に転
写した後、該基板と他方の基板とを転写された接着剤層
を介して貼り合わせることを特徴とする、光記録媒体の
製造方法およびそれに用いるキャリアテープ。
のはみ出し、しみ出しを防止するとともに、これら工程
に要する時間を短縮する。 【解決手段】 一対の基板を貼り合わせてなり、両基板
の少なくとも一方に情報記録部を設けた光記録媒体を製
造するに際し、テープ面上に基板のディスク形状に対応
する形状の接着剤層を配置した離型性キャリアテープを
用い、キャリアテープ上の接着剤層を一方の基板上に転
写した後、該基板と他方の基板とを転写された接着剤層
を介して貼り合わせることを特徴とする、光記録媒体の
製造方法およびそれに用いるキャリアテープ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の基板を貼り
合わせてなる光記録媒体の製造方法およびそれに用いる
キャリアテープに関する。
合わせてなる光記録媒体の製造方法およびそれに用いる
キャリアテープに関する。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体は、基板に光学的に記録再生
可能な情報記録部を設け、文書やデータのファイル用の
ディスクとして用いられている。これらはディスクを高
速で回転させながら1μm程度に絞り込んだレーザ光を
照射し、焦点調整および位置検出を行いながら1μm程
度の記録ピットを読み出したり記録したりしている。こ
のため、光記録媒体ではわずかな基板の反りや変形、傷
および異物の付着などが信号エラーにつながる。このた
め光記録媒体では、極力厚さむらや変形の少ない基板上
に情報記録部を設けている。また、情報記録部に傷がつ
いたり異物が付着するのを防ぐため、情報記録部上に保
護層を設け、さらに一対の基板の情報記録部を内側にし
て貼り合わせることが行われている。
可能な情報記録部を設け、文書やデータのファイル用の
ディスクとして用いられている。これらはディスクを高
速で回転させながら1μm程度に絞り込んだレーザ光を
照射し、焦点調整および位置検出を行いながら1μm程
度の記録ピットを読み出したり記録したりしている。こ
のため、光記録媒体ではわずかな基板の反りや変形、傷
および異物の付着などが信号エラーにつながる。このた
め光記録媒体では、極力厚さむらや変形の少ない基板上
に情報記録部を設けている。また、情報記録部に傷がつ
いたり異物が付着するのを防ぐため、情報記録部上に保
護層を設け、さらに一対の基板の情報記録部を内側にし
て貼り合わせることが行われている。
【0003】この貼り合わせには、従来、たとえば、基
板の保護層側にロールコータでホットメルト接着剤を塗
布し、これら接着剤層を相対向させて2枚の平板プレス
の間に挿入し押圧することによって、一対の基板を貼り
合わせ光記録媒体を得るようにしていた。
板の保護層側にロールコータでホットメルト接着剤を塗
布し、これら接着剤層を相対向させて2枚の平板プレス
の間に挿入し押圧することによって、一対の基板を貼り
合わせ光記録媒体を得るようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にロールコータで基板上に接着剤を塗布すると、基板全
面に接着剤を塗布することは可能であるものの、基板よ
りもはるかに大きいロール面上から接着剤が転写される
ため、転写された接着剤が基板からはみ出したり、基板
同士を貼り合わせる際に接着剤が基板外周側にしみ出す
おそれがある。また、このような不都合の発生を防止し
ようとすると、ロールコータによる接着剤の塗布を極め
て慎重に行わねばならず、生産速度が極度に低下するお
それがある。
にロールコータで基板上に接着剤を塗布すると、基板全
面に接着剤を塗布することは可能であるものの、基板よ
りもはるかに大きいロール面上から接着剤が転写される
ため、転写された接着剤が基板からはみ出したり、基板
同士を貼り合わせる際に接着剤が基板外周側にしみ出す
おそれがある。また、このような不都合の発生を防止し
ようとすると、ロールコータによる接着剤の塗布を極め
て慎重に行わねばならず、生産速度が極度に低下するお
それがある。
【0005】さらにホットメルト接着は通常120℃か
ら160℃の塗布温度で行われるため、ロールコータ等
に加熱機構が必要となり、さらには温度の安定制御が必
要、あるいは定温に達するまでの立ち上げ待機時間を必
要とする等、塗布を一定の状態に管理するのは容易では
なかった。
ら160℃の塗布温度で行われるため、ロールコータ等
に加熱機構が必要となり、さらには温度の安定制御が必
要、あるいは定温に達するまでの立ち上げ待機時間を必
要とする等、塗布を一定の状態に管理するのは容易では
なかった。
【0006】また、上記のような接着剤のはみ出しやし
み出しは、均一な状態では行われないので、ディスク状
に形成された貼り合わせ光記録媒体に回転アンバランス
部を生じさせたり、接着剤の不均一分布が特に高温雰囲
気下で光記録媒体に微小変形を生じさせたりする原因に
なる。光記録媒体は高速回転させながら使用されるもの
であるから、このような回転アンバランス部の存在や光
記録媒体の変形は望ましくない。
み出しは、均一な状態では行われないので、ディスク状
に形成された貼り合わせ光記録媒体に回転アンバランス
部を生じさせたり、接着剤の不均一分布が特に高温雰囲
気下で光記録媒体に微小変形を生じさせたりする原因に
なる。光記録媒体は高速回転させながら使用されるもの
であるから、このような回転アンバランス部の存在や光
記録媒体の変形は望ましくない。
【0007】そこで本発明の課題は、基板の形状に応じ
て適切な接着剤層を正確に形成でき、接着剤のはみ出し
や貼り合わせ時のしみ出しを確実に防止できる光記録媒
体の製造方法、およびそれに用いるキャリアテープを提
供することにある。
て適切な接着剤層を正確に形成でき、接着剤のはみ出し
や貼り合わせ時のしみ出しを確実に防止できる光記録媒
体の製造方法、およびそれに用いるキャリアテープを提
供することにある。
【0008】また、本発明の別の課題は、所望の接着剤
層を容易にかつ迅速に形成し、さらには接着剤層の厚さ
均一性の確保を容易とし、接着剤層形成工程および基板
貼り合わせ工程の工程速度を高めて、光記録媒体の生産
性の向上をはかることにある。
層を容易にかつ迅速に形成し、さらには接着剤層の厚さ
均一性の確保を容易とし、接着剤層形成工程および基板
貼り合わせ工程の工程速度を高めて、光記録媒体の生産
性の向上をはかることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の光記録媒体の製造方法は、一対の基板を
貼り合わせてなり、両基板の少なくとも一方に情報記録
部を設けた光記録媒体を製造するに際し、テープ面上に
基板のディスク形状に対応する形状の接着剤層を配置し
た離型性キャリアテープを用い、キャリアテープ上の接
着剤層を一方の基板上に転写した後、該基板と他方の基
板とを転写された接着剤層を介して貼り合わせることを
特徴とする方法からなる。
めに、本発明の光記録媒体の製造方法は、一対の基板を
貼り合わせてなり、両基板の少なくとも一方に情報記録
部を設けた光記録媒体を製造するに際し、テープ面上に
基板のディスク形状に対応する形状の接着剤層を配置し
た離型性キャリアテープを用い、キャリアテープ上の接
着剤層を一方の基板上に転写した後、該基板と他方の基
板とを転写された接着剤層を介して貼り合わせることを
特徴とする方法からなる。
【0010】また、本発明に係る光記録媒体貼り合わせ
のための接着剤層担持用キャリアテープは、離型性テー
プ面上に、光記録媒体の基板のディスク形状に対応する
形状の接着剤層が配置されていることを特徴とするもの
からなる。
のための接着剤層担持用キャリアテープは、離型性テー
プ面上に、光記録媒体の基板のディスク形状に対応する
形状の接着剤層が配置されていることを特徴とするもの
からなる。
【0011】このキャリアテープにおいては、上記離型
性テープ面上の接着剤層上に、さらに別の離型性テープ
が、使用時に剥離可能に積層されていてもよい。このよ
うな形態にしておけば、接着剤層を基板上に転写する直
前に上記他方の離型性テープを剥離すればよく、それま
では、接着剤層は両離型性テープ間にサンドイッチ状に
挟まれて保持されるので、取扱いが極めて容易である。
性テープ面上の接着剤層上に、さらに別の離型性テープ
が、使用時に剥離可能に積層されていてもよい。このよ
うな形態にしておけば、接着剤層を基板上に転写する直
前に上記他方の離型性テープを剥離すればよく、それま
では、接着剤層は両離型性テープ間にサンドイッチ状に
挟まれて保持されるので、取扱いが極めて容易である。
【0012】本発明に係る光記録媒体の製造方法におい
ては、離型性テープ面上に基板のディスク形状に対応す
る形状の接着剤層が予め配置されたキャリアテープが用
いられ、キャリアテープ上の接着剤層と基板の位置合わ
せが行われ、キャリアテープ上の接着剤層が基板上に転
写される。接着剤層は、予め最適な形状、サイズに設定
されかつ厚みも均一に設定されているので、転写された
接着剤が基板からはみ出すことはなく、貼り合わせ時に
おいても、基板外周側にしみ出すことは容易に防止され
接着剤層の厚みむらも大幅に低減される。したがって、
接着剤のはみ出しやしみ出しに起因する回転アンバラン
ス部位の発生や接着剤層の不均一分布に起因する応力む
らや変形の発生等の不都合は生じない。
ては、離型性テープ面上に基板のディスク形状に対応す
る形状の接着剤層が予め配置されたキャリアテープが用
いられ、キャリアテープ上の接着剤層と基板の位置合わ
せが行われ、キャリアテープ上の接着剤層が基板上に転
写される。接着剤層は、予め最適な形状、サイズに設定
されかつ厚みも均一に設定されているので、転写された
接着剤が基板からはみ出すことはなく、貼り合わせ時に
おいても、基板外周側にしみ出すことは容易に防止され
接着剤層の厚みむらも大幅に低減される。したがって、
接着剤のはみ出しやしみ出しに起因する回転アンバラン
ス部位の発生や接着剤層の不均一分布に起因する応力む
らや変形の発生等の不都合は生じない。
【0013】また、キャリアテープ上には予め所定形状
の接着剤層が配置されているので、接着剤層は、単に基
板と位置合わせをした後基板上に転写されるだけで、所
望の接着剤層が基板上に確実かつ正確に形成されること
になる。したがって、接着剤層形成工程が、極めて容易
な、かつ、短時間のうちに行われる工程となる。また、
所望形状の接着剤層が正確に基板上に形成されるので、
基板同士の貼り合わせ工程の容易化、迅速化も可能とな
る。その結果、これら工程を、トラブルの発生を低減さ
せつつ短時間化することが可能となり、光記録媒体製造
ラインのタクトを向上して、生産性の向上をはかること
ができる。
の接着剤層が配置されているので、接着剤層は、単に基
板と位置合わせをした後基板上に転写されるだけで、所
望の接着剤層が基板上に確実かつ正確に形成されること
になる。したがって、接着剤層形成工程が、極めて容易
な、かつ、短時間のうちに行われる工程となる。また、
所望形状の接着剤層が正確に基板上に形成されるので、
基板同士の貼り合わせ工程の容易化、迅速化も可能とな
る。その結果、これら工程を、トラブルの発生を低減さ
せつつ短時間化することが可能となり、光記録媒体製造
ラインのタクトを向上して、生産性の向上をはかること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を、図面を参照して説明する。図1および図2は、
本発明の光記録媒体の製造方法に用いるキャリアテープ
の一例を示している。このキャリアテープ1は、光記録
媒体の製造に際して予め準備されるものである。図にお
いて、1はキャリアテープ全体を示しており、該キャリ
アテープ1にあっては、離型性テープ2の面上に、光記
録媒体の基板のディスク形状に対応する形状の接着剤層
3が配置されている。離型性テープ2は、支持体2aと
離型層2bとからなる。接着剤層3は、本実施態様で
は、所定ピッチにて一列に配置れている。また、本実施
態様においては、接着剤層3の平面形状は、後述の基板
の外形形状よりも若干小さく形成されており、中央部の
孔部3a(接着剤の存在しない部分)の径は、基板の中
央部孔の径よりも若干大き目に設定されている。
形態を、図面を参照して説明する。図1および図2は、
本発明の光記録媒体の製造方法に用いるキャリアテープ
の一例を示している。このキャリアテープ1は、光記録
媒体の製造に際して予め準備されるものである。図にお
いて、1はキャリアテープ全体を示しており、該キャリ
アテープ1にあっては、離型性テープ2の面上に、光記
録媒体の基板のディスク形状に対応する形状の接着剤層
3が配置されている。離型性テープ2は、支持体2aと
離型層2bとからなる。接着剤層3は、本実施態様で
は、所定ピッチにて一列に配置れている。また、本実施
態様においては、接着剤層3の平面形状は、後述の基板
の外形形状よりも若干小さく形成されており、中央部の
孔部3a(接着剤の存在しない部分)の径は、基板の中
央部孔の径よりも若干大き目に設定されている。
【0015】また、本実施態様では、離型性テープ2面
上の接着剤層3の上に、さらに他の離型性テープ4が、
後述の使用時に剥離可能に積層されている。離型性テー
プ4もまた、支持体4aと離型層4bとからなる。
上の接着剤層3の上に、さらに他の離型性テープ4が、
後述の使用時に剥離可能に積層されている。離型性テー
プ4もまた、支持体4aと離型層4bとからなる。
【0016】上記基板貼り合わせ用の接着剤としては、
たとえば、(1)スチレン−ブタジエンゴム系、ポリイ
ソブチレンゴム系、イソプレンゴム系などよりなるゴム
系粘着剤、(2)1種以上のアクリル酸エステルよりな
る熱可塑性アクリル系粘着剤および熱可塑性アクリル系
粘接着剤、(3)1種以上のアクリル酸エステルよりな
る熱反応性および/または化学線反応型アクリル系粘着
剤、および熱反応性および/または化学線反応型アクリ
ル系粘接着剤、(4)ポリ酢酸ビニル、ビニルブチラー
ルなどよりなるビニル系粘着剤、(5)シリコーン系お
よび変成シリコーンよりなるシリコーン系粘着剤および
シリコーン系粘接着剤、(6)エポキシ系およびウレタ
ン系よりなる反応性接着剤および反応性粘接着剤、等を
使用できる。当然ながら、本発明の趣旨の接着性を発現
できる他の接着剤材料を用いることができることは言う
までもない。
たとえば、(1)スチレン−ブタジエンゴム系、ポリイ
ソブチレンゴム系、イソプレンゴム系などよりなるゴム
系粘着剤、(2)1種以上のアクリル酸エステルよりな
る熱可塑性アクリル系粘着剤および熱可塑性アクリル系
粘接着剤、(3)1種以上のアクリル酸エステルよりな
る熱反応性および/または化学線反応型アクリル系粘着
剤、および熱反応性および/または化学線反応型アクリ
ル系粘接着剤、(4)ポリ酢酸ビニル、ビニルブチラー
ルなどよりなるビニル系粘着剤、(5)シリコーン系お
よび変成シリコーンよりなるシリコーン系粘着剤および
シリコーン系粘接着剤、(6)エポキシ系およびウレタ
ン系よりなる反応性接着剤および反応性粘接着剤、等を
使用できる。当然ながら、本発明の趣旨の接着性を発現
できる他の接着剤材料を用いることができることは言う
までもない。
【0017】また、離型性テープ2、4の支持体2a、
4aとしては、たとえば、(1)含浸紙、コート紙、ク
ラフト紙など、あるいは、(2)ポリエステルフイル
ム、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイルムお
よびポリ塩化ビニルフイルムなど、を使用できる。当然
ながら、ここでの材料以外で離型性を損なうものでなけ
れば、本発明の趣旨に沿い利用できることは言うまでも
ない。
4aとしては、たとえば、(1)含浸紙、コート紙、ク
ラフト紙など、あるいは、(2)ポリエステルフイル
ム、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイルムお
よびポリ塩化ビニルフイルムなど、を使用できる。当然
ながら、ここでの材料以外で離型性を損なうものでなけ
れば、本発明の趣旨に沿い利用できることは言うまでも
ない。
【0018】接着剤層3は、離型性テープ2上に予め所
定形状、所定間隔で形成されるが、この所定パターンの
接着剤層3の形成は、たとえば、(1)グラビア印刷、
スクリーン印刷による方法、(2)感光性接着剤を用
い、それを所定のパターンで露光させる方法、(3)支
持体/離型層/接着剤層をたとえばトムソン刃で打ちぬ
き加工したものを別の離型性テープ上に転写して接着剤
層を所定のパターン状に形成する方法、等によることが
できる。
定形状、所定間隔で形成されるが、この所定パターンの
接着剤層3の形成は、たとえば、(1)グラビア印刷、
スクリーン印刷による方法、(2)感光性接着剤を用
い、それを所定のパターンで露光させる方法、(3)支
持体/離型層/接着剤層をたとえばトムソン刃で打ちぬ
き加工したものを別の離型性テープ上に転写して接着剤
層を所定のパターン状に形成する方法、等によることが
できる。
【0019】上記のように構成されたキャリアテープ1
を用いて、光記録媒体の基板が次のように貼り合わされ
る。まず、図3に示すように、キャリアテープ1におけ
る他方の離型性テープ4を剥離して、離型性テープ2に
接着剤層3が担持された状態にする。
を用いて、光記録媒体の基板が次のように貼り合わされ
る。まず、図3に示すように、キャリアテープ1におけ
る他方の離型性テープ4を剥離して、離型性テープ2に
接着剤層3が担持された状態にする。
【0020】次に、図4に示すように、離型性テープ2
上のある接着剤層3と、ディスク状の基板5とを、相互
の位置を検出して、位置合わせを行う。接着剤層と基板
5とを接触させて、基板5上に接着剤層3を転写し、離
型性テープ2を剥離する。すると、図5に示すように、
基板5の所定面上に接着剤層3が、正確に所定位置に形
成された状態となる。
上のある接着剤層3と、ディスク状の基板5とを、相互
の位置を検出して、位置合わせを行う。接着剤層と基板
5とを接触させて、基板5上に接着剤層3を転写し、離
型性テープ2を剥離する。すると、図5に示すように、
基板5の所定面上に接着剤層3が、正確に所定位置に形
成された状態となる。
【0021】しかる後に、図6に示すように、貼り合わ
せるべき他方の基板6を所定位置に積層し、その状態で
図7に示すように、たとえば平板プレス7で両側から所
定の押圧圧力にて押圧する。この場合、平板プレス7と
基板との間(上下両側あるいは少なくとも一方)に押圧
力の均一化を図る目的で弾性シートを介し、プレスする
方法を用いることも、当然ながら可能である。
せるべき他方の基板6を所定位置に積層し、その状態で
図7に示すように、たとえば平板プレス7で両側から所
定の押圧圧力にて押圧する。この場合、平板プレス7と
基板との間(上下両側あるいは少なくとも一方)に押圧
力の均一化を図る目的で弾性シートを介し、プレスする
方法を用いることも、当然ながら可能である。
【0022】これによって、図8に示すように、一対の
基板5、6が貼り合わされた光記録媒体8が作成され
る。基板5、6の少なくとも一方は情報記録部(記録
面)を有し、その記録面を内側にして貼り合わされる。
基板5、6が貼り合わされた光記録媒体8が作成され
る。基板5、6の少なくとも一方は情報記録部(記録
面)を有し、その記録面を内側にして貼り合わされる。
【0023】本発明の光記録媒体の構成としては、特に
限定されないが、たとえば、基板上に誘電体層、記録
層、誘電体層、および反射冷却層を設け、さらにその上
に有機樹脂保護層を積層する構成を示すことができる。
このように構成されたものを一対作成し、接着剤層が内
側になるように対向させて貼り合わせることができる。
記録、消去、オーバライトが可能な相変化型光記録媒体
を例に構成例を説明しておく。
限定されないが、たとえば、基板上に誘電体層、記録
層、誘電体層、および反射冷却層を設け、さらにその上
に有機樹脂保護層を積層する構成を示すことができる。
このように構成されたものを一対作成し、接着剤層が内
側になるように対向させて貼り合わせることができる。
記録、消去、オーバライトが可能な相変化型光記録媒体
を例に構成例を説明しておく。
【0024】本発明に使用される基板としては、基板側
から記録再生を行うためにはレーザ光が透過する材料を
用いることが好ましく、例えばポリメチルメタアクリレ
ート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン樹
脂、エポキシ樹脂などの有機高分子樹脂やガラスなどを
用いることができる。
から記録再生を行うためにはレーザ光が透過する材料を
用いることが好ましく、例えばポリメチルメタアクリレ
ート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン樹
脂、エポキシ樹脂などの有機高分子樹脂やガラスなどを
用いることができる。
【0025】誘電体層は、基板や記録層が記録による熱
によって変形したり記録消去再生特性が劣化したりする
のを防止したり、記録層の耐湿熱性や耐酸化性をもたせ
る役割を果たす。このような誘電体層としてはZnS、
SiO2 、Ta2 O5 、ITO、ZrC、TiC、Mg
F2 などの無機膜やそれらの混合膜が使用できる。とく
にZnSとSiO2 およびZnSとMgF2 の混合膜は
耐湿熱性に優れており、さらに記録消去再生時の記録層
の劣化を抑制するので好ましい。
によって変形したり記録消去再生特性が劣化したりする
のを防止したり、記録層の耐湿熱性や耐酸化性をもたせ
る役割を果たす。このような誘電体層としてはZnS、
SiO2 、Ta2 O5 、ITO、ZrC、TiC、Mg
F2 などの無機膜やそれらの混合膜が使用できる。とく
にZnSとSiO2 およびZnSとMgF2 の混合膜は
耐湿熱性に優れており、さらに記録消去再生時の記録層
の劣化を抑制するので好ましい。
【0026】記録層としては、Ge−Sb−Te系薄
膜、M−Ge−Sb−Te系薄膜、MはPd、Cu、A
g、Tl、Coなどの金属元素、In−Sb−Te系薄
膜等が挙げられる。特にGe−Sb−Te系薄膜、Pd
−Ge−Sb−Te系薄膜、Pd−Ge−Sb−Te−
Nb系薄膜が記録消去再生を繰り返しても劣化が起こり
難く、さらに熱安定性が優れているので好ましい。
膜、M−Ge−Sb−Te系薄膜、MはPd、Cu、A
g、Tl、Coなどの金属元素、In−Sb−Te系薄
膜等が挙げられる。特にGe−Sb−Te系薄膜、Pd
−Ge−Sb−Te系薄膜、Pd−Ge−Sb−Te−
Nb系薄膜が記録消去再生を繰り返しても劣化が起こり
難く、さらに熱安定性が優れているので好ましい。
【0027】反射冷却層としては金属または金属酸化
物、金属窒化物、金属炭化物などと金属の混合物、例え
ばZr、Cr、Ta、Mo、Si、Al、Auなどの金
属やこれらの合金、これらとZr酸化物、Si酸化物、
Si窒化物、Al酸化物などを混合したものを使用でき
る。特にAl、Au、Taやそれらの合金などは膜の形
成が容易であり好ましい。
物、金属窒化物、金属炭化物などと金属の混合物、例え
ばZr、Cr、Ta、Mo、Si、Al、Auなどの金
属やこれらの合金、これらとZr酸化物、Si酸化物、
Si窒化物、Al酸化物などを混合したものを使用でき
る。特にAl、Au、Taやそれらの合金などは膜の形
成が容易であり好ましい。
【0028】誘電体層、記録層、反射冷却層の厚さは誘
電体層12aが50〜300nm、誘電体層12bが1
0〜300nmであり、記録層が10〜100nmであ
り、かつ反射冷却層が20〜150nmであることが記
録消去再生特性上から好ましい。
電体層12aが50〜300nm、誘電体層12bが1
0〜300nmであり、記録層が10〜100nmであ
り、かつ反射冷却層が20〜150nmであることが記
録消去再生特性上から好ましい。
【0029】誘電体層、記録層、反射冷却層を基板上に
形成する方法としては、真空中での薄膜形成方法、例え
ば真空蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリン
グ法などを用いることができる。特に組成、膜厚のコン
トロールが容易なことからスパッタリング法が好まし
い。
形成する方法としては、真空中での薄膜形成方法、例え
ば真空蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリン
グ法などを用いることができる。特に組成、膜厚のコン
トロールが容易なことからスパッタリング法が好まし
い。
【0030】有機樹脂保護層としては、重合性モノマー
およびオリゴマーを主成分とする化学線硬化性樹脂組成
物や、熱硬化性樹脂組成物を用いることができる。
およびオリゴマーを主成分とする化学線硬化性樹脂組成
物や、熱硬化性樹脂組成物を用いることができる。
【0031】本発明において使用される重合性モノマー
としては、例えばアクリロイルオキシ基、またはメタア
クリロイルオキシ基(以下、両方の基を総称して(メ
タ)アクリロイルオキシ基と記載する。)を有する化合
物が好ましく用いられ、その具体例としては以下に示す
(メタ)アクリル酸エステル類を挙げることができる。
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)ア
クリレート、イソボロニル(メタ)アクリレート、テト
ラヒドロフロフリル(メタ)アクリレート、テトラヒド
ロフルフリル誘導体の(メタ)アクリレート、1H・1
H・5H−オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレー
ト、1・6ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が
挙げられるがこれらに限定されるものではない。
としては、例えばアクリロイルオキシ基、またはメタア
クリロイルオキシ基(以下、両方の基を総称して(メ
タ)アクリロイルオキシ基と記載する。)を有する化合
物が好ましく用いられ、その具体例としては以下に示す
(メタ)アクリル酸エステル類を挙げることができる。
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)ア
クリレート、イソボロニル(メタ)アクリレート、テト
ラヒドロフロフリル(メタ)アクリレート、テトラヒド
ロフルフリル誘導体の(メタ)アクリレート、1H・1
H・5H−オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレー
ト、1・6ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が
挙げられるがこれらに限定されるものではない。
【0032】また、有機樹脂保護層の硬化性の向上や弾
性率を調整する目的で前述のモノマーと共重合可能な他
のモノマーを混合して用いることができる。例えば、ジ
イソシアネート化合物と2個以上のアルコール性水酸基
を有する化合物を予め反応させて得られる末端イソシタ
ネート基含有化合物にアルコール性水酸基を含有する
(メタ)アクリレートを反応させて得られる1分子中に
2個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するウレ
タン(メタ)アクリレート類、炭素数2〜12のアルキ
レングリコールの(メタ)アクリル酸ジエステル類、ポ
リオキシアルキレングリコールの(メタ)アクリル酸シ
エステル類、多価アルコールの2個以上の(メタ)アク
リロイルオキシ基を有する(メタ)アクリル酸ポリエス
テル類、ビスフェノールAあるいはビスフェノールAの
水素化物のエチレンオキシドおよびプロピレンオキシド
付加物の(メタ)アクリル酸ジエステル類、分子中に2
個以上のエポキシ基を有する化合物にアクリル酸または
メタクリル酸を反応させて得られる分子内に2個以上の
(メタ)アクリロイルオキシ基を有するエポキシ=(メ
タ)アクリレート類等が挙げられるがこれらに限定され
るではない。
性率を調整する目的で前述のモノマーと共重合可能な他
のモノマーを混合して用いることができる。例えば、ジ
イソシアネート化合物と2個以上のアルコール性水酸基
を有する化合物を予め反応させて得られる末端イソシタ
ネート基含有化合物にアルコール性水酸基を含有する
(メタ)アクリレートを反応させて得られる1分子中に
2個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するウレ
タン(メタ)アクリレート類、炭素数2〜12のアルキ
レングリコールの(メタ)アクリル酸ジエステル類、ポ
リオキシアルキレングリコールの(メタ)アクリル酸シ
エステル類、多価アルコールの2個以上の(メタ)アク
リロイルオキシ基を有する(メタ)アクリル酸ポリエス
テル類、ビスフェノールAあるいはビスフェノールAの
水素化物のエチレンオキシドおよびプロピレンオキシド
付加物の(メタ)アクリル酸ジエステル類、分子中に2
個以上のエポキシ基を有する化合物にアクリル酸または
メタクリル酸を反応させて得られる分子内に2個以上の
(メタ)アクリロイルオキシ基を有するエポキシ=(メ
タ)アクリレート類等が挙げられるがこれらに限定され
るではない。
【0033】また、有機樹脂保護層組成物中には1種ま
たは2種以上の光重合開始剤を加えることができる。光
重合開始剤としは各種のものが使用でき、例えばアセト
フェノン、ベンゾフェノンなどのベンゾイン系、テトラ
メチルモノスルフィドなどのスルフィド系、チオキサン
などのチオキサン系、ベンゾインパーオキサイドジ−t
−ブチルオキサイドなどのオキサイド系等が挙げられ
る。光重合開始剤の添加量は重合性モノマー100重量
部に対して0.01〜10重量部が適当である。
たは2種以上の光重合開始剤を加えることができる。光
重合開始剤としは各種のものが使用でき、例えばアセト
フェノン、ベンゾフェノンなどのベンゾイン系、テトラ
メチルモノスルフィドなどのスルフィド系、チオキサン
などのチオキサン系、ベンゾインパーオキサイドジ−t
−ブチルオキサイドなどのオキサイド系等が挙げられ
る。光重合開始剤の添加量は重合性モノマー100重量
部に対して0.01〜10重量部が適当である。
【0034】有機樹脂保護層組成物の硬化は、基板上に
形成した記録層上に該組成物を塗布した後、化学線、す
なわち紫外線、電子線、あるいはガンマ線などの活性エ
ネルギー線を照射したり、加熱したりして行う。
形成した記録層上に該組成物を塗布した後、化学線、す
なわち紫外線、電子線、あるいはガンマ線などの活性エ
ネルギー線を照射したり、加熱したりして行う。
【0035】塗布方法は各種の方法、例えばスピンコー
ト法、ロールコート法、スプレーコート法などを用いる
ことができる。有機樹脂保護層の膜厚は0.5〜30μ
mの範囲が好ましい。
ト法、ロールコート法、スプレーコート法などを用いる
ことができる。有機樹脂保護層の膜厚は0.5〜30μ
mの範囲が好ましい。
【0036】さて、本発明においては、前述の如く、所
定形状の接着剤層が配置されたキャリアテープを用いて
一対の基板の貼り合わせが行われる。接着剤層3は、図
1〜図3に示したように予め所定形状に形成されて配置
されたものであるから、図4、図5に示したように、単
に基板5と位置合わせし、基板5の記録面側に転写する
だけで、容易に基板5上に所望の接着剤層3が形成され
る。そして図6に示したように、他方の基板6を積層し
て、図7に示したように押圧すれば、容易に所定の貼り
合わせタイプ光記録媒体8が完成される。
定形状の接着剤層が配置されたキャリアテープを用いて
一対の基板の貼り合わせが行われる。接着剤層3は、図
1〜図3に示したように予め所定形状に形成されて配置
されたものであるから、図4、図5に示したように、単
に基板5と位置合わせし、基板5の記録面側に転写する
だけで、容易に基板5上に所望の接着剤層3が形成され
る。そして図6に示したように、他方の基板6を積層し
て、図7に示したように押圧すれば、容易に所定の貼り
合わせタイプ光記録媒体8が完成される。
【0037】キャリアテープ1に予め所定の接着剤層3
を配置しているので、従来のライン中でロールコータ等
により塗工する場合に比べ、極めて容易にかつ短時間の
うちに所望の接着剤層3が基板5上に形成される。した
がって、製造ラインのタクトタイムが大幅に短縮され
る。
を配置しているので、従来のライン中でロールコータ等
により塗工する場合に比べ、極めて容易にかつ短時間の
うちに所望の接着剤層3が基板5上に形成される。した
がって、製造ラインのタクトタイムが大幅に短縮され
る。
【0038】また、接着剤層3と基板5との位置合わせ
も簡単に精度良く行うことができ、かつ、接着剤層3の
形状やサイズさらには厚みも予め最適なものに設定して
おくことができるので、接着剤の基板からのはみ出し
や、貼り合わせ時のしみ出し、場所による厚さ不均一等
も確実に防止される。
も簡単に精度良く行うことができ、かつ、接着剤層3の
形状やサイズさらには厚みも予め最適なものに設定して
おくことができるので、接着剤の基板からのはみ出し
や、貼り合わせ時のしみ出し、場所による厚さ不均一等
も確実に防止される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光記録媒
体の製造方法およびそれに用いるキャリアテープによる
ときは、基板の形状に応じて適切な接着剤層を予め精度
良く形成でき、接着剤のはみ出しや貼り合わせ時のしみ
出しあるいは厚さ不均一を確実に防止できる。したがっ
て、回転質量的に均一な、しかも変形の生じにくい良好
な品質の光記録媒体を実現できる。
体の製造方法およびそれに用いるキャリアテープによる
ときは、基板の形状に応じて適切な接着剤層を予め精度
良く形成でき、接着剤のはみ出しや貼り合わせ時のしみ
出しあるいは厚さ不均一を確実に防止できる。したがっ
て、回転質量的に均一な、しかも変形の生じにくい良好
な品質の光記録媒体を実現できる。
【0040】また、所定の接着剤層を予め形成でき、そ
れを単に転写させて貼り合わせに供するだけでよいの
で、接着剤層形成工程が極めて簡素化されるとともに、
基板貼り合わせ工程も容易化される。その結果、これら
工程に要する時間が大幅に短縮され、製造ラインのタク
トタイムを短縮して、生産性を大幅に向上できる。
れを単に転写させて貼り合わせに供するだけでよいの
で、接着剤層形成工程が極めて簡素化されるとともに、
基板貼り合わせ工程も容易化される。その結果、これら
工程に要する時間が大幅に短縮され、製造ラインのタク
トタイムを短縮して、生産性を大幅に向上できる。
【図1】本発明の一実施態様に係るキャリアテープの部
分断面図である。
分断面図である。
【図2】図1のキャリアテープの部分平面図である。
【図3】図1のキャリアテープを用いて基板上に接着剤
層を形成するための準備工程を示すキャリアテープの部
分断面図である。
層を形成するための準備工程を示すキャリアテープの部
分断面図である。
【図4】基板上に接着剤層を転写する様子を示す部分断
面図である。
面図である。
【図5】接着剤層が転写された基板の断面図である。
【図6】接着剤層を介して一対の基板を貼り合わせた様
子を示す断面図である。
子を示す断面図である。
【図7】図6の基板を平板プレスにより押圧する様子を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図8】貼り合わせが完了した光記録媒体の斜視図であ
る。
る。
1 キャリアテープ 2、4 離型性テープ 2a、4a 支持体 2b、4b 離型層 3 接着剤層 3a 中央部孔 5、6 基板 7 平板プレス 8 光記録媒体
Claims (4)
- 【請求項1】 一対の基板を貼り合わせてなり、両基板
の少なくとも一方に情報記録部を設けた光記録媒体を製
造するに際し、テープ面上に基板のディスク形状に対応
する形状の接着剤層を配置した離型性キャリアテープを
用い、キャリアテープ上の接着剤層を一方の基板上に転
写した後、該基板と他方の基板とを転写された接着剤層
を介して貼り合わせることを特徴とする、光記録媒体の
製造方法。 - 【請求項2】 前記接着剤層の形状が基板の形状よりも
小さい、請求項1の光記録媒体の製造方法。 - 【請求項3】 離型性テープ面上に、光記録媒体の基板
のディスク形状に対応する形状の接着剤層が配置されて
いることを特徴とする、光記録媒体貼り合わせのための
接着剤層担持用キャリアテープ。 - 【請求項4】 前記離型性テープ面上の接着剤層上に、
さらに他の離型性テープが、使用時に剥離可能に積層さ
れている、請求項3のキャリアテープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26612095A JPH0991774A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 光記録媒体の製造方法およびそれに用いるキャリアテープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26612095A JPH0991774A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 光記録媒体の製造方法およびそれに用いるキャリアテープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0991774A true JPH0991774A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17426607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26612095A Pending JPH0991774A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 光記録媒体の製造方法およびそれに用いるキャリアテープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0991774A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005517389A (ja) * | 2001-11-20 | 2005-06-16 | アトゲン カンパニー リミティッド | 環境ストレス耐性を有する新規のペプチド及びこれを含む融合蛋白質 |
WO2005073902A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2005-08-11 | Toray Engineering Co.,Ltd. | 電子回路基板中間部材、その製造方法、その製造装置、非接触idカード類の製造方法、およびその装置 |
JP2012069515A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-04-05 | Toray Ind Inc | 透明導電積層体およびその製造方法 |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP26612095A patent/JPH0991774A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005517389A (ja) * | 2001-11-20 | 2005-06-16 | アトゲン カンパニー リミティッド | 環境ストレス耐性を有する新規のペプチド及びこれを含む融合蛋白質 |
WO2005073902A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2005-08-11 | Toray Engineering Co.,Ltd. | 電子回路基板中間部材、その製造方法、その製造装置、非接触idカード類の製造方法、およびその装置 |
JPWO2005073902A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2008-01-10 | 東レエンジニアリング株式会社 | 電子回路基板中間部材、その製造方法、その製造装置、非接触idカード類の製造方法、およびその装置 |
JP2012069515A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-04-05 | Toray Ind Inc | 透明導電積層体およびその製造方法 |
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